- 1アノマス◆UBru6zWM0.25/10/13(月) 23:00:44
その国独自のトンデモ技術、魔術で作られた建物や設備ってあるよね。造られたのは〜年以上前だよって聞いて更に驚く展開……
前スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第6364層|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/5731589/設定スレhttps://bbs.animanch.com/board/5702697/姉妹スレhttps://bbs…bbs.animanch.com設定スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 脳内設定スレ108|あにまん掲示板①ここは、「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」から派生したスレです。スレ立て時現行スレhttps://bbs.animanch.com/board/5702036/姉妹スレhttps://bbs.…bbs.animanch.com姉妹スレ
ダンジョンマスター専用掲示板 その73|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/5626736/※脳内設定置き場として共用させていただいている姉妹的なスレのサブスレッドです。書き込む際にはこちらの1の規定を守ってお使い…bbs.animanch.com・次スレは>>185さん
・スレ立ては「その他話題」、画像は「いらすとや」のイラストを使用
・「このダンジョン一緒に攻略しようぜ!」など、特定メンバーでやりたい遊びはダンジョン攻略スレで進行
・ダンジョン攻略の他に、集まってするイベントはイベントスレで進行
・画像の貼り付けは原則禁止
・あくまで掲示板、直接名前を出すのは避ける
・プロレス系ロールは喧嘩にならないよう気をつける
・スレチの話題は禁止
・メタ会話は()or(※)で囲もう
・本スレ、関連スレ以外へのコテハン・話題を持ち込むのは原則禁止
>ルールは上記を守るだけ
>熟練者に成るもよし 初心者に成るもよしダンジョン関係に成るのもok trpgのキャラに成りきるのもokです!
>気軽に誰でも書き込んでくださいね!
- 2飴屋25/10/13(月) 23:13:26
保守飴
【保守の形の飴】 - 3同化のテロル@ダンジョン25/10/13(月) 23:13:39
(※立て乙です)
【で、この冒険者達の場合はというと……】
──《冒険者ーワイルダーー》!
【バイトマン之声に合わせて黄金の旋風がその身を覆い、異形の外骨格を持った《冒険者》へとその身を変貌させる】
俺が斬り込む!会わせてくれ!
【《冒険者》は床に手をつくように姿勢を低くする。手指と足の鉤爪がアンカーの如く突き立ち床にヒビを入れ……その姿が消えた。次の瞬間、凄まじい風切音と共に、爆風が起こる】
【歌劇場の中を黄金の閃光が飛び交い、"憑霊人形"の手勢は光が奔る程に薙ぎ払われていく】
「──私と一緒に、踊ってくださるかしら!」
【舞台上への道が開け、そこに飛び込んでいくのは《魔導》のフォボス。手にした薙刃ーグレイヴーで"憑霊人形"に斬り掛かった】
【"憑霊人形"は何処からか取り出した華美なレイピアでそれを迎え撃つが──】
「……駄目よ?」
【その身に、呪詛の鎖が巻き付く】
【"憑霊人形"はぐりんと首を180°声のした後方に回すと、果たしてそこには『仮面』をつけたセーラー服の少女がいた】
【何もない空中に腰掛けて足を組んでおり、その傍らには九本の狐尾を持つ無貌の女怪が侍っている】
【だが、最も警戒すべき者はそこにはいなかった】
【瞬間、客席の方角から凄まじい呪力が膨れ上がる。"憑霊人形"は再びぐりんと首をそちらに向けた】
【そこには、刃の両腕を持ち、しかし脚を持たない巨大な幽鬼。そしてそれを背にするように、一人の少女】
「これで、"目が合った"」
【少女が躊躇いなく手にした短剣でその胸を突き刺すと】
【"憑霊人形"の胸部に孔が空いた。そこはまさに、"心臓部"。憑依した魂魄を制御し、全身に呪力を行き渡らせるための部位】
【こうして呆気なく、ボスモンスターは討伐された】 - 4飴屋25/10/13(月) 23:14:55
保守飴その2
- 5騒々神◆7Ne9e.LPTA25/10/13(月) 23:15:22
よし!魔力流しやるか
- 6アノマス◆UBru6zWM0.25/10/13(月) 23:15:29
色々と困らないのは闘技場の特権ね…
- 7七色魔弾25/10/13(月) 23:16:12
- 8二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:16:37
※まだ人もいらっしゃるので保守はしなくても平気っすよ
- 9ライガーの獣人25/10/13(月) 23:16:47
- 10カトエヘル25/10/13(月) 23:17:18
- 11アノマス◆UBru6zWM0.25/10/13(月) 23:17:27
- 12同化のテロル25/10/13(月) 23:17:44
- 13飴屋25/10/13(月) 23:19:31
- 14報恩の両手剣使い25/10/13(月) 23:20:03
- 15七色魔弾25/10/13(月) 23:20:20
- 16騒々神◆7Ne9e.LPTA25/10/13(月) 23:20:47
- 17カトエヘル25/10/13(月) 23:21:39
- 18二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:21:50
- 19騒々神◆7Ne9e.LPTA25/10/13(月) 23:22:57
- 20アノマス◆UBru6zWM0.25/10/13(月) 23:23:48
- 21【D・S】◆LXse3il6fw25/10/13(月) 23:25:50
- 22カトエヘル25/10/13(月) 23:26:02
- 23同化のテロル25/10/13(月) 23:28:05
- 24ライガーの獣人25/10/13(月) 23:29:11
- 25カトエヘル25/10/13(月) 23:29:14
- 26不貫羽毛25/10/13(月) 23:29:24
- 27カトエヘル25/10/13(月) 23:30:52
- 28報恩の両手剣使い25/10/13(月) 23:31:55
- 29飴屋25/10/13(月) 23:32:45
- 30アノマス◆UBru6zWM0.25/10/13(月) 23:33:37
- 31飴屋25/10/13(月) 23:34:53
- 32カトエヘル25/10/13(月) 23:36:08
- 33騒々神◆7Ne9e.LPTA25/10/13(月) 23:37:29
実際油断慢心は危険
めっちゃ強い王様が慢心しててやられたことあるらしいからな - 34アノマス◆UBru6zWM0.25/10/13(月) 23:39:21
- 35転換◆u6dVBsXy1E25/10/13(月) 23:39:27
- 36【D・S】◆LXse3il6fw25/10/13(月) 23:39:53
「お待たせしました、こちらでございます」
【艶消しの黒い箱が差し出される。
中には強化の後に新品同様に整備された《吹緑のロングソード》があった。
手に吸い付いてくるような柄の握り具合、鞘から引き抜けば濃緑の刃が照明を受けギラリと光る。
耐久性、物理威力も随分上がっているはずだが、感じる重みはむしろ以前より軽い。嵐のような暴風が刃に取り巻いているため、剣身へ働く風力が桁違いになっているためだ。
戦闘となればより猛威を振るうこととなるだろう。】
「銘は《真・吹緑のロングソード》でございます。」
【※カタログスペックは設定スレの方に。】
こちらでございますね。
素材は揃ってございますか?
【グランデ・マチェット】
【ドルヴィ・スタジオ】作、4,900G
鋼鉄に僅かな《剛鉄鋼》を加えて強靱性と重量を強化した初級武装の大型の鉈。
片手で振れるサイズながら幅広・肉厚でサバイバルにも活用可能。そして魔物の皮や鱗を断つ威力も併せ持つ。
喜んでいただけて何よりでございます。
また武具の相談があれば是非【ドルヴィ・スタジオ】へ。
- 37二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:41:09
- 38七色魔弾25/10/13(月) 23:41:27
慢心は100%潰れるだろうけど90%くらい心も一緒にへし折れねえかねそれ
- 39A3ー3849260『アズ』25/10/13(月) 23:42:01
【剥き出しになった"抜け殻"の胸部に、結晶体を投入する】
『"換装、開始"』
【胸部の結晶体から放たれた青い光が、波打つように"抜け殻"の表面を走り、その外郭をコーティングしていく】
『"換装、完了"』
【手順が終わるのに、然程時間はかからなかった】
【金髪の踊り子と言った外見だった"抜け殻"は、青い光を帯びた長い銀髪に複色の虹彩を持つ青の瞳、身体にフィットした白のスーツを纏った長身の少女の姿へと変わった】
「……嫌な思い出が蘇ってきたな……」
【そう。バイトマンと遭遇戦を繰り広げたあの時の姿そのままである】 - 40不貫羽毛25/10/13(月) 23:42:35
- 41二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:43:10
転換さん直々の御指南か
それともグレイヴマンのアレか - 42カトエヘル25/10/13(月) 23:43:35
- 43【D・S】◆LXse3il6fw25/10/13(月) 23:44:14
《戦場の野》するのでございますか?
