- 1二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 19:34:00
- 2二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 19:37:44
前スレ
あれは恋人のベルノライトといって|あにまん掲示板かわいいんだbbs.animanch.comあれは恋人のベルノライトといって 2|あにまん掲示板愛おしいんだbbs.animanch.comあれは恋人のベルノライトといって 3 (ウマウマ)|あにまん掲示板𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬───bbs.animanch.comあれは恋人のベルノライトといって 4(ウマウマ)|あにまん掲示板かわいいしかっこいいし優しいし柔らかいしいい匂いがするしえっ⋯魅力的だしかわいいんだbbs.animanch.comあれは恋人のベルノライトといって 5(ウマウマ)|あにまん掲示板おいしいんだbbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 19:54:43
なんとか濃厚なデート回でっち上げてくれんかのう
- 4二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:04:43
待っていたぞこの時を…!
- 5二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:28:36
オグリの正妻だ……
- 6二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:31:53
来たか(ガタッ
- 7二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:36:09
お久しぶり
- 8二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:55:15
久々に見たぞ
- 9二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:57:11
そういやそろそろ立つ時期か
- 10二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 21:05:33
初回なのに出番が少なくて悲しいんだ 来週ちゅーぐらいしてくれないと割に合わないんだ
- 11二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 21:06:15
原作199話で校門前でオグリと北原待ってたベルノはいじらしかったですね
- 12二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:29:20
アニメ勢なんだが2期範囲にオグベルはあるのか?教えてくれ五飛
- 13二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:36:15
- 14二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:41:29
- 15二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 05:17:08
足腰立たなくなるまでオグリのために尽くすんだよね⋯
- 16二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 05:20:22
あっ好き!
- 17二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 09:57:45
いいですねえ
- 18二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 15:44:03
- 19二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 22:13:48
トレセンを卒業して大学に進んだオグベルが婚約して、社長令嬢としてレースの時にお偉いさん達と話したりパーティなんかで挨拶回りするベルノに婚約者として付き従うオグリがみたいねえ
- 20二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 22:52:12
「……ふう」
シワ一つない、白いツインベッドに腰を下ろして一息。
「今日は大変だったな、ベルノ。大丈夫か?」
私の隣に座ったオグリちゃんが、その灰色の瞳を向けてくる。そこには私への心配しか映っていない。この2日間、忙しかったのは彼女も同じだというのに。
昨日は実家が協賛しているレースに行き、観客席で挨拶まわりをした。レースやライブをじっくりと見る時間など無くて。今日だって同じだ。日中は新しい取引先との懇親会、夜は関係者を招いたパーティー。せっかくのバイキング形式だと言うのに、私について回っていた彼女はまるで食べる機会がなかっただろう。親が私達のためにスイートルームを用意してくれたのは、その埋め合わせのつもりなのかも。
「……ごめんね。付き合わせちゃって」
