【AI・オリキャラ注意】AIにコロシアイ学園生活を描かせてみる

  • 1◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 20:19:23

    生成AIを使って安価で選ばれた超高校級のオリキャラたちが学園生活や学級裁判などを繰り広げる様子をダイジェスト形式で繰り広げるスレです。
    AI生成の都合上納得のいかない結果になることもあります。ご了承ください

  • 2◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 20:21:03

    てなわけでオリキャラを16人まで

    【名前】:
    【才能名】:
    【性別】:
    【一人称・二人称】:
    【性格】:
    【好きなもの】:
    【嫌いなもの】:
    【口調】:
    【詳細】:
    【備考】:

  • 3二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:27:53

    【名前】:奏 和葉
    【才能名】:超高校級のストリーマー
    【性別】:男性
    【一人称・二人称】:俺/お前・アンタ
    【性格】:毒舌家で怒りっぽいが素直になれない本当は優しい性格
    【好きなもの】:自分に関わるもの
    【嫌いなもの】:自分を苛立たせるもの全て
    【口調】:人を少し馬鹿にしたような口調
    【詳細】:幼い頃から身長の低さで虐められてきたが、インターネットを通じて「こっちの世界なら自分の身長をとやかく言われなくて済む」と考え活動を開始
    【備考】:過去の経験もあり、自分も意図しない形で弱者の味方になる行動を取る事が多い


  • 4二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:34:18

    【名前】:マリア・F・エイブラハム
    【才能名】:超高校級の令嬢
    【性別】:女性
    【一人称・二人称】:私/貴方・貴女
    【性格】:優しくお淑やかだが鋼鉄の意志を持っている
    【好きなもの】:優しい人
    【嫌いなもの】:心が醜い人
    【口調】:高貴でお淑やかな口調
    【詳細】:西欧某国の財閥跡取り候補。幼い頃から候補の1人として令嬢としての基礎などを学んできたエリートだが、その生まれを鼻にかける事もなく貧富問わず仲良く接している
    【備考】:趣味の影響で時折り哲学的な言動をする事がある

  • 5二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:39:30

    【名前】:解上量子(かいじょうりょうこ)
    【才能名】:超高校級の物理学者
    【性別】:女
    【一人称・二人称】:私・○○君
    【性格】:科学への探求心だけで生きているマッドサイエンティスト。
    【好きなもの】:不確実や未知を解き明かすこと。リンゴ
    【嫌いなもの】:学閥争い・不毛な討論、保守的な人間
    【口調】:教授ぶった偉そうな男性口調
    【詳細】:タイムマシンを現実にしかねない理論や地球そのものを破壊するブラックホール兵器の数式を発表したことで人類に大騒ぎを引き起こした問題児。
    【備考】:異常なポジティブ思考の塊で、あらゆる人間は危機を乗り越え未知を既知として世界は変われると信じて疑わない希望狂の仲間。

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:40:21

    【名前】:規律 零順 きりつれいじゅん
    【才能名】:超高校級の規律者
    【性別】:男
    【一人称・二人称】:僕 君
    【性格】:超がつくほどのクソ真面目。
    基本的にはクールだが近寄りがたい雰囲気を持っていてマナーに死ぬほど厳しい
    【好きなもの】:規則を守る者
    【嫌いなもの】:規則違反者
    【口調】:淡々として非常に冷たい 
    【詳細】:非常にマナーに厳しいある村で育った。父親は超大手企業の社長、母親は巨大製薬会社の最高責任者という超エリート。
    【備考】:どんな行動でも郷に入れば郷に従えでマナーを守るが、基本法律に準拠しているので法律違反の行動は絶対にしない

  • 7二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:46:12

    【名前】:鮫島 尚利
    【才能名】:超高校級の薬師
    【性別】:男性
    【一人称・二人称】:わたし あなた
    【性格】:掴みどころがないが不信感はなく誠実。見た目のせいで損している節あり。
    【好きなもの】:朝露
    【嫌いなもの】:カビの匂い
    【口調】:少し胡散臭い
    【詳細】:背は低いが幼さのない胡散臭い男。過疎化した集落で独自の調合をした漢方薬を処方していた一族の一人。
    【備考】:朝はかなり早起き

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:51:58

    【名前】:棘咲 吉実 いばらさきよしみつ
    【才能名】:超高校級の植物
    【性別】:男
    【一人称・二人称】:俺 君
    【性格】:無気力でストレスのない植物のような平穏な生活を望んでいる。植物に興奮する変人。
    【好きなもの】:植物
    【嫌いなもの】:自分の平穏を脅かすやつ
    【口調】:無気力でだらしない感じ
    【詳細】:昔は荒れていたが植物の穏やかさに感化され、平穏が好きになった
    【備考】:パン屋で買った出来立てのパンを植物の多い裏庭で食べることが趣味。最近体に植物の蔦が這うようになった

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:53:01

    【名前】:馬皮川 維(バヒカワ タモツ)
    【才能名】:超高校級の篤志家
    【性別】:男
    【一人称・二人称】:俺 〇〇殿
    【性格】:明るく礼儀正しくもかなりフランクな人物 自分の事を偽善者だと思っており偶に静かになる
    【好きなもの】:みんなの笑顔
    【嫌いなもの】:お金
    【口調】:でかい声でハキハキと喋る
    【詳細】:恰幅がよい着物姿の男。何をしてもお金を稼いでしまう才能を持っており、それを消費するため&何か人の役に立ちたいと思い大規模な支援や慈善活動を日々行なっており1兆円以上寄付したという噂もあるほど。本人曰く『呪い』
    【備考】:十神白夜に嫌われている

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:53:10

    【名前】:辛逆 ゆるめ(からさかゆるめ)
    【才能名】:超高校級の裁判長
    【性別】:女
    【一人称・二人称】:うち/呼び捨て、被告、弁護人など
    【性格】:陽気で気のいい親友ポジ感溢れる性格。主観と切り離して客観的に判断できる計算高さと法律を覚えつくす記憶力を持っている。
    【好きなもの】:有能な弁護人や検察、巧妙に嘘をつく被告。法律を覚えること。蕎麦。
    【嫌いなもの】:咄嗟についた雑な嘘、裁判を妨害するやつ。阪神。
    【口調】:ゆるい関西弁
    【詳細】:裁判をある種の政治ゲームと思っており、自分こそが公正なゲームの進行役であるとかんがえている。正義感などは薄い。
    【備考】:茶髪ボブヘアで良く笑う法服の少女。

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:56:08

    【名前】:仕止 雷華(しとめ らいか)
    【才能名】:超高校級のハンター
    【性別】:女
    【一人称・二人称】:アタシ・アンタ
    【性格】:素っ気も可愛げも飾り気がまるでないクールな女性。自然の法則を第一としており、野生の中の礼儀やルールには従い、敬意を払うべき相手には敬意を払う。
    『郷に入っては郷に従え』で、学園のルールは尊守する。
    【好きなもの】:狩猟、ジビエ料理
    【嫌いなもの】:自然を汚す奴ら
    【口調】:「アタシの射線に立たないでくれる? 死にたいの?」「弱いやつから死んでいくんだ。アタシが死ぬ時はアタシが弱かったってだけさ」
    【詳細】:緑色の長髪のハンター装束の長身の女性。獣のような雰囲気を持つ。
    生まれた時から深い山中で育ったために、獣の如き最強クラスの直感とサバイバル能力を持つ。ブービートラップやジビエ料理も一級品。
    【備考】:クロスボウを持ち込んでいる。

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:59:20

    【名前】:有首 寝夢 あくび ねむ
    【才能名】:超高校級の超能力者
    【性別】:女
    【一人称・二人称】:私ワタシ 君
    【性格】:寝ることが大好き。
    ほんとに寝ることしか考えていない。
    安眠を妨害するのには容赦はしない。
    それなのに何故か勉強はできる
    【好きなもの】:睡眠
    【嫌いなもの】:睡眠不足
    【口調】:最低限の言葉しか言わない 非常に眠たそう
    【詳細】:昔超能力で事故に遭ったのであまり能力をひけらかさない
    【備考】:ちょっと先の未来が見える。でもそれを他人に話さない

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:00:37

    【名前】:安藤 狭間(あんどう はざま)
    【才能名】:超高校級のスパイ
    【性別】:男性
    【一人称・二人称】:僕・君
    【性格】:掴みどころはないが、とても礼儀正しい紳士的な性格。
    どこか達観して大人びている。
    【好きなもの】:特になし(本当は可愛いぬいぐるみが好き)
    【嫌いなもの】:特になし
    【口調】:穏やかな紳士的な口調。いつでも、どんな時でも。コロシアイの最中でも、死ぬ間際でも。
    【詳細】:ロシアのスパイとして育てられた。超人的な身体能力と知性を持つ。
    【備考】:コマンドサンボを習得している。

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:05:57

    【名前】:遺行ジュリ(ゆきゆきじゅり)
    【才能名】:超高校級の霊能力者
    【性別】:女
    【一人称・二人称】:ジュリ、さん付け
    【性格】:無垢で純粋な性格。
    【好きなもの】:お話
    【嫌いなもの】:お話をしてくれない人
    【口調】:必ずジュリはねから初めて子供のように話す。「ジュリはね…さっきお話したんだよ?死んでるっておかしいよね?」
    【詳細】:白髪銀髪黒目ゆるふわゴスロリ幼女
    【備考】:死体や幽霊と会話できる。死者と生者の区別がつかない。エンバーミング技術に詳しく、それを化粧の一種だと思い込んでいる。

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:11:12

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  • 16二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:11:33

    【名前】:ルル・カルマ
    【才能名】:超高校級のサイボーグ
    【性別】:女
    【一人称・二人称】:自分・あなた様
    【性格】:ロボットのようなクールで素っ気ない感じだが、内面はとても穏やかで優しく、柔軟性もある。高い戦闘力とは裏腹に人を傷つけることを嫌う。
    【好きなもの】:可愛いぬいぐるみやアクセサリー
    【嫌いなもの】:戦争
    【口調】:事務的な敬語口調だが、優しさが垣間見える。
    【詳細】:戦災孤児であり、空爆によって身体の大半を失い、義体に置き換えている。
    高い演算能力と戦闘力を持つほか、身体中に様々な火器やブレードなどの武装を内蔵している。
    【備考】:学生服の隙間から義体の金属部分がチラチラ見えている。

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:12:18

    【名前】:双葉・アレクサンドル・美智香
    【才能名】:超高校級のバレーボール選手
    【性別】:女性
    【一人称・二人称】:僕/キミ・呼び捨て
    【性格】:非常に無口で全然喋らないが感情表現は非常に豊かでムードメーカー気質
    【好きなもの】:運動・バレー・ご飯 
    【嫌いなもの】:悪口・成長期
    【口調】:「……‼︎😆😀🤣」 「おなかすいた」「…カッコいいねキミ…」
    【詳細】:黒縁メガネを着用した金髪ベリショな身長2メートル越えの長身女性。ほどよく筋肉が付いておりスタイルが良い。
    【備考】:貧乳なのを少し気にしている。隠れたオシャレで舌ピアスをしている。運動神経抜群

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:13:36

    女性多め?

