"バトロワ"をやります タフカテモール炎上編 Battle.2

  • 1クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 20:10:30

    ウアアアアタフカテモール再炎上ダーッ 助ケテクレーッ


    バトロワシミュレータの出力結果をAIに描写させるシミュAI融合ロワをやります

    ムフッ今回はちゃんと事前に宣言しておこうね

    これが幽玄の前回ロワ

    "バトロワ"をやります タフカテモール炎上編|あにまん掲示板広大な敷地にそびえる超大型ショッピングモール「タフカテモール」は、訪れるすべての人に驚きと発見をお届けします。エントランスには高天井の吹き抜けと噴水、モニュメントが配され、まるでテーマパークのような開…bbs.animanch.com

    前回と同じ24人枠で安価は40分ごろ予定…

    参加者安価にはwiki不要、画像はなし、フライングは除外っ

    必ず参考にしてほしい原作があれば()で記載することを忘れるなよ

  • 2クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 20:40:07
  • 3二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:09

    AIロワだから自重した先生(ドラえもん)

  • 4二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:09

    ラクリマ(ケントゥリア)

  • 5二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:10

    柳生常闇斎から六波羅新陰流を学んだ合歓垣フブキ(ブルーアーカイブ)

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:11

    若狭悠里(がっこうぐらし!)

  • 7二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:11

    参加者を一人でも多く殺さないとショッカーに帰れない善良なショッカー戦闘員(仮面ライダー)

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:12

    前回のリベンジをしに来た紫雲清夏(学園アイドルマスター)

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:12

    いい加減生還してハルナをどうしかしてあげたい赤司ジュンコ(ブルーアーカイブ)

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:13

    会話した相手に昔からの親友や生き別れの兄弟だったという「存在しない記憶」を植え付ける無意識の洗脳能力持ち虎杖悠仁(呪術廻戦)

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:13

    大小2つのサイコロを振って確率を求める謎の儀式を行う太郎くん

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:14

    死にたがりのチキンレース ゼロヨン

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:14

    漏瑚(呪術廻戦)

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:15

    Tricky the Clown(Madness Combat)

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:18

    トライピオ (ベイブレード)

  • 16二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:20

    伊達政宗(戦国BASARA)

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:21

    ラーメンジョー

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:23

    フィリップ(Library Of Ruina)

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:27

    魔法少女の真実を知って発狂した巴マミ(魔法少女まどか☆マギカ)

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:28

    出会った参加者の性癖を開示してNTR好きなら死刑にする日車寛見(呪術廻戦)

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:40:43

    エレシュキガル(fateシリーズ)

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:41:09

    二回目の来店である放浪者(Hollow Knight)

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:41:12

    槌永ヒヨリ(ブルーアーカイブ)

  • 24二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:41:13

    ベルゼブモン(デジモンシリーズ)

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:41:15

    フィリピン爆竹研究会

  • 26二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:41:16

    おっ坊・へっ坊・おおっ坊

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:41:19

    ゲッター静虎

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:41:26

    ゆっくり魔理沙

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:41:44

    >>9

    コピべミスして画像まで先に貼ってしまい

  • 30二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:42:03

    このレスは削除されています

  • 31二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:42:18

    >>19

    死亡差分

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:42:28

    >>5

      

  • 33二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:42:30

    >>13

    ほらよっ

  • 34二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:43:16

    >>18

       

  • 35二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:43:20

    >>10

                       

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:43:24
  • 37二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:43:26
  • 38二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:43:31

    >>33

    その技(改行画像いっぱい撃ち)はやめろーっ

  • 39二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:43:49
  • 40二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:43:58

    >>3

        

    死亡した時に使え…鬼龍のように

  • 41二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:44:29
  • 42二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:45:06
  • 43二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:45:07

    >>7

    (敗北画像)

    (勝利・生存画像)

  • 44二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:45:14
  • 45二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:45:20
  • 46二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:45:24

    >>38

    えっ

    なんかダメだったんですか

    も、申し訳ないのん…

  • 47二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:45:47

    >>24

     

  • 48二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:45:49

    >>15

      

  • 49二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:46:07
  • 50二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:46:08

    >>22

            

    死亡時

  • 51二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:46:43

    >>46

    スマホであればPC版サイトモードにして画像を見てみると他との違いがわかると思うのん

  • 52二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:47:07

    >>8

    あっできるなら…他参加者を呼ぶ時に名前の後ろに「○○っち」ってつけて欲しいけど事故るかもだからどっちでもいいでヤンス…

  • 53二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:47:10

    >>46

    いやっ聞いてくれ別にルールで禁止とかではないんだけど画像URLはわざわざ改行する必要はなくてね

    縦長になるとちょっと引用しづらいという悩みのタネがあるんだ

  • 54二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:47:48
  • 55二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:47:50
  • 56二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:48:06

    >>51

    あうっ 確かにスマホとPCだと全然違うスね

  • 57二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:48:34

    >>53

    引用しづらいというよりレスが縦に伸びるから見づらいという感覚

  • 58二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:48:52

    >>51

    >>53

    あざーッス

    スマホで見てるから全然気づけなかった…

    ムフッ コピペを改行からスペースにしようね

  • 59二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:49:09

    >>55

    あううarc抜き…

  • 60クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 20:49:50

    今回の入店者確定ェ
    『AIロワだから自重した先生(ドラえもん)』
    『ラクリマ(ケントゥリア)』
    『柳生常闇斎から六波羅新陰流を学んだ合歓垣フブキ(ブルーアーカイブ)』
    『若狭悠里(がっこうぐらし!)』
    『参加者を一人でも多く殺さないとショッカーに帰れない善良なショッカー戦闘員(仮面ライダー)』
    『前回のリベンジをしに来た紫雲清夏(学園アイドルマスター)』
    『いい加減生還してハルナをどうしかしてあげたい赤司ジュンコ(ブルーアーカイブ)』
    『会話した相手に昔からの親友や生き別れの兄弟だったという「存在しない記憶」を植え付ける無意識の洗脳能力持ち虎杖悠仁(呪術廻戦)』
    『大小2つのサイコロを振って確率を求める謎の儀式を行う太郎くん』
    『死にたがりのチキンレース ゼロヨン(デュエル・マスターズ)』
    『漏瑚(呪術廻戦)』
    『Tricky the Clown(Madness Combat)』
    『トライピオ (ベイブレード)』
    『伊達政宗(戦国BASARA)』
    『ラーメン・ジョー(タフシリーズ)』
    『フィリップ(Library Of Ruina)』
    『魔法少女の真実を知って発狂した巴マミ(魔法少女まどか☆マギカ)』
    『出会った参加者の性癖を開示してNTR好きなら死刑にする日車寛見(呪術廻戦)』
    『エレシュキガル(fateシリーズ)』
    『二回目の来店である放浪者(Hollow Knight)』
    『槌永ヒヨリ(ブルーアーカイブ)』
    『ベルゼブモン(デジモンシリーズ)』
    『フィリピン爆竹研究会』
    『おっ坊・へっ坊・おおっ坊』

    元ネタ作品を記載してない奴はありがたく記載してやったからな キー坊シリーズはまあオリキャラみたいなもんやしええやろ
    しばらく待て!

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:50:54

    なんや今回は呪術から多く参戦しとるのォ ですねぇ

  • 62二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:52:12

    おおっ先生がランダムイベントで変な記述をさせないために自重しとる!

