- 1二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 21:58:09
- 2二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 21:59:17
- 3二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:00:27
前回のハイライト
ぎゆう:船の運転マジムリ
しのぶ:せかいじゅの葉は1回しかとれない
みつり:にゃ~ん?→はい
おばない:ガチであなほり5回でドラゴンテイル引き当てた
以上です - 4二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:02:15
- 5二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:03:34
- 6二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:05:06
- 7二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:06:11
- 8二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:07:55
- 9二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:09:40
- 10二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:11:35
「伊黒、大丈夫か」
「問題はない…」
「いったい何人が犠牲となったんでしょうか」
「絶対にこれを止めないと…」 - 11二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:13:28
- 12二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:18:53
だが、周囲にはやまたのおろちの姿は見えない
「…確かにこのフロアにはいるわ」
みつりが辺りのモンスターの気配を伺う
「すごく邪悪で強大な力…でもちっとも神聖を感じない
ただのモンスター、決して祀られるような存在じゃない」 - 13二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:20:22
- 14二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:50:03
- 15二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:51:34
- 16二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:52:48
- 17二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:54:21
- 18二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:55:51
- 19二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:57:45
倒れたやまたのおろちの周囲に紫色の渦が現れる
まるで旅の扉のような動きをするその渦はしかして旅の扉のような美しさもなく
邪悪なうごめきに感じる
やまたのおろちはその渦の中に吸い込まれ…いや、逃げていったかのように思えた
「逃がすか!」
ぎゆうたちは慌ててその渦の中に飛び込んだ - 20二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:59:51
- 21二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:02:15
- 22二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:05:07
- 23二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:06:53
- 24二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:09:30
- 25二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:10:51
- 26二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:12:03
- 27二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:13:49
- 28二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:14:52
- 29二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:16:40
- 30二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:19:16
- 31二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:20:39
- 32二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:22:05
- 33二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:23:55
- 34二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:25:34
- 35二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:27:11
- 36二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:28:28
- 37二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:29:51
- 38二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:31:13
- 39二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:32:35
- 40二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:34:18
- 41二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:35:34
- 42二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:36:53
当のおばないは一見すると特に何でもないような平静を装っていた
けれど小刻みにその震える手に、みつりがそっと自分の手を伸ばした
「…ありがとう」
何も言わずにただ手を握ってくれる存在が心強く愛おしい
ずっと共に歩んでいくことを望んでも君ならきっと同じように望んでくれるだろう - 43二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:39:01
- 44二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:41:01
- 45二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:42:20
- 46二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:44:03
アリアハンに帰ってきたついでに今日は1日それぞれゆっくりと休むことにした
休息が必要だ…オーブを求める旅は今回のパープルオーブのように
心も体も疲弊させるものばかりなのだろうか
暖かな陽だまりのベンチに座りぎゆうは青い空を見上げる
ここはこんなにも平和でまさかこの世界が魔王バラモスの脅威にさらされているなんて到底思えない
雲が風に乗り流れていく様をただ見ていられるこんな時間を守るために勇者はきっと存在するのだろう
それが何故自分なのかはわからないが
いつかこの勇者の役目を全うできたのなら…自分はこの世界から不要な存在になってしまうのだろうか - 47二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:45:16
翌朝、ルイーダの酒場で仲間と待ち合わせる
自分は自宅に泊まったが他の3人は宿屋に泊まったことだろうと思っていたのだが
「胡蝶、早いな」
約束の時間よりもずっと早く着いてしまったにもかかわらずしのぶが一人で待っていた
「ずっとここにいましたからね」
「?…宿屋には泊まらなかったのか?」
「泊まりましたよ、昼から夕方まで」
「夜通し飲んでいたのか?」
「失礼ですね、そこまで飲んではいませんよ
ちょっと情報収集していただけです、オーブに関する情報をね」
「…休息をとるように言ったはずだが」
「ぐっすりお昼寝して軽くお酒を飲みながら楽しくおしゃべりしていたのは休息になると思いますよ」
何を言ってもしのぶは主張を変えないだろう - 48二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:46:24
「それで、何かいい情報はあったのかね?」
いつの間にやらおばないとみつりがルイーダの酒場に来ていたようだ
「おはよう、冨岡さん、しのぶちゃん
結構頑張って早起きできたと思ったのに二人とも早いのね」
「おはようございます、伊黒さん、甘露寺さん
朝からいい情報ですよ~?
