- 1二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:13:40
「はい、ハッピーハロウィン!」
お決まりらしい返答と共に差し出される小さな包み
可愛らしい包みを覗くと中身は色とりどりの金平糖に『みるくきゃらめる』なる薄茶色の塊と『ちょこれいと』というらしい茶色の塊
カルデアに来てから数度味わっているが、未だに口にするたびに歓喜の声をあげてしまう甘味
(お行儀が悪いかしら)と思いつつマスターのほうを見ると笑顔のまま、許可をもらったと判断して小さな『ちょこれいと』を口に放り込む
かすかな香ばしさと蕩けるような甘味、気分が僅かに高揚し、頬が赤らむ感覚
『ちょこれいと』は江戸の世でも既に日本に来ていて、遊女などは阿蘭陀人から貰っていたらしいと後から知り、その時ばかりは遊女を恨んだものだ
ゆっくりと口の中で溶けていく『ちょこれいと』を楽しむ私に、マスターが声をかけてくる
「その魔女の衣装、すごく似合ってる、可愛いよ」
途端に『ちょこれいと』とは別の理由で頬が赤らむのを感じる………面と向かってそんなことを言ってくるなんて
『絶対に似合う!』と凄い顔をした赤髪の女性に推されたそれ、肌面積が広すぎて正直マスターに見せるのも恥ずかしかったそれを褒められて、嬉しいやら恥ずかしいやら
なんとなく部屋に居づらくなって退室しようとした私に、マスターが声を掛けてくる
「あ、そうだ、彦斎ちゃん……トリック・オア・トリート!」
………は?
待って、今日は仮装をして、お菓子をもらうだけのハズでは?
困惑する私を見て、マスターは笑みを深める
その笑みは、どこか、意地悪く
「お菓子がないなら、イタズラするしかないよね?」
体を寄せられる、肌が触れ合う、顔が近い、気恥ずかしい……違う、逃げないと……なんで?
困惑する私の腰にマスターの腕が回される、その顔がゆっくりと近づいてきて
あ、だめ、逃げられな
みたいなね? - 2二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:14:51
続けなさい
- 3二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:15:02
彦斎ちゃんかわいいね…
- 4二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:15:59
- 5二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:18:33
コレは彦斎ちゃんがトリート(ごちそう)として美味しく食べられちゃうってことですか?
- 6二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:20:35
イベントでも可愛い叫び声あげてたし、不意打ちに弱そうなのはなんかわかる
- 7二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:34:55
- 8二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:41:56
不意打ち得意なアサシンなはずなのに…
- 9二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:43:03
テスカ印のチョコレート『夜の戦士へ向けて』とか?
- 10二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:46:10
味違いのチョコレートを互いの口に含んで文字通りの甘いキスをしながら互いの口内で新しい味のチョコを作って味わうのかな
- 11二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:52:22
- 12二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 10:58:47
「私のトリック手コキはいかが?」
「マスターのトリートミルクはどっちで飲めばいいかしら…?」
「飲みきれなくて垂れちゃった。もう1回出してくれる?」
「これはサービスの接吻よ。貴方のミルク、いっぱいちょうだい…♡」 - 13二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 11:46:08
藤丸の前ではよわよわな彦斎ちゃんなんてなんぼ味わっても良いものですからね
- 14二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:00:14
味わい深いよね
- 15二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:05:44
まるで別の生物のように滑る舌、掻き回される唾液、口の端から漏れる熱い吐息、頭に響く粘性を伴った水音
絡められた舌の間で翻弄された『ちょこれいと』は既に跡形もなく溶け落ち、仄かな後味のみを残すのみとなり
それでもなお、繰り広げられる淫らな営みを、私の脳は『甘い』と認識していた
舌を、歯茎を、頬の裏を、的確に舐り甘い快楽を与えてくるマスターの舌に、私の意志とは無関係に腰はへこへこと情けなく動き、彼の太腿に浅ましく自らの股間を擦り付ける
流し込まれる唾液をまるで甘露のようにこくこくと飲み干し、もっともっととおねだりするように、はしたなく自分から舌を絡めにいく
私の太腿に彼の熱く滾ったモノが押し付けられている、彼が私を雌として見ている事実に、我知らず下腹が熱くなる
私の舌を絡め取り、まるで性器を扱くかのように弄る動きが激しさを増すにつれて、何かふわふわと浮かび上がりそうな不安感に襲われ、マスターの背中に腕を回す
応えるように私の腰を抱き寄せ、尻肉に食い込む彼の指の甘い痛みすら快感になる
脳が、下腹が、揺れる、蕩ける、震える、壊れる
気がつけば私は彼に縋りつきながら、口の中を舐られたことで絶頂に押し上げられていた
余韻が抜け、くたりと脱力する体をマスターが抱き寄せ、寝台へと寝かせる
「イタズラは終わり……で、いいかな?」
意地の悪い笑みと問いかけに言い返してやろうとして、声にするより先に『ほと』がとろりと蜜を吐き出す
丹念に口吸いで高められ、股座を軽く擦り付けて快楽を得てはいたが、そんなもので満足できるはずがない
痛いほどにそそり立った乳首が、淫豆が
熱い蜜を垂れ流す『ほと』が、下腹の奥の子の宮が
貪られる快楽を教え込まれてしまった口が、舌が、目の前の男をもっと味合わせろと貪欲に求めてくる
その求めに応じて、私は口を開く
「まだ、足りない……とりっく・おあ・とりーと♡」
小さな包みの、ほんの少しの『ご馳走』ではとても足りない
脚を広げ、仮装に合わせて仕立ててもらった、ずっしりと重くなった黒の下着をずらし、ぐずぐずにほぐれた『ほと』を彼に差し出す
子宮(おなか)がすいて、足りないから、だから……
「今度は溢れるまで、ご馳走して♡♡」 - 16二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:07:11
- 17二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:22
なんという…素晴らしいものを…
- 18二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:33:25
良いぞ
- 19二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 23:37:54
実は魔女じゃないのでは?
マスターの精を搾り取るために無意識に誘惑しちゃうサキュバスなのでは?
コスチュームめくったら下腹部に淫紋あっても驚かないぞ - 20二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 23:55:57
ちゃんと鍵をかけろよ?
下手すると本番中にお菓子をもらいに来た子供鯖が部屋に入ってくるぞ - 21二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 09:55:36
すばらしい
エッチな魔女へのイタズラは過熱していく… - 22二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 17:04:21
- 23二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 23:46:05
本当にありがとうございます
- 24二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 09:39:35
「抜いてあげる(意味深)」したんだ!
- 25二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 17:10:48
へー、そうだったんだ
- 26二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 17:16:03