  • 63二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:54:25

    >>60

    作品名の記載あざーす(ガシッ

  • 64二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:57:01
  • 65クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 20:58:48

    おいこらGPTケントゥリアをワシのオリジナル作品扱いするのかあーん?
    ラクリマも新しい作品すぎて能力とか全然読み取れないのお ですねえ

  • 66二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:06:26
    dic.pixiv.net

    よしじゃあこいつをコピペさせてやるいけーっ

    >>65

  • 67クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:09:05

    >>66

    あっGPTくんはピクシブ辞典を読もうとするとエラーを吐くので…それは使えないでやんす

    まあ他のサイト拾ってきてそれっぽくなったからええやろ

  • 68クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:18:45

    た…大変だあっ
    GPTくんが…GPTくんがバトロワログを読ませたらフリーズしたあっ

    まあ気長に待てポン

  • 69二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:21:18

    >>68

    (GPT君のコメント)

    な…なんやこの野蛮な戦いはギュンギュン

  • 70クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:38:26

    なんか今日はGPTの動きが重いと思うのが俺なんだよね

    ほな少しずつやっていくでえ




    ショッピングモール――「タフカテモール」。

    昨日まで客と笑い声で満ちていた巨大な商業施設は、今や異様な静寂に包まれていた。

    照明はまだ生きており、ポップなBGMが無人のフードコートに虚しく響いている。


    一斉に照明が明滅する。

    電子音が鳴り、モール全域に重低音混じりのアナウンスが流れた。


    「おはようございます、参加者の皆さん。ここは“タフカテモール”。

    生き残るか、主催者を見つけて倒すか――選ぶのはあなたたちです。」


  • 71クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:41:17

    目を覚ました参加者たちは、状況を理解する前に違和感を覚える。

    首元には黒い金属の輪。微かな振動と、どこかで聞こえる爆発音。


    最初に悲鳴を上げたのは若狭悠里だった。

    怯えながらも周囲を見渡し、崩れたフードコートのイスに腰を落とす。

    「……ここ、学校じゃ……ないよね?」

    彼女の視線の先で、日車寛見が冷たく首輪の光を観察していた。




    別のフロア――スポーツ用品店。

    ゼロヨンはモーター音の残る棚を蹴り飛ばしながら笑う。

    「チキンレースにゃ最高の舞台だな、なぁ?」

    応じたのはラクリマ。冷たい空気を感じながら、戸惑いを隠せずにいた。

    「……殺し合い、なんて……」


  • 72クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:43:32

    スーパーの通路では、合歓垣フブキが買い物カゴを片手に、

    棚に残されたタフグミをつまみながらつぶやく。

    「先生がいたら怒るかなぁ……でも腹は減るしねぇ。」

    その隣には、まだ寝ぼけ眼の槌永ヒヨリがいた。

    「フブキさん……これ、夢じゃないよね?」

    「夢なら、起きたくないくらいタチ悪いねぇ。」





    そして、駐車場の暗がりでは、ラーメン・ジョーが煙草に火をつけ、

    車体に映る自分の顔を見つめていた。

    「……タフだな、世の中も。」

    遠くから、クラウンメイクの影――Tricky the Clownが歪んだ笑い声をあげる。


  • 73クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:44:51

    一瞬の静寂。

    その直後、全館放送が響く。


    「それでは――バトルロワイヤルを開始します。生き残るのは、ほんの数名です。」


    明滅する非常灯。

    まるでタフカテ社がこの惨劇を見届けるように、モールの天井カメラがゆっくりと動き出した。


  • 74クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:47:31

    フードコートの奥、照明の切れたテーブルに二人の影が落ちていた。

    若狭悠里は、差し出された紙コップの温かさに少しだけ安堵し、

    「……ありがとう、これ、飲んでいいの?」と微笑んだ。


    対面の日車寛見は静かに頷き、短く告げた。

    「正直であれば、痛みは少ない。」

    その言葉の意味を理解する前に、悠里の喉が熱を帯び、視界が揺れる。

    落としたコップが床で転がり、こぼれた液体が赤く染まるように見えた。


    「……裁く、って……こういうことなの……?」

    その呟きは誰にも届かない。

    日車は感情を消したまま立ち上がり、

    「この場では、愛も嘘も罪に等しい」と呟いて歩き去った。


    静寂の中、悠里の手から滑り落ちたパンが床を転がる音だけが響いていた。


  • 75二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:48:50

    >>74

    ◇揺れる視界…

    日車ってやつは結構鬼畜なんだな

  • 76クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:49:23

    吹き抜けの二階で、ラーメン・ジョーが拾った拡声器を握り叫んだ。


    「おい、聞こえるか! 無駄な殺し合いなんざ御免だ、集まれ!」

    低く響く声がモール全体に広がる。

    隣のエレシュキガルが受け取り、静かな声で続けた。

    「どうか、争わないで。血よりも知恵を使いましょう。」


    だが返事はなく、ただ遠くで棚が崩れる音だけが響く。

    ジョーは短く笑い、「タフじゃなきゃ、生き残れねぇか」と呟いた。


  • 77二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:49:26

    あうっ…い…いきなり闇堕ち状態なのかあっ

  • 78クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:51:08

    暗い駐車場の隅。


    Tricky the Clownの笑い声が金属の反響のように響く中、

    AIロワだから自重した先生は床に座り込み、震える手でノートを開いていた。


    「……話せば、わかると思ったんだ。けど……君は、違う世界の人間なんだね。」

    Trickyは首を傾げ、不気味に笑うだけだった。

    その沈黙に、先生は静かに息を吐き、懐から取り出した薬を一気に飲み干す。


    「……生徒たち、せめて夢の中では笑っていてくれ。」


    笑い声が止む。静寂。

    Trickyはその場を離れ、鏡のような床に映る倒れた体を一瞥した。


  • 79二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:51:55

    先生がまた出オチしていて笑ってしまう

  • 80クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:52:14

    スーパーの一角、非常灯の赤に照らされたレジ台の上で、漏瑚と合歓垣フブキがなぜか笑い合っていた。

    「人間どもは焼き尽くすに限る!」

    「……いや、焼くのは食パンでしょ?」

    フブキの軽口に、漏瑚は一瞬沈黙し、次の瞬間炎を小さく灯して見せた。

    「焦げ目、こんな感じか?」

    その不器用な冗談に、フブキは吹き出す。

    「センス、悪くないね!」


    だが、通路の向こうで見ていたショッカー戦闘員は首を傾げ、

    「……あれ、ギャグなのか?」と呟いた。

    一瞬だけ、血なまぐさい空気が和らいだ。


  • 81クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:56:03

    エスカレーターの踊り場に、二人の姿があった。


    紫雲清夏は額に汗を浮かべながら、震える声で言う。

    「こんなゲーム、勝ち負けで終わらせたくないの……!」

    太郎くんはサイコロを二つ掲げ、淡々と答えた。

    「確率は……六分の一。君が助かる確率だよ。」


    カラン――と転がるサイコロ。出目は「1」と「2」。

    その瞬間、彼は無表情のままナイフを振り下ろした。血飛沫が蛍光灯に反射し、紫雲の瞳に映る。


    「……やっぱり、運がなかった、か。」

    呟きとともに、彼女は崩れ落ちた。


  • 82クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:57:31

    照明の落ちた映画館ロビー。

    スクリーンの残光が揺らめく中、Tricky the Clownが赤いバットを振り回しながら笑い声を上げる。

    「HAHAHA! お前、いい筋してるなぁジョーッ!」

    ラーメン・ジョーは構えたまま、静かに煙草を吐き出した。

    「……殺すか笑うか、どっちかにしとけ。中途半端な奴は嫌いだ。」


    Trickyのバットが壁を砕く。ジョーの拳がすれ違いざまに頬を打ち抜く。

    衝撃音が響き、床にヒビが走る。

    一瞬、Trickyの動きが止まる――ジョーは追撃せず、無言で立ち去った。


    「面白ぇ……また遊ぼうぜ、タフガイ。」

    Trickyの笑い声が、暗闇に不気味に響き続けた。


  • 83二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:58:20

    ダイスの出目で殺してくるの怖っ怖ーよ

  • 84二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:58:39

    ま、また出落ちか…

  • 85二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:58:42

    >>81

    な、なんやこの強キャラ…(ギュンギュン

  • 86クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 21:59:15

    ドラッグストアの奥、蛍光灯のちらつく薄闇の中。

    虎杖悠仁は首輪のランプを見つめながら、目の前のショッカー戦闘員に微笑んでいた。

    「君とは昔からの仲間だった気がするんだ。……そう思わない?」

    その言葉に、ショッカーは一瞬だけ動きを止めた。

    だが、彼の手に握られたボトルから滴る液体――それは毒。


    「……悪いな。オレ、任務があるんだ。」

    虎杖は苦しげに喉を押さえ、床に崩れ落ちる。

    「仲間……だったのに……」

    ショッカーは目を伏せたまま、短く敬礼し、背を向けた。


    「すまない。俺も、生きて帰らなきゃいけないんだ。」


  • 87二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:00:15

    バトロワの虎杖っていつもこうなぁ!

