- 1◆J7qCZtZxmc25/09/28(日) 23:29:49
炭治郎「あれ、善逸はまだ来てないのか?」
玄弥「らしいぜ。あいつが︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎面白い遊び教えてやるから!"つって集めたくせに忘れもんしたとかで遅刻だとよ」
伊之助「腹減った!紋逸が早くこいって言うからババアのおかき5個しか食べずに来てやったのに…親分を待たせるなんて生意気な子分だぜ!」
炭治郎「こら伊之助、ババアなんて言うんじゃない。にしてもひささんのおかきを5個だけで済ませるなんて、よっぽど楽しみだったんだなぁ」
伊之助「フンッ!子分の頼みは聞いてやるのが親分伊之助様流だぜ」
玄弥「何言ってんだか……おかき5個も食ったら十分だろが」
ドタドタドタ
バーーーーンッ!!!!
善逸「ごめん遅れたぁ!!!という訳でさっさと始めて終わらすぞCoC説明!」
善逸「伊之助でもわかる用にって頑張った俺の努力を褒めろよなお前ら!」
伊之助「権八郎次それよこせ」
炭治郎「もちろんいいぞ。今日のあんパンは自信作なんだ、よく噛んで食べてくれ」
玄弥「よく食えるなお前。そんなんで晩メシ入るのかよ」
伊之助「あ?これくらい余裕だわ。俺は親分なんだぞ?玄米と一緒にすんな!」
玄弥「んだとゴラァ?!!」
炭治郎「2人とも喧嘩はやめるんだ!」
善逸「聞けよ俺の話!!ごめんなさいね待たせちゃって?!怒ってる?怒ってるよねごめんよちゃんと謝るからさぁだから無視しないでおくれよぉぉ!!!!」
(このスレは唐突にTRPGを回したいという欲望に取り憑かれた新米KPスレ主による五感男子組による《毒入りスープ》を回す予定となっております。) - 2二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 23:31:11
鬼滅カテでTRPGスレ待ってた期待
- 3◆J7qCZtZxmc25/09/28(日) 23:35:01
このスレにはクトゥルフ神話TRPGやろうずに掲載されている泥紳士さん制作のシナリオ《毒入りスープ》についてのネタバレがありますご注意ください。
スレ主はKPを初めてしますので処理ミスやルールを間違っていたりすることが多々あると思いますすみません。TRPGスレみたいなぁ……無いなぁ……よっしゃ俺がやるしかねぇ!でしてるため勢いしかないです何も考えておりません。これで五感男子組にやってもらいながらCoCのルール再確認+KPとして進める練習みたいなとこもあります - 4◆J7qCZtZxmc25/09/28(日) 23:56:01
善逸「遅刻した俺が悪いけどさ〜無視は酷すぎない???泣くよ?泣いちゃうよ俺、お前らの服ビッショビショにしてやるからな」
玄弥「あーはいはい悪かったな。で、一体なんだ?」
善逸「俺の頑張りのこと?」
玄弥「ちげーわバカ!そのしーおーしー?とか言うやつだよ!それが言ってた面白い遊びか?」
炭治郎「善逸、ちゃんと説明をするんだ。TRPGのことだろう?俺も禰豆子からそういう遊びがあるって事ぐらいしか聞いたことないし詳しいことは知らないんだ」
善逸「え、禰豆子ちゃんも遊んだことあるの?!うぇへへ、クソ兄貴も偶には役に立つなぁ〜!回すやつ居ないからって俺も遊んだことないシナリオのKPをやらされ続けて読みたくもないシナリオを読まされネタバレを食らわされ続けファンブル処理にケチつけられて蹴られた日々は無駄じゃなかった!」
玄弥「よく分からんが大変だったな」
伊之助「で、それ美味いのか?」
善逸「ばかなの?話聞いてた?遊びだっつの食いもんじゃありませんー!」
善逸「とりあえずさっさと説明して始めるぞ、ちゃーんと聞けよな」 - 5二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 00:03:36
支援
- 6◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:04:04
善逸「そもそもTRPGとはなにか!わかるやつ手ぇあげろ!」
………
善逸「うん知ってた」
玄弥「そりゃそうだろ、知ってたらなんも聞いてねぇよ」
善逸「ちょっとでも説明楽したかったのにぃぃ……まぁいいか。TRPGとは!テーブルトークRPG、もしくはTabletop role-playing gameのことである!」
炭治郎「RPG…って、竹尾がやってる勇者が魔王を倒しに行くゲームとかのことか?」
伊之助「ゲームぅ?新しい格闘技とかじゃねぇのかよつまんねぇ」
善逸「つまんないかどうかは1回やってから判断してくれよ、やったら面白いかもしれないからさぁ。」
善逸「で、炭治郎言う通りTRPGはゲームなんだ。今回はTRPGの中でCoC、クトゥルフ神話TRPGについて説明するのと実際に遊んでみてもらおうと思って呼んだんだ」 - 7◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:13:20
善逸「で、これがルールブック、説明書ね」
ドドーーンッ!!
玄弥「分厚すぎないか???辞書ぐらいあんぞこれ」
伊之助「これ読まねぇと遊べねぇのか?だったら俺はやらねぇぞ」
善逸「大丈夫大丈夫、説明書だから全部読んだ方がいいけど必要なとこだけパパっと読んでもできるから。」
炭治郎「え?読まなくて平気なのか?こんなに分厚いのに。俺の頭突きより強そうだ」
善逸「いや流石にお前の頭突きのがやべーよ。まあそこら辺はKPによるのかなぁ。絶対大丈夫って訳じゃないけど、俺はあんま気にしないかな」
玄弥「さっきから言ってるKPってなんだ?」
善逸「あ、つい。KP(ケーピー、キーパー)はクトゥルフ神話TRPGにおける進行役のこと。今回は俺がやるから、お前らはPLな」
伊之助「強えのか?!」
善逸「ゲームを進める人、神とかGM(ゲームマスター)とか呼ばれるような奴だから強いっちゃ強いのかもだけど、そうでもないんだよな…主にPLなら無茶ぶりされたりダメージを低くしろって脅されたりするし……」
炭治郎「なんだか大変そうだが任せてもいいのか?善逸が遊びたくて誘ってくれたんだろ」
善逸「いーのいーの、むしろ俺KPばっかだし。てかお前らルール知らないんだから任せれないだろ」 - 8◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:16:53
販促は必須らしいので
スレ主は七版を遊んだ事がないから具体的な違いは知らないよ。数字が七のがでっかい事しか知らないよ。詳しいことはそういう説明動画とか見た方がいいと思う
六版
クトゥルフ神話 TRPGライトノベル「クトゥルフ神話 TRPG」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。シリーズ累計70万部突破!www.kadokawa.co.jp七版
新クトゥルフ神話TRPG ルールブックライトノベル「新クトゥルフ神話TRPG ルールブック」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。星辰が再び正される!『クトゥルフ神話TRPG』がリニューアル!www.kadokawa.co.jpちなみに七版を六版だと勘違いして買ったスレ主はアプリ版を使ってTRPGをしてるよ。分厚いからアプリだと快適。
- 9◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:19:15
でも基本的なルールはどっちも同じだから、今から始めたいなって人は初心者募集してるとこに行って教えて貰いながらしても大丈夫だよ。実際七版を抱えたスレ主は初めてしたシナリオ、か〇君が六版だったから教えて貰いながらしたよ。お陰でハマりました
- 10◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:26:28
玄弥「で、今からそのゲームをやるんだよな?」
善逸「そうなんだけど、その前にすることがある。それは……PC作成だ」
善逸「PC(ピーシー、プレイヤーキャラクター)はお前らがゲームをやる上での分身。ゲームする時に職業、ジョブとか外見選んだりするだろ?そんな感じ。それを今から作ってもらう」
伊之助「作るったってどう作るんだよ。」
善逸「俺が家に忘れてたこれを使うんだよ」
ころころ……
炭治郎「サイコロか?」
ころころ……
ころころ……
ころころころ……
玄弥「いや多い多い多い、そしてなんか普通のじゃねぇぞこれ?!」
善逸「結構色んな数要るんだよな〜これとか丸に近いからすぐ転がってどっか行くし。1人3種類ずつぐらい持っててくれ、兄貴が色々買ってるから多すぎて邪魔だしそのまま持っててもいいよ」
炭治郎(勝手にいいのかなぁ貰っちゃって。またお兄さんと喧嘩しそうだけど) - 11◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:27:55
ダイスは色々あるしルールも色々、例えばクリティカルファンブルだけでなくスペシャルの適用の有無とか……処理がよくわかんないからここではスペシャルは採用しません
- 12◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:36:14
善逸「ゲームでも攻撃とか特攻とか魔力防御力ってステータスが決まってるだろ?CoCでは自分の使うキャラのステータスをこのダイスを振って決めるんだ」
炭治郎「運次第ってことか?」
善逸「そうなるな。全てはダイス神の言う通りだから」
玄弥「つまり、運が良ければ強いキャラが作れて、悪ければ弱いキャラになるってことか。結構不公平じゃね?俺運良くないからクリアできるか不安なんだけど…」
善逸「まぁ正直不公平だけど、それ含めて楽しむゲームだからさ。能力が高くても結局はダイス次第だから絶対活躍してクリアできるって訳じゃ無いし。」
伊之助「でも高い方がつえーんだろ?」
善逸「まぁ使い勝手はいいよ」
炭治郎「じゃあ最初から高い数字が出るようにしないとだな!」
玄弥「ぜってぇ負けねぇからな」
善逸「数字の高さを来そうゲームじゃないからね?そういう面もあるけどさ。いい感じにやる気出てるみたいだし、さくっと能力値について説明するな」
善逸「基本的にクトゥルフ神話TRPGでのステータスはアルファベット3文字で表されてて、STR、CON、POW、DEX、APP、SIZ、INT、EDUがある」
善逸「STRはStrength、筋力を表す。CONはConstitution、体力だの健康状態、身体の丈夫さ」
善逸「POWはPower、精神力。DEXはDexterity、敏捷性や器用さ。APPはAppearance、外見や好感度」
善逸「SIZはsize、体格。INTはIntelligence、知性。EDUはEducation、教育」
善逸「INTとEDUの違いはひらめき力と教養。ここに関してはちょっと複雑だからまた後で」 - 13二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 00:36:29
ちなみにスレ主が今回使用するルールブックは7版って事でいいんだよね?
- 14二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 00:37:18
ゴルフボール使おうぜ!!!
- 15◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:40:22
- 16◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:47:10
善逸「とりあえず上から順番に、STRから決めてくな。手元の六面ダイス、よくみるやつを3回振ってくれ。3個を合計した数字をこの紙、キャラクターシートのSTRの欄に書いといてくれ」
善逸「六面ダイスを三個、または三回振れ、って指示は"3d6"って表す。dの後の数字が何面ダイスかを表して、dの前の数字が何個、何回振るのかを表してるんだ」
善逸「TRPGはこの表し方をよく使うから覚えててくれ」
善逸「じゃ、早速一番最初の運試しといくか!STR決定ダイス3D6でどうぞ。いい数字出せよ〜」
炭治郎「よ〜し、いけ!3d6= 」ころころ…
玄弥「いい数字が出ますように!3d6= 」ころころ…
伊之助「俺は山の王だ、力なら当然強いに決まってるぜ!3d6= 」ココロコロコロコロコロコロコロ… - 17◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:48:11
ここはあにまんだぞ!ココフォリアじゃないんだ!!!!!