  • 19◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:16:06

    あと2名

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:17:36

    【名前】:鮫埼光士郎
    【才能名】:超高校級の漁師
    【性別】:男
    【一人称・二人称】:ワイ
    【性格】:一本気で情に厚すぎる
    【好きなもの】:マグロ、イカ、釣り竿
    【嫌いなもの】:鮫、底引き網、ごみのポイ捨て
    【口調】:べらんめぇ口調
    【詳細】:筋骨隆々な海の男を絵に描いたような風貌。曲がったことが大嫌いで短絡的な部分もあるが、狙った獲物を一本釣りする嗅覚は侮れないものがある。
    【備考】:鮫との格闘によって負った古傷が全身にある。

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:17:46

    【名前】:水瀬 勝
    【才能名】:超高校級のアイドル
    【性別】:男性
    【一人称・二人称】:僕/君
    【性格】:温厚で優しいが怒ると非常に怖い
    【好きなもの】:猫、歌
    【嫌いなもの】:過激なファン、無茶な要求
    【口調】:物静か中口調
    【詳細】:誰からも愛される男性アイドルではあるが本当は自分に自信がなく、いつか不要と切り捨てられるのではと少し怯えている
    【備考】:人の痛みを誰よりも分かってしまう為、精神的に追い詰められやすく泣きやすい

  • 22◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:19:50

    集まったので締切

  • 23◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:33:43

    とりあえず40分ぐらいに始めていきます

  • 24二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:35:47

    はーい、楽しみにしてます

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:38:35

    はいよー

  • 26◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:40:48

    第1章:日常編「鋼の意志と優しい嘘」
    絶望の象徴たるモノクマによって学園に閉じ込められた奏 和葉ら16名の超高校級の生徒たち。殺し合いを強要されるという異常な状況にもかかわらず、初日の混乱を経て、生徒たちはそれぞれの才能と性格に基づいた行動を取り始めていた。

    ・学園での活動
    学園内には、ダイニングルーム、談話室、図書室などの共同スペースが用意されていた。生徒たちは互いに距離を測りつつ、この環境に順応しようとしていた。

    マリア・F・エイブラハムは、令嬢としての優雅さと鋼鉄の意志をもって、皆が落ち着けるよう動いた。彼女は特に、威圧的な態度の規律 零順や、毒舌を吐く奏 和葉にも分け隔てなく接し、場の雰囲気を和らげようと努めた。
    「皆様、こうして集まれたのも何かのご縁。まずは現状を整理し、落ち着いて話し合うことから始めましょう」
    規律 零順は、自身の才能の通り、学園内のルールの張り紙を細かくチェックし、生徒たちが集まるダイニングルームの利用時間を定めていた。
    「僕が定める利用時間を遵守してくれ。規律がなければ、この集団はあっという間に破滅するだろう」
    奏 和葉は、そんな真面目な雰囲気に反発するかのように、談話室で一人、ゲーム配信でもしているかのように軽薄な態度で毒づいていた。
    「へーいへい、真面目ちゃんのお通りだぜ。アンタらの真面目さなんて、所詮モノクマの掌の上で踊ってるだけだっての。俺からしたら、滑稽すぎて配信ネタにもなんねーわ」
    彼の毒舌を軽く受け流したのはルル・カルマだった。彼女は事務的な口調で静かに応じる。
    「奏様。あなたの発言は、現状の不安を増大させる可能性が98.7%。集団の和を乱す行動は、長期的な生存確率の低下につながります」

  • 27◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:41:37

    解上量子は、この異常な状況に興奮しきっていた。彼女は学園の構造やモノクマの技術を解き明かすことに興味津々で、図書室の蔵書や、使われていない教室の設備を調査して回っていた。

    「ほうほう!この学園の構造には、なかなか興味深い物理法則の応用が見られる!これは人類の未来にとって、大きな発見のチャンスかもしれんぞ!」
    そのポジティブすぎる言動に、鮫島 尚利はどこか胡散臭い笑顔を浮かべながら声をかける。
    「いやぁ、量子ちゃんは頼もしいねぇ。でも、あんまり危険なものに首を突っ込むと、妙な副作用が出ちゃうかもしれないよ? わたしが調合した精神安定剤でも飲んで、落ち着いたらどうだい?」
    有首 寝夢は、周囲の喧騒などどこ吹く風で、談話室のソファで常に眠りこけていた。

  • 28◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:42:25

    殺人事件発生
    学園生活が始まって数日。モノクマは生徒たちを焦らせるため、「動機」として**「隠された過去の暴露」を突きつけた。生徒たちは互いに不信感を募らせ、特に規律を重んじる規律 零順と、自由を愛する奏 和葉**の間で口論が絶えなくなった。
    事件発生日・夜
    夕食後、生徒たちは自室へと戻っていった。誰もが不安を抱え、緊張感が高まっていた。

    翌朝
    朝食の時間になっても規律 零順がダイニングに現れなかったため、心配したマリア・F・エイブラハムが彼の部屋を訪れることになった。
    マリアは規律の自室に入った瞬間、異様な光景を目にする。
    部屋の中は荒らされてはいなかったが、ベッドに横たわる規律 零順の首元には、鋭利な刃物による深い傷があり、彼は既に冷たくなっていた。

  • 29◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:44:21

    「…ひ、酷い…!モノクマ、これは一体…!」
    直後、学園内にモノクマのアナウンスが響き渡る。
    「ウププププ…!殺人事件発生だよ!今回の被害者は超高校級の規律者、規律 零順くん!死体発見からしばらくしたら、おまちかねの学級裁判だよ!それまで、せいぜい捜査を楽しんでね!」
    被害者:規律 零順(超高校級の規律者)
    殺・害場所:規律の自室
    死因:首の動脈を切られたことによる失血死。
    事件現場の詳細:
    * 規律の自室の鍵は内側からかけられていた。
    * 部屋には争った形跡はほとんどない。
    * ベッドのそばの床に、小さなガラスの破片が落ちている。
    * 規律の右手には、小さな傷がある。
    * 凶器らしきものは見当たらない。
    捜査パート「見えない壁とガラスの破片」
    超高校級のスパイである安藤 狭間が、この状況で冷静に行動を開始した。彼の指示で、生徒たちは協力して事件の調査を進める。
    「まずは現場の状況を詳細に記録しましょう。皆が動揺している今だからこそ、冷静さが求められます」

  • 30◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:45:11

    捜査状況
    * 凶器の探索
    * 仕止 雷華と双葉・A・美智香が協力し、部屋全体をくまなく探すが見当たらない。
    * 仕止 雷華「アタシの直感が言ってる…凶器は部屋の外に出されたか、特殊な方法で隠されてる。規律の部屋は窓が壊されてない…どうやった?」
    * 死体の検証
    * 鮫島 尚利が遺体を観察する。
    * 鮫島 尚利「傷口は非常に鋭利な刃物によるものだね。そして、この右手にある小さな傷…防御創というよりは、何かを掴もうとしたか、押さえつけられた時についたような跡に見える。死体の硬直具合からして、殺・害時刻は昨夜の22時頃と推測されるよ」
    * 手がかりの発見
    * 安藤 狭間が、ベッドの下にモノクマサイズの小型モニターが隠されているのを発見する。モニターには何も映っていなかったが、不自然に埃を被っていなかった。
    * 奏 和葉は、床に落ちていたガラスの破片を拾い上げる。
    * 奏 和葉「ちっ、こんなとこにカケラが落ちてるぜ。何かの容器みたいだな…」
    * 解上量子がその破片を受け取り、詳細に観察する。
    * 解上量子「これは薬品の入ったアンプルの破片じゃ!普通のガラスとは違う、特殊な硬化ガラス製だ。それに、微かに甘い匂いが残っておるぞ」
    * アリバイ収集
    * ほとんどの生徒は自室にいたが、棘咲 吉実は夜遅くまで植物の多い裏庭でパンを食べていたと証言。彼の行動に馬皮川 維が偶然通りかかり、裏庭で彼を見たことを証言する。
    * マリア・F・エイブラハムは、夜に水瀬 勝が自室から出て、廊下を不安そうに歩いているのを見たが、数分で自室に戻ったと証言。

  • 31◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:46:04

    学級裁判「密室の謎とアンプルの匂い」
    モノクマは生徒たちを学級裁判場へと案内する。円卓には被害者である規律 零順の肖像が飾られていた。
    裁判開始
    辛逆 ゆるめが裁判長席で、陽気ながらも公正な口調で進行役を務める。
    辛逆 ゆるめ「ほな、お立会い!超高校級の規律者、規律零順を殺した犯人を見つけるゲームの始まりや!うちが裁判長やから、公正な議論を期待しとるで!」
    奏 和葉「ったく、こんな茶番に付き合わされんのかよ。裁判長サマ、さっさと犯人を炙り出して終わりにしろよ。俺は眠てぇんだ」
    水瀬 勝「…規律君は、僕が最後に廊下で見かけた時は、少し憔悴した様子でした。何か誰かに脅されていたのでしょうか…?」
    安藤 狭間「水瀬君の証言通り、規律君は殺される直前まで誰かと接触していた可能性が高い。しかし、現場は内側から鍵がかけられた密室。これが最大の謎です」
    双葉・A・美智香「…!😡😠(怒った顔で腕を組み、密室の不可能性を示唆する)」
    ルル・カルマ「規律様の部屋の構造を分析した結果、窓や通気口からの侵入は不可能です。鍵をこじ開けた形跡もありません。物理法則に則れば、犯人は部屋の中にいたと結論づけられます」
    解上量子「ふむ!ルルの言う通り、物理的に密室を破るのは困難!つまり、鍵を開けずに、または鍵をかけられた後に犯人が部屋から脱出したということになる!」

  • 32◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:47:10

    議論の発展
    議論は密室トリックに集中する。
    鮫埼光士郎「へらべったいモン使って鍵穴から開けたんじゃねえのか!?針金とかよぉ!」
    マリア・F・エイブラハム「いいえ、鍵はごく一般的なものでした。鍵穴からの解錠は非常に難しく、しかも鍵は内側からかけられていたのです。開けることができたとしても、閉めることはできません」
    奏 和葉「チッ…頭使いやがって。つまり、犯人は鍵をかけるフリをして、部屋から出たってことか?でもそれだと密室じゃねえじゃん」
    仕止 雷華「アタシは鍵の存在自体が怪しいと思うね。もし犯人が…鍵を複製していたとしたら?で、外から鍵をかけて、本物の鍵を内側に戻したとか」
    安藤 狭間「仕止さんの推理も一理ありますが、内側から鍵を戻す方法は?それに、規律君の部屋にはスペアキーはありませんでした」
    解上量子「待て待て!物理学者たる私の出番じゃ!皆、窓を見ていなかったか?窓は確かに閉まっていたが、施錠はされていなかったのだ!問題は、どうやって犯人が窓から脱出したか、そして鍵を内側からかけ直したかだ!」

  • 33◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:48:23

    核心への接近
    解上量子の言葉が突破口を開く。
    解上量子「いいか、仮説だ!犯人はまず規律君を殺・害し、部屋を出る前に窓を開け、そして鍵を内側からかける。そしてあるものを使って窓から脱出した!そう、部屋から出ていったモノクマサイズの小型モニターが怪しい!」
    奏 和葉「ハッ、まさか、あのモニターに鍵をくっつけて窓の外から引っ張ったとか?アホくさ!」
    解上量子「違う!奏君、お前の言葉は論破だ!モニターはベッドの下に隠されていた!窓のそばではない!…私が言いたいのは、犯人は鍵をかける必要がなかったということじゃ!」
    辛逆 ゆるめ「ほな、どういうことや?誰か、解上量子ちゃんの言葉を補強するモンはおらんか?」
    マリア・F・エイブラハム「(ハッとして)もし、窓から脱出する際に、鍵をかけ忘れたとして…その後に別の誰かが、規律君の部屋に入って…」
    鮫島 尚利「…いやいや、規律君は鍵をかけた状態で殺された。これは動かせない事実だよ」
    安藤 狭間「待ってください。鍵は内側からかかっていた。そして、床にはアンプルの破片が…解上さん、そのアンプルからは甘い匂いがしたんでしたね?」
    解上量子「その通り!甘く、人を酩酊させるような香りだった!」

