- 1二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:24:11
- 2二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:30:18
- 3二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:31:45
- 4二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:34:04
わァ…
- 5二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:37:11
10レスないと2時間で落ちちゃうよ
- 6二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:39:40
とりあえず、晴らせられるのかな?
- 7二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:42:06
- 8二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:42:58
ここのコユキが記憶に蓋をしたのはいつのタイミングなんだろ?
監禁中?それとも、救出後?それとも入院中? - 9二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:44:38
入院中かなあ…
- 10二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:47:53
- 11二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 16:57:32
おそらく入院中(救出された安堵に気絶中)に嫌な記憶を思い出さないように蓋をして、解読能力を利用された程度の記憶のみを残したとかかな?
- 12二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 23:59:28
ほしゅ
- 13二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 07:58:49
コユキ「あっモモイおねえちゃーん」
モモイ「!?」 - 14二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 15:04:54
ほっしゅ
- 15二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 22:50:34
ほしゅ
- 16二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 07:23:08
欠損IF
誘拐犯の酷い虐待により犬猫に足先をもぐもぐされた欠損コユキ、犬や猫に恐怖を感じて今日も生きる
ニャー
コユキ「ピャッ」
ワン
コユキ「ピェッ」 - 17二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 07:56:54
犬猫アウトなら獣人系の市民もアウトでは?
- 18二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 14:47:50
ほっしゅ
- 19二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 18:01:10
アウトだろうね…
- 20二次元好きの匿名さん25/10/29(水) 23:27:25
自分の能力に自覚がないのではなく、自覚ができないだといいね。記憶に蓋してる感がます。
- 21二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 06:22:37
コユキ「落ちてるデータを使って何が悪いんですか?」
- 22二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 15:01:16
マキ「コユキちゃん、これは落ちてるデータじゃないよ」
コユキ「はちゃあ…?」 - 23二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 23:58:17
ダメだわかってない…
- 24二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 07:01:21
コユキ「スヤァ…」
ユウカ「電池が切れたみたいに寝るわね…」
ノア「小さい子みたいですね」 - 25二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 14:39:09
コユキ「スヤァ…うっあ…やっ、やっ、たたかないでぇ…」
ユウカ「」
ノア「」 - 26二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 18:25:21
監禁時代にベッドなんて豪勢なものはないから眠りは浅いし、何時襲われるか分からない恐怖に寝るに寝れなかったりするから悪夢を見ると同時に満足に寝れないから寝不足気味でもあったりする
- 27スレ主25/10/31(金) 21:31:33
どうも、現スレ主=前スレ主です
イベント『白兎の破片を集めて〜力と紅の記憶と解き放たれたパンドラ〜』
気まぐれですがぼちぼち書いていきます
……まずはおさらいも兼ねてエピローグから…
ユウカ「黒崎コユキ!…はあ、何度言えば分かるの?
…コユキ、貴方、本当にどんな育ち方したの?」
コユキ「ご、ごめんなさい、ユウカ先輩!
……私…ミレニアムに入るまで事故で入院しててそれより前の記憶が無いんですよ〜!」
ユウカ「…そ、そう…コユキ、教えてくれてありがとう……」
(…なるほど、だからこれだけ問題起こしていたのね…
つまり、記憶喪失による…倫理観の欠如……確かに言われてみれば、年齢の割に精神が幼い様子だったわね……!…そうよ、そうすれば良いのね!)
「ね、ねえ、コユキ、貴方の失った記憶について思い出せるように頑張らない?
コユキも失ったままじゃ嫌だよね?」
コユキ「いえ、私h」
ユウカ「そうよね!そうと決まれば善は急げよ!
