[性癖大回転閲覧注意]まるまるマルクトお姉さまと愉快な仲間達+γ

  • 1二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 05:57:22

    やぁ皆。まずこのスレを開いてくれたことを感謝する。そしてここからは残念なお知らせだ。

    このスレはいわゆる『特殊性癖』に分類されるSSを綴るスレになっている。その中でも肥満化というヤツを取り扱っているね。

    と、いうことでだ。そういったモノに理解を示せる、興味がある者だけこの先に進むといい。

    一応すぐ下に過去スレを乗せておこう。未読の者、話の流れが気になった者は是非見てみてくれ。他の同好の士たちによるSSや絵がレスされているからね

    ああ、それともう二点。今夜のSSはスレタイにあるマルクト本人がまさかまさかの不参加だ。彼女の活躍が見たかった方は……大変申し訳ない。

    それと前回はSSの前半部分で終わっていたが、如何せんそのSSが難産でね。息抜きに書いたほうが先に書きあがってしまったからそちらをぶん投げていく所存だ。まぁこちらも容赦してくれると大変に有難い。

    それじゃ、始めようか

  • 2二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 05:59:39

    前々々々スレ:

    [性癖大回転閲覧]まるまるマルクトお姉さま|あにまん掲示板「か弱き子よ。おやつはまだですか?」そう言って、声の主たる女性は俺を見上げていた。白い髪、白い肌、そして黄色い瞳。彼女の名は『マルクト』。曰く、デカい枕なんちゃらのヨ言者……だそうな。「まぁ……うん、…bbs.animanch.com

    前々々スレ:

    [性癖大回転閲覧注意]まるまるマルクトお姉さまと愉快な仲間達|あにまん掲示板「アオバァ!!これ多分接触不良起こしてるぞアオバァ!!基板どこだアオバァ!!」「今外し……ました!こちらです!『プロフェッサー』さんに症状のほう写真で送りますでしょうか!?」「流石だアオバァ!!早いぞ…bbs.animanch.com

    前々スレ:

    [性癖大回転閲覧注意]まるまるマルクトお姉さまと愉快な仲間達 α|あにまん掲示板やぁ諸君。本当に久々だね。このスレはいわゆる肥満化性癖と呼ばれる題材を取り扱ったスレであり、そこらへん閲覧にあたり理解が求められるから注意しておくれ。以下に過去スレを貼っておく、同胞による良SSや絵師…bbs.animanch.com

    前スレ:

    [性癖大回転閲覧注意]まるまるマルクトお姉さまと愉快な仲間達 β|あにまん掲示板やぁ皆。まずこのスレを開いてくれたことを感謝する。そしてここからは残念なお知らせだ。このスレはいわゆる『特殊性癖』に分類されるSSを綴るスレになっている。その中でも肥満化というヤツを取り扱っているね。…bbs.animanch.com

    いかんな、前という漢字がゲシュタルト崩壊してきた。それじゃあ行ってみようか

  • 3二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:01:20

    今、俺の目の前には大きく横に広がったデブい黒猫のプリントシャツが広がっている。だがしかし、このデブ猫は元々は標準的・一般的な縦横比の黒猫であったことを明示しておく。では何故これほどまでに太ってしまったのか?
    答えは単純。

    「……成長性、ものすごいな。お前」
    「うっさい、やかましい」

    着ている人間が横に大きい___否、横に大きくなってしまっただけの話である。
    俺は、無残にも黒猫共々横に伸びきったSugar Rushの文字を眺めながらその服の主……伊原木ヨシミへと声を掛けた。

    彼女が何故このような体型と化してしまったのか。それを説明するには時間をやや遡る必要があろう。

  • 4二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:03:00

    ___
    __
    _

    その日、俺はトリニティ総合学園へと赴いていた。なんでも、トリニティの生徒会組織であるティーパーティーの長、その一人である桐藤ナギサより俺に『個人面談』がしたいなどととんでもない要請が届き、慌てて向かうことになったのだ。『先生』の付き添いで来た事は数度あれど、こと今回は連邦生徒会からの付き添いが一人と簡素なものであり、ほぼほぼわが身ひとつで超がつくほどのお嬢様学校に突入となればそれはもう緊張したことを良く覚えている。

