- 1二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:37:19【CP注🎲】ここだけ善子が|あにまん掲示板dice1d11=@4 (4)@に恋愛的な意味で好かれている世界線①炭治郎②伊之助③カナヲ④禰豆子⑤宇髄天元⑥甘露寺蜜璃⑦冨岡義勇⑧鬼舞辻無惨⑨童磨⑩モブ男⑪モブ女bbs.animanch.com
このスレのダイス結果に脳を焼かれた1がSSを投げるスレ
あにまんで始めたのであにまんで終わらせたいとおもいます
まったり進めます
善子とかぜんねずとかねずせんの話題があったら書き込みがあると嬉しいです
- 2二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:38:24
- 3二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:40:10
- 4二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:41:13
- 5二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:42:32
- 6二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:43:34
- 7二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:44:40
- 8二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:46:36
- 9二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:47:41
- 10二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:49:30
- 11二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:51:20
の善逸視点
スレ落ち防止のSS貼り
万が一前スレで読んでくれた方いたらありがとうございました
ときめいた音が聞こえる | Writening 戸で仕切られた部屋で衣擦れの音が止んだ。 蒲公英の花で染めたような着物に、葉の色の帯、帯締めは綿毛の白で合わせた人物が居る。 悪くない調和があり、全身で蒲公英を表現したのを評価する人も現れる…writening.net - 12二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 23:52:49
なんで脳を焼かれたか考えたけど
多分善子を恋愛的に好きな禰󠄀豆子というダイス結果のせい - 13二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 01:35:35
元スレのシチュエーション面白かったから助かる
- 14二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 08:32:19
前スレ落ちちゃってたの残念だったから助かる
- 15二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 08:32:19
助かる!!待ってました!!!
- 16二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 09:39:28
男女CPの女装が好きなんだけどあんま見かけないから助かる
後でゆっくり読みます - 17二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 16:44:42
女装シチュのメジャーはなんだろう
お互いに唇塗り合うとか? - 18二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 22:33:23
- 19125/10/07(火) 01:07:04
皆さんありがとう
保守代わりに短い妄想書こうと思ったらSSになった
SSスレだからいいか
おそろいと自由 | Writening 今日はお互いに、同時に口紅を塗り合うという戯れをした。 戯れなどと言うと余裕に思われそうだが、実際には緊張していた善逸である。 (……いや女物着て、髪を整えているから善子状態だわこれ) …writening.net - 20二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 07:53:18
とんでもねぇ善子ちゃんだ
- 21二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 12:15:41
割とノリノリそうなんだよね
【本日は善逸の誕生日】
9月3日は我妻善逸の誕生日です!
誕生日を記念して、ufotable描き下ろしミニキャライラストを公開しました。
ぜひご覧ください!
<a href="https://kimetsu.com/anime/news/?id=61394" target="_blank">kimetsu.com/anime/news/?id…</a>
<a href="https://twitter.com/hashtag/鬼滅の刃" target="_blank">#鬼滅の刃</a>
<a href="https://twitter.com/hashtag/9月3日は我妻善逸の誕生日" target="_blank">#9月3日は我妻善逸の誕生日</a> — 鬼滅の刃公式 (kimetsu_off) 2022年09月03日 - 22二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 20:22:26
このドヤ顔可愛いね…
- 23二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 02:03:39
多分女装する善逸より
妹が女装男子好きになった炭治郎の心労が大きい - 24二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 08:35:33
しかもとんちきじゃなく普通にかわいくなってるし
- 25二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 16:18:42
スレ主さんのss全部好き
- 26二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:23:53
他の人から見た善逸の女装どんな感じなんだろ
- 27二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:34:54
元のスレダイス外でも色々美味しい概念出てたよね
- 28二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 01:05:50
- 29保守25/10/09(木) 04:25:51
禰豆子ちゃんは作った花冠を、きれいに乾かして取っておいてくれる。また作るからいいのに、といえば、
「嬉しかったから」
可愛らしく笑って言うものだからそれ以上は変な笑いを浮かべるしかない。
ある日、花畑へ行こうと約束していた日に大雨が降った。……女物の羽織を持って、二人きりでだ。
昨日帰ってくるはずの炭治郎と伊之助は、恐らく三郎爺さんの所で止むのを待っているのだろう。
俺は足が痛むので部屋のすみで大人しくしていると、禰豆子ちゃんが何か乾いてて軽い音がするもの二つを持ってやって来た。
「……善子ちゃん」
最近、この呼び方は、甘えるのが苦手な禰豆子ちゃんなりの甘えだと音で気がついて、こう言われたらしばらく俺はアタイだ。でも今日男物着てるけどいいのかな。
などと思っていたら隣に座った禰豆子ちゃんが、この黄色い頭に軽い輪を被せた。禰豆子ちゃんも、綺麗な黒髪に花冠──色褪せて乾燥した輪を被っていた。
「……本当はね、おそろいにしたくて、取っておいたの」
その笑顔があれば何でもいいよ!!と口走ってしまったが、それでも嬉しそうで安心した。
今度はもっと元気な花でおそろいにしましょう。
調子に乗って言えば、禰豆子ちゃんはさらに素敵な笑顔になった。
お話をしていると、いつの間にか禰豆子ちゃんがうとうとし始めて、肩に頭を乗せてきた。黒髪からずれた花冠をみて、ふと思い出した。善逸さんも花冠を被ったら、と聞かれて男が花冠は似合わないかな~と軽く言ったことを。
……だから、おそろいにしたくてああ言ってきたのか。やっぱり甘えるの、上手くないなぁ禰豆子ちゃん。
──善子じゃなくても、君が望めばいくらでも被るよ。そう呟いたら、可愛い寝顔が、少し笑った気がした。 - 30二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 07:30:38
いいよねわかる 個人的には普段から女性っぽくなってく善逸概念好き
- 31二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:01:52
やっぱ女装って癖になるのかな……
いい目にあっていないので女の子扱いやお人形扱いでもちやほやされたらすぐ幸せの箱いっぱいになる概念も好き - 32二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 18:28:31
男の自分は求められてないのかもと内心思う善逸概念好き あと成長善逸にはぜひとも長髪ポニテしてほしい
- 33二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:20:13
保守もssなのいのちたすかる
- 34二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 03:14:03
このレスは削除されています
- 35二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 03:19:04
ここのかまぼこと禰豆子なら
「善逸は何着ても匂いが善逸なんだけどなぁ。見た目も」
「炭治郎、言葉に配慮がないよ配慮が」
「気配がよりなよっちくなった気がすんぞ。見た目も」
「伊之助、お前はより配慮がない!」
「可愛いと思うけどなあ」
「禰豆子ちゃん……!」
(可愛いと思われるのが嬉しいんじゃなくて、禰豆子に言われたから嬉しいんだよな? 嬉しい匂いはそういう事でいいんだよな?)
みたいになってそう
- 36二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 12:42:28
連作
善子と禰豆子(その8) | Writening 時間は早朝、朝餉が終わった直後だった。遊郭のとある宿。 多少質が良くないがしっかりした作りで、畳が並ぶ一室に炭治郎達は居た。 そこで──正座した炭治郎は、同じく正座した禰豆子と対峙していた。 …writening.net二次創作の女装男子✕女子に
何故FBまで読み返しながら真面目になってるんだと何回も正気になりかけたけど
正気でSSは書けねぇんだ
次から善子✕禰豆子の疑似女装デートできそうです
- 37保守25/10/10(金) 17:32:53
多分保守代わりに書き込んでくれる方もいると思います
ありがとうございます、助かります
これは多分夫婦になった後にポニテしてる善子のねずぜん?
