- 1イッチ25/10/14(火) 19:54:46
トリニティ学園中等部三年生。脚塩ミミ。模範的トリニティ生だった私には、たった一つの悩みがあった。
『もっと誰でも無い自分に、自分自身に胸を張れる自分になりたい』
お嬢様校のトリニティでこのまま後今年と高等部の三年を過ごせばそれはさぞ安定した人生だろう。…だが、そんな人生で私は『やり切った』と思えるのか?
そんな事を何度も考えて、私はとある『学園』が存在すると言う密林を訪ねた。
「ご…まっ…おっ…」
「48…49…50!よくやった!スクワット50回も達成したな!誇りに誇っていいぞ!」
「「「「おめでと〜!!!」」」」
拝啓、あの日の私へ。私はこの学園に、『ぽへ学園』に転入した事をとても…とても…───
「それじゃ、後ワンセットだ」
「……ちくしょぉぉぉぉぉ!!!」
後悔しています。ふざけるな私。何を考えているんだ私。
このスレは
https://youtube.com/@pohe_poke?si=A43QvYbq_fxW_Ejw
ぽへチャンネル様及び
【クロス】ここだけキヴォトスに|あにまん掲示板ぽへチャンネルならぬぽへ学園がある世界https://www.youtube.com/channel/UCu0HaR1uI4R8gbdHnd5GWAQbbs.animanch.com上記のスレに大変影響を受けています。
- 2二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:16:57
まさかぽへ学園が蘇るとは・・・
- 3二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:18:08
- 4二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:20:39
ミミロップ…?
- 5二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:21:19
- 6二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:22:33
ぽへ学園メンバーのトンチキぶりに頭を抱えるスバルが見える・・・
- 7二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:24:56
他にもポリ2がホシノの双子の妹だったりメイちゃんがトキ以外のC&Cの師匠だったり色々面白い概念が生まれてたなあ
- 8二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:31:21
ぽへ学園とワイルドハントは絡み無かったな・・・
レナがツッコミ役になるのは分かるが - 9イッチ25/10/14(火) 20:31:44
- 10二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:33:08
- 11イッチ25/10/14(火) 20:43:50
春。それは変化の季節。先輩が出来るだとか、後輩が出来るだとか。はたまた進級を超えて進学だとか。そう言う季節。…世間には、誰にも当てはまらない人も一定数居るんだろうけど。
「〜〜〜」
緊張で震えと手汗が止まらない。何だってこの学園はお笑い番組方式の面接があるんだ。キヴォトスじゃ面接なんて制度バイトでしか聞いた事ないぞ。
まともに他の人がどんなアピールをしてるかすらぼんやりとしか聞こえず、正に右から左へ耳を流れていく(私の名前はミミだから流されては困る。不吉でしかない)
「ま、落ち着けよ」
緊張で手のひらに人と書いて飲み込んで、それに咽せるとか言う一人コントをしていたらそれに笑った隣の生徒から声をかけられる。
「ダメだとしても、ここで笑わせてもらった以上俺の恩人だからさ…飯でも食いに行こうぜ」
美人、だとか可愛いって言うよりはかっこいい系の顔の人─── この場に居ると言う事は同い年であろう人物が声をかけて来た。
「4人目はこちら!」
「おっと…じゃ、俺は行くから。…そっちも、頑張ってな!」
最後まで真っ白な歯を見せびらかす様な笑顔で、彼女は行ってしまった。えっと…名前が…
「『紅蓮アルマ』!」
「先輩方…ここらで、本当のイケメンを採用しないっすか?」
あ、あの子先輩相手だとあんな感じになるんだ - 12二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:49:23
グレンアルマ・・・お前はそういうやつだよ・・・
- 13イッチ25/10/14(火) 20:50:25
このスレの概要
取り敢えずミミちゃんのぽへ学園入学から原作ストーリーを追ってたり追わなかったりするスレ。過去ぽへ学園スレでの内容と元チャンネルの動画ベースにギャグ重視でちまちまと進めるつもりです - 14二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:52:33
楽しみにしてます!
- 15イッチ25/10/14(火) 21:40:31
「それじゃあ五人目」
審査員席ではない場所。司会進行席とでも言えばいいのだろうか。そこの巫女服の人が五人目…つまり、私の順番を意味する。紅蓮アルマさんは暫定一位の好成績だった。
他のみんなはアピール台詞をしていたけど、そんなものない私はガッチガチに震えながらステージへと立った。
「学力試験は今回トップ!」
「え?うち学力試験なんてあったの?」
「『脚塩ミミ』!」
巫女服を着た人物の横の魔法使いみたいな服装の人が不安しかない台詞を吐いていたが(この個性の塊みたいなメンツの中で私唯一の見せ場とも言えるんだぞ学力試験は。元お嬢様校の実力舐めるな?)それでも折れる訳にはいかない。ここに立つ事は叶ったんだ。
「学力試験の成績トップか…他に特技とかはないのか?」
まず真っ先に質問をしてくれたのは筋骨隆々と言った感じの人。扱われ方的に三年生であろうその人の質問に、私は言葉を詰まらせた。
「特技…あ、紅茶なら多少淹れれますよ」
「ええやん。うちとの相性バッチリや。後一人称が俺とか僕じゃない女の子欲しいし」
「えー?そんな要素で合格与えちゃうの?」
「人の事非常食要因で高得点あげた奴が言えるか?その言葉」
「誰だっけそれ」
「鏡見て?」
(超絶イケメンだの顔)
「鏡割れてるなそれ」
おうふ…そんなに一気に話されては困る。コントみたいなテンションなものだから尚更だ。と言うか、無言の交流やめて欲しい。ついていけない。
「元トリニティ生徒。と言ったけど…どうしてわざわざここを選んだの?こんなヘンテコ集団に」
「えー…と…」
「…言い方が悪かったわ。『私も』同じ様にトリニティからここに来たの。顔も合わせた事ないけど、後輩としてね」
次いで質問して来たのは容姿端麗のモデルの様な人。曰く、元トリニティ生らしい。思わぬ所で先輩が。…いやまぁ、向こうの言った様に顔も知らなかったのだが。 - 16二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 21:50:13
- 17イッチ25/10/14(火) 21:52:56
当然スレ主である自分もそっち見てました()
