【ftnr注意】セ部屋に閉じ込められたカスミとヒナ【ss】

  • 1無名の司祭Z25/10/04(土) 00:19:25

    書き溜めたものを吐き出すので投稿頻度はやばやばです。でもセ部屋に閉じ込められるカスヒナが書きたかったんや…

  • 2無名の司祭Z25/10/04(土) 00:20:46

    真っ白な部屋。私達は机の前で顔を見合せた。

    「私と、カスミで?」
    「あぁ。私と…ヒナで。」
    「「……いやいやいやいや」」

    それは、その紙に書いてある文言についてだった。
    「○○○○しないと、出られない部屋」と、その下に説明が書いてある紙。もうこの時点で胃もたれがしそうだけれど、読み進めて絶望した。
    「冷蔵庫にある薬を飲むことで、○○○が生えます。どちらかに○○○が生えている状態で、両者が密着状態かつ挿入状態で同時に絶頂した場合のみ、扉が開きます。」
    生える。生えるって何?これ、残るの?そもそも、飲まないと出れないというのが悪趣味な気がする。同時に絶頂するだけなら、まだズルも効くのに。……本当に……性格が悪い。

    「うぅむ。どうしようか…粗方調べ終わってしまっているからな…。」
    「…まぁ、バラバラに探していたし…改めて、細かく確認しましょう。」

    お互いに部屋の中を探って、脱出に使えるものが無いことは知っている。ただ、細かい内容は共有できてないから……。まだ、考えの外にある脱出方法があるかもしれない。

  • 3無名の司祭Z25/10/04(土) 00:22:30

    「扉も開かない…他に何か脱出口がある訳でもないし…冷蔵庫の中には小瓶と栄養ゼリーがあった。でも、それ以外何も無かった。」
    「……ベッド近くの棚の中には1ダースの避妊具がざっと10箱以上。他にも程よく冷えた水やローション、その他性玩具も2~3種類。脱出に使えそうな道具…鍵とかも無かったね。」
    「…何も無くない?」
    「何も無いねぇ。」

    終わった。…私の…初めての性行為…これ?…本当は、もっと…先生とか…かっこいい人としっかり迎えたかったなぁ。いや…私がカスミに入れれば私は初めてを…でも、残るのが怖い。そんなもの、あったら先生は…快く受け入れてくれるのかな…?とか、嫌なことが頭を過ぎるし…やめておこう。

    「どっちが飲む?」
    「……迷うが…飲む方面でいくなら、私が飲もう。」
    「意外。私に飲ませて弱体化でも図るのかと。」
    「まぁ…それも良いのだが…流石にな。」
    「…なら、頼んだわ。…ありがとう。」
    「どういたしまして。」

    …正直、ここまで来たら早いところ始末をつけてしまった方が楽なのかもしれない。そう、思い始めてしまう。すれば、出られる訳だし。ある程度合わせていけば、まぁ…同時に…って言うのも不可能では無い…から。

    「では、頂こう。」

    こくり。飲む音が聞こえる。喉が、少し動いているのを眺める…何か…見る所が気持ち悪い気がする。見るものが無いから、仕方がない。だって、こんなに白い壁をずーっと見てたら気が狂いそうだし。しばらくして、カスミの顔が少し歪む。その後一気に飲み干した。

  • 4無名の司祭Z25/10/04(土) 00:23:48

    「…ふー。」
    「不味かったの?」
    「苺味の風邪のシロップの味がしたね…。」
    「あの甘いヤツね?」
    「そうそう、水が飲みたくなる…。」

    カスミに水を渡す。私も、子供の頃に飲んだ事がある。子供の頃の、大雑把な舌で体調の悪い舌では判断できなかった、暴力的な甘さ。当時は、薬の中じゃ美味しい方だと思って飲んでた、イチゴ味の舐める薬も昔は好きだったけど…今は甘ったる過ぎて苦手だ。

    「はぁ、落ち着いたよ。ありがとう。」
    「いいえ、どういたしまして。」

    少しの沈黙。気まずい。何か、何か…話題が無いのかな。焦ると、かえって何も思いつかない…。…何も…本当に…何も…思いつかない…。じゃあ、もういっそ…雰囲気でも…作り始めてみた方が…いいのかも…。