  • 88二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:00:16

    >>86

    ………(哀)

  • 89クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:00:51

    中庭に並ぶ配送用コンテナの影。

    ゼロヨンは蹴り飛ばした木箱の中から、タフグミと拳銃、そして古びた車の鍵を取り出した。

    「……ハッ、まるでオレ専用の支給品だな。」

    ラクリマはその無骨な笑みに眉をひそめつつ、包帯と水を手に取る。

    「あなた、本気で戦うつもりなの?」

    「戦うんじゃねぇ、生きて突っ走るだけだ。」


    ゼロヨンの声は乾いていたが、その奥にある決意だけは強かった。

    ラクリマは短く息を吐き、医療キットを分け与える。

    わずかに、互いの沈黙が信頼へと変わっていった。


  • 90二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:01:27

    情けない姿見せた同期や先輩たちに比べたら割と有能寄りっスね 善良な戦闘員君は

  • 91クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:02:28

    モールの廊下。

    日車寛見は薄暗い照明の下、静かに太郎くんを睨んでいた。

    「お前のような男を、放っておくわけにはいかない……」


    だが、太郎くんは何も言わず、手元のタブレットを操作する。

    短い電子音が鳴り、寛見の首輪が赤く点滅した。

    「……っ、裁きは……まだ……」

    爆発音が響き、赤い霧が廊下を染める。


    破片が床を跳ね、太郎くんは一言だけ呟いた。

    「確率ゼロ。……お前の勝ちはなかった。」

    そして何事もなかったかのように歩き去っていった。

    この瞬間、寛見の“裁き”は永遠に止まった。


  • 92二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:04:02

    >>91

    太郎くん…怖え

    あの五条悟にも並ぶ才能の原石を相手に勝率100%だし

  • 93クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:04:25

    フードコートの奥、壊れたラーメン屋の看板の下。

    ラーメン・ジョーが湯気の出ない鍋を前に腕を組んだ。


    「……スープがねぇ。タフとはそういうことか。」

    伊達政宗は苦笑しながら腰に手を当て、六爪の刀を軽く回す。

    「おう、こいつは乾いた戦場だな。湯気のねぇラーメンなんざ、愛が足りねぇぜ!」

    ジョーは一瞬だけ無表情で、次に吹き出した。

    「……お前、案外センスあるな。」


    その会話を聞いていたフィリップが通路の向こうから呟く。

    「……この二人、危険人物じゃなくて芸人か?」

    短い笑いが響き、だがその裏にあるのは、互いの生存を確かめる安堵の声だった。





  • 94二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:04:41

    太郎君は善人なの?悪人なの?どっちなのよ

  • 95二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:05:37

    >>94

    賽の目でどっちにも転がる…それだけだ

  • 96二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:06:11

    >>95

    桐山…?

  • 97二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:06:13

    >>94

    ダイスの語る”運命”の代理…それ以上は話せない

  • 98クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:06:13

    雑貨屋の裏通路。

    非常灯の赤い光の中、エレシュキガルは拡声器を片手に祈るように言葉を紡いでいた。

    「……まだ、希望はあるはず。殺し合いなんて、やめましょう――」

    その声を遮るように、金属の擦れる音。


    おっ坊・へっ坊・おおっ坊の三人が、まるで一つの影のように現れた。

    「平和? そんなもの、退屈で仕方ねぇ!」

    刃が閃き、彼女の胸を貫く。


    倒れ込む瞬間、エレシュキガルは震える手で空を掴んだ。

    「……それでも……人は……争いの果てに、光を……」

    返答の代わりに、乾いた笑い声が三人の喉からこぼれた。

    祈りは、届かないまま赤い床に沈んだ。


  • 99クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:07:45

    電気店の奥、壊れたモニターの光が二人の顔を照らしていた。

    ベルゼブモンは手にしたドライバーで首輪の金具を外しながら、苛立ちを押し殺したように呟く。

    「……ちっ、これ、ただの爆弾じゃねぇな。」


    ショッカー戦闘員が横でコードを解析しながら答える。

    「外部通信がある……主催者に繋がってるっぽい。解除は無理でも、監視を逆手に取れるかもしれねぇ。」

    二人の動きは真剣そのものだった。


    ベルゼブモンは片目を細め、ふっと笑った。

    「……お前、意外と頭使えるじゃねぇか。戦闘員のくせによ。」

    ショッカーは肩をすくめた。

    「善良だからな。殺しは趣味じゃねぇ。」

    その会話の裏に、確かな信頼の芽が生まれていた。


  • 100クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:09:32

    タフカテモールの天井スピーカーが、鈍く軋むような音を立てた。


    「――第1放送を行います。現在までに6名の参加者が退場しました。」


    静寂がモールを包む。

    合歓垣フブキはスーパーの棚の陰でその放送を聞き、唇を噛んだ。

    「……早すぎるよ。まだ1日しか経ってないのに。」

    隣の槌永ヒヨリがうつむく。

    「殺し合いじゃなくて、消えてく……って感じですね……」


    遠くの通路ではラーメン・ジョーが腕を組み、短く呟く。

    「タフな奴らも、案外脆ぇな……」


    その放送は、生き残った者たちの心をさらに重く沈めた。

    だがその静けさの裏で、誰かがすでに次の一手を動かしていた。


    退場者: 若狭悠里/AIロワだから自重した先生/紫雲清夏/虎杖悠仁/日車寛見/エレシュキガル


  • 101二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:09:32

    ま、また逃げようとしてるのか…

  • 102クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:11:13

    スーパーの裏通路。

    焦げたような匂いが漂う中、漏瑚の拳が火花を散らす。

    「人間風情が、俺に歯向かうか!」

    合歓垣フブキは無言でその前に立ち、手にした模造刀を構える。

    「……人間風情で悪かったね。でも、負けるつもりもないよ。」


    炎と斬撃が交差する。天井が揺れ、商品の棚が次々と崩れた。

    一瞬の静寂――その中心で、フブキの刀が閃く。

    新陰流・六波羅一閃。

    炎が散り、漏瑚の体が崩れ落ちた。


    フブキは小さく息を吐き、血に濡れた床を見下ろした。

    「……ギャグのセンスは、悪くなかったけどね。」


  • 103二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:13:02

    >>102

    …(哀)

    お見事ですフブキボー あなたはたとえ友でも情をかけずに斬れる常闇の弟子だ

  • 104二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:13:12

    火山頭討伐出来るの強すぎを超えた強すぎ
    ◇この新陰流を使うネムガキは…?

  • 105二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:13:23

    >>102

    (ショッカー戦闘員のコメント)

    あうっ、さっきまで仲良くしてたのにいきなり殺し合うのかあっ!

