- 1二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:40:51
- 2二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:43:16
立て乙
- 3二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:44:31
- 4二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:46:28
建て乙です!
- 5二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:52:23
おつ
とりあえず10まで〜 - 6パンドラボックスの人25/10/20(月) 22:52:44
立て乙です!マジで長くなりましたね・・・
- 7二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:53:23
立て乙です。
- 8二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:53:50
盾乙
- 9二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:55:20
のんびり更新なの、個人的にめちゃくちゃ嬉しいんだ。追いやすくて……
- 10二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:56:58
- 11パンドラボックスの人25/10/20(月) 23:01:46
では、このスレの最初の方から投稿している奴のまとめを……
前スレとかでも言いましたけど、別にこの設定を踏襲するかどうかは自由ですので……(引用するなら、このスレなのを明示してほしいくらい)
ミレニアムの開けてはいけなかった箱
ミレニアムの開けてはいけなかった箱 | Writeningこの物語は、ここだけちょっと奇行が多いモモイ【微ホラー?】スレの>>102の以下の書き込みから違う人が続きを書いた結果、筆が乗って長編になった物です。 二次元好きの匿名さん24/05/28(火) 02:36:2…writening.net美術室の怪
美術室の怪 | Writening美術室の石像# 「パンドラボックスの異変」の後、ラクスとユウカの投資が軌道に乗りそれぞれの部活に予算が行き渡るようになってきたころ ミドリはペンを片手にため息をついていた。原因は絵を描けない事では…writening.netほしのふるよる
ほしのふるよる | Writening前日譚~邂逅~# 時刻は深夜、コンビニ帰りのモモイは途中、なぜだか無性に気になって路地裏に入った 「お待ちしておりましたよ『終わりを告げる一人目の挑戦者』、 確か才羽モモイさんとおっしゃるのでした…writening.netツルギの友人とお屋敷の謎
ツルギの友人とお屋敷の謎 | Writening「それに…いたずら程度で済む怪異はむしろいてくれた方が安定するしね」 「どういうこと?」 ミドリが質問する 「ほら、怪異って同じところに何個もあるって言うの聞くの稀でしょ?理屈はわかんないけど縄張り…writening.net災厄の狐
『災厄の狐』 | Writening始まり# その日尾刀カンナは残業をしていた 長時間の勤務はむしろ業務の進捗が下がるのはわかっていたが、 書類作業を終わらせなければ明日の部下達の業務に支障が出るため、仕方なくだった 「これの担当はこ…writening.net戦場
戦場 | Writening戦いの始まり# 私は正義実現委員会の一員だ。特別なところは無いとは思う…… いや、銃がジャムった時に手間取ったり、 反動に振り回されているのは周りから見ても良くない方か…… そんな私でも、今はそれを理由…writening.net短編集
短編集 | Writeningモモイ達の何気ない日常# モモイはゲーム開発の合間にコンビニに買い出しに出かけていた。そこでとある路地が気になった 「…嫌な気が溜まってるなぁ」 今ならほぼ手ぶらで身動きがとりやすい。放置して後で問…writening.net - 12二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 00:28:45
立て乙です!
- 13二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 06:25:27
一度落ちた時は焦りましたけど
ちゃんと次スレにつなげられてよかったです…。 - 14二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 14:29:26
サツキのクーデターがどうなるかのとこだったっけ
- 15二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:25:31
そもそもサツキは自分の立場も危うくなる可能性大なクーデター自体してくれるかな…?
……するかもな、痛い事嫌いだけど基本的には皆の幸せが好きな子だから - 16二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 06:40:12
- 17二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 13:19:21
昼保守
- 18二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 20:52:52
私は風紀委員長から深刻な相談をされた。
最近、同僚の横乳を出した犬が、誰もいない入口に向かってけたたましく吠えるというのだ。
私が風紀委員に挨拶に行った時に、私を見た瞬間ギャオオオオンと吠えまくる人なつっこいあの犬が、突然ものすごい剣幕で吠えるのだという、しかも時間を問わず。
不安がる風紀委員長が霊を引き寄せやすい体質だったことを思い出し、私は寺生まれで霊感の強いMに相談する事をすすめた。
ファミレスで3人で食事をしながら事の話をするとMは
「大丈夫、その犬は帰ってきた先祖に挨拶してるんだよ、この時期だし」とのこと。
すっかり安心した風紀委員長を送り返すと、Mからモモトークが・・・
「風紀委員長さんの言っていた事だけど、確認したい事があるから、風紀委員の部室前まで案内して」
深夜2時、風紀委員の部室前に行くと、確かにゲヘナ生徒会長像に繋がれた犬が吠えている。
「やっぱり・・・」
そう呟いてMは風紀委員部室の向かいにある窓ガラスに手を添えた。
するとそこからスッと青白い光が走り、幾つもの亡者が風紀委員の扉を通り抜けようとしているのが見える。
しかし犬の抵抗に遭い、上手く通り抜けられない模様。
「大した犬だね・・・ずっと家を守っていたんだ」
そういいながら犬の頭を撫でるM。
「fatalityっ」
Mの声と共に窓ガラスは壁を押し広げ部室を避け天に伸び、虹のように遠くの空に伸びていった・・・。
”何故Hに嘘をついたんだい?”の問いに
「いくらN先輩と同じくらい強いとはいえ、女の子を無駄に恐がらせるのは私の仕事じゃないじゃん・・・」
寺生まれはスゴイ、私は久しぶりにそう思った。 - 19大渦の人25/10/22(水) 20:53:43
- 20二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:18:08
寺生まれTさんコピペそんなにあるんだと思ったのと同時にあまりにも人権無視されているアコが気になり過ぎる…!!
- 21二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:21:29
- 22二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 07:17:10
- 23二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 14:30:01
昼保守
- 24二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:20:50
いや50話もあるんかい!!!?!?寺生まれTさんネタそんな多いの!?!?
- 25二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:24:31
そもそも怖いコピペにTさんを出してぶち壊すっていう鬱クラッシャーみたいなのだから
ホラーの短編コピペがあればそっから改変される
くねくねも吹き飛ばされた - 26パンドラボックスの人25/10/23(木) 23:35:35
前スレ186
「そうだ、あまりこっちばっかり情報をもらっているのも悪いっすから、こっちの動向も話しておくっす
……ゲヘナがあまりにも大人しいもんだから、こっちで比較的過激な勢力が探りをもっと入れるべきだと言い始めたっす」
「ええ!?大丈夫なの……?」
「いったんは上が抑えたっす。ただ、確かに情報は必要ってことでこっちから人を送ることになったっす
……シスターフッドから」
「サクラコ先輩のところから……?」
「も、もっと穏便に出来ないの……?例えば今からでも自分からマコトちゃんに言うとか……」
なんとか心を落ち着かせた第一声がこれだった
「組織としては今が一番順調なのでしょう?……構成員が一人異を唱えたとして周りは聞くかしら?」
「それは……」言葉に詰まってしまった
"リスクがある彼女にわざわざ話すと言う事は勝算はあるのかい?"
「勝算と言うか、このクーデター自体を成功させる必要性はありませんわ。『現体制がそのままではうまくいかない事を伝える』のと『民衆の溜飲を下げさせる』のが目的ですので」
「それでも……」なおも食い下がる私に不意に落ち着いた声がかかる
「優しいんですのね……ですが、優しいだけでは何も守れませんのよ?」
いつの間にか被っていた狐の面越しに鋭い眼光と長い銃身が向けられる。……怖い。怖いが……
「……痛いことはあるかもしれないけど、酷くはならないのよね?」
「ほんとに酷いことになった場合、私の性にしても構いません」
"……こっちでもなんとかなる様に手回ししてみるよ"
「というわけで、アイドルとしてマリーにはゲヘナで単独ライブをしてもらうことになりました」
「あの、質問が……」
「ええ、分かっておりますとも『なぜ私やミネ団長がついてこないのか』だとか、『日程が急すぎないか』だとか……
実は先ほどまでの説明は表向きの物でここからが本題なのです……
マリーには『ゲヘナの様子』を見てきてもらいたいのです……」
「一体なぜ……?」
「最近ゲヘナの体制に変化があったらしく、何やら不穏なようなのです。原因を調べろとまでは言いませんが見てきてもらってそれが本当なのか確かめてほしいのです」
「正直不安ですが……分かりました、期待に沿えるように頑張りますね」 - 27二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 07:49:50
偵察って感じかな、マリーに何か起こらないといいけど
- 28二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 13:22:14
でぇじょうぶだ、マリーは必要ならば銃を抜いて盗んだバイクで2ケツして走り出せる子だから
やる時はやれるさ…怪異に対しては、ちょいと分からないけども告解とかで問答にも強そうだからあの手の怪異でも多少話は出来るかもしれない - 29二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 21:54:42
- 30二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:21:53
そっかよくよく考えれば神職さんかシスターは
- 31二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 06:58:51
- 32二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 14:08:54
暴動が起きる予定のゲヘナにマリーを単独で!?!!?