- 18二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 22:02:04
フェローチェ・・・マホイップもそうだけど元トリニティ生だったな
- 19イッチ25/10/14(火) 22:20:46
「あれ?そうなん?」
「うん。ちゃんと履歴書見て?」
私に対して肯定的にしてくれていたホイップクリームみたいなふわふわヘアの人も元元トリニティらしい。…いや、だとしても『そこを突いて』同情を誘うなんてもってのほかだ。そんな方法で勝ち取るものに、なんの価値がある。
「私は…私は」
だからもう下を向くのはやめだ。こそこそ空気を読んだって、誰かの会話を待ったって。この学園は待ってくれない。読める展開になんてしてくれない
「誰かじゃない自分になりたかった」
反論させるな。口を挟ませるな。
「あのままトリニティのお嬢様、で終わる人生を送ってやりたくなかった」
「確かに今の私ではきっと他の受験者程目につくものはないと思います。それはきっと、私が今までの人生の十五年間をそうやって生きて来たから」
紅蓮アルマさんはまさにそうだ。ぽへ学園に足りない所をリサーチして、その上で自分を売り込んでいた。『補える』と…私はただここを見つけたから。あそこから抜け出したかったから丁度良かった。それでしかない。
「だから、私から言えるのはただ一つです」
「この学園に入れたら、なんだってします」
ここまで言い切った辺りで、他の人は自分の個性を話していたのにこんなエゴでしかない発表をしていた自分に恥ずかしくなり、ぼんっと擬音がつきそうなほどに顔が熱く、赤くなる
「…失礼します」
カンカンカン。小気味良い鐘の音が丁度なった。…結果を見たくないのでさっと目を逸らし、耳を塞ぎ、俯いておく。間違いなく最下位レベルの点数だろう。
「…?」
そんな塞ぎ込んで逃げる様に先に戻った私に配慮してか、肩を少し叩いて自分に振り向かせると言葉ではなく笑顔とサムズアップで励ましてくれる紅蓮アルマさん。…このイケメンさは誰にも出せないだろう。
「さあ、結果は…!」 - 20二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 22:27:17
この真面目さ・・・ツッコミ役として採用されそう
- 21イッチ25/10/14(火) 23:13:18
そして、結果は表示された。
十文字 89
貴花 89
髪林 92
小鳥遊 96
泡立 96
筋蚊 90
美麗 90
642
「暫定2位です!」
暫定2位。1位が紅蓮アルマさんな事を考えると中々なのではないだろうか。…それに、皆さんの名前も漸く分かった。
「やっぱりちゃんとした女の子の友達が欲しい」
「それは俺達がまともじゃないって事か?」
「当たり前やん」
泡立さんはおっとりした様な感じで意外とズバズバものを言う人なのも、筋骨隆々なビジュアルの割に筋蚊さんが優しめで笑いを取れるタイプの良い人なのも分かって来た。
「ポリ2も高いな」
「いや、なんでもするって言ってたし焼きそばパン買って来てもらおうかなって」
「それぐらい自分で行って?」
魔法使いの人→小鳥遊さん→巫女服の人の順番でテンポ良く会話が進む。…なんでもすると言ったのは私だ。後悔はしてない - 22イッチ25/10/14(火) 23:42:53
「不純な動機じゃない組だと…」
「それやとうちがあれ(ポリ2)と同列扱いになってるで。訂正してくれ」
「オーロンゲか。なんでなんだぜ?」
「いや、単純に頭良くてなんでもしてくれる奴欲しいじゃん」
「こいつは相変わらずスペック厨だな」
「失礼な。ちゃんとこいつの髪も見てるぞ」
髪林さんがそう言うとまた私に視線が集まる。…黒髪。ロング。両メカクレ。それが今の私だ。
まずまずの好印象を残せただろう。そこからは安心して私も聞く側に回った。
度々下さんは多分良い人な事、夢見さんへの点数に対しての「通信簿」と言うワードで思わず笑ってしまい、思いの外ギャグを行けるって顔をされた事を報告して。この日は終わりとする
そして、入学式の日がやって来た。 - 23イッチ25/10/15(水) 07:41:42
新入生代表が言葉が拙い故、手話と通訳を通しての話になった為校長先生の話よりも長いと言うトラブルがあったものの。無事(ではない気がする)入学式は終わった。─── そして、舞台は戻り
「48…49…50…!」
「よし。2セット目も完了だ。…中々、筋がいいなこれならもう少し増やしていいんじゃないか?」
「…へいへい(ヘイガニ)」
筋蚊…『マッシブーン』先輩と無口で寡黙だが炎鶏…『バシャーモ』先輩の二人をコーチとして私の『筋トレ』は進んでいる。こう言う返事も小鳥遊…『ポリ2』先輩から完全に移ってしまったなと、我ながら苦笑いが出てくる。
「ミミ。次は『何に』行くんだ?」
「次は…自由時間ですね」
トリニティ時代はあんまり名前で呼び合う関係の人が居なかったし、先輩もここまでフレンドリーでなかったものだから中々敬語が抜けない(私以外に同い年で敬語なのはっす口調で怪しいグレンアルマさんぐらいだと言うのに)そんな私の予定を聞き、空いてると告げると少しだけマッシブーン先輩はニヤリと笑い
「なら丁度良い。…ちょっとお時間もらうぜ?」
マッシブーン先輩の体付きでそれを言っても可愛くないと思います。と言う一言は胸にしまっておいた。 - 24二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 08:04:20
- 25二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 08:08:35
- 26イッチ25/10/15(水) 08:46:00
- 27二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 09:04:41
成る程・・・
- 28イッチ 25/10/15(水) 09:36:50
「えーと…お時間もらうって言ったってどうして校庭なんかに?」
マッシブーン先輩に連れられて。やってきたのはぽへ学園の校庭。おしゃれな言い方でグラウンド。『全装備』持って来いと言われたので非常にガチャガチャした私と、手ぶらの先輩とで向かい合っていた。
「本来なら、お前にも素手でやってもらおうと思ったんだがな。流石にまだ早い、そう言われてな」
やけに好戦的な笑みを浮かべた先輩の表情に私はだいたい察した。
「抜き打ちテストだ。ミミ。ここらで先輩の強さを─おいおい。先輩の話は最後まで聞くものだぞ?(暗黒微笑)」
「オーロンゲ先輩からの教えですよ。すっかり私も『わるいてぐせ』が身についてしまい。なんなら『いたずらごころ』まで持ったユーモアあふれる生徒です」
言い切る前に私はここに来る『前から使っていた』愛用のARを発砲した。…が、その筋肉で覆われた肉体にはまともなダメージになっていない。『ふいうち』は悲しいぐらいに通らないようだ。 - 29二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 09:40:12
強かだなミミちゃん・・・
- 30イッチ25/10/15(水) 09:57:57
ならば次はと。私はその銃を雑に放ると前傾姿勢で走り出す。
「その走り…『フェローチェ』からか!」
「残念ながらそれだけじゃないんです…よ!」
ガギィン!
