- 1水島 着理25/11/02(日) 19:50:03
- 2水島 着理25/11/02(日) 19:51:16
- 3水島 着理25/11/02(日) 19:52:57
- 4二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 20:01:23
保守
- 5水島 着理25/11/02(日) 20:05:49
〜翌日〜
……あ…雨降ってる…
市民A「ん?あの子水島着理ちゃんじゃない?」
ひっ…
市民B「え!?マジ!今から登校かな!」
市民C「どこどこー!?」
ひっ…ひいいいいいっ!!
市民D「あっ…逃げちゃった…」
…朝から…疲れた……
芦戸「あ!水島おはよー!ねーねー!今日すっごい話しかけられなかった!?私超声かけられたよ来る途中!」
芦戸さん…おはようございます…そ…そう…ですね……
葉隠「私もジロジロ見られて何か恥ずかしかった!」
切島「俺も!」
瀬呂「俺なんか小学生にいきなりドンマイコールされたぜ…」
蛙吹「ドンマイ」
上鳴「たった1日で一気に注目の的になっちまったよ…やっぱ雄英すげえな…」
ドアが開いた瞬間、クラスが静まり返る
相澤「おはよう」
蛙吹「相澤先生、包帯取れたのね。よかったわ」
相澤「婆さんの処置が大ゲサなんだよ。んなもんより今日のヒーロー情報学、ちょっと特別だぞ」
切島(ヒーロー関連の法律やらただでさえ苦手なのに…)
上鳴(特別?小テストか?やめてくれよ〜…)
相澤「「コードネーム」…ヒーロー名の考案だ」
「「胸ふくらむヤツきたあああああああああ!!」」 - 6水島 着理25/11/02(日) 20:07:59
相澤「…というのも、先日話した「プロからのドラフト指名」に関係してくる。指名が本格化するのは、経験を積み即戦力として判断される2〜3年から。つまり…今回来た指名は将来性に対する興味に近い。卒業までにその興味が削がれたら、一方的にキャンセルなんてことはよくある」
峰田「大人は勝手だ…!」
葉隠「いただいた指名が、そのまま自身へのハードルになるんですね!」
相澤「そ…で、その集計結果がこうだ」
私の指名件数は…dice1d2=1 (1)
1.dice1d100=16 (16) +4100件
2.dice1d100=20 (20) +4500件
- 7水島 着理25/11/02(日) 20:17:32
相澤「例年はもっとバラけるんだが…三人に注目が偏った」
いち…じゅう…ひゃく………よんせん……よっ…4,116件…!?
他にも、轟さんには3,556件、爆豪さんには2,707件……飯田さんには301件、上鳴さんには272件、八百万さんには108件、切島さん68件、麗日さん20件、瀬呂さん14件の指名が入っていた
上鳴「だぁ…白黒ついた!」
青山「見る目ないよねプロ!」
八百万「さすがですわ、轟さん…」
轟「ほとんど親の話題ありきだろ…」
麗日「わああああ!」
飯田「うむ」
峰田「無いな!怖かったんだやっぱ」
緑谷「んん…」
相澤「これを踏まえ、指名の有無に関係なく…いわゆる職場体験ってのに行ってもらう。おまえらは一足先に経験してしまったが…プロの活動を実際に体験して、より実りある訓練にしようってこった」
砂藤「それでヒーロー名か…!」
麗日「俄然楽しみになってきたァ!」
相澤「まあ仮ではあるが、適当なもんは…」
ミッドナイト「付けたら地獄を見ちゃうよ!!学生時代に付けたヒーロー名が世に認知され、そのままプロ名になってる人多いからね!」
…ミッドナイト…先生…
相澤「ま、そういう事だ…その辺のセンスをミッドナイトさんに査定してもらう。俺はそういうのできん。将来自分がどうなるのか、名を付けることでイメージが固まりそこに近づいてく。それが「名は体を表す」ってことだ……「オールマイト」とかな」
私の…ヒーロー名は……>>12までから🎲
- 8二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 20:38:28
ニュークリアフューエル・プール
- 9二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 20:39:31
メルト・ダウン
- 10二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 20:42:55
水鳥(ミナドリ)(由来:前にB組女子と交友してる時にポニーに水鳥と間違えられてる時、芦戸に「雛鳥から成長して羽ばたく感じがして良い」と言ってくれたから)
- 11二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 20:43:52
リキッドガール
- 12二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 20:44:04
- 13二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 20:45:51
- 14二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 21:08:55
グレープジュースに寄せてきたな
- 15水島 着理25/11/02(日) 21:11:07
……え…エナジー…ドリンク…
ミッドナイト「どうして?」
…………活力を…みんなに…与えられるように……したいです…!
発表順はdice1d18=6 (6) +3番目
〜数分後〜
相澤「……さて。全員のヒーロー名が決まったところで、話を職場体験に戻す。期間は1週間、肝心の職場だが…指名のあった者は個別にリストを渡すからその中から自分で選択しろ。指名の無かった者は、予めこちらからオファーした全国の受け入れ可の事務所40件、この中から選んでもらう。それぞれ活動地域や得意なジャンルが異なる。よく考えて選べよ」
切島「俺ァ都市部での対・凶悪犯罪!」
蛙吹「私は水難に係わるところがいいわ」
4000件余りの中から……
相澤「今週末までに提出しろよ」
瀬呂「あと2日しかねぇの!?」
安価続きですが…職場体験先を>>20まで…!
グラントリノ、ウワバミ、フォースカインド以外ならオッケーです…!
オリジナルのヒーローにしたい人は「オリジナル」と言ってくれると作ってそうします…!
- 16二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 21:33:22
オリジナル
- 17二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 21:37:08
エッジショット
- 18二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 21:52:22
ヨロイムシャ
- 19二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 21:53:13
敢えてのサー・ナイトアイ
- 20二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 21:53:38
- 21水島 着理25/11/02(日) 22:06:40
- 22二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 22:09:57
サーか…
- 23二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 23:15:09
サーってことはミリオにも会うかこれ
- 24二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 00:42:08
サーを安価した者です。
サーのとこならユーモア身につけてもっと喋れるようになるかなと思ったのと、もっと死穢八斎会とフラグ立ててあわよくば討ち入りに参加させたいなあと思った訳です - 25二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 01:40:09
このレスは削除されています
- 26水島 着理25/11/03(月) 01:43:43
- 27二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 08:04:10
バブルガールとの相性良さそう
- 28二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 08:43:57
あらセク可愛
- 29二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 08:51:41
サーはもしかして
緑谷に諦めさせるために同学年である水島も鍛えて時期を見計らってワンフォーオールの継承者候補の一人にするつもりなのか…? - 30二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 14:06:56
保守
- 31二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 15:10:28
このレスは削除されています
- 32水島 着理25/11/03(月) 19:16:14
峰田「オイラはMt.レディ!」
蛙吹「峰田ちゃんやらしいこと考えてるわね」
峰田「ちっ…違うし!」
尾白「芦戸もいいとこまで行ったのに指名ないの変だよな」
芦戸「それー」
麗日「デクくんはもう決めた?」
緑谷「まずこの40名の受け入れヒーローらの得意な活動条件を調べて系統別に分けた後事件・事故解決件数をデビューから現在までの期間でピックアップして僕が今必要な要素を最も備えてる人を割り出さないといけないな……」
ひっ…
緑谷「こんな貴重な経験そうそうないし慎重に決めるぞそもそも事件がないときの過ごし方等も参考にしないといけないなああ忙しくなるぞうひょー…」
((芸かよ最早…))
芦戸「水島はー?もう決めたのー?」
………えっと…まだ……
葉隠「4000件くらいあるんだからねー…そりゃ迷うよねー!」 - 33水島 着理25/11/03(月) 19:25:59
〜放課後〜
……今の私には…足りないものがまだ多い……私が…もっと成長する為には…
通形「やあ」
…………え?…今…壁に顔あった…?
通形「体育祭優勝の1年って君だよね!?」
ひゃわあああああああっ!?
急に後ろから人が現れた
なっ…えっ……あ…あのっ…
通形「ビックリしたよね!?悪いことをしたぁー!!ビックリすると思ってやってるんだけどね!!」
わ…わた…私に……何か御用でしょうか…?
通形「サーが指名した1年生がどんなものか気になってね!まぁ優勝ってことはたくさん指名来てるだろうけどさ!検討くらいはしてくれよ!じゃ!」
……………消えた……なんだったんだろう…あの人… - 34水島 着理25/11/03(月) 19:33:23
〜翌日〜
緑谷「サー・ナイトアイ!?」
…えっと…緑谷さんなら…知ってると思って……どんな…ヒーローなんでしょうか…?
緑谷「どんなって…オールマイトの元・サイドキックだよ!指名もらえるなんてすごいや!」
…!…オールマイトの…元サイドキック……
……サー・ナイトアイ…自分にも他人にも厳しく…ストイックな仕事が有名なヒーロー……私なんかに…なんで指名を……
…怖くないと言えば、嘘になる……でも、怖いことから逃げているだけじゃ…きっとダメだ - 35水島 着理25/11/03(月) 19:47:19
〜そして、職場体験1日目〜
相澤「コスチューム持ったな。本来なら公共の場じゃ着用厳禁の身だ、落としたりするなよ」
芦戸「はーい!」
相澤「伸ばすな「はい」だ芦戸。くれぐれも失礼のないように。じゃあ行け」
〜ナイトアイヒーロー事務所〜
………ここが……サー・ナイトアイの…
画面越しに見た鋭い眼差しを思い出し、悪寒が走る
……ダメだ…逃げちゃ…!サー・ナイトアイ……いったいどんな…
事務所の扉を、開ける
バブルガール「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」
謎の機械に拘束され、くすぐられてる人がいた
…………………ひぇ… - 36二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 20:30:34
さて、何回くすぐられることか
- 37水島 着理25/11/03(月) 21:26:05
- 38二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 21:58:29
カァイイネ
- 39二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 23:15:54
1週間で水島ちゃんはどうなるのか
- 40二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 07:14:59
サー!!問答無用過ぎますサー!!!
- 41二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 08:08:57
直ぐ追い出そうとしないあたりサーは彼女に何か可能性を感じてるのは確かのようだ…
- 42二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 09:31:56
絵面だけ見れば事案じゃない?(初対面の女子高生を抱えて機械に拘束、説明なしでくすぐる)
- 43水島 着理25/11/04(火) 11:25:49
1分後、私は機械から解放された
……はぁ…はぁ……はひゅう……
通形「大丈夫かい?」
………あ…この前の…
サー「水島着理、私は元気とユーモアのない世界に、明るい未来はやってこないと考えている」
……?
サー「貴様を指名した理由、それは一重に貴様のユーモアが足りていないからだ」
……ゆ…ユー…モア…
サー「職場体験は1週間…だったな……ならばこうしようか。その1週間以内に、私を笑わせてみせろ」
……ナイトアイを……笑わせる……?
サー「では貴様に最初の仕事を課す。バブルガールとパトロールに行ってこい」
そう言って、ナイトアイは部屋の奥へと行ってしまった
初日のパトロールで起こるイベントを3つ募集します - 44二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 12:54:14
パトロールの最中
大金を積んだトラックがヴィランに襲われてそれをバブルガールと共にヴィランを捉える - 45二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 12:57:45
日常会話的なヤツでもオケ?
候補の中にヨロイムシャや竹下(ヒーロー名不明)やエッジショットも入っていてその三つのどちらかも迷ったが考えた結果やめた理由をバブルガールに話す - 46二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 13:00:20
街の子供にババロアとゆうスイーツが売ってる店を探してる女の子に会ってその女の子の為に一緒に店を探しているとゼリー状のヴィランに襲われる
- 47水島 着理25/11/04(火) 14:21:03
…ナイトアイを…笑わせるって……どうすれば…
バブルガール「大変だったねぇ…」
……バブルガール…さん…
バブルガール「まぁ、今はとりあえずパトロール頑張ろう!とりあえずヒーロー名聞いてもいいかな?」
は…はいっ…!エナジー・ドリンクです…!
バブルガール「よろしくね!エナジー・ドリンク!」
バブルガール「エナジーは…なんでウチに来たの?体育祭優勝って事は指名たくさんあったでしょ?」
そ…そうですね……ヨロイムシャとか…エッジショットとか……他にも…有名なヒーローからたくさん……
バブルガール「なおさらなんでウチに?こんな事言うのもなんだけど、サー、結構怖いでしょ?」
……怖い…です………でも…
バブルガール「…でも?」
私が…私なんかが…皆と並ぶためには……そこから逃げてちゃ…きっと追いつけないから……皆が1歩進むなら…私は2歩でも、3歩でも進まなきゃ…ダメなんです…
バブルガール「………なんか…サーがエナジー指名した理由、分かった気がするな」
…?それって…どういう……
何かが壁にぶつかる音と、悲鳴が聞こえてくる
バブルガール「おっと…事件だ……向かおう!エナジー!」
は…はいっ…! - 48水島 着理25/11/04(火) 14:36:16
現場へ向かうと、トラックが事故を起こしたらしく、建物の壁に突っ込んでいる
周囲を見てみると、トラックに複数の人間が群がり、トラックからお金を運び出していた
バブルガール「トラックの運転手…じゃないみたいだね…エナジーは避難誘導お願い!」
ば…バブルガールは……
バブルガール「敵の確保…!」
バブルガールはそう言って、敵に向かって走り出した
敵A「あ?んだあのヒーロー…」
敵B「1人で向かってくるたあ大した度胸じゃねえかあの女!」
敵C「やっちまおうぜアニキ!」
バブルガール「…「バブル」……!」
敵の攻撃をかわし、敵の1人の目に泡を当てる
敵B「…!?ぬおぉっ…目がっ…!」
他の2人が怯んだ隙を見て、バブルガールは後ろに回り、素早く抑え込む
バブルガール「はい!ごめんね!…エナジー!避難誘導済んだらこっち来て!拘束手伝ってくれる?」
は…はいっ…!