- 44二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:44:17
- 45報恩の両手剣使い25/10/13(月) 23:45:02
転換殿のブートキャンプか…怖いもの見たさではあるが参加してみたいな
- 46カトエヘル25/10/13(月) 23:45:38
- 47二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:46:15
まぁ最低限の保証はしっかりあるでしょ
死んでじゃあねだと普通に法に反するし - 48二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:46:21
新人で無限牢獄限界チャレンジ
ノコギリくんの無謀を思い出しますな - 49ライガーの獣人25/10/13(月) 23:46:31
- 50アノマス◆UBru6zWM0.25/10/13(月) 23:46:48
- 51同化のテロル25/10/13(月) 23:47:13
- 52転換◆u6dVBsXy1E25/10/13(月) 23:47:30
- 53二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:48:13
- 54【D・S】◆LXse3il6fw25/10/13(月) 23:48:52
- 55二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:49:30
- 56飴屋25/10/13(月) 23:50:48
- 57二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:51:34
- 58二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:52:04
彼は深淵行きまぁす!って言ったんじゃなくって無限牢獄行ってきま~すで気づいたらなんか深淵にいたパターンだったから当時でもわかってたら止めたと思う
- 59【D・S】◆LXse3il6fw25/10/13(月) 23:52:05
- 60二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:52:19
- 61二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:54:08
折って刻んで煮込んで灰汁をとって塩を振った心か…どんな味がするんだろうか
【もはや訓練工程ではなく調理工程だと認識している】 - 62転換◆u6dVBsXy1E25/10/13(月) 23:54:42
ベストコンディションに適切に持っていく前準備とグッドコンディションを維持し続ける立ち回りとバッドコンディションとの付き合い方は大切だからね
エリクサーが山とあっても肉体の100%を発揮し続けるのは困難なのだ - 63A3ー3849260『アズ』25/10/13(月) 23:54:59
『以前に比べれば機能は遥かに低下していますが……
自律行動可能な"端末"を得られたことは大きな進歩です
あなた達には何れ、何らかの形で返礼をしなければなりませんね』
【バイトマンの方を見ながら】
「おー、冒険者なって金稼いだらかけ蕎麦でも奢ってくれ
俺の好きな食いもんなんだよ」
【ちなみに他のメンツは、それぞれ44番地のドロップアイテムを売却したり研究材料にしたりして利益を得られたので必要ないと言ってくれましたよ】
「……あ、そうだ
今度の駅は刀が要るんだったな。これやるよ
俺が持っててもどの道使わねぇしな」
【そう言って、無銘の打刀を渡した。その昔襲ってきたフルハシを返り討ちにした時にぶんどったものだった】
- 64カトエヘル25/10/13(月) 23:55:27
ワ・・・ワァ…!
【あまりの恐ろしさに声も出ない。どうしても必要があったら行こう…】
おお。
【武器…そう武器なのだ。今まで使っていたのは道具であって、武器の用途はついでだった。】
【今度からは元が武器で、ついでで道具として使えるようになるわけだ。】
…投げやすいですね、これ。今使っている奴は柄が重すぎて対して飛距離が出なかったんですが、これは違う…
…高い買い物って、良いもんですね…
////
グランデ・マチェット
・これは非常に安定した殺戮修正を持つ {+5}
・これは植物に対して強い{レベル:B}
・これは鉄と剛鉄鋼から成る
・これは稀に斬撃による出血を発生させる{レベル:C}
・これは【ドルヴィ・スタジオ】によって作られた片手近接武器である
・これは投げやすい {投擲スキル補正:+4}
////
- 65同化のテロル25/10/13(月) 23:56:35
- 66土鉄の魔法剣士@過去25/10/13(月) 23:56:49
【みしり】
「ぬっ、失念していたな」
【周囲へと流れる足音と魔力を出来る限り絶つことで暗殺を行い、損耗を低減させようと企てていたが、〈一般魔術師〉である以上魔力のコントロールは問題が無いにしても、人を起こさないようにして横を通る程度の経験しかない忍足が実戦で通用するはずもなく……】
【落ち葉に隠れた枯れ枝を踏み抜き音を立ててしまった】
【男のミスにより背後へと迫ろうとしていた脅威へと勘付くゴブリン】
【腰に差した手入れのなっていない錆びたナイフを抜き、先手必勝と言わんばかり森を素早く駆け、男へとナイフを突き立てんとする】
【ゴブリンが脅威に勘づきナイフを振るうまでの数秒】
【その数秒で男は詠唱を終えている】
〈士魂の祈り〉
【まるで金属音のような、肉体に突き立てたと到底思えぬ"妙な"音を立ててナイフはひしゃげた】
【一撃で終わる、と思っていたため防御などは考えていないゴブリン】
【そんな相手に振るわれるのは〈士魂の祈り〉を付与した上で放たれる渾身の一閃】
【肉体を大きく損壊させた勢いをそのままに、かつてゴブリンだった物は横にあった木へと衝突】
【森中に響き渡らせた派手な衝突音を合図のようにしてまずは冒険者としても本日こなす6つの依頼の内としても初となる1件目の依頼を終えた】 - 67飴屋25/10/13(月) 23:56:56
- 68アノマス◆UBru6zWM0.25/10/13(月) 23:57:09
- 69二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:57:57
- 70二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:59:18
あぁうん…好きにすれば良いんじゃないかな
- 71カトエヘル25/10/13(月) 23:59:19
- 72土鉄の魔法剣士@過去25/10/13(月) 23:59:51
「道中も走るならば〈士魂の祈り〉は維持しておくとするか」
「先は長い、ちゃっちゃっと進もう」
【ここは精霊の数を意図的に増やすことで魔物を発生、または定住しやすい環境を作った半人工的ダンジョン】
【初心者の依頼やダンジョン内でしか育たない薬草等の栽培に用いられている】
【ここを選んだのはそのため】
【ゴブリンとスライムのメジャーな二種を同時に狩りつつセントラリア近郊であるため他の依頼へと動きやすいと判断したからだ】
【発見】
【蠢く緑や青のゼリー状のなにか、紛れもなくスライムだろう】
【ゴブリンと違い幸いにもあちらは冒険者の存在に気付いていない】
〈巌の首枷〉
【屈み、地面に手を添える】
【魔力を地面に流し掌握、土が盛り上がるようにしてスライムを囲み始める】
【スライムに足があったのならまだ足掻けたと思われるが、スライムは全身を接地して這いずるようにして動く】
【そう、この魔術とは相性が良好であった】
【盛り上がった土は石へと変わり完全に囲まれ動けなくなったスライムを石ごと抉り抜くように───剣を振り抜いた】
- 73二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:02:25
- 74アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 00:04:05
- 75ライガーの獣人25/10/14(火) 00:06:10
- 76一護一衛◆kTvl07K2zU25/10/14(火) 00:06:17
素養と努力と試練で使えるようになったりならなかったり……
18歳から初めても遅くはないぞ
【実体験である】
(※ダイスで決めるのもありますがこれからの展開が意図しない方向に行ってしまったりするので自分で決めるのもおすすめです)
- 77カトエヘル25/10/14(火) 00:06:30
- 78A3ー3849260『アズ』25/10/14(火) 00:07:01
- 79【D・S】◆LXse3il6fw25/10/14(火) 00:08:03
圧倒的な暴と武の群れ、一切の容赦なく飛び交う技に魔法に奇跡に呪詛、そして始まる無限 完治即殺 -りすきる- 祭……。
いくら油断と慢心があろうと、新人の方に勧めるには……セントラリア王国憲法に悖るのでございます。
【一体何を思い出しているのだか。】
(※聞こえる……ダイスの女神の嘲笑……ここぞという時に腐り、ネタにすら出来ない微妙な出目……うっ、頭がっ) - 80土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 00:09:16
【ここまでは魔術学校の授業にて幾度か経験のある相手があったがこれからは完全に未経験】
【ここからが本番と言っても差し支えないだろう、彼はより一層気を引き締めようと思った】
【その矢先───】
ワーグ
【〈魔狼〉によって左腕を噛みつかれた】
【驚きこそあったが焦ることなく、剣を逆手で抜き、魔狼が牙を離すよりも速く剣がその体を貫いた】
「今までの教室や安全装置がある状態で行うような戦闘じゃないんだ」
「……乱入は予測しておくべきだった」
【左腕の軽い傷で済んだのなら安い勉強代であった、と思い再び足を動かす】
【王都地下下水道、文字通り王都の地下に張り巡らされた下水道である】
【遺跡やダンジョンを流用した箇所や人の手で増設した箇所、衝合によって増えたり減ったりするそれの全容を知るものは居ないダンジョン】
【などと言われたりもするがそれでも公共の設備】
【日夜、衛兵や冒険者によって見回りや駆除が行われる安全が保たれている】
「わざわざ丁寧にありがとう」
【土鉄の魔法剣士は安物のスクロールだから情報が間違っていたり古かったりはしないだろうか……と疑念を抱きつつもこれから己が行う依頼の重要度と役割を理解しそれを遂行できる喜びを静かに噛み締めた】
- 81A3ー3849260『アズ』25/10/14(火) 00:09:37
(※白いガンツソード的なイメージです
機能が大幅制限されてる現状でも造れて、かつ使い勝手がいいものを選んだ形
>>BーSSー06)
- 82騒々神◆7Ne9e.LPTA25/10/14(火) 00:10:33
【鉱石取りに無限牢獄向かうやつ】
- 83二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:10:42
(※まあよく使われる奴なら振る数多くて「何一つ適性無し!」展開はそうそう無いからヘーキヘーキ)
(※逆に高確率で何かしらはそれなりのレベルで使えるということになる、とも言えるけど) - 84カトエヘル25/10/14(火) 00:12:08
※うわーん!過去スレが6000個以上もあってダイス表が見つかりません!