    そして付き添いさんが音速でどっか行ったり不良に捕まって電流拷問されたり円堂さんに助けてもらったり桐藤ナギサ殿下様にケーキ作りのイロハを教わったりといろいろあった末、手土産のスイーツを片手に帰路に着こうとしたその時。そこでヨシミ嬢と出くわしたのだ。

    「あれ、アンタ先生の所の……」
    「そういうキミはシャーレの……」

    ファーストコンタクトは簡素かつ無味な会話であった。それもそのはず、両者は『先生』を介して顔見知った程度の、いわば友人の友人といった立ち位置だ。別に話す内容もなく、むしろ気まずいくらいだ。このまま互いに適当に挨拶か何かを二・三言ばかり交わして別れて終わりが妥当なところだった。
    ___彼女が俺の手に持っているものに目を付けるまでは。

    「あー……先生は元k待って!!その手に持ってるのはまさか!!?」
    「なっ何事ォ!!?」

    彼女の視線が俺の手荷物に釘付けになる。箱の形、それから記された刻印を彼女のスイーツセンサーが一寸たりとも見逃すまいとじっくりなめ回すように捉えると、そこから得た情報は伊原木脳内スイーツ情報管制システムへと移送、膨大なデータバンクから該当するスイーツを驚くべき速度で割り出す。

  • 5二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:04:03

    「間違いない、リベッラのチーズケーキ……!ティーパーティー御用達……というか半ば専用ブランドの逸品がどうして……!?いや、どうやって……!!?」
    「えっそんな高いもんなのコレ???」
    「高いなんてもんじゃないわよ!とんでもなく高価でなおかつ購入するためにも厳正な審査をパスする必要アリ!庶民じゃまず間違いなく生涯を掛けても味わえないそれはそのあまりの入手難度からさっきも言った通りティーパーティー専用ブランドに片足突っ込んでて、庶民いやそれなりに高い地位の先輩方からも『存在しない味わい』とまで呼ばれて羨望の的になってるっていう……!!えっ、それ本当に本物?嘘じゃないのよね?」
    「えぇと……さっきナギサ殿下様よりお土産に頂いた品で___」
    「ナギッ……!?ほ、ほほほ本物じゃないのそれ!!!バカ、こんな無防備にぶら下げてんじゃないわよこっち来なさい!!」
    「トリニティは誘拐が今のトレンドなので???」

    こうして俺はその日二度目の路地裏へと連れ込まれていったのだった。


    .

  • 6二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:05:44

    .



    「ここなら誰にも見つかることはない……わよね?」
    「あの、ちょっと……えぇと、ヨスミさん……だっけ?」
    「ヨシミよ。言っとくけど『こんなにする必要ある?』って質問なら答えはYesだからね?これがどんな価値を持ってて周りの人間がどれだけ欲してるかなんて外の人間にはわかるもんじゃないでしょうけどね、これはとんでもない魔力を持ってるのよ。……それこそ、3マガジンぶん至近距離から弾薬を浴びせてでも奪い取ろうって考える奴が山ほど湧いて出てくるほどにはね」
    「ヒィイ……」

    とんでもないことを言ってのけるヨシミ嬢だったが、その目は真剣そのものであったのを覚えている。多分マジもマジマジ、大マジであったのだろう。
    が、そうなると一つ懸念点が生まれる。

    「……じゃあコレどうすればいいの?」
    「どうって……食べる以外に何があるの?」
    「今の流れで!?これとんでもなく高価なんでしょ!?俺、おま、俺そんなの身体が受け付けんぞ!?俺は一汁二菜に美味しい白米で日々を過ごす学生だぞ!!?それがこんな……高貴が過ぎる!!」
    「何よそれ!?どんなわがままよ!!」

    今のヨシミ嬢の話を総括すると、今手に持っているケーキはお嬢様集団トリニティにあって尚高嶺の花である贅沢爆弾とんでも化け物スイーツということである。こんなの一口ウン万とかが頭を過ぎって到底味わえる気がしないのである。