上から順に
dice3d6=6 6 4 (16)
dice3d6=3 5 1 (9)
dice3d6=2 1 4 (7)
- 18二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 00:51:20
炭治郎ヤバくて草
- 19◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 00:57:43
善逸「炭治郎いいじゃーん!流石にパン屋の長男、毎日パンを焼いてるだけあるぜ」
炭治郎「えへへ……思ってたより高い数字が出て嬉しいけど…」
伊之助「ウガアァァァァァ!!!!!」
玄弥「くっそぉ…大体10位になるとは思ったけど、ギリギリ1桁じゃねぇか…!!」
善逸「3d6の期待値は10.5だから、炭治郎はゴリラで玄弥が平均よりちょっと下、そしてまさかの伊之助が貧弱……ほ、ほら!まだまだステータスはこれだけじゃないし……」
玄弥「ちっ、運だから仕方ねぇけどまさか伊之助が1番低い数字だなんてな……現実と全くちげぇよ」
伊之助「うっせぇ的弥!おら次だ次、次のダイスは俺が1番だ!!!」
炭治郎「力だけで決まるわけじゃないだろうし、次いい数字を出せばいいんだ」
善逸「そうそう、これだけじゃないから!じゃ次CONね。これも3D6で」
炭治郎「今度も上手く行きますよーにdice3d6=5 4 6 (15) 」ころころ…
玄弥「次はせめて平均以上!dice3d6=4 2 5 (11) 」ころころ…
伊之助「おりゃぁぁぁぁ!!dice3d6=1 3 3 (7) 」コロコロコロコロコロコロ
- 20二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 01:05:05
フィジカルつよ炭治郎と貧弱伊之助で草
- 21◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 01:07:27
善逸「……」
炭治郎「あはは……」
玄弥「なんとか…!」
伊之助「ムキィィィァァァァァア!!!!」
善逸「逆にすげぇよお前、連続でだすなんて。」
玄弥「数字が低いとゲームでも大変そうだな…」
善逸「いや、そうでもないんだよ。高くて嬉しいのは能力値決定ダイスで、PC作成の時ぐらい。クトゥルフ神話TRPGではゲーム中とかは低い方が嬉しいんだよね」
伊之助「つまりこのまま行けば俺様が最強か?」
善逸「まぁ今度は上振れまくりそうだけど」
伊之助「イ゛イ゛ィ゛ィ゛ィィィ!!!!」
炭治郎「難しいものだな……次はPOWか?」
玄弥「精神力、だよな?なんか重要そうだな。さっきの話からして低いとやばそうだぞ」
炭治郎「禰豆子もチラッと言ってたが、これは高くないとまともにゲームするのも難しいって」
伊之助「そんなやべーのか?」
善逸「やばいよ、低いともう大変。ロストの確率上がって死ぬ」
善逸「まぁ今回は全員初めてだからあまりにも低かったら1回振り直ししていいよ。また3D6どうぞ〜」
炭治郎「このままいい感じで頼む!dice3d6=3 6 1 (10) 」ころころ…
玄弥「6666…!!!dice3d6=4 1 1 (6) 」ころころ…
伊之助「こいこいこいこい…!!!dice3d6=5 5 6 (16) 」ころころ…
- 22◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 01:09:21
こういうことが起こるから楽しい
でも流石に振れ幅デカイな伊之助???炭治郎は安定してるけど…そして玄弥ぁぁぁぁぁぁ……スレ主が初KPなのであまりにもSAN値が低いと困るので振り直し
玄弥POW
dice3d6=5 1 3 (9)
- 23◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 01:16:28
善逸「振り直しても低いなぁ……まぁいいや、45もあればなんとかなるっしょ」
玄弥「ほんとか?ほんとにこれでいけるのか???」
炭治郎「伊之助やったな!今度はいちばん高い数字だぞ!」
伊之助「なははは!!親分に任せとけ!!全部俺が薙ぎ倒してやるぜー!!!」
善逸「もーそういうのじゃないから!炭治郎も伊之助焚き付けないでよねーもう。」
善逸「POWは精神力を表してて、クトゥルフ神話TRPGではこの数字を×5して出す重要な能力値がある」
善逸「一つは幸運。どれだけ運が良いかを表すもの」
善逸「もう一つはSAN、Sanity、正気度。……どれくらい正気を保っていられるか、なんだけど」
玄弥「我妻」
善逸「とりあえず待って。他決めるのが先ね。次はDEX、素早さ、器用さだね。これも3D6でどうぞ」
炭治郎「ちょっとずつ小さくなってきてて怖くなってきたな…dice3d6=6 4 3 (13) 」ころころ…
玄弥「次こそ6666…!!!dice3d6=3 3 6 (12) 」ころころ…
伊之助「次もデカイ数字こーい!!!dice3d6=2 6 3 (11) 」コロコロコロコロコロコロ…
- 24◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 01:22:29
善逸「炭治郎ほんと安定してるなー」
玄弥「羨ましいぜ…俺はようやく12か……2人とも16とかだしてんのに…」
伊之助「元気出せよ玄田!この伊之助様が守ってやる!」
玄弥「はは、ありがとよ…」
善逸「次が3D6で出す最後のステータス、APPね。外見や好感度、つまり顔面偏差値!!!でもまあ1番重要度が低いステータスかな。寧ろ高いと顔を覚えられやすいっていうデメリットあるし」
玄弥「なんでそれがデメリットになるんだよ」
善逸「まぁ色々あるんだよ、ほら3D6どうぞ」
炭治郎「でも低いのは低いで複雑なステータスだなdice3d6=1 2 6 (9) 」ころころ…
玄弥「あんま関係ないなら気楽に振れるなdice3d6=5 5 6 (16) 」ころころ…
伊之助「とりあえず高いのがいいなら高い方がいいだろーがdice3d6=1 2 3 (6) 」コロコロコロコロコロコロ…
- 25◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 01:28:51
善逸「やったじゃん玄弥、16出たぞ。これならPOWも変えなくて大丈夫そうだな」
玄弥「今出ても意味ねぇだろこれ…!」
炭治郎「まぁ低いよりはいいんじゃないか?」
伊之助「またちっちぇのだ……オレ、ツヨクナイ?」
善逸「あ〜大丈夫だから、これはゲームのキャラの数字だからお前自身はちゃんと強いからそんなしょげんなよなぁ。」
善逸「以上のSTR、CON、POW、DEX、APPは3d6で能力値を決めるようになってるんだけど」
善逸「SIZ、INTは2d6+6で能力値を決める。最低値が8で最高値が18。期待値は13な」
善逸「とりあえずSIZからいくか。2D6+6どうぞ」
炭治郎「身長なら高い方がいいやつだな6+dice2d6=2 1 (3) 」ころころ…
玄弥「ここでこそ16いっただろ6+dice2d6=5 3 (8) 」ころころ…
伊之助「でっかくなりてぇ!6+dice2d6=2 2 (4) 」コロコロコロコロコロコロ…
- 26二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 01:31:11
炭治郎と伊之助ちっちゃ!
- 27◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 01:39:17
炭治郎「俺がいちばん小さいのか…」
玄弥「俺がいちばんデカイな」
伊之助「全然でかくねぇ」
善逸「うーん炭治郎も下振れてきたな。SIZは身長ってより体格だからルールブックにも明確に何センチかは書いてないけど、炭治郎と伊之助は玄弥とは20センチ位差がある感じかな?てかチビなのに力強いってますますゴリラみたいだな炭治郎のPC」
伊之助「……それって玉ジャラジャラ親父としのぶぐらいか?」
善逸「流石に差がありすぎるだろそれは!せめて悲鳴嶼先生と…煉獄先生と不死川先生ぐらいか…?あの人デカすぎてよくわからん」
玄弥「まぁ悲鳴嶼先生2m超えてるらしいし……」
炭治郎「自動販売機の頭を覗けちゃうな。……え、そしたらだいぶ玄弥と俺たち差があるな…?しかもそんなに玄弥もでかくないし」
善逸「お前らがチビすぎなんだよ。とにかく次、INTね。知性だ、これも大事だぞ特に玄弥。」
玄弥「俺?」
善逸「生きたければ高い目を出すな、全力で低い目だしてバカになれ」
玄弥「どういう指示だよ」
炭治郎「つまり玄弥はバカの方がいいってことなのか?6+dice2d6=6 3 (9) 」ころころ…
玄弥「普通に悪口だろこれ6+dice2d6=1 3 (4) 」ころころ…
伊之助「高い方が良かったんじゃねぇのかよ、訳分かんね6+dice2d6=2 2 (4) 」ころころ…
- 28◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 01:47:37
善逸「半分か〜……どーしよ」
玄弥「半分……つまり馬鹿じゃない!」
伊之助「俺も同じ数字だからばかじゃねぇ!」
玄弥「……馬鹿だったかもしんねぇ」
伊之助「おうこら」
炭治郎「またこの中では俺がいちばん賢いらしい。テスト勉強なら任せてくれ!」
善逸「だからそういうのじゃないから。にしてもSAN値45のアイデア50か〜…いけるかぁ?」
伊之助「アイデアってなんだ?」
善逸「INT×5の値のこと。高いと色々気づけるやつ。」
炭治郎「ならこれも高い方がいいな」
玄弥「いや、色々なことだろ?余計なことにも気づくのかもしれねぇ。例えば兄貴の口の端におはぎのカスが残ってたりとか」
善逸「だからそういうのじゃないから。いやそういうのもあるけども。」
善逸「さ、次が最後だ!EDU、教育。これはどれくらいの教育を受けられたか、の値だからEDU+7がPC作成の時の最低年齢になるよ。そしてダイスは3d6+3、最低値が5で最高値が21」
善逸「3d6+3どうぞ」
炭治郎「自分のつもりだったが、そうかキャラが俺自身って訳じゃないから…3+dice3d6=3 5 4 (12) 」ころころ…
玄弥「つまりにいちゃ、兄貴と同い年に…?3+dice3d6=6 3 2 (11) 」ころころ…
伊之助「これもでかいのがいいのか?3+dice3d6=4 1 4 (9) 」ころころ…
- 29◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 01:50:34
ちげぇ最低年齢はEDU+6!!!この7どっから来た…?
炭治郎21
玄弥20
伊之助18 - 30◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 01:54:33
善逸「全部決まったから、改めて全員のステータスを纏めるな。ついでに今振ったダイス目で自動的に決まる能力値についても説明する。」
善逸「HP、耐久値。これはCONとSIZの合計値を÷2したもの。体の頑丈さと体格で耐久値が変わるってこと」
善逸「MP、マジックポイント。これはPOWの値と同じ。精神力がものを言うってことだ」
善逸「さっき言ってたけど、SANと幸運はどちらもPOW×5、正気をどれだけ保てるか、運が良いかどうかってこと」
善逸「アイデアもINT×5ってさっき説明したよな?えしてたよな、そのつもりで進めるけど。違和感に気付けるか。真実に気付けるか、ヒントから答えを導き出せるか、っていう値」
善逸「最後に知識。EDU×5で、教養によって身に着く一般的な事柄を知っているかどうか。専門的なものは専門的な知識の有無が問われるけど、そうじゃないものはここで決まる知識で知っているかどうかを判断できる」
善逸「どう使ってくかはおいおい説明するとして…」
善逸「人に攻撃したりする時にdb(ダメージボーナス)がつく時があるんだけど、これマイナスの補正がある時もあって……と、先に数字を発表したほうがわかりやすいか」 - 31◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 01:57:04
- 32◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 02:03:39
善逸「って感じだね。」
玄弥「正気度ってすげー怖い響きなんだけど。これなくなったらどうなる?半分無いんだけど」
善逸「……クトゥルフ神話TRPGにおける能力値の決定はKPの匙加減になるけど、多少の数値の入れ替えや振り直しが認められることもある。さっきみたいにね。振り直しても低すぎるからもっかいするか悩みどころなんだよねぇ……」
伊之助「俺の低い身長もお前次第で変わるってことか」
善逸「体格な。これは低い時は低いときでいいことある時もあるから変えないぞ。」
炭治郎「俺も正気度が低めなのは少し気になるし……善逸が許せばどうにかなるのか」
善逸(にやにや)
((だめそうだなぁ……))
1.善逸「三回までなら振り直していいってことにする?初プレイサービスとして降り直した後に元の値より低くなったら元のままで良いってことで」
2.善逸「三回までなら振り直して良いよ。その代わり、振り直した後に下がったとしてもやっぱなしは禁止な」
3.善逸「勿論、このまま行くに決まってんだろ」 - 33◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 02:09:42
やべ押しちゃった
4.善逸「じゃあ3D6と2D6+6のところでどっか入れ替えていいよ。EDUは……3回振り直ししてよくて、最後の値を採用。元の数字より低くなっても問答無用な」
dice1d4=4 (4)
スレ主は普段KPに従ってやってるよ。身内卓だと全部一旦振ってみて、考えてた設定と齟齬が出るところは手直し、それ以外は振り直し無しって感じが多いかな。結構ロールプレイ重視というか、やりたいキャラを演じれるようにって感じだね。
高すぎない限り結構自由にやらせて貰えてる。技能は80が最大値で、特徴表は1つ、場合により2つって感じかな。
思ってたより時間がかかってこんな時間になってしまったのでこれ以上はまた明日。
- 34二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 03:14:36
支援
- 35◆ppBZ59zVsQ25/09/29(月) 07:43:55
善逸「そうねぇ……振り直しじゃなくて、どっかと入れ替えるならいいよ。但し1箇所だけな」
善逸「順番にいくなー。まずたんじろから!どっか入れ替えたいとことかあるか?」
炭治郎いいのか?じゃあそうだな…俺は全体的に高い数字だからなぁ…」
炭治郎(やっぱりPOWをどれかと変えた方がいいのかな。だとするとDEXかCONかな。STRは俺しか2桁じゃないから変えない方がいいかもしれないしな。)
炭治郎(DEXと入れ換えたら13になってSAN値が65?で、CONと入れ換えたら15になってSAN値が75?になるのか)
善逸「今回持ってきたシナリオはそんな難しくないから、ステータスが低くてクリアできない!ってことにはならんよ」
善逸「まぁダイス運が悪いと最悪ロスト、死ぬかもだけど」
炭治郎「えー、うーん、じゃあ俺は…」
1.炭治郎「DEXと入れ替えようかな」
2.炭治郎「CONと入れ換えようかな」
3.炭治郎「このままでいこうかな」
dice1d3=2 (2)
- 36◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 07:51:35
善逸「あそうするのね?おっけー書き換えとく。んじゃ次は玄弥ね」
玄弥(もちろんPOW一択!…って言いてぇけど、どうすっかな。)
玄弥(我妻が言うにはなんかSAN値が低くてもINTが低けりゃなんとかなりそうな感じもするし、他のステータス上げた方が良かったり…?)
玄弥(まぁ変えるならAPP一択だな。1番高いのにあんま関係なさそうなやつだし。どれにすっかな〜)
1.玄弥「やっぱなんか怖いしPOWとAPP変えてくれ」
2.玄弥「よく考えりゃ体力とか生死に直結したのあるじゃねーか。CONとAPP入れ替えで」
3.玄弥「クトゥルフ神話とかやべー名前からして変なの出そうだし、逃げれるようにDEXとAPPの交換で」
dice1d3=3 (3)
- 37◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 08:02:27
善逸「あそれと入れ替えるんだ?まぁ上振れなきゃ大丈夫だし……んじゃ最後に伊之助な!」
伊之助「おうよ!紋逸、俺はどれとどれを変えりゃいーんだ?!」
善逸「うぇ?!聞くの?聞いちゃうのそれ!」
玄弥「はぁ?!それがありなら俺もそうしてぇんだけど!」
炭治郎「まぁでもダメとは言われてないしな。」
善逸「あーもう玄弥はもう決めたからダメ!ゴネ始めたら終わんないからこれ!え〜どれと入れ替えたらぁ…??」
善逸(伊之助は肉体的にはすげー貧弱極まりないんだけど、一緒に回る炭治郎と玄弥は結構強めだからこのままでもいいとは思うんだけど…)
善逸(でもこいつ絶対敵来たら突っ込むよな〜体力あげた方がいいかぁ?…でもそしたらPOWが7……入れ替えるにしても貧弱すぎてやばいよこれ!どうするの?!)
