- 1二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 21:43:49
- 2二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 21:49:08
どうしてそんなことするの????
- 3二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 21:56:01
エ駄死なしで普通に語りたい概念だなこりゃ、素晴らしいぞ
- 4二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 21:57:34
ヒヨリの泣き癖が洒落にならねえ…
- 5二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 21:58:51
シチュエーションあり気なので、細かいところはあんまり無いですがqベアトリーチェが進めてた儀式の最適なタイミングに間に合わせたいけど、アリウス生が幼すぎたので戦力として利用するためにやったとかそんな感じで想像してます。
- 6二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:01:48
アズサの精神が余計にヤバくなる……
- 7二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:05:47
原作通りだとしたら補習授業部の試験に合格したのすごすぎるだろ
- 8二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:07:58
ほう?続けたまえ。保守なら私が受け持とう()
- 9二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:13:56
- 10二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:15:35
- 11二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:16:40
- 12二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:25:40
マリー、私はね今までの人生で良いことなんて全然無かったけど…姉さん達に会えたこととマリーに会えたことは『良かった』って思ってる。
本当にそう思ってるんだ。
ミサキさん、私もです。貴女と出会えたこと、こうして触れ合えること…私の人生で間違い無く『幸福』なことです。
そんな言葉と共に口付けを交わして、抱き合って眠った日からそれほど日数は経っていない。
たった一度の一夜は経験豊富な人や大人からすれば児戯のようなものだろうがマリーの心身には強く焼き付いていた。
だから、昨晩もあわよくばキスしてみたいななんて囁かな下心を持ってミサキを添い寝に誘っていた訳だ。
結局何も起こらずに添い寝した翌日にいきなりミサキは縮んでいた。
異常事態で困惑する頭の中を整理するために、一番自然体で出来る所作である祈りの形を取る。
- 13二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 23:01:09
一旦落ち着きを取り戻した所で状況を整理する。
まず、昨日はミサキと近況報告やら世間話をしてから一緒に就寝した。
朝、目覚めるとミサキが縮んでいた…よく見ると顔立ちなども幼くなっているので、年齢が下がったというべきなのだろうか。
「人が若返るなんてそんな話……ありましたね……先生が世間話にしてくれた…確か山海経にそんな薬があって生徒が幼くなる事件が起こったとか」
常識的思考ならば、別人が入れ替わっているなどと考えるべきだろうが、ミサキがそんなことをする理由がまるで思い当たらない。キヴォトス的思考でいくべきだろう。
「…おはよう、マリー」
「おはようございます、ミサキさん」
思考を巡らせているうちに隣の少女も目を覚ました。
声が幾分か高くなっているが、イントネーションや最近幾分か柔らかくなった声の印象はミサキのままだった。
まだ完全に覚醒していないのか身体を起こしても、半分ほど目を瞑っている。
こういう無防備な姿を見せてくれるようになったのは嬉しいが、今は確認しなければならない事がある。
「あのミサキさん、寝起きに不躾なんですけど、自分が小さくなってることに気付いてますか?」
「ん? …ああ、薬が切れたんだね」
なんて事の無いように呟くミサキの物言いに違和感を感じる。
「そのお薬と言うのは山海経で作られたと言う人を若返らせるお薬の事ですか? なんでそんなものを飲んだんですか?」
「…若返らせる? ヘイローを持った生徒は薬を飲んで身体を大きくしてるんじゃない」
マリーは決定的な認識の齟齬を理解せざるを得なかった。
- 14二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 23:33:09
その後、その日の予定は全てお休みする事を伝え、ミサキを救護騎士団に連れて行った。
シスターフッド経由で救護騎士団に連絡が行ったため速やかにミサキのみならずトリニティに編入されたアリウス生達の精密検査が行われた。
聞き及んだ話では山海経の薬学の専門家も呼んだらしい。
丸一日の検査を終えて、ミネ団長から検査結果の報告が行われた。
「端的に言うのならば、彼女達は例外無く肉体に作用する薬物を日常的に摂取させられていました。
