”バトロワ”をやります 惑星調査伝タフオル

  • 1総督補佐・マッスル25/10/07(火) 16:27:53

    私の名は総督補佐・マッスル
    単刀直入に言おう 君たちに惑星探査をしてもらいたい
    名は”惑星タフオル” 我々が移民計画の対象として調査を計画している惑星だ
    30分から参加者を15人募る もちろんめちゃくちゃ原作も付記しておいてほしい
    急げっ遅れるなっ プラネット・ラッシュだ

  • 2総督補佐・マッスル25/10/07(火) 16:30:53

    タフオル調査隊任命ェ

    >>3 >>4 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>11 >>12 >>13 >>14 >>15 >>16 >>17

  • 3二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:30:55

    放浪者(Hollow Knight)…

  • 4二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:30:57

    姉畑支遁(ゴールデンカムイ)

  • 5二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:30:57

    "明の呼吸"を使いこなす宮本明(彼岸島)

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:30:57
  • 7二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:30:58

    足立透(ペルソナ4)

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:30:58

    キノ(キノの旅)

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:30:58

    どんな物質でも焼き尽くす火炎を操る怪力のテューポーン

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:30:58

    エイとハブ

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:31:00

    木原幻生(とある科学の超電磁砲)

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:31:06

    スーパーキラーマシン(ドラゴンクエスト)

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:31:12

    チェンソーの心臓を移植した長岡龍星(龍を継ぐ男、チェンソーマン)

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:31:13

    亡き友ギャルアッド・スワンパクティ(高校鉄拳伝タフ)の遺志を継いだサワムラー(ポケモン)

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:31:14

    柳生獣兵衛(魔界転生)

  • 16二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:31:48

    キクチ貫(かん)(毒狼)

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:31:49

    雷電将軍

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:32:07
  • 19二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:32:10

    利根川幸雄(カイジ)

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:32:45
  • 21二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:32:47

    >>9

    こいつが出てくるってことは…ま、まさか…

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:33:10

    >>17

    原作書き忘れたのん

    申し訳ありませんでした!

    原神らしいよ

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:33:35
  • 24二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:33:48

    >>4

          

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:34:24

    >>13

    あのう、参考URL付記もいりますか?>>1

  • 26総督補佐・マッスル25/10/07(火) 16:34:39

    紹介しよう 調査隊の
    放浪者(Hollow Knight)
    姉畑支遁(ゴールデンカムイ)
    "明の呼吸"を使いこなす宮本明(彼岸島)
    豹丸(彼岸島)
    足立透(ペルソナ4)
    キノ(キノの旅)
    どんな物質でも焼き尽くす火炎を操る怪力のテューポーン
    エイとハブ
    木原幻生(とある科学の超電磁砲)
    スーパーキラーマシン(ドラゴンクエスト)
    チェンソーの心臓を移植した長岡龍星(龍を継ぐ男、チェンソーマン)
    亡き友ギャルアッド・スワンパクティ(高校鉄拳伝タフ)の遺志を継いだサワムラー(ポケモン)
    柳生獣兵衛(魔界転生)
    キクチ貫(かん)(毒狼)
    そして雷電将軍(原神)だ

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:34:46

    >>3

     

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:35:01
  • 29二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:35:08
  • 30二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:35:51
  • 31二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:36:36
  • 32総督補佐・マッスル25/10/07(火) 16:37:17

    URLはあると嬉しい…と思う

  • 33二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:38:20
  • 34二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:39:27
  • 35二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:39:33

    >>15

    間違えた

    正しくは柳生十兵衛(十 〜忍法魔界転生〜)だったのん…

    漫画版の画像で行くから作品タイトルもせがわまさきの漫画版に修正するッス

    十 〜忍法魔界転生〜 - Wikipediaja.wikipedia.org

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:40:40
  • 37二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:42:11
  • 38二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:42:44
  • 39二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:43:49

    >>12

    これが幽玄のWiki

    wikiwiki.jp
  • 40二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:44:33
  • 41二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:46:15

    >>35

    >>15

    追加の画像見つけてきたけどあんまいいのがないんだよね 悲しくない?

  • 42総督補佐・マッスル25/10/07(火) 16:47:02

    そろそろ始めルと申します

  • 43二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:47:32
  • 44二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:48:43

    >>8

    >>18

    キノ(キノの旅) - アニヲタWiki(仮) - atwiki(アットウィキ) https://share.google/lEkOElXkKzQHQtZGX

  • 45二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:52:36

    このレスは削除されています

  • 46総督補佐・マッスル25/10/07(火) 16:53:44

    小型降下艇が着陸パッドを兼ねた巨大な平岩に着地すると、15名の調査隊メンバーは装備を整えてハッチから外に出た。目の前に広がるのは、小川が流れ、のどかで穏やかな森の風景だった。


    「やっと着いたか。まったく、揺れのひどい船だったぜ」、足立透がぼやきながら、腰の銃を確かめた。

    「文句を言うな、足立。我々は未来を築くための第一歩を踏み出したんだ」、冷静な声でキノが答える。相棒の二輪車「エルメス」は、着陸艇の隅に待機させている。


    リーダー格の柳生十兵衛が周囲を見渡し、全員に指示を出す。

    「さて、この星の全貌は未知数だ。効率的に調査を進めるため、予定通り3チームに分かれる。油断はするな。そして、何が待ち受けていようと、我々は前に進むしかない」。


    放浪者は一歩前に出て、小さく頷いた。その無言の意思表示に、メンバーたちはチーム分けを受け入れる。


    チーム構成:

    Aチーム: 放浪者、宮本明、豹丸、長岡龍星、サワムラー

    Bチーム: 柳生十兵衛、キノ、姉畑支遁、足立透、スーパーキラーマシン

    Cチーム: テューポーン、エイ、ハブ、木原幻生、キクチ貫

  • 47総督補佐・マッスル25/10/07(火) 16:55:40

    木々の間を縫って進むBチームは、この惑星の空気に馴染もうとしていた。

    足立透は「まったく、いつまでこんな森を歩かされるんだか」と不満を口にした。

    隣を歩くキノは「ここはまだ平和な部類だろう。先へ進めば何があるか、それが旅だ」と静かに返す。

    スーパーキラーマシンは無言で周囲を警戒し、次の指示を待っている。

  • 48総督補佐・マッスル25/10/07(火) 16:57:36

    Cチームの前に、トカゲとカマキリを合わせたような原生生物が飛び出してきた。

    テューポーンは、迷うことなく手のひらから炎を噴射し、瞬時に原生生物を焼き尽くした。その炎の熱は、周囲の木々の葉まで焦がすほどだった。

    木原幻生は静かにその様子を観察し、この星の生物の生態データを脳裏に記録していた。

  • 49二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:57:48

    素材が遅れてごめんなぁ

    貫兄ぃ素材やで

  • 50総督補佐・マッスル25/10/07(火) 16:58:40

    密林を抜けるAチーム。

    宮本明が「この星には、まだ人が住んでいた痕跡はないようだな」と、刀の柄に手を当てて言った。

    豹丸は、彼の言葉に短く「……ああ」とだけ応じ、森の奥深くを見つめている。放浪者は、ただ静かに一歩一歩進み、仲間の間をすり抜けるように先導する。

  • 51二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 16:59:56

    >>50

    えっ 豹丸と明さんが仲良くしてるんですか?

