- 1二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:12:03
二人の若いトレーナーが、ぴかぴかするトレーナーバッチを付けて、だいぶ山奥の、木の葉のかさかさしたとこを、こんなことを言いながら、歩いておりました。
「ぜんたい、ここらの山は怪しからんね。獣一匹も居やがらん。なんでも構わないから、早くジェンティルとのトレーニングの参考に、戦ってみたいもんだなあ。」
「熊の横っ腹なんぞに、二三発トレーナー神拳をお見舞したら、ずいぶん痛快だろうねえ。くるくるまわって、それからどたっと倒れてシーナのトレーニングに活かせるんだろうねぇ。」
それはだいぶの山奥でした。案内してきたデアリングタクトも、ちょっとまごついて、どこかへ行ってしまったくらいの山奥でした。
肌を焼くような強者の気配を感じ、意気揚々と山に入ったはいいものの、あんまり気配が強いので山奥になるにつれ、持ってきたスカウターが誤作動を起こし、それから爆発四散してしまいました。
「ヴィルシーナとジェンティルドンナをそれぞれ測っても壊れなかったのに、じつにぼくは、5万円の損害だ」
とヴィルトレが言いました。
「なんてことだ、ここにはジェンティルよりも強い相手がいるのか。」
と、ジェントレが、驚きながら言いました。
ヴィルトレは、すこし顔色を悪くして、じっと、ジェントレの顔つきを見ながら言いました。
「ぼくはもう戻ろうとおもう。」
「さあ、ぼくもちょうど寒くなったし、腹は空いてきたし戻ろうとおもう。」
「そいじゃ、これで切りあげよう。はぐれたデアリングタクトを見つけて戻ろう。」
「麓には他のトレーナーも居たし、それと手合わせすればおんなじこった。では帰ろうじゃないか。」
ところがどうも困ったことは、デアリングタクトがどこにいるのか、どうすれば戻れるのか、いっこうに見当がつかなくなっていました。
風がどうと吹いてきて、草はざわざわ、木の葉はかさかさ、木はごとんごとんと鳴りました。
「どうも腹が空いた。さっきから横っ腹が痛くてたまらないんだ。」
「ぼくもそうだ。もうあんまりあるきたくないな。」
「あるきたくないよ。ああ困ったなあ、何か食べたいなあ。」
「食べたいもんだなあ」
二人のトレーナーは、ざわざわ鳴るすすきの中で、こんなことを云いました。
その時ふと後ろを見ますと、立派な一軒の西洋造りの家がありました。 - 2二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:15:14
玄関には
RESTAURANT
西洋料理店
MEJIRO HOUSE
メジロ亭
という札がでていました。
「君、ちょうどいい。ここはこれでなかなか開けてるんだ。入ろうじゃないか」
「おや、こんなとこにおかしいね。もしかしてレストランじゃなくてメジロプレイハウスじゃないのかい?」
ジェントレが疑うとまるで聞いていたかの様に玄関のスピーカーから答えが返ってきました。
「でも現にフライパンと鍋がいっぱいですわ。」
「ならレストランか…。」
「だろう?看板にそう書いてあるし、入ろうじゃないか。ぼくはもう何か食べたくて倒れそうなんだ。」
二人は玄関に立ちました。玄関は白い瀬戸の煉瓦で組んで、実に立派なもんです。
そして硝子の開き戸がたって、そこに金文字でこう書いてありました。
「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」
二人はそこで、ひどくよろこんで言いました。
「こいつはどうだ、やっぱり世の中はうまくできてるねえ、きょう一日なんぎしたけれど、こんどはこんないいこともある。このうちは料理店だけれどもただでご馳走するんだぜ。」
「どうもそうらしい。決してご遠慮はありませんというのはその意味だ。」
二人は戸を押して、なかへ入りました。そこはすぐ廊下になっていました。その硝子戸の裏側には、金文字でこうなっていました。
「ことに逞しいお方やトレーナーさんは、大歓迎いたします」
二人は大歓迎というので、もう大よろこびです。
「君、ぼくらは大歓迎にあたっているのだ。」
「ぼくらは両方兼ねてるから。」
ずんずん廊下を進んで行きますと、こんどは水色のペンキ塗りの扉とがありました。 - 3二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:23:08
「どうも変な家だ。どうしてこんなにたくさん戸があるのだろう。」
「これは苫小牧式だ。寒いとこや山の中はみんなこうさ。」
そして二人はその扉をあけようとしますと、上に黄色な字でこう書いてありました。
