バトロワをやるやんけ 悪魔の実ロワ2

  • 1バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:25:17
  • 2バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:27:33

    パールは焚き火に薪をくべ、静かに呟く。

    「オレは仲間が欲しいわけじゃねぇ。ただ、生き残る。それだけだ」

    夜の森を風が抜け、焚き火の炎が揺らめく。

    それぞれが沈黙の中、自分の中にある“生存”への意志を確かめていた。


    ――こうして三人の夜は、静かに更けていく。

  • 3バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:28:45

    月が濁った雲の切れ間から覗き、廃墟の街を鈍く照らしていた。

    割れたガラスと焦げた鉄骨が風に鳴る。

    その音の中を、佐川司がゆっくりと歩いていた。

    コートの襟を立て、足元に転がる空き瓶を蹴飛ばす。

    煙草をくわえたまま、口角を上げる。

    「……ハッ。どこもかしこもクソッタレだな。

     まるで神室町の残骸みてぇだ」

  • 4バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:31:17

    砂が舞う。

    風ではない――。

    周囲の瓦礫が“吸い込まれて”いる。

    佐川は立ち止まり、薄く目を細めた。

    「……おいおい。こりゃまた、やべぇ奴がいるな」

    次の瞬間、影が路地裏から滲み出る。

    それは“闇”そのもの。

    夜の奥底から形を持って溢れ出したような男――

    黒岩満だった。

  • 5バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:33:18

    その眼は炎のように光り、口元にはいつものあの皮肉な笑み。

    「佐川……あんたもこの地獄に来てたか……」

    佐川は笑みを返した。

    「お前……黒岩か。

     なるほど、ここまでクズが揃うと笑えねぇな」

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:33:54

    > 夜の奥底から形を持って溢れ出したような男

    何も間違ってないのはルールで禁止スよね

  • 7バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:34:39

    闇が路地を覆い、佐川の足元まで迫る。

    瓦礫が闇に飲まれ、崩れ落ちていく。

    黒岩はゆっくりと歩み寄りながら言う。

    「こいつはな、“力”だ。

     ヤミヤミの実とかいう代物。触れりゃ何でも呑み込む。 

     あんたの乾いた砂とは、相性最悪だぜ?」

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:34:49

    おーっジャッジアイズと龍が如くが並んどるやん

  • 9バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:36:46

    佐川は煙を吐き出した。

    その煙が夜の冷気に溶けていく。

    「ロギア同士の潰し合いか。上等だな」

    地面の砂がふっと舞い上がり、彼の体が崩れ落ちるように“砂化”する。

    黒岩はそれを見ても、まったく動じない。

  • 10バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:38:51

    「お互い、ろくな人生じゃなかった。

     けどよ、俺はこの力で――もう一度、“頂点”を取るつもりだ」

    「……あぁ? お前に頂点なんざ似合わねぇよ」

    佐川が現れた瞬間、拳が黒岩の頬を掠める。

    だが、その拳が闇に呑み込まれ、逆に地面に叩きつけられる。

    「ぐっ……!」

    黒岩は笑う。

    闇の中から伸びる腕が、まるで地獄の触手のように蠢いていた。

  • 11バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:40:16

    「ここは神室町じゃねぇ……誰が生き残るかは、実力だけだ」

    佐川は歯を食いしばり、砂の渦を巻き上げて反撃する。

    闇と砂がぶつかり、夜の街が悲鳴を上げた。

    建物の壁が剥がれ、ガラスが粉々に砕ける。

    だが――黒岩は一歩も引かない。

  • 12バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:42:18

    「力の差ってのは、こういうことだよ、佐川」

    「……フッ、言ってろ。

     “勝ち馬”に乗り続けたお前が、今度もそうできると思うなよ」

    互いの間に緊張が走る。

    どちらもすぐには引かず、ただ殺気だけが満ちていく。

  • 13バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:43:49

    やがて、黒岩がわずかに闇を引かせた。

    「……今は、殺る時じゃねぇ。

     面白くもねぇ地形で死ぬのはごめんだ。

     どうせ、生き残りは1人……それにあんたの事だ、またどこかで潰し合うんだろ」

    「あぁ、次に会った時は……覚悟しとけ」

    砂と闇が、同時に霧散する。

    二人は互いに背を向け、別々の方向へ歩き出した。

  • 14バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:44:56

    夜風が残る廃墟を吹き抜け、
    遠くの空で、稲光が一瞬だけ世界を白く染めた。

    その光の下で、
    佐川の笑みと黒岩の瞳だけが、同じ色で輝いていた――。

  • 15バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:46:48

    夜の森は、ねっとりと湿った風に包まれていた。

    腐葉土の匂いが鼻を突き、どこからともなく低い嗤い声が響く。

    「……ここはいい場所だな。臭ぇし、ぬるぬるしてやがる」

    龍星が木にもたれながら笑っていた。全身を毒に染めたような肌が、月明かりに不気味に光る。

    その視線の先に、静かに座り込む男――宮沢喜一がいる。

  • 16バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:49:42

    「お前か、龍星ってやつは」

    熹一は淡々と口にした。口調は穏やかだが、その目は冷えていた。

    龍星は鼻で笑う。

    「知ってんのか、俺のこと」

    「噂ぐらいは聞いとる。悪臭を漂わせながら、人間でも獣でも、殺して愉しむ外道だってな」

    龍星は腹を抱えて笑った。毒気を含んだ唾を吐きながら、口角を吊り上げる。

    「面白ぇな。そんな話してる暇あんなら……試してみるか? 俺がどんな外道かよ!」

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:50:34

    地味に同作品キャラのバトルが続いてるっスね

  • 18バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:51:59

    地面に紫の煙が広がる。腐敗と毒の瘴気が溢れ出し、木々の葉が一瞬で枯れていく。

    熹一は一歩下がり、掌を見つめた。そこには肉球のような紋様が浮かんでいる――ニキュニキュの実の力。

    「なるほどな……なら、試すのはお前も同じや」

    龍星が突進した。悪臭を振りまきながら毒の爪を振り下ろし、笑いながら叫ぶ。

    「ひゃはは! 死 ねェぇぇ!!」

  • 19バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:53:46

    だが――
    喜一の姿が、風を切る音とともに消えた。
    次の瞬間、龍星の背後に“空気が弾けた”ような衝撃が走る。
    喜一の掌が、龍星の胸に向けて押し出されていた。
    「弾け飛べ。」
    ドンッという音と共に、空間が歪む。
    龍星の身体が、反発の力で空気ごと押し飛ばされる。
    皮膚が裂け、瘴気が逆流し、毒の爆風が森を薙ぎ払った。

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:54:19

    >ひゃはは、4ねえぇぇ!

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:55:24

    ドクドクもパラミシア最強格だけど触れずに攻撃できるニキュニキュはやっぱ強いっスね

  • 22バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:56:03

    「な……なんだ、これ……!?」

    龍星は叫びながら、地面を削りながら吹き飛ぶ。

    その声は次第に遠ざかり、やがて爆ぜるように消えた。

    残ったのは焦げた木々と、強い悪臭だけ。

    喜一は掌を下ろし、しばらくその場に立ち尽くす。

    自分の手のひらに残る衝撃の余韻を確かめるように、静かに息を吐いた。

    「……どうやら、上手くいったみたいやな。」

    月光が差し込む。

    誰もいない森に、ただ一人、男の影だけが残る。

    その顔には勝利の喜びよりも、どこか静かな決意が宿っていた。

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:59:09

    お見事っ相性勝ち&原作再現だぁ!

