”バトロワ”をやります(?) 惑星探査伝タフオル完結編

  • 1総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:33:21

    私は総督補佐・マッスルだぁっ
    皆様にはお待たせしたよ とりあえずあと少しだから完結させることにした

  • 2総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:36:35

    壁画の空間を抜けた調査隊は、遺跡の中盤エリアへと足を踏み入れた。
    巨大なエネルギーパイプと駆動装置が剥き出しになった、人工的な空間だ。前半の石造りの広間とは対照的に、ここは高度な技術が用いられた場所であることが明らかになる。壁は金属製で、分厚い冷却パイプや、轟音を立てて稼働する駆動装置が剥き出しになっている。ここは、古代文明の巨大なエネルギーシステムの中枢の一部であるようだ。

    重傷者(特に宮本明と豹丸)の運搬は、もはや限界に近い。この過酷で騒音に満ちた環境は、彼らの消耗をさらに加速させる。

  • 3二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 21:37:57

    オカエリーっ

  • 4総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:38:01

    通路の奥から、稼働中の駆動装置と融合した原生生物が出現。その生物は、高熱の排気を噴射しながら突進してくる。

    放浪者は、駆動装置の弱点を見抜き、魔力を込めた「釘」でパイプの接続部を破壊。噴出する熱を止め、雷電将軍が雷元素で生物の動きを完全に停止させ、通路の安全を確保した。

     

  • 5総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:39:06

    重傷の宮本明を運んでいた長岡龍星は、駆動装置の轟音と熱で集中力を欠き、滑りやすい床で転倒。

    明は、顔面の重度の熱傷をさらに悪化させ、ショック状態に陥り、瀕死の状態へと陥る。長岡龍星は、自分の軽傷も無視し、必死に明の意識を呼び戻そうとする。

      

    ハブは脱臼した肩を押さえながら、その場に立ち尽くす。

  • 6総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:40:18

    別の通路から、配管に擬態した細長い金属生物が、高速で襲いかかってきた。

    サワムラーは、軽傷のキノと姉畑支遁を庇いながら、正確な蹴りで生物を粉砕する。足立透は、マガツイザナギの闇属性の呪いを周囲に広げ、他の潜在的な敵の出現を抑制した。

     

  • 7総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:41:22

    重傷の豹丸を運んでいたエイは、瀕死の宮本明の姿を見て、急いで医療キットの残りを全て明に投与。明の生命反応はわずかに安定するが、意識は混濁したまま。

    姉畑支遁は、記録装置の回復した機能で、周辺の壁に描かれた古代の図像を解析し、この先に「修復システム」がある可能性を示唆する。

  • 8総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:42:30

    放浪者は、通路の奥にある巨大な駆動装置が、定期的に強力な電磁パルスを放出していることに気づく。

    雷電将軍は、古代の武器庫で回収した電磁パルスグレネードを使用することを提案。放浪者の魔力による精密なタイミング調整のもと、グレネードを投擲。電磁パルスは相殺され、駆動装置は一時的に停止し、一行は安全に進むことができた。

     

  • 9総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:43:45

    長岡龍星は、瀕死の宮本明を運ぶ重圧と、自身の肩の裂傷と疲労が限界に達し、極度の消耗に陥る。

    彼は、担架のそばで倒れ込むが、足立透が交代し、明の運搬を引き継いだ。

    意識不明の柳生十兵衛は、重傷者の中で唯一、古代ロボットの担架で運ばれ続け、状態は安定していた。

     

  • 10総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:44:49

    駆動装置の停止により、騒音が消え、静寂が訪れる。雷電将軍は、豹丸とハブの容態を見て、エイに進言する。「この先、古代文明の修復システムがあるかもしれぬ。そこに辿り着き、治療を最優先する」。
    一行は、その微かな希望を胸に、遺跡の深部へと続く、巨大な螺旋階段を発見し、降り始める。