    「わがままでも俺には無理だぁ……!ヨシミ嬢、これ代わりに食ってくれ……!!」

    と、いうことで目の前のお嬢様に押し付けることにした。

  • 7二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:06:57

    「また何を……はぇ!?わ、私がっ!!?」
    「俺よりはヨシミ嬢のほうがこういうの味とかわかるだろうし高い食べ物にも耐性とかあるかと思って……」
    「じょ、冗談じゃないわよ!そりゃ私だって味が気にならないって言えばウソになるけども……でもアンタが貰ったものじゃないの!」

    突如として訪れた機会に激しく狼狽えながらも礼儀に沿って突き返すヨシミ嬢。育ちの良さが窺えるというものである。だがしかし。

    「俺が……俺が食ったら多分吐く……!高すぎて、緊張しまくって……!!食い物は粗末にしないってイデオロギーを掲げる俺にとってそれはあまりに残酷でむごすぎるんだ……!!頼む、人助けと思って……!!」
    「そ、そんな……えぇ……!?」

    食に携わる人間として、「高価すぎて食えませんでした吐きます」なんて到底許容できるものではないのだ。そんなことしようものなら腹を切って詫びて死ぬ。
    と、いうことで箱を突き出し必死の懇願を見せれば、これまた大きく狼狽えたヨシミ嬢であったが次第に落ち着きを取り戻すと、おずおずとこちらを伺い、小さく訊ねてくる。

    「…………いいの?本当に?」
    「頼む……キミが美味しく頂いてくれ……!」
    「その……いや……そこまで熱く頼み込まれちゃあ……引き受けなきゃ人でなしってもんよね……!」

    その内心の中で整理がついたのだろう、次第に声色に歓びを滲ませつつ、ようやく箱を受け取ってくれた。表情もえらく笑顔だ。

    「わぁ……!本当に私の手の中にあのリベッラのチーズケーキがあるんだ……『存在しない味わい』がここにあるんだ……!!」
    「すまん……この恩はいつかどこかで必ず返すから……」
    「!?ちょちょちょ、待って待って、待って。こんな良いもの貰っておいて恩まで売っちゃったら悪いわよ……!?」
    「でもあのままだと俺もチーズケーキも悲しい結末だったろうし……」
    「それでもよ!頼むから私をこれ以上悪者にしないで……!」

    俺は願ったりかなったりな取引だったが、彼女には納得できない箇所があったらしい。いろいろ考える素振りを見せ、「相場なら……」「人生で……」などと小さくぶつぶつと呟いた末に彼女は一つの落としどころを提案する。

  • 8二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:08:30

    「……わかった。アンタが私に感謝してるのはよく分かったわ。でも、だからこそ、私のいう事も聞いて。……これから、私はアンタの言う事を三つだけなんでも聞いてあげる。これでどう?」

    落としどころ、どころかとんでもない提案だった。

    「なんでも……っ!?ちょっ、キミそれは……!軽率が過ぎるだろ、だってそれで俺がもし___!」
    「覚悟のうえよ!……このスイーツにはそれだけの価値がある、それこそ人生を売り払ってもおつりが来かねない価値がね!それとも何?アンタ、私の意志を尊重する気が無いっての?」
    「それは……!そんなつもりは……」

    たまらず反論したつもりだったが、既に言質はとられてしまっていたようで、思わずどもってしまう。結局、有用な反撃手段も思いつかず受け入れるほか無かった。

    「……わかった。どんなお願いであっても後悔するなよ?」
    「言ったでしょ?覚悟の上だって。……それにきっとアンタなら、そんなに嫌がることはしないと思うから……多分、きっと。根拠はないけど、恐らく」

    ……年端も行かぬ少女にこれほどの決意を固めさせるこのスイーツはいったい何者なのだろうか。彼女の手元に所有権の移ったソレの秘めたる価値に戦慄しながら、俺はふと丁度人手が欲しかったことを思い出した。

