ファンタジーの冒頭を書いたから評価してくれよ

  • 1二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:32:22

     アッキア人の子アイリスはアッキア人の父グールドとアッピア人の母モンテの間に生まれた子であり、母モンテは先の戦争で父グールドが戦利品として持ち帰った奴隷であったが、彼の衣服の修繕から始まった縫製の事業が村で成功し、やがては人を雇うようになり、蓄財して自身を買い取り自由市民となって今ではグールドよりも稼ぐやり手の女であった。

     一方グールドは先の戦争以来かれこれ十年も大きな戦争が起こらず、たまに生じる貴族の小競り合いに出かけてはちんけな銀貨袋を持って帰り、命をかけても割に合わないと家族に愚痴をこぼす程度で、毎日をぼーっと無為に過ごしているものだから、アイリスは父のことをいまいち尊敬できないでいた。

     そもそもアッキア人は元々はアッピア人であった。しかし、グールドの大叔父の曾祖父の10代前の先祖にあたる男、アッキア人の英雄にして冒険家であるボールドという男が、ある山中にて孤独を紛らわそうと夜空に向かって話しかけたことで、偶然異界の扉を開きこの世界に魔物と魔法と精霊とをもたらしたとき、異界の呪いを受けて背が縮み、その子孫たちも皆小柄な体格となり、そのことに引け目を感じて別の集落を作って暮らすようになったのがアッキア人の始まりであった。

     ある日、グールドは酒場から帰ってくるなり大きな戦争が近々起こりそうだと高揚した様子でモンテに話したが、モンテはもうすでに家計は上手くいっているのだから危険を犯.す必要はないと止めるのであった。

     しかしグールドは、それでは元奴隷のお前なんかに女のように養われろというのかと激昂し、食卓の物を投げつけて暴れ出した。幸いアッピア人のモンテは彼よりも二回りどころではないくらい体格が大きいので彼が瞬きをするよりも早く床に押さえつけたが、彼が自分に引け目を感じていることに心を痛め、なんとかしようと考えていた。

     翌朝、グールドは肋骨にひびが入ったと思われるから医者のところへ行くと言って一人で町まで出かけて行った。グールドが見えなくなったのを確認すると、モンテはアイリスを呼びつけてこう言った。

  • 2二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:34:19

    「お父さんは家長として良いところを見せたくて仕方がないけど、危険な目に遭って欲しくないんだ。そこでアイリス、お父さんに剣の稽古をつけてもらうようお願いしてくれないか。最初は女が剣なんかするもんじゃないと腹を立てるだろうけど、内心喜ぶはずだ。上手く承諾してくれたらお父さんも誇りを持てるだろうから」

     しかしアイリスはそこまでお膳立てをしてやらなければ誇りを保てない父のことを情けなく思い、返事をせずにいつものようにゴブリンを狩りにいくと言ってハンマーを手に家を出た。

     アイリスはアッピア人の血を引いているので、ゴブリンよりも数倍も体が大きく、素手でも何匹も仕留めることができるが、ゴブリンは不快な体臭をまとっているので素手で触れたくないのだ。

     村から少し離れた森に入ったアイリスは、単身ゴブリンの住処と思われる洞窟に繰り出し、そこで一通り殺戮を行ってから戦利品を担いで帰路に着いていたところ、アッキア人と思われる男が倒れているのを見つけた。

    「おいアッキア人、こんなところで寝ていたら貧弱なお前などすぐに狼かゴブリンに食われるぞ。起きろ」

     木の実でも拾い上げるかのようにひょいと掴み上げたとき、男は不服そうな顔でこう言った。

    「俺は今地面と一つになっていたんだ。何の断りもなく掴み上げるのは不当だ。慰謝料を要求する」

     この男が後に世界を救うとは誰も知る由もなかった──。

  • 3二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:36:02

    目が滑るを超えた目が滑る

  • 4二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:36:51

    世界古典文学集みたいな一文が長いのはなんなんだよゲス野郎

  • 5二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:36:56

    人種設定が全部いらん伝タフ

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:38:10

    旧約聖書みたいなどうでもいい情報羅列する文体やめてくれる?

