- 1二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 22:22:54
- 2二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 22:26:24
「俺の」星南…だと…!?
- 3二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 22:50:27
燕「おい貴様」
学P「……雨夜さん、今度はなんですか?」
燕「好きな食べ物はなんだ?」
学P「ずいぶん藪から棒ですね」
燕「いや星南が貴様の弁当を作りたいと言い出して聞かなくてな……」
学P「俺の星南さんが健気すぎませんか……星南さんが作ったものならなんでも食べられます」
燕「チッ……苦手なものやアレルギーは特にないな?」
学P「はい!……星南さんの手作り弁当…!」 - 4二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:05:12
私の幼馴染の星南がって張り合ってきそう
- 5二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:13:56
星南「ねえ聞いてほしいの、燕!」
燕「……なんだ」
星南「この前、先輩にお弁当を作ったでしょう?とっても喜んでもらえたのよ!」
燕「……それは良かったな」
星南「ええ、あなたのお陰よ、燕!流石は私の相棒ね!」
燕「ライバルだと言っているだろう!そんな感じで次のHIFで私に勝てるのか?」
星南「もちろんよ!私には先輩がついているもの!」
燕「チッ……」 - 6二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:21:12
燕「おい有村、次の休日少し付き合ってもらえないか?」
麻央「ずいぶん急だね……うん、大丈夫だよ」
燕「映画→カラオケ→温泉でもいいか?」
麻央「もちろん!観たい映画があったしカラオケで大声出したかったから丁度いいよ」
燕「……感謝する」
麻央「何かストレス溜まることでもあったの、燕?」
燕「星南とそのプロデューサーがな…」
麻央「ああ……ご愁傷さま……」 - 7二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:46:13
見なさい…私の先輩を…
- 8二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:53:00
- 9二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:18:22
好きな食べ物とか直接聞けばいいのにわざわざ燕経由させてるのかわいいかよ会長
- 10二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 06:51:52
燕ちゃん苦労人やなぁ
- 11二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 06:57:52
舌打ちして笑う
- 12二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 08:03:06
- 13二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 10:07:06
星南「ねえ燕、相談に乗ってほしいの……」
燕「ハア……今度はなんだ」
星南「今度先輩とお出掛けするのだけれど……服装とかどうしたらいいのかなって……」
燕「知らん!貴様の好きにすればいいし、そういう話は姫崎の方が詳しいだろう」
星南「でもあなたが一番頼りなのよ……」
燕「チッ……あまり期待するなよ」
星南「!ありがとう、燕!」 - 14二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 10:17:02
燕「おい貴様」
学P「あ、雨夜さん、丁度いいところに」
燕「…?まあいい。貴様の好きな異性の服装はどんな感じだ?」
学P「そうですね─────」
学P「─────という感じです」
燕「……とても参考になった、感謝する」
学P「あ、ついでで申し訳ありませんが、ちょっとお聞きしたいことが……」
燕「ハア……なんだ?」
学P「その……星南さんの好きな食べ物や好きなお出掛け先をご存じないですか?」
燕「……普段『俺の』星南さんとほざいているのにそんなことも知らないのか?」
学P「うっ……どうしても失敗したくないので一番詳しい雨夜さんの力をお借りしたいのです。どうかよろしくお願いします」
燕「チッ……資料を作るからちょっと待っていろ」
学P「…!ありがとうございます!」 - 15二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 10:22:04
これは本人嫌がってるけど式で仲人席に座らされるやつだ…
- 16二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 11:54:48
燕「姫崎、次の休日って空いているか?」
莉波「……うんっ空いているよ♪燕ちゃん、どうしたの?」