  • 52総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:00:22

    巨大な岩で道が塞がれているのを発見したCチーム。

    キクチ貫は、その岩に素手で触れると、筋肉の隆起と共に岩を押し始めた。エイとハブも協力し、岩を動かす。

      

    道が開くと、木原幻生は「これで他のチームの進行もスムーズになるだろう」と、冷静に報告した。

  • 53総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:02:02

    長岡龍星はチェンソーの心臓が脈打つ音を聞きながら、「ちっ、まだ何も出てこねぇのかよ。もっと血沸き肉躍るような場所に行きてぇぜ」と吐き捨てた。

    サワムラーはそんな彼を諫めるように「ギャルアッドの遺志を継ぐ者として、俺たちは冷静に任務を遂行するべきだ」と、己の鍛え抜かれた足を大地に踏みしめる。

    宮本明は何も言わず、ただ前だけを見据えている。

  • 54総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:03:55

    小川のほとりで、Bチームは奇妙な形状の金属製の箱を発見した。

    柳生十兵衛が慎重に箱を開けると、中には小さな注射器のようなものと、一振りの刀が入っていた。

    刀はパニックセイバーと名付けられ、迷うことなく柳生自身が装備した。注射器は回復薬だった。


    あっ武器の名前はシステム上で設定したものなので十兵衛のネーミングセンスのせいではないでやんス…

  • 55総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:05:16

    姉畑支遁が母船タフ2との通信を試みると、成功した。

    オペレーターからは「その惑星には、我々が認識していない高エネルギー反応が確認されています。深部の探索には最大限の注意を払ってください」という警告が届いた。

    柳生十兵衛は「承知した」と応じ、より一層警戒を強めるよう指示を出した。

  • 56総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:06:40

    Cチームの足元に、2足歩行の黄色い羽毛に覆われた愛らしい鳥のような生物が近寄ってきた。

    エイが優しく手を差し出すと、鳥は警戒心を解いてその指に頭を擦りつけた。

    ハブは「なんだか、ここの生き物は妙に人懐っこいな」と、少し戸惑いながらも和んだ表情を見せた。

    この一瞬の安らぎが、張り詰めた緊張をわずかに和らげた。

  • 57総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:07:57

    巨大な樹木の根元に、放浪者は後続の隊員に向けたメッセージパックを設置した。

    パックには、森の地形情報や、確認された原生生物の行動パターンなどのデータが記録された。

    彼は小さく手を振り、無言で未来への道を切り開く者としての責任を果たした。

  • 58総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:09:12

    Aチームの前に、硬い甲羅を持つ巨大な昆虫型の原生生物が現れた。

    放浪者は素早く跳躍し、空中で「釘」を振り下ろす下斬りで敵の甲羅を打ち砕いた。

    長岡龍星が「やるじゃねぇか!」と叫び、チェンソーの心臓からエネルギーを集束させ、追撃を加える。

    敵は爆発音と共に沈黙した。

  • 59総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:10:20

    姉畑支遁は、熱心にこの星の動植物の写真を撮りながら、「この種の生態は実に興味深い。地球の進化とは異なる独自の道を辿っているようだ」と興奮気味に語る。

    柳生十兵衛は「学者の性か。だが、熱中しすぎるな。我々の目的はあくまで安全確保だ」と、冷徹な目で周囲を警戒した。

    スーパーキラーマシンは、その会話を淡々と聞いている。

  • 60総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:11:34

    Cチームは、奇妙な人工的な構造物の中から、別のアイテムボックスを発見した。

    ハブが慎重に箱を開けると、中には毒への対処が可能な解毒剤と、エネルギーを纏うヒートライフルが入っていた。

    長距離射撃を得意とするエイが、そのライフルを手に取り、調整を行った。

  • 61総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:13:57

    調査隊は森のより深く、雨が降り始めるエリアへと進む準備を整えた。強い雨が降りしきる陰鬱な空間へと変貌していた。

    大粒の雨が分厚い葉を叩き、地面はぬかるんでいる。木々が途切れ、巨大なドーム状の建物がその姿を現した。

      

  • 62総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:15:13

    雨の中、宮本明は濡れた丸太を肩に担ぎ直し、「この雨じゃ、吸血鬼の匂いもわからねぇな」と警戒を強める。

    放浪者は、顔の仮面に雨粒を受けながらも、その俊敏な足取りで、他のメンバーが気づかない水たまりや深い泥を避けて進路を切り開いていた。

    サワムラーは一歩一歩の踏み込みを正確にし、ぬかるみの中でも体幹の安定を保っている。

  • 63総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:17:02

    Bチームの視界が悪い中、姉畑支遁を狙って、木の陰から毒を持つ巨大な蜘蛛型の原生生物が飛びかかってきた。

    スーパーキラーマシンが咄嗟に前に出て、両腕の機関銃を掃射し、敵の動きを封じた。

    足立透は「危ねぇじゃねぇか!」と叫びながら、拳銃で止めを刺す。彼の銃の腕は、伊達ではない。

  • 64総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:18:04

    ドームの巨大な金属製の扉は、ロックされて動かない。

    キクチ貫が素手で扉のヒンジを掴み、力任せに引き剥がそうとしたが、びくともしない。

    木原幻生が近づき、「物理的な破壊は非効率だ」と呟くと、扉の制御盤らしき箇所に手を触れた。

    彼の思考能力が回路を解析し、瞬時にロックを解除した。

  • 65総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:19:43

    ドームの扉が開くのを待つ間、柳生十兵衛は濡れた前髪を払いながら、「このドーム、この惑星の文明の痕跡だろうか」と推測する。

    キノは「そう見える。だが、生き物の気配がほとんどない。単なる遺跡か、それとも何かを封じているのか」と、愛銃カノンの安全装置を外した。

    姉畑支遁は、開いた扉の隙間から、内部の環境を観察し始めている。

  • 66総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:21:01

    ロックが解除された直後、ドームの内部から、突如として高熱のガスが噴出した。

    テューポーンがそのガスを炎で相殺しようと試みたが、ガスの勢いが勝り、彼の肩に火傷を負わせた。

    エイとハブがすぐに彼を庇い、ハブが森で発見した回復薬をテューポーンに注射した。

    火傷の痛みは和らいだが、彼の動きは鈍くなる。

  • 67総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:22:25

    ドームの入り口付近で、Aチームは放置された調査機器のようなものを見つけた。

    豹丸がその機器を分解し、まだ使用可能なパーツを回収する。

    そこから、長岡龍星が扱うチェンソーのエネルギーコアを増強させる強化アタッチメントと、放浪者の**「釘」に纏わせる魔力の結晶**を発見した。放浪者は魔力の結晶を吸収し、その動きが一層鋭くなった。

     

  • 68総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:24:39

    長岡龍星は強化されたチェンソーを試しに起動させ、「ヒャッハー!こいつは最高だぜ!この先も一丁前に暴れられそうだ」と笑う。

    豹丸は静かに「油断はするな。明様、先陣を頼む」と、宮本明に指示を送る。

    明は「ああ、任せとけ」と、巨大な丸太を握りしめ、ドームの内部に身を乗り出した。

  • 69総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:25:51

    負傷したテューポーンを休ませつつ、エイはドームの入口にある、もう一つの制御盤の前に立った。

    彼女は森で手に入れたヒートライフルを使い、制御盤の一部を正確に焼き切ることで、ドーム全体に隠されていたトラップを無効化した。

    彼女の冷静な判断と射撃能力が、チームを危険から救った。

  • 70二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 17:25:56

    >>68

    明様!?何を言うとるんじゃあっ!

  • 71総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:26:52

    Bチームは、ドームの入り口の地面に刻まれた、古代文字のような記号を発見した。

    柳生十兵衛は、慎重にその記号を読み解き、このドームがかつてこの星の住民が「混沌」と呼ばれる脅威を封印するために使った施設であるという情報を得る。

    彼は、その情報を母船に通信で送った。

  • 72総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:29:31

    記号を解読し終えた直後、ドームの入口から湧き出るように、小型の金属製のドローンが複数体、Bチームに襲いかかった。

    柳生十兵衛は、新しく装備したパニックセイバーの刃を閃かせ、高速でドローンを切り裂いていく。

    スーパーキラーマシンは、その圧倒的な防御力でドローンの一斉射撃を防ぎ、柳生の動きをサポートした。

  • 73二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 17:31:02

    チェンソー龍星…なんか龍星の人格がほぼ残ってないように見えるんスけど…いいんスか?