  • 106クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:13:43

    書店フロア。

    崩れた本棚の隙間から、フィリップが資料をめくりながら呟く。

    「……このモール、構造が歪んでる。監視システムの信号が循環してるんだ。」

    背後から聞こえたのは伊達政宗の軽やかな声。

    「へぇ、戦場の地形が敵の懐だってわけか。面白ぇな。」


    二人は瓦礫の上に腰を下ろし、手早く情報を交換する。

    フィリップが示した簡易マップには、警備員室の記号。

    「おそらく……そこに主催者がいる。」

    政宗の眼光が鋭く光る。

    「なら、そこに斬り込めばいいだけだ。――タフカテの心臓部にな。」


    束の間の共闘、だがその空気には戦士同士の信頼が確かにあった。


  • 107二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:14:41

    ふーん人間と呪霊が仲良くしてもこの程度ですぐ崩壊するんですねちょっと残念です

  • 108二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:14:48

    >>104

    恐らく特級術師だ

  • 109クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:15:34

    暗く沈んだ駐車場。

    エンジン音が低く唸り、焦げたタイヤの匂いが立ち込めている。


    ベルゼブモンは銃を構え、照明の途切れた影の中に潜むラーメン・ジョーを睨んだ。

    「お前……あの放送を聞いたな? もう共闘はねぇ。」

    ジョーは煙草を口から外し、灰を指で弾いた。

    「タフな話だが、ここは情じゃ生き残れねぇ。」


    引き金が同時に引かれる。銃声と拳の衝撃音が重なった。

    ベルゼブモンの弾丸はジョーの肩を掠め、逆に腹へと叩き込まれた拳が骨を砕く。

    「……ハッ、やっぱり……テメェは……タフだな……」

    血を吐きながら笑うベルゼブモンに、ジョーは静かに帽子を脱いだ。


    「お前の強さ、嫌いじゃなかったぜ。」

    その言葉が最後の弔いとなった。


  • 110二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:16:35

    やたらタフ推してくるラーメンジョーが死んだあっ

  • 111二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:17:34

    >>110

    待てよ 文面を見た感じやられたのはベルゼブモンの方なんだぜ

  • 112二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:17:45

    >>110

    待てよ 死んだのはベルゼブモンなんだぜ

    幽玄の技はすごいぜェ 究極体のデジモンでも倒せるんだからな

  • 113クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:18:32

    廃棄されたフードコートの厨房。

    焦げた鉄板を挟み、ショッカー戦闘員と太郎くんが向かい合っていた。

    調理油の匂いと火花が混じる。


    「……あんたも結局、命令で動いてるんだろ?」

    太郎くんの言葉に、ショッカー戦闘員は苦く笑った。

    「命令じゃねぇ。オレは“帰りたい”だけだ。」

    その瞬間、太郎くんがサイコロを放る。出目は「6」。


    「……運命は、残酷だな。」

    戦闘員は刃を振るい、太郎の肩を裂いた。血が鉄板に滴る音が響く。

    互いに息を荒げながらも、殺意は消えない。

    「どちらが生き残るか、もう決まってる。」


    二人の影が、赤く染まった炎の中で交錯した。




    >>110

    ちょっと分かりづらいけど死んだのはベルゼブモンなんだ…だから…すまない

  • 114二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:20:12

    あうっ読み間違えてしまい

  • 115クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:20:33

    夜のモール屋上。

    風が吹き抜け、錆びた看板がギィと鳴る。

    伊達政宗は六爪の刀を腰に下げ、月を仰いでいた。

    「フッ、退屈な夜だな……誰か、踊りに来ねぇか?」


    その背後――影が動いた。

    ショッカー戦闘員。

    静かに近づき、手にしたナイフを政宗の背へ突き立てた。


    政宗はわずかに振り返り、口元に笑みを浮かべる。

    「……いい腕だ。次の戦いでも、それ、使えよ。」

    崩れ落ちる身体を、夜風が包み込む。


    ショッカー戦闘員は一瞬だけ敬礼し、「すまねぇ……帰るためだ」と呟き、闇へと消えた。


  • 116二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:22:51

    先輩と比べてショッカー戦闘員強すぎぃーっ
    善良で強者でも殺さなきゃ帰れないルールに逆らえないのは戦闘員の悲哀を感じますね

  • 117クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:23:16

    モール中央の吹き抜け。

    上階の非常灯が淡く点滅し、巴マミの姿を黄金色に照らし出す。その手には拡声器。

    「皆さん、お願い……もう、戦うのはやめましょう。こんなの、救いじゃない……!」

    声は震えながらも、必死に響いた。


    隣に立つラクリマが静かにマイクを受け取る。

    「私は……この血の連鎖を終わらせたい。誰も報われないなら、意味がないわ。」

    二人の声が重なり、フロア全体に広がった。


    遠くの通路でゼロヨンが足を止め、「……やれやれ、女たちの方がよっぽど強ぇな」と呟く。


    だが返答はない。モールは不気味なほど静かだった。

    その沈黙が、まるで“主催者の笑み”を想起させた。


  • 118クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:26:01

    地下駐車場。

    闇と油の匂いが混じる中、ショッカー戦闘員は柱に縛られたまま息を荒げていた。

    その前に立つのは、ゼロヨン。

    血に濡れた手を拭いながら、無表情に呟く。

    「……あんた、帰るために殺してたんだろ? でもよ――その“帰り道”、もう無いぜ。」


    戦闘員は苦笑し、声を震わせる。

    「……俺だって……人を殺したくなかった……でも……」

    その言葉の途中で、ゼロヨンの靴が胸を踏みつける。

    「言い訳すんな。死ぬなら、走りきれ。」


    銃声が響き、沈黙。

    ゼロヨンはわずかに目を伏せ、吐き捨てた。

    「……善良って言葉、もう似合わねぇな。」


  • 119クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:28:33

    バックヤードの空気は重く湿っていた。

    壊れた換気扇が回るたび、油と鉄の焦げた匂いが漂う。


    放浪者(Hollow Knight)は静かに前を進み、白い外殻に散った血痕を指でなぞる。

    「……誰かがここで戦った。」

    返答代わりに、おっ坊・へっ坊・おおっ坊の一人が不気味に笑う。

    「そうだな。……今まさに、な。」


    奥の通路から銃声。

    赤司ジュンコが散弾銃を構え、震える手で後退していた。

    「やめて……私は、誰も殺したくないの……!」

    彼女の声に反応するように、三人の影が照明の明滅の中で分裂し、左右から迫る。


  • 120クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:29:34

    放浪者は一瞬その場に立ち止まり、助けに出ようとした。

    だが――遅かった。鋭い刃の音、肉を裂く音。

    ジュンコは胸を押さえながら、放浪者の方を見た。

    「……ハルナ、守れなくて……ごめんね……」

    そのまま膝をつき、光を失っていった。


    三人の笑い声が闇を切り裂く。

    「また一人、減ったな。次はお前かもな、放浪者!」