1.善逸「くっ、こうなりゃまだ2桁のDEXとCONを入れ替えるか…?」
2.善逸「正直入れ替えても全体的に低すぎてあんま変わらん気がする…変えなくていいのでは?」
3.善逸「流石に35になるのはやばい…でもこいつ絶対突っ込むから体力上げさせときたいんだよな〜!!!仕方ねぇ、あんまりにも貧弱だから特別にPOWとCONを入れ替えた後、POWとDEX入れ替えで!特別だかんな?!」
dice1d3=1 (1)
- 38◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 08:11:56
善逸「少しでも体力上げとかないとこいつすぐ突っ込んで体力下げそうだし…」
玄弥「あー」
炭治郎「伊之助はいつでも先頭にいくもんな」
伊之助「おーしこれで行くぜ!」
善逸「んじゃも1個。炭治郎は300超えたからいいとして…他2人、EDU振り直したりする?3回だけならいーよ。でも元の数字より小さくなっても最後に振った数字採用ね」
玄弥
1.玄弥「や、俺はいいかな。低くなったら目も当てられねぇ」
2.玄弥「そんな直しまくっていいのか?どうせならやってみる」
dice1d2=2 (2)
伊之助
1.伊之助「あ?んなもん要らねーよ!さっさと始めさせろや!」
2.伊之助「もっと強くなれるのか?!やりなおす!」
dice1d2=1 (1)
- 39◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 08:15:01
善逸「まじかぁ…伊之助がいいならいいけどさぁ。技能値ってやつ決めるのに大事なんだけど…」
伊之助「はぁん?いいんだよ、とにかくちっせぇ数字出しときゃ問題ねーんだろ?」
玄弥「潔いいなお前…でも俺はそんな運良くないし頼むわ」
善逸「はいはーい。じゃあ3+3D6どぞー」
玄弥「せめて今よりいいの出ろよっと3+dice3d6=2 1 4 (7) 」ころころ…
- 40◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 08:16:30
炭治郎「下がっちゃったな」
伊之助「だめじゃねぇか」
善逸「まぁまだ1回目だし。あと2回はいいよー」
玄弥「くそ!もう一回だもう一回!!3+dice3d6=5 1 3 (9) 」ころころ…
- 41◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 08:19:23
玄弥「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁあ!!!!」
炭治郎「確かにさっきよりは上がったけど…!」
伊之助「最初よりちっせぇじゃねぇか」
善逸「どうする?今度が最後、もう振ったら決まりだよ」
1.玄弥「これで諦めるわけねぇだろ!オラァ!!3+dice3d6=3 4 1 (8) 」
2.玄弥「はぁぁぁぁあ……いや、もう諦めるわ。変に欲出したからだめなんだよなぁ…」
dice1d2=1 (1)
- 42◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 08:22:30
玄弥「……」
伊之助「はんっクソ雑魚じゃねぇか。」
玄弥「うっせぇ!!!」
炭治郎「じゃあ玄弥はEDUが11か……3つも下がってしまった」
善逸「こういうのがあるから振り直し許可出すのも楽しいんだよな〜とりあえずこれで決定な!」
改めてキャラシ
炭治郎
iachara.com玄弥
iachara.com伊之助
iachara.com - 43◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 08:29:13
善逸「よしステータスが決まったからこっから何ができるかの技能決めにいくんだけど、その前に1D6振ってくれ」
炭治郎「ああ、わかった!dice1d6=4 (4) 」ころころ…
伊之助「ウリぃぃぃぃィィ!!!dice1d6=3 (3) 」コロコロコロコロコロコロ…
玄弥(このタイミングで新しく振らせるとかなんか嫌な予感が……dice1d6=2 (2) )ころころ…
善逸「ちなみにこれで出た数字で奇数なら男て、偶数なら女の人ね」
玄弥「はぁぁあ?!?!!」
炭治郎「え、自分がやるキャラなのに男じゃない場合もあるのか?!」
善逸「だってTRPGだよ?ロールプレイングゲームなんだぞ、ロールプレイ。つまり演じるんだよキャラを。同じ性別なのが決まりきってたら面白くないし」
伊之助「めちゃくちゃだなおめーマナコが来れなかったからか?」
善逸「そうだよこんな野郎だらけでやる気出るわきゃねぇんだからよ!せめてキャラシでだけでも女の子がいるよ!!!」
- 44◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 08:31:30
ゴリラ女子炭子が爆誕、なんてこったい
次は技能決めなんだけど、これまた長くなるからお昼休憩にでも - 45二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 08:37:25
マナコ誰だ!
最後にコが着いてるのを見るにネズコかなとも思うけど五感組の視力担当カナヲの可能性もあるな…眼(まなこ)… - 46◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 12:36:04
- 47◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 12:49:52
善逸「基本自分で作ったPCをRPするにあたってなにか共通点があったり同じようなところがあるとやりやすかったりするんだけどね、それだと同じようなのばっかで面白くないし」
玄弥「おいまて今日以外のもするつもりなのか」
炭治郎「だとしても女の人を演じる…?ど、どうすれば、俺は長男なのにこれだと長女になってしまう」
善逸「気にするとこそこか???」
伊之助「男だろうが女だろうが生き残ってつえーやつぶっ倒せばいいだろ。関係ねぇよ」
玄弥「まぁそうだけど。というかちらっと言ってたがロストとか不穏な単語が出てたけどこれはなんだ?」
善逸「TRPGでは自分の使うキャラが継続不可能となった時ロストって言うんだ。あくまで継続不可能ってことで死亡じゃないのがミソだな。体力以外でもロストすることもあるんだ」
炭治郎「へー、ただ生き残るってだけじゃこのキャラで遊べなくなる可能性があるのか…せっかく作ったのに悲しいな」
善逸「まぁそれも含めて楽しむもんだからさ。それにこのシナリオをクリアしたらそのキャラクターシートを別シナリオでも使うことが出来るぜ。継続キャラシの使用なんて言ったりする」
善逸「ウェブ上で管理するのもあり、こうやってアナログで管理するのもありだ。今回は伊之助がいるし、ウェブよりわかりやすいからシート持ってきてやって貰ったけどウェブはウェブで便利なサイトがあるんだよな」
善逸「ウェブで管理してるとオンセ、ネットを通してのセッション、オンラインセッションがやりやすい。反対にこうやって対面してやるのをオフセ、オフラインセッションなんて言ったりする」
善逸「オンセの場合ボイスを使ってやるボイスセッション、ボイセ。テキストチャットを使ってやるテキセなんて色々遊ぶ方法があるんだ。両方使ってやるやつもあるけど、実際に声に出して演じるのが苦手な人にはテキセがオススメかな。」
玄弥「俺もこうやって顔合わせて演技するとか恥ずかしいんだけど。てかネットで出来るならそっちでテキセ?すれば良かったじゃねぇか」 - 48◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 12:58:18
善逸「さっきも言ったけど伊之助いるし、あと対面やボイセの方が文字を打つ手間が無いから進行がスムーズなんだ。あと説明もしやすいし」
炭治郎「なるほどなぁ。それぞれいい点悪い点があるんだな」
伊之助「でも演技するのは変わんねーんだろ?どうやりゃいいんだよ」
善逸「まぁそりゃそうなるわな。さっきの性別決めたのはそれもあるんだよ。別に職業や名前、出身性格どんなことが好きかまで決めろとは言わん。」
善逸「でもよくありがちなのが同性のPCを作るとどうにもPLとPCが近くなり過ぎることが多くて」
善逸「どんなロールをするか、どんなキャラがしやすいかを考える練習みたいな感じだからあんま深く考えんなよ」
玄弥(だとしても女を演じるのには抵抗しかねぇのは変わんねぇけど)
善逸「ほんと今日は練習みたいなもんだし!次の技能決め行っちゃおー!!」 - 49二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 13:34:49
支援!
面白そう……ワクワク! - 50◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 13:58:11
スレ主もこの4人でシナリオ回すの大変楽しみです
私自身鬼滅にハマったのが今年からなのでキャラを喋らせるのになれるためちょっと長めのキャラ作成回となっておりますのでもう少々お付き合い下さい。
そろそろホスト規制くるので技能値は家に帰ってからします - 51二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 14:26:54
ちょっと毒入りスープ復習してくるか
- 52◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 17:59:16
善逸「技能の取得、キャラが何できるのかを数値化したもののことで、どれくらい出来るのか〜って目安になるよ」
善逸「でもさ、ゲームでもスキルとったりするのにポイント要るでしょ?そんな感じで技能をとるのにもスキルポイント、ここではEDU×20で決まった職業ポイントと、INT×10で決まった興味ポイントを振り分けることでとれるよ。」
善逸「技能は色々あるんだけど大まかに分けて5つ、戦闘技能、探索技能、行動技能、交渉技能、知識技能ってあるんだ」
善逸「戦闘技能はまんま<こぶし>とか<キック>に<回避>、はたまた<拳銃>なんてある戦う時に使う技能ね」
善逸「探索技能は周りから情報をとれるか、視覚で異変に気づけ<目星>と聴覚、場合によっちゃあ何故か嗅覚にも使える<聞き耳>、本や書類など文字から情報をとる<図書館>なんてのが代表的だ」
善逸「行動技能は車の<運転>に何かを作れる<製作〇〇>、目的地にちゃんといけるかの<ナビゲート>なんてのもあるよ」
善逸「交渉技能はそのまんま対話によるものだけど、相手を上手く言いくるめられるかの<言いくるめ>に信用を得られるかの<信用>。単純に使用言語の<母国語・日本語>とかもある。<英語>をとったりすることもあったなぁ」
善逸「そして最後に知識技能、これは特殊なやつもあって、<医学>なら専門知識だけじゃなくて実際に知識を使って治療ができたりするよ。持ってるだけじゃなくてそれを使ってどう対応するかもここの技能で決めたりする」
善逸「まぁ全部説明してたらキリないからとりあえずこのくらいで!あとはルルブ見ながら取りたい技能を見つけてく感じだ」
善逸「あ、そうそうキャラシの技能欄の横に数字書いてるだろ?これは初期値。技能とってなくても殴ったり蹴ったり本を読むことは出来てね、その場合の基本となる数字。これはどのキャラも共通で持ってるよ」
善逸「専門的な知識や経験がいるほど低い数字になってってくから、その分使えるようにするためには結構なポイントを振らなきゃならないんだよ。」
善逸「クトゥルフ神話TRPGにおいての技能の使用とは、技能値を目標値として、その値よりも低く、以下を出さないと成功したことにはならない」
善逸「だからどんな感じで振り分けてくかをやって貰いたいんだ。今回はわかりやすくルルブにある職業一覧から選んで、その職業にあった技能とかをとる感じだ」
- 53◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 18:15:40
伊之助「……はん?」
玄弥「まっっったくわからん」
炭治郎「急に色々ギュッと来たな」
善逸「だよな、わかるぜ。俺も最初はそうだった。まぁ各シナリオ事にとっとけっていう推奨技能ってのがあるからそれ通りにとれば基本大丈夫。今回は目星と図書館。あったら便利な準推奨技能は医学と薬学かな…?医者とかの職業にしとくと高い数値をとりやすいからオススメな」
善逸「複数の人間でシナリオを遊ぶとき、キャラ製作で相談したりするぜ。全員が全員同じ技能とってたら出来ることが少ないからな。まぁ推奨技能は全員もっててもいいけど、それ以外は誰が戦闘技能を高めにもっとくかとか、推奨技能もどれくらいの数値を振っとくかとかな」
善逸「今回のはそんなガチガチに決めんくても大丈夫だから好きに決めていーよ。職業ポイントは炭治郎が300、玄弥が220で伊之助が240な」
炭治郎「ふんふんふん……この<目星>というのは初期値が25もあるんだな。少ない数字でも大丈夫そうなのはありがたいな」
玄弥「うわ、見ろよこれ!<医学>5しかねぇぞ!思ってたより大変だな…?!」
伊之助「でも医者になるなら<医学><応急手当><信用><心理学><精神分析><生物学><ほかの言語><薬学>とあともうひとつとんなきゃいけねぇぞ!」
玄弥「俺が医者になるならあんま高い数字で取れなさそうだな…」
善逸「まぁ80あっても失敗する時はするし5でも成功する時はする。最後は全部ダイスが決めるからな」
炭治郎「絶対に職業の技能は取らなきゃダメか?」
善逸「んー、ルルブ通りならそうだな。いつもは自由度高めでしてるから4個は取らなきゃいけないってしてる。じゃないとやりたい気ができないって怒られる…俺に言われても知らんし……」
- 54◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 18:17:15
さてと、職業はどう決めましょうかね
医者は炭治郎しかなれなさそうだから炭治郎は医者で
他2人をどうするかな〜全体的に低いから悩みもの - 55◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 19:02:18
いやでも医者にすると戦闘技能がなぁ……医者なしにするか???準推奨だし無くてもいいじゃろ医学と薬学
- 56◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 19:30:15
炭治郎「<医学>と<薬学>をとるなら医者だな。でもいっぱい取らなきゃいけない技能があるし、俺がなった方がいいのかな?」
玄弥「でも俺も伊之助もそんなに力強くねぇからお前はなんか戦えそうなやつのがよくないか?」
伊之助「俺はぜってぇ強いやつな!兵士とか強そーだ!」
玄弥「いやお前兵士が出来るような数値ねぇだろ、貧弱なんだから」
伊之助「はぁぁぁん?おい検一どうにかしろ!」
善逸「俺は善逸ね!つっても伊之助は戦闘職は向いてない感じだかんね〜でもPOWは高いからエンターテイナーとかどうよ」
伊之助「おぉなんかわからんがすげぇ!!」
善逸「交渉技能が強めのやつのが良かったりするかもな……でもそういうのってINTも高そうなばっかだけど」
炭治郎「弁護士とかか…?伊之助が弁護士……」
玄弥「俺は体力が平均よりはあって足が早いから……スポーツ選手とか?陸上競技の選手だったらいい感じじゃね?」
炭治郎「でも<水泳>とかいるみたいだぞ、足の速さ関係ないだろ?」
伊之助「なんのスポーツ選手かは書いてねぇからだろ。なんの選手かを決めたらいんじゃねーのか?」
善逸「あー確かにそうだな。スポーツ選手って色々いるしなぁ……なんの選手かによっているやつ変えるか。陸上でいい?」
玄弥「じゃあ俺それで」
炭治郎「なら俺は警察官とかどうかな。誰が1人はしっかり戦えた方が安心できる」
伊之助「あ、ズリーぞ権八郎!俺様も戦う!!」
炭治郎「気持ちはわかるけど、今回伊之助は親分らしくどっしり構えてて欲しいんだ。前は俺が行くから後ろでどんっと立っててすっと安心させててほしい!」
伊之助「親分らしく…!仕方ねぇな、子分に任せてやるのも親分の勤めだしな!」
善逸「うーんでもエンターテイナーとかより作家や古物研究家とかのがいいか……?いやでもなぁ」
玄弥「まだ悩んでやがるのかよ」
- 57◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 19:40:00
炭治郎のPC=警官
職業技能・言いくるめ、聞き耳、心理学、説得、追跡、法律、目星
+次の技能から1つ選択:運転(自動車、二輪車)、信用、組みつき、武道(柔道)、日本刀、拳銃、杖
玄弥のPC=スポーツ選手(陸上)
職業技能・職業技能:回避、芸術(任意のスポーツ競技)、跳躍、投擲、登攀
+次の技能から3つ選択:応急手当、乗馬、水泳、こぶし/パンチ、キック、組みつき、武道(任意)、日本刀、薙刀、杖、弓、競技用アーチェリー、拳銃、ライフル、ショットガン
伊之助のPC=作家
職業技能・オカルト、心理学、説得、図書館、ほかの言語(英語など)、母国語、歴史 個人的なものどれか1つ
ってことにします。6版通りだとあまりにも辛い…伊之助のが決めにくくて辛い… - 58◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 19:44:28
技能に関してはスレ主がパパっと振り分けてくるよ
問題は名前だ!今回は五感男子組がTRPGを遊ぶという体なのでキャラの名前もいるのだよ。じゃなきゃ性別振った意味ないし……
誰か名前決めるの手伝って欲しいな
炭治郎が「炭子です!」って元気よくお返事してくれるのは思いついたけど他よ他 - 59二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 20:20:47
こういうのムズいよな……
玄弥は読み変えるとくろみになるから平仮名くろみちゃんでええやろ
もしかしたらPC名前は平仮名に統一すると文章でもパッと違いがわかっていいかもしれない……すみこ、くろみ……伊之助どうしような - 60二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 20:22:09
いのこでいいんじゃないの
- 61二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 20:24:35
このレスは削除されています
- 62二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 20:31:39
ここで伊之助は奇数だから男のままじゃないの?