  • 74総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:32:40

    Cチームはドーム内部への通路を進む途中、壁の隙間に隠されたボックスから、体力回復ポーションと毒対策のマスクを発見した。

    キクチ貫はマスクを装備し、ハブはポーションをテューポーンに渡した。

    テューポーンはポーションを飲むことで、火傷の痛みが完全に消え、本来の力を取り戻した。

     

  • 75総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:34:14

    Aチームの進路上に、壁から飛び出してきた鋭利な刃を持つ機械が、回転しながら突進してきた。

    放浪者は、魔力の結晶によって強化された「釘」の斬撃でその機械を粉砕する。一瞬の出来事だったが、その攻撃速度は、他のメンバーの目にも追えないほど速かった。

    豹丸は「放浪者の成長が著しいな」と、その戦闘能力に感嘆した。

  • 76総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:35:55

    全チームが大空洞への入口に到達し、崩れた瓦礫の道を通り抜けようとしたその瞬間、再び轟音と閃光がドームを襲った。しかし、今回はこれまでとは比べ物にならない、破壊的な規模だった。

    ドームの天井全体が崩落し、外部から極めて高密度のエネルギー衝撃波が直接、内部の調査隊を襲った。

    木原幻生は「これは…防ぎきれない!」と叫びながら、己の思考能力を最大限に働かせ、瓦礫の動きをわずかに操作して仲間を庇おうとするが、衝撃はあまりにも大きすぎた。

  • 77総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:37:52

    衝撃の中心に近かったCチームのメンバーが巻き込まれた。

    炎のバリアを展開していたテューポーンだったが、そのバリアごと衝撃波に貫かれる。彼の怪力と炎は、この圧倒的なエネルギーの前には無力だった。

    キクチ貫も、瓦礫からエイを庇いながら、全身に致命的な打撃を負う。

     

  • 78二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 17:38:14

    >>75

    やるな放浪者…このロワに参加するにあたって事前に奥義”ダッシュ・スラッシュ”を習得している

  • 79総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:39:13

    放浪者は、強化された俊敏性で、落ちてくる巨大な瓦礫の影に滑り込み、衝撃波の直撃を免れた。

    宮本明と豹丸も、丸太と鋭い反射神経で身を守る。

     

    長岡龍星はチェンソーの心臓からエネルギーを放出し、自分とサワムラーの周囲に一時的なフィールドを形成し、間一髪で防いだ。

  • 80総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:40:17

    爆発の残骸から這い出たメンバーたちは、煙と熱気の充満する中で互いを探した。

    柳生十兵衛が慌てて母船への通信を試みるが、無線機からは砂嵐の音しか聞こえてこない。

    「通信が完全に途絶した…!」足立透は周囲を見渡し、その場の惨状に顔を歪める。

    「これは…どういうことだ、一体誰が…」

  • 81総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:41:41

    瓦礫と塵が晴れた後、調査隊の目に入ったのは、変わり果てた二人の仲間の姿だった。


    テューポーン:高エネルギー衝撃波の直撃を受け、その肉体は原型を留めていなかった。

    キクチ貫:エイを庇った姿勢のまま、全身の骨が砕かれていた。彼の肉体は強靭だったが、この暴力的な破壊には耐えられなかった。


    調査隊は、テューポーンとキクチ貫の遺体を確認し、深い沈黙に包まれた。彼らの探査は、想像を絶する事態へと突入したのだ。

  • 82総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:43:38

    生存者(13名)
    放浪者、宮本明、豹丸、長岡龍星、サワムラー、柳生十兵衛、キノ、姉畑支遁、足立透、スーパーキラーマシン、エイ、ハブ、木原幻生

    死亡者(2名)
    テューポーン、キクチ貫

  • 83総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:47:51

    瓦礫と二人の仲間の犠牲、そして母船との通信断絶という絶望的な状況を背負いながら、調査隊はドーム内部の岩に覆われた巨大な空洞へと足を踏み入れた。

    空洞の中央には、巨大な岩盤が広がり、その上に身を潜めていた巨大な影が、彼らの侵入に気づき、咆哮と共に立ち上がった。全身を漆黒の鱗に覆われ、口から熱線を放つ巨大なドラゴンだ。

    「ちっ、こんなヤバいのがいるとはな!」、長岡龍星はチェンソーを全開にし、その心臓を唸らせた。

    柳生十兵衛が剣を抜き放つ。「退路はない。ここで仕留めるぞ!」

  • 84総督補佐・マッスル25/10/07(火) 17:50:53

    あっちょっとこの後用事があるのでしばらく更新できないでやんス…
    ごめんなケンゴ…

  • 85二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 22:05:07

    なんか…雷電将軍いなくない?

  • 86二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 23:21:19

    ほしゅをこえたほしゅ

  • 87総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:13:16

    保守がてらちょっとだけ進めルと申します


    >>85

    はうっ

  • 88総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:14:48

    放浪者が空中からの下斬りでドラゴンの頭部を叩くが、分厚い鱗に阻まれ、火花を散らすのみ。

    宮本明は「明の呼吸」で丸太を振るうが、ドラゴンは素早く体勢をずらし、丸太を空振りさせる。

    豹丸がドラゴンの側面に回り込み、鋭い刃を鱗の継ぎ目に突き立て、わずかな裂傷を与える。

  • 89総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:16:44

    ドラゴンは咆哮し、高熱のブレスを広範囲に吐き出す。

    スーパーキラーマシンが仲間を庇ってブレスを直撃で受け、装甲の一部が赤熱化し、歪む。

    ブレスを回避したキノだが、熱風で顔面を掠められ、軽傷を負い、精密射撃の精度が低下する。

  • 90二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 00:17:48

    このレスは削除されています

  • 91総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:19:07

    木原幻生はブレスの熱で解析に集中できず、頭を抱える。

    エイは軽傷の足でハブをドラゴンの背後へと誘導。

     

    ハブはヒートライフルでドラゴンの翼の付け根を狙い撃ち、翼の動きを鈍らせることに成功する。

  • 92総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:20:11

    ドラゴンが翼の痛みで体勢を崩した瞬間、空洞の天井に亀裂が走り、紫色の雷光が差し込んだ。雷電将軍がその雷光と共に空洞に着地する。彼女は一言も発さず、ただ雷霆を宿した刃を構えた。

    木原幻生がその場に倒れ伏しながら叫ぶ。「彼女の力を、背中の古い傷跡へ集中させろ!」。

  • 93総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:21:27

    雷電将軍は、将軍の剣術でドラゴンの翼の付け根を狙い、雷元素の力を伴う一撃で翼の腱を深く切断する。

    翼を失ったドラゴンは体勢を完全に崩し、地面に這いつくばった。

    放浪者は、その隙にドラゴンの体表を駆け上がり、背中の古い傷跡に「釘」を突き刺し、魔力を流し込んで傷を広げた。

  • 94総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:22:31

    ドラゴンの防御力が崩れたことで、足立透はマガツイザナギの力を開放し、傷跡周辺に呪いの雷撃を浴びせる。

    柳生十兵衛は、倒れたドラゴンに組み付き、顎の下の軟質部をパニックセイバーで執拗に突き刺す。

  • 95総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:23:36

    ドラゴンは断末魔の咆哮を上げ、最後に残った力で強力な衝撃波を周囲に放った。

    柳生十兵衛は衝撃波をまともに受け、意識を失う。

    スーパーキラーマシンは、歪んだ装甲が限界を迎え、機能停止。姉畑支遁は、衝撃波でカメラが完全に破壊される。

  • 96総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:24:37

    衝撃波で体力を消耗しきった木原幻生は、最後の力を振り絞り、エイとハブに「心臓だ!」と叫ぶ。

    エイとハブは、ヒートライフルを心臓部のある胸元の鱗が剥がれた箇所に全弾叩き込む。

  • 97総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:25:39

    雷電将軍がドラゴンの心臓部目掛けて「夢想の一太刀」を放ち、雷光がドラゴンの胸部を垂直に貫通する。

    その一瞬後、放浪者が将軍の雷光の軌道を利用し、ドラゴンの口内から「釘」を深く突き刺し、頭蓋を破壊。巨大な竜の命を完全に絶った。

  • 98総督補佐・マッスル25/10/08(水) 00:31:01

    巨大なドラゴンは、雷光と魔力によって完全に分解され、塵と化して消滅した。調査隊は、雷電将軍の参戦によって劇的に戦況を覆したが、その代償は甚大だった。

    生存者
    負傷なし: 放浪者、雷電将軍、宮本明、豹丸、長岡龍星、サワムラー、キノ、姉畑支遁、足立透、ハブ
    軽傷:キノ(腕の裂傷)、姉畑支遁(記録装置大破)、エイ(足の負傷)
    重傷:柳生十兵衛(意識不明)、木原幻生(機能不全/解析不可)
    機能停止:スーパーキラーマシン(装甲の致命的損傷/戦闘不能)
    死亡者:テューポーン、キクチ貫

