- 1二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 20:31:33
「心理テストですか?なんでまた、急に」
「前、プロデューサーがわたしとの将来を誓ってくれたのは、覚えてる?」
「記憶にありません」
「プロデューサーの覚悟とわたしへの愛の深さ、嬉しかった・・・。だから、わたしも妻として、夫のことはよく知っておきたい。それこそ、深層心理まで」
「カタカタカタカタ(無視してパソコンを打ってる)」
「プロデューサーは相変わらず、眉間の皺が素敵・・・♡」
「はぁ・・・それで、何を聞きたいんです?」
「へぇ、いいんだ。プロデューサーも、案外気になってる?」
「やらなければ気が済まないのでしょう?ちょうど一段落したところですし、休憩ついでに聞きますよ」
「ふふ、ありがとう、プロデューサー。それじゃあ始める、ね」 - 2二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 20:32:46
- 3二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 20:33:46
「それじゃあ1問目。新生活が始まり、あなたは見知らぬ土地にひとりで生活することになりました。最初にメールを送る相手は、次のうち誰でしょう?」
「メールを送る相手、ですか・・・dice1d4=4 (4) ですかね」
1父親
2母親
3恋人
4友達
- 4二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 20:40:39
「友達、ですかね」
「プロデューサー・・・わたし以外に友達いたの?」
「いますよ、失礼な」
「へぇ、プロデューサーは甘え下手で、尽くされるよりも尽くしたいタイプなんだ」
「こんな仕事してますしね。その気はあると思いますよ。担当アイドルが尽くし甲斐あるのも、一つあるとは思いますが」
「プロデューサーの愛、重いもんね」
「迷惑ですか?」
「ううん、すごく助かってる。いつもありがとう、プロデューサー」 - 5二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 20:44:06
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- 6二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 20:45:36
「2問目。白いバラと赤いバラを使って、相手に花束を作りましょう。バラの本数は合計20本にしてください。
さて、白いバラは何本入っていますか?」
「バラの花束・・・dice10d2=1 1 1 1 2 1 2 1 1 1 (12) dice10d2=1 2 1 1 1 1 1 2 2 2 (14) でしょうか」
1赤
2白
- 7二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 20:53:37
「赤が14、白が6本ですかね。直感なので、特に意味はありませんが」
「これは、赤いバラは尽くされたい度、白いバラは尽くしたい度を表すらしい」
「となると、さっきと少し違いますね」
「ふふ、興味深い。尽くしたいけど、尽くされたい気持ちもあるってこと、だね」
「・・・まぁ、自分のことを想って何かしてもらうのは、嬉しいと思いますよ。誰でもそうでしょう」
「じゃあわたしも、プロデューサーのために何かしたい。何でも言って」
「ならもうちょっと体力つけて下さい」 - 8二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 20:56:46
「3問目。無人島にヤシの木が一本あります。そのヤシの木の下に実が落ちています。何個落ちていますか?」
「dice1d10=8 (8) で」
- 9二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:06:08
「8個、ですかね」
「・・・意外。プロデューサーって、実は節操なし?」
「その言い方だと、過去に付き合った人数とかですか?」
「ちょっと違う。過去の恋愛回数」
「特に覚えがありません・・・が。昔からアイドルは好きでしたからね。ファンになったアイドルの数なら、納得は出来ます」
「・・・まだ、増えるの?」
「別にいいでしょう。1番はもう揺るがないんですから」
「・・・もう」 - 10二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:08:21
「4問目。あなたは渋谷で信号待ちをしています。歩道の先で待っている人の数は何人いますか?」
「dice1d10=4 (4) で」
- 11二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:17:04
「4人、でしょうか」
「・・・プロデューサーの浮気者」
「今後付き合う人数、あたりですかね」
「当たり。でも、広ちゃんクイズ的には外れ」
「始めた覚えがないのですが」
「これは由々しき問題。プロデューサー、残りの3人は誰」
「ナチュラルに自分を入れるのやめて下さい」
「誰」
「知りませんよ。・・・大体、あなたのプロデュースで忙しいのに、そんなにお付き合いなんて出来ません」
「・・・ちょっときゅんときた。許す」 - 12二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:22:15
「5問目。あなたは、草原で四つ葉のクローバーを探しています。何個見つけることができましたか?」
「dice1d10=6 (6) 個。ですかね」
- 13二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:41:43
「6個、ですかね」
