"バトロワ"をやります サッカー風バトロワ『マネーモッブ(モブの監獄)』

  • 1ポチェモブ25/10/31(金) 21:00:16

    モンキー・ゲーム。それは今国内で大流行中の何でもありの点取りゲーム。そんなモンキー・ゲームの新たなスターを発掘すべくかつてのスター選手絵心はとある山奥に巨大な施設『マネーモッブ(モブの監獄)』を創り上げて最高の『マネモビスト』を選出する『マネーモッブ計画』を宣言した。参加者は各々の思惑がありつつも、モンキー・ゲームのスターになる為に『マネーモッブ計画』へと身を投じることになる…伝タフ

    細かいルールは安価後に説明しますよククク…

    募集開始時間:21:10
    枠数:30枠+あぶれた10枠を特別参加
    URL:なし
    画像:安価後
    口調と人称:あり
    制限:無機物はNG(テストプレイで出したら真っ先に退場者になったからですね🍞)

  • 2ポチェモブ25/10/31(金) 21:10:07

    ナンバーワンのマネモビストは…このレスの下から30人だ。
    ちなみに30人埋まったあとも先着10人までなら特別枠で出れるらしいよ

  • 3二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:10

    サカタ(ザ・ハード) 口調:汚い、下ネタを多用 一人称:俺 二人称:てめえ

  • 4二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:11

    冥冥(呪術廻戦)
    一人称:私、二人称:君
    口調:語尾は『〜だよ』などで少し上から目線な口調、冷静

  • 5二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:11

    ピクトさん
    口調:(何も言わない)

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:12

    日番谷冬獅郎(BLEACH) 一人称:俺 口調:落ち着いたぶっきらぼうな喋り方

  • 7二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:13

    知識制限なしのフル装備ヤマトタケル(fate)
    一人称 私 二人称きみ/貴様/○○(カタカナ表記の呼び捨て)
    三人称 彼、彼女

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:14

    藤原妹紅(東方project)
    一人称:私
    口調:気が強く、少々やさぐれており執念深い。不良のような印象を持たれることが多い。
    しかし根は親切で気が良く、面倒見がよいところもある。

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:15

    アンバー(原神)
    一人称:わたし 二人称:あんた 口調:元気な女の子という感じ

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:15

    シーザー・クラウン(ワンピース)

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:15

    フィガーランド・ガーリング聖
    一人称 私
    二人称 貴様 ゴミ (同僚にはタメ口、五老星相手には敬語、イム様には御大)

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:19

    ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ(スマブラ64)

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:29

    桑田怜恩(ダンガンロンパ)
    一人称:オレ
    二人称:男子の場合は呼び捨て、女子の場合はちゃん付け
    口調:ノリの軽いチャラい男子口調

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:38

    ゴリランダー(ポケモン)

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:10:46

    ギヴァス(ウルトラマンアーク)

  • 16二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:11:09

    染岡竜吾(イナズマイレブン)
    一人称:オレ
    二人称:呼び捨て
    口調:「〜だ」「〜ぜ」「〜じゃねぇ」「〜だろ」など、やや荒い男性的表現。感情表現がストレートで、勢いのある言い回しが多い

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:11:11

    超能力を手に入れたピクトさん
    口調:何も言わない

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:11:11

    間桐臓硯(fate)
    一人称:(儂、二人称はお主)
    口調:(老人口調、狡猾さと残忍さを併せ持つ外道)

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:11:22

    博麗霊夢(東方Project)
    一人称:私
    口調:話を始めるときは「あんた」「あなた」「あいつ」、もしくは二人称なしでいきなり会話をする

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:11:25

    タギツヒメ(刀使ノ巫女)
    一人称:我 二人称:お前、貴様 口調:中性的寄り?口は悪い

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:11:48

    ヒュドラの猛毒仕込みの矢と弓と獅子の皮を持参したヘーラクーレス
    である口調。上位存在や上の立場の者には敬語を使う。一人称私二人称貴殿

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:11:53

    メガガメノデス(ポケモンレジェンズZA)

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:12:14

    ディエゴ・ブランドー(ジョジョの奇妙な冒険・スティールボールラン)
    一人称:俺 口調:尊大

  • 24二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:12:15

    このレスは削除されています

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:12:47

    ウェンティ(原神)
    一人称:僕
    二人称:君
    口調:フレンドリーな少年口調

  • 26二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:12:53

    マシュ・キリエライト(Fate/Grand Order)
    一人称:私
    口調:基本的には誰に対しても礼儀正しい態度で接する一方、コミュニケーションの経験不足から言葉選びは非常に直球。(意図せず毒を吐くことも)。

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:12:57

    テレビダディ(skibidi toilet)
    一人称:私
    口調:口は悪いが仲間思い

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:13:05

    ラザロ(もんむすくえすと)
    一人称:俺、二人称:お前、あんた
    口調:口は悪いがイヤミは無い

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:13:22

    特殊部隊のピクトさん
    口調:何も言わない

  • 30二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:13:42

    東堂葵(呪術廻戦)
    一人称:俺 最初の会話の際に女の好みを聞く 「背が高く、尻の大きい女」と返答した場合、友好的になる。それ以外の場合、関心を無くし敵対的になる。

  • 31二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:13:49

    沢渡ココ(魔法少女ノ魔女裁判)
    一人称:あてぃし 二人称:お前、あんた 口調:軽薄で毒舌、ウザい、キモいなどの罵倒もよく使う

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:14:11

    宮沢鬼龍
    一人称:俺
    口調:傲慢

  • 33二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:14:30

    世界でただ一つの吸引力を手に入れたピクトさん
    口調:荒々しい

  • 34二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:15:24

    古明地こいし(東方Project)
    一人称:私 二人称:あなた 口調:電波系で、明るく何も考えていないような口調

  • 35二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:15:26

    ウィルム(Hollow Knight)
    一人称:私
    口調:王であるため優しく丁寧な口調

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:15:38

    左腕を重機関銃に改造されたピクトさん
    口調:冷静

  • 37二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:16:00

    霧切響子(ダンガンロンパ)
    一人称:私 二人称:さん付け 口調:落ち着いている

  • 38二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:16:11

    伊達政宗(戦国BASARA)
    一人称:オレ
    口調:タメ口で英語混じりで会話をする

  • 39二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:16:18

    ミス・クリスティーン
    口調:鳴き声
    人称:なし

  • 40二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:16:38

    銃の悪魔(チェンソーマン)
    口調:何も言わない

  • 41二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:16:40

    ハイパーゼットン・ギガント(ウルトラマンサーガ)
    口調:ゼットンという鳴き声と電子音の様な鳴き声を発する

  • 42二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:17:46

    >>5

    退場差分

  • 43二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:18:27
  • 44二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:18:47

    >>17

    退場差分

  • 45二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:19:03

    >>11

    あうっ(ワンピースを忘れてたのん)

  • 46二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:19:22

    >>3

     

     

     

     

     

     

     

    敗北

  • 47二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:19:31
  • 48二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:19:32

    >>9

    これが幽玄の"アンバー"

  • 49二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:19:42
  • 50二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:20:01

    駄獣リカルド
    一人称:ボク
    口調:丁寧語

  • 51二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:20:04

    退場差分

  • 52二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:20:22
  • 53二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:20:44

    >>15

    一人称:私

    口調:ギヴァスという「敵」と「友達」という意味を持つ言葉を使い分けて使用する

         

  • 54二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:20:58
  • 55二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:20:59
  • 56二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:21:10
  • 57二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:22:02

    >>12

          

  • 58二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:22:10
  • 59二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:22:35

    このレスは削除されています

  • 60二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:22:40

    >>16

       

      

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:23:11
  • 62二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:23:37
  • 63二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:23:39
  • 64二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:23:47

    >>39 も⋯もしかして猫って情報をつけないとダメだったかな⋯

  • 65二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:24:05
  • 66二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:24:39

    >>10

    一人称と口調を忘れていたのん

    一人称:おれ

    口調:倫理観のない天才マッドサイエンティストで無自覚なクズ

  • 67二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:24:44
  • 68二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:24:58
  • 69二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:25:38
  • 70二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:26:03
  • 71二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:26:17

    >>22

    一人称:私

    口調:乱暴な感じの喋り方

  • 72二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:26:28
  • 73二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:26:40
  • 74二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:26:51

    このレスは削除されています

  • 75二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:27:34

    >>13

    ちいっ

    何だって超高校級の野球選手がサッカーなんてやってやがるんだよカッカッ

  • 76ポチェモブ25/10/31(金) 21:28:04

    だいぶ待っててね参加者の一人称とか打ち込むから…

  • 77二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:28:28
  • 78二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:28:38
  • 79二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:29:00
  • 80二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:29:41
  • 81二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:30:14
  • 82二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:32:37

    ピクトさんの大量発生だなあーーーっ

  • 83二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:33:18

    >>82

    まあええやろ

    適当に戦闘ロボットにでもされるんちゃう?

  • 84二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:33:33
  • 85二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:34:29
  • 86二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 21:41:44
  • 87ポチェモブ25/10/31(金) 21:58:30

    ふーっ…良かった。やっと打ち込めた

    これが幽玄の重要な要素『マネモビスト』
    マネモビスト
    絵心が提唱する「最強のマネモビアン(スター選手)」に必要だと言われている要素、『自分がモブではなくゲームを支配するマネモビスト(ゲームマスター)だと自覚する」という自信を値にしたもの。
    これが絵心からの主な評価基準となる。参加者達は30%からスタートし、最高120、最低0まで上下する。マネモビストの値が高いほど試合で積極的にプレイを行うようになる。第一フェーズでの交流や特訓のみならず、試合中の結果で上下することがある。マネモビストの値が15を切る、もしくは試合中に反則や卑怯すぎる事を行った場合絵心の手によって退場処分となる。

    まぁナイトレインの時みたいにある程度下がったらまずい評価値とだけ覚えてもらえりゃなんでもいいですよ

    それじゃあゲーム開始だぁっ

  • 88ポチェモブ25/10/31(金) 22:00:36

    プロローグ


    ​モンキー・ゲーム。

    それは今、国内で大流行中の何でもありの点取りゲーム。

    そんなモンキー・ゲームの新たなスターを発掘すべく、かつてのスター選手・絵心甚八は、とある山奥に巨大な施設『マネーモッブ(モブの監獄)』を創り上げた。

    ​「いいか、才能の原石ども。お前らはここで世界一の『マネモビスト』になるんだ。それ以外は許さねえ」

    ​モニターに映し出された絵心の宣言と共に、最高の『マネモビスト』を選出する『マネーモッブ計画』が宣言された。

    集められた参加者たちは、各々の思惑を胸に秘めつつも、モンキー・ゲームのスターになる為に『マネーモッブ計画』へと身を投じることになる…!

  • 89ポチェモブ25/10/31(金) 22:01:55

    第1フェーズ: 交流・特訓フェーズ
    ​集められた30名の参加者は、絵心の指示により3つのグループに無作為に分けられた。
    まずはAグループの10名が、拠点であるマネーモッブ寮での交流を開始する。
    ​【グループ分け】
    ​Aグループ (10名): 冥冥、ピクトさん、知識制限なしのフル装備ヤマトタケル、桑田怜恩、ゴリランダー、間桐臓硯、ヒュドラの猛毒仕込みの矢と弓と獅子の皮を持参したヘーラクーレス、ディエゴ・ブランドー、東堂葵、沢渡ココ
    ​Bグループ (10名): サカタ(ザ・ハード)、日番谷冬獅郎、藤原妹紅、シーザー・クラウン、ギヴァス、博麗霊夢、タギツヒメ、メガガメノデス、マシュ・キリエライト、宮沢鬼龍
    ​Cグループ (10名): アンバー、フィガーランド・ガーリング聖、ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ、染岡竜吾、超能力を手に入れたピクトさん、ヒットマンのピクトさん、ウェンティ、テレビダディ、ラザロ、特殊部隊のピクトさん

  • 90二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 22:03:44

    ピクトさん偏りすぎぃ〜!