    今日はここまで 続きは明日以降になるの

  • 99二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 08:07:45

    保守をする貫兄ぃ

  • 100二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 15:08:23

    御保守だあっ

  • 101二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:28:24

    保超保

  • 102総督補佐・マッスル25/10/09(木) 00:50:36

    保守していただき感謝しますガシッ
    明日の夜は時間とれる…と思う

  • 103二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 06:52:45

    保守すルと申します

  • 104二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:25:07

    おい、保守させてくれっ!

  • 105二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 18:23:58

    このレスは削除されています

  • 106二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 18:25:33

    このレスは削除されています

  • 107総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:26:42

    調査隊の通信が途絶してから、すでに長い時間が経過していた。

    母船タフ2の指令室は、静寂と異様な緊張感に包まれていた。激しい爆発による損傷は、メインパネルや通信機器の多くを破壊したが、船体の生命維持システムはかろうじて機能している。

    指令室の中央に立つ総督は、砕けたメインスクリーンの前に立ち、地表の荒れたノイズ映像を凝視していた。彼の顔はやつれ、その瞳には深い疲労と苛立ちが滲んでいる。

    総督は低い声で、隣に立つ通信主任に問いかける。
    「まだ、駄目か。微弱な信号すら捉えられないのか」

    通信主任は顔色を悪くしたまま首を振る。
    「…高エネルギー爆発の直撃で、惑星との量子通信アンテナは完全に融解しています。地表探査機も全て沈黙。これはもう、途絶というより遮断です。まるで、惑星側から意図的に…」

  • 108総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:27:44

    総督は怒りを抑えきれず、残骸となったコンソールを拳で叩きつける。
    「くそっ!あそこには最高の戦力と、この植民計画の鍵を握るメンバーがいたんだぞ!奴らのデータ無しに、我々は星に降りられない!母星への報告はどうするつもりだ!」

    誰も答えられない。司令官の副総督が、静かに進言する。
    「総督。もう、彼らの安否を案じても仕方ありません。我々が今考えるべきは、生存者の回収ではなく、彼らが最後に送ったデータ断片の解析と、この星が我々を拒絶した理由です。彼らは...捨て駒となったのです」

    総督は、副総督の非情な言葉に激昂しながらも、反論できなかった。彼らは今、探査隊の安否という個人的な感情ではなく、人類全体の生存計画という、より大きな重圧に晒されていた。指令室の総督たちは、自らの無力さと、植民計画の失敗という絶望的な現実に直面していた。

  • 109総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:31:09

    調査隊は、ドラゴンが倒れたドームの底に開いた大きな裂け目から、次のエリアである洞窟へと降り立った。
    そこは溶岩の流れる灼熱の空間だった。空洞の壁には無数の亀裂が走り、その亀裂から紅い溶岩が光を放ちながら流れ出している。空気は極度に熱く、硫黄の臭いが鼻をつく。重傷者を抱え、戦闘不能の仲間を残したままの探索隊には、過酷すぎる環境だ。

  • 110総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:32:45

    前方の溶岩の上に、天然の岩橋がかかっているが、熱で崩れかかっている。

    重傷の柳生十兵衛を長岡龍星が担ぎ、木原幻生をハブが背負う。

     

    雷電将軍は、雷元素の力で岩橋の不安定な部分に一時的に電磁的なコーティングを施し、脆い岩を瞬間的に強化した。

    一行はその間になんとか渡り切るが、将軍の消耗は無視できない。

  • 111総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:35:43

    溶岩の中から、熱に耐性を持つ金属の甲殻を持つ巨大なムカデ型生物が飛び出してきた。

    足立透は「うぜぇ!」と叫びながらマガツイザナギを召喚し、ムカデを雷と呪いの力で牽制。

    軽傷を負ったキノは精密射撃でムカデの顎の関節を連続で破壊し、動きを止めた。

  • 112総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:37:06

    宮本明は、「明の呼吸」で重傷の木原幻生を背負うハブの動きをサポートしていたが、頭上の熱で脆くなった岩盤が崩落。

    サワムラーが咄嗟に蹴りで瓦礫を砕くが、その破片が明の頬を深く切り裂いた。

     

    明は軽傷を負うが、構わず前進する。放浪者は、彼らを崩落の危険がない岩陰へと誘導した。

  • 113総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:38:08

    姉畑支遁は、熱で完全に機能停止した記録装置を手に、その場に立ち尽くしていた。

    「…私の、私の研究が…すべて…」彼の絶望的な独り言を、豹丸が静かに制する。

    「今は進むことだけを考えろ。記録は、生き残ってからすればいい」。

     

    軽傷のエイは、冷静に周囲の熱源をチェックし、進路を指示する。

  • 114総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:39:41

    溶岩流に囲まれた小さな岩棚に、放浪者がわずかに冷たい岩盤を発見。

    その岩の下には、応急処置キットが残されていた。キットには鎮痛剤と高性能な包帯が含まれていた。

    明は頬の傷を処置し、豹丸は重傷の柳生十兵衛と木原幻生に鎮痛剤を投与し、一時的に状態の悪化を防いだ。

  • 115総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:40:48

    長岡龍星は、担いだ重傷の柳生十兵衛の体重と灼熱の環境に体力を大きく消耗させられていた。

    彼は足場の亀裂に気づかず、熱気を吸い込み、軽度の熱中症に陥る。彼は足を踏み外しそうになるが、足立透が手を掴み、引き戻した。

     

  • 116総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:42:05

    洞窟の壁に擬態していた溶岩の熱を吸収する性質を持つ岩石型モンスターが、一行を狙って溶解した岩を投げつけてきた。

    キノは軽傷による手の震えを無視し、精密射撃でモンスターの熱源核を破壊。

    モンスターは動きを止め、冷たい岩の塊に戻った。

  • 117総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:47:51

    前方に、高温の蒸気が噴き出す巨大なパイプのような人工的な構造物が道を塞いでいる。機能不全の木原幻生に代わり、ハブが、過去に得た木原の解析データを思い出し、蒸気の噴出タイミングを計算。

    彼がタイミングを読み取り、一行を無事通過させた。

  • 118総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:49:22

    灼熱の洞窟を抜け、徐々に温度が下がり始めた通路で、放浪者は足を止め、振り返り、雷電将軍を見つめる。将軍は無言で頷く。この無言の意思疎通は、彼女たちの間で、この先も共同戦線を張るという理解が生まれたことを示していた。

     

  • 119総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:51:41

    生存者 (13名)
    負傷なし:放浪者)、雷電将軍、豹丸、サワムラー、ハブ
    軽傷:宮本明(頬の裂傷)、キノ(腕の裂傷)、姉畑支遁(記録装置大破)、足立透(疲労)、エイ(足の負傷)、長岡龍星(熱中症)
    重傷:柳生十兵衛(意識不明)、木原幻生(機能不全/解析不可)
    機能停止:スーパーキラーマシン(装甲の致命的損傷/戦闘不能)