早速、先生にも協力してもらって、調べるわよ。」 - 28スレ主25/10/31(金) 21:32:54
ユウカ「───ということです。
協力をお願いします。
先生。」
先生“うん、わかったよ。
一緒にコユキの過去に何があったのか探っていこう。”
ユウカ「先生、ありがとうございます。
あと、ノアとヒマリ先輩も手伝っていただきありがとうございます。」
ノア「ふふ、いいのよ、ユウカちゃん。
私もコユキちゃんの過去に興味がありますし、何より、コユキちゃんをより知るいい機会ですからね。」
ヒマリ「ふふっ、可愛い後輩の頼みなら断れないですよ。
それに、少し面白そうですからね。」 - 29スレ主25/10/31(金) 21:34:18
ユウカ「──とは言ったもののどこから調べようかしら…?」
ノア「そうですね……まずはコユキちゃんの入院していた病院に聞いてみるのが良いと思います。」
ヒマリ「ふふっ、そうですね。
それでは、私はコユキの入院していた時のカルテを調べてみますね。」
先生“じゃあ、私はキリノやフブキにコユキの巻き込まれた事故について聞いてみるね。”
各々は自分の出来ることを行いコユキの過去を探っていくことにした…
しばらくして
ユウカ「──そうですか…ありがとうございました。」
ガチャ
ユウカ「…予想はしていたけどやっぱり、個人のプライバシーに関わるのでって…教えてもらえなかったわね…」
ノア「そうですか……困りましたね…」
ユウカとノアはコユキが入院したいという病院に電話をかけて問い合わせたが向こうは個人のプライバシーに関わるためと明言してくれなかった
ノア「……それでは、今度は図書館にいきますよ、ユウカちゃん。
もしかしたら、コユキちゃんのことが記事になっているかもしれないから図書館で当時の記事を調べにいきましょう。」
ユウカ「…確かに、コユキは結構、長い間、入院していたぽかったし、それはありえるかもね。」
こうして、ユウカとノアは図書館へと向かった - 30スレ主25/10/31(金) 21:35:52
ヒマリ「……あら、中々、手強いセキュリティですね。
流石、チーちゃんが組んだセキュリティだけはありますね…ふふ♪」
ヒマリはコユキのカルテを調べるためにコユキが入院していた病院のサーバーにハッキングを仕掛けていた
しかし、そこはヒマリの同級生でヴェリタス副部長の各務チヒロがサーバーセキュリティを組んでおり、一筋縄では行かなかった…
しかし、しばらくすると
ヒマリ「……ふふっ、予定よりは時間がかかってしまいましたが…ついに調べられそうですね。
……でも、この数から目的のやつを探すのは骨が折れそうですね…。」
セキュリティを突破してサーバーに侵入できたが膨大な数の電子カルテに少し気圧されてしまっていた…
先生“……そっか、“本官としても教えてたいのですが……守秘義務のため、いくら先生でも教えることはでいません。”か……ありがとう、キリノ。”
キリノ「…ごめんなさい、先生。力になれなくて申し訳ございません……!」
先生“…大丈夫、無理を承知で頼んだのはこっちだから。”
ガチャ
先生“……まいったな……。”
先生も苦戦していた
ヴァルキューレのキリノに電話をかけたが事故についてはヴァルキューレ生として守秘義務があるため断られてしまった
その時、ふと考えが思いついた
先生“……そうだ!”
思いつくと先生はどこかに電話をかけた
先生“……もしもし、アル?
君たち便利屋に依頼があるのだけど……”
そうして始まったコユキの軌跡を遡っていくことになった私たち、しかし、この時、私たちはまだ知らなかったこの出来事がまさかあんな結末になるとは……… - 31スレ主25/10/31(金) 21:37:17
反省部屋にて
コユキ「………つまらないですねー。
ユウカ先輩もノア先輩も先生も忙しいみたいで誰も構ってくれません…
……何か面白いことはありませんかねー。」
反省部屋に入れられているコユキは床に仰向けで大の字に寝転んでそんなことを呟きながら一人寂しく過ごしていた
するとコユキは何を思いついたのかムクッと起き上がった
コユキ「………そうですよ!
ユウカ先輩達、何やら調べごとをしているみたいですから…それのの手伝いをしましょう!」
コユキはそう言うと反省部屋を飛び出して駆けていった
図書館にて
ユウカ「……『誘拐された天才少女、保護される』…これも違うわね。
……はあ、中々、見つからないわね」
ノア「……そうですね…
…もしかしたら……記事になるほどのものではなかったのかもしれませんね…。」
ユウカ「……そうね…」
ユウカとノアは図書館で目ぼしい記事を探していたが中々、見つからず混迷を極めていた
ユウカ「……『保護された天才少女、しかし、意識不明の重体』………それにしても、この事件の記事、多いわね…」
ノア「…そうですね……この当時、この事件の報道で一色でしたものね……。」
こうして、二人の図書館での捜索は続くのであった - 32スレ主25/10/31(金) 22:07:15
感想や概念は好きに語ってくれて構いません。
他のスレと見分けをつくように名前を入れているのもそのためなので
面白そうなネタがあったら私もSSに取り入れるつもりなので
後、今はイベストでいくと2〜3話くらいですね。 - 33二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 23:34:58
記憶を探すのはユウカに押されてというのが強いからだったけど最初の頃はコユキも消えてる記憶の部分に対して興味があるからそれなりにちゃんと探ろうとしてて
それでも途中から急に本能の部分がアラートを出してきて止めようとしてくるんだけど何がどうマズイのかの説明が出来ないから他の人達への説得が出来なくて
そして遂に真相に辿り着いた時コユキは全てを棄てて逃げ出した…
とか良いよね - 34二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:46:36
このレスは削除されています
- 35二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:53:36
このレスは削除されています
- 36スレ主25/11/01(土) 06:54:59
そして、反省部屋を飛び出したコユキはヴェリタスの部室へと向かっていた
コユキ「にははは!調べごとと言ったらヴェリタスですよー!