なんとレッドオーブの在り処の情報を入手しました」
こともなげに言ってのけるしのぶに3人は驚く - 49二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:47:45
「レッドオーブは海賊たちの手の内にあるそうなんですよ」
「海賊…確かポルトガの灯台でそんな情報があったか」
「でも海賊ってあっちこっちの海を移動してるんじゃないのかしら
どこに行けば出会えるの?」
「それがですね、ここアリアハンから海をずっと東へ進んだ先にある大陸に
海賊たちの拠点があるそうなんですよ」
「行ってみる価値はありそうだな」
「今度は海賊退治か」 - 50二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:49:19
- 51二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:51:00
- 52二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:52:03
- 53二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:53:38
- 54二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:55:41
- 55二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:57:18
- 56二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 23:58:50
- 57二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:00:13
- 58二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:01:35
- 59二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:03:11
お頭の部屋から退散する
「本心で言ったのだが」
ぎゆうは納得できないという顔をしていた
「海賊のお頭くらい女性がなってたっておかしくないわよね」
「こっちは勇者が女なんだからな」
「…まあ、彼女にもあんなヤケ酒をあおるような事情があるんでしょう」
しかし、オーブの情報はさっぱりだ - 60二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:04:42
- 61二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:06:25
- 62二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:08:04
- 63二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:09:16
- 64二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:10:46
- 65二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:11:47
- 66二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:13:13
これで海賊の家にはもう用はないと思いきや
「ここに魔性をなくしたモンスターの気配があるの
…今は姿を隠しているみたいだけど」
みつりがそういうと言うことは時間を変えればそのモンスターと出会えるということだ - 67二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:14:57
- 68二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:16:05
- 69二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:17:23
- 70二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:19:08
- 71二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:20:45
- 72二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:22:04
「海賊のお頭、やりたくないのかな…?」
「やりたいからこれはしまい込んでいたんだろう」
「どうでしょう…荒れているようには見えましたが
夜にはああやってストレスを発散して昼の仕事の活力にする方は多くいますからね」
「おい、冨岡、胡蝶、本当にこれ持っていくのか?」
「だって、一度取ってしまったものは戻せませんし」 - 73二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:23:58
お頭の部屋をあとにする4人
こっそりとみつりがおばないに話しかける
「お頭さんが誰かにもらった靴下じゃないかって心配?」
「…他人の心配なんてしても仕方がないはずなんだがな」
「うふふ…やっぱり伊黒さんは優しいなあ」 - 74二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:12:42
レッドオーブを手に入れ、これでまだオーブは2つ目
世界に散らばるオーブは6つという話だ
まだ半分も見つけてはいない、できるだけ早く次のオーブを探さないといけないが
特にこれといったオーブの情報はない
あるのはオーブと繋がるかはわからないあれこれの情報がたくさん
ぎゆうたちは一旦、ポルトガの灯台までルーラで戻ることにした - 75二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:15:27
- 76二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:18:50
- 77二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:26:11
- 78二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:29:19
- 79二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:32:02
- 80二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:34:15
- 81二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:43:09
- 82二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:53:29
- 83二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:57:32
- 84二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 11:50:42
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- 87二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 11:58:14
- 88二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 12:00:50
- 89二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:16:24
用はすんだとダーマ神殿を後にし、再び旅人のほこらまで戻る
今度は船に乗って南下すると海のモンスターが現れた
敵を退けるとしのぶのレベルが一気に6に上がり6つの呪文を覚えた
初期習得呪文と合わせてこれで8つの呪文習得である
これまでレミラーマ(宝の位置がわかる呪文)しか呪文が使えなかったしのぶは満足気だ - 90二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:18:06
- 91二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:19:15
- 92二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:22:06
- 93二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:26:47
- 94二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:28:55
- 95二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:31:04
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- 99二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:39:42
「オーブだと!?」
この遺体の人物がオーブを持っていたというのか
念のためぎゆうたちは遺体の周辺を調べてみたがそれらしきオーブは見当たらない
誰かがオーブを持ち去ったか、それともラクガキはただのラクガキなのか - 100二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:48:11
- 101二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:49:24
- 102二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:51:44
- 103二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:53:24
- 104二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:55:03
- 105二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:56:56
- 106二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:59:40
- 107二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 16:01:34
