【ネタバレ注】ここだけ....ココだけ記憶が曖昧な2周目

  • 1二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:11:09

    『あてぃし、ここの暮らし嫌いじゃなかったよ。
    ほんのちょっぴりだけど、
    みんなのこと家族みたいに感じてた。

    だからエマっちも、あてぃしの【推し】かもな』

    あてぃしが真っ先に【見た】ものはそれだった。

    ある世界で、
    あてぃしと【エマっち】が2人で隠れて、
    あてぃしが心の内を曝け出して甘える姿を。

    【エマっち】に生きて欲しくて『推し』を託したこと。

    その後視界は砂嵐を被ったようにぼやけていった。

    「エマっちがあてぃしの『推し』?」

  • 2二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:14:09

    あてぃしは【千里眼】の魔法で人と視界を共有できる。

    共有っつーか、一方的に覗き見るだけなんだけど、

    あてぃしは今日、スマホで趣味の配信をつけて、あてぃしを見た。

    その時【あっちのあてぃし】と繋がった。

    【あっちのあてぃし】は、どうやらあてぃしと会話できるっぽい。

  • 3二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:19:13

    【あっちのあてぃし】は「まじょか?」って〜ので記憶が曖昧になってるっぽい。

    なんかゴクチョーってやつもそれっぽいこと言ってたっけ?

    【あっちのあてぃし】から聞き出せたのは

    ・マーゴってやつが【あてぃし】と【エマっち】を逃がしてくれて。

    ・メルルってやつが【あてぃし】、【エマっち】、【マーゴ】を探し回ってた。

    ってことはメルルが【魔女】?

  • 4二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:34:08

    「なあ、エマっち。朝食終わったら、ちょっといい?」

    あてぃしはエマっちがいるところの近くに行き、話しかけた。

    エマ
    「え?ボク!?....う、うん。いいよ。」

    ??
    「おや!!ココさん..でしたっけ?一体エマさんとどんな話をするんですか!?私気になります!」

    青髪のうるさいやつが話しかけてきた。

    ココ
    「うっさい、話しかけんなし。別にどんな話しようがカンケーねーじゃん。」
    ??
    「ちょっとあなた!このバカが失礼なこと言ったからって、そんな言い方ないんじゃないかしら??」
    シェリー
    「庇うのか、貶すのかどっちかにしてくださーい!」

    緑髪のうるさいやつも話しかけてきた

  • 5二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:40:01

    エマっちは、騒がしい奴らと一緒にいたみたい。多分あっちの世界でも...

    ココ
    「話しかけんなって言ってんじゃん。みみついてないわけ?」
    ハンナ
    「ムキー!!なんなんですのあなた!!」

    ??
    「み、みなさん。喧嘩はやめましょう〜....」

    いた、こいつだ。

    氷上メルル。あてぃしをあんなところに追いやった。魔女。

    ココ
    「ッチ...あてぃし、あんたみたいなヤツ一番嫌いなんだよね。」
    メルル
    「ひぅ...」
    ココ
    「まあ、今はいいや。じゃ、エマっち食事の後、外で待ってるから。他の奴ら連れて来んなよ。特にそこの偽善者。」
    エマ
    「え、あ...う...わかった。」

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:45:30

    あてぃしが席に戻ると、食堂はずいぶん静かになった。

    みんなあてぃしを見てるのがわかる

    ココ
    「うっざ...」

    思わず、愚痴が零れる。元々抑える気なんてないけど、

    ハンナ
    「何なんですのあいつ!!感じ悪いですわ!!」
    シェリー
    「まあまあ。それでエマさんは行くんです?」
    エマ
    「う、うん...」
    ハンナ
    「やめた方がいいですわ、あんな態度の人に!!」
    エマ
    「でも、何だか気になるし...それに...」
    メルル
    「それに??」
    エマ
    「....うんん、なんでもない。食べよう。」
    シェリー
    「えー!気になるところで止めないでください!!」

  • 7二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:49:22

    エマココ🫶

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:51:12

    あてぃしは食事が終わると、早々に屋敷の外に出ようとした。

    ??
    「沢渡ココ、ちょっといいかな?」

    ...今日、めちゃめちゃ話しかけられるんだけど

    ココ
    「何?...ああ、あんたエマっちの知り合いなんだっけ?...」
    ヒロ
    「そんなことは今は関係ない。エマと2人で話をしたいそうだが、食堂じゃダメなのか?」
    ココ
    「イヤだから約束したんだけど?頭動かせねぇの?」
    ヒロ
    「なぜ2人にこだわる?我々はまだ秘密の会話をするほど、親しい仲を気づいてないはずだが?」

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:52:21

    ❌気づいていない
    ⭕️築いていない

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:59:16

    ココ
    「何だっていいじゃん。むしろお前は何でそんなの気にするわけ?」
    ヒロ
    「君たちが、この屋敷に関する重要なことを話す可能性があるからだ。」

    鋭いじゃん...確かにエマっちに話そうとしてんのは、この屋敷に来たばかりのこいつらにとっては気になる情報のはず

    ココ
    「は?何であてぃしがこの屋敷のこと知ってるってなんの?」
    ヒロ
    「君たちが秘密裏に話す理由がそれ以外考えられないからだ。納得する理由をくれれば、私も君たちの会話に口を挟むつもりはない。」
    ココ
    「そういえば、お前、エマっちと知り合いなんだっけ??もしかして嫉妬とかしてんのぉ??まじウケるんだけどw」
    ヒロ
    「それは関係ないと言っただろう。君は人の話をすぐ忘れるニワトリか?」
    ココ
    「....」
    ヒロ
    「....」

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 00:06:30

    ??
    「まあまあ君たち!!落ち着きたまえ!!」

    ...この屋敷ってうるせぇやつしかいねぇの??

