新シナリオでアキュートさんの新衣装が登場して歓喜したので妖怪さんのお話するよぉ

  • 1◆Bj7zxuCE7HVF25/11/01(土) 15:10:26

    トランさん新衣装実装おめでとうございますよぉ

    新シナリオ内でアキュートさんの新衣装が登場して
    嬉しさか何かで初めてスマホを持つ手が震えるという症状を味わったので
    妖怪さんのお話が好きなアキュートさんが妖怪さんの簡単な解説していくよ

    ※素人のスレ主が調べた限りの解説なので、スレ主が知らない妖怪の場合は出典などをご確認させていただくこともあります
    ※また、妖怪の解説には諸説あったり変化するのが普通なので、こんな説もあるのか~、程度で
    ※安価の妖怪が不明、もしくは妖怪と全く関係ない場合は前後の番号をダイスで選択させていただくこともあります

  • 2◆Bj7zxuCE7HVF25/11/01(土) 15:11:42
  • 3◆Bj7zxuCE7HVF25/11/01(土) 15:16:12

    参考までに既出の妖怪(前スレ>>26さんありがとうございます)


    8月8日のスレ

    無惨(は流石に違うため鬼という種族)、豆腐小僧、覚、泥田坊、刑部狸

    牛鬼、九尾、べとべとさん、からかさお化け、五徳猫、以津真天

    猪笹王、管狐、あぎょうさん、おらびぐら、妲己、乳の親

    そうげん火、青女房、ちんちんこばかま、やまびこ、アクロバティックさらさら

    カシマレイコ、アラサラウス、ちんちろり、ぬらりひょん、青鷺火


    お盆のスレ

    がしゃどくろ、茶袋、お菊さん、一反木綿、かまいたち、狛犬、地縛霊

    猫又、化け猫、文車妖妃、肉吸い、小豆洗い、鮭の大助と小助、目目連

    エンプーサ、おこん狐、おこん狐、鞍野郎、ハベトロット、四神、おしら様

    キジムナー、狂骨、カタキラウワ、トイレの花子さん、動く人体模型

    ミシャクジ様、けうけげん、むましか(うましか)


    次回ストイベでアキュートさんは来ないよスレ

    うわん、雪女、うまづら ローレライ 油すまし バロウ狐

    たんころりん 馬骨 テケテケ ノウマ びしゃがつく

    野守虫 磯撫 鴆 砂撒き 鵺? 海坊主

    キールティムカ イブリース ジン 夜行さん


    新シナリオ登場おめでとうスレ

    山犬 飛縁魔 ぬっぺっぽう(ぬっぺふほふ) 

    日本版サキュバス インキュバス(黒坊主 山地乳 パウチなど)