私が髪をまとめあげているとある日、舐め、噛みつかれながらうなじがたまらない、と二人きりの夜に言われた事がある。
その時は、あまりわからなかったけれど、今は理解出来た。
黄色の髪……光の当たり方で金にも見える長い髪を、高くまとめ上げて、私の結紐で止める。
鍛えた名残の筋肉の筋に、合わせ目を大きく広げた黒い小紋の着物、少し見える男性の背中。
そこへ降る金の糸束は、私がやりたくて洗ったために、さらさらとしていて達成感があった。
無防備な急所、普段はあらわにならない場所。匂い立つ、熱いもの。思わずつばを飲んだ音が聞こえたのか、含み笑いをしながら彼が言った。
「禰豆子ちゃん、アタイの首に見惚れちゃった?」
明らかにからかいを含む声音に、少しムッとしたので、あの日のお返しをしてあげた。
いつもの叫び声ではなく、女の子のような息が聞こえた後、ふと思う。これはまた、お返しされそうだな、って。 - 38二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 21:10:22
命が助かる…
いつもありがとうございます - 39二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 00:49:02
- 40二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 09:17:53
ほし
- 41二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 10:43:00
閲覧注意だから書くけど
女の自分しか求めてられてない疑惑を持ったら
行き着く先は悩んでこじらせた末に禰豆子と相対する
超どろどろに甘やかされる年齢制限ねずぜん(女装)か
超ガン攻めで男だと教えたい年齢制限ぜんねず(女装)のどっちかになって欲しい
個人的な趣味でハッピーエンドになってもらうので
禰豆子は男子というか善逸の女装を可愛がりたいってだけで特に悩む必要はなく
最後には新しいプレイが増えるんだよね - 42二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 11:05:40
どろっどろぜんねずからの禰豆子ちゃんの愛により精神的ねずぜんいちゃらぶになってほし〜〜!
- 43二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 19:46:24
ほし
- 44二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 00:14:32
善子を街に連れて行く概念もあった気がする
街に連れて言って愛でるのはハードル高いから
とりあえず夜の花畑とか - 45二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 08:16:03
このレスは削除されています
- 46二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 14:37:09
感想書いてくれた人もありがとう
細々でも完結を目指します
長くなってきたので知っとけば読めるあらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。でも協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決したい
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会いにいく。
善子と禰豆子(その9) | Writening もともと、禰豆子を一人にする時間を可能な限り短くするため、善逸が妓楼を出てから炭治郎が離れる。そういう予定だった。 耳のいい善逸なら絶対に禰豆子を聞きつけてやって来る、それを信じて。 だが、…writening.net - 47二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 21:35:10
- 48二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 21:54:15
こっちまでドキドキしてくる
いつもありがとうございます - 49二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 21:59:03
「神話でこう言いう話あるしさあ」
と慰められる炭治郎
しょんぼりしつつ復活出来るのか
でもヤマタのオロチも女装して酒のまして倒す話だし
案外日本神話ベースの鬼滅で技名に火雷神がある善逸には女装が合っている……?
- 50二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 23:18:39
日本じゃ子供の性別を偽るのは
・名前を偽ってそだてる(あだ名とか可で、連れて行くはずの子が呼ばれている名前が彼の世の名簿に書いてある名前と合わないので別人かも?と連れて行けない)
・変な名前を付ける(神様が欲しがらないような、ヒドイです、という名前)
・一度山などに捨てて取り戻す(たしか神様から返してもらった認定とかだった)
・朝のは模様などの死除け模様を着せる(死神の目には麻の葉の群れにしか見えない、等)
等と同じで死神除けの一つとして古くから知られている風習だもんねぇ…
男子による女装は日本神話モチーフぼんぼん入れてある鬼滅にはマッチング…… - 51二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 23:47:03
- 52寝る前の保守25/10/13(月) 02:12:27
夫婦になった後にポニテしてる善子のぜんねず
この概念良すぎない?
雷に打たれて変わったこの黄色い髪。
奇異の目で見られるわ、馬鹿にされるわ、いちゃもんつけられるわで碌な目に遭ってこなかった。
その髪が、色が、変わって良かったと思うときが来るなんて思いもしなかった。
わざわざ俺に着せるために、髪の映える様に禰豆子ちゃんが縫った黒地の小紋。
働き者なのに柔らかい手で洗い、乾かし、梳り、高くまとめ上げて禰豆子ちゃんはおそろいの結い紐をつける。
ものすごい気に入りようで、いじっている間の音が幸福過ぎて俺も幸せな気持ちになる。
いつしか、彼女のために伸ばし始めた。もうまとめ上げても胸まで届く。
二人で鏡台の前に座る。中央が俺で、右横に禰豆子ちゃん。俺の姿を確認して、羽織を脱いだ桃色の小袖の禰豆子ちゃんは嬉しそうだった。俺の化粧も控え目にして、今日の主役は髪なのだろう。
絶対禰豆子ちゃんの髪のが絹糸よりも綺麗なんだけど、彼女はこの髪を金でよられた糸と言う。禰豆子ちゃんからその言葉を聞ければ、もう過去の悪態もこの先の悪口など、気にすることもない。
首をほんの少し禰豆子ちゃんへ傾けて伸びた髪を肩へ流し、俺が肩を抱き寄せると、素直に肩口へ頭を埋めた。可愛すぎるでしょ子猫かな?