    「……あの、変な質問なのだけれど…」
    「あぁ、別にいいぞ?」
    「…あなたって、その…性的欲求ってあるの…?」
    「あ〜…よく考えたらないな。うん。あまりそのような行為をしたことが無い。」

    すごい、爽やかな表情で答えられた。…なんか…小恥ずかしい。…もしかして、ぜーんぶ発散出来ているのかも。ちょっと、羨ましい。

    「そんな羨望の視線で見つめられても何も出ないぞ?」
    「発散方法があっていいな…って。」
    「…君の場合はストレスが多いんじゃないか?私は悠々自適に過ごさせてもらっているから、温泉開発で発散できているだけだ。」
    「…そうね…確かに。」
    「少し、休んだらどうだ?今なんて、ちょうどいいだろう?まぁ、普段そこらで問題を起こしている私が言えた話ではないが。」

  • 5無名の司祭Z25/10/04(土) 00:25:01

    …今、この部屋にいるのは、問題を起こす気がないカスミと…私だけ。他の人はいないし、新しい問題も…耳に入ってくることは無い。…うーん。…だったら少しくらい。

    「…もうちょっと寝てもいい?」
    「あぁ、いいぞ。薬が効いてくるまで、時間がかかるだろうしな。」

    ベッドに入る。寝心地は、悪くない。いいベッド。…1人でキングベッドなんか使った事ないし…なんか、王女様になった気分。…けど、寂しい。なんか、なんでもいいから少し話したい。

    「お話してもいい?」
    「もちろん。私でよければ、お相手しよう。」
    「みんなに話さない?」
    「約束だ。」

    いつもだったら、絶対に信じない。だって、鬼怒川カスミは計算高い人物だから。けれど…今だけ。今だけなら、信じてもいい…そんな気がする。

    「その…本当は、みんなみたいに青春を体験してみたいし、それなりに、ヤンチャもしてみたい。…って言ったら、信じる?」
    「にわかには信じがたいが…まぁ、一高校生である以上そのような欲求があってもおかしくはないと思う。」
    「そっか、やっぱその。外から見たら仕事人間みたいに思われてるのかな。」
    「間違いではないと思うが。…本当にゲヘナに合っていないね。」

    ゲヘナに合っていない…なんてことは無いと思う。私だって、ゲヘナだからこの力を活かせていて、鈍ってもいない。だから、先生や皆に頼られる力がある。…時々、他の学校の方が…合っているのかも…とは思うけれど。

  • 6無名の司祭Z25/10/04(土) 00:26:45

    「すこし気になったのだが…君は普段どれくらい仕事をしているんだい?」
    「え、まぁ…書類仕事は…」

    …うわ。面白い。話せば話すほどカスミの顔が青ざめていく。それでも、時々休みが取れてる時点で先生の仕事量には勝てる気がしないんだけれどね。

    「…す、末恐ろしいな…。」
    「…私がやらなきゃいけない仕事だから。」
    「でも…誤魔化して、頑張ろうとしても…やっぱり仕事で一日が終わって。…終わった時には疲れてるの。」
    「だろうな。聞いている限り、君の勤務量は常軌を逸してしている。」
    「…ふと、全部まとめて投げ出したくなる時があって。先生に、相談したら少しはマシになったんだけど。」
    「良かったじゃないか。」
    「そう、先生といると、少し…楽になる。大人だからかな。」
    「…先生だから、では無いだろうか。私は今まで、悪い大人を数々見てきた。裏切られる度に、人の事なんて信じないと誓ったとしても、先生はそれをこじ開けてくる。…恐ろしいよ。私的にはね。」

    ふーん…けれど、それって。

    「貴女も、それなりに悩みを抱えてるのね。」
    「私なりの悩みをな。君と同じように抱えている。」

    …見る目が、変わったかも。破天荒で、新進気鋭。異例の2年生の部長、鬼怒川カスミ。問題行動ばかり起こす生徒。その裏には、何かある。今だって、少し突き放すような言い方をしたし。

  • 7無名の司祭Z25/10/04(土) 00:28:04

    「そうね。…これ以上は、良くない?」
    「…うん。」
    「そっか。」
    「‪…騒動を立ててすまない。許してくれないか?」

    弱い言葉。多分、心からの言葉。ちゃんと向き合ってくれている。カスミなりに、私にぶつかってきてくれてる。…なんでなんだろう。最初は、あんなに嫌だったのに。そこまで、一緒にいるのが嫌じゃない。

