- 1バトロ渡哲也25/10/20(月) 13:51:26
- 2バトロ渡哲也25/10/20(月) 14:33:40
カクゴは自身の拳に付着した血液と肉片を見て、初めて目を細めた。
拳聖カクゴ「……貴方は、最期に何を見つけたのですか。」
カクゴが滝澤の死に一瞬、意識を向けた、その刹那。爆散した滝澤の肉片と瓦礫の中から、宮沢熹一が出現した。彼の顔は滝澤の血で染まっているが、その目に迷いは一切ない。彼は、全てを受け入れ、覚悟を決めた。
宮沢熹一「カクゴ! ワシの全てを持って、お前を倒す!」
宮沢の覚悟が定まった瞬間、傍にいた尊鷹の人形が砂のように崩れて霧散した。心の迷いを払しょくしたことで、陰陽互根が解除されたのだ。
(尊鷹の人形が消滅しました。宮沢熹一は陰陽互根の影響から一時的に解放されました。)
宮沢は陰陽互根の影響と全身の痛みを力で捻じ伏せ、カクゴの無防備な顔面に向かって渾身の「幻突」のカウンターを叩き込んだ。それは、先ほど滝澤が受けたカクゴの攻撃と同じ、全てを破壊する純粋な「力」の拳だ。
宮沢熹一「灘神影流・塊貫拳!」
カクゴは反応が遅れ、その強烈な一撃を顔面に受けた。彼の巨体は、重戦車に撥ねられたかのように吹き飛ばされ、瓦礫を巻き込みながら広場の端まで転がった。
(宮沢熹一がカクゴの顔面に強力な打撃を叩き込みました。カクゴは大きなダメージを受け、動揺しています。)
- 3バトロ渡哲也25/10/20(月) 14:36:53
カクゴは広場の隅で瓦礫に埋もれ、ゆっくりと立ち上がろうとしたが、その顔には深い裂傷が走り、血が流れていた。彼の目は、驚きと怒り、それ以上の高揚に満ちていた。
指揮官の思考(ターン4)
滝澤の死という大きな犠牲を払って、宮沢がカクゴに決定的な一撃を加えることができた。カクゴは顔面に一撃を受け、深手を負った。彼の体術の強靭さからまだ戦えるはずだが、今が最も隙のある瞬間だ。
宮沢は陰陽互根の影響から一時的に解放されたが、まだ中程度の負傷を負っている。清姫は行動不能のままだ。残るアウラと魔理沙の力を全て、この一瞬に集中させる。
目標はカクゴの撃破、そして清姫を陰陽互根から救うことだ。宮沢がカクゴと人形の両方に対応し、魔理沙の魔法で人形の動きを止め、アウラが全ての魔力をカクゴに叩き込む。これが最後の一手だ。 - 4バトロ渡哲也25/10/20(月) 14:37:59
指揮官の指示を選択してください。(カクゴ)
A. アウラの全力攻撃と魔理沙の援護: 断頭台のアウラに残った全ての魔力を使って闇の魔法でカクゴに大ダメージを与えさせる。霧雨はカクゴの周囲の瓦礫に低威力魔法を放ち、カクゴの動きを封じる。
B. 宮沢による清姫の救出: 宮沢に清姫の傍にいる人形(スバル、サグメ)を迅速に排除し、清姫を救出させる。霧雨の遠距離魔法はカクゴを警戒しつつ、人形への牽制に回らせる。アウラはカクゴの動きを拘束する。
C. 宮沢による超至近距離攻撃: 宮沢にカクゴへ超至近距離攻撃を仕掛けさせる。魔理沙とアウラは宮沢の援護に回り、人形とカクゴの動きを同時に封じる。
D. 魔理沙の全力砲撃とアウラの拘束: 霧雨に最後の魔力を込めた必殺の魔法を遠距離から放たせる。アウラはカクゴに全ての闇の鎖を放ち、カクゴの動きを完全に拘束する。
________________________________________
生存者リスト: 宮沢熹一(中程度負傷)、断頭台のアウラ、霧雨魔理沙(重傷、戦線復帰)
死亡者リスト: おジャマトリオ、まどか先輩、稀神サグメ、大空スバル、冰龍イヴェルカーナ、ベルモット、ロバート・アキュトロン、真庭蝙蝠、虚無の心を得た放浪者、宮沢尊鷹、切間撻器、滝澤政道
行動不能者リスト: 三雲修、伏黒甚爾(致命傷・右腕欠損)、清姫(陰陽互根・人形出現)
戦場マップ: ゴーストタウン・広場 研究施設/レストラン/摩天楼/スーパー銭湯/ゲームセンター/コンビニ/公衆トイレ/ラーメン屋/喫茶店/トラップハウス/路地裏/焼肉屋/湖畔/森林 - 5バトロ渡哲也25/10/20(月) 14:40:32
指揮官の選択>>6
- 6二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 14:42:49
D(アウラはアゼリューゼやらせる)とB
- 7バトロ渡哲也25/10/20(月) 14:57:15
20ターン目:戦闘フェーズ(拳聖カクゴ)- ターン3
指揮官の行動:最後の攻勢
私「魔理沙!持てる限りの全魔力を込めた必殺の一撃を放て!アウラは、その隙にカクゴに「アゼリューゼ」を展開し、服従させろ!宮沢、今だ!清姫の傍の人形を打ち破り、彼女を救出せよ!」
________________________________________
戦闘描写 - ターン3(総力戦、宮沢の被弾、清姫の覚醒)
宮沢熹一がカクゴに叩き込んだ渾身の一撃により、カクゴの動きは一瞬、止まった。指揮官はこの隙を逃さず、総力を挙げた三方向同時攻撃を命じた。
(1)霧雨魔理沙:最後の魔法
重傷を負いながらも、霧雨魔理沙は八卦炉をカクゴに向け、残った全ての魔力を注ぎ込んだ。極大の光の柱となり、傷を負ったカクゴを呑み込もうとした。
霧雨魔理沙「スバルとサグメを弄んで清姫をいじめるだなんて我慢ならないぜ! これで終わりだ!恋符『マスタースパーク』!」
(2)断頭台のアウラ:服従の魔法
アウラは魔理沙の魔法がカクゴを拘束すると同時に、「アゼリューゼ」を展開し、カクゴの精神支配を試みた。
断頭台のアウラ「うっとうしいからそろそろ服従してちょうだい。『アゼリューゼ』!」
- 8バトロ渡哲也25/10/20(月) 15:00:58
(3)宮沢熹一:清姫の救出
カクゴの注意が二人の魔法に向かったその瞬間、宮沢熹一は清姫の傍に向かった。彼は人形の懐に潜り込み、灘神影流の掌を叩き込んだ。
宮沢熹一「こんなもんで、清姫ちゃんを縛らせてたまるかい!」
スバルの人形とサグメの人形は、宮沢の拳と掌の前になす術なく、音を立てて霧散した。
スバル・サグメ「ありがとう……」
