- 1二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:23:23
- 2二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:25:43
権力というか秩序の概念まで還元したような話だな
なぜ自然界の如き殺し合いをしないで済んでいるのか?
調べてみると面白いぞ - 3二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:27:29
ルークスは、アメリカ政治学で展開してきた権力論を一次元的権力観・二次元的権力観という形で整理する。ダールら多元主義者の権力概念が一次元的権力観である。
それは、何らかの争点について決定がなされる場合のアクターの行動に焦点を合わせるものである。この決定過程においては、つねにそこにアクター同士の間で主観的な利害を巡る観察可能な対立・紛争が存在するということがこの権力観の前提となっている。
二次元的権力観とは、バクラックとバラッツの権力論である。それは、非決定という形で権力が行使されることに注目した点で一次元的権力観とは異なる。即ち、潜在的争点の顕在化を阻止するために決定が回避される(決定がなされない)、という形の権力行使に焦点を合わせた議論である。但し、そこにもアクター間の主観的利害を巡る観察可能な対立・紛争の存在が前提とされている。
それに対しルークスは、自らの権力論を三次元的権力観と名づけて提示する。三次元的権力観とは、本来ならば争点化するであろう問題が制度的に隠蔽され、決定から排除された者の真の利害が表出されないどころか、当人に意識されることすらないという形で行使される権力に注目する議論のことである。同じく非決定を問題としつつも、二次元的権力観が、決定が回避されたとき、そのことに明確に不満を抱く者が存在することを想定しているのに対し、ルークスのそれは、非決定によってもたらされる不利益が意識されること自体を阻まれるというケースを想定しているのである。要するに、観察者の目から見れば著しく損をしているにもかかわらず、当の本人はすっかり満足しているという状況をつくり出す権力が問題となっているのである。 - 4二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:28:54
つまり…どういう事だってばよ?
- 5二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:31:30
元々権力なんて言うのは存在しないからね、ただ誰かがルールを定めないと「万人の万人に対する闘争」みたいに完全なる無法地帯となる。そこで元来自分達が持ってる権利を何かしらで決めた代表者に委託することで秩序を保つ。その押さえつける力を権力というのさ
- 6二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:46:22
サピエンス全史で読んだな
人間しか持たない力はなんなのか?というのを突き詰めると、それは物を作るだの耐毒性だのではなく、「皆で嘘を信じる力」らしい
ただの金属に「これは日本中の人が欲しがっているものだ」と信じたり(金のことな)
境界もなにもないのに「日本の海の範囲」を考えて、それを皆が信じたり
人間以外の動物にも縄張りや貨幣に相当するものはあるけど、それは明確に生活で役に立つからでしかない
例えば雄鳥が雌に求婚するときに送る枝は人間で言う結婚費用とも取れるが、これはあくまで「枝が巣穴作りに役に立つから」
犬が縄張りを意識できるのは「そこにしょんべんの匂いがあるから」
というふうに解釈できるんだと - 7二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:46:33
権力の根本の大きな要素は暴力だと思うよ。それが全てではないだろうけども。
それが理由の全てではないにしろ、法律を犯さないのは刑罰を受けないためだし、戦争を起こさないのは反撃されないため。 - 8二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:47:39
- 9二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 23:51:22
- 10二次元好きの匿名さん22/04/28(木) 00:38:02
俺たちはみんな生まれたときから自由だからな