- 33二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 21:24:59
ミレニアム七不思議
№4102100003「いつもの四人目」
危険度 E?(被害報告は無いがいまだ詳細不明)
モモイ「ミドリが居なかったらフツーに遊んでいただろうね。」
本怪異はモモイ、アリス、ユズ、怪異の4人で部室でゲームをしていたところ、
部室にやって来たミドリがいつの間にか4人組で遊んでいる怪異をの存在を指摘したら
その存在が消滅したことで存在が発覚しました。
この怪異は三人組のグループに四人目の仲間となって紛れ込みます。
そしてそのまま三人組からは「何時もいる四人目の仲間」として認識され。
三人組は何の疑問を持たずにその怪異を受け入れます。
怪異はグループ行動をやめるとに誰にも気づかれずに消滅します。
また、外部の人間から「そいつは誰だ」と怪異の存在を指摘されても
その怪異は消え去るようです。
なお、外見は赤い帽子にひげ面の大柄の成人男性という。
キヴォトスではかなり浮いた外見なので
怪異が消えるときは後者のケースが多いようです。
※元ネタ「カブトボーグvxv」 - 34二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:20:47
ちくわ大明神みたいな方かな…?
害はなさそうだし、奇数が偶数になるのは割と有難いから良いけど……でもモモイ相手にも認識災害起こしてるのが普通にやばいかなぁ… - 35二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 06:10:34
この手の怪異って、指摘するのが正解のパターンも、知らんぷりでおもてなしするのが正解のパターンもあるからなぁ。
- 36パンドラボックスの人25/10/26(日) 12:54:54
万魔殿の会議室ではチアキが報告を上げていた
「今回の調査で万魔殿の支持率が上がったことが判明しました
風紀委員会との連携も進み、昨日に至っては何と事件がゼロ件でした
更に今日はトリニティから来たアイドルのライブが大成功に終わり、観客も興奮冷めやらぬようです!」
「素晴らしいじゃないか…キキキッ。ところでサツキとイブキはどうした?見当たらないようだが」
「……マコト先輩……それが……」
言葉に詰まるチアキに変わってイロハが続ける
「イブキは『ワイルドフォックス』を名乗るどう見ても『災厄の狐』に攫われました……
さらにサツキ先輩は『もっとゲヘナは自由であるべきよ』と言って自分の部下を連れて出て行ってしまいました、実質クーデターになってしまっています
しかもこのタイミングで風紀委員会へのデモもまた起きていて
その混乱と鉢合わせたライブの観客が『世に平穏のあらんことを』などと言って喧嘩などをする騒ぎになっています
更に悪いことにそれに巻き込まれたトリニティのアイドル、マリーさんとその護衛の正実のイチカさんが行方が分からなくなっています
対処しようにも風紀委員会の多くはトリニティとの境界線付近で爆発事件を起こした生徒の取り扱いを巡って正実のハスミさんと揉めており、
前述のように私たちの動かせる人員も減っているため手が回らないのが現状です……」
それを聞いたマコトは震えながら帽子を机の上に置く
「……二人だけ残れ、イロハ、チアキ」
他の人たちが出て行ってから再びマコトが口を開いた
「いくらなんでも色々起こりすぎだろ!?私たちが頑張ってきた結果がこれか!?
嫌いな風紀委員会ともきちんと協力してきたのにか!?……畜生め、判断力が足りなかったとでもいうのか!?」
「落ち着けないのは分かりますが落ち着いてください……」
「クーデターなんて起こるのはチェリノの所だけでいいんだよ!
大体トリニティのハスミとかいうやつも『ゲヘナ嫌い』だとか言って大きな胸揺らして邪魔しにきおって!」
「あれは初対面で失礼な事したからでしょう、と言うか今のも大暴言ですよ」
「いくら有能なマコト様であっても、と言うか誰だってこんな状況になれば激昂するに決まってるだろ!」
一方、万魔殿以外でも頭を抱える人たちが居た
"「「「……なんか思った以上に大事になってるな……」」」」"
- 37二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 22:17:18
ヒ○ラー「ちくしょうめぇっっ!!」じゃんww懐かしいwww
- 38二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 01:29:01
これってイチカ側とサツキ側の計画が変に噛み合って事がデカくなりすぎたな?
- 39二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 06:22:28
>>36いったい何が起きたんですか!?
- 40二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 13:24:34
ブチ切れマコトで草
- 41二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 14:35:59
敢えて問題を起こそう。までは良かったものの、まさか同じ考えを持った人達が他にもいた為カオスになったと……
いやぁゲヘナしてきたなぁ!!(ワクワク) - 42二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 22:33:43
イブキは攫われるし、サツキは出ていくし、ビーバイブが暴れてるし。
流石にこれはマコトもキレるか。 - 43大渦の人25/10/27(月) 22:42:23
一応生存報告を。
現在時間がある時に少しずつですが話を書き進めています。もちろん失踪する気はありません。
忙しい期間が終わるまで絶望的に更新が遅くなりますが、それでも楽しみにして待ってくだされば嬉しいです。
それとちょっと設定に話をば
大渦の災禍 星が襲来した時の話 | Writeningこれはきらきら星が一回目にキヴォトスに襲来した際のお話。 最初、星はサンクトゥムタワーに落下しました。落下の衝撃で連邦生徒会は壊滅、星によってサンクトゥムタワーは乗っ取られました。 そこから死亡し…writening.net - 44二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 06:21:22
何が起きたかの簡潔な説明か、いいですね。
- 45二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 12:44:09
- 46二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 18:38:53
今日、Aと監督官が出掛けて、ハイランダー寮には私と妹(高1)だけ。暇なんでちょっと意地悪してみた。
何となく居間で一緒にテレビを見る。結構風の音が強い。
妹「今日風強いね」
私「クチナシサンが来るかもねー」
妹「え?何それ?」
私「…何だっけ、忘れたー。そのスマホで調べてみればー?」
15分後。
ずっとスマホを握って固まってる妹。
私「そういや、今日友達の家に泊まるからー(嘘)。21時くらいに家出るー」
妹「パヒャッ?そんなの聞いてないよ…っていうか変なもの読ませないでよバカ!」
読むと来る系の怖い話を集めたサイトを、読み通しちゃったらしい 。
「H、友達の家に泊まれていいな…」「ねえ、今日は家でNと遊んでよ」「電車でGO一緒にやろ?」「今日テレビ面白いから、寮に居たほうがいいよ?」
引き留め作戦に出る妹。
スルーして居間を出ようとすると、
「ちょっと待って!出来ればこの部屋から出ないで!ね?」
面白いので、非通知で無言電話掛けたり、影から物音立てたりして遊んでみた。
「Hでしょ!ほんっと怒るよ?!もう、そういうのやめようよ…ぅ…ぐっ…ひっ……(泣き始める)」
コン……コン……
窓がノックされた。風なんかじゃない。
確かに蒼白な手が、カーテンのスキマから見えた。
ここは2階だ…第一、私も家の中から妹にイタズラをしている…そんな……
「fatality!!!!!!!!」
一閃、青白い光弾が手を吹き飛ばした。
妹「だ……れ……?」
「カイテンジャーさ」
窓から現れたのは、寺生まれのMさんだった。
妹は安心して眠りについた。
「女の子を泣かせるもんじゃないよ。お姉ちゃんなら妹を守ってやらなきゃ」
やっぱり寺生まれはすごい、心からそう思った。 - 47二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 22:25:24
- 48二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 06:20:56
- 49二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 14:19:35
- 50二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 22:20:38
夜保守
- 51パンドラボックスの人25/10/30(木) 00:54:46
「あなた様……一つ私謝っておかないといけないことがあります……」
"今回は自分も良いよと許可を出したんだ。寧ろこれからの事を考えるためになるべく正直に話して欲しい"
「はしゃぎ過ぎました・……『彼女』の覚悟を見たから張りきったと言うのは建前であの事件以来の大暴れの機会と見込んで、その周りの扇動をこれでもかとやりました……」
"つまり、誘拐とクーデターとデモは予定通りだったと?"