  • 24バトロワ運営トダー25/10/09(木) 22:59:31

    木々が折り重なり、葉の隙間から月が鋭く覗く。

    その森の奥に、二つの気配がぶつかり合っていた。

    「ウオォォ……」

    低く唸る声とともに、巨大な影がゆらりと立ち上がる。

    ウーラオス――リュウリュウの実・モデル:アロサウルスを喰らいし古代の戦士。

    黒き体毛が月光を弾き、双拳が石を砕くほどの圧を放っている。

  • 25バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:01:07

    対するは、小さな紫色の塊――メタモン。

    彼はドアドアの実の能力で、いくつもの“扉”を周囲の空間に開いては、

    一歩進んでは別の場所に現れるという奇妙な動きを見せていた。

    「……メタ……」

    メタモンがぴょん、と跳ねながら、ぽよんと笑う。

    その言葉に、ウーラオスの眉がわずかに動いた。

  • 26バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:03:34

    「貴様……逃げる戦いは、好かん。」

    「メタモン!!!」

    そう言うや、メタモンの体が扉の中へ吸い込まれる。

    ウーラオスが振り抜いた拳は空を裂き、

    直後、背後に開いた扉からメタモンが飛び出した。

  • 27バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:04:53

    ウーラオスの背中に衝撃が走る。

    しかし――その体は微動だにしない。

    獣の如き闘気が、周囲の空気を震わせていた。

    「……面白い。

     空間を渡る小さき者、力では及ばぬが……その技、悪くない。」

    ウーラオスの口元が、初めてわずかに笑みを作る。

    だがその瞬間、地面に裂け目が走った。

    重い足音――まるで大地そのものが動くような響き。

  • 28バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:05:57

    「……!」

    メタモンが気づいた時には遅かった。

    ウーラオスが踏み込みと同時に大気を押し潰す。

    その足元、衝撃で開いた地割れがドアの空間を弾き飛ばしたのだ。

    「メ……メタ、!?」

    「ふん。空間も、“力”でねじ伏せられる。」

    ウーラオスは牙を構えた。

    古代の竜の咆哮が、森に響き渡る。

    風が唸り、木々がざわめく――その中で、メタモンは小さく体を震わせながらも笑った。

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:06:53

    エアドアが上手く決まればワンチャンあるで!

  • 30バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:08:08

    「……。」

    扉が再び開く。

    その先に広がるのは闇の空間――どこへ繋がっているのか、誰にも分からない。

    ウーラオスは追わず、静かにその場に立ったまま、夜空を仰いだ。

    「……この世界、強者ばかりか。」


    闇に溶けていく足音。

    静寂の森に、ただ二つの呼吸だけが残った。

  • 31バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:09:26

    吹き荒れる風の中、雪と砂が混じり合う。

    薄青い光が凍てつく大地に反射して、わずかに二つの影を映した。

    ひとりは、軍服の上に戦闘スーツを纏った男――ゴア隊長。

    灰色の瞳が冷たく光を帯び、機械式のライフルを肩にかけていた。

    体の周囲にはわずかに光の粒が漂い、次の瞬間には空気と同化して消える。

    ピカピカの実による「光速移動」の制御。訓練のように、正確無比な動き。

  • 32バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:11:49

    もうひとりは、氷の衣をまとった女――エデン・ワイズ。

    彼女の足元では、霜が静かに広がり、地面を白く染めていった。

    その姿はまるで、氷の女王。

    沈黙の中で、先に口を開いたのはエデンだった。

    「……この寒さに、平然としていられるとは。人間ではないのかしら。」

  • 33バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:13:46

    ゴア隊長は表情を変えず、短く答える。

    「私の名はゴア。人間だ。

     だが、貴様は……どうやら違うようだな。血の匂いを感じる。」

    エデンの唇が、かすかに笑みに歪む。

    「吸血鬼のよ。恐れなくていいわ、その力はあの弁護士に奪われてしまったからね。」

    言葉と同時に、空気が凍りついた。

    気配だけで温度が落ちる。

    氷の華が、ふたりの間に一瞬で咲いた。

  • 34バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:16:04

    ゴア隊長は腰の銃に手をかける。

    だが、即座に引き金を引くことはない。

    光速の反応神経が、ただ相手を観察していた。

    「……能力者、か。氷結操作。

     ピカピカの実の光を屈折させるに足る温度だ。」

    「あなたも同じ。

     人の動きではない――まるで、光そのもの。」

  • 35バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:17:18

    エデンの声が氷のように静まり、雪が止む。

    ゴアは眉をわずかに動かした。

    互いに、一歩も動かない。

    だが空気だけが、鋭く震えていた。

    「……試す気はないの?」

    「分析はもう済んでいる。」

    「なら、何を見ているの?」

    「敵の数。貴様を狙う者がいないか。」

    その言葉に、エデンの目がわずかに見開かれた。

    ゴアの声は、まるで報告書のように淡々としていた。

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:17:45

    強者同士の掛け合いは麻薬ですね⋯

  • 37バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:18:18

    「不確定要素が多すぎる。敵対は非効率だ。

     目的が生存であるなら、今は共闘が最適。」

    エデンは沈黙の後、小さく笑った。

    その笑みは、氷より冷たく、月より美しかった。

  • 38バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:19:47

    「……理屈の通る軍人ね。嫌いじゃないわ。

     でも、共闘するなら一つだけ忠告を。」

    「何だ。」

    「私の血に触れた者は――凍るわよ。」

    「了解した。」

    淡々としたやりとりのあと、ふたりは背を向け、それぞれの方向へと歩き出した。

    戦闘には至らず、ただ互いを分析し、存在を認めた。

    だが、去り際にエデンが振り返り、かすかに囁いた。

    「……また会うわ、光の男。」

    「生きていればな。」

    薄明が雪面を照らし、氷と光が交錯した。

  • 39二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:20:12

    優勝候補同士で組むのはルル禁スよね

  • 40バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:21:15

    草原が、灰色の風に包まれていた。

    地平線の先、昼と夜の境に立つ二つの影。

    その一方――伝説の元海賊、四国めたんは、ゆっくりと煙草に火を点けていた。

    その煙は空へと溶け、やがて全身から立ち上る白煙へと変わっていく。

    「……やれやれ。こっちはせっかく新しい力を確かめようと思ってたのに、

     先に来るのは“あんた”か。」

  • 41バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:22:29

    風下から迫るのは、野獣のような気配。

    拳の骨が軋み、筋肉が盛り上がる音が聞こえた。

    ――“骨切り”ユースケ。

    裸に近い格闘衣装のまま、肩を鳴らしていた。

    「へっ、海賊か何か知らねえが、ここはルールもねえ。

    1人しか生き残れねぇんだ、“やれる時にやる”だけの話だ。悪魔の実ってのがどれほどのもんか――試させてもらうぜ。」

  • 42二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:22:45

    へーっちゃんとスモーカー要素回収するんだ

  • 43バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:25:18

    めたんは薄く笑う。

    「試すねぇ……あたしを試す奴は、いつも途中で煙になるんだけど。」

    彼女の体がふわりと揺らぎ、白煙が一瞬で広がる。

    ロギアの“煙人間”――モクモクの実の力。

    その身は風と一体化し、視界が一気に遮られた。

    ユースケは構わず前に出た。

    「ハッ、隠れてんじゃねえ!」

    足元を強く踏み込み、骨の音と共に肉体が膨張する。

    全身の筋繊維が盛り上がり、皮膚が黒褐色に変化。

    ――ゾオン覚醒、ウシウシの実 モデル:バイソン。

    牛頭のごとき怒声が大気を震わせた。

  • 44二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:27:04

    やばっ骨切りユースケが噛ませに見える

  • 45バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:27:20

    「“骨切り”流、突進撃――ッ!!」

    大地が割れる。

    野牛のような圧力が煙の中を突き抜け――

    次の瞬間、めたんの姿が霧散した。

    「……すり抜けた?」

    「ご名答。」

    頭上から声がした。

    ユースケが見上げた時には、すでに空が白く染まっていた。

    煙が渦を巻き、巨大な腕を形作っていた。

    それはまるで“煙の巨人”。

  • 46二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:27:30

    おーっモクモクしちょるだけの雑魚能力でも覇気が無けりゃそこそこ強そうやのう

  • 47二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:28:44

    でましたね初期ワンピゲー特有の"知らん技"
    今日も原作にない謎技を考えてますね

  • 48バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:29:50

    (ちなみにこのロワだと覇気なしでも実による攻撃は通る様にしてるらしいよ、そうじゃ無かったらロギアゲー過ぎるから仕方ない本当に仕方ない)

