【SS・閲覧注意】

  • 1◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:25:26

    こんばんは。
    少し長いですが、読んでくださる方がいたならば嬉しいです。

  • 2◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:26:29

    一、

    「君の目に、僕はどう映っているのだろう?」

     男が唐突にそんなことを尋ねた日の夕焼けは、やけに冷たそうに燃えていた。

    「ええと……?」

     帰り支度を進めていた少女は、バ鹿正直にその答えを考えた。
     上着に袖を通しながら、そのことばの裏側に気づくことなく、考えた。

    「……答えるなら、トレーナーさんは優しくって、あたたかくって、頑張り屋さんで、とっても素敵な方……でしょうか?」

     彼女は自分の目に映るそのままの彼を、答えてしまった。

    「――そっか。」

     「ありがとう」という男の笑顔がなんだか秋風みたいに感じられ、彼女は思わず上着の前を閉めた。


     男が三階から飛び降りたのは、その日の夜のことだった。

  • 3◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:27:33

    二、

     少女はその日の朝のことをよく覚えている。
     前日夕方のような冷たさはなかった。布団を被っているとなんだか生ぬるくって、いつもより少し早く目を覚ましたのだった。

     いつものように身支度を整え、いつものように登校する。
     いつもの時間になっても男は現れなかったが、まあたまにはそんなこともあろうかと独りで朝練の準備を進めていた。周囲では何組かのウマ娘とトレーナーが既に練習を始めている。
     
    「……」

     初めは特に気にならなかった彼女だが、その様子を見てるとなんだかもやもやとしたカタマリに胸を押し広げられるような感じがした。自分を一人ぽっちにさせている男。ひょっとしたら彼はまだ夢の中で、幸せそうにくうくう寝息を立てているかもしれない。

    「……♪」

     そんな彼を想像すると、彼女は無性に愛おしくなった。先ほどまで感じかけていたもやもやはどこかへ行ってしまって、慌てて来るであろう彼になんと声をかけてやろうとか、髭の剃り残しを見つけてからかってやろうとか、意地悪で幸せな妄想がとめどなく溢れては止まらなかった。

    「……!」

     たったった、と。
     ほら、来た。
     焦りが隠し切れない足音が聞こえたる。振り向くとそこには寝ぐせの彼がいて――

    「グラスワンダーさん!」

     息を切らしながら、「ごめん!」とでも声をかけてくれるはずだった。

  • 4◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:28:35

    三、

    「心配かけちゃってごめんね。」

     頬をぽりぽりしながらベッドに横になる男は拍子抜けするほどいつも通りで、病衣と足にしているギプスさえなければここがトレーナー室なのではないかと錯覚するほどだった。

    「昨日深夜にベランダで洗濯物を干していたらね、風で一枚飛んでしまってね。慌てて手を伸ばして取ったはいいんだけど、バランスを崩してしまってねぇ……いやぁ、何とも格好がつかない……落下した先が車のボンネットだったから助かった。」

     こともなげに言う彼のことばはまるで台本を読み上げているかのようだった。

     「グラスも授業があるだろうから」と半ば追い返されるように病室を出た少女に、練習場まで彼女を呼びに来てここまで付き添ったたづなという学園職員が事情を説明する。
     曰く、彼の借りている三階の部屋のベランダには確かに干しかけの洗濯物があったこと。彼の部屋やトレーナー室を探してみても、遺書の類は見つからなかったこと。――そこから導き出されるのは、信じがたいが、どうやら本当に事故だろうということ。

    「ご心配は尽きないでしょうが、この後カウンセリングが予定されているようです。それに、あの怪我では容易に動けないとは思いますが、病室の窓も、開ききらないタイプのものですから……」

     彼女のことばには気遣いがあった。自分も手続きやら報告やらで忙しいだろうに、決してそれを表に出さなかった。大人としての、教育者としての矜持を守り抜く姿があった。

     だからだろうか。
     少女には、たづなが決して使わなかったことばが殊更際立って見えた。丁寧に丁寧に封されて、間違っても触れぬ様にされたそのことばは、むしろ展示品であるかのようにグラスワンダーの足下に転がっていた。
     そうしていつしか、そのことばは半ば確信めいた推測へと姿を変えていく。