「この数字は、あなたのことが好きな人、だって。さすがプロデューサー、もてもて、だね」
「・・・なんか、さすがに嘘臭くないですか。自分の深層心理ならともかく、他人のことが分かるわけないでしょう」
「まぁ、心理テストってこういうものだから。それで、どうなの」
「知りませんよ。付き合いがあるといっても、学生と仕事以上のことはありません」
「プロデューサー、プロデューサー、ここにいるよ」
「学生と、仕事以上のことはありません」
「じゃあ、やっぱりわたしだけ、だね。わたしとプロデューサーは、夢と趣味の関係だから」 - 14二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 21:45:47
「6問目。あなたは雨上がりにジョギングをしています。自動車が水たまりを通ったのであなたに水がかかりました。さて、あなたは何と言ったでしょうか」
「dice1d4=1 (1) 」
1ムカつく
2車を追いかけ文句を言いに行く
3なんでこんなことになるの
4ついていない
- 15二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:12:33
「・・・まぁ、怒りを覚えるかもしれませんが、それだけですね」
「ふむふむ。プロデューサーは、意外と感情を表に出すタイプなんだね」
「プロデューサー、すごくしっかりしてるし大人びてるけど、まだ大学生だもんね」
「15歳に言われるセリフではないですね」
「ほら、わたしもう大卒だから」
「たまに便利ですよね。その経歴」
「でもわたし、冷静なプロデューサーがちょっと感情出ちゃう時も好き、だよ」
「ありがとうございます。常に冷静でありたいのですが、すぐに調子を狂わせてくる人が身近にいるもので」
「照れる」
「褒めてません」 - 16二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:17:24
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- 17二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:18:42
「7問目・・・あ」
「?、どうしましたか?」
「な、なんでもない。えっと・・・庭を進むと、あなたは自分が水の中にいることに気がつきました。それは次のうちのどこですか?」
「dice1d3=1 (1) 」
1水たまり
2池
3湖
- 18二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 23:13:23
心理テストを出汁にイチャついてるだけじゃないか!
- 19二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 05:54:52
「水たまり、でしょうか。水たまり程度で水の中というのも、変な話ですが」
「・・・そっか。ちょっと安心」
「これは何を表してるんです?」
「・・・秘密」
「(よかった・・・それなら、わたしでも・・・)
「広さん?顔が赤いですよ?」
「・・・大丈夫。なんともない、なんともない・・・」
「・・・?」 - 20二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 06:23:24
「8問目。あなたが「砂漠」と聞いて思い浮かぶものは、次の4つのアイテムの中のどれでしょうか?」
1オアシス
2ラクダ
3月
4ストールなど、顔を覆う衣服
「dice1d4=3 (3) 」
- 21二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 08:44:48
「月、でしょうかね。とても綺麗なんですよ、夜の静かな砂漠から見上げる月は。言葉では言い表せないような、神聖ささえ感じます」
「おぉ〜。さすがプロデューサー、解釈一致」
「その反応、ろくな結果ではないんでしょうね。なんて書いてあるんです?」
「夢見るロマンチスト。恋愛に対して奥手で、好きな人に対してもプラトニックな恋愛感情を抱くことが多い、だって。・・・ふふ、そうなの?」
「まぁ、当たらずとも遠からずでしょうか」
「この学園で、あなたとこんなことをしているんです。自覚はありますよ」
「変わり者の、ロマンチスト。・・・うん。確かにわたし達らしい、いい結果」 - 22二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 10:30:34
「プラトニックについては?」
「確かに、恋人になる女性には、肉体より精神を支えて欲しい思いはあるかもしれません」
「なにぶん、波乱の多い人生になりそうなもので」
「ふふ、責任重大、だね。プロデューサーの奥さんは、苦労しそう」
「えぇ。困難は分かち合うとは言いますが、共に楽しむことができるなら、それ以上の相手はいないでしょうね」
「・・・やっぱり、プロデューサーはロマンチスト」
「自覚はあります。悪癖のようなものですよ」 - 23二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 10:37:55
「9問目。日本昔話で有名な「桃太郎」のお話。あなたは次のうち、どのキャラクターになりたいですか?」
「dice1d4=2 (2) 」
1桃太郎
2イヌ
3サル
4キジ
- 24二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 12:28:33
「その中なら、犬ですね」
「プロデューサー、犬になりたいんだ」
「あくまでその選択肢の中ならですよ」
「これは、好きな人に冷める瞬間、なんだって。犬を選んだ人は、清潔感のない見た目とか、服装に冷めちゃうらしい」
「見た目や服装・・・あまりピンと来ませんね」
「そうなの?プロデューサーはそういうの、気にする方だと思ってた」