    「……そうだ、それなら。なぁヨシミ嬢、早速のお願いなんだが、俺のスイーツ作りのトレーニングに付き合ってくれないか?」

  • 9二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:09:38

    ___
    __
    _

    あの日、俺はナギサ殿下様よりスイーツ……あの日はロールケーキの作り方を教わったのだったな。それの練習や次またナギ殿と会う日のために自宅のほうでもスイーツ作りの練習を始めたのだ。そしてその味見に起用したのが、ちょうどお嬢様ということもあり舌がいい具合に肥えているであろうヨシミ嬢であったという訳だ。
    彼女は「それだけのことでいいの?」と訊ねてきたが、俺にとって未熟な料理を振る舞うというのはそれだけで過酷な行為であるしそれに付き合わせるのにも命令権がなければ後ろめたくて堪らなかったろう。「それだけのこと」ではなく、俺にとっては「それほどのこと」だったのだ。
    ……尤も、彼女からしてみればそんなことなかったのだが。


    「あーもう、横じゃなくて縦に伸びて欲しいのよ私は……!こうなったのもアンタの責任なんだからね!?」
    「いや全くもって仰る通りで」

    あれから頻繁に彼女を呼び寄せるようになった。そしてそのたびに大量にスイーツ___ある時はロールケーキを、ある時はカップケーキを、またある時は___を食わせては感想を聞き、そこからフィードバックして改良品を作ってはまた食わせて……を繰り返していくうちに、彼女はぷっくぷくのぶっくぶくに肥えてしまったのだ。
    ズドンと大きく膨らんだ腹は、シャツでは覆い隠しきれずにヘソが白日の下に曝け出されてしまっている。そのシャツも下はともかく上までも過剰な栄養により豊満に育った胸に襲われて表にプリントされたロゴが悲惨なことになっている。バンド衣装として羽織っている上着も本来はオーバーサイズであったはずだが、腕部分を始めあちこちで張り詰めた皺が寄っていて繊維の限界の訪れを予感させる。スカートももやは低めの腹巻といった様相を呈しており、というよりもその上から腹肉がどっぷりと圧し掛かっているため腹巻としての働きすらできていない。
    キッと上がった目尻と眉尻は見る者に鋭い印象を与えていたが、今の頬や顎に肉を蓄えたまん丸お顔の彼女にあっては以前と同様の印象を持つことは至難と言っていいほどであった。

    肥満児。デブ。それが彼女の現状を表す言葉群であった。

    やってしまった。俺は頭を抱えた。

  • 10二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:10:39

    ___
    __
    _

    「けぇっぷぅぅう……はぁ~食べた食べた、もうお腹ぱんぱん」

    時期は変わってハロウィン。キヴォトスでも「トリックオアトリート!」の掛け声が響くこの日、俺の部屋にも何人ものデブが訪れたものだ。その中の一人、伊原木ヨシミは脂肪だけでなく内容物によって大きく膨れ上がった腹をぽんぽんと叩きながらソファでくつろいでいた。

    そんな彼女の恰好は、ミイラである。
    全身をくまなく包帯で覆った風体を想像しただろうか?残念、全裸に包帯をまばらに纏っただけの痴女一歩手前スタイルである。もしもしヴァルキューレ?
    いや、これがもし美しいスタイルの美女による作であったならば容赦なく矯正局かもしくはワイルドハントの美術館行きだっただろう。だがヨシミ嬢は違った。

    「ふぅ……あぁ~キッツ……ちょっと緩めようかしら、包帯……」

    現状の彼女は全身に肉を蓄えたデブである。それが包帯などという紐状の物体を全身に巻きつければ、ハムよろしく肉が挟まれはみ出るのは必然と言えよう。
    俺には、それがどうしようもなく性的魅力に溢れて見えて仕方なかった。
    ギチギチに絞った包帯の間からどたぷんと溢れ出た駄肉は、それが作り出す彼女の歪なシルエットと合わせてとても滑稽で、しかし可愛らしく、肉感に満ちて最早母性すら感じるほどであった。それがスイーツの飽食で膨らむとなれば、包帯がさらに食い込み重量感も魅力も増すというものである。
    俺は我慢できなかった。

  • 11二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:11:51

    「……なぁ、ヨシミ嬢。三つのお願い事、覚えてるか?」
    「うっぷぅ……ん?あぁ、まだ二つ残ってるわよね」
    「……今ここで一つ使わせてくれ。その……肉を。揉ませてほしい」
    「!…………うん、わかった」