「はい……確かに彼女は覚悟を決めてくれましたが、あの計画のままでは握りつぶされてお終いだと思いましたので……」
"いや、正直自分もワカモは何か動くだろうなとは思ってた。予想外だったのは外の動き…つまりトリニティサイドの動きが抜けていたことだ・・・・・"
「その代わりと言っては何ですが……イブキちゃんの身の安全は保証しますわ」
"ある意味一番きつい役柄を押し付けてすまない……"
「……というわけで、万魔殿はその対応に追われていると思われます」
部下の報告を受けてサツキは狼狽する
「どうしてこんなことに……私はただ、マコトちゃんたちに私の思いを伝えたかっただけなのに……」
「そのことなんですが、議長から伝言が届いています……『サツキ、お前がそこまでの事をすると言う事はよほど抱えたものがあるのだろう。だが状況的にはすぐには無理だ……許すのならばその思いを後で聞かせてほしい』とのことです」
「・……なら私はここで待つわ。いつまでも待つわ」
「どうしましょう……」群衆にいつの間にか押し流され、知り合いであるイチカさんとすらはぐれてしまった私は
その身一つでどことも知れない地下を歩いていました。そこで広い空間に出ると……
「あそこだ!撃て!」
唐突に発砲されました。混乱しつつも確認する限りは、ここは何かの格納庫・・・・・
何らかの車両……?いや、車輪も無く風船みたいなものが見える限りホバークラフトと言う物でしょうか?
察するに『ここ』を守る人たちの領域に踏み入ってしまったようです・……
「…!聞こえるっすか!?聞こえなくても説明するっす!そこら辺に居るのはまともに弾も当てられないような雑兵っす!でも赤い帽子とジャケットの奴だけは見かけたら最初の一発は避けるっす!合流するまでは持ちこたえるっす!」
かなり慌てた様子の通信を聞きながらなんとかするためにはと銃を抜いたのでした
- 52二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 07:07:20
ゲヘナ大混乱…。
いつもの光景の様に見えていつもの光景じゃないな! - 53二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 14:30:23
せやな、イブキ(ヤバい外の神憑き)誘拐とかイブキの相手をするとしてもその後のゲヘナ相手としてもマジでワカモ大変だろうしな……
いや本当お疲れ様… - 54二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 15:36:42
ゼンゼロのアリスとブルアカのアリスの声優さんが一緒と知って思いついた怪異達です。若干クロス注意
「キャラ入れ替え鏡」と「ドリームリンク社」 | Writeningミレニアム※※不思議 No.1111「キャラ入れ替え鏡」 危険度B(基本はSS〜D) モモイ?のコメント:「はぁははは、ここはどこだ!」 アリス?のコメント:「シンメトリーなのだわ!」 ミドリ?のコメント「あまり…writening.net - 55二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 22:18:00
夜干
- 56二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 03:20:28
中の人ネタかぁ。
それよりドリームリンク社の方が謎が多そうだ…。 - 57二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 08:53:48
朝保守
- 58二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 13:36:39
- 59二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:40:46
保守
- 60二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 22:46:50
組織力と考えればやっぱゲヘナそのものだけども…それに影響めちゃくちゃ与えている今のイブキちゃん(外神オプション)自体も爆弾が過ぎるから……身体的には前者で精神的には後者がキツそうとは思う。でも場合によってはワカモはどっちもかもしれん…
- 61パンドラボックスの人25/11/01(土) 01:28:53
時は少し戻り、万魔殿でのやり取り。マコトは帽子を被りなおした
「……風紀委員会にはすぐ戻ってくるように伝えろ、間に合わないかどうかはこの際関係ない」
「しかし対処に当たってる行政官が納得しないかと」
「そんな物、犬でも食わせておけ!今ここでこれをなんとかしないとその立場すら保証出来んぞ!」
「マリーさんたちはどうします?彼女たちが無事じゃなかったらそれこそあれこれ言われますよ……」
「こっちに送ってきてる以上ある程度は覚悟の上だろう、もちろん対外を考えるなら探しに行きたいが……そんな余裕はない!」
「サツキ先輩の件は……?」
「……伝令を飛ばせ。本当だったら寝首を掻くことだって出来たはずだ。つまり私を蹴落とす意思は無い。やり取りがしたいだけだ……」
「……イブキは?」
「言うまでも無いだろう。これより万魔殿は奪還に動く……あの女狐め何かあったらただじゃ置かん
ぞ」
ゲヘナとトリニティの境界線そこでは言い争いが過激化していた
互いに銃を持ちながら、銃撃に発展しなかったのは互いに治安維持組織だと言う最低限の意識があったからに過ぎない
「ですから、こちらの土地で起きた爆発事件のこちらの生徒による捜査はこちらでしますので……」
「何を言ってるのでしょうか?その爆発でかなりの損害を受けたのですけど……?」
パワーバランスが少しでも変われば互いに撃ち合いかねない雰囲気を打破したのは一つの声だった
「止めなさい、アコ。……今はその生徒の身柄をそちらに預けるわ。ただその後はきちんと返してもらうわよ」
「委員長、それでは……」
「……聞き分けなさい。『貴方』もそれでいいわね?」
「は、はい……」思わずその気迫に返事をしてしまったがそれには既視感があった
「……やはり彼女にはツルギ、もしくはそれ以上が……?」
ホバークラフトの格納庫、しばらくの撃ち合いで気が付いたことがあった
先ほどの通信の通り、相手のほとんどはまともに当てられない
つまり細心の注意さえ払えば隠れてれば被弾しない
しかし何もしなければ相手の増援を許すだけなので撃つ必要性自体はある
『時間的危機』を感じながら、撃ち進むしかないのであった
- 62二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 07:06:44
トリニティかイブキのどっちを取るかと言ったら
そりゃあマコトはイブキを取るよなあ。
ますますモモイは蚊帳の外だけどここからどう関わる事になるのか? - 63二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 15:26:39
大変だな
- 64二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 23:08:46
保守
- 65二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 07:15:46
やっぱり真面目なマコトはかっこいい…それどころじゃないけど
- 66二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 13:48:01
このレスは削除されています
- 67二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 22:31:26
夜保守
- 68二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 06:34:48
そりゃあそれだけ大変な事がゲヘナに起きているって事だからな。
- 69二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 12:58:43
このレスは削除されています
- 70二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 21:37:22
干渉のやり方ミスったら最悪三大校で三つ巴の争いになりかねないからね。慎重にいかないと。
- 71二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 23:06:09
とりあえず神様に「正しい事」と「ゲヘナ」はちょっと相性悪過ぎるから善意だとしても加減してほしい事が伝われば良いんだけどね
- 72パンドラボックスの人25/11/04(火) 00:35:13
「いやぁ、想定外を超える、想定外っすねぇ……」
元々争いごとになるかもしれない、と言うことで自分たちが一緒に派遣された
そこに更に自分は怪異の影響によるもっと酷いことが起こるかもとも思っていた
それは『例の集団』にも共有はしてある。だが現実はさらに想像を超えた
「アイドル活動をするとは聞いたっすが……まさかファンがフーリガン化するとは……」
これではまるでこの混乱に火に油を注いだようなものだ
更に悪いことによりによってアイドルとして来ていたマリーさんが群衆に押し流されてどこかに行ったか分からなくなってしまった
一応彼女も武装はしてるはずなので万が一の場合は自衛は出来るとは思うが……
「しかし……対象が『学園』だときりがないっすねぇ……!」「居たぞ!羽根付きだ!」
迂闊にも頭を出して大声を出したやつに銃弾をお見舞いしつつ返事をする
「美味しく頂かれるのは勘弁っすよ?」
「どうしよう……」
モニター越しにニュースを見ていたモモイは食い入るように何が起こったのかを確認していた
「……?全く関係ないと言えば嘘になるけど、この出来事自体は怪異が起こしたわけではない……?」
周りも巻き込んで情報を確認すればするほど怪異由来の不自然な点が全くない
念のため、『改変』を含まないかミドリにも確認してもらったがやはり同じだった
つまり結論を言うと……
「今起こってることは、『人』が起こした事しかない……?」
自分の身を守るため、また、ここで延々と撃ち合っていても仕方ないためホバークラフトを横目に
前進を続ける私。もちろん銃撃戦に適した遮蔽物を選びながら撃ってくる相手に対処していると……
「ええい、面倒だ!これでも食らえ!」あれは対戦車ランチャー!?