    「“モクモク・キャノン”。」

    轟音とともに、白煙の拳がユースケを押し潰す。

    衝撃波が草原をえぐり、数十メートル先まで吹き飛ばした。

    土煙の中、ユースケはうずくまるが――笑っていた。

    「……へっ、効くじゃねぇか。」

    体を震わせ、血を吐きながらも立ち上がる。

    牛の角がさらに太くなり、背筋が鉄のように硬化する。

    「だがよォ、ロギアってやつは“殴れねぇ”のが弱点なんだろ?」

  • 49バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:31:31

    「普通はね。」

    めたんが煙を操りながらゆらりと微笑む。

    「でも、あんたみたいな単細胞相手なら、煙でも十分“絞め殺せる”。」

    地面から巻き上がる煙が、ユースケの全身に絡みついた。

    締め付ける。息を奪う。

    しかしユースケは一歩も引かない。

    「フザけんなァッ!!」

    全身の筋肉が爆発するように膨張し、煙の拘束を破る。

    そのまま突進――。

  • 50バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:34:04

    めたんの体を貫く瞬間、彼女は再び煙と化して消えた。

    「……何回やってもそれじゃ無駄だって。」

    背後。めたんは、ユースケのすぐ後ろに立っていた。

    顔は笑っていたが、目はまるで冷えた鋼のようだった。

    「もう終わりでいい?」

    「まだだッ!!」

  • 51バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:35:35

    ユースケの腕が再び筋肉を盛り上げ、めたんに向かって一撃――。

    だがその腕が振り切るより速く、めたんの煙が胸元から侵入した。

    肺に、気道に、血管に入り込み――

    内部から膨張する。

    「……っ、な――!?」

    「悪いね。」

    めたんが軽く手を上げる。

    「煙ってのは、火と相性がいいんだ。」

    指を鳴らす。

    次の瞬間、ユースケの体内から“白い炎”が噴き上がった。

    熱ではなく、圧力と気体の爆発。

    ユースケは断末魔の咆哮を上げながら地面に膝をつく。

  • 52バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:36:52

    彼の体が黒い煙の中で崩れ落ちる。

    めたんは一瞬だけ視線を落とし、煙を払った。

    「……アンタみたいな馬鹿、嫌いじゃなかったけどね。」

    風が止み、静寂が戻る。

    煙が空へと消え、

    めたんはゆっくりと煙草を取り出して、火を点けた。

    「次は……もう少し、話の通じる奴だといいけど。」

    彼女の足元には、焼け焦げた土と、倒れたユースケの影が残っていた。

  • 53二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:37:23

    もしかしてスモヤンもモクモクキャノンと白い炎を使えれば原作に追い付けたんじゃないスか?
    犬は能力に頼りきってないで鍛えろよ

  • 54二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:38:26

    ユースケが噛ませ犬を超えた噛ませ犬で笑ってしまう

  • 55二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:38:38

    スモやんが見習うべき使い方っスね

  • 56バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:41:21

    夜の森は、深く、静かで、どこか不吉だった。

    月は雲に隠れ、視界は僅かな星の光と炎の残り香に染まっている。

    その中心を、重い足音が踏み締めていた。

    「……チッ、妙な場所だな。空気が湿ってて気に入らねェ。」

    低く唸る声。

    軍服のような上着を肩から掛けた大男――“縞豚”シマキが、

    額の汗を拭いながら森を睨む。

    肌の下で熱が脈打ち、空気が歪んでいた。

    ネツネツの実。体温そのものを武器とする、地獄の熱人間。

  • 57バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:42:47

    その熱の波に誘われるように、

    木々の奥から――白い影がゆっくり現れる。

    「……あなた、熱いのね。」

    柔らかい声。

    月明かりに照らされたその少女――リリィは、

    ボロボロのローブを羽織り、裸足のまま大地を見つめていた。

    その瞳は、冷たく、それでいてどこか儚い。

  • 58バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:44:22

    「おいおい……こんな場所で夜風浴びてんのか、お嬢ちゃん。

     ここらは、もう“戦場”だぜ?」

    「……私は戦いたくない。

     でも、この世界では――立ってるだけで、奪われる。」

    リリィが小さく呟くと、地面の下で微かな音が走った。

    草の根がうねり、地中に埋もれた木の根が、

    彼女の意思に呼応するように揺らめく。

  • 59二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:45:35

    モリモリは強いけどこのロワだとスナスナとネツネツがガチで相性悪いんだよね
    まあ防火林があるからネツネツは分からないんだけどね

  • 60バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:46:00

    シマキは鼻で笑った。

    「はッ……その手の“能力”か。

     森の嬢ちゃんらしいこったな。だがな――」

    彼の掌が輝く。

    炎ではない、“熱”そのもの。

    空気が唸り、木の皮が焦げる。

    「森は火に弱ェんだよ!」

    轟、と。

    シマキが拳を振るった瞬間、

    周囲の空気が膨張し、炎の渦がリリィを包み込んだ。

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:47:10

    あの…幼女に手をあげる警官のクズなんすけど…いいんすかこれ…

  • 62二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:47:48

    自分の命惜しさに少女を殺そうとする海軍本部少将シマキンを埃に思う

  • 63バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:48:33

    焼ける葉の匂い。

    皮膚を刺すような熱。

    しかし――リリィの足元で、大地が脈打つ。

    「……あなたの熱、私の森が吸う。」

    ドン――。

    リリィの足元から巨大な根が噴き出し、

    焼ける熱を吸い込みながら、光のような緑を放った。

    焦げた地表を覆い尽くし、炎を押し返す。

    「……ほう、面白ェじゃねェか。」

    シマキは歯を剥き出し、笑う。

    その身体が更に赤く光り、

    地面の石がじゅうじゅうと音を立てて溶けた。

  • 64バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:50:32

    「お嬢ちゃん……“生き延びる”つもりなら、もう少し本気出せや。」

    リリィの髪が風に舞う。

    彼女は静かに両手を地に当てた。

    「本気を出すのは、嫌い……でも、あなたの炎が止まらないなら――」

    周囲の木々が一斉に揺れた。

    枝が絡み、幹が裂け、地面が蠢く。

    まるで森そのものが意志を持ったかのように、

    巨大な木の腕が、シマキに襲い掛かる。

  • 65バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:51:45

    「ぬるいッ!」

    シマキは咆哮と共に全身を灼熱に変えた。

    木の腕が彼に触れた瞬間、蒸気が上がり、

    一瞬で炭と化す。

    「その力、よく燃えるぜ……!」

    彼の笑い声と同時に、リリィの頬に熱風が掠める。

    だが、彼女は怯まなかった。

    焦げた木々の隙間から、淡い緑の光が再び生まれる。

  • 66二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:53:47

    仮にも正義の旗を掲げる海軍少将のくせに子供を殺そうとする
    そんな縞豚を埃に思う

  • 67バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:54:07

    「燃やしても、芽は出る。

     あなたが焼くほど、森は――増えるの。」

    彼女の背後、無数の若木が芽吹く。

    その一本一本が槍のように伸び、炎の中で光る。

    「……やるじゃねェか。」

    シマキは笑いながら拳を構えた。

    互いの間に、夜の森が唸る。

  • 68二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:54:45

    なにっ焼畑農業

  • 69バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:55:34

    次の瞬間――

    熱と緑の閃光が、激しくぶつかり合った。

    轟音と光の中、森が爆ぜ、空気が焦げる。

    そして――煙が晴れたあと、

    その場に立っていたのは、息を切らすリリィただ一人。

    地に伏すシマキの体は、まだ赤く熱を帯びていた。

    「……負けたワケじゃねェ……休憩だ……」

    彼は笑い、煙を吐く。

  • 70二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:56:26

    ぶ…無様

  • 71二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:56:45

    えっ少女に喧嘩吹っかけた上に熱で木に負けたんスか?

  • 72バトロワ運営トダー25/10/09(木) 23:58:04

    倒れたままの大男が、重い息を吐き出した。

    「……チッ、身体が鉛みてぇだ。

     おいおい、嬢ちゃん……この森、どこまで生きてんだ?」

    隣で膝をつく白髪の少女――リリィが、静かに微笑んだ。

    「生きているの。

     でも、あなたがここで暴れたせいで……少し、苦しんでる。」

  • 73二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:58:07

    無様すぎて哀れだろ⋯殺してやれ

  • 74二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 00:00:18

    海軍将校のせいで幼気な少女がボロボロなのん
    腹きれよ

  • 75二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 07:11:14

    保守っ

  • 76バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:00:11

    「はっ、悪ぃな。こっちも手加減する余裕なかったんでな。」

    シマキはゆっくりと上体を起こす。

    その動作だけで、地面の草が焼け焦げた。

    だがリリィは怯えず、代わりに掌を彼の胸元にかざす。

    淡い光が広がり、わずかに熱が和らいでいく。

    「……冷やしたのか?」

    「森の力を、少しだけ分けたの。」

  • 77バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:02:04

    シマキは短く息をつき、苦笑した。

    「妙な嬢ちゃんだな。普通なら俺を焼け焦げた豚肉扱いだろ。」

    リリィは首を振る。

    「あなたは、生きようとしてた。それなら、同じ。」

    その言葉に、シマキの目が細くなる。

    彼の中で何かが、少しだけ軋んだような音を立てた。

    「……嬢ちゃん、名は?」

    「リリィ。」

    「そうか。……俺はシマキ。海軍の“少将”って肩書きがあった。

     ま、今じゃ意味のねぇもんだが。」

  • 78バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:03:26

    リリィは一瞬、何かを考えるように目を伏せ、

    やがて顔を上げた。

    「ねぇ、シマキ。あなたも感じた?