人形が消え去る瞬間、宮沢は、聞こえるはずのない声が聞いた気がした。
(清姫の傍にいた人形が消滅しました。清姫は陰陽互根の二次的な影響から解放されました。)
しかし、カクゴの反撃は止まらない。彼は顔面の傷から血を流しながらも、アウラの「アゼリューゼ」の精神支配を強靭な意志で跳ね返した。鎖が弾け飛び、アウラにフィードバックを与えたが、彼女は体勢を保った。
拳聖カクゴ「無駄です!私の心は、誰にも屈しない!」
カクゴは次に、魔理沙の必殺魔法を狙った。「弾丸滑り」を発動し、巨大な光の柱を受け流す。しかし、滝澤を失った宮沢の一撃で負った傷が響いたのか、カクゴの体は深く光に焼かれ、強烈な熱と魔力に苛まれた。
(霧雨魔理沙の必殺魔法により、カクゴは大きなダメージを受けました。)
- 9バトロ渡哲也25/10/20(月) 15:06:13
しかしカクゴとは本物の怪物であった。カクゴは「霧霞」の残像を利用して魔理沙の追撃から逃れると、渾身の力を込めて「幻突」を放った。その標的は、人形を打ち破り、清姫を庇うように立っていた宮沢熹一だ。
宮沢熹一「はうっ!」
カクゴの「幻突」は、宮沢の腹部を直撃した。彼の身体には、凄まじい圧力と見えない力が叩き込まれ、まるで内側から爆発したかのように大きな穴が空いた。
宮沢熹一「うがあああああっ!」
宮沢は断末魔の叫びを上げ、大量の血を吐き出してその場に崩れ落ちた。清姫を救出した直後、彼は行動不能となった。
(宮沢熹一が幻突の直撃を受け、致命傷を負い行動不能となりました。)
その時、宮沢の苦悶の声を聞いた清姫の目が見開かれた。人形は消え、宮沢が自分を庇って倒れている。その光景が、彼女の心の闇を一気に払い、意識を覚醒させた。
清姫「み……宮沢さん! ああ……そんな……!」
清姫は身を起こした。陰陽互根から自力で覚醒したのだ。
カクゴは宮沢に幻突を叩き込んだが、魔理沙の攻撃とアウラの魔法でその体力は限界に達している。彼は深呼吸をし、次の行動に移ろうとした。
拳聖カクゴ「どうやら終わりが近いようですね……」
- 10バトロ渡哲也25/10/20(月) 15:12:46
指揮官の思考(ターン4)
宮沢が致命傷を負い、行動不能となった。しかし、彼の犠牲により清姫が陰陽互根から覚醒し、戦線に復帰した。カクゴも魔理沙の全力攻撃と宮沢のカウンターで深手を負い、体力は限界に近い。次のターンで決着をつけられる状況だ。
残る戦力は、断頭台のアウラ、清姫(覚醒)、そして重傷の霧雨魔理沙だ。魔理沙は魔力を使い果たしたが、まだ行動可能だ。覚醒した清姫とアウラ、魔理沙の援護でカクゴに最後の一撃を叩き込む。
目標はカクゴの撃破、そして清姫の力を最大限に活かすことだ。
指揮官の指示を選択してください。(カクゴ)
A. 清姫による回復とアウラの牽制: 清姫にその場の状況を利用して宮沢に応急処置で支援させる。アウラはカクゴへの牽制と防御に徹し、次のターンの攻撃に備える。魔理沙は八卦炉のチャージを試みる。
B. 清姫とアウラの連携攻撃: 覚醒した清姫に、その怒りをカクゴにぶつけさせる。アウラは清姫の動きに合わせて闇の魔法を放ち、カクゴを一気に打ち破る。魔理沙は残りの体力で清姫とアウラを援護する。
C. 魔理沙の最後の牽制と総攻撃: 魔力を使い果たした魔理沙に、カクゴの残像を封じる低威力魔法の乱射を指示する。清姫とアウラはその隙にカクゴへと総攻撃を仕掛ける。
D. 清姫の単独特攻とアウラの防御: 清姫に単独でカクゴに超至近距離攻撃を仕掛けさせ、カクゴの「弾丸滑り」を封じる。アウラは清姫を守りながら魔法攻撃を行う。魔理沙はカクゴから距離を取り、援護できる場所へと移動する。
________________________________________
生存者リスト: 断頭台のアウラ、霧雨魔理沙(重傷、魔力枯渇)、清姫(覚醒、戦線復帰)
死亡者リスト: おジャマトリオ、まどか先輩、稀神サグメ、大空スバル、冰龍イヴェルカーナ、ベルモット、ロバート・アキュトロン、真庭蝙蝠、虚無の心を得た放浪者、宮沢尊鷹、切間撻器、滝澤政道
行動不能者リスト: 三雲修、伏黒甚爾(致命傷・右腕欠損)、宮沢熹一(幻突直撃、腹部貫通)
戦場マップ: ゴーストタウン・広場 研究施設/レストラン/摩天楼/スーパー銭湯/ゲームセンター/コンビニ/公衆トイレ/ラーメン屋/喫茶店/トラップハウス/路地裏/焼肉屋/湖畔/森林 - 11バトロ渡哲也25/10/20(月) 15:14:23
- 12バトロ渡哲也25/10/20(月) 15:18:43
ksk
- 13二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 15:34:12
しゃあっ A
- 14二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:25:37
保守
- 15バトロ渡哲也25/10/20(月) 21:52:35
ルール説明(再掲):
プレイヤーの操作する指揮官の選択で18名の隊員をうまく動かし8体のアノマリーを撃破する。戦闘フェーズの間に挟まる交流フェーズでは隊員の好感度を上げることができ、好感度が上がると次の戦場でのモチベーションが上がったり能力への理解が深まったりする。ただし、隊員の中には敵アノマリーの勝利を目的とする「内通者」と敵アノマリーと隊員をどちらも全滅させようともくろむ「黒幕」がいることに注意せよ。「内通者」が残す痕跡次第では「内通者」の正体を探ることもできる。
行動選択時に提示する選択肢以外の行動も選択可能だが…「下品なもの」「実現不可能な指令」「シナリオを崩壊させるもの」「その他スレ主が不適切と認めるもの」は安価剥奪のペナルティね!
※ちなみに今回「シナリオを崩壊させるもの」には「戦いからの撤退」と「敵を仲間になるよう勧誘」が含まれるっス
ワ…ワシ選択肢通りの安価が少ない理由に心当たりがあるんや…書き込みエラーや!
レスは文字数がある程度ないといけないから、「A」とだけ書き込もうとしてもエラーになってしまうんや!