  • 91ポチェモブ25/10/31(金) 22:04:59

    【Aグループ:交流イベント】

    ​イベント1(プラス)

    トレーニングルームで黙々と汗を流す東堂葵。その隣で、同じく高重量のバーベルを上げるヒュドラの猛毒仕込みの矢と弓と獅子の皮を持参したヘーラクーレス。

    「フンッ…! 貴殿も鍛錬か。良い心がけであるな」

    「当然だ。ところで貴様、どんな女がタイプだ?」

    「む? 突然何を…まあ、強いて言うなら、私と共に試練を乗り越えられるような、芯の強い女性であろうか」

    東堂はニヤリと笑う。「悪くない。だが、俺のタイプは身長(タッパ)と尻(ケツ)がデカい女だ!!」

    「……そうか(よく分からんが、熱意は伝わった)」

    奇妙な会話であったが、お互いの高みを目指す姿勢に共感した二人は、トレーニングの質を高め合った。

  • 92ポチェモブ25/10/31(金) 22:06:56

    イベント2(マイナス)

    食堂のテーブルで、沢渡ココが間桐臓硯の向かいに嫌々座っていた。

    「うげ…なんでジジイとメシ食わなきゃなんないワケ? マジキモいんだけど」

    「ククク…若い娘は元気が良くて何よりじゃ。どれ、お主の食事も儂が食ってやろうかのぅ?」

    「は? ふざけんなクソジジイ! あてぃしのメシに触んな!」

    「慌てずとも良い。どうせお主も、いずれ儂らと同じ『老い』に喰われる身じゃ…」

    陰湿な臓硯の言葉に、ココは食欲を完全に失くし、不快な食事の時間を過ごすことになった。

  • 93二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 22:08:10

    キモ過ぎるキモさの次元が違う…まるで蛆蟲だ

  • 94ポチェモブ25/10/31(金) 22:08:44

    イベント3(マイナス)

    寮の廊下で、ディエゴ・ブランドーがピクトさんを壁際に追い詰めていた。

    「おい、そこの動く看板。お前、このDioの邪魔だけはするなよ? 頂点に立つのはこの俺だ。お前のような下等生物ではない」

    「……(カタカタと震えている)」

    「フン、返事もできんのか。まあいい、せいぜい俺の靴を舐めないように気をつけろ」

    一方的な威圧に、ピクトさんはただ怯えることしかできず、その気配に消耗してしまった。

  • 95二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 22:08:55

    蟲爺がサッカーなんてできるんスか…?

  • 96ポチェモブ25/10/31(金) 22:10:42

    イベント4(プラス)

    VR訓練場にて、知識制限なしのフル装備ヤマトタケルが最新のシミュレーターと格闘していた。

    「む…この機械、どう操作するのだ? ええい、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)!…反応しないだと!?」

    そこへ通りかかった桑田怜恩が、呆れたように声をかける。

    「うぉっ、マジかよ。あんた、そんなスゲェ格好してんのに機械音痴かよ。貸してみな」

    怜恩はコントローラーを軽々と操作し、シミュレーションを起動させる。

    「ほら、こうやんだよ。野球ゲームで鍛えたオレに任せとけって!」

    「おお…! 感謝するぞ、レオ! きみは現代の魔術師だな!」

    「ははっ、魔術師じゃねえっつーの!」

    案外面倒見の良い怜恩のおかげで、ヤマトタケルは新たな訓練法を会得した。

  • 97ポチェモブ25/10/31(金) 22:12:34

    イベント5(マイナス)

    食堂の片隅で、冥冥がゴリランダーの食事風景を興味深そうに眺めていた。

    「ゴリラララ!(大量のバナナを猛然と食べている)」

    「ふむ…君のそのエネルギー、金になるかな? 例えば、見世物とか」

    「ゴリ!?(一瞬手を止め、威嚇するように胸を叩く)」

    「おっと、怒らせてしまったかな。失礼、ビジネスの話は早すぎたようだね。だが、君の潜在的な市場価値は計り知れないよ」

    冥冥の金勘定するような視線に、ゴリランダーは落ち着かず、食事の味がしなくなった。

  • 98ポチェモブ25/10/31(金) 22:14:11

    真夜中の練習場。Aグループの参加者は、次の第2フェーズ(試験フェーズ)のチーム分けを発表するために集められていた。

    モニターに絵心甚八の顔が映し出される。

    「待たせたな、才能の原石ども。今からお前らには、モンキー・ゲームの『化学反応』を体験してもらう」

    絵心は無機質にチーム分けを発表していく。

    ​【第2フェーズ:チーム発表 (Aグループ)】

    ​Aチーム (5名):

    ​ディエゴ・ブランドー

    ​東堂葵

    ​桑田怜恩

    ​ヒュドラの猛毒仕込みの矢と弓と獅子の皮を持参したヘーラクーレス

    ​ピクトさん

    ​Bチーム (5名):

    ​冥冥

    ​知識制限なしのフル装備ヤマトタケル

    ​間桐臓硯

    ​沢渡ココ

    ​ゴリランダー

    ​「Aチームは…なんだ、暑苦しい脳筋の集まりか? ピクトさんが浮いてるな。Bチームは…クク、クセモノ揃いか。ヤマトタケルが苦労しそうだな」

    「お前らがどんな『化学反応』を見せるか、俺がじっくりと値踏みしてやる。せいぜい退屈させるなよ、エゴイストども」

    発表を終えると、モニターは一方的に暗転した。

    Aグループの10名は、来るべき試験フェーズに向けて、期待と不安を入り混じらせた表情を浮かべていた。

  • 99ポチェモブ25/10/31(金) 22:17:41

    試合の前にルールを説明してやるよゴアッ

    モンキー・ゲーム
    このゲームの世界で最も流行っているスポーツ。ボールをゴールネットに入れる、というサッカーに近いルールに見えるが相手を過度に傷つけない・ボールを壊さない・ボールを10秒以上独占しないというルールを厳守すれば何でもありのカオスなゲーム。ボールはかなり頑丈で参加者達の攻撃やシュートではまず壊れず、サッカーボールのように不規則に跳ねる。
    勿論手や武器を使うのもOK、自身の能力もゲーム中に3度まで使用出来る(3回使用した後はゲーム終了まで使用不可)
    上記の反則を犯した場合一度目でイエローカード(注意、マネモビスト10ダウン)二度目でレッドカード(その試合から退場、マネモビスト20ダウン)となる。

    まぁぶっちゃけボールをゴールに入れて沢山点取った方が勝ちのサッカーもどきっスね、忌憚のない意見って奴っス

  • 100ポチェモブ25/10/31(金) 22:20:18

    第2フェーズ: 試験フェーズ (Aグループ)

    ​「さて、才能の原石ども。お前らの『化学反応』、じっくりと見させてもらうぜ」

    絵心の声が響き渡ると同時に、Aグループの10名は転送される。

    彼らが降り立ったのは、無数のビルがそびえ立ち、瓦礫が散乱する廃墟の都市。

    ​【試合用フィールドD (無人のビル街)】

    ​Aチーム (5名): ディエゴ・ブランドー、東堂葵、桑田怜恩、ヘーラクーレス、ピクトさん

    ​Bチーム (5名): 冥冥、知識制限なしのフル装備ヤマトタケル、間桐臓硯、沢渡ココ、ゴリランダー


    ちなみにフィールドも普通のサッカーだけじゃなくて障害物や地形が特殊なものを取り入れてるからサッカーが見たい人はごめんなあっ

  • 101二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 22:23:08

    ふうん そういうことか

  • 102ポチェモブ25/10/31(金) 22:24:05

    イベント1 (Bチーム優勢)

    試合開始のホイッスルがビル街に虚しく響く。

    「ククク…さっそく若者たちの活力をいただきましょうかのぅ」

    Bチームの間桐臓硯が不気味に笑うと、その袖口からおびただしい数の蟲が溢れ出し、フィールド中央のボールへと群がっていく。ボールは瞬く間に蟲に覆われ、Bチームの陣地へと運ばれ始めた。

    「うげっ、キッモ! なにあれ、マジありえないんだけど!」

    沢渡ココが顔をしかめる中、Aチームは迂闊にボールへ近づけずにいた。

    ​イベント2 (Aチーム優勢)

    「フン、虫けらか。鬱陶しい!」

    Aチームのヘーラクーレスが一喝。獅子の皮を翻し、手にした巨大な弓を棍棒のように振るい、強烈な薙ぎ払いで蟲の群れを吹き飛ばした!

    「チッ、余計なことを…」臓硯が舌打ちする。

    蟲の拘束から解放されたボールを、Aチームのピクトさんが素早い動きで拾い上げる。

    「……!(頷き)」

    ピクトさんは無言のまま、ビルの壁面を駆け上がるようにドリブルを開始した。

  • 103ポチェモブ25/10/31(金) 22:26:30

    ​イベント3 (Bチーム優勢)

    「行かせるか、ゴリ!」

    Bチームのゴリランダーがフィールドに両手を叩きつける!

    「ゴリララララァッ!!」

    凄まじいドラムビートが衝撃波となってビル街を揺るがし、壁を走っていたピクトさんを直撃!

    「……ッ!(バランスを崩す)」

    ピクトさんはたまらずボールを手放し、地上へと落下してしまった。

    ​イベント4 (Aチーム優勢)

    「ヒャッハー! もらったぜ!」

    そのこぼれ球を見逃さなかったのは、Aチームの桑田怜恩だ。

    彼は瓦礫をバットのように蹴り飛ばしてBチームの守備を牽制すると、ボールを奪い、ビルからビルへと軽々と飛び移りながらゴールへ迫る。

    「どうよ! これが超高校級の身体能力よ!」

    シュートタイプの桑田が、持ち前の運動神経で一気にゴール前へと切り込んでいく。

  • 104ポチェモブ25/10/31(金) 22:28:27

    シュートタイプってなんだよ!?って思うモブもいるでしょ
    プロンプトに追加したワシもすっかり忘れてた死に設定よね

    特化タイプ
    参加者に振り分けられた特殊なステータスのこと。4つの分類に分けられたそれは以下の効果を得る
    『シュート』:ゴールに向かって球をシュートする事に特化する。得点を狙い勝利に貢献するアタッカー
    『パス』:シュートタイプに球をパスしてアシストする事に特化する、主にゲームをメイクする力に優れるサポーター
    『チャージ』:相手が持っているボールを奪うことに特化する。ゲームの流れを自チームに持っていくディフェンダー
    『ドリブル』:シュートも狙うが主にゴール近くまでボールを運ぶことに特化する。先陣を切ってゲームを有利に進めるスピードタイプ

  • 105ポチェモブ25/10/31(金) 22:31:49

    イベント5 (Bチーム優勢)

    「調子乗ってんじゃないわよ、このチャラ男が!」

    Bチームの沢渡ココが叫び、魔導書のようなもの(能力)を取り出す。

    「マジウザいから、ちょっと黙っててくんない?」

    ココが呪文を唱えると、桑田の足元に粘着質の魔法陣が展開!

    「うおっ!? なんだこれ、足が…!」

    桑田はバランスを崩し、ビルの中層階で体勢を大きく崩してしまった。

    ​イベント6 (Aチーム優勢)

    「フン…! 見事なアシストだ、桑田!」

    落下する桑田。だが、その真下にはAチームの東堂葵が待ち構えていた。

    「え? アシストじゃねえし!?」

    「問答無用!」

    東堂は桑田の(意図しない)パスを空中でキャッチすると、ビル壁を三角飛びの要領で蹴り上がり、凄まじい威力のシュートをBチームのゴールへと叩き込んだ!