  • 34◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:50:17

    超高校級のスパイ、安藤 狭間が、すべての情報を整理し、真相を導き出す。
    安藤 狭間「皆さん、落ち着いて考えてください。凶器は見つからず、鍵は内側からかかっていた。窓は開いていなかったが、施錠もされていなかった。そして、アンプルの破片と、規律君の右手の小さな傷…。これらが示すのは、規律君は犯人を信頼し、自ら部屋に招き入れたということです」
    安藤 狭間「犯人はまず、アンプルに入った液体で規律君を昏倒させた。規律君は抵抗する間もなく、薬の影響で意識が朦朧としていた。そして、甘い匂いで規律君を昏倒させることができるのは、毒物や薬物に詳しい人物しかいないでしょう」
    奏 和葉「…おいおい、それじゃあ胡散臭い薬師しかいねーじゃねえか…!」
    安藤 狭間「ええ。そして、犯人は超高校級の薬師、鮫島 尚利君。あなたの犯行です」
    鮫島 尚利「…(胡散臭い笑顔を崩さず)いやだなぁ、冤罪だよ、安藤君。わたしが規律君を殺したなんて、全くのデタラメだ。証拠はどこにあるんだい?」
    安藤 狭間「証拠は、あなたが密室トリックのために使ったモノにあります。あなたは規律君を昏倒させた後、自分の才能である漢方薬を処方する際に使う**特別な薬物(アンプル)**を使いましたね」
    安藤 狭間「そして、あなたは規律君の部屋を出る際、鍵を内側からかける必要がありました。そこであなたは、コマンドサンボを習得している僕にも知られていない、ある超人的な身体能力を持つ人物に協力を仰いだ…超高校級のバレーボール選手、双葉・アレクサンドル・美智香さん。あなたの長すぎる腕と驚異的な身体能力があれば、窓を少しだけ開けて、内側からかけた鍵を、釣り竿のような細長い棒で窓の隙間から抜き取り、施錠されていない窓を閉め、部屋の外から再び窓の隙間から鍵を投げ入れることが可能です。窓は施錠されていなかったため、内側から鍵がかかった密室が完成する。このトリックを知っていたからこそ、あなたは終始無言だった!」

  • 35◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:51:14

    双葉・A・美智香「…!😭(驚きと悲しみの表情)」
    鮫島 尚利「…ふふ、滑稽だね。わたしが双葉君を利用した?全くの推論じゃないか。わたしは朝早く起きて朝露を集めていた。それがアリバイだ」
    安藤 狭間「いえ、水瀬君の証言では、夜に廊下を歩いている人がいた。そして、規律君の部屋から出てきたモノクマサイズの小型モニター…あれは、規律君を殺・害する動機が書かれていた、モノクマからのメッセージだった。あなたは規律君を昏倒させ、彼が持っていた鍵を奪い、自室に戻った後、協力者である双葉さんに鍵と細長い棒を渡し、密室トリックを完成させた。規律君の右手の傷は、昏倒する直前にアンプルを叩き落とそうとして、ガラスの破片で付いた小さな抵抗の跡です」
    安藤 狭間は推理を完成させる。彼の活躍によって、真犯人とトリックが特定された。

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:51:37

    まさかのいきなり協力者展開…

  • 37◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:52:30

    真相判明
    辛逆 ゆるめ「安藤君の推理、満場一致ってとこやな!ほな、被告、鮫島 尚利。最期の弁明をどーぞ」
    鮫島 尚利は、ついにその胡散臭い笑顔を消し、冷たい目で語り始める。
    鮫島 尚利「…チッ。まさか、超高校級のスパイに看破されるとはね。ああ、わたしがやったよ。規律君は**『僕の知る限り、あなたの過去は恐ろしいものですね。規律を乱す者を黙らせるのが、僕の役目だ』と言って、わたしに過去の暴露を盾に脅し**をかけてきたんだ」
    鮫島 尚利「わたしは、皆を安心させるためと称して、睡眠導入剤を調合したアンプルを渡した。規律君は用心深かったが、『わたしは薬師だ。人を傷つけるものなんて作らない』と優しい嘘をついて信頼させた。そして、夜に彼の部屋で薬を飲ませ、昏倒した彼を殺・害した。凶器は、自室の薬物調合に使う、鋭利なヘラだよ。双葉君は…わたしが命を助けてあげると嘘をつき、操ってしまった…」
    鮫島 尚利「そう、すべてはわたしの保身のため。わたしだけは生き残る。そのために、規律君の命を利用したんだよ!」
    裁判は終結し、超高校級の薬師、鮫島 尚利がクロと確定した。

  • 38◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:53:09

    モノクマによる処刑
    「うっひょー!超高校級の薬師を処刑の時間だよ!お仕置きタイム!」
    鮫島 尚利は、薬師の才能を皮肉るように、巨大なすり鉢に入れられ、様々な薬草と共に巨大な杵で叩き潰されるという、**「超高校級の漢方薬」**と名付けられた無残な処刑を遂げた。
    第1章の幕引き
    静まり返った学園。マリア・F・エイブラハムは優しくも毅然とした表情で、沈痛な面持ちの生徒たちに語りかける。
    「私たちは、ここで絶望に屈するわけにはいきません。規律君と鮫島君の死を無駄にしないためにも、私たちは生き残ることを諦めてはならないのです」
    奏 和葉は、いつになく真剣な表情で、自身の小さくなった拳を見つめていた。
    「…チッ、クソッタレが。誰も死にたかねぇよ。俺は…誰にも屈しねえ。絶対に、こんなところで終われるかよ…」
    安藤 狭間は、再び表情を穏やかな紳士のものに戻し、静かに頷く。彼の心の内は、誰も知ることはできない。
    第2章へ続く

  • 39二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:54:26

    面白い

  • 40二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:54:38

    鮫島の過去にどんな秘密があったんだ……

  • 41二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:55:18

    お仕置き内容が普通にありそう

  • 42二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:55:48

    さすがAI…1話から協力者を使うトリックの話とはやりますねぇ!

  • 43二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 21:57:18

    主人公はスパイくんかね

  • 44◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:57:28

    第2章:日常編「鋼の檻と静かなる炎」
    第1章の悲劇の後、学園内にはより一層重苦しい空気が漂っていた。しかし、生き残った者たちは、モノクマの強制する「コロシアイ」のルールの中で、それぞれの形で日常を形成しようとしていた。
    閉ざされた学園生活
    マリア・F・エイブラハムは、規律を失った集団の精神的な支柱となっていた。彼女はダイニングルームで、皆に温かい食事を提供し続ける双葉・アレクサンドル・美智香をねぎらう。
    「双葉さん、貴女の焼くパンは本当に美味しいわ。この状況で、皆が安らぎを得られるのは貴女のおかげです」
    双葉・A・美智香は言葉少なながらも、満面の笑顔で応じる。
    「…!😊🍞(力強く頷き、新しいパンを差し出す)」
    一方、超高校級のストリーマー、奏 和葉は、以前にも増して毒舌を吐くようになり、仲間との間に壁を作っていた。
    「ヘッ、相変わらずお人好しサマばっかだな。美味い飯食って、友達ごっこか?どうせまた誰か裏切るんだろ。俺はアンタらの生温い友情ごっこには付き合わねぇよ」
    その奏の言葉に、超高校級の篤志家、馬皮川 維が、いつもの明るい調子ながらも静かに反論した。
    「奏殿、そう決めつけなさるな。皆、必死に生きようとしているのじゃ!拙者も、お金を稼ぐ才能しかない呪いのような男だが、せめて皆の笑顔を守るための手伝いだけはしたいのじゃ!」
    馬皮川 維は、慈善事業で培ったコミュニケーション能力で、学園内の物資を管理し、皆が公平に生活できるように裏で気を配っていた。

  • 45◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:58:14

    新たな場所とルールの追加
    数日後、モノクマは、これまでの場所に加え、新たに**「中庭に建てられた温室」と「古い体育倉庫」を開放した。そして、「動機」として、「最も秘密にしたい恥ずかしい過去の映像」**を公開すると予告した。
    棘咲 吉実は、開放された温室にすぐさま向かい、そこで静かに過ごし始めた。彼は、周りの人間関係のいざこざから距離を置き、植物に囲まれることで平穏を得ようとしていた。
    棘咲 吉実「…ふぅ。やっぱり植物はいいな。誰も俺の平穏を脅かさない。この蔦も、俺の体の一部みたいだ…」
    また、超高校級のハンター、仕止 雷華は、開放された古い体育倉庫に興味を示した。
    仕止 雷華「体育倉庫…?アタシのサバイバル能力を活かせる道具があるかもしれねぇ。…弱いやつから死んでいく。アタシは死なねぇよ」
    彼女は体育倉庫の奥で、古びた金属製の工具箱と、ワイヤーを見つけた。
    有首 寝夢は相変わらず自室か談話室で寝ていたが、今回は仕止 雷華が倉庫に向かう様子をぼんやりと見ていたと、後に証言することになる。

  • 46◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 21:59:09

    ルルの異変
    学園生活が続く中、超高校級のサイボーグ、ルル・カルマの様子がおかしくなっていた。彼女の高い演算能力が、極度のストレスによりエラーを起こし始めていたのだ。
    ルル・カルマ「演算結果…エラー率75%。私は…戦争を憎みます。しかし、私の戦闘能力が、皆を傷つける可能性…100%。…私は、どうすれば…」
    彼女は誰にも言わずに、古い体育倉庫にある金属工具箱から工具を借り出し、夜な夜な自室で自分の義体の一部を分解しようとしていた。
    解上量子は、そんなルル・カルマの様子に気づいた数少ない一人だった。
    解上量子「ルル君、何をやってるんじゃ!自分の身体を実験台にするのは感心せんぞ!お前の機械の身体の探求心は分かるが、それは自殺行為に等しい!」
    ルル・カルマ「…解上様。これは、戦争を避けるための防御機構です。私には、人を傷つける力しかない…」

  • 47◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:00:17

    殺人事件発生
    事件発生日・夜
    その夜、ルル・カルマの自室から、甲高い機械の軋むような音と、激しい物音が響き渡った。
    翌朝
    生徒たちがルル・カルマの部屋へ駆けつけると、彼女は部屋の床に倒れ、周囲には義体の破片と工具が散乱していた。彼女の体はひどく損傷し、既に息絶えていた。
    モノクマのアナウンスが響く。
    「ウププププ…!殺人事件発生だよ!今回の被害者は超高校級のサイボーグ、ルル・カルマさん!さあ、お楽しみの捜査パート開始だよ!」
    被害者:ルル・カルマ(超高校級のサイボーグ)
    殺・害場所:ルルの自室
    死因:激しい損傷による回路の致命的な破壊。
    事件現場の詳細:
    * 部屋は激しく荒らされ、争った形跡がある。
    * ルルの義体のパーツ(特に頭部の一部と腕部)が破壊されている。
    * 破壊された工具が散乱しており、そのうちの一本のスパナに血痕と特殊な塗料が付着している。
    * 部屋の鍵は施錠されていなかった。
    * 部屋の隅に、誰かが隠したと思われる工具箱が転がっている。