これで先輩達が何を調べたいのか分かりますね!」
コユキはそう言いながらヴェリタスの部室へと突撃した
コユキ「にははは……!失礼します!」
マキ「げっ!何しにきたの、コユキちゃん?」
ハレ「…ここには面白いものは無いと思うよ。」
コタマ「……あまり、邪魔をしないでくださいね。」
コユキ「えっ……酷くないですか?
流石に私の顔を見るなり露骨に嫌そうな顔をしてその対応は……
私だって、問題児って自覚はありますけど……」
マキ「だって、コユキちゃんの起こす問題にあたし達まで巻き込まれたくないもん!」
コユキ「えっ……なんで私がもう問題起こすのを前提にしているのですか!?」
ハレ「………とりあえず、話だけは聞いてあげようよ。」
コタマ「……確かにそうですね。
流石に有無を言わさず追い出すのも可哀想ですし……」
マキ「……先輩達がそれでいいならあたしもいいけど……」
そうして、ヴェリタスの3名はコユキがユウカたちの探っていることを手伝いたいということを聞いた
マキ「…そういうことなら、あたし達も協力するよ!
丁度、暇していたし、面白そうだから!」
コタマ「私も賛成です。
何か面白い話が聞けそうですから。」
ハレ「うーん、私も賛成だよ。」
こうして、コユキ×ヴェリタスの調査も始まったのであった - 37スレ主25/11/01(土) 07:05:20
セミナー内にて
ヒマリ「……ふ、ふふっ、見つからないですね……。
…まさか、コユキのカルテ一つ見つけ出すのにこんなに手こずるとは……
人手が欲しいですね………
……!
………ふふっ、簡単なとこです。
……人手が足りないのでしたら呼べば良いんです!
そうと決まれば、善は急げです。ふふっ♪」
ヒマリはそう言うとスマホを取り出しどこかに電話をかけた
先生“…アル、何かった?”
アル〈ふふっ、私たちにかかればこれくらい朝飯前よ。
でも、今回の件は情報も少ないし、古いから中々、難しいわね。(うぅ……全然、分からないし、もう、この仕事を降りたい………でも、折角、先生に頼ってもらえているのにそんなダサい真似はできないし、何より、この仕事を逃したら次はいつ仕事が来るか分からないわ!)〉
先生も一向に情報が入らず停滞しているのであった
カヨコ「…これって本当に事故なのかしら?」
鬼方カヨコがボソッとそう呟いてい - 38スレ主25/11/01(土) 09:47:34
ヴェリタスでは
コタマ「…どうやら二人は図書館にいるみたいです。
ハレさん、図書館にドローンを飛ばしてください。」
ハレ「ん〜、わかった。」
ハレはそう言うとコタマ特製の盗聴器を搭載したドローンを飛ばした
ユウカ〈うーん、見つからないわね…コユキの過去に関する記事は……〉
ノア〈…まあ、気長にやっていきましょう。
まだ調べてない記事は沢山ありますから。〉
コタマ「…どうやら、コユキの過去に関する記事を探しているようですね。」
マキ「コユキちゃん、なぜか知ってる?」
マキがコユキにそう聞くと
コユキ「……そういえば、この前、ユウカ先輩がどんな育ち方をしたのか聞いてきたましたねー。
だから、私はミレニアムに入るまで事故で入院しててそれより前の記憶が無いと答えたんですよ!」
コユキはそう答えた - 39スレ主25/11/01(土) 09:48:36
ハレ「…なるほど、だから、コユキを躾けるのに役立つと思って調べているのですね。」
マキ「コユキちゃん、何か覚えていることはあるの?」
マキがそう聞くとコユキは少し寂しげな笑顔で
コユキ「……残念ながら、入院する前のことは一切、覚えていないですねー!
