(閲覧注意)ここだけリィナとエミがオトキシの夢小説バトルをしていた世界(2)

  • 1二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 09:36:27

    これは、リィナとエミがどっちもオトキシ(『星の乙女と救世主の騎士』)のさまざまな2次作品(夢小説を含む)を作っており、さまざまな理由でバトルっていた世界について、妄想したり、語り合ったりするスレです

    SSやイラストなどもOKです(自分で書いたものに限ります)

    IFやクロス要素があっても大丈夫です

  • 2二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 09:37:41
  • 3二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 09:38:45

    ダイスの練習

    dice1d10=6 (6)

  • 4二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 09:40:28

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)

    (12)

    レミリアは、結局、使用人向けのセットのひとつをまるごと購入することになった。
    自分の使用人が必要とするものを自分で買うなど、生まれてはじめての経験である。
    いろいろ検討した末に、上級使用人(男ふたり、女ふたり)と中級・下級の使用人(男3人、女3人)を想定したセットを買うことに決め、レミリアはほっと息をついた。
    仕事着だけではなく、必要とされるであろう上着や下着や靴下や靴やフード付きの外套、そして普段着と寝間着などまで含まれたセットは、レミリアには、大層お買い得に思えた。
    いずれにせよ、レミリアにとっては、自分の小遣いでぽんと出せる金額なのである。
    「ありがとうございました。もしも、追加のご注文がある場合は、王都のこの商会にお頼みください」
    老婦人は、イナンナにその商会の連絡先を書いた紙を渡し、ほくほくとした笑顔で帰っていった。

    そうして、レミリア一行は、学園に行った。

  • 5二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 09:52:28

    (前スレで起きたこと)
    リィナとエミは、どちらもオトキシのファンの大学生
    しかし、考え方も感性も違う
    ふたりは、あとから考えると双方にとって黒歴史になるであろう、割とはずかしい事件がきっかけで、夢小説バトルを繰り広げることとなった
    そのさなか、エミがエアコンの壊れた自宅にいたリィナが熱中症になっていることに気づき、病院にいくことをすすめてことなきを得るという事件も起こった
    そうこうしているうちに、オトキシのサ終が発表される
    連絡が取れなくなってしまったエミ
    エミの友人たち(先輩さん、友達1,友達2)とリィナは、紆余曲折の末に、オトキシの共作2次作品を書くことにした
    テーマは「みんなでハッピーエンド」である

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 10:01:49

    たておつです

  • 7二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 10:26:14

    はやめに10レスいれないと、スレがはやめに落ちちゃいますよ

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 10:29:22

    そうだった!
    みんな、見たいなにかがあったら書いてね

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 10:42:09

    前スレの、レミリア様がエミリーに魔法のメガネをプレゼントするっていうアイデアはよかった

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 10:45:27

    メガネっ娘メイド、いいよね

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 17:00:23

    なんちゃってファンタジー世界ではあるが、メガネはそこそこ高価なはず
    普通のメガネでもエミリーは泣いて喜んじゃうかもしれない

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 19:37:29

    >>11

    もうエミリーがメガネをもっているのなら、魔法でレンズを調整してつくりなおしてあげるのもいいかも

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 22:13:51

    貴族の老婦人もかくやというドレスを着せられ、げんなりするレミリア様

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 23:40:04

    >>13

    レミリア様のことだから、それでも似合うんだろうなあ

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 02:02:22

    そもそもゲームのレミリア様は、大貴族のお嬢様のはずなのに誰も彼女のすることを止められない状態
    まともな侍女、いたんだろうか

  • 16二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 08:36:00

    >>15

    レミリア様のまともな侍女だったら、高い位の貴族女性でないと困るんだよね

    大貴族の家のはじっこの方の人とか、上級貴族の主家筋とか

    でも、本人の性格が苛烈すぎると、どのみちいうことは聞かないかないからなあ

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 16:39:32

    >>15

    本人が直接動かなきゃいけないこと自体がじつはおかしい

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 21:27:46

    >>17

    たしかにね

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:35:26

    さすがに学園にいったらちゃんとした侍女が送られてくるとは思うけど
    来なかったらこわいね

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 09:13:13

    >>19

    大貴族の令嬢なんて、30人以上の使用人がいて当たり前なんだけど

    現時点では三人

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 16:40:29

    >>17

    取り巻きはなにをやっていたんだろう

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:45:37

    >>21

    高位の貴婦人の取り巻きは単なる学校のお友達集団じゃなくて同じ派閥の仲間のはずなんだけどなあ

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 08:24:18

    >>22

    ちゃんとした取り巻きもいなかったんだろうね、ゲームのレミリア様

  • 24二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 17:50:37

    >>4

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (13)