    放浪者は剣を抜き、沈黙のまま構えを取った。

    背後の非常灯が落ち、暗闇が完全に支配する。

    静寂の中で、戦いの予兆だけが空気を震わせた。


  • 121クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:31:51

    和菓子屋の奥。

    フブキは刀を磨き、向かいに座る巴マミを見つめた。

    「まだ信じるの? この地獄で。」

    マミは微笑み、拡声器を胸に抱く。

    「信じなきゃ、何も救われないわ。」


    短い沈黙。フブキは立ち上がり、静かに言う。

    「……次に会う時は、敵でも恨むなよ。」

    マミはうなずき、背を向けた。

    二人の間に流れた空気は、どこか祈りにも似ていた。


  • 122二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:32:42

    クソっスねこのキー坊シリーズ共
    忌憚のない意見って奴っス

  • 123二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:32:56

    >>122

    ククク…

  • 124クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:33:36

    警備通路の奥、薄暗い非常灯の下。

    フィリップは血に濡れた書類を手に、三人の影――おっ坊・へっ坊・おおっ坊を見据えていた。

    「君たちの暴力には“意味”がない。データにも、正義にもならない。」

    おっ坊たちは鼻で笑い、包丁を構える。

    「正義? ここに残ってるのは生か死だけだ!」


    フィリップの目が静かに光る。

    「なら、君たちは“削除”対象だ。」

    瞬間、銃声が三発。一人、また一人と崩れ落ちる。


    最後の一人が血を吐きながら呟いた。

    「……お前……狂ってやがる……」


    フィリップは俯き、小さく答える。

    「狂ってるのは、最初からこのゲームだよ。」


  • 125二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:35:12

    おっおっ坊へっ坊おおっ坊が死んだ やっぱ所詮は烏合の衆だったんやな

  • 126クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:35:40

    映画館のロビー。

    壊れたポスターが散らばる中、Tricky the Clownはひっくり返したポップコーンの山の上で笑い転げていた。

    「HAHAHA! なぁ、フブキちゃん! この“主催者”ってやつ、きっと退屈が嫌いなんだぜ!」

    合歓垣フブキは腕を組み、ため息をつく。

    「……退屈を嫌う? なら、私たちが静かにしてたら焦るってことか。」

    「そうそう! “混沌”が欲しいんだ! なら、与えてやればいい!」


    フブキはわずかに目を細めた。

    「……面白い。だが、私は混沌よりも“終わり”を狙う。」

    Trickyは口角を歪め、楽しげに指を鳴らす。

    「いいねぇ! じゃあ、混沌と終わりの共演ってやつだ!」


    一瞬だけ笑い合い、そして無言になる。

    その空気の奥で――二人の視線は同じ場所、“警備員室”を見ていた。


  • 127二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:38:09

    不思議やな一応は主人公なのに死んでもまあええやろとしかならんのはなんでや

  • 128クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:38:51

    天井スピーカーが低く唸り、静寂を切り裂くように放送が流れる。


    「――第2放送です。現在までに6名の参加者が退場しました。」


    ラーメン・ジョーは焼肉屋のカウンターに座り、報告を聞きながら煙草をくゆらせた。

    「……あの善良な戦闘員も、逝ったか。タフな奴ほど、先に沈む。」

    隣の席でゼロヨンが冷えた缶コーヒーを開ける。

    「結局、速え奴が勝つだけだ。止まったら終わりさ。」


    一方、フブキは廃墟となった映画館で、静かに拳を握る。

    「……このゲーム、収束に向かってる。次は……主催者だね。」


    彼女の視線の先、非常灯の影にTrickyの笑い声が響く。

    「HAHAHA! 血の匂いが、いいリズムになってきたじゃねぇか!」


    混沌の夜は、まだ終わらない。




    退場者: 漏瑚/ベルゼブモン/伊達政宗/ショッカー戦闘員/赤司ジュンコ/おっ坊・へっ坊・おおっ坊



  • 129クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:41:28

    中庭の噴水跡。

    止まった水面に非常灯の赤が揺れ、ラクリマとゼロヨンが向かい合っていた。

    かつて、支給品を分け合い、同じ焚き火を囲んだ二人――今は敵同士。


    「……ゼロヨン、あなたは変わってしまった。」

    ラクリマの声は悲しみに滲んでいた。

    ゼロヨンは笑うでもなく、ただ無表情に答える。

    「違ぇよ。最初からこうだ。オレは“走り”続けるために生きてる。止まる奴は、全部置いてく。」


    剣が唸る。鉄パイプが受け止め、火花が散る。

    ラクリマは涙をこぼしながら叫んだ。

    「止まることも、勇気なのよ!」


    だが次の瞬間、ゼロヨンの蹴りが彼女の体勢を崩す。

    鋭い金属音とともに、腹部を裂く一撃が走った。彼女は崩れ落ちながら、震える声で呟く。

    「……あなたの速さが、誰かを救いますように……」

    ゼロヨンは振り向かず、タバコに火をつけた。


    「救いなんざ、もう置いてきたさ。」

    風が二人の間を抜け、噴水の底に血が滲んで広がった。


  • 130クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:43:24

    ゲームセンターの奥。

    Tricky the Clownはポップコーンの紙カップを指で回しながら、笑い混じりに言った。

    「HAHAHA! “休憩”だってよ! 人を殺すのに、休み時間ってのがあるのか?」

    向かいのフィリップは無表情で床に座り、腕の傷を包帯で押さえていた。

    「休む時間もまた、戦いの一部だ。疲弊した思考では、意味ある選択はできない。」


    Trickyは一瞬笑いを止め、じっと彼を見つめた。

    「お前、案外マジメだな。退屈しねぇや。」

    フィリップは小さく息を吐き、微かに口角を上げる。

    「退屈を嫌う者ほど、戦場に長く残る。君も、そうだろう?」


    一瞬の静寂。そしてまた、Trickyの狂った笑いが弾けた。

    「HAHAHA! お前、気に入ったぜ!」


    だがその笑いの裏に――互いへの興味と、不気味な共鳴があった。


  • 131クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:46:40

    モール屋上。

    月明かりが割れたガラスを照らし、吹き荒れる風の中で二人が向かい合う。

    巴マミの銃口が震え、合歓垣フブキの刃が光を返した。


    「……もう、誰も死なせないために!」

    マミが叫び、銃撃が夜を裂く。フブキは紙一重でかわし、滑るように接近する。

    「その優しさが、戦場では一番残酷なんだよ!」


    火花と硝煙が交錯し、弾丸と刀がぶつかる音が響く。

    互いに傷だらけ、息も絶え絶えの中――最後の一閃。フブキの刃が銃口を叩き折り、そのまま胸を貫いた。


    マミは崩れながら、微笑んだ。

    「……あなた、強いのね……でも、その目の奥、すごく悲しいわ……」

    フブキは震える拳を握りしめ、低く呟く。

    「……私も、守りたかっただけなんだよ。」


  • 132二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:48:12

    ネムガキつよっつえーよ

  • 133クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:49:01

    スーパー銭湯フロア。

    湯気の立ち込める中、誰もいない浴場に残ったのは二人――ゼロヨンとフィリップだった。