    「別に、いい。面倒臭いけど、私が行ったら止まるから。」
    「君に逆らうほど馬鹿じゃないんだ。戦力を見誤ったことは無いよ。」
    「よくわかってる。」

    少しづつ、色んな話をした。…楽しかった。自分の知らない、もうひとつの世界について…沢山知ることが出来た。無秩序を走る事の、自由と苦難。私は、こんな事知る由もなかっただろう。話して、話して、話し疲れて。少し、微睡み始めたところで、瓶のラベル。その文字が目に入る。

    「…どうしたんだい?ヒナ。」
    「いや、気になっただけ。何か変な事が書いてる気がして。」
    「何だ何だ?私にも見せてくれたまえよ。」
    「…。」
    「うわ…。」

  • 8無名の司祭Z25/10/04(土) 00:29:08

    書いてある文言。それは、『この薬を飲んだ人は1時間後に○○○が生えます。そして、この薬を飲んだ人ではない人の性欲が、少しずつ増えていきます。』…趣味が、悪い。カスミが飲んだということは、私の性欲が増える。

    「…襲う前にシャワー入っておく…。」
    「頼むよ、ヒナ…なかなか、難儀な状態になってしまったね。」
    「…本当に。」


    シャワーを浴びながら考える。するならするで、最悪仕方がない。もう、ここまで来て拒否するのは何を今更という感じだろうし。ただ…小さいといいな。カスミの…。私の、まだ指2本しか入らないし…。緊張、してきた。今…する準備をしてる。例え、どんな人であろうと…多少は緊張するはず…だから。

    「カスミだから、では無い…はず。」

    そう、思いたい。薬のせい。薬のせい。なんか、少しかっこよく見えてきたのは、気の所為。薬で、性欲が高まっているから。何故か、私に自己犠牲を払ってくれている彼女は…多分、罠。罠だから…。

    「…でも。」

    そう、思いたくない。分かり合えた、気がするから。

  • 9無名の司祭Z25/10/04(土) 00:30:24

    想像の4倍くらい消費激しいヮ…

  • 10無名の司祭Z25/10/04(土) 00:31:28

    今日のところはこれくらいで…

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 00:37:42

    ゆっくり待ってる

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 07:49:17

    エ駄死!とか付いていないってことは2人の精神的交流がメインのお話?
    めっちゃ好み。トムジェリクラスに仲良くなってトムジェリみたいに喧嘩したりしなかったりしろ。

  • 13無名の司祭Z25/10/04(土) 09:03:48

    >>12エ駄死でもありますけど、精神交流はちゃんとやらせて頂きます

  • 14無名の司祭Z25/10/04(土) 15:57:40

    一人きりの白い部屋。…いやはや。起きた時は本当に驚いたね。隣にヒナが寝ていて、大きな声を出しそうになったけれども、あまりにも安らかな寝顔で…起こすのも憚られてしまった。…何故か、私の尻尾を握っていたがね。…寝言も、なかなかだったなぁ。先生と、随分幸せそうな夢を見ていた様子。けれど、所々、仕事への疲れも見えて…さすがの私といえど…すこし心配してしまった。2人きり、というのもあるし、話を聴けば聴くほど、彼女の仕事への圧迫感に、少し心が傷んだ。それと同時に、お互いに仮面を被っている彼女になら、少し打ち明けられるかとも…思った。

    「…ふー。」

    もう、なんとも言えない。この気持ちを、形にしようがない。出来ることいえば、落ち着いた様な吐息を出して、飲み込むふりをするだけだ。…心情がドロドロに、混ざりあっている。あんなにも恐ろしい、あの風紀委員長が…このような裏の顔を隠して活動している。その事実が、妙にいやらしい。どうにもこうにも…私は…どうすれば良いんだろうか。