    レイア
    「ヒロくん!君のはやる気持ちはわかるがココくんを追い詰めるような言い方をしてはいけないよ!」
    ヒロ
    「追い詰めているわけではない。私はただ正しい理由を...」
    レイア
    「ココくんも、気に障らなければ、理由だけ聞かせてもらえないかな?私も少し気になるんだ!」
    ココ
    「気に障るからイヤでーす」
    ヒロ
    「それは何か我々に言いづらい不都合なことを話し合うからじゃないのか?」
    ココ
    「うっせぇな!エマっちと昨日会ったばっかなのに何で不都合な話ができんだよ!?」
    レイア
    「ちょっと君たち!!喧嘩はよそう!!!....こ、困ったな」

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 01:25:04

    続きはよ!

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 01:27:09

    >>12

    もう寝る時間だぞ

    今は待て

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 09:28:08

    視界の端にゆらっと現れる影...
    ...看守だ

    看守
    「....」
    ココ
    「っ!!」

    あてぃしは看守から距離を置くためヒロから大きく離れる。

    【あてぃし】はメルルとそこの看守から隠れていた。
    あの鎌を見るに、メルルよりも凶暴な感じ〜

    ヒロ
    「??」
    レイア
    「看守か...喧嘩を止めにきたのかな?」

    看守があてぃしに近づく...
    なんで来んだよ!来んな!来んな!

    ココ
    「わ、わかったよ!もうしないから!騒ぎ起こさないって!!」

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 09:36:14

    苦し紛れの反省の言葉(反省なんてしてるわけねーだろバーカ!!)
    のおかげか、看守はささっと帰っていった。

    ココ
    「...た、助かった?」
    ヒロ
    「騒ぎを起こすとああやってやってくるのか」

    くそっ...こいつがいるならろくにエマっちと会話できねぇぞ

    ココ
    「じゃーあてぃしはもう行くわ。」
    ヒロ
    「あっ...待て!」
    ココ
    「あてぃし、あんたみたいなゆーとーせー大っ嫌いだから」

    いつもの中指を立てながら、あてぃしはそそくさと食堂から出ていった。

  • 16二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 09:52:38

    ...

    ココ
    「えー!すっごいじゃん!それでそれで?...ほぉ〜そんなことあるんだ!!」

    今あてぃしは会話してる
    『推し』と

    ココ
    「いやいや、じーちゃんの方が心配だって!あてぃしは元気だからさ...」
    ココ
    「じーちゃん...絶対帰るから」

    絶対に帰る...!【あっちのあてぃし】のためにも
    そして...

    エマ
    「ココちゃん、来たよ。」

    エマっちも一緒に帰らせる。

    ココ
    「あー、ちょっと待ってて。今話してるから。」
    エマ
    「はなし?」
    ココ
    「うん、うん、あてぃしも話しかけてくれて嬉しいよ。だからそんな顔すんなって。じゃあまた話に来てよね。バイバイ。」

    あてぃしはスマホを耳から離し、エマっちに向き直る。

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 10:00:37

    ココ
    「めんごめんご、ちょっと話しかけられちゃってね」
    エマ
    「そのスマホ、外と繋がってるの!?」

    エマっちが驚きの声を上げる

    ココ
    「ああ、いや、これはあてぃしの魔法だって。スマホはあてぃしのも圏外だよ。」
    エマ
    「...魔法?」
    ココ
    「そっ...あてぃしの魔法は千里眼!っつってもあてぃしを見てくれる人のことしか見れねぇんだけど、」
    エマ
    「ハンナちゃんが言ってた魔法...それもなのかな?」

    エマっちは不思議そうにあてぃしを見つめる。

    ココ
    「エマっちの魔法はどんなの?」
    エマ
    「ぼ、ボクは魔法なんて...持ってないよ。」

    あー、もしかして自覚しょーじょーない感じ?

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 10:13:23

    ココ
    「ふーん、まあいいや。ここだと見られてるし、場所変えよっか。」
    エマ
    「え?見られて?」
    ??
    「バレていたのね。隠密には自信があったんだけど」

    草むらから黒髪ロングが現れた。

    エマ
    「うわっ!!な、ナノカちゃんだっけ?ここでなにを?」
    ナノカ
    「2人がどんな秘密の会話をするのか気になって、尾行してただけよ。」

    なんだよ尾行してた『だけ』、って!!

    ココ
    「あてぃしらの会話盗み聞きするとか、マジきもいんだけど!?」
    ナノカ
    「なんとでも言えばいいわ。あなたたちが黒幕の可能性があるなら、私も警戒を解くわけには行かない」
    エマ
    「く、黒幕って?」
    ナノカ
    「この屋敷を裏で操っているやつよ。そいつは私たち少女の中に隠れて、私たちが殺し合う様を楽しむつもりなの。」

    黒幕...おそらく【メルル】のことじゃん...
    どうしよ...言っちゃおっかな...

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 10:14:30

    >>20

    ▶︎2人で逃げる 💀

    ▶︎ナノカにも話す

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 10:19:00

    まずはBAD回収したいですな
    2人で逃げる

スレッドは10/4 20:19頃に落ちます

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