- 1二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:12:52
12月7日 俺は死んだ。
皆を守るために自分の胸に引き金を引いた、はず…だったのに、
「降谷さん…やっと目が覚めたんですね!よかった…」
なぜ、こうなった?
目の前で安堵する男性と違い、俺は自分に起こっていることがとても信じられなかった
どうして?何で?
頭の中でその言葉だけがぐるぐると行き交っている
俺はすぐに病室のベッドから起き上がり、鏡で自分の姿を確認すると見慣れた顔が鏡に映る、だけどそれは俺の顔じゃない、そこに映るのは金髪の髪に、褐色の肌、
「嘘だ…」
そして聞き慣れた声。
俺は床に崩れ落ちた
「え、降谷さん⁉︎」
さっきから呼ばれているその名前も俺のじゃない、俺の、俺の幼馴染のものだ
なぜ、こうなった?あの日、俺は確かに死んだはずなのに
なぁどうして?何で俺が…
零になっているんだ、?
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SS🎲スレ
ここだけ死んだはずのヒロが零の体に入ってしまったら…
ヒロが目覚めたのはヒロの死後3年経った本編 - 2二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:14:54
面白そう
- 3二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:20:22
どう進行して行くんだろう
- 4二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:23:40
このヒロは本当にヒロなのか?
- 5二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:25:16
あの日からずっとゼロの中で眠り続けてた本人か?
- 6二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:26:17
はたまたゼロの願望や傷が作り出した交代人格か!?
- 7二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:29:23
ゼロとヒロは交換日記とかで連絡取り合ったりできるのかな?
- 8二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:32:56
時系列は本編軸の何時頃なんだろう?
- 9二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:35:01
ハロ嫁ではプラーミャも困惑しそうだな
- 10二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 23:46:36
続きが楽しみ
- 11二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 08:35:34
隻眼は風見から長野県で何があったか聞かされてヒヤヒヤだろうな
- 12二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 14:31:05
高明に自身のスマホ(穴あき)を渡した時、どんな気持ちだったのだろう…
もう元には戻れないからせめて…って事で…? - 13二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 19:30:30
降谷の魂はどこへ!?
- 14二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:54:32
声を掛けたのは風見かな?
- 15二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:35:29
呼吸が荒い、胸の鼓動が止まらない、
視界が歪んで前がうまく見えない、俺は着ている服をギュッと掴んだ
誰か、これは現実じゃないと…悪い夢だとだと教えてくれ…誰か、誰か、誰か…誰か、俺に教えてくれよ!
バタッ!
「降谷さん‼︎」
俺はそんなことを考えてる間に床に倒れ、気を失ってしまった
これは悪い夢だ、きっとそうだ…俺が零になんてなる訳がない、きっと起きれば、元の俺の体に戻れているはずだ…なんて、考えていたのに…
「……変わらない景色」
目覚めた時と変わらない天井が広がっていた
腕を確認しても先ほどと同じ腕、同じ髪、同じ声…一応、頬をつねってみた
「…普通に痛い…はぁぁ、やっぱり現実ってことだよな…何でこんな事になってるんだ…」
(お前の体、勝手につねってごめん…零、)つねった頬を撫でながら俺は考え込んだ
確かに俺は死んだはずだ、拳銃で心臓を撃った…あれで生きてる訳がないから俺の体は死んでるはず…でも俺は零の体になっている…つまり魂だけ零の体に入ったってことか?…考えてみてもわからない…
「…だったらここに入ってたはずの零はどこへ行ったんだ?」
まさか…俺の体と入れ替わりに…⁉︎…俺は嫌な想像をしたがすぐに振り払った
「考えるのをよそう…このままだと嫌な妄想しか出てこない…」
はぁぁぁ…俺は体育座りで大きなため息をついた
ガラッ
病室のドアが開き、さっきの男性が入ってくる
(何回か公安で見たことのある顔…確か零の側近の部下だっけ…)
俺はぼんやりとその顔を眺めていたがハッとした
(ってかこれからどうすんだよ!この状況素直に言うか⁉︎いや、俺は零の幼馴染だ!演技で何とかいける⁉︎もういっそのこと記憶喪失の程で進めようかな⁉︎)
頭をフル回転させながら俺は焦りまくった
「降谷さん!大丈夫ですか⁉︎」
「…ッ、」(どうする…⁉︎)
dice1d3=2 (2)
1.正直に話す 2.降谷を演じる 3.記憶喪失のフリ
- 16二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 00:34:04
演じるって言ったって…流石に怪しまれないか?いろいろ情報も足りない…公安も組織も…。
- 17二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 03:10:48
このレスは削除されています
- 18二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 03:12:15
ヒロは降谷の体から記憶は共有することが
dice1d3=1 (1)
1.できる 2.低確率で共有する 3.できない
- 19二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 08:55:58
共有できるなら良かった
- 20二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 14:29:13
「もう起きても大丈夫ですか…?」
心配そうに俺の顔を覗き込む姿に俺は勢いに身を任せる事にした
「あぁ…大丈夫だ…」
俺は咄嗟に零を演じた、俺の中にある記憶を手繰り寄せて零を作った
「…よかったぁぁ、突然倒れられて心臓が止まるかと思いましたよ!」
「そうか…心配かけてすまなかったな、」
俺はうまく演じられてるだろうか、確認するすべもないこの時間が早く過ぎることをただ願っていた
「医師の話では長く寝ていたので目覚めてすぐに立ち上がったことで体に負担がきたのだろうとのことです」
零の部下はまっすぐ俺を見ながらお医者さんからの話をしてくれた
「明日、改めて色々検査をするそうなので今日は安静にとのことですよ」
「わかった」
「絶対!安静ですからね!勝手に抜け出すとか仕事するとかやめてくださいよ!」
部下は顔を近づけて釘を刺した
「……あぁ、(零、信用ないのか…?)」
「では私は仕事に戻りますので、何かあったら入り口にいる者に言ってください」
「あ、えー…と(もう帰るのか⁉︎まだ少し聞きたいことがあるのに!えーと…確か名前…)」
俺が部下を呼び止めるために名前を思い出そうと記憶を探ろうとした時
“風見”
「風見!」
「?どうしました?降谷さん」
「…あ、あぁ…今、少し記憶が混濁してるみたいで…今の自分の状況が掴めなくてな、僕に何があったんだ、?」
今、確かに頭に記憶が流れてきた、俺のではない…恐らく零の体に残った記憶だ…これは使える、
「あ、すみません…確かに説明してませんでしたね、降谷さんは公安の任務中に負傷してそれからdice1d5=2 (2) 週間ほど意識が戻らなかったんですよ」
「あぁ!そういえばそうだったな…ありがとう風見、」
「……」
俺は話終わった風見の表情がと何か複雑そうな顔をしている事に気がついた
「風見…?何かあったか?」
「あ!いえ!何でもありません…では、お大事にしてくださいね」
そう言って風見は早々と病室を出て行った
ヒロの演技力dice1d100=46 (46)
- 21二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 21:52:26
風見に気が付かれるかギリギリだね