  • 15無名の司祭Z25/10/04(土) 22:40:16

    「む。」

    突然、股間に違和感が走る。恐らく…生えたのだろう。…明らかに、居る。そこに、質量がある。本当に、ロクでもない薬だ。…だが、少し感謝している。相容れないはずの、私とヒナが、こうして話す事が出来たのは、この出来事のお陰だろう。普段、ヒナは話を聞いてくれる訳が無いし、私だってそうそう話す気になれない。…心地よかった。温泉開発部に及ぶか、と言われたら、それは違うかもしれない。ただ、少し、仲間がいた気がした。誰も信じられない、誰にも頼れない。結局は、自分がやらなくてはいけない。そんな閉塞的な空間にいる仲間。それが、空崎ヒナだった訳だ。

    「…。」

    …なんという…皮肉だろうか。これもまた、夢か何かなのだ。恐らく、この外に出たら私達の関係は元に戻るのであろう。記憶は、消えるのかもしれない。分からないが、間違いなく日常が帰ってくる。この妙に湿っぽい雰囲気を、味わうことも叶わないわけだ。…私たちは、関係を楽しむには、あまりに遠すぎた。対極にいすぎたんだ。…正直、少し、寂しくもある。今、数時間の関わりでしかないと言うのに‪、私にとっては何故か重大に思えてしまう。

    「ははは。難解だ。」

    …何故なのだろうな。
    いや、故に、運命なのかもしれない。
    私は、彼女の記憶に残り得る人物なのだろうか。
    それは、神のみぞ知る…という事か。

  • 16無名の司祭Z25/10/05(日) 00:54:05

    「上がった。バスローブしか無かったのだけど…大丈夫?」
    「あ…あぁ。べつに、大丈夫だ…っ…?」
    「…カスミ?」

    衝動。そうか…男性の欲求というのはこんなにも…強く、くっきりとしたものなのか。風呂上がりなのもあると思うが、部屋全体に充満している甘い匂い。ヒナの、私を心配して見つめる目。そして、バスローブから時々チラリと見える、ヒナの、裸体。…大きくなればなるほど、頭から冷静な思考が抜けていく気がする。

    「カスミ…大丈夫…?」
    「大丈夫…だから、近寄らないで…。」
    「う…うん。」

    …なぜ、私は。こんなにも興奮しているんだ?理性を、塗りつぶして塗りつぶして…どんどん、覆い被さるような…。鼓動が治まらない。…触りたい…。元々、私は快感に無知だ。世間一般が言う気持ちいいが何たるかを知らないのに…。快感なんて分かるわけないのに…欲しくて、欲しくてたまらない。どうすれば、どうすれば良いのだろうか…。何も、考えられない。

    「えーっと、シャワー、浴びてきたら?」
    「……わかった。」

    …するんだったら、浴びないと…。……はぁ…。
    想像以上に、大きい。ヘソの辺りまである。見れば見るほど、グロテスク。でも、何故か愛おしく…淫らに…見える。…いい、こんな事を考えるのはやめよう。…冷たいシャワーでも浴びれば、少しは良くなるはず。

  • 17無名の司祭Z25/10/05(日) 03:59:48

    「…あっ」

    少し、感じるヒナの残渣。匂いが、ちょっとだけ残っている。少し前まで、ここには、裸のヒナがいて…あぁ、どこまで行っても、私は逃げれないのだろうな……。…私が、彼女を求めても。許されるのだろうか。堂々巡りの思考は、永遠に終わらない。私の中で、納得のいく答えが見つからない。

    「はぁ。」

    冷水を浴びる。少し冷たいが、熱で火照った思考を咎めるのには丁度良い。冷えた頭で考えると、すぐそれらしい答えが出てきた。…あぁ…私は。ここまで絶大な欲を持ってしても、そういう行為をしたく無かったのだ。なぜ?それは…私とヒナの関係が変わるから?今のような、丁度良い友人としての関係が終わるから?

    「…」

    人の感情とは、極めて理解し難いものだ。何故、私は。あんなに怖がっていた相手に対して…こんなに思考を回しているのだろうか。部屋を出るだけなら、ただ犯せばよかったにもかかわらず。シャワーまで浴びて…。それに…こんなにも自分の欲求を拒否して…。…あぁ、わかった。私は、ヒナが好きなのか。…しかも、性的としてでなく、人間的に。

    「しかし…」

    否定したい気持ちもある。だって、私の心にあった恐怖心は決して嘘では無いから。目の前のヒナという、圧倒的な暴力に対する、畏怖の念がないと言ったら、それは嘘になる。では…なぜ私は彼女を?