  • 11総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:45:57

    遺跡中盤の過酷な環境により、宮本明が瀕死の状態に陥り、重傷者の運搬がさらに困難になった。希望は、この先の修復システムの存在のみだ。

    生存者 (12名)
    負傷なし:放浪者、雷電将軍、サワムラー、エイ
    軽傷:キノ(腕の裂傷)、姉畑支遁(記録装置の機能一部回復)、足立透(疲労)
    重傷:柳生十兵衛(意識不明、容態悪化)、ハブ(肩関節の脱臼)、豹丸(足裏の重度の裂傷)
    瀕死/消耗:宮本明(顔面の重度の熱傷、瀕死)、長岡龍星(極度の消耗)

    死亡者 (3名)
    テューポーン、キクチ貫、木原幻生

  • 12総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:51:04

    エネルギーシステム空間を抜けた調査隊は、最後の遺跡エリアへと足を踏み入れた。
    このエリアは、古代の修復システムと蘇生装置が隠されている空間だ。巨大な広間の中央には、生命維持装置のようなカプセルと、それを制御する複雑な操作盤が並んでいる。これが、姉畑支遁が解析で示唆した「修復システム」の中枢のようだ。周囲の壁には、古代文字と共に生命の蘇生や治癒に関する図像が描かれている。
    しかし、この重要なシステムの前に、最後の守護者が待ち構えていた。重傷者を治療したいという切実な望みと、最後の脅威に立ち向かわなければならないという使命感に、調査隊は立たされる。

  • 13総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:57:19

    部屋の中央に立つ修復システムの守護者(巨大な古代のゴーレム)に対し、放浪者と雷電将軍が連携攻撃を開始。

    将軍は雷元素でゴーレムの関節部をフリーズさせ、動きを封じる。

    放浪者は、その隙に魔力を込めた「釘」で、ゴーレムのエネルギー供給ラインを狙い、攻撃の機会を作る。

     

  • 14総督補佐・マッスル25/10/11(土) 21:58:49

    ゴーレムが広範囲の振動波を放ち、部屋全体を揺らす。

    軽傷のキノと姉畑支遁は体勢を崩し、キノの腕の裂傷から再び出血。

     

    振動は、瀕死の宮本明の容態をさらに悪化させ、彼の呼吸が非常に浅くなる。長岡龍星は極度の消耗から、振動に耐えるのが精一杯だ。

     

  • 15総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:00:46

    重傷のハブは、エイの指示に従い、ゴーレムの動きに合わせてヒートライフルで床の構造物を破壊。

     

    ゴーレムの足場を不安定にすることで、サワムラーが重傷者を運びやすいルートを確保。足立透は、マガツイザナギで振動波を防ぎながら、瀕死の明の側に立ち、彼の容態を監視する。

  • 16総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:02:37

    ゴーレムは体勢を立て直し、巨大な石の拳を振り下ろす。

    サワムラーは、その拳を強靭な足で受け止め、体勢を崩さずに耐え抜く。

    足立透は、ゴーレムの背後の制御盤を破壊するため、闇の呪いを放つが、ゴーレムの古代の防御シールドに阻まれる。

    長岡龍星は、渾身の力を込めてチェンソーをゴーレムの脚部に叩き込む。

     

  • 17総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:03:48

    重傷の豹丸は、足裏の重度の裂傷が激しく痛み、一歩も動けなくなる。

    彼は、意識不明の柳生十兵衛を襲おうとするゴーレムの微細な残骸を、刃で砕き、守るのが精一杯。

    エイは、瀕死の明と動けない豹丸、意識不明の十兵衛という最悪の状況に、精神的に追い詰められ、判断力が低下する。

  • 18総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:05:02

    雷電将軍は、古代の武器庫で回収した電磁パルスグレネードを、ゴーレムの頭部に向けて投擲。グレネードは古代の防御シールドを一時的に無効化する。

    放浪者は、その隙に魔力で広間の壁に描かれた古代文字を瞬時に解析し、修復システムの起動方法を探し出す。

  • 19総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:06:09

    ハブは、脱臼した肩をエイに無理やりはめてもらい(激痛が走る)、ヒートライフルでゴーレムの胸部にあるコアを執拗に射撃。

     