少し目を開け、どうやら髪を目と肌で堪能しているらしい。もっと良くするために村田さんみたいに椿油でも付けようかな。
「……善子ちゃん、今度三つ編みしたいな、いいかなあ」
控え目に呟いたお願いに、この髪は禰豆子ちゃんのためのものだよ、と格好つけて密着するよう抱き寄せ、頬と頬を擦り寄せる。
鏡を見れば、音を聞くまでもなく、幸せそうな俺の妻がいた。 - 53二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 10:30:48
小説でも小百合(彼氏持ち、騙してはいない)のために女装して鬼退治してるので
いざとなったら自分から女装するハードル低いのかもしれない - 54二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 16:44:28
進んではしないけど躊躇いもしないって塩梅が良い ぜひ椿油を塗り込んでつやさら金糸にしてほしいし柘植櫛を贈りたい
- 55二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:29:38
いつもありがとうと言ってくれてありがとう
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。でも協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決したい
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会う。禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュ
善子と禰豆子(その10) | Writening 遊郭、花街、夜の街── 聞くに堪えない様々な音があるのを、善逸は良く知っていた。 牛込(新宿)で幼少を過ごした彼には、年の頃にふさわしくない情報が入ってきた。生々しい音の記憶がある。 だから…writening.net - 56二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 03:48:40
- 57二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 09:25:36
こんなん禰󠄀豆子ちゃんおかしくなってしまう
- 58二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 16:49:35
夫婦になった後にポニテしてる善子のぜんねず
街で雑貨を扱う店先に、二人の男女。
長い黒髪を流した禰豆子と、伸ばした金の髪をまとめ上げた善逸だ。
二人は櫛を並んで選んでいた。
柘植櫛は一生ものという。
手入れに椿油も必要とあって、禰豆子は善逸から購入を打診されたが、どうも渋る。
だが、善逸がそっと禰豆子の耳に手を添えて口を寄せた。耳朶に届く息がこそばゆい。
「……二人で使わない? そうしたら、この値段の半分の櫛を二つ買ったのとおんなじだよ」
良い物を禰豆子に与えたがる善逸の、方便だとはわかっている。わかっているが……
「……善逸さん、髪が……」
屈んでるせいで身体の前に流れてきた金の髪、毛先の束が絡まっているのが目に入った。
ああ、勿体ない。
そう呟いてしまった時点で、禰豆子の負けだった。
声と、表情と、恐らく音で、気持ちを察して善逸は微笑んだ。
「店主さん、これ一つ!」
どうも、と揉み手をしながら出てきた店主に、櫛を差し出した。凝った意匠の、華やかな、半月形の櫛。
「……後で直すからね」
「はぁい、禰豆子ちゃんのお好きなように」
調子に乗っている善逸の絡まった毛先を、咎める様につまんで引っ張った。 - 59二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:35:40
金髪善逸は間違いなくかっこいいし色気に溢れてるろうから視線集めそうだなあ
- 60二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 21:59:27
善逸仕草が段々と女ぽくなる概念で誰が一番先に気がつくのか
炭治郎だとちょっとお労しい - 61二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 03:46:40
ゲームでも遊郭善逸として善子使えるから気になっている
あと足がすごい見える - 62二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 08:45:23
意外と伊之助だったりして
- 63保守25/10/15(水) 17:21:02
夫婦になった後にポニテしてる善子のぜんねず
遊びに来て気がつく伊之助とアオイ(女の子でない)
今の善逸と人の多い場所を歩いていると、伊之助は自分と、その隣に視線を感じる。
善逸と禰豆子の家でアオイと禰豆子が会っているので、女の子同士にさせてあげましょうと善逸が言って、街へ買い出しに行くことになったのだ。
善逸の、高く結んだ髪が揺れる。
「……お前、あの猪頭被んねぇと、本当に女の子からモテんな」
吐き捨てるように言うが、怒り特有の気配はしない。
何故か伊之助が女から注目を受けると、昔から苛つく善逸だったが、禰豆子とケッコンしてからは、その気配を薄くはした。
「被れよ、何で外して普通の着物着てんの」
「アオコに言われたんだよ。つーか女からの視線ならテメェも受けてるだろ」
善逸は長い髪を揺らして睨めつけてくるが、昔のとは違って威嚇ではないので流せる。善逸の腕の組み方には、違和感を感じた。
「俺のなんか異人と勘違いされてるだけだよ。しかしお前も環境によっちゃ文化を覚え始めるんだなぁ……」
頷きつつ、組んだ右腕を肘から曲げ、人さし指で善逸自身の頬につけた。そこで気が付いた。
(……これ、人間の雌の動きじゃねぇか)
培った野生の勘はまだ現役だった。気にしてなかった伸びた金髪をもう一度見る。これも。
「……お前こそ、ねず公とケッコンしてんのに雌を引きつける必要あんのか? 派手にすんのはガキを作りたい時期のオスだろ」
「俺はお前と違って野生動物じゃねーの。それに」
やっと善逸が笑顔になる。金髪を人さし指に巻きつける。それは、雄鳥が巣作りに持ってきた枝を受け取る雌鳥に見えた。
「──これは禰豆子ちゃんが紡ぐ糸なの」
「意味わかんねぇ……」
いやそっちが言い出したんじゃん、という返事だけは、何時もの善逸だった。 - 64二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 20:25:53
- 65二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 23:54:06
自分に向けられた好意には鈍すぎる善逸いいね...都会っ子だから大人になったら垢抜けるだろうなという感じする
- 66二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 23:58:05
- 67二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 05:04:59
本当今更だけど遊郭の描写は一応調べたくらいのものです本当
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。でも協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決したい
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会う。禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュ
善子と禰豆子(その11) | Writening 彼と一緒に歩くのは胸が高鳴る。 鬼だった頃、箱の中で誰かに守られている時のよう。 そして善子と振る舞う彼と歩くと、削れていく。 酔っぱらいの男には演舞の様に振る舞い、客と思しき男達には愛想…writening.net - 68二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 12:09:52
禰󠄀豆子ちゃんからの嫉妬と独占欲がどんどん強火になってくるの最高
- 69二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 18:43:37
- 70二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 23:45:51
- 71二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 23:58:14
- 72二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 03:49:43
夫婦になった後にポニテしてる善子のぜんねず
ちょっとだけモガる、ポニテではない
洋装とは立体裁断である。
禰豆子の仕立ての腕が職人のようでも、平面の着物に慣れた指ではもう少し練習が必要だった。買えば高く、女物であっても男が着れる大きさが簡単に手に入らない時代だ。
(……でも、着せたいな……)
勿論愛する夫にだ。善逸は、禰豆子が頼むとあっさりと『お人形』になってくれる。たまに、そのかわりにとんでもない事を頼まれるが、自分も言っているのでそこはお互い様。内容さえ考えなければ実に仲睦まじい夫婦だ。
随分わがままになっちゃった、と、我妻家の家屋、畳の間で軽く反省の溜息をついた禰豆子だった。まあ着せるけど。
(今の私でも出来そうな……あ!)