    ――彼は自殺するために飛び降りたに違いない、と。

  • 5◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:29:42

    四、

     二週間もしたころ、彼はひょっこりと学園に戻ってきた。
     松葉杖を器用に使い、移動や運搬以外のほぼすべてを以前と同じようにこなした。

     初めはこの話題で持ちきりだった学園も、次第にその熱を失っていく。男も少女もあんまりにもいつも通りだったもので、本当に事故だったのだ、と。邪推するようなことは何もないのだ、と誰もが思いこんでいった。
     少しばかり過労気味でおっちょこちょいなトレーナーが恥ずかしそうにしていれば、それ以上の追及は特になかったのだ。

     けれどグラスワンダーだけは、心の奥底で彼を疑い続けていた。
     彼女の猜疑心はどんどん鋭く尖っていって、男が松葉杖を必要としなくなる頃、それは彼の喉元まで伸びていた。

  • 6◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:30:47

    五、

    「トレーナーさん。」

     少女がそう尋ねた日の朝焼けは、燃えるようにターフを照らしていた。

    「貴方の目に、私はどう映りますか?」

     朝露がきらきら瞬き、空は朱色から橙色へと変わっていく。
     天と地の狭間に、彼女は立っていた。

    「きれいだよ。」

     彼女たっての希望で、いつもより一時間近く早い朝練。ターフにいるのは二人きり。
     男のことばに、躊躇いはなかった。

    「ありがとうございます。」

     彼女は小さくお辞儀した。
     美しかった。亜麻色の髪が揺れて朝焼けの黄色に溶け込み、まるで彼女の輪郭がぼやけていくようだった。

  • 7◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:31:51

    六、

    「――あっ」

     なぜだろう、男の手が伸びる。
     眼前のグラスワンダーに、手が伸びる。手を伸ばさないと、彼女がどこか遠くへ行ってしまう気がする。そうしたら、もう二度と自分の前に姿を見せない気がする。

    「グラ――

    「トレーナーさん。」

     男の漠然とした不安がことばになるより前に、少女はぴしゃりと言った。 

    「私を殺してください。」

    「――は?」

    「期限は、今日の放課後までです。」

     いつの間にか、空は彼女の瞳のような青色になっていた。
     男が周囲を見回すと、何組かのウマ娘とトレーナーが朝練に取り組んでいる。

     わけの分からぬまま立ち尽くす男の前に、グラスワンダーはいなかった。

  • 8◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:32:57

    七、

     血相を変えて教室に飛び込んできた一人の男を、そこにいたほとんど全員が驚きを持って迎えた。

    「あら、トレーナーさん。」

     ……ただ一人を除いて。
     グラスワンダーは息を荒くする男と二、三、ことばを交わし、「また放課後に~」と言って彼を追い払った。

     目を点のようにした級友からせっつかれても、少女はいつも通りだった。いつものように授業を受け、いつものように昼食を食べた。
     何を聞かれても、「いったいどうしたのでしょうね?」と不思議そうにするグラスワンダーがとても嘘をついているようには思えなかったので、放課後になる前には級友たちも事の真相を暴くことを諦めた。

     グラスワンダーは、いつものように放課後のトレーニングに向かった。

  • 9◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:34:02

    八、

     その日の仕事に全く手が付かなかったトレーナーのもとに、グラスワンダーが現れた。彼女に二度と会えないと思っていた男の予想は見事に外れたが、彼にとってそれはたまらなく嬉しいことだった。

    「あ、あぁ……」

     男はほぼ泣きそうな表情で少女の前に跪き、その手を取った。小さな手だ。けれど、生きている。

    「ぐらす……」

     男の声も手も、恐怖と絶望とで震えていた。
     グラスワンダーがそっと手を握り返すと、彼の目には遂に涙が滲み始めた。彼女がグランプリ連覇を成し遂げたのを見たときと同じような、感動の涙だ。