    エイも、動けない豹丸の隣で、ゴーレムの体表に残る古代の亀裂に正確に弾丸を打ち込み、コアの露出を促す。

  • 20総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:07:40

    宮本明の容態が急変。瀕死の状態から心臓が停止し、絶命。

    放浪者は、そのショックで一瞬硬直する。

     

    雷電将軍は、仲間の死のショックを乗り越えるよう、放浪者に雷元素の激励を打ち込み、彼の意識を戦闘に引き戻す。

     

  • 21総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:08:47

    姉畑支遁は、記録装置の回復した機能と、放浪者が解析した古代文字を組み合わせ、修復システムのカプセルの起動シークエンスを特定。

    彼は、キノにカプセルの操作盤へのルート確保を要請。キノは涙をこらえながら、精密射撃で操作盤周辺の残骸を吹き飛ばした。

  • 22総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:09:54

    修復システムの起動を阻止しようとするゴーレムに対し、放浪者が魔力を込めた「釘」でゴーレムのコアを完全に破壊。

    雷電将軍は、「無想の一太刀」を放ち、ゴーレムの残骸を石片へと変える。

    足立透は、ゴーレムの崩壊と同時に、システム操作盤をマガツイザナギで守る。

      

  • 23総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:11:03

    ハブの脱臼した肩が再び外れ、極度の激痛で倒れ込む。エイは、彼を安全な場所に運びながらも、宮本明の遺体を見て、自らの戦闘服の一部を明の顔にかぶせる。

     

  • 24総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:12:29

    放浪者は、柳生十兵衛と豹丸の運搬をサワムラーに任せ、自身は姉畑支遁の指示に基づき、修復システムのメインカプセルを起動。カプセルの青い光が部屋全体に広がり、修復システムが稼働したことを示す。

      

  • 25総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:18:27

    遺跡の守護者ゴーレムを打ち破った調査隊は、急いで修復システムの中央カプセルへと仲間たちを運び込んだ。

    宮本明は既に息絶えており、彼の遺体は横たえられた。しかし、システムには蘇生装置の機能も備わっていることが、姉畑支遁とエイの解析で判明している。一行は、最後の希望を託し、システムを稼働させる。

    雷電将軍と放浪者が主要な操作を担い、柳生十兵衛、豹丸、ハブ、そして宮本明がカプセルに入れられた。

       

  • 26総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:22:56

    修復システムの実行


    蘇生/修復:宮本明(絶命):失敗。システムは激しいノイズを出し、彼の遺体を排出。古代の蘇生技術をもってしても、彼の命は戻らなかった。

    修復:柳生十兵衛(意識不明、容態悪化):負傷なしへ完全回復。意識を取り戻す。

    修復:豹丸(足裏の重度の裂傷):負傷なしへ完全回復。戦闘能力を取り戻す。

    修復:ハブ(肩関節の脱臼:負傷なしへ完全回復。

    応急処置:長岡龍星(肩の裂傷/疲労):負傷なし/疲労回復へ回復。

    応急処置:キノ(腕の裂傷):傷は完全に治療され、負傷なしへ回復。

  • 27総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:25:08

    修復システムの稼働が終了し、カプセルから柳生十兵衛や豹丸が次々と現れ、希望が戻り始めたその時、部屋の中央のコアから青い光の粒子が漏れ出し、メンバーたちの脳内の情報野に直接浸透し始めた。


    その汚染に最も深く影響されたのは、足立透だった。

    足立透は、一瞬の頭痛の後、狂ったような笑みを浮かべ、虚ろな眼差しで立ち上がった。彼の表情は、一瞬にして冷酷な捕食者のものへと変化した。彼は、仲間たちが安堵している状況に対し、耐え難いほどの嫌悪感を覚えているようだった。