「しゃあっA」みたいな感じで各自文字数水増ししてほしいのん - 16バトロ渡哲也25/10/20(月) 21:54:05
20ターン目:戦闘フェーズ(拳聖カクゴ)
私「清姫、宮沢を助けろ!応急処置と回復を急げ!アウラは牽制と防御に徹し、魔理沙は八卦炉のチャージを急げ!」
________________________________________
戦闘描写 - ターン4(清姫の特攻とカクゴの敗北)
(1)清姫の行動:愛の炎と回復
清姫は血まみれで倒れる宮沢熹一に駆け寄り、炎の力を注ぎ込んだ。
清姫「宮沢さん、お願いです、死なないでください! 貴方のいない世界でなどわたくしは生きていたくありません! 貴方を失うくらいなら、この身が灰になっても構いません! 愛しています、宮沢さん!」
炎の力で宮沢の大量出血は止まり、致命傷の悪化は防がれた。
(2)アウラの牽制とカクゴの反撃
断頭台のアウラは闇の鎖を展開してカクゴの動きを封じようと牽制したが、カクゴは「霧霞」で姿を消し、アウラの防御を破り、「幻突」を叩き込んだ。
アウラは大きく吹き飛び、満身創痍となった。
(断頭台のアウラがカクゴの幻突の直撃を受け、大きな手傷を負いました。)
- 17バトロ渡哲也25/10/20(月) 21:55:05
(3)最終決戦:清姫の悲壮な覚悟
アウラの負傷を見た清姫は回復を中断。霧雨魔理沙も八卦炉のチャージを完了させていた。カクゴは二人に対して、次の幻突の予備動作を見せる。
拳聖カクゴ「もう終わりです。貴方たちに、私を超える力はありません!」
霧雨魔理沙「くそ、遠距離魔法じゃ『弾丸滑り』で避けられちまう! 誰かが近距離に飛び込んで、奴の対処を強いるしかねぇが……」
清姫は宮沢の手をそっと離し、立ち上がった。その瞳には、愛する人を守るための静かな決意が燃え盛っていた。
清姫「わたくしが参ります。宮沢さんのために……そして、皆さんの未来のために。魔理沙さん、わたくしの命と引き換えに、貴女の一撃に全てを託します。」
清姫は炎の鞭をカクゴに向かって放ちながら、自らも猛然と突っ込んだ。それは、己の命を懸けてカクゴの「弾丸滑り」を封じ、魔理沙に勝利の道筋を開く悲壮な特攻だった。
カクゴは清姫の接近を見て、「幻突」をキャンセルし、清姫に向かって渾身の「象塊」による拳を放つ。
清姫「えいっ!」
清姫は拳を躱しきれず、炎の鞭で防御したが、その衝撃で身体が大きく弾き飛ばされた。彼女は瓦礫に叩きつけられ、全身から血を噴き出し、目の前が真っ暗になった。数分と経たず失血死するだろう。
(清姫がカクゴの渾身の一撃を受け、致命傷を負い意識を失いました。)
- 18バトロ渡哲也25/10/20(月) 21:56:07
- 19バトロ渡哲也25/10/20(月) 21:57:19
カクゴの最期と真の敵の露見
爆発で半身を失ったカクゴは、部隊の勝利を認め、その巨大な体を地面に横たえた。
拳聖カクゴ「……よく……やり遂げました。無念ですが……あなたがたのような強者に葬られるのであれば半ば本望です。私はあの世へ弟子たちに叱責されに参りましょう……」
カクゴが最期の言葉を口にしたその瞬間、突如として、カクゴの体から漆黒の霊力が湧き上がり、彼の意思に反して吸い上げられ始めた。
拳聖カクゴ「何……を……⁉ この力は……!」
その漆黒の霊力の奔流の中心から、断頭台のアウラが立ち上がった。彼女が「服従させる魔法」を利用して自らの傷を負った体へとカクゴの力を吸収するにつれて、その魔力は際限なく増幅した。
断頭台のアウラ「フフ……ご苦労だったわ、カクゴ。これであなたの力は私のものよ。」
指揮官「何をしているアウラ! 放浪者の『夢見の釘』で嘘をついていないと確かめたのに……!」
断頭台のアウラ「馬鹿な人間だわ。あの『夢見の釘』で私の嘘を暴けるとでも思ったのかしら? 私は大魔族アウラ。あの勇者ヒンメルをも騙し通した大魔族よ。」
彼女は『服従させる魔法』を応用し、自分が真実を明かすことのないよう魔法をかけていたのだ。
断頭台のアウラ「貴方たちもアノマリーも、私の計画の素晴らしい駒だったわ。ファントムは人間を憎んでテロ行為に走ったけど、その憎悪は私が植え付けてあげたのよ。」
断頭台のアウラ「キエを捕らえて人体実験を行うよう一部の政治家に働きかけたのも私よ。人間の指導者に虐げられたアノマリーたちがテロに走れば、討伐部隊の編成は不可避じゃない。貴方たちと行動を共にすれば、安全にカクゴから力を奪い、全てを掌握できるわ。」
断頭台のアウラ「ヒンメルの下で抑圧されていた私の魂は、彼の死によって解放されたわ。私は、この『服従させる魔法』で全ての人間が私に跪かせようと思うの。完全なる支配の世界は目の前よ!」
- 20バトロ渡哲也25/10/20(月) 21:58:22
そのとき、ぐったりとしていたカクゴが口を開いた。その双眸はこれまで見たこともないような怒りに震えていた。
拳聖カクゴ「私には……争いを止めることはできなかったが……あなたのような独裁者こそが、真の絶望だということはわかる。個人の自由を否定する秩序など、どこに希望があるというのか。キエの望んだ平和な世界とはかけ離れている。」
カクゴ「彼らとの戦いの中で、もののふとして死ぬのであればよかった…しかし私は、あなたのような方に敗れるのは御免です…!」
カクゴは、絶命する寸前の最後の抵抗として、「陰陽互根」で戦闘不能者たちと自らの魂をつなげた。これは、アウラに吸収されるはずの自身の力を用いて、戦闘不能者たちが負ったダメージを、自らの体へと移植する荒業だった。
拳聖カクゴ「私が言えたことではないが……あなた方は、こんな卑劣な輩に負けてはならない! 希望を、未来を……掴み取りなさい! キエが笑える世界を……!」
カクゴは絶命の言葉と激励を部隊に残し、全ての力をアウラに吸い尽くされ、完全に崩壊し絶命した。
(カクゴは最期の抵抗として、自身の魂と生命力を代償に負傷者(三雲修、伏黒甚爾、宮沢熹一、霧雨魔理沙、清姫)のダメージを移植し、全員を治癒しました。)
- 21二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:58:32
まぁそうだろうな
- 22二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:58:40
やっぱクソっスね、魔族は…
- 23バトロ渡哲也25/10/20(月) 21:59:25
生存者たち
カクゴの力が、行動不能者たちの肉体と魂を治癒し、全員が驚愕と怒りの表情を浮かべた。
宮沢熹一(治癒、戦線復帰)「っ、アウラ! お前、ワシらを嵌めよったか!
(宮沢熹一の心の声:おおっ、身体が全快しとる! カクゴの奴、最期に粋な計らいしよるのォ! しかし、アウラのあの魔力、凄まじいわ。けど、怖くない! 清姫ちゃんが「愛してる」と告白してくれて、ワシは生き返ったんや! こんなとこで負けるわけにはいかんやろが! 灘の力、見せてやらんとな!)」
清姫(覚醒、治癒、戦線復帰)「宮沢さんの傷が……! でも……まさか、貴女が、これほどの憎悪を生み出した原因だったなんて! 許せません!」
霧雨魔理沙(治癒、戦線復帰)「魔力が……回復してやがる。カクゴの野郎め……。それにしてもとんだ魔族が潜んでいたもんだぜ。いいぜ! 受けて立つ!」
三雲修(治癒、戦線復帰)「僕の想定が、こんなにも浅はかだったとは……! まさか、僕たちの協力者が敵だったなんて……!」
伏黒甚爾(治癒、戦線復帰)「動ける……。滝澤、テメェは最後の目標を見つけて散ったか。俺にゃそんな綺麗なもんはねぇが、この女だけは、好きにさせねぇぞ。」
- 24バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:00:39
21ターン目:戦闘フェーズ(大魔族アウラ)- ターン1(最終決戦)
指揮官の思考
最悪の裏切りだ。まさか、これまで共に戦ってきたアウラが、全てを裏で操っていた真の敵だったとは。放浪者の『夢見の釘』すら欺いたという事実は、彼女が単なる黒幕ではなく、計り知れない魔力と狡猾さを持った『大魔族』だということを示している。
カクゴの犠牲で全員が治癒したとはいえ、アウラはカクゴの力を吸収して魔力が大幅に増強されている。対する我々の戦力は、三雲、伏黒、宮沢、清姫、魔理沙の五人。全員が満身創痍から回復したばかりで、疲労は残っているはずだ。
指揮官の指示を選択してください。(断頭台のアウラ)
A. 総力戦: 復活した全員でアウラへと一斉に攻撃を仕掛ける。最初の行動で魔力を使い切らせる勢いで猛攻を加える。
B. 清姫と宮沢の連携: 宮沢と清姫に連携を取らせ、アウラに近接攻撃を仕掛けさせる。他のメンバーは遠距離から牽制と援護を行う。
C. 防御と情報収集: 全員に防御に徹し、アウラの魔力と能力を分析させる。三雲にアウラの弱点を探るよう指示する。
D. 伏黒甚爾の特攻: 伏黒甚爾に単独でアウラへと特攻を仕掛けさせ、その隙に魔理沙が最大の魔法を準備する。
生存者リスト: 断頭台のアウラ(黒幕、魔力増強)、霧雨魔理沙(治癒、戦線復帰)、清姫(覚醒、戦線復帰)、宮沢熹一(治癒、戦線復帰)、伏黒甚爾(治癒、戦線復帰)、三雲修(治癒、戦線復帰)
死亡者リスト: おジャマトリオ、まどか先輩、稀神サグメ、大空スバル、冰龍イヴェルカーナ、ベルモット、ロバート・アキュトロン、真庭蝙蝠、虚無の心を得た放浪者、宮沢尊鷹、切間撻器、滝澤政道、拳聖カクゴ
行動不能者リスト: なし
戦場マップ: ゴーストタウン・広場 - 25バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:02:43
指揮官の行動>>26
- 26二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:02:59
ワンチャン服従がバグりそうなDだGO-っ!