    「……生きてる実感、あるか?」

    ゼロヨンがタオルを肩にかけたまま湯に沈む。

    フィリップは無表情のまま答える。

    「データ上では、リラックスは脳の安定を促す。だが感情は……分からない。」

    ゼロヨンは鼻で笑う。「感情がわかんねぇなら、死ぬほど熱い湯でも浴びてみな。」


    静かな湯の音。しばらくして、フィリップが小さく呟く。

    「……不思議だな。少し、心が軽い。」

    ゼロヨンは笑いながら湯面を叩く。

    「それでいいんだよ。死ぬまでは、生きてりゃいい。」


    湯気の向こうで、わずかな安堵が揺れていた。


  • 134クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:51:09

    モールの屋上駐車場。

    冷たい夜風が吹く中、太郎くんは手にしたサイコロを静かに転がしていた。

    「……1と6。生き残る確率は、16.6%か。」

    その声の先に、銃を構える槌永ヒヨリがいた。彼女の瞳は震えている。

    「……ごめんなさい。もう誰も……運任せにはできないの。」


    太郎くんは笑い、転がるサイコロを見つめる。

    「運命を否定するなら……お前がその“結果”になれ。」

    パン、と乾いた銃声。

    サイコロが転がり、出目は“2”。太郎くんは膝をつき、薄く笑った。

    「……外れ、か。」


    風が吹き抜け、ヒヨリの手から銃が震え落ちた。

    彼女の頬には、涙がひとすじだけ残った。


  • 135クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:52:31

    映画館前の広場。

    壊れたネオンが明滅する中、Tricky the Clownが血に濡れた鉄棒を回しながら笑い声を上げた。

    「HAHAHA! 止まらねぇな、お前も! そのスピード、気に入ったぜ!」

    ゼロヨンは無言で突っ込み、拳を叩き込む。衝撃音が響き、床タイルが割れる。


    Trickyは笑いながらも、口元から血を流す。

    「いいぞ! もっと見せろよ、その“死に急ぐ目”を!」

    「黙れ。お前の笑い声が、うるせぇんだよ!」


    ゼロヨンの蹴りがTrickyの腹に炸裂。だがClownは倒れない。狂気を楽しむように立ち上がり、

    「この痛みが、生きてる証だろォ!」


    二人の影がぶつかり合い、壊れた看板が崩れ落ちる。

    夜のモールに響くのは、笑いと怒号。

    どちらが“狂っている”か――もう誰にも区別がつかなかった。


  • 136二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:52:37

    このレスは削除されています

  • 137クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 22:56:11

    ホームセンターの資材置き場。

    壁一面に積まれたダンボールには“火気厳禁”の赤文字。

    フィリピン爆竹研究会のメンバーが即席の爆弾を組み立てながら、正面に立つラーメン・ジョーに必死に叫ぶ。

    「待て! 俺たちは戦いたくねぇ! 一発ド派手にやって逃げるだけだ!」


    ジョーはラーメン鉢を机に置き、煙草に火をつけた。

    「ド派手か……タフだな。だが――」

    次の瞬間、拳が鳴る。空気が弾けるような衝撃。


    「……爆発なんていらねぇ。オレが吹き飛ばしてやる。」

    爆竹研究会の一人がスイッチを押すが、導火線は湿って点火せず。

    その間に、ジョーの拳がもう一度振るわれた。

    血飛沫が資材に飛び散り、静寂が戻る。


    「……タフじゃねぇ爆弾なんざ、ただの飾りだ。」

    ジョーは肩を回し、去っていった。


  • 138二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:57:09

    ラーメンジョー…すげえ
    運命を味方にして爆弾を無効化してるし

  • 139クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:00:36

    なんか…今日マジでGPTレスポンス悪くない?
    AWS障害が影響しとるんかのう

  • 140二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:07:00

    余談ッスけど
    12月から成人に性的なコンテンツを許可する方針を発表したみたいスねチャットGPT伝タフ

  • 141二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:07:57

    >>140

    しゃあけどレイプッやらよくわからん組み合わせの情事をねっとり描写されても困るわっ

  • 142クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:08:20

    スーパー銭湯の裏。

    壊れた配管から白い湯気が吹き出し、視界を曇らせていた。

    槌永ヒヨリは銃を構え、対峙する合歓垣フブキを見据える。

    その瞳には、迷いと悲しみが同居していた。


    「フブキ……どうして、あんたまでこんな戦い方を選ぶの……!」

    フブキは刀を構え、わずかに笑う。

    「……選んだんじゃない。こうするしか、生き残れないんです。」


    銃声と斬撃が同時に響く。

    熱気と硝煙が混じる中、ヒヨリの弾丸が壁を掠め、フブキの刃がその袖を裂く。

    「私は、あんたを守りたかったのに!」

    「守られてばかりじゃ、何も掴めません!」


    一瞬の静寂――二人の呼吸だけが響く。






    >>140

    クソみたいな内容のAnotherの死因イベントどもをGPTに読ませたらどうなるのか気になるのが俺なんだよね

  • 143クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:10:24

    モールの地下駐車場。

    闇の中で響くのは、重い足音と、血の滴る音だけだった。

    フィリップは壁にもたれ手にした拳銃を構えたまま、目の前の巨躯――ラーメン・ジョーを冷たい視線で見つめる。


    「君の暴力には、“目的”がない。」

    ジョーは鼻で笑い、拳を鳴らす。「目的? タフであること。それだけだ。」


    次の瞬間、拳が唸る。

    フィリップの銃弾はジョーの肩を掠めたが、そのまま距離を詰められる。

    鉄のような拳が腹に突き刺さり、壁がひび割れた。

    「……ぐっ……人間の……限界を……超えている……」

    「限界なんざ、食って寝りゃ超えられる!」


    ジョーはフィリップの胸倉を掴み、地面に叩きつけた。

    鈍い音とともに、赤い液体が広がる。沈黙の中、ジョーは一言だけ呟いた。

    「知識より、拳だ。タフってのは、そういうもんだ。」


  • 144二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:11:05

    ファントムジョーこわっこえーよ

  • 145クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:12:28

    スーパー銭湯の湯気が立ち込める。

    合歓垣フブキは湯の縁に座り、静かに息を吐いた。

    向かいにはラーメン・ジョー。戦場の獣のような男も、この時ばかりは無言で湯に浸かっていた。


    「……こんな場所で、少しでも落ち着けるなんて。」

    フブキの呟きに、ジョーが短く笑う。

    「タフな奴ほど、こういう時に油断するもんだ。」

    「……あなたも、ね。」


    二人はしばらく沈黙を共有する。

    お互いが命を懸けて戦う者だと分かっていながら、不思議と敵意はなかった。

    「フブキ、お前……覚悟はあるか?」

    「ええ。終わらせる覚悟なら。」


    湯けむりの中、二人の影がぼんやりと重なった。

    その一瞬だけ、このモールに“平穏”という幻があった。






  • 146二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:13:12

    >>144

    原典さながらの危険人物と化してるんだよね原作再現じゃない?

