- 1二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:49:33
- 2二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:52:29
禰豆子も失って茫然としていたところを冨岡さんに発見されてそう
- 3二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:00:58
鱗滝さんに剣を学んだ時、自分でも恐ろしいほど手に馴染みました
剣がまるで自分の手足かのように…まるで何十年も使い続けていた道具かのように
踏み込み、力、軌道、呼吸、その全てを身体が思い出した時…俺の視界は全てが透き通って見えた
そして三日目…俺の剣は…大岩を叩き割った - 4二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:01:59
無限列車で猗窩座倒せそうだけど、頸克服するのかな…?
- 5二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:09:14
- 6二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:13:04
- 7二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:20:13
『信じられぬものを見た』
黒死牟の目には、どこか『あの男』の面影を感じる少年がいた
痣、佇まい、羽織、神、そして耳飾り…
「信じられない、ものを見た」
六つの目を持つ鬼、あの強烈な匂いからしてかなり強い鬼なのは間違いない
だけど、問題はそうじゃない
彼の傍らに鬼の女性がいた…だがその姿にはどこか面影があった
たったひとりだけ、死体が見つからずに供養出来なかった妹…禰豆子の面影
その瞬間、理解した
殺さなければ…救うことは出来ないと
- 8二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:30:19
浅草で無惨と出逢うかでまた色々と変わりそうだな…
出逢ったら出逢ったで一波乱ありそう - 9二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:38:45
- 10二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:47:11
- 11二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:57:03
時期が少しズレて珠世さんとも出逢ってそうではある
ただ禰豆子の話はするし「次は斬ります…それが俺に出来る最後の優しさだから」って話すんだ
それから「妹さんを人間にする方法があるかもしれません」って話に… - 12二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:03:04
- 13二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:07:09
- 14二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:26:29
「お兄ちゃんも鬼になろうよ…黒死牟さんから聞いたんだ、兄妹で鬼になった子もいるんだって…」
「そうか…でもな、禰豆子」
瞬間、禰豆子はバランスを崩した…いや、『崩された』
「っ…?」
身体を起こした禰豆子の目に飛び込んだのは、斬り落とされた自身の脚だった
それを認識した瞬間、想像を絶する激痛が走る
「いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい!!!いたいよお兄ちゃん!!!」
震える手で脚をくっつけようともがく
それでも脚はくっついてくれない…それどころか、ぐずぐずと切断面から身体が崩れていく
「なんで…?なんで再生しないの?なんで…なんでなんでなんでなんで!!」
「禰豆子…おまえは、何人喰った?何人殺した…?」
頭の中に記憶が流れ込む
赫い刀を手にした男の記憶…無数の斬撃…声…
「楽しかったんだよな…お前の声だから遠くからでもわかったよ」
一歩、また一歩とお兄ちゃんは近づいてくる
使い物にならなくされた脚を放り出し、ずるずると下がるしかなかった
「おまえはもう…禰豆子じゃない」 - 15二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:32:27
- 16二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:44:25
- 17二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 05:17:21
禰豆子が引き返せない位置にいると気づいたら容赦なく殺そうとするの怖い…
- 18二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 08:43:50
猗窩座が鬼にならないかした瞬間額にビキビキって青筋が走るやつ
- 19二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 10:26:13
- 20二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 11:50:52
- 21二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 12:08:52
そうなってくると内容も変わってきそう
魘夢辺りが正直に「我々が不甲斐無いばかりに手数が足りず、単独だと搦手にも限界があります」
とか言って無惨様は怒るけどその怒の発生源は耳飾りの剣士である上に『数揃えたらできるかもしれない』と言ってる以上やらせない手はない。仮に失敗しても下弦だから立て直しは効く。
何より一番知りたい耳飾りの剣士に搦手がどれだけ有効なのかを知ることができるなら
「そこまで言うならこの件に限り下弦全員で連携して挑め、失敗は許さん。だがもし成功した場合はそれ相応の報奨を渡そう」
とかになって炭次郎以外にはハードモードの那谷蜘蛛山編と無限列車編が開始する