     この世界を作った、誰かの“気配”。」

    「……あァ。」

    短い返事。

    シマキの額から、わずかに蒸気が漏れた。

    「この世界の空気は、歪んでやがる。

     熱も、風も、重力も……全部“作られてる”。

     あの野郎――依頼主ってやつか。」

  • 79二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 13:04:13

    シマ様×リリィまぢ尊ィ…😭😭

  • 80バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:04:35

    リリィの瞳が深く光る。

    「私は、その人を見つけたい。

     私の“黒衣の騎士”を返してもらう。」

    「奪われたのか。」

    「うん。」

    シマキは静かに立ち上がる。

    まだ煙を上げる足元の土を踏みしめ、

    炎のような息を吐いた。

    「……いいだろう。

     俺も探してる。俺から“自由”を奪ったヤツをな。

     嬢ちゃんと違って、こっちは真っ向から殴り込みだがな。」

  • 81二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 13:06:56

    このレスは削除されています

  • 82バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:08:34

    リリィはわずかに笑みをこぼす。

    「殴る人と、癒す人。きっと、いい組み合わせ。」

    「ハッ、森の嬢ちゃんが皮肉覚えるとはな。

     よし――共闘成立だ。」

    シマキは拳を差し出す。

    その拳はまだ熱を帯びていたが、

    リリィはためらわず小さな手を重ねた。

    「じゃあ嬢ちゃん、行くぞ。黒幕ってヤツを見つけ出して、

     俺の拳で燃やしてやる。」

    「私は、私の森で包み込む。」

    二人は並んで歩き出す。

    片や、熱を纏う男。

    片や、大地と語る少女。

    ――熱と森の同盟。

    夜を越えた彼らの背に、朝日がゆっくりと差し込んでいった。

  • 83バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:12:00

    夜が明け切る前の薄闇。

    霧が立ちこめる湖畔――月の残光を鏡のように映す水面が揺れている。

    そこに立っていたのは二つの影。

    一人は、黄金の刃の輝きを身に纏う剣。

    星々の意志を宿した、宝剣ギャラクシア。

    もう一人は、学園の制服のまま、泡を弄ぶように指を動かす丹花イブキ。

    彼女の瞳はどこか焦点が合っておらず、

    それでいて狂気的な微笑を浮かべていた。

    「……ギャラクシアさん、ですね? あ、いや……先生は“ギャラクシアくん”って呼ぶべきかな?

  • 84バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:14:00

    そうそう、出席取らなきゃ……今日は、特別授業の日だからね。」

    ギャラクシアの黄金の刀身がわずかに震える。

    声はない。だが、その沈黙には明確な意思があった。

    ――警戒。観察。決して油断するな。

    イブキは空気に泡を漂わせる。

    白く、透明な膜が幾重にも重なり、

    やがて空間そのものが歪んでいくように見えた。

  • 85バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:15:13

    「アワアワの実、っていうのかな? この力。

     汚れを落とすのも、洗い流すのも得意なんだ。

     でも……先生は“生徒の汚れ”を、消してあげたいんだよ。」

    泡が、音もなくギャラクシアの周囲を包み込む。

    その瞬間、黄金の光が弾けた。

    ギャラクシアは一瞬で距離を取る――

    地面を滑るように、軽やかに宙へと舞い上がった。

  • 86バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:16:32

    だが、彼女の足元を追うように泡が群れを成す。

    まるで知性を持った生物のように、包囲を狭めてくる。

    ギャラクシアは黙して応じる。

    刀身の輝きが高まり――

    キロキロの実の力が発動した。

  • 87バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:17:32

    刹那、

    ギャラクシアの体重が爆発的に増大し、

    空気を切り裂くような落下の衝撃が湖畔を震わせた。

    泡の結界が砕け散る。

    破裂音とともに湖水が跳ね、朝の光が霧を裂いた。

    だがイブキは微笑んでいた。

    「いいねぇ……君、強い。じゃあ――次は、“深層洗浄”だよ。」

  • 88バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:18:53

    泡が再び渦を巻き、

    巨大な球体が彼女の背後に生まれた。

    その内部には、空気も音も存在しない虚無が渦巻いている。


    ギャラクシアは瞬時に判断。

    自身の重量を“羽根のように軽く”変え、

    高く跳躍――光の尾を引きながら泡の中心へ突進した。

    黄金と白がぶつかる。

    湖面が弾け、空間が歪む。

    「きゃはっ……っ、あはははっ!! いいねぇ、ギャラクシアくん!

     先生、もう少しで――君の“汚れ”を全部落とせそうだよォ!!!」

  • 89バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:20:24

    ギャラクシアの刃が唸る。

    もはや意思など言葉ではなく、ただ純粋な輝き。

    イブキの泡の渦を突き破り、

    一閃。

    風が止まり、音が消えた。

    次の瞬間、イブキの手首から泡がふっと零れ、

    空に溶けて消える。

    少女の頬に血の筋が一筋走り、

    その顔に――一瞬だけ、正気が戻った。

    「……あ、あれ……? 私……」

  • 90バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:21:24

    イブキの胸元に、静かに黄金の刃が突き刺さる。

    「……ありがとう、ギャラクシアくん……」

    淡い微笑を浮かべ、

    丹花イブキは泡の中に溶けるように消えていった。

    雲の隙間から光が差し込む。

    その光を背に、剣は再び歩き出した。

    ――この戦いが、まだ終わらないことを知っているかのように。

  • 91二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 13:21:52

    …(哀)

  • 92バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:24:56

    波の音が、心臓の鼓動のようにゆるやかに打ち寄せていた。

    砂浜には、焦げ跡とひび割れた貝殻の群れ。

    夜明けの光が白く差し込み、そこに立つ影をひとつ――いや、二つ、浮かび上がらせる。

    ひとりは、黒のジャケットを羽織り、

    血のような赤いギターケースを背負った男。

    米津玄師。

  • 93バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:26:37

    そしてもう一人は才羽モモイ。

    モモイが能天気に手を振った。

    「やっほー、見つけた! あんたも悪魔の実食べたんでしょ? だったら商売の話しようよ!」

    米津は低く笑っただけで、ギターのケースを静かに地面に置く。

    ケースの中で弦がほんの少しだけ震えたように見えた。彼の目は深く、どこか遠い音を聴くように閉ざされている。

  • 94バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:27:58

    「君は、創る人だな」──米津はそう言って、ケースの留め金を外す。

    弦に触れると、音がゆっくりと海面にひろがった。風が変わった。音は空気を震わせ、砂粒が振動する。

    モモイは胸を張る。

    「見ててよ! β-ロボ、起動! この子は試作段階の“実体化ガジェット”!、創作物を一瞬で形にするの。ガチャ回せば即完売だよ!」

  • 95バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:29:18

    ピクセルのような光とノイズが集まり、砂の上に粗い外殻を持つ人型が組み上がる。機械の関節がギシリと鳴る。未完成だが――確かに“形”だ。モモイは得意げに手を叩く。

    だが米津の指先が弦を弾いた瞬間、旋律は沈んだ遠い歌になった。ヨミヨミの実が紡ぐは、死人たちの残響。音色は冷たく、しかし心を揺さぶる。

  • 96バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:30:18

    音の渦がロボットに届くと、外殻の表面に薄い蒼白の霧が纏う。霧はやがて「声」へと変わり、古い歌、忘れられた合唱の残り香を吐き出した。ロボットの内部で、組み上がるはずの“プログラム”が、まるで昔の記憶を引き剥がされるかのように揺らぎ始める。

    「な、何これ!? バグ!? やめてよ、そんな歌やめて!」 モモイが画面を叩く。プログラムの数字が白く点滅し、生成中の装甲が気泡のように裂けていった。

  • 97バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:31:21

    米津は歌をやめず、淡々と続ける。音の中には“死者の呼び声”のような低い和声が含まれ、形あるものの“定義”を揺らす。ヨミヨミの実は死を超えた“繰り返し”を扱う――ここではその反復が、未完成の“創造物”に干渉する。

    やがて、生成中のロボットは急速に情報を失い、光の粒子となって散った。砂上に残ったのは、メタルとホコリの小さなかけらだけ。モモイは呆然と手を下ろし、歯を食いしばる。