  • 7二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:38:35

    この短い文章の中にアッキア人とアッピア人て単語をどれだけ出せば気が済むんスか?

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:39:29

    でも自分の書いたストーリーを愚弄ばかりのマネモブの前に臆せず出すのは立派だよねパパ

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:39:31

    半分も行かずに読んでて眠くなってきたんだよね凄くない?

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:40:10

    「アッキアだのアッピアだのうるせーんだよゲス野郎」
    族称が似てるのにはスレ主なりに設定があるんだとは思うけど一般的に読者なんてこんなもんだと思っとけと言ったんですよ元山先生

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:40:31

    世界観の解説は主人公の行動の合間合間に挟め…鬼龍のように

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:41:27

    これはよくある話なんスけど情報の書きすぎを超えた書きすぎ
    特に作品そのものの最初の部分なんだから読ませたいところだけ切り取って展開する方がよっぽど興味持ってもらえるでしょう

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:41:38

    アイリスはアッキア人であるで良くない?これさ

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:41:57

    文体が古すぎるんスけどギリシャ神話か何かをイメージしてるんスか?

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:42:29

    …青バーですね🍞

  • 16二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:42:32

    人種に関してはプロローグで詰めないで話重ねるごとにキャラに喋らせるとかした方が良いんじゃないんスか?
    今のままだとめちゃくちゃ説明臭いのん

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:42:50

    よく読んだらアッピアの祖は魔物をもたらしたクソ野郎じゃねーか
    なにが英雄だお前は戦犯だ

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:43:12

    説明が多すぎる気がするのん…
    もうちょいわかりやすい方がいいのと漢字が多い気がするのん…

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:43:24

    何か...代名詞が消えてない...?ストーリーに直に関わりそうにない所を削ればこの文章 クオリティが良くなるよ

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:44:23

    アッキア人が蛆虫なのは伝わってきたんだ

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:45:55

    どうやってグールドはモンテを拉致ってきたんだよ
    物理的に無理だろ

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:46:07

    ゾッ帝を彷彿とさせる文章でリラックスできますね

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:47:14

    >>21

    拘束魔法かなんかじゃないスか?

  • 24二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:47:17

    海外文学の翻訳小説みたいな文体っスね忌憚のない意見ってやつっス
    主語アイリスの文章で母親の説明に終始しているのは俺には理解不能
    もっと文節を意識するべきだと考えられる

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:48:32

    初っ端から読む気が失せるんだよね凄くなくない?
    犬はグールドが酒場から帰ってくるところから始めろよ

  • 26二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:49:13

    もっとライトな感じかと思ってスレ開いたら翻訳調のガッチガチの文章で驚いたのが僕です

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:50:05

    >>26

    俺と同じ意見だな…

    ファンタジーだからもっと手軽な感じに読みたいよねパパ

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:50:26

    初期のリビルドワールドみたいっスね
    あれも結構言われたんだ

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:50:40

    なろうどころか海外の昔話の翻訳版の雰囲気なんだよね古くない?

  • 30二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:51:21

    アイリスはやり手の女であったが、アイリスは父のことをいまいち尊敬できないでいた。
    ある日アイリスはハンマーを手に家を出た。
    村から少し離れた森に入ったアイリスは男が倒れているのを見つけた。

    「おいこんなところで寝ていたらお前などすぐに狼かゴブリンに食われるぞ。起きろ」

    アイリスが男を掴み上げると男は不服そうな顔でこう言った。

    「俺は今地面と一つになっていたんだ。何の断りもなく掴み上げるのは不当だ。慰謝料を要求する」

     この男が後に世界を救うとは誰も知る由もなかった──。



    冒頭はこれでいいのん
    人種や世界観は後から少しずつ出していけば十分やんけ

  • 31二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:52:46

    個人的に文体が硬ければ硬いほど作品の規模を狭めた方がいいと思ってるから若干ミスマッチ感を覚えたのが俺なんだよね
    世界を救うとかいう良くも悪くもファンタジー感の強い作風ならもう少し柔らかい文体にしてもいいと思われるが……