「アイドルなら、そういうの乖離も魅力の一つでしょう。ステージ上のアイドルとしての広さんと同じくらい、生活感のある等身大の広さんも魅力的だと思いますよ。勿論、TPOは弁えて頂きたいですが」
「もしプロデューサーが部屋に来て、髪がボサボサで服装がだらしないわたしが出てきたとしても、嫌いにならない?」 - 25二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 13:17:00
「まさか。むしろ、新たな一面が見れて嬉しいと思いますよ。普段とのギャップもありますし、そういったところも可愛いらしいな、と」
「・・・そう言ってもらえるのは、すごく嬉しい・・・けど」
「プロデューサー、今のテスト内容、覚えてる?」
「?、えぇ。相手に冷める瞬間、ですよね」
「合ってる。・・・プロデューサー、いつも恋人とか結婚って言っても、すぐ否定してくるのに」
「・・・なんで、相手がわたしの前提で話をしてるの」
「・・・プロデューサーだからです」
「特に恋人などいないもので、つい身近な担当アイドルで考えてしまいました。いけませんか?」 - 26二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 14:09:29
「・・・いいよ。プロデューサー」
「わたし、この服以外にも色々持ってる。ダボっとしたTシャツとか、寝る時用のもっと薄い生地の短パンとか」
プロデューサーが見たいなら・・・明日着てくる、よ」
「結構です。TPOを弁えてくださいと言ったはずですが」
「じゃあ、この部屋でなら大丈夫。ここは、わたし達の愛の巣だから」
「何もよくありません。それと、その言い方はやめるように言ったはずですが」
「ね、ね。プロデューサーは他に、どんな部屋着が似合うと思う?ボタン付きのパジャマ?ちょっと厚手のワンピース?それともーー」
「・・・はぁ、酷い目にあった・・・」
「ふふ、わたしは満足。これからも、着て欲しいものがあったら何でも言って。プロデューサーの色に、染まってあげる」
「誤解を招く言い方はやめてください」 - 27二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 16:28:20
- 28二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 18:04:03
「左隣は広さん、左斜め前は花海咲季さん、真正面は有村さん、右斜め前は秦谷さん、右隣は十王会長ですかね」
「わたしも入れてくれてるんだ。嬉しい」
「それはまぁ、一番交友のある異性ですから」
「せっかくだし、わたしのところは最後に見る。まずは咲季のとこ」
「左斜め前は、好きではないけどキープしておいてもいいなと思う人、だって。・・・そうなの?」
「誤解です。大体、誰であろうと答えた時点で詰みじゃないですか」
「・・・別に、怒ってない。聞いた以上、誰かの名前が出るのは当然だから。でもプロデューサー、咲季と知り合いだったっけ」
「何度か話したことはありますよ。好戦的な性格で挑戦がお好きなようでしたから、あなたと気が合いそうだなと思いました。そう意味ではまぁ・・・意味としては、間違ってないことになるんでしょうか」
「ふ〜ん・・・まぁいいや」 - 29二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 18:54:42
「真正面は麻央。恋愛感情はないけど、一番信用できる人」
「当たってると思います。お優しく面倒見のいい方ですから、何かあった時、頼りになるでしょうし」
「分かる。麻央、格闘技もやってるみたいだから、わたしも習ってみたい」
「大変申し上げにくいですが、宝の持ち腐れというものでは」
「いつでもプロデューサーが守ってくれるから、必要ないってこと?」
「技術だけを学んでも、行使できる体力がないという意味です・・・奇しくも、アイドル活動と同じですね」
「ふふ、ままならないね」 - 30二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 20:03:43
「右斜め前は、美鈴。どうしても異性として見れない人、だって」
「あぁ〜・・・」
「心当たり、あるんだ」
「いえ・・・その、秦谷さんって、すごい世話焼きな方じゃないですか」
「うん。わたしも、いつもお世話されてる」
「何と言いますか・・・実家の母を思い出しまして。そういう意味では、異性として見れないというのはあるかもしれないですね・・・」
「分かる。美鈴、お母さん力高いよね」
「あの方のプロデュースをする人は苦労するでしょうね。・・・色んな意味で」 - 31二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 20:50:12
左隣に広引いてるの強すぎる
- 32二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 01:46:05
このスレのゆったりとしたイチャつきがすごく好きだ
- 33二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 06:36:09
「右隣は、星南。あなたに気がありそうな人、だって」
「気があるかは分かりませんが、やたら気にかけていただいてるのは事実ですよ」
「え。そうなの?」
「えぇ。広さん、プロデュースを初めてすぐの頃、十王会長に会いに行ったでしょう?」
「あの時から、あなたのことは気にされているようなんです。そのプロデュースを行ってる俺のことも」
「たまにアドバイスを求めたり、求められたりの関係です。良好な関係だと思いますよ」
「わたしも、星南からプロデューサーのこと聞いたことある。あなたのプロデューサーは、いつも大変そうね、って」
「それで、なんて返したんですか?」
「羨ましいって言った」
「呆れたような顔が目に浮かびますね・・・」