    「え……なにそれ!? 私のロボが消えた! 返してよ! 売上がー!」

    「創ることは危うい。壊すことも、また“表現”の一つだ。」 米津の声は穏やかで、どこか孤独に震えていた

  • 98バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:32:39

    モモイが怒鳴る代わりに、ふと笑う。

    「ふーん、面白い手だね。人の歌で、形を壊すなんて。……でもさ、あんた、それ本気でやったら怖くない?」

    米津はギターを抱え、わずかに目を細める。

    「本気? それは……まだこれからだろう」

    彼の言葉には悲しみが宿る。ヨミヨミの実の力は“死”と“再生”の狭間を往来する。今はまだ試運転のようなものだが、奥にある“魂の歌”は強大だ。それを彼がどう使うか、誰にもわからない。

  • 99バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:34:05

    モモイは地面のかけらを拾い上げ、くしゃりと握り潰した。

    「まあいいや、今日はただの宣伝だったってことで! 次はもっと売れるもの作るから! またねー!」 そう言って彼女は小走りに去る。後ろ姿は軽やかで、どこかずる賢さが匂う。

    米津は静かに波打ち際に座り直す。潮の匂いと歌声が混ざり、彼の胸には薄く穏やかな気配が広がっていく。

    「また、歌うだろうな」──彼は自分にだけ聞こえるように呟いた。

  • 100バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:35:06

    生存者
    四国めたん(モクモクの実)
    早瀬ユウカ(ホルホルの実)
    才羽モモイ(ベリベリの実)
    メタモン(ドアドアの実)
    佐川司(スナスナの実)
    ゴア隊長(ピカピカの実)
    内海(スベスベの実)
    ギャラクシア(キロキロの実)
    黒岩満(ヤミヤミの実)
    米津玄師(ヨミヨミの実)
    宮沢熹一(ニキュニキュの実)
    ウーラオス(リュウリュウの実)
    エデン・ワイス(ヒエヒエの実)
    海軍少将“縞豚”(ネツネツの実)
    リリィ(モリモリの実)
    パールさん(ボムボムの実)
    ウソップ(ブキブキの実)
    死亡者(累計)
    “骨切り”ユースケ(ウシウシの実) — 死亡(めたん戦)
    丹花イブキ(アワアワの実) — 死亡(ギャラクシア戦)
    龍星(ドクドクの実) — 死亡(宮沢熹一戦)

  • 101二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 13:36:11

    ドクドクなのにはよう死んじゃったのう
    やはり自分の力を過信した能力者の寿命はロギアとわず短いか

  • 102バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:39:38

    夜が明ける寸前、地平線は紫に染まり始めていた。

    岩の影の間を、裸足の男が滑るように歩いていく。

    その肌は異様なほど滑らかで、朝露ひとつ留まらない。

    内海――“スベスベの実”の能力者。

    彼はその滑る体表で、猛獣に襲われても無傷だった。

    だがその無敵感が、油断を生んでいた。

    「へっ、こりゃ最高だ……! なんでも滑って当たらねぇ。

    もうオレは“最強”だぜ。悪魔の実ってやつも、案外チョロいもんだな……!」

  • 103二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 13:40:43

    >>102

    既に地の文=サンが殺る気満々なのは大丈夫か?

  • 104バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:41:04

    乾いた笑いが岩の間に響く。

    その音を――地中の砂が、静かに飲み込んだ。

    砂の下、蠢く影がある。

    砂粒が流れ、そこから人の形をした“砂”がゆっくりと立ち上がる。

    佐川司。

    “スナスナの実”の能力者にして、極道。

    その手には、血よりも乾いた“殺意”が宿っていた。

    「……浮かれたもんだな、テメェ。」

    声は低く、擦れるように響いた。

  • 105バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:42:44

    内海が振り返る間もなく、足元が沈む。

    ザッ、と音がして足首まで砂が喰いつく。

    次の瞬間、全身が砂に引きずり込まれる。

    「なっ!? なんだこれ、滑らねぇっ――!」

    必死に抜け出そうとするが、どんなにスベスベでも、

    全方向から締め付ける砂には逃げ道がない。

    指先が砂を掴むたび、皮膚の水分が吸われていく。

    やがて、頬が張りつめ、唇が裂けた。

  • 106バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:44:14

    佐川がゆっくりと歩み寄る。

    「スベスベ? くだらねぇ。砂はな、滑りも吸い込む。

    テメェの“無敵の皮”も、乾けばただの紙だ。」

    内海の体がぎしりと音を立てる。

    砂が毛細管のように血を吸い上げ、肉を干上がらせる。

    瞳が乾き、舌が動かなくなる。

    佐川はその光景を黙って見ていた。

    風が吹くたびに、内海の体から砂塵が剥がれ落ちていく。

    「う、うわ……助け……」

  • 107二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 13:44:34

    しかしキツい減量だったな内海
    はい 5キロしか残らなかった

  • 108バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:45:41

    その声は、喉が張りついて途切れた。

    次に吹いた風で、内海の頬がひび割れ、

    最後に残った息が、砂の中で消えた。

    残ったのは、立ったままの“人型の灰色の彫像”。

    指先まで乾ききった、ミイラ。

    佐川は砂煙の中で無言のまま立ち、ゆっくりと煙草を取り出した。

  • 109バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:46:57

    火をつける代わりに、掌の砂を擦って火花を出す。

    小さな炎が灯り、灰色の空に白い煙が立ちのぼった。

    「……乾いた奴ほど、燃えやすいんだ。」

    砂の中へ、内海の遺体は崩れ落ちていく。

    風が吹き抜け、佐川の姿も再び砂へと溶けた。

    その夜明け、荒野には誰もいなかった。

  • 110二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 13:49:54

    誰も>>104の画像が内海じゃないことを指摘しないの笑ってしまう

  • 111バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:51:14

    濃霧の中を、ぐずぐずとした音が響いていた。

    粘液をまとい、這うように進む小さな影。

    メタモン。

    どこまでも続くこの森で、ただ生き延びることを目的にしていた。

    「……メタァ……メタモ……」

    変身能力を失った今、戦う術はほとんどない。

    食料もなければ、仲間もいない。

    代わりに“ドアドアの実”で得た空間移動能力を試すが、

    小さな手で作り出す扉は、安定せずにすぐ霧散する。

  • 112バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:52:51

    「メ、メタァ……」

    弱々しい声。

    しかし、その背後で“ザリッ”と砂を踏む音がした。

    「……ああ、気の毒に。」

    落ち着いた声が霧の奥から響いた。

    その声には静かな憐憫と、同時に冷酷な好奇心が滲んでいた。

    黒いコートの男がゆっくりと姿を現す。

    黒岩満。

    “ヤミヤミの実”を手にした、最も危険な存在のひとりだった。

  • 113バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:54:48

    「この世界、あらゆるものが能力を得て、強者気取りだ……

    だがな、闇は全部飲み込むんだよ。」

    黒岩が片手を伸ばす。

    その掌から、黒い靄が生まれ、地面を這い始めた。

    森の根を伝って広がるそれは、

    “光を吸う闇”――重力のような悪意。

    メタモンは怯えて後退し、慌てて扉を開こうとする。

    「メタァァァ!」

    青白い四角のゲートが一瞬現れるが、

    次の瞬間――その扉すらも“闇”に飲まれ、崩れ落ちた。

  • 114バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:56:08

    「“逃げる”も、“防ぐ”も、自由だが……俺の闇は、それを許さない。」

    黒岩の足元に、漆黒の渦が生まれる。

    闇は地を這い、空を侵食する。

    その中心に立つ彼は、まるでこの世界の理を塗り潰すようだった。

    メタモンは必死に飛び退く。

    しかし、逃げるほどに足元の影が濃くなり、

    まるで“自分の影に喰われる”ように体が沈んでいく。

    「メ……メタァ……! メタモン!」

    その叫びは、どこかで人間の声に似ていた。

    それが最後の抵抗。

  • 115バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:57:21

    黒岩は片手を握り締める。

    ズゥゥゥン――と大地が鳴った。

    黒い球が発生し、空気そのものを引き裂くように歪ませた。

    メタモンの体が潰れ、伸び、引き裂かれ――

    そのピンク色の粘液が霧散しながら闇の渦に吸い込まれていく。

    ほんの数秒後、森の霧は完全に飲まれた。

    闇が消えると、そこには何も残っていない。

    木々の一本すら。

  • 116バトロワ運営トダー25/10/10(金) 13:58:42

    黒岩は一瞬だけため息をつき、

    コートの裾を直しながら呟いた。

    「……軽い命だったな。

    けどまあ、“闇”は満たされた。」

    その目には、一片の哀しみもない。

    ただ、深い夜のような静寂だけがあった。


    一旦ここまでにするのん

  • 117二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 14:00:26

    オツカレーッ ヤミヤミ落とせそうな奴、どこへ!