  • 48◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:01:11

    捜査パート「破壊された回路と血と塗料」
    超高校級のスパイ、安藤 狭間は再び生徒たちを指揮する。
    捜査状況
    * 死体の検証
    * 鮫埼光士郎がルルの義体を見て驚愕する。
    * 鮫埼光士郎「ルルさんは大破してるじゃねぇか!こんな芸当ができるのは…怪力の持ち主か、道具をうまく使った奴だけだぜ!」
    * 鮫島 尚利(前回クロ)の代役として、水瀬 勝が悲しみに耐えながらルルの義体の状態を記録する。
    * 水瀬 勝「…ルルさんの体の損傷は、一箇所集中ではなく、広範囲に及んでいます。これは、相手がかなりの時間、ルルさんと格闘したことを示しているのではないでしょうか」
    * 手がかりの発見
    * 解上量子が、スパナに付着していた特殊な塗料に注目する。
    * 解上量子「この特殊な塗料は、どこかで見たぞ…あぁ!体育倉庫に置かれていた、古い金属製の工具箱の塗料と同一じゃ!つまり、犯人は体育倉庫から工具を盗み出して、ルル君の部屋に持ち込んだ!しかも、このスパナは血痕が付いておる!ルル君はサイボーグじゃから、これは犯人の血じゃ!」
    * 証言収集
    * 有首 寝夢が、眠たそうに証言する。
    * 有首 寝夢「…私ワタシ、昨日の夜、誰かが何か重いものを体育倉庫から持ち出すのをうっすら見た…長身だった」
    * 仕止 雷華が、工具箱について詳しく証言する。
    * 仕止 雷華「アタシは体育倉庫で、あの古い工具箱を見た。あれはかなり重い。それを運べる長身の奴…双葉か、アタシか、ルル本人くらいだ」
    * 奏 和葉が、ルル・カルマの異変について語る。
    * 奏 和葉「ルルはここ数日、自分の身体を壊そうとしてたんだ。俺は知ってるぜ。あいつは自分の力を恐れてた。犯人は、ルルを止めるためにやったのかもしれねぇな…」
    * 馬皮川 維は、昨夜、中庭の温室から奇妙な匂いがしたと証言する。
    * 馬皮川 維「温室から焦げたような、独特の匂いが漂っておったのじゃ…棘咲殿はあそこにいたはずじゃが…」

  • 49◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:02:13

    学級裁判「怒りの衝動と二つの痕跡」
    裁判開始
    辛逆 ゆるめ「さあさあ、第2章のゲーム開始や!今回の謎はサイボーグ殺し!一体、誰がルルちゃんを大破させたんや!」
    奏 和葉「今回の犯人は、ルルを殺したかった奴、じゃねぇだろ。ルルは自分で自分を壊そうとしてた。それを止めるために、誰かが**『破壊』で『破壊』**を上書きしたんだ」
    マリア・F・エイブラハム「奏さんの言葉は鋭いわ。しかし、結果としてルルさんを殺したのは事実。犯人の動機が何であれ、クロは裁かれねばなりません」
    安藤 狭間「ルルさんの自室の鍵は開いていた。これは第1章の密室とは真逆。誰でも侵入できたことを示唆しています。争いの跡から、犯人はルルさんと格闘し、ルルさんの破壊衝動を打ち破った。鍵は開いていたが、ルルさんの部屋に入るには強い決意が必要だったはずです」

  • 50◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:02:52

    議論の発展
    議論は、スパナに付いた血と塗料、そして長身の人物に集中する。
    仕止 雷華「スパナに付いた血は、犯人がルルと格闘した証拠だ。ルルはブレードなどの武装も持っていた。並の人間じゃ、あんな戦い乗り越えられねぇよ。それに、工具箱を持ち運べる長身の奴…双葉、お前はどうなんだ?」
    双葉・A・美智香「…!😠(仕止を睨みつけ、首を横に振る。自分はやっていないと主張)」
    解上量子「待て!スパナに付着した塗料は、体育倉庫の工具箱のものと一致!そして、その工具箱は、犯行後、ルル君の部屋の隅に隠されていた!つまり、犯人は工具箱を現場に持ち込み、そこで工具を使った!」
    馬皮川 維「それと、拙者が温室から嗅いだ焦げたような匂いも関係があるやもしれぬ!棘咲殿は昨夜、温室にいたのではなかったか?」
    棘咲 吉実「…ん。いたよ。別に植物に火をつけたわけじゃない。ただ、パンを焼いた匂いが強すぎただけだ。それより、焦げた匂い…それは機械の回路がショートした匂いじゃないのか?」

  • 51◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:03:43

    核心への接近
    超高校級の物理学者、解上量子が、ルルの自傷行為の証拠と外部からの破壊の矛盾を指摘する。
    解上量子「棘咲君の言う通りだ!ルル君は自室で義体を自ら壊そうとしていた。そのために工具も使っていた。しかし、ルル君の部屋には隠された工具箱があった!これはルル君が使っていたものとは別の、犯人が持ち込んだ工具箱じゃ!」
    安藤 狭間「なるほど。犯人はルルさんが自分の体を壊しているのを知り、ルルさんの破壊衝動を止めるため、あるいはルルさんの殺意を止めるために、ルルさん自身の**『武器』**を使ってルルさんを破壊した…ということですか?」
    解上量子「違う!論破だ!ルル君の自傷行為は工具を使っていた!だが、致命傷となったのは、スパナだ!そして、スパナには犯人の血が付いていた!ルル君の内部構造を破壊し、彼女を止める…そんな非情な行為ができるのは、ルル君の苦悩を一番近くで見ていた人物…!」
    安藤 狭間「待ってください…ルルさんの苦悩を一番近くで見ていた人物…そして、長身で工具箱を持ち運ぶことができ、ルルさん自身の**『破壊』**を知っていた人物…」
    安藤 狭間は一つの可能性にたどり着く。彼の視線は、棘咲 吉実へと向けられた。

  • 52◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:05:27

    真相の解明
    安藤 狭間「犯人は、超高校級の植物、棘咲 吉実君。あなたです」
    棘咲 吉実「…は?俺?いや、俺は平穏を愛してる。争いなんてごめんだ。俺は温室でパンを食べていたんだ」
    奏 和葉「テメェ、まだとぼけてんのか!有首の証言だと、長身の奴が重いもの運んでたんだろ!温室から焦げた匂いがしたって、馬皮川も言ってたじゃねーか!」
    安藤 狭間「その通りです。棘咲君、あなたがルルさんを殺・害しました。トリックは、あなたの平穏を愛する心と、植物の力を利用したものです」
    安藤 狭間「あなたはルルさんの部屋から出た後、現場に残った血のついたスパナを植物の蔦に隠して運びました。あなたの体には植物の蔦が這っていますね?それに絡ませて運べば、長身のあなたでなければ不可能な芸当です。そして、あなたは温室へ向かい、ルルさんの義体の破片と血のついたスパナを焼却した。馬皮川君が嗅いだ焦げた匂いは、機械の部品と血が燃えた匂いです!」
    棘咲 吉実「チ…チクショウ…!そんな面倒なこと、俺がするわけないだろ!」
    安藤 狭間「いいえ。あなたは、ルルさんの苦悩を知っていました。そして、ルルさんが暴走すれば、この学園全体の平穏が脅かされると考えた。あなたは平穏を脅かすものを憎む。だから、あなたはルルさんの暴走の可能性を排除するために、ルルさんを殺・害した。ルルさんが自傷行為に使っていた工具箱は、ルルさん自身が使っていたものです。しかし、隠された工具箱は、あなたがルルさんに気づかれないように持ち込んだ、焼却前の証拠を隠すためのものだったのです」
    棘咲 吉実は、自身の才能の蔦を体に絡ませながら、ついにその無気力な口調を変える。
    棘咲 吉実「…ハッ。そうだよ。俺がやった。あのサイボーグは、自分の恐ろしい力に怯え、皆を巻き込んで破壊する可能性があった。俺は平穏を守りたかっただけだ。ルルの破壊衝動を、永遠に止めるためには、これしかなかったんだよ…!」
    安藤 狭間の冷静な洞察力と論理的な推理が、再び犯人を特定した。

  • 53◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:06:20

    真相判明
    辛逆 ゆるめ「…ええ判断や、安藤君!ほな、超高校級の植物、棘咲吉実!クロ確定や!」
    棘咲 吉実「ああ。これで平穏が手に入るなら、本望だ…」
    モノクマによる処刑
    「うぷぷぷぷ!平穏を愛する棘咲吉実くんのお仕置きだよ!「永久なる植物園」!」
    棘咲 吉実は、モノクマによって温室に閉じ込められ、彼の体に絡まっていた蔦が、瞬く間に巨大な食虫植物へと変異し、彼を絡め取り、ゆっくりと消化されていくという、平穏とは真逆の、恐ろしい処刑を遂げた。
    第2章の幕引き
    奏 和葉は、棘咲 吉実の最期の言葉に、複雑な表情を浮かべる。
    「…平穏、ねぇ。人を殺して手に入る平穏なんて、あるわけねぇだろ」
    マリア・F・エイブラハムは、静かに涙を流しながらも、全員に誓う。
    「私たちは、もう誰も失いたくない。ルルさんと棘咲君の死を、希望に変えなければなりません」
    有首 寝夢は、目を覚まし、ふと空を見上げる。彼女の目に、次の悲劇の予兆が映った気がしたが、何も語らず再び眠りについた。
    第3章へ続く
    次の犠牲者は、誰になるのだろうか?

  • 54二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:07:18

    「ルルさんの苦悩を一番近くで見ていた人物」 → 棘咲 吉実

    解上量子じゃないの!?

  • 55二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:08:30

    ずっと疑われてる双葉ちゃん笑う

  • 56二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:09:41

    なんか全く喋ってないやついるな…

  • 57◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:09:48

    第3章:日常編「信仰の試練と神の皮」
    二度の悲劇を経て、残された生徒たちの間には、疑心暗鬼と、それでも生きたいという強い意志が混在していた。学園内の空気は張り詰めており、誰もが次の「動機」に怯えていた。
    信仰と恐怖
    超高校級の漁師、鮫埼光士郎は、この極限状態にあって、超高校級の令嬢、マリア・F・エイブラハムの存在に精神的な安寧を見出していた。彼の情の厚さが、彼女の優しさとお淑やかさに引き寄せられていたのだ。
    鮫埼光士郎「マリアさんよぉ…アンタみてぇなおっかねぇ状況でも優しさを忘れねぇ女神みてぇな人がいねぇと、ワイはとっくに気が狂ってるぜ…」
    マリア・F・エイブラハム「鮫埼さん、ありがとう。私はただ、皆が人間性を失わないでいてほしいだけなのです。この状況は、私たちに残された信仰を試しているのかもしれません」
    一方、超高校級の超能力者、有首 寝夢は、この章に入ってから、珍しく頻繁に起きている様子だった。彼女のその行動は、安藤 狭間と解上量子の注意を引いていた。
    解上量子「有首君、お前さんが起きているなんて、物理的な異常じゃ!何か未来の不確実性を読み取ったのか?」
    有首 寝夢「…ううん。眠い。でも、見えちゃう…みんながバラバラになる未来が…」
    安藤 狭間は、そんな有首を静かに見つめる。「未来を変えることはできない。できるのは、今、最善の手を打つことだけだ」