…すごい…これが………プロヒーロー…なんだ… - 49二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 15:03:27
泡で敵を怯ませる技術高いな…
- 50二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 15:05:03
弱いからこそ…臆病だからこそ…自分は2歩でも、3歩でも前へ進まなきゃ…か
- 51水島 着理25/11/04(火) 17:25:23
バブルガール「エナジー、ありがとねー!「粘着」の個性、便利だよね!」
……あの……私も…戦った方が…
バブルガール「あ…エナジー、今はダメだよ。まだ免許持ってないでしょ?資格未取得者が、保護管理者の指示なく個性で危害を加えること…それは立派な規則違反になるんだ…だからエナジーは…今はサーの許可がないと戦っちゃダメ!」
………早く…私も……強くなりたい…です…
バブルガール「雄英体育祭優勝って、十分強いと思うけど……ん…あの子…迷子かな…?」
バブルガールが指差す先には、辺りを見回す女の子が立っていた
バブルガール「ああいうのを助けるのも、立派なヒーローの仕事だよ!ほら、行こう!」
……へっ…わぁっ…
バブルガールに押されて、女の子の前に立つ
子供「…?」
バブルガール「キミ、どうかしたの?迷子?」
子供「ううん、スイーツ屋さんさがしてるの!」
……スイーツ…?
子供「うん、ババロアってスイーツ!お母さんにあげるの!」
バブルガール「なるほど道案内……エナジー、やってみようか!」
…え…あ……はっ…はいっ……!
子供「…おねーちゃん、だいじょーぶ…?」
……子供に…心配されてしまった…… - 52水島 着理25/11/04(火) 17:37:05
バブルガール「…あ、お店あった!こことかどうかな?」
あると…いい…ですね………ん…?
バブルガール「ん?エナジーどうかした?」
いえ……お店の中が…騒がしい気が───
バブルガールが店の戸を開けた瞬間、何かに店の中に引きずり込まれる
…!?…バブルガール……!
慌てて店の中に入ると…巨大な、ジェル状の男がバブルガールを掴んでいた
敵「…チッ…もう1人ヒーローがいやがったか…おい、動くなよ?動いたらこいつらをやっちまうぞ!おら、早く金詰めろ!」
そう言って敵は、捕らえた人質を締め上げようとする
………どうしよう……私は…どう…すれば……
ふと視線を下向けると、敵の真下に、誰かがいる
通形「PO………
敵「あ?」
通形「POWERRRRRRR!」
敵「ぬおぉっ!?」
その人は、あっという間に人質を抱えている敵の腕を弾き飛ばし、人質を解放してしまった
通形「1年生!君は人質の避難を!」
…はっ……はいっ…!
バブルガール「いったた…ごめんエナジー…油断してた…」
……あの…人…一人で……
バブルガール「大丈夫だよ!…彼は…通形ミリオは……サーも認める、No.1に最も近い男だから!」 - 53水島 着理25/11/04(火) 17:58:39
敵「一人で残るとは…舐めたマネしてくれんなガキがよ!!」
通形「それほどでも…」
次の瞬間、敵が通形先輩に右手を伸ばす
その右手は、確かに通形先輩に当たった
…………しかし
敵「なっ…当たって…ねえ!?」
通形「ないんだよね!」
瞬きした一瞬の間、いつの間にか通形先輩は、敵の後ろに回り込んでいた
敵「はっ!?いつ───」
通形「POWERRRRRRRRRR!!」
通形先輩が、敵を殴り倒す
通形「どうやら背面はジェル状じゃなかったようだ…1年生!拘束するから力を貸してくれるかい?」
…はっ…はい………
バブルガール「そろそろ時間だし、その敵引き渡したら事務所に戻ろうか!」
……敵を間近で見た時……体が…動かなかった…
…私は……一人じゃ…何もできなかった…… - 54二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 18:05:10
- 55水島 着理25/11/04(火) 21:06:15
〜翌日、職場体験2日目〜
……あの…ナイトアイ……
サー「なんだ?ギャグでも思いついたか?」
…いえ…そうではなく……
サー「質問は元気に一息で」
……っ……とっ…通形先輩が…あんなに強いのはなぜですか…!?
サー「……ミリオの強さの理由…それを何故私に聞く?」
……それは……通形先輩に戦い方を教えたのはナイトアイだって……先輩が…
サー「だから直接私に聞く…か……今日も貴様はパトロールのつもりだったが…予定変更だ。ミリオ」
通形「はい!何です?」
サー「水島に稽古をつけてやれ」
……え…
サー「ミリオにあって貴様にないもの…貴様には何が足りないのか……答えは自分で見つけ出せ」 - 56二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:47:13
爆豪に勝ってるあたり結構強い部類なんだよなこの子。
ただ比較対象が最もNo.1に近い男じゃそうもなるか。 - 57水島 着理25/11/04(火) 22:04:34
………通形先輩と…戦う…
通形「水島さん、どっからでもかかってきていいよね!」
…………雄英トップと…今の私……どのくらいの差が……
私が構えて……一気に突っ込む。今の私の出せる、最高速で
それを見てミリオさんが取った行動は………
目の前から、消えた
…………へ…?…あぐっ!?
次に自分以外の何かを認識した時、私は、地面にうずくまっていた - 58二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:10:59
やっぱBIG3の実力は伊達じゃないね
- 59水島 着理25/11/04(火) 22:50:29
通形「…とまあこんな感じなんだよね!」
……わけもわからずに…お腹殴られただけなんですけど……
通形「俺の個性、何かわかるかい?」
え…えっと……「瞬間移動」…ですか?
通形「ハズレ!答えは…「透過」さ!」
「透過」って……透けてるってこと…ですか…?
通形「そ!俺の個性は発動すると、あらゆるものをすり抜ける!」
……真後ろに…瞬間移動する原理は……「地面に落ちてる」…ってこと…ですか?
通形「鋭いね!その通り!質量のあるモノが重なり合うことはできないらしく…個性を解除すると弾かれてしまうんだよね。つまり俺は、瞬時に地上へ弾き出されてるのさ!」
………やっぱり…私なんかより……ずっとすごい個性……
通形「いや…サーの元で強い個性にしたんだよね。発動中は肺が酸素を取り込めないし、鼓膜は振動を、網膜は光を透過する…発動中は何も感じず、ただ落下の感覚だけがある…ということなんだ。この個性で上を行くために必要だったこと…それは……予測さ!」
……予測……
通形「そして予測を可能にするのは「経験」!…さて…そんなところでもう一回やるかい!?」
…………お願い…します…! - 60水島 着理25/11/04(火) 22:52:11
(本日はここまでです…!)
- 61二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 07:07:37
頑張れ着理ちゃん!
- 62水島 着理25/11/05(水) 12:49:44
〜数時間後〜
サー「……で…どうだった?」
完敗…でした……一撃も、入れられなかった……
サー「当然だ。貴様とミリオでは経験の量も、質も、何もかもが違う。そう易々と超えられるほど貴様は特別じゃない」
…………はい…
サー「………では、先に明日の仕事を言っておこう……センチピーダーと保須市へ向かえ」
へ…?ほ…保須?……ナイトアイは…
サー「私も後で向かう。それともうひとつ」
……な…なんでしょうか……
サー「保須市にいる間のみ…私の名において、緊急時の戦闘を許可する。そういうわけだ。今日は早めに寝るといい」
…………ナイトアイには…何が…見えているんだろう… - 63二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 13:01:31
これは路地裏のステイン戦が楽しみだ
- 64二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 14:44:58
つまり何かあれば脳無もしくはステインと戦えと
- 65二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 15:44:05
というか戦う未来が見えたんじゃないかな。初対面の時水島ちゃんに触れてるし。未来が変えられないなら戦闘許可は出しておく的な
- 66水島 着理25/11/05(水) 17:26:48
〜翌日・保須市〜
………着いた…保須…
センチピーダー「最長で3日…保須に出張しヒーロー活動をするとの事…サーは別件での仕事があるから、1日遅れてくるらしい」
………あの…どうして…保須なんでしょうか…?
センチピーダー「…水島さんは、「ヒーロー殺し」を知っているかい?」
…は…はい……過去に何人もヒーローを殺.害・再起不能にしたって言う…
センチピーダー「そのヒーロー殺しが、保須に現れるかもしれないらしいんだ」
…!?ヒーロー殺しが…?
センチピーダー「彼はこれまで7カ所の地域に出現し、必ず4人以上のヒーローに危害を加えている…保須で被害に遭ったのは、今のところインゲニウムのみだ。サーの見立てが正しければ、彼は再びこの地に現れる」
…………インゲニウムって…飯田さんの………まさか…ね…
保須での出張ヒーロー活動、起こるイベント2つ募集 - 67二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 18:23:54
パブルガールと一緒に仕事していた時のことを思い出しながらバブルガールの技をヒントに何か新しい必殺技を生み出せないか考える
- 68二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 18:26:08
サーを笑わせるようなギャグを思いつけないか前にA組女子とショッピングにいった時のことをヒントに何か思いつけないか考えていると空を飛ぶ脳無に突如として攫われる
- 69水島 着理25/11/05(水) 19:07:07
………うーん…
センチピーダー「どうしたんだい?水島さん」
…あ…いえ……考えることが…あまりにも多くて…
センチピーダー「…ああ、サーを笑わせるという条件かい?」
……それもありますが…初日に…敵に対して何もできなかったのが……
突如、爆発音が響く
敵A「どけどけぇい!!」
敵B「こんだけの金がありゃあ俺たちゃ最強だ!!」
敵C「邪魔する奴ら全員灰にしてやらあ!!」
センチピーダー「個性、「ムカデ」…「センチコイル」!!」
敵A「ぐぉっ!?」
敵C「んだこいつっ…!」
センチピーダー「ヒーロー殺し出現で警戒体制の中で…こうも派手にやるとは…」
敵B「くそっ…!」
センチピーダー「…!エナジー・ドリンク!すまない!1人頼む…!」
…え…!?…私…が……どうしよう……どうすれば……
敵B「どけえ!!」
《通形「この個性で上を行くために必要だったこと…それは……予測さ!」》
……予測……
《通形「そして予測を可能にするのは「経験」!」》
……私には…まだ経験が足りない…数少ない経験で…やれる精一杯を…!
初日のバブルガールの動きを思い出す。腕から、粘液を放出…敵の視界を覆う
敵「ぶわっ!?……くそっ…んだこれ…取れね──っ!?」
そこから通形先輩のように…素早く後ろに回り込み……粘液で腕を縛り…地面に…叩き伏せる…!
センチピーダー(ルミリオンの動きとバブルガールの動きを真似て……荒削りだが自分のものに昇華した…あの子は…いったい……) - 70水島 着理25/11/05(水) 19:15:18
センチピーダー「すまない。助かったよエナジー・ドリンク」
…い…いえ……私なんかが…
センチピーダー「………先程の君の動き…」
……?
センチピーダー「迷いがなかった。自分なら出来ると言う風な…自信…とはまた違ったような……」
……バブルガールと…通形先輩の動きを参考にしたんです……まず視界を潰して……意識外に回り込んで…即封じる……バブルガールより手間がかかってるし…通形先輩よりも遅いので…まだまだですけど……
センチピーダー(………戦闘の才能とはまた違う…一瞬だが、確かにこの子から…)
……あっ…パトロール…戻りましょう…!
センチピーダー(……途方もない殺意を感じた…この子は……何なんだ…?) - 71水島 着理25/11/05(水) 20:37:06
……あの…センチピーダー…
センチピーダー「…なんだい?」
ナイトアイって…どうやったら笑ってくれるんでしょうか…
センチピーダー「……どうやって…か…私自身ユーモアがある…と自信をもって言えるわけではないからね……ルミリオンの例になってしまうが、過去の出来事思い出や経験を元にしている時が一番楽しそうだよ」
…過去の……私が使える思い出といえば……A組のみんなと…遊びに行ったことくらい……
センチピーダー「…?爆発…?今日はよく事件が──っ!?エナジー・ドリンク!伏せろ!」
…え?
突如、何かに体を掴まれる
脳無「ホホッ」
…!?…これ…USJの…!?
センチピーダー「エナジー・ドリンク!!」
センチピーダーが腕を伸ばすが、ギリギリのところで、かわされた
そのまま、脳無は私を連れてどこかへ飛んでいく - 72水島 着理25/11/05(水) 21:29:38
いくらか進んだところで、地上へ落とされる
……え…わああああああああっ!?…ちゃっ…着地っ…!
粘液をクッションにして、何とか地面に着地する
……あの脳無…いった……い…
目の前に広がる光景に、愕然とした。辺り一面に火が広がり、2体の脳無が暴れ回っている
緑谷「水島さん!?」
…え…み…緑谷さん…!?
マニュアル「天哉くーん!?何でこんな時に限ってどっか行っちゃうんだ!!」
……あの人…飯田さんを…?
プロヒーロー「こら邪魔だよ!下がってて!私らが食い止めてる!警察の避難誘導に従いな!」
緑谷「わっ!すいっすいません!!」
……あの飯田さんが…どこかに行った…?こんな大事件を前にして…どうして…
《センチピーダー「彼はこれまで7カ所の地域に出現し、必ず4人以上のヒーローに危害を加えている…保須で被害に遭ったのは、今のところインゲニウムのみだ。サーの見立てが正しければ、彼は再びこの地に現れる」》
…インゲニウムって…確か……飯田さんの……
……緑谷さん…!