- 27バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:22:21
21ターン目:戦闘フェーズ(大魔族アウラ)- ターン1(最終決戦)
私「伏黒甚爾!単独で特攻を仕掛けろ!注意しろ、アウラの服従の魔法には絶対に屈するな!その隙に魔理沙は最大の魔法を準備しろ!」
カクゴの力を吸収し、魔力が桁外れに増強されたアウラは、必殺の魔法を解放した。
断頭台のアウラ「あまり調子に乗らないことね。跪きなさい! 服従させる魔法!」
支配の光が伏黒の身体を貫く。しかし、伏黒の肉体は光を透過して何の反応も示さない。
伏黒甚爾は天与の暴君として覚醒し、呪力という『魂の輪郭』を持たない純粋な肉体を獲得している。服従させる魔法は相手の魔力を測定し、魂の重さを比較する。伏黒は魔力どころか「測量可能な魂」を持たないため、アウラの魔法は発動条件を満たせなかったのだ。
断頭台のアウラ「なっ……!効かない?まさか、魔力の痕跡どころか、魂の重ささえ測れないなんて……この私の支配が通用しない人間がいるだなんて!」
アウラは動揺で顔を歪ませ、魔力が一瞬、弛緩した。
そのすきを見逃さず、天与の暴君はアウラに向かって猛烈に加速した。アウラが魔法を発動するわずかな間を突き、伏黒は右腕を失った分を補うように、呪具を握る左腕で強烈な掌底をアウラの顔の横へと叩き込んだ。
伏黒甚爾「テメェの天秤遊びに付き合う気はねぇぞ、大魔族!」
断頭台のアウラ「ぐ……っ!」
伏黒の純粋な物理攻撃は、魔族の肉体にも強烈な衝撃を与え、アウラの魔力を一瞬、乱した。
- 28バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:24:44
断頭台のアウラ「フフ……予想外の人間じゃない。でも、貴方を倒す術はこれだけじゃないわ! カクゴの力で死になさい! 幻影滅殺(アゼリューゼ・ファントム)!」
アウラは即座に体勢を立て直し、カクゴの霊力を応用した幻術に似た魔術を展開した。伏黒の周囲の空間が一瞬で歪み、そこにカクゴの「幻突」を遥かに凌ぐ、漆黒の霊力を纏った拳が出現した。
伏黒甚爾は左腕で防御を試みるが、失った右腕での支えがないため、威力を受け止めきれない。漆黒の拳は左腕の防御を破り、伏黒の腹部に直撃した。伏黒は堪えきれず、大量の血を吐きながら後方へと弾き飛ばされ、その動きが鈍った。
伏黒甚爾「ぐ……っ、チッ、クソったれが……!」
(伏黒甚爾がアウラの幻魔術「アゼリューゼ・ファントム」の直撃を受け、大ダメージを負い行動が鈍くなりました。)
その緊迫した状況の中、霧雨魔理沙の八卦炉からは、極限まで圧縮された光が溢れていた。
霧雨魔理沙「ちっ、伏黒がやられたか!でも、チャージは完了だ!」
(霧雨魔理沙の最大魔法のチャージが完了しました。)
- 29バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:28:03
(宮沢熹一の心の声:伏黒がやられてもうた! アウラ、あの一瞬の動揺であんな魔術を繰り出しよるとは。なんて恐ろしい魔力や! でも、この隙を逃したらアカン! 清姫ちゃん、皆、ここが正念場や! ワシが囮にでもなんでもなるで!)
指揮官の思考
伏黒の特攻は最高の結果を生んだ。アウラは「服従させる魔法」が効かなかったことに動揺し、一瞬の隙を見せた。しかし、カクゴの力を利用した新たな魔術は、彼の左腕での防御を容易く打ち破り、大ダメージを負わせた。伏黒はもう長くは持たない。
魔理沙の最大魔法は準備が完了している。アウラが動揺している今が、大技を叩き込む最良の機会だ。しかし、魔理沙の魔法は広範囲だ。伏黒がまだアウラの近くで倒れているため、巻き込みを避ける必要がある。
- 30バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:29:19
指揮官の指示を選択してください。(大魔族アウラ)
A. 魔理沙の即時攻撃と清姫の防御: 魔理沙にチャージ済みの魔法をアウラへと即座に発射させる。清姫は炎の壁を作り、伏黒をアウラから引き離す。
B. 清姫と宮沢の連携と三雲の援護: 宮沢と清姫に連携でアウラへと近接攻撃を仕掛けさせる。三雲は伏黒へと牽制射撃を行い、魔理沙は魔法の狙いを定める。
C. 三雲の策と伏黒の回収: 三雲に伏黒を安全な場所へと回収する策を指示し、宮沢と清姫が時間稼ぎをする。魔理沙はアウラを牽制する。
D. 宮沢の単独特攻: 宮沢にアウラへと特攻を仕掛けさせる。伏黒の件で油断したアウラに一撃を加えることを狙う。他のメンバーは援護に徹する。
ターン終了時データ
生存者リスト: 三雲修(活動可能) 伏黒甚爾(活動可能:大ダメージ) 宮沢熹一(活動可能) 清姫(活動可能) 霧雨魔理沙(活動可能:最大魔法チャージ完了) 断頭台のアウラ(敵:魔力増強)
行動不能者リスト: なし
死亡者リスト: 半喰種「オウル」・滝澤政道 虚無の心を得た放浪者 ベルモット 宮沢尊鷹 切間撻器 真庭蝙蝠 冰龍イヴェルカーナをアニキと慕うおジャマトリオ 冰龍イヴェルカーナ 拳聖カクゴ
戦場マップ: 研究施設/レストラン/摩天楼/スーパー銭湯/ゲームセンター/コンビニ/公衆トイレ/ラーメン屋/喫茶店/トラップハウス/路地裏/焼肉屋/湖畔/森林 - 31バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:31:47
指揮官の行動>>32
- 32二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:32:04
B…
- 33バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:42:33
21ターン目:戦闘フェーズ(大魔族アウラ)- ターン2
私「宮沢と清姫!連携でアウラへと近接攻撃を仕掛けろ!三雲は伏黒がアウラに近づかないよう牽制射撃だ!魔理沙、魔法の狙いを定めて待機しろ!」
________________________________________
戦闘描写 - ターン2(連携攻撃と三雲の問いかけ)
(1)清姫と宮沢の連携突撃
伏黒の犠牲が生んだ隙を逃さず、宮沢熹一と清姫がアウラへと同時に躍りかかった。
清姫「宮沢さん、炎を纏います!」
宮沢熹一「任せて清姫ちゃん!一気に畳みかけるで!」
清姫は炎の鞭でアウラの周囲を焼き払い、宮沢はその炎の熱を利用して懐に潜り込もうとした。
(2)アウラの反撃と支配魔法の脅威
断頭台のアウラは両者の連携に顔を歪めたが、カクゴの魔力に裏打ちされた防御で攻撃を受け止めた。
断頭台のアウラ「邪魔だわ、痴れ者! この程度の熱、大魔族の私には通用しないわ!」
アウラは魔力を解放し、再び『服従させる魔法』の支配の光を、魔力を持つ清姫と魔理沙に向かって放った。
- 34バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:45:43
(3)清姫の抵抗と魔理沙の支配
清姫は炎の鞭を盾にして抵抗するが、カクゴの魔力を得たアウラの力はあまりに強大だった。清姫は支配の光に身体を貫かれるが、宮沢への愛と自らの炎で、辛うじて意識を保った。
清姫「ぐっ……宮沢さん……逃げて……!」