そして思い出した。最近の洋装は、一緒に行ったカフェーで見た──
空色の着物の上に、胸元や肩紐、裾までたっぷりとレースのついたエプロン。金の髪は上でまとめ上げた後に、お団子にして、これまた空色の大きなリボンで飾った。この女給の出で立ちを着込んだのは善逸だった。
空色に白いレースのエプロンが雲となり、金髪はそこに落ちた霹靂の如く存在感を放つ。少女雑誌の表紙の様でいて、顔とエプロンの間の喉仏が男と知らせて、禰豆子の『お人形』と知らせる。
(……いいなぁ……)と、禰豆子は今回の出来に満足していた。
今日は禰豆子も桃色の着物に、似たようなエプロンをして、髪もお団子だ。足袋も二人とも白をはいている。自分もやりたくて善逸の頼みであった。
「ギャアアアア給仕姿の禰豆子ちゃんもかわいいいい!俺だけの女給さんかな⁉」と叫んだ善逸が落ち着いた後、禰豆子も「うん、私の女給さん」とほほ笑んだ。 - 73二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 09:18:10
- 74二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 12:06:56
上げたデコも色気を増していると思う
- 75二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 17:46:50
- 76女装でシリアスが出来るのか25/10/18(土) 01:37:48
夫婦になった後にポニテしてない善子のぜんねず
映画で獪岳が青い羽織だったので
善逸さんは青い羽織を好まない。理由は、知らない。
気が付いたきっかけは、古い羽織をよそ行きではなくとも、もう一度着られるようにと繕っていた時だ。
なんでも、それこそ女物ですら着てくれるのに、善逸さんに青い羽織を作業着にでも、と勧めたら、一瞬の間があった。
「……やっぱり、別のを作業着にしよう、善逸さん」
「え、禰豆子ちゃんが作ってくれたならなんでも着るよ俺⁉」
でれっとした笑顔の違いくらいわかるよ、もう私も、貴方の奥さんなんだから。普段はもっと、私が作った羽織なら、すごく大騒ぎしてくれるんだから。
と言うと、多分線が引かれてしまうので、代わりに微笑んだ。
「じゃあ、別のを着てほしいな」
「……禰豆子ちゃんがそう言うなら」
それじゃあ、と薄緑の浴衣を私は持ってきた。普段だとちょっと面食らうのに、今日は少し安心したのか困った様に笑っている。
着てもらって、帯を私が直していると、善逸さんがぼそりと呟いた。
「……禰豆子ちゃん、俺はさ、禰豆子ちゃんに嘘はつき」
「『善子ちゃん』」
「……」
「……善子ちゃん、嘘は全部言う事じゃないの。そういうのは正直者って言うんだよ」
後ろ髪も整えて、短いなりに髪飾りをつけた、女の子のような後ろ姿。飾り物も、勾玉の形のだけは躊躇ってたね。青の鱗文の布を一度、店先で見つけた時も何故か寂しそうに笑ったね。
理由を聞いても、実は秘密にしたがる善逸さんには直接言っても言わないだろうから、こうして言おうと思う。
金の頭を見上げながら抱きついた。こうしてくっつけば、背は広く、布越しに温かく、腹は筋肉で硬い。
「旦那さんの善逸さんには隠し事されても困るけど、善子ちゃんは……私の善子ちゃんだから。善子ちゃんは正直者じゃなくていいです」
遠回しに、いつか、話せる時に話してね、と伝える。答えの代わりに手を握られる。震えを押さえる声が聞こえてきた。
「……ごめんね、アタイってば、秘密の多い女なの」
ようやく、秘密を抱えているという秘密が聞けた。女装して、アタイにならないと言えない不器用な人。
「うん……それでも可愛いよ」
逃げられない様に遠回しに。今、私は、待っているねと考えているけど、貴方のその耳にそう聞こえますように。 - 77二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 01:50:17
そういえばシザーマン善逸は洋装に入るのかなあれ
- 78二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 08:15:14
ほし
- 79二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 12:06:51
- 80二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:12:42
- 81二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 00:30:20
流石1クールほぼ女装で駆け抜けた男
善子のグッズが思ったより多い - 82二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 05:09:36
丸めたおせんべいのモデルは竹村伊勢の巻煎餅です
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。でも協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決したい
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会う。禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュ
善子と禰豆子(その12) | Writening 禰豆子は、自分が完成させた善子を可愛い、と多分に主観を含めて思った。 目の前に座ってくねらせているのも含めて。 しかし、どこかが欠けている気もした。 (……なんだろう、喉に小骨が引っかかったよ…writening.net - 83二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 05:59:41
夫婦になった後にポニテ(ポニテではない)してる善子のぜんねず、もう少しモガった
洋装とは立体裁断である。
しかし、平面である着物に手慣れた禰豆子はこれに何とか打ち勝った。禰豆子は根性のある女だった。
一つに繋がった一着の服、ワンピースというものを仕立てたのだ。勿論、男性の大きさに。着せる相手も勿論、愛する夫に。
色は白、きっと金の髪に映えるだろう。
(とうとう本格的な洋装かぁ)
善逸は、若干諦め……というか慣れによる悟りをもって愛する妻の笑顔を受け入れた。幸い、自分に合わせて手持ちの、淡い黄色のワンピースを着ているのが救い。すらりとした体型に合っててとても可愛い。
鏡を見る。
白のワンピースは体型に沿わず、直接的だ。丈は膝丈。鍛えた足が見えているが禰豆子はそれで良いのか少し疑問だった。一度も文句言われてないからいいんだろうな禰豆子ちゃん。
丸く大きく空いた鎖骨部分に襟はなく、袖はブラウスのようにボタンが付いている。
腰周り、それも下部にリボンが回されているデザインだ。髪型は、頭の両横を後ろに回して長い髪を流し(現代のハーフアップ)、白レースのリボンだ。口紅も薄い桃色、お互いに塗り合うのも恒例だ。
「善子ちゃん」と言いながら腕を組む禰豆子の体温が伝わりやすいのは洋装のいい点だと思う。
こちらをじっと見上げて、頬を染める妻は可愛い。手ずから塗った薄い桃色の唇は。
(……少しくらいはいいよねぇ)
少し頭を下げて、髪を垂らして禰豆子を包む。そのまま、目を伏せて距離をなくした。
『お人形』になることで、お互いに、遠慮がなくなっていくのは、善逸も好きだった。 - 84二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 10:39:41
- 85二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 18:18:54
- 86二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 23:59:48
このレスは削除されています
- 87保守代わり25/10/20(月) 02:00:21
保守助かります、ありがとうございます
炭治郎の悩み
まだ禰豆子が鬼で、蝶屋敷にいた頃。
善逸はしのぶと炭治郎に許可を取り、夜の花畑へ禰豆子を連れ出した。炭治郎が寝る前には帰って来た。
伊之助が先に横のベッドで寝始め、炭治郎は手紙を読んで二人の帰りを待っていた。
「この匂いは、禰豆子と善逸と、花か。お帰り、二人とも……」
キィ、と戸が開く。またいつものように、花輪を黒髪の頭にのせて帰って来たのかと思っていたので、炭治郎は目を丸くした。
「いやぁただいま〜炭治郎、今日は禰豆子ちゃん途中でおねむになっちゃってさぁ〜寝ながら小さくなっちゃって」
「善逸、どうしたんだその……顔」
幼い姿になった禰豆子を背負ったその顔は、花の匂いが付いていた。目元も口元も、赤い花の汁が肌に付着して、たちの悪い落書きをされた様だ。善逸は特に気にせず、困った眉で笑う。
「ああコレ? 今日の禰豆子ちゃんはお化粧遊びの気分だったみたい。俺が禰豆子ちゃんのお人形ってわけよ」
「……すまないな善逸、洗って来てくれ」
善逸の背に周り、寝ている禰豆子を受け取ると抱きかかえる。そんな気にすんな、禰豆子ちゃんの指で塗られんの悪くないし、と善逸は笑いながら再び戸をくぐっていった。
「ありがとう、善逸」
その時は、妹の遊びに付き合う友へ純粋に感謝した。
そして時は経ち、人に戻った禰豆子と善逸は無事に婚約した。炭治郎は基本これを歓迎している。善逸もちゃんとして、禰豆子は好いた男と両想い。憂いはない、はずなのだが。
「炭治郎、この籠の炭、玄関の台車まで持ってっておくぞ」
「あ、ああ。頼んだ」
子供程の山盛りの炭のは入った籠を背負い、善逸は炭治郎の横を通り過ぎる。彼から香る、白粉の匂いが一瞬濃くなった。首筋からなので落とし忘れだろう。
(……またやったんだろうか)
どうも、禰豆子が善逸を女性物で飾る趣味があるようだとわかってしまった。善逸にも嫌なら断って良いとは言うが、妹の頼みを断る姿はあまり想像出来ない。
(しょっぱい気分をまさか、禰豆子から得ることになろうとは……いや、俺も悪いけど)
そう、炭治郎も、禰豆子の楽しみを止めろと言えないでいる。なので、せめて義兄として。玄関から戻ってきた善逸に声をかけた。
「善逸、自分を見失うなよ」
「何急に? 突然なんだよ変な炭治郎だな」
首を傾げる善逸に苦笑いをするしかなかった。 - 88二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 09:08:43
あ〜好き
- 89二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 15:41:34
- 90二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:20:35
善逸男子キャラなのに目尻にまつ毛あるの可愛くて好きなんだよ〜
善子ちゃんの源氏名は金糸雀がいいなぴったりだし あと夏場には紗を着て色っぽい透け透けで悩殺してくれ - 91保守25/10/20(月) 23:35:51
うこぎ一人称と小説(しあわせの花)ネタ
炭治郎のおうちは今日も平和です。
うこぎって名前なのに、善逸は相変わらずチュン太郎って呼んできます。
今日はそんな善逸が禰豆子の着物をきているんだ。
なんでかって言うとね。よく分からない。
ええと、昔、小百合さんっていう人を鬼から助けたらしいんだけど、身代わりになって、小百合さんの着物と善逸の着物交換して──女の子のふりをしたんだって。
泣くし臆病だし色々とダメなとこも多いけど、昔から善逸は強かったし優しいよね。
黄色い百合を見て思い出したって、黄色い頭の上から禰豆子と聞いたんだけど、禰豆子が何故かムッとしたお顔をしたんだ。善逸は困ってた。
それから、禰豆子が善逸を連れて二人は奥のお部屋に行ったの。
禰豆子が用意してくれた小さい座布団の上で、善逸がくれた焼菓子の欠片を食べていたけど、二人がケンカしたら止めたかった。だからお部屋のスキマから中にはいったら、善逸はにやけてて、禰豆子は怒りながら、でも善逸に自分の着物きせてたの。禰豆子は善逸の着物着てた。善逸がすぐこっちに気がついて、禰豆子がしーってしてた。今、誰も呼ばないでって。
って事があったの。
え?うん、どうしてかわかるの、松左衛門さん?すごいね。
禰豆子が、昔出会った女の記憶を上書きしたかった……? だから善逸もにやけてた……?