緑谷「…うん…!」
私と緑谷さんは、路地裏に向かって走っていった - 73水島 着理25/11/05(水) 21:40:58
……と…行っても…ヒーロー殺しが…保須市内のどこにいるか…
緑谷「…二手に別れよう…!水島さんはあっちをお願い!」
は…はいっ…!
飯田を見つけたのは…
dice1d2=2 (2)
1.緑谷より先
2.緑谷の後
- 74水島 着理25/11/05(水) 22:00:15
…!緑谷さんから…位置情報……江向通り4-2-10……あっち…!
緑谷さんの位置情報の方へ向かうと、赤くゆらめく炎が見えた。あれは…
ステイン「次から次へと…今日はよく邪魔が入る……」
轟「緑谷、こういうのは、もっと詳しく書くべきだ…遅くなっちまっただろ」
…轟さん…!?
飯田「轟くん…水島さんまで…」
緑谷「轟くん、何で君が…それに…左…!!」
轟「何でって…こっちの台詞だ。数秒意味を考えたよ。一括送信で位置情報だけ送ってきたから…意味なくそういうことする奴じゃねぇからな、おまえは、ピンチだから応援呼べってことだろ」
轟さんが、氷結で緑谷さんと倒れているプロヒーローを持ち上げる
轟「大丈夫だ。数分もすりゃ、プロも現着する」
そして炎で氷を溶かし、自分の後ろに3人を持ってくる
轟「情報通りのナリだな。こいつらは殺させねえぞ、ヒーロー殺し…水島、3人を守っててくれ」
は…はいっ…!
ステイン「……おまえ…何故自分を偽っている?」
……………え…
轟「…?急に何言って…」
ステイン「おまえじゃない…後ろのおまえだ」
………私…? - 75水島 着理25/11/05(水) 22:09:25
…な…何を……
轟「…水島聞くな」
ステイン「何故臆病なふりをしている?……俺にはわかる…おまえにあるのは…果てしない憎悪と、殺意だ」
………憎悪と…殺意……
緑谷「……水島さん…?」
息が、荒くなる。動悸がする。体が、震える
…恐怖じゃ…ない……ヒーロー殺しの言葉で…少し思い出した…
《………自分をただの人だと勘違いしていたか?…おまえと──は…》
……私は…
《壊す為に、生まれてきたんだ…
───────No.XX 【Drink in──】
(本日はここまでです…!) - 76二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:10:46
曇らせか!?曇らせなのか!?
FOOOOOOOOO!!!!!! - 77二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 07:32:25
お前と、で切れてるってことはもう1人いる……?
- 78水島 着理25/11/06(木) 12:24:16
《着理の夢は何?……私?私はね───…》
………あの子は…何て言ったんだっけ……
……私は……何て言ったんだっけ…
ステイン(……先刻までの殺意が嘘のように静まり返った…萎縮したか…それとも……)
緑谷「水島…さん…?」
僕を見下ろす水島さんの目は……暗く、冷たいものに感じた
水島さんが、ヒーロー殺しの方を向く。そして……
……………
ステイン「…ッ!?」(いつの間に目の前へ…!?)
ヒーロー殺しが刀を振る。水島さんは瞬時に動きを止め、飛び上がった
ステイン(…!消えて……いや…上か!)
轟「何だありゃ……」
飯田「空を…走っている?」
緑谷(足から粘度の強い粘液を放って足場にしているんだ……個性の使い方や熟練度が、体育祭の時と比べ物にならない……職場体験で成長した…?いや…でも…そんな爆発的に…!?)
ステイン「…小癪な……っ…!?」(これは…粘液…?いつの間に……先程近づいた時か…!)
ステイン「…………………」
敵が刃を振るより早く、水島さんが、拳を叩き込む
誰も、言葉は出なかった。時間にして数秒…しかし……
今この場にいた全員が、彼女の動きに…目を奪われていた - 79水島 着理25/11/06(木) 12:34:53
ステイン「………ハァ…」
………っ…!?
水島さんの動きが止まる
ヒーロー殺しに視線を戻すと、懐に仕込んだナイフに付着した血を舐めていた
ステイン「あの一瞬で…俺の動きを完全に読み切り…本気で殺しにかかる動きだった…」
緑谷「轟くん!!」
轟「………!…っ!!」
轟くんが我に帰り、氷壁を放つ。ヒーロー殺しはそれを足場にし、真上に飛んだ
緑谷(ダメだ、やられる…!僕が動かなくちゃ……あれ…!?)
ステイン「おまえたち二人も…良い」 - 80二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 12:36:26
タイトルの【Drink in──】の──はなんなんだ?
- 81水島 着理25/11/06(木) 12:44:39
壁を駆け上がり、ヒーロー殺しを捕らえる
轟「緑谷!」
緑谷「なんか普通に動けるようになった!」
轟「時間制限か…?」
ネイティヴ「いや…あの子が一番後にやられたハズ…!」
ステイン(こいつ…Oか…)
一撃喰らって、僕は地面に転げ落ちる
轟「下がれ緑谷!!」
緑谷「…ゲホッ…ゴホ……血を摂り入れて動きを奪う…僕だけ先に解けて…水島さんがまだ動けないってことは…」
轟「考えられるのは3パターン…摂取量か…上限があるか…血液型によって差異が生じるか……」
ネイティヴ「血液型…俺はBだ」
飯田「僕はA……」
ステイン「血液型……ハァ…正解だ」
緑谷「わかったとこでどうにもなんないけど…」
轟「さっさと三人連れて撤退してえとこだが…氷も炎も避けられるほどの反応速度だ、そんな隙見せらんねえ。プロが来るまで近接を避けつつ粘るのが最善だと思う」
緑谷「轟くんは血を流しすぎてる。僕が奴の気を引きつけるから、後方支援を!」
轟「相当危ねえ橋だが…そだな。守り切るぞ」
ステイン「2対1か…甘くはないな…」
飯田「…止めてくれ…もう……僕は…」
ヒーロー殺しの動きが、一段と早くなった。本気で僕らを倒す気だ
緑谷「ぎゃ!!…っ…ごめんっ轟くん…!」
轟「…ッ…やめて欲しけりゃ立て!なりてえもん、ちゃんと見ろ!!」 - 82二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 12:52:01
緑谷視線はこのスレ内では多分初!!
- 83水島 着理25/11/06(木) 12:59:32
飯田(何が…ヒーロー……友に守られ、血を流させて!…罪を思い知らせんが為に…僕は兄の名を使った……入試から何も変わっちゃいない…目の前の事だけ…自分の事だけしか見れちゃいない!)
……!…意識…失ってた…?
体が動かない。ふと手を見ると、刃で切られた跡がある
…これ…ヒーロー殺しの…?……そうだ…ヒーロー殺しは…みんなは…
飯田(おまえの言う通りだ、ヒーロー殺し。僕は…彼らと違う…未熟者だ…足元にも及ばない…!それでも…)
ステイン「氷に、炎…」
轟(っ…んで避けられんだよコレが!)
ステイン「言われたことはないか?個性にかまけ挙動が大雑把だと」
轟「化けモンが…」
飯田(今ここで立たなきゃ…二度と!もう二度と彼らに…兄さんに…追いつけなくなってしまう!)「レシプロ…バースト!!」
ステイン(速い…!)
緑谷「飯田くん!」
轟「解けたか。意外と大したことねえ個性だな」
飯田「轟くんも緑谷くんも…水島くんも、関係ない事で…申し訳ない」
緑谷「またそんな事を…」
飯田「だからもう、二人にこれ以上血を流させるわけにはいかない」
ステイン「…感化されとりつくろおうとも無駄だ。人間の本質はそう易々と変わらない。おまえは私欲を優先させる贋物にしかならない!英雄を歪ませる社会のガンだ。誰かが正さねばならないんだ!」
轟「時代錯誤の原理主義だ。飯田、人殺しの理屈に耳を貸すな」
飯田「いや…言う通りさ。僕にヒーローを名乗る資格など…ない。それでも…折れるわけにはいかない…俺が折れれば、インゲニウムは死んでしまう」
ステイン「論外」
…救けに……行かないと……
体は…今、動くようになった - 84水島 着理25/11/06(木) 16:20:00
轟さんが、ヒーロー殺しに炎を放つ
ネイティヴ「馬鹿っ…!ヒーロー殺しの狙いは俺とその白アーマーだろ!応戦するより逃げた方がいいって!」
轟「そんな隙を与えてくれそうにないんですよ。さっきから明らかに様相が変わった…奴も焦ってる」
……やああああっ!!
ヒーロー殺しに粘液を放つ
ステイン「…!チィっ!」
轟(水島の方も効果切れ…血液型っつう不確定要素に近接必須…おまけに持続時間の短さ…個性だけ見りゃ特別強力ってわけでもねぇ。多対一なんて最も苦手なパターンだろう…プロが来る前に、飯田とこの人を殺そうと躍起になってるんだ…物怖じちてくれりゃと伝えた情報が、逆に奴に本気を出させちまった…イカれた執着…)
飯田(…!いかん…レシプロが切れる…!さっきの蹴りで冷却装置が故障したか…!?)「轟くん!温度の調節は可能なのか!?」
轟「左はまだ慣れねえ。何でだ!?」
飯田「俺の脚を凍らせてくれ!排気筒は塞がずにな!」
緑谷「…水島…さん……」
…!緑谷さん…!!
緑谷「轟くんの氷を飛んで奴に近づく…粘液で足場を広げて…!」
…でも…緑谷さん…その脚で……!?
緑谷「まだ…動ける…!」
飯田(ありがとう…轟くん!戦うんだ!腕など、捨ておけ!)「「レシプロ…エクステンド!!」」
飯田(今は…脚が…)
緑谷(今は…拳が…)
((あればいい!)) - 85水島 着理25/11/06(木) 16:26:40
緑谷「…っ!?」(出力少しオーバーした!?折れてはいない…よな!?)
ステイン「………!!」
ヒーロー殺しが、飯田さんに刀を振るう
…!まだ余力が…!
轟「たたみかけろ!!」
飯田「おまえを倒そう!今度は…!犯罪者として……ヒーローとして!!」
飯田さんの蹴りと、轟さんの炎が、同時に直撃する
ステイン「…がっ……」
轟「水島!着地!」
は…はいっ…!
轟さんの氷結に合わせて、粘液を放出。緑谷さんと飯田さんを安全に着地させる
轟「立て!まだ奴は……」
…ヒーロー殺しは、動きを止めていた
緑谷「…さすがに気絶してる…?っぽい…?」
轟「…じゃあ拘束して通りに出よう…水島、一応粘液で拘束しといてくれ。他に縛れそうなもんも探す」
…はいっ…
緑谷「念の為武器は全部外しておこう」
飯田「…………」 - 86水島 着理25/11/06(木) 17:02:04
轟「さすがごみ置き場。あるもんだな…」
飯田「轟くん、やはり俺が引く」
轟「おまえ腕グチャグチャだろ」
ネイティヴ「悪かった…プロの俺が完全に足手まといだった…」
緑谷「いえ…一対一でヒーロー殺しの個性だともう仕方ないと思います…強すぎる…」
轟「四対一の上に、水島のアレ…こいつ自身のミスもあってギリギリ勝てた……そういや水島…」
…は…はい……
轟「ヒーロー殺しに対しての初撃……明らかに普段と様子が違った。職場体験で何かあったのか?」
………いえ…少しだけ…思い出したんです……
緑谷「…USJの時も言ってたよね…「個性の使い方を思い出す」って…ねぇ、水島さんの個性っていったい──」
………あくまで…思い出したのは…少しですが……
……私の…個性は……私は……殺す為の…壊す為の…ものなんです…… - 87水島 着理25/11/06(木) 17:10:45
轟「…今…なんて言った…?」
緑谷「…壊す為って……それじゃあまるで──」
グラントリノ「む!?んなっ…小僧!何故おまえがここに!」
緑谷「…!グラントリノ!」
突如現れたおじいさんが、緑谷さんの顔を蹴る
グラントリノ「座ってろっつったろ!」
緑谷「グラントリノ…!」
グラントリノ「まァ…よぅわからんが、とりあえず無事なら良かった」
緑谷「グラントリノ…ごめんなさい…」
おじいさんに続いて、プロヒーローが続々と集まってくる
プロヒーローA「細道…ここか!?」
プロヒーローB「エンデヴァーさんから応援要請承った…んだが…子ども…!?」
プロヒーローC「酷い怪我だ!救急車呼べ!」
プロヒーローD「おい、こいつ…ヒーロー殺し!?」
轟「あいつ…エンデヴァーがいないのは、まだ向こうは交戦中ということですか?」
…そうだ…向こうにまだ脳無が……
プロヒーローA「ああ!あの敵に有効でない奴らがこっちの応援に来たんだ」
飯田「……三人とも…僕のせいで、傷を負わせた…本当に済まなかった…何も…見えなく…なってしまっていた…!」
………飯田さん…
緑谷「僕もごめんね、君があそこまで思いつめてたのに…全然見えてなかったんだ…友達なのに」
轟「…しっかりしてくれよ、委員長だろ」
飯田「…うん……」
グラントリノ「…!伏せろ!」
…え?
dice1d2=1 (1) (2で…)
- 88水島 着理25/11/06(木) 17:19:08
一体の脳無が、飛来してくる
プロヒーローA「敵!エンデヴァーさんは何を……」
飛来してきた脳無は、真っ直ぐ突撃して…緑谷さんを掴んだ
……!?
飯田「緑谷くん!」
グラントリノ「速い!いかん…あまり上空にいかれると…俺の個性じゃ届かなくなる!」
プロヒーローA「やられて逃げてきたのか!」
…マズイ…緑谷さん…!!