    「ぐらす……!」

     一滴のレンズ越しに見える彼女がいかに美しかったか、あえて言うまでもない。
     男はいつの間にか見放され、ひとりでに救われかけていた。深秋の冷たさも、少女の手のぬくもりの前にはひれ伏すしかない。まるで春が蘇ったかのようだ。

    「グラス……!!」

     嗚呼、彼女が今此処に在ることの幸福、幸福、幸福……
     自分は、今まさに、生まれたのかもしれない。そんな感動を男は噛み締めていた。

    「トレーナーさん。」

     けれど。

    「では、私を殺してください。」

     けれどグラスワンダーは、そんな男を赦さなかった。

  • 10◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:35:16

    九、

    「え……?」

     男は、ことばを知らぬ赤子のような声を漏らした。何が起こったのか分からない、といった表情で少女を見上げている。

    「ぐら、す?」

    「はい、トレーナーさん。――私を、殺してください。」

     やはり、少女は美しかった。男の瞳に映る光景を絵に残したのならば、後世の人間は彼女を女神と評するに違いない。或いは、そんな人智の及ばぬ無機質な冷たさが、彼女にはあった。

    「ぐらすを、ころす?」

    「そうですよ。方法は、たくさんあるでしょう?」

    「――っ!」

     瞬間、男の脳裏に凄惨な光景がいくつも広がった。
     胸に深々と刃物を突き立てられ、横たわる彼女。コンクリートに紅い花を描き、その中心で力なく横たわる彼女。首に、首と同じくらい太い麻縄を巻いてぶらぶら揺れている彼女。彼女、彼女、彼女……
     そのどれもが濁って虚ろな目をしていて、此方をのぞき込んでいる。

     ……そうして、そのすべての彼女たちを手にかけたのは。

                   トレーナーさん?