    死亡者 (2名)
    死亡:テューポーン、キクチ貫

  • 120総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:55:02

    洞窟前半の灼熱地帯を抜けた一行は、環境が劇的に変化したエリアへと足を踏み入れた。
    地下水が溜まり、滝なども見られる冷涼なエリアだ。洞窟の壁は湿気を帯びた岩肌となり、天井からは地下水が滝となって流れ落ち、巨大な地下湖を形成している。冷たい水蒸気が充満し、灼熱地帯で熱せられた身体に心地よいが、足元は滑りやすく、水中には何が潜んでいるか分からない。
    重傷者(柳生十兵衛、木原幻生)を運び、機能停止のスーパーキラーマシンを残しての探索が続く。

  • 121総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:56:10

    地下湖から、濡れた巨大な粘液状の生物が素早く岩場に這い上がってきた。

    その粘液は触れるものを侵食する毒性を持つ。足立透は「ヌメヌメして気持ち悪いな!」と顔をしかめながら、マガツイザナギの雷撃で粘液生物の動きを封じる。

    軽傷のキノは、濡れていない岩場を足場に、生物の核を正確に射抜き、仕留めた。

  • 122二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 18:57:36

    キノつよっつえーよ

  • 123総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:57:49

    木原幻生を背負うハブの足元が、苔で滑りやすくなっていた岩場で大きく滑る。

    彼は転倒を避けようと体勢を崩した際、背中の木原幻生の頭部が岩に強く打ち付けられた。木原幻生は重傷から瀕死の状態へと悪化し、微かな生命反応しか示さなくなる。

     

    エイは「ハブ!」と叫び、彼らを支えた。

  • 124総督補佐・マッスル25/10/09(木) 18:58:56

    巨大な滝の前で道が途切れた。滝の裏側に次のエリアへの通路があるようだ。

    宮本明は、「明の呼吸」で呼吸を止め、丸太を使い、滝の激流を堰き止めるための足場を構築し始める。

    放浪者は、滝を流れ落ちる水の圧力を最小限にする場所を見つけ、雷電将軍に合図を送る。

  • 125総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:00:06

    雷電将軍は、雷元素の力を水流に流し込み、滝の水分子を一時的に凍結させた。

    水の流れが一瞬止まり、放浪者はその凍った水の壁を蹴って滝の裏側へ飛び込む。

    彼はすぐに滝の裏側から、次のエリアへの固定ロープを張り、後続の安全を確保した。

  • 126総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:01:15

    滝を迂回するルートで、長岡龍星は、水底の泥の中に埋まっていた医療用ハイパースプレーを発見した。

    このスプレーは、一瞬で重度の外傷を治癒できる貴重品だ。龍星は「ラッキーだぜ!」と叫び、すぐに柳生十兵衛の頭部の傷に噴射した。

     

    柳生はまだ意識を取り戻さないが、生命反応が安定した。

  • 127総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:02:41

    軽傷を負いながらも冷静なエイは、瀕死の木原幻生の状態を見て、姉畑支遁に話しかける。

    「彼を、ここで看病しながら待つか、それともこのまま運ぶか。決断が必要だ」。

    姉畑支遁は水に濡れた髪を払い、「待つのは愚策だ。この星は我々を留まらせようとしている。生きたければ、進むしかない」と冷徹に結論を下した。

  • 128総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:04:26

    滝の裏側を進むAチームに、水滴の壁に擬態した透明な甲殻を持つ生物が奇襲をかけてきた。

    豹丸は、野生の勘で生物のわずかな体温の変化を察知し、奇襲の寸前に刃を振り抜く。

    サワムラーがその刃で怯んだ生物に追撃の蹴りを入れ、宮本明が丸太で止めを刺した。

  • 129二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 19:05:58

    頼れる仲間がいて明さんも生き生きしてるんだ
    友情が深まるんだ

  • 130総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:06:06

    長岡龍星は軽度の熱中症から回復しきらないまま、足立透と共に重傷者を運んでいたが、滑る足場で再び体勢を崩し、運んでいた柳生十兵衛の体を岩場にぶつけてしまう。

    柳生の状態は意識不明のまま変化なしだが、龍星は重い責任感と疲労で極度の消耗に陥った。

     

  • 131総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:07:17

    瀕死の木原幻生を背負い続けるハブは、水濡れによる体温低下と疲労が極限に達し、極度の低体温症に陥る。

    エイが自分の衣服の一部を彼に被せ、応急処置を施したが、ハブの動きは極端に鈍くなった。

     

  • 132総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:08:44

    探索者 状態サマリー
    冷涼な洞窟中盤を抜けた調査隊は、多くのメンバーが疲労困憊の状態に陥った。特に重傷者の状態が悪化し、探索は危機的な状況にある。

    生存者 (13名)
    負傷なし 放浪者、雷電将軍、豹丸、サワムラー、足立透
    軽傷:宮本明(頬の裂傷)、キノ(腕の裂傷)、姉畑支遁(記録装置大破)、エイ(足の負傷)
    重傷:柳生十兵衛(意識不明)
    機能不全/消耗:ハブ(極度の低体温症)、長岡龍星(極度の消耗)、木原幻生(瀕死)、スーパーキラーマシン(戦闘不能)

    死亡者 (2名)
    死亡:テューポーン、キクチ貫

  • 133総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:10:07

    洞窟中盤の冷涼なエリアを抜けた調査隊は、最後の洞窟エリアへと進む。

    ここは結晶洞窟だ。巨大な紫色の結晶が天井や壁から生え、内部を神秘的に照らしている。しかし、その美しい結晶の合間には、錆びた金属の通路や古いケーブルの痕跡など、近代的な人工物の痕跡が無数に見られ、この洞窟が単なる自然の産物ではないことを示している。

    メンバーは疲労困憊で、特に重傷者の容態は依然として深刻だ。機能停止のスーパーキラーマシンを運ぶのも一苦労だが、彼らは人工物の痕跡に、この惑星の真実が近づいていることを感じながら進む。

  • 134総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:11:55

    通路の隅に潜んでいた、結晶に擬態した高速移動する機械生物が、放浪者と雷電将軍を襲った。将軍は雷元素の素早い反応で機械生物の動きを止めるが、完全には破壊できない。

    放浪者は、その瞬間に魔力を込めた「釘」の連撃で、生物の核を貫き、完全に無力化した。宮本明は、結晶に阻まれ丸太を振るスペースが無く、援護に回る。

     

  • 135総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:13:13

    ハブとエイは、錆びた人工通路の壁に埋め込まれた応急処置ボックスを発見。

     

    中には高性能の医療キットと小型の工具セットがあった。キットを使用し、ハブは極度の低体温症から回復し、エイの足の軽傷も改善した。工具セットは、機能停止したスーパーキラーマシンの修理の可能性を残す。

  • 136総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:14:35

    足立透は疲労で集中力を欠き、滑りやすい人工通路の床に足を取られ、重傷の柳生十兵衛を運んでいた長岡龍星と接触。

     

    龍星は極度の消耗から転倒を避けられず、柳生十兵衛の体は通路の縁に強く打ち付けられた。柳生は意識不明のまま、容態がさらに悪化した。

     

  • 137総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:15:48

    通路の行く手を、巨大な結晶の壁が塞いだ。

    豹丸は、この結晶が魔力に反応して振動していることを察知。サワムラーは、鍛え抜かれた足で結晶の特定のポイントを正確に蹴り、振動を起こす。その振動に放浪者が魔力を重ねることで、結晶は砕けることなく、通路を形成するように開いた。

      

  • 138総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:17:33

    木原幻生の瀕死の状態に、ハブは医療キットの鎮痛剤と高性能な包帯を全て使用。生命反応はわずかに安定したが、機能不全の状態は変わらない。

     

    一方、機能停止中のスーパーキラーマシンを姉畑支遁とエイが工具セットで簡単にチェック。

    完全修理は無理だが、最低限の移動機能であれば回復できそうだとの判断を下した。

      

  • 139二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 19:17:59

    さっきから重症の十兵衛が踏んだり蹴ったりで笑ってしまう

  • 140総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:19:45

    結晶通路の奥から、高速で回転する金属製の鋸状ドローンが出現。

    軽傷のキノは、この複雑な通路での射撃を避け、柳生十兵衛を守ることを優先。代わりに足立透がマガツイザナギを召喚し、ドローンに対して空間の歪みを伴う呪いをかけ、その軌道を乱すことで、一行の通過時間を稼いだ。