- 63二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 20:33:43
このレスは削除されています
- 64二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 20:33:51
青葉は男だからいいんじゃない?
作家っぽい知的な感じもするし - 65◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 20:36:18
ありがたい!!!是非使わせてもらうよ!
ひらがなにすると柔らかくなって女の子みたいでいいね、スレ主は野郎かおっさんしかしないから新鮮な名前だ
早めに消しときな、こういうのがあるからスーパーとかの名前出すのは怖いよな…
- 66◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 21:05:54
伊之助「全然ポイント足んねぇぜ!くそぉ…」
炭治郎「うーん、伊之助と被ってるのもあるからこれくらいでいいのかなぁ……?」
玄弥「これ思ってた以上に難しいな…やろうと思えば100までいけるけど他が振れなくなるもんな」
善逸「あー、忘れてたや。技能値なんだけど上限は80までにしてもらっていい?次は興味ポイント振り分けてもらう予定だったけどちょっと説明いるか」
伊之助「100だとなんかダメなのかよ?でかい数字のがいいんだろ!」
炭治郎「それだとダイスを振る意味が無くなるからか?」
善逸「んーそれもだけど違うかな。例えば伊之助、制服をピッチリ来てる状態でいつもみたいに遠くの人とか探せたりするか?」
伊之助「無理だな!ムズムズして気持ちわりぃからそんなんできねぇよ。」
善逸「でしょー?TRPGもね、状況によっては技能値にマイナス補正が乗る時があるから100にしちゃダメな一番の理由じゃない。」
玄弥「じゃあなんで制限かけるんだよ。」
善逸「高すぎると面白くな…ゴホン、ダイスを振る意味が無くなるからな」
炭治郎「善逸今面白くないからって」
善逸「気のせいじゃないかな、うん!!まぁ次だよ次!興味ポイント振ってってね。これはどれでもいいよもう、なんでとったのかさえ説明出来れば」 - 67◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 21:07:35
男子たちの年齢
1.それぞれの最低年齢(EDU+6)
2.同い年(21)
dice1d2=1 (1)
- 68◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 21:16:20
伊之助「よっしゃ出来たぜぇ!!!」
玄弥「一応軽い設定作れって言われたけどこんなんでいいよな?」
炭治郎「どうだろう。でもさっき見てくれたし大丈夫なんじゃないか?」
善逸「はいはい全員ちゅうもーく!キャラを作り終わったから全員のPC紹介行くぞ!まずはdice1d3=2 (2) からどうぞ!」
1.炭治郎
2.玄弥
3.伊之助
- 69◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 21:28:57
善逸「玄弥、どんな感じに出来たのかはいどうぞ!」
玄弥「俺からかよ。名前は『福山くろみ』18の陸上選手だ。」
iachara.com玄弥「えーと、なんでもって言われたからもう取ってた技能を増やしたんだけど…図書館とかはなんだって?あれだあれ、女子って流行りとか詳しいだろ。そういうのを知るために色々調べたりしてたら目星も聞き耳も図書館もとれたんだよ」
善逸「うーん採用全然いいよ。くろみちゃんってその顔からでる名前として可愛すぎるけど流行りに敏感な今どきの女の子としてはあり。陸上選手らしくちゃんと<芸術・陸上競技>は最大の80あるね」
玄弥「一言余計だ!」
伊之助「なぁ、紙にある持ち物ってのは決めなくて良かったのかよ」
善逸「今回は持ち込み不可のシナリオだから要らんしとばした。」
炭治郎「あ、書かなくてよかったのか。色々書いちゃったぞ」
玄弥「続けてもいいか?他のPCとは友達、炭治郎のPCは先輩って設定だ。」
炭治郎「そうだな。」
伊之助「そのほうがやりやすいからそういうことにしたぜ。初対面だと初めましてからで面倒だからな!」
善逸「シナリオによって初対面かどうか決まってる時あるけど今回はどっちでもいいからよし。んじゃ次はdice1d2=1 (1) ね」
1.炭治郎
2.伊之助
- 70◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 21:36:43
炭治郎「次は俺だな!俺のキャラの名前は『釜門すみこ』警察官になりたての21歳の女性だ!」
iachara.com炭治郎「パン作りが趣味だから芸術でとったぞ!俺は共通点があるほうがいいと思ったからそうしてみたんだ。回避と日本刀は学生時代剣道をしていたからだな。」
善逸「ほぼお前じゃねぇか!しかも釜門て、竈を簡単な方にしただけだしまさか最初のセッションでネタ技能取るとは思ってなかった!高いINTの無駄遣いだけどキャラ付けとしてはいい!くっそツッコミどころしかないのにTRPGにおいてはなんの文句もないいいPCだ……!!」
炭治郎「2人より年上だけど仲がいいから敬語とかは使わないぞ!」
善逸「もうなんか流石炭治郎って感じだよ……んじゃ最後、伊之助ね」
- 71◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 21:46:04
伊之助「俺様のキャラは『冨田あおば』!眠逸が作家にしろって言うからした!玄吾郎と同い年だ!」
iachara.com伊之助「冨田は青ジャージからとった!あいつはつえーからな、あおばはババアが昨日作った料理に出てきたのをそう言ってたからだ!」
善逸「まさかの名前説明。あおば…?もしかして青菜か?わかんねぇよその言い方じゃ」
伊之助「わかってんじゃねーか。技能値は単逸が決めたから知らん!」
善逸「そうねお前じゃ説明できんだろうから俺が決めたね。目星図書館は推奨技能ってのもあるけど作家だからさ、ネタを見つける能力と探す能力が鍛えられた結果だな。回避に振ったのは足は遅いけど字が綺麗で手先が器用ってことにしたからだな。なんかいい感じに避ける」
玄弥「なんかいい感じ」
炭治郎「それでいいのか理由」
善逸「KPが納得すればいいんです」
- 72◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 21:49:47
善逸「じゃあこれでようやく準備完了!さっそくシナリオ遊んでこうぜ!」
善逸「今回遊ぶのはクローズドシナリオ。限られた空間の中を探索する初心者にオススメのタイプだ」
炭治郎「ようやく始められるな!」
玄弥「なんかすげぇ長い時間使った気がする」
伊之助「待ちくたびれたぜ!腹が鳴るぜぇ!!」
善逸「それを言うなら腕がなるだろおばか。」
善逸「よっし、じゃぁ始めるぞ」
善逸「今回のシナリオは『毒入りスープ』」
善逸「無事に帰れるように頑張ってくれよ」 - 73◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 21:51:22
というわけでようやく始められます毒入りスープ!!!!一からルルブとにらめっこして用意するの大変でした…いつもとんでもキャラシを確認してくれてありがとうKP達、あなた達のおかげで楽しく遊べております
- 74二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 22:42:19
毒入りスープって長い?
- 75◆J7qCZtZxmc25/09/29(月) 23:36:11
- 76二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 03:19:35
ワクワクしてきた
- 77二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 09:08:07
支援保守!