「心配ない。私はベルノの"婚約者"だからな」
誇らしそうに言うオグリちゃんに、思わず笑みが溢れてしまう。大学に入ってから同棲を始め、そして結婚を視野に入れた時、それぞれの親をどう説得するか、作戦を練ったものだ。だが現実は、なんというかとんとん拍子に決まってしまった。初顔合わせで二つ返事で承認された。今、私の両親とオグリちゃんのお母さんは毎日やりとりをしているらしい。
「……でも、オグリちゃんお腹空いてない?」
私は赤いドレスを、オグリちゃんは青いドレス。この時期には肌寒いくらいの露出度のそれを脱いで、パーカーを着ながら聞いた。彼女は図星を突かれた、というような顔をして、けれど
「もちろん、大丈夫だ─」
なんて、強がろうとした。お腹からなった大きな音が、それを阻止してしまったわけだけど。パーティーの前にサンドイッチをいくつか食べて、それからずっと動きっぱなし。正直言えば、私だって何か食べたい。時計の短針は10時を指しているけれど、近くの飲食店でまだやっているところはあるかもしれない。一緒に行こうか、なんて私が提案すると、オグリちゃんはどこか寂しそうな顔をして。
「どうしたの?」
私が聞くと、彼女は恐る恐る切り出した。
「……その、昨日も今日も、ベルノとあまり触れ合えなかった、から…」
大きな手が、私のそれに重ねられる。綺麗な芦毛の尻尾が、私のそれにしゅる、と巻き付いて。
「だから、せめて今くらいは……その、二人きりでいたい」 - 21こんな感じか?25/10/06(月) 22:53:37
「……そっか」
オグリちゃんが食欲を後に回すくらい、寂しい思いをさせてしまったという罪悪感と、私を選んでくれているという優越感。2つがないまぜになって、私の心を満たしていく。身体を任せたのは私から。胸元に倒れ込んだ私を、オグリちゃんは優しく受け止めて、背中に手を回す。ぎゅ、とつよく、でも力加減は絶妙なハグ。トレセンにいたときと比べると、うまくなったなあ、なんて。好きな匂いに包まれながら、このまま寝てしまってもいいくらい。でも、何も食べないのはよくないな。なんて葛藤しながらオグリちゃんの背中に腕を回そうとした時、ドアがこんこんこん、とノックされた。名残惜しさを感じながら抜け出して、ドアを開ける。ホテルのルームサービスが立っていて。
話を聞くと、どうやらお父さんが気を利かせてディナーを頼んでおいてくれたらしい。すでに時間は過ぎているが、特別に、だそうだ。 - 22こんな感じか?25/10/06(月) 22:54:39
「……これはすごいぞベルノ!とてもおいしい!」
「こっちのカレーもすごいよ。いろんな具材が使われてて…」
シェフの方に申し訳なくなるほどの量のそれを二人でわけて食べながら、確かに幸せを感じる。「あーん」をして食べさせ合うなど、2人きりでないと厳しいものがあるからだ。
「ねえ、オグリちゃん。これおいしいね」
デザートのアイスクリーム。チョコ味のそれは、この時間帯に食べるには罪である。それゆえ量はあまりない。オグリちゃんもまだ食べたそうにしている。
だから、ちょっとイタズラをしようと思った。
「ああ、そうだな、ベルノ───っ」
その瞳が、驚きに見開かれる。その唇を奪って、私の分のアイスを流し込む。
「ふふ、おいしかった?オグリちゃん」
さっきまで私を欲しがっていたのに、目の前のご馳走に目を輝かせるオグリちゃんは、可愛いけれど少し嫉妬してしまう。だからこれは、そのお返し。灰色の目に見据えられて、ああ、押し倒されてしまうなあ、なんて本能的に恐怖と期待を覚えたのもつかの間。彼女は整然とした手つきで食器を片付け始めた。
混乱している私をよそに、全て終えた彼女に後ろから抱きしめられて、耳元で囁かれる。
「……今から、シャワーを浴びてくる。待っててくれ」
オグリちゃんは、低い声でそう命じる。彼女はあまりに興奮すると、一周回って冷静になる。それはつまり、限界が近いということで。ああ、そんなに我慢してくれてたんだなんて馬鹿なことを思ってしまう。
「……離れたくないな、オグリちゃん」
尻尾を、その細いウエストに巻き付ける。
「ねえ、一緒にはいろ?」
私を抱きしめる腕の力が増していく。そのまま抱き上げられ、洗面所に連行されていく私。怖さんとするほどのハグに、トレセン時代を思い出すなあ、なんて思いながら、私は彼女に身を任せた。 - 23二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 23:16:52
小悪魔ベルノだ…
- 24二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 23:26:17
夜通しめにしゅきしたんか!?
- 25二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 23:32:18
こう…めちゃくちゃ忙しかった埋め合わせとして1日滞在を伸ばして二人でお忍びデートするオグベルが見たくってえ…
- 26二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 00:48:28
すげえもん読んじまった
尻尾ハグの時点でドキドキしてしまった - 27二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 04:34:18
めっちゃいいSSがお出しされてる⋯⋯