    「ははは…分からない。分からないな。」

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 10:25:08

    保守

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:05:07

    保守

  • 20無名の司祭Z25/10/05(日) 21:26:13

    私が彼女を好く理由。それが、あまりにも見当たらない。あまりにも…昔の記憶を漁っても、何も出てこない。いや、漁るのは昔じゃない。…今さっきの、あの時間だけで私は惚れたというのか?

    「いや、流石に。」

    ちょろい。自分で言うのもなんだが、この私が?そんな一瞬で惚れるか?そもそも…私は、そういう感情に疎かった筈だ。なのに…何故?…。…何故…何故…か。…

    「自らに疑問をなげかけている時点で、探そうとしていないじゃないか。」

    …面白い。これじゃまるで幼児だ。あまりにも…他力本願にも程がある。探そう。自分なりに、どこが引っかかったのかを。空崎ヒナの、どこが好きになったのかを。

    「ふふ。」

    真剣に考えれば、考えるほど楽しい。久しぶりに、心がポカポカしてくる。仕草、表情、言葉のトーン。その全てから、私が好きになった理由を追い求める。相手に告げるのであれば…自分が相手のどのような所を好きになり、どのようにしたいのか。それを決めてから。それが、誠意というものだろう?

    「あぁ、ここだろうな。」

    ひとつ、わかった。彼女は、優しい気遣いが得意だ。そこに、惚れている。例の薬を飲んだ後に水を差し出してくれたり、私がこれ以上話したくないような事を追求しないでいてくれたり。ある意味、温泉開発部のような…アットホームな場では体験できない…プライバシーが確保された関係。それが心地いいのだろう。…私としても、それは本望だ。

    「…それで良い。」

    私としての方針は決まった。何としてでも、上手いこと出てやる。この悪趣味な部屋から脱出して、それこそ、普段通りの日常に戻ってやろう。ただ、次に会う時は。もうちょっとヒナと話を交わすことが出来たらいい。それで、いいんだ。

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 07:09:39

    保守

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 15:08:36

    ほし

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 22:45:59

    保 

  • 24無名の司祭Z25/10/07(火) 07:40:51

    バスローブを着て、シャワーを出る。ヒナは顔を赤らめて、圧倒的な迄の熱を孕んだ瞳を私に向ける。自らバスローブを脱ぎ捨て、生まれたままの姿となったヒナは私に向かう。その姿は確かに魅力的で、素晴らしいものだった。けれど、今の私は。その姿を見たいわけじゃない。

    「ヒナ。お待たせした。」
    「……えへへ。」

    性欲に歪まされてしまった、彼女の顔。口の端からヨダレを垂らして、下品な、あられのない笑顔を見せる。本当に。イライラする…本当に、想い人を、他社によってぐちゃぐちゃにされる気分は、快くないな。

    「…お話がしたいんだ。こちらに座ってくれるかい?」
    「しないの?」
    「話した後にしたいんだ。」

    少し緊張する。どうやって、今の気持ちを吐き出せばいいのか、よく分からない。何せ、今までは…あまり…人に素直に話すことが無かった。…分からないなら、ぶつかればいいのか。

    「私は、ヒナのことが好きなんだ。」
    「私の事…好き、なの?」
    「あぁ。」
    「…ほんとに?」
    「もちろん。」

    抱きしめられる。…それは、悪くない。ハグは、暖かくて。いい気持ちになれる。抱きしめ返すと、こちらを見て、嬉しそうな涙が少し浮かんだ顔をこちらに向けて、微笑んでくれる。…可愛いな。

    「多分、私も好き。…だから、嬉しい。」
    「そうか…なら、良かった。」

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 08:47:03

    カスミもあまりの異常事態に身の危険はないと判断しつつも吊り橋効果の後押しもあったと考えるとカワイイ気がしてくる。
    しかし生えて(薬を飲んで)ない方の性欲が高まるのはさすがのキヴォトス。

  • 26二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 12:20:21

    ひるほしゅ
    巻き込み規制激しすぎてハートすらままならん

    落ちちゃっても書ききってちょうだいよ応援してるから

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 21:22:06

    保 

スレッドは10/8 07:22頃に落ちます

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