頑張ってください!!ワクワク……。(誰か発狂しないかなぁ…(ゲスい)) - 78◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 17:30:39
その日はいつもより豪華な食事をしたり、久しぶりに会った知人と会話をしたり、可愛い猫が撫でさせてくれたりと、いつもとは違う日常を過ごした者もいるだろう。だがベットか、布団の中か、体をよこたえると皆平等に眠気に誘われ意識が落ちていき一日が終わることだろう。そうして眠るまでは何の異常もない日をすごしていただろう。
しかしそれは一変する。ふと目が覚めると、暖かな寝床は何処にもなく、見知らぬ部屋で硬く冷えた床に寝転がっている。到底そのような現状で眠れるわけもなく、あなた達は体を起こし状況を把握しようとするだろう。
善逸「という訳で3人は普通に寝たら知らない部屋で起きることになるよ。白い正方形の部屋で、コンクリ仕立て。四方にはそれぞれ扉があるな」
善逸「この時探索者、PC達は丸腰で服も寝る時着てたものじゃなくて白いローブみたいなボロきれを着てる。もちろんスマホなんて無いしアクセも着いてない完全に何にもなしの状況な!」
善逸「天井の薄暗い豆電球だけが部屋を照らし、部屋の真ん中には古い木製の長机と椅子。さらに机の上には木製の器に入った赤い無臭のスープが1つ。椅子の上には古い紙きれが2つ落ちてるよ。内容は読まなきゃわからんからな」 - 79◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 17:32:51
炭治郎「え〜と……禰豆子から聞いたけど何をするかを宣言して進めてくんだよな?」
善逸「お、そうそう!例えば机にあるものを詳しく調べようとしたり、周りのキャラに話しかけたりとかだな。他のPLと相談しながらやるといいぜ。」
伊之助「つまり机のスープを飲んだりしてもいいのか!」
玄弥「バッカお前このゲームの名前聞いただろ?!毒入りスープだぞ毒入り!んなもん却下だ却下!」
善逸「はは…まぁ出来るっちゃ出来るけどこんな感じで拒否される時もある。あとKPが許可出さなきゃダメだからな」
善逸「相談しすぎは進行の妨げになるけど、しなさ過ぎたてやりたいようにやるとやったもん勝ちになって破綻する。KPとPLは敵じゃないしPL同士だってそうだ。場合によっちゃ出てきたNPCやPC同士で戦うこともあるけど、現実の人間同士で争うのはダメだからな」
玄弥「ふーん。なら起きた俺、じゃなくて『くろみ』は他の2人に声かけるかな。」
炭治郎「『すみこ』はどうして2人がこんなとこに?みたいな感じで心配するかもしれない。先輩だからな」
伊之助「演技ってこんなんでいいのか?かあちゃんと見たお芝居とはなんか違うぞ」
善逸「今してるのは行動宣言で、ロールプレイとはまたちょっと違うな。PC同士で会話したりしてゲームに深みを出すのがロールプレイになるな。折角だし今回はしっかりやってもらうぜ。玄弥、演技はさっき言ったような感じでやれよ」
玄弥「俺も男が良かった……」
炭治郎「大丈夫だ玄弥、声と名前が合ってなくても精一杯やればいい!俺も頑張って『すみこ』になるから!」
善逸「お前ほんとお前」 - 80◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 17:47:42
すみこ「うっこ、ここは…?」
冷えた床の上で目を覚ました釜門は辺りを見回す。知らない部屋で見覚えのない格好をさせられている。どういうことかと混乱しながらも、近くに2人倒れているのを発見する。彼らは小中2つの学校を共にした特に仲の良い友人で、年の離れた釜門ともよく遊びに誘ってくれた親しい存在だ。
すみこ「あおば、くろみ!大丈夫か!?」
駆け寄り声をかけるが、手を触れる前に目を覚まし起あがる。
あおば「うるせぇー!!んな大声出さなくても聞こえてるわ!」
くろみ「……え、えと……ウン……」
炭治郎「ちょっと待ってくれ」
善逸「どした?」
炭治郎「これでいいのか?!伊之助なんてほぼそのまんまだぞ!あと玄弥はハッキリ喋った方がいいと思う!」
玄弥「うっせーな!恥ずかしいんだよ女子やるってなったら!つか喋り方わかんねぇって言ったら口数少なくして小声でやればなんとかなるってあいつが!!」
伊之助「お前だってまんまじゃねーか!親分に文句いうんじゃねー!!」
善逸「いや本気で演技しきれるとは思っとらんしいいよ別にこれで……手っ取り早いのは敬語とかだけど玄弥はまず恥ずかしがって声出ねぇだろなって思ったし、俺様系作家がいたっていいだろが。」
炭治郎「そうなのか……?」
善逸「一人称とかに気をつけてさえいりゃなんでもいいよ。自分の考えるキャラとして会話すればいいから。ほら、再開するぞー」 - 81◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 18:03:36
くろみ「な、なんで…先輩が……?」
すみこ「ぉ、私もわからない、寝て起きたらここにいたんだ」
あおば「つかここどこだよ、帰れんのか?」
冨田が体を起こし辺りを見回すと、部屋の真ん中にあった机の上が見えた。木製の器に入った赤いスープに食欲が刺激されるも、見知らぬ部屋にいつの間にか着替えさせられたこの以上な状況では手をつける気にはなれなかった。
一方2人のほうは、まだ少し唖然とした様子の福山を釜門が宥めながら会話をしている。
くろみ「ゆめ、だったり……」
すみこ「いや、だとしたら3人が全員同じ場所の夢を見るのはおかしいと思う。そう思う気持ちはわかるけど、違うと思うな」
かといってこの異常な現象を夢以外でどう説明すればいいのかは分からなかった。見知らぬ部屋で友人達と白いローブに着替えさせられる夢など、奇妙でしかない。
部屋を検める冨田に近づくと、ずいっと手に持った紙を見せてくる。椅子にあったものだろう、何か書いてあるようで確認する。
~帰りたいなら 一時間以内に 毒入りスープを飲め。
飲むまでは 君じゃあここから 出られない。
一時間以内に 飲めなかったら お迎えが来るぞ~
あおば「こいつバカか?毒入りって書いてるくせに飲まなきゃ帰れないって」
すみこ「なんだこれは……お迎えってなんだ?どこから誰が迎えに来るんだ?」
少し落ち着いた福山は紙がもう1つある事に気づき、手に取り読むことにする。
この部屋の地図を思わしきものが記されている。
最初の部屋は『スープの部屋』、北の部屋は『調理室』、南の部屋は『礼拝室』、西の部屋は『書物庫』、東の部屋は『下僕の部屋』と記されていた。 - 82◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 18:08:18
善逸「玄弥、ここで目星振ってくれ」
玄弥「え、今か?なんで俺だけなんだよ」
伊之助「そうだぞ!俺様にも振らせろ!」
炭治郎「そっちの紙にしか書いてないことがあるのか?じゃあ俺たちは見れないのか」
善逸「いや、後で玄弥が共有するなら知れる。今はとりあえず玄弥だけってこと」
玄弥「目星…は、60あるぜ。60以外で成功だよな」
善逸「そーそー!この卓最初のダイスだぜ、これでダイス神の機嫌やお気に入りかどうか大体わかるから気合い入れろよー」
玄弥「変にプレッシャーかけんなって、の!」ころころ……
<目星>
くろみ(60)dice1d100=38 (38)
- 83◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 18:12:23
善逸「よし成功、なら成功報酬としてこれ読め」ペラ
玄弥「んで紙に書いて……うわぁ」
炭治郎「なんだなんだ?凄く微妙な感じの匂いがする」
伊之助「あんまいいこと書いてなさそーだな」
善逸「お前らそうやって良いか悪いか知れるの厄介だな……まぁいいや、成功したなら玄弥<アイデア>も振って」
<アイデア>
くろみ(50)dice1d100=77 (77)
- 84◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 19:16:18
善逸「ふーん……いいよ、特に何も気づかなかった」
玄弥「おいこれ失敗しちゃダメだったのか?!おい何とか言えよ!!!」
善逸「えへへ」
玄弥「えへへじゃねぇ!!!」
炭治郎「何も分からなかったのか……俺がその紙を見たら何か分かったりしないか?」
善逸「ダイス次第かなー」
伊之助「じゃあ『あおば』もその紙みるぜ!」
<目星>
すみこ(60)dice1d100=61 (61)
あおば(50)dice1d100=8 (8)
目星に成功していたら
<アイデア>
すみこ(75)dice1d100=73 (73)
あおば(50)dice1d100=7 (7)
- 85◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 19:26:30
福山が他になにか書いていないかと紙を裏返したのは単なる思いつきだった。狙い通り裏面には文字が書かれており、その内容を読み取る。瞬間、目を疑うことになる。
~暖かい 人間の 血の スープ 冷めない 内に 召し上がれ~
人間の血のスープ?どういうことだろう、何かの比喩なのかもしれない。頭を悩ませているところに釜門が声をかける。
すみこ「くろみ、そっちには何か書いてあったか?」
くろみ「、え、えぇっと……その、地図が……」
あおば「俺にも見せてみろ!」
冨田もこちらに来て紙を強奪してくる。地図をしっかり確認する福山と、ちらっと見ただけで満足したのだろう冨田が紙の裏手に回り書いてある文字を見た。
血のスープ。それはつまり、つまり……
自然と机の上にあるスープに目が走る。途端に今までなんの匂いもしなかったスープから鉄錆に似た悪臭を感じるようになる。 - 86二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 19:30:03
くろこちゃん…小声でオロオロ系なのかわいいな…(CVに目を逸らしながら)
- 87◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:04:39
伊之助「毒じゃねぇじゃねぇか」
炭治郎・玄弥「「うわぁぁぁぁぁぁー!!!!?!」」
善逸「そうそうそれそれそれ!その反応が見たかったのよ!」
玄弥「悪趣味だなクソが!つか、こういう感じなのか?!お迎えってのもやばいやつだろ!」
炭治郎「あれか、天国からのお迎えてきなやつか?!ま、まずいぞ早く帰らないと俺達もスープにされてしまう!」
玄弥「お前の発想もこえぇよ!!!」
善逸「じゃ机の上のスープが人の血だと気づいた『冨田』は不安感から0/1d4の正気度の喪失ね。どっちになるかはSAN値チェックってのをして決めるよ。この時振るのは現在の正気度、SAN値で振るよ」
<SAN値チェック>
あおば(80)dice1d100=4 (4)
伊之助「血ごときでビビりやがって、弱虫どもめ。これって他のやつに言ってもいいのか」
玄弥「絶っったいにやめろ!!SAN値は減らしたらよくねぇし俺1番少ないから教えるなよ!」
炭治郎「にしてもこれ、誰の血を使ってるんだろうか……」
- 88◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:05:44
まさかのクリ!でもSANチェックの時のクリファンは意味が無い……なんか伊之助全体的に出目低いな、流石親分
- 89二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 20:11:03
このレスは削除されています
- 90◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:12:26
すみこ「あおば?どうした、顔色悪いぞ?」
あおば「あ?なんでもねぇよ!!んなことよりさっさと移動するほうがいいだろ…」
あまりにも衝撃的な事実を告げず、気づくことがないように移動を促す。実際、こんなものを飲むわけにもいかないし、制限時間もある。誰かわからない血のスープから一刻も早く離れて帰る為、まずどこから探索するかを相談し始める。
玄弥「単独行動とか怖いけど、制限時間があるならバラバラに動いた方がいいのか…?」
炭治郎「なにがいるかもわからないから危ないと思う。でもだからって時間をすぎたら……」
伊之助「うだうだ考えてる暇があるならさっさと決めるぞ。」
すみこdice1d4=2 (2)
くろみdice1d4=4 (4)
あおばdice1d4=3 (3)
1.調理室 2.礼拝室 3.書物庫 4.下僕の部屋
- 91◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:21:09
話し合った結果、制限時間のことを気にしてバラバラに探索して手がかりを早く見つけることになった。釜門は南の礼拝室、小窓付きの一回り大きな扉という1番怪しそうな部屋に行くことにした。自分は警官だし2人の先輩だ。危険なことは引き受けておくべきだろう。
すみこ「じゃあ2人とも、気をつけて」
あおば「俺様に任しとけ!」
くろみ「た、……ンン、先輩も気をつけて…ください……」
先程まで青かった顔も戻りいつものように自信満々の様子で綺麗な木製の扉へと冨田が、こちらの心配をしながら錆びた鉄の扉へと福山が向かうのを見たあと、目の前の扉に向き合う。
<聞き耳>
すみこ(80)dice1d100=79 (79)
- 92◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:25:05
呼吸を整え、近づくと扉の向こうから何かの荒い呼吸音、ズルズルと何か重いものを引きずる音が聞こえた。
━━━━━━なにかが、いる。
幸いこの扉には小窓がついている。中を確認できるかもしれないと考え、逸る胸を抑え背を伸ばす
<幸運>
すみこ(75)dice1d100=45 (45)
- 93◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:33:46
炭治郎「どうして幸運を振らせたんだ?」
善逸「いやだってほら、炭治郎のキャラ背が低いじゃん。届くかわからんかったから。具体的にどれぐらいのサイズがわからないからダイスで見えるか決めた」
玄弥「これ成功しない方がよかったんじゃねぇの……?」
ぼんやりと青白い部屋の中、1枚だけの翼を持つ巨大なクサリヘビのような怪物がそこにはいた。
伊之助「ずりぃぃぃぃー!!!!!」
玄弥「なんだよ怪物って?!いや音の時点でやべーのがいるのはわかってっけど!」
善逸「CoCはホラーRPGだからな、バケモンも山ほど出てくる」
玄弥「だからそういうのは先に言えや!!!」
炭治郎「大丈夫なのか?善逸、ホラーなんて話を聞くだけでも無理なのにゲームなんて続けられるのか?」
善逸「べべべ別にホラー怖いとかじゃね、ねぇしぃ?!てか俺の話はどうでもいーの!おめでとう炭治郎お前もSANチェックの時間だよ、なんと今回は0/1d10だ!」
炭治郎「酷いぞ善逸!」
善逸「酷かねーよそう書いてんの!ほらさっさとダイスを振れ!」
<SAN値チェック>
すみこ(75)dice1d100=77 (77)
- 94◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:37:30
dice1d10=3 (3)
の正気度の喪失
善逸「失敗したな〜これはいいぞ、場合によっちゃ短期発狂だな」
炭治郎「なんだそれは?なにかマズイのか」
善逸「SANチェックで一度に5以上のSANを喪失し、尚且つ<アイデア>に成功した場合は一時的狂気となるんだ。理性がなくなってありとあらゆる狂気症状が起こる可能性があるんだけど、その中には殺人癖なんてものもある」
玄弥「……この中で1番炭治郎のキャラが強いよな?」
善逸「そうだな」
玄弥「……止める方法は?」
善逸「あるけどできるかはダイスね」
- 95◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:40:48
釜門すみこ(SAN値75→72)
善逸「耐えたね。あともう少し中確認できるけど見る?<目星>の半分の値で成功ってことで」
炭治郎「うぅん……少し怖いけど見ようと思う。できるだけ情報は欲しいし、なにかあの怪物を倒せる方法がわかるかもしれない!」
<目星>
すみこ(30)dice1d100=87 (87)
- 96◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:47:42
明らかにやばい怪物と、暗すぎて見えにくい部屋。得体の知れないものを見た恐怖に腕をさすりがら体を震わせ扉から離れる。
すみこ「っ、あれは…入らない方がいいかもしれない。2人が帰ってくるのを待とう」
一方そのころ
少し時間を戻して、西の綺麗な木製の扉の前に立つ男、冨田。書庫とされるこの部屋に鍵はかかっていないいようで、難なく開けて中に入る。
部屋の中央に四つ足の古い机、そしてその上にはキャンドル皿に乗せられたろうそくが部屋をうっすらと照らしている。そして四隅には本がいっぱいに詰められた本棚が置いてあった。ただしジャンルはバラバラで、統一感があるとは思えない。