※自分で作った魔法属性の適性を振っても良いもんですか?適性を振るときは決まった属性にしないとダメですか? - 85転換◆u6dVBsXy1E25/10/14(火) 00:12:09
- 86土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 00:12:54
【借りた蝋燭の灯りを頼りに暗闇を進む】
【水滴の滴る音や下水の流れる音に混じり時おり聞こえる呻き声や叫び声のような何か】
【偶然そのように聞こえただけ、もしくは冒険者の声がそう聞こえただけだろうと冷静な脳は考える】
【が、高等魔術学校時代に同級生が話していたセントラリア王都地下下水道の幽霊の噂話がその冷静な考えを僅かに否定する】
【脚を進める速度が心なしか遅くなりだしたその時、異音と悪臭が彼へと届いた】
【ぬたぬたとした粘ついた音に明らかにレベルの違う鼻を通じて脳にまで届く強烈な悪臭】
《築け 土砂の掩体》
【瞬間、土鉄の魔法剣士を覆うドーム状の土】
【一方向のみに壁を作る〈土砂の胸壁〉とは違い、瞬時に全方向へと壁を広げる土砂の胸壁を基に作られた土系統の下級魔法】
〈土砂の掩体〉
【噂話で多少恐怖を抱こうが、師匠下で学んだ7年、高等魔術学校で学んだ3年がそう簡単に彼の魔術を鈍らせやしない】
- 87二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:15:17
(※くそっ、旧型の適正ダイスしか持ってないぜ!最新版はいずこへ!)
- 88二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:16:14
- 89一護一衛◆kTvl07K2zU25/10/14(火) 00:16:21
(※【dice6d100=78 18 20 62 38 99 (315) (火/水/風/土/氷/雷)
dice3d100=89 74 33 (196) (闇/光/希少)
希少は適性値がゾロ目の場合は空間属性、それ以外の場合は最も数値が近い通常属性の亜属性となる】
一応見つかりましたが最新版かどうかは分からない……)
- 90二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:19:46
(※最新とか旧とかないんですなー
属性ダイス表は「ダンジョンスレにおける属性とはこういうもの」という思い込みを作らないために絶対に公式にはできないものなので、逆に言うと全部まとめて非公式) - 91カトエヘル25/10/14(火) 00:20:43
- 92土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 00:20:54
【天井から落下した、複数体の蠢く腐肉《ブロブ》】
【ガラス片やら動物の骨をドームに引っ掛け、そのブヨブヨとして肉体を揺らしてドームに傷を広げる始める】
【作ったドームの中へと籠り数秒が経過、ドームがひび割れ始めた瞬間自ら魔法を解除】
【蝋燭の光を反射した"何か"が暗闇で煌めいた】
【複数箇所から音が立ち、その音と共にブロブが動きを止める】
「まだまだいるのだろう……」
「全部駆除だ」
《群れ成す鋼の蜜蜂よ 汝の敵を刺し貫け》
【暗闇で狙いをつけづらく、下水道である以上無闇矢鱈に攻撃することも望ましくない】
【故に選ばれるのはこの魔法】
〈鋼の蜜蜂〉
【鉄片という触媒を要求されるが追尾能力を持ち、小規模でかつ、確実に死を齎せる威力を持つ中級魔法】
【音に反応し、天井から下水から曲がり角からずるずると現れる《ブロブ》】
【それら全てを正確に〈鋼の蜜蜂〉が刺し貫き続ける】
「……これで終わりだな」
【辺りに散乱する目標数以上のブロブ】
「スクロールを買う際に売るか迷ったが魔術用の触媒は残しておいて正解だったな」
【〈士魂の祈り〉のかけて強化した肉体を存分に使い、王都地下下水道を後にした】
- 93二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:21:12
(※自分は
地水火風氷雷闇光その他
dice9d100=☆ をよく提示しますなー)
- 94二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:22:06
(※これが俺の答えや
属性適正
火/水/土/風/闇/光/氷/雷/空間/希少
dice10d100=53 90 69 17 41 51 12 38 67 18 (456)
希少属性
1.龍 2.時間 3.生命 4.虚無 5.煙 6.重力 7.混沌 8.霊 9.金 10.想 11.剣 12.虚数 13.言霊 14.湯 15.爛禍 16.星 17.黄昏 18.腐食 19.音 20.その他
dice1d20=9 (9)
魔力スカウターの一例として使っておくれ)
- 95【D・S】◆LXse3il6fw25/10/14(火) 00:22:07
- 96〈春風〉◆FZj6svE9vc25/10/14(火) 00:22:53
(※火水風土みたいな属性で魔法使う人もいれば物理虚数量子とか天地人とか血獣上位者とかそういう属性で魔法使ってる人もいるかもしれない そういう世界なので「これを使うべき」みたいな表は無いのですな)
- 97二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:23:15
(※ちなみにスカウターの適正としては、ダイス値50以上が適正ありと見なされる……はずだったと思うぜ)
- 98アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 00:23:38
- 99二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:27:45
- 100ライガーの獣人25/10/14(火) 00:28:09
- 101二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:29:32
- 102土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 00:30:23
【薫る潮風にカモメの鳴き声、海である】
【泳いで探すことも検討したがさすがに手漕ぎのボートを借り、海へと漕ぎ出した】
【山育ちかつグロワールでは寮生活のため海に来ることはそうそう無かったため、彼にとっては新鮮な体験と言えるだろう】
【海上に球のようななにかが浮かんでいる】
【目を凝らすが……違う】
【あれは浮標だ】
【再びボートを漕ぎ出し数分】
【海上に球のようななにかが浮かんでいる】
【目を凝らすが……違う】
【あれは球状のゴーレムだ】
【門外漢なので詳しくはわからないが綺麗に手入れされており野良には見えず、定期的に魔力を飛ばして何かを探っているので海難救助や測量用のゴーレムだろう】
【再びボートを漕ぎ出し数分】
【海上に球のようななにかが浮かんでいる】
【目を凝らすが……違う】
【あれはただのゴミだ】
【回収するためにボートを寄せた後にボートに乗せ、そして目標を探すために再び漕ぎ出した】
【海上に球のようななにかが浮かんでいる】
【目を凝らすが……いや今回こそはお目当てのものだ】
【ぎょろりとした眼球のみが海に浮かんでいるように見えるが眼球の周りには半透明の何かがあり、目を凝らしその半透明の何かと海の境界線を見極めることでクラゲのような輪郭が像を結び始める】
【先程までは心地良いと思っていた潮風がこれを視界に入れながらだと急に生臭く感じてしまう】
【これが依頼でなければ何かしらの水死体であると思ってしまう程に奇妙な生物】
【情報と比較しても間違いない、これが目玉クラゲだろう】
「なるほど……確かにこれはゲテモノだ」
- 103〈春風〉◆FZj6svE9vc25/10/14(火) 00:31:37
- 104二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:36:39
- 105土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 00:39:44
《群れ成す鋼の蜜蜂よ 汝の敵を刺し貫け》
〈鋼の蜜蜂〉
【懐から取り出した小包を広げその中の鉄片に魔術をかける】
【空へと浮かび、ひとりでにクラゲへと向かい目玉を避けるようにして体を撃ち抜いた】
【が、しかしクラゲは生命活動を止めてはいない】
【距離が離れればそれ相応に威力は下がり、波と水に阻まれる海中ともなれば複数発が刺さろうとも絶命には至らない】
【眼球の前に光が集められ収束していく、一点に纏まり小さくなったそれはボート上の冒険者へと向けて一直線に放たれた】
【ここは海上のボート、魔法で操れる岩や土は遠く、新しくそれらを生み出そうとすればボートが沈む】
【詠唱は間に合わないし間に合ったとて既に発射されたビームを撃ち落とせる速射性と威力を持ち合わせるものを土鉄の魔法剣士は習得していない】
【ボートを漕ぐ?論外だ間に合うはずがない】
【ならば残された選択肢は一つ】
【切り落とす】
【ズボンのベルトに括り付けられた鞘から剣を抜き、ビームへと横薙ぎに切りつける】
【ビームの熱と重みが剣を通してずしりと腕に伝わる、剣を振り抜き軌道を反らせない】
【いくら初級魔法程度の威力であるとは言え魔法は魔法、咄嗟に剣を抜いたため魔力も術も仕込んでいない剣での対処は彼の練度では困難を極めた】
【海中で既に二撃目のチャージを始める目玉クラゲが視界に収まる、予断は許されない】
《戦刃佩いては丘に立つ 肩切る風は勇侠の詩 殊勲の誉れよ 汝に在れ》
〈士魂の祈り〉
【再び〈士魂の祈り〉をかける、二度目を重ねることでの出力上昇】
【腰を切りビームを斜め後ろの上空へと弾きボートは無傷】
「次弾がくるのならばその前に……仕留めるのみ!」
- 106二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:39:49
そして俺はデデーン属性の使い手だ
得意なのは魔力砲だ - 107〈春風〉◆FZj6svE9vc25/10/14(火) 00:40:01
- 108二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:41:04
- 109二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:42:04
- 110二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:42:18
更に俺はドルフィン・コンドル・ライオン・バッファロー・カメレオンの複合キメラ属性の使い手さ
- 111カトエヘル25/10/14(火) 00:42:28
【魔術師ギルドに属性を調べてもらいに行く】
【てくてく歩いていくと白い塔が見えて来る…】
(おかしいな…この前見た時は黄色と黒の縞々模様だったはずだけど)
【要件を受付で伝えると、何でもお金がかかる今時には珍しく無料で診断を受けられるとのことだった】
何で無料なんだろう…
【新しい才能を囲い込むためだ】
…NOW 測定中
【診断結果が書かれた紙を見て首をひねりながら塔を出て来た】
…いっぱい資料とか割引券とかもらった…紙1枚だけでよくないかな - 112二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:42:28
うわあ魔法切り落とした……すごいなあの人
- 113アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 00:44:09
…ところで竜威しの竹を伐採しつつ集める時にタケノコも結構な量集まったんだけど誰かいる?