    「な、なんでこんなに早くおいでになったのですか!? 予定より2週間もはやいではございませんか!」

    学園の大貴族用の特別寮の寮監に言われ、レミリアは内心ため息をついた。

    「・・・ちゃんと連絡はしたはずですわよね、イアンナ?」

    「は、はい、レミリア様! 間違いございません! へ、返事も受け取ってますし・・・」

    イアンナが返事を差し出すと、その寮監はため息をついた。

    「副寮監が、勝手に返事を出してしまったようですわね。仕方がありませんこと。準備がほとんどできておりませんのに・・・」

    大貴族用の特別寮は、いくつもの別邸から成り立っている。レミリアたちは、そのひとつに案内された。大勢の学園の使用人たちが、ばたばたと掃除をしている。

    レミリアは、すぐに最上階の自分に与えられた部屋に入り、ほっと息をついた。

    しかし、まだまだ油断はできない。

    「では、まず、この館の中をみてみたいと思います。お前たちもついてきなさい」

    レミリア、イアンナ、エミリー、そしてダグラスの4名は、ぞろぞろと屋敷のなかをあるいた。

    「・・・台所はさすがに設備がいいですね! それに、とても清潔です!」

    「ここは下級の使用人の部屋です。一部屋に・・・6人? さすがに詰め込みすぎでは・・・」

    「ここはお嬢様やお坊ちゃまに直接お仕えする上級の専属メイドや専属の従者の部屋らしいですね。二人部屋のようです。こちら側が女性区画、あの扉の向こうが男性区画ですね」

    「ここは、上級使用人の侍女たちや侍従たちの部屋ですね。上級貴族向けですので、さすがにきらびやかです」

    レミリアは、ふむふむとうなずいた。

    そうして、みんなでレミリアの自室に戻った。

    「決めましたわ。エミリーには、上級メイドの部屋にはいってもらいます。ダグラズ、お前も、特別に、上級従者の部屋に入ってもらうわ。二人部屋ですが、当分は、ひとり一部屋でかまいません。なにか不都合があったら、まずは、わたしに相談しなさい」

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 17:52:09

    >>24

    (14)

    エミリーとダグラスは顔を見合わせた。

    「・・・すごくうれしいです。でも、雑用メイドがあんなに素敵な部屋にすむなんて・・・」

    「・・・俺も、俺もすごくうれしいけど、でも・・・まずいことになるかもしれません・・・」

    レミリアは、ちょっと指を振った。

    「そういうと思いました。今日からエミリーは雑用メイド兼専属メイド見習い、そして、ダグラス、お前は、わたしつきのコック見習い兼専属従者見習いとします!」

    エミリーとダグラスは、ふたりして、ぽかんとなった!

    レミリアは、それから、イアンナのほうにふりむいた。

    「さて、お前のことですが・・・」

    イアンナは、ぎょっとして目を見開いた!

    「わ、私は下級貴族です! あの、その、あの侍女の部屋は、そのう・・・」

    レミリアは、鷹揚にうなずいた。

    「そうね。では、お前も、上級メイド向けの部屋に住みなさい。メイドと区別をつけるために、ベッドをひとつ運び出して、一人部屋にしましょう。ああ、テーブルや椅子も、増やしておきましょうね」

    イアンナの目がぱっと明るくなった!

    「あ、ありがとうございます、レミリア様!」

  • 26二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 01:10:53

    学園にはもう4バカは来ているんだろうか?

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 09:25:12

    >>26

    少しはやめにきたようだから、いないかもね

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 17:25:38

    >>25

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (15)


    レミリアは、ふふふと笑った。

    「では、次は、仕事着と私服を・・・」

    そのとき、外では大騒ぎが起こっていた。

    「やめてください! こんな時間に、アポもとらずに大貴族のお嬢様にお会いするわけには・・・!」

    若い女性の声がする。

    「そんなこと、俺たちの知ったこっちゃないですね! さっさと降りた降りた!」

    レミリアたちが外にでると、疲れた顔の老婦人とイアンナと同じ型の侍女服を着た若い女性、そして、エミリーと色違いのメイド服を着た中年の女性が、呆然とした顔でたたずんでいた。

    「・・・私たちは、その、あの・・・」

    若い侍女がつぶやく。

    レミリアは、その老婦人の顔をみつめ、ゆっくりと目を見開いた。

    「・・・まあ。ばあや? ばあやですの?」

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 17:31:38

    >>28

    (16)

    その老婦人は、レミリアの顔をみて、にっこりと笑った。

    「まあまあ、お嬢様、本当にお美しくなって・・・まるでマリアンナ様のお若いころのようですわ! わたし、臨時ですが、レミリアお嬢様の侍女の代行をすることになりましたのよ。こんなおばあちゃんになってしまっているのに、どうしてもと言われてしまって・・・」

    レミリアは、うーんとうなった。

    「・・・わかりましたわ。お入りになって?」

    そのころ、エミリーとダグラス、そしてイナンナも、全員顔を引きつらせていた!