でも…あまり、思い出さないほうが良い気がするのですよねー。」
と答えた
すると、コタマが口を開いた
コタマ「…じゃあ、コユキは帰った方が良いです。
続きは私達が調べるので。」
コタマのそう提案すると
コユキ「…なんでですか!私もユウカ先輩達の手伝いをしたいんです!」
コユキが不服そうにそう叫ぶとハレが
ハレ「……うーん、コユキにとって辛い記憶にだろうから…あまり、思い出さない方が良いと思うからここからはコユキが傷つくのはユウカもノアも先生も誰も望んでいる訳ではないよ。
だから、ここから先は私達に任せて、コユキは戻りなよ。」
コユキは不服そうだったが渋々
コユキ「……分かりました。あとはお願いします。」
そう言ってヴェリタスを後にした
ハレ「……いったよね…アテナ3号、黒崎コユキの事故について調べて。」 - 40二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 15:47:14
ほしゅ
- 41スレ主25/11/01(土) 15:49:21
セミナーではヒマリがエイミを助っ人として呼んでいた
ヒマリ「……中々、見つかりませんね…そっちはどうですか、エイミ?」
エイミ「うーん…ダメ。もう少し絞り込めないの、ヒマリ部長?」
ヒマリ「ごめんなさい、私もざっくりとしか聞いていないので……」
セミナーにいる二人の探し物はまだ見つからないようだった
アテナ3号〈黒崎コユキの事故に関する情報はヒットしませんでしたが彼女が過去に巻き込まれた事件でしたら一件ヒットしました。〉
ハレ「ん〜、アテナ3号、じゃあそれを詳しく見せて」
ハレがそう言うとアテナ3号がコユキの事件の記事をホログラムで表示した
ハレ「……え、な、何これ…誘拐?……暴行?……意識不明の重体……………」
ハレが記事の凄惨さに呆気に取られているとアテナ3号が
アテナ3号〈この事件に関する詳細な情報もありますが要りますか?〉
ハレ「…………じゃ、じゃあお願いするよ。」
ハレがそう言うとアテナ3号はまた、その事件の詳細な情報を表示した
ハレ「…………え?………な、何これ……な、何でコユキは……い、今、あんな元気に笑っていられるの…………」
ハレはアテナ3号が表示したコユキの巻き込まれた事件の詳細に絶句していた…… - 42スレ主25/11/01(土) 15:51:20
ハレ「……ひ、酷い………こ、こんなの忘れようとしても中々…………まさか、あまりの悲惨さに記憶に…」ゔぅぉおおえ"ぇえええ…ビチャビチャビチャ
ハレはあまりのコユキの被った悲劇の悲惨さに嘔吐してしまった
マキ「ハレ先輩!大丈夫!?」
コタマ「ハレ!ど、どうしたの!?」
ハレ「………ご、ごめん……少し気分が悪くなって……それより、早く、ユウカ達を止めないt……」くらっ……バタン
ハレはハレの嘔吐に気がついて駆け寄ってきた二人にそう言いながら卒倒した…
二人はハレを介抱してハレの吐瀉物のを片付けた後、ハレが見たものを二人が確認すると……
マキ「……お、おえっ……な、何これ………コユキちゃん…こんな目に遭っていたの……」
コタマ「………こ、これは……確かにエグいですね……」
コユキがかつて、味わった地獄の記録に二人も激しい不快感に襲われた
コタマ「……………あっ、こうしている場合ではありません………早く、ユウカさん達に伝えなくてはいけません!」プルルル
コタマはすぐにハッと我に帰り、ユウカに電話をかけた
〜♪
ユウカ「あら、コタマ先輩?
……今、図書館だから…あとでかけなすわ。」
ユウカはそう言いながら通話終了を押した - 43スレ主25/11/01(土) 20:35:34
先生“………そうか、コユキが巻き込まれた事故は無いらしいか………。
ありがとう、アル。”
アル〈いいのよ、先生。また、困ったことがあったらこの便利屋68にいつでも依頼してちょうだい!〉
ガチャ
先生“……事故はないか……うーん、完全に暗礁に乗り上げたな…”
〜♪
アルとの電話を切るとすかさず、カンナから電話がかかってきた
先生“もしもし、どうしたの、カンナ?”