………脳無の動きが、止まる。
ステイン「偽物が蔓延るこの社会も…徒に力を振り撒く犯罪者も…粛清対象だ…ハァ…ハァ……全ては…正しき社会の為に」
……緑谷さんを…助けた…?……なんで…
エンデヴァー「何故ひとかたまりで突っ立っている!?そっちに一人逃げたはずだが!?」
プロヒーローA「…!エンデヴァーさん!あちらはもう!?」
エンデヴァー「多少手荒になってしまったがな!…して…あの男はまさかの…」
ステイン「…エンデヴァー…」
エンデヴァー「ヒーロー殺し!」
グラントリノ「…!?待て!轟!」
ステイン「…贋物…」
………ひっ…
ステイン「正さねば……誰かが…血に染まらねば…「英雄」を取り戻さねば!…来い…来てみろ贋物ども…俺を殺していいのは…本物の英雄…オールマイトだけだ!!」
…………………
エンデヴァー「…!気を…失っている…」 - 89水島 着理25/11/06(木) 17:33:59
〜一夜明け、保須総合病院〜
センチピーダー「…そんなことが…すまなかったね…避難誘導や市民の救助で手が回らなかった…」
…センチピーダーのせいじゃ…ないです……
……ヒーロー殺しとの邂逅で、少しだけ思い出した記憶……
私は……壊す為に生まれてきた……
………私は…本当に…ヒーローを目指しても…いいのかな……
サー「随分と暗い顔をしているな」
…!…ナイトアイ……
ナイトアイはこちらに近づき……頭を深々と下げた
……え……何で…
サー「…すまなかった……私は「視た」上で…あれが最善だと思った……私はまた…未来を変えることはできなかった……」
………………
サー「…今日一日は病院だろう……身体も…心も…休めるといい」
……はい…
ナイトアイが去ってしばらく後、緑谷さんたちが私の病室にやってきた
緑谷「水島さん…怪我は大丈夫?」
…はい…軽い怪我なので……皆さんの方こそ…
轟「…それより…話してくれねえか?…昨日、あの時…言おうとしたこと」
………本当に…少ししか思い出せないのですが……話せる限り、話します
(本日はここまでです…!) - 90二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 19:23:31
着理ちゃんは何を思い出したのか……
- 91二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 20:35:37
ワクワク
- 92二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:31:29
ソワ( •ω•` 三 ´•ω•)ソワ
- 93二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 07:32:46
何があった着理ちゃん……
- 94水島 着理25/11/07(金) 12:26:50
………私は……誰かによって「作られた」人間…みたいです…
轟「…作られた…?」
緑谷「人造人間…ってことなの?」
………いえ…それとは少し違う…ような気がします…
飯田「気がする…と言うことは、それはまだわからないという認識でいいのか?」
はい……ごめんなさい……それで…私が作られた目的は………昨日言った通り、殺す為、壊す為に作られたもの…なんです……
轟「……「何を殺す為、何を壊す為」かも思い出せねぇのか?」
……ごめん…なさい……本当に少ししか思い出せず……でも……朧げな記憶の中にあるのは……幾百、幾千の…戦いの記憶…です…
緑谷(使い方を思い出した後の個性の熟練度が高いのは…その戦いの記憶を思い出しているから…?)
……確証はないです……けど…きっと…私は……もう何人もの人を手にかけている……今の記憶では…そういう…罪悪感だけが…残っているんです……
《ステイン「あの一瞬で…俺の動きを完全に読み切り…本気で殺しにかかる動きだった…」》
飯田「…………」
緑谷「記憶が定かじゃないなら…まだ間違いって可能性も……」
……仮に…そうだとしても……何かを殺す為に…壊す為に生まれた私なんかに…ヒーローを目指す…資格なんて……雄英にいる資格…なんて…
轟「資格がねえなんて、言わせねえぞ」
………轟…さん…? - 95二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 12:38:22
- 96水島 着理25/11/07(金) 14:24:23
轟「おまえの過去何があったのかは知らねえし……過去を見ないことにしろとも言えねえ…けど…今のおまえ自身を否定することは、してほしくない」
…………轟…さん…
緑谷「…そうだよ…!たとえ作られた目的が壊す為でも…今水島さんは、その力を「守る為」に使ってる…誰が何の目的で作ったのか、今はまだわからないなら…自分で目的を見つけていけばいいんだよ」
…緑谷…さん……
飯田「君が何者であれ、A組の学友であることは変わらない。罪悪感に苛まれるなら、僕らが支えになろう」
…………………あれ…?
視界が滲む……今、私…泣いてる…?
緑谷「!?み…水島さん!?大丈夫!?」
……ぐすっ…だ…大丈夫…です………ありがとう…ございます…皆さん…
…もう少しだけ…ここにいてもいいかもしれない…私が…少しでも……私を赦せるようになったら…その時は……
───────────
〜???〜
ステイン『正さねば……誰かが…血に染まらねば…「英雄」を取り戻さねば!』
…………あっ、動画削除されそう。イタチごっこなのに飽きないなぁもう…
軽く伸びをしながら、私は机に転がっていた飴を手に取り、包装紙を剥がして、咥える
…にしても…ヒーロー殺しねぇ…時代遅れも甚だし……ん?…ここに映ってるの……
画面の端に映る顔に、見覚えがあった。その顔は…
………………着理?
私が殺したはずの、女の顔だった - 97二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 19:14:50
- 98二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 19:16:25
水島さん…いい仲間に巡り会えて良かった…!
- 99水島 着理25/11/07(金) 21:48:05
〜翌日・職場体験5日目〜
サー「ケガの調子はどうだ?」
もう…大丈夫です……お医者さんも……大丈夫だって…
サー「そうか。今日一日は保須でヒーロー活動を行う。パトロールに行くぞ」
5日目、起こるイベント3つ募集 - 100二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 21:52:37
サーに自分が無茶したことを謝る
- 101二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 23:07:28
トガちゃんと遭遇(戦闘はしない)
- 102二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 00:31:48
5日目終わりにミリオが環とねじれの3人でリモート通話していた現場をこっそり見ていたらミリオにバレて強制参加させられるハメに
- 103二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 02:32:27
一応保守
- 104二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 09:03:48
ミリオ達がリモートで連絡とってんのなんか微笑ましいな
- 105二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 09:04:50
- 106二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 09:06:51
- 107二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 15:38:33
記憶か……のまれるなよ……
- 108水島 着理25/11/08(土) 17:39:13
………ナイトアイ…パトロール前に…少しだけいいですか…?
サー「なんだ?」
…改めて…謝らせてください……ヒーロー殺しと戦って…ナイトアイに…頭まで下げさせて…私なんかが……ごめんなさい…
サー「……水島」
……はい……
サー「私を笑わせると言う目標、忘れてはいないだろう?謝るばかりでは私を笑わせることはできないぞ」
…!……ご…ごめんなさい…
サー「無駄話は終わりだ。早くパトロールに行くぞ」
は…はいっ!!
サー「昨日の今日で、流石に暴れる敵はいないな……センチピーダーやミリオとも合流するか」
…あれ…バブルガールは…
サー「事務所の方を任せている。あちらを開けるわけにもいかんのでな。次はあちらの方へ向かうぞ」
あ…はい……
サーの方へ向かおうとすると、誰かとぶつかってしまう
「わっ…」
あっ…ご…ごめんなさい…!怪我はありませんか…!?
「いいえ、大丈───…!」
dice1d2=1 (1)
- 109水島 着理25/11/08(土) 18:01:27
………?どうか…しましたか…
(血の匂い……刺したい…!)
サー「エナジー・ドリンク?」
「…!」
サー「…市民とぶつかるのはいただけないな。もっとよく周りを見ろ」
す…すみません…!…貴方も…申し訳ございませんでした…
「……………」
女の人は、立ち上がってその場を去っていった
………?
サー「どうかしたか?」
いえ…なにも……
トガ「…ステ様がいた保須に来たら…凄い子がいました……とても濃い血の匂い…エナジー・ドリンク……お友達になりたいなぁ…」 - 110水島 着理25/11/08(土) 18:33:06
通形「サー!お待たせしました!」
センチピーダー「こちらも異常ありませんでした」
サー「そうか…日も暮れてきたことだ。残りは保須のヒーローに任せるとしよう。明日早朝に事務所へ戻る。ホテルを取ってある。ミリオ、水島、おまえたちは先にホテルへ戻っていろ」
〜ホテル内〜
…お風呂……いいお湯だった……ん……通形先輩…誰かと話してる…?
『へ〜!その子どんな子なの!?ねぇねぇ教えて!気になるの!』
『波動さん……詮索しすぎるのは…』
……いったい誰と……
通形「んー…環みたいな子かな!」
『……俺?』
『そうなんだ〜!どんなところが天喰くんみたいなの!?』
通形「恥ずかしがりで、緊張しいで…でも……人を救ける気持ちは、誰にも負けてない」
『…確かに!天喰くんと似てるね〜!』
『二人ともやめてくれ…俺はそんな大それた人間じゃ…』
通形「それが……この水島さんさ!」
……!?…ば…バレてた…!?
通形「そんなとこいないで、君もこっちきなよ!」
『わ〜!あなたが水島さん!?ねぇねぇ、お話ししようよ!私気になるの!』
『…お…俺たちでよければ…』
会話の内容↓2つ - 111二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 18:47:43
- 112二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 18:50:06
波動が水島に「普段着はどうしてるの?」の話題を降ってきて数分話した後に水島がA組女子と服を買いに行ったことも話す
- 113二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 18:51:52
- 114水島 着理25/11/08(土) 21:27:31
>>111の振り方が思いつかなさすぎるので>>112と>>113にさせてください…本当にごめんなさい…
波動『私波動ねじれ!』
…あ…えっと…水島着理です……よろしく──
波動『ねぇねぇ!水島さんの個性は何?』
えっと…私の個性は──
波動『あ、水島さんA組だよね?A組はこの前敵に襲われたって聞いたけど大丈夫だった?A組ってどんな子がいるの?』
…え!?…えっとA組は……
波動『水島さんは何でナイトアイの事務所に職場体験に行ったの?ねえねえ答えて!気になるの!』
あ…あえ……えっと…それは……
天喰『波動さん…一度にいっぺんに質問するのはよくない…ミリオたちは明日早いとも聞いた…質問はひとつに絞ろう……』
波動『ひとつ…ひとつかぁ…う〜ん……』
天喰『水島さん…大丈夫かい…?』
……びっくり…しました……
天喰『…えっと…じゃあ俺から質問ひとつ…いいかな?』
あっはい…!
天喰『水島さんは…どうして…ナイトアイの事務所に…?』
……少しでも…私が…私に自信を持てるように……
天喰『…自信?』
…皆さんに追いつく為に……皆さんより何歩も歩く為に…私は……ここに来ました…
天喰『……ミリオ…この子は……』
通形「…?」
天喰『強い子だね…』
通形「だろ!」
- 115水島 着理25/11/08(土) 21:42:53
波動『あ!質問思いついた!ねぇねぇ!聞いていい!?』
…!?あっ…えっと…はい……
波動『水島さんのそれって部屋着?普段着はどんな感じなの?』
……私服…だいたいこんな感じです…
波動『変わった服〜!』
ゔっ…!
天喰『崩れ落ちた…!?』
通形「水島さん!!俺素敵だと思うよその服!ユーモアがあっていい!」
……いいんです…無理に励まそうとしなくて……
波動『水島さんの私服は全部そんな感じなの?』
……あ…でも……前にA組の皆さんと買い物に行った時に…かわいい服を…買いました……こ…こんな感じの…
波動『お〜!可愛い服だ〜!!』
…私なんかには…勿体無いんですけど……
波動『なんで?水島さんも可愛いよ!』
かわっ…!?……あ…ありがとう…ございます……
通形「……おっと…そろそろ寝ないとサーに怒られるかな?じゃあそう言うことで!」
天喰『おやすみミリオ、波動さん、水島さん』
波動『おやすみー!!』
…………
通形「…面白い人たちだっただろ?」
………はいっ… - 116水島 着理25/11/08(土) 22:02:21
〜翌日〜
バブルガール「あ、皆さんただいまー!」
サー「それで水島」
は…はいっ…!
サー「先ほど新幹線の中で言っていた…「新しくできるようになったこと」とは何だ?」
…今…見せます…!
全身の力を抜き、ゆっくりと足に意識を集中させる…
そして、一気に力を込めて、走る
バブルガール「…!?空中走ってる!?」
通形「凄いね!どうやってるんだいそれ?」
着地の衝撃を粘液で相殺し、地面に降り立つ
…えっと……まず足を浮かせて…足から粘度の強い粘液を出します…それを足場にして…まず一歩……次の足を前に出して…地面につく前に足場を作って…それを繰り返すって感じで……
サー「ヒーロー殺しとの戦いで掴んだか?」
……いえ……掴んだ…と言うより…これだけ……思い出せたんです…
サー「…………では今日はその修練に励むといい」
…?パトロールは……
サー「あと2日でできることも限られているだろう。今は己の研鑽に励め」
…は…はい……
通形「よし!じゃあ俺も付き合うよ!」
よ…よろしく…お願いします…! - 117水島 着理25/11/08(土) 22:21:26
〜数時間後〜
………うぅ…
通形「ヒーロー殺しとの戦いで強くはなったんだろうけど、まだまだなんだよね!」
………まだ…遠い……
通形「でも、空中走るそれ!機動力はすごく高くなったよね!」
…あとは…攻撃……通形先輩の個性は「透過」…攻撃時に拳が私を透けないってことはその瞬間は解除してるってこと…そこにカウンター的に合わせれば…でも通形先輩の攻撃力に勝たなきゃ……ああ…課題がまだある……
通形(飲み込みと成長が早い……サーが指名した理由、わかる気がする)
と…通形先輩!もう一回お願いします…!