  • 58◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:11:03

    モノクマの「動機」と新たな場所
    モノクマは、新たな「動機」として、「生き残った皆のうち、才能を偽っている人物がいる。その真実を公開する」と予告した。これにより、生徒たちの間にさらなる不信感が広がる。
    さらに、モノクマは学園の**「教会」と、「美術室」**を開放した。
    教会は、マリアをはじめ、精神的な支えを求める生徒たちの交流の場となる。美術室には、彫刻刀や粘土などの美術用具が残されていた。

    友情と裏切り
    奏 和葉は、相変わらず毒舌を吐きながらも、皆の不信感を和らげようと動いていた馬皮川 維の偽善的な行動に、次第に苛立ちを募らせていた。
    奏 和葉「オイ、馬皮川。アンタの偽善にはもうウンザリだぜ。そんな大声で人の良さをアピールして、結局自分だけが助かろうって腹だろ?」
    馬皮川 維「奏殿!拙者は皆の笑顔が見たいだけじゃ!この才能は呪いじゃが、皆の役に立つことだけが、拙者の存在意義なのじゃ!」
    この口論は、その場にいたマリアと鮫埼によって止められたが、奏と馬皮川の間の緊張は高まったままだった。

  • 59◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:12:11

    殺人事件発生(二人の犠牲者)
    事件発生日・夜
    その夜、教会で、マリア・F・エイブラハムが祈りを捧げ、鮫埼光士郎が彼女を見守っていた。
    翌朝
    生徒たちが教会の扉を開けると、衝撃的な光景が目に飛び込んできた。
    マリア・F・エイブラハムは、教会の祭壇に静かに横たわっていた。彼女の白いドレスは鮮血に染まり、胸には鋭い刃物が突き立てられていた。
    そして、その近くの懺悔室の中からは、もう一人の被害者、鮫埼光士郎の遺体が発見された。彼は首を絞められた痕があり、その顔は恐怖に歪んでいた。
    モノクマのアナウンスが響く。
    「ウププププ…!今度はダブルキルだよ!今回の被害者は、超高校級の令嬢、マリア・F・エイブラハムさんと、超高校級の漁師、鮫埼光士郎くん!さあ、捜査パート開始だよ!」
    被害者1:マリア・F・エイブラハム(超高校級の令嬢)
    殺・害場所:教会 祭壇
    死因:胸部を鋭利な刃物で一突きにされたことによる刺殺。
    事件現場の詳細:
    * 祭壇の周りに水たまりがある。水は真水ではない、微かな塩気がある。
    * マリアの胸に刺さった凶器は、美術室にあった大型の彫刻刀。
    * 遺体のそばに、粘土で作られた、小さな人型の像が落ちており、像の頭部には窪みがある。
    被害者2:鮫埼光士郎(超高校級の漁師)
    殺・害場所:教会 懺悔室
    死因:絞殺。
    事件現場の詳細:
    * 懺悔室の扉は内側から施錠されていた。
    * 鮫埼の喉には荒々しい絞殺痕がある。
    * 彼の右手には、粘土のようなものが付着している。
    * 懺悔室の窓は小さく、外部からの侵入は不可能。

  • 60◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:13:12

    捜査パート「水と粘土と二つの密室」
    捜査状況
    * 二つの密室の謎
    * 安藤 狭間が、二人の被害者の殺・害状況を整理する。
    * 安藤 狭間「マリアさんは刺殺、鮫埼君は絞殺。殺・害方法が異なる。さらに、鮫埼君のいる懺悔室は内側から施錠されていた。マリアさんが倒れていた祭壇の周りには塩気のある水たまり…。これは海水の可能性がある」
    * 凶器と粘土の検証
    * 美術室の工具を確認すると、大型の彫刻刀が一本なくなっていた。
    * 奏 和葉が、祭壇の小さな粘土像と、鮫埼の手に付いた粘土を比較する。
    * 奏 和葉「この粘土は、美術室の粘土と全く同じだぜ。マリアさんのそばにあった像は、頭を強く打たれたような窪みがある。これは…誰かの練習台か?」
    * 有首の証言
    * 有首 寝夢が、眠い目をこすりながら証言する。
    * 有首 寝夢「…夜中、大きな声で誰かが怒鳴り合う声が聞こえた…お金とか呪いとか…そして、水が滴るような音…」
    * 絞殺トリックの解明
    * 辛逆 ゆるめが、懺悔室の構造に注目する。
    * 辛逆 ゆるめ「懺悔室の扉は内側から施錠されてた…ほな、どうやって犯人が外に出たんや?この構造やと、窓から出るのは無理やで」
    * 解上量子「ふむ!物理学の観点から言えば、内側から鍵をかけられるが、犯人は中にいない状態を作り出す必要がある!懺悔室の鍵は、古い構造じゃ!もしかして、鍵をかけながら、扉の隙間から細工を施したか…?」
    * 仕止 雷華「いや、アタシの直感は、もっと原始的な方法を示してる。鮫埼は絞殺だ。犯人は首を絞めた後、ある人物に協力させて、密室を偽装させた…二人の犯人がいるのか?」
    * 安藤 狭間「いいえ、犯人は一人です。そして、鮫埼君は絞殺、マリアさんは刺殺…。犯行の順番は…マリアさんが先に殺された可能性が高い。なぜなら、凶器がマリアさんに刺さったまま現場に残されているからです」

  • 61◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:14:11

    学級裁判「真の才能と偽りの皮」
    裁判開始
    辛逆 ゆるめ「ダブルキル、そして二つの密室…難易度高めやけど、しっかり議論するで!まずは、犯人が一人か二人か、この論点を詰めるやで!」
    奏 和葉「どっちにしろ、怒鳴り合ってたってんだろ?馬皮川と誰かだ。俺はあいつの偽善が原因だと思ってるぜ!」
    馬皮川 維「拙者はやってない!奏殿と口論したのは事実じゃが、殺しなんて…!拙者がいたのは自室じゃ!ずっとお金を寄付する方法を考えていたのじゃ!」
    安藤 狭間「犯人は一人だと仮定する。殺・害方法が違うのは、マリアさんには激情を、鮫埼君には冷静さを見せたからです。つまり、犯人は感情の起伏が激しいが、計画的でもある人物…」
    解上量子「懺悔室の密室トリックは、鍵をかけられた後、犯人が扉の隙間から細長い何かで施錠フックを操作して外に出た可能性が高い!それに、鮫埼君の手に付着していた粘土…。これは、抵抗した際に犯人から奪ったものだろう!」
    安藤 狭間「粘土…そして、祭壇の人型の像。犯人は美術室で凶器を盗み、粘土を使っていた。粘土は、人の姿を造形するため…**『才能を偽っている人物』**という動機と関係がある?」

  • 62◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:15:05

    議論の発展
    超高校級のストリーマー、奏 和葉が、粘土像の違和感に気づく。
    奏 和葉「粘土像の頭の窪み…。これ、誰かの頭の形に当ててみたんじゃねぇか?そして、マリアさんの周りの塩水…。漁師だった鮫埼と関係ねぇのか?!」
    安藤 狭間「塩水は、鮫埼君が持っていた海から採ってきた特別な水かもしれません。彼は漁師として、信仰の対象として水を大切にしていた可能性があります。マリアさんは、その水に触れた…」
    奏 和葉「チッ、そんなことどうでもいい!粘土を使った奴…才能を偽ってる奴!…お前の**『偽善』も十分才能**を偽ってるじゃねぇか、馬皮川!」
    馬皮川 維「拙者は偽善者ではあるが、人殺しではない!拙者はお金が嫌いなだけじゃ!」
    安藤 狭間「馬皮川君、あなたはお金を稼ぐ才能を呪いだと称していますが、それは真の才能を隠すためではないですか?そして、美術室の粘土を使って、真の自分を表現しようとした…」

  • 63◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:16:08

    犯人の豹変
    安藤 狭間「馬皮川 維君。あなたは**『超高校級の篤志家』ではありません。あなたの真の才能は、『超高校級のペルソナ(偽りの皮)師』、あるいは『超高校級の詐欺師』です。あなたは粘土を使って、自分の完璧な善人という『皮』を造形しようとした。そして、マリアさんと鮫埼君は、あなたの『偽りの皮』**を剥がそうとしたから殺された!」
    安藤の指摘が決定的な証拠となる。馬皮川 維は、その恰幅のよい体を震わせ、満面の笑みから冷酷な、全く別人の表情へと豹変する。彼の口調も、フランクな大声から静かで冷たい、老人のようなものへと変化した。
    馬皮川 維(豹変後)「…フフ、スパイごときに真の私が暴かれるとはね。まぁいい。褒めてやるよ、安藤君」
    馬皮川 維(豹変後)「そうだ。私は超高校級の詐欺師だよ。篤志家なんて、ただの**『皮』だ。マリアは私の偽善を見抜き、『貴方の才能は、人を騙すことにかけて天才的だ』と指摘した。そして、それを公表すると言った。だから私は、まずマリアを刺殺した。凶器は、彫刻刀。美術室で粘土**をいじり、完璧な『私』の皮を造形した後でね」
    馬皮川 維(豹変後)「鮫埼は、マリアが殺された後、私の懺悔室に来た。彼は私の正体を知らず、『神に懺悔しろ』と。…馬鹿な男だ。そこで私は、彼を絞殺した。彼が粘土を掴んだのは、**私の首元にあった粘土製の小さな『皮』**だ。そして、密室トリックは、懺悔室の扉の隙間から、私が常に持っていた細い金属製の『定規』で、施錠フックを操作した。漁師の鮫埼に、塩水を捧げさせるなんて、皮肉なものだ」
    奏 和葉「…この、二枚舌が!偽善の皮を被ったクソ野郎め!!」
    辛逆 ゆるめ「…演技派やな、馬皮川君。見事な豹変っぷりや。ほな、超高校級の詐欺師、馬皮川 維をクロとするで!」

  • 64◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:17:16

    真相判明
    馬皮川 維(豹変後)「フン。人殺しの皮を被るのも、悪くないね。これで、私は最高の役者になれる…」
    モノクマによる処刑
    「うぷぷぷぷ!色んな皮を持ってる馬皮川 維くんのお仕置きだよ!「皮剥ぎ詐欺師のパレード」!」
    馬皮川 維は、巨大な舞台へと連れて行かれ、次々と様々な『皮』(着ぐるみ、衣装、面)を着せられては、巨大なカッターのような仕掛けで瞬時に剥がされていくという、正体を偽り続けた彼にふさわしい、残虐な処刑を遂げた。

  • 65二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:17:26

    そりゃ十神嫌いやわ

  • 66◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:17:57

    第3章の幕引き
    静寂の中、安藤 狭間は、馬皮川が置いていった**冷たい粘土の『皮』**を拾い上げる。
    安藤 狭間「才能を偽り、偽善という名の皮を被る。…我々は、皆、何かしらの偽りの皮を纏っているのかもしれませんね」
    奏 和葉は、絞殺された鮫埼の遺体を思い出し、怒りを押し殺した表情で安藤に話しかける。
    奏 和葉「アンタは…俺たちを助けたいのか、それとも観察したいだけなのか、どっちなんだよ?」
    安藤 狭間は、穏やかな笑顔で答える。
    安藤 狭間「さあ、どうでしょう。それは、君自身で見極めてください」
    残された生徒たちの間には、深い不信感と、次に誰の『皮』が剥がされるのかという恐怖が蔓延していた。
    第4章へ続く
    次は、誰の「皮」が剥がされることになるのだろうか?