- 108二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 16:03:05
- 109二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:26:35
さいごの鍵…名の通りこの世界のすべての鍵を開く鍵だという
それがあればあの牢屋の中の幽霊にオーブのことを聞けるはず
ぎゆうたちはさいごの鍵を探すことにした - 110二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:27:53
- 111二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:29:49
- 112二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:32:46
さいごの鍵を求めて幽霊の老人の助言通りランシールという町を目指す
テドンのある大陸から南東にある孤立した大陸にあるという
世界地図を広げて見てみるとアリアハン大陸の西方にそれらしき大陸がある
ぎゆうたちは一旦、アリアハンまでルーラをするとそこから船で西に進んで目指すことにした - 113二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:35:53
- 114二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:40:39
- 115二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:42:19
- 116二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:46:37
- 117二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:48:43
- 118二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:52:48
「壺…?」
「なんかまた新しい物を探せって話になっちゃった」
オーブを求めていたのにそれを手に入れるためにさいごの鍵が必要になり
さいごの鍵を求めていたらそれを手に入れるためには壺が必要になってしまった
どんどん目的が遠ざかっていっているような感覚になってくる
「とはいえ一つ一つ探していくしかないのだろうな」 - 119二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:55:16
- 120二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 19:23:08
- 121二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 19:26:44
- 122二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 19:31:51
- 123二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 19:34:38
- 124二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 19:35:56
- 125二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 19:40:31
- 126二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 19:45:53
- 127二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 19:49:46
- 128二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 19:54:18
- 129二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 19:58:02
- 130二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:05:12
さて、ランシールのスライムの情報でエジンベアの城に向かうことになったのだが…
「エジンベアってどこだ…」
「えぇー…どこかで聞いたことあったかなあ」
「あれこれと情報をあちこちで聞いていますけど
いつ必要になるかわからない情報もたくさんあって混乱しますね」
「とりあえずこれまで向かった方面にはなかったのだから
まだ行ったことのないエリアを訪れればそのうち見つけられるとは思うが」
「どこかでまた情報もあるかもしれないものね」 - 131二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:08:57
- 132二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:13:34
「いや、これはどう見ても『エジンベアの城』ではないだろう」
「だがわずかだがここに登ってみたほうがいいという予感がする」
「冨岡さん、わずかってなんですか?」
「ここの塔って何の塔なのかしら?大きな鳥が上のほうについてるように見えるわ」 - 133二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:15:31
- 134二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:18:13
- 135二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:21:42
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- 140二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:42:49
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- 149二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:15:36
- 150二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:19:43
- 151二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:33:36
いったいこの城のどこにあるというのだろうとあちこち探してみた
王と姫君の部屋だろうかと見てみたが見つかったのは
おしゃれなスーツとパーティドレスだった
みつりは不満そうにした
「とっても素敵な衣装なのに…誰も装備できないなんてがっかりだわ」
「盗賊と遊び人用の装備のようだ」
「ええーじゃあ賢者に転職前だったらしのぶちゃんと伊黒さんが装備できたってこと?
見たかったぁ…絶対に似合うと思うのに」
(でも…)
ただでさえ同じ賢者という職で同じ装備品を装備できておそろいになりがちなのに
これで男女として対になるような装備品を装備できていたら
ちょっと…ううん、すごく妬いてしまうかもしれない
(妬く必要なんてないはずなのに…伊黒さんは私のお嫁さんなんだから) - 152二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:42:02
- 153二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:54:15
「わしは心の広い王様じゃ
田舎者とてそなたを馬鹿にはせぬぞ」
この世界の王様というやつは…本当に一言目に面食らうことばかり言うものらしい
「たとえば…この城の地下の3つの岩の意味
そなたにはチンプンカンプンであろう?
だが気に病むことはない!
あの部屋の謎を解いた者は先代の王のころから一人もおらん
わしですら何のための部屋なのかさっぱり分からぬのだからな
わっはっはっ!」
いや、このエジンベア王は一言目どころか続けて言う言葉もさっぱりとわからない
前後の文がどうつながっているのか何の脈絡もないことをただペラペラ話しているようだ
「…冨岡さんは言葉が足りずに意味を誤解されることが多いですが
あんな言葉は足りてるはずなのに意味がわからない人は初めてです」
しのぶがどこかうんざりしたような顔で言う
「わかったのは地下を調べたほうがいいってことくらいかしら」 - 154二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:58:42
- 155二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:59:58
- 156二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:08:19
壁に囲まれた通路に3つの岩と3つの水いっぱいの穴、そして奥には3つの凹み
「謎解き…か」
「恐らくあの奥に3つの岩を運べというものだろう」
「知力と腕力を試そうってわけなんでしょうか」
「みんなでやったら岩持ち上げられないかしら?」
「「「……」」」
「あっ、じょ、冗談!です…」 - 157二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:52:29
- 158二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:59:37
- 159二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:19:28
- 160二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:22:29
- 161二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:28:41
- 162二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:36:13
- 163二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:39:15
- 164二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:42:58
- 165二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:56:05