通形「うん!いくらでも付き合うよ!」
(本日はここまでです…!) - 118二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 06:54:45
無理はせずに進んでこうな
- 119二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 08:28:00
水島もいずれ個性でシャボン玉を作って活用する技とか生み出しそう
- 120二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 12:17:15
水島さんもスレ主さんも頑張れ!!
- 121水島 着理25/11/09(日) 15:52:39
〜翌日・職場体験最終日〜
サー「今日が職場体験最終日だな。私を笑わせることはできそうか?」
…………………
サー「…よし、今ここで笑わせてみろ」
え…え…!?
サー「どうした?早くしろ」
あ…えっと……………ふ…ふへ……
通形「…?」
バブルガール「………」
センチピーダー「……」
サー「………………」
……え…えっと……キリッと…してみました…着理だけに…
サー「…………………」
通形・バブルガール((滑った…!))
泣きそうになる私を尻目にナイトアイは私の肩に手を置き、私を見て言う
サー「貴様に最後のチャンスをやる」
……え…?
サー「そうだな……この印鑑にしよう」
……あの…何を…
サー「3分、今から3分以内に、私からこの印鑑を奪ってみせろ」
…!?ナイトアイから…!?
サー「他3人は退出を」
通形「あっはい」
サー「元気がないな?」
「「「イエッサー!」」」 - 122二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 15:53:58
水島さんの普段着を見せれば行けたかもなのに…!
- 123水島 着理25/11/09(日) 16:08:27
………3分で…ナイトアイから印鑑を奪う……でも…ナイトアイの個性って…
サー「長考する暇があるのか?」
っ…今は…やるしかない…!
一瞬で、ナイトアイの懐に入る
サー「正面奪取……動きが単純だ」
…!…やっぱり、見られてる…「予知」で……でも…!
サー「背後から足場を作り奇襲。そして…頭上」
…くうっ……
サー「貴様も理解しているだろう。視えているものは変わらん。何秒後でも、何分後でも、何時間後でも……貴様がどこで何をしているか、私には全て視えている」
…やぁっ!!
サー「苦し紛れの粘液…に隠れて接近」
………!?…これも見えて…いや……私の動きだけが見えてる…?
サー「……………」
…………勝つ為には…これしかない…!
私はナイトアイに、特攻し続けた - 124水島 着理25/11/09(日) 16:10:35
〜2分30秒後〜
…はぁっ…はぁっ……
サー「……一旦距離を取り、焦燥か…もうそんな余裕はないと思うが?粘液に隠れての特攻も、そろそろ見ずとも対処できるぞ?さぁ残り30秒だ」
……………やっぱり…
サー「無理だった、か?」
……やっぱり、油断してくれた
サー(…?この動きは…水島、何をして───…!)
「リキッドフィールド」…!
ナイトアイの周囲に撒かれていた大量の粘液が、彼に襲いかかる
見れるのが私の動きだけだって言うなら…私が放出した粘液が「どうなるか」は見えてない…!拘束さえすれば…こっちのもの!!
サー「…っ…!」
ナイトアイの動きが止まった。すかさず距離を詰め、狙いを定める
負けられないんだ。私が、皆に並ぶ為に…少しでも…私が私を赦せるように!!
っ…やああああああああ!!
dice1d3=3 (3)
- 125水島 着理25/11/09(日) 16:28:01
サー「…!!」
…だっ…あっ…ぐへっ!!
勢いそのまま、転がって壁に激突する
サー「……………3分だ」
恐る恐る手を開く。私の手の中には、印鑑が握られていた
…やった……やったぁ…!
サー(絶えず特攻することで水島のみに意識を集中させ、私に粘液を悟らせなかった…見事だ)
通形「失礼しまーす!」
バブルガール「って粘液すごっ!どうしたんですかこれ!!」
センチピーダー「水島さん、大丈夫かい?」
は…はい…大丈夫です……
サー「見事だ、水島。結局私を笑わせることはできなかったわけだが…結果として貴様は私の出した課題をクリアした」
…………
サー「私を笑わせると言う課題は…「次」に取っておくとしよう」
…へ?…次って…
サー「2年時に仮免許を取得してまた来るといい。その時こそ、私を笑わせてみろ。その印鑑は土産にでもするといい。これで職場体験は終了だ。ミリオ、彼女を送ってやれ」
通形「はい!」
…………ありがとう…ございます……次こそ…必ず…!
私の職場体験は、少しの記憶と、喜びで幕を閉じた - 126水島 着理25/11/09(日) 18:21:37
〜翌日・雄英高校〜
瀬呂「アッハッハッハ!」
切島「マジか!マジか爆豪!!」
爆豪さん…その髪型……
爆豪「笑うな…クセついちまって洗っても直んねえんだ…おい笑うなブッ殺.すぞ!」
瀬呂「やってみろよ8:2坊や!!」
切島「アッハハハハハハ!」
爆豪「んだとコラァ!!」
…も…戻った…
芦戸「へえー!敵退治までやったんだ!うらやましいなー!!」
耳郎「避難誘導とか後方支援で、実際交戦はしなかったけどね」
芦戸「それでもすごいよー!」
蛙吹「私もトレーニングとパトロールばかりだったわ。一度密猟者を捕らえたくらい」
芦戸「それすごくない!?」
蛙吹「お茶子ちゃんはどうだったの?この一週間」
麗日「とても…有意義だったよ」
蛙吹「目覚めたのね、お茶子ちゃん」
耳郎「バトルヒーローのとこ行ったんだっけ?」
上鳴「……たった1週間で変化すげえな…」
峰田「変化?違うぜ上鳴。女ってのは…元々悪魔のような本性を隠し持ってんのさ…!」
上鳴「Mt.レディのとこで何見た…」 - 127水島 着理25/11/09(日) 18:24:07
上鳴「俺は割とチヤホヤされて楽しかったけどなー…ま、一番変化というか大変だったのは…お前ら4人だな!」
瀬呂「そうそうヒーロー殺し!命あってなによりだぜ、マジでさ」
八百万「…心配しましたわ…」
ご…ごめんなさい……
上鳴「エンデヴァーが救けてくれたんだってな!さすがNo.2だぜ!」
轟「…そうだな。救けられた」
緑谷「うん…」
尾白「俺、ニュース見たけどさ…敵連合とも繋がってたんだろ?もしあんな奴がUSJ来てたらと思うとゾッとするよ…」
上鳴「でもさあ…確かに怖えけどさ、尾白動画見た?アレ見ると一本気っつーか執念っつーか…かっこよくね?とか思っちゃわね?」
緑谷「…!上鳴くん…!」
上鳴「え?あっ…飯…ワリィ!」
飯田「いや…いいさ。確かに信念の男ではあった…クールだと思う人がいるのもわかる」
………
飯田「ただ奴は信念の果てに粛清という手段を選んだ。どんな考えを持とうともそこだけは間違いなんだ…俺のようなものをこれ以上出さぬ為にも!改めてヒーローへの道を俺は歩む!!さぁそろそろ始業だ!席につきたまえ!!」
…飯田さん……かっこいいな……
常闇「五月蝿い…」
上鳴「なんか…すいませんでした…」 - 128水島 着理25/11/09(日) 18:27:31
〜運動場γ〜
オールマイト「ハイ私が来た。ってな感じでやっていくわけだけどもね、ハイヒーロー基礎学ね!久しぶりだ少年少女!元気か!?」
上鳴「ヌルッと入ったな」
切島「久々なのにな」
蛙吹「パターンが尽きたのかしら」
オールマイト「職場体験直後ってことで今回は遊びの要素を含めた…救助訓練レースだ!」
飯田「救助訓練ならUSJでやるべきではないのですか!?」
オールマイト「あすこは災害時の訓練になるからな!私は何て言ったかな?そうレース!ここは運動場γ!複雑に入り組んだ迷路のような細道が続く密集工業地帯!5人4組に分かれて1組ずつ訓練を行う!私がどこかで救難信号を出したら街外から一斉スタート!誰が一番に助けに来てくれるかの競争だ!もちろん、被害は最小限に…な!」
爆豪「指さすなよ」
私の組は…dice4d20=8 2 9 11 (30) (被った場合は1つ後ろです…)
- 129水島 着理25/11/09(日) 19:18:35
上鳴「トップ予想な!俺水島が1位!」
峰田「オイラは芦戸!あいつ運動神経すげえぞ!」
瀬呂「切島と口田は機動力がちょっとなぁ」
耳郎「障子も水島と芦戸とまでは行かなくてもまぁまぁ動ける方じゃない?」
……いろいろ密集してごちゃついてる……こういう場合は…上!
オールマイト「START!!」
………!
芦戸「へ!?水島なにそれ!」
葉隠「水島ちゃん空中走ってる!?凄い!」
峰田「粘液ってあんな使い方もできるのかよ…!」
芦戸「……私も!負けないかんねー!!」
水島 dice1d60=35 (35) +40
芦戸 dice1d60=19 (19) +40
障子 dice1d40=28 (28)
切島 dice1d20=14 (14)
口田 dice1d20=3 (3)
(数値が一番高い人がトップ)
- 130水島 着理25/11/09(日) 19:28:25
………!みっ…見つけました…!
オールマイト「フィニーッシュ!!」
芦戸「くっそー!負けたぁ!!くやしい!!」
オールマイト「一番は水島少女だったが、皆入学時より個性の使い方に幅が出てきたぞ!この調子で期末テストへ向け準備を始めてくれ!!」
…そっか……もうすぐ期末試験……
オールマイト「さぁ!次の組だ!位置について!」
芦戸「水島ー!一週間ですごいねー!何あの使い方!ビックリしたー!!」
…あ…芦戸……さん…
いつかは、この人にも知られてしまうのかもしれない。私の過去を
その時、芦戸さんは…葉隠さんは…どんな顔をするんだろう……
後でバレるくらいなら、いっそ今すぐ……
あ…芦戸さん…!
芦戸「ん?どったの?」
……あ…えっと……きっ…期末、頑張りましょうね…
芦戸「うん!」
そう思っても口にする勇気は、私にはなかった - 131水島 着理25/11/09(日) 19:45:26
〜女子更衣室〜
麗日「つっっかれたぁ…!」
葉隠「私機動力課題だぁ…」
耳郎「ウチも」
蛙吹「透ちゃんと響香ちゃんは索敵で補うのはどうかしら」
耳郎「それだと後手に回るんだよね」
芦戸「ふっふっふー…私たちが羨ましかろう!」
ひぁあっ…!?
八百万「……?」
蛙吹「…?百ちゃん、どうしたの?」
八百万「いえ…あそこに妙な穴が…」
八百万さんが指差した先には、謎の穴が空いていた
耳郎「ほんとだ、なんかある…」
葉隠「えっと…そっちは……」
……男子更衣室……
麗日「てことは…まさかそれ…」
耳郎さんが、片方のプラグを壁に指す
峰田『八百万のヤオヨロッパイ!芦戸の腰つき!葉隠の浮かぶ下着!麗日のうららかボディに…蛙吹の意外おっぱアアアアアア─』
耳郎「せいっ」
もう片方を穴の中に突き刺す。すると壁の向こうから、叫び声が聞こえてきた
峰田『ピギャアアアアアアアアアアアアアア!』
蛙吹「ありがと、響香ちゃん」
八百万「何て卑劣…!すぐにふさいでしまいましょう!」
耳郎(ウチと水島…何も言われてなかったな…) - 132二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 19:49:24
原作じゃ期末の実技試験二人1組で先生相手だったけど1余るからこの場合一つだけ3人組(先生の錘のハンデ軽減)か余った人が不合格になった補修メンバー5人から一人、10人の先生の内一人選んで挑戦できる形式にするのか
- 133水島 着理25/11/09(日) 20:04:51
〜A組〜
相澤「えー…そろそろ夏休みも近いが、もちろん君らが30日間1ヶ月休める道理はない」
上鳴「まさか……!」
相澤「夏休み、林間合宿やるぞ」
芦戸「知ってたよー!やったー!!肝試そーー!」
峰田「風呂!」
蛙吹「花火」
峰田「風呂!」
飯田「カレーだな…!」
峰田「行水!!」
八百万「自然環境ですと、また活動条件が変わってきますわね…」
常闇「いかなる環境でも正しい選択を…か。面白い」
峰田「湯浴み!!」
上鳴「寝食皆と!ワクワクしてきたぁあ!」
相澤「ただし、その前の期末テストで合格点に満たなかった奴は…学校で補習地獄だ」
切島「みんながんばろーぜ!!」
爆豪「クソ下らねー」
…期末テスト……
水島の中間の順位
dice1d2=2 (2) +3(学力補正)
- 134水島 着理25/11/09(日) 20:40:54
〜そして、期末試験1週間前〜
上鳴「全く勉強してねー!!体育祭やら職場体験やらで全く勉強してねー!!(21位)」
芦戸「あっはっはっは(20位)」
常闇「確かに…(15位)」
砂藤「中間はまー…入学したてで範囲狭いし特に苦労しなかったんだけどな…行事が重なったのもあるけど期末はやっぱ…(13位)」
峰田「演習試験もあるのが辛えとこだよな(10位)」
芦戸「あんたは同族だと思ってた…!」
上鳴「お前みたいなのはバカではじめて愛嬌でるんだろが!どこに需要あんだよ…!」
峰田「世界…かな」
緑谷「アシドさん!上鳴くん!が…頑張ろうよ!やっぱ全員で林間合宿行きたいもん!ね!(4位)」
飯田「うむ!(2位)」
…わ…私なんかでもできるんですし……きっと大丈夫です…!(5位)
轟「普通に授業受けてりゃ赤点は出ねえだろ(6位)」
上鳴「言葉には気をつけろ!!」 - 135水島 着理25/11/09(日) 20:47:08
八百万「お二人とも…座学なら私お力添え出来るかもしれません…(1位)」
芦戸・上鳴「「ヤオモモー!!」」
八百万「演習の方はからっきしでしょうけど…」
轟「…?」
耳郎「お二人じゃないけど…ウチも良いかな?二次関数…ちょっと応用つまずいちゃってて…(8位)」
八百万「え…」
瀬呂「わりィ俺も!八百万古文わかる?(18位)」
尾白「俺も…(9位)」
八百万「え…え…良いデストモ!」
切島「この人徳の差よ(15位)」
爆豪「俺もあるわ。てめェ教え殺したろか(3位)」
切島「おぉ!頼む!」
八百万「では週末にでも私の家でお勉強会を催しましょう!」
上鳴「まじで!?ヤオモモん家楽しみ!」
八百万「そうなるとお母様に報告して講堂を開けていただかないと…!」
上鳴(講堂!?)