「当店は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください」
「なかなかはやってるんだ。こんな山の中で。」
「鳥取並に閑散としているのにねぇ。」
二人は云いながら、その扉をあけました。するとその裏側に、
「注文はずいぶん多いでしょうがどうか一々こらえて下さい」
「これはぜんたいどういうんだ。」
ジェントレは顔をしかめました。
「うん、これはきっと注文があまり多くて支度が手間取るけれどもごめん下さいということだ。」
「そうだろう。早くどこか部屋の中にはいりたいもんだな。」
「そしてテーブルに座りたいもんだな。」
ところがどうもうるさいことは、また扉が一つありました。
そしてそのわきに鏡がかかって、その下には長い柄のついたブラシが置いてあったのです。
扉には赤い字で
「お客さまがた、ここで髪をきちんとして、それからはきものの泥を落してください」
と書いてありました。
「これはどうももっともだ。僕もさっき玄関で、山のなかだとおもって見くびったんだよ。」
「作法の厳しい店だ。きっとよほど偉い人たちが、たびたび来るんだ。」
そこで二人は、きれいに髪をけずって、靴の泥を落しました。
そしたら、どうです。ブラシを板の上に置くや否や、板ががしゃりと開きブラシが回収されていきました。
二人はびっくりして、互いによりそって、扉をがたんと開けて、次の部屋へ入って行きました。
早く何か暖いものでもたべて、元気をつけておかないと、もう途方もないことになってしまうと、二人とも思ったのでした。 - 4二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:35:58
また黒い扉がありました。
「どうかジャケットと靴をおとり下さい。」
「どうだ、とるか。」
「仕方ない、とろう。変なドレスコードではあるがそう云われてるからね。」
二人はジャケットを釘にかけ、靴をぬいでぺたぺたあるいて扉の中にはいりました。
扉の裏側には、
「キントレ呼び出しボタン、財布、その他金物類、ことに鋼の意思は、みんなここに置いてバスローブに着替えてください。」
と書いてありました。
扉のすぐ横にはバスローブがかけてあり衣装棚と黒塗りの立派な金庫も、ちゃんと口を開けて置いてありました。鍵まで添そえてあったのです。
「ははあ、きっと危険なものは持ち込めないように徹底しているんだろう。そして隠せないように着替えろというんだな。」
「そうだろう。して見ると支払いは帰りにここで払うのだろうか。」
「どうもそうらしい。」
「そうだ。きっと。」
二人は服を脱いだり、バッチをとったり、みんな衣装棚や金庫のなかに入れてバスローブを羽織り、ぱちんと錠をかけました。
服を脱いでる時、天井のスピーカーから「わっ…筋肉結構スゴ…カッコいい…」「ほほほ」という惚けた声と嬉しそうな声がしていましたが、二人は気付く気配もありませんでした。
すこし行きますとまた扉とがあって、扉にはこう書いてありました。
「料理はもうすぐできます。
十五分とお待たせはいたしません。
すぐたべられます。
早く瓶の中の香水を振りかけて下さい。」
そして戸の前には鮮やかな赤色と青色の香水の瓶が置いてありました。
ジェントレは赤色を、ヴィルトレは青色の香水を、
幾度か振りかけました。
ところがその香水は、よく嗅いだことのある匂いがするのでした。
「この香水はジェンティルの愛用のものに似ているな。どうしたんだろう。」
「僕のはシーナのものにそっくりだった。僕が大好きな落ち着く香りだ間違いない、不思議な事もあるものだ。」
また天井のスピーカーからバタバタ、ふふふと聞こえてくるが二人は一向に気付きません。
不思議に思いながら二人は扉をあけて中にはいりました - 5二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:43:23
MEJIRO HOUSE
メジロ亭
ここでもう嫌な予感しかしねぇ - 6二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:47:37
>>「鳥取並に閑散としているのにねぇ。」
鳥取への唐突な流れ弾に草
- 7二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:49:15
- 8二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:50:00
>>もしかしてレストランじゃなくてメジロプレイハウスじゃないのかい?