燕「確か……姫崎の趣味は喫茶店巡りと化粧品集めだったよな?私を連れていってくれないか?」
莉波「もちろん!燕ちゃんと行けるなんて嬉しいなぁ♪……でも急にどうしたの?」
燕「久々に姫崎とお出掛けしたくなったのと……星南とそのプロデューサーのことで色々相談したいことがあってな……」
莉波「あはは……でもお出掛けは目一杯楽しもうね、燕ちゃん!」
燕「そうだな……全力で楽しもう!」 - 17二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 13:13:53
星南「あっ燕!この前はありがとう!先輩とのデ…お出掛けとても楽しかったわ!」
燕「……そうか、それは何よりだな」
星南「ええ、燕のおかげよ!また相談するからその時はお願いするわ!」
燕「……直接本人に相談してもいいんじゃないか?」
星南「い、嫌よ……だって恥ずかしいじゃない……それに私が先輩のことを好きっていっているようなものでしょう……」
燕「そうか……ただ私もそこまで詳しいわけじゃないからな。姫崎にも相談するといいぞ」 - 18二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 13:15:32
学P「雨夜さん、この前はありがとうございました!おかげで星南さんとのデ……お出掛けが上手くいきました!」
燕「……そうか」
学P「それでまた次回がありましたら相談させてください」
燕「直接本人に聞いたらどうだ?プロデュースにも生かせるだろう」
学P「む、無理です!だって俺が星南さんのことが好きだと言っているようなものじゃないですか!……それに星南さんの前ではスマートにカッコつけたいんですよ」
燕「チッ……そうか、それなら有村────3年の有村麻央にも相談してみるといいぞ」 - 19二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 15:07:37
燕「────ということがあってだな……」
莉波「あはは……」
麻央「お疲れ……」
燕「今後二人のところに行くかもしれないから、その時は頼んだ……」
莉波「すでに……」
麻央「来たね……」
莉波「会長が『可愛くなるにはどうしたらいいのかしら!?』って来たので服とコスメのお買い物デートに行ってきたよ」
麻央「プロデューサーさんが『星南さんの王子様になれるよう弟子入りさせてください!』ってボクのところに来たよ」
燕「あの二人が迷惑を掛けてすまない……」
莉波「ううん、燕ちゃんは気にしないで!会長とのデート楽しかったんだ♪」
麻央「それにこうして埋め合わせをしてもらっているしね」
燕「……こう言ってはなんだがさっさと付き合って解放してもらえないだろうか」
莉波・麻央「それは無理だよ(だね)」
麻央「二人が一番頼りにしているのは燕だよ」
莉波「この調子だと……結婚した後も燕ちゃんに二人から相談が来ると思うな」
燕「勘弁してくれ……」 - 20二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 16:07:21
まるで面倒見のいいベジータだぁ…
- 21二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 17:36:58
「先輩と麻央の距離が近いわ!!」って言いながら燕に泣きつく星南はいる
- 22二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:10:00
- 23二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 21:39:33
作戦会議と称して燕莉波麻央の三人でよくお出かけするようになりそう
服屋にいって燕を莉波のかわいいコーデ、莉波を燕のカッコいいコーデやって最後に麻央を燕と莉波が着せ替え人形にするのもありだと思う
莉波「燕ちゃん可愛い〜!」
燕「む……そうか?」
麻央「馬子にも衣装だね、燕!」
〜〜〜
燕「姫崎、こういうのも似合うな……」
莉波「そ、そうかな?」
麻央「優しい王子様みたいだよ!」
〜〜〜
燕「油断しているようだが……」
莉波「次は麻央の番だからね♪」
麻央「え……えええぇぇぇぇ!!!」 - 24二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 03:33:47
- 25二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 08:46:24
星南「燕!…莉波も!どうしよう、先輩と麻央の距離が近いわ!」
燕「みたいだな。うかうかしてると愛しの先輩を取られたりするんじゃないか?」
星南「────────!」
燕「まあ感情はどうしようもないものだからな……っておい、星南!?」
星南「そう……よね…ヒグッ…麻央は…グスッ…素敵な…ヒグッ…子だもの…」
星南「うえ〜〜〜〜ん!!!いや!!!!先輩を取られたくない〜〜!!!びええええええええん!!!!」
莉波「ちょっと燕ちゃん言い過ぎだよ!……星南会長大丈夫ですからね」
星南「で、でも…ヒグッ…先輩は麻央と楽しそうにしていて…エグッ」
燕「それなら告白してしまえばどうだ?先手必勝だろう」
星南「でも…グスッ…振られてしまったら…ヒグッ…」
燕(ええい、両想いだと言ってしまいたい!)