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:53:01

    >>30

    すみませんやり手なのは母親なんです

  • 332625/10/11(土) 13:55:01

    追記だけど、別にこういう文章で書きたいならこのままでいいと思うのん
    複数の人が海外の小説みたいと思ってるわけだからそういう味は出せてるんだ
    ただ、この小説についてをタフスレで聞くというのが致命的に間違ってると思うんだよね、パパ

  • 34二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:55:10

    >アッキア人の子アイリスはアッキア人の父グールドとアッピア人の母モンテの間に生まれた子であり

    昔の歴史書みたいにアッキア人の説明もなく話が始まるの笑ってしまう

  • 35二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:55:58

     アイリスの母モンテは奴隷女で、二人の人間に買われてきた。一人は夫となったグールド、もう一人は縫製の事業で財をなした自身である。アイリスの衣服、食事、得物の大槌は母の財で購われたものだった。

     父はそれが気に入らない。下らない見栄に拘る男なのだ。かつての奴隷であった妻に養われることを潔しとせず、貴族同士の内紛に飛び込んでは、生傷を増やして雀の涙ほどの銀貨を持ち帰る生活を続けている。

     そんな父と顔を突き合わせるのも億劫で、気晴らしに森に繰り出してはゴブリンを狩るのがアイリスの日課であった。
     仰臥するその男に出会ったのは、そんな時だった。


    ちょっと自分なりに書いてみた伝タフ

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:56:05

    取り敢えずアッキア人とアッピア人の似通った名前はやめた方が良いんじゃないスかね……

    連載でもする気なら頭の中で時々こんがらがると思うのん

  • 37二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:56:35

    >>32

    母設定いらないかと思って統合したんや

    この後活躍するなら描写してもいいと思われるが

  • 38二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:57:24

    別に世界の説明から始まるならそれでいいんだよ
    主人公とその家族の説明を種族の説明に挟むのは勃起不全

  • 39二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:58:00

    冗長なオープニングが指輪物語みたいでやんした

    はじめからごちゃごちゃ説明するファンタジーってとっつきにくいよね(三浦建太郎書き文字)

  • 40二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 13:59:01

    種族の話が名前しかないから少なくとも冒頭では全く必要ないと思うのん
    異種族の間に生まれた子で…ぐらいにして世界観として説明が必要になったときに改めて開示するとかでいいんじゃないッスか

  • 41二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:00:47

    取り敢えず犬は第一に読んでほしいところを挙げろよ

  • 42二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:04:40

    なろうみたいなのかと思って開いたら大鏡みたいなのが出てきて笑ったのが俺なんだよね

  • 43二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:08:23

    半分も行かずに目が滑って読めなくなったのが僕です

  • 44二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:13:34

    アッキア人の始まりが蛆虫すぎるんだよね

  • 45二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:18:38

     火を起こして干し肉をくべる。脂が火に落ちて香ばしい匂いが立ち昇ると、男の仏頂面も少しずつ和らいできた。
     火に照らされると、服のほつれが目につく。

    「地面に寝そべってるから服の寿命が縮むんだよ。母さんに言えば直してくれるかもね」

    「お前の母は服屋か?」

     アイリスは母と父についてかいつまんで説明した。奴隷として父に買われたこと。縫製事業で財をなし自分を買い戻したこと。気位ばかり高い父は、養われる身の上に不満を抱いていること。

    「苦労したのだな」

    「さぁ、働くことは好きな母さんだけどね」

     母について言及するたび、男の両目に自嘲とも悔悟ともつかない色がちらつくのに、アイリスは気づいた。


    こんな風に会話の中でさらっと開示するのはどうスか?