- 22二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 12:33:59
縁壱に搦手がどこまで通じるかってのはよく強さ議論でも話題になってるけどこの炭治郎なら原作でもかなりの精神力だったからさらに上を行くだろうからね…
並大抵のことじゃ一度は取り込まれるけど直ぐに看破して殺しに来そうで怖い - 23二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 12:49:04
累討伐後ならまだ救いはある
無限列車ベリーハードモードもまぁ煉獄さんもいるから多少は…いやでもあと一人は柱が欲しくなるな… - 24二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 13:06:10
下弦全員だから那谷蜘蛛山スタートとしたら
伊之助が探知する前に来てた第1陣+第2陣の炭次郎+伊之助と合流できなかった一般隊士が皆◯し(村田さんは奇跡的に生存)にされた惨状からスタート
下弦半分やられて無限列車編突入 - 25二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 13:29:06
善逸伊之助から凄い尊敬されてたりもしそう
「歳も近いんだから畏まらなくていいのに…」って炭治郎は笑うけど善逸は「炭治郎さん」って呼ぶし伊之助は「親分!」って懐いてるんだ - 26二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 13:55:36
風柱さんが原作より優しく接してくれそう
逃がしたとはいえ身内が鬼になって辛いのは痛いほど分かるだろうからね… - 27二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 14:19:41
- 28二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 14:23:03
- 29二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 14:33:55
- 30二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 18:23:16
善逸と伊之助には「戦えるなら戦え、ヤバいと思ったら無理せずに俺を探せ」って厳命してそうな炭治郎
でも速攻で炭治郎に遭遇して無惨のパワハラ張りにギャン泣きする零余子ちゃんとかも見たいな… - 31二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 18:59:07
- 32二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 19:08:01
無限城の時に獪岳VS善逸、禰豆子VS炭治郎の兄弟(兄妹)戦になるパターン?
- 33二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 19:50:01
「も、もう人間は襲いません!鬼殺隊の皆様に迷惑をかけるようなことは致しません……だから…!!」
「……嘘の匂いがする」
ビクン、と身体が震える
「そう言って何度刃を逃れてきた?それからどれだけの人を喰らった…?」
ガタガタと身体が震える
動きたくてもあの男の放つ気でただただ震えることしか出来ない
「お、お願いします!今度こそは約束を」
べしゃ、と身体が地面に沈んだ
頸は…付いているかただ手足が細切れにされていた
身体にも切断寸前で止められた傷を感じる
灼かれるような激痛で悲鳴が声もならない
「ここは森が拓けている、朝になれば陽の光が射し込むだろうね……」
刃を収め、炭治郎は芋虫のようにのたうち回る零余子を一瞥する
「そしてヒノカミ神楽は鬼の細胞を死ぬまで灼き続ける…日が昇るまで、再生も叶わないまま…そこで後悔し続けろ」
「ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!助けてください!お願いします!お願いします!」
涙と血液でグシャグシャになりながら、零余子は叫び続ける
だがその懺悔の声は彼に届くことはない…ただ草鞋が地を蹴る音だけが響いていた - 34二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:52:40
SSありがとうございます!
ひょええええ
でもこのスレの炭治郎だったらこうする - 35二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 21:28:23
- 36二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 22:36:20
鬼の王になる素質がある縁壱の転生体の妹だぜ?
それはそうよ>恐ろしい存在
- 37二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 02:32:20
爆血で隊士を軽く消し炭にするしなんなら生きたまま食べながらお兄ちゃんを待ってる禰豆子…
- 38二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 03:14:00
- 39二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 07:07:14
兄として出来る最後の優しさが禰豆子を殺すことなの曇らせが過ぎませんかねぇ…
- 40二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 07:14:53
- 41二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 08:22:26
このレスは削除されています
- 42二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 08:24:02
- 43二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 08:53:45
炭治郎単騎になるならここに冨岡さん放り込んでも問題ないな!