    家鳴り 八郎太郎 砂かけ婆 夜刀神 空亡

    東海竜王 ビジンサマ 

  • 4◆Bj7zxuCE7HVF25/11/01(土) 15:18:16

    妖怪さんのお話が好きなアキュートさんがまたまた妖怪さんの簡単な解説していくよ


    「まずは >>10 の妖怪さんを簡単に解説してみるよ~」

  • 5二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 15:39:31

    姑獲鳥

  • 6二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 15:41:32

    青行灯

  • 7◆Bj7zxuCE7HVF25/11/01(土) 15:49:45

    せっかくなので新衣装の立ち絵も作成しました
    もしも自分が踏んでいたらひとつ下のレス

  • 8二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 15:53:38

    手の目かじり

  • 9二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 15:56:39

    火車

  • 10二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 16:04:50

    手の目

  • 11◆Bj7zxuCE7HVF25/11/01(土) 16:58:56

    「手の目」さんは鳥山石燕さんの『画図百鬼夜行』に姿が描かれている妖怪さんじゃね

    盲目の座頭の姿をしていて、伸ばしている両手の平には目がついている

    そんな姿で描かれているのよ

    解説はないからどんな妖怪さんなのかはわからないの


    旅先で盗賊の手にかかってしまった盲目の旅人さんが迷い出て、盗賊を探すために手に目が出来た

    という「手の目」さんのお話もあるけど、これはお話の「手の目」さんで

    石燕さんの描いた「手の目」さんとは別の妖怪さんみたい

    その他には『諸国百物語』の「ばけ物に骨をぬかれし人の事」に

    名前はないけど「手の目」さんと同じような姿をした妖怪さんが出ていてね

    人の骨だけを抜いてしゃぶる妖怪さんのお話もあるのよ


    また「百鬼夜行絵巻」に「手目坊主」の名前で「手の目」さんがいるんだけど

    石燕さんが描いた「手の目」さんはこちらを参考にしたみたい

    こっちも解説も何もないんだけど多田克己さんの解説によるとね

    賭博などのいかさまを「手目」と言って、

    それを見せていることから「いかさまがばれた」ということを表していて

    勝負に負けることを「坊主になる」という意味から

    化けの皮がはがれた妖怪「手目坊主」という名前になったんだって


    石燕さんは背景に月とススキの原を描いて、花札の「坊主」の絵を表現して

    「お化けの正体見たり、枯れ尾花(すすき)」

    を表現しているんだって

    すごいねぇ


    次は>>20の妖怪さんのお話してみようかしら

  • 12二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 18:14:12

    大煙管

  • 13二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 18:16:30

    ゲドガキのバケモン

  • 14二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 18:35:43

    ksk

  • 15二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 18:50:01

    ksk

  • 16二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 19:11:03

    手杵返し

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 19:18:27

    入道

  • 18二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 19:34:56

    ksk

  • 19二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 19:56:04

    ksk

  • 20二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 19:57:16

    あかなめ

  • 21◆Bj7zxuCE7HVF25/11/01(土) 21:22:23

    「あかなめ」さんは「垢嘗」の表記で鳥山石燕さんの『画図百鬼夜行』に描かれている妖怪さんなの

    お風呂と思われる建物から覗き込んでいる散切り頭の裸の小僧さんみたいな姿で描かれていてね

    他にも妖怪さんを描いたかるたやおもちゃなどにもその姿が見られたらしいんだけど

    どんな妖怪さんだったのかはまだよくわかってないみたい


    物から生じた妖怪さんはその生じた物を食べている、というお話もあってね

    この「垢嘗」さんは垢を嘗める、つまり食べることから垢から生じたものだとも言われているみたい


    「垢嘗」さんは「垢ねぶり」さんという別名を持っているとされてね

    この「垢ねぶり」さんの場合だと江戸に出たという話があるの

    江戸の堀田家の屋敷の湯殿に出る小さな子供みたいな姿をした妖怪さんで

    浴室をちょろちょろ歩き回ったり、入浴中のお局さんの背中をべろっと嘗めたということもあったんだって

    「垢嘗」さんのお話としてこの「垢ねぶり」さんのお話が使われることもあるみたいだけど

    「垢嘗」さんは画像だけしかない妖怪さんだから完全に一緒、という風に考えない方が良いみたいよぉ


    現代での「あかなめ」さんはそれらが混ざり合ったのか

    汚れたお風呂に出て、その垢を嘗めるために出てくるからきちんとお風呂は洗いましょうねぇ

    という教訓に使われるような妖怪さんになったみたい


    皆も怖い妖怪さんがお風呂に出ないように、きちんとお風呂場を掃除しましょうねぇ


    次は>>30の妖怪さんのお話でもいかがかしら

  • 22◆Bj7zxuCE7HVF25/11/01(土) 21:26:24

    やっぱり今回の新シナリオが温泉郷ということもあってか