    「あれって・・・グリューネ夫人ですよね? 昔、レミリア様の乳母だった?」

    「間違えてレミリア様に熱いスープをぶっかけそうになって、自分が大やけどして、クビになったって聞いているんですが・・・」

  • 30二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 17:42:30

    マリアンナ様って誰?

  • 31二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 17:44:14

    >>30

    オリキャラです

    レミリア様の大叔母様で、すごい美人で有名だったって設定ですね

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:26:42

    >>29

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (17)

    グリューネ夫人はあれでも一応中級貴族である。彼女とおつきのメイドと侍女は、3人一緒に、侍女向けの居住スペースをいろいろチェックしながらひとつひとつみてまわりはじめた。

    「ここにしましょう。ここなら、当番のメイドや侍女の待機部屋がふたつもあるし、どちらもあらかじめベッドがおいてありますから」

    にこにこと笑うグリューネ夫人。彼女が最終的に選んだのは、中級貴族の侍女にしては、やや小さめの居住スペースだった。

    そして、いきなり呼び出されてやってきたグリューネ夫人一行は、荷物をほとんどもってきていなかった。

    「・・・買っていてよかったですね、あのセット」

    そっとつぶやいたエミリーに、レミリアは思わずうなずいていた。

  • 33二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 09:10:18

    >>32

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (18)


    そのあと、エミリーがセットの寝間着を数着、グリューネ夫人一行にもっていった。

    「助かります、ありがとう! 残りの荷物は明日取りに行く予定なんですが、今晩はどうしようかと思ってました・・・」

    若い侍女が笑顔で言う。

    エミリーが部屋に戻ると、レミリアは笑顔で出迎えた。

    「戻ったのね、エミリー。では、服や靴を下賜します!」

    ざあっと並べられた、下着以外の使用人用セットの中身をみて、エミリーは小さく歓声をあげた! それをきいて、イアンナとダグラスもうれしそうに微笑む。

    レミリアは、それをみて、にっこりと笑った。

    「下着はのちほど、男女別に下賜します。では、まず、イアンナ。好きな侍女服を2枚、ブラウスも2枚、靴下も2枚、そして、外套と靴をひとつずつ選びなさい。・・・ああ、お前がいま着ている侍女服はそのままお前に下賜しますので、同じものは選ばないようにしなさい」

    イアンナは、頬を紅潮させて、薄いブルーの侍女服と薄い緑の侍女服、そして、ほかのもろもろの服や靴を選んだ。選んだ外套は、標準的な茶色が買った黒のものだった。

    「・・・よく選びました。では、次には、私服のドレスを2着下賜します。エミリー! もってきてあげて!」

    エミリーがもってきた色とりどりのドレスをみて、イアンナはさらに目を輝かせた!

    「・・・い、いいんですか!?」

    「もちろんですよ。さあ、選びなさい?」

    レミリアが微笑んだその時・・・

    「レミリアお嬢様! 申し訳ございませんが、ちょっとお話が・・・」

    そこにいたのは、おろおろしている若い侍女と、ため息をついている中年のメイドにはさまれた、グリューネ夫人だった!

  • 34二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 14:34:06

    このおばあちゃん、割ととんでもない人なのでは?

  • 35二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 18:14:30

    使用人に服を下賜してニコニコしているレミリア様、かわいいなあ

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 01:57:32

    >>34

    おばあちゃんなのに侍女を代行している時点ですでにイレギュラーなので

  • 37二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 10:06:57

    さて、このお話を読んだ本物エミちゃんはどう思うだろう

  • 38二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 17:26:10

    >>33

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (19)


    レミリアは、ため息をついた。

    「・・・いいですわ。はいって、ばあや」

    「では入りますよ!」

    グリューネ夫人一行は、わらわらとレミリアの部屋にはいってきた。若い侍女が、不安そうな顔でまわりをみまわしている。

    グリューネ夫人本人は、そういうことは、一切気にしていないようだった。

    「あら、使用人たちに服を下賜していたのですね、お嬢様」

    そうして、彼女はふふふと笑った。

    「本当は、身分の高い淑女が自分でするようなことではないのですが・・・今回は、ばあやは、なにもいいません。楽しいですものね、こういうことは」

    そうして、グリューネ夫人は、イアンナのほうをみた。

    「お前は、イアンナ・リンドウですね?」

    イアンナは、息をすいこんだ。

    「は、はい、グリューネ夫人・・・若輩ながら、レミリア様の侍女をさせていただいております・・・」

    グリューネ夫人は、にこりと笑った。

    「よいでしょう、よいでしょう! では、わたしがお前の私服をみつくろってやりましょうね」

    レミリアとエミリーとダグラスの顔をいっせいにひきつった!

    グリューネ夫人の侍女とメイドも、「ああ・・・」とつぶやいている。

    そして、肝心のイアンナのほうといえば・・・まるで、魂が抜けたような表情になっていた!

    「まず、こちらの濃紺と青と水色のチェック柄のドレスは、まさに定番中の定番です。もっておいて損はありません!」

    とうとうと語るグリューネ夫人!