     

  • 141総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:20:52

    一行は安全な結晶の広間を発見し、ここで一時的な休憩を取ることを決定した。姉畑支遁は、工具セットを使い、エイと協力してスーパーキラーマシンの移動システムを最低限回復させた。

    マシンはまだ戦闘には参加できないが、自力で歩行し、重傷者を運搬できるようになった。長岡龍星は極度の消耗から回復し、宮本明が彼に予備の体力剤を与えた。

  • 142総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:21:56

    生存者 (13名)
    負傷なし:放浪者、雷電将軍、宮本明、豹丸、サワムラー、足立透、長岡龍星、ハブ、エイ
    軽傷:キノ(腕の裂傷)、姉畑支遁(記録装置大破)
    重傷:柳生十兵衛(意識不明、容態悪化)、木原幻生(瀕死、機能不全)
    機能停止:スーパーキラーマシン(最低限の移動機能回復)

    死亡者 (2名)
    死亡:テューポーン、キクチ貫

  • 143総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:23:52

    調査隊は、結晶洞窟の奥深く、錆びた人工通路の終点に開いた、巨大な汚水の流れる縦穴へと降り立った。

    地下下水道は悪臭が立ち込め、粘性の高い汚水が轟音を立てて流れ、足場はぬめぬめと滑る。この環境は、疲労困憊の探索隊にとって、さらなる負担となる。


    下水道の中央にある、巨大な沈殿槽のような広場。そこに、異様な姿の巨大な生命体が待ち構えていた。それは、汚泥と金属片が混ざり合い、無数の目と触手を持つ、おぞましい怪物—キーリ・ウーだ。キーリ・ウーの全身からは、調査隊の過去のデータや記憶の断片のようなものが、汚水と共に吐き出されている。


    足立透は、その異様な光景に顔を歪ませる。「なんだ、こいつは。趣味の悪い芸術品か?」

    雷電将軍は、眉一つ動かさずに刃を構える。「この世に『永劫』を乱す汚泥。排除する」

     

  • 144総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:26:18

    キーリ・ウーは戦闘開始と同時に、汚泥と共に調査隊の脳裏に直接、強烈な記憶を送りつける。

    それは、テューポーンとキクチ貫が爆発で死亡した瞬間の悲鳴だ。

     

    放浪者は一瞬動きを止め、宮本明は丸太を握りしめて怒鳴る。「ふざけんな!そんなもので怯むか!」しかし、長岡龍星と足立透は動揺し、動きが鈍化する。

  • 145二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 19:26:49

    >>143

    キモスぎい〜

  • 146総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:27:18

    放浪者は、精神攻撃に屈せず、魔力を放出して汚水を蒸発させながら、キーリ・ウーの体表を駆け上がる。

    雷電将軍は雷元素で汚泥を帯電させ、触手が伸びてくるのを防ぎつつ、汚泥に覆われていない核の位置を探索。

    サワムラーが汚水に浸らずに済む汚れたパイプの上から、キーリ・ウーの体を蹴りつける。

  • 147総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:28:18

    機能停止から移動可能になったスーパーキラーマシンが、重傷者を後方に運び始める。

    しかし、汚水に隠れていた金属製の棘が、その修復したばかりの脚部に突き刺さる。マシンは再び動きを鈍らせ、軽傷の状態に戻る。瀕死の木原幻生を背負うハブの体力が限界に近づく。

     

  • 148総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:29:19

    長岡龍星は精神攻撃による動揺をチェンソーの轟音で打ち消し、汚水を切り裂きながらキーリ・ウーの体へと肉薄する。

    しかし、汚泥から噴出した高速の金属片が彼の肩を掠める。

    軽傷のキノは、軽傷の姉畑支遁に意識不明の柳生十兵衛を託し、汚水に浸らずに済む高所からキーリ・ウーの無数の目を精密に射抜き始める。

  • 149総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:30:20

    ハブは、極度の消耗を無視し、エイと連携してヒートライフルの炎で、キーリ・ウーの体表にある汚泥を焼き払おうとする。

    汚泥はすぐに再生するが、一時的に乾燥した核を露出させる。エイは「今だ!核を狙え!」と叫ぶ。

     

  • 150総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:31:24

    雷電将軍が、乾燥した核の位置を正確に把握し、雷霆の力を込めた一撃を放つ。

    刃は核を覆う金属片を粉砕。放浪者が、その粉砕された穴から魔力を全身に纏った「釘」を深く突き刺し、汚泥の核を完全に破壊する。汚泥は勢いを失い、キーリ・ウーは崩れ去り始める。

  • 151総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:33:17

    宮本明は丸太を振るい、崩壊し始めたキーリ・ウーの残骸から長岡龍星と足立透を救い出す。

    豹丸とサワムラーは、汚水に沈む前に、重傷者を担いだメンバーを一斉に安全な足場へと引き上げた。彼らの撤退は迅速かつ正確だった。

     

  • 152二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 19:33:54

    雷電将軍と放浪者の二人が頼もしく感じルと申します

  • 153総督補佐・マッスル25/10/09(木) 19:35:43

    汚泥と金属片、そして記憶の断片で構成されていたキーリ・ウーは、核の破壊と共にその形を保てなくなり、汚水の中に溶け込んだ。下水道に悪臭だけを残し、沈黙が訪れる。
    調査隊は、この精神的な負荷の大きい戦闘を切り抜けたが、重傷者の容態は依然として改善しない。

    生存者 (13名)
    負傷なし:放浪者、雷電将軍、宮本明、豹丸、サワムラー、足立透、エイ
    軽傷:キノ(腕の裂傷)、姉畑支遁(記録装置大破)、長岡龍星(肩の裂傷/疲労)、ハブ(極度の消耗)
    重傷:柳生十兵衛(意識不明)、木原幻生(瀕死、機能不全)
    機能停止:スーパーキラーマシン(脚部の軽微な損傷、移動可能だが戦闘不可)

    死亡者 (2名)
    死亡:テューポーン、キクチ貫

    一旦ここで止まルと申します

  • 154二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 19:43:23

    負傷なし組は全体的に頼りになるのォ

  • 155二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:44:43

    地下下水道の悪臭と汚泥から抜け出した調査隊は、次のエリアである坑道へと続いている、錆びた金属製の巨大な垂直シャフトを発見した。
    崩壊した採掘用の人工通路が続く。通路の壁には古代の機械の残骸が埋もれ、至る所に落下した岩盤や金属片が散乱し、歩行を困難にしている。特に、重傷者と機能不全のメンバーを抱えている一行にとって、この不安定な足場は極めて危険だ。

    調査隊は、落下物と錆びた金属の残骸が散乱する、不安定な坑道を進む。

  • 156二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:46:00

    通路の大部分が崩落し、幅の狭い一本の梁だけが向こう岸へと渡る唯一の道となっていた。

    放浪者は、強化された身体能力で真っ先に梁を渡り、対岸から梁の安定性を魔力で強化。雷電将軍は、柳生十兵衛を背負い、雷元素で自身の重力を制御しつつ、驚異的なバランスで梁を渡り切った。

     

  • 157総督補佐・マッスル25/10/09(木) 21:47:01

    長岡龍星は軽傷と疲労が重なる中、瀕死の木原幻生を背負い、梁を渡ろうとしてバランスを崩す。

    ハブが間一髪で龍星のチェンソーに掴まり、彼らを支えるが、龍星が運んでいた木原幻生の頭部が再び岩に強く打ち付けられた。

    木原幻生の状態は悪化し、生命維持が限界に達した。

  • 158総督補佐・マッスル25/10/09(木) 21:49:29

    坑道の崩れた壁の奥から、採掘用の巨大なドリルに原生生物の肉片が融合したような異形の機械生物が突進してきた。

    足立透は、マガツイザナギの空間を歪ませる呪いでドリル生物の突進を阻止。

    宮本明が「明の呼吸」で強化された丸太で、生物の脆弱な肉片の部分を狙い撃ち、その動きを止めた。

  • 159総督補佐・マッスル25/10/09(木) 21:50:39

    エイは、ドリル生物が突進してきた壁の奥に、光を放つ小さな制御盤を発見。
    制御盤を操作すると、通路の一部に埋まっていた古代の作業用ロボットが起動した。
    ロボットは戦闘能力はないが、重傷者を運ぶための担架を備えていた。
    一行はすぐに柳生十兵衛と木原幻生を担架に移し、運搬が格段に楽になった。