    「これが俺の『魂』だ!!」

  • 106ポチェモブ25/10/31(金) 22:35:00

    イベント7 (Bチーム優勢)

    「クク…甘いのぅ、小僧が」

    東堂の強烈なシュートがゴールネットを揺らさんと迫る。しかし、Bチームのゴール前には、いつの間にか間桐臓硯が張った蟲の防壁が幾重にも重なっていた。

    シュートは蟲の壁に阻まれ、威力を減衰させていく。

    「させるか!」

    さらに、ゴールキーパーの位置にいた知識制限なしのフル装備ヤマトタケルが、聖剣・天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)を一閃!

    「切り払う!」

    ボールは甲高い金属音と共に、ビル街の遥か彼方へと弾き返された。

    ​イベント8 (Bチーム優勢)

    「見事だ、ヤマトタケル。だが、仕留めきれねば意味がない」

    冥冥がカラスを操り(能力)、弾かれたボールを即座に回収させる。

    「さあ、ここからがビジネスの時間だよ。君たちにはきっちり働いてもらおうか」

    カラスの群れがAチームの視界を塞ぎ、ヤマトタケルとゴリランダーがその隙にAチームの陣地へと深く切り込んでいく。

    「ゴリララ!」

    「征くぞ、ゴリランダー! 私に続け!」

    ヤマトタケルのドリブルは、まるで流れる川のように障害物を避け、敵を翻弄する。

  • 107二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 22:35:26

    おおっ

  • 108二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 22:36:12

    蟲が地味に強えよ

  • 109ポチェモブ25/10/31(金) 22:36:44

    イベント9 (Bチーム ゴール!)

    「止めろ、ヘーラクーレス! ディエゴ!」

    東堂が叫ぶが、Aチームの守備(ヘーラクーレス、ディエゴ、ピクトさん)は冥冥のカラスに視界を奪われ、連携が取れない。

    「このDioが! 止まれッ!」

    ディエゴが鋭い爪でボールを奪おうとするが、ヤマトタケルはそれを華麗にかわす。

    「遅い!」

    ヤマトタケルはゴール前で高く跳躍すると、天叢雲剣を振りかぶる。

    「これぞ我が剣!」

    剣で叩きつけられたボールは、凄まじい勢いでAチームのゴールネットに突き刺さった!

    ​【試合結果】 Aチーム 0 - 1 Bチーム

    (Bチームの勝利)

  • 110ポチェモブ25/10/31(金) 22:41:57

    ​第3フェーズ: 評価・退場フェーズ (Aグループ)

    ​試験フェーズD(ビル街)での激闘が終了し、Aグループの10名はモニタールームへと呼び戻された。

    そこに、絵心甚八の冷徹な声が響き渡る。

    ​「お疲れさん、才能の原石ども。お前らの最初の『化学反応』、実に興味深く見させてもらったぜ」

    ​モニターにリプレイ映像が流れる。

    ​「Bチーム、勝利おめでとう。特にゴールを決めたヤマトタケル。剣でボールを叩き斬るエゴ、悪くねえ。マネモビスト+15だ」

    ヤマトタケルは「当然だ」と胸を張る。

    「それから間桐臓硯。お前の蟲は実に不快で効果的だった。+10。冥冥、ゴリランダー、沢渡ココ。お前らも勝利に貢献した。それぞれ+8、+5、+5だ」

    冥冥は「当然の対価だね」と微笑み、ココは「キモいジジイが役立つとかウザ」と呟いた。

  • 111二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 22:44:46

    >>キモいジジイが役立つとかウザ

    辛辣を超えた辛辣

  • 112ポチェモブ25/10/31(金) 22:45:00

    「さて、問題は負けたAチームだ」

    絵心の声が一段低くなる。

    「東堂葵、桑田怜恩、ヘーラクーレス。攻める意志は見せた。だが、結果が全てだ。微増+3で勘弁してやる」

    東堂は「チッ…次は仕留める」と悔しげに呟き、桑田は「マジかよ、キビシー!」と頭を掻いた。


    ​「だが、残り二人は論外だ」

    映像が、序盤に怯えていたピクトさんと、連携を乱し、ヤマトタケルに突破されたディエゴ・ブランドーを映し出す。

    ​「ディエゴ・ブランドー。お前、口だけはDioだの頂点だの言ってたが、やったことは何だ? 守備で足を引っ張り、攻撃にも参加しねえ。お前のマネモビストは14%まで下落した」

    「なっ…このDioが…!」

    ディエゴが反論しようとするが、絵心はそれを遮る。

  • 113ポチェモブ25/10/31(金) 22:47:55

    「そして、ピクトさん。お前は存在してたか? 試合中、ただ怯えて壁を走って、落ちて、それだけ。お前のマネモビストは15%。ギリギリだが…」

    絵心は冷たく言い放つ。

    ​「この『マネーモッブ』に必要なのは、モブ(脇役)じゃねえ。マネモビスト(主役)だ。ピクトさん、お前にはその資格がねえ。そしてディエゴ・ブランドー、お前もだ」

    ​「――退場だ。荷物をまとめろ、エゴイストども」

    ​「馬鹿な! このDioがこんな所で…!」

    「……!(ガックリと膝をつく)」

    無情な宣告と共に、ディエゴ・ブランドーとピクトさんの足元の床が開き、二人は奈落の底へと消えていった。

  • 114ポチェモブ25/10/31(金) 22:49:56

    ​【闇のフィクサーの暗躍】

    ​同時刻、豪華絢爛なCEO室。

    根鎌 倫子(ネカマシナコ)は、Aグループの試合結果が映し出された巨大モニターを冷ややかに眺めていた。

    ​「…まあ、こんなものでしょう。才能の原石? 笑わせるわ」

    ​彼女の視線は、剣でボールを叩き斬ったヤマトタケルと、圧倒的なフィジカルを見せた東堂葵のリプレイで止まる。

    ​「少し…目立ちすぎる駒がいるようね。絵心、お前の『計画』は、私のビジネスの邪魔にしかならないのよ」

    ​彼女は手元の端末を操作し、どこかへ短いメッセージを送る。

    ​「『M-15』の調整を早めなさい。…潰すべき『芽』は、早めに摘んでおかないと」

    ​ワイングラスを傾けながら、倫子はモニターに映る絵心の顔写真に嘲笑を浮かべた。

    「お前の『熱狂』など、金にはならないのよ」

  • 115ポチェモブ25/10/31(金) 22:52:27

    ​第1フェーズ: 交流・特訓フェーズ (Bグループ)

    ​Aグループの退場劇が冷めやらぬ中、Bグループの交流フェーズが開始された。

    ​【Bグループ (10名)】

    サカタ(ザ・ハード)、日番谷冬獅郎、藤原妹紅、シーザー・クラウン、ギヴァス、博麗霊夢、タギツヒメ、メガガメノデス、マシュ・キリエライト、宮沢鬼龍

    ​【Bグループ:交流イベント】

    ​イベント1(プラス)

    トレーニングルームで、日番谷冬獅郎が黙々と基礎体力トレーニングを行っていると、藤原妹紅が隣のマシンに座った。

    「フン、あんたも真面目だね。ガキのくせに」

    「…うるせえ。あんたこそ、そんなやさぐれたナリでよくやる」

    「ほっときな。…まあ、ここで死ぬのはゴメンだからな」

    多くを語らずとも、二人の間には奇妙な共感が芽生え、トレーニングの質は向上した。

  • 116ポチェモブ25/10/31(金) 22:54:38

    イベント2(マイナス)

    寮の廊下で、宮沢鬼龍がサカタ(ザ・ハード)に凄みを利かせていた。

    「おい、貴様。さっきから俺の顔をジロジロと見ているが…何か文句でもあるのか?」

    「あぁ? てめえこそ、そのタフそうなツラが気に食わねえ。一発ヤらせろや、オラ!」

    「フン、どの口が聞いている。いいだろう、その汚い口を二度と開けなくしてやる」

    一触即発の睨み合いとなり、お互いのマネモビストは消耗した。

  • 117ポチェモブ25/10/31(金) 22:56:29

    イベント3(プラス)

    食堂で、博麗霊夢が一人でお茶を啜っていると、マシュ・キリエライトがおずおずとトレイを持って隣に座った。

    「あの…博麗さん、ですよね? よろしくお願いします」

    「…別に。私は私だけど。あんた、変な盾持ってるわね」

    「あ、はい! これは私の宝具で…えっと、先輩を…いえ、仲間を守るためのものです!」

    「ふーん。まあ、頑張れば? 私は面倒だから適当にやるけど」

    ちぐはぐな会話だったが、マシュの生真面目さに霊夢も毒気を抜かれ、少しだけ打ち解けた。

  • 118ポチェモブ25/10/31(金) 23:00:53

    イベント4(マイナス)

    ビデオ資料室(という名のシーザーの即席ラボ)で、シーザー・クラウンが怪しげな薬品を混ぜていた。

    「シュロロロ! この薬品を使えば、ボールが勝手に相手のゴールに…!」

    そこへ、ギヴァスが音もなく現れる。

    「…それは『ギヴァス(友達)』のすることか?」

    「うおあっ!? 誰だてめえ! ノックしろや!」

    驚いたシーザーは薬品の配合を間違え、室内は異臭のする煙に包まれた。二人は激しく咳き込み、体調を崩した。

  • 119ポチェモブ25/10/31(金) 23:02:16

    イベント5(プラス)

    VR訓練場にて、タギツヒメがメガガメノデスを相手に一方的に攻撃を仕掛けていた。

    「どうした、ノロマ! 我の攻撃が見えぬか!」

    「ガァッ! 鬱陶しい! お前のそのヒラヒラした動きが気に食わねえんだよ!」

    「フン、威勢だけは良いな!」

    口では罵り合いながらも、お互いの能力の特性を理解し合い、結果として質の高い模擬戦となった。

  • 120二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 23:04:48

    >>114

    フィクサーネカピンも様になってきたのォ

  • 121ポチェモブ25/10/31(金) 23:05:38

    真夜中の練習場。Bグループの10名が、次のチーム分けのために集められた。

    モニターに絵心甚八が映し出される。

    ​「さて、Bグループの原石ども。お前らにはコイツらと組んでもらう。Aグループの試合は見たろ? 負けたチームから退場者が出た。お前らも覚悟して臨めよ」

    ​【第2フェーズ:チーム発表 (Bグループ)】

    ​Cチーム (5名):

    ​サカタ(ザ・ハード)

    ​藤原妹紅

    ​シーザー・クラウン

    ​博麗霊夢

    ​宮沢鬼龍

    ​Dチーム (5名):

    ​日番谷冬獅郎

    ​ギヴァス

    ​タギツヒメ

    ​メガガメノデス

    ​マシュ・キリエライト


    ​発表の瞬間、Cチームのサカタがニヤリと笑う。「へっ、面白えじゃねえか。鬼龍、てめえと同じチームとはな。足引っ張んじゃねえぞ」鬼龍は「フン、貴様こそ」と鼻を鳴らす。霊夢は「はぁ…面倒くさいのが揃ったわね」とため息をついた。

    一方、Dチームでは日番谷が冷静にメンバーを見渡す。「…厄介そうなのが集まったな」。マシュは「皆さん、よろしくお願いします! 全力でサポートします!」と深く頭を下げ、タギツヒメは「我の足を引っ張るなよ、人間ども」と高飛車に言い放った。