「かったぁ!?」
「『カミツルギ』の二刀流…この短期間で全部仕上げて来たか」
キヴォトスでは珍しい刀剣の二刀流。残念な事に、まるで硬い金属にぶつけた様な音を立てて弾かれる。…なら、その音に乗じて
「……」
「おっと危ない。刀を即座にリリースしてグレネードか。…メイから仕込まれたな?」
「良くもまぁ。皆さんのことを覚えていますねマッシブーン先輩」
「当然だ。俺はこの学園の太陽だからな」 - 31二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 09:59:51
- 32二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 10:01:27
ミミちゃん凄いな・・・ぽへ学園メンバーの技をここまで・・・
- 33イッチ25/10/15(水) 10:45:27
イメージビジュアルが正実モブちゃんに近い(身長はちょっと大きいけど)なので銃の反動で後ろに吹き飛ぶぐらいを想定しています
現在は筋トレによって(元々成長効率も早めだったし)基礎フィジカルの向上と『色々あって』ぽへ学園メンバーの技術を学んでいるのでそこそこやれるぐらいにはなってます。モブではなくなったぐらい
- 34イッチ25/10/15(水) 12:30:27
「ほら、プレゼントは返させてもらうぜ。後輩からの施しは受けない主義なんだ」
「なら…」
そして私が次に使うのは『腰にXを描く様につけているベルトの細かいパーツ』それらを上手いこと組み立てて…
「『こごえるかぜ』!」
冷気を放つ組み合わせにしたその武器を構えて、引き金を引く。…あっ、やばい。
「ちょっと待って!止まって!」
パーツの組み合わせか付ける位置間違えた!確かこっちは───
「へっくち…誰かこの超絶イケメンポケモンジュラルドンの噂をしてるドンねぇ…」
「されてるのはキバナだぞ」
「え?超絶イケメンキバナの相棒ポケモン?」
「聴力まで減衰させなくていいんだよ。キョダイゲンスイは没収されたぞ」
「自分には使えねぇよハゲ」
「残念。俺は真逆のロン毛だ」
「そういやジュラルドン。お前ミミに渡したあの武器ってどう言う仕組みなんだよ」
「ポリ2の光線銃をベースにもっと多くの事を出来るようにした武器だドン。仕組みはパーツの組み合わせで全く違う武器になる様になってるドンね」
「へぇ…リボーンじゃん」
「因みにパーツ一つ一つの大きさは大体数cmだドン」
「小さいな?」
「後てっていこうせんモードとこごえるかぜモード、れいとうビームモードの違いはそれぞれ3cm間隔で取り付ける位置が違うドン」
「(差が)小さいな?」
「後当然作成費は請求してるドン」
「(器が)小さいな?」 - 35二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 13:30:57
- 36イッチ25/10/15(水) 13:45:20
マッシブーン先輩とのバトルは私の大事故で敗北してしまった。…とは言え、だ。少し前まで自分の愛用のARの反動に泣いていた私がここまで成長しているのだ。気に病む事もないだろう。
「…それでフェローチェ先輩。用事とはなんでしょうか?」
美麗チエ先輩。あだ名は『フェローチェ』らしい。その先輩からのご指名を貰ったので、私は言われるがまま召集を受けていた。
「そんなに固くならないで。…うん、お肌はいい感じね。ちゃんと言われた事やってる」
「うわっぷ…」
私の足や顔をペタペタと触り、そんな事を呟いている先輩。しばらくして、私を椅子に座らせると一言
「オーロンゲ。この子の前髪を整えましょう」
「!?ちょっ…助けて下さいオーロンゲ先輩」
「悪いな。俺はロン毛だが伸ばしっぱなしで前方ブロックは許容出来ねぇ。長さは残してやるから安心しな」
「出来る訳ねぇだろ!」
すっかりこの学園の雰囲気に染まった私から出るのはそんな言葉だった。
一時間後、劇的ビフォーアフターだった。 - 37イッチ 25/10/15(水) 15:46:19
- 38二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 16:43:11
- 39二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 18:14:16
やっぱツッコミ適正高いなミミちゃん
- 40二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 18:34:08
そのメイク道具、借金して買ったんだろうなフェローチェ
- 41イッチ25/10/15(水) 20:13:31
「…そう言えば先輩方。何故私のビジュアルにここまでこだわって…」
「あら?言われてないのかしら」
「貴女、今日は動画撮影の日よ」
「…は?」
脚塩ミミ。十五歳。
「えーと…どう…も」
動画デビューです。
「…すみません!やっぱ私には無理です!」
「カーット!…どうするか。これ」
今日の撮影担当の魔法使いの人…まりさ先輩が悩んだ様な顔をしている。とても申し訳ないが、つい最近まで対人ATフィールドMAEGAMIを展開していた私には少々厳しい。
「新入生で周りのこともよく知らないのに動画撮影なんて言われて、嘆きたくなる気持ちもわかる」
今日の動画で私と共演する予定らしい先輩(?)の一人が私に話しかけてきた。確か名前は…
「ま、俺はナゲキだけどな」
「誰だよお前」
おっといけない。口の悪さが…
「…お、今のいいんじゃないカ?」
「えぇっと…『デンジュモク』先輩。今のが…ですか?」
ぽへ学園の電気周りを全て一人で回している(一応もう一人居るらしいけど)デンジュモク先輩から私に声がかかった。
「あぁ。今日やるゲームは『TSC』…言わば…やばいゲームなんダ。そこにその口調は…行けるナ」
「ナイス提案だぜデンジュモク。…ミミ。何も緊張する必要はない。…ありのまま、お前を曝け出していけ」
「ありのまま…私を…」 - 42イッチ25/10/15(水) 20:22:23
書いててこのままだと
ミミ テテフ 妖夢 メイ
が揃った時に判別付かなすぎる(気怠げ敬語組。ボイスみんないっしょ)事が予測できてしまい、やる気がキョダイゲンスイしかけました。
そんな時BW御三家とTSCという救世主が現れて、私はとても幸せです。因みにこのスレでの時系列は『アビドス編1、2章よりもパヴァーヌ1章の方が早い』と言う設定でぽへ学園やミミと絡ませるつもりです(アビドス1、2の後にパヴァーヌだとちょっと先生の責任感といい目立ち方といい薄いのでとポリ2先輩の見せ場周りの問題で)
所で砂と言えばキバナ天候な感じもしますがアビドスxジュラルドンを妄想してる人は中々居なかったな。と感じています。いやまぁ確かにあれは彼が恨んでいる(?)フライゴンの為と言われれば否定は出来ないですけども。吹けよ風、呼べよ砂嵐。ジュラルドンが絡むのもありなのでは? - 43イッチ25/10/15(水) 20:27:02
そして私はカメラの前に立ち、ゲームを起動すると───
「ざっけんなこの〇〇ゲー!?難易度どうなってやがる!?」
「わー!わー!その発言はあにまんの禁止コードに引っかかってます」
「メタイわ妖夢先輩!」
「確かにこのゲームは理不尽要素が多い。嘆きたくなる気持ちもわかる」
「ま、俺はナゲキだけどな」
「お前今日それ何回擦るつもりよ」
「(ミスまでが)早いゾォ!?」
「上等だ猿!お前がコントローラー握ってみろや!」
「アーイ!」
結局、マッシブーンさんとポリ2先輩、その他『レギュラー』だの『主力』と呼ばれる人達が諦めたと言うこのゲームは。
「ウッキー!今年は申年!」
「…負けましたよ…猿先輩…」
「バカにしてた先輩の方がゲームが上手くて嘆きたくなる気持ち、分かるぜ」
「俺はナゲキだけどな」
「やかましいわ!」
猿先輩が圧倒的実力(と猿先輩が三人いる事による物量作戦)によってクリアされたのだった。 - 44イッチ25/10/15(水) 20:44:40
- 45二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 20:54:14
- 46二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 20:55:34
- 47二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 20:58:15
- 48二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 21:04:07
色々オリキャラだけじゃなくオリ学園のスレもあるしへーきへーき
- 49イッチ25/10/15(水) 21:13:01
- 50イッチ25/10/15(水) 21:24:34
今んところミミとの関係性どうなの?
そろそろパヴァーヌwithぽへ学園が開催しそうなので一回まとめという事で
(ミミから)印象いい人達
女子陣 三猿(特に炎猿) ナゲキ デンジュモク ズガドーン(書いてないだけで仲良い二人) マッシブーン カミツルギ ガラル三忍 グレンアルマ ドドゲザン メイ
ぶっちゃけ微妙な人達
ゆっくり組 ポリ2 エースバーン(私野球派なので) (実はジュラルドンもこっちより。ガラル三忍の他二人抜きで会うと死ぬほど静寂が生まれる) - 51二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 21:26:52
- 52二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:12:29
- 53イッチ25/10/15(水) 22:29:54
- 54二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:34:10
シンプルイズベスト・・・か
- 55二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:42:26
ポリ2「なんで??????」
- 56イッチ25/10/15(水) 22:45:56
「大変大変!みんな見て!」
巫女服…れいむ先輩が(今日も)騒がしいのでみんなで彼女に事情を聞く事にした。
「大変大変って。一体どうしたのさ」
「それが…ミレニアムのゲーム開発部って所から連絡があったんだよ!」
「ミレニアム?…どうやら俺とキバナのファンガールが未だ熱心にレターを送って来てるみたいドンねぇ…」
「凄いですねジュラルドン先輩。体ピカピカなのに目が濁りまくってる」
「それほどでもないドン」
「褒めてないですが???」
すっかり私もこの空気に適応してしまった。脳みそライトメタルな先輩は置いておいて本題だ。
「…ゲーム開発部って言うとユズが入ったって聞いたドン。合法ロリの」
「!?」
「うわ、今度は変態変態だ」
ポリ2先輩は(自分だって言うてな体型なのに)ロリコンだ。合法ロリでもいける、とか言う鏡見たら泣いて喜びそうなのに出てくる感想が「イケメンだ…(感涙)」な変な人である。
「れいむ。勿体ぶらずに本題に入れ。俺の筋肉も疼いちまってる」
「見てよマッシブーンを。騒がしいよ」
「え?誰が音柱宇髄天元だって?」
「私はお前らが話を聞かなくてもうさめざめだよ」 - 57二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:48:52
- 58イッチ25/10/15(水) 22:53:23
ぽへチャンネル感(哲学)が中々難しくて本当あの人天才的なギャグセンスなんだなって…
Q.なんでジュラルドンが知ってるの?