一方、最大魔法の準備に集中していた霧雨魔理沙は、その支配の光を完全に受けてしまった。彼女の八卦炉の光が一瞬で黒く染まり、その目から光が失われた。
霧雨魔理沙(支配下)「……御意。主人の命令を。」
断頭台のアウラ「フフ……賢い魔法使いは、役に立ってちょうだい。魔理沙、そのチャージした魔法を、この場にいる全ての人間に向かって放ちなさい。」
霧雨魔理沙(支配下)「了解。恋符『マスタースパーク』……目標を設定……」
(霧雨魔理沙が断頭台のアウラに「服従させる魔法」によって支配され、アウラの忠実な下僕となりました。彼女はチャージ済みの最大魔法を部隊へと向けます。)
参ったなあ根性でアゼリューゼ耐え始めちゃった
- 35二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:47:53
お前清姫をなんだと思ってるんや
愛だけで自身を蛇に変容させたヤンデレやぞ - 36バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:48:14
(4)三雲の牽制と問いかけ:時間稼ぎ
その最悪の状況下で、三雲修は冷静に行動した。彼は伏黒がアウラに近づかないよう、伏黒の足元へと牽制射撃を行いつつ、魔理沙の支配に気を取られたアウラに敢えて問いかけ、その注意を自身に向けさせた。
三雲修「アウラ!貴女は『服従させる魔法』が使える。なぜ、その力を使って直接、政治家に討伐部隊の編成を命令させなかったんですか? アノマリー側のテロを誘導するような遠回りな手段を取る必要はなかったはずだ!」
断頭台のアウラ「フフ……馬鹿な人間ね。貴方たちのリーダーも愚かだけど、貴方も論理的すぎてつまらないわ。」
断頭台のアウラ「過去、私は勇者ヒンメルに従うしかなかった。私の目的は、単なる支配じゃない。貴方たち人間が『自分たちの愚かさと醜さ』によって、崩壊する様を見たいのよ。人間が自滅していく……その上で私が救世主として現れ、全ての人間を屈服させるの!この屈辱を晴らすには、この上なく愉快で完璧な方法だわ!」
アウラがその傲慢な理由を語る間、三雲は牽制を続け、その一瞬の隙こそが、宮沢たちが体勢を立て直す貴重な時間となった。
- 37バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:52:04
(5)宮沢の緊急離脱と体勢の立て直し
清姫が支配の影響で動きが鈍ったこと、そして魔理沙の最大魔法が部隊へと向けられたことを察した宮沢は、三雲が稼いだ時間を利用して清姫を抱え、大きく後退した。同時に、彼は大ダメージを負い動けない伏黒甚爾の傍も離れた。
宮沢熹一「清姫ちゃん、すまん! 今は逃げるで! 伏黒も何とか持ちこたえてくれ! 魔理沙、正気に戻らんかいっ!
(宮沢熹一の心の声:くそっ! 魔理沙の魔法が直撃したら一たまりもないで! 清姫ちゃんはなんとか生きてるけど、もう動けん! ワシがなんとかせんと!)」
宮沢は清姫と共に岩陰へと身を隠し、魔理沙の魔法の射線から外れた位置で体勢を立て直した。
________________________________________
指揮官の思考
最悪の事態だ。魔理沙が操られ、チャージ済みの『マスタースパーク』が我々に向いている! 伏黒は大ダメージで動けず、清姫も支配の影響で弱体化した。しかし、三雲の機転と宮沢の迅速な行動により、部隊は壊滅を免れた。
魔理沙の魔法は即座に発射されるだろう。避けるか、止めるかしかない。魔理沙を粉みじんに破壊することで魔法は止まるが、それはあまりに悲しい選択だ。魔理沙を傷つけずに魔法を止める方法はないのか。
- 38二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:53:09
誰も欠けないでほしいですね……本気でね
- 39二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:54:29
精神攻撃が無効化される放浪者が欠けてるのが痛すぎルと申します
- 40バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:56:56
指揮官の指示を選択してください。(大魔族アウラ + 支配下の霧雨魔理沙)
A. 魔理沙の魔法の回避に専念: 全員に魔理沙の魔法の回避を最優先で指示する。三雲に周囲の障害物の利用を促す。
B. 宮沢による魔理沙への肉弾戦: 宮沢に清姫を守りつつ、魔理沙へと近接戦闘を挑ませ、魔法の発動を阻止させる。他のメンバーはアウラを牽制する。
C. 清姫による魔理沙への懇願: 清姫に魔理沙へと呼びかけさせ、魔理沙の支配を解くことを試みる。その隙に三雲が魔理沙の八卦炉を狙撃する。
D. 伏黒の囮と総力攻撃: 負傷した伏黒にアウラへの囮攻撃を続行させ、魔理沙の魔法の発射を遅延させる。その隙に宮沢、清姫、三雲の全員でアウラへと一斉攻撃を仕掛ける。________________________________________
ターン終了時データ
生存者リスト: 三雲修(活動可能) 伏黒甚爾(活動可能:大ダメージ、行動制限) 宮沢熹一(活動可能) 清姫(活動可能:支配の影響で弱体化) 断頭台のアウラ(敵:魔力増強、優勢) 霧雨魔理沙(敵:アウラに支配され、最大魔法発射準備中)
行動不能者リスト: なし
死亡者リスト: 半喰種「オウル」・滝澤政道 虚無の心を得た放浪者 ベルモット 宮沢尊鷹 切間撻器 真庭蝙蝠 冰龍イヴェルカーナをアニキと慕うおジャマトリオ 冰龍イヴェルカーナ 拳聖カクゴ
戦場マップ: 研究施設/レストラン/摩天楼/スーパー銭湯/ゲームセンター/コンビニ/公衆トイレ/ラーメン屋/喫茶店/トラップハウス/路地裏/焼肉屋/湖畔/森林 - 41バトロ渡哲也25/10/20(月) 22:59:19
指揮官の行動>>42
- 42二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:59:27
- 43二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:01:07
- 44二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:23:24
このレスは削除されています
- 45バトロ渡哲也25/10/20(月) 23:24:57
22ターン目:戦闘フェーズ(大魔族アウラ)- ターン3
私「伏黒!負傷は承知だが、アウラに向かって牽制を続けろ!宮沢、清姫、三雲は伏黒に合流してアウラへと一斉に攻撃を仕掛けろ!魔理沙の「マスタースパーク」をアウラにあてさせるぞ!」
________________________________________
戦闘描写 - ターン3
(1)伏黒の決意と囮行動
大ダメージを負いながらも伏黒甚爾は立ち上がった。彼は指揮官の命令に従いつつ、自らの役割を悟っていた。今の自分は右腕を失い、内臓を潰されている。最も足手まといで、最も捨てやすい「囮」だ。
他者の痛みも自分の幸福も顧みなかった伏黒甚爾にとって、カクゴや滝澤との戦いは『痛み』という感情を教えた。今、彼にはこの仲間たちの『痛み』を終わらせるという、人生で初めての使命が生まれていた。