メジロプレイハウスってそんなに一般化してるのか…w
- 9二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:50:47
ほんとかなぁ!?本当に読めないかなぁ!?
- 10二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:51:51
- 11二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:53:38
少し行きますとまた扉があって、その横の台には一枚づつ紙がありました。
扉にはこう書かれていました。
「台に置かれた記入欄に姓と名をふりがなをふってお書き下さい。」
みると紙にはいくつかの名前をかく場所が用意されていました。
「名前を書けというのはどういうんだ。」
「これはね、ぼくたちの身分証明に必要なんだろう。きっとぼくたちがどこの誰なのかを残すためなんだ。どうも奥には、よほど偉い人がきている。こんなとこで、案外ぼくらは、貴族とちかづきになるかも知れないよ。」
二人は書きもらしがないように名前を書きました。
それから大急ぎで扉をあけますと、その裏側には、
「簡易ではございますがはんこも御用意いたしました。」
と書いてあって、横の棚に自分たちの姓のはんこが置いてありました。
「いまさっき書いたばかりなのにもうはんこが置いてあるとは、ここの主人はじつに用意周到だね。」
「ああ、細かいとこまでよく気がつくよ。ところでぼくは早く何か喰べたいんだが、どうもこうどこまでも廊下じゃ仕方ないね。」
すると次の部屋は左右に青と赤の扉が並んで、間の壁にこう書かれていました、。
「いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう。お気の毒でした。
もうこれだけです。赤の香水を振った方は右へ青の香水を振った方は左へお進みください。」
こんどというこんどは二人ともぎょっとしてお互いに見合せました。
「どうもおかしいぜ。」
「ぼくもおかしいとおもう。」
「二人で入ったというのにどうして香水の色で分けられるんだい。」
「だからさ、ぼくの考えるところでは、料理を来た人にたべさせるのではなくて、来た人を食べてやる家とこういうことなんだ。これは、その、つ、つ、つ、つまり、ぼ、ぼ、ぼくらが……。」
がたがたがたがた、ふるえだしてもうものが言えませんでした。
「その、ぼ、ぼくらが、……うわあ。」
がたがたがたがたふるえだして、もうものが言えませんでした。
「に、逃げ……。」
がたがたしながらジェントレはうしろの戸を押そうとしましたが、どうです、戸はもう一分も動きませんでした。 - 12二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:53:44
文字も読めなくなるくらいにすごいことされるんやろなぁ
- 13二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:00:52
部屋の奥には左右に一枚扉があって、大きな銀色の♡と◇の形が切りだしてあって、
「いや、わざわざご苦労です。
大変結構にできました。
さあさあお部屋にお入りください。」
と書いてありました。
「うわあ。」がたがたがたがた。
「うわあ。」がたがたがたがた。
二人はいまさらにここがメジロプレイハウスなのだと気付いてお互いに身を寄せ、ぶるぶると震えました。
すると少しして、両の戸がゆっくりと開き始めるではありませんか。
それぞれ、ゴクリと生唾を飲み込みながら見守っていると、扉が開ききったとき、そこでよく見知った少女の顔を見つけました。
「ジェ、ジェンティル?」
「随分待たせて下さいましたわね。せっかくの御馳走、待ちくたびれてしまうところでしたのよ?」
赤の部屋には壁の向こう側まで見えてしまうのではないかと見紛う赤いネグリジェに身を包んだ、ジェントレの愛バ、ジェンティルドンナが部屋の中のベッドに腰掛けていました。
「ヴィルシーナ…?」
「トレーナさん…あの…これはその…。」
青の部屋には青色の同じようなネグリジェに身を包んだヴィルシーナが顔を真っ赤に染めてベッドの真ん中で縮こまって座っていました。
瞬間、ジェントレをぞあっとしたものが包み、思わず入ってきた戸にめがけて走り出してしまいました。
するとそれを見たジェンティルはくすりと笑いこう言いました。
「あら、帰ってしまうのかしら。奥ゆかしいのは美徳ではあっても、過ぎれば意気地なしですわよ。それともレディに恥をかかせるのがご趣味かしら。」
「ぼくとしても結ばれるのは光栄なんだけどね、婚約者候補達だってこないだ倒したばかりじゃないか。まだそういうのはもっと深い関係なってからの方がいいとおもうわけだ。」
がたがたと戸を開けようともがきながらトレーナーは唱えます。
しかしジェンティルドンナに後ろからするりと抱きしめられて、その身体をむにゅりと押し当てられると、トレーナーはピタリと動きを止めてしまいました。
そして、一枚の紙をペラリとトレーナーの前に垂らし微笑みながら、ジェンティルドンナはトレーナーの耳元で囁いたのです。 - 14二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:07:40
前途ある若者が二人もお婿に行くしかなっちゃいそうでワクワクするねぇ
- 15二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:09:33
ここが今日の「私の勝ち」スレですか
- 16二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:11:17
鋼の意思でもうオチ確定してんだよなあ…
- 17二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:14:34
トレーナーは鋼の意思をつかった!