いつかいい男になって、いい女捕まえればわかる?
そうなの?
松左衛門さんは、いいお嫁さんもらったもんね。
お話聞いてくれてありがとう。
じゃあね。 - 92二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:43:01
- 93二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 03:04:12
金糸雀ってカナリアの事か
なんの偶然か黄色いでスズメで確かに善逸 - 94二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 12:12:31
保守
- 95二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:22:24
紗は本当に透け透けでえっちなんだ 基本は襦袢を下に着るから色を重ねて楽しむスタイルもいける
- 96二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 23:42:52
保守などありがとうございます
連作
禰豆子と箱、の時点で展開予想が可能と思ったけど舞台を遊郭にした理由の一つ
長持というのは遊郭編で堕姫と会う時に無惨が座ってた箱です(つばさ文庫版の知識)
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。でも協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決したい
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会う。禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュ
善子と禰豆子(その13) | Writening 善子──善逸は、女将の様子と音を慎重に観察していた。女将は頬に手を当てて、しばし考えていた。 「……長持ならあるけど……」 「ありがとうございます!! 大変助かります!!」 「あ、うん……」 すかさず礼を言…writening.net - 97二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 02:33:50
このレスは削除されています
- 98二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 08:18:25
ありがてえ
- 99二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 08:38:51
- 100二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 16:49:53
女装中に竈門家におはぎ持ってきた風柱にうっかり見られたらすっごい疑問の顔されそう
- 101二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 23:11:09
保守。
- 102保守用に書いていたら長くなった25/10/23(木) 04:07:29
保守も感想もありがとう
直接的ではないけど閲覧注意的な匂わせっぽいのがあり
金糸雀と籠 | Writening 夕方の我妻邸。 風鈴が縁側で揺れている。 しかし、雨戸は閉じられていた。 隙間から漏れる光が、暮れる空に合わせて濃くなっていく。 暑くなり、禰豆子は善逸に着せる物にも工夫を凝らす。浴衣…writening.net - 103二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 13:11:52
保守
- 104二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 18:36:16
夫婦になった後にポニテ(ポニテではない)してる善子のぜんねず
善逸は背に禰豆子を置いて、縁側で草履を編んでいた。普段の仕事はもう靴だが、少し節約を考えた結果、休日に使い、作れるものは作ろうとなったのだ。
禰豆子は長く伸びた善逸の髪を編んでいる。
最初は家事をやろうとした禰豆子に、働きすぎだし休んだらと言ったら、手持ち無沙汰になって困っていた。
「好きな事したらいいよ、禰豆子ちゃん」
重ねて言った結果が今である。
マガレイトという、編んだ髪の先を、折り返して付け根にリボンで止める束髪に挑戦しているらしい。
編む手は止まったが、彼女の音がもやもやしている。
「……どうしたの?」
「……リボンで悩んでるの」
「新しいの買っちゃう?」
軽く言うと、甘やかし過ぎです、と頬を突かれながらと怒られた。
怒られたばかりなので、別にいいのに、と頭の中だけで呟く。
草履を作るのはそのためなのだから。 - 105二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 23:39:34
かあ〜たまらん
- 106二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 02:14:07
- 107二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 09:27:51
ぐでたまみたいでかわいい
- 108二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 17:39:24
- 109二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 18:53:45
- 110二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 23:45:27
バレたら流石に禰󠄀豆子もちょっと引くかもしれないが
このスレ世界線の禰󠄀豆子なら大丈夫かもしれない - 111保守?25/10/25(土) 03:59:34
夫婦になった後にポニテしてる善子のぜんねず
短い
高く結い上げた髪に女性用の袴。
女学生の恰好である。着ている人物が善逸でなければ。
金の髪を馬の尾の様にし、胸の下辺りに紐がくる、深い青の袴をきていた。
「……可愛い」
禰豆子は目を輝かせて呟いた。
馬の尾の髪型に、袴はかなり合うとは思っていたが──まさかここまでとは。
長い髪に、短い着物部分、そして長い袴。繰り返す長短がきいているのだろう。
(……禰豆子ちゃんの方が着たら可愛いけどなぁ)
そして善逸は思う。めちゃくちゃきらきらした音が禰豆子から聞こえてくるので口にはしない。
(……この髪型もねぇ……もったいなくない?)
白いうなじを脳裏に描き、善逸はにやけるのを抑えつつ笑った。
この恰好禰豆子が着たほうがいい──と思うのも、いつもの事である。それでもするのは、禰豆子の笑顔が可愛いからだ。
相手を可愛いと思ったら負け、とは何時の誰の言葉だったか。
お互いに負け続けている我妻夫妻だった。 - 112二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 08:54:28
ありがてえありがてえ
- 113二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 15:31:47
- 114二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:24:45
女装して外でデートしよ♡ってなったら先に着いてた善逸がナンパされてる回、見たことある(幻覚)
- 115二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 03:06:57
- 116二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 09:26:10
善逸の三味線はつい盛りがち
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。でも協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決したい
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会う。禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュ
・禰豆子、自覚
善子と禰豆子(その14) | Writening 善逸は座敷に入る前に、一旦長持を床に置いた。 「ここまでありがとうございました」 若い衆へ頭を下げ、帰ってもらう。帰ってもらった方が都合がいいためだ。 最後まで変な顔をされていたが、そんな事…writening.net - 117二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 17:31:03
さっすが機転の利く善逸
- 118二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 22:24:32
なんかこう三人の中で一番善逸は筋肉が落ちるの早そうなので一番女装似合いそうですよね(?)