    お風呂に関する妖怪さんの"りくえすと"が出て来たねぇ

    ゆこま温泉郷、とてもいいところだから皆もいらっしゃってくださいねぇ
    たっくさん、おもてなしをしちゃうよぉ

  • 23二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 23:00:24

    のびあがり

  • 24二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 23:10:45

    髪切り

  • 25二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 00:22:28

    釣瓶落とし

  • 26◆Bj7zxuCE7HVF25/11/02(日) 08:54:54

    おはようございます

    >>30は遠かったみたいなので>>25の妖怪さんのお話したいとおもいます

  • 27◆Bj7zxuCE7HVF25/11/02(日) 09:12:49

    「釣瓶落とし」さんは「釣瓶下ろし」とも言われる妖怪さんで主に近畿地方に伝わるみたい

    榧の木や松の木に棲んでいるとされて下を通ると生首が落ちてくるの

    木の下を通る時に「夜なべすんだが、釣瓶おろそか、ぎいぎい」と言って下りてくるともいわれているから

    「釣瓶落とし」さんが落ちてくる木の下を夜通るのを避けたんだって

    中には人を捕って食べちゃうのもいるみたいで、食べたら満足して二三日は落ちてこないとも言われているのよ

    生首以外には怪物の手が伸ばしてきたり、釣瓶そのものが落ちてきて掬い上げたり、釣瓶を落とすチャーポンという音が聞こえるというのもあるの


    ただのイタズラだった場合もあるみたい

    兵庫県のとある町のお屋敷には樫の木があってそこに生首の「釣瓶落とし」さんが出るという噂があったの

    実際に生首を見た人もいたみたいだけど

    実際には徳利にかつらをつけただけのものを縄で吊るして

    頃合いを見て落としていただけだったと後程判明したんだって


    次こそ>>30の妖怪さんのお話してみましょうかねぇ

  • 28二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 09:21:04

    足洗邸

  • 29二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 14:08:49

    ksk

  • 30二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 14:16:06
  • 31◆Bj7zxuCE7HVF25/11/02(日) 14:51:35

    「河童」さんは日本全国に伝わる妖怪さんじゃね

    地方によって様々な呼び名があって

    「河太郎」「ガッコ」「カンチキ」「ミンツチ」「カワエロ」「弥々子」「ヒョウスンボ」

    などなどまだまだたくさんあるのよ

    主に川に出るんだけど、「海御前」さんという河童の親分さんとか海に出るのもいるみたい


    緑色の肌で頭に皿、背中に甲羅を背負っていて水かきを持っている姿が一般的に知られている姿だけど

    赤色の肌に散切り頭、全身毛だらけな猿みたいな姿の河童さんもおるんよ


    川に人やウマ娘を引きづり込んだりするんだけど

    逆に引き上げられちゃったり腕を斬られちゃって懲らしめられたという話も多いの

    その場合、謝罪した「河童」さんが代々子孫を守ると約束したり

    水辺の事故を防いでくれるようになったり、力仕事を手伝ってくれるようになったり

    特別な薬の製法を教えてくれたり、結構多彩なの

    全国に河童のものとされる証文も保存されていたりするみたい

    一度見てみたいわねぇ


    相撲やキュウリやナスなどの夏野菜が好きだったりするんだけど

    これは元々「河童」さんが「水神」さんだった”なごり”とも言われているんだけど

    「河童」さんの正体は「川で亡くなった人」「人身御供になった人」「儀式で流された藁人形」「家で亡くなった子供は座敷童衆、川でなくなった子供は河童になった」「猿や亀やスッポンなどの見間違い」「実在した巨大な水生生物」「隠れキリシタン」などなど色々言われているのよ


    「河童」さんに関しては全部紹介しようとすると数百頁の書籍が何冊も必要になったりするし

    これ以上は少し長くなってしまいそうだから残念だけどここらへんで

    ごめんねぇ


    次は>>35の妖怪さんでもいかがかしら

  • 32二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 17:20:32

    ksk

  • 33二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 20:02:26

    ksk

  • 34二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 21:36:51

    ksk

  • 35二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 21:42:51

    日和坊

  • 36◆Bj7zxuCE7HVF25/11/02(日) 23:09:29

    「日和坊」さんも鳥山石燕さんの『今昔画図続百鬼』に描かれている妖怪さんじゃね

    解説によると、今の茨城あたりの山奥に出るとあって、雨の時は姿を現さないで

    晴れているときにだけ姿を現すんだって

    てるてる坊主を吊るして晴れを祈るのは、この妖怪さんを祀るものなんだって


    「日和坊」さんが何をするとかはわかってないんだけど

    晴れの時にしか出ないから天気予報にでも利用されていたのかしら


    中国の日照りの神様「魃(ばつ)」さん、「ひでりがみ」とも読むんだけど

    それが日本の「日和坊」さんと同じ妖怪さんなんだって

    中国にもてるてる坊主に当たる「掃晴娘(さおちんにゃん)」があるんだけど

    これは箒を持った女性の形を紙で作るものなんだって

    その「掃晴娘」さんが日本の「日和坊」さんの俗信に付与されたことで

    てるてる坊主の習俗になったという説もあるみたい


    次のお話は明日以降になっちゃうかもしれないけど

    もしもこの"すれ"が残っていたら>>40の妖怪さんのお話でもしてみようかしら


    (リメイクした新衣装立ち絵を添えて)