    足立透(暴走):「…ああ、全部無駄だ。結局、誰も救われやしない。生きてても死んでても、全部同じなんだよ!」

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 22:28:12

    >>26

    おおっ傷が治っていくっ猿空間送りになってた回復システムが効いとるんやっ

  • 29総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:35:12

    彼はマガツイザナギを召喚すると、その凶悪な影を修復が完了したばかりの柳生十兵衛へと向ける。


    足立透(暴走):「さあ、壊そうぜ、このゴミ溜めを!そして、お前らもな!」


    足立透は、未知の精神汚染により暴走し、味方全体を攻撃対象とする敵対状態へと陥った。

  • 30総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:38:05

    修復システムにより多くの重傷者が回復したが、宮本明の蘇生は失敗し、足立透が暴走。スーパーキラーマシンは、遺跡前半に置き去りにされたままだ。

    生存者 (11名)
    負傷なし:放浪者、雷電将軍、柳生十兵衛、豹丸、ハブ、サワムラー、キノ、長岡龍星、エイ
    軽傷:姉畑支遁(記録装置の機能一部回復)
    暴走:足立透(精神汚染により暴走、敵対状態)

    死亡者 (4名)
    死亡:テューポーン、キクチ貫、木原幻生、宮本明

  • 31総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:41:39

    修復システムが稼働し、希望が満ちたその瞬間、足立透が未知の精神汚染により暴走。彼は、マガツイザナギを召喚し、仲間たち全員を敵と見なして襲いかかった。


    柳生十兵衛は、修復を終えたばかりの身体を警戒態勢に移す。「奴の目は本気だ。手加減は無用」

  • 32総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:43:52

    足立透は、修復システムの稼働でできた水たまりを利用し、マガツイザナギにマハジオダイン(全体電撃)を放たせる。

    電撃は床を伝って全員を襲うが、雷電将軍が即座に雷元素で周囲の床に電磁シールドを展開し、攻撃を相殺。しかし、この防御で将軍の体力は大きく消耗する。

  • 33総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:45:01

    柳生十兵衛は、修復されたばかりの身体で、足立に対し抜刀術の速攻を仕掛ける。

    豹丸も高速移動で足立の背後へ回り、その行動を拘束。

    放浪者は、足立のマガツイザナギが放つ闇の呪いを魔力で相殺し、味方への被害を最小限に食い止める。

  • 34総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:46:36

    足立透は、キノの射線が通らない位置へとマガツイザナギを瞬間移動させ、闇属性の呪いを連射。

    長岡龍星は軽傷を押して、チェンソーで呪いの弾幕を叩き落とし、キノと姉畑支遁を庇う。

    キノは長岡の防御の隙間から、足立の頭部を狙って精密射撃を試みるが、寸前で避けられる。

     

  • 35総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:47:51

    エイは、ハブの回復したての肩を気にしつつ、修復システムの操作盤を再起動。暴走した足立透の脳波パターンを解析し、彼の精神的な揺らぎを誘発するノイズをシステムから放出させる。

     

    ノイズにより、足立は一瞬の動揺を見せる。

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 22:49:32

    足立強すぎぃーっ

  • 37総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:50:59

    足立透は、ノイズによる動揺の中、マガツイザナギの力を暴走させ、広範囲の闇属性の爆発を放つ。

    柳生十兵衛が素早く防御するが、爆発の余波で彼の刀の鍔が吹き飛ぶ。豹丸も爆発の熱で全身に軽度の火傷を負う。雷電将軍は、放浪者を庇い、大きな損傷は受けなかった。

      