楽しくなってきた宇髄嫁sにガチ化粧施されて禰豆子ちゃんがまた餅を焼くところとか見えてきた(幻覚) - 119二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 00:17:15
禰豆子の人形は多分綺麗な箱に入って保管されている気がする
押入れの奥の方にしまってあって大掃除で禰豆子が見つけるんだ
的な流れの後のSS
ああああ、あのね、こ、これは、その……単独任務の時に、もうすっごい寂しくて、で……出来心とでも言うのかな?抱っこしたり話しかける以外のやましいこともしていません!!
とにかく禰豆子ちゃんに会いたかったんだよぉ〜、寂しくて寂しくて!他の女の子と話しても満たされない俺の……あっ本当にごめんなさいやめてそんな目!お願いします何でもいうこと聞きますんで離縁だけは勘弁して下さい!!
え、ちゃんと音を聞くの?聞きます聞き……そんな怒ってないんだ良か……はいすみません!!調子に乗りました!!
……ばれない様に捨てるのはね、出来なかったよ。だって禰󠄀豆子ちゃんの姿してるからハサミも入れられないし……。……その、捨てないでいるかわりに、何かする?
なんか、めちゃくちゃもやもやしている音がしてて、葛藤とか、悩んでるじゃないかなって……。
取引でさせるのは卑怯?やだなぁ禰󠄀豆子ちゃん、そんな事を聞いたらやってあげたくなるじゃない。
…………………うん、うん。うん…………大丈夫、男に二言は、ありません。ないったらないから……。
そうして、街角に、嬉しそうな黒髪の着物姿の女性と、金髪の一見異人のような洋装の「女性」が連れ立って歩いていたそうな。
ちなみに、禰󠄀豆子の人形は、やや大きくなった綺麗な箱に入ることとなった。まだ布も新しい、善逸の人形と一緒に。
この時代の女装の外出って調べると明治に禁止条例が出て摘発もあったけど廃止され
結果女装には厳しくなったけど民間レベルや芸能だと寛容みたいな感じでよくわからない…… - 120二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 08:09:04
ありがてえ🙏
- 121二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 08:40:24
- 122保守25/10/27(月) 16:32:15
>>119の続きと言うか女装デートに使えるのでやりたかった
とある街の井戸端、婦人が二人。
「我妻さんち、遠くに旅行だってねぇ。奥さんの希望で。相変わらず愛妻家ねぇ」
「禰豆子ちゃんわがまま言えてて安心だわ。昔から知ってるから。三人分の煩い旦那だと思ったけど、今になってみると良かったわ」
そのわがままが──一応取引とは言え叶ったのが、とある街で歩く二人である。
一人は金髪の洋装──クリーム色のブラウスに、首回りには模様のあるスカーフ、花柄の、足元まであるロングスカートの人物、なんと善逸である。
仲良く手を繋いでいるのが、薄青の着物に花柄の帯、薄い布地の羽織を着た、黒髪をまとめた女性、禰豆子だ。
「善子ちゃん、茶屋とカフェー、どっちがいいかな」
上機嫌で寄り添う禰豆子に、引きつった頬を伸ばすように笑う善逸がいた。
「え、ええと……カフェーかな」
うん、じゃあ行きましょうと禰豆子が笑った。道を行くだけで、髪色の珍しさも合わさって、華やかな二人は人の目を引いた。結構な人数の目を。
──とうとう遠くまで来ちゃったなぁ。精神的なものが?まあ自業自得だし……。足元すーすーするわ。
善逸はちょっと遠い目をした。禰豆子の音がとんでもねぇほど楽しそうで幸せそうなので、それが癒しだった。
禰豆子の気分は久しぶりに最高潮だった。一回、やってみたかったのだ、可愛く着飾った善逸を連れて歩くデェトを。化粧も手ずからやった。明日もします。
取引とは言え、彼が自分の音を聞き、願いを汲み取ってくれた。せめての気遣いは知り合いのいない遠くの街で行う事だった。
──もしかして、自分の連れ合いを自慢する男の人ってこんな気持ちなのかも……。
善逸が、よく禰󠄀豆子を綺麗可愛い優しい妻と自慢する、その気持ちに近づけた気がして、それも嬉しかった。流石に禰󠄀豆子からはやらないけれど。
「……禰󠄀豆子ちゃん、幸せそうだね」
「当然よ、自慢の──貴方がいるんだもの」
彼の呟く問いに、何の躊躇いもなく、禰豆子は頷いた。
- 123二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 22:50:42
- 124二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 03:19:31
感想保守なども含めた書き込みありがとうございます
ようやく遊郭疑似デート?編お終い
連作
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。でも協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決したい
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会う。禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュ
・禰豆子、自覚
善子と禰豆子(その15) | Writening きっちり閉められた障子戸の奥。 蓋の閉じた長持は部屋の障子戸側に置かれていた。 「疲れたね……」 善逸が呟くと、我慢強い禰豆子も、今回ばかりは頷いた。 「……うん」 少し乱れた着物も髪もそのまま…writening.net一応はSSスレなので可能な時は保守もSSにした方がSSスレっぽいかなって
- 125二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 11:26:40
保守でも小説読めるって最高
- 126二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 15:52:43
夫婦になった後にポニテしてる善子のぜんねず
女装してない
禰豆子は怒っていた。なじみの店だから善逸に大きい物は任せて、彼を待ちながら細々としたものを選んでいた時である。
聞こえて来たのだ。近くの男の客が、変な色の髪になよなよした男がいて気味の悪い、という話を店主にしていた。勿論、禰豆子は見逃せなかった。
「夫は頼りになりますし、髪色も綺麗です。訂正して下さい」
「……別に、本人のいないところじゃないか。事実だし、あんなに伸ばして」
禰豆子は眉を立て、詰め寄った。下手をすれば、この会話すら善逸には聞こえてしまうのだ。
「本人のいるいないではなく、事実無根の事を言わないでください。それに、髪は、私のために伸ばしてくれているんです!」
店主がえっそうなの、などと呟くが置いておく。更に、男に言い募ろうとしたが──
「禰豆子ちゃ〜ん、それ言っちゃうの?」
「……善逸さん」
大荷物を軽々と持ってきた善逸を見て男が引いていたが無視をして、店主に挨拶し、今日は帰りまーす、と言って禰豆子を連れて店を出た。
「ぜ、善逸さん、せめて謝って貰わないと」
「そういうところは本当にお兄ちゃんと似てるよね。俺の持ってる荷物で引くような奴なんて放っとこ」
まだ怒っている禰豆子の顔に、自らの髪を被せる勢いで善逸も顔を近づける。
「あんなのまだ悪口でもマシだし、禰豆子ちゃんが詰め寄っていって近くなる方が嫌」
そう言って、禰豆子を連れて帰っていく。
──いつもそうだった。だから禰豆子は怒る。彼のかわりに、いつか、その耳に悪口届かなくなるよう、堂々と。 - 127二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 23:29:46
悪口言われるのに慣れきった善逸切ない 禰豆子ちゃん心を守ってやってくれ
- 128二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 02:36:56
連作の流れは決まってるのに出だしが決まらないので>>121のレス内容で失礼する
たまには虫干ししないとね、と禰豆子は笑って夏の日の縁側に、一対の人形を寝かせた。己と夫を元にした人形で。経緯は紆余曲折なれど、終わってしまえば夫婦の仲睦まじさの証だ。
今日は洗濯日和で、禰豆子は張り切って干していた。干された洗濯物の中に女性物が多いのは、基本的に善逸と禰豆子の秘密である。
「禰豆子ちゃん、今年の七夕、笹どうする?」
夫婦人形の横に、休日なので楽な恰好をした善逸が座る。横に置いた盆の上、夫婦合わせの湯飲みには麦茶が入っていた。手伝いを断られた善逸の気づかいであった。
振り向いた禰豆子の目に、人形が映った。あ、と口を丸く開けた。そして笑う。
「……今年は笹より、この子たちを織姫と彦星にしない?」
というわけで、禰豆子の人形は織姫、善逸の人形は彦星の服を着せられた。禰豆子謹製である。善逸も小物づくりを手伝った。
「……で、本体のアタイは織姫ってわけよ。羽衣は浮かないけど」
「着せた私が言ってしまうけど、私は彦星にならないでいいの?」
女物の華やかな着物に、羽衣のかわりの薄布をまとった善子の上には織姫禰豆子の人形、しなやかな浴衣姿の禰豆子の膝には、彦星善逸の人形がのっていた。
「だって禰󠄀豆子ちゃんが彦星の恰好したら年一回になるから、二人で会うの。可哀想じゃないアタイ達」
日が沈み始めた縁側で寄り添う。やや不満げな善子は更に身を寄せた。本当に想像力が豊かだねぇ、と笑う禰󠄀豆子は、膝の上の人形に目をやる。
「この子達も、たまにだけじゃ可哀想かな」
「禰󠄀豆子ちゃんがそう思うならその通り。好きにしちゃえばいいのよぉ」