莉波「……」フルフル
燕「……これからも私と姫崎が貴様のアピールに協力してやるから泣き止め」
莉波「そうですよ、会長!またお出かけして作戦を練りましょう」
燕「それに欲しいものは何としても手に入れる、それが貴様だろう」
星南「そう、よね……ありがとう燕、莉波!私、頑張るわ!」 - 26二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 17:55:36
先輩と麻央の関係を本人に聞いたら『有村さんは俺の師匠ですよ?』『まぁ、弟子だね』と言われて困惑する会長はいますか?
- 27二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 18:26:06
困惑とそんな訳ないじゃない…って勝手に少し曇りそう
本当に師匠と弟子なんだけどね - 28二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 21:56:51
星南「あっ…先輩と、麻央……」
星南「ねえ、先輩……最近麻央と親しいようだけど…どういった関係なの…?」
学P「そうですね…俺の師匠です」
麻央「まぁ、弟子だね」
星南「???」
学P「星南さん、待っていてください。その時が来たら必ず全てをお伝えします」
星南「……っ!…そう、分かったわ……」
燕(チッ……またフォローせねばならんな)
莉波(会長誤解してるよ〜……プロデューサーさんも言い方が良くないし……) - 29二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:40:03
燕「貴様、こっちに来い……ああ、姫崎と有村も来てくれ」
学P「……なんでしょうか」
燕「貴様はいつになったら星南に告白するんだ?」
莉波「燕ちゃん…!?」
麻央「ああ、ボクも気になっていたんだ。……キミはどうするんだい?」
学P「その……俺の覚悟が決まったら……」
燕「そうやって死ぬまで保留するのか?」
麻央「ボクはそんなカッコ悪い逃げの姿勢を教えたつもりはないよ」
莉波「誠意を見せましょう、プロデューサーさん」
学P「…………」
学P「わかりました、次のデートの終わりに告白します」
燕「そうか……楽しみにしてるぞ」
麻央「大丈夫、キミならできるよ!」
莉波「頑張ってください!」
燕「……というわけで次のデートは尾行するぞ」
麻央「探偵みたいでカッコいいね。楽しみだなぁ!」
莉波「ここまできたら見届けようね!どんな格好で行こうかな♪」 - 30二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 04:30:35
尾行でワクワクする麻央が異常にしっくりくる
- 31二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 08:43:34
尾行コーデってことで莉波と麻央がノリノリで選んでそう
莉波は女スパイってことでラバースーツチックな黒コーデ
麻央は尾行→探偵ってことで鹿撃ち帽ととんびコート
そして燕は背が高くて目立つからって普段と正反対のゆめかわガーリーコーデを莉波に着せられてそう
莉波「うん、燕ちゃんとっても可愛いよ!」
燕「む…そうか」
麻央「燕とは絶対分からないね!」
燕「……しかし、この格好で一緒に歩いていたら目立つんじゃないか?」
莉波「あっ」
燕「……」
麻央「ボクは格闘技を嗜んでいるからね、尾行だってお手の物さ!莉波だってボクの道場に通っているんだから気配を消すくらいはできるさ」
莉波「えぇ〜…」
麻央「それに燕だってそんなヘマはしないだろう?」
燕「む……まあ色ボケ二人を相手するのは問題はないが……浮かれてヘマをするなよ、有村?」
麻央「そういう燕こそ普段の殺気を出して気づかれないでよ?」
莉波「よぉ〜し、頑張ろうね!麻央、燕ちゃん♪」
莉波(デートする二人を見られるの……楽しみだなぁ~♪)
燕「一番心配なのは姫崎なんだがな……」
麻央「メチャクチャ浮かれてるね莉波……」 - 32二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 18:26:32
麻央と莉波は浮かれて燕は緊張して尾行するんだろうな
- 33二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 22:13:17