  • 37二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 05:02:22

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 06:36:23

    ksk

  • 39二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 06:42:57

    >>13

    (なんか凄い名前だな…)

  • 40二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 06:48:24

    口裂け女で

  • 41◆Bj7zxuCE7HVF25/11/03(月) 15:38:16

    ただいまぁ

    今日もはりきっていくよぉ!


    「口裂け女」さんは都市伝説で最も有名、といってもいいかもしれないねぇ

    マスクで口を隠した女性が「わたしきれい?」と聞いてくるので答えるとマスクを外すと口が耳まで避けていて

    「これでもきれい?」と聞いてくる怪異さんじゃ

    どう答えても食べられてしまうとか殺されちゃうとか、同じように口を裂けられちゃうとか様々に伝わっているねぇ

    助かる方法として「ポマード」と三回言う、べっこう飴をあげる、聞かれたら「まあまあです」と答えるとかいろいろ言われているみたい


    姿は口が裂けている他に、黒くて真っすぐな長髪、赤いコートを着ている姿が有名みたいだけど

    赤いハイヒールを履いていたり、白いワンピースを着ていたという話もあるみたい

    手には獲物となるハサミとか包丁、鎌を持っていて、これで口を裂くとも言われているけど

    百メートルを三~六秒で走るくらい身体能力が高いらしくって、素手で襲ってくることもあるみたい


    正体は口が裂けて亡くなった女性の場合が多いんだけど

    事故で裂けた、手術で失敗した、三姉妹で姉もしくは妹の妬み、一揆の時に亡くなった女性の恨み

    とか様々あるみたいよぉ


    江戸時代にも口が裂けた女性の妖怪さんが出たという話はあるんだけど

    この場合は大体が鬼や狐狸の類が正体だったりするから、現代の「口裂け女」さんとは別物かしら


    それにしても黒髪でまっすぐな長髪で足が速いって、どこかで見た記憶がある気がするけど気のせいかしら


    さて次は>>45の妖怪さんでもお話してみましょうか

  • 42二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 15:52:30

    >>41

    あ、おかえりなさいでs

    …後ろに誰かいない?

  • 43二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 16:01:15

    そういえば同クラなんよねライトオとアキュート

  • 44二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 16:04:48

    おとろし

  • 45二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 16:04:56
  • 46◆Bj7zxuCE7HVF25/11/03(月) 18:46:59