A.ブリジュラス操る練習がてらゲームセンターにでも行ってたんじゃないでしょうか(投げやり)私はナゲキではないので嘆けませんね() - 59イッチ25/10/15(水) 23:40:43
その後も死ぬほど騒がしかったので会話の内容を要約するとこうだ。
TSCを遊んでくれてありがとう。クリアまでしてくれたのはぽへチャンネル(その中でも私達の方の動画)だけです
それはそれとして動画中に酷評の嵐だったのでカチコミに行きます
との事だった。…当然、その責任を取るために私が行きますと言おうとしたのだったが…
「退け。全員」
「おいまずいぞ誰かポリ2止めろ!」
ゲーム開発部の見た目を知ったポリ2先輩が大暴れする大惨事になってしまいそれどころではなかった。
「不味い事になったな…ぽへ学園は立地が絶望的だ。幼女センサーを持ってるポリ2より先に、恐らく迷子になってるであろうゲーム開発部とやらを見つけ出さないといけなくなった」
「探し物に強い人は…まぁ、いないですよねこの学園」
「情報に強いやつならこの学園の電波と電気を全部解決してるデンジュモクが居るんだが…ない者ねだりをしても仕方ない。今はポリ2を止めるぞ」
そう言いながらマッシブーン先輩が『とびかか』った。…だがまぁ、そうだろうなとは思っていたが。
「邪魔だ。マッシブーン」
「やっぱり硬いなポリゴン2…!」
「よっと。特殊メインなのは知ってるからこっちを貼らせてもらうぜ?」
オーロンゲ先輩の『ひかりのかべ』がポリ2先輩の光線の威力を大きく減衰させる。流石、あの人の動き出しは本当に早い。
「フェローチェ!ミミ!お前らでゲーム開発部の捜索に行け!」
「嫌よ。…と言いたい所だけど、『あれ』されたら私は無力ね。…行きましょう」
「あれ…あぁ。『トリックルーム』ですか」
私も以前使われた事がある。空間が歪み、早く動けば動く程実際にはスロウになる恐ろしい空間だ。…速さ自慢のフェローチェ先輩と、最近速くなって来てる私との相性は最悪だろう - 60イッチ25/10/16(木) 07:07:54
「あ、居ましたよフェローチェ先輩」
「良くやったわ。それじゃ、早く保護を───
「合法ロリを見届けに来たイケメン…参上」
あれだけの人数をかけて防衛したと言うのに乗り越えて来たのかこの耐久お化けは。
「おっと。何もトラックルームで嬉しいのはお前だけじゃないんだぜ?」
「あっ…ごめんなさい許して!」
交渉
「いいや…ダメだね」
そして彼女は青空に『なげつけ』られた。
青天井───
「…と、言うわけで。迷惑かけたなゲーム開発部。俺は筋蚊マツコだ」
「…訳わかんないよ!!!」 - 61二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 07:27:09
- 62二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 07:29:00
- 63イッチ25/10/16(木) 08:50:14
ポリ2先輩は無事に投獄された。参上、施錠、あぁ無情の三段コンボと言った具合に。
「で、だ。ゲーム開発部から求められたのはミレニアムに存在する廃墟の探索メンバーなんだが…」
「散々ゲーム酷評してしまった私は行かせてもらうとします。私のせいみたいなものですし」
「だな。後何人か連れて行くつもりなんだが…」
(選ばれるのは超絶高耐久イケメンの僕だろうなぁ…の顔)
「あ、ポリ2はなしな」
「なんでなんでなんでなんで」
ロリコンが壊れてしまった。最近はそこまでロリコンな感じがなかったと言うのに。
「ポリ2抜きならどうするのさ」
「そうだぜ。妥当な戦闘力持ちは居るのか?」
「ミミと組めて。戦闘力があって。その上であの実況の関係者…」
アーイ!
早いゾォ!?
ウッキー!今年は申年!
「…猿か?」
「嫌です」 - 64二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 09:13:13
猿・・・元気出して・・・
- 65二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 09:49:48
ポリ2・・・日頃の行いのせいだぞ・・・
- 66イッチ25/10/16(木) 11:00:01
「…仕方ない。ここは俺が行こう」
「とは言ってもですよマッシブーン先輩。貴女が軽く暴れれば廃墟は崩壊。我々はフェローチェ先輩みたいに借金に追われる事に」
「うん。それは切れ味が強過ぎるわよね?」
筋骨隆々インテリマッチョのマッシブーン先輩には厳しいだろう。と指摘すれば「分かってないなぁ…」と言わんばかりの表情でチッチッチッと指を振られてしまう。
「ま、見てな」
そう言ったマッシブーン先輩の体が縮んでいき…これは…
「フェアリーマッシブーンだ。可愛い妖精さんだろ?」
「とうとう服の色だけじゃなくて美的センスも赤点になりました?」
「失礼な。可愛いだろ」
「可哀想ではあります」 - 67二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 11:10:59
ミミちゃんすっかりぽへ学園に馴染んだなあ・・・
- 68イッチ25/10/16(木) 12:31:06
結局。私は一人で行く事になった。…と言っても、そこで何があったか知りたいならブルーアーカイブをプレイする事をおすすめする。私だけ着いていき、特段珍しい事件もない。先輩達もいない。つまらない冒険とも言えない何かだったと記しておく。
“そう言えば、ミミは『ぽへ学園』って所から来たんだよね?”
「あ、はい。森の中にあるとんでもない学園です」
強いてあった事があるとするなら、先生からぽへ学園について聞かれたぐらいだろう。
“どんな所なの?”
「どんな所…面白い所。ですね後上下関係が驚くほどフラットです。上の威厳がない、と言えばそうなりますが」
“はは…表情的に、楽しいんだろうね”
「すっかりあの学園で表情筋が緩んでしまいましたので。私も」
“その学園って結構実力派揃いなの?”
「ですね。一番弱いのが多分私…あぁ、いや。もっとひどい人達も居ました」
主に常に嘆いてる人とか、自らを秘孔タイプと言い張る人だとか、猿とか。
“あれで一番弱い?…魔境なんだね。ぽへ学園”
「魑魅魍魎って意味ではそうですね」 - 69二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 12:34:49
- 70イッチ25/10/16(木) 12:40:11
- 71二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 12:57:06
- 72イッチ 25/10/16(木) 14:04:45
- 73二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 14:14:04
- 74二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 14:53:26
- 75二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 14:57:10
チヲハウハネ・・・
- 76イッチ25/10/16(木) 17:10:22
私達がゲーム開発部のお手伝いをした後。ミレニアムは結構大変だったらしい。…こっちも大変だったから、許して欲しいものだ。
「君が噂の新入生の一人かな?」
「えぇっと…まぁ。はい。もうそこそこ時期も経ってどちらかと言うと一年生、になってますけど」
その先輩は、突如として私の元に現れた。
「オレ、炎堂ホムラ!サッカーやろうぜ!」
…某有名超次元サッカーアニメの主人公の台詞と共に。
「…嫌です。私野球派なので」
「しろ。サッカーを」
「怖いな?」
サッカー…そもそも人数が足りなくないか?と私が困っていると、服の裾がちょいちょい、と引っ張られる。そこに居たのは…
「地這さん。学園の方で会うのは珍しいね?」
(ツバサでいいって言ってるじゃん!)