八百万「皆さんお紅茶はどこかご贔屓がありまして!?我が家はいつもハロッズかウェッジウッドなのでご希望がありましたら用意しますわ!」
耳郎(ウェ…?)
八百万「必ずお力になってみせますわ…」
耳郎・上鳴((ナチュラルに生まれの違い叩きつけられたけど…なんかプリプリしてんの超カァイイからどうでもいいや))「なんだっけ?いろはす?でいいよ」
八百万「ハロッズですね!」
葉隠「あ、水島ちゃんよかったら私に勉強教えてよ!」
…!? - 136水島 着理25/11/09(日) 21:06:32
〜食堂〜
緑谷「普通科目は授業範囲内からでまだなんとかなるけど…演習試験が内容不透明で怖いね…」
飯田「突飛なことはしないと思うがなぁ」
麗日「普通科目はまだなんとかなるんやなぁ……(14位)」
葉隠「1学期でやったことの総合的内容…(17位)」
蛙吹「とだけしか教えてくれないんだもの相澤先生(7位)」
麗日「戦闘訓練と救助訓練…」
あとは…ほとんど基礎トレーニングですよね…?
緑谷「試験勉強に加えて体力面でも万全に…あイタ!!」
緑谷さんの頭に、誰かの肘が当たる
物間「ああごめん。頭大きいから当たってしまった」
飯田「あ…B組の……えっと…物間くん!よくも!!」
物間「君ら、ヒーロー殺しに遭遇したんだってね?体育祭に続いて注目を浴びる要素ばかり増えてくよねA組って…ただその注目って決して期待値とかじゃなくてトラブルを引きつける的なものだよね?あー怖い!いつか君たちが呼ぶトラブルに巻き込まれて僕らにまで被害が及ぶかもしれないなあ!ああ怖…ふっ!」
物間さんが後ろから手刀を受けた
拳藤「シャレにならん。飯田の件知らないの?ごめんなA組、こいつちょっと心がアレなんだよ」
…心が……
拳藤「…あんたらさっき、期末の演習試験不透明とか言ってたね?入試ん時みたいな、対ロボットの実践演習らしいよ」
緑谷「え!?本当!?何で知ってるの!?」
拳藤「私先輩に知り合いいるからさ、聞いた。ちょっとズルだけど」
緑谷「ズルじゃないよ!そうだきっと前情報の収集も試験の一環に織り込まれてたんだ…そっか先輩に聞けばよかったんだ。何で気付かなかったんだ…」
ひぃっ…
物間「…バカなのかい拳藤…せっかくの情報アドバンテージを!ココこそ憎きA組を出し抜くチャンスだったんだ…」
拳藤「憎くはないっつーの」
緑谷(B組の姉御的存在なんだな…) - 137水島 着理25/11/09(日) 21:13:02
〜放課後〜
上鳴「演習は入試みたいなロボ相手…?んだよロボならラクチンだぜ!!」
芦戸「やったあ!」
障子「おまえらは対人だと個性の調整大変そうだからな…」
上鳴「ああ!ロボならぶっぱで楽勝だ!」
瀬呂「あとは勉強教えてもらって…」
芦戸「これで林間合宿バッチリだー!」
爆豪「人でもロボでもぶっ飛ばすのは同じだろ、何がラクチンだアホが」
上鳴「アホとは何だアホとは!」
爆豪「うるせえな、調整なんか勝手に出来るもんだろアホだろ!なあ!?デク!」
緑谷「…!」
爆豪「個性の使い方…ちょっとわかってきたか知らねえけどよ…てめェはつくづく俺の神経逆なでするなぁ…」
麗日「あれか…!前のデクくん、爆豪くんみたいな動きになってた…」
芦戸「あー…確かに…!」
爆豪「体育祭みてえなハンパな結果はいらねえ…!次の期末なら個人成績で否が応にも優劣つく…!完膚なきまでに差ァつけて…てめェぶち殺してやる!轟…水島…てめェらもな!」
…わ…私…!?
爆豪さんはそう言って、教室から出て行ってしまった
切島「…久々にガチなバクゴーだ」
常闇「焦燥…?あるいは憎悪……」
相澤(…爆豪…思った以上にこじれてんな…)
期末試験まで残り1週間で起こることを↓3つ募集 - 138二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 21:20:06
- 139二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 21:22:13
>>138の結果服がぼろぼろ且つ透けてベトベトに
- 140二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 21:23:29
さらなる必殺技と粘液を操る精度をさらに上げる
- 141二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 21:38:28
葉隠との勉強会に芦戸も来る
- 142水島 着理25/11/09(日) 21:53:53
- 143二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 22:21:57
青山が誰かと連絡取ってるところを目撃(相手がAFOであることは知らない)
- 144水島 着理25/11/09(日) 22:51:29
……筆記はともかくとして…実技…私なんかで…
「…──はい……はい…きっと…」
……?誰か…いるんですか…?
「…!」
………青山さん…?
青山「……水島さん☆どうしたんだい?」
手元を見てみると、青山さんはスマホを握りしめていた
…電話…でしたか…?…えっと…邪魔してごめんなさい…
青山「ノン☆大丈夫さ☆」
…そう…でしたか?
……なんでだろう…いつもと変わらないはずなのに…青山さんの顔が…
dice1d100=10 (10) (95以上で…)
- 145水島 着理25/11/09(日) 22:57:03
- 146二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 07:07:22
まあそうなるよねー!!!!!
- 147二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 10:23:38
保守
- 148二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 12:38:50
孤立って…一体何をするつもりなんだ…!
- 149二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 12:40:04
オール・フォー・ワンは水島さんの過去について何か知ってるのか…?
- 150二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 12:51:08
- 151水島 着理25/11/10(月) 14:50:34
〜翌日〜
芦戸「水島ー!よろしくねー!」
…急に…自主練付き合って欲しいって……
芦戸「筆記もヤバいんだけどねー…?爆豪が言ってたじゃん?期末の個人成績、否が応でも差がつくって」
《爆豪「完膚なきまでに差ァつけて…てめェぶち殺してやる!」》
……そう…ですね…
芦戸「体育祭では2回戦で負けて…職場体験の指名は0…この前の救助訓練レースも負けた……私、これ以上水島に置いてかれたくないから!実技でも頑張ろうって!」
……芦戸…さん……
芦戸「そういうわけで、付き合ってもらうよ水島!」
…芦戸さん……私は……
必殺技を2つ募集、前スレに出たのも合わせて習得する技のダイス振ります - 152二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 15:04:55
アシッド・バブル
(粘着で作ったシャボン玉を飛ばし相手の頭上で弾けて粘着を全身に浴びせる技) - 153二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 15:06:46
クワトロ・アシッド
(四つの棒状の粘着を作り出し、相手の両手両足の動きを封じる) - 154二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 15:07:27
リキッドフラワー
最大粘度の粘液を薄く広げるように大量に拡散してまるで花開いた様に広がりながら周囲を制圧する - 155水島 着理25/11/10(月) 15:17:28
- 156水島 着理25/11/10(月) 15:28:17
……ふっ…!
指の先から、バブルのようなものを飛ばす
芦戸「何これ?シャボン玉?」
芦戸さんが触れた瞬間弾けて、中から粘液が放出された
芦戸「どわぁっ!?」
…せ…成功した……
芦戸「何今の技!?」
えっと…内側に粘度の強い粘液を入れて…外側に粘度の弱い粘液で膜みたいなのを作って……飛ばします……相手が触れたり…任意で割ったりして…動きを封じるって感じで……
芦戸「…水島って個性の使い方上手いよねー!私の個性の使い方も考えてみて欲しい!」
……え…えっと…それじゃあ───
ちなみに、現時点で出せるバブルの最大数はdice1d5=3 (3)
1,2.dice1d9=9 (9) ×10個
3,4.dice1d3=3 (3) ×100個
5.際限なく出せる
- 157二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 15:29:42
無限…無限かぁ…
- 158水島 着理25/11/10(月) 16:30:36
芦戸「酸を纏う…かぁ…」
…は…はい…最大粘度の酸を鎧みたいに纏って…突撃すれば……盾にもなれるし…矛にもなる……纏わなくても…壁として作れば…芦戸さんの個性なら強い必殺技になる…と…思います……
芦戸「ほうほう…いいかも!さすがだねぇ水島!」
……そ…そう…ですか…?…ふへ…ふへへ…
芦戸「そうなると酸の強化が必要になるなあ…水島、付き合って!」
…はい…もちろん……私も…粘液の操作精度上げたいですし……
芦戸「んじゃせーので個性放出し続けるって感じでー!」
は…はーい…!
芦戸「せーー…のっ!とぁああっ!!」
や…やああああああっ!!
芦戸「やっぱ相殺されるねぇ…!でも…まだまだああああ!!」
ぬ…ふぅぅぅううう!!
葉隠「おーい!水島ちゃんお待た──ってぇ!?二人ともなにしてるの!?」
芦戸「おー葉隠!今特訓してたとこー!」
……そういえば…午後から…勉強会する約束でしたね……
芦戸「え!そうなの?私も混ぜて混ぜてー!」
…八百万さんと勉強会あるんじゃ…
芦戸「それ明日!今日は二人と勉強会するよー!一人じゃ手につかなそうだし!」
葉隠「どっちでもいいんだけど…とりあえず二人とも、服着替えてきたら…?」
芦戸「へ?」
…服…
芦戸「…!?ええええ!?なんで!?なんでこんなボロッボロになってるの!?」
多分……相殺しきれずに…飛び散ったのが付着して…
葉隠「早く着替えてきなよー」
芦戸「行こう!水島!」
は…はいぃ…! - 159水島 着理25/11/10(月) 16:45:24
〜数分後・水島宅〜
芦戸「ふぅ…一件落着!てことで水島!勉強教えてー!」
…えっと……なんの教科がわからないとかって…ありますか?
葉隠「んー…私は数学…かな?」
芦戸「全部!全部教えてほしい!」
…ぜ…全部…!?……わ…わかりました…がんばります…!
芦戸「ありがとう水島ー!」
〜数時間後〜
…──あ…葉隠さん…そこは公式が……
葉隠「え?ここ?」
……指…さされても…見えません…
芦戸「…水島って…一人暮らしなの?」
…え?…まぁ……はい…色々あって…中学から…
芦戸「大変じゃない?」
…………それなりには大変…ですけど…
葉隠「だけど?」
……皆さんといると…頑張ろうって……思えます…
芦戸「…水島ー!」
ひゃうぁっ!?
芦戸「また遊びに来ていい!?」
…は…はいぜひ…!…待ってますね…!
葉隠「芦戸ちゃん!今は勉強中だよ!」
芦戸「あっ…そうだった…水島ー!ここわからん!」
……ふふっ…どこですか…?
もう少し、もう少しだけ……私のことは隠していよう
この場所が…この繋がりが…崩れてしまわないように - 160水島 着理25/11/10(月) 16:53:12
〜数日後、期末テスト筆記当日〜
……ついに…期末テスト……
葉隠「水島ちゃん!この前は教えてくれてありがとね!」
い…いえ……
芦戸「おはよー!葉隠!水島!」
あ…芦戸さ……!?
蛙吹「三奈ちゃん。どうしてメガネ?」
芦戸「気合い入れるため!!」
相澤「没収だ没収」
芦戸「わあああああん!!」
……………頑張ろう…
筆記試験成績:dice1d30=12 (12) +70(学力補正)
※50点以下で赤点
- 161水島 着理25/11/10(月) 17:01:58
相澤「……はい、そこまで。後ろから答案用紙回せー」
…ふぅ…終わった……
上鳴・芦戸「「ヤオモモーーー!ありがとー!!」」
八百万「お役に立てたようなら…良かったですわ」
…芦戸さん…なんとかなったんだ…良かった……
芦戸「水島もありがとね!!」
葉隠「私も助かったよ!水島ちゃん、ありがとう!」
…い…いえ……教えたの1日だけですし…
上鳴「よーし…あとは実技でロボぶっ倒して…」
芦戸「合宿たのしもー!!」
相澤(…水島の相手は……こうするか…) - 162水島 着理25/11/10(月) 17:11:33
〜翌日・演習試験当日〜
相澤「それじゃあ演習試験を始めていく。この試験でももちろん赤点はある。林間合宿行きたけりゃみっともねぇヘマはするなよ」
耳郎「先生多いな…?」
葉隠「5…6…8人…?」
相澤「諸君なら事前に情報仕入れて、何するか薄々わかってるとは思うが…」
上鳴「入試みてぇなロボ無双だろ!!」
芦戸「花火!カレー!肝試ーー!」
その時、相澤先生の捕縛布の中から、ひょこっと校長先生が現れた
根津「残念!諸事情あって今回から内容を変更しちゃうのさ!」
瀬呂「校長先生…!」
八百万「変更って…」
根津「それはね…昨今の敵活性化のおそれ…これからの社会、現状以上に対敵戦闘が激化すると考えれば…ロボとの戦闘は実践的ではない。これからは対人戦闘・活動を見据えた、より実践に近い教えを重視するのさ!というわけで…諸君らにはこれから、二人一組で、ここにいる教師一人と戦闘を行ってもらう!」
……え…せ…先生方と…!?