そんなものを撃ち込まれたら遮蔽物ごと吹っ飛ばされてしまう。思わず撃たれる前に撃ち返したところ……
「馬鹿!こんなところでそんな火力があるもん使ったら!」
あらぬ方向に飛んで行った弾頭が、何か可燃性の物に当たったのか大爆発し、主にホバークラフトが大炎上を始めた
響くアラート音。慌てふためく人たち。「早く消せ!少なくとも修理できるくらいにしとかないと!」などの声を聞きながら
閉まるシャッターを辛うじて潜り抜けて物資搬出入用のエレベーターに乗る私
「……なぜこんな『特殊諜報機関の荒事』のようなことしてるんでしょう!?」
- 73二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 06:22:29
おお、モモイが出て来た。
- 74二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 13:15:05
確かに今起きてる事自体は神様何もしてないのよね…ワンチャンいくら全知だとしても神様からしても予想外かもしれん
- 75二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:58:36
人間たちが勝手に争い始める様を見て何か変な気を起こさなければいいが
- 76二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:20:22
- 77二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 06:31:32
面白がってそうだよな、イブキについてる神様。
- 78二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 13:51:22
ヒナの方が片付きつつあるのが不安要素よな……まだ鎮圧される訳にはいかないというか…
- 79二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:16:31
夜干
- 80二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 00:18:30
駄文で申し訳ないですが…()
ミレニアム**不思議
No.6174「すぎこしの結界」
危険度:S(SS〜D)
モモイ判定:なんでこんなものが校内にあるの!?
概要:当怪異はミレニアムサイエンススクールの特段何も無い廊下の壁で発見された、結界の役割を果たしている張り紙です。
当怪異は以下の効力を持っています。
①怪異としての効果で一般人には感知できず、怪異が見える存在にはただの張り紙として認識されます。
②当怪異は貼られた場所の周囲一帯にて、設置した対象が望まない『危險なもの』を『辿り着けない」、「惑わされる」運命に導きます。
③この結界に攻撃行動を行う、破壊しようとする意志を見せるなどの行動を行うと、結界から外部へと排除される又は結界内へ取り込まれます。
また、当怪異の内部は結界が防いだ危險な運命の残骸を溜め込んでいるため、平行世界のミレニアムサイエンススクールや、ミレニアムに在籍する生徒や怪異なども存在します。
当怪異がいる廊下にて才羽モモイ及び才羽ミドリが歩いていた際に、才羽ミドリが廊下へ物を落とし、壁に手を突いた為当怪異へと接触、内部へ取り込まれたため発見されました。その後、才羽モモイ及びデスモモイ、生塩ノア、先生による才羽ミドリ救出作戦が決行され、無事救出されました。その後、当怪異は機能を失ったとされています。以下は救出時の行動を纏めたものです。
①半紙に墨汁で『立ち別れいなばの 山の麓に おふる まつとし聞かば 今帰り来む』※1と書き、結界の前へ供え、巻き込まれた存在へ『もう一度会いたい』という強い感情を込める
②気持ちを作れている間に結界にデスモモイの包丁を突き刺し、出来た穴より結界内部へ侵入。才羽ミドリの捜索へ
③捜索ついでに脱出に必要なことなので元の世界に存在しないものをノアの清国頼りつつ消滅させていく
④ミドリを回収、包丁が刺さったままで結界に空いていた穴から脱出
追記:結界内に存在していた異物の例を紹介します。
①やたらと七色に光り輝くセミナー会計
②何故か不思議と心をえぐられる鬱ゲーを作り出すモモイ
③アリスのお墓
④メカ4WDの姿で受肉したシッテムの箱 - 81二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 00:33:36
追記2:この結界は内部の過剰なまでの異物の存在で膨れ上がっていたため、異物の排除が終了すると自動的に結界の愛撫の空間で超新星爆発が生じます。
補足:※1:この和歌は迷子になったペットや動物が戻ってきやすくなるおまじないです。才羽ミドリは「迷子になる運命」にはまっていたため、このおまじないを使うことにより繋がりを強めることが出来ました。
また、結界は本来怪異の力で塞がれているため怪異特効のあるもので接触しない限り結界の効果範囲が今で弾かれて終わります。そして結界の先はキヴォトスとはまた違う次元に存在し、神秘を無効化するため、ヘイローの保護とキヴォトスとのつながりを保つためにシッテムの箱が必要とされていました。
補足2:当怪異を分析したところ、この怪異を設置したのは連邦生徒会長で、この結界が貼られた時期は連邦生徒会長が失踪する一年前と発覚し、其の場にいた全員からなんでこんなものを作ってなんでこんなところに貼ったのか、という疑問の声が湧いていました。
- 82二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 06:49:11
これ元ネタまちカドまぞくか!
- 83二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 13:08:11
- 84二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 21:20:09
- 85すぎこしの結界の人25/11/06(木) 21:21:51
半日くらいで元ネタバレるかな〜とは思ってたんだよ。まさか半日どころか四分の一日で元ネタをバラされるとは思わなんだわ…くそっ、このままSSを書こうと思っていたのに!!!元ネタバレてないまま進めてネタばらししたかったのに!!!いや~元ネタに気づかれちゃったんならしょうがないな〜!(全くしょうがないと思ってない顔)これじゃあ書いても面白みがないから書けないなぁ〜!いや〜残念だわ〜!(満面の笑み)
というわけで今抱えてたSSのプロット全て破棄しに行くから失礼するぜ!!!
実は書こうとしていたSSでもっといろんな異物を書いてみようかなって思ってたけど
一日どころか四分の一日で元ネタ割れちゃったから書きたくても書けなくなっちゃったのですよ。残念だねぇ(内心SS書かなくて良くなって安堵してる顔)
- 86二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 22:01:57
- 87スレ主25/11/06(木) 22:32:00
- 88すぎこしの結界の人25/11/06(木) 23:28:21
そうじゃないんよ…スレ主さんの許可は安心したけど元ネタがバレたっていうのは鬱ゲーモモイじゃなくてまちカドまぞくの方でございまして…()
プロットは完全に元ネタまんまだから知ってる人からしたら先の展開見えてしまうしおもんないよなぁって
それと腕に自身がないから掘り下げられるほどのSSを書ける気がしないと言いますか原作未プレイなのでどうエミュすればいいかわからないと言いますか(本音)
許可に感謝…ライン踏み越えないように気をつけます
…あれ?これもしかしてSS書かなきゃいけない流れになってる?もう逃げられない?
いやああああああああああ!()
これで勝ったと!思うなよ〜〜〜〜!!!(CV:某闇の女帝吉田さん)
- 89二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 07:44:00
おお…書いてくれるのか
- 90結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/07(金) 11:13:20
駄文失礼…キャラ崩壊もあるかもしれないけどゆるして(懇願)
「でさ〜お姉ちゃん、その時先生がさ〜?」
私はミドリと何の変哲もない廊下を歩いていた。他愛なく、当たり前の、いつも通りの日常を過ごしながら。
「いたっ」
その時、ミドリが何もないところで躓いた。その衝撃で、ミドリのヘッドセットが地面に落ちる。
ミドリは壁に手をついて立ち上がりながら、ヘッドセットを拾おうと動いていた──筈だった。
「えっ?」
目の前で、唐突に。まるでミドリなどいなかったと言わんばかりに。一瞬にして、ミドリが消えた。ミドリのヘッドセットだけがその場に残った。
「…え?」
一人残された私は、状況を把握することに一秒以上を要した。
怪異の気配はなかった。何某かの兵器で吹き飛ばされたからでも、落とし穴に落とされた訳でもない筈。
なのに目の前から完全に消えたのは何故?どうして?ミドリはどこ?
疑問が溢れたけどまずはミドリが消えた原因を探ろう…冷静になれてないけど。
少し擦り切れてボロボロになった一枚の『張り紙』が目に映った。
確かミドリが壁に手をついた下にはこの『張り紙』が貼ってあったよね…
慎重に近付く。そして、『張り紙』の正体はわかった。…けどこれは『張り紙』なんかじゃない。
「…結界だ」
とてつもなく緻密で、高度で、完璧な。それこそ件の連邦生徒会長が作ったものでしょと言いたい位の。
「私が気付けない筈が無いくらいの規模なのに今まで一度も存在を認知できなかった…?」
そう。怪異に関しては相応の知識があると自負している私が全く気付けないくらいの代物。
なのに気付けたのは、結界に「経年劣化で機能が弱った所で漸く気付けるようにした」みたいな認識阻害を掛けていたから。
「もしかして…これ壊して新しいの作ってねって事かな…?」
多分、そうだ。あの人は割とこういう事をしてた気がする。それはそれとして。
「ミドリを、助けないと」
恐らく、ミドリはこの中にいる。そうじゃなきゃ説明がつかない。幸い、残っていた結界から、内部がどのようなものかは分かった。必要な物と事も理解した。
「待っててね、ミドリ。すぐ、迎えに行くから。妹を守るのが、姉だからね」
さしあたり、必要なものを探さなきゃ。
「上手く出来るかな。不安だぁ…」
弱音を吐いても仕方ないと再びやる気を宿した瞳で、先生とノア先輩、あと習字セット一式を探しに行った。 - 91二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 20:17:29
感謝…ミドリはどうなるのか
- 92結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/07(金) 20:27:50
>>90 エミュむりぽ
【ノア先輩!大至急来て!】
とりあえずモモトークにて簡素に説明してる暇はない。さっさと呼び出して救出準備整えないと…
【えっと…何故私なんです?あとユウカちゃんにこの事相談はしてるんですか?】
出来てるはずもない。とりあえず事情は後で話すとだけ伝えて、私は今──習字セットを探していた。
「何処にもない!!!」
ここまで見つからないものだったっけ…あーやばい、焦りが止まらない!