  • 38総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:52:08

    姉畑支遁は、記録装置の回復した機能で足立のペルソナの弱点属性を特定しようとするが、失敗。

    しかし、足立透の動揺が深くなっていることを察知し、サワムラーに指示。サワムラーは、渾身の力を込めた飛び蹴りを足立透の顔面に叩き込み、彼の意識の混濁を深める。

  • 39総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:53:31

    ハブは、脱臼の激痛の記憶を乗り越え、ヒートライフルで足立の周囲に炎の壁を形成し、足立の視界を遮る。

    エイは、その炎の壁から漏れるマガツイザナギの闇の影の動きを解析し、柳生十兵衛と放浪者に次の攻撃のタイミングを伝える。

     

  • 40二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 22:54:10

    相変わらず殺意の高すぎる星やのぉ…ですねぇ…

  • 41総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:54:31

    雷電将軍は、ハブの炎とエイの情報に基づき、足立透の防御が最も薄い一瞬を見抜く。

    雷元素を収束させた高速の斬撃を、足立透のペルソナではなく、足立透の右腕へと放つ。

    腕を斬り落とされた足立透は、精神的な核を失い、マガツイザナギが崩壊。彼は、狂気に満ちた叫びを上げながら、その場に倒れ込んだ。

  • 42二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 22:54:53

    おおっ

  • 43総督補佐・マッスル25/10/11(土) 22:57:31

    足立透は、右腕を失い、重傷を負って意識を失った。マガツイザナギは霧散し、彼の狂気は収まった。暴走の原因である青い光の粒子も、システムが停止したことで、部屋から消え去った。

    柳生十兵衛は、斬り落とされた右腕と倒れた足立の姿を見て、静かに刀を納める。「…治療を。奴は、システムに使われただけだ」

  • 44総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:01:36

    修復システムによる治療で回復した直後、足立透が暴走。彼は重傷を負って戦闘不能となったが、暴走は阻止された。

    生存者 (11名)
    負傷なし:放浪者、雷電将軍、柳生十兵衛、ハブ、サワムラー、キノ、長岡龍星、エイ
    軽傷:豹丸(全身に軽度の火傷)、姉畑支遁(記録装置の機能一部回復)
    重傷:足立透(右腕切断、意識不明)

    死亡者 (4名)
    テューポーン、キクチ貫、木原幻生、宮本明

  • 45総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:09:41

    遺跡の最深部、修復システムが置かれた広間の奥に、最後の扉が開いた。そこは、「暗黒空間」だった。

    部屋は深遠な闇に包まれ、重力が歪み、空間そのものがねじれているような感覚に襲われる。カオスの只中に、暗黒思念体が浮かんでいた。それは、特定の形を持たず、純粋な負の感情、絶望、そしてこの星の文明の崩壊の記憶そのものが、巨大な黒い靄となって具現化したもののようだ。

  • 46総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:10:44

    暗黒思念体が、絶望的なノイズを放ち、メンバー全員の生存への意欲を奪おうとする。

    全員が激しい頭痛と、「探索は無駄だった」という虚無感に襲われる。柳生十兵衛は修復されたばかりの身体にもかかわらず、その強い負の感情に耐えきれず、激しく嘔吐し、戦闘不能。豹丸も、その場で膝をつき、動けなくなる。

     

  • 47総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:12:07

    放浪者は、強化された自身の意志と魔力を使い、思念体の絶望の波をかき消す。

    彼は魔力を込めた「釘」を放ち、思念体の黒い靄を一時的に青白い光に変え、実体化させる。

    雷電将軍は、その瞬間に雷元素の刃で思念体を斬り裂くが、実体が曖昧なため、大きなダメージを与えられない。

  • 48総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:13:31

    暗黒思念体は、雷電将軍の攻撃に対し、空間を歪曲させて反撃。

    キノ、サワムラー、ハブ、エイ、長岡龍星の周りの空間が急激に圧縮される。

    彼らは抵抗する間もなく、肉体が極度の負荷を受け、全員が意識を失い、戦闘不能となる。

        