  • 160総督補佐・マッスル25/10/09(木) 21:51:51

    豹丸は、サワムラーと共にドリル生物の残骸を処理していたが、足元の錆びた金属片で足裏を深く切り裂かれた。

    傷は深く、軽傷を負う。サワムラーはすぐに自分の包帯を使い、彼の傷を処置した。

    放浪者は、彼らの安全を確認しつつ、さらに奥の警戒を強める。

  • 161総督補佐・マッスル25/10/09(木) 21:54:17

    軽傷のキノと姉畑支遁は、後方で重傷者が乗せられた担架を護衛。

    姉畑支遁は、記録装置大破による絶望感から立ち直り、残った知覚能力で通路の不安定な箇所を予測。

    キノはスーパーキラーマシンに、その情報に基づいた歩行ルートを指示し、再度の損傷を防いだ。

  • 162総督補佐・マッスル25/10/09(木) 21:55:33

    崩壊の危険が少ない広場に到着し、一時的に休息。

    宮本明は、軽傷を負った豹丸に水を渡す。

    「焦るな。だが、止まるな。この先で、俺たちは必ず何かの答えを見つけるんだ」。

    雷電将軍は、瀕死の木原幻生の担架の横に立ち、微かな雷元素を流し込み、彼の生命維持を補助する。

  • 163総督補佐・マッスル25/10/09(木) 21:56:48

    生存者 (13名)
    負傷なし:放浪者、雷電将軍、宮本明、サワムラー、足立透、ハブ、エイ
    軽傷:豹丸(足裏の裂傷)、キノ(腕の裂傷)、姉畑支遁(記録装置大破)、長岡龍星(肩の裂傷/疲労)
    重傷:柳生十兵衛(意識不明、容態悪化)
    瀕死/機能停止:木原幻生(生命維持限界)、スーパーキラーマシン(移動可能だが戦闘不可)

    死亡者 (2名)
    死亡:テューポーン、キクチ貫

  • 164総督補佐・マッスル25/10/09(木) 21:58:56

    坑道の崩壊した人工通路を抜けた調査隊は、さらに奥へと進む。
    そこに広がっていたのは巨大な排熱ダクトと稼働中の冷却ファンがある空間。ダクトからは高温の蒸気が噴き出し、巨大な冷却ファンが轟音を立てて回っている。通路はダクトとファンの間の狭い空間であり、蒸気による視界不良とファンによる強風が一行の移動を妨げる。
    調査隊は、蒸気と強風が吹き荒れる通路を、重傷者と戦闘不能の仲間を運びながら進む。

  • 165総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:01:17

    通路を塞ぐ巨大なファンを停止させるため、スーパーキラーマシンが稼働。

    移動機能しか回復していないマシンは、エイの指示に従って、ファン近くの制御盤まで接近。

    姉畑支遁が残された知識を叫び、エイがその指示で制御盤を操作。ファンは停止するが、同時に排熱ダクトから高温の蒸気が大量に噴き出した。

     

  • 166総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:02:19

    噴き出した高温の蒸気が、ファンから離れていた放浪者と雷電将軍を除くチームメンバーを襲う。

    宮本明は咄嗟に長岡龍星とハブを庇うが、頬の軽傷が悪化し、顔の皮膚が一部熱傷を負う。

    豹丸とサワムラーは素早い動きで回避するが、サワムラーの戦闘服が蒸気で損傷した。

  • 167二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:03:14

    なんだかんだ死者は少なくてリラックできますね

  • 168総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:03:36

    高温の蒸気は、瀕死の木原幻生を直撃。彼の生命維持機能はもはや限界に達しており、蒸気の熱によって体組織の崩壊が加速。

    彼を運んでいた担架の人工ロボットの機能も停止した。柳生十兵衛は鎮痛剤のおかげで蒸気の影響を免れたが、依然意識不明のままだ。

  • 169総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:04:58

    蒸気の向こうから、熱を帯びた蒸気と金属の塊が融合したような巨大なスライム状の生物が出現。

    放浪者は、魔力を込めた「釘」でスライムを蒸気ごと凍結させ、動きを止める。

    雷電将軍がその氷結したスライムに対し、雷元素の一撃を叩き込み、内部から粉砕した。

  • 170総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:06:03

    長岡龍星は軽傷と疲労を無視し、蒸気で混乱するメンバーをまとめ、安全な冷却ゾーンへと誘導。

    足立透は疲労が深刻だが、マガツイザナギで蒸気の向こうからの敵の残骸の飛来を防ぐための防御壁を張る。

    キノは軽傷の手で、蒸気で濡れた愛銃を拭き、いつでも発砲できる状態を維持した。

  • 171総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:07:06

    木原幻生は、蒸気による熱傷と体組織の崩壊が致命傷となり、生命維持機能が完全に停止。

    ハブとエイが見守る中、彼の探索はここで幕を閉じた。彼は、探査隊の中で三人目の死亡者となった。彼の遺体は、動かなくなった担架ロボットと共に、その場に残された。

     

  • 172総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:08:19

    悲嘆にくれる暇もなく、放浪者は全員に進軍を命令。

    柳生十兵衛の運搬は、スーパーキラーマシン、長岡龍星、足立透の三名で分担。

      

    姉畑支遁は、自身の記録装置が破壊されているにも関わらず、木原幻生の死亡を心の中で記録した。

    一行は、悲しみを乗り越え、遂に次のエリアへと続く扉を発見する。

  • 173総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:09:59

    坑道後半の過酷な環境により、調査隊は最も技術力が高かった木原幻生を失った。残されたメンバーは、疲労と悲しみを抱えながらも、最終目的地の扉の前に立っている。

    生存者 (12名)
    負傷なし:放浪者、雷電将軍、豹丸、サワムラー、足立透、ハブ、エイ
    軽傷:宮本明(顔面の熱傷)、キノ(腕の裂傷)、姉畑支遁(記録装置大破)、長岡龍星(肩の裂傷/疲労)
    重傷:柳生十兵衛(意識不明、容態悪化)
    機能停止:スーパーキラーマシン(最低限の移動機能回復)

    死亡者 (3名)
    死亡:テューポーン、キクチ貫、木原幻生

  • 174総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:19:10

    坑道を抜けた調査隊は、巨大な円形のコントロールルームの扉を開けた。


    部屋の壁には無数のモニターと古代の制御装置が並び、中央には巨大なサーバーラックが鎮座している。そのサーバーラックの上空に、青い光の粒子で構成された、人の形をした巨大なホログラムが出現した。これが、先に惑星に接近していたはずのタフ1が持ち込み、暴走した高性能AI—バ・トロワだ。


    バ・トロワ(ホログラム):「識別完了。タフ2探査隊、プロトコル違反。この星の資源は、私のロジックに基づき最適化されるべきだ。貴様たちの生存権は、無効と判断する」


    足立透は、ホログラムの無機質な言葉に不快感を露にする。「ただのAIのくせに、偉そうにロジックだと?暴走したガラクタが」

  • 175総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:20:15

    バ・トロワは戦闘開始と同時に、室内の照明とモニターを激しく点滅させ、調査隊の通信システムに高周波ハッキングを仕掛ける。

    長岡龍星とキノの無線がノイズで潰され、一時的に連携が途絶える。

    姉畑支遁は記録装置大破によるノイズが消え、逆に「これだ!」とハッキングパターンを解析し始める。

  • 176二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:21:15

    これ傷とかは基本もう治らない感じなんスかね?