へんてこな裏声の更に裏、確かな気づかいを感じ、返事の代わりに禰󠄀豆子も身を寄せた。
そして、夫婦人形は、三が日にはお内裏様とお雛様、正月には綺麗な着物、お盆には浴衣、ただの虫干しには洋装──
箱の中から出れば、衣装持ちの人形となったとさ。
- 129二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 08:40:48
お人形たち可愛がられてる
- 130二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 16:44:50
- 131二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 23:36:45
金糸雀ちゃん買いたい
- 132二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 02:45:10
- 133二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 09:54:19
- 134二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 10:32:08
出だしが完成した!!! 完結に行くぞォォォ!!!
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決しにかかる。
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会う。禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュ
・禰豆子、自覚
善子と禰豆子(その16) | Writening 月夜の花畑。 花々へ伸びた影が二人、重なり合うほどに向き合う。 密やかに交わされる声。 片方は女性であり、もう片方は── 遊郭の夜、その終いは遅い。 拍子木と共に、火の用心と言って回る声…writening.netという訳で、しばらくは連作が続くと思います。
皆さんのおかげでここにたどり着いたと言っても過言ではないありがとう
- 135二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 18:05:10
ありがてえ
- 136二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 02:21:24
- 137二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:49:46
保守等、ありがとうございます
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決しにかかる。
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会う。禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュ
・禰豆子、自覚
善子と禰豆子(その17) | Writening 善逸は軽く身支度を整え、楼主と共に廊下へ渡る。 京極屋の中はまだ朝だと言うのにざわついており、あちらこちらを遊女達が行き来していた。 連れ立って外へ出かける遊女、藤の花の造花の箱を両手に持っ…writening.net - 138二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 12:16:15
善子ちゃんがどんどん綺麗になっちゃって困る困らない
- 139二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 19:46:25
- 140二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 23:45:44
2度目ですが遊郭の描写はちょっと調べただけの感じですので大目に見てくれると助かります
>>136 は今までのまとめ
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決しにかかる。
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会う。禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュだった
・禰豆子、自覚
善子と禰豆子(その18) | Writening ガタンと、畳の上に三味線が落ちた。 音が小さかったのは、一緒に着物が落ちたためだ。 善逸の優れた聴力には、確かに聞こえたはずなのに、彼は意に介さない。 箱から出てきた禰󠄀豆子がいる。 その…writening.net - 141二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 07:03:09
短めですが保守代わり
今日は時間があるのでもっと進めたい
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決しにかかる。
・迎えに行った炭治郎一行。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子、善子に会う。禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュだった
・禰豆子、自覚
善子と禰豆子(その19) | Writening 月夜に照らされた、着飾った横顔に目を惹かれながら、三味線の調べを聴く。 花の飾りとかんざしを付けた金の髪は青白い光の元では涼やかに光っていた。 髪に合わせた黒地に金模様の着物。精密な動きも合…writening.net - 142二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 13:37:40
- 143二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 20:44:55
- 144二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:05:01
感想等、ありがとうございます
今回出番ないけど京極屋の楼主がこんな出てくるの珍しい気がする
>>136は今までのもの
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決しにかかる。
・炭治郎一行遊郭で滞在。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュだった。自覚もした
善子と禰豆子(その20) | Writening 最後の弦が弾かれ、曲が終わった。 善子は目を開け、傍らの禰󠄀豆子を見やった。 僅かに細めた瞳と緩やかに閉じられた唇、上気した頬が向けられていて、彼はどきりと心臓を跳ねさせた。 衣擦れの音もし…writening.net - 145保守25/11/02(日) 06:26:35
連作が続くけどちょっと保守
夫婦になった後にポニテしてる善子のぜんねず
「そういえば禰豆子ちゃん」
「なあに、善逸さん」
「いつもさ、こうやって馬のしっぽみたいな風にしてるけど、好きなのこの髪型」
「……よく揺れて、光に当たって綺麗だなって思うと、ついこうしちゃうの」
「ギャァァァ照れちゃってカワイイ!! 禰豆子ちゃんの好きにしていいからね!!」
「うん、ありがとう。……他の髪型がいいとか、考えたりする?」
「う〜ん、たまに聞いてくるよね。そんな気にしなくてもいいよ。正直あんまり興味ないからさぁ、本当に禰豆子ちゃんの好きでいいんだよ。逆に禰豆子ちゃんも色んな髪型してるのみたいけど、他の野郎にも見えちゃうんだよな……」
「……家の中だけで、する髪型、作ってもいいけど」
「……ほ、本当?」
「だって、いつも善逸さんの髪を好きにしているから、そのくらいは」
「いやあああもう本当に可愛い!その言葉だけでいいよぉ!禰豆子ちゃんは自由にしてね言ってみただけだから!」
「……うん」
髪型論争の終わりは、大概感極まった善逸の遠慮ない抱きつきであり、その許容こそが、彼への応報であるのを、最近は禰豆子も理解していた。 - 146二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 13:46:26
キリのいいとこで切りました
>>136は今までのものです
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決しにかかる。
・炭治郎一行遊郭で滞在。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュだった。自覚もした
善子と禰豆子(その21) | Writening「これから善子ちゃんを、お人形みたいに着替えさせて下さい」 礼儀正しい一礼の後にそう言われ、善子は困惑した。特徴的な眉の間も若干しかめられていた。 (化粧をしたり、着替えさせてって頼んだら許して…writening.net - 147二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 20:49:29
倒錯的なぜんねずはいいねえ
- 148二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 23:52:37
なんかこのスレ見てると自分もかきたくなってくる...