善逸「なにか探したいなら<図書館>な」
伊之助「ようやくか!行くぜェおりゃぁ!!!」コロコロコロコロ……
<図書館>
あおば(60)dice1d100=80 (80)
- 97◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:49:23
伊之助「くっっそ!」
善逸「ん〜……仕方ない、<目星>も振ってみて」
<目星>
あおば(50)dice1d100=43 (43)
- 98◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 20:59:27
本棚に並べられた本を見ているとあまりの数に圧倒され、関係のあるものを探す気も失せるが1冊、ただただ真っ黒な異様な雰囲気の本を見つける。手に取って表紙を見ると、『スープの夢について』と書かれている。しかし何故かべったり湿っていて、僅かに甘い香りのする黒い液体が手に付着する。
あおば「うっわ、きったねぇ!なんで本がべたべたしてやがるんだよ」
dice1d4=2 (2)
1.あおば「うへぇ、気持ちわりぃ。読む前にどっかで手ぇ洗う!」
2.あおば「気色悪ぃけど読む方が先だ!」
3.あおば「ちっ!でもなんか書いてっかもだし、向こうに持ってってから洗うか」
4.あおば「この手についたのなんだ?」
- 99◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 21:03:19
あおば「ふんふんふん……」
本には以下のように書かれてある。
真ん中の部屋・・・ちゃんとしたスープを飲まないと出られない。メモの裏にはスープの正体が記されている。
上の部屋・・・調味料や食器が沢山置いてある。ちょっとだけ予備のスープが鍋にある。
右の部屋・・・とっても良い子が待っている。いいものを持ってるよ。
左の部屋・・・本はとっても大事だから持ち出したら駄目。ろうそくはもってける。
下の部屋・・・神様が眠っている。毒の資料がある。番人は活きのいいものを食べなきゃいなくならない。
大事な事・・・死ぬ覚悟をして飲むように。
dice1d2=1 (1)
1.あおば「色々書いてっし持ってくか!」
2.あおば「べたべたするから置いてって手を洗う!」
- 100◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 21:12:27
善逸「持ってくの?ベタベタしてるのに」
伊之助「あ?んだよなんか悪いか」
善逸「いや?伊之助ベタベタするの嫌そうだから単に気になってさ」
伊之助「だって実際に持ってベタベタがついてる訳じゃねぇからな。持ってった方がいいだろ」
炭治郎(なんだろう、少し面白がってる匂いがする……)
善逸「あ!お前また匂い嗅いだな?!そんな鼻はこうだ!」ギュッ
炭治郎「あだ!ひらい、はにゃしてくりぇ」
玄弥「つーかスープのこと言わせなかったのに本に書いてたら見たりするだろ!持ってくんなよそんなの!」
伊之助「いやだね!」
善逸「単独行動なので伊之助の意見優先するな」( ◜ᴗ◝)
善逸「んじゃ本を持って最初の部屋に戻るってことで。最後、玄弥の処理進めるぞ」
東の錆びた鉄の扉の部屋。下僕の部屋だなんて明らかに怪しいが毒入りのスープなんて調理室と関係あるだろうし先に他の部屋の探索をしておきたかった。あまり気は進まないが入ることにする、が。鍵がかかっているようで開かない。
<STR対抗>
くろみ(9)VS扉(5)
成功値(70)dice1d100=48 (48)
- 101二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:15:39
あ、伊之助…
- 102◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 21:16:36
少し硬かったがかなり古い扉のようで力づくでこじ開けることが出来た。中は明かりがなく、さっきの部屋の豆電球の明かりも届いていないみたいだ。
善逸「ここで目星と聞き耳が振れるよ。でも暗いから目星は半分ね。」
玄弥「わかった。どっちも振ってくな」ころころ……
<目星>
くろみ(30)dice1d100=88 (88)
<聞き耳>
くろみ(60)dice1d100=27 (27)
- 103◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 21:18:24
- 104◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 21:22:59
くろみ「流石にみえない……です……」
よく目を凝らして見るも、やはり暗すぎてにも見えない。これは探せないなと落胆するも
ヒタ…ヒタ…
足音がする。しかもこちらに近づいてきている。
dice1d2=1 (1)
1.くろみ「ワ…ワァァ……ヮ……」
2.くろみ「ひっ?!」
- 105◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 21:30:34
くろみ「こ、こないでく、……くださいぃ……」
恐怖で足が震えて上手く歩けない。少しずつ後ろに下がるもそれより早く足音の主はこちらに近づいて来ていて、扉を越えてからも近づいて来ていて、光が当たる。はたしてその正体は。
10代後半位のやつれた顔をした女の子。福山達と同じ白いローブを着ているがそれは血に濡れて片手には拳銃を握っている。
くろみ「あ、ぁぁ……?え、女の子……」
とても虚ろな目をした黒髪の少女で、無感動な瞳とは裏腹に貼り付けたような微笑みを浮かべながらこちらを見つめている。
善逸「参考画像がこちらとなります」
炭治郎「カナヲじゃないか!!!!!!」
伊之助「うるせぇ炭吾郎!!!!」
玄弥「いやどっちもうるせぇよ!こいつがシナリオ作ったわけじゃねぇんだしたまたま……」
善逸「いや今日来れないって聞いたからちょっとでも参加してもらおうと思って昔の写真貰った」
玄弥「確信犯かよ!!!!」
善逸「まだ探索できるとこあるけど、その前に1回全員が最初の部屋に戻ったってことになるから別の処理するね」 - 106二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:30:38
南無くろみちゃんかわいい
- 107◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 21:46:33
すみこ「!2人とも、戻ってき……くろみ、その子はどうしたんだ?!血だらけだぞ、怪我してるのかな?」
くろみ「あ、先輩……わ、わかん……ない、です」
扉に入ることなく少し顔を青ざめさせていた釜門と、正体不明の足音から震えながらも逃げた福山。
あおば「おいお前ら!なんか書いてんのあったぞ!」
そんな2人に勢いよく扉を開けて駆け寄る冨田。手には黒い本をもっている。
すみこ「あ、冨田!よかった、何か見つかったんだな」
あおば「おうよ!でもこれすげーベタベタしてて気持ちわりぃんだよ。手ぇ洗いてぇ。あとそいつなんだ?」
そう言いながら3人で情報交換をしようとすると
ギィィィ……バタン
冨田が出てきた扉が誰もいないというのに開いて閉じた。
くろみ「、え」
誰も、何もいないというのにまたも開き、そして閉じる。
ギィィ …… パタン ギィィィィ バタン
ギィィィイイ バタンッ
ガタガタガタッ
段々激しく暴れ回ると突然扉が溶けた。
あおば「あ゛ぁ゛?!なんだありゃ」
驚き動揺する冨田達に、溶けた扉が黒い不定形のスライムのようなものになり襲いかかってきた! - 108◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 21:49:01
善逸「という訳で全員もれなくSANチェック、ほらどうぞ。1/1d10な」
玄弥「おいぃぃ何してんだお前お前お前!!!置いてくのが正解じゃねぇかあれ?!」
伊之助「うるせぇ!!ぶっ倒しゃ問題ねぇだろ!」
炭治郎「善逸!これ戦う前になのか!」最悪発狂してからの戦闘になるんだが!」
善逸「うん、頑張れ☆」
玄弥「ウガァァァァァァァァァ!!!!」
<SAN値チェック>
すみこ(72)dice1d100=88 (88)
くろみ(45)dice1d100=32 (32)
あおば(80)dice1d100=76 (76)
- 109◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 21:50:02
順調にすみこちゃんが減ってゆく……警官だろ超常現象ぐらい慣れろ殴り倒せ
すみこ(72)dice1d10=3 (3) の減少
- 110◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 22:06:44
すみこ72→69
炭治郎「セーフだ!!!」
玄弥「せーふ……セーフなのか?」
善逸「大丈夫大丈夫、セーフだよ。発狂さえしなきゃヘーキ。でも炭治郎、これで今SAN値69だからあと9減らしたら不定の狂気ね。5以上減らす以外にも、1時間以内に最大SAN値から5分の1のなると長めの発狂するから」
炭治郎「セーフじゃない……」
伊之助「それよりこいつどうする?とりあえず殴るか?!」
玄弥「勝てるのか?」
善逸「うん、勝てるか勝てないかで言えば無理。」
伊之助「なんでだよ!すかいぷなんかより俺様のが強い!勝負だ勝負ぅ!!」
炭治郎「なにか倒すのにも条件がいるのか?」
善逸「スライムな。……そうだなぁ。初心者サービスとして<アイデア>半分で成功したらヒントやるよ」
伊之助「やる!行くぜェ!!」コロコロコロコロ……
<アイデア>
すみこ(37)dice1d100=28 (28)
くろみ(25)dice1d100=35 (35)
あおば(25)dice1d100=10 (10)
- 111◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 22:12:24
善逸「ん、成功した2人はスライムが本を狙ってることに気づくよ」
玄弥「書庫からとったからか?じゃ戻せばいいんじゃないか?!」
炭治郎「なるほど!泥棒したって怒ってるのか!」
伊之助「なら俺様が書庫に走って戻してやるぜ!」
善逸「それでいいの?普通バケモンが狙ってるもの持ってたら自分も狙われるでしょうに」
炭治郎「あ?!そうだ、伊之助が危ない!それを投げ出すんだ!…いやでも取られて怒ってるのに投げたらもっと怒るか…?」
玄弥「んなの気にしてる場合じゃねぇだろ!嘴平お前のキャラ足遅いんだし投げろ!」
伊之助「ふん!それくらいわかってらァ!俺様だって思いついてたぜ!おい弱逸本投げる時はなにすりゃいい!」
善逸「<投擲>振ってくれればいいよ」
<投擲>
あおば(25)dice1d100=100 (100)
- 112◆J7qCZtZxmc25/09/30(火) 22:13:49
ふーーーんどうしよう!!!!!……初めてのファンブル処理がこれかぁ……
- 113二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:32:40
100ファンだあ
本持ち出しちゃだめって書いてあったもんね - 114二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:41:45
まぁ内容を信じるかどうかはPL次第だもんね
伊之助はちゃんと読んで無さそうだしいいもん見つけた!って見せに来るのはとても想像できる - 115二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 23:50:14
関係ないけどすみこって響きとか平仮名なのも相まってすやこさんみたいでいいな、ご先祖様だ
- 116◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 08:22:55
おはようございます、ファンブル処理どうしようと悩んで居たらそのまま寝ちゃいました
失敗自体はいいのですが、いいからこそどう処理するか……KPって凄いですよね、いつもこんな予想もしてないとんでも自体に対処してるんだもの - 117二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 16:07:11
保守
- 118二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 16:48:30
保守
- 119二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 21:07:29
スレ主頑張れ~
偽卓動画や卓スレはちょくちょく見るけどやったことは無いからあんまりチャンとした意見とかはいえないけど見たことある処理だと転んで体力が減ったり前にSAN値とかで使えないクリティカルが出てた場合打ち消しになったりするのを見たことがあるな - 120二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 21:50:32
このレスは削除されています
- 121◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 22:13:23
只今バイトから帰ってきました、スレ主です
保守ありがとうございます。少しでも進めたいと思ってるけど終わりまで行けるか微妙……次回シナリオする時は鬼滅キャラがTRPGをするのでは無く、鬼滅キャラに神話生物と対面して頂こう、そっちのがサクサク進む気がするし
その結果ロストしても仕方ない、鬼はいなくても神様はいるので理不尽に抗って頑張ってくれ - 122二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 22:42:45
今回の形式でもスレ主筆めちゃ早いし十分サクサクだと思うけどなあ
キャラエミュも上手いしキャラがキャラ作って動かしてるのもほのぼのして楽しくて好きだ私 - 123◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 22:43:37
「「「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁぁーーッ!?!!?!」」」
炭治郎「い、いいい伊之助?!これ、これ大丈夫なのかお前?!100って、100って1番高い数字じゃないか!!!!!」
玄弥「おいおいおいどうすんだよこれ!?!遊んでる時は高い数字はダメなんだよな?!嘘だろもう死ぬのかお前!!!!」
伊之助「オレ、モウダメ…?オワリ……?」
善逸「お前ほんと最高だよ……大丈夫、ちゃーんとどうにかなるようにしてやるから」
伊之助「ホントニ……?」
善逸「おう、お前はな。よし2人とも、<幸運>振れ」
炭治郎「その口ぶりだと俺たちのどちらかがとんでもない目に合うってことか?!」
玄弥「くっそ、恨むなよ炭治郎!俺は死にたくねぇ!」ころころ……
<幸運>
すみこ(75)dice1d100=51 (51)
くろみ(45)dice1d100=91 (91)
- 124◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 22:48:05
玄弥「高すぎるだろッ!!」
炭治郎「セーフ!」
善逸「よっしゃ被害者は『くろみ』ちゃんな。SAN値も振っといてくれ、1/1d5で」
玄弥「何する気だよお前……」ころころ……
<SAN値チェック>
くろみ(45)dice1d100=85 (85)
失敗ならdice1d5=2 (2)
善逸「あ、あと伊之助は1d3振っといて。100ファン出し流石になんも無しはなぁ……」
伊之助「くそぉ…親分なのに子分に迷惑…」ころころ……
<ダメージロール>
あおばdice1d3=1 (1)
- 125◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 23:00:07
扉が溶けてスライムになり襲いかかるという明らかな異常事態。あまりのことに釜門は動揺するも、後輩たちがここにいることを思い出し、必死に対抗策を考える。襲いかかってきたものの、相手は1番近い釜門ではなく冨田は狙っているかのように自分には見向きもせずにじり寄ろうとしている。何故冨田の方に近づくのか、そう考えるが直ぐに原因に辿り着く。
すみこ「あおば!そいつ、お前が持ってきた本を狙ってるようだ!」
あおば「んなもん俺だって気づいてらァ!本を取ってきた扉が襲ってきたんだからよ、そらそうだよなぁ?!」
冨田も気づいていたようで、すぐさま動揺もなく力強い声が帰ってくる。
冨田「お望み通り返してやるぜ!」
そう叫んで右手に本を持ち振りかぶる。狙っているなら渡せばいいだろうと思ったのだろう。だがやはりこんな事態になって焦っていたのか、前方に捉えたスライム目掛けて投げようとし腕を振るった瞬間いっそ見事なほど転倒し顔面を強打。衝撃で本は手から離れ、あらぬ方向に飛びー
運悪く福山の顔面に叩きつけられた。
あおば「い゛って?!