カンナ〈ああ、先生、実は今、先生が探っている“黒崎コユキ”って言う生徒で話があって───〉
遡ること20分ほど前、セミナーにて
エイミ「……部長、探していたカルテ見つけたよ。」
ヒマリ「あら、ありがとうございます、エイミ。
どれどれ……………えっ……両足関節骨折、Ⅱ度熱傷、Ⅰ度凍傷、複数の切創及び裂挫創、刺創さらに栄養失調による免疫低下、後に記憶障害と失語症………これは……事故なんかではなく、事件………」
更に遡ること、コユキがヴェリタスと別れて数分後
コユキ「……私もユウカ先輩達の役に立ちたかったのに……h」ドゥダァアン!「ぎょわ!」
コユキがそんなことを呟きながらミレニアムの警備の死角を突いて歩いているといきなり銃弾を浴びせられた
コユキ「あ痛たたた!いきなり何をするんd」
コユキが起き上がり文句を言いながら銃弾が飛んできた方に行こうとすると有無を言わさず背後から何者かに取り押さえられた - 44スレ主25/11/01(土) 20:36:55
コユキ「あ痛たたた!いきなり何をするんd」
コユキが起き上がり文句を言いながら銃弾が飛んできた方に行こうとすると有無を言わさず背後から何者かに取り押さえられた
コユキ「い、痛いですね!何をするのですか!?」
??「おい、その制服、セミナーだな?
それなら、丁度良いな!
こいつを攫って身代金をがっぽり……」
コユキを取り押さえている不良がそんなことを口にした時、その背後から声がした
??「……はあ、それはやめといた方が吉やと思うけどな。
そんなことしたら、C&Cが飛んできてえらい目に遭うことになることさかい止めときなさい。
……お、これはこれは珍しいこともあるんだな。久しぶりだね、黒崎コユキちゃん、何年振りかな?
あの事件以来やな、元気にしとったか?」
不良「リーダー、この子を知っているのですか?」
リーダー「…まあ、前に話した過去一儲けた時に使った子だよ。
コユキちゃん、覚えてない?」
コユキ「そんな趣味の悪い人は私の記憶にはいませんよ!」
リーダー「…………そうや、そうだった。コユキちゃんはあのことは記憶障害で忘れてしまったんだったんだな。
すっかり忘れていたわ。
まあ、あん時の仲間は捕まってそれ以降だけど…
新たな仲間を作ったんだよ。
ほなまた、一儲けさせてもらうで。」
そうして、コユキはキヴォトスの深淵へと攫われていった - 45二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 23:11:05
色んなところに地獄がばら撒かれ始めてる…
- 46二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 02:39:20
始まってしまったか…
- 47二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 09:10:12
ほしゅ
- 48二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 17:23:03
地獄への道がちょっとした事から始まった…
- 49スレ主25/11/02(日) 17:32:54
図書館にて
ユウカ「……ふう、中々見つからないわね…もしかして………コユキの事故って記事にならないほど小さな……」
ノア「……でも、話を聞く限りは……そんなに小さなのもだとは………。」
ユウカ「………そうよね………あら、先生からモモトークが…ヒマリ部長からも…えっ、エイミからも、コタマ先輩からも、マキまでこんなに……どう言うこと……?」
ユウカがモモトークを開くと先生、ヒマリ、エイミ、コタマ、マキからの連絡が数十件届いていた
ユウカは図書館を出て先生に電話をかけた
ユウカ「もしもし、先生、どうしたのですか───
はい」ガチャ
ユウカ「ノア、すぐ、セミナーに戻るわよ!」
ノア「……えっ、どうしたんですか、ユウカちゃん?」
二人は急いでセミナーに戻って行った
二人がセミナーに戻るとそこには先生、ヒマリ、エイミ、コタマ、マキがいた
ユウカ「先生やヒマリ部長、エイミはわかるけど…なんでコタマ先輩とマキまで…?」
コタマ「…それは…コユキさんがユウカさん達の調べごとの手伝いをしたいと言っていてきたので……そ、それで……コ、コユキさんの過去がわかったのですが……とりあえず、みんな、セミナーの教室にいるので来てください。」
ユウカ達がセミナーに戻るとそこには先生、ヒマリ、エイミ、コタマ、マキがいた
先生“────ってことがコユキの過去なんだよ…”
ユウカ「………えっ!……う、嘘……コユキは事故じゃなくて誘拐で………」
ノア「……そうですか……コユキちゃんにそんなことが……」
二人はコユキの過去に酷くショックを受けた… - 50スレ主25/11/02(日) 17:34:06
その時、隅でスマホを何やらいじっていたマキが血相を変えて走ってきた
マキ「さ、さっきからコユキちゃんと連絡が取れなくなっているの!