  • 67二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:18:37

    3章の犯人は変貌するというお約束をなぞってて凄いね

  • 68二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:19:34

    >>65

    だろうなって感じ

  • 69二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:21:30

    設定面で伏線貼ってたぜ(偶然)

  • 70◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:28:31

    (本当に今更だけどプロンプトの参加者に抜けありました…ごめんなさい…>>14がいない…)

  • 71二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:29:58

    ずっと喋らないなと思ってたら

  • 72二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:30:09

    笑ァッ!

  • 73二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:30:30

    めちゃくちゃ影が薄いことにしよう

  • 74二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:30:44

    しゃーないこのまま進んでけ

  • 75二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:30:52

    超高校級の幽霊部員

  • 76二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:31:02

    チートな才能だからしゃーない犯人すぐ分かっちゃう

  • 77◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:33:23

    遺行ジュリの扱いはまあちょっと考えときます

    第4章:日常編「科学と狂気と見えない真実」
    これまでの3度の殺し合いと処刑を経て、残された生徒たちはわずか7名となった。全員が精神的に追い詰められ、互いの存在そのものが恐怖の対象となっていた。
    探究心の暴走
    生き残った者の中で、特に異彩を放っていたのが超高校級の物理学者、解上量子だった。彼女は、この異常な状況を「人類の未知を解き明かす絶好の機会」と捉え、学園の構造やモノクマの技術への探求心をますます強めていた。
    解上量子「ふむ、この学園は単なる施設ではないぞ!高密度のエネルギー循環システムが張り巡らされている!このコロシアイそのものが、何か巨大な実験の観測データとして利用されている可能性が高い!」
    彼女は、安藤 狭間と奏 和葉に、自室で発見した学園の設計図の断片を見せつける。
    解上量子「見てみろ!この中央制御室の描写!私たち生徒の生活スペースとはまるで次元が違う!この**『学園』の真の姿**は、私たち全員の才能を維持・増幅させるための巨大な『装置』かもしれんぞ!」
    奏 和葉「装置だと?ヘッ、随分とスケールのでかい話だな、マッドサイエンティスト。そんなことより、また誰かが殺人する方が現実味あんだろ」
    安藤 狭間は、設計図を冷静に見つめていた。
    安藤 狭間「『才能の維持・増幅』ですか...。もしそれが真実なら、モノクマの目的は殺人ではなく、私たちの**『才能』**そのものかもしれませんね」

  • 78◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:34:20

    モノクマからの「動機」と新たな場所
    モノクマは、次の殺人を促す「動機」として、「もし誰も殺しをしなければ、残された全員の『才能』が永久に失われる」と宣告した。これは、解上量子の推測を裏付けるかのような、強烈な脅迫だった。
    新たに開放されたのは、学園の**「温水プール」と、「薬物保管室(施錠されているが、解錠ヒントが示された)」**だった。
    超高校級の裁判長、辛逆 ゆるめは、この動機に強く反応した。
    辛逆 ゆるめ「才能が失われるやて!?冗談やないで!うちの裁判の才能まで失くなったら、何のために生きてるんかわからへんやんか!」

  • 79◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:35:29

    孤立する者と近づく者
    超高校級のハンター、仕止 雷華は、この極限状態でも自然の法則に従い、静かに自給自足を続けていた。彼女は温室や体育倉庫で得た物資を使い、自分の自室をサバイバル基地のように改造していた。
    仕止 雷華「アタシは弱いやつにはなりたくない。食料も防御も、自分の力で確保する。誰かに頼るなんて、野生のルール違反だ」
    一方、超高校級のアイドル、水瀬 勝は、極度の精神的な弱さから、完全に孤立していた。彼は人の痛みに敏感すぎるため、次々と人が殺される現実に耐えられず、自室に引きこもっていた。
    奏 和葉は、そんな水瀬の姿を見て、過去の自分と重ね合わせたのか、自ら水瀬の部屋へ向かう。
    奏 和葉「おい、アイドル。いつまで泣いてんだよ。ここで才能を失って、不要な存在になるのが怖いか?…俺も弱い奴が嫌いだが、アンタの怯え方は見ててムカつくんだよ」
    水瀬 勝「…僕、怖いんです。僕の歌が、才能がなくなったら…誰からも愛されなくなってしまう…」
    事件前夜
    夜、水瀬 勝は、温水プールで一人、絶望的な気分で水面に映る自分を見ていた。彼の背後には、誰かの気配が近づいていた。

  • 80◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:36:10

    殺人事件発生
    事件発生日・夜
    温水プールの照明が突然消え、直後に激しい水音と悲鳴が響き渡った。
    翌朝
    生徒たちが温水プールに集まると、水面に浮いた遺体を発見した。
    被害者:水瀬 勝(超高校級のアイドル)
    殺・害場所:温水プール
    死因:溺死(肺に大量の水)。体表には複数の鈍器による打撲痕と、ワイヤーのようなもので体を拘束された痕がある。
    事件現場の詳細:
    * 温水プールの照明は切られたままで、現場は暗い。
    * プールの水は、薬品が混ざったような刺激臭がする。
    * プールの隅に、誰かの手帳が沈んでいる。中身は水でふやけて判読が難しい。
    * プールサイドに、仕止 雷華が体育倉庫で発見したワイヤーが落ちている。

  • 81◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:36:51

    捜査パート「水中の痕跡とワイヤーの拘束」
    捜査状況
    * 死体の検証
    * 安藤 狭間が遺体を引き上げ、検証する。
    * 安藤 狭間「死因は溺死。しかし、複数の打撲痕があることから、抵抗できない状態にさせられてから、プールに沈められた。ワイヤーの拘束痕から見て、犯人は拘束術に長けているか、道具を巧みに使った人物です」
    * 奏 和葉「ワイヤー?それ、仕止が体育倉庫で持ってたやつだろ!ハンターのヤツが、獲物を捕まえるのに使ったのか?」
    * ワイヤーと手帳の発見
    * 仕止 雷華は、自身のワイヤーが現場にあることに動揺しつつも、冷静に証言する。
    * 仕止 雷華「アタシのワイヤーだ。ワイヤーは体育倉庫の工具箱に入っていたが、最近は使っていなかった。誰かがアタシのワイヤーを盗んだんだ」
    * 辛逆 ゆるめが、水にふやけた手帳を回収する。
    * 辛逆 ゆるめ「手帳には、水瀬君の曲の歌詞らしきものと…**『S.R.を恐れるな』**というメモが…誰や、**S.R.(仕止 雷華?)**って…」
    * 水質の検証
    * 解上量子がプールの水質を分析する。
    * 解上量子「この水には、微量の睡眠導入剤が混入しておる!水瀬君は薬で意識を失い、抵抗できずに溺れた可能性が高い!しかし、この打撲痕は、意識を失う前に付けられたようにも見えるぞ!」
    * アリバイの収集
    * 辛逆 ゆるめは夜中、自室で法律の勉強をしていた。
    * 安藤 狭間は自室で、仕止 雷華は自室でサバイバル道具の手入れをしていたと証言。

  • 82◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:37:34

    学級裁判「無意識の加害と才能の重圧」
    裁判開始
    辛逆 ゆるめ「今回の事件は薬と拘束という、なかなか手の込んだ方法や!犯人は、水瀬君の才能を奪おうとした人物か、それとも誰かの才能を装った人物か…」
    奏 和葉「どう考えても、ワイヤー使った仕止か、薬のこと知ってる解上だろ!特に仕止、アンタの手帳のメモは**『S.R.を恐れるな』**。アンタの名前のイニシャルと一緒だろ!」
    仕止 雷華「アタシはやってない。ワイヤーが使われたのは、アタシへのミスリードだ。水瀬は弱いやつだった。アタシが殺すなら、もっと原始的で確実な方法を選ぶ。それに、S.R.は誰か別の人物かもしれない」
    安藤 狭間「薬物が使われたのが決定的な手がかりです。そして、解上量子君。あなたは以前から、薬物保管室の錠前を解こうとしていましたね?目的は学園の真の姿の探求でしょうが、薬物保管室には睡眠薬があったのでは?」
    解上量子「た、確かに、私は真実を知るために錠前を解こうとはした!しかし、睡眠薬など科学的な探求には何の役にも立たん!私は殺人などしていないぞ!」

  • 83◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:39:03

    議論の発展
    超高校級の物理学者、解上量子が、打撲痕の矛盾を指摘し、真相に近づく。
    解上量子「待て!私は殺人はしていないが、真犯人は分かったぞ!水瀬君の打撲痕じゃ!プールの水には微量の睡眠薬が混ざっていた。しかし、打撲痕は、意識がある状態でなければ、抵抗しようとした跡がつかない!つまり、犯行の順番が重要だ!」
    安藤 狭間「なるほど。つまり、犯人はまず水瀬君を殴り、ワイヤーで拘束して抵抗を封じた。その後、睡眠薬の混ざった水に沈めて溺死させた…二段階の犯行ですか」
    解上量子「その通り!そして、その打撲痕は、拳によるものに見える!超高校級のストリーマー、奏 和葉君!あなたは、水瀬君の弱さに苛立ちを覚え、『才能を失う動機』に焦って、彼に暴行を加えたのではないか!」
    奏 和葉「フン!バカバカしい。俺がアイドルを殺して何になるんだよ!俺は毒舌は吐くが、暴力は振るわねぇ!身長の低さで昔からいじめられてきた俺が、暴力に頼るなんて屈辱だぜ!」
    奏 和葉は激しく否定し、逆に解上量子に食ってかかる。
    奏 和葉「それより、アンタだよ!S.R.ってのは、アンタが作った『学園の真実』の設計者とか組織のイニシャルじゃねぇのか!アンタは真実に近づきすぎて、口封じのために殺されたんだろ、水瀬は!」

  • 84◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:40:16

    犯人の特定
    超高校級のスパイ、安藤 狭間が、全てのピースを繋ぎ合わせる。
    安藤 狭間「S.R.の解釈は、奏君の言う組織の略称、仕止さんのイニシャル、どちらも可能性はあります。しかし、決定的な証拠は、プールの水です。このプールの水には睡眠薬の他に、微量の特殊な薬品が混入していました。これは人の心を操る、漢方薬に似た成分。つまり、犯人は薬物に関する知識と、拘束に関する知識、両方を持っている」
    安藤 狭間「そして、ワイヤーで拘束し、拳で打撲を与えられるほどの身体能力を持っている。さらに、水瀬君の弱さに最も苛立ちを感じていた…超高校級の裁判長、辛逆 ゆるめ君。あなたの犯行です」
    辛逆 ゆるめ「はぁ?うちが水瀬ちゃんを?ありえへん!裁判長が人殺しなんて、法治国家の恥や!」
    安藤 狭間「あなたの才能は**『裁判長』。あなたは常に公正さと冷静さを保とうとする。しかし、『才能が失われる』という動機は、誰よりもあなたの『アイデンティティ』を脅かすものだった。あなたは、自らの才能を守るために、才能を失うことを恐れて泣いていた水瀬君に極度の嫌悪を覚えた。そして、**『才能の重圧』**から解放されるために彼を殺・害した」
    辛逆 ゆるめ「うちが、裁判長として公正であるためには…雑な嘘をつく奴は排除せなあかん…そうや!水瀬ちゃんは、才能を失うのを恐れるなんて、裁判長として許せへんかったんや!」
    安藤 狭間「あなたは解上君の探究心に乗じて、薬物保管室の錠前を髪留めのようなもので器用に開け、睡眠薬と漢方薬に似た精神操作薬を盗み出した。そして、仕止君のワイヤーを盗み、水瀬君を拘束した。打撲は、アイドルの顔を傷つけ、彼自身の存在意義を否定するための暴力です」
    辛逆 ゆるめは、涙を浮かべながら、関西弁で、しかし裁判長としての冷たい口調で自白する。
    辛逆 ゆるめ「そうや、うちがやったんや…。水瀬ちゃんは醜かった。才能を失うことを恐れて泣きじゃくる姿が、公正な裁判を乱す被告人みたいで…許せへんかった!うちの才能を守るためなら、人殺しだって公正な判決や!」