  • 118二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 14:02:01

    >>117

    エデンとゴア隊長…

  • 119二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 14:09:37

    本編でな…ドクドクの実がヤミヤミを殺しかけたんだよ
    このロワだともういないんだよ…

  • 120二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 18:36:01

    このレスは削除されています

  • 121二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 22:06:32

    このレスは削除されています

  • 122二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 00:37:38

    これが幽玄の保守

  • 123二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 08:45:14

    ほしゅほしゅの実を食べた…
    保守ルと申します

  • 124二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:51:58

    このレスは削除されています

  • 125二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 22:05:21

    宮沢、お前に保守を教えてやるよ

  • 126二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 22:58:41

    ほしゅーっ
    生きる

  • 127二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 00:43:27

    保守
    1待ってるよ⋯

  • 128二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 03:08:04

    私はアランと申します このスレの保守を仰せつかっています

  • 129二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 09:50:58



  • 130二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 15:18:28

    私はアランと申します このスレの保守を仰せつかっています

  • 131二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 21:30:48

    このレスは削除されています

  • 132二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 01:09:53

    えっまさか打ち切り…?

  • 133二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 03:12:52

    このレスは削除されています

  • 134二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 07:53:35

    リアルが暇になるまで待ってるよ…

  • 135バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:30:20

    焦土に沈む黄昏。

    瓦礫の影に沈む空気はどこまでも重く、

    空気の中に漂うのは“硫黄の匂い”と、“燃え残った命の熱”だった。


    風が吹く。

    粉塵が舞い、霧が動く。


    その中心で、黒い影が二つの眼光を光らせていた。

    ――ウーラオス。

    「……やはり、まだ強者が残っていたか。」

  • 136バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:31:21

    霧の中から答える声がある。

    少女のような、機械のような声。

    「強者って言われるの、そんなに嬉しいもんじゃないんだよ。」

    白い煙がゆらりと広がる。

    それはロギア、“モクモクの実”の力。

    煙そのものとなった四国めたんが、淡く光る眼を向ける。

  • 137バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:32:24

    その二人の間に、静かに立つもう一つの影――

    宮沢熹一。

    その掌には“肉球”の刻印が浮かび、

    風が寄せた瓦礫を一瞬で弾き飛ばしていた。

    「……あのドクドクの野郎を弾き飛ばした時から、

     まだ力の具合を確かめちゃいなかったが――」

    熹一が手を開く。空気がひずむ。

    「こいつは、えらく便利な力やな。」

  • 138バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:33:28

    最初に動いたのはウーラオス。

    地面を爆ぜさせ、爆音を残して突進。

    その拳が地表を割り、衝撃波が荒野を吹き飛ばす。

    めたんが瞬時に煙へと変わり、攻撃をすり抜ける。

    「そんなに重たい拳、当たらないよ!」

    だがウーラオスは止まらない。

    「狩りってのは、逃げる獲物を追うもんだろッ!」

  • 139バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:35:03

    尾が地面を薙ぎ、煙の中を叩き潰す。

    爆音。

    土煙が晴れると、煙がひとつに集まり、

    再びめたんの姿を形作った。

    「しつこいねぇ……じゃあ、こっちも全力で行く。」

    彼女の身体から、濃い煙が放出される。

    それはただの煙ではない――視界を奪い、呼吸を詰まらせる霧。

    「“モクモク・ホライズン”!」

    一瞬で戦場が白に染まった。

    だが、その中を真っすぐ突き抜けてきた影があった。

    熹一だ。

    「ほぅ……視界を奪うのはええが、ワシには関係ない!」

  • 140バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:37:17

    掌を構え、空気を押し出す。

    弾かれた煙が左右に割れ、通路のように開いた。

    その奥――ウーラオスが拳を振りかぶっていた。

    「宮沢熹一……そこにいたかッ!!」

    拳と拳がぶつかる。

    轟音。

    圧力。

    二人の間の空間が弾け飛び、地面が沈み込む。

    熹一が両掌でその衝撃を弾き返す。

    「“弾き返し(リジェクト)”ッ!!」

  • 141バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:40:43

    ウーラオスの巨体が吹き飛び、岩壁を突き破った。

    それでも立ち上がる。

    その瞬間、煙の中から何かが閃いた。

    めたんの掌から、濃密な煙弾が発射される。

    「動き止めっ!」

    炸裂。

    白煙の中で、ウーラオスの視界が再び奪われる。

    その背後から、熹一が接近。

    「もろたぁ!」

  • 142バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:43:07

    両手を合わせ、空気を挟み込むように構える。

    “ニキュニキュの実”――反射の力。

    振り下ろす瞬間、ウーラオスが本能で尾を振り回す。

    尾と掌がぶつかる。

    爆発的な衝撃。

    両者が吹き飛ぶ。

    その間を、めたんが駆け抜けた。

    煙が足元を滑らせ、空中へ。

    「これで決める!」

    白煙が槍状に凝縮し、ウーラオスへ突き刺さる――が。

  • 143バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:44:38

    獣の雄叫びが風を裂いた。

    「“じごくづき!!!”」

    尾が空を切り裂き、白煙ごとめたんを叩き潰す。

    煙が一瞬にして霧散。

    地面に、めたんの姿が戻る。

    その胸には、大きな傷が走っていた。

    「……私の……煙が……」

    ウーラオスが振り向く。

    「次はお前だ、宮沢熹一……!」

  • 144二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 13:46:57

    ロギアでも負けたし…勃起不全
    やはりモクモクしちょるだけの雑魚では勝てぬか

  • 145二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 13:48:18

    このレスは削除されています

  • 146バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:49:58

    熹一は無言で立ち上がる。

    その足元の地面を強く踏みしめた。

    「――ワシの反射は、もはや“拳”だけじゃない。」

    両掌を地面に向けて打ちつけた瞬間、

    ウーラオスの足元の衝撃波が逆流する。

    地面ごと、巨体が持ち上がる。

    「なッ……!」

    「“空間弾き”や。」

    掌をひねる。

    弾ける。

    ウーラオスの身体が、地平線の向こうまで吹き飛ばされた。

    地面が割れ、爆風がすべてを飲み込む。

  • 147二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 13:51:23

    原作同様ニキュニキュの何でもありと本人の戦闘能力が合わさっててリラックスできますね

  • 148バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:52:25

    風が止んだ。

    ウーラオスの身体が、力なく崩れ落ちる。

    その背の竜鱗がひび割れ、黒い血が流れる。

    「……やるな……人間……お前のような強者に敗れるのは……悪くない……」

    呟きを残して、動かなくなった。

    熹一は肩で息をしながら、空を見上げた。

    「……終わったか。」

    地に横たわるめたんの身体が、煙に溶けていく。

    まるで風のように、彼女は消えていった。

    「……すごいね……あんた……。」

    最後の言葉が、風に混じって消える。

    熹一は拳を握り、

    静かに立ち上がった。

    「……ワシの、勝ちや。」

  • 149二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 13:53:27

    キー坊がちゃんと主人公やってるのはルル禁スよね

  • 150バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:53:34

    【生存者】
    1. 早瀬ユウカ ホルホルの実
    2. 才羽モモイ ベリベリの実
    3. 佐川司 スナスナの実
    4. ゴア隊長 ピカピカの実
    5. ギャラクシア キロキロの実
    6. 黒岩満 ヤミヤミの実
    7. 米津玄師 ヨミヨミの実
    8. 宮沢熹一 ニキュニキュの実
    9. エデン・ワイス ヒエヒエの実
    10. 海軍少将“縞豚” ネツネツの実
    11. リリィ モリモリの実
    12. パールさん ボムボムの実
    13. ウソップ ブキブキの実
    【死亡者】
    1. 四国めたん モクモクの実
    2. 丹花イブキ アワアワの実
    3. “骨切り”ユースケ ウシウシの実 モデル:バイソン
    4. メタモン ドアドアの実
    5. 内海 スベスベの実
    6. 龍星 ドクドクの実
    7. ウーラオス リュウリュウの実 モデル:アロサウルス