伏黒甚爾「おい、魔法使いの嬢ちゃんよ! こっちに飛び切りうまそうな獲物がいるぞ!こっちを狙え、クソッタレ!」
伏黒は魔理沙の八卦炉に向かって呪具を投げつけ、その注意を引きつけた。支配下にある魔理沙は、その威嚇に反応し、照準を最も挑発的な伏黒に向かって微調整した。その直線上にはアウラがいる。
↓↓↓
(2)全員の連携とアウラの誘導
宮沢は清姫を庇いながらアウラの足元へと低く潜り込み、清姫は弱々しい炎を出してアウラの視界から魔理沙を外した。三雲は伏黒とアウラの間を縫って牽制射撃を行い、アウラが動けないように追い込んだ。
断頭台のアウラ「な……なんてしつこいの! この程度の人間ごときが! 魔理沙! 早く放ちなさい!」
- 46バトロ渡哲也25/10/20(月) 23:27:05
(3)マスタースパークの直撃と三雲の阻止
霧雨魔理沙(支配下)「了解。恋符『マスタースパーク』……発射!」
極大の光が放たれた。その瞬間、三雲修は反射的にトリガーを起動し、伏黒を覆うシールドを展開しようとした。情にほだされた行動だった。
三雲修「伏黒さん! シールド!」
しかし、そのシールドが展開する一瞬前、伏黒の怒号が響いた。
伏黒甚爾「やめろ! 小僧! 作戦を台なしにするな!」
彼の狙いはただ一つ、アウラへの直撃だ。
マスタースパークは伏黒の身体と、その背後にいたアウラに向かって奔流となった。
(4)伏黒甚爾の最期
アウラは咄嗟の防御で致命傷を避けたが、魔法の威力は絶大だ。アウラは身体の半分を黒焦げにして吹き飛び、地面を転がった。
そして、光の奔流の中心で伏黒甚爾の肉体は一瞬で蒸発した。その最期の瞬間、彼の顔には諦めでも後悔でもない、僅かな達成感が浮かんでいた。
伏黒甚爾「チッ……あの餓鬼に『俺と同じようにはならなくていい』……って言ったのは俺なのにな……なんで俺のほうがテメェと同じになってんだ? 馬鹿にすんならしろよ……地獄でな……。」
(伏黒甚爾が霧雨魔理沙の最大魔法の直撃を受け、死亡しました。)
- 47二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:29:33
ふうんオラごと撃てぇということか
- 48二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:31:54
な…なんやこのおいしいシチュの死に方は…ギュンギュン
- 49二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:33:07
アウラへのダメージ最優先でシールドを拒む甚爾君…見事やな
- 50バトロ渡哲也25/10/20(月) 23:35:25
(宮沢熹一の心の声:伏黒……アイツ、やりよった! 魔理沙、正気に戻りおったな! 清姫ちゃん、三雲くん、魔理沙! ワシらの命はまだ終われへん! 行くで!)
アウラへの着弾の衝撃と魔力の乱れにより、アウラが魔理沙にかけていた『服従させる魔法』が解除された。
霧雨魔理沙「あ……り……うそだろ……伏黒……を……私が……!!」
魔理沙は自身が行ったことと、伏黒の消滅を目の当たりにした。絶望と同時に、アウラに操られ、仲間を手にかけた自分自身への凄まじい怒りが込み上げてきた。
霧雨魔理沙「許さない……絶対に許さねぇぞ、この魔族! そして、操られた自分もだ!私が、この手で決着をつけてやるぜ!」
魔理沙は再び八卦炉を構え、魔力を込め始めた。
(霧雨魔理沙の支配が解除され、伏黒甚爾の死への怒りにより、活動可能となりました。)
________________________________________
指揮官の思考
伏黒の犠牲と、三雲の咄嗟の判断を阻止した彼の意志によって、アウラに大ダメージを与えることに成功した!魔理沙も支配が解け、怒りで戦線に復帰した。
残るは宮沢、清姫、三雲、魔理沙の四人だ。アウラはマスタースパークの直撃を受けて大ダメージを負っている。この機を逃せば、再び『服従させる魔法』が放たれる可能性もある。今こそ総力を以て、アウラを討つ!
- 51バトロ渡哲也25/10/20(月) 23:36:37
指揮官の指示を選択してください。(大魔族アウラ)
A. 宮沢と清姫の連携による最終決戦: 宮沢に清姫を抱えたままアウラへと突撃させ、清姫の炎でアウラの動きを封じる。三雲と魔理沙は援護に徹する。
B. 三雲と魔理沙の遠距離攻撃: 三雲の射撃と魔理沙の魔法を連続でアウラへと集中させる。宮沢と清姫はアウラの防御を崩すため、牽制を行う。
C. 清姫の捨て身の炎と魔理沙の追撃: 清姫にその身を焦がすほどの炎を出してアウラへと特攻させる。魔理沙は清姫の炎が止まった後に最大魔法を放つ。
D. 宮沢の単独追撃: 宮沢にアウラへと単独で突撃させ、灘神影流の奥義を繰り出させる。清姫、三雲、魔理沙はその隙を見てアウラに一斉に攻撃する。
ターン終了時データ
生存者リスト: 三雲修(活動可能) 宮沢熹一(活動可能) 清姫(活動可能:支配の影響で弱体化) 霧雨魔理沙(活動可能:怒りで奮起) 断頭台のアウラ(敵:大ダメージ、活動可能)
行動不能者リスト: なし
死亡者リスト: 半喰種「オウル」・滝澤政道 虚無の心を得た放浪者 ベルモット 宮沢尊鷹 切間撻器 真庭蝙蝠 冰龍イヴェルカーナをアニキと慕うおジャマトリオ 冰龍イヴェルカーナ 拳聖カクゴ 伏黒甚爾
戦場マップ: 研究施設/レストラン/摩天楼/スーパー銭湯/ゲームセンター/コンビニ/公衆トイレ/ラーメン屋/喫茶店/トラップハウス/路地裏/焼肉屋/湖畔/森林 - 52バトロ渡哲也25/10/20(月) 23:38:52
指揮官の行動>>53
- 53二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:39:13
AとB……
- 54二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:40:19
このまま決着してほしいですね……
- 55二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 00:08:26
おそらくこれがラストだと思われる
- 56規制されたのん…25/10/21(火) 00:15:06
22ターン目:戦闘フェーズ(大魔族アウラ)- ターン3(最終決戦の序幕)
私「三雲の射撃と魔理沙の魔法を連続でアウラへと集中させ、宮沢に清姫を抱えたままアウラへと突撃させ、清姫の炎でアウラの動きを封じる!」
戦闘描写 - ターン3(三雲修の最期とアウラへの集中砲火)
(1)宮沢と清姫によるアウラへの封鎖
宮沢熹一は清姫を抱えたまま、黒焦げになった断頭台のアウラへと猛進した。清姫は弱体化した身体で、血のような赤黒い炎を噴出させた。
清姫「わたくしたちは絶対に貴女を許さない!」
炎はアウラの足元を焼き、宮沢がその炎を突き破ってアウラに肉薄した。宮沢は清姫を抱えたまま、渾身の消力を込めた掌底をアウラの胸に叩き込んだ。
宮沢熹一「伏黒が作ってくれた道や! 死んだらアカンのは、ワシだけやないんや!」
アウラは宮沢の掌底を受けたが、その魔力の鎧で致命傷を免れた。しかし、体勢は大きく崩れた。
(2)三雲修の決意:防御の破壊と攻撃の誘導