     眼前に、蒼い目をしたグラスワンダーがいた。
     
    「あ、あああ”あぁああ”あ”ぁ”ぁあああ”ああああ!?」

  • 11◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:36:16

    十、

    「トレーナーさんッ!!」

    「!?」

     彼が半狂乱になりながらもすんでのところで踏みとどまれたのは、グラスワンダーの手ががっしりと自分の手を握ってくれていたからだった。

    「あ、あ?!あ、あぁぁ?」

     よく見ると少女の目にも涙が浮かんでいる。

    「トレーナーさん、私はまだ、ここにいますよ。」

     少女はぎゅうっと、男を抱きしめる。

    「大丈夫ですよ、大丈夫です。貴方はここにいて、私も同じところにいますから……」

     きつく抱きしめる彼女の体の柔らかさが、鼻をくすぐる彼女の匂いが、耳に伝わる彼女の声が、自分とグラスワンダーがまだ生きていることを確かに教えてくれた。

    「あ、あぁぁあ……!」

     ぼろぼろと涙を流す男をしかと抱きしめながら、暫く二人はそうしていた。

     男が落ち着きを取り戻したころ、空はすっかり陽を隠していた。

  • 12◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:37:42

    十一、

    「……僕は、いつまでも僕でいられるのかな?」
    「……聞かせて、ください。」
    「……ある日、「うちらのトレーナーって、情熱足りないよね」と言っているウマ娘を見かけたんだ。」
    「それ、は……」
    「ああ、ごめん。君たちを責めているわけじゃないんだ。……ぶっちゃけ、僕もそう思ったことがある先輩だったから。」
    「トレーナーさんも、ですか?」
    「うん。同い年の同僚が、「あれで俺らよりいい給料もらってんだぜ」って毒を吐いていたこともあった。まあ、ちょっとやる気がないように見える人もいるかもね……」
    「でも……!他の方がどうあれ、トレーナーさんはそんなことありません!」
    「ありがとう。……でも、やっぱり怖いんだ。」
    「なにが、です……?」
    「……自分のことばって、自分に返ってくるのさ。特に、こうなりたくない姿とか、内心蔑んでいる姿とか……口しなくても、自分の胸に思いついてしまったことばは、自分に返ってくるんだ。」
    「それは……」
    「そうして時間がたって、気づくんだ。ああ、それって僕だった、って。自分こそが、自分が嫌っていた姿そのものだった、って。……初めてそれに気が付いたときは最悪の気分だった……まるで、百足か何かが体中をもぞもぞ這い回っている感じだったよ……」
    「……」
    「……でも、そんな僕を君は優しいって、あたたかいって、頑張り屋だって、素敵だって、褒めてくれたんだ……本当に、涙が出るくらい嬉しかったなあ……」
    「……それは、私の本心です。」
    「ありがとう。……でも、だからこそ怖かったのさ。」
    「……?」
    「だって、君の眼に映る僕は、そんな素敵な”僕”なんだ。今はまだ、僕はそんな”僕”でいられるのかもしれない。……だけど、いつか僕が”僕”でなくなったとき。……あの先輩みたいに、情熱をすり減らしてしまったとき。僕が僕の忌避する僕に成り果てたとき、君の眼に僕はどう映るんだろうか!?」
    「トレーナーさん……」
    「……だから、僕が”僕”であるうちに終わらせてしまおうと思ったのさ……君の前では、僕は”僕”でいたいから。醜い僕の、本当の姿を君に見られるなんて……耐えられないッ……!」

  • 13◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:39:01

    十二、

     少女はやっと得心した。
     目の前で嗚咽を漏らす彼はきっと、優しすぎたのだろう、真摯すぎたのだろう。
     
     ……だからこそ、彼女は一人の人間を”殺す”ことを決意した。

    「トレーナーさん。」
    「……なんだい。」
    「貴方が死ぬ時きっと……いや、必ず、私も死にます。」
    「そんなこと――
    「いいえ、違います。トレーナーさんはきっと”後を追って”死ぬと考えているでしょう?」
    「……そう、思ったよ。」
    「少し、違います。私は生きながら、死んでしまうのですよ。」
    「……どういうことさ?」
    「話は逸れますが、私は貴方のことをこの上なく慕っています。」
    「……は?」
    「だから、貴方の前では少し格好つけたくなりますし、可愛く見られたいな、と思ったりもします。」
    「……そう。」
    「……照れないでください。……私まで照れてしまいます。」
    「グラスが始めたんじゃんか……」
    「……本題に戻ります。」
    「……うん」
    「そんな”私”は、貴方の前でしか見せることのない”私”です。」
    「うん。」
    「けれど、その”私”も、いつもの私も、どちらも本当の私だと思うんです。」
    「……うん。」

     男にも、漸く分かってきた。

  • 14◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:41:27

    十三、

     グラスワンダーが、一生懸命に伝えようとしてくれている。
     自分のために……他ならぬ、僕のために。
     彼女のおもいを受け取ると同時に、男は自分の苦しみについても分かり始めていた。

    「……僕が死んでしまえば、僕の中のグラスも、死んでしまうんだね。」

     つまるところ、他者のイメージ通りの「自分」を再生産する営みこそが日常なのだ。
     グラスワンダーにとってトレーナーとは、”優しく”って、”あたたかく”って、”頑張り屋さん”で、”とっても素敵”な人間。そして男は、少女の前ではそんな「自分」で在りたいと願っている。

     「自分」とは、他者との関わりの中で生まれる。いくつもの「自分」がいて、そのどれもが本当の自分だ。けれど、時にはその自分を演じているように感じてしまう。それはとても、苦しいこと。
     他者は自分に幻想を抱いているから、自分はその自分を演じる。ぼろが出ないように、演じ続ける。

    「……そう、です。だから、トレーナーさんが死んでしまえば、私はトレーナーさんだけでなく、私自身も失ってしまうんですよ?」

     男を失ってしまえば、彼に恋するグラスワンダーも死ぬ。彼女は、二度と生き返らない。だから、男が死ぬということはつまり、グラスワンダーが死ぬということでもあるのだ。

  • 15◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:42:37

    十四、


    「貴方が死ぬとき、「私」も死にます。貴方の前で見せることができていた「私」が死に、貴方に見せたかった「私」が死に、貴方の幻想である「私」も死ぬのです。」
    「……」
    「……トレーナーさんは、私を殺したかったのですか?」