    遅くなってごめんねぇ

    ライトオちゃんに

    「遅い、遅すぎる。私ならもう安価を出す前に妖怪の解説を終わらせスレを全て埋め尽くして、このスレをもうすでに過去のものにしています」

    とか言われちゃったよぉ


    「ゲドガキのバケモノ」さんは長崎に伝わる妖怪さんよ

    長崎県の南松浦郡岐宿町字二本楠と玉之浦町字荒川との間にある「ゲドガキ」という場所に棲んでいたというバケモンさんじゃ

    どのようなバケモノさんなのか、姿かたちはどんなのかはよくはわからんのじゃけど、人を獲って食らうのは間違いないみたい

    こんなお話があるのよ


    昔、玉之浦町字中須に丑松さんという子どもがいたんじゃけど、

    ある夜激しく泣いたので父親が「そんなに泣くとゲドガキのバケモノに食わせるぞ」と脅したんだ

    すると戸外から「そんならおれに食わせろ」と声がしたのよ

    脅すだけのつもりだった父親はびっくりしてつい「一人前になったら食わせる」と言ってしまったんよ

    その後何事もなく丑松さんは立派な一人前の若者になったんだけど

    福江から酒樽を一丁背負って帰る途中ゲドガキを通ったの

    すると「ゲドガキのバケモノ」さんが出てきて父親と約束したと襲ってきたのよ

    丑松さんもなかなかに強くて「ゲドガキのバケモノ」さんと闘ったんだって

    「ゲドガキのバケモノ」さんが後ろから酒樽を引っ張った時からげ縄、酒樽を縛っている縄ね、

    それが切れたからなんとか丑松さんは逃げ帰れたのよ

    その後、またゲドガキを通ることになったんだけどその時からげ縄が麻でできた縄だったから

    切れないで酒樽が壊れちゃったの

    中に入っていた酒で丑松さんは転んじゃって、結局食べられちゃったんだって

    その夜に「ゲドガキのバケモノ」さんは丑松さんの父親の家に行って

    「お前の子はもらったぞ」と告げたそうよ


    解説と言うより「ゲドガキのバケモノ」さんのお話をそのまましちゃっただけでごめんね


    次は>>50の妖怪さんのお話しようかねぇ

  • 47二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 23:10:54

    ホントにいるんだそんなの…
    加速

  • 48二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 23:35:28

    邪魅

  • 49二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 01:59:12

    保守

  • 50二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 02:05:21
  • 51二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 10:09:31

    保守

  • 52◆Bj7zxuCE7HVF25/11/04(火) 16:03:13

    ただいまぁ、今日もよろしくお願いしますねぇ


    「おとろし」さんは鳥山石燕さんの『画図百鬼夜行』や『化け物づくし』『百怪図巻』に描かれている妖怪さんなの

    鬼のような巨大な顔に裂けた口からは牙が二本、前髪が顔の中央に垂れていて巨大な爪を持つ姿で描かれているの

    『画図百鬼夜行』だと鳥居の上にいて片手は鳥居を、もう片方は鳥を掴んでいるんだけど

    この絵から「おとろし」は鳥居の上にいて神社に悪戯をする人を懲らしめる妖怪とされることもあるのよ


    『化け物づくし』では名前が「おどろおどろ」表記は「おとろ〱」になっているんだけど

    繰り返しの記号「〱」を「し」と誤読して「おとろし」になったとも言われているんだけど

    「おどろおどろ」も「おとろし」も恐ろしいを意味しているため意味においては大差ないんだって

    でもどの絵にも解説や文もないから、どれが本当の名前でどのような妖怪なのかはわからないのよ


    『画図百鬼夜行』も『化け物づくし』も『百怪図巻』もどれも「わいら」さんと対に描かれているだけど

    この「わいら」さんの「わい」は「畏(わい)」つまり恐れたり驚いたりという意味があるから

    一対の妖怪さんだともいわれているんだって


    前髪が垂れているで思い出したけど、この間帰るのが遅くなっちゃったときに

    カフェさんそっくりなウマ娘を見たんだけど、校庭に向かったと思ったらすぐ見失っちゃったのよ

    なんか不思議な雰囲気してたけど、なんじゃったんだろうねぇ


    次は>>55の妖怪さんでもいかがかしら

  • 53二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 16:05:58

    保守

  • 54二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 16:07:05
  • 55二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 16:08:05