……も、もしかしたらコユキちゃんに何かあったのかも…!」
一方、ミレニアム、廃墟の一角
ドゴッ、バギッ
不良「……ふ、ふう、やっと大人しくなったな……。」
コユキは抵抗した為、不良達にサンドナックルやナックルダスターなどでボコられた
コユキ(…ううっ、痛たた!……もう、先生にも…ユウカ先輩にも、…ノア先輩にも…私はみんなに会えないんですね……。)
コユキが不良にボコボコに袋叩きにあって弱気になっていた時、誰かが窓を破って突入してきた
??「おい、てめぇら、コユキをどこにやった!言え!
おい、アスナ、コユキの居所分かるか?」
アスナ「う〜ん、大体なら、分かると思うよ、リーダー!」
突入してきたのは路地裏でコユキを担いで走っていた不良達を見かけた、C&Cのネルとアスナであった
そして、あっという間に不良達を制圧してコユキを救出すると不良達を保安部に突き出したのであった - 51二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 23:10:27
ほしゅ
- 52二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 07:05:04
はっちゃ…はっちゃ…(泣)
- 53二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 09:37:13
不良は捕まったけど親玉だけは煙のように消えてそう
- 54二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 17:06:59
助かったか…
- 55スレ主25/11/03(月) 17:37:52
その後、病院で手当てを受けたコユキはユウカとノアの元に戻された
そして、ミレニアムに戻るとコユキが
コユキ「……に、にははは……あの……せ、先生、きょ、今日はミレニアムに泊まって、一緒に寝てくれませんか…?」
先生“もちろん!そのつもりだよ。
それで、泊まっていって良いかな、ユウカ、ノア?”
ユウカ「もちろん構いません。むしろ、お願いします、先生!」
ノア「…私からも…お願いします。」
コユキ「……せ、先輩達も一緒に寝て欲しいです…。」
こうしてその晩は先生、ユウカ、ノアはコユキと一緒に寝ることにするのだった
そして、コユキが眠りついて、ユウカがその寝顔を見ながら
ユウカ「……コユキは眠ったようね…………コユキの寝顔を見ていると……あんなことを経験したとは思えないわね……。」
ノア「……そうですね、ユウカちゃん………も、もう、コユキちゃんの過去を詮索するのはやめましょう……」
ユウカ「…そうね……これ以上、コユキの過去を探るのは彼女を苦しめるものでしかないからね…
……そういえば、ハレは大丈夫だったのかしら?
コタマ先輩の話だとコユキの過去の詳細を知ってショックで吐いてしまったみたいだったけど…」
先生“…大丈夫だよ。《大丈夫、ご心配をおかけしました》ってさっきハレ自身からモモトークが来てたから。”
ユウカ「…そっか、よかった…私たちのせいでハレが寝込んだり、精神を病んでしまったら申し訳なかったから…」
ノア「……コユキちゃんもすっかり眠っていることですし、私達も寝ましょう。」
先生“そうだね。そろそろ、寝るか…”
ユウカ「そうですね。私達も寝ましょう。」
こうして、三人も眠りについた - 56スレ主25/11/03(月) 20:00:20
“ドゴッ”とコユキは顔面に鈍い衝撃を受けて目を覚ました
コユキ「いたたたっ!…もう、なんですか!?」
コユキが目を擦りながら起き上がると隣で寝ていたユウカが寝相でコユキの顔面のあった場所にストレートパンチを浴びせる形になっていた
そして、なぜか先生とノアの姿は見えなかった
コユキ「…はあ、ユウカ先輩、寝相が悪すぎますよ!……まあ、一緒に寝t」
ユウカ「コユキ!何回言ったら分かるの!反省しなさい!……うーん、むにゃむにゃ………」
コユキ「ひっ!」
ユウカが寝言で叫んだ怒声にコユキは何故か普段以上に萎縮してしまった
コユキ「………ユウカ先輩の寝言で完全に目が覚めてしまいましたし……少し夜風にあたってまた、横になりますか。」
コユキはそう呟きながら部屋を出て廊下を歩いていた
??「────」
??「────」
コユキ「?…誰ですか?……先生とノア先輩?何を話しているのですか?」
窓から深夜のミレニアムを見ながら先生とノアが何やら話をしていた
コユキは物陰から聞き耳を立てた
ノア「─────かにコユキちゃんの能力目当てでしたけど…」
コユキ「……そうだったんですね…私の能力にしか興味がなかったんですね……。」
コユキはノアの言葉を聞いてしまい、それ以上は聞かずトボトボ、部屋に戻っていって横になった - 57スレ主25/11/03(月) 20:03:42
少し遡り、ミレニアムの廊下
先生“………ノア、眠れないのかい?”