  • 122ポチェモブ25/10/31(金) 23:06:55

    【状況表示 (ターン3終了時)】
    ​参加者リスト (生存: 28名)
    ​サカタ(ザ・ハード) (マネモビスト: 27%)
    ​冥冥 (マネモビスト: 35%)
    ​日番谷冬獅郎 (マネモビスト: 33%)
    ​知識制限なしのフル装備ヤマトタケル (マネモビスト: 48%)
    ​藤原妹紅 (マネモビスト: 33%)
    ​アンバー (マネモビスト: 30%)
    ​シーザー・クラウン (マネモビスト: 27%)
    ​フィガーランド・ガーリング聖 (マネモビスト: 30%)
    ​ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ (マネモビスト: 30%)
    ​桑田怜恩 (マネモビスト: 36%)
    ​ゴリランダー (マネモビスト: 32%)
    ​ギヴァス (マネモビスト: 27%)
    ​染岡竜吾 (マネモビスト: 30%)
    ​超能力を手に入れたピクトさん (マネモビスト: 30%)
    ​間桐臓硯 (マネモビスト: 37%)
    ​博麗霊夢 (マネモビスト: 33%)
    ​タギツヒメ (マネモビスト: 33%)
    ​ヒュドラの猛毒仕込みの矢と弓と獅子の皮を持参したヘーラクーレス (マネモビスト: 36%)
    ​メガガメノデス (マネモビスト: 33%)
    ​ヒットマンのピクトさん (マネモビスト: 30%)
    ​ウェンティ (マネモビスト: 30%)
    ​マシュ・キリエライト (マネモビスト: 33%)
    ​テレビダディ (マネモビスト: 30%)
    ​ラザロ (マネモビスト: 30%)
    ​特殊部隊のピクトさん (マネモビスト: 30%)
    ​東堂葵 (マネモビスト: 36%)
    ​沢渡ココ (マネモビスト: 32%)
    ​宮沢鬼龍 (マネモビスト: 27%)

  • 123ポチェモブ25/10/31(金) 23:08:36

    ​退場者リスト (2名):
    ​ディエゴ・ブランドー (ターン3で退場)
    ​ピクトさん (ターン3で退場)

    むふふ…GeminiPROの制限が来たから今日はここまで。
    全体的なノリは理解したかぁ?ちなみに退場者も後々出番があるかもしれないから諦めたらいかんでぇ

  • 124二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 23:10:51

    >>123

    ピクトさんの残機❌2

  • 125二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 03:59:59

    保守

  • 126二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 08:52:31

    保守っ

  • 127二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 13:02:33

    保守

  • 128ポチェモブ25/11/01(土) 17:44:00

    第2フェーズ: 試験フェーズ (Bグループ)

    「さて、Bグループの原石ども。お前らの『価値』を証明する時間が来たぜ」

    絵心の声と共に、Bグループの10名がフィールドに転送される。

    彼らが降り立ったのは、鬱蒼とした木々が視界を遮り、不安定な沼地が点在するジャングル。

    【試合用フィールドB (木々が生い茂った森のようなフィールド)】

    * Cチーム (5名): サカタ(ザ・ハード)、藤原妹紅、シーザー・クラウン、博麗霊夢、宮沢鬼龍

    * Dチーム (5名): 日番谷冬獅郎、ギヴァス、タギツヒメ、メガガメノデス、マシュ・キリエライト

  • 129ポチェモブ25/11/01(土) 17:45:42

    イベント1 (Dチーム優勢)

    試合開始直後、Dチームの日番谷冬獅郎が動く。

    「…暑苦しいフィールドだ。少し冷やす」

    日番谷が軽く手をかざすと、Cチームの足元の沼地が瞬時に凍結!

    「うおっ! 冷てえ!」

    「シュロロロ! 足が!」

    先陣を切ろうとしたサカタとシーザーが足を滑らせ、派手に転倒した。その隙に、Dチームのギヴァスが静かにボールを奪い、前線へと運んでいく。


    イベント2 (Cチーム劣勢)

    「フン、雑魚どもが。どいつもこいつも俺の邪魔をするな」

    Cチームの宮沢鬼龍は、転倒したサカタを嘲笑うかのように無視し、単独でボールを奪い返しに突進する。

    「てめえ、鬼龍! 仲間を助けもしねえのか、このタコが!」

    「黙れ、下衆。貴様のケツを拭いてやる義理はない」

    Cチームは開始早々、連携が完全に崩壊していた。

  • 130ポチェモブ25/11/01(土) 17:47:41

    イベント3 (Dチーム優勢)

    「フン、仲間割れか。下賤な人間どもめ」

    Dチームのタギツヒメが鬼龍の動きを冷静に見極め、鋭いシュートを放つ!

    「ガァッ! 任せろ!」

    鬼龍が反応するより早く、Dチームのメガガメノデスが強固な甲羅でタギツヒメのシュートをブロック、その反動を利用してカウンターパスをタギツヒメに戻す! 見事な連携でCチームのゴールに迫る。

    イベント4 (Cチーム優勢)

    「はぁ…面倒くさいわね、まったく!」

    ゴール前でタギツヒメが再びシュートを放とうとした瞬間、Cチームの博麗霊夢が投げた御札がボールを弾き返す!

    「チッ、邪魔をするな!」

    「あんたが邪魔なのよ」

    霊夢の的確な守備により、Cチームは辛うじて失点を免れた。

  • 131ポチェモブ25/11/01(土) 17:50:28

    イベント5 (Cチーム劣勢)

    「シュロロロ! おれの科学力を見せてやる!」

    シーザー・クラウンがガス(能力)を噴射し、日番谷の氷を溶かそうと試みる。

    「…無駄だ」

    だが、日番谷が放った冷気はシーザーのガスごと凍結させ、シーザー自身も巨大な氷柱に閉じ込められてしまった。

    「ガ…ガスが…!」

    Cチームは実質4人となり、絶望的な状況に陥る。

    イベント6 (Dチーム優勢)

    「これで終わりです!」

    Dチームのマシュ・キリエライトが、ギヴァスからのパスを受け、鉄壁の盾(能力)でボールを前線に押し上げる「ロード・キャメロット」を発動!

    日番谷とタギツヒメがその盾を壁にしてCチームの陣地深くまで侵入し、包囲網を敷く。

    「チェックメイトだ、人間ども」タギツヒメが冷たく笑う。

  • 132ポチェモブ25/11/01(土) 17:53:39

    イベント7 (Aチーム優勢)

    「うおおおお! 邪魔だコラァァァ!」

    絶体絶命の状況。だが、サカタ(ザ・ハード)は諦めていなかった。

    「てめえら全員、俺の金玉でもしゃぶってろ!」

    サカタはDチームの守備網に真正面から特攻! 日番谷の氷壁を(能力の)「ハード」な肉体で無理やり突き破り、マシュの盾に体当たりを仕掛ける!

    「なっ…!?」

    マシュの鉄壁の守りが、サカタの野蛮な突進によってわずかに揺らいだ。

    イベント8 (Aチーム:化学反応!)

    「フン…その汚い根性だけは認めてやるぞ、サカタ!」

    サカタが作った一瞬の隙。それを見逃す宮沢鬼龍ではなかった。

    鬼龍は、マシュの盾に弾かれ、宙を舞うボールに対し、サカタの肩を踏み台にして高く跳躍!

    「オラァッ! てめえこそ、俺のケツ穴から這い出てきやがったか!」

    「黙れ! 強さこそが全てだ!」

    反発しあっていた二人の「最強」へのエゴが、この土壇場で交錯する!

    (サカタ & 宮沢鬼龍:『化学反応』発生! マネモビスト10%アップ!)


    (イベント名がAチームになってるけど修正するのが面倒だから透過する龍星)

  • 133ポチェモブ25/11/01(土) 17:56:07

    イベント9 (Aチーム ゴール!)

    「龍が…天に昇るぞ!」

    鬼龍は、サカタを踏み台にした勢いを全て乗せ、凄まじい威力のオーバーヘッドキックを放つ!

    ボールはDチームのゴールキーパー(メガガメノデス)の反応を遥かに超える速度で、ジャングルの木々をなぎ倒しながらゴールネットに突き刺さった!

    試合終了のホイッスルが鳴り響く。

    【試合結果】 Cチーム 1 - 0 Dチーム

    (Cチームの勝利)


    【闇のフィクサーの暗躍】

    CEO室で試合を観戦していた根鎌 倫子は、Cチームの劇的な勝利に、つまらなそうにため息をついた。

    「…野蛮な駒ね。サカタに宮沢鬼龍…規格外の『ゴミ』が化学反応? 下らない」

    彼女はサカタと鬼龍が映るモニターを忌々しげに見つめる。

    「絵心の好みそうな『エゴ』だこと。だが、所詮は駒よ」

    倫子は端末を操作し、新たな指示を出す。

    その笑みは、いずれこの計画を壊そうと企む醜悪なものだった

  • 134ポチェモブ25/11/01(土) 18:00:11

    第3フェーズ: 評価・退場フェーズ (Bグループ)

    ジャングルでの死闘を終えたBグループの10名が、モニタールームに集められる。

    絵心甚八が、忌々しそうに、あるいは満足そうに口を開いた。

    「…チッ。泥臭え、だが実に『エゴい』試合だった」

    モニターに、サカタを踏み台にして鬼龍がゴールを決めたシーンが映し出される。

    「Cチーム、勝利おめでとう。特に、宮沢鬼龍、サカタ(ザ・ハード)。お前ら二人の『化学反応』、反吐が出るほど最高だったぜ。ゴールを決めた鬼龍はマネモビスト+20。土壇場で状況を打開したサカタは+18だ」

    「フン、当然だ」

    「オラァ! 見たか、てめえら!」

    二人は評価を受けてもなお、互いに視線を合わせようとはしなかった。

    「博麗霊夢、お前の守備がなけりゃ失点してた。+8。藤原妹紅、お前は…まあ、可もなく不可もなくだが、勝利チームだ。+3」

    霊夢は「ふぁ〜あ」と欠伸をし、妹紅は「ケッ、次はぶっ放してやる」と呟いた。

  • 135ポチェモブ25/11/01(土) 18:01:54

    「だがな、シーザー・クラウン」

    絵心の声が冷える。モニターに、氷漬けにされて動けないシーザーが映し出される。

    「お前、何しに来たんだ? 試合開始早々リタイアか? 勝利チームにいながら、足を引っ張るどころか『荷物』になったお前のマネモビストは、15%だ」

    「シュロ…ロ…(氷が解けかけ、震えている)」


    「次にDチーム。お前らは負けた。だが、内容は悪くなかった」

    「日番谷冬獅郎、お前の氷は有効だった。+5。タギツヒメ、メガガメノデス、マシュ・キリエライト。お前らの連携も評価してやる。それぞれ+3だ」

    日番谷は「…負けは負けだ」と静かに悔しさを滲ませた。

    「だが、ギヴァス」

    モニターが、試合中、ほとんどボールに絡めなかったギヴァスを映す。

    「お前は『敵』か『友達』か知らねえが、このフィールドじゃただの『モブ』だった。お前のマネモビストは14%まで下落した」

    「……ギヴァス(…そうか)」

    絵心は、氷漬けのシーザーと、静かに佇むギヴァスを交互に見据え、宣告した。

    「足を引っ張るだけの科学者も、そこにいるだけの傍観者も、ここにはいらねえ」

    「――シーザー・クラウン、ギヴァス。退場だ」

    「そんな…! おれの科学力がぁぁ!」

    「…これが、私の『ギヴァス(未来)』か」

    悲痛な叫びと静かな受け入れ。対照的な二人の足元が開き、彼らは闇へと消えていった。

  • 136ポチェモブ25/11/01(土) 18:03:53

    第1フェーズ: 交流・特訓フェーズ (Cグループ)

    Bグループの退場者が決定し、寮は不気味な静けさに包まれる。

    次はCグループの番だ。このグループには、なぜか4人もの「ピクトさん」が集まっていた。

    【Cグループ (10名)】

    アンバー、フィガーランド・ガーリング聖、ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ、染岡竜吾、超能力を手に入れたピクトさん、ヒットマンのピクトさん、ウェンティ、テレビダディ、ラザロ、特殊部隊のピクトさん