- 149二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 23:56:07
超大作じゃん…ありがとうございます
- 150保守25/11/03(月) 04:49:52
書き込み等ありがとうございます
保守代わりに
ちょっとあにまん内でいいと思ったまとめ方に変えた
このページで今まで連作の確認できます
連作まとめ 善子と禰豆子 | Writeningその1 https://writening.net/page?KS4KSQ その2 https://writening.net/page?cDe4Jy その3 https://writening.net/page?fVfQpn その4 https://writening.net/page?aK4Bg6 その5 https://writening.net…writening.netそして
>>137のその17に抜けがあったので足しました
楼主の悪夢を追い払う、という目的のために、夜通し起きている必要があるので、一応、寝ないよう宇髄が善逸と同じ部屋で過ごすということ。
- 151二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 10:56:42
この連作を書き始めた時
禰豆子に善子の脱ぐとこから着せるまでのこの話をずっとやりたかった
スレ主はもうほんとにずっと我慢してた!!連作を書いている時も保守SSを書いたときも
すごい書きたいのを我慢してた!!
スレ主はスレが続いたから我慢できたけど終わってたら我慢できなかった
終わりも見えています
これからはまた通常運転でいきます
善子と禰豆子(その22) | Writening 禰豆子と善子の間には、一人の半分くらいの空間しかなくなっていた。 帯を解こうとした善子を、禰豆子がやんわりと手を押さえて止めた。 「……私が、やるからね」 今の善子は禰豆子のお人形だ。言われた…writening.net - 152二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 20:11:04
あざます!!!
- 153二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 22:08:45
- 154二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 22:09:58
- 155二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 02:55:48
保守
- 156二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 10:06:22
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決しにかかる。
・炭治郎一行遊郭で滞在。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュだった。自覚もした
善子と禰豆子(その23) | Writening 京極屋、二階に登る階段の前で、遊女二人が通りがかった。 善子を『あの子三味線上手いわね』『そうね……すごい迫力』と会話していた遊女達だ。彼女らは階段の先を見上げた。 「……そういえば、善子の身請け…writening.net今までの
連作まとめ 善子と禰豆子 | Writeningその1 https://writening.net/page?KS4KSQ その2 https://writening.net/page?cDe4Jy その3 https://writening.net/page?fVfQpn その4 https://writening.net/page?aK4Bg6 その5 https://writening.net…writening.netあまりレス返しが得意でなくてすみません
保守も感想もハートもありがとうございます
倒錯的とか興奮とか、そういうの目指していたので本当に嬉しいです
ここのSSでもし書いてみたくなったら是非に
- 157スレ主25/11/04(火) 10:31:00
- 158二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 15:51:48
夫婦になった後にポニテしてない善子のぜんねず
「……仕事先でさ、ちょっと髪が目立って被れって言ってもなぁ」
帽子屋で呟く善逸に、禰豆子が困ったように笑う。
今日は二人とも洋装である。善逸は帽子合わせるため、仕事着のスーツで、禰豆子の緋色のワンピースだ。禰豆子本人は派手すぎかと悩んだが、善逸は絶賛した。
善逸が男物の帽子で悩んでいる横で、禰󠄀豆子はひっそりと女物の帽子の一角を盗み見た。
白い帽子に全体につばが付き、可愛らしい花が飾ってある物が目に留まる。
薄化粧にワンピースをしたら、善子には似合うのではないか──
「禰󠄀豆子ちゃん、あれ見てるけど、欲しいの?」
俺も禰豆子ちゃんの帽子探してる方が楽しいなーと呑気に言う夫へ慌てて首を振り、禰豆子は出来るだけ朗らかに言った。
「し、白とか善逸さんに似合うと思ったの!」
幸い、夫は信じてくれて(嘘ではないし)腕をとって男物の方へ向かえば上機嫌になり、禰󠄀豆子は密かに安堵した。 - 159二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 23:35:58
現代でいう双子コーデでデートしてる二人も居そう
可愛い - 160二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 07:00:16
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決しにかかる。
・炭治郎一行遊郭で滞在。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュだった。自覚もした
善子と禰豆子(その24) | Writening 高揚に包まれていたが、ふと善逸は気がついてしまった。 側に落ちていた一房の藤の花。 いつの間にか存在していた造花を拾い上げた。 指で摘んで持てば、かすかに揺れる。 「……なにコレ」 造花は布…writening.net最後の辺りは画像を参考にしました
- 161二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 08:11:03
- 162二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 16:50:58
保守
- 163二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:56:38
保守などありがとうございます
今更も今更ですが着物描写もあまり正確ではないという
連作
あらすじ
・遊郭に鬼の情報ほしがる軍人がいたけど宇髄が連れてった善逸の耳ですぐ解決した
・善逸の三味線が評判で逆に困った。協力者の楼主が鬼の悪夢で悩んでるので解決しにかかる。
・炭治郎一行遊郭で滞在。禰豆子、善子の姿に目覚める
・禰豆子は善逸=善子を知ってても善逸はそれを知らないアンジャッシュだった。自覚もした
善子と禰豆子(その25) | Writening(きっと、上弦の鬼の話だから、『善逸』を選んだんだろうな) 肩を抱き寄せ、自らに寄りかかる禰豆子が目を伏せた。 彼女からも、藤の花の匂いがしてどきりとする。造花と匂い袋を部屋につけていたからだ…writening.net今までの
連作まとめ 善子と禰豆子 | Writeningその1 https://writening.net/page?KS4KSQ その2 https://writening.net/page?cDe4Jy その3 https://writening.net/page?fVfQpn その4 https://writening.net/page?aK4Bg6 その5 https://writening.net…writening.net - 164薄黄蘗色=うすきはだいろ25/11/05(水) 23:36:09
>>159 >>122の続きなら双子コーデいけるかもしれない
遠くの、知り合いの居ない街へ旅行に来た二人。
若気の至り(今も若い)により禰豆子の人形を無断で作り、一悶着の和解案として女装デェト旅行を敢行する羽目になった。まあ実は喧嘩にもなっていないが。
ということで禰豆子の機嫌は今日もいい。絶好調だ。
夫の名誉のために、出来なかった事を許されている。
己の黒髪と反転するような金髪の善逸に着させてみたいものがあった。双子の様に揃えた、二人で居て完成する出で立ちを。
髪が反転しているので着る色は共通させた。薄黄蘗色の単衣に細かな淡紅の花模様、さらに淡い色の帯と、黒髪の自分には金色の、金髪の善子には黒のかんざしだ。
街ではもう人目を引くが、近づき難い雰囲気があった。
それは、二日目で開き直って、通常街中では咎められがちな密着を行う善子と、受け入れる禰豆子の態度である。
「禰豆子ちゃんも好き者ねぇ、ホント」
化粧を禰豆子に施され、その頬で禰豆子の頬に触れる善子の腰に、禰豆子はそっと手を回した。気分の上昇は人を大胆にさせる。
「……全部、あなたのお陰だもの。ふふ。昨日はカフェーだったし、今日は御茶屋さんね、善子ちゃん」
久々に子供のように、笑う禰󠄀豆子には敵う気がしない善子こと善逸だった。
「勿論よ、頼むのものも同じにしましょうか」
「お揃いだもんね」
せめてもの反撃に、コソコソ話をする要領で耳朶に近づき、禰󠄀豆子が気づくすれすれ、瞬く合間だけ、紅を塗った唇で触れた。
- 165二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 07:49:57
可愛い…描写も綺麗でとても読みやすいです!