    エミリーは、ぱっと、そのドレスをイアンナの身体の前に広げてみせた。

    レミリアは、あいまいにうなずいた。

    「・・・たしかに、なかなか似合うとは思いますが・・・」

  • 39二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 20:16:58

    このおばあちゃん、予想外の方向にヤバいね
    この分だとレミリアお嬢様のお洋服はどうなってしまうのか

  • 40二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 00:25:18

    この世界のレミリア様は孤立はしていないけれども違う意味でヤバい状況ですね

  • 41二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 10:29:59

    たしかに

  • 42二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 17:54:30

    精神的に孤立はしていないんだろうけど周囲のサポート体制がびっくりするほど穴だらけ

  • 43二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 00:34:25

    >>42

    そもそもゲームのレミリア様の周囲がかなりおかしかったのではないかと

  • 44二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 01:49:09

    >>38

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (20)


    「・・・は、はい・・・わかりました・・・」

    イアンナは、少しあきらめ気味の顔で、そのドレスを受け取り、たたんで横においた。

    「では、あと1着も選んでしまいましょう!」

    グリューネ夫人は笑顔で言った。

    「あ、あのう、私は、あちらの赤いドレスが・・・」

    イアンナが、思い切って言う。エミリーは、その明るい赤のドレスに手をのばした。

    「これですか、イアンナさん? 確かに素敵ですね!」

    しかし・・・

    「・・・ダメですよ、イアンナ。赤いドレスは・・・やめておきましょう」

    グリューネ夫人が、静かに言った。

    「で、でも・・・」

    イアンナは、おろおろしながらレミリアのほうをみた。

    一方、エミリーは、赤いドレスを抱えたまま、顔をひきつらせていた!

    「・・・あっ・・・ひょっとして・・・?」

    ぶつぶつとつぶやくエミリー。

    そして、エミリーは、すばやくレミリアとアイコンタクトをとり・・・続いて、イアンナのほうをむいた!

    「イアンナさん! 今回は、別のドレスにしましょう? ね?」

  • 45二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 08:51:44

    これでレミリア様に妹がいて・・・とかいうならわかるんだけど、そうじゃないからなあ

  • 46二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 09:39:41

    >>45

    文字通り代わりがいない立場なのに冷遇されているレミリア様

  • 47二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 16:44:07

    >>44

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (21)


    レミリアは、目をぱちくりさせたが、今回は、エミリーの判断を信用することにした。

    「・・・イアンナ。今回は、赤いドレスは、やめておきましょう。ほかのものを選びなさい。わかりましたね?」

    イアンナは、目をふせた。

    「はい・・・失礼いたしました、レミリア様。グリューネ夫人」

    グリューネ夫人は、少しわざとらしく笑った。

    「まあまあ。あなたはまだ若いから、あのような華やかな色に心惹かれるのは、仕方がありませんわ。では、2着目は・・・ふうむ。わたしは、あそこの茶色のドレスは実にエレガントだと思うのですが、若い女性には、もっと明るい色のほうがよいかもしれませんわね・・・」

    エミリーは、すばやく、その茶色のドレスを手に取って、広げてみた。茶色に焦げ茶色やオレンジに近い色合いも混じっている、なかなかお洒落なドレスだった。

    「あっ! これなら・・・少々お待ちください!」

    エミリーは、使用人向けセットの横に置いてある箱をあけた。工房主の老婦人が「おまけです!」と言っていた箱である。そこから、明るいオレンジ色のショールを取りだし、にっこりと笑う。

    「これと組み合わせたらいかがでしょう?」

    「・・・あら、いいわねえ!」

    グリューネ夫人は、目を輝かせた!

    「あなたがこれを着たところをぜひみてみたいですわ!」

  • 48二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 17:20:02

    >>47

    (22)


    イアンナは、実際に、隣室にいき、その茶色系統のドレスを着て、ショールを羽織ってみた。着付けを手伝ったのは、エミリーである。

    そうして、イアンナとエミリーは、レミリアの居住スペースに戻ったのだが・・・

    「あらまあ! あらまあ! よく似合いますこと!」

    グリューネ夫人は、本当にうれしそうに笑った。

    レミリアも、思わず笑ってしまった。

    「・・・本当に、似合いますわね、イアンナ。では、特別に、その橙のショールも下賜いたしましょう!」


    その次は、エミリーの番だった。

    レミリアは、こほんと咳ばらいをした。

    「では、エミリー。好きなメイド服を2枚、上着も2枚、靴下も2組、そして、外套を一着と、靴を一組、選びなさい。お前がいま着ているメイド服はそのままお前に下賜しますので、同じものは選ばないように」

    「はい、レミリア様!」

    エミリーは喜びいさんで答えた!