ノア「……先生はお見通しなんですね……コユキちゃんの過去を知って……私もコユキちゃんを誘拐した連中と同じなんではないかとか………私にもっと何かしてあげたり…それこそ、この完全記憶能力で違和感に気づいて…もっと早く、コユキちゃんの抱えているものに気がついてあげることが……出来たのではないかと……いろんな思いが頭の中で巡ってしまい……」
先生“……ノアはコユキを誘拐した連中とは違うし、ノアが気負い過ぎることはないよ。”
ノア「……先生、ありがとうございます。
………最初は確かにコユキちゃんの能力目当てでしたけど……今は確かにそうではなくてもコユキちゃん自身も大事ですからね。」
先生“そうだね。前向きに考えて今から出来ることを一つ一つ確実にやっていこう。”
ノア「そうですね。明日からコユキちゃんにしてあげられることをしていきます。」
こうして、二人は夜の密談を終えて再び就寝した - 58二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 04:56:07
(アカン)
- 59二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 07:43:57
コユキー!勘違いなんだ!
- 60二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 14:30:59
ほしゅ
- 61二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 17:36:03
どうして…
- 62スレ主25/11/04(火) 18:09:17
コユキ「…………ノア先輩のあの言葉を聞いてしまってから…結局、一睡もできませんでした……。」
コユキは寝不足で眠い目を擦りながらそう呟いた……
コユキ「……ユウカ先輩はどうなんですかね…?
やっぱり、私の能力にしか価値を見出していないのですかね……」
コユキはユウカにも不信感を抱いて不安になっていた
コユキが疑心暗鬼に陥り、不信感に苛まれているとズキッと頭痛がした
そして、その痛みは次第に脚や胴体などにも生じ始めた
コユキ「あ"ぁ"あ"あ"あ"…………頭が、脚が、お腹が、胸が、肩が痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」
しばらくすると痛みは徐々に和らいできた
コユキ「はぁ、はぁ、はぁ、………………………はあ、な、なんだったんですか!?あの痛みは………!?」
コユキが辺りを見回すと先生、ユウカ、ノアが呑気に寝息を立てていた
その三人の姿を見ながらコユキは部屋を抜け出した
コユキ「…………やっぱり、こういう時は……カジノd」
??“コユキ、どうしたの?”
コユキ「ひっ!…………な、なんだ先生ですか……驚かさないでくださいよ!」
コユキが廊下を歩きながら考え事をしながら歩いているといきなり背後から先生が声をかけられた - 63スレ主25/11/04(火) 18:13:26
先生“……何か思い詰めた様子だったけど、悩みがあるなら私が相談に乗るよ。”
コユキ「……大丈夫ですよー!
少し、眠れないだけですから!」
先生“……それなら良いけど…何か不安や心配なことがあるなら相談してくれないかな?
私はいつでも味方になるから…”
先生がそう言うとコユキは少し俯いて考え込んだ後
コユキ「…………………本当に味方なんですよね?…………じ、実は今日の夜中に先生とノア先輩が話している一部始終を偶然、聞いてしまいまして……そ、それで、ノア先輩が私の能力目当てでしかないって聞いて………それで……ユウカ先輩もそうなんじゃないって考えたら………」
先生“……コユキ、そんなことはないよ。
私もユウカも…それにノアだって君を大事に思っているよ。”
コユキ「………ありがとうございます。」
(……………先生なりの私を思った嘘でしょうけど…それでも……信じたいと思ってしまうのは先生だからなのでしょうか…?)