”探し物はこれかい?モモイ。ユウカが「モモイが習字セット探してた」って言ってたんだけど”
振り返ると、後ろには習字セットを持った先生がいた。めっちゃ助かる。でもユウカに伝えたっけ?いや細かい事は気にしてられないしさっさと事情説明しちゃおう!
「実は斯々然々で」
”なるほど、丸々馬々って事なんだね。分かった、協力しよう”
一瞬で理解してくれた。流石先生。あ、ノア先輩も来てくれてる。じゃあもう行っちゃうか!
「取り敢えずする事だけど、まずはミドリの救出。この結界内にいるから、それを保護、救出することが第一目標」
「それは理解したんですが…一体どうやって結界を破るんですか?」
「I'll handle that.」
”怪異特攻で結界の壁を無力化して、空いた穴から侵入するんだね?”
「そう言う事!さて、習字セット用意した訳なんだけど、和歌を書いて供える為なんだ」
「供える?」
「そう。これで迷子になったミドリと繋がりやすくする」
”そもそもこの結界はなんなんだい?ただの擦り切れた張り紙にしか見えないけれど”
「これはね、設置した人が望まない『危險なもの』を「辿り着けない」、「惑わされる」運命に導くんだ。で、ミドリは怪異キャンセラーだから怪異の力で作ってた結界の壁をすり抜けて、多分多次元の折り畳みに挟まれちゃってるんだ」
”…多次元って何さ…”
「私にもわからないよ!でも確実に言えるのはミドリは今「迷子になる運命」に嵌ってる事」
「分かり易く言うなら宇宙のめくれたところ、と形容すべきでしょうかね?」
「多分そんな感じ!で、半紙に書いた和歌をミドリの愛用品…この場合はヘッドセットでいいかな。にお供えして、『もう一度会いたい』っていう強い愛情を込めて、結界に包丁をぶっ刺す」
「FATALITY!」
「穴が空いたら突入するよ!」
- 93結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/07(金) 21:15:17
>>92 これで合ってるのかわからないぜ、モモイエミュ
成程、見事な手際だ。たしかに怪異のエキスパートと言っても誰も文句は言わないだろう。だがそれはそれとして。
”モモイ、結界内からはどう脱出するんだい?”
「え?そりゃもちろん開けっぱの穴から縄投げてもらってそれ伝ってだけ…ど…」
”そうなのか。では今この場の誰がその「縄を投げる」役目を担うんだい?”
「…あ」
…ふむ。
”最後の質問だ。この儀式、中断は可能かい?”
「無理だね!!!」
…これは。
「二次遭難して終わりじゃないんですか!?」
「…まぁ、多分何とかなる!みんなを信じる私を信じて!!!」
私もノアの意見に全面的に賛同するよ…あと微妙にフラグを立てるのはやめなさいモモイ。
…やれる事はやっておこう。私は「大人」なのだから。
【ユウカ、暫く何の連絡もなかったらこの場所にエンジニア部を連れてきてくれ。多分包丁が刺さってるから】
【絶対に、壁紙に触れちゃだめだよ。引き摺り込まれるから】
とりあえず、連絡は送った。さて、鬼が出るか蛇が出るか…っと?
”これは…”
「落ちてませんか!?」
股間がフワッとする。正直こわい。いやでも私は大人なのだから我慢しなければ…
「ぐえっ」
「きゃっ!」
”うっ”
一秒もしないうちに私は地面に叩きつけ…られてない。なんか柔らかな感触…いや、私は何も見てない感じてない。
「お姉ちゃん!!!」
状況を判断し一瞬で落下地点から飛び退いた私はミドリの姿を視認した。だからノアからのジト目なんて気づいていない。気づいてないったら気づいてない。
”無事でよかっt”
”え!?モモイ!ノア!貴女達も此処に!?ってかそこの男の人誰!?”
声を出そうとして「大人」の女性の声に遮られた。その声の方を見ると…
ウルフカットに髪を揃えた、イケメンと評すべき顔立ちをして、『シャーレ』の名札をつけた「大人」が居た。
- 94二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 22:19:01
更新サクサクなのすごいぜ、少し目を離したら更新されてて嬉しいぜ
- 95パンドラボックスの人25/11/07(金) 23:27:38
何やら新しい風が来たね。こちらも続きを書きますね
「ねー、ヤバくない?いくら最近キラキラが足りてなかったとしてもここまでは眩しすぎるって!」
「そうだとしても私たちに出来ることある?……風紀委員長がなんとかしてくれるだろうし、その後疲れてたら慰めてあげましょ」
「賛成~!息抜きも大事だよね!」
食堂に居るのはゲヘナでも比較的大人しい二人組が残っているの横目に見つつ、事態を把握した私は彼女に指示をした
「ジュリ、申し訳ないけど今日は一切の食材に触れるのは止めて欲しいの」
「ええっ、私何か失敗しましたか・……?」
「違うの、この分だと今日はこれ以上は誰も来ないわ。仕込むだけ無駄なのよ」
「……!わかりました、廃棄するならともかく、少しでも冷蔵、冷凍して、先延ばしするのですね!」
「そう言う事よ(納得してくれて助かったわ……)」
物資搬出入用のエレベーターに乗り込んだ私
『どのくらい時間が経っただとか自分の命中率はどれだけだったか』を無意識に考えながら乗っていると
「逃がすな!追え!」の掛け声とともに斜め上のゴンドラから銃撃を受ける
斜めに上がっていくエレベーターのゴンドラ越しに繰り広げられる銃撃戦
荷物の移動用なのか時折上からくるフックを避けながら応戦していると、どうやら地上階に着いたようだ
閉所に居る人たちの銃撃を振り払い、外に出ると
ガトリング、機銃搭載ヘリ、鉄パイプを持った人、突撃してくる車、投げ込まれる手榴弾、
挙句の果てには対空砲台にも狙われる始末
都度都度ちゃんと遮蔽に隠れたから無事だったものの、これではいつ弾が直撃して意識を手放してもおかしくはない
対空砲台を指揮しているであろう建物にやっとのことで潜り込むと複数人が話していた
「なぜ『あなた』は捕まったのかしら?……あら?まさかあなたがここに来るとは……」
狐のお面を被った同じ格好の6人と、何やら小さい金髪の少女。詰問をしていた当たりどう見ても保護者には見えない
「……何をしているんですか?」「……連れて行きなさい」
一人が金髪の少女を連れてその場を離れる「あ、ちょっと……!」
追いかけようとしたところ直感が走り、咄嗟にドアに隠れる。
自分が居た所には銃弾が飛んでいた
「本気ではやらないから、全力でかかってきなさい!」
- 96結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/08(土) 00:15:55
どうしたものか。間違えて入れなくていいもの入れ込んじまった()
いいやこのまま続行しよ。スレ消費一個増えるだけだし((
今日はもうこれ以上更新できないので雑設定とこれをぶん投げたいと思った経緯(お気持ち)を書いておきます。
設定として、まずこの結界置いたのは連邦生徒会長です。何故ミレニアムにぶん投げたのかとなんであんな変哲もない廊下に貼られたのかは自分のつg…ループでそれを最善だと知ったのでしょう!(隠蔽)
んでこの結界は一応時空に干渉してるものなので何の対処も無しにぶっ壊したらミレニアムとそのご近所(キヴォトスの八割)が消し飛んで時空の迷子になります。歪みってすごい(粉蜜柑)
剥がして捨てようにも運命レベルのゴミを溜め込みまくってるのでアリスの十万倍の筋力でも剥がせないです。だからモモイは剥がして捨てるためにミドリの救出をメインに据えつつプラスで運命ゴミの消去も企んでいます。
ノア先輩がいる理由?ちっちゃな違いに気付ける女だからきっと柵の高さだとかそういう所も覚えてるでしょきっと(適当)
運命ゴミじゃない存在(自分が間違えて入れ込んでしまった女先生とか)も居ますけどね。どう対処しようかな、そもそもなんでプロット確認せずに入れ込んだし過去の自分。
とりあえず、これを楽しみにしてくれている方がどれだけいるかは分かりませんが。セルフでハードル上げてしまって震えてる阿呆を待っててください(震え声)
- 97二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 06:41:00
- 98結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/08(土) 10:02:38
>>93 書きミスのリカバーェ…
”えっと…どちら様ですか?とだけお聞きしても?あぁ、自分はシャーレで先生をやってます”
先生がなんか礼儀正しい。ちょっと面白いかも。
”あ、あなたも先生なの?私もなのよ…でも、こんな不思議な場所に来ちゃって”
女の人も先生だったんだ。…なら別世界から来てるね、これ。
「デス私、お願いできる?」
「I've got this!」
いけるらしい。負担かけちゃうけど…ごめんね?