こうやってコツンと合わせると……「クルァー!」
【幼竜の鳴き声の様な音が鳴った】
時には間違える事もあるけれど。それも成長の糧にできるかどうかもいい魔術師、魔女の路よね…
- 114土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 00:47:52
【互いにその認識なのだろう攻撃は止まない、ボート/クラゲが水底へと沈むまでは】
【海上をビームが駆け、海中を鉄片が駆ける】
【ビームを剣で弾き、鉄片を肉体で受ける】
【鉄片の残りの数など意識から外れたその時……ようやく次のビームの充填が止まったことを確認】
【ボートへと腰を下ろし、軽く息を整えた後に目玉クラゲへと近付いた】
【術後にも鉄片に魔力を残しておき上方向への推進力とすることで沈下を防止しておいたのだ】
【オールで目玉クラゲを掬い上げるようにしてボートに乗せ、少し前まで学生鞄として魔導書を詰め込んでいた鞄へと目玉クラゲを詰め込む】
【目玉を傷つけないように鞄へと詰め込む慣れない作業を終え、鞄があまりにもパンパンになり悲鳴を上げたので一度ギルドへと帰還した】
【ゴブリン、スライム、《ブロブ》それぞれ討伐依頼の終了を報告し、目玉クラゲを納品】
【回収したゴミはゴミ箱へと捨て、磯臭くなった鞄には見なかったフリをし、左腕の傷に包帯を巻く軽い処置を行い残る2件の依頼へと向かった】
- 115カトエヘル25/10/14(火) 00:48:17
【紙を見て唸る】
うーん?えーと…説明を受けたのに分かりにくいなぁ!
だから…魔法領域と属性があって?
で?
僕が得意なのは…2領域,適性が無くもないのは1領域なのね…
得意な領域が深淵領域と生命領域…
深淵領域の中でも、混沌属性の魔法とベストマッチだって…!
混沌…混沌って何…?
【頭の中が混沌とする】
【…80%割引!と書かれた券を見る】
凄い…入団を勧められたな…
入ったほうがいいのかな…何もわかんないしなぁ… - 116トンちゃん◆7Ne9e.LPTA25/10/14(火) 00:50:20
- 117二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:51:22
- 118二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:52:42
- 119カトエヘル25/10/14(火) 00:53:37
- 120二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:56:11
- 121二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:56:31
メジャータイプとは違うから教えてもらえるならそれに越したことはないけどギルドに所属してるなら割とタダで学べる範囲は広いし誰か!魔術について教えてけろー!って叫べばまあまあな確率でそれなりの金を取って講義を開ける人による緊急授業が始まったりするしケースバイケースかなぁ……
【割とマジでアデプトクラスがすっ飛んでくるんだよね、恐ろしい】 - 122トンちゃん◆7Ne9e.LPTA25/10/14(火) 00:56:37
- 123土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 00:56:59
【次はウォルミール丘陵、森林地帯へと地図をこまめに確認しながら向かう】
【目玉クラゲの際とは打って変わってここは大きく広がる草原、緑の草原に灰色の体と10mに近づくその体躯も合わさり容易に見つかった】
「この大きさでは〈鋼の蜜蜂〉じゃ不向きだろうな」
「負担軽減の為にもこちらだ」
《撃ち抜け 剛塊の弾岩》
【草原の草の下から土が引き摺り出され空へと浮かび、空中に散乱していたそれは一つの塊へと固まっていく】
【彼の頭を一回り上回る程度のサイズへとなったあたりで塊は角の多い刺々しい石に姿を変えた】
【剣を抜き、《ハルポノス》へと剣の切っ先を向ける】
【これは杖、あるいは魔導書】
【つまりこれは魔法における照準器の役割】
【切っ先を向けられた通りにその岩の弾は《ハルポノス》の頭部へと直撃して割れ、《ハルポノス》の意識を奪い昏倒させることに成功した】
【小回りの効くナイフや短刀を持ち合わせていないため、剣を使い強引に肉を切り分ける】
【腕には勿論、顔にも血をべったりとつけながらも肉を切り分けることに成功】
【磯臭さが移らぬよう買ってきた清潔な布で肉を包み、それをロープで縛る】
【ここから鉱石とキノコを採取し、土鉄の魔法剣士の場合はさらにワイバーンを討伐する必要性がある】
【足が早い《ハルポノス》の肉では保管に不安が残るだろう、だが彼は魔術師だ】
【対処する"術"を知っている】
〈氷晶〉
【肉の温度自体を下げ、持ってきた水筒の中身を凍らせて鞄の内に置いておけば半日程度は持つだろう】
「役に立つと散々言われて覚えておいたが……まさか本当に役に立つとはな」
「後で師匠に感謝の手紙でも書いてやるとするか」
- 124ライガーの獣人25/10/14(火) 00:59:39
- 125アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 00:59:52
ふふ、いろんなタケノコ料理にしちゃおっ…
- 126二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:00:26
「測られる側」もそうだけど「測る側」次第でも見え方は違うからね
鎧着こんで斬って斬られてするタイプの剣士が『キミ剣士向いてないよ』って言っても
軽装で一撃離脱を信条にするタイプの剣士が『キミ剣士向いてるよ』って言う可能性は大いにある……みたいな - 127カトエヘル25/10/14(火) 01:03:04
- 128トンちゃん◆7Ne9e.LPTA25/10/14(火) 01:05:12
- 129二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:05:17
魔術学校?
魔術師ギルドで測ったんじゃないのか、それなら「測る側」の主観もかなり入ってそうだな
そして魔術の説明よ、素人に対して専門用語用いて説明するんじゃない…… - 130土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 01:07:53
【ここまでは順調に進んだ【探索の基本:森林編】】
【しかし土鉄の魔法剣士にとってはこれからが地獄であった】
「……まるで見つからんぞ!」
【森を既に何度も歩き回り丘陵を何度登っても見つからない】
【授業や課題でも最低限のフィールドワークはあったが採取ではなく戦闘の重きを置いたものであり、触媒や素材を見分ける目はあってもその素材は既にフラスコや瓶に詰められている物に限る】
【彼は今、迷走していた】
【木の棒を倒した方向へと探索するなどと言う突拍子もないことを行い現実逃避しそうになる心を律し、今一度情報を見返し緻密に探索を続ける】
【昼下がりから日が傾き始めるまで歩き回り……ようやく規定数の《ウォルミダケ》と《カラーレス・クリスタル》を入手】
【見落としがあまりにも多くここらを何往復もしたので達成時にはこのウォルミールの景色が脳裏に焼き付いていた】
【そしてこの時の無色透明の《カラーレス・クリスタル》越しに透けて見える夕焼けはやけに綺麗であった】
【生憎蝋燭や光源を生み出す魔法を待ち合わせていないがために日が沈む前に《レッドシュトルム》を見つけられなければ、今日中の依頼の遂行が難しくなるので急いで古代樹の森に向かう】
【残すところ最終の1件にして最大の難敵『C:赤い小竜巻・レッドシュトルム現る!』のみとなった】
- 131アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 01:10:13
破滅的って解釈が迷うところね。精神影響なのか身体、真っ当に威力なのか…「失敗すれば本来の効果からはかけ離れたものになるかもしれない」…かな?