「ごめんごめん。中々癖…って言えばいいのかな。抜けなくて。チヲハウハネ、だとちょっと長いし」
地這ツバサ。チヲハウハネとも呼ばれる私達の世代の新入生代表。言葉が話せないらしく、私はこの子のために手話を覚えてなんとかと言った感じだ。
「そっちの奴もサッカーやろうぜ!」
「もじゃないが?」
(…サッカーって、何?)
「…サッカーとは何か。だそうですよ。炎堂先輩」
「サッカーを知らない…?よし!そうと決まれば教えてやる!サッカーしようぜ!」
(楽しそうだし…ミミちゃんもやろうよ!)
「えぇいや私は…」
断ろうとするが、同級生との付き合いも偶には大事だろう。先輩ばっかり追ってる嫌な奴になるのもな…と考えて
「…分かりました。先輩。私とツバサちゃん共々、ご指導お願いします」
「よーし!サッカー!やろうぜぇぇぇぇぇ!!!」 - 77イッチ25/10/16(木) 17:17:41
チヲハウハネことツバサちゃんと、エースバーンこと炎堂先輩との回です。ツバサちゃんの性格についてはミミの脳内補正が入ってるので結構アツコに似てる様な感じもあったりなかったり…
メタい事を話すと会話が出来ないはあにまんの改行、文字数制限とも相性が悪いのでミミには伝わってる、と言う事にしました。手話で話してるって最初に言い出してくれたぽへ学園スレの人が天才すぎる - 78二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 18:08:01
- 79イッチ25/10/16(木) 18:28:31
- 80二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 18:33:15
友達も出来たし出番も増えそうだし良かったねチヲハウハネ・・・
- 81イッチ25/10/16(木) 22:12:53
私はこのサッカーをただやる、やらされるではなくてある『意味』を持たせようと思った。…と言う事で、先輩達も誘ってみた。
「すまん。ぽへチャンネル使節団としての仕事がな」
「僕、野球派なんだよね」
「いやよ。エースバーンのサッカーボールがぶつかったら私が三匹は消し飛ぶわ」
「俺は今手が離せないから無理だドン」
こんな事言う奴らばかりだったので結局来てくれたのは僅かだった。
「で。こんなガチメンツになった訳か」
「必然的に。不思議ですよねぇ…」
来てくれたメンバーはオーロンゲ先輩と度々下さん。そして───
「ヘラクロース!【可愛い後輩の頼みだし、行かない訳には行かないよね】」
絶対に日本語を放っていないのに何故か向こうの意味が理解できるし会話になる不思議な先輩。『ヘラクロス』先輩だ。 - 82二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 22:31:27
- 83イッチ25/10/17(金) 00:32:07
ぽへ学園。本家の動画でネタ補充狙うと止まらなくなる
- 84イッチ25/10/17(金) 06:25:01
動画のネタを嗅ぎつけたれいむ先輩やまりさ先輩が集まってきて、カメラを向けられながらの練習となった。
「なんかミミお前…デカくなってね?」
「え?」
「カタメローン!【入学時の身体測定だと約148cmだったね】」
「今は?」
「173cmでした」
「デカすぎだろ!?」
そんな事言われても。単純に伸びてしまったんだから仕方ないだろう。それに
「これでもまだマッシブーン先輩の方がデカいですし」
「あれだけは目指さないで?」 - 85イッチ25/10/17(金) 07:21:12
「よっ…ほっ…」
(中々難しいね…)
「ぷっ…すっごい手の動き早かった。何処が難しい?教えてあげるよ」
手話で会話している都合で、時たまツバサちゃんの腕はシュバシュバしている。リフティング中に出来るだけ凄いのだが。
「お前…野球派なんだろ?覚えるの早くね?」
「オーロンゲ先輩だってよく分かってるでしょう?教えられた事死ぬ気で覚えるのが私の才能ですから」
「呑み込みが早いんだな」
「ちゃんと噛んでますよ」
「そうじゃなくてね?」
「儂も……30回噛んでる」
「偉いね?」
すっかりこのギャグじみた会話にも慣れてしまった。今ではこちらからボケを振れるぐらいに - 86二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 07:31:44
- 87二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 07:43:33
- 88イッチ25/10/17(金) 07:51:45
- 89二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 08:27:05
当時ぽへ学園スレにいたけどかなり盛り上がってたからなあ
- 90イッチ25/10/17(金) 08:46:28
ガラル三忍が好きなのでもっと出番を増やしたい反面、元所属が同じな生徒とかが出しやすいんですよねって。旧スレであった展開にもしたい(特にシュロ周りのポリ2オーロンゲ)のでミミのパワーバランスも考えないとでまぁ大変。非常に楽しいですね()
- 91二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 08:54:52
頑張ってください!楽しみにしてます!
- 92二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 09:37:51
- 93イッチ25/10/17(金) 09:40:45
- 94二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 10:05:59
おお・・・!楽しみに待ってます!
- 95イッチ25/10/17(金) 11:33:42
「よーし!そろそろ慣れてきただろ!サッカーバトルしようぜ!」
「先輩。人数が足りません」
「サッカー!しようぜ!」
「ダメだこりゃ」
今にもうずうずしていた先輩を宥める為。ここはハンデという事で私達全員を抜いてエースバーン先輩にシュートを決めてもらう形とした…のだが…
「頑張れミミ!お前がマークしろ!」
「ぜぇ…はぁ…しゃあこい!」
他のみんなはまぁ私程動けないし、オーロンゲ先輩に至ってはサッカーしろよ(『リフレクター』ばっか貼りやがって)なので必然的にエースバーン先輩に張り付く役は私になる。…死ぬほど負担がデカい。
(この体勢からなら…)
「右!」
「いい読みだな!だけど逆だ!」
完璧な『フェイント』をかまされて抜かされてしまう。だがオーロンゲ先輩のリフレクターが…
「なっ!おいとびはねるでコース変えるのは禁止だろ!真上からだとリフレクターが意味をなさない!」
「ヘラクロース!【しかも高所からだから威力も上がってる!】」
「なんて超次元サッカー…」 - 96二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 11:41:04
オーロンゲキーパーなのか・・・
- 97イッチ25/10/17(金) 12:56:46
「行くぞ!『かえんボール』!」
「それで来てくれるなら好都合…真っ直ぐのボールにリフレクター。貼り直させてもらうぜ」
余裕そうではあるが、キーパーポジのオーロンゲ先輩のリフレクターは普段よりも薄い。このままでは…!