  • 46二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:21:10

    >>45

    これの方が500億倍読みやすいし面白いんだ

  • 47二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:24:45

    少なくとも怠惰でインスタントな語録会話と愚弄に浸りきって文学スレが立つことも稀なマネモブに尋ねることではないと思われる

    所感を述べるなら文体は「面白いよ 俺…好きだぜ」と申しますが冒頭とするにはやはり設定を並べすぎィ〜!
    本質的には悪い冒頭の代表例である「俺は普通の高校生の〇〇!」と大差ないどころか誰が主人公でどのような場面なのかもわかりにくくナレーションと入り混じってるからむしろより悪くなってるとも言えるんだよね 悲しくない?
    ワシならば冒頭はキャラの行動描写に終始して会話や行動原理の説明として地の文で設定を順次公開していきたいですね…生でね
    ま 色々言われてると思いますけど文体はじめ雰囲気作りの方向性はワシの好みなので自然な持ち味を下手に矯正しようとせず主に構成などのテクニックから頑張ってみてくださいよ

  • 48二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:27:10

    アッキア人のアイリス…糞
    冒頭に出ておきながら気が付けば母の自慢滑りに変わっていたんや

    父グールド…糞
    戦利品として持ち帰った奴隷に後の妻に商売で負けているんや

    母モンテ…糞
    アイリスが主人公っぽいのに冒頭部分で既に主人公を喰っているんや


    怒らないで下さいね?
    まずもって冒頭の部分から人に読ませる気のない文章じゃないですか
    書き直してやるよゴアッって思ったのに元の文章が冒頭からして何を言いたいのか分からなさ過ぎて頭抱えたんだよね

  • 49二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:28:47

    ○○の子を強調して親の話をし始めるの古典っぽいけどワシは嫌いなんだよね

  • 50二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:31:03

    グールド一瞬で取り押さえられて肋骨にヒビ入ってるの笑ってしまう

  • 51二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:36:55

    取り敢えず>>1は低身長男が高身長女とボボパンするのが好きなんスかね?

    もしそうならその辺りの性癖をくすぐる方向でいってもいいと思われるが…

  • 52二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:38:54

    他のモブも言ってるけどアッキアだのアッピアだの分派したにしても呼称が似すぎてややこしいし
    いきなりワクワク感もない長々とした設定説明始めたのもいただけないっス
    そこは会話や展開に自然に織り込んで開示していくべきっスね
    令和のヌルイ読者層にはすぐ切られちゃいそうな始まりっスけど
    絵にしろ画像にしろ文章にしろ本当に自前か怪しく疑われすぐ酷評されるネットに上げて、忌憚のない意見を求める素直さ向上心は俺は評価するっスよ

  • 53二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:45:58

    あんさんからは長ったらしい話が大好きなジジイの匂いがするでやんす

  • 54二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:57:44




     アイリスはうだつの上がらない父グールドと、やり手の母モンテ間に生まれたアッキア人のハーフである。
     アッキア人であった父は傭兵であり、先の戦争を経験して生き残った熟練者。アッピア人の母はその際の戦利品として持ち帰った元奴隷だったという。
     二人の出会いや結婚に至るまでの話に興味のないアイリスは、そんな父の話を右から左に聞き流していた為、その詳細は知らない。
     ただ、母が事業で成功し、父よりも稼いでいるという点だけは実生活における父母の関係もあってか、よく覚えていた。
     その為か、アイリスは父よりも母を尊敬し、逆に母に頭の上がらない父をいつしか軽んじるようになっていた。

     ある日の事である。
     最近は大きな戦争もなく、たまに生じる貴族の小競り合いで日銭を稼いでいたグールドが酒場から赤ら顔で帰って来た。余程良い気分なのか、声も高揚している。

    「貴方、今日は上機嫌ですね」
    「聞いてくれるか、モンテ。近々大きな戦争が起こりそうなんだ。これで一攫千金を狙える。命を張ってケチな小銭を集める日々ともおさらばだ」