その効能は判明している限りで一時的な成長促進、身体機能の向上。…明らかに違法な投薬ですが幸にして依存性は殆どないものです」
淡々と語るように努めながらも団長からは抑えきれないで漏れ出る怒気を感じる。
話を聞いたところによると、アリウスではヘイローを持つ生徒は皆投薬によって肉体を成長させ強くなっているから、それに打ち勝つためという名目で薬を摂取させていたらしい。
(私だって許せない…)
救護騎士団の救護の信念から来る怒りとは少し違う。
身勝手な欲望で大切な人を弄ばれた怒りが湧き上がる。
「……」
そんな物々しい雰囲気に不安になったのか、一緒に説明を聞いていたミサキがマリーの手を握ってきた。
(大丈夫ですよ)
ミサキを安心させたくてその手をそっと握り返した。
- 15二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 23:35:17
手を出しちゃった後に「小学生だけど、どうする?」されたマリー。
- 16二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 06:59:55
ほう、続けたまえ
- 17二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 07:31:35
救護騎士団での精密検査によると体調面での不調は特にみられていないらしいが、今後も問題が発生しないと断定することも出来ない。
とりあえず、何かがあった時は直ぐに救護騎士団に連絡して欲しいと指示を受けてその場は解散となった。
部屋に戻った後、幼くなったミサキと並んで座った。ちなみに服はマリーが引っ張り出したお下がりを着せていた。
(不思議ですね)
昨日までとは大きく変わったミサキに視線を向ける。
「私の方が年上だと思ってたのに本当はマリーの方がお姉さんだったんだ」
「そうですね、急に言われてビックリしちゃいました」
「…そっちに行っても良い?」
「…もちろん」
肩が触れ合うくらいの位置にミサキが座り直す。
触れ合うとミサキが小さくなっていることを改めて実感するが、それ以上に触れ合った箇所が熱を帯びたように熱くなる。 - 18二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 07:32:47
「……こうやって体の大きさを比べてみると、本当にマリーの方がお姉さんなんだ、昨日までは私の方が大きかったのに不思議な感じ」
「それでも私にとってミサキさんはミサキさんです。それは何も変わっていません」
昨日まではマリーより頭一つ高かった背丈が縮んで身長差は逆転し、可愛らしい洋服を着ているミサキ。それでも、立ち振る舞いは今まで通りのミサキと変わらないから、見た目が変わってもミサキだと確信できる。
「良いですか?」
「…良いよ」
了解を取って優しくミサキの体を抱きしめる。
昨日までと違ってマリーがミサキを覆い隠すように被さるハグ。それでも変わらないものはある。触れ合う部分の熱だとか温もりや愛しさ、高鳴る鼓動。
(もっと触れ合いたいとか、キスしてみたいとか、それ以上に踏み込みたい……んん!?)
はたと気付く。昨日までは無邪気に空想していた恋人らしい営みやらなんやらへの欲求。
マリーとて年頃の少女として意中の相手への、そういう感情を持っており。
それはずっと小さくなっているミサキにも以前変わらず燃えたぎる想いとして残り続けている。
社会道徳的に完全にアウトだと理性は理解していようと。
(そ、それは流石にダメです!? ミサキさんが大きくなるまでは人としてアウトです!?)
その日からマリーの葛藤が始まり、『煩悩退散!』の叫びと共に自らのコメカミに銃弾をぶち込む戦いの日々の開幕だった。
- 19二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 16:27:44
このレスは削除されています
- 20二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 00:04:45
- 21二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 00:08:35
いい概念とSSだ…
- 22二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 07:13:55
ミサキが「自傷行為」と誤解するまでがワンセット
- 23二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 07:49:34
スレ主です。
現状、幼くなったミサキとの日々の中でワー!?っとなってるマリー以外の要素は特に決めていません。
もし、この概念で他のアリウス生についてなどはこういう感じなんじゃないかという考えが有れば自由に書き込んで下さい。 - 24二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 10:00:45
今後のトリニティとアリウスの関係もあるので、影ながらの支援で済ませてたけど、幼くなってることは世間に広まってないので、何かしらの大義名分を用意して保護するナギサ。
これからどうしようって一通り騒いだ後、人一倍ご飯を容赦なく食べるヒヨリ。 - 25二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 10:04:27
- 26二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 10:07:02
年齢戻ったけど、外見はあんまり変化してなさそうなアズサ。