    陰摩羅鬼

  • 56◆Bj7zxuCE7HVF25/11/04(火) 17:18:50

    「陰魔羅鬼」さんも鳥山石燕さんが絵にしているねぇ

    『今昔画図続百鬼』に火を吹く鳥さんのような姿で描かれているんだけど顔はどこか人間みたい


    解説によれば形は鶴のみたいで色は黒、目の光は灯のようで羽根を振って高い鳴き声を上げるみたい

    新しく亡くなった人の体から気が変化して「陰魔羅鬼」さんになると『清尊録(せいそんろく)』にある

    と書かれているのよ


    この『清尊録』は中国の古書で

    それが日本に伝わって『太平百物語』に「西京陰魔羅鬼の事」となって記されてるんだって


    宅兵衛という人が夏の夜にお寺でうたたねしていると何者かに名前を呼ばれて起こされたの

    そこには人の顔をした黒い鳥のようなものがいて、目は灯のようにぎらついていて、口から青い炎を吐いていたのよ

    そのことをお寺の長老に聞いたら、この辺にそんな怪物はいないけど

    新しい死体の気が変化して陰魔羅鬼になるからそれだろうと教えられたんだって


    次は>>60のお話してみたいと思うよぉ

  • 57二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 19:22:43

    百目鬼

  • 58二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 19:37:15

    びろーん

  • 59二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 19:50:27

    崇徳天皇

  • 60二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 19:53:34

    すねこすり

  • 61◆Bj7zxuCE7HVF25/11/04(火) 21:25:02

    「すねこすり」さんは岡山県に伝わる妖怪さんなの

    雨の降る夜道、足元を小犬のようなものがすねをこするように通っていく妖怪さんじゃよ

    すねをこすっていくだけで特に悪さはしないといわれているんだけど

    中には老人や子供の足首を引っ張って転ばせようとするのもいるみたい

    「すねこすり」さんだけでなく「股くぐり」さんというのも同じように出たみたいだけど

    こちらに股をくぐられたら、くぐられた人はいなくなってしまうと言われることもあったみたい

    お盆の時にお話しした奄美大島に出るという「片耳豚」さんと似た妖怪さんなのかもしれないねぇ


    雨の降るような不安な天気の時に、足元をそのようなものが通るというのは

    とても不気味で恐ろしいことだったから昔は怖がられてた妖怪さんなんだけど

    近年はちょっと違うみたい


    水木しげるさんが描いた「すねこすり」さん

    こちらは犬の根付を参考に描かれた「すねこすり」さんなんだけど

    かわいらしい見た目と基本的に無害なところから

    かわいい妖怪さんとして知られるようになったみたいで

    近年では"ますこっときゃらくたー"的な妖怪さんになってきたんだって


    こうやって変化していく妖怪さんを見つけるのも楽しみの一つだよねぇ


    次は>>65の妖怪さんなんてどう?

  • 62二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:26:44

    平将門を妖怪扱いしたら祟られそう

  • 63二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:28:02

    蛇女房

  • 64二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:29:37

    髪切り

  • 65二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:30:49
  • 66◆Bj7zxuCE7HVF25/11/04(火) 23:21:03

    「髪切」さんは『化け物づくし』や『百怪図巻』などに見られる妖怪さんじゃね

    口や手がハサミみたいになっていて、右手には黒い髪を持っている姿で描かれているんじゃよ

    名前から髪を切る妖怪さんと思われるんじゃけど、詳しいことはわかんないみたい


    でも江戸時代には突然髪が切られるという事件が結構起きていたみたいでね

    切られた本人も切られたのかわからないことから妖怪「髪切」さんや妖虫「髪切虫」さんの仕業と考えられたみたいなのよ

    また徳島には「坊主狸」と呼ばれる人の頭を坊主にする狸さん

    岡山には「坊主狐」と呼ばれる人の頭を坊主にする狐さんなどがいてね

    狐狸の類の仕業とも考えられていたみたい

    狸さんや狐さん以外だと「天鵞絨(てんがじゅう・ビロード)の化物」とよばれる真っ黒な「黒髪切」さんが出たという話もあるみたい

    絵だと成人女性よりも大きい真っ黒な人間みたいな感じで、目と歯だけはっきり見えているような姿

    こんなのに襲われたら怖いよねぇ


    鳥山石燕さんの『画図百鬼夜行』に「網切」さんという網を切るという妖怪さんを描いているんだけど

    「髪切」さんを"もでる"にして石燕さんが創作した妖怪さんだといわれているんだって

    姿が少し節足動物の「アミ」に似せてあることから

    「アミ」と「網」をかけて「髪切」さんと合体させたって説があるみたい

    すごいねぇ


    今日のお話はここまでかしら

    もしも明日もまだこの"すれ"が残っていたら>>70の妖怪さんのお話をしてみたいと思うわ

    いつも遅くまでありがとうねぇ

    またねぇ

  • 67二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 03:42:59

    ksk

  • 68二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 09:51:12

    ほしゅ

  • 69二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 18:33:13

    うわん

  • 70二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 18:41:32

    ダイダラボッチ

スレッドは11/6 04:41頃に落ちます

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