相澤「尚、ペアの組と対戦する教師は既に決定済み。動きの傾向や成績・親密度…諸々を踏まえて独断で組ませてもらったから発表してくぞ…まず轟と、八百万がチームで…俺とだ。そして、緑谷と…爆豪がチーム」
爆豪「デ……!?」
緑谷「かっ…!?」
相澤「で…」
オールマイト「相手は…私がする!協力して、勝ちに来いよ、お二人さん!」
相澤「次、芦戸と上鳴……そして、水島」
…!芦戸さんと…上鳴さんと…!
相澤「…そして、相手は…」
根津「私なのさ!」
……相手は…校長先生…… - 163水島 着理25/11/10(月) 17:34:44
〜全組み合わせ発表後〜
相澤「それぞれステージを用意してある。10組一斉スタートだ。試験の概要については各々の対戦相手から説明される。移動は学内バスだ。時間がもったいない、速やかに乗れ」
上鳴「水島!芦戸!よろしくな!」
…は…はい…
芦戸「試験の概要はわかんないけど…合宿行くために負けられないよね!」
根津「……………」
──────数日前…
相澤「組の采配についてですが…まず芦戸・上鳴・水島の三人、芦戸と上鳴は良くも悪くも単純な行動傾向にありますので…校長の頭脳でそこを抉り出して頂きたい」
根津「オッケー」
ミッドナイト「水島さんは?」
相澤「極限の状態で指揮を取れるかどうかを測ります。体育祭間近で見てたのでわかってるでしょうが…あいつの個人としての動きは悪くないどころか、プロでもそこそこ通用するレベルでしょう」
マイク「だから指揮っつっても…アイツ騎馬戦の時指揮取ってなかったか?」
相澤「騎馬戦の時は八百万、芦戸、砂藤の三人とも、水島の指揮がなくても動けていた。自分しかブレーンがいない時どうするか……そこを突く」
マイク「Umm…オッケ異議なし!!」
─────────
根津(さて…期末試験、どうなるかな……) - 164水島 着理25/11/10(月) 20:25:23
〜移動完了〜
根津「さて…ここが我々の戦うステージさ!」
…あの…戦いって……まさか先生を倒す…とかじゃないですよね…?そんなの…無理ですし…
根津「ちゃんと今から説明するよ!制限時間は30分さ!君たちの目的は「このハンドカフスを私に掛ける」or「誰か一人がこのステージから脱出」!」
上鳴「戦闘訓練と似てんな」
芦戸「逃げてもいーんですか!?」
根津「うん。なにしろ戦闘訓練とは訳が違うからね!相手は、超格上さ!」
上鳴「格上……?」
芦戸「そんな風に見えないけど…」
根津「HAHAHA!………今回は極めて実戦に近い状況での試験…私たちを、敵そのものだと考えてほしい。会敵したと仮定し、そこで戦い勝てるならそれで良し。だが…実力差が大きすぎる場合、逃げて応援を呼んだ方が賢明…水島くん、君はよくわかってるハズさ」
…!
《ネイティヴ「応戦するより逃げた方がいいって!」》
つまり…この試験は…戦って勝つか…逃げて勝つか…
根津「その通り、君らの判断力が試される試験わけさ!ただ、このままだと君らは逃げの一択になる…そこで、サポート科に作ってもらった超圧縮おもり…これを体重の約半分の重量装着する…いわゆるハンデってやつだね」
……校長先生の戦い方は不透明だけど…油断は…できない…
根津「じゃあ早速スタート位置に着くといいのさ!」 - 165水島 着理25/11/10(月) 20:40:32
芦戸「端からじゃなくて中央からスタートなんだねー」
……と言うことは…先生はゴール付近に…
上鳴「倒すぜええぇ…!」
リカバリーガール『皆位置についたね、それじゃあ今から雄英高校1年、期末テストを始めるよ!…レディィィ…ゴォ!』
芦戸「上鳴!水島!作戦どうする!?」
え…えっと──…
上鳴「芦戸と水島でゲート向かえ!校長先生は小っさいから、放電ぶっぱでなんとかなるはず!」
芦戸「オッケー!水島もそれでいい?」
……え…えっと……はい…
【…──OOOM…】
【TOOOOOOM…】
…?
芦戸「な…何…?この音…」
上鳴「校長先生…じゃあねえよな…」
…!上鳴さん芦戸さん!上です!!
上鳴「う…?ええええええええええ!?」
【TOOOOOOOM!!】
一際大きな音と共に、大量の鉄骨や瓦礫が降ってきた
芦戸「なになに!?何がどーなってんの!?」
上鳴「わかんねー!けどきっと…校長先生の仕業だああああっ!」
根津「…当たりさ!どこをどう壊せばどう連鎖していくか…そんな計算お茶を淹れるくらい簡単なことさ!」
……というか…あっちはゲートの方…まずい……このままだと…
根津「脱出ゲートへの道は着々と封鎖されている!頭脳派敵は高みの見物さ!HAHAHAHAHA!」
……このままだと…行き止まりで詰み……どうする…どうすれば……!? - 166水島 着理25/11/10(月) 20:58:40
芦戸「マジかぁ…!上鳴〜…放電でなんとかできない!?」
上鳴「どこにいるかわかんねーのに無駄撃ち出来ねーよ!足手まといが欲しいか!?」
芦戸「って…どわあああっ!?」
上鳴「生き埋めにする気かよ!?」
……上鳴さんも芦戸さんも…動揺して…動きが読まれやすくなってるんだ…
芦戸「とりあえず脱出ゲートの方に!」
〜数分後〜
崩落から逃げ回りながら、脱出ゲートまでの道を探す
上鳴「…!?くっそ…ここも塞がれてる…!」
……どうしよう…どうすれば……
芦戸「二人とも!とりあえずこっち!」
上鳴「迂回することになるけど…反対側から脱出ゲートに…」
【DOOOOOOOOOM!!】
わあああああっ…!?
芦戸「また崩落…!」
…悉く…先手を取られてる……
上鳴「水島!お前確か空飛べたよな!校長探せねーか!?」
む…無理です……飛んでる訳じゃなくて…走ってるんです…上に着く前に撃ち落とされます…!
リカバリーガール『報告だよ。条件達成最初のチームは…轟・八百万チーム!』
上鳴「…!こんなアナウンスあるのかよ…」
芦戸「……………」 - 167水島 着理25/11/10(月) 21:03:52
芦戸「…水島!なんか作戦ない!?」
…!?…わ…私ですか!?
芦戸「私らじゃダメだ!水島…どうにかならない!?」
………で…でも…私なんかの策で……校長先生に太刀打ちできるか…
芦戸「…大丈夫だよ!水島なら、きっと!!」
……!…芦戸…さん……
上鳴「そうだぜ頼む水島…!勝つために…力を合わせようぜ!」
………力を……
情けない…私なんかって思い込んで…足を引っ張った……
…負けたら…芦戸さんの…上鳴さんの頑張りが無駄になる…
……挽回しないと…今、ここで…
………10分……いや…5分ください…!
芦戸「…!」
上鳴「水島…」
勝つための策…考えてみます…! - 168水島 着理25/11/10(月) 21:16:07
リカバリーガール『報告〜…緑谷・爆豪チーム、条件達成!』
根津(……相澤くんに続いてオールマイトも…これはこちらもうかうかしてられないね…)
……校長先生のこの攻撃法は…おそらく計算して行われてる…一度の打撃で連鎖させて大量の崩落を起こす……
現状、校長先生の位置がわからないから拘束は不可能…脱出ゲートに向かうにもゲートへの道は着々と封鎖されている…ルートは残されてるのか…これが「試験」ならクリア不可にはしないはず……考えろ…現状打破じゃない…勝つための策…!
…………!芦戸さん…上鳴さん…!
芦戸「…!思いついた!?」
…はい…でも……この策を成功させるのは…私の力が及んでないと……やっぱり別の策を…
上鳴「…なんだ…それなら心配いらねーな!」
…え…?
芦戸「それより上鳴〜、ちゃんと水島の策理解しなよー?」
上鳴「バッカ芦戸!オメーこそだろ!」
……………本当に…情けない…
…二人はもう、覚悟を決めてるんだ…私が逃げるわけには…いかないんだ
上鳴「じゃあ水島…話してくれ、策ってやつを」
…はい…! - 169水島 着理25/11/10(月) 21:31:14
リカバリーガール『蛙吹・常闇チーム、条件達成!』
根津(…?さっきから動きがない…諦めた?)
《まず…二手に分かれます。芦戸さんが左から、上鳴さんが右からにしましょう…私は…校長先生の位置を補足します》
根津「…!二手に……確かにそれならどちらかに攻撃を割く羽目になる…けれど!」
芦戸「…!わあああああっ!?」
芦戸さんのいる方に、何度も瓦礫が降り注ぐ
根津(既に道を完全に塞いでいる右側に上鳴くんを行かせたのはミスだったね!酸で壁を突破できる可能性のある芦戸くんを潰せば!………二手…?)
《上鳴「水島はどーすんだ?校長先生の場所補足するったって…どうやって?」》
《攻撃の起点を探すんです》
《芦戸「起点?」》
《…はい…この崩落が1箇所から行われているのであれば…攻撃の開始地点。そこに校長先生がいるはずです…!》
空を走り、校長先生の後ろに回り込む
根津「…!」
…見つけ…ました…!!
dice1d5=1 (1) (5で…)
- 170水島 着理25/11/10(月) 21:36:53
そのまま粘液を放ち、カフスを──
根津「ひょいっ…」
…!?…避けっ……
根津「策は悪くなかったけど…詰めが甘かったね」
………こっちの…セリフです…
根津「…!?まさか…!」
《校長先生を見つけられたとして…問題はここからです……私がそのまま捕まえられれば…それでいいんですけど…》
《芦戸「逃げられたときね。どうしたらいい?」》
《それは…簡単です……「合図」しますので…瓦礫を突破して、脱出ゲートに走ってください…!》
上鳴「…はぁ…はぁ……よじ登んの疲れたぁ…」
芦戸「シャボン玉…便利だねぇ…」
根津「……参ったね…完敗さ」
リカバリーガール『報告〜!芦戸・上鳴・水島チーム…条件達成!』 - 171水島 着理25/11/10(月) 21:37:53
(少し早いですが…本日はここまでです…!)
- 172二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 22:17:51
おおお!勝利!
- 173二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 23:56:25
上鳴と芦戸補修じゃなくなったな
- 174二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 08:08:33
着理ちゃん任せなら補習だったかもだが、ちゃんと判断して聞いて行動してるから回避かな?
- 175二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 08:18:50
- 176水島 着理25/11/11(火) 11:33:36
根津「回避されたらシャボン玉を割り、それを合図に二人がゲートに走る……なるほど、わざとらしく背後に回ったのは芦戸くんと上鳴くんから意識を逸らすためかい?」
……さすが…ですね……8割正解…です…
根津「残りの2割は何かな?」
………………
《通形「この個性で上を行くために必要だったこと…それは……予測さ!そして予測を可能にするのは「経験」!》
…私が経験した…一番強い人の戦闘をイメージしたら…自然にそうなってました
根津「……なるほど」
向こうから、上鳴さんと芦戸さんが駆け寄ってくる
上鳴「水島ー!!」
芦戸「クリアできたねー!ありがと!」
…い…いえっ…クリアできたのはお二人のおかげで…
根津(……この子は近いうちに…通形くんと同じか…それ以上の逸材になるかもしれないね…)
リカバリーガール『口田・耳郎ペア、条件達成!』
上鳴「おっ、耳郎たちもクリアしたか!」
根津「とりあえず君たちも、リカバリーガールの元で治癒してもらうといいのさ!」
芦戸「はーい!行くよー水島ー!」
わあっ…!?