三雲修は、アウラの次の反撃が清姫や宮沢に向かうことを恐れ、敢えてアウラの視界に入る位置でトリガーの連射を続行した。
三雲の光弾は、アウラの身体の表面を覆う黒い魔力の鎧の脆い部分を精密に貫いた。三雲の狙いは、致命傷ではなくアウラの防御を剥がし、魔理沙の魔法が核に届く道筋を作ることだ。何十何百と連射された光弾が鎧を削り取り、アウラの肉体を露出させた。
断頭台のアウラ「ぐっ……! この光の弾が……私の防御を削っている! あなた何なのよ!」
- 57バトロ渡哲也25/10/21(火) 00:16:36
アウラは宮沢たちへの反撃を諦め、全魔力を集約した「アゼリューゼ・ファントム」を発生させた。その幻影の拳は、三雲へと一直線に迫った。三雲は、アウラの攻撃の矛先が自分に向いたことを確認し、安堵の表情を浮かべた。
三雲修「……ライノセロスとの戦いで本来は死んでいた命です。今更死ぬのは怖くありません。」
三雲は最後のトリガーを押し込み、光弾を連射する。
三雲修「このままだと伏黒さんに怒られたままです……! だから、勝ちます! 皆を、勝たせます!」
直後、漆黒の幻影の拳は三雲を呑み込み、彼の身体は一瞬で塵と化した。三雲の最後の弾丸はアウラの魔力の鎧をはがし、表皮を露出させるに至った。
(三雲修が断頭台のアウラに反撃を受け、死亡しました。)
- 58バトロ渡哲也25/10/21(火) 00:21:27
(3)魔理沙の怒りの追撃
三雲の死によってアウラの攻撃が止まった、僅かな時間。霧雨魔理沙はその隙を見逃さなかった。彼女はすべての魔力を一点に集中させた「怒りの一撃」を放つ。
霧雨魔理沙「これが……私のケジメだ!くたばっちまえ!」
光は宮沢と清姫の間をすり抜け、体勢を崩し、三雲の光弾で魔力の鎧を剥がれ落ちたアウラの胴体を深く貫いた。直前まで魔力の鎧に守られていた部分に魔法が直撃したことで、アウラは致命的なダメージを負った。
断頭台のアウラ「ぎゃああああああ!」
アウラは絶叫し、全身から黒煙を噴き出させた。肉体は深く抉られ、その場に倒れ込んだが、驚異的な生命力でかろうじて息を繋いでいる。しかし、その胸の奥でカクゴから奪った魔力の塊が、最後の輝きを放った。
(断頭台のアウラが霧雨魔理沙の魔法で大ダメージを受けました。アウラの体内には、拳聖カクゴから奪った魔力が最後の一発分だけ残っています。)
- 59バトロ渡哲也25/10/21(火) 00:24:36
指揮官の思考
伏黒、三雲という二名の犠牲と、残った者たちの決死の連携でアウラに決定的なダメージを与えた! しかし、倒れているアウラの胸元から、不気味な魔力の奔流を感じる。あれは拳聖カクゴから奪った魔力の残滓か? 奴はまだ、最後の一撃を放てる力を隠し持っている! 油断すれば、残ったメンバーも全滅する。宮沢、清姫、魔理沙の手で、確実にトドメを刺す!
(宮沢熹一の心の声:くそっ!まだ終わらんのか!あの胸の奥の魔力……危ないで!)
指揮官の指示を選択してください。
A. 宮沢と清姫による近接決着: 宮沢に清姫を抱えたまま、大ダメージを受けたアウラへと特攻させ、清姫の炎でトドメを刺すよう指示する。魔理沙は援護に徹し、アウラの反撃の魔力が最大に達したら撃つ。
B. 魔理沙の追撃: 魔理沙に魔法を練り上げ、動けないアウラへとトドメの一撃を放つよう指示する。宮沢と清姫は魔理沙を守り、アウラの最後の魔力の発動を阻止する。
C. 宮沢の単独奥義: 宮沢に清姫を安全な場所に置き、灘神影流の奥義を使ってアウラに決着をつけさせる。魔理沙と清姫はアウラの最後の一撃を警戒させ、宮沢を救助させる。
D. 清姫の単独特攻: 清姫に最後の力でアウラの核を目指して特攻させる。宮沢と魔理沙は遠距離から清姫を援護し、アウラの最後の魔力の発動を阻害する。
ターン終了時データ
生存者リスト: 宮沢熹一(活動可能) 清姫(活動可能:支配の影響で弱体化) 霧雨魔理沙(活動可能:怒りで奮起) 断頭台のアウラ(敵:大ダメージ、カクゴの魔力残り僅か、活動可能)
行動不能者リスト: なし
死亡者リスト: 半喰種「オウル」・滝澤政道 虚無の心を得た放浪者 ベルモット 宮沢尊鷹 切間撻器 真庭蝙蝠 冰龍イヴェルカーナをアニキと慕うおジャマトリオ 冰龍イヴェルカーナ 拳聖カクゴ 伏黒甚爾 三雲修
戦場マップ: 研究施設/レストラン/摩天楼/スーパー銭湯/ゲームセンター/コンビニ/公衆トイレ/ラーメン屋/喫茶店/トラップハウス/路地裏/焼肉屋/湖畔/森林 - 60バトロ渡哲也25/10/21(火) 00:26:35
指揮官の行動>>61
- 61二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 00:32:12
全員による全力一斉攻撃
- 62二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 00:34:15
王道展開でリラックスできますね
- 63二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 01:12:06
22ターン目:戦闘フェーズ(大魔族アウラ)- ターン4
戦闘描写 - ターン4(愛と怒りの最終決戦)
(1)最後の魔力の発動と清姫の決意
地面に倒れ込んだ断頭台のアウラは、その胸の奥に残されたカクゴの魔力の塊を、すべて引きずり出した。黒と赤が混ざり合った禍々しい光は、アウラの手に集約され、すべてを消滅させる最後の一撃となって魔力を練っている霧雨魔理沙に向かった。
断頭台のアウラ「ぐ……っ! 貴様ら人間ごときが調子に乗らないでちょうだい! 復讐の炎は、まだ消えていないわ……! 全員、消え去ればいいじゃない!」
その強大な魔力の放出を前に、清姫は弱体化した身体でも宮沢の前に躍り出た。彼女は、愛する宮沢を守るため、自らが灰になる覚悟を決めた。
清姫「宮沢さん!いけません!貴方様まで失っては……!」
清姫の身体から、最後の炎が迸ろうとする。自爆に近い捨て身の炎で、魔力を相殺するつもりだ。
(2)魔理沙の決意と清姫への呼びかけ
清姫の決意を感じ取った魔理沙は、目を見開いた。脳裏にはカクゴ戦で清姫が「囮」となって自分たちに道を開いた姿が蘇る。もう誰も、こんな悲しい決意をさせるものか。
霧雨魔理沙「清姫! 待て!」
魔理沙は練っていた魔法を中断し、清姫とアウラの間に割って入った。
霧雨魔理沙「あんたは、宮沢と幸せになるんだろ。私の無力で伏黒は死んだ……三雲だって……。だから、今度は私の番だぜ!」
魔理沙は清姫に向かって八卦炉を差し出した。
霧雨魔理沙「清姫……あんたの『愛の炎』を、私に貸してくれ! 最強のマスタースパークを放つ! それと同時にあんたたちは側面から奴を狙ってくれ。指揮官の命令通りいくぜ。私たちで一斉攻撃だ」
清姫「魔理沙さん……! わかりました……この炎は、すべてを焼き尽くす愛の炎!」
- 64二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 01:18:10
- 65二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 01:19:27
あううっ…魔理沙も生き残れないのかあっ
- 66二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 01:32:48