- 44二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 14:55:10
「あ…お兄ちゃんもここに来てたんだ?」
がり、と隊士の肉と骨を噛み砕いて禰豆子は笑った
悲鳴を上げ、もがき続ける隊士の腕をさらに噛み千切る
「私ね、無惨様から上弦の参の位を授けてもらったの…すごいでしょ?」
そう語る禰豆子の瞳には、上弦と参の文字が刻まれていた
「た、炭治郎さん…!!た、助け…」
残った腕を伸ばす隊士…その腕は禰豆子の怪力によって握りつぶされる
その悲鳴すらも、禰豆子の牙によって止められる
見渡せば、数多の隊士が手足を食われて無造作に転がされていた
その中には、僅かながら五体満足の隊士たちもいた
「……怪我人を抱えてここから逃げろ」
日輪刀の柄へ手をかけ、炭治郎は絞り出すように命じた
「そして、全員気合で生きろ…どうにかして怪我人を運べ」
「そんなことが…出来ると思う?」
自傷した禰豆子が血液を宙へと撒き散らす
「爆血」
その一言と共に炸裂した血鬼術…部屋を丸ごとを焼き尽くすほどの爆炎が立ち昇った - 45二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 15:04:42
(有り得ない…こいつ…)
禰豆子の瞳の端を、赫刀が掠める
爆血の爆炎を全て…斬り刻んだ…?
流れるように頸を狙ってきた一撃を何とか受け止めた禰豆子は、憎々しげに兄を睨みつける
「この…!」
「早くしろ!」
炭治郎が叫んだ瞬間、『べん!』と琵琶の音が響く
突如として隊士たちの足下へ出現した襖…怪我人と負傷を免れた隊士たちが纏めて吸い込まれていく
「……ありがとう」
『礼はいい!さっさと片付けて無惨を目指せ!』
相変わらず愛想のない声が札を通じて耳に届く
「……禰豆子」
優しい兄の声に、刀を握る力が緩む
「あ…」
瞬間…手足も胴体も…あっと言う間に斬り刻まれた - 46二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 15:18:57
「『干天の慈雨』を教えて欲しい?」
「はい…もしかしたら、必要になるかもしれませんから」
狭霧山で過ごしていた日、育手の鱗滝左近次に炭治郎は教えを懇願していた
本来なら年単位かかっていたであろうものをあっという間に終えた炭治郎であったが、鱗滝の提案により肉体の成長と共に呼吸の練度を高めていたのだ
「それは…鬼となった妹のためか?」
「そうと言えるかもしれないし、そうでないと言えるかもしれません…ただ…」
「ただ…?」
〜〜〜
禰豆子の頸に赫刀が迫る
皮膚が裂ける
その瞬間…炭治郎の、お兄ちゃんの背中に…家族たちの姿が見えた気がした
〜〜〜
「鬼の瞳が人の瞳に戻る時を願いたい…それでは、いけませんか?」
「…わかった、では明日から水の呼吸もその身に叩き込んでもらう…よいな?」
「…はい!!」 - 47二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 15:29:34
焼け付くような刃の熱が消えた
先程まで感じていた痛みが消え、するりと…すり抜けるかのように頸が斬り落とされた
「水の呼吸、伍ノ型…干天の慈雨」
ごとん、と床に転がる禰豆子の頸
ごろごろと転がったそれは、炭治郎の足下で止まった
「…やっぱりお兄ちゃんは優しいなぁ」
ぼろぼろと、涙が零れ落ちる
「最後の最後まで、強くて…優しくて…温かくて…」
ひた、と頬に触れた彼の掌の温もりを感じる
それは前よりもずっと堅く、剣ダコだかれになっていた掌だった…それでも変わらず、禰豆子を優しく包みこんでくれた
「ねぇ…お兄ちゃん」
お兄ちゃんは一言も話してくれない
ボロボロと崩れていく身体を感じながら、禰豆子は笑った
「もし私が生まれ変わっても…妹にしてくれる?」
「……あぁ、もちろんだよ」
今にも消えそうな視界の中で、お兄ちゃんの頬に光るものが見えた気がした
「禰豆子は…俺の大事な妹だ」
「……ありがとう……お兄ちゃん……」
自らの手の中で崩れ、消えた妹の身体
残された髪飾りを胸元に仕舞い込み、炭治郎は立ち上がる
「愈史郎さん…俺を、無惨のところへ!!」
琵琶の音色と共に、炭治郎の身体は襖へと落ちて行った - 48二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 18:36:00
- 49二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 19:37:30
縁壱の幻影を見たと思ったらヒノカミ神楽十三の型で即死する無惨まで見えた
- 50二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:20:37
もう戻れない場所にいる完全体鬼禰豆子ってどんな姿なんだろうな…