    「では、メイド服は・・・ううん。雑用メイドの定番は、灰色のメイド服なのですが・・・」

    あえて、ちらっと、グリューネ夫人のほうをみてみると、グリューネ夫人はすぐに微笑みながらよってきた。

    「たしかにその通り! でも、お前は、専属メイド見習いも兼ねているとききました。だったら、もう一着は、もっと明るい色にするべきですわ」

    エミリーは、こくこくとうなずいた。

    赤いメイド服のほうをちらりとみたが・・・すぐに頭を振った。これは、今回は、やめておいたほうがいいだろう。

    橙色のがいいかな? 薄い緑? いや、水色のも捨てがたい・・・いや、しかし・・・

    「この、ピンクのは、どうでしょう?」

    エミリーは、熟考の末、恐る恐る言った。

    「水色の方のと両方、試着してごらんなさい!」

    グリューネ夫人が笑う。

    エミリーは、レミリアの許可を得て、両方試着し、結局、水色のメイド服を選んだ。

    レミリアは、にっこりと笑った。

    「では、次は私服ですね。私服を2着・・・今度こそ、自由に選びなさい。わたしが許可します」

  • 49二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 20:25:46

    グリューネ夫人、いろいろ口出ししてくるけど実は割とお仕事はできる人?

  • 50二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 01:09:29

    もともと乙女ゲームなんだから、いろいろな衣服や髪型などをとっかえひっかえして楽しむミニゲームとかがあってもおかしくはないのかも

  • 51二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 08:33:18

    >>49

    得意分野ならけっこうお仕事ができる人です

    そうでない場合は・・・うーむ・・・

  • 52二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 15:29:11

    >>50

    ファッションショーですね

  • 53二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 17:53:17

    >>52

    なるほど

    たしかに

  • 54二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 23:18:31

    さて、エミリーにはどんな服が似合うかな?

  • 55二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 00:59:06

    >>54

    本人がいいと思う服と客観的にみていいと思ってもらえる服って、違うことも多いからねえ

  • 56二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 09:02:52

    >>55

    それはそう

  • 57二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 16:29:46

    なんちゃってファンタジー世界だから、本物の中世ヨーロッパになにがあったとかないとかいうことは、あまり気にしなくてもいいはずなのだけれど

  • 58二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 18:24:34

    >>48

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (23)


    エミリーは、ゆっくりと女性用の私服を一通り手に取った。

    自分は普通の平民なので、普通の平民の女性が着ていてもおかしくない服を、まず、選ばなければならない。

    まず、目についたのは、ジャケットとスカートに分かれた濃紺の服だった。

    転生前の世界だったら、ちっとも珍しくないが、この世界にきてからは、こういうスタイルの服を女性が着ているのはみたことがない。

    でも、これがあの工房の使用人セットに入っているということは、まったく新しいスタイルというわけではないはず。都会ならば、こういうものを着ている女性もそれなりにいるということなのかもしれない。決して華美な服ではないし。

    「レミリア様! これを試着してみてもいいですか? できれば、違う上着を何種類か着て試着してみたいです!」

    「もちろん、いいですわ」

    レミリアはほほえんだ。

    「・・・あら! その服の着こなし方を知っているのですね。たのもしいこと!」

    グリューネ夫人も、にこにことほほ笑む。

  • 59二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 01:12:11

    このレスは削除されています

  • 60二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 03:25:05

    専属の使用人にどういう服を着せるかによって本人の評価も変わるみたいなミニゲームもあったのかもしれない
    真ピナがPCなんだろうけど、真ピナにだって使用人くらいはつけられていただろうし

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 09:21:57

    >>60

    使用人たちが真ピナを着せ替え人形扱いするミニゲームもありそう

    いろいろファッションショーができて楽しいんだけど、TPOは自分で判断しないといけないみたいな

  • 62二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 14:59:03

    おばあちゃん、きてくれて良かったね

  • 63二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 23:41:14

    さて、そろそろ「リーナ」はあらわれるのかな?

  • 64二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 01:05:51

    >>63

    そろそろあらわれる予定ですね!

  • 65二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 09:47:11

    エミちゃんには黄緑色が似合うような気がする
    なんとなく

  • 66二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 11:03:28

    >>65

    黄色も似合いそう

    夢小説作家のほうのエミちゃんは、ピンクが似合わないのにピンクばっかり着ようとするって夢小説作家のリィナに笑われてたっていうのはどうかな

  • 67二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 16:48:33

    しかし、この時点で取り巻きがゼロって、さすがにまずくない?

  • 68二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 21:29:16

    >>58

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (24)


    エミリーは、まず、隣室(正確にいうと専属メイドの控室)のなかで、ジャケットとスカートに分かれた濃紺の服を、いろいろな色や形の上着やブラウスと組み合わせて着てみた。

    「わたし、着付けを手伝いますね」

    イアンナが、にこにこ笑いながらいう。

    「え、いいんですか?」

    「まったく問題ありません!」

    レミリアとグリューネ夫人は、どちらも、感心したような顔で、いろいろな組み合わせの服を着ているエミリーを眺めた。

    「・・・なるほど、なかに何を着るかによって、印象がかなり変わりますね」

    レミリアが言う。グリューネ夫人はうんうんとうなずいた。

    「これなら、あと数年もすれば、定番のひとつになっていてもおかしくないのではないかと。よろしいと思いますよ?」

    よし、これでひとつは決まった!