     食卓に付き、妻と娘の前で両手を広げ、呵々大笑するグールドにアイリスは眉根を寄せる。そしてその時に抱いた気持ちは、母のモンテも同じようだった。

    「貴方、もう既に家計は上手くいっています。ですから貴方がわざわざ危険を冒す必要はないのですよ」
    「なんだと!?」

     祝い酒を持って来いと邂逅一番に言ってきたグールドに対し、何時ものように酔い覚ましの水を酒と偽って彼の持つ杯に注ぎつつ、モンテは諭すように優しく言う。
     しかし、それが逆にグールドの逆鱗に触れた。

    「それでは俺はこのまま、元奴隷のお前なんかに女のように養われろとでも言うのか!」



    伝タフ

  • 55二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 14:58:47

    >>54


     グールドは激昂して立ち上がると、素早く距離を取ったモンテに向かって盃を投げつける。

     モンテはそれを困り顔で回避してからアイリスの方へと一瞥する。それから心配しないで、と言いたげに微笑んだ後にグールドと対面した。


    「貴方、そんなに興奮なさらないで。私とアイリスはただ、貴方の身が心配なのです」

    「何を言うか! 俺は先の戦争を生き延びた傭兵だぞ! 元奴隷風情が、俺に意見する気か!」


     落ち着かせようと優しく諭すモンテの姿に、グールドはますます気に入らないと言った様子で、今度は食卓に並べられた食器までもを投げ始める。

     激高した父は、最早宝を盗まれた際のドラゴン並みに話を聞かない。目の前の夫婦のやり取りに呆れていたアイリスだったが、それもまた母のモンテも同じ気持ちだったようだ。


    「しょうのない、人!」

    「ぐわっ!?」


     一瞬。

     それも、アイリスが瞬きした時にはモンテがグールドを床へと押さえつけていた。

     アッピア人のモンテは彼よりも二回りどころではないくらいに体格が大きい。にも関わらず、俊敏な反応を見せて、体格差を利用してそのままグールドを組み伏せたのだった。

     これにはグールドもたまらず降参し、その場はお開きとなったが……その翌朝に彼は「肋骨が折れたかも知れん」と一人で町にいる医者のところへ行くのだった。



    冒頭修正ふぁ~眠い伝タフ

  • 56二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:02:05

    >>54

    ウェカピポの妹の夫はルールで禁止スよね?

  • 57二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:03:54

    >>56

    ちゃんと読んでいるマネモブには好感が持てる

    正直どうしようかなと思ったでやんすが、適当な修正だからまあええやろの精神でぶち込んだ

    今は特に反省していないのん

  • 58二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:16:17

    人種の設定とかあっても良いけど今じゃねえよ伝タフ

  • 59二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:19:13

    巨人の世界から聖なる世界になり脆弱な人間が繁栄ってそれもうギリシャ神話なぞってるじゃないですか

  • 60二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:21:33

    くっさぁ〜文体から加齢臭がするゥ〜

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:55:53

    いっそのこと箇条書きで小説書けば話題性たっぷりだと思うのが俺なんだよね
    [1章1節 冒険の始まり]
    ・アッキア人アイリス爆誕、なお母は父が買った元奴隷で超賢い
     ➥アッキア人...アッピア人が分割され誕生
     →父to母に超暴力アイリスマジ切れ超家出
      →アイリスゴブリンを邪魔ゴミ八つ当たり討伐そして即帰宅
       →男発見、アイリス「お前お変ク家帰って寝ろや」
        →男まさかの猿発言、慰謝料請求か...?

    [n章n節 タイトル] ←話の区切れを表す
    A→B       ←Aの発生によりBが発生したことを表す
    A➥B       ←AについてBで詳しく説明する
    改行       ←どの部分についての記号なのかを表す

  • 62二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:58:50

    >>61

    世界史A…?

  • 63二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 17:54:25

    >>54

    宮沢賢治とか芥川龍之介すぎるんだよね

    これ以上は本編が始まらないと評価しようがないのん

オススメ

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