    長岡龍星は、最後にヒートライフルを思念体に向けて放つが、炎は空間に吸い込まれた。

  • 49総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:14:40

    雷電将軍は、仲間たちが次々と倒れる光景に、一瞬動揺を見せる。

    思念体はその隙を見逃さず、将軍の永劫への信念を揺るがす精神攻撃を集中。将軍は激しい苦痛に顔を歪ませながら、雷元素の力を暴走させ、周囲の空間を青白い雷光で満たすが、力尽き、倒れ込む。

    放浪者は、将軍の最後の雷光が思念体の動きを鈍らせたことを察知する。

  • 50総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:17:09

    姉畑支遁は、記録装置の回復した機能を使い、思念体のエネルギー収束パターンを解析。彼は、重傷を負い意識不明の足立透を担架に乗せ、放浪者の足元まで移動。姉畑は「奴のエネルギーは絶望だ!奴の核を見つけろ!」と、最後の力を振り絞って叫び、その場に崩れ落ちる。

    放浪者は、姉畑の最後の情報を受け取り、仲間たちの屍を乗り越えて前進する。

  • 51総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:18:34

    放浪者は、マガツイザナギの呪いから解放された足立透の右腕切断の傷、そして柳生十兵衛や雷電将軍らが倒れる光景を背負い、単身で暗黒思念体に立ち向かう。

    彼は、強化された魔力を全身に纏い、思念体の黒い靄の中へと飛び込む。思念体は、放浪者の「希望」という名の光のエネルギーに反応し、その核をわずかに露出させた。

  • 52総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:20:20

    放浪者は、魔力を右手の「釘」に極限まで集中させ、思念体の核へと渾身の一撃を叩き込む。

    黒い靄は一瞬にして爆発的な光を放ち、暗黒空間は激しい光と闇の渦に包まれた。何かが崩壊する音と、放浪者の叫びが響き渡るが、光が強すぎて何が起こったのかは視認できない。

  • 53二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:20:55

    放浪者強す

  • 54総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:21:26

    激しい光が収まったとき、部屋には放浪者の姿も、暗黒思念体の黒い靄もなかった。残されたのは、倒れた仲間たちと、静寂に包まれた広大な暗黒空間だけだった。広間の中央には、放浪者の「釘」だけが、光を放ちながら突き刺さっていた。

  • 55二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:21:59

    >>53

    虚無の心を持ち合わせた空洞の騎士だからね!

    精神攻撃をするタイプの敵とは相性がいいのさ!

  • 56総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:23:46

    エピローグ:母船タフ2 指令室(総督府)

    調査隊が最後に微弱な信号を発してから、すでに数週間が経過していた。母船タフ2は、あの高エネルギー爆発と、続くバ・トロワによるシステム停止の影響で、惑星地表とのあらゆる通信手段を完全に失っている。

    指令室は、最初に描写された時よりもさらに静まり返っていた。砕けたメインスクリーンの残骸が、冷たいノイズを放っている。

    総督は、窓の外の漆黒の宇宙空間を、虚ろな目で見つめていた。彼の隣には、冷静さを保つ副総督と、憔悴しきった通信主任が立っている。

  • 57総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:26:48

    総督は、まるで自分に言い聞かせるかのように、低い声で呟いた。
    「…あの星に降り立った全メンバー。合計15名の優秀な人類を、あの星は飲み込んだのだ」

    通信主任は、力なく報告する。
    「残されたデータ断片の解析も、暗黒空間の領域で途絶しています。最後に確認されたのは、一瞬の爆発的なエネルギー発光のみ。それが戦闘の結果か、システム自体の自壊か、判別できません」

  • 58二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:27:46

    >>54

    う あ あ あ あ あ あ あ(PC書き文字)

    放浪者さんがっ 最後まで大活躍していた放浪者さんが消失したあっ

  • 59総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:28:39

    副総督は、沈黙を破り、総督に冷徹に進言する。
    「総督。彼らは、あの星の『拒絶反応』の犠牲者です。生存者はゼロと結論付け、母星への報告を。これ以上の滞在は、母船の危険を招きます」