    女性であれば到底受け入れがたいであろうその要求を、彼女は蚊が鳴くような声で了承してくれた。自分の中に罪悪感と些かな嗜虐心が芽生えるのを覚えつつ、俺は彼女の腹に手を伸ばす。

    「んっ……ひゃっ……!」
    「あ、ごめ___」
    「いい。続けて……」

    たぷたぷ、もにもに。ずっしり育って詰まった巨腹からユウカもびっくりの太腿に、そしてふくらはぎへと手を添わして揉みしだく。そのいずれもとても柔らかく、それでいて普段触れあっている白大福とはまた違った触感と体温に新鮮さを覚えていた。

    「んぁ……!ふ、ぅィっ……!?」

    手を上へと、胸元へと寄せる。ちらりと彼女の表情を伺えば、普段の強気で反抗的な性格は何処へやら、熱っぽく恍惚とした表情を浮かべたヨシミ嬢は視線で俺に了承の意を告げる。

    「ぁ、ぁっ、~~~~~~~っ!!っは、あぅっ……!!んむ、うむみゅ……!」

    その胸元に実った巨峰を両手でぐにぐにと揉み、掴み、抱きしめる。手に返ってくる感覚が心地いい。そのまま首元へと腕をもっていき、両頬の弾力を二つの掌でもちもちと堪能する。
    興奮が収まらない。下腹部に血が集まっていくのを感じる。気づけばヨシミ嬢も目元を潤ませ、尚俺の全てを受け入れようと両手をこちらに伸ばして広げる。

  • 12二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:13:01

    ___駄目だ。このままだと一線を越える。

    確信に近い予感を覚えた俺は彼女の手の内から離れようとした。
    が、それを彼女は許さなかった。その肉厚な手で俺の両腕を掴むと、そのまま自身の胸元へと引き寄せ、そしてその脂肪のクッションへと放り込んだのだ。

    「……!?な、ヨシミ嬢いったい何を……!?」
    「わかんない……けど、こうしたくって……!」

    彼女の吐息が熱い。完全に熱に浮かされている。このままではとりかえしのつかない所まで行ってしまいそうだが、すでにあの白大福と関係を持った俺にそんな不義理は働けない。いやもうここまでやってしまっている時点で十二分に不義理かもしれないが。
    が、さりとて拒絶しようとすれば彼女を傷つけかねない。さてどうしたものか……と悩んでいるところに、何処からともなく異音が聞こえてくるではありませんか。
    なんだ、この……カリカリカリカリ……て感じに紙とペンの擦れる音は……?俺が不審がって周囲を見渡せばヨシミ嬢もその様子に釣られてその短い首を左右に振って。

    「はぁ……はぁ……これよ……脂肪とエロスの融合……これは天下を取れるわ……!!」
    「れっレナさんっっっ!!!??」

    何とそこにおわすはワイルドハント芸術学院は一年、オカルト研究会所属の衣斐レナそのひとではありませんか。ここに来てるだけあってしっかり全身に脂肪を蓄えた彼女、いろいろあって性癖が歪んでしまったらしくてですね、あの白大福ことマルクトの巨体に合う特注服をデザインしてからというもの、脂肪を芸術品に仕立て上げる独自思想に基づくデザインを数多く生み出しております。オイ誰が責任とるんだよコレ。
    そんな彼女が自分らの情事一歩手前のやり取りから必死にスケッチブック上に筆を走らせてるもんですから今までのムードはどこへやら。二人慌ててレナの元に駆け寄りてんやわんやのちょい騒動。結局スケッチブックは回収できたが、スケブに書かれた衣服デザインのほうはとてもえっちだったから後日こっそりヨシミ嬢がそのデザインで発注を掛けたそうな。

  • 13二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:14:33

    .