(4)アウラの最後の罠
断頭台のアウラ「人間共はなんて浅はかさなのかしら! この復讐は、誰も止めることはできないのに!」
そこに、宮沢熹一が、清姫を後ろに引き連れて、アウラの側面へと一気に肉薄した。
宮沢熹一「今や! 清姫ちゃん!」
清姫「はい、宮沢さん!」
清姫の炎がアウラを包み込もうとした、その瞬間。アウラの口元に嘲笑が浮かび上がった。
断頭台のアウラ「狙い通りよ、人間!お馬鹿さんね!」
この展開こそが、アウラの狙いだった。大規模光線を打ち魔力切れで動けないと錯覚させたところをカウンターで仕留めようとしていたのだ。
アウラは光線に残していた僅かな魔力とアゼリューゼ・ファントム(幻突の模倣技)の残滓を総動員し、ゼロ距離で漆黒の幻影の拳を宮沢と清姫へと叩き込んだ。
- 67バトロ渡哲也25/10/21(火) 01:44:44
- 68二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 01:47:54
このレスは削除されています
- 69バトロ渡哲也25/10/21(火) 01:51:10
(6)宮沢の言葉とトドメの一撃
宮沢熹一「三雲に言っとったことがずっと引っかかっとったんやが、アウラ! お前のやっていることは復讐やない! ただの憂さ晴らしや! ワシが伝え聞いとる魔族は、くだらない憂さ晴らしなんてせず、合理的に冷酷に目標へ進んだはずや!」
断頭台のアウラ「お前に何が……!」
宮沢熹一「アノマリーにテロを起こさせるなんちゅう憂さ晴らしに囚われたっちゅうことは、お前自身が『人間の悪意』に影響されてしまったんや! お前が今使った技を跳ね返せたのも同じや。カクゴのとはそれを使う覚悟が全然違うわっ!」
カクゴの魔力とアウラ自身の魔力の波濤返しを受け、最早アウラに反撃の力は残っていない。
宮沢熹一「人間の悪意が起こした悲劇の連鎖は、ワシら人間が断ち切らねばあかんのや!」
宮沢は、自身の渾身の消力を込めた拳をアウラの核へと叩き込んだ。同時に、清姫は最後の愛の炎を、宮沢の拳に重ねるようにアウラの核へと噴出させた。
断頭台のアウラ「あり……え……ない」
剛の拳と愛の炎の融合攻撃がアウラの核を砕いた。アウラは光となり、静かに霧散した。長く苦しい戦いが、終焉を迎えた瞬間だ。
(断頭台のアウラを宮沢熹一と清姫の連携攻撃により撃破しました。これにより、このエリアの敵はすべて討伐されました。)
【ゲームクリア!】
指揮官、長い戦い、本当にお疲れ様でした。 18名の隊員と共に、あなたは世界を救いました。 そして、真の黒幕アウラを打倒しました。 ありがとうございました。
(生還したのは宮沢熹一、清姫、霧雨魔理沙の三人だった。清姫は魔力の使用による肉体の弱体化は激しいが、生還した。霧雨魔理沙は最後の光線を受けたものの相殺に成功し、右足の欠損で済んだ。宮沢は清姫と魔理沙を抱え、疲れ果てて立ち尽くしている。)
- 70二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 02:04:00
- 71バトロ渡哲也25/10/21(火) 02:09:04
エピローグ:悪意の連鎖の断絶と、新たな関係
(1)戦いの終わりと魔理沙の重傷
宮沢の拳と清姫の炎がアウラを消滅させた後、戦場には静寂が訪れた。血と泥と魔力の焦げた匂いが立ち込める中、宮沢熹一は清姫を支え、重傷を負った霧雨魔理沙のもとへと駆け寄った。
魔理沙はアウラのカウンターを間一髪で避けたものの、波濤返しの余波とアウラの魔力の奔流に巻き込まれ、右足の膝から下を失い、意識を保つのが精一杯だった。
霧雨魔理沙「けっ……あんだけかっこつけてたのに生き残っちまったな……」
魔理沙は自嘲気味に笑い、伏黒と三雲の死を思って、バツが悪そうに視線をそらした。
清姫「魔理沙さん!」
清姫は宮沢の腕から離れ、魔理沙に抱きついた。愛する人を守ってくれた友への感謝と安堵の涙が、彼女の頬を伝った。
清姫「ご無事でよかった……本当に、ありがとうございます……!もう、貴方様までいなくなってしまったら、私は……」
霧雨魔理沙「ぐっ……あ、あんたまで泣かせるたぁ、タチが悪いぜ……。いてて……早く治してくれよ、清姫。義足くらいはどうにかなるんだろ、魔法でさ!」
清姫は頷き、宮沢からトリアージキットを受け取り、魔理沙の止血と応急処置を開始した。
- 72バトロ渡哲也25/10/21(火) 02:14:24
(2)宮沢への猛アタックと魔理沙の観察
治療が一段落し、安堵の息をついた清姫は、今度は宮沢に顔を向けた。彼女の表情は、戦場の厳しさから一転して愛に満ちたものに変わっていた。
清姫「宮沢さん。その……長い戦いの間、ずっと貴方様の強さと優しさに支えられてきました。」
清姫は宮沢の血の付着した手をそっと取った。
清姫「あの……これからは、『宮沢さん』ではなく……『熹一さん』と呼ばせていただけませんか? できればその……一緒に暮らすのもいかがでしょう? いいお家を用意して見せますから。」
清姫の愛に満ちた瞳と予想外の直球の猛アタックに、武の達人である宮沢熹一は思わずたじたじと後ずさった。
宮沢熹一「え、えーっと……熹一さんって、清姫ちゃん! そ、それは……ワシはまだそんな……」
清姫「駄目ですか? ですが、私はもう熹一さんとの人生しか考えることができないのです……!」
清姫は涙目で訴えかける。その様子を、横で右足を失いながら包帯を巻かれている霧雨魔理沙は生温かい目で見つめていた。
霧雨魔理沙「ヒューヒュー。灘の達人さんも恋の炎の前じゃ、たじたじだな。その調子じゃ人生の達人への道は遠いぜ、宮沢。」
宮沢熹一「うるさいわ、魔理沙! お前は大人しく治療受けとけ! 清姫ちゃんも、ま、まあ……その……考えとくわ……」
宮沢の顔は真っ赤になり、さっきまでの落ち着きは完全に失われていた。彼はこれまで通り、心の声だけやかましい青年に戻っていくのだろう。
- 73バトロ渡哲也25/10/21(火) 02:15:55
(3)悪意の連鎖の断絶と未来
伏黒甚爾、三雲修を含め、多くの犠牲を払ってアノマリーを乗り越えた彼ら。魔理沙の光が闇の中の道を照らし、清姫の炎は愛の力で魔族の悪意を打ち破り、宮沢の拳は人間の悪意を糾弾し、悲劇の連鎖を断ち切った。
世界に平和が訪れた後、彼らがどのような人生を歩むのかは、また別の物語となるだろう。ただ確実なのは、彼らの心に刻まれた傷と絆は、決して消えることはないということだ。
-fin- - 74二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 02:23:51
オツカレーッ スレ主はしっかり休んでほしいですね ガチでね
- 75二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 02:24:20
このレスは削除されています
- 76バトロ渡哲也25/10/21(火) 02:26:13
- 77二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 02:38:00
- 78二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 02:44:24
おつかれーっ