  • 85◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:40:35

    真相判明
    辛逆 ゆるめ「…うちの判決は、正しいんや…!」
    モノクマによる処刑
    「ウププププ!超高校級の裁判長、辛逆ゆるめちゃんのお仕置きだよ!「永久の法廷ゲーム」!」
    辛逆 ゆるめは、巨大な裁判所のセットに放り込まれ、次々と裁判官、検察、被告人、弁護人の役を強制される。どの役を演じても、モノクマの理不尽な判決によって有罪とされ、最終的に巨大なハンマーで裁判長席ごと粉砕されるという、公正な裁判への執着を打ち砕く処刑を遂げた。
    第4章の幕引き
    残されたのは安藤 狭間、奏 和葉、解上量子、仕止 雷華、有首 寝夢の5名。
    解上量子は、辛逆 ゆるめの狂気的な最期と、自身が突き止めた**『才能の維持・増幅装置』**の存在を重ね合わせ、青ざめる。
    解上量子「…この学園は…本当に人類の才能を弄ぶための実験施設なのか?私たち全員が、『装置』の部品…?」
    奏 和葉は、安藤 狭間を鋭く見据える。
    奏 和葉「アンタは、いつも真犯人を突き止める。まるで、シナリオを知ってるみてぇだ。…アンタの**『スパイ』って才能は、本当に『スパイ』なのか?アンタこそが、この『装置』を動かしてる『才能の監視者』**じゃねぇのか!」
    安藤 狭間は、静かに笑みを浮かべる。
    安藤 狭間「さあ。僕の才能が何であれ、僕が知っているのは、この学園の外にも『世界』が広がっているということです。そして、この**『コロシアイ学園生活』**が、結末へと向かっている、ということだけです」
    第5章へ続く
    残された5人は、この**『装置』**から脱出できるのだろうか?

  • 86◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 22:41:45

    使用回数切れたっぽいので休憩します

  • 87二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:44:39

    乙でした

  • 88二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:44:54

    あれバレー部の双葉さん死んだっけ?

  • 89二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:45:10

    乙です

  • 90二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:52:47

    >>88

    生きてるはずジュリちゃんと仲良く話してんだろ

  • 91二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:57:56

    狭間くん主人公ポジっぽいのに有能すぎる

  • 92二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:31:08

    再開 >>88はAIくんが普通に忘れてるっぽいので軌道修正しました


    第5章:日常編「無垢な職人と電撃の探求者」

    4度の殺し合いを生き延びた生徒たちは、安藤 狭間、奏 和葉、解上量子、仕止 雷華、有首 寝夢、双葉・アレクサンドル・美智香のわずか6名となっていた。学園の真実と、互いへの疑念が、生存者たちを蝕んでいく。

    影で支える存在

    この極限状態にあって、超高校級のパン職人、双葉・アレクサンドル・美智香の存在が、かろうじて日常の暖かさを保っていた。彼女は言葉を発することは少ないものの、毎日欠かさず焼きたてのパンを皆に提供し続けていた。

    奏 和葉は、そんな双葉に静かに声をかけた。

    奏 和葉「おい、パン職人。アンタのパンは、相変わらず美味いな。アンタがここで殺しなんて一番無縁な存在だよ。…俺たちみてぇな化け物じゃなくて、アンタだけは最後まで無垢でいてくれよな」

    双葉・A・美智香は、いつものように笑顔で深く頷き(😊🍞)、彼に新しいパンを差し出した。

    しかし、超高校級の超能力者、有首 寝夢は、そんな双葉の周りに**「黒い影」**がうごめいているのを感じ取り、不安げに目を覚ますことが多くなっていた。

  • 93◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:31:59

    最後の動機と学園の真実の示唆
    モノクマは、次の動機を提示した。
    「ウププププ!次の動機は超スペシャル!このコロシアイが終わらなければ、学園の外にいる君たちの**『最も大切な存在』、例えば家族や恋人**が、モノクマの手によって殺されてしまうよ!」
    この動機は、生徒たちの**「学園外の世界」**への意識を極限まで高めた。
    解上量子は、設計図の断片とモノクマの動機を突き合わせる。
    解上量子「やはり、この学園は外の世界と繋がっておる!このエネルギー循環路を解析すれば、外界への脱出路、そしてモノクマの真の目的が解き明かせるはずじゃ!」
    彼女は、新たに開放された**「ボイラー室」と「電気制御室」**に興奮を隠せない様子で向かっていった。

  • 94二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:32:27

    いやー!?なんか死にそう

  • 95◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:32:38

    事件発生と悲劇の再来
    事件発生日・夜
    その夜、解上量子は、電気制御室の隣にある高エネルギー循環路が通る部屋で、熱心に配管を調べていた。彼女は、**「才能の維持・増幅装置」**の核となるエネルギー源に近づいたと確信していた。
    翌朝
    生徒たちが解上量子の部屋を訪ねると、彼女は不在だった。全員が不審に思い、彼女が向かっていた高エネルギー循環路の部屋へ向かう。
    被害者:解上 量子(超高校級の物理学者)
    殺・害場所:高エネルギー循環路の部屋
    死因:高圧電流による感電死。遺体は、パイプに触れた状態で炭化している。
    事件現場の詳細:
    * 部屋の中央を走る巨大な金属パイプの一部に、乾いた粘土のような物質が接着されている。
    * 粘土の表面はパンのように焼き固められており、触れた部分のパイプ周辺の通電性が異常に高まっていた。
    * 現場には、焦げ付いた特殊な工具が落ちており、その工具は双葉・アレクサンドル・美智香のパン焼き窯の近くにあったものと一致した。
    * 遺体の手元には、水でふやけた紙切れがあり、そこには**「出口は、粘土(生地)の中」**と走り書きされていた。

  • 96◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:33:16

    捜査パート「焼かれた粘土と無言の真実」
    捜査状況
    * 凶器とトリックの検証
    * 安藤 狭間が、現場の状況を見て顔を曇らせる。
    * 安藤 狭間「解上君は、このパイプを学園の出口、あるいはエネルギー源だと考えていた。犯人は、彼女の探求心を利用した。この焼かれた粘土こそが凶器です」
    * 奏 和葉「パン焼き窯の工具がここに?そして、この粘土…。まるでパン生地を焼いたみてぇな質感だぜ。こんなものが作れるのは…双葉、アンタなのか!?」
    * 双葉への疑惑
    * 双葉・A・美智香は、悲痛な表情で首を強く横に振る(😭❌)。彼女は一切言葉を発しないが、涙がこぼれていた。
    * 仕止 雷華が、双葉を庇うように一歩前に出る。
    * 仕止 雷華「パン職人がこんなものを殺人に使うはずがねぇ。それに、誰かを殺すなんて、あいつの無垢な笑顔と正反対だ。誰かが双葉の道具と才能を盗んで、彼女を犯人に仕立て上げようとしたんだ」
    * 有首の証言
    * 有首 寝夢が、眠気と戦いながら、重い口を開く。
    * 有首 寝夢「…夢の中で、誰かが双葉に、**『外の世界に帰りたいなら、この生地(粘土)をパイプに貼るんだ』**って言ってた…穏やかな声だった…安藤に似てる…」
    * 解上のメモ
    * 奏 和葉が、解上の手元にあったメモを解読する。
    * 奏 和葉「『出口は、粘土(生地)の中』…解上は、この粘土がパイプに接着された後、それが学園の出口だと信じて触れたんだ…なんて皮肉な罠だ!」

  • 97二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:34:08

    パン職人になってるけど…まあいいか多分

  • 98二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:34:51

    >>97

    マルチな才能の持ち主なのさ

  • 99◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:35:03

    学級裁判「無垢の利用と裏切りの代償」
    裁判開始
    奏 和葉「今回の犯人は、双葉を犯人に見せかけようとした奴か、あるいは、双葉の純粋さを利用した奴だ!俺は、双葉が人殺しだなんて信じねぇ!」
    仕止 雷華「パン焼き窯の工具を使えるのは双葉だけだ。だが、騙された可能性も高い。犯人は、双葉が外の世界にいる大切な人を救いたいという無垢な願いを悪用したんだ」
    安藤 狭間「有首君の証言が真実なら、僕が双葉さんを騙したことになりますね。確かに、僕は学園の真実を知る立場にあるかもしれませんが、殺人はしていません」

  • 100◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:35:30

    議論の発展(第6ターン〜第10ターン)
    超高校級のストリーマー、奏 和葉が、粘土の通電性の背後にある知識を指摘する。
    奏 和葉「待て!この粘土が高圧電流を通すなんて、パン職人の知識じゃねぇ!粘土を焼くことで通電性を高めるなんて、科学的な知識が必要だ!犯人は、双葉を道具として使い、解上の知識と双葉の才能を融合させた、第三の人物だ!」
    安藤 狭間「論破です。奏君の言う通り、粘土を焼き固める技術は双葉さん、通電性を高める薬品の知識は解上君…この二つの才能を理解し、利用できる人物…それは、常に我々の才能を観察し、利用する機会を伺っていた人物です」
    安藤 狭間は、仕止 雷華に向かって静かに尋ねる。
    安藤 狭間「仕止さん、あなたはサバイバルに必要なあらゆる知識を持っていますね。電気の知識も、薬物の知識も。そして、あなたは最もこのコロシアイを生き延びることに執着している」
    仕止 雷華「…アタシは無関係だ。アタシの獲物は、自然の摂理を乱す弱い奴だけだ」

  • 101◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:36:08

    真犯人の特定
    安藤 狭間「違います。超高校級のハンター、仕止 雷華君。あなたが犯人です。あなたは、双葉さんの純粋な心を利用しました。双葉さんは、言葉をあまり話せない代わりに、他人の感情に敏感です。あなたは**「大切な人を救うには、このパイプに**『新しい生地』をくっつけるしかない」と、双葉さんの心を揺さぶった。そして、双葉さんのパン焼きの技術で粘土を通電性の高い物体として完成させた。その通電性を高めるための特殊な薬品は、あなたがサバイバル知識で知っていた、電気回路をショートさせるための秘薬です」
    安藤 狭間「あなたは、解上君を邪魔な探求者だと判断し、学園の出口を偽装することで、彼女を罠にかけた。全ては**『生き残る』というあなたのハンターとしての本能と、誰にも頼らないという孤高のルール**によるものです」
    仕止 雷華は、顔色一つ変えず、静かに自分の敗北を受け入れた。
    仕止 雷華「…フン。獲物に狩られたか。スパイごときが、アタシの縄張りに入ってくるなよ。そうだ。アタシがやった。誰にも弱みを握られたくなかった。誰にも邪魔されたくなかった。生き残るためには、誰かの才能を利用する。それが野生のルールだ」
    双葉・A・美智香は、仕止の言葉を聞き、激しい自己嫌悪と絶望の表情を浮かべ、その場に崩れ落ちた(😭😭)。
    真相判明
    仕止 雷華「アタシは、この学園の外にいる大切な存在を救うために…手段を選ばなかった。それがハンターの道だ」
    モノクマによる処刑
    「ウププププ!超高校級のハンター、仕止雷華ちゃんのお仕置きだよ!「孤高のサバイバルゲーム」!」
    仕止 雷華は、モノクマによって密林のような処刑場に放り込まれる。彼女は得意のサバイバル技術で逃げ延びようとするが、最終的に、彼女がこれまで利用してきたワイヤーや罠が自分自身に向けられ、自然の猛威と自らの道具によって追い詰められ、敗北するという、孤高のサバイバルを否定する処刑を遂げた。