    総督は、椅子に座り込んだまま、拳を固く握りしめた。彼は、最後の通信直前に、放浪者がこの星のシステムに打ち勝ったという、微かな希望を捨てきれずにいた。

  • 60二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:29:04

    >>54

    原作と同じ結末を辿るのはルールで禁止スよね

    まっ出オチ枠に片足突っ込んでた中でここまで大活躍したからバランスは取れてるんだけどね

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:30:41

    ま…また命を犠牲にしてみんなを助けるタイプか……(愛)

  • 62総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:31:05

    「…いや、待て」
    総督は低い声で、副総督と通信主任に耳打ちする。

    「母星への報告は『失敗』とせよ。だが、全資源を回収した後、極秘裏に小型無人探査機を惑星軌道上に残していけ。奴らが最後に発した『光の波長』、それを検知した場合のみ、データを転送するよう設定せよ」

    総督の目は、疲労の中に執念の光を宿していた。彼は、この探索が無意味であったと認めることができなかった。

    副総督は驚きを隠せないが、総督の命令には逆らえない。「…了解いたしました。極秘裏に実行します」

    タフ2は、地表の仲間たちの消息を知らぬまま、静かにこの惑星の軌道を離脱していった。

  • 63総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:32:39

    母船タフ2が遠ざかった後、遺跡の最深部、暗黒空間の広間には、倒れた仲間たちと、破壊された暗黒思念体の残骸だけが残されていた。


    広間の中央、放浪者が最後に突き刺した「釘」が、未だ床に突き立っている。


    そして、その「釘」が、誰もいない暗闇の中、まるで何かに応えるかのように、一瞬、青白い魔力の光を放った。


    その光は、再び消えることなく、放浪者の存在と、この星の物語が終わっていないことを、静かに示していた。


    (続く)

  • 64二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:33:14

    >>(続く)

    なにっ

  • 65二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:33:25

    >>63

    つまり彼らの物語は終わっていないということか?

  • 66総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:33:52

    >>64

    >>65

    なんとか続きを作りたい…と思う

  • 67二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:35:27

    >>66

    おおっ出来るのを楽しみにして待ってやりますよククク…

  • 68二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:39:56

    オツカレー!
    結局残りの生死は不明のままなんスね

    続きってそのままAIが考えてくれるのか新しく参加者投入して続けるのかどったなんスかね

  • 69総督補佐・マッスル25/10/11(土) 23:44:11

    >>68

    一応考えてる続編の設定的に後者の予定…

  • 70二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:46:51

    続編で今回の生存者達が力を貸してくれる展開があったら興奮すると思うのは俺なんだよね
    特に続編の生存者と今回の生存者が肩を並べて共闘する展開 魅力的だ(未来予知書き文字)

  • 71二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:50:49

    キショイスレですね
    忌憚のない意見ってやつッスけど

  • 72二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 23:52:29

    >>71み やってる側もわかっててやってるから気にしないでくれ

  • 73二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 07:26:18

    >>71

    ま…また冷笑バトロワアンチか…

  • 74二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 07:28:36

    >>71

    語録すら中途半端なチンカスが言うと説得力が違うのォ

    ですねぇ

  • 75二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 08:01:13
  • 76二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 17:11:19

    ところでスターバックさん続きはこのスレでやるの?

  • 77総督補佐・マッスル25/10/12(日) 17:18:58

    >>76

    私は総督補佐・マッスルだぁっ

    一応叩き台はあるけどリアルが忙しいとか色々あっていつできるかはわからないよ

  • 78二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 17:21:17

    >>77

    ふぅんそういうことか

    あと冷笑野郎のレスは消さないタイプ?

  • 79二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 17:23:18

    >>77

    ところでスターバックさん 今回のロワに関する質問って出来るの?