しかしうまくいかなかった!
トレーナーは死んでしまった
これオチです - 18二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:15:13
もうサインとハンコは済んでるからね
- 19二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:16:11
宮沢賢治ってこんな作品も書いてたのか
- 20二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:17:06
「私の、勝ち♡」
紙には、
『夫になる人』
自分の名前
『妻になる人』
ジェンティルドンナ
すべての欄がキレイに自分の書き文字で埋まり、丁寧に押印までされた婚姻届でした。
「あなたが始めた物語でしてよ?」
「カーボン感圧紙は卑怯だ!やっぱりメジロじゃないか!やっぱりメジロじゃないか!」
「責任はとってくださるのよね?だ・ん・な・さ・ま♡」
「せめて鋼の意思をつけさせてくれ!僕の理屈はこうだ!僕の理屈はこうだ!」
告げるとジェンティルドンナは見苦しく騒ぐトレーナーを引きずって扉の奥へと消えていきました。
一方、ヴィルシーナはあうあうと悶ながら消え入りそうな声で、固まるトレーナーにこう言いました。
「その…あの…こうすればトレーナーさんの、その…お、お嫁さんになれるって…あぅ…」
婚姻届を小さくつまんで持ち上げながら、まっかな顔で耳をぺしょりとさせてプルプルと震えて口ごもる姿はまるで小動物のようでした。
するとさしものトレーナーも耐えられず、ゆらり部屋の中に進みヴィルシーナの肩を掴みます。
「と、トレーナーさん?目が怖いですわ…そんな、押し倒して、ちょ、ちょっとまってくださ……あっ…♡」
二人を呑み込んだ部屋の戸がガチャリと音を立てて閉まり、そしてついに外の部屋には小さくメジロ賛歌が流れるだけでした。
翌朝、妙にツヤツヤとしたジェンティルドンナがまるで紙くずの様になったトレーナーを抱え、反対に精気に満ち溢れた顔のヴィルトレは顔を手で隠して子鹿のようにビクビクと震えるヴィルシーナを抱えてメジロ亭から出てきました。
そして向こうからは、「おーい、みなさーん、みなさーん」と叫ぶものがあります。
登山帽をかぶったデアリングタクトが、隣の山に逃げていた全長6mの熊を引き摺ったまま、草をざわざわ分けてやってきました。
そして四人はデアリングタクトのもってきた団子をたべ、途中で役所に婚姻届を提出してからトレセン学園に帰りました。
しかし、紙くずのようになったトレーナーと、茹でダコのようになったヴィルシーナはトレセン学園に帰っても、お湯にはいっても、しばらくの間もとに戻りませんでした。
メジロシティーの山奥、知る人ぞ知る注文の多い料理店は、新たなる獲物が訪れる事を今か今かと口を大きく開けて待ちわびているのでした。
めでたしめでたし - 21二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:17:10
ジェラルディーナ『で私達が生まれたと……』
ブラヴァス『知りたくなかった』 - 22二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:17:42
あのね、らぶらぶちゅっちゅくらいのかわいい料理店ならまだいいのよ
これただの捕食じゃない
料理作る前に倫理学びなさいよ… - 23二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:19:09
めでたいのかなぁ!?特にジェントレはめでたいのかなぁ!?