  • 151バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:55:48

    ——夜がすっかり明け、森の濃い霧が薄れていく。

    湿った風が吹き抜け、木々の隙間から射す陽光が、血のように赤く地面を染めていた。

    リリィは草の根を這わせ、昨夜仕掛けた植物の監視網からの反応を確かめていた。

    指先を大地に触れさせるたびに、彼女の頭の中に映像が流れ込む。

    「……北の丘で、戦闘の跡。少なくとも二人、もう“消えた”みたいね」

    「ふん……始まっちまったか」

    シマキは葉巻を咥えたまま立ち上がり、熱を帯びた掌を額の上にかざす。

    朝日を遮るその仕草のまま、吐き捨てるように言った。

    「依頼人探しなんて悠長なこと言ってられねぇ。生き残りの連中も、じきに動く。オレたちも手を打たねぇと」

  • 152バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:57:37

    「……分かってる。だけど闇雲に動けば、森に潜む罠に引っかかるだけ。

    シマキ、昨日より敵の“気配”が濃くなってる。誰か、私たちの居場所を探ってる」

    「ほう? 探り合いか……上等じゃねぇか」

    熱を纏う腕から、湯気のような蒸気が立ちのぼる。

    「そいつを炙り出してやるさ。オレの“熱”にな」

  • 153バトロワ運営トダー25/10/13(月) 13:58:37

    「ちょっと待って」

    リリィが低く言い、手を掲げる。

    地面の下で根がうねり、次の瞬間、草の影から小動物の死骸が飛び出した。

    その死骸は、まるで何かに吸い尽くされたように乾き切っていた。

  • 154バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:01:18

    「……スナスナの力。おそらく、佐川司。彼が近くにいる」

    「佐川か。あの砂のロギア……厄介だな」

    リリィは静かに頷く。

    「彼は人間じゃない。乾き切った“死”を撒き散らしてる。だけど、放っておけない」

  • 155バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:04:18

    シマキは一瞬だけ彼女を見つめ、そしてふっと笑った。

    「お前、甘ぇな。だが……嫌いじゃねぇ」

    葉巻の煙が陽光を裂くように漂う。

    「いいぜ、嬢ちゃん。オレの“熱”とお前の“森”で、その砂野郎を狩る。ここから先は狩人の時間だ」



    ちょっと席外すのん

  • 156バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:37:21

    リリィも無言で頷いた。

    足元から芽吹いた蔦が、まるで意志を持つように絡み合い、槍の形を取る。

    「なら決まりね。シマキ、あなたが囮になって。私は森の影から仕留める」

    「囮って言葉は嫌いだが……まぁ、悪くねぇ役回りだ」

  • 157バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:38:22

    二人の呼吸が静かに合う。
    燃える熱と、命を育む緑。
    相反する力が、今ひとつの戦術として重なり合った。

    森の奥で、砂を踏む微かな音がする。
    佐川司が、ゆっくりとこちらに近づいていた。

    ——そして。
    リリィの植物たちが風にざわめき、シマキの体温が上昇する。

  • 158バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:39:25

    森の奥——乾いた風が、まるで砂嵐の前触れのように吹き抜けた。

    空気がひび割れ、木々の葉が焼けるように崩れ落ちていく。

    佐川司はそこにいた。

    スーツの袖をまくり、指先から細かい砂が零れ落ちている。

    その眼光は、まるで砂漠に沈む夕陽のように冷たく、乾いていた。

  • 159バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:41:01

    「へぇ……?2人で組んでるのかよ」

    声が低く、湿気を拒むように響く。

    「“火”と“森”の二人組。悪ぃが、ここらはオレの“寝床”だ」

    シマキが唇の端を歪め、葉巻を噛み砕いた。

    「そりゃ都合がいい。オレたちもお前を狩りに来たとこだ」

    右腕から、ジュウゥゥ……ッ! と音を立てて炎が噴き出す。

    ネツネツの実——その熱は空気そのものを揺らし、地面の水分を瞬時に蒸発させた。

  • 160バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:43:04

    リリィも同時に動く。

    両手を合わせ、囁くように呟いた。

    「森よ、私の敵を拒め——」

    地面が脈打ち、根が走り、無数の蔦が生き物のように起き上がった。

    木々の間からのびる緑の刃が、佐川へと殺到する。

    だが、その瞬間。

    「……無駄なんだよ、お前ら」

    佐川が掌を掲げた。

    世界が粉塵に変わった。

    森の緑が、花弁が、リリィの伸ばした蔦までもが——

    触れた瞬間に砂と化して崩れ落ちた。

  • 161バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:44:47

    「っ……! 水分が……!」

    リリィの額に汗が浮かぶ。

    彼女の森は、生気を糧にする。

    だが、佐川の砂はその“生命”そのものを奪っていく。

    「てめぇ、気取ってんじゃねえぞッ!」

    シマキが咆哮し、燃える拳を叩きつけた。

  • 162バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:46:35

    熱気が空気を爆ぜさせ、砂を焼き払う。

    「燃えろやぁッ!!」

    佐川が砂の壁を生み出すが、その壁は即座に熔け、ガラスのように砕け散った。

    火と砂が拮抗し、視界が熱で歪む。

  • 163二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 14:47:24

    スナスナとモリモリは相性最悪を超えた最悪

  • 164バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:48:07

    「チッ……厄介な熱だな。」

    佐川は砂嵐を巻き起こし、シマキの全身を削り取るように包み込んだ。

    皮膚が裂け、血が蒸発していく。

    だが——その砂嵐の中に、一条の緑光が走った。

    「——シマキ、今っ!」

    リリィの声と共に、地下から巨大な根が突き上がる。

    それは地中の深く、砂に届かぬ“湿った層”から導いた一撃。

    乾きを避けるように、生命力を凝縮して叩きつけた。

  • 165バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:49:39

    根が佐川の足を絡め取り、次の瞬間、シマキの拳がその胸を貫いた。

    「オレの熱で、テメェの砂、ガラスにしてやるッ!」

    ドゴォォォン!!

    灼熱が弾け、佐川の身体が閃光の中に沈んだ。

  • 166バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:51:35

    ——だが。

    砂の嵐は消えなかった。

    「……はぁ……なるほど、火と森の共闘、ね」

    ボロボロのスーツ姿のまま、佐川はまだ立っていた。

    「だが……オレは死なねぇ。砂は、形を変えるだけだ」

    彼の背後に、再び砂が渦巻き始める。

  • 167バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:54:03

    「っ、……!」

    リリィが構えを取り直した瞬間、シマキが肩で息をしながら呟く。

    「嬢ちゃん……行け」

    「何言ってるの、二人で——」

    「違ぇよ。オレの熱じゃ、こいつの砂は止まらねぇ。だが、オレがこいつの“砂嵐”を引き受けりゃ、森の外に出られる」

    リリィの瞳が揺れる。

    「それって……!嫌だ……!」

    「行けッ!! 依頼人を見つけろ……! オレの分も焼き尽くしてこい……!!」

    リリィが唇を噛み、目を逸らした。

    そして、一歩、後ずさる。

    「……絶対に、無駄にはしない」

  • 168バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:56:09

    その瞬間、森の根が彼女の足を包み、地中へと引きずり込んだ。

    リリィは消える。

    残されたのは——灼熱の男と、砂の怪物。

    「佐川!!。乾かしてみろや、オレの“熱”をよぉッ!!」

    「望み通りにしてやるよ」

    二つの力が再び衝突し、森の一角が光と砂塵に包まれた。

    ——数分後。

    そこにはもう、誰の姿もなかった。

    ただ、一つの乾ききった死体が残されていた

  • 169二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 14:57:11

    生意気だな…シマキンの分際で海軍の正義を真っ当しようなんて…
    見事やな(ニコッ)

  • 170二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 14:58:02

    前回落とした株を回復するのには好感が持てる

  • 171バトロワ運営トダー25/10/13(月) 14:59:02

    夜の帳が落ちる中、朽ちた港町のような場所。
    月明かりが波間に揺れ、腐食した木造の桟橋がギシギシと音を立てていた。
    そこに集っていたのは、三人の異色の同盟者——

  • 172二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 14:59:42

    完全に佐川はんが死ぬ流れだと思ってたら思った以上に強キャラ化しててビビっている…それが僕です

  • 173バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:00:44

    ウソップは周囲を警戒しながら、錆びた船の甲板に腰を下ろす。

    「……マジで、ここで野宿すんのか? 夜になったら“あいつら”が襲ってくるかもしれねぇぞ」

    声には震えが混じっていた。

    だが、腰のあたりでカチャリと武器化した指が音を立てる。ブキブキの実の能力——自分の体の一部が、鋼鉄の武器に変化する。

    それでも、恐怖は隠しきれない。

  • 174バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:02:36

    「安心しろウソップ。オレがいる、オレのボムボムパールディフェンスは、鉄壁だ」

    パールさんは満月を背に立ち、胸を叩いてドヤ顔を見せる。

    体中の鉄板をカンカンと鳴らしながら、火打石を擦って火花を散らした。

    その火花が衣服に燃え移っても、彼はまるで気にしない。

    「俺が爆ぜれば敵もろとも木っ端微塵。これ以上安全な夜営はねぇ!」

  • 175二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 15:02:49

    ”正義”の二字を最後まで燃やし尽くしたシマキ…見事やな…

  • 176バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:03:45

    「……燃えてるの、あなた自身ですけど」

    ユウカが呆れ気味に言う。

    彼女はホルホルの実の能力で、自分の体のホルモンを調整しており、疲労も眠気も感じていない。

    だが、その無表情の奥には、冷たい焦燥が潜んでいた。

    「……この三人で、最後まで残れる確率、低すぎません?」

    ユウカはタブレット端末を開き(電源など入っていないのに)、何かを計算するふりをして眉をひそめる。

  • 177二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 15:05:29

    >>176

    (ユウカのコメント)この三人で最後まで生き残れる確率低すぎません?