「『立ち別れいなばの 山の麓に おふる まつとし聞かば 今帰り来む』」
簡素なおまじないだけど…無いよりはマシかも知れないし。
「FATALITY!」
まるで今だろ?理解ってるって。と言わんばかりのタイミングで空間に穴を開けてくれた。本当ありがとうだよ。
「女先生!この穴に飛び込んで!途中でなにかあっても絶対に振り返っちゃ駄目!!」
”えっ…と…分かったわ!でも貴女達は来ないの!?”
「貴女と私達の住む世界は恐らく違うので…きっと貴女の生徒たちが待ってますよ」
ノア先輩ここぞとばかりに台詞言ってる。エミュ難しいんだよ許して…
その後、女先生は穴を通って帰ってった。にしてもあの女先生イケメンだったね…ウルフカットがよく似合ってたや。
「モモイちゃん、あの人は結局なんだったんですか?」
「え~と、何て言うかなぁ…結界が防いだ運命のズレ?ゲームで選ばれなかった選択肢の残りかす?」
自分でも要領を得ない回答。言語化って難しい…
「つまりあれは…何らかの理由で赴任してきた先生が女性だった世界という認識で合ってる?お姉ちゃん」
ミドリ…なんで分かるのさ。合ってるけど。
「そゆ事。でも質量を伴ってるから結界が膨張しちゃうんだよね」
”つまり…消せば消すほど膨張が少なくなって元の世界に近づいていくって事かい?”
「That's right!」
「説明は終わったし早速作業に取り掛かろう!ミドリも見つかったことだしね!」
「でもどうするんです?消し方」
「銃で撃つなり包丁刺すなりミドリが触れるなりすると消せるよ、多分。あとあの女先生は流石に例外だと思う」
「一体何やらかしてるんですか先生…ノアまで連れて行って…!」
その頃ユウカは外でウタハを連れて例の場所の前に来て。先生とモモイのやらかした事象に頭を抱えていた。
- 99二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 14:25:34
- 100結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/08(土) 20:35:10
>>98 ノアの人格知らない人すぎて誰状態
”じゃあ目下の目標は…異物を見つけて消去することかな?”
「そうなるかな〜。まぁノア先輩がいるなら大丈夫でしょ」
「えっ、私ですか?」
そもそもなんで私呼ばれてるんでしたっけ…
「あれ?言ってなかったっけ、この空間はミレニアムの選ばれなかった可能性の廃墟で、運命のゴミ屋敷なの。ほら、景色が正気度低めの画家が書いたみたいなファンキーな景色でしょ?あれ全部並行世界のミレニアム」
運命のゴミ屋敷…酷い言い様ですね…モモイちゃんの説明を聞いた限りではそう表現するのが適切ではあるんですが…
「だから私でも気付けない位小さくて細かいズレもあるんだよ」
成程…え?という事は私はつまり…?
「成程、ノア先輩ならそこら辺も気づいてくれるって信頼か」
「ミドリ大正解!」
「あぁ…やっぱりそうなのですね…」
”大まかな違いは私達でも気付けるから…一緒に頑張って捜そう…?”
ただ違いを数個探すだけならばよいのですが…見た目だけで普段のミレニアムの数倍の広さ。一体どれだけ探すことになるのでしょうか…考えたら気が重くなりますし考えるのはやめましょう…
「大丈夫だよノア先輩。見た目あんなんだけど大きい異物消せば消すほど狭くなるから」
信じましたからねモモイちゃん…言質も取りました、これで違った時は覚悟の準備をしてもらいますよ…
”まずは玄関…ノア?どうしたんだい?”
「ここ…下駄箱一個多いですね…これ異物ですかね?」
デスモモイちゃんが軽く包丁で切ったら消えました。成程、こんな感じなんですね…
「ノア先輩すごい!気付くの早くない!?」
「お姉ちゃん、ノア先輩が神経衰弱で負けた所見た事ある?」
ここまで褒められるとちょっと照れくさいですね…せ、セミナーに向かいましょうか!
”あっ、ノア待って!落とし穴だ!”
「え?きゃっ!?…なんですかこれ。」
「…誰かがいたずらで落とし穴を作った世界線?」
誰ですかぁ!許しませんよ!
「お姉ちゃん、トラップ気をつけてね」
「え、私引っかかると思われてる?」
- 101二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:27:05
夜保守
- 102結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/09(日) 02:13:19
>>100 SS書きの人って心情理解上手いんやなぁって(白目)
「こ、今度は先生が先頭行ってください!落とし穴の機会均等です!」
”ちょ、ノア押さないで!当たってる!何処とは言わないけど当たってるから!”
先生…見損なったよ。でもまぁノア先輩がそう言うなら私達も先生についてこ。先輩の威厳は大事だし。
「んにゃあ!?」
…後ろから可愛らしい悲鳴が聞こえてきた。お姉ちゃんと先生は前にいる。私も悲鳴を上げていない。つまり…
「後続に来るパターンも有るって用意周到ですね怒りました!」
「お姉ちゃん…助けてあげて」
そこには網に引っかかり宙吊りにされたノア先輩が居た。可愛い。
”と、とりあえず…もうちょっとでセミナーまで着くから!気を引き締めよう!”
「私、もうお嫁に行けないかもしれません…」
そんな会話してるってことは先生に娶られたいってことなのかな。なんか先生の方見つめてるし。
「セミナーについたぞー!異常は…すっごく多いね!」
視界いっぱいに広がったのは、Wind◯ws95にデスクを占拠されたまま作業に勤しむ…男の人達だった。なんで?
”キヴォトスの生徒たちが皆男の子だった世界…かな、これは。あと何らかの理由でWind◯ws95に買い変えた世界も混じってるね”
「…何でそんな事に…?いや、選ばれなかったからとしか言い様が無いのは分かっていますが」
「疑問に思っても多分無駄ですよ、ノア先輩」
デスお姉ちゃんがお掃除して綺麗にいなくなった。あと窓の外の風景もちょっと日常に戻った…気がする。
「次は何処行くー?」
「エンジニア部に行ってみません?」
”何かあるのかい?”
「あ、私分かったかも。多分あれでs─「ミドリちゃん、シャラップ!」あ、はい」
途中、野生の獣臭いセリフばっか話してるアリスとか、虹色に光り輝きながら分裂してこちらに群がってくる太ももとか、何処の黒光りする悪魔なの?と言いたい変装をしたユズとかに出会った。全部包丁で刺したら消えた。
”いろんな未来を回避してきてたんだね…”
「私もうここから帰りたいです…ユウカちゃぁん…助けてぇ…」
「ちょっ、ノア先輩!?元気出して!あと半分もないから!終わったら会いに行けるから!もうちょっと頑張ろ!」
「お姉ちゃん、励まし方下手すぎるよ…あと扉開けるよ?」
さて、鬼が出るか蛇が出るか。果たして──
- 103二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 08:21:39
ノアなら楽しみそうだが、
この世界のノアって基本怪異に振り回されるから
このリアクションでもおかしくないかも。 - 104二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 13:43:43
昼保守
- 105結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/09(日) 13:55:57
>>102 デスモモイ大人しいと思ったそこの貴方。英語を組み込むの難しいのでゆるしてください(切実)
「ん?やぁ、先生。完成したよ。アバンギャルド・コード・トーカー・Key@イグ◯スターだ」
鬼でもなく蛇でもない何かよく分からない異形の何かが出てきた。いや@イグ◯スターってモロあれじゃない…?
「えっと…ウタハ先輩、それは?いまケイって言ってたよね…ナニコレ?」
「お姉ちゃん、多分理解しようとしても意味ないよ…」
そりゃそうだ。どう足掻いても異物だもん。でも見た目は面白いなぁ…
「お姉ちゃん、描く気無いからね私」
「ナチュラルに心読むじゃん。ちゃんと消しますって」
”…これ持って帰ったらどうなるんだい?”