- 132カトエヘル25/10/14(火) 01:10:23
- 133ライガーの獣人25/10/14(火) 01:10:49
- 134二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:11:45
- 135二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:12:03
- 136トンちゃん◆7Ne9e.LPTA25/10/14(火) 01:13:13
「ありがとー!!」
【しばらくして満足したようでお礼を言って去っていった】
【そしてギルドから出るあたりで空間をぐにいっとして消えた】
【前は傷つけられて溢れる形だったが最近意識して使えるようになってきた】
- 137カトエヘル25/10/14(火) 01:13:56
- 138土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 01:14:10
【辺りが暗くなり始めたその時、古代樹の森の端にてそれは見つかった】
【飛翔する巨大に赤い竜鱗、それは紛れもなく《レッドシュトルム》であった】
【あちらも冒険者を見つけたのだろう、息を吸い込み頭は天を仰いでいる】
【魔物に詳しくない土鉄の魔法剣士でさえもそれが何を意味するのかを瞬間理解】
《築け 土砂の胸壁》
【片膝をつき、地面へと魔力を流し詠唱に合わせて土を整形し魔術を発動】
【吹き出されるであろう燃え盛る炎の吐息に対抗するために砂煙を巻き上げつつ地面から迫り上がる土塊の壁】
【巨体から吐き出される巨体相応の大きな火炎】
【片膝をついた姿勢のまま壁の裏へと隠れ、迫り来る炎とその熱の脅威から逃げ、生まれたこの時間で警戒を続けながらも次手の組み立てを思案し続ける】
【───上手く考えが纏まらない】
【いや、それより熱い】
【今すぐ死に絶えたり体が炭化するようなものではないがとにかく熱い】
【喩えるならばサウナの中かあるいは調理後すぐのオーブンの中】
「魔法の選択をしくじったか……」
【攻撃し狙いを逸らすためにも懐にしまっておいた小包を広げ鉄片を取り出そうとするが中には何も無い】
【今日の度重なる依頼で触媒となる鉄片は既に使い果たしている】
「なるほど……これはしまった」
- 139二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:14:18
※というよりギルドについてはテンプレ設定に記載されてるんで、独自設定とリンクさせ過ぎるのはガッツリアウトですね……
- 140二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:15:22
なんだなんだ
闇ギルドにでも引っかかったのか?カトーの坊や - 141カトエヘル25/10/14(火) 01:17:54
- 142アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 01:18:46
おやすみなさいライガーさん。いい夜を…
- 143二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:18:50
攻撃に向く方向性の混沌属性か
んー、となると……
様々なモノが混じり合うという要素を活かして病巣や呪詛に適合するように変質させながら除去していく形が良いか?
予めバフとして仕込んでおけば……いや、それだと他のバフを除去対象に含めてしまう可能性が……
【「全ての属性で回復魔法を使おう!」という試みを模索する冒険者がぶつぶつ呟いている】
【悲しいかな、既に話題が移っていることには気づいていない】 - 144土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 01:20:48
【僅かに沈黙】
「……多少大雑把にはなるがなんとかなるだろう」
《撃ち抜け 剛塊の弾岩》
【自身から離れた位置に数個の岩を生み出し、炎によって正確な位置を確認出来ないながらも質量と数で無理矢理当てる】
〈剛塊の弾岩〉
【岩が放たれると同時に壁の影に隠れるようにしながら走り、距離を取る】
【背を向けての逃走は隙を晒さない程度の時間に留め、後ろを振り返るとそこには炎を吐き出すのを止め、その巨体で岩を受けたレッドシュトルムの姿があった】
【日が沈むにつれて、冷えた秋の空気はどんどんと澄んでいく】
【より鋭く寂しく】
【地面に広がる小さな草花へと引火した炎がぱちぱちと音を立てて瞬き、星のように夜空を照らす】
【一際大きな火花が上がった】
【それを合図に両者は空を、地をかけ出した】
「同じ轍は踏まんぞ……っ!」
【両の掌を突き合わせ、膝を曲げてしゃがみ込みその掌を地面へと当てる】
《大地に遺る岩々よ 姿を現せ 聳り立て》
〈巌頭の高櫓〉
【僅かな地鳴りと共に土鉄の魔法剣士との間に挟まるよう大きく聳え立つレッドシュトルムにも見劣りしない石柱のような縦に大きな巨岩】
【レッドシュトルムは旋回、そしてその回転の勢いを尻尾の先端へと伝え、筋肉の塊である尾で鱗の高度を活かして邪魔な巨岩を打ち据える】
【巨岩に大きなひびが走る、そして冒険者の額には冷や汗が流れる】
【彼の使える最大にして最大の防御魔法が簡単に、一撃で破られようとしているのだ】
【おかしい、この魔法は万全であれば師匠の〈炎の獣〉を相手に相殺して見せたことがある魔法】
【おかしい、そう何かがおかしい】
- 145二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:21:54
魔術師ギルドならタダで入門できるし魔術適性の検査なんかもしてくれるだろうから実質タダで測れるというライフハックがだな…
「別に規則として問題があるわけじゃないんだけどそれで活動もしないのに籍だけ置くのはどうかと僕ァ思うわけよ」
【通りすがりの冒険者たち】 - 146カトエヘル25/10/14(火) 01:22:43
まぁ…魔法についてはまた明日考えるとします
今日はもう寝ますよー
※落ちです - 147土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 01:28:22
【それはおかしくもあり当然でありあまりにも可笑しな結論】
【冷や汗を拭うと、彼の口角が上がりにっと笑っている】
【そう"万全"であれば相殺して見せた】
【己の魔力の総量は知っていたが冒険者の初依頼にして初となる実戦での連戦】
【想像以上に彼の体は疲弊し、魔力の効率は落ち判断も鈍っていた】
【ただのそれだけ、慣れぬことをして疲れているのだ】
「それだけのことならば……安心だ」
【未知であるから不安を抱く、だがそれが既知であればその現象は何も怖くない】
【その現象は、だが】
【依然としてレッドシュトルムという脅威は健在、疲労が消えたわけでもない】
【この魔術の脆さは世界の広さを知らなかった訳でも、鍛え上げた魔術が弱かったわけでないと知れただけで気分が晴れ渡るには十分なのだ】
「また炎を吐かれてこれ以上古代樹の森を荒らされてもたまったもんじゃ無い」
「まずは森から引き離す……!」
《大地に遺る岩々よ 姿を現せ 聳り立て》
〈巌頭の高櫓〉
【崩れかけた巨岩から斜め上方向に向けてまた新たな巨岩を生やす】
【想定外の攻撃に対処が遅れ、岩の生えるその速度と衝撃で巨体が吹き飛び体勢が崩れ安定した飛行のためにも、一度地に足をつける】
- 148土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 01:32:34
>>147《巻き上げよ 砂塵の暗幕》
【今まで行なってきた地面や石の整形や硬化とは真逆の魔法】
【〈掘削〉の要領で地面を掘り起こし空気を含ませ、それを風で一気に巻き上げる】
【そうして出来上がるのは一粒一粒に術者の魔力を含んだかつて土だった砂による目隠し、物理と魔術両方の索敵を阻む暗幕となる】
【だが砂煙によって視界を狭めることになるのは術者も同じ、目的が逃走でなく討伐となれば不都合は術者もより被る】
【だが、それを踏み倒すための魔法が存在する追尾能力を持つ〈鋼の蜜蜂〉だ】
【しかし今現在は触媒となる鉄片が枯渇している】
【ならばどうするのか、今ここで鉄を作れば良い】
《製れ 土中の鉄》
【己の魔術で作り上げた巨大な岩の一部に手を当て、その周囲の材質を石から鉄へと作り替える】
【斬撃を数発打ち込み、切れ込みを作ったところに強烈な前蹴りを見舞うことで頭程度の大きさをした鉄塊が巨岩から落ちる】
【一方、砂塵の妨害を受けることなく殲滅可能な上空へと上がる為に翼を動かすレッドシュトルム】
【しかしそれは悠長な判断】
【既に攻撃体制は整っており、空へ逃げようと無駄である】
《空翔る鋼の雄鳥よ 汝の敵を刺し貫け》
〈鋼の雄鳥〉
【〈鋼の雄鳥〉は見ての通り〈鋼の蜜蜂〉を基に作られた、そしてその違いは非常にわかりやすい】