根津「…さてさて、残りはどうなるのかな」
〜そして…〜
リカバリーガール『峰田・瀬呂チーム条件達成!そして…タイムアップ!期末試験、これにて終了だよ!』
………終わった……クリアできて…よかった… - 177水島 着理25/11/11(火) 11:46:21
〜翌日〜
切島「…くぅっ…皆ぁっ…!土産話…楽しみにしてるぜ…っ…!」
砂藤「ちくしょう…!」
緑谷「まっ…まだわかんないよ!どんでん返しがあるかもしれないよ…!」
瀬呂「緑谷、それ口にしたらなくなるパターンだ…」
切島「いいんだ…ウジウジするのは漢らしくねぇ…俺らは補習頑張るからよ…!」
瀬呂「落ち着けよ切島…わかんねえのは俺もさ。峰田のおかげでクリアはしたけど寝てただけだ。とにかく採点基準が明かされてない以上は…」
砂藤「同情するならなんかもう色々くれ!!」
ドアを勢いよく開けて、相澤先生が入ってくる
相澤「予鈴が鳴ったら席につけ……おはよう、今回の期末テストだが…残念ながら赤点が出た。したがって……林間合宿は全員で行きます」
切島・砂藤「「どんでんがえしだあ!!」」
相澤「筆記の方はゼロ。実技で切島・砂藤…あと瀬呂が赤点だ」
切島「行っていいんスか俺らあ!」
瀬呂「確かにクリアしたら合格とは言ってなかったもんな……クリア出来ずの人よりハズいぞコレ…」
相澤「今回の試験、我々敵側は生徒に勝ち筋を残しつつどう課題と向き合うかを見るよう動いた。でなければ課題云々の前に詰む奴ばかりだっただろうからな」
…やっぱり…クリアはできるようになってたんだ…
尾白「本気で叩き潰すと仰っていたのは…」
相澤「追い込む為さ…そもそも林間合宿は強化合宿だ、赤点取った奴こそここで力をつけてもらわなきゃならん。合理的虚偽ってやつさ」
「「ゴーリテキキョギィイーー!!」」
飯田「またしてやられた…!さすが雄英だ!しかし!二度も虚偽を重ねられると信頼に揺らぎが生じるかと!」
麗日「わあ、水差す飯田くん」
相澤「確かにな…省みるよ。ただ全部嘘ってわけじゃない。赤点は赤点だ、おまえらには別途に補習時間を設けてる…ぶっちゃけ学校に残っての補習よりキツいからな。じゃあ合宿のしおりを配るから後ろに回してけ」 - 178水島 着理25/11/11(火) 11:50:08
尾白「まぁ何はともあれ、全員で行けて良かったね」
飯田「1週間の強化合宿か!」
緑谷「けっこうな大荷物になるね」
上鳴「水着とか持ってねーや。色々買わねえとなあ」
峰田「暗視ゴーグル」
葉隠「あ、じゃあさ!明日休みだしテスト明けだし…ってことで、A組みんなで買い物行こうよ!」
上鳴「おお良い!何気にそういうの初じゃね!?」
切島「おい爆豪、お前も来い!」
爆豪「行ってたまるかかったりィ」
緑谷「轟くんも行かない?」
轟「休日は見舞いだ」
峰田「ノリが悪いよ空気を読めやKY男共ォ!」
芦戸「水島も一緒に行こ!」
……あ…芦戸さんと…葉隠さんが…行くなら…… - 179水島 着理25/11/11(火) 12:20:37
─────
〜???〜
死柄木「…………」
義爛「死柄木さん」
死柄木「…?」
死柄木「こっちじゃ連日あんたらの話で持ちきりだぜ。何かでけえ事が始まるんじゃねえかって」
死柄木「…で…そいつらは?」
荼毘「生で見ると…気色悪ィなァ…」
トガ「うわあ手の人!ステ様の仲間だよねえ!?ねえ!?私も入れてよ!敵連合!」
死柄木「………黒霧、こいつらトバせ。俺の大嫌いなもんがセットで来やがった…餓鬼と、礼儀知らず」
へぇ…じゃあ私はどうなのかな?
死柄木「…!」
死柄木弔が掌をこちらに向ける。私は慌てて後ろに下がる
うおっと!?…危ない…親愛のハグにその返し方はないんじゃない?
死柄木(……コイツ…いつの間に後ろに…?)
あ、そっかそっか、そういうことね
死柄木「…?」
まず私のことを知ってからって事だよね?じゃあ自己紹介しなくちゃ!
うーん…敵名は「ラック」!今考えた!餓鬼で礼儀知らずだけど、よろしくね?
死柄木「………あの二人も嫌いだが…お前が一番嫌いなタイプだ」 - 180水島 着理25/11/11(火) 14:14:03
死柄木「黒霧!早くこいつらトバせ」
黒霧「まァまァ…せっかくご足労いただいたのですから、話だけでも伺いましょう、死柄木弔。それに…あの大物ブローカーの紹介、戦力的に間違いはないハズです」
義爛「何でもいいが手数料は頼むよ、黒霧さん」
ねぇねぇ死柄木さん、その手って誰の手なの?今まで殺してきた人?
死柄木「黙れ」
義爛「紹介だけでも聞いときなよ。まず、こちらの可愛い女子高生…名も顔もしっかりメディアが守っちゃくれてるが、連続失血死事件の容疑者として追われてる」
トガ「トガです!トガヒミコ!生きにくいです!生きやすい世の中になってほしいものです!ステ様になりたいです!ステ様を殺したい!だから入れてよ弔くん!」
死柄木「意味がわからん。破綻者かよ」
へぇ〜!高校生なんだ!同い年だ!仲良くできるといいね!ヒミコちゃん!
トガ「…!はい!お友達になりたいです!」
義爛「この通り、会話は一応成り立つ。きっと役に立つよ。次、こちらの彼…目立った罪は犯してないが、ヒーロー殺しの思想にえらく固執してる」
荼毘「不安だな…この組織、本当に大義はあるのか?まさかこのイカレ女ども入れるんじゃねえよな?」
死柄木「おいおい…その破綻JKとイカレJKすら出来ることがおまえは出来てない…まず名乗れ、大人だろ」
荼毘「…今は「荼毘」で通してる」
死柄木「通すな本名だ。そこのイカレ女も本名名乗れ」
荼毘「出すべき時になったら出すさ…」
諸事情あって本名は無理かなぁ…
荼毘「…とにかく…ヒーロー殺しの意志は、俺が全うする」
死柄木「……聞いてないことは言わないでいいんだ…どいつもこいつもステインステインと…」
黒霧「…!いけない、死柄木…」
死柄木「良くないな…気分が…良くない」
…あ…殺意……殺らなきゃ…
ナイフを構え、死柄木に向けて刺しに行く
死柄木「駄目だおまえら」 - 181水島 着理25/11/11(火) 14:23:09
義爛「…フー…」
黒霧が、私達四人の手を、別々の場所に飛ばしていた
黒霧「落ち着いて下さい、死柄木弔…あなたが望むままを行うのなら、組織の拡大は必須…奇しくも注目されている今がその拡大のチャンス。排斥ではなく受容を、死柄木弔」
黒霧の顔が死柄木の背後に回り込む。何か囁いてるみたいだ
黒霧(利用しなければ、全て…彼の遺した思想も全て…)
死柄木「……うるさい…」
義爛「どこ行く」
死柄木「うるさい!」
そのまま死柄木は、どこかへ去ってしまった
義爛「…取引先にとやかく言いたかないが…若いね、若過ぎるよ」
トガ「殺されるかと思った!」
ね!あんなに敵意隠さない人久しぶりに見たよ!
荼毘「……気色ワリィ…」
黒霧「返答は後日でもよろしいでしょうか?彼も自分がどうすべきかわかっているハズだ…わかっているからこそ何も言わず出ていったのです。オールマイト、ヒーロー殺し…もう二度も鼻を折られた。必ず導き出すでしょう。あなた方も、自分自身も…納得するお返事を」
…まぁ私はどっちでもいいんだけどねー?したいことやるために敵連合が都合いいかなと思っただけだし
トガ「ラックちゃんは何がしたいんですか?」
…ん〜…お互い敵連合に入れたら教えたげるよ!
……私は…私の目的を果たせれば、他はどうでもいい
………アイツさえ…
着理さえ、確実に殺せれば - 182二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 15:07:24
なんか新キャラきたぁぁぁぁぁ!!
- 183水島 着理25/11/11(火) 16:33:15
───────
〜木椰区ショッピングモール〜
芦戸「ってな感じでやってきました!県内最多店舗数を誇る、ナウでヤングな最先端!木椰区ショッピングモール!」
……体育祭後に来た以来だ…
芦戸「腕が6本のあなたにも!ふくらはぎ激ゴツのあなたにも!きっと見つかるオンリーワン!」
緑谷「個性の差による多様な形態を数でカバーするだけじゃないんだよね…ティーンからシニアまで幅広い世代にフィットするデザインが集まっているからこの集客力…」
ひっ…
常闇「幼児が怖がるぞ、よせ」
葉隠(……緑谷くんと水島ちゃんの服のセンス…似てるなぁ…)
市民「お!アレ雄英生じゃん!?1年!?体育祭ウェーイ!」
ひぅぅうっ!?
麗日「うおお…まだ覚えてる人いるんだぁ…」
耳郎「とりあえずウチ、大きめのキャリーバッグ買わなきゃ」
八百万「あら…では一緒に回りましょうか」
上鳴「俺アウトドア系の靴ねえから買いてえんだけど」
葉隠「あー、私も私も!」
飯田「靴は履き慣れたものとしおりに書いて…あ、いや…しかしなる程…用途に合ったものを選ぶべきなのか!?」
峰田「ピッキング用品と小型ドリルってどこ売ってんだ?」
切島「目的バラけてっし、時間決めて自由行動すっか!」
芦戸「おー!水島一緒に行こ!!」
あっ…芦戸さん!?引っ張らないでくださいいぃ…! - 184水島 着理25/11/11(火) 16:40:32
芦戸「水島ぁ…私たちが選んだ服着ないのー?」
……着ない…というか…あんな可愛いの…私なんかには勿体無いというか…私なんかはコレが似合ってるというか…
葉隠「それダサいと思ってる上で着てるの!?」
芦戸「大丈夫!水島可愛いんだから!!可愛い服着よ!」
葉隠「合宿中だとTシャツとか必要かな?可愛いの私たちが選んであげるから!ね!」
……そ…そんな…申し訳ないですよ…
芦戸「気にしない気にしない!靴買ったら服買いに行こー!」
dice1d5=4 (4) (5以外で…)
- 185水島 着理25/11/11(火) 16:48:29
突如、悪寒を感じた。全身を貫くような…ヒーロー殺しの時のような、激しい憎悪と悪意を
…!?…す…すみません二人とも!ちょっと行ってきます…!
芦戸「へ!?水島!?」
葉隠「どこ行くの!?」
…近づくにつれ、気配が大きくなる。人混みを抜けた先に居たのは…
…緑谷…さん…と……誰…ですか…?
緑谷「…!?水島さん!?なっ…何でもないよ!大丈夫!だから!来ちゃダメ…」
緑谷さんを掴んでいた男の人は、あっさりと手を離し、笑顔を向けてくる
死柄木「連れがいたのか、ごめんごめん…じゃあ行くわ。追ったりしてきたらわかるよな?」
緑谷「ゲホッ…待て…死柄木…!「オール・フォー・ワン」は…何が目的なんだ…」
え?死柄木……?…死柄木って……敵の…
《「オール・フォー・ワン」…魔王と恐れられる最凶の敵だ…いずれ、俺の───》
………あ…れ…?……何…この記憶…
死柄木「………知らないな。それより気を付けとけな。次会う時は殺.すと決めた時だから」
数秒して、ハッと我に帰り、すぐに警察に通報する
もっ…もしもし…!警察ですか!?木椰区ショッピングモールで…敵が…! - 186二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 17:59:15
麗日さんから水島さんにチェンジィィィィ!!
- 187二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 20:57:23
麗日「デクくん!」
飯田「緑谷くん!無事か!?」
緑谷「うん……僕は大丈夫…だよ」
塚内「緑谷くん、連合の死柄木弔と接触したと言うことで少し君から話を聞きたいんだが…同行してくれるかい?」
緑谷「…はい、わかりました……」
………もしかして……
芦戸「…ん?水島?」
────
〜警察署近く〜
「……………」
…や…やっぱり…来たんですね…
オールマイト「…!…水島少女…なぜここに…?」
USJの襲撃後に…その姿について話してくれて……緑谷さんはその姿について、少なくとも襲撃前から知っていたような言動をしてました…
オールマイト「………」
…それで…考えたんです。緑谷さんとオールマイトの間には…「特別な関係」があるんじゃないかって…
オールマイト「そう思うに至った経緯はなんだい?」
その姿のことは他言無用…とあなたが言ったので……なんでそれを緑谷さんが知っているのか考えて…そう思うに至りました
オールマイト(…緊張しているように見えて……どこまでも冷静…この子は…)
……続けますね…入学直後の緑谷さんの「自壊するほどの超パワー」…オールマイトと似た個性に、まるで個性の制御ができていない子供のような使い方……察するに緑谷さんは…雄英入学直前に個性が発言した…そう…ですよね…
オールマイト「…ああ、そうだよ」
……確信に変わったのは今日です…「オール・フォー・ワン」という単語……
オールマイト「…何故君がそれを?」
わかりません……ただ…魔王と恐れられると教えられた記憶だけあります…なんでそんな人物を緑谷さんが知っているのか……「平和の象徴から聞かされた」…違いますか?
オールマイト「……もはや否定のしようがないね。君の言う通りだ」
…肯定するってことは…つまり……
オールマイト「………君の予想通りだろう」
緑谷さんは…あなたから「個性をもらった」ということで…合っていますか? - 188水島 着理25/11/11(火) 22:04:23
オールマイト「…聡いな。君は」
……話せないなら…いいんです……勘違いなら…それでもいいんです…
オールマイト「……いや…話すよ。水島少女。隠しておいて欲しいなら、私は説明の責任がある…」
────
……個性の…継承…「ワン・フォー・オール」……
オールマイト「知りたいことは…全部知れたかい?」
はい…だいたいは…
オールマイト「それにしても……どうして水島少女はAFOのことを?」
……わからないんです…何も…覚えていないんです
オールマイト(…記憶喪失…?)
……じゃ…じゃあ…私帰ります…!オールマイト…気をつけて…!
オールマイト(彼女は…一体何を…)
(少し早いですが…本日はここまでです…!) - 189二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 22:39:38
着理ちゃんがOFAを…
- 190二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 06:48:12
合宿こわや……
- 191水島 着理25/11/12(水) 08:11:24
〜水島宅〜
……私…何してるんだろう…
オールマイトの秘密を暴いて…それを本人に…
………私なんかが……ん…?
家のポストに、何か入っている
…手紙…?…「I・アイランド」……I・アイランド…!?
私でも知っている。「I・アイランド」…1万人以上の科学者たちが住む、学術人口移動都市だ
…………「I・エキスポ」…体育祭優勝者として…招待…?……わ…わぁあ……ど…どうしよう…私がそんな……招待なんて…でも…行ってみたいのは…そうだし…でも……一人は……ん…同伴者…連れてきていいんだ……
………私も…行ってみたいし…一人じゃないなら…まだ……うん…行こう…I・アイランド…!
…あっでも……誰…誘おう… - 192二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 08:22:50
劇場版イベントキタァぁぁぁぁぁああ!!!
- 193水島 着理25/11/12(水) 09:32:16