- 24二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:20:04
- 25二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:20:21
- 26二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:22:05
今すぐ辞書で純愛の意味を調べてこい
- 27二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:22:38
- 28二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:23:27
せめて鋼の意志をつけさせてくれ!
じゃねーんだよ!!ヤるな!!! - 29二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:24:57
???「マックちゃんに頼まれたから協力したけど」
???「手伝うんじゃ無かった余」 - 30二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:25:34
恥をかかせるわけにはいかないだろう
- 31二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:35:04
みんな幸せそうだし純愛でええやろ
- 32二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:35:51
笑ってしまったからもう仕方あるまいという気持ち
- 33二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:36:48
弱肉強食から目を背けてるのは人類だけだもんな
摂理に殉ずる熊とトレーナーとヴィルシーナに美しさを感じる高度な文学だった - 34二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:38:16
となりの山まで逃げても捕まる熊に涙を禁じ得ない
- 35二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:38:36
- 36二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:39:07
> じつにぼくは、5万円の損害だ
これを見に来たとは今更言えない
- 37二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:41:46
ビュッフェ形式の店じゃなくてよかった
- 38二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:45:18
猟犬役がいないからそりゃノンストップか
- 391ではない25/10/09(木) 22:46:00
「だめだよシュヴァち。もう気がついたよ。扉に入らないみたい。」
「あたりまえさ。姉さんたちのやり方が悪いんだ。わざわざ自分たちの香水を使わせるなんて間抜けなことをしたもんだ。」
「どっちでもいいよ!もう私のトレっちもシュヴァちのトレーナーさんも婚姻届を書いて呉たもん!」
「そ、それはそうだけど……けれどももし義兄さん達がこっちに入ってこなかったら姉さん達が可哀想じゃないか。」
「よぼっか!呼ぼう!ねぇ!お姉ちゃんのトレーナーさん!早く来て!来て!来てあげて〜!シーツはきれいにしてあるし、お姉ちゃんたちはおめかしして待ってるよ!あとはあなた方と、お姉ちゃんとジェンティルさんをうまく取り合わせてそれぞれの真っ白なシーツに乗せたげるだけ!早くいらっしゃい〜」
「へ、へい、いらっしゃいいらっしゃい……そ、それともネグリジェはお嫌いですか……?それなら今からお布団をしいて白い浴衣に着替えてもらいますか、と、とにかく早く来てあげてください……」 - 40二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:46:00
キントレ呼び出しボタンなるものがあったとして何の役に立つのだ…
- 41二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:47:17
?「熊のくだりいるクマ?」
- 42二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:47:59
ヴィルシーナはちゃんと食べられてるな…
- 43二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:49:23
放置しとくと危ないからね、仕方ないね。
- 44二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:03:11
>案内してきたデアリングタクトも、ちょっとまごついて、
タクトが山でまごつく?妙だな…
>登山帽をかぶったデアリングタクトが、隣の山に逃げていた全長6mの熊を引き摺ったまま、草をざわざわ分けてやってきました。
隣山に気配を感じて、居ても立ってもいられなかっただけか…
- 45二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:06:05
- 46二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:07:32
「くるくるまわって、それからどたっと倒れてシーナのトレーニングに活かせるんだろうねぇ」
どんなトレーニングなんだよと思ったけど中央のトレーナーはなんでもトレーニングに結びつけるからなぁ…… - 47二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:20:56
最初にメジロ亭でですわ口調が来たから何でマックイーンが?って思ってしまったのが俺なんだ
普通に騙されたんだ - 48二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:25:04
ドンナと思いこんでたら最後の最後で実はマックイーンだったみたいな叙述トリック思いついたけど誰か使ってくれ
- 49二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:25:54
この物語でそれやったらマックイーンになっちゃう…
- 50二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 08:22:04
トレーナーどうしてすぐ捕食されてしまうん…
- 51二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 08:31:51
- 52二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 09:06:31
- 53二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 10:41:45
ああ、中央トレーナーが推定宇宙飛行士とか法曹界並み(東大入るより難しい)のエリートなのって種牡馬入りの難易度的な……
- 54二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 11:09:36
- 55二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 12:24:31
申し訳ないが人間性に振るべきスキルポイントを全て文才に振ったやつは比較対象としてNG
- 56二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 20:04:37
また鍛えなおさなきゃな…