【触媒として鉄片を用いるか、"鉄塊"を用いるかである】
【鋼の蜜蜂と雄鶏では術者が仕様を変えなければ速度自体に明確な差は生まれない、鉄片と鉄塊の質量差にも関わらずだ】
【それ即ち魔力消費の負担増加であり、圧倒的な破壊力の裏返しとなる】
【闇夜を駆け抜け、空を飛ぶレッドシュトルムへと差し迫る】
【魔術により生み出したその不恰好な鉄塊の様が、雄鶏の鶏冠へと偶然重なった】
【赤の鱗を貫き腹部に風穴が空く】
【血を大量に溢れ落とすそれからは月明かりが覗いている】
- 149アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 01:33:00
- 150土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 01:38:47
【だがワイバーンは飛翔を止めやしない】
【飛竜と称されることもあるワイバーンの一種、《レッドシュトルム》】
【竜故のプライドの高さか、プライドの高さ故に竜なのか、それともただの個体差か】
【この《レッドシュトルム》は地に落ちるその瞬間まで抵抗を止めない】
【大穴から血と空気が零れ落ち続ける、息を吸い込み炎を吐き出そうとするがそれも大穴から漏れ出るため既に機能してはいない】
【突如として急上昇】
【その飛行能力を存分に使い木々を薙ぎ倒すその巨大が小さく見えるほどの遥か天空へと浮かび上がる】
【飛翔直後に訪れる刹那の無重力状態を利用、一際大きく翼をはためかせ───降下】
【重力による加速を乗せ、己の全身全霊をもってして最期まで足掻く】
【土鉄の魔法剣士が下した判断は残り僅かな魔力で半端な中級魔法使って受けるより、完成した下級魔法二発で攻撃を緩め確実に剣をもって息の根を止めること】
【それが討伐対象への敬意であり、そのタフネスを警戒しこれ以上何もさせずにその生命を断つ最善手であると思ったから】
【右斜め前に剣と脚を置きやや半身となり、右手で剣の先端を掴む】
【的を小さくし、両手で支えられた剣で受け止めるための構え】
《築け 土砂の胸壁》
〈土砂の胸壁〉
【固められた土の壁を用いて衝撃を緩め、剣にて完全に相殺した後、即加撃】
【魔法はもう使えない、だからこそ確実に、受けてから殺す】
【土砂の胸壁にレッドシュトルムの頭部が触れる】
【当然崩壊、木々を薙ぎ倒すその力をもってすれば当然のこと】
【しかし速度は格段に落ちた】
【剣脊が頭部を捉える、脚を地面に対して突っ張り棒のようにして衝撃を堪える】
- 151二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:43:24
転換さんもブートキャンプのくだりで言ってたが、不調と上手く付き合うのは凄い大事だからな
長丁場じゃ肉体も精神も疲労するのは当然、それでも依頼に手は抜けない…… - 152土鉄の魔法剣士@過去25/10/14(火) 01:45:03
【止まった】
【頭部からの突進は止まった、しかしレッドシュトルムはまだ落ちていない】
【翼についた小さくも鋭いその爪を、足掻くように前へと突き出す】
【それは確かに土鉄の魔法剣士を捉え、その胴に確かに到達した】
【だがその音は人体に到達したにしてはあまりにも固い】
【その所以は依頼を始まる前へと遡る】
【直近まで学生として魔法を学んでいたため鎧は持っておらず、鎧代わりの役目を果たしていたローブはスクロール購入のため売り払っていた】
【故の警戒、依頼を始めるその前に彼はギルドで一つ魔術を発動し胴体に纏わせていた】
〈岩肌の衣〉
【硬質化した薄い一枚岩を身に纏う単純な下級魔法】
【ゴブリンの刃を弾いたのは肉体ではなくこの鎧】
【この保険がこの大一番にて再び機能した】
【胴へと爪を届かせるために翼を伸ばした、よってその首は丁度差し出すような位置へと来ている】
【すぐに引き返し、二撃目を加えようとするレッドシュトルムに対し小石が彼の頭部を弾いた】
【事前に小石へと魔力を込めて置き、今発動させた下級魔法〈路暴の石〉】
【生まれたのは僅かな時間、しかし剣を振るための隙は埋められた】
【全身を反り返し、大きく大きく大きく振りかぶる】
【力を込めた腕へと血液は流れ込みパンプアップ、流血が止まっていた傷口からが開き包帯へと赤色が滲み出る】
【その程度意にも介さない】
【闇夜に銀の一閃が瞬きレッドシュトルムの体は地に落ちた】
- 153アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 01:54:15
- 154土鉄の魔法剣士25/10/14(火) 01:58:47
- 155二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:59:47
- 156アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 02:09:55
スクロール越しからの挨拶になるけど…
こちらこそ始めまして。〈焔華の咲契〉というパーティ名で魔女清掃員さんと活動しているアノマスです…
【初依頼が連戦、中々の大物さんと思いながらスクロール越しにぺこりと頭を下げる魔女装束姿の金髪少女】
ふふ、治りが早いのはいいこと…!たくさん食べてたくさん休んで…元気にね
【労う様な声色で笑いかけ】
報告書、なりたてだと書くのも一苦労よね。私なんか文字すら危うかった気がするよ…あはは
【報告書の苦労を聞き共感を示した】
頑張りすぎてしばらくお休み、お医者さんのお世話になるなんて話もあるあるだもの。職員さんの「無理は禁物」って言葉の説得力が厚いこと深いこと……
私も気をつけないと…清掃員さんがいるとはいえあの子もいつも万全ってわけじゃないし……
【同時に悪くするのは一番避けたい事態だ】
- 157土鉄の魔法騎士25/10/14(火) 02:26:59
- 158アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 02:35:37
大所帯、数十から百に届くパーティは特にね。報酬の一部を事務員さんへの給料に賄ってたりするし…
【複数人雇うところもあるので出費もそれなりに。そういうパーティは決められた制度がよくあるよくある…】
それと…纏めて依頼を熟す場合は職員さんに相談すればそれに合わせた期限を設けてくれたりもするよ。ふふ、先輩からのアドバイスね……
【事情を話せば受け入れられる事もあるし心証も違う。信頼度と言う面で大事な一手をこしょこしょ話】
おやすみなさい…土鉄さんもいい夢を
(※お疲れ様です〜)
ふふ、新人さんが多くて私は嬉しい…
- 159アノマス◆UBru6zWM0.25/10/14(火) 02:45:49
実際、事前に…報告のしてるかしてないかは大きくて…依頼中の雑念【失礼】と心の不安と重みが減る……
【魔女清掃員さんからも大切な事ですよと頷き同意をもらっている。お墨付きだ】
…成功率にも関わってくる。これはホントに - 160〈喜花爛漫〉ゾンビ娘25/10/14(火) 04:32:04
【ゾンビ娘は思った──コンディションの調整は大事だと】
【まあまあな頻度で幻影闘技場を利用するゾンビ娘にとって、調子の良し悪しは戦績を左右する重要な要素の一つだ】
【そしてこれは闘技場に限らず、普段の依頼や探索にも同じことが言える】
【調子の良い時には慢心に気を付け、調子の悪い時には深入りしない。それを徹底できれば、自ずと成果は出る筈】
【なお、ゾンビ娘にとって最も身近、且つ危険な不調は「空腹」である。腹ペコアンデッド、それがゾンビ娘だ】
フィールド_dice3d10=6 6 5 (17) 1森林/2砂漠/3荒野/4草原/5沼地/6高原/7雪原/8洞窟/9火山地帯/10市街地
連勝数_dice3d100=79 55 2 (136)
受注依頼難度:dice1d100=46 (46)
『嬉しくも無い朗報]:dice2d100=52 31 (83)
- 161〈喜花爛漫〉ゾンビ娘25/10/14(火) 04:43:13
おはようございまーす!
疲労、怪我、病気……不調にも色々あるけど、空腹も凄く厄介だよね!
[ボクらの場合は睡眠不足とかが無いけど、それも日常的な不調の一つかな]
さてさて、今日も幻影闘技場チャレンジの時間だよ!
[今日は久々に例のジンクスが来たね、同じフィールド2連続だと連勝数が下がるっていう]
ぐむむ、克服できたと思ってた……忘れた頃にやってくる、これがジンクス!
[油断大敵だね。まあ、その後の3回目の方が中々だけど……]
うがーっ! 不完全燃焼って感じがする! これは依頼でキッチリ消化しないと……!
[そんな訳で、今日は『ティアラサラマンダーの捕獲』に行くよ]
【焦りや苛立ちも、冷静に力に変えたい……ゾンビ娘とリビングアーマーは依頼へ出発していった】
- 162フライパンドラ◆UwIgwzgB6.25/10/14(火) 06:56:45
おはよー
立て乙だぜ!