「ヘラクロース!【不味いね。僕もドドゲザンもほのおには弱い】」
「ただ私が行った所であの威力のシュートを止められる訳が…」
絶対絶命。…そんな時、とある一人がオーロンゲ先輩の隣に現れた。
「はぁっ!」
その人物は─── 『ドダイトス』と呼ばれる先輩。土台リク。前回転しながら大きく高く飛び上がり
「『フェンス!オブ!ガイア!』」
「出た!ドダイトスの必殺!フェンスオブガイア!」
マッシブーン先輩曰く彼女の必殺技らしい。地面から大きく岩を隆起させ、ゴールを塞いだ。
「マッシブーン先輩帰ってきてたんですね。ちゃっかり解説席に」
「あぁ」
「あまりにもボロ負け過ぎて降参投票に3票入ってしまった」
「降参なんて概念あるんだ。使節団」 - 98二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 13:23:17
- 99イッチ25/10/17(金) 13:59:57
「うぉぉぉぉぉ!!!」
「いっけぇぇぇ!!!」
「頑張れ!ドダイトス先輩!!!」
リフレクターが貫かれて、最後の砦はフェンスオブガイアでの岩だけ。ドダイトス先輩とエースバーン先輩の一騎打ちだ。
「…?」
ふと周りを見れば何故か解散ムードだった。私はこんなに盛り上がっているというのに。
「どうしたんですか先輩方!もっと盛り上げなきゃ!」
「いや…フェンスオブガイアはな…」
苦しそうに、マッシブーン先輩が口を開く。直後
「ぐはぁぁぁぁぁ!!!」
「この通り。セーブ率が極めて低いんだ」
「えぇ……」 - 100二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 14:11:39
- 101イッチ25/10/17(金) 16:11:41
- 102二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 16:15:19
円堂守兎(尚技は豪炎寺寄り)
- 103二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 18:51:55
あれ思ったより高い・・・?
- 104イッチ25/10/17(金) 19:31:43
サッカー騒動から数日。先輩からの教えをメキメキと吸収して糧にして来た私は結構先輩と模擬戦をして勝てる事が増えて来た(こんな事してるの本当ぽへ学園ぐらいなんだよな)私だが。それでも勝てない人がいる。…特に、この二人。
「ごめん。硬過ぎてごめん」
「…参りました」
その代表とも言えるのが、この人だった。小鳥遊ニノ。通称『ポリ2先輩』その硬さは付き合いの長いマッシブーン先輩を筆頭とする三年生の方々曰く『キヴォトス一』らしい。
グラウンドに転がる薬莢の数。そして無傷なその人の立ち姿が、それを証明していた。
「でもまぁ、やる様になったんじゃない?僕には通用しないってだけで」
「本当…ぶっ飛んだ強さしてますよね先輩方」
「まぁイケメンだからね(笑)」
「どっちかって言うと可愛い系じゃないです?」
「可愛いと言えば俺だろ」
「「うわでた」」
そんな会話をしてると即座に現れたのがマッシブーン先輩。可愛い…可愛いだろうか。この人は。
「そうだミミ。お前」
「料理、してみないか?」
まーたトンチキが飛んできた。これぞぽへチャンネルだ - 105二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 20:17:54
流石ポリ2・・・そしてミミちゃん魔理沙チャンネル参戦か
- 106イッチ25/10/17(金) 22:55:15
お料理は残念ながら私には心得がない。と言うことでとある人を頼ったのだが…
「待ってください先輩方。…甘いものと茶色い物しか作れない…?」
「失礼な。茶色い物以外も作れるんだぜ?ペペロンチーノとかオシャレなやつ」
「直近で作ったのは?」
「…よしメイ!今日の動画はお前がメインで───
「おう逃げるな霧雨魔理沙」
「冷静に考えて私とミミちゃんが並ぶとどっちがどっちかわかりませんよね。字幕に色つけてもらいます?」
「あにまんだから無理なのぜ」
「なら私が…タメ口で行けば解決。失礼なことは承知でいけばね」
「分かりやすくてとっても配慮が出来てていいと思うんだぜ」
ご覧の通り。まりさ先輩とメイ先輩では料理のラインナップが少な過ぎる。…マッシブーン先輩も、ヘルプと言うよりは私に託す意味合いが大きいのだろう。
「…仕方ない。私がレシピ本見て指示するから。二人は調理してもらって」
「メイドですからね。本来私の仕事はそっち」
「了解なのぜ」
「で、まりさ先輩。それは砕いて…なに?その赤いおもちゃ」
「失敬な!これは『グルメスパイザー』って言って…死ぬほど洗うのが面倒なんだぜ」
「えぇ…」
「しかもそれ、基本的に砕くものに強さ負けてますよね」
「産廃じゃねぇか」 - 107二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:02:33
- 108イッチ25/10/18(土) 02:26:26
- 109二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 08:02:22
た、確かに・・・
- 110二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 10:52:29
- 111二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 16:09:47
そういや元スレだと魔理沙の愛用品だったなグルメスパイザー
- 112イッチ25/10/18(土) 16:18:52
「…料理って、死ぬほど疲れる」
「終わったんだぜ…」
「グルメスパイザーで粉砕しようとしなければ絶対もっと早く終わってますー」
「ノンノン!分かってないなメイ。…これはロマンなんだぜ」
「いいえまりさ先輩。それは自己満です」
無事に作成が終わった料理を食べながら。私は折角席を囲んだお二人と…
「今僕ハンバーグ食べたいんだけど」
「文句言うなポリ2。折角三人が作ってくれたんだぜ?」
「無理やりここに連れて来たのはマッシブーンだろ!何僕が文句ばっかみたいな言い方なんだよ!」
…終わったのを感じ取って来たマッシブーン先輩。そして連れられて来たポリ2先輩に少しだけ、『お時間いただく』事にした。 - 113二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 16:32:53
- 114イッチ25/10/18(土) 16:36:32
- 115二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 16:48:02
- 116イッチ25/10/18(土) 16:51:30
- 117二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 16:56:53
- 118イッチ25/10/18(土) 17:05:51
- 119二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 17:08:57
- 120二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:13:55
- 121二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:04:28
- 122二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:11:30
ラブちゃん実装されるみたいだがそういや元スレだとぽへ学園に引きずり込まれてたなあ
- 123イッチ25/10/18(土) 20:35:42
- 124二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:43:17
- 125二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:44:51
- 126二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:47:39
- 127イッチ25/10/18(土) 20:48:01
- 128二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:48:54
- 129イッチ25/10/18(土) 20:52:26
- 130二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:55:33
- 131イッチ25/10/18(土) 20:56:21
- 132二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:58:16
ふむ・・・そういうのもあり、か
- 133イッチ25/10/18(土) 21:17:24
「先輩方って、出身校は何処だったのかなって。フェローチェ先輩の言い方的に、皆さんも他の学園からこっちに来た形かなと」
私がずっと気になっていたのはここだ。…とは言ってもこれは戦闘とか、トレーニングをどうすればいいに比べれば重要性が低いので後回しにしていたのだが。
「…なんだ。そんなことか。…ミミ、結構深刻な顔で聞いてたぞ?」
「マジすか」
「マジ過ぎてマジンガー」
「お前は蚊だからジンガー(ドンキーコングの蜂)じゃないだろ」
「そうじゃなくてね?」
そう言われて自分の顔にペタペタと手を当てる。その光景を見て先輩達がまた笑う。…空気を悪くした訳ではないそうだ。
「ミミちゃんは遠慮し過ぎなんですよ」
「そう言うメイは遠慮しなすぎなんだぜ。メイド服なのに」
「そりゃ貴女達のメイドでもありませんから…」
「そういえば、メイも元ミレニアムか」
マッシブーン先輩とメイ先輩がミレニアム…ゲーム開発部の所か。
「…トレーニング部、みたいなのあったけどもしかして」
「あぁ。俺の指導がバッチリ届いてる」
「そこの人と気が合うかも。近いメニューこなしてるだろうし」
「いや…スミレはミミとは違って成長+そもそもの下地があったからな。まだ程遠いぜ」
「筋肉談義もいいんですけど、一応元同じ学校の私置き去りはやめません?」 - 134二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:25:11
- 135イッチ25/10/18(土) 23:29:45
マッシブーンさん本当こう言う場で書く度にギャグも真面目も行けて助かる
- 136二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:41:15
確かにボケ一辺倒じゃないのは書く側からすれば便利そうよな
- 137二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 08:04:56
そういや元スレだとシリアスな流れに行く度にぽへチャンネルでシリアスはどうなの?って話になって流れてたなぁ・・・
ブルアカ側のシリアスに影響受けた真面目にカッコいいマッシブーン達ももっと見たかったが・・・ - 138イッチ25/10/19(日) 09:06:11
- 139二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 09:38:27
ほんそれ
- 140二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 10:18:45
元スレだとどんなシリアスな状況でもギャグ展開に持っていける故に先生でもキツイシリアス一辺倒の場面でボケることで先生の活路を開く役割を持たせようと連邦生徒会長がアルセウスと契約してぽへメンを呼び寄せた・・・みたいな流れだったな
- 141二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 13:03:13
戦闘中にふざけられるのは強者の証みたいなもんだし
- 142イッチ25/10/19(日) 13:53:37
「そう言うメイ先輩はどんな生活してた?」
「言われてみれば、私もあんまり知らないんだぜ」
「貴女は知っておいて?」
続いての話のフォーカスはメイ先輩に移った。マッシブーン先輩と同じでミレニアム所属とは言うが…マッシブーン先輩が特例過ぎる。中々話が変わって来るだろう。
「どう、って言われても…あ、でも私メイドだったんですよ」
「どう見ても今も…」
「今はただメイド服着てるだけです」
「それでまぁ、後輩の子が伸びて来たので転校して…留年しました」
「ぽへ学園出来たの、メイが本来なら卒業する年の一年後だからな」
衝撃の事実。メイ先輩が一年留年の三年生と言う事が明かされてしまったし…メイ先輩よりも強い後輩?