     躊躇いがちに、少女は尋ねた。

    「違う。」

     返ってきたのは、力強く、生の匂いがする声だった。

    「僕は、グラスの眼に映る”僕で”在り続けたかった。」
    「……トレーナーさんは、トレーナーさんです。」
    「ダメな自分が、怖かった。」
    「……ダメな私を、愛してくれますか?」
    「もちろん。いつまでも、愛し続けるよ。」

     少女は、花が咲くように笑った。

    「私も、”貴方”のことを愛し続けます。」

     長く寂しい秋の夜に、男はとうとう生まれ落ちた。凍えそうな彼を、少女の温もりが守った。

     酷く静かな秋の夜に、少女は永遠を手に入れた。自分のすべてを、彼が抱きしめてくれた。

     二人はきっと、大丈夫。今もきっと、二人は一つ。

  • 16◆5vud0Mk5ki5B25/10/13(月) 23:43:45

    終わりです。

    が、タイトルを忘れていました……
    「グラスワンダーを殺す方法」がタイトルです。

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 23:57:47

    お疲れ様です
    うまく言えませんが読んだ後どっしりとした感覚になりました。
    面白かったです

  • 18◆5vud0Mk5ki5B25/10/14(火) 07:00:27

    >>17

    感想ありがとうございます。

    とてもうれしいです!

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 11:21:39

    途中まで不穏だったのでハラハラしましたが、最後は平和に終わったので安心しました

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:24:52

    すでにもう深くまで根ざしているんだ
    一人で居なくなるなんて許されないぞ

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:41:53

     大変読み応えがありました。読んですぐ感想を書きたかったのですが、中々まとまりませんでした
     私はかつて「死者は生者の中へゆく」という受け売りをSSに書いた事がありましたが、成る程「死者にのみ見せていた顔が失われる」側面もありますね。重要な一面が二度と戻らないという事は以前の自分が死ぬようなものかも知れません
     グラスの「私のために生きて欲しい」という要求は真摯で優しい言葉であり、同時に足枷のような呪いにもなり得るものですが、「お互いが相手ののために生きる」想いが古い自分を葬り去ってくれたのでしょうかね

  • 22◆5vud0Mk5ki5B25/10/15(水) 00:04:35

    >>19

    私も書いてて「おや……?」となりました……

    何とか丸く収められてよかったです

  • 23◆5vud0Mk5ki5B25/10/15(水) 00:05:42

    >>20

    コメントありがとうございます!

    言われないとそれすら分からぬクソボケもおるのですよね……

  • 24◆5vud0Mk5ki5B25/10/15(水) 00:13:32

    >>21

    素敵な感想ありがとうございます!

    他者と関わりの中で生きざるを得ない私たちですが、「この人とならば……」と思える人に出会いたくて……グラスワンダーには出会ってほしくてこんな文を書いてみました!

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 10:11:03

    とても尊いssをありがとうございました

  • 26二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 19:57:05

    このレスは削除されています

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 19:58:06

    このレスは削除されています

  • 28◆5vud0Mk5ki5B25/10/15(水) 21:24:42

    >>25

    ありがとうございます!

    うれしいです!

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 21:33:07

    蜂蜜酒のようにほんのり甘くじんわり響くSS
    いい夜をありがとう

  • 30◆5vud0Mk5ki5B25/10/16(木) 06:57:01

    >>29

    ありがとうございます!

    楽しんでいただけたら幸いです!

  • 31二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 11:14:40

    グラトレのメンタルを見抜いて強制的に治療するグラスちゃんカッコいいです。

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 21:03:04

    このレスは削除されています

  • 33◆5vud0Mk5ki5B25/10/17(金) 00:56:41

    >>31

    ありがとうございます!

    グラスワンダーはかわいいしかっこいいんですよね……

  • 34二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 10:41:53

    最後の会話ってほぼほぼプロポーズなのでは?
    祝福しなきゃだし、末永い幸福のお祈りもしなきゃ…

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