    参加者の強さtierと貢献度を知りたいのは俺なんだよね

  • 80総督補佐・マッスル25/10/12(日) 19:15:40

    >>78

    朝起きたらIPが変わっててもう私はスレの主じゃないんだぁっ

    だからレス削除は無理です 気にしないでやってほしいです


    >>79

    こんな感じらしいよ


    S:常に戦況を支配し、強大なボスに対する決定打、または防御を担った。特殊能力が物語の根幹を動かした。:放浪者(主人公・強化)、雷電将軍

    A:安定した戦闘能力と高い耐久力を持ち、チームの主力を担った。修復システムで完全回復したメンバーも含む。:柳生十兵衛(高いポテンシャル)、サワムラー、キノ、豹丸、ハブ

    B:特定の状況下(ハッキング、精神攻撃、重火器)で極めて高い価値を発揮するが、精神的または物理的な脆さを持つ。:足立透(高火力だが精神的に不安定)、長岡龍星(戦闘よりロジスティクス貢献)、エイ

    C:物理的な戦闘能力は低いが、情報解析やシステム操作など、ミッション遂行に不可欠な知力を提供した。:宮本明(戦闘力はA級だが、累積ダメージで死亡)、姉畑支遁

    D:ほとんど戦闘に参加せず、序盤で戦闘不能/死亡、または機能停止した。:木原幻生、テューポーン、キクチ貫、スーパーキラーマシン

  • 81総督補佐・マッスル25/10/12(日) 19:17:17

    S Tier:放浪者、雷電将軍
    放浪者: 強化された魔力で、戦闘、防御、ギミック解除、精神汚染の排除、最終ボスの核への攻撃(単独特攻)の全てを担った。物語の展開における絶対的な軸。

    雷電将軍: 雷元素による広範囲の防御(電撃シールド、水流凍結)と、古代兵器のシステムへの強力なダメージソースとして機能。主人公と並び、最も多くのボス戦/ギミック解除で決定的な役割を果たした。

    A Tier:柳生十兵衛、サワムラー、キノ、豹丸、ハブ
    柳生十兵衛: 登場直後に重傷を負い、最終戦直前に回復したため、実戦描写は少なかったが、修復システム直後に暴走した足立透に唯一対抗し得た、極めて高いポテンシャルを持つ。

    キノ: 精密射撃による敵の弱点破壊(目、核、関節)で、常にチームのピンチを救った、専門職のエキスパート。

    ハブ/豹丸/サワムラー: それぞれの戦闘スタイル(重火器、スピード、蹴り技)で安定して高火力を発揮し、特に重傷者運搬時の防御において献身的な役割を果たした。

    B Tier:足立透、長岡龍星、エイ
    足立透: マガツイザナギの火力はボス級だが、精神的な脆さが致命的で、味方全体を危険に晒す原因となった。安定性・信頼性という点で評価が下がる。

    長岡龍星: チェンソーによる戦闘力は高いが、物語の大部分で重傷者の運搬というロジスティクスを担い、常に消耗に苦しんだ。戦闘力よりも献身的な耐久力で評価される。

    エイ: システム解析、戦術的な指示、ライフルでの正確なサポート射撃と、高度なユーティリティを提供するが、単独での突破力は低い。

    C Tier:宮本明、姉畑支遁
    宮本明: 「明の呼吸」による戦闘力と耐久性は極めて高かったが、自身の能力を防御に使い続けた結果、致命的な累積ダメージ(顔面の重度熱傷)を負い、修復システム直前に死亡。戦闘能力と耐久性の限界を示した。

    姉畑支遁: 物理的な戦闘能力は皆無だが、解析能力は全メンバー中最強。修復システムやボスの弱点など、ミッションの進行に不可欠な情報提供を担った。彼の知力がなければ、調査隊は遥か手前で全滅していた。

  • 82二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 02:23:35

    とりあえず保守しますよクーククク

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