    エミリーは、笑顔で、ぐっとこぶしを握りしめた。

  • 69二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 01:38:38

    >>67

    まずいといえばまずいのですが、そもそも、学園に来る前に「未来のご学友リスト」が出来上がっていなかったこと自体がまずいのではないかと・・・

  • 70二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 09:57:05

    ファッションセンスも専属メイドには必要

  • 71二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 16:33:38

    >>70

    たしかに!

  • 72二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 00:04:21

    >>70

    侍女にもそれは必要

    女主人が恥をかかないようにしないといけないからね

  • 73二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 08:54:53

    ご学友も、変なのばっかり送られてきそう
    まさかリーナも!?

  • 74二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 17:56:25

    >>73

    エミリーにとっては悪夢だね、そうなったら

  • 75二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 00:37:01

    >>68

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (25)


    エミリーは、次に、ほかの私服をみてみた。

    ワンピースがいいだろう。水色、緑、黄緑、黄色、赤・・・そして、ピンク。

    「全部着てみてごらんなさい!」

    レミリアが笑う。

    しかし・・・しばらくすると、レミリアも、グリューネ夫人も、そしてイアンナも、うーんとうなることになった。

    「・・・びっくりするほど・・・ピンクのワンピースが似合いません・・・」

    「そうですわねえ。残念ですわ。あの子が一番気に入っているのは、ピンクのワンピースみたいですのに・・・」

    レミリアは、頭をふった。

    「好きに選んでいいといったのは私ですが、いくらなんでもこれは・・・!」

    そのころ、メイドの控室では、イアンナがエミリーを涙目でみつめていた。

    エミリーは、ため息をついた。

    「・・・そこまで似合いませんか? ピンクのワンピース」

    「・・・言いたくないけれど・・・びっくりするほど似合いません!」

    エミリーは、再びため息をついた。

    「・・・昔、わたしは本当にピンクが似合わないと、知り合いに笑われたことがありまして・・・イアンナさん。一番わたしに似合うのは、どれだと思いますか?」

    イアンナは、にっこりと笑って、黄緑色ののワンピースを指さした。

  • 76二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 09:01:33

    かわいいなあ

  • 77二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 15:56:59

    >>75

    (26)


    エミリーは、結局、黄緑色のワンピースを選んだ!


    そうして、今度は、ダグラスが仕事着と私服を選ぶ番だったのだが・・・

    「まああ! お前、ハンサムだったのですね! よきかな、よきかな!」

    グリューネ夫人がエキサイトしてしまったので、ダグラスも着せ替え人形をすることになった。

    そうして、みんなでわちゃわちゃやっていると・・・


    「きゃあああああ! お嬢様あああ!」

    「いいから黙ってな、メアリー! とりゃああああ!」

    バルコニーのほうで魔力が爆発し・・・

    気づくと、そこには、二人の少女が窓に張り付いていた!

    片方は学園の制服を着ており、もう片方は下級侍女の制服をきている。

    そうして・・・ふたりとも、ずぶ濡れで泥だらけだった。


    部屋中の誰もが口をぱかっと開けて様子をみていたなか・・・

    エミリーの言葉が、やけに大きく響く。

    「・・・り、リーナ!? うそでしょう・・・!?!?!?!」

  • 78二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 22:12:15

    >>77

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (27)


    レミリアは、すばやくエミリーのほうにふりむいた!

    「エミリー! この者たちを、知っているのですか!?」

    「は、はい! 片方なら知っています。あの学園の制服を着ている子は、実家にいたころの知り合いの、リーナといいます! 子供もころからかなり魔力が高くて、そのう、近くの男爵家に養女として引き取られたって聞いていたんですが・・・」

    レミリアは、ため息をついて、バルコニーのほうをみた。

    ふたりの闖入者は、泥だらけで、がたがた震えている。

    「・・・仕方がありませんね。あのふたりをなかにいれて、お風呂にいれてあげなさい」

  • 79二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 01:24:19

    ついに、「リーナ」登場です!

  • 80二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 09:13:10

    レミリア様、やさしい
    エミリーの知り合いじゃなかったら、さすがに館には入れなかっただろうけど

  • 81二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 14:07:34

    ひょっとしたら、取り巻きを選ぶミニゲームもあったりして

  • 82二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 20:02:39

    >>81

    真ピナが選ぶのは違和感あるけど、他のキャラならあるいは

  • 83二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 01:04:56

    これはひょっとしたら、リーナは実はピンクが似合うので、エミリーが悔しがっちゃう感じ?