少女尾行中……
麻央「どうやら二人を見失ってしまったようだね……ボクの推理によるとこっちだ!」
莉波「麻央凄い!大当たりだよ〜」
燕「……さっさと行くぞ」
莉波「あっ!二人とも手が触れ合って……真っ赤になってる!手を繋ぐのかな♪……二人とも見てよ、繋いだね!」
燕「所詮手を繋いだだけじゃないか」
莉波「もう、燕ちゃんは分かってないな〜」
麻央「……全くやっとだよ。出来の悪い弟子だなぁ」
燕「星南の奴、本当に楽しそうだな……見たことない表情だ」
麻央「うん、ステージの上ともボクたちと遊ぶときとも違う表情だ」
莉波「会長……本当に可愛いな……」 - 34二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 22:16:42
星南『先輩、今日も楽しかったわ!本当にありがとう……』
学P『せ、星南さん!』
星南『……?そんなに改まってどうしたのかしら、先輩?』
学P『そ、その……す……す……』
星南『?』
学P『凄く楽しかったです……俺も。そろそろ帰りましょうか……』
星南『……そうね、帰りま────』
燕「ちょっと待て貴様」
麻央「ここまで来て逃げるのはキミ本当にカッコ悪いよ」
星南「燕に麻央!?それに莉波も……どうしてここに!?それにどうしたのその格好!?」
莉波「今日一日お二人のデートをこっそり見ていたんです♪……それでプロデューサーさん、他に言うことがありますよね?」
学P「いや……その……」
麻央「キミがなりたい王子様はそんな逃げ腰だったのかい?」
燕「それに……自分の言葉に責任を持てない奴が、プロデューサーとしても人間としても誰かと幸せになることができるとは思えんな」
学P「……すみません、ありがとうございます」
学P「星南さん……俺はあの日生徒会室で初めて会った時からあなたを愛しています」
学P「……星南さんを世界一のトップアイドルにすることを約束します。そしたら、結婚しましょう」
星南「……フフッ、もう、先輩ったら……付き合うとかではなくいきなりプロポーズなの?」
星南「もう……グスッ……ほんとうに……グスッ……」
星南「嬉しいわ……グスッ……先輩!」
チュッ
学P「星南さん……!?」
星南「もちろん、あなたは永遠に私のモノなんだから!」
莉波「会長おめでとうございます……!」
麻央「やれやれ、一時はどうなるかと思ったよ」
燕「フン……全く世話の焼ける二人だ……」
星南「三人も本当にありがとう!」
学P「本当にお世話になりました……!」 - 35二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 08:16:13
このレスは削除されています
- 36二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 12:34:44
Happy End
- 37二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 12:48:00
星南とそのプロデューサーが結ばれて一か月、やっと二人のお守りから解放されると思ったのだが……
星南「燕、莉波聞いて頂戴!この前先輩とデートに行ったときにね────」
星南「燕、莉波相談なのだけれど……もうすぐ一か月記念日じゃない?先輩へのプレゼントを一緒に考えてほしいの!」
星南「燕、麻央、莉波、どうしよう!先輩と喧嘩してしまったの……仲直りするにはどうしたらいいのかしら……」
学P「雨夜さん、見てください!この前のデートの時の星南です。滅茶苦茶可愛いですよね!」
学P「雨夜さん、姫崎さん、御相談なのですが、一か月記念の星南のプレゼントってどんなのがいいんでしょうか……」
学P「雨夜さん、師匠、助けてください!星南に嫌われていないでしょうか……」
燕「なぜ付き合う前より負担が増しているんだ!!!」
莉波「まあまあ……私は会長といっぱいお話しできて楽しいよ?」
麻央「付き合い始めで舞い上がっているんだろうけど……二人は凄いね」
莉波「でもこうやって色々遊べるようになったのは会長とプロデューサーさんのお陰だと思うんだ」
燕「……それは否定しないが、限度があるだろう……!」
麻央「燕は二人の結婚式で仲人としてスピーチするから丁度いいんじゃない?」
燕「チッ……姫崎と有村も一蓮托生だから覚悟しろ……!」