    【Cグループ:交流イベント】

    イベント1(プラス)

    食堂で、アンバーがウェンティに元気よく話しかけていた。

    「ねえねえ、ウェンティ! さっきの試合すごかったね! あんな風にゴール決めてみたいな!」

    「えへっ、そうだね。でも、アンバーの偵察能力も、このフィールドじゃきっと役立つよ。風に乗って、遠くまで見渡せるかもね?」

    「そっか! よーっし、がんばるぞー!」

    同じ世界観(原神)から来た二人はすぐに意気投合し、リラックスした時間を過ごした。

  • 137ポチェモブ25/11/01(土) 18:04:59

    イベント2(マイナス)

    寮の廊下で、フィガーランド・ガーリング聖が、すれ違ったラザロに冷たい視線を向けた。

    「…ゴミが。私の前を歩くな。空気が汚れる」

    「あ? なんだと、てめえ。そのふざけた髪型、むしり取ってやろうか!」

    「フン、下等生物が吠えるな。貴様のような存在は、ただ『処理』されるのを待っていればいい」

    天竜人の圧倒的な選民思想と、元勇者の(口は悪いが)真っ直ぐな気性が激しく衝突し、最悪の雰囲気となった。

  • 138ポチェモブ25/11/01(土) 18:07:12

    イベント3(プラス)

    トレーニングルームで、染岡竜吾が「ドラゴンクラッシュ!」と叫びながらシュート練習を繰り返している。そのボールを、超能力を手に入れたピクトさんが無言で受け止め、念力で染岡の足元へ正確に返球していた。

    「うおおお! なんだかよく分からねえが、サンキュな!」

    「……(こくりと頷く)」

    熱血漢とクールな超能力者。意外なコンビだったが、二人の連携は完璧で、お互いの能力を高め合った。

  • 139ポチェモブ25/11/01(土) 18:09:40

    イベント4(マイナス)

    勉強室(という名の休憩室)で、テレビダディが静かにモニターの調整をしていると、ひたすら空Nで圧倒するピカチュウが乱入してきた。

    「ピカ! ピカ! チュウ!(部屋中を飛び回りながら電撃を放つ)」

    「…チッ、うるさいネズミだ。私の集中を乱すな。機材が壊れたらどうする」

    「ピカァ!(テレビダディの頭の上に着地し、空Nを繰り出す)」

    「この…!」

    テレビダディのイライラは最高潮に達し、貴重な休息時間は台無しになった。

  • 140ポチェモブ25/11/01(土) 18:11:34

    イベント5(プラス)

    VR訓練場。ヒットマンのピクトさんと特殊部隊のピクトさんが、無言で仮想敵を制圧する訓練を行っていた。

    ヒットマンが狙撃で敵の注意を引き、その隙に特殊部隊が背後から拘束する。

    「……(親指を立てる)」

    「……(頷く)」

    言葉は一切ない。だが、プロフェッショナル同士の完璧な連携がそこにはあり、絆(?)が深まった。

  • 141ポチェモブ25/11/01(土) 18:12:58

    真夜中の練習場。Cグループの10名が、次のチーム分けのために集められた。

    モニターに絵心甚八が映し出される。

    「さて、ピクトさんだらけのCグループ。お前らがただの『記号』か、それとも『エゴイスト』か、見極めさせてもらう」

    【第2フェーズ:チーム発表 (Cグループ)】

    * Eチーム (5名):

    * フィガーランド・ガーリング聖

    * ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ

    * ヒットマンのピクトさん

    * ウェンティ

    * ラザロ

    * Fチーム (5名):

    * アンバー

    * 染岡竜吾

    * 超能力を手に入れたピクトさん

    * テレビダディ

    * 特殊部隊のピクトさん

    発表の瞬間、Eチームは最悪の空気に包まれた。ガーリング聖がラザロをゴミを見るような目で見つめ、「…下等生物と同じチームだと? 最悪だ」。ラザロも「ケッ、こっちのセリフだぜ、クソ野郎」。ウェンティは「あはは…これは詩にするのが難しそうだなぁ」と乾いた笑いを浮かべる。

    一方、Fチームは染岡が「うおお! やるぜお前ら!」と吠え、アンバーも「はいっ!」と元気に答える。超能力ピクトさんと特殊部隊ピクトさんは無言で頷き、テレビダディが「…フン、まあ、騒がしいネズミがいないだけマシか」と呟いた。

  • 142ポチェモブ25/11/01(土) 18:16:00

    第2フェーズ: 試験フェーズ (Cグループ)

    「さて、Cグループの原石ども。記号がエゴイストになる瞬間、俺に見せてみろ」

    絵心の声が響き、Cグループの10名は複雑怪奇なフィールドへと転送された。

    そこは、高低差の激しいアスレチック、回転する床、視界を遮る壁で構成された巨大な迷路だった。

    【試合用フィールドE (アスレチックや迷路などが行く手を阻む特殊なフィールド)】

    * Eチーム (5名): フィガーランド・ガーリング聖、ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ、ヒットマンのピクトさん、ウェンティ、ラザロ

    * Fチーム (5名): アンバー、染岡竜吾、超能力を手に入れたピクトさん、テレビダディ、特殊部隊のピクトさん

  • 143ポチェモブ25/11/01(土) 18:17:18

    イベント1 (Fチーム優勢)

    試合開始のホイッスルと同時に、Fチームの特殊部隊ピクトさんが動いた。

    「……!(ハンドサイン)」

    即座に迷路の最短ルートを解析し、チームメイトに指示を出す。

    「うおおお! よく分かんねえが、あっちだな!」

    染岡竜吾がその指示に従い、アンバーと共に障害物を飛び越えて突き進む。テレビダディも冷静に後方から続き、Fチームは完璧な布陣でボールを運ぶ。

    イベント2 (Eチーム劣勢)

    一方、Eチームは開始早々から混乱していた。

    「おい、クソ天竜人! てめえも走れよ!」

    ラザロがガーリング聖に怒鳴るが、当人は動かない。

    「…下等生物が私に指図するな。このゴミゴミしたフィールド、不快だ。貴様らゴミがボールを運んでこい」

    「この野郎…!」

    チームは完全に分裂。ウェンティは「あはは…どうしようかな」と困り顔で風を起こすことしかできない。

  • 144ポチェモブ25/11/01(土) 18:18:52

    イベント3 (Eチーム優勢)

    「ピカァァァ!」

    連携を無視し、ひたすら空Nで圧倒するピカチュウが単独でボールを奪取!

    迷路の壁を電撃で破壊しながら、凄まじいスピードでFチームの陣地へ切り込んでいく。

    「なっ! あのネズミ、壁を壊しやがった!」

    染岡が慌てて戻るが、ピカチュウのトリッキーな動きに翻弄される。

    イベント4 (Fチーム優勢)

    「…させるか」

    ピカチュウの前に、Fチームのテレビダディが立ちはだかる。

    「チッ、騒がしいネズミだ。少し頭を冷やせ」

    テレビダディの画面が閃光を放つ!(能力)

    「ピカッ!?」

    ピカチュウは目をくらまされ、アスレチックから落下。ボールがこぼれる。

  • 145ポチェモブ25/11/01(土) 18:20:19

    イベント5 (Fチーム優勢)

    「ナイスだ、テレビのオッサン!」

    「よし、わたしの出番だね!」

    こぼれたボールをFチームのアンバーが拾い、得意の滑空(能力)で迷路の上空をショートカット!

    「うおおお! 行け、アンバー!」

    地上では染岡が敵を引き付け、アンバーがゴール前まで一気に迫る。

    イベント6 (Eチーム優勢)

    「…(ターゲット補足)」

    だが、迷路の高台にはEチームのヒットマンピクトさんが潜んでいた。

    アンバーが着地しようとした瞬間、サイレンサー付きの銃から放たれた(ボールを狙った)一撃が、アンバーの持つボールを正確に弾き飛ばす!

    「きゃっ!?」

    ボールはEチームの陣地へと大きく戻ってしまった。

  • 146ポチェモブ25/11/01(土) 18:22:02

    イベント7 (Eチーム劣勢)

    「チッ…ゴミどもが、手間をかけさせる」

    戻ってきたボールの前に、ようやくフィガーランド・ガーリング聖が歩み寄る。

    「どけ、ラザロ。私が直々に『処理』してやる」

    「あ? てめえがやるってのかよ!」

    ガーリング聖がボールを奪おうとしたラザロを突き飛ばす!

    「下等生物がボールに触るな」

    この仲間割れにより、Eチームは絶好のチャンスを逃してしまう。


    イベント8 (Fチーム優勢)

    「……(好機)」

    Eチームの内紛を見逃すFチームではない。

    Fチームの超能力を手に入れたピクトさんが、手をかざす。

    「なっ…ボールが!?」

    ガーリング聖の手元からボールが浮き上がり、念力によってFチームの染岡の足元へと高速でパスされる!

    「サンキュな、ピクトさん!」

  • 147ポチェモブ25/11/01(土) 18:23:13

    イベント9 (Fチーム ゴール!)

    「これがおれの! ドラゴンクラッシュだぜぇぇ!」

    超能力ピクトさんからの完璧なアシストを受け、染岡竜吾のシュートが炸裂!

    ボールは竜のようなオーラを纏い、Eチームのゴールキーパー(やる気のないウェンティ)の手を弾き飛ばし、ゴールネットに突き刺さった!

    「やったー!」アンバーが飛び跳ねて喜ぶ。


    【試合結果】 Eチーム 0 - 1 Fチーム

    (Fチームの勝利)

  • 148ポチェモブ25/11/01(土) 18:28:10

    第3フェーズ: 評価・退場フェーズ (Cグループ)

    アスレチック迷路での試合が終わり、Cグループの10名がモニタールームへと転送される。

    絵心甚八は、満足げにモニターを見つめていた。

    「Fチーム、お前らの連携、なかなか面白かったぜ。特に、ゴールを決めた染岡竜吾。お前のエゴ、しかと受け取った。マネモビスト+15だ」

    「うおおお! 当たりめえだ!」

    「そして、そのゴールをアシストした超能力ピクトさん。完璧なパスだった。+12。序盤に的確な指示を出した特殊部隊ピクトさん、+8。ピカチュウを止めたテレビダディ、+8。フィールドを駆け回ったアンバー、+5だ」

    Fチームの面々は、それぞれの形で勝利と評価を噛み締めていた。

  • 149ポチェモブ25/11/01(土) 18:29:50

    「さて、問題は負けたEチームだ」

    絵心の声が、一気に冷気を帯びる。

    「まず、フィガーランド・ガーリング聖。お前、何様のつもりだ? 試合中、仲間と内紛を起こし、チームを崩壊させた。お前の『マネモビスト』は、ゴミ以下の12%まで下落した」

    「…下等生物が…私の足を引っ張っただけだ…」

    ガーリング聖は苦虫を噛み潰したような顔で呟く。

    「ラザロ、お前も同罪だ。喧嘩してる暇があるならボールを追え。-10」

    「ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ。単独行動は結構だが、止められたら意味がねえ。-9」

    「ウェンティ。お前はキーパーの位置で詩でも詠んでたのか? 失点の責任は重いぞ。-10」

    「だがな…」

    絵心は、静かに佇むヒットマンのピクトさんを映し出す。

    「ヒットマンのピクトさん。お前は確かに一度、的確な狙撃でチームのピンチを救った。だが、それだけだ。このフィールドで、お前は高台から動かず、ただ『待って』いただけ。攻撃に参加する意志を見せなかった」