「…ミレニアムって魔境過ぎません?」
普段マッシブーン先輩とメイ先輩にボコボコにされている私だから尚更そう感じてしまう。
「魔境と言えばうちもだったな…ゲヘナ学園、とんでもない所なんだぜ」 - 143二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 14:12:47
- 144二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 16:07:37
- 145イッチ25/10/19(日) 18:30:02
「まりさ先輩ゲヘナなんすね。角も羽も尻尾もないからてっきり別の所かと」
「へぇ、何処だと思ってたんだ?」
「茶々丸々揚高校とか」
「さりげなく私の料理ディスってるよな?それ」
「ディスりじゃない。事実」
「はい、ミミは事実陳列材」
「てかそうか。ミミは元トリニティだもんな」
「別にゲヘナ嫌いって訳でも。いい人居るのは当時から知ってましたし」
「へぇ。なんて奴だ?」
「ハルなんちゃらさんとか」
「ん…?」
その名前を出した瞬間にが反応が乏しいものになってしまった。あの人、何処のお店の何が美味しいとか教えてくれた時間違い無いから一時期追いかけてたんだけども。
「ま、まぁいいのぜ。そこで私は給食部って所をやっててな」
「ポリ2にピッタリじゃないか」
「僕だって毎食ハンバーグは流石に飽きるよ?魔理沙揚げ物しか作ってくれないし」
「失敬な。その時代はまだちゃんと作ってたのぜ」
「『まだ』…今は、あれと」
実際、まりさ先輩は怠惰とハジケさえ抑えれば普通に料理はうまい方だ。メイ先輩と合うのはそのハジケ(メイ先輩は甘さに向かう)からなのだろう。
「で、人手を解決する為に動くパンケーキを作ったんだ」
「なんて?」
「人手を解決するために」
「そこじゃねぇよ」 - 146二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 18:37:58
魔理沙さん貴方給食のメニューカレーと揚げ物だらけにしてなかった?
- 147二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:27:43
ミミちゃんハルナと面識あったのか・・・
- 148二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:31:15
- 149二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:36:40
- 150イッチ25/10/19(日) 20:51:39
「まぁあんまり解説すると長いし、美味しいカレーも寝かしておくのが大事だから今は深掘りはさせないししないでおくのぜ」
「でもまりさ先輩ってそうやってものダメにするタイプじゃん」
「違うぜミミ。…ぽへ学園の一番苦手な事は溜め置きだからすぐなくなる」
「それを誇られても」
まりさ先輩の話は真に受けても仕方ないし(それを嘘つきと呼ぶ)私は最後の一人。元の所属となった瞬間に一切口を開かなくなったとある先輩に話を振る事にした。
「ポリ2先輩は─── 「大変大変!今度はシャーレの先生から私達に用事だって!」
…このお話はまた今度にしよう。
先生からの用事の要約
アビドス高校に行く時、何人かでいいのでここの生徒達の力を借りたいです
後まりさちゃんはお料理からもお当番からも逃げないでください - 151二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:59:56
- 152イッチ25/10/19(日) 21:48:51
「と言う訳で。ぽへ学園のメンバーは最大六人を先生に貸し出す事にしよう」
「はいはい」
「ミミ。どうした?」
「絶対破るのでそのルールは無くしておきましょう」
「…そうだな」
多分だけどこれは先輩達にだけわかるネタだったんだろう。六人まで…ゲームのパーティだろうか。ミレニアム製のなんちゃらモンってやつにあった気がする。
「それで、今回アビドスに行くメンバーなんだが…」
と完全に仕切っているが、マッシブーン先輩は書記である。取り敢えずここは私が手を挙げておこう
「ポリ2先輩とかいいと思います」
「え?」
「そうだな。ポリ2は決定…と」
「待って待って待って!僕あそこは嫌だよ!電波通ってなさそうだし!」
「通ってない訳あるかヨ。流石にアビドス…と言うカ、キヴォトスの電気周り舐めすぎだぜそレ」
「その通りだロトー!」
一応ヴァーチャルイケメンとか名乗ってる時があるんだから流石にその言い訳をする前に下調べをしておくべきだったと思いますよ。ポリ2先輩。
「…あの、失礼な質問な感じしますけど。なんでポリ2先輩ってその…アビドスを嫌うんですか?」
「簡単な話よ」
私の質問は、あっさりフェローチェ先輩によって話された。
「そいつ、姉がアビドスに居るの。何億円もの借金を抱えたアビドス高校に、ね」 - 153二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 22:34:08
いよいよポリ2とホシノの再会が近づいてきたな・・・
- 154イッチ25/10/19(日) 23:15:41
「見てくださいよ先輩方。ようやく到着したと思ったらアビドス高校の前にヘルメット団が」
「落ち着きすぎじゃないか?…にしても、本当に先生はここに辿り着けたのだろうか」
「僕も昔いたけど、本当砂がやば過ぎて全く別の景色だね。やばすぎのやば茶って感じ」
「は?」「は?」
「さーせん」
なんだかんだ説得して(主に拳で)行くメンバーは私とマッシブーン、ポリ2先輩のお二人となった。まさにぽへ学園の顔、と言った二人である。
「アビドス高校って、本当お金なさそうなんですね…」
「そもそもこの辺りに住民すらいないからな。当然と言えば当然だ」
「その割にはぽへ学園は安定してますけど。同じ条件なのに」
「うちは稼ぎ頭が居るのとエネルギー周りをデンジュモクとロトムでどうにか出来る。それが大きい」
成程。改めて聞くと本当にデンジュモク先輩が大事な存在すぎる。それでいて電波も担当してるから情報通の側面もあるのだから。本当に驚きだ。
「助けに…行きますか」
「だな。…たっぷり教育してやるぜ?(暗黒微笑)」
「……」
ポリ2先輩は覚悟を決めた様な顔をした後、私達について来た。 - 155二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 07:21:40
- 156二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 09:42:10
- 157二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 12:46:01
元スレでホシノが絡むとぽへ学がシリアスに突入するってレスあったなあ
- 158二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 16:02:45
魔理沙の弟子になったパンちゃんズのおかげでフウカとジュリが本編より遥かに楽できるようになってたんよな
- 159イッチ25/10/20(月) 16:42:42
「奴らは補給を断たれている!攻撃せよ!攻撃せよ!」
「あーあー。派手に暴れてますねあれ。…マッシブーン先輩から先に行ってもらえません?」
「任せろ」
マッシブーン先輩の陰に隠れる様な形で私達はすっかり夢中になっているヘルメット団にジリジリと詰め寄る。
「まぁまぁ、落ち着けよ。そこのヘルメット団」
「あぁ…?誰だ?お前ら」
「おいおい。そんな言い方されたって俺達はロケット団じゃないから名乗りは出来ないぞ?」
マッシブーン先輩がおどけている間に、ポリ2 先輩も前に出た。
「アビドス高校を救いに来たイケメン…─── 参上」
「私達特に貴女達に恨みも何もないんですけどね。…先輩の関係者が、ここに居るらしいので」
人情
「補給がない奴ら相手は退屈だろ?…俺達が、相手させてもらうぜ」
いざ尋常 - 160二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 17:12:07
出た・・・ポリ2の三段活用・・・!