そういや、俺はパン属性に適正があったな……
……今思うとパン属性って何だよ(真顔)
【椅子に座っている金茶髪ミディアムウルフカットボーイッシュスレンダー美少女】 - 163『ドールプレイ』25/10/14(火) 06:59:24
- 164フライパンドラ◆UwIgwzgB6.25/10/14(火) 07:05:16
- 165『ドールプレイ』25/10/14(火) 07:06:53
- 166『ドールプレイ』25/10/14(火) 08:06:52
さて、そろそろやるかな
【そう言って取り出すのは、一冊の魔導書】
【先日来た紙のアプデトから買ったもので、これを使って試練をクリアすれば特異な能力が手に入るとかなんとか。彼はこういったものは本腰を入れてやりたい派なので、予定が空くこの日まで放置してしまっていたが】 - 167フライパンドラ◆UwIgwzgB6.25/10/14(火) 08:14:42
- 168『ドールプレイ』25/10/14(火) 08:20:38
【ランクC:『ある物を探し回った話』】
【物語の序章:商人のハンスは失せ物探しが得意な男で、よく街の人々の失くし物を探し出しては即座に見つけていた、だがそんなある日、彼はとある物を見つけられなくなってしまったようで……】
【追体験価格:1000G】
【取得技能:『探索者の慧眼』】
──本に触れる。すると、世界が変わった。
ポルト・ヴェッキオは魔法の本の試練に挑戦していた。
物語の主人公となり、訪れる困難に打ち勝つ事ができれば、報酬として特異な力が手に入る。そういう試練だ。
ポルトが挑戦したのは『ある物を探し回った話』。
失くし物探しが得意な商人ハンスが、とある物を見つけられなくなってしまった。という始まりから進む物語。ポルトはこの商人ハンスになり、失くし物を探さなくてはならない。
「……ん…」
目を開ければ、どこか生活ある部屋が目に入る。
商人ハンスの自室……自宅だろうか。私物が多い。家族の写真らしきものもある。よく使い込まれた跡を残す家具の数々を見れば、長く住んでいるだろうことが察せられる。
少額で出来る挑戦。失敗しても特にデメリットはないが、折角の機会だ。成功させて能力を手に入れたい。
ポルトはそう意気込んで、
「こら、ハンス。
あんたが失くし物をしたって言うから手伝ってるのに、何あんたの方がサボってんのよ。
彼女であるワタシにばかり任せてないで、あんたも探しなさいよー」
「……………彼女?」
ギブアップしたくなってきた。 - 169『ドールプレイ』25/10/14(火) 08:35:02
「ちょっと、ハンス?」
「あ、ああ。すまん。今やるよ」
誤魔化して、探す素振りをしながら心を落ち着かせる。
そもそも、どうして『彼女』なんて存在がいるのか。
事前にあった物語の説明では、明確な登場人物は主人公である商人ハンスのみだった。次いで、ハンスに関わる街の人々が説明に乗っていた程度だ。『彼女』の存在は示唆すらされていない。
「まったく、もう。ぼーっとしちゃって」
とはいえ、これは恐らく物語を円滑に進めさせる為だろう。
ポルトも創作人形劇をした事があるから分かるが、物語というのは1人よりも2人の方が進めやすい。話を展開させるための材料を主人公とは違う視点から出せるキャラというのは重要だ。幼い頃はこれが中々上手くやれず友だちから詰まらないと言われた。
だから『彼女』は、この世界の案内人である。試練を攻略する為の、手助けをする存在なのだろう。
「というか、『何か分からないけど失くし物をしたと思うから手伝ってほしい』ってなんなのよ。何を失くしたかくらいハッキリさせときなさいよ……」
そう考えれば、少し楽になった。
特別な関係性の相手。ポルトはそれに忌避感を抱いている。だが、これは物語の世界だ。深く考えず、試練をこなすことだけに集中すればいい。
俺
「そういや、ハンスの帳簿ってどこにあるか分かるか?」
「えーっと………帳簿?
あんたそんなの書いてなかったでしょ」
マジかよこの商人帳簿付けてねえのかよ。 - 170異械の車掌25/10/14(火) 08:56:00
「アズ様も新しい道を見つけられたのですか? ロザリーは嬉しいです。」
初級【筆走らす遊興】(恵寿の頂・画中仙郷)
この仙郷には墨精というものが棲みついてる。その名の通り描かれた精霊で、大体虫の姿をしてるんだ。
働き者だけど好奇心旺盛でもあって、最近の異変のせいであちこちに散らばってしまっている。もし危険な絵の中に入ってしまったら大変だ。彼らを捕まえてきてくれないかな? 虫取り網とかで。
中級【以て名乗りを上げる】(恵寿の頂・岩離の村)
麓にある岩離の村で、毎日のように行われている模擬刀の訓練に参加できるよう手を回してきましたぁ。
人里の方々に皆さんを受け入れてもらうには、剣のありかたを見せてもらうのが一番ですぅ…でもあんまりにも強すぎると方向が変わっちゃうので、そこはご了承を。
難易度可変【画中存思】(恵寿の頂・画中仙郷)
絵や小説の世界を冒険して、画怪を退治しよう。 - 171『ドールプレイ』25/10/14(火) 08:57:19
帳簿というのは、金銭の取引を記録したものである。
それを見れば少しは手掛かりが見つかるかと思ったが、付けていないというのであれば仕方ない。切り替えて、ポルトは商人ハンスの自宅を確認し始める。
『彼女』からは、少し離れて。
「整理自体はされてるんだな」
適当な引き出しを開けてみれば、意外にも綺麗に物が配置されている。帳簿は付けてないくせに。
「……? 『彼女』とは、一緒に住んでいないのか。ハンスは」
洗面台にある歯ブラシの数が一つしかない。
そのことに違和感を抱き、改めて見渡してみれば『彼女』の痕跡があまりない事に気がついた。あの距離感なら同棲しててもおかしくないと思ったが、意外と付き合ってまだそう長くないのだろうか。
「……外になにかあるかな」
自宅範囲内をざっと軽く見回して、次は外にでも出てみようかと足を運び。
「ハ〜ン〜ス〜?
またサボろうとしているのか〜??」
「ああいや、そういう訳じゃ…」
「それならUターン! こっちに来なさいな」
止められた。
とはいえ、案内人の『彼女』に逆らう理由もない。たぶん、この本の物語は商人ハンスの自宅で展開される、ということだろう。
「よぅし、よくできました。えらいえらい。うりゃうりゃ」
ポルトはされるがままに『彼女』に撫でられた。 - 172千剣后25/10/14(火) 09:09:24
- 173霊峰の門番25/10/14(火) 09:14:50
- 174タコタコアサシン25/10/14(火) 09:24:22
朝タコ!今日も野菜ジュース飲んで頑張るタコ!
今日は冒険者の日タコ!
そろそろ中級とか目指したいタコねぇ - 175『ドールプレイ』25/10/14(火) 09:24:54
商人ハンスの自宅を隅から隅まで漁る。
地道な作業だが、そこまで苦ではない。なんせ何を失くしたのかすら分からない状態だ。そもそも力の入れようがない。
適度に気を抜きつつ、こつこつと作業を続けていく。
すると、こんなものが見つかった。
「お客様名簿?」
仕事用のスペースから、そう銘打たれた冊子を発見する。
本を捲って中を流し読み。内容はこれまで取引した相手について事細かに記したものらしく、その人の趣味嗜好や癖、交友関係についてハンス視点からの情報が書かれている。
随分と几帳面というか、なんというか。帳簿は付けてないのにこういう物は付けるのか、という驚きが少しある。
「『彼女』のことは書かれているかね」
一応、商人ハンスは『彼女』の彼氏に当たる存在だ。
変に色々と聞き過ぎて物語が拗れても問題なので聞かなかったが、『彼女』については知っておいた方が良いだろう。
自分の彼氏が、『彼女』の名前も好きなものも何も知らないなんて、あまりに酷いことだ。
「………」
捲る、捲る、捲る。
分厚い冊子だから、どこかにそれらしい存在くらいはあるだろう。
捲り、捲って、捲り終わり、閉じる。
「…………………?」
お客様名簿の中に、『彼女』の名がない。
それっぽい、と思われる存在すら、欠片も見つからなかった。ポルトは仮にも魔術師だから、速読にも長けている。分厚い冊子でも隅々まで把握できる。だから、間違いはない。
「……………『彼女』とは、どういう経緯で知り合ったんだ?」 - 176千剣后25/10/14(火) 09:31:50
……?
私じゃなくて、義妹(いもうと)も行きたいんだって
【そう言って少女が手招きしたのは、少女とは逆の目──左目に眼帯をした白い髪の少女だ】
【ゴスロリチックのメイド服を身に付けた少女は丁寧に頭を下げる】
「エエト……ご紹介に預かりましたデス。御姉様の義妹をしております、”王銃市”と申しますヨ」
「御姉様のお傍に居りたいのですケド……お仕事もしないと行けないので、せめて同じ世界に居れればと思ったのデス」
【まぁ日帰りで帰って来れる異世界だが、それでもあまり離れたくは無いのだろう】
【せめて同じ世界に居たい、というのは『別の世界に飛ばされることもある』彼女達なりの感覚だろうか】
剣士の『画中存思』、居る?