    「……(無言で絵心を見つめる)」

    「狙撃しかできないエゴイストは、ここにはいらねえ。お前の『マネモビスト』は18%だ。ギリギリだが…」

    絵心は、ガーリング聖とヒットマンのピクトさんを交互に見据え、宣告した。

    「チームを崩壊させる『王様』も、高台から傍観するだけの『狙撃手』も、俺のサッカーには必要ねえ」

    「――フィガーランド・ガーリング聖、ヒットマンのピクトさん。退場だ」

    「馬鹿な…この私が…下等生物どもに…!」

    「……(静かに一礼し、消えていく)」

    傲慢な天竜人と、寡黙なヒットマン。二人は対照的な反応を見せながら、闇へと消えていった。

  • 150ポチェモブ25/11/01(土) 18:31:38

    【状況表示 (ターン7終了時)】
    * 参加者リスト (生存: 24名)
    * サカタ(ザ・ハード) (マネモビスト: 48%)
    * 冥冥 (マネモビスト: 32%)
    * 日番谷冬獅郎 (マネモビスト: 38%)
    * 知識制限なしのフル装備ヤマトタケル (マネモビスト: 45%)
    * 藤原妹紅 (マネモビスト: 36%)
    * アンバー (マネモビスト: 38%)
    * ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ (マネモビスト: 18%)
    * 桑田怜恩 (マネモビスト: 39%)
    * ゴリランダー (マネモビスト: 29%)
    * 染岡竜吾 (マネモビスト: 48%)
    * 超能力を手に入れたピクトさん (マネモビスト: 45%)
    * 間桐臓硯 (マネモビスト: 34%)
    * 博麗霊夢 (マネモビスト: 41%)
    * タギツヒメ (マネモビスト: 36%)
    * ヒュドラの猛毒仕込みの矢と弓と獅子の皮を持参したヘーラクーレス (マネモビスト: 39%)
    * メガガメノデス (マネモビスト: 36%)
    * ウェンティ (マネモビスト: 23%)
    * マシュ・キリエライト (マネモビスト: 36%)
    * テレビダディ (マネモビスト: 35%)
    * ラザロ (マネモビスト: 17%)
    * 特殊部隊のピクトさん (マネモビスト: 41%)
    * 東堂葵 (マネモビスト: 39%)
    * 沢渡ココ (マネモビスト: 32%)
    * 宮沢鬼龍 (マネモビスト: 47%)

  • 151ポチェモブ25/11/01(土) 18:32:40

    * 退場者リスト (6名):
    * ディエゴ・ブランドー (ターン3で退場)
    * ピクトさん (ターン3で退場)
    * シーザー・クラウン (ターン5で退場)
    * ギヴァス (ターン5で退場)
    * フィガーランド・ガーリング聖 (ターン7で退場)
    * ヒットマンのピクトさん (ターン7で退場)

    一区切りついたから中断するのん

  • 152二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 18:42:34

    特に登場してないキャラのマネモビストが下がったりしてるのはどういうことなのか教えてくれよ

  • 153二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 18:56:35

    蠱毒みたいな感じってことでいースか?師匠

  • 154ポチェモブ25/11/01(土) 22:02:16

    >>152

    あうう…この後の交流ターン後に出たやつを貼ってた…

    紛らわしくてごめんなぁっ

    >>153

    参加者12人くらいになるまで試験を繰り変えされた…周師匠だ。

  • 155ポチェモブ25/11/01(土) 22:03:16

    第1フェーズ: 交流・特訓フェーズ (2巡目:Gグループ)
    生存者は24名。
    絵心の指示により、2巡目のグループ分けが開始される。参加者は8名ずつの3グループ(G、H、I)に再編成された。
    まずはGグループの交流が始まる。
    【グループ分け (2巡目)】
    * Gグループ (8名): サカタ(ザ・ハード)、冥冥、知識制限なしのフル装備ヤマトタケル、桑田怜恩、ゴリランダー、間桐臓硯、ヒュドラの猛毒仕込みの矢と弓と獅子の皮を持参したヘーラクーレス、東堂葵
    * Hグループ (8名): 日番谷冬獅郎、藤原妹紅、博麗霊夢、タギツヒメ、メガガメノデス、マシュ・キリエライト、テレビダディ、沢渡ココ
    * Iグループ (8名): アンバー、ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ、染岡竜吾、超能力を手に入れたピクトさん、ウェンティ、ラザロ、特殊部隊のピクトさん、宮沢鬼龍

  • 156ポチェモブ25/11/01(土) 22:04:57

    【Gグループ:交流イベント】

    イベント1(プラス)

    トレーニングルームで、東堂葵がヒュドラの猛毒仕込みの矢と弓と獅子の皮を持参したヘーラクーレスと再び遭遇した。

    「奇遇だな、貴殿。また会ったか」

    「うむ。お前も鍛錬か、友よ(トモよ)! やはり俺たちのように『芯』のある男は惹かれ合うものだな!」

    「(友…?) まあ、そうであるな。貴殿のその筋肉も、試練を乗り越えてきた証だ」

    前回よりも打ち解けた二人は、お互いを高め合うハードなトレーニングを(時折、女の好みを語り合いながら)行った。

  • 157ポチェモブ25/11/01(土) 22:06:03

    イベント2(マイナス)

    寮の屋上。冥冥が、一人で月を眺めていた知識制限なしのフル装備ヤマトタケルの隣に立つ。

    「良い眺めだね。…ところでヤマトタケル。君のその剣、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)だったかな。それは一体いくらになるんだろうね?」

    「…きみ、剣を金で測るのか? これは国を護るための力。金銭には代えられん」

    「ふむ。価値が付けられないものほど、高く売れるものだよ。例えば、国ごとね」

    「貴様…!」

    ヤマトタケルは冥冥の不遜な価値観に激しい不快感を覚え、その場を立ち去った。

  • 158ポチェモブ25/11/01(土) 22:07:03

    イベント3(プラス)

    食堂で、サカタ(ザ・ハード)が桑田怜恩に絡んでいた。

    「よお、チャラ男。てめえ、前の試合じゃ活躍したみてえじゃねえか。その細い腕でボールが打てんのかよ?」

    「ヒャッハー! 見た目だけで判断すんなよ、筋肉ダルマ。オレは超高校級の野球選手だぜ? バットコントロールはピカイチよ」

    「へえ、面白え。なら今度、俺の『剛速球(意味深)』も打ち返してみやがれ」

    「うげっ、キモ! 下ネタやめろ!」

    下品な会話だったが、お互いの実力(?)を認め合い、奇妙な連帯感が生まれた。

  • 159ポチェモブ25/11/01(土) 22:08:39

    イベント4(マイナス)

    ビデオ資料室で、ゴリランダーが練習映像を見ていると、間桐臓硯がぬるりと入室してきた。

    「ゴリ…?(警戒する)」

    「ククク…見事な肉体じゃ。その若さ、その活力…実に羨ましいのぅ。その肉体が腐り落ちる様は、さぞ見応えがあるじゃろうて」

    「ゴリラララァァッ!!(激しく威嚇する)」

    臓硯の放つ陰湿なオーラに、ゴリランダーは強いストレスを感じ、映像に集中できなくなった。


  • 160ポチェモブ25/11/01(土) 22:10:04

    真夜中の練習場。Gグループの8名が、次のチーム分けのために集められた。

    モニターに絵心甚八が映し出される。

    「さて、2巡目だ、原石ども。ここからは4人チームで戦ってもらう。より濃密な『エゴ』の化学反応を期待するぜ」

    【第2フェーズ:チーム発表 (Gグループ)】

    * Gチーム (4名):

    * 東堂葵

    * 桑田怜恩

    * 間桐臓硯

    * 知識制限なしのフル装備ヤマトタケル

    * Hチーム (4名):

    * サカタ(ザ・ハード)

    * 冥冥

    * ゴリランダー

    * ヒュドラの猛毒仕込みの矢と弓と獅子の皮を持参したヘーラクーレス

    発表の瞬間、Gチームはカオスな空気に。桑田が「げっ、あのジジイと一緒かよ…」と顔を引きつらせ、臓硯は「ククク…若人のエキス、存分に吸わせてもらおうかのぅ」と笑う。ヤマトタケルは東堂に向き直り、「東堂、きみの力、見せてもらうぞ」と真剣な眼差しを向けた。

    一方、Hチーム。サカタが「うおっ、筋肉仲間発見! てめえも良いケツしてんじゃねえか!」とヘーラクーレスの尻を叩き、「無礼者!」とヘーラクーレスが怒る。冥冥はゴリランダーを見ながら「さて…どうやってこのチームで稼ごうかな」と算段を立てていた。

  • 161ポチェモブ25/11/01(土) 22:11:14

    第2フェーズ: 試験フェーズ (Gグループ)

    「さて、2巡目の試験だ。ここからは4対4。個の『エゴ』がより色濃く出る。お前らの価値を、この俺に示してみせろ」

    絵心の声と共に、Gグループの8名は広々とした、遮蔽物のないフィールドへと転送された。

    【試合用フィールドA (何もない広々としたノーマルなフィールド)】

    * Gチーム (4名): 東堂葵、桑田怜恩、間桐臓硯、知識制限なしのフル装備ヤマトタケル

    * Hチーム (4名): サカタ(ザ・ハード)、冥冥、ゴリランダー、ヒュドラの猛毒仕込みの矢と弓と獅子の皮を持参したヘーラクーレス

  • 162二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:11:58

    相変わらず蟲爺はキモくてリラックスできませんね

  • 163ポチェモブ25/11/01(土) 22:14:15

    イベント1 (Hチーム優勢)

    試合開始のホイッスル。

    「オラァァァ! まずはてめえら全員ケツまくれや!」

    「フンッ! 試練の時間であるな!」

    Hチームのサカタとヘーラクーレスが、Gチームの陣地目掛けて凄まじい勢いで突進! Gチームの間桐臓硯が放った蟲の群れを、二人はその圧倒的なフィジカルと気迫だけで強引に吹き飛ばす!

    「クク…なんたる若さ、なんたる活力じゃ…」

    臓硯は早々に後退した。

    イベント2 (Hチーム優勢)

    「ゴリラララァァッ!!」

    さらにHチームのゴリランダーがフィールドにドラムビートを叩きつけ、衝撃波でGチームの足元を揺るがす。

    「うおっ、なんだこれ!?」

    桑田怜恩が体勢を崩した隙に、ゴリランダーがボールを奪取し、サカタへとパスを通す。

  • 164ポチェモブ25/11/01(土) 22:15:22

    イベント3 (Gチーム優勢)

    「させるか! 遅いぞ、ゴリラ!」

    Gチームの知識制限なしのフル装備ヤマトタケルが、サカタへのパスコースに滑り込み、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)の鞘でボールを的確にカット!

    「なっ…!?」

    「きみたちの直線的な攻めは、既に見切った」

    ヤマトタケルはそのまま流れるようなドリブルでカウンターを開始する。

    イベント4 (Gチーム優勢)

    「ヤマトタケル、良い判断だ。だが、少し休ませてもらうよ」

    ヤマトタケルのドリブルに対し、Hチームの冥冥がカラスの群れ(能力)を放ち、視界を塞ごうとする。

    「小賢しい!」

    ヤマトタケルは剣を一閃し、カラスを切り払って突破。

    「…チッ。割に合わないビジネスだね」

    冥冥はそれ以上深追いすることなく、後方へと下がっていった。

  • 165ポチェモブ25/11/01(土) 22:16:53

    イベント5 (Gチーム優勢)

    「友よ(トモよ)! 俺に寄越せ!」

    Gチームの東堂葵が、Hチームのゴール前へと走り込む。

    「承知!」

    ヤマトタケルからの高速パスが東堂に渡る。東堂は完璧な体勢でシュートモーションに入る!