「最悪世界が消し飛ぶけど。良くて半壊かな」
「…そんな危険なものなんですか?」
「うん。簡潔に説明したら、アリスの存在が揺らいで歪みが出来て、それが爆発して時空が吹っ飛ぶ」
”うわぁ…”
「先生、これはケイのために作った機体でリオ会長との合作なんだ。ブルートゥース機能と自爆機能は勿論、対象を指定して概念的に消滅させる機能もあr──」
「FATALITY!!!」
デス私、余りにも早い消去だね…気持ちは分かるけど。ついででウタハ先輩も消えちゃってる…
”ん?モモトークに連絡?”
「先生、どうしたの?」
”…ユウカからだ。【この惨状はどういう事なのか説明してください】だってさ”
「…ユウカちゃぁん…お家帰りたいよぉ…」
「ノア先輩限界化しちゃってる…あとC&Cとヴェリタスとゲーム開発部で全体見終わりますからもう少しですよ、それまで頑張りましょ!」
ミドリ、フォローありがとね…にしてもネル先輩はどうなってるんだろ、ちょっと想像するの面白いかも。
”次はどっち行くんだい?”
「ヴェリタスにしませんか…?少しでも変化が小さそうなので…」
「じゃ、ヴェリタスに行こっか」
”それなら…ユウカに後ちょっとで戻る準備が整う事と事情の説明をしておくね”
「ありがと先生!」
…ユウカどれくらい怒ってるかなぁ…ちょっと怖くなってきたかも…
【事前に報告と相談しなかったのはごめん。モモイを責めないであげて】
その頃ユウカは先生からの報告でかなり複雑な感情になっていた。
- 106二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 22:30:12
これも改変か、感謝
- 107結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/09(日) 23:12:18
>>105 ヴェリタスの解像度低すぎて曇ガラス
私、早瀬ユウカは今、頭を抱えていた。なぜなら…
「何をどうしたらこんなに廊下が抉れるんですか!あと先生も最低限事情を説明してくださいよ!」
目の前に広がる、抉れた地面。数分前まで何の変哲もない廊下だったと言っても誰も信じてはくれないわよね…
「まぁまぁ、落ち着きたまえユウカ。ちゃんと事情は送られてきたんだろう?」
「えぇ送られてきましたよ頭がさらに痛くなるような事情が」
そう。送られてきた事情が、もう頭を抱えるしか無いのよ。
「この何の変哲もない張り紙が!異空間に繋がってるなんて信じられないに決まってますでしょう!!!」
「だが事実ミドリは吸い込まれてしまったし、だからこそモモイも即断で入った。信じるしか無いだろう」
えぇ頭では分かってますよそれが正しい理屈だと。
「それでも!危険な事するならちゃんと事情を説明してからにしなさいよ!何かあってからじゃ遅いんだから!」
どれだけ心配してるか分かってないのかしらモモイは。これは帰ったらちゃんとお説教…じゃなかった、心配したと事実をこれでもかと言う程浴びせてあげなきゃ気が済まないわ。
「さて…私は何で呼ばれたんだい?特段怪異に精通してる訳ではないから何を求められているのかわからないんだ」
「あ、説明が遅れてました。ウタハ先輩、この結界の中に入れてモモイ達が脱出するための目印になるものを用意して欲しいんです。出来れば通話機能もあると…」
そのほうが事故率を減らせるから、とモモイは言っていたのよね。
「ふむ…それならお安い御用だが…本当にそれだけでいいのかい?」
「はい。でも自爆機能はやめて下さい。万が一事故ったら帰れない、と言っていたので」
それ以前にそんな危ないもの私が許可出さないわ。
「人命がかかっているんだ。流石に浪漫の出し時くらいは弁えているとも」
「…それなら安心です。お願いしますね、ウタハ先輩」
良かった。これで大分安全は確保できたんじゃないかしら?あとはモモイ達が返ってくるのを待つばかり…
「時にユウカ。野暮な事を聞くようだがこの廊下はどうするんだい?」
「…正直何も思いついてないです」
「…修繕用の機会も持ってくるか」
「助かります…」
費用は一体どれだけかかることやら…頭が痛くなるわね…
一方その頃モモイ達は。
「次は〜、C&Cだ!」
割と順調に進んでいた。
- 108二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 06:52:08
ヴェリタスはおかしなところは無かったか…。
- 109結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/10(月) 14:04:54
>>107 ヴェリタスの解像度低すぎたからナレ死させました((
”C&Cか…さて何が起きるかな…ヴェリタスほど可怪しい事になってないといいなぁ…”
「まさかチヒロ先輩がユズの妹と思しき誰かと恋仲になってるとはね…あれ誰だったんだろ」
「選ばれなかった運命ですし考えるのはやめましょうか…」
そりゃそうだね。さーてネル先輩はどんな面白…おかしなことになってるかな〜。
「たーのもー!C&Cはここか〜!」
「うわっ…し、しんでる…?」
何か死屍累々なんですけど…アスナ先輩は…毛布に包まって大福になってる…?
”いや、ヘイロー出てるから生きてる…筈”
「先生も断定できないんですね…一体どんな世界線だったんでしょうかね…?」
部屋の中をぐるりと見渡すと、電源の付いたテレビが目に映った。あ、なんかゲームやってる!
「お姉ちゃん気持ちは分かるけど終わらせたらちゃんと消してね?」
”まさかそのゲームやるつもりなの…?”
当然でしょ!私だってゲーマーですから!
「…ぁ?何だ、チビ。何だ?ウチらを嘲笑いに来たのか?」
「ネル先輩が怖い…私は嘲笑う理由もないし嘲笑いに来た訳でもないよ…?」
「じゃあ何の用だよ…こっちはチビの作ったゲームでメンタルやられてんだ…」
何それ知らない。そんなメンタル抉るような作品作った覚えは微塵もない。だから先生もノア先輩もこっち見ないで…
「その『しまい』のせいだぞ…こんなもん広げやがって…アスナが止めた時点でやめときゃよかった…畜生」
「モモイちゃんが人の心を容易く抉るゲームを作ってしまった世界線…?という事なのでしょうか…」
”あー…それならここにいるのも納得かも。ネルたちの様子を見るにキヴォトス半壊は余裕で行くだろうし”
そんな危険物作るって何したのその世界線の私。ゲーム作っただけなの?本当に???
「…お姉ちゃん、それプレイしないほうがいいんじゃない?」
「…そうだね。なんか怖くなってきちゃった」
巻き込まれたC&C諸共デス私に消してもらった。
「…次、行こっか」
「「”うん…”」」
外の様子を見るにゲーム開発部の部室を見たら…終わりかな?それにしても一体何が出てくるかなぁ…正直今までの惨状見るに想像の斜め上のベクトルの爆弾が飛んできてるし…
「じゃあ…扉、開けましょうか」
覚悟を決めよう。何か出てきたら速攻で消しに行く。よし、大丈b──
- 110二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 14:35:53
- 111結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/10(月) 18:40:22
>>109 変な所で途切れた。改行制限許すまじ
”やぁ、モモイ、ミドリ、ノア。その大人は誰だい?”
扉を開けた先にいたのは、のっぺりした顔つきで、たくましいと形容するのも難しいほど立派な筋肉を誇っている大人だった。
「「「”…何この…何?”」」」
満場一致で意味不明だったらしい。ハモっているのがいい証拠だ。かく言う自分も意味が分からないのは同じだが。
”あぁ、自己紹介するね。私は『シャーレ』の先生で、今は臨時のゲーム開発部顧問を担当しているよ”
”え、あぁ…ご丁寧にどうも。自分は『シャーレ』で先生をやらせてもらっている者です”
”へぇ…貴方も私と同じ状況だったんだね、気づいたら目の前にいた筈なのに皆いなくなってて…”
──見た目は全く見覚えがないが…この光景と状況に既視感を覚えた。どうやらそれはあの子も同意見らしい。
「デス私、手伝って!」
「LEAVE IT TO ME,NO PROBLEM!」
あの子が女先生を送り返した時のように再び『おまじない』を唱え始める。
自分も同様に「つながり」ができたタイミングで空間に穴を開けた。
「行って!絶対に振り返っちゃ駄目!!真っ直ぐ帰ってね!」
「THOSE CONDITIONS, THOSE RESTRICTIONS. SO YOU ABSOLUTELY MUST COMPLY!」
”え?モモイが二人?え?何で?片方英語うますぎ、えぇ!?”
…幾ら何でも驚き過ぎだと思う。もう強引に突っ込むか…
「FATALITY!」
”え?うわぁ!え?何、早く行けって事?わ、分かった!分かったからその包丁しまって!怖い!”