【それはそれとして女は剣士と戦うことにした】
- 177霊峰の門番25/10/14(火) 09:36:17
- 178『ドールプレイ』25/10/14(火) 09:42:43
それから暫く探し続けた。
『彼女』と少しの会話を挟んで、けれど距離は空けたままに。一応、何かヒントは得られないかと『彼女』に少し尋ねたりはしてみたが、特にこれといった話は返ってこない。
「わからん」
それで結局、行き詰まってしまった。
仕方のない話ではある。ポルトは別に探し物の名人ではない。商人ハンスと違い、自宅も全くの未知の世界。勝手知ったる我が家ではないのだ。
「こういう時は、視点を変えてみるのが良いのだっけか」
押してダメなら引いてみよ。
凝り固まった考え方では解けない問題もある。商人ハンスのやり方でダメなら、自分のやり方でやれば良い。
ポルトは物語の登場人物が知り得ない、外側の情報を知っている。それを活かして考えてみる。
「少し狡い気もするが」
振り返ってみれば、違和感はいくつかあった。
例えば、試練の内容。
報酬として得られるのは『探索者の慧眼』だが、今ポルトが本の世界に入ってしている事といえば自宅の捜索だ。主人公である商人ハンスにとっては既知の世界を改めて見つめ直す作業でしかない。
探索とは、未知の世界を調べることの筈なのに?
例えば、難易度調整のやり方。
『彼女』を案内人として、あるいは物語を円滑に回すための存在として配置した。だが、それをする程にテンポ良く話を回したいならそもそもの目的である失くした物を明確にする方が手っ取り早い筈だ。
例えば、今までの自分のこと。
ポルトが今挑戦しているのは、物語の追体験。主人公のハンスが行う事と同様の動きができなければ失格となる。その判定基準がどれ程のものかは不明。だが逆説的に言えば、これまでしたことは物語の範疇である。
ポルトはハンスの事について調べていた。それが物語の範疇なのか?
そこまで思考して、ふとある考えが頭を過った。 - 179千剣后25/10/14(火) 09:53:24
- 180霊峰の門番25/10/14(火) 09:59:41
- 181『ドールプレイ』25/10/14(火) 10:05:06
「ねえ、流石に終わりにしない?
流石に失くした物すら分からないんじゃ、見つかりっこないよー」
「………いや、失くし物自体は分かったよ」
「え!? ほんと、なになに、なんなの失くし物って」
彼の言葉を聞いて途端に詰め寄ってくる『彼女』をやんわり手で止めて、ポルトはそれを口にした。
俺
「ハンスの記憶だ」
そう考えると辻褄が合うから、とまでは口にしないが。
「え、それって………」
「ごめんね、君を傷つけたくなくて黙ってたんだ」
悲しそうな顔になる『彼女』に、ポルトもまた申し訳なくなってしまう。だから、続けたくはないのだけれど。
「うん、そっか……。
でもありがとう、言ってくれて。
………そりゃ見つかりっこないよね、自分の記憶なんて」
「いいや、見つけられるよ」
ポルトは、続けて口にする。
「帳簿、君が持ってるでしょ」 - 182天才☆聖剣技美少女25/10/14(火) 10:05:47
- 183画中仙25/10/14(火) 10:08:07
- 184天才☆聖剣技美少女25/10/14(火) 10:16:54
- 185虎哮の風雷坊◆XNo15D5CeQQD25/10/14(火) 10:18:46
【虎が迅雷となって次スレを運んでくる…】
- 186画中仙25/10/14(火) 10:21:22
- 187虎哮の風雷坊◆XNo15D5CeQQD25/10/14(火) 10:22:04
- 188『ドールプレイ』25/10/14(火) 10:24:04
「………あんた、帳簿付けてないって。
さっきもワタシ言ったんだけどな」
「はは、ごめんね。俺は記憶が無いから、その真偽を確かめる術がないんだよ」
恐らく、記憶喪失となった商人ハンスは最初『彼女』を気遣い記憶喪失のことを明かさずに過去の記録を探ろうとした。
だから『何か分からないけど失くし物をしたと思うから手伝ってほしい』なんて言い方になった。その探す過程で、『彼女』のことを知り、以前までと同じように振る舞うために。
『彼女』が、自称である事に気が付かず。
「俺が、帳簿は君が持ってると思う理由は2つ」
正確には、3つ。
「1つは、商人ハンスがマメな性格であること。
整理整頓はちゃんとしてるし、お客様名簿なんてものまで作るくらい几帳面な性格だ。それが帳簿だけは付けてないなんておかしいだろう?」
「別に、あんたが変で終わる話だと思うけど」
商人ハンスが変人なのは否定できない。人の趣味嗜好やら何やらを詳細に記録したお客様名簿なんてものを作る奴だし。
「もう一つは、君がいた痕跡が何も無いこと。
帳簿というのは、商人の要と言っていい。見ればそれだけで金銭の流れが分かる代物だ。
それを付けていない事を知っているくらい詳しいのに、あるいは俺の『彼女』ってくらい親しいのに。
何の痕跡も見つからなかった。失くし物を探す名人のハンスが、何も見つけられなかったんだ。
それっておかしくないかい?」
少しのハッタリを混ぜて、『彼女』に言う。
実際はポルトに失くし物を探す特技など無いので、もう少しよく探したら何か出てきたかもしれない。
ポルト・ヴェッキオは推理小説に出てくる名探偵ではない。推理に穴があるのは許して欲しい。 - 189『ドールプレイ』25/10/14(火) 10:25:13
「さて、帳簿を出してくれるかな」
『彼女』に言えない三つ目の理由は、身も蓋もない話。
あとに残ったのが『彼女』しかなかったからだ。それ以外のものは全て探して、あと探していないのなんて『彼女』だけの状態になれば選ぶ余地もない。
現実と違い、手段さえ合っていれば失くし物が見つかるゴールが確定しているからこそ根拠として使える、謂わば外法。こんなやり方で『彼女』を疑いに掛かるのは、ひどく罪悪感を覚えるけれど。
「………あーあ、バレちゃった。
はい、これが帳簿。………それで失くした記憶が戻るものなの?」
「ありがとう、確かに受け取りました。
完璧とは言わずとも、ある程度はね。帳簿は商人がこれまで歩いてきた軌跡みたいなものだから」
彼女が出した帳簿を受け取る。
中身を軽く確認してみたが、筆跡も商人ハンスのものと変わらない。これで間違いなさそうだ。
「それで、さ。
君はなんで、こんな事をしたの? 別に君は元々ハンスの彼女でもなかったんだろう?」
「ううん……ま、話してもいっか。
それはね、ハンス」
探し物は見つかった。
試練は無事踏破された。
故に、ポルトの追体験はここで終わる。
本の世界に、区切りが付く。 - 190天才☆聖剣技美少女25/10/14(火) 10:27:32
- 191千剣后25/10/14(火) 10:27:39
(※立て乙です)
(※了解に御座る! では千剣后の方は良い具合を剣士脳内カタログよりアウトプットいたす故……)
【黒と白。背丈も違えば武器も違う似て非なる義姉妹は、がたんごとんと列車に揺られて恵寿の頂へ向かった】
- 192『ドールプレイ』25/10/14(火) 10:27:41
いやそこで終わるんかーい!
【結局動機は聞けずに終わってしまった。探し物は見つかったから、成功ではあるのだが】
【そう言っていると、体に不思議な光が灯る。成功した証だろう】
んー、よし
………あ、立て乙だ - 193虎哮の風雷坊◆XNo15D5CeQQD25/10/14(火) 11:20:30
はてさて…近隣の依頼も終えはしたものの…皆々精を出して働いているな
拙僧も一介の冒険者ならば市井の助け事のみならず“冒険”に出てみるべきか?
【クエストボードを眺めてみる】 - 194二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 11:26:27
こっちは埋めちゃいやすかね
風雷坊さんが受けた依頼で覚えてるのは森の動物探しかな?あれはよく場を収めたなって - 195二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 11:29:11
冒険者とは言いつつも実際はお手伝いさんになってることはままあると思うの
【赤ちゃんをあやしながら犬の散歩しながら落とし物探しながら町の掃除しながら地域の見守り運動しながらetc】 - 196虎哮の風雷坊◆XNo15D5CeQQD25/10/14(火) 11:33:00
- 197二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 11:34:01
スレをうめるよ
- 198二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 11:36:22
うめ…うめ…
【今日のお昼はカレーライス】 - 199二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 11:37:11
200ならお昼
- 200二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 11:37:30