  • 147クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:13:53

    中庭に面した温泉の裏路地。湯気が夜気に溶け、静寂を覆っている。

    放浪者(Hollow Knight)は剣を鞘に収めたまま、対峙する合歓垣フブキに手を差し出していた。


    「……戦う必要はない。お前の剣は、もう十分に血を吸った。」

    フブキはわずかに目を伏せ、刀を握りしめる。

    「それでも、私は止まれません。止まれば、みんなの死が無駄になる。」


    放浪者はため息のように息を吐き、

    「なら……悲劇を繰り返す覚悟で、生きろ。」

    その言葉が終わるより早く、刃が光った。

    金属音。フブキの一閃が放浪者の胸を裂き、白い殻に走る亀裂が月光に反射する。


    放浪者は膝をつき、静かに崩れた。

    「……すまない。でも、私も誰かを守りたかった。」

    その声は、湯けむりに溶けて消えた。


  • 148二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:14:16

    同じ強マーダーなのにフブキと金城でだいぶスタンスが違ってそうで面白いですね…本気でね…

  • 149クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:16:12

    スーパー銭湯の湯けむりの中。

    ゼロヨンは湯船に背を預け、ぼんやりと天井を見上げていた。

    対面には、まだ銃を手放せないままの槌永ヒヨリ。二人の間には、戦場にはない静けさがあった。


    「……殺す気なら、今がチャンスだぜ。」

    ゼロヨンが冗談めかして言うと、ヒヨリは小さく首を振った。

    「そんなの、もう疲れました。誰かを撃つより……生きる方がずっと難しいです。」


    ゼロヨンは湯をすくい、顔にかける。

    「……お前、優しすぎる。優しさは、この場所じゃ足枷になる。」

    ヒヨリは俯きながら微笑んだ。

    「それでも、私は優しいままでいたいんです。」


    しばしの沈黙。

    遠くで崩れ落ちる音が聞こえた。

    彼らはもう分かっていた――この“穏やかさ”が、長く続かないことを。






  • 150クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:18:55

    スピーカーが低く唸り、ざらついた放送が流れる。


    「――第3放送を開始します。現在までに6名の参加者が退場しました。生存者は、残りわずかです。」


    スーパー銭湯の脱衣所。

    湯気の残る中、ゼロヨンは目を閉じたまま放送を聞いていた。

    「……あいつら、みんな消えたか。」

    隣でタオルを握りしめた槌永ヒヨリが、声を落とす。

    「こんなに静かなのに……死んでる音だけが聞こえる気がします。」


    一方、廃墟となった映画館。

    合歓垣フブキは刀の刃を磨きながら呟く。

    「……戦いの終わりが見えてきた。けど、終わりが救いとは限らない。」

    暗がりの中から、Tricky the Clownが現れ、笑う。

    「HAHAHA! 救いなんざ、ここにはねぇよ! あるのは最後のショータイムだ!」


    モール全体が、静かな緊張と死の匂いに包まれていた。



    退場者:ラクリマ/巴マミ/太郎くん/フィリピン爆竹研究会/フィリップ/放浪者



  • 151クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:21:25

    フードコート。

    壊れたテーブルの上に、ラーメン鉢と血の跡。

    Tricky the Clownはまだ笑っていた――口の端から血を流しながら。

    「HAHAHA! “説得”だって? お前みてぇな筋肉塊に通じると思うかよ!」


    ラーメン・ジョーは煙草を咥えたまま、無言で拳を握る。

    「……タフの世界に、言葉はいらねぇ。」


    Trickyは倒れながらも両手を広げ、狂気のように笑い続ける。

    「そうだ、それだよ……それが見たかった! 人間の“終わりの顔”だァ!」

    次の瞬間、ジョーの拳が顔面を砕いた。

    骨が潰れる音と同時に、狂気の笑いは止まった。


    ジョーは静かに立ち上がり、壊れたテーブルに視線を落とす。

    「……お前は確かにタフだった。だが、俺のタフさはもっと深ぇ。」


    冷えたフードコートに、再び沈黙が戻った。






    怖いです

  • 152二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:22:19

    狂人が強靭な狂人に殺られたぁっ

  • 153クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:23:23

    警備通路に続く薄暗い階段。

    蛍光灯が断続的に点滅する中、ラーメン・ジョーとゼロヨンは壁に背を預けて座っていた。

    互いに重傷を負いながらも、まだ闘志の火は消えていない。


    「なぁジョー。……あの主催者って奴、何が目的なんだと思う?」

    ゼロヨンが煙を吐きながら呟く。

    ジョーは顎に手を当て、ぼそりと答えた。

    「人を壊すためだろうな。タフな奴ほど、壊れた時に輝く――そう思ってやがる。」

    ゼロヨンは鼻で笑い、足元の血の跡を見た。

    「つまり、俺たちはその“見世物”か。」

    「違ぇな。俺たちは――この地獄の観客だ。自分の極限を見てんだよ。」


    短い沈黙ののち、ゼロヨンが立ち上がる。

    「……なら、最後に笑うのはどっちだ?」

    ジョーは笑みを浮かべ、拳を握った。「タフな方だ。」

    蛍光灯がパチンと切れ、二人の影が暗闇に溶けた。


  • 154二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:28:35

    >>153

    特に思い入れも何もなかったけど…いつしかキャラにも魅力を感じるようになった

    それがゼロヨンです

  • 155クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:34:24

    モール中庭の夜。

    火災報知器が鳴り響き、赤い光がガラスを照らす。

    槌永ヒヨリは倒れた棚の陰に身を隠し、震える手で銃を握っていた。

    煙の向こうから現れたのは――合歓垣フブキ。

    炎に照らされたその瞳は、悲しみにも似た決意を宿していた。


    「ヒヨリさん……もう終わりにしましょう。」

    「終わらせる? こんな形で? 私たちは同じ場所にいたはずでしょう!」

    ヒヨリの叫びを、爆ぜる炎がかき消す。


    フブキは手榴弾のピンを抜き、火を投げた。瞬間、可燃物が爆ぜ、火柱が上がる。

    ヒヨリは声にならぬ悲鳴を上げ、燃え上がる炎の中で崩れ落ちた。


    フブキは立ち尽くし、震える手を見つめる。

    炎が夜空を焦がし、誰もその涙を見てはいなかった。







    ここから主催戦終了までサクサク進めるからな


    >>154

    シミュロワって素敵でしょ オールAI任せには出ない味よね

  • 156クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:35:48

    モール全体に警報の残響が消えると同時に、放送スピーカーが低く唸りを上げた。


    「――第4放送です。現在までに2名の退場を確認。残る生存者は4名。」


    ラーメン・ジョーはフードコートの片隅で拳を握りしめたまま、沈黙の中で煙草をくゆらせる。


    一方、温泉跡で合歓垣フブキは静かに目を閉じていた。

    燃え残った瓦礫の匂いがまだ肌にこびりつく。

    「……ヒヨリさん、ごめんなさい。あなたの分まで、私は生きます。」


    その頃、ゼロヨンは車のボンネットに腰掛け、夜空を見上げていた。

    「残り四人か。そろそろ、この狂ったレースも終盤だな。」


    風が止まり、モールの空気は重たく凍りついていった。


  • 157クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:37:02

    モール地下駐車場――エンジン音が闇を裂く。

    ゼロヨンの操る黒塗りのワンボックスカー《bB煌》が、加速の咆哮とともにコンクリートを震わせていた。

    前方には、ラーメン・ジョーが立ちはだかる。


    「おいゼロヨン! 走るだけが生き方じゃねぇ!」

    ジョーの叫びに、ゼロヨンはフロントガラス越しに笑った。

    「止まるのは死ぬことだ――それが俺のルールだ!」


    タイヤが悲鳴を上げ、轟音が響く。ジョーは避けず、正面から拳を振り下ろした。

    だが、その力さえも速度の暴力には敵わない。

    車体が彼を跳ね飛ばし、壁に叩きつけた。


    粉塵の中、ゼロヨンは降車し、血に染まった拳跡を見つめる。

    「……タフだった。だけど、お前は止まった。」


    駐車場には、燃料と血の匂いが混じる。

    “走り続けた者”だけが、そこに立っていた。


  • 158クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:38:31

    崩れたエスカレーターの上。

    最後の戦いを目前に、空気は重く張り詰めていた――はずだった。


    「なぁフブキ。」ゼロヨンが唐突に口を開く。

    「俺、このモール出たら“チキンレース”じゃなくて“チキン南蛮”屋でもやろうかと思ってる。」

    フブキは一瞬きょとんとした顔をして、すぐに吹き出した。

    「……ゼロヨンさん、それ“命がけの味付け”ですね。」


    二人は顔を見合わせ、声を上げて笑った。

    戦場の緊張が、ほんの一瞬だけ解ける。フブキは息を整え、微笑む。

    「……少しだけ、楽になりました。ありがとうございます。」

    ゼロヨンは肩をすくめて言った。

    「笑って死.ねりゃ、それで十分だ。」


    その笑い声が、戦いの前の最後の“人間らしい音”だった。


  • 159二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:38:44

    bB煌…すげぇ
    あのラーメン・ジョーよりタフだったし

  • 160クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:40:13

    モール全体が低く震えた。

    停電した天井から非常灯が赤く点滅し、各階のスピーカーが同時に軋むような音を立てる。


    「――これにて、タフカテモール・サバイバルを終了します。生存者は……3名。」


    合歓垣フブキ、死にたがりのチキンレース ゼロヨン、

    そしてトライピオ。

    彼らはそれぞれ異なる場所で警報音を聞きながら、同じ言葉を口にした。

    「……終わり、か。」


    だが放送は続く。


    「ゲームクリア条件は満たされていません。残る主催者を――討伐してください。」


    同時に、警備員室のロックが解除される音が鳴り響いた。

    冷たい風が通路を駆け抜け、焦げた鉄と油の臭いが漂う。

    誰かが、この惨劇を見下ろしていた。

    “最後の敵”が、ようやく姿を現そうとしている。


    フブキは刀を握り、ゼロヨンはエンジンキーを回し、トライピオの光学センサーが赤く輝いた。


  • 161二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:41:16

    >トライピオ

  • 162クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:41:45

    警備員室。

    無数のモニターがノイズを放ち、赤い非常灯が点滅する中、“主催者”――トライピオが姿を現した。

    羽根のような刃を回転させながら、甲高い金属音を響かせる。

    「観察は終わりだ。お前たち三人――最終実験の被験者として、消えてもらう。」


    合歓垣フブキが前に出る。

    「……あなたが、この狂気を生んだ張本人ですね。」

    彼女の声は怒りではなく、決意に満ちていた。

    横でゼロヨンがエンジンをかけ、タイヤが床を焦がす。

    「観察だと? じゃあ見てろ――俺たちの“生”の加速を!」

    そして、背後でラーメン・ジョーの幻影が燃えるように浮かんだ。

    それは、戦い抜いた者たちの“魂”の記憶だった。


    トライピオのブレードが回転し、金属片を飛ばす。

    フブキはその隙を見極め、一気に踏み込む。

    「六波羅新陰流――疾風の型!」

    閃光が走り、トライピオの装甲が裂けた。


  • 163クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:43:42

    「まだ終わらん!」

    トライピオが高熱の弾丸を放つ。

    その弾道を、ゼロヨンの車《bB煌》が割り込んで遮る。衝突の瞬間、轟音とともに炎が弾けた。


    煙の中からゼロヨンが這い出し、笑う。

    「……止まれねぇのが、俺の走りだ。」

    彼はアクセルを踏み込み、最後の突撃を敢行――車体が唸りを上げ、トライピオを押し潰すように突っ込んだ。


    爆発。吹き飛んだ鉄片と火花の中、フブキは刀を握ったまま目を閉じた。

    「これで……全て、終わりましたね。」


    トライピオの声がノイズに溶ける。

    「観察結果……人間は、破壊よりも……意志を選ぶ……」

    その言葉を最後に、主催者のシステムは完全に沈黙した。




    死亡:主催者 トライピオ(轢殺・破壊)