その後、コユキと先生はしばらく、雑談した後、寝床に入った
そして、横になったコユキはふと、今日の誘拐犯のリーダーが自分に過去に出会ったことがあるような口調であったことと思い返せばその顔に何故か見覚えがあるように感じて不思議に思ったが今はどうでも良いことだと思い眠りについた - 64スレ主25/11/04(火) 18:15:16
そして、コユキは妙な悪夢を見た
そこは見覚えのない廃墟の一室でコユキはその部屋にポツンと一人でいた
コユキが立ち上がり動こうとしたが、立ちあがろうとすると何かに引っ張られたように前に転んで顔から突っ込んだ
コユキが起き上がって周りや自分の体を見渡すと右足に足枷が付いており、その足枷から伸びる鎖はどこかに繋がっているようでびくともしなかった
腕も縄か何かで縛られており、こちらもびくともしなかった
しばらくして、聞き馴染みのあるような無いような声が聞こえてきた
??「コユキちゃん、16分と24秒前に行った8分41秒間の逃亡未遂劇のお仕置きの時間ですよ。」
その声をする方を見るとミレニアムの制服を着て懐中時計型のデジタル時計を見ている今日の誘拐犯のリーダーがいた
もう片方の手にはワニの口を模したペンチが握られていた
リーダー「これからコユキちゃんが逃亡未遂の逃走した秒数分の回数、つまり、521回、肉をこのペンチでちぎっていくからね。」
彼女は微笑みながらペンチでコユキの左足の薬指の先を挟むとグルンとペンチを捻ってコユキの肉を引きちぎった
コユキ「い"や"ゃ"あ"ぁ"あ"あ"あ"」
リーダー「うん、良い悲鳴だね。でも、お仕置きはやめないよ。
だって、逃走をしたコユキちゃんが悪いんだからね。」
彼女はそう言いながら微笑みながら淡々とお仕置きを続けた - 65スレ主25/11/04(火) 18:18:30
コユキ(……………なんで、ノア先輩が前から苦手だったか分かりました………いたんです………私を拷問してきたあの女に雰囲気が似ていたんです………腑に落ちました。
……………………でも、いつどこで何故こんなことをされていたのでしょうか?
……それだけが思い出せません……。)
コユキは失われていた過去の断片を思い出して新たな疑問が思い浮かべながらコユキが目を覚まそうとするとまだ冴えていないコユキの視界にコユキへと迫る手が入った
コユキは咄嗟に
コユキ「い、いやゃああああああ!やめてください!」
と叫んで伸びてきた手を強く払った
しばらくして、冴えてきたコユキの視界に入ってきたのは払われた手をもう片方の手で押さえて怯えるような驚いたような表情のユウカと同じような表情のノアであった…
コユキ「……ご、ごめんなさい、ユウカ先輩!
そ、そんなつもりはなかったんです!」
ユウカ「…だ、大丈夫よ。…コ、コユキこそ大丈夫?」 - 66スレ主25/11/04(火) 18:21:24
コユキはミレニアムの廊下を歩きながら考え事をしていた
コユキ(……昨日の誘拐と今朝のことで私は全て思い出しました……今なら、今までユウカ先輩やノア先輩に言われてきたことの意味も分かる気がします…………だから、私は……私は……にははは!…………そりゃあ、能力しか求められませんよ………私の人格自体は倫理観が終わっている問題児なのですから…………にははは……先輩に可愛がられたかったし………認められたかったですよ………。
……………はあ、もう辛いです………
生きていたく無いですし、と言うか、何もしたく無いです……。)
コユキは重い足取りでフラフラと何処かへと歩き続けていった
しばらくして、コユキはミレニアムのビルの一つの屋上に立つとそのまま吸い込まれるように端に歩みを進めてその身を空中に投げ出した
コユキ「……さあ、私の頭を砕いてください……
そして、私に見合う地獄に連れていってください…。」
コユキはそう呟きながら落下していった
その時、ミレニアムのビルの廊下を歩くユウカとノアと目が合った
ユウカとノアは目の前の光景が理解できない様子だった
コユキはそんな先輩達を見ながら先輩達に最期の言葉を送った
コユキ「…ユウカ先輩、ノア先輩、今度は間違いません!
先輩達の言うことをちゃんと聞きます!
……だから、次は私自身のことにも価値を見いだしてして好きなってください…。」
コユキはそう言いながら落ちていったが途中の張り出した屋根にぶつかり頭を強く打ち付けたがコユキは
コユキ「どこで選択を間違えたのですか?……私が生まれてこなければ誰も不幸にならなかったですよね………生まれてきて、ごめんなさい。」
そう言いながら再度、ヨロヨロと端へと歩き出してその身を空中へと投げ出して落ちていった - 67二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 18:25:21
これは間違いなく閲覧注意だわ…
- 68二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:06:18
>>1の幼児退行は…幼児退行は…どこ…?
- 69二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:22:25
コユキがここまでなってるのを直すのはだいぶ苦しそう
実績と事実からして「倫理観がなくて迷惑してた」って所は事実だしそこを否定して嘘をつかれてしまうとコユキには伝わらなくなりそう - 70二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 01:35:19
コユキがタワーから落ちちゃった…
- 71二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 07:18:14
ほしゅ