くろみ「あだっ…?!、うぇ、何か口に入った……?」
なんとも素晴らしい光景、普通そうはならんだろ!!!と叫びたくなる軌道を描いて福山の顔に着地した本は地面に落ちた。━━━━本に付着した液体が福山の口に入った後に。 - 126◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 23:19:11
もし、冨田が書庫に入って本を手に取った時。ベタついた液体を気にして手を拭いていたらこの液体の正体が気になっだろう。なぜ大事なことが書いてある本がこんな有様なのか調べようとしたかもしれない。まぁ起きたものは仕方が無い、既に福山は摂取してしまったので。本に付いた得体の知れないものを。
スライムがゆっくりと近づいて来るのを感じる。本がこっちにあるからだ、距離をとらなければ。そう思うのになんだか息がしづらくて、体熱く重い。恐怖からだろうか、心拍数が上がっていっているのもわかる。
?どうしてだろうか、いつの間にか視線が低くなっている。先輩、先輩だ。先輩が私の体を抱えている?なんで。あぁそうか、倒れたんだ。急に立っていられなくなってしまった。覚えてないや、なんでかなぁ。あおばが泣きそうな顔になっている。先輩も何か喋ってるようだけどなんて言ってるか分からない。わからないことだらけだ。わかるのはとっても気分が悪いことだけ。どうしても我慢できずに吐き出す。
赤い。どうして?あれが口に入ったからかな?凄く気分が悪いし血を吐いてるのが怖い。怖い。怖い怖い怖い怖い、なんでこうなったの、なんでこんな目にあってるの。怖い、帰りたい、もう疲れたなぁ。
すみこ「くろみ!!くろみダメだ、眠っちゃダメだ!!!」
どうしよう、どうすれば?あの本になにかついてたみたいで、口に入ったのか。突然くろみが苦しそうにして倒れてしまった。スライムも近くにいたので焦って駆け寄ったが、あいつは本を取るとすぐに書庫に戻って扉になった。問題はくろみだ。
あおば「ど、どうしよう、俺、俺……!!」
あおばも焦っている。あれは毒だったのだろう、倒れたくろみは血を吐いて気絶してしまった。少なかったからか1回だけだったけど、私たちが焦るのには十分だった。まだ心臓は止まっていない。けど、こんな事になるなんて。
すみこ「……大丈夫、大丈夫だ……今は、落ち着いたみたいで息も安定してる……あおば、お前のせいじゃないからな。」
私は先輩だから、守らないといけなかったのに。罪悪感で震えるあおばに声をかけながらくろみを抱きしめる。本当に無事に生きて帰れるのか。……早く、毒入りスープを飲まなければ。 - 127◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 23:30:15
善逸「という訳で『くろみ』ちゃんは本に付着した謎の液体が口に入って吐血して死にかけ、体力半分けずって強制的に気絶ね。」
伊之助「ゴメンネ……ゲンヤ……ゴメンナサイ……」
玄弥「いや、そんな落ち込むなって……しょうがねぇよ、運はどうしようもねぇから」
炭治郎「酷い、酷いぞこれは……ただダメージを受けるんじゃなくて精神的にも殴りかかってきてる……」
善逸「だって100ファンだし(本当はPOT25との対抗だから自動失敗で死亡なんだけど、こっちのが面白そうだったって言ったらどうなるんだろ)」
善逸「えーと、この一連の騒動で炭治郎のキャラはSAN値が69から68に、伊之助は80から78、玄弥は体力が7でSAN値73な。2人は吐血した『くろみ』を見て固定で1減少、『あおば』は自分のせいだから更に1」
玄弥「ファンブルってこぇえ……とんでもない事になっちまったじゃねぇか」
伊之助「ゴメンネ……」
炭治郎「そんなに謝るな伊之助……仕方なかったんだよ……」
善逸「怪我なら<応急手当>振って治せるんだけど、今回は毒だし誰も医者とかじゃないから治せないぜ」
伊之助「……」
玄弥「お前それ以上言うな、見ろよ嘴平がとんでもなくしょげてる……」
炭治郎「あぁぁぁぁ伊之助ぇ……お前のせいじゃないからなぁ……」
善逸「まぁ普段ならここまでやらないんだけどねぇ、初めてのファンブルが100だから盛大にやってやったぜ。いい思い出になったろ?」
玄弥「トラウマにしかなんねぇよ!!!」
- 128◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 23:35:28
善逸「まぁそうだな、1部屋探索して終わったら起きるから安心しろよ。俺もそこまで鬼じゃねぇし」
炭治郎「いや十分恐ろしい目にあったぞ?」
伊之助「ファンブル怖い……ダイス怖い……」
玄弥「あぁあんなに意気揚々とダイス振ってたのに怖がっちまったじゃねぇかよ……」
善逸「ごめんて、でも死ななかったからいいだろ?」
炭治郎「なんにも良くないが?!」
善逸「そう?そっかぁ……まぁ起きたことは仕方ないからさ、次の行先決めてー」
玄弥「こいつほんと……まぁ進めなきゃ帰れないし……炭治郎、どこいくか?」
炭治郎「うーん……dice1d3=2 (2) とか?」
1.調理室
2.下僕の部屋
3.祈祷室
- 129◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 23:40:05
炭治郎「まだ探索終わってなかったし、カナヲ……女の子のこともまだだし」
玄弥「そうだなぁ。まぁ俺は行けねぇけど」
炭治郎「いや!俺が背負っていく!STRは高いし行けると思う!どうだろうか、善逸!」
善逸「うぇ?!別にいいよ、でも一応判定はするから。えーと……多分成功率は60……かな?」
炭治郎「わかった、背負えたら3人で行く。」
伊之助「……なぁ、その部屋って暗かったからなんも探せてねぇんだろ。俺が行った部屋にろうそくがあるって書いてたと思う……」
玄弥「お、ならそれ持ってこうぜ。」
<くろみを背負えるか>
すみこ(60)dice1d100=11 (11)
- 130◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 23:52:09
すみこ「……あおば、私はくろみを背負って行く。今度はバラバラじゃなくて一緒に行こう。またあんなのが出るかもしれない。」
あおば「おう……そうだ、さっきの部屋にろうそくあったぜ。……入るの、チョットやだけど」
呼吸が安定した福山の状態を確認した後、それぞれ何を見つけたかを話し合った。礼拝室に怪物がいたことを私が、書庫のあの本に何が書いてあったかを冨田が。本を持ち出してはいけないと書かれていたが、情報を見つけたのが嬉しくて私たちに見せるのを優先して忘れていたらしい。とてもらしい、でもそれでくろみがこうなったからかなり責任を感じてるみたいだ。けど、あんまり構ってはあげられない。なにせ時間もそんなにないからだ。
すみこ「そうだ、君。君はどうしてここにいるんだ?その血、怪我したのか?名前は?」
冨田がろうそくを取りに行ってる間、くろみと下僕の部屋から出てきた少女に声をかける。微笑みを絶やさず、しかし虚ろな目をこちらに向けながら最初の質問には首を傾げ、次は首を横に振り、最後も横に振った。喋れないのか、でも声を聞こえているようで質問に答えてくれた。
あおば「おい、ろうそく取ってきたぞ。」
すみこ「ありがとう!じゃあ行くか。よっ、と……大っきいなくろみは。脚が地面につきそうだ」
力には自信があるので軽々と背負ってから下僕の部屋に向かう。部屋は暗く、何も見えないが冨田が持つろうそくのお陰でなんとか探し物はできそうだ。
<目星>
すみこ(60)dice1d100=75 (75)
あおば(50)dice1d100=56 (56)
- 131◆J7qCZtZxmc25/10/01(水) 23:56:02
善逸「節穴共め!!」
炭治郎「そんなことを言われても……」
伊之助「ゴメンネ……スウジオオキクテ……」
善逸「あぁもう、大丈夫だから。ただ情報拾えないだけだし。んーでも2人とも失敗かぁ。なら別の部屋探索してからまた探せるよ。今はなんにも渡せる情報無いよ」
玄弥「まー失敗だもんなぁ」
善逸「探索したら起こそうかと思ったけど、探索すら出来なかったから玄弥は……そうだな、CON振ってみ」
<CONロール>
くろみ(11×5)dice1d100=1 (1)
- 132二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 00:06:53
今度は1クリ!
- 133◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 00:10:20
?!!!なんだこいつら100ファンと1クリを同シナリオ内で出すな!!、!
玄弥「おぉ?!!」
炭治郎「善逸!!!100であんなとんでもない事になるなら1はすっごくいい事があるよな?!!」
伊之助「でかした子分その5!!!」
善逸「えぇぇぇぇええ????出しちゃう?出しちゃうの初セッションで1クリ????もうほんとお前らなんなのよやめろよ同シナリオ内で100と1出すのさぁ、ほんとにもう……せっかく気絶させたのに……」
玄弥「おい!まぁいい、これ俺完全復活じゃねぇか?!なあ、普通に起きるだけじゃねぇだろ?!!」
善逸「そうだけどさぁぁぁあ?!?は〜もう……『くろみ』は気絶から起きるし体力も回復していいよ……驚異的な自己修復能力によって毒分解できちゃったみたい……もういいよフル回復で……」
伊之助「やったな玄米!!!これならなんの問題もねぇな!」
炭治郎「流石玄弥だ、ゲームの中でもタフなんだな!」
玄弥「へへ、悪いことが起きたらいいことも起きるんだなぁ」
善逸「はぁ……次どこいく?」
玄弥「時間も気になるし調理室とかいくか?」
炭治郎「そうだな、毒入りでもスープだしな」
伊之助「……でもさっきの液体は毒じゃねぇのか?あれをスープに入れて飲めばいいんじゃね?」
炭治郎「いや、ちょっと口に入っただけでも玄弥のキャラが死にかけてるし、ちゃんと探しきってから試してみよう。」
玄弥「あー、それもありだけどなぁ。ほんとに毒かはわかんねぇし、あんなもん入れたスープ飲み干せば今度こそ死んじまう、絶対無理だ」
善逸「ふんふん、じゃあ調理室に行くってことで。……そうだ、今どれくらい時間が経ってると思う?20分前になったらろうそくが使えなくなるようにするから、頑張って毒入りスープを飲んでくれよ」 - 134◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 00:12:01
今回はここまで!まさかの1クリでスレ主はヤケクソ回復します。ロストはよっぽどがない限りさせないって決めてたので……いやでもこんな回復されるとは思わんよ
次回最終回となります、そんなもう残ってないからね
にしても下僕の部屋の目星失敗するかぁ……いやー残念残念 - 135二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 07:14:16
保守
- 136◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 14:19:59
くろみ「……うぅ〜ん……あれ、先輩……」
すみこ「!くろみ!起きたのか、体は大丈夫なのか?!」
部屋はろうそくを使っても暗いことに変わりはなく、特に何も見つけることは出来なかった。これ以上は無駄に時間を使うだけなので1度中央の部屋に戻ることにしたら、背負っていた福山が目を覚ます。
くろみ「あ、はい……なんか、大丈夫そう、です……」
あおば「……ほんとかよ。だってお前、血ぃ吐いて……」
責任を感じているのだろう冨田がそうなふうに声をかけるが、本当に元気なのだろう福山は直ぐに釜門の背中から降りると普通に立って話し始めた。
くろみ「そ、そんな気にしない……でください。ほんとに、不思議だけど……なんともない……から……」
あおば「ならいいけどよ。なんかあったら言えよ」
そう声をかけて顔を逸らす。起きたのは嬉しいけど、もう時間はあまり残されてない。ろうそくは随分短くなっている。かなりの時間が経ったのだ、1時間はすぐそこだ。探索者達は最後の部屋、調理室へと足を進めた。
善逸「さて、まだ未探索の部屋の調理室に来たな。ここは凄い綺麗だなって印象の部屋で、食器棚や調理台、ガスコンロや洗い場など様々なものがある。豆電球がいっぱいあって真昼のように明るい。」
炭治郎「はい!オーブンかかまどはありますか!」
玄弥「お前は何を聞いてんだよ、スープ探せよスープ」
善逸「あるんじゃね?小麦粉はねぇからパンは作れねーぞ。前キッチンがあるシナリオ回して小麦粉あることにしたら粉塵爆発されてとんでもない事になったから俺の卓では無いです。」
伊之助「カンパチ郎お前ここでもパン焼くつもりなのかよ。焼くなら俺ん家でやって食わせろ」
炭治郎「誰だそれは!俺は炭治郎だ!というか食べ物でそんなことしちゃダメだろう!」
善逸「俺じゃねぇよやったの!!!……そうだ、ガスコンロの上には蓋された大きい鍋があるんだけど」
dice1d2=2 (2)
1.玄弥「スープを探してるんだし開けるだろ」
2.伊之助「……お前なんか嫌な感じがしやがるな。開けねぇほうがいいやつだろ」
- 137◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 14:23:02
善逸「ちっ!」
伊之助「こいつ舌打ちしやがった!やっぱダメなやつじゃねぇかよ!」
玄弥「えぇ?でもそしたらスープはどこにあんだよ」
炭治郎「……まさか礼拝室に……」
善逸「まぁまぁそこはいーじゃんか。それより3人とも<目星>振れ」
<目星>
すみこ(60)dice1d100=43 (43)
くろみ(60)dice1d100=85 (85)
あおば(50)dice1d100=41 (41)
- 138二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 14:41:38
くろみちゃん出目高いな…。
- 139◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 14:42:56
善逸「いいな、じゃあ『すみこ』と『あおば』の2人は調理台の隅に紙切れを見つける」
善逸「内容は、『~大事な 調味料は 現在 在庫切れ~』」
玄弥「は?調味料?」
伊之助「調味料ってなんだ!」
炭治郎「塩胡椒とかの料理する時に必要な味を整えたりする物だよ。……スープの調味料が無いのかな?」
玄弥「はぁぁ?!ここに来て調味料探しかよクソが!!!もうそんな時間ねぇんじゃねぇか?!」
炭治郎「うーん、困ったな……このままじゃ制限時間が来てしまう」
伊之助「他の部屋もっかい行ってみるか?」