    生存者リスト:

    合歓垣フブキ/死にたがりのチキンレース ゼロヨン



  • 164二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:43:47

    "出落ち"を超えた"出落ち"
    もうそのままクソザコフリスビーとして倉庫に眠っとけと思ったね

  • 165二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:44:26

    へぇい(異常トライピオ愛者書き文字)

  • 166クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:44:50

    警備員室の炎が鎮まり、焦げた鉄とオゾンの匂いがモール全体に漂っていた。


    合歓垣フブキは刀を鞘に収め、ゼロヨンはエンジンを止め、無音の駐車場を見つめていた。

    もう放送も、警報も、誰の声も聞こえない。


    「……終わりましたね。」

    フブキの声は、静かで澄んでいた。

    ゼロヨンはタバコを取り出し、火をつける。

    「終わりなんて、走ってるうちに何度もあった。でも……今回は、止まってもいい気がする。」


    フブキは微笑み、夜空を見上げた。モールの天井が崩れ、外の星が見える。

    「きれい……ですね。」

    「地獄の出口にしちゃ、上出来だ。」


    二人は互いに言葉を交わさず、ただ静かに立ち尽くした。

    その背後で、消えた者たちの記憶が風のように囁く。

    “よく、生き抜いたな。”





    やがて、夜明けが訪れる。

    モールの外――“タフカテ社”のロゴが焼け焦げた壁に浮かび上がった。

    すべてを仕組んだ企業の名を背に、二人はゆっくりと歩き出す。

    生き残ったのは二人。だが、勝者はいなかった。


  • 167二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:45:03

    ”死にたがり”が最後まで生き残るなんて刺激的でファンタスティックだろ?

  • 168クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:47:14

    以上をもちまして『タフカテモール炎上編 Battle.2』を終了させていただきます

    ご鑑賞誠にありがとうございます



    GPTくんの反応がクソゴミだったから時間がかかったんだよね

  • 169二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:47:53

    >>168

    オツカレーッ

    ネムガキがこんなに強いなんてあたしゃ聞いてないよっ

  • 170二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:48:13

        死にたがり
    今後は『チキンレース』じゃなくてチキン南蛮屋として人生を突っ走って欲しいですね…ガチでね

  • 171クレイジー・バトロワ主催25/10/20(月) 23:49:20
  • 172二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:51:13

    >>168

    オツカレーッ

    やっぱ誰が活躍するか分からない感じはシミュロワが1番やで なっ

    シミュロワ最高

  • 173二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:56:07

    これもしかしたらこれまでのAnotherロワもこのプロンプトでそれっぽい絵面を作れるんじゃないですか?

  • 174二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:59:06

    >>173

    胸糞ロワとか凄いことになりそうだよねパパ

  • 175クレイジー・バトロワ主催25/10/21(火) 00:01:50

    今回のエミュの改善点としてはネムガキの台詞が後半敬語になっていたところっスかね

    >>142でヒヨリと戦ったところで年下だから敬語でもいいかと思ったけどそのままになってしまったんだァ

    GPTくんがもう少し普通に動いてたら修正指示したんやけどなあ…



    >>173

    >>174

    ハイ!ログデータを用意すればいくらでも自分で作れますよニコニコ

    ただGPTくんも行間を読む必要があるチームや同盟については認識が難しいところがあると思われる

  • 176二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 00:03:14

    >>175

    そこもまた解釈やでっなっ

    思考の多様性最高

  • 177クレイジー・バトロワ主催25/10/21(火) 00:13:46

    ◇後日譚「bB煌の止まる場所」


    タフカテモールの惨劇から一年後。

    郊外の国道沿いに小さな食堂ができた。

    看板には、手書きの文字で――「チキン南蛮ロード」。


    埃をかぶったbB煌が一台、店の裏に停まっている。

    あの狂気の夜を駆け抜けた車だ。今では荷台が簡易の冷蔵庫代わりで、チキン南蛮の仕込み道具が詰まっている。


    昼下がりの油の匂いの中、ゼロヨンは鍋を振りながら呟いた。

    「こいつも、やっと休ませてやれるな。」


    ちょうどその時、風鈴が鳴って、扉が開いた。

    「こんにちは。……bB煌、まだ動くんだね。」

    そこに立っていたのは、合歓垣フブキ。彼女は穏やかな声で笑いながら車を見つめた。


    「前に見た時より、優しい顔してる気がするよ。 もう“走るための車”じゃなくて、“生きるための場所”になったんだね。」


    ゼロヨンは肩をすくめ、鉄板の上にチキンを置く。

    「南蛮も人生も、焦げねぇように火加減が大事だ。」

    フブキはくすっと笑った。

    「うん、ほどよい熱が一番だよね。……生きるのも、きっとそうだし。」


    外では、bB煌のボンネットに夕日が反射して光った。その輝きは、まるで“生き残った者たち”の証のようだった。


  • 178二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 00:16:09

    なんやネムガキが漏醐と焼き加減の話をしてたのが伏線みたいやのぉ

  • 179二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 00:30:24

    >>175

    これ過去ロワみたらあった

    「一緒に他の参加者を探しました」

    とか

    「この戦いが終わったら結婚する約束をしました」

    とかも協力関係の文にしていいタイプ?

  • 180クレイジー・バトロワ主催25/10/21(火) 00:38:19

    >>178

    キミ グッド解釈と認めるネ



    >>179

    ああその辺は主催者モブがどう判断するかの匙加減次第だから自由に決めていい

    ワシのGPTでは「一緒に他の参加者を探しました」はあくまで一時的に行動してるだけと解釈されることが多いっスね

  • 181二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 00:58:01

    試しに過去ロワのログデータ使ってやってみたら導入でいきなりオリキャラ・ラッシュが始まったんだよね
    どう指示すればいいのか教えてくれよ

  • 182クレイジー・バトロワ主催25/10/21(火) 01:08:40

    >>181

    あっこのプロンプトを読ませる前に…まず参加者一覧を読ませてメモリに記録させておく必要があるでやんす

  • 183二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 01:17:38

    >>182

    えっそうなんですか

    なんていって読み込ませればいいんですか

  • 184二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 01:22:54

    >>183

    以下がバトルロワイヤルの参加者です。正確な人数でリストアップしてください。


    『AIロワだから自重した先生(ドラえもん)』

    『ラクリマ(ケントゥリア)』

    『柳生常闇斎から六波羅新陰流を学んだ合歓垣フブキ(ブルーアーカイブ)』

    …(参加者列挙)


    以上です。メモリに記録してください。

    バトルロワイヤルの設定、ルールを送ります。




    ワシはキャラエミュ用の細かい設定を色々するけどとりあえず参加者入れ込みたいならこれでええやろ

  • 185二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 01:23:33

    >>184

    あざーっす

    もっぺんやってみるのん

  • 186二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 01:40:25

    プロンプト観る限りあまりセリフは出させないようにしてるのにこんなにセリフがでるんですねぇ

オススメ

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