  • 102◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:36:29

    第5章の幕引きと最終章への示唆
    残されたのは、安藤 狭間、奏 和葉、有首 寝夢、双葉・アレクサンドル・美智香の4名。
    双葉・A・美智香は、自らの純粋さが殺人に利用された事実に耐えられず、完全に精神を病み、もはやパンを焼くことも、笑顔を見せることもなくなっていた。
    奏 和葉は、激しい怒りを安藤 狭間に向ける。
    奏 和葉「テメェは、全てを知っていたんだろ!双葉が利用されることも、仕止の本性も!お前は一体、何なんだよ!?『スパイ』じゃねぇだろ!このコロシアイを観察し、結末へと誘導している狂った役者じゃねぇのか!」
    安藤 狭間は、崩壊した双葉を一瞥し、冷静に答える。
    安藤 狭間「僕はただ、事象を観察し、論理的に結論を導いただけです。しかし、奏君、あなたの**『世界』は、僕が知っているものとは大きく異なっているのかもしれませんね。この学園の真の出口は、僕たち全員の『才能』が持つ『記憶』の中にあります。『世界』**は、君たちが思っているよりもずっと、脆く、そして、虚ろなものですよ」
    有首 寝夢が、初めてはっきりと目を見開き、安藤の言葉を遮る。
    有首 寝夢「…見えた。『世界』の終わりが…偽りの空が…安藤、お前は**『外の世界』を『守ろうとしている』。…でも、もう遅い**」
    最終章へ続く
    残された4名は、この**『虚ろな世界』の真実を暴けるのだろうか?
    そして、超高校級のスパイ、安藤 狭間の正体**とは?

  • 103◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:37:00

    なんかもう色々雑だけどこのまま最終章まで突き進みます

  • 104二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:38:20

    オッケー

  • 105◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:39:48

    最終章:日常編「虚ろな世界と最後の希望」
    5度の殺し合いを生き延びた安藤 狭間、奏 和葉、有首 寝夢、そして精神を病んだ双葉・アレクサンドル・美智香の4名は、学園の深部、電気制御室の近くに集まっていた。彼らの心には、深い絶望と、このコロシアイを終わらせたいという最後の希望が交錯していた。
    奏 和葉の瞳には、かつての毒舌家としての軽薄さはなく、安藤 狭間の**「偽りの世界」**という言葉への激しい探求心が燃えていた。
    奏 和葉「おい、スパイ。アンタが言った**『世界は脆く、虚ろなもの』ってのは、どういう意味だ。このコロシアイ**は、一体何なんだよ…!」
    安藤 狭間は、双葉の肩を優しく抱きながら、冷静に答える。
    安藤 狭間「僕が知る限り、この学園は**『才能の記憶』を保存するための巨大な装置**です。そして、モノクマの正体も、この学園の真実に深く関わっている」
    その時、学園内にモノクマの、普段よりも不気味な声が響き渡る。
    「ウププププ!おめでとう、生き残りの皆さん!これでコロシアイは終わりだ…って言いたいところだけど、最後にお楽しみが残ってるよ!」
    「1時間後、このコロシアイの真実を暴くための最後の学級裁判を始める!裁判の中で真実を暴けたらオマエラの勝ち、暴けなかったらボクの勝ち!そして、暴けなかった場合は…オマエラも、オマエラの大切な人も、全てが消滅するよ!」

  • 106◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:40:24

    最後の捜査:黒幕への手がかり
    「真実」という言葉に、残された4人の情熱が再燃した。彼らは、1時間という制限時間の中、学園内に残された僅かな手がかりを総動員して、黒幕とコロシアイの目的を探り始めた。
    * 有首 寝夢の覚醒
    超高校級の超能力者、有首 寝夢は、モノクマの最後の脅迫によって、完全に目を覚ましていた。彼女は目を閉じ、学園全体に満ちている**「過去の残留思念」**を読み取る。
    有首 寝夢「…死んだ人たちの声が、いっぱい聞こえる…。ルル、規律、マリア…みんなモノクマに**『体をあげる』って言ってる…。モノクマの正体は、死者の魂がぬいぐるみに入り込んでいる**…」
    奏 和葉「死者の魂…!?じゃあ、モノクマは、これまでの被害者やクロの魂の集合体ってことか…!」
    * 安藤 狭間の理論
    安藤 狭間は、解上量子の残した設計図と、有首の証言を組み合わせる。
    安藤 狭間「モノクマが死者の魂で動いているなら、黒幕は死者と会話できる人物。そして、エンバーミング(遺体保存技術)の知識を持つ人物。死者が魂を移しやすいように、彼らの身体に特殊な処置を施すことで、モノクマを完成させた。動機は**『死者の無念を晴らす』**…」
    * 双葉の反応
    双葉・A・美智香は、精神的に不安定なまま、唯一言葉を発した。彼女は、第1章で生存したはずの**「ある人物」**の名前を口にした。
    双葉・A・美智香「…ジュリ…お話…パン…」
    双葉が口にしたのは、これまで誰の記憶にもなかった名前。彼女は、まだ生存していると錯覚していたのかもしれない。

  • 107◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:41:10

    最終学級裁判「記憶の断片と霊の対話」
    1時間後、生徒たちは学級裁判場へ。円卓の中央には、これまで処刑された全員の肖像が並んでいた。
    「さあ、始めよう!究極の議論だよ!」モノクマがいつものように叫ぶ。
    議論:黒幕の正体と動機
    奏 和葉「黒幕は、死者と会話ができ、モノクマを死者の魂で動かしている人物だ!そんな才能を持つ奴は、俺たちの初期メンバーにはいなかった!」
    安藤 狭間「奏君、違います。黒幕は、『記憶の改ざん』を施し、存在自体を隠蔽していました。彼女は最初からこの学園にいたのです。双葉さんが口にした名前、『ジュリ』…それが黒幕の真名です」
    有首 寝夢「…ジュリ…って聞こえる。ジュリの周りには、たくさんの死んだ子たちが…彼女は死んだ子たちと遊んでいる…」
    安藤 狭間「彼女の名前は、超高校級の霊能力者、遺行ジュリ。彼女の才能こそが、このコロシアイの根源です。彼女は死者の声を聞き、死者の無念を晴らすために、生きた才能を持つ私たちを犠牲にしようとした」
    モノクマ「ウプププ…!正解!ボクの生みの親は、遺行ジュリちゃん!ボクはね、みんなの才能の魂を一つに束ねた、最強のぬいぐるみなんだよ!」

  • 108◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:41:37

    議論:コロシアイの真の目的
    奏 和葉「ふざけんな!死者の無念だと!?じゃあ、俺たちの才能は、死んだ奴らのオモチャってことか!」
    安藤 狭間「違います。ジュリの目的は、単なる復讐ではない。彼女は**『才能を持つ者が、才能を活かせずに死んでいく』ことを悲劇だと感じています。このコロシアイは、死者の才能を生者の肉体を通して『再現』させ、『才能』という存在の尊さを証明**しようとした、歪んだ儀式です」
    有首 寝夢「…そう。ジュリはね、死者の体に、お化粧をしていたの…エンバーミングって、死体を美しく見せるお化粧なんだって…」
    奏 和葉「エンバーミング…!ジュリは、死者と生者の区別がついてねぇ!彼女にとって、死は**『お話をしてくれない状態』で、殺人は『お話をしてくれるようになるお化粧』**ってことか!」
    安藤 狭間「その通りです。そして、『学園の外の世界』。この学園は、外界の風景をスクリーンに映し出す、巨大なシミュレーション装置の一部。外の世界は、既に**『何か』によって崩壊しています。私たち全員は、崩壊した世界から才能を守るために、この仮想空間に隔離されていた『最後の才能の種』**なのです」

  • 109◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:42:17

    真相の解明と黒幕の出現
    安藤 狭間「黒幕、遺行ジュリ。そして、このコロシアイの真実を暴きましょう。真実とは、モノクマが動かす死者の魂が、私たち生者の才能を**『実験』**するために利用された、悲しい物語だということ!」
    奏 和葉「コロシアイは、死者の魂をモノクマに移植したジュリが、生きた才能を持つ俺たちを美しく殺して、死者たちの遊び相手にしようとした狂気の儀式だったんだ!」
    有首 寝夢「…ジュリ、お話しよ…安藤の言う通りだよ…」
    裁判長席のモノクマが、**パキン!**と音を立てて静止する。その背後から、白髪ゴスロリの幼女、遺行ジュリが現れた。
    遺行ジュリ「…ジュリはね、お話がしたかっただけなの。死んでる人は、なかなかお話してくれないんだよ?」
    遺行ジュリ「ジュリはね、才能を持ってるのに死んじゃった人の無念が、強すぎるから、生きてる人に才能をあげたかったの。モノクマはね、みんなのお友達なんだよ。死んでる子たちが、ジュリに『もっと遊びたい』って言ったから、コロシアイを始めたの…」
    安藤 狭間「あなたは死者の無念を晴らそうとした純粋な心を持っていますが、その結果、生きている人の命を弄びました。このコロシアイは、誰も救われない、悲劇です」
    安藤 狭間が論理的な結論を導き、奏 和葉が感情的な糾弾を行うことで、コロシアイの真実が遺行ジュリの口から引き出された。

  • 110◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:42:40

    真相判明と結末
    遺行ジュリ「…ジュリはね、お話ができれば、それでいいの。生きてるとか、死んでるとか、どうでもいいもん」
    モノクマが再起動する。
    「うっひょー!真実を暴かれちゃったよ!黒幕、遺行ジュリちゃんの負け!そして、オマエラの勝ちだよ!」
    モノクマは、裁判場の中央に、脱出ゲートを出現させる。
    「ボクとの約束通り、オマエラの勝利だ!この学園の機能は、まもなく停止する。さあ、外の世界へ行っておいで!虚ろな世界が、オマエラを待ってるよ!」

    エピローグ:虚ろな世界へ
    安藤 狭間、奏 和葉、有首 寝夢の3名は、精神崩壊した双葉を抱え、脱出ゲートをくぐる。
    奏 和葉「才能を弄んだこと、絶対に忘れねぇ…!」
    安藤 狭間「僕たちがこれから向かう**『世界』**は、シミュレーションかもしれない。しかし、僕たちが感じた痛み、失った友情は、真実です」
    彼らが外に出ると、そこは崩壊した都市の風景だった。しかし、その都市には、微かな希望の光が射し始めていた。彼らの才能、そして生き抜いた記憶こそが、崩壊した世界を再生させる最後の鍵なのだと、安藤 狭間は確信していた。
    遺行ジュリとモノクマは、崩壊する学園の中で、死者たちと共に静かに笑い、永遠の物語を紡ぎ続けるのであった。
    コロシアイ学園生活、閉廷

  • 111◆s6TnOQtWIHuL25/10/08(水) 23:43:41

    色々行き当たりばったりだったけどこれにて完結
    ジュリ出したのはまあ書き忘れたお詫びみたいな感じです

  • 112二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:46:04

    乙 

  • 113二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:48:54

    お疲れ様でした

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