- 161イッチ25/10/20(月) 18:42:21
「ミミお前…また武器増えたのか?」
「えぇ。メイ先輩に教えてもらったのと…イカ先輩とカイ先輩と出会ったので」
まるででんぐり返しの様なアクション…二人曰く『スライド』と呼ばれる動きで攻撃を回避しながら両手のSMGで敵を撃破していく。…ただ、
「遊びみたいなものですね。これ」
「最後にものを言うのは肉体。ミミも分かって来ただろ?」
「はい。…マッシブーン先輩にはまだ程遠いですけど」
「あの…話してないで僕の心配をして?」
おっと、マッシブーン先輩とゆっくり話したくて思わず隠れてしまったがこれは瓦礫ではなくてポリ2先輩だったみたいだ。通りで硬いと思ったよ。普段遮蔽物に使う様な瓦礫より
「くらえ!イケメンビーム!」
「うわっ!冷たい冷たい!」
「冷たい?なんだそ…ほんとに冷たい!」
完全制圧までは、然程時間はかからなかった。先輩二人があまりにも強すぎる。弱体化すべきだと思う - 162二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 19:40:12
- 163イッチ25/10/20(月) 21:09:51
“マツコ!ニノ!ミミ!”
アビドスの校舎の方から生徒と思われる人達と先生がやって来た。まだ戦闘の意識を見せていた人達はマッシブーン先輩の熱い抱擁でノックダウンしてしまったので、仲間に背負わせて帰らせた。
「ニノ…?」
「…僕帰ってアニメみないと」
「行かせませんよ?」
姉との再会をそこまで拒む気持ちが分からないが…怒られても心配でも、許されない事をしたのはポリ2先輩だと思うので突き出しておく。今や身長は私の方が大きいのでヒョイっと掴めてしまう。
「…久しぶり。ねぇちゃん」
「…おじさん、まだ夢見てるみた…いだだだだだ!」
「ん。夢じゃない」
立ち話もなんなので、全員でアビドスの校舎にお邪魔する事にした。 - 164二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:56:21
- 165二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:15:47
- 166二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 07:41:31
- 167二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 08:02:17
何処で覚えたん???
- 168二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 12:17:37
元スレでポリ2に狂わされたニキが出た位だしな
- 169イッチ25/10/21(火) 19:21:25
私は空気が読める人物なので、ポリ2先輩と小鳥遊さんの再会は邪魔をしない事にした。…暇になった私が何をしているか?そりゃあ勿論…
「…つまりその…ハイパーボール?を買うと金運が上がって学力が上がって幸運が舞い込んでくる…嘘じゃないでしょうね」
「嘘じゃないよ。これが入学時の私の写真。んで、ここにいるのが今の私」
「へぇ……えぇ!?ウソじゃなくて!?本当に!?」
「はい。マジのマジ。ハイパーボールを買うとこうなれますよ」
「それ、買うわ!幾ら必要?」
「そうですね。今回は初回サービスで一つ無料でどうでしょう。まずは持ってみて、その効果を体感してもらって───
人を騙していた。これもハイパーボール教団としての大事な役割だからだ。
“…ミミ。程々に”
「先生もどうですか?ハイパーボール。そこそこ硬いのでヘイローのない先生が投げてもいい威力が出ますよ」
怒られてる気がしたので先生にも布教しておく。ハイパーボールはこんなにも黒と黄色でかっこいいと言うのに。素直に買って欲しいものだ。 - 170二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 19:58:18
ミミちゃんハイパーボール教団員かよお!?
- 171イッチ25/10/21(火) 20:35:19
- 172二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:36:50
良きSSをありがとう・・・
- 173イッチ25/10/21(火) 21:49:43
「9億円の借金…か」
「フェローチェ先輩の借金が11万でしたっけ。11万ですら返せてないのに9億円って…」
「凄いね。これとフェローチェを比べると全てにおいて小さく感じる」
私が騙そうとしていた少女…セリカ、と言うらしい。セリカさんが出て行ってしまい、先生もついて行ってしまった後。私とマッシブーン先輩、そしてポリ2先輩はアビドス高校に残っていた。
「ニノ〜帰ってきてくれて嬉しいよ〜…」
「姉ちゃん。別に僕帰ってきてないから。ぽへ学園の三年生だから」
「うへ〜……」
「ダメだこりゃ」
ポリ2先輩が強く言い返せていないのは珍しく感じてしまう。…身内、それもこの借金の中置いてきていた。などとしればあの様な態度になるのも納得ではあるが。
テレレレレレトゥーイ
「あ、すみません。私のお腹の音が」
「お腹の音オーケストラどころかコロトックだったぞ」
「…あ!お腹空いてるならおすすめが─── - 174二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:23:20
- 175二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:31:31
- 176二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:50:03
まあ・・・合う合わないはあるよなあ・・・
- 177二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:58:28
自分は好きだったがまあそういう意見もあるわな
- 178イッチ25/10/21(火) 23:22:36
了解ですわ。今回ばかりはまぁ何処かに行ってた妹が戻ってきたから〜ぐらいに見てもらえれば。やっぱりちょっと過剰な部分も見られましたしねぇそりゃと
- 179二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 08:04:11
腹の音コロトックは草なんよ
- 180二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 09:07:00
セリカ・・・
- 181二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 15:14:04
- 182イッチ25/10/22(水) 16:50:23
- 183二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 16:53:49
- 184二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 20:27:55
今回のイベント見て思ったんだが・・・
セーラームーンマッシブ―ンがどっかで乱入してきそうだなあ、と・・・ - 185二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 23:01:46
- 186二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 23:02:50
- 187イッチ25/10/23(木) 07:53:43
今日次を建てます()
- 188二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 08:01:44
了解です〜
- 189二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 10:33:29
- 190イッチ25/10/23(木) 17:56:49
- 191二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 18:27:05
立て乙
- 192二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 18:29:55
乙
こっちのスレは埋めちゃうか? - 193二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 18:34:28
埋めるか
- 194二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 18:36:47
埋め
- 195二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 18:40:09
うめ