少し強引すぎただろうか?あの子の方を見ると苦笑していた。…やりすぎだったらしい。
「やるべき事をやったんですし大丈夫だと思いますよ」
「Hmm…」
”ともあれこれで全部回ったかな。次は脱出だっけ?モモイ”
「…あ!まずい説明忘れてた!」
…そういえば説明していなかったな、あの子。
「えっと…お姉ちゃん、多分碌でもない事なんだと思うけど一応聞いとくね。何を忘れてたの?」
「…?なにか…崩れるような音…?」
「えっとぉ…大変言いにくいんだけど…異物のお掃除が終わるとこの空間は…爆発する」
そう告げられた面々は──「「”えええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?”」」
過去最高に大きな声が出ていた。
- 112パンドラボックスの人25/11/10(月) 22:17:25
- 113大渦の人25/11/10(月) 22:43:17
前スレ151
大渦の災禍 第17話。
大渦の災禍 その17 | Writening誰も覚えていないであろう前回のあらすじ! β小隊とそのリーダーAsukaと共に先生はエンキドゥの外部探索に参加することになった! 一方その頃、初登場した怪異「ヒドラ」は黒服とどこぞのライダーみたいになっ…writening.net本当に申し訳ございませんでしたああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!
まだ投稿はアホみたいに遅いままですが投稿は続けていきますのでこれからもよろしくお願いします。
それとBroken youthことモモイの呼び名を募集します。クロコみたいなアレです。
何も来なければそのままですね。
因みに私が考えた名前はネーミングセンスが終わっていたため没になりました。
- 114結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/10(月) 23:34:19
割と初期からSSを上げ続けてるすげー人に執筆ペースを褒められて椅子から転げ落ちました結界の人です。
執筆ペースが早いのは実は今までこのスレを読みふけってる間にじわじわプロット貯めてそれっぽく改変したからで…
多分ゼロから考えることになったらめっちゃ投稿遅くなりますね、灰。
Writing使わないのは二つ理由がありまして、一つはお恥ずかしながら使い方がわからない、ということです。恥()
もう一つは制限をつけて区切らないとどう書けば良いのか分からなくなるんです。自分でも何故かはわからないです()
なので改行制限に悪戦苦闘しながら書き続ける事になりそうです。あと4〜5更新で終わるはずですし(希望的観測)
ミーハー故に意見を一つ投げさせていただきます、自分のセンスは塵芥と表現するのが適切かもしれないレベルですが!()
語感はあれですが白い見た目をしてるモモイのようなので安直に「シロイ」などでどうでしょうか…
- 115二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 06:40:13
- 116二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 13:47:18
おかえり、楽しみにしてました
- 117ドリームリンク社の人25/11/11(火) 18:11:39
>>110で聞いた人です。過去にこのスレで登場した怪異が出ます。
とりあえず社長のレポートが出来たらSSにしようと思います。
マジッククラフトモノリス | Writeningミレニアム※※不思議 No.9845「マジッククラフトモノリス」 危険度S(基本はSS〜D) モモイのコメント:「怪異や一部の人には恐ろしい代物だけど、それ以外の人には心強い代物になるね」 概要:「ドリームリン…writening.net - 118二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 22:38:33
怪異の調査書ってそれだけでワクワクするしそれぞれの組み合わせとか…SCPのそれみたいで楽しいよね
- 119結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/12(水) 02:07:16
>>111 更新ペースちょいとのんびり気味にシフト
まぁそんな反応にもなるよねぇ…あ、のんびりしてる暇ないんだった。
「何でそんな事情伏せてたんですか!?私の走る速度手負いの亀より遅いんですよ!?」
「言ってたらノア先輩来なかったでしょ?」
「私そんな冷血じゃないですよもう少し信じて下さい!」
”そもそも何で爆発するのか聞いてもいいかい?”
「えっとね、この世界は異物の存在で過剰に膨らんでて、その圧力が外部からの圧力と拮抗してたんだけど…私達が消しちゃったから支える力が無くなって押し潰される事になっちゃうんだよ。そしたら内部の圧力がやばいくらい高まって〜…あとはなんかノリで爆発消滅する…」
「ノリで爆発って何?」
「理屈は良いので早く逃げませんか!?」
”全員一回落ち着こう。パニックは伝染る。モモイ、あと何秒で爆発するかの計算はできるかい?”
「んー…空間の元のサイズから考えるに大体160秒くらい?かな。入ってきた場所まで走っていけば間に合うはずだよ!その過程がタイムアタックになるからちょっと焦るだけだし」
「タイムアタックになるだけで大分話が変わると思うよお姉ちゃん」
あ、そういえば救助隊の話どうなってるっけ。先生〜!
”ウタハ達はもういつでも準備できてるって。合図送っちゃっていいかい?”
「うん、お願い!」
「…あの。ちょっと出口、遠くないですか?後高低差もちょっとすごくないですか?」
そうだね、うん。ざっと目測で200mはあるよこれ。
「計算と違うなぁ!」
…間に合うか怪しいな。特にノア先輩。
「お姉ちゃん、空間が崩れだしてる」
”うわっ!危なっ!”
「…これあと一分持つかも怪しくないですか…?」
「タイムアタックはこういう思考になるから良くないね!とりあえずどうにかしなきゃ…」
- 120二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 06:33:31
- 121二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 14:21:46
ここで書く人もまた増えてうれしいねぇ…
無理せず美味しいご飯食べながら投稿してくれこっちも服脱いで正座待機してるから…… - 122結界の人(元ネタコピペ改変中)25/11/12(水) 19:24:27
暫く学業とそれに伴うレポートの処理にてんやわんやになるので週明けまで更新できない日が続くかもしれませんという旨を先に投げておきます
急にSS投げなくなっても生きているのでご安心を
せめて服着て暖房付けた温かい室内で適度に水分摂りながら待っていて欲しいですね、読み手あってこそのSS書きですし(尚私はこのSSが初投稿)
冬場は風邪も増えますのでどうかご自愛専一にて精励くださいますようお願い申し上げます…生姜湯が美味しい季節です
- 123パンドラボックスの人25/11/12(水) 21:14:18
咄嗟にドアに隠れたのは正解だった。この狐のお面の集団はライフルを使ってるからか、命中精度が高い
それはまるで獲物を着実に狙う獣の『爪』のように……
だが、隠れて様子を見ていて気が付いたこともある。相手も隠れはするが、構えの関係なのか撃つ時は必ず全身を晒してくる
また、狙いを定める関係か撃つまでが少し遅く、弾数が少ないためか連射もしてこない
これなら、わずかな隙をついて一人ずつ片付けれていけば勝機があるかもしれない
先ほど連れていかれた金髪の少女も気になるので『時間もかけていられない』
意を決して反撃すると撃たれた一人はあっけなく倒れる。しかし他の人たちは一切怯まずにこちらを狙ってくる
撃たれそうになる前に隠れやり過ごした後に反撃をするを繰り返していくと確実に人数が減っていく
そんな順調に見えた銃撃戦も、紙一重な場面があった
撃たれて倒れた人の後ろにすでに構えていた人が居たのだ
間一髪隠れられたがまたしても銃弾が掠めた。やはり油断ならない
一人だけ、撃たれても怯んだだけですぐに隠れるやつが居るがあれがリーダーだろうか?
そう考えながら反撃を続けると、最終的に立ってる相手は一人になり、それも撃ちぬいた
「やりますわね……ここは引きましょう……先ほどの少女が気になるならあの『塔』に来てみるといいかもしれませんわね」
「あなたは一体……」
お面を外しながらこちらに少し振り向いた目は思ったより優しい目をしていた
その顔に呆然としていたが彼女の言うとおりであれば追いかけなければ・……
境界線からの撤収を進める風紀委員会。やる事は山積みだ
とりあえず、私だけでも戻って少しでも問題を解決しなければ……
先を急ぐ私の、目の前の道路が爆発。陥没した
「夢ならばどれほどよかっただろう?いまだにあなたの事を夢に見る」
「あれは……温泉開発部?活動休止してたはず……」
「あの日の悲しみさえ、あの日の苦しみさえ……」……先頭に立つカスミの様子がおかしい
「どうしましょう?ヒナ委員長……」
「……何か企んでるわ……あなた達まで巻き込まれる必要は無いわ。迂回して戻りなさい」
全く、次から次へと面倒ごとが押し寄せてくる
「自分が思うより『恐怖』していたあなたに。あれから思うように息が出来ないのだ」
「ごめんね?ヒナ委員長。部長の気が晴れないと、『前に進めないんだ』だから付き合ってよ」
- 124二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 22:12:41
Lemonしてる…!!何故!?!?
- 125大渦の人25/11/12(水) 22:21:14