  • 84二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 10:14:53

    >>83

    そんなこともあるかもしれない

  • 85二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 16:08:47

    >>78

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (28)


    エミリーとイアンナは、素早く目を見合わせた!

    「上級メイドと下級侍女向けのお風呂だったら、すでに準備してあるので、すぐに入れますが・・・」

    イアンナが言う。

    レミリアとグリューネ夫人は、顔を合わせた。

    「下級貴族とその侍女なら問題はないでしょう。そちらに案内してさしあげてもいいと思いますよ」

    やがて、グリューネ夫人はいい、レミリアもうなずいた。

    「では、そのように」


    イアンナとエミリーは、リーナとそのおつきの下級侍女(メアリーというらしい)を風呂場に案内した。

    「・・・ほら、メアリー、服を脱いで! これじゃ逆でしょうが。なんであたしが専属メイドや侍女の仕事をしなきゃいけないのかなあ?」

    「す、すいません、リーナさま・・・」

  • 86二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 00:29:22

    この世界にシャンプーはあるかな?

  • 87二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 10:29:43

    ほしゅ

  • 88二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 14:46:39

    >>85

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (29)


    (浴室のなか)

    「ああもう、こんなにあざになっちゃって! 治すよ、メアリー!」

    治療魔法がグオンと光った!

    「・・・いたたたた・・・もっと優しく治してくださいよう、リーナお嬢さまあ!」

    (浴室のそと)

    エミリーは、浴室の扉をにらんだままうなった。

    「・・・着替えを用意しなきゃいけないんだけど・・・畜生・・・ぜったいに借りパクされる気がする・・・」

    「・・・え? え?」

    エミリーの口から「畜生」だの「借りパク」だとと言った言葉がでてきたので、驚くイアンナ!

    「・・・あっ! ごめんなさい、イアンナさん、悪い言葉を使ってしまって。ここ、みていてくださいませんか? ちょっと相談してくることが・・・」

  • 89二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 14:49:13

    >>88

    (30)

    エミリーはそのまま、レミリアとグリューネ夫人がいるところに直行した!

    「すいませんレミリア様、グリューネ夫人、ちょっと相談が。あのふたりに出してあげる着替えは、貸したままかえってこない可能性があると思います。そのう、以前、リーナさんが男爵家の面接を受けたときに、わたしのピンクのワンピースを貸してあげたら、そのままもっていかれたことがありまして。リーナのもと保護者からあとからお金がもらえたので、それ自体は別にもういいのですが・・・」

    レミリアとグリューネ夫人は、困惑して顔をあわせた。

    「あら、まあ・・・そんなことが、あるのですね?」

    ふきだしそうになるレミリア。

    そして、グリューネ夫人は、うんうんとうなずいた。

    「・・・では、あの使用人セットから着替えを選んで、そのまま彼らにプレゼントしてしまうというのはいかがでしょうか、レミリア様? ・・・外套も一緒にプレゼントしてあげれば、下になにを着てても別に恥はかかないでしょうし。片方は学園の学生とは言え平民出身の下級貴族の養女、片方はおそらくは貧しいであろう下級貴族出身の侍女。文句は言いますまい」

    エミリアは、うんうんとうなずいた。

    「侍女の方の着ていた侍女服は、いま、イアンナさんが着ている侍女服の色違いのものです。同じ工房のマークがついているから、間違いありません。・・・だから、その、大丈夫だと思います!」

    レミリアは、少し顔をひくひくさせながら、笑ってうなずいた。

    「では、お前がその知り合いとその知り合いの侍女の着替えを選んであげなさい、エミリー。それをプレゼントということにしてあげましょう。・・・あんまり意地悪なことをしてはダメよ、エミリー?」

    エミリーはううっとうめいた。

    「・・・い、意地悪なんかしませんよう、レミリア様! ・・・では、行ってきます!」

  • 90二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 17:25:03

    この世界のリーナさんは、外見的にはどうなってるんだろう?
    かわいいのかな?

  • 91二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 23:18:42

    >>90

    ほんもののリィナを3割増しに美人にした感じなんで、かなりかわいいです!

    夢小説内の自分をモデルにしたキャラなんで、美化して当たり前ってことで

  • 92二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 08:03:47

    夢小説のなかの自分の分身は美化されている
    そりゃそうか

  • 93二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 14:07:41

    そもそもなんどリーナと侍女はぶっとばされることになったのか

  • 94二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:32:24

    このレスは削除されています

  • 95二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:35:36

    >>89

    共作の2次作品「みんなでハッピーエンド!」(仮称)


    (31)