善逸「…………サービスで追加情報。食器棚にあるのは全て銀製のもの。そして本の内容をよーく思い出して見てくれ」
玄弥「銀製だからなんだって……?!そうか、なんか歴史で聞いたことあるぞ!昔は料理に毒が入ってないか確認するために銀製の食器を使ってたって!」
伊之助「なんでんなもんで毒がわかるんだよ」
玄弥「わかんねぇ!でも煉獄先生が言ってた!」
炭治郎「ならこれを使えば毒を判別できるな!……でも今のところ毒みたいなのはあのベタベタだけだ」
伊之助「そういや俺まだ手洗ってねぇぞ、食器触ったらわかるか?」
善逸「触ってみたらわかるんじゃない?」
伊之助「じゃあ触る!ほんとに毒かどうか確かめるぜ!」
善逸「おっけ。『あおば』が謎の液体のついた手で銀製の食器に触れると、たちまち食器が黒ずんでいく。」
伊之助「おっしゃぁ!」
炭治郎「でもそれって玄弥が死にかけたやつだろう?それをスープに入れるのは……」
玄弥「……いや、死にかけたからこそだろ。読み返したけど本には死ぬ覚悟をして飲むようにって書いてある。」
炭治郎「じゃ、じゃあこの毒をスープに入れて飲むのか……?それじゃ死ぬんじゃ」
伊之助「だぁぁーー!!!ごちゃごちゃうるせぇ!あんま時間もねぇし下の部屋はやべぇならもうそうするしかねぇんじゃねぇの?!」
炭治郎「だがもしかしたらホントの毒入りスープがあるかもしれないだろ!それか解毒剤とか……!ちゃんと探してからのがいいとと思う!」
玄弥「……それでも下に行くのは難しいぞ。番人、多分クサリヘビみたいなやつが居なくなるには活きのいいものを食べなきゃって」
炭治郎「活きのいいって……」 - 140◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 14:45:01
善逸「いいことと悪いこと教えてやるよ。ろうそく、短くなってきてただろ?お前らがその部屋からでたらもうろうそくは消える。時間はもう無いのが悪いこと。いいことは、活きのいい餌って言ったら生きたやつだよな?ちょうどよーくPCにとって友達じゃないやつがいるだろ?」
炭治郎「善逸?!?!!」
玄弥「お前まじかよ、それ本気で言ってんのか?」
伊之助「迷う必要ねぇだろ!ベタベタ入れて部屋のスープ飲みゃいい話だろが!」
探索者は
dice1d3=2 (2)
1.ギリギリまで探索をする
2.他の毒入りスープを探して礼拝室に
3.謎の液体を入れてスープを飲む
KP善逸は初心者に優しいので情報をくれます。少女をカナヲちゃんにしたのは絶対炭治郎が礼拝室に行くのを渋ると思ったからです。意見の対立もTRPGの楽しみ、そしてそれらを決める最終手段は全てダイスによるもの。それが探索者であるとスレ主は思ってます。
- 141◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 14:46:16
上から時間切れ、餌やり、覚悟を決めるとなります。いやーこれなら発狂チャンスいけますね^^ちょっと無理やりかもしれないけど……
- 142◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:11:20
あおば「おい、お前。」
少女は微笑みを崩さず振り返る。話し合いの結果、ちゃんとした毒入りスープが礼拝室にあるかもしれないと結論になり、探索することを決めた。釜門は最後まで拒否していたが、先程の液体の件もありあれをスープに入れて飲むのも納得しにくい。だから、最後まで突っぱねることは出来なかった。最優先事項は、3人で帰ること。
あおば「…………」
少女は微笑みを崩さずこちらを見つめている。喋れないようで先程から後ろをついてきているだけで、特に何もしていない。しかしこちらの問いかけには必ず首を動かすことで答えるし、釜門が頭を撫でてやったらもっとと強請るように擦り付けてきた。
あおば「…………俺が言うぞ。」
少女は微笑みを崩さない。
あおば「下の部屋、あの1番大きな部屋に入ってくれ」
少女は微笑みを崩さない。
少女は微笑みを崩さず、小さく頷ずいた。
ゆっくりと、だが確実に扉へと足を進める。
少女は微笑みを崩さない。
今までとは違い、冨田達があとを追いかける。
少女は微笑みを崩さない。
鍵がかかってないのだろう、小窓付きの大きな扉を開いて中に入る。
少女は微笑みを崩さなかった。
━━━━━━━━━━━━━━━
微笑みを崩さず振り返ること無く扉の向こう側に消えた喋れない少女は、声が出なかったわけでな無かったようだ。初めて聞く鈴の音のような声は甲高い悲鳴に変わり、泣き叫び助けを乞う言葉は扉越しによく聞こえる。
いたいいたいたすけていやだしにたくないくるしいやめてこわいいたいやだやだごめんなさいたすけてくださいやめてゆるしておねがいたべないでいやだやめていたいいたい
暫くして静かになった。
善逸「あまりにも悲壮な叫び声を聞いて、自分たちが何をしでかしたのか理解するしか無かった探索者達は1/1d3の正気度の喪失。ほら、ダイス振れよ。これがTRPGなんだよ、な?」
<SAN値チェック>
すみこ(68)dice1d100=14 (14)
くろみ(43)dice1d100=31 (31)
あおば(78)dice1d100=59 (59)
前回くろみは73と表記しましたがミスです、初期値45なのでどう足掻いても間違い
- 143◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:18:38
善逸「うーん全員偉いな!固定の1減少だけでいいぜ」
「「「…………」」」
善逸「どうした?そんな落ち込むなよ。わかってただろ?こうなることなんて。でも決めたもんな、なら絶対帰らないとな。ほら、探索はまだ終わってねぇぞ。ろうそくは消えた。時間はもう無い。時間切れになって帰れなかったら、なんのために犠牲にしたんだ?」
伊之助「…………おれ、次TRPGしない」
玄弥「おれも……」
炭治郎「いくらなんでも、ゲームだとしてもこれは……」
善逸「はぁぁ〜?!!まじかよ、うっそだろ仲間が増えると思ったのにぃ……まぁしょうがないか。でもこのゲームは終わらせろよ。途中なんだし。じゃ、部屋に入るでいいか?」
伊之助「ウン……」
善逸「じゃあ部屋に入ると怪物は何処にも居なくて、おびただしい量の血痕と少女が握ってた血塗れの拳銃が落ちてるよ。凄惨な現場を目撃した探索者達は0/1d3の正気度の喪失。あ、炭治郎は1/1d5な。お前、1番気にしてただろ」
<SAN値チェック>
すみこ(67)dice1d100=65 (65)
くろみ(42)dice1d100=52 (52)
あおば(77)dice1d100=63 (63)
- 144◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:21:58
すみこ(66)
くろみ(42-dice1d3=3 (3) )
あおば(76)
善逸「はい、<目星>」
<目星>
すみこ(60)dice1d100=9 (9)
くろみ(60)dice1d100=7 (7)
あおば(50)dice1d100=45 (45)
- 145◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:23:25
善逸「部屋の奥に人間の体を持つ象のような何かの像を発見。
これを目撃した探索者は更に0/1d6の正気度ポイントを喪失」
<SAN値チェック>
すみこ(66)dice1d100=15 (15)
くろみ(39)dice1d100=93 (93)
あおば(76)dice1d100=71 (71)
- 146◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:24:29
dice1d6=1 (1)
- 147◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:30:24
善逸「どうした?ロールプレイしてもいいんだぞ。まぁなんか元気無いみたいだし特別に情報やるよ。像の傍には石版があって、その近くに紙切れが落ちてる。~真ん中の 弱々しい 太陽の中。
もしくは 黒染めの 夢の知識。
そこに 調味料は 隠れている~」
伊之助「……やっぱり、さっさとベタベタ入れて飲んどきゃ良かったんだよ」
炭治郎「……ごめん」
玄弥「お前のせいじゃねぇ。……俺も、探索した方がいいんじゃないかって言ったし」
伊之助「……過ぎたんもはどうにもなんねぇ。中央の部屋の豆電球の毒入れてスープ飲むぞ。」
善逸「うーん、真っ暗になっちゃうけど、調理室の扉閉めた描写無いしな……空きっぱってことにしてそっからちょっと光源ある感じで」 - 148◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:36:41
意気消沈とした様子で探索者達は。中央の部屋に向かう。1人の少女の命を犠牲にして手に入れた情報は大したものではなく、分かりきっていた事を京子にするだけだった。
中央の部屋の豆電球を割り、毒入りの小瓶を取り出す。部屋は暗くなるが調理室からの光が差し込んいて何も見えないほどではない。温くなったスープに小瓶の毒を入れて、毒入りスープはここに完成した。
すみこ「……みんなで飲もう。」
くろみ「……ん……」
あおば「おう」
言葉少なく、それだけを口にして、調理室にあったスプーンを使い同じスープを3人で飲んでいく。どろりとした食感が口に蔓延し、気分が悪くなる。
<アイデア>
すみこ(75)dice1d100=67 (67)
くろみ(50)dice1d100=28 (28)
- 149◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:39:43
<SAN値チェック>
すみこ(66)dice1d100=41 (41)
くろみ(38)dice1d100=81 (81)
あおば(76)dice1d100=97 (97)
失敗したなら
すみこdice1d8=3 (3)
くろみdice1d8=5 (5)
あおばdice1d6=2 (2)
成功したなら
すみこdice1d3=1 (1)
くろみdice1d3=1 (1)
あおば固定で1
- 150◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:45:21
善逸「はは、玄弥不定の狂気入っちゃった。やはりTRPGはこうでなければ。……間違えた、こうじゃないとね」
1口、たった1口口に入れただけで途端に手足に力が入らなくなり、手からスプーンが滑り落ちる。
「あ……ッ」
誰の声だったかはわからないが、いつの間にか全員が横に倒れ込んでいたのはわかった。あるはずのない幻覚に襲われる。もう居ないはずの少女が変わらず微笑みながらこちらを見つめている。
「どうして、私を扉の向こうに行かせたの?」
そう言われてるみたいだ。だが口元は動いていない、幻聴まであるみたいだ。まぁ少女自身も幻覚でしかないが、もうそんなことを判断できる余裕はなく、耐え難い苦痛に全身襲われながら自分たちの犠牲にした微笑みを崩さない少女に責められ続けている。
だが長くは続かない。凡そ1分程度。それが探索者達の心臓が止まるまでの時間だった - 151◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:47:30
しかし、止まった心臓の影響で黒く染まったはずの視界が、探索者達の視界が真っ白に染まり上がる。
そして吠えるような声で『勇敢なる者よ!現へと還るがいい!』と言う声が響いてきた。
そして━━━━━━━━━━━━━━━ - 152◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:55:16
「…ッうわぁぁぉぁあ?!?!!」
いつもの自分の部屋で目を覚ました。は、はっと乱れた呼吸を続けながら胸を抑え、スマホを手に取る。……日付はあの日と同じ。メッセージアプリには友人の善逸から1件入っている。震える指で開けてみた。
なぁなぁ、明日暇?ならさ、俺の家に集まってゲームしようぜ!面白いの見つけたんだよ!
ゲーム、とても嫌な響きだ。
だが続けて送られてきたメッセージに安堵する
輩先生がさぁ、要らないからって古いゲーム機くれたんだよ!そのカセット兄貴の友達が持ってて貸してくれたんだ!めっちゃ面白かったし、対戦系だからみんなでやろーぜ!あ、でも無理すんなよ。お前家の手伝いとかあるだろ?暇ならでいいから!
あぁ、あれは夢だったのか。そう思うと途端に安心して息がしやすくなる。途中から善逸の様子がおかしくなったのはわかっていた。普段とは違う醜悪な匂いがして驚いているうちに、とんでもない事になって。……?とんでもない事ってなんだっけ。
夢の内容など考えても仕方が無いので身支度を整えて下に降りる。父さんが店の準備を始めているので手伝う。いつもより遅いなって笑われながら少しでも多くパンを焼き上げて、朝食を食べたら準備は出来た。
炭治郎「行ってきます!」
耳元でカラン、と音がした。 - 153◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 15:59:41
という訳でGM■■主催
KP善逸、PL五感男子組による毒入りスープでした
いやー途中で他のシナリオもやりたいなーと思い、そういやこのシナリオ他の神話生物に会うきっかけの物語として推奨されてたよな……となりこうしました。PLは五感男子組と書きましたね?善逸も五感男子組ですね。卓の人数がない時KPLなんて荒業をするところもあるからいけるなって。
ただ初めはKPの練習するだけだったのですが、次に繋げるのもいけるなと思い
だから今回のキャラシはほんとに適当です。
長々とお付き合い頂きありがとうごさいました。また別のシナリオもやろうと思ってるのでまた機会があれば。 - 154二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 16:03:45
夢オチか!見てて楽しかったです!
やっぱりくろみちゃんかわいいね…。精神崩壊起こしてて笑っちゃった。 - 155◆J7qCZtZxmc25/10/02(木) 16:15:06
夢落ちするシナリオもありますから
まぁ何かしら影響があるのですがね - 156二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 18:27:46
お疲れ様でした!読みやすくて楽しかった
次回も楽しみにしてます - 157二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 18:43:31
すっごく面白かった!またスレ立て楽しみにしてます!