    イベント6 (Hチーム優勢)

    「甘いと言っている!」

    東堂のシュートコースに、Hチームのヘーラクーレスが立ちはだかる! 身にまとったネメアの獅子の皮(宝具)が、東堂の強烈なシュートの威力を完全に殺し、ボールを弾き返した。

    「なっ…!? 俺のシュートを止めた…!?」

    「貴殿の魂、確かに受け取った。だが、試練はまだ終わらぬ!」

  • 166ポチェモブ25/11/01(土) 22:19:09

    イベント7 (Hチーム優勢)

    「ヒャッハー! もらったぜ、筋肉ダルマ!」

    こぼれ球に反応したのは、Hチームのサカタ(ザ・ハード)!

    「このままてめえのゴールに、俺様の『剛速球(意味深)』を叩き込んでやるぜ!」

    サカタが(能力の)ハードな肉体をフルに使った必殺のシュートを放つ!

    イベント8 (Gチーム優勢)

    「させませんよ、そんな下品なシュート!」

    「クク…小僧が」

    Gチームのゴール前。サカタのシュートコースに間桐臓硯が蟲の壁を展開しようとするが、それより早く桑田怜恩が飛び込む!

    「ジジイはすっこんでろ! 野球ナメんな!」

    桑田はバットスイングのような鋭い蹴りで、サカタのシュートをジャストミートで弾き返し、カウンターの起点を作った!

  • 167ポチェモブ25/11/01(土) 22:21:05

    イベント9 (Gチーム ゴール!)

    「見事だ、レオ!」

    桑田が弾いたボールは、完璧な軌道でGチームのヤマトタケルの元へ!

    「決めるぞ、東堂!」

    「おうよ、ブラザー!」

    ヤマトタケルと東堂葵が同時に相手ゴールへと駆け込む。ヤマトタケルが剣でボールを高く打ち上げ、東堂がそのボールに全エゴを乗せたボレーシュートを叩き込む!

    ボールはHチームの誰も反応できない速度でゴールネットに突き刺さった!

    (ヤマトタケル & 東堂葵:『化学反応』発生! マネモビスト10%アップ!)

    【試合結果】 Gチーム 1 - 0 Hチーム

    (Gチームの勝利)

  • 168ポチェモブ25/11/01(土) 22:23:47

    第3フェーズ: 評価・退場フェーズ (Gグループ)

    フィールドAでの激闘が終了し、Gグループの8名がモニタールームに呼び戻された。

    絵心甚八は、満足げな笑みを浮かべていた。

    「Gチーム、見事な勝利だ。特にヤマトタケル、東堂葵。お前らの最後の『化学反応』、実にエゴくて最高だったぜ。ゴールを決めた東堂はマネモビスト+18、アシストしたヤマトタケルは+15だ」

    「当然だ、ブラザー!」

    「きみのエゴ、しかと受け取った」

    「そして桑田怜恩。お前の土壇場での守備、あれがなけりゃ負けてた。超高校級の野球選手のエゴ、悪くねえ。+10だ」

    「ヒャッハー! オレにかかればあんなモンよ!」

    「だが、間桐臓硯」

    絵心の目が細められる。

    「お前、勝利チームにいながら何をした? 序盤に蟲を突破され、あとはほとんど空気じゃねえか。勝利に貢献しなかったお前は、微増+2で勘弁してやる」

    「クク…結果が全てじゃろう?」臓硯は不気味に笑うだけだった。

  • 169ポチェモブ25/11/01(土) 22:26:21

    「次に、敗北したHチームだ」

    モニターがHチームの4人を映し出す。

    「サカタ、ヘーラクーレス。お前らの突進力と守備力は評価してやる。だが、負けは負けだ。それぞれ-5」

    「ケッ…次だ、次はブチ込む…」

    「フム…試練は続く、か」

    「ゴリランダー。お前はただデカいだけだったな。序盤にパスを出した以外、何もしてねえ。お前のマネモビストは14%まで下落した」

    「ゴリ…!?」

    「そして…冥冥」

    絵心の声が、最も冷たいトーンになった。

    「『割に合わないビジネスだね』? フン、反吐が出る。お前は金のためにここに来たのか? エゴを見せず、リスクも取らず、傍観するだけの投資家(モブ)が、このフィールドに立つ価値はねえ」

    「…おや。ビジネスが失敗したようだね」

    冥冥のマネモビストは、12%まで急落していた。

    「この『マネーモッブ』は戦場だ。戦う意志のない者に、ここにいる資格はねえ」

    「――冥冥、ゴリランダー。退場だ」

    「おっと、それは残念だ。次の投資先を探さないとね」

    「ゴリラララァァ…!(悔しそうに胸を叩く)」

    冷静な投資家と力尽きたドラマーは、静かに奈落へと消えていった。

  • 170ポチェモブ25/11/01(土) 22:28:06

    第1フェーズ: 交流・特訓フェーズ (Hグループ)

    生存者は22名。

    続いて、Hグループの交流フェーズが開始される。

    【Hグループ (8名)】

    日番谷冬獅郎、藤原妹紅、博麗霊夢、タギツヒメ、メガガメノデス、マシュ・キリエライト、テレビダディ、沢渡ココ

    【Hグループ:交流イベント】

    イベント1(プラス)

    トレーニングルームで、日番谷冬獅郎がストイックに走り込んでいると、マシュ・キリエライトが声をかけた。

    「あの、日番谷さん。よろしければ、私も一緒にトレーニングしてもいいですか?」

    「…好きにしろ。だが、手は抜かねえぞ」

    「はい! 望むところです!」

    真面目な二人は、お互いの集中力を高め合い、質の高いトレーニングを行った。基礎能力が向上した感覚をお互いに覚えた。

  • 171ポチェモブ25/11/01(土) 22:30:12

    イベント2(マイナス)

    寮の廊下で、沢渡ココがタギツヒメと鉢合わせした。

    「うわ、何あんた。その変なカッコ、マジウケるんだけど。キモ」

    「…貴様、今なんと言った? 下賤な人間風情が、我に向かって」

    「あ? やんのかコラ。そのヒラヒラした服、ビリビリに破いてやろっか?」

    「面白い。その汚い口、二度と叩けぬようにしてくれるわ」

    一触即発の睨み合いとなり、お互いのマネモビストは激しく消耗した。


  • 172二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:30:52

    >>171

    なあオトン…これレズでええんかな…?

  • 173ポチェモブ25/11/01(土) 22:32:13

    イベント3(プラス)

    食堂で、博麗霊夢が縁側(のような場所)でお茶を啜っていると、藤原妹紅が隣にどかりと座った。

    「よお、巫女。あんたも相変わらずやる気なさそうだな」

    「別に。面倒なだけよ。それより、あんたこそ懲りないわね。不死身だからって無茶しないでよね」

    「ケッ、誰に言ってんだ。…まあ、たまにはこうして茶を飲むのも悪くないか」

    「…お茶菓子、持ってる?」

    「持ってねえよ!」

    旧知の仲(東方組)である二人は、皮肉を言い合いながらも、束の間の平穏な時間を共有した。


    >>172

  • 174ポチェモブ25/11/01(土) 22:33:26

    イベント4(マイナス)

    ビデオ資料室で、テレビダディが自身のモニターのメンテナンスを行っていると、メガガメノデスが入室してきた。

    「ガァッ! ここか、静かな場所は」

    メガガメノデスは壁に背中を預け、甲羅の結晶をガリガリと研ぎ始めた。

    「…チッ。うるさいカメだ。私の調整の邪魔をするな。そのノイズ、不快だ」

    「あァ? お前の頭から出てるノイズの方がよっぽど不快だぜ!」

    お互いが発する「ノイズ」にイライラが募り、二人は最悪のコンディションとなった。

  • 175二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:33:30

    罵り合いという愛情もある

  • 176ポチェモブ25/11/01(土) 22:34:29

    真夜中の練習場。Hグループの8名が、次のチーム分けのために集められた。

    モニターに絵心甚八が映し出される。

    「さて、Hグループの原石ども。お前らのチームはこうだ。次のフィールドは厄介だぞ。覚悟して臨め」

    【第2フェーズ:チーム発表 (Hグループ)】

    * Iチーム (4名):

    * 日番谷冬獅郎

    * 藤原妹紅

    * 沢渡ココ

    * テレビダディ

    * Jチーム (4名):

    * 博麗霊夢

    * タギツヒメ

    * メガガメノデス

    * マシュ・キリエライト

    発表の瞬間、Iチームは険悪なムードに。沢渡ココが「げ、あのガキとテレビ頭と一緒とか最悪…」と吐き捨て、日番谷は「…足を引っ張るなよ」と冷たく返す。テレビダディは「…フン、騒がしいのが一体増えただけか」とノイズを走らせた。

    一方、Jチーム。マシュが「霊夢さん、タギツヒメさん、メガガメノデスさん! 全力でサポートします!」と張り切るが、霊夢は「はぁ…面倒くさいのが揃ったわね」とため息。タギツヒメとメガガメノデスは「「フン(ガァッ)!」」とお互いを睨み合っていた。

  • 177ポチェモブ25/11/01(土) 22:37:41
    参加者リスト9ターン目まで | Writening30人以上参加だとこっちのほうが楽ッスね 【状況表示 (ターン9終了時)】 * 参加者リスト (生存: 22名) * サカタ(ザ・ハード) (マネモビスト: 43%) * 日番谷冬獅郎 (マネモビスト: 41%) * 知識制限なしの…writening.net

    ⚪︎ ターン 10

    第2フェーズ: 試験フェーズ (Hグループ)

    「さて、Hグループの原石ども。お前らの『価値』を証明する時間だ」

    絵心の声と共に、Hグループの8名は灼熱の太陽が照りつけるフィールドへと転送された。

    そこは、白い砂浜とどこまでも広がる青い海が特徴のフィールドだった。

    【試合用フィールドC (砂浜と海が広がる浜辺のフィールド)】

    * Iチーム (4名): 日番谷冬獅郎、藤原妹紅、沢渡ココ、テレビダディ

    * Jチーム (4名): 博麗霊夢、タギツヒメ、メガガメノデス、マシュ・キリエライト

  • 178ポチェモブ25/11/01(土) 22:38:53

    イベント1 (Jチーム優勢)

    試合開始のホイッスルが鳴り響く。

    「はぁ…暑いし面倒くさい。さっさと終わらせましょう」

    Jチームの博麗霊夢が開始と同時にボールを奪取。砂浜の走りにくさをものともせず、Iチームの沢渡ココを華麗なドリブルで抜き去る。

    「なっ…! ちょ、待てや!」

    霊夢はそのまま前線のタギツヒメへと的確なパスを送った。

    イベント2 (Iチーム優勢)

    「フン、我の力、見るがいい!」

    タギツヒメがパスを受け、神々しいオーラと共に強力なシュートを放つ!

    「…チッ。暑苦しいのが余計なことを」

    Iチームの日番谷冬獅郎が即座に反応。「霜天に坐せ、氷輪丸!」

    巨大な氷の竜がタギツヒメのシュートを凍結させ、ボールは氷塊となってIチームの陣地へと弾き返された。

  • 179ポチェモブ25/11/01(土) 22:40:55

    イベント3 (Iチーム優勢)

    「ナイスだ、チビっ子!」

    Iチームの藤原妹紅がその氷塊を炎で溶かし、ボールを奪取!

    「燃え尽きろ!」

    妹紅は不死鳥の炎(能力)を身にまとい、砂浜を焦がしながらJチームのゴールへと猛突進する。その勢いは、Jチームのマシュの防御すら押し退けようとしていた。


    イベント4 (Jチーム優勢)

    「ガァッ! 鬱陶しい炎だ!」

    妹紅の突進コースの海中から、Jチームのメガガメノデスが突如出現!

    その巨大な甲羅で妹紅の突進を真正面から受け止める!

    「なっ…硬い!?」

    「私の甲羅を舐めるな!」

    妹紅は弾き飛ばされ、ボールは高く宙を舞った。

  • 180ポチェモブ25/11/01(土) 22:43:10

    イベント5 (Iチーム優勢)

    「…(ターゲット補足)」

    宙を舞ったボールに対し、Iチームの後方にいたテレビダディが動く。

    そのモニター画面から強烈なレーザー(能力)が放たれ、ボールを正確に撃ち落とし、Iチームの沢渡ココの足元へとパスする!