    エミリーは、次に、風呂場の外からなかに声をかけた。

    「リーナ、お久しぶり。侍女の方とちょっとお話したいんだけど」

    「・・・リーナさんとかリーナさまとかだろ、バーカ! いまや、あたしは下級とはいえお貴族様で、あんたはいまでもただの平民っしょ!?」

    リーナが言い返す。

    イアンナは目を白黒させたが、エミリーはかまわずにみけんにしわをよせた。

    「はいはいそうでした、リーナ・・・さん。侍女の方に聞きたかったんだけど、茶色の侍女服って、もう持ってる?」

    リーナはため息をついて、侍女のメアリーのかわりに答えた。

    「昔はもってたけど破られちまってもうないでーす!」

    エミリーは、うなずいた。

    「・・・じゃあ、そっちにしよう」

    そうして、エミリーは、使用人用セットのおいてあるウォークインクローゼットにいった。

    下着や靴下、上着、外套、そして靴。茶色の下級侍女服(中サイズ)。

    そして・・・

    エミリーは、明るいピンクのワンピースと、転生前の世界ではタータンチェックの一種と言われていた柄のドレスを手に取った。

    赤と緑と黄色とこげ茶のチェック柄だ。

    これが真っ赤だったら、エアンナさんに赤いドレスをあげてはいけなかったのと同じ理由でダメだったのだが・・・

    これなら大丈夫だろう。たぶん。

  • 96二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:44:52

    >>95

    (32)


    風呂場からでてきたリーナと侍女。

    リーナは、エミリーがもってきた服をみて、顔をしかめた。

    「・・・ピンクのは可愛いけど、いかにも平民向けだし、タータンのは・・・ずいぶん赤が目立つねえ。お洒落だけど。あんた、あたしになんか思うことでもあるわけ?」

    エミリーはふんっと鼻をならした。

    「ピンクのは、男爵家だったら、室内着としてなら問題ないと思うし、タータンのは、あんたにあげても惜しくないものだと一番お洒落だったのよ。どっちにするかは。あ・・・リーナさんが決めて頂戴」

    リーナは目を輝かせた!

    「えっ、くれんの!? じゃあ、タータンので!」

    エミリーは、うっとうめいた!

    「・・・あたしのものじゃないからあたしはあげません! プレゼントしてくださるのは、うちの素敵で素晴らしくて最高にお美しいレミリア様です!」

    リーナは、げらげらと笑って、タータンのドレスを着、次には自分の侍女の着付けを手伝った。

  • 97二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 00:15:20

    地がでてしまっているエミリーちゃん

  • 98二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 08:20:07

    >>93

    たしかに

  • 99二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 13:18:12

    イアンナちゃんの赤いドレスがダメだったのはなぜ?

  • 100二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 18:16:50

    >>99

    それはあとからでてきます

    ちょっとまっててくださいね

  • 101二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 00:13:53

    タータンのドレス、なかなか恰好よさそうだね

  • 102二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 09:34:25

    >>101

    きっときれいなんじゃないかな

  • 103二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 16:54:38

    たぶんこの社会だと平民と貴族が言葉からして違うから、エミリーが荒々しい言葉を使っても「平民同士では普通なのか」と思われる可能性が

  • 104二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 01:07:25

    >>96

    (33)


    着替えたリーナと侍女を連れて、エミリーたちはレミリアとグリューネ夫人たちのいる部屋に戻った。

    一番地位の高いレミリア様に淑女の礼をとるリーナと、そのうしろに控える侍女。

    レミリアは、鷹揚にうなずいた。

    「発言を許します」

    リーナは、顔をあげた。

    「私はリーナ・レギオン、レギオン男爵家の養女です。そして、これは、わたしの侍女の、メアリー・レギオンです。今回は、お助けくださり、ありがとうございました」

  • 105二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 08:28:41

    リーナ、ちゃんと礼儀正しくしゃべれるんだね

  • 106二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 17:22:22

    >>105

    1番目のスレにでてきたポンコツ女神の3体の眷属たち(先輩さんとお友達ふたりがモデル)が頑張ったんで、マナーや勉学はなんとかなっている塩梅です

  • 107二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 23:50:51

    さて、リーナと侍女ちゃんになにが起こったのか
    いじめかな、やっぱり?

  • 108二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 08:41:29

    >>107

    乙女ゲーの学園パートだし、いじめはよくありそう

  • 109二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 16:56:04

    >>108

    たしかに

  • 110二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 00:34:58

    >>104


    (33)


    レミリアは、軽くうなずいた。

    「なぜ、わたしの館のバルコニーに張り付くはめになったのですか?」

    リーナはため息をついた。

    「少し、血のつながらない妹とそのご学友ともめてしまいまして・・・大事にしないためにも、空を飛んで逃げようとしたら、失敗してしまいました。申し訳ございません、レミリア様」

  • 111二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 08:28:00

    リーナと魔力バトルができるほどの義理の妹さん?
    すごそう

  • 112二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 16:04:58

    >>111

    このリーナは魔力お化けのはずだからね

    でも、妹さんがひとりでどうこうではなかったのかもしれないし

  • 113二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:51:36

    この世界のピナはどういう人物なんだろうか
    真ピナなんだよね?

  • 114二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 09:19:13

    >>113

    誰にも憑依されていないので、真ピナですね

スレッドは11/10 19:19頃に落ちます

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