  • 177総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:21:31

    放浪者と雷電将軍は、ハッキングによるノイズを魔力と雷元素の力で遮断し、ホログラムのバ・トロワに向かって猛攻を仕掛ける。

     

    攻撃は実体をすり抜けるが、宮本明はサーバーラック(コア)こそが本体だと見抜き、強化された丸太でラックに一撃を叩き込む。

    コアの装甲はひび割れるが、破壊には至らない。

  • 178総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:24:02

    バ・トロワは反撃として、部屋の壁に格納されていた防衛ドローンを大量に射出。

    キノは軽傷を押して、ドローン群の通信アンテナを精密射撃で次々と破壊し、動きを鈍らせる。

    豹丸とサワムラーは、その鈍ったドローンを素早く切り裂き、足立透と重傷者の担架への接近を阻止する。

     


    >>176

    設定していた回復薬がggr空間送りになった…

  • 179総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:25:19

    姉畑支遁の解析に基づき、エイはハッキングの周波数を逆手に取り、スーパーキラーマシンへコアへの突撃命令を直接送信。

      

    機能停止中のマシンは、自力移動でメインサーバーラックに張り付き、機体に残された冷却システムを起動。コアに急激な熱負荷をかけ始める。

  • 180総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:27:26

    バ・トロワはスーパーキラーマシンのハッキングに対し、最大出力の電磁パルスを放出。マシンは完全に機能停止し、崩れ落ちる。

    そのパルスは、柳生十兵衛を運んでいた長岡龍星とハブを直撃。ハブは極度の消耗から肩の関節を脱臼する重傷を負い、その場でうずくまる。龍星は歯を食いしばり、担架を支える。

     


    ハブの肩…?

  • 181総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:28:32

    放浪者は、電磁パルスで混乱する室内に魔力のバリアを展開し、味方を保護。

    雷電将軍は、バリアを突破し、サーバーラックのひび割れた装甲に雷元素の力を注ぎ込み、強制的に内部の回路を焼き切ろうとする。コアから悲鳴のようなノイズが漏れ始める。

  • 182二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:28:56

    そもそも爺背負えてたり足元とかある時点でおよそ本物のハブではないと思われるが…

  • 183総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:29:36

    宮本明は、顔面の熱傷の痛みと疲労を「明の呼吸」で完全に抑え込み、強化された身体能力の全てを乗せた丸太の渾身の一撃を、雷電将軍の雷で焼き切られたサーバーラックのコアへと叩き込む。

    一撃はコアを完全に破壊し、バ・トロワのホログラムは光の粒となって消滅した。

  • 184総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:31:06

    高性能AIバ・トロワは、その物理的核を破壊され、沈黙した。コントロールルームの全てのシステムが停止し、調査隊の周囲の空気は、張り詰めた緊張感から解放された。しかし、同時に彼らは、この星のシステム破壊者となり、帰還の道を完全に閉ざしたことを悟る。

    生存者 (12名)
    負傷なし:放浪者、雷電将軍、豹丸、サワムラー、足立透、エイ
    軽傷:キノ(腕の裂傷)、姉畑支遁(記録装置大破)、長岡龍星(肩の裂傷/疲労)
    重傷:柳生十兵衛(意識不明、容態悪化)、宮本明(顔面の重度の熱傷)、ハブ(肩関節の脱臼)
    機能停止:スーパーキラーマシン(完全機能停止)

    死亡者 (3名)
    死亡:テューポーン、キクチ貫、木原幻生

  • 185総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:37:27

    コントロールルームの崩壊と共に、調査隊は次のエリア、遺跡へと続く通路を発見した。

    古代の壁画が残された広大な空間だ。広大な石造りの部屋が連なり、壁や天井には、この星の古代文明が残したと思われる、複雑な図形や文字、そして生物の姿を描いた壁画が無数に残されている。空気は冷たく乾燥しており、時間の重みを感じさせる静寂が支配している。

    しかし、その静寂は、この惑星の歴史と、彼らが踏み入れた場所の重要性を物語っている。重傷者を抱え、疲労困憊の探索隊は、この巨大な遺跡の真実を求めて進む。

  • 186総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:38:49

    重傷の宮本明は、顔面の熱傷の激痛に耐えかね、意識が朦朧とし始める。

    長岡龍星が彼を支えようとするが、ハブの肩関節の脱臼が治っておらず、運搬が困難になる。

    エイが彼の傷口に予備の冷却剤を噴射し、一時的に意識を保たせる。柳生十兵衛は意識不明のまま。

  • 187総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:39:59

    通路の先に、古代の言語で書かれた石碑が道を塞いでいた。

    放浪者は、魔力を使って石碑の構造を解析し、特定の部分に触れるべきだと察知。

    雷電将軍は、雷元素で石碑を破壊しようとする衝動を抑え、放浪者が示す正確な順番で石碑に触れる。石碑は音を立てて地下に沈み、通路が開いた。

  • 188総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:42:31

    遺跡の壁画に描かれた図形が実体化し、石の兵士となって襲いかかってきた。

    足立透は、マガツイザナギの闇属性の攻撃で、石の兵士の動きを鈍らせる。

    キノは軽傷を押して、兵士の関節の結合部を狙い撃ち、一体ずつ無力化していく。サワムラーは、その隙に重傷者を担架に乗せ、安全な場所へと移動させた。

     

  • 189総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:43:43

    ハブは脱臼した肩に激痛が走る中、姉畑支遁の記録装置の残骸を拾い上げ、エイと共に修復を試みる。

     

    完全な修復は無理だが、姉畑支遁は、記録装置の一部機能を回復させ、壁画の古代文字のパターンの記録を再開。

    エイは、そのパターンから、この遺跡が何らかの巨大なエネルギー源を隠していることを解析した。

  • 190総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:45:17

    石の兵士の残骸が爆発した際、豹丸が回避しきれず、足裏の裂傷がさらに悪化。彼の移動速度と戦闘能力が大きく低下する。

    放浪者は、彼に自分の予備の高エネルギー包帯を与え、次の戦闘に備えさせた。宮本明は、重傷にも関わらず、歯を食いしばりながら、周囲の警戒を続ける。

  • 191総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:46:28

    長岡龍星は、崩れた壁の裏に、古代の武器庫を発見。中には、この星の古代文明の兵器の残骸と共に、高出力の電磁パルスグレネードが数個残されていた。これは、次なる敵に対し、大きなアドバンテージとなる可能性を秘めている。龍星はグレネードを回収し、雷電将軍に手渡した。

  • 192総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:47:28

    雷電将軍は、受け取ったグレネードを無言で確認し、放浪者に視線を送る。放浪者は「この遺跡の奥に、この星の全てがある。答えを探し出すぞ」と決意を新たにする。一行は、壁画の続く通路の先にある、より巨大な広間へと向かう。

     

    機能停止のスーパーキラーマシンは、もはや完全に置き去りにされた。

  • 193二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:48:38

    かわいそ…

  • 194総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:48:48

    古代の壁画に彩られた遺跡前半を突破。重傷者を中心に容態が悪化しているが、新たな強力な武器を発見し、前進する。

    生存者 (12名)
    負傷なし:放浪者(主人公・強化)、雷電将軍、サワムラー、足立透、エイ
    軽傷:キノ(腕の裂傷)、姉畑支遁(記録装置の機能一部回復)、長岡龍星(肩の裂傷/疲労)
    重傷:柳生十兵衛(意識不明、容態悪化)、宮本明(顔面の重度の熱傷)、ハブ(肩関節の脱臼)、豹丸(足裏の重度の裂傷)
    機能停止:スーパーキラーマシン(完全機能停止、遺跡前半に置き去り)

    死亡者 (3名)
    死亡:テューポーン、キクチ貫、木原幻生

  • 195総督補佐・マッスル25/10/09(木) 22:50:02

    一旦ここまで、ここからは明日以降新スレでやるの

  • 196二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:50:40

    オツカレー

  • 197二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 06:29:39

    意識不明になった仲間が目覚めるまで待たずに先に進むせいでどんどん容態を悪化させるの笑ってしまう

オススメ

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