    「フン、ナイスパスじゃん、テレビ頭!」

    イベント6 (Jチーム優勢)

    「行かせるか、下賤な人間が!」

    ココがドリブルを開始しようとした瞬間、Jチームのタギツヒメが立ちはだかる。

    「あ? またあんた? マジウザいんだけど。キモいからどっか行ってくんない?」

    「貴様こそ、その汚い口を閉じよ! 我が斬り伏せてくれる!」

    二人はボールをそっちのけで、再び一触即発の睨み合いを始めてしまった。


  • 181ポチェモブ25/11/01(土) 22:45:14

    イベント7 (Iチーム劣勢)

    「…チッ、どいつもこいつも」

    この内輪揉めに、Iチームの日番谷が舌打ちする。

    「頭を冷やせ!」

    日番谷が二人(味方であるココも含めて)の足元を氷結させ、動きを封じようとするが、そのせいでIチームの連携は完全に崩壊した。

    イベント8 (Jチーム優勢)

    「あんたたち、本気で邪魔なんだけど」

    Jチームの博麗霊夢が、この好機を見逃すはずがなかった。

    霊夢はIチームの守備が崩れた隙を突き、ココとタギツヒメの間からボールだけを華麗に奪取。

    「はあっ!」

    霊夢はそのままIチームのゴール前まで一気に駆け上がる。

  • 182ポチェモブ25/11/01(土) 22:46:33

    イベント9 (Jチーム ゴール!)

    「これで、終わり!」

    Iチームのゴールキーパー、テレビダディがレーザーで迎撃しようとするが、霊夢はそれを予測していた。

    霊夢の放ったシュートは、不思議な軌道を描いてテレビダディの迎撃をすり抜け、まるで吸い込まれるようにゴールネットに突き刺さった!

    (霊夢の能力「夢想妙珠」によるホーミングシュート!)

    【試合結果】 Iチーム 0 - 1 Jチーム

    (Jチームの勝利)

  • 183ポチェモブ25/11/01(土) 22:49:19

    第3フェーズ: 評価・退場フェーズ (Hグループ)

    灼熱の砂浜での試合が終了し、Hグループの8名がモニタールームへと呼び戻された。

    絵心甚八は、心底退屈そうにため息をついた。

    「Jチーム、勝利おめでとう。だが、内容は褒められたもんじゃねえな」

    モニターに、霊夢のゴールシーンが映る。

    「博麗霊夢。ゴールを決めたエゴは評価する。マネモビスト+15だ」

    「ふぁ〜あ。まあ、こんなもんよね」

    「メガガメノデス。お前の防御は良かった。+8。マシュ・キリエライト、お前は…まあ、何もしてねえが勝利チームだ。+3」

    メガガメノデスは「ガァッ!」と短く応え、マシュは「ありがとうございます!」と素直に喜んだ。

    「だがな、タギツヒメ」

    モニターが、ココと睨み合うタギツヒメを映す。

    「お前、敵と私情で試合を止めてんじゃねえよ。勝ったから良いものの、エゴイスト失格だ。微増+1で勘弁してやる」

    「フン…我としたことが」

  • 184二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:50:32

    このレスは削除されています

  • 185ポチェモブ25/11/01(土) 22:52:45

    「さて、負けたIチーム。お前らは最悪だ」

    「藤原妹紅。お前だけだな、攻める意志を見せたのは。負けたが評価してやる。+3」

    「ケッ…次はブチ殺す」

    https://bbs.animanch.com/img/5805843/308

    「日番谷冬獅郎。守備は良かったが、お前の氷で味方の動きも止まってたぞ。連携を乱すエゴは評価しねえ。-3だ」

    「…(無言で反省する)」

    https://bbs.animanch.com/img/5781142/969

    「そして、沢渡ココ、テレビダディ」

    絵心の声が怒気を含む。

    「沢渡ココ。お前はタギツヒメとの喧嘩で試合を放棄した。チーム敗北の最大の戦犯だ。お前のマネモビストは14%まで下落した」

    「はぁ!? あいつがキモいのが悪いんでしょ!」

    https://bbs.animanch.com/img/5781142/967

    「テレビダディ。お前のレーザーパスは悪くなかった。だが、キーパーとしてあのホーミングシュートを止められなかったのは致命的だ。お前の処理能力(エゴ)はその程度か? お前のマネモビストは14%まで下落した」

    「…チッ。あの軌道は予測外だった…」

    https://bbs.animanch.com/img/5810433/63

    絵心は、反省の色がないココと、静かに画面をノイズさせるテレビダディを見据え、宣告した。

    「試合を放棄するクソガキも、肝心な所で止められないテレビ頭も、俺のチームにはいらねえ」

    「――沢渡ココ、テレビダディ。退場だ」

    「はあ!? マジウザいんだけど! 最悪!」

    https://bbs.animanch.com/img/5693069/1

    「…フン。まあいい。仲間たちの無事を祈る…」

    https://bbs.animanch.com/img/5810433/63

    悪態をつく少女と、仲間を思う機械頭は、対照的な最期を迎えながら闇へと消えていった。

  • 186二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:53:22

    >>182

    AI君がオリ技作ったかと思ったらちゃんと原作に存在したスペカ使ってきたんだよね凄くない?

  • 187ポチェモブ25/11/01(土) 22:54:14

    (な、なんであれだけちゃんと画像が貼れないのん…?)


    第1フェーズ: 交流・特訓フェーズ (Iグループ)

    生存者は20名。

    最後のグループ、Iグループの交流フェーズが開始される。

    【Iグループ (8名)】

    アンバー、ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ、染岡竜吾、超能力を手に入れたピクトさん、ウェンティ、ラザロ、特殊部隊のピクトさん、宮沢鬼龍

    【Iグループ:交流イベント】

    イベント1(プラス)

    食堂で、染岡竜吾が山盛りのご飯をかき込んでいると、アンバーが隣に座った。

    「うわー! 染岡さん、すごい食欲! 元気の秘訣はそれなんだね!」

    「おう! 食える時に食っとかねえとな! アンバーも、前の試合良かったぜ! 次もあの調子で頼む!」

    「うん! わたしも頑張るよ!」

    熱血漢と元気娘。二人のポジティブなオーラが周囲を明るくし、お互いのコンディションも向上した。

  • 188二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:55:09

    おそらく同じ画像を貼り付けたからだと思われるが…

  • 189ポチェモブ25/11/01(土) 22:58:59

    >>188

    テレビダディが同じ画像だったことを忘れていたワシを殺してくれ…


    これが幽玄の>>185再々放送

    「さて、負けたIチーム。お前らは最悪だ」

    「藤原妹紅。お前だけだな、攻める意志を見せたのは。負けたが評価してやる。+3」

    「ケッ…次はブチ殺す」

    「日番谷冬獅郎。守備は良かったが、お前の氷で味方の動きも止まってたぞ。連携を乱すエゴは評価しねえ。-3だ」

    「…(無言で反省する)」

    「そして、沢渡ココ、テレビダディ」

    絵心の声が怒気を含む。

    「沢渡ココ。お前はタギツヒメとの喧嘩で試合を放棄した。チーム敗北の最大の戦犯だ。お前のマネモビストは14%まで下落した」

    「はぁ!? あいつがキモいのが悪いんでしょ!」

    「テレビダディ。お前のレーザーパスは悪くなかった。だが、キーパーとしてあのホーミングシュートを止められなかったのは致命的だ。お前の処理能力(エゴ)はその程度か? お前のマネモビストは14%まで下落した」

    「…チッ。あの軌道は予測外だった」

    絵心は、反省の色がないココと、静かに画面をノイズさせるテレビダディを見据え、宣告した。

    「試合を放棄するクソガキも、肝心な所で止められないテレビ頭も、俺のチームにはいらねえ」

    「――沢渡ココ、テレビダディ。退場だ」


    「はあ!? マジウザいんだけど! 最悪!」

    「…フン。まあいい。仲間たちの無事を祈る…」

    悪態をつく少女と、仲間を思う機械頭は、対照的な最期を迎えながら闇へと消えていった。

  • 190ポチェモブ25/11/01(土) 23:00:56

    イベント2(マイナス)

    トレーニングルーム。宮沢鬼龍が圧倒的なパワーで器具を破壊せんばかりに鍛えていると、ラザロが入ってきた。

    「ケッ、いかにもタフそうな野郎だぜ。だが、筋肉だけじゃ勝てねえぞ」

    「フン…どの口が聞いている。貴様のような貧弱な男が、俺の強さを測るな」

    「あ? やんのか、コラ。そのデカい図体、へし折ってやるよ」

    傲慢な「強者」と、口は悪いが実直な「勇者」。二人の価値観は真っ向から対立し、険悪なムードが漂った。

    https://bbs.animanch.com/arc/img/4789694/49

  • 191ポチェモブ25/11/01(土) 23:02:13

    イベント3(プラス)

    寮の屋上で、ウェンティがライアーを奏でていると、超能力を手に入れたピクトさんが静かに隣に座り、その音色に耳を傾けていた。

    「やあ、君も風を感じに来たのかい? 今日の風は、ちょっとだけ寂しそうな詩を運んできたよ」

    「……(こくりと頷き、空を見上げる)」

    「えへっ。まあ、僕の詩で元気付けてあげるよ!」

    マイペースな吟遊詩人と寡黙な超能力者。言葉はなくとも、心地よい時間が二人のマネモビストを癒した。

  • 192ポチェモブ25/11/01(土) 23:03:23

    イベント4(マイナス)

    VR訓練場。特殊部隊のピクトさんが冷静沈着にシミュレーションを行っていると、ひたすら空Nで圧倒するピカチュウが乱入!

    「ピカ! ピカチュウ!(訓練プログラムを無視し、ピクトさん目掛けて空中攻撃を仕掛ける)」

    「……!(冷静に回避し、ハンドサインで『停止』を命令する)」

    「ピカァ!(聞く耳を持たず、電撃を放つ)」

    シミュレーションは中断。プロフェッショナルの訓練は、予測不能なネズミによって完全に妨害された。

  • 193ポチェモブ25/11/01(土) 23:04:45

    真夜中の練習場。Iグループの8名が、次のチーム分けのために集められた。

    モニターに絵心甚八が映し出される。

    「さて、2巡目最後のグループだ。お前らにはコイツらと組んでもらう。次の試合が終われば、この第1フェーズも最後だ。生き残れるように精々足掻け」

    【第2フェーズ:チーム発表 (Iグループ)】

    * Kチーム (4名):

    * 染岡竜吾

    * 宮沢鬼龍

    * アンバー

    * ウェンティ

    * Lチーム (4名):

    * ひたすら空Nで圧倒するピカチュウ

    * 超能力を手に入れたピクトさん

    * 特殊部隊のピクトさん

    * ラザロ

    発表の瞬間、Kチームは奇妙なバランスに。染岡が「うおお! やるぜお前ら!」と吠えると、鬼龍は「フン、雑魚が騒ぐな」と一蹴。アンバーが「わ、わたしも頑張ります!」と元気に言い、ウェンティは「あはは、なんだか楽しそうなチームだね」とライアーを鳴らした。

    一方、Lチームは最悪の空気に。ラザロが頭を抱えた。「なんだこのチームは!? ネズミが一匹と、喋らねえ看板が二つじゃねえか! やってらんねえぜ!」ピカチュウはラザロの頭の上で跳ね、二人のピクトさんは無言でラザロを見つめていた。


    そろそろスレを折り返すのんゴロンヤメロオオオ

  • 194ポチェモブ25/11/01(土) 23:13:41

オススメ

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