    ウム…

  • 178二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 15:06:49

    うむ…タタイイチでもロギア勢に勝てる未来が見えないんだなあ

  • 179バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:07:16

    「縁起でもねぇこと言うなよ!」ウソップが即座にツッコむ。

    「お、俺はまだ本気出してねぇし! この“伝説の狙撃手”が本気になったら、依頼人だって一発だぞ!」

    拳を突き上げてはみせるが、声の裏には微妙に情けない響きが残る。

    「フン……依頼人だのなんだの関係ねぇ。爆発は正義だ。俺がドカンと一発やれば全部終わる!」

    パールが鼻息を荒くして言い放ち、甲板に立って炎を灯す。

    その光が、夜の海をぼんやりと照らした。

  • 180二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 15:21:25

    このレスは削除されています

  • 181バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:22:59

    「やめてくださいってば。そんなに火を焚いたら目立ちます。敵が寄ってきますよ」

    ユウカは冷静に指摘するが、パールは聞いていない。

    「敵が来るなら上等だ! 戦いとは見せるもんだ、派手にいくぜぇ!」

    ウソップは両手で頭を抱える。

    「勘弁してくれよ……このチーム、絶対長生きできねぇ……!」

  • 182二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 15:25:40

    おそらくパールさんをクビにして他のやつを同盟に入れた方がマシだと思われるが…

  • 183バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:26:46

    その後……三人はそれぞれ、焚き火を見つめた。

    炎が静かに揺れ、火の粉が闇に吸い込まれていく。


    少しの沈黙。

    それを破ったのは、遠くで鳴る爆音だった。

    「……おい、今の音……近くねぇか?」

    「いや、これは……さっきよりずっと……」ユウカが顔をしかめる。

    パールはニヤリと笑い、肩の盾を構えた。

    「ようやく退屈が終わるな」

  • 184二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 15:27:51

    >>183

    闇に吸い込まれるって… ま…まさか

  • 185バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:28:10

    次の瞬間、海岸の先——

    白い煙の中から、巨大な影が現れた。

    砂を巻き上げながら進むのは、黒岩満。

    ヤミヤミの実の闇が地面を飲み込み、光を喰う。

    「………黒岩……!」

    ウソップの手が震えた。

    パールが立ちはだかる。

    「おい、ウソップ、ユウカ! ここから先は“壁”の仕事だ。下がってろ!」

  • 186バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:30:12

    闇が迫る。

    地面ごと沈み込む重力の渦の中、

    ユウカがホルモンを腕に刺し、叫んだ。

    「パールさん! 防御力を最大まで上げます!」

    「上等!!」

    炎のように輝く爆発が海岸を照らす。

    パールの全身が白熱し、まるで光る砲弾のように闇へ突っ込んだ。

    ——激突の光。

    ——爆炎と闇の渦。

    その中でウソップは息を呑み、震える声で呟いた。

    「頼む……みんな、生き残ってくれ……!」

    そして夜が、またひとつ、深く沈んでいった。

  • 187二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 15:30:37

    黒岩はロギア勢のいる所にいけっ
    お前はヤミヤミでしか勝てない相手と戦うべき人間なんだ!

  • 188バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:31:59

    「……このゲーム。くだらねぇ茶番だな。」

    低く呟く声。

    その瞬間、闇が揺れた。

    彼の足元から、黒い液体のような闇が滲み出る。

    ヤミヤミの実――“全てを呑み込む闇”。

    その重力のような力が、錆びた鉄屑を引き寄せ、軋む音を立てる。

    「だが――」

    銃を構える。

    「茶番でも、殺る時は本気でやる。」

  • 189バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:34:01

    その時だった。

    背後のコンテナが爆ぜた。

    轟音と共に火花が散り、鉄片が飛び交う。

    黒岩は片眉を上げた。

    「……やれやれ、派手な登場だな。消防士の真似事か?」

    パールの爆風を纏った拳が振り下ろされる。

    黒岩は回避も防御もせず、

    手のひらから黒い闇を噴出させて受け止めた。

    爆音。

    爆破と闇がぶつかり合い、光が一瞬だけ夜を裂く。

  • 190バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:36:26

    パールが数メートル吹き飛ぶ。

    黒岩は軽く煙を払うように手を振り、

    「俺の闇の前では、お前らのチームワークなんて無意味なんだよ。」

    と静かに呟いた。

    その声には、底なしの虚無があった。

    ――高所から照準が閃く。

    「ユウカ、今だ!」

    パールの後方で、

    早瀬ユウカが銃型の注射器を構えていた。

    細い指先がトリガーを引く。

    針弾が音もなく飛び、黒岩の腕を掠める。

    「……チッ、ガキか。」

    黒岩が舌打ち。

  • 191バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:39:07

    薬液が飛び散り、煙が上がる。

    だが黒岩は怯まず、ゆっくりとその場で振り向く。

    真っ黒な目が、冷たくユウカを射抜いた。

    「クソガキ……殺されに来たのか?」

    ユウカが息を詰める。

    「……あなたなんかに、殺される気はありません。」

    黒岩が笑う。

    「いいねぇ。勇気ある奴は、殺りがいがある。」

    銃口がユウカに向く。

    その瞬間、

    夜空を切り裂く声が響いた。

  • 192バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:42:01

    「隙だらけだぜ!!黒岩!!」

    ウソップ。

    クレーンの先端に立ち、

    スリングショットを構えたまま、汗を額に浮かべている。

    「“炎星(ファイア・スター)”ッ!!!」

    火球が弾け、黒岩の足元で爆発。

    爆風が闇を吹き飛ばす。

    黒岩が後退しながら、にやりと笑った。

    「……まだいたのか。上等だ。」

    足元に闇が渦巻く。

    地面が吸い込まれるように歪み、コンテナの山が傾く。

  • 193バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:44:13

    闇が発生した。

    空気が潰され、パールが膝をつく。

    金属鎧がギシギシと軋む音。

    「くっ……てめぇの力、厄介だな……!」

    ユウカがパールに叫ぶ。

    「ホルモン注射、行きます! 限界突破モードです!!」

    彼女の撃った針弾が、パールの背中に突き刺さる。

    赤い光が走り、筋肉が爆発的に膨れ上がる。

    「うおおおおおおおおおッッ!!!」

  • 194バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:46:24

    パールが闇を吹き飛ばし、突進。

    盾を構えたまま、一直線に黒岩へ。

    「“パール・クラッシュ”ッ!!!」

    轟音。

    黒岩の腹部に盾が直撃。

    金属が砕ける音と共に、黒岩の体が鉄骨を突き破る。

    次スレを立てます

  • 195二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 15:49:49

    なんか…勝てそうじゃない?

  • 196バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:50:03

    なんかスレ立て出来ないんすけど…いいんすかこれ…

  • 197バトロワ運営トダー25/10/13(月) 15:57:35

    スレ立てが出来るようになったら続きを投げルと申します…中途半端で終わってごめんなぁっ!

  • 198二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 16:10:33

    バトロワ運営トダーから自分の代わりにスレを立て仰せつかった……パヴェルと申します

    バトロワをやるやんけ 悪魔の実ロワ3|あにまん掲示板悲しき前スレ……https://bbs.animanch.com/board/5717502/bbs.animanch.com
  • 199二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 16:11:39

    >>198

    あざーす(ガシッ

  • 200二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 16:12:40

    ほいだらスレはうめたろかあーん?

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