    そうしてなんとか不貞の危機を乗り越えようとした、そんな中で。

    「……ねぇ。私、まだお願い事は一回しか聞いてないから」
    「?いや、だってさっき俺___」
    「さっきのは……私が求めたこと。私がアンタの手を取って……。だからまだ……権利は二回ある。そういうこと」

    そう言うと、むにゅりと腹の脂肪を押し付けてくる。

    「さっきは私も止まらなきゃいけないラインで止められなくなっちゃったから……次はちゃんと我慢するわね。だからまた……よろしく」

    そういってまだ熱の残る吐息を吐き掛けると、彼女はどすどすと部屋の奥へと消えていくのであった。


    はたして俺の方が我慢できるのだろうか。頭を抱えるのであった。

  • 14二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 06:21:03

    やぁ諸君。ひと月ぶりだね、私だよ。今日も今日とて深夜に……あれ?おかしいな、外が明るいぞ……?

    まぁそれはさておき、今回一つ謝罪しておきたいことがあってね。これ、本当にヨシミ君じゃなきゃ駄目だったかな?って。ヨシミ君を題材に据えるならもっと活かしようはあるんじゃないか?って。その思考がずっと頭の中をぐるぐるしつつ、しかしややツンケンして、それでいて至って普通の、だけどもどこか普通じゃない、そんな彼女に惹かれて息抜きの見切り発車に書いてみようとした次第でね、正直なところ今でももっとやりようはあったのではないかと考えてしまうんだ。

    だがしかし、私はこれで書いた。書き上げてしまった。もしもキミたちが求める人物像に至っていなかったとしたら、その時は……まぁ、寛大な心で容赦してくれると助かるということで、ね。

  • 15二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 07:41:46

    今度はヨシミがもっちり大成長…相変わらずのおにくの描写とても好きです
    それにしれっとレナちゃんまでまるまると…本当甥くんはどれだけ肥やしているんだろうか…

  • 16二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 14:50:55

    げっぷがずっと漏れてるヨシミえっちぃ……
    縦はともかく横の成長性はものすっごいね
    身体のシルエットがどんどん球に近づくのを想像するだけでクるものがある

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 15:11:15

    エッッッッッッッッ
    あれだけツンツンしてるヨシミが普通に受け入れてしかも自分の方に抱き寄せてきてるの凄くいい…
    まだまだ成長性は残ってそうで何よりで
    今回もありがとうございます、また時間良ければアザミの続きも是非…!

  • 18二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 00:00:49

    揉みしだくたびに包帯がはだけて、ぎっちり締め上げてたシルエットがぽよぽよ膨らんでいくんだよね…

  • 19二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 09:03:04

    やはり甥くん、先生の血縁

  • 20二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 18:40:55

    甥くんにかかれば誰でも成長性S(肥満方向)

  • 21二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 01:52:49

    他の子の仮装も皆相応にみっちみちなんだろうなぁ

  • 22二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 11:18:57

    毎日目に見えるレベルで増量して行くなら、そのうちヨシミも動けなくなるのでは(迷案)

  • 23二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 11:57:08

    このレスは削除されています

  • 24二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 21:39:17

    保守

  • 25二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 02:10:54

    このレスは削除されています

  • 26二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 09:38:46

    スイ部もヨシミに引っ張られてもちもちし出してそう

  • 27二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 18:25:52

    hosyu

  • 28二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 04:17:12

    >>26

    ヨシミの太さに感覚が麻痺しちゃって、どんどん太っていくのいいよね…

    ヨシミが200kgの巨体を揺らす裏で、こっそり8〜90kgにまで太ってるカズサがいると良かったりする。まだぽっちゃりだよね…とか思いながら、少しずつヨシミに追いついていって欲しい

  • 29二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 13:39:03

    >>28

    巨デブがすぐ隣にいるから感覚狂うの良き

    80kgも立派なデブやで♡

  • 30二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 21:13:14

    ヨシミ 200kg
    カズサ 49kg
    〜〜〜3ヶ月後〜〜〜
    ヨシミ 208kg
    カズサ 79kg
    〜〜〜さらに3ヶ月後〜〜〜
    ヨシミ 206kg
    カズサ 162kg

  • 31二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 21:14:44

    >>30

    あっ良い

  • 32二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:15:48

    >>30

    最初の三ヶ月より次の方が増え幅すごいの食事量の増加に運動量の低下、体質も変わっちゃった感じが見て取れてすごく良き

    ずっとヨシミ見て油断してそうだけどヨシミは少なからず痩せてるから、そのうち追いついてすぐ追い越しそう

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