セカイのA組 【プロセカパロ】🎲

  • 1125/11/04(火) 19:09:41

    ヒロアカのプロジェクトセカイパロディです
    A組をプロセカのキャラに置き換えて進めて行こうと思います

    スレ主は初心者なので上手く進まないかもしれませんがよろしくお願いします

  • 2二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 19:10:28

    ワクワク

  • 3125/11/04(火) 19:11:31

    https://pjsekai.sega.jp/story/index.html

    公式のページです用語とか乗ってます

  • 4125/11/04(火) 19:16:31

    役を決めます!

    Leo/need(バンド)

    dice20d4=

  • 5二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 19:18:13

    このレスは削除されています

  • 6125/11/04(火) 19:20:07

    dice4d20=18 11 14 18 (61)

  • 7125/11/04(火) 19:25:14

    被りは繰り下がって緑谷・障子・常闇・峰田ですね


    次!

    MORE MORE JUMP!(アイドル)

    dice4d20=8 8 3 17 (36)

  • 8125/11/04(火) 19:30:07

    切島・口田・爆豪・梅雨ちゃんですね

    かっちゃんがアイドルに。


    Vivid BAD SQUAD(ストリート)

    dice4d20=8 7 9 3 (27)

  • 9125/11/04(火) 19:36:29

    ワンダーランズ×ショウタイム(ミュージカル)

    dice4d20=17 16 12 15 (60)

    25時、ナイトコードで。(アンダーグラウンド)

    dice4d20=5 10 14 17 (46)

  • 10二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 19:41:30

    こりゃ楽しそうなメンツだ

  • 11125/11/04(火) 19:45:59

    Leo/need(レオニ) 緑谷・障子・常闇・峰田
    MORE MORE JUMP!(モモジャン)
    切島・口田・爆豪・蛙吹
    Vivid BAD SQUAD(ビビバス) 砂藤・上鳴・耳郎・飯田
    ワンダーランズ×ショウタイム(ワンダショ)
    八百万・葉隠・瀬呂・轟
    25時、ナイトコードで。(ニーゴ)
    麗日・青山・芦戸・尾白

  • 12二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 20:00:23

    ワンダショは瀬呂君が類君ポジ的な感じでステージの演出立案しつつヤオモモが個性で色々作って道具揃えたりしそう

  • 13125/11/04(火) 20:03:11

    キャラはダイスで決めようと思います

    (この先ユニット名を略で呼ばせてもらいます)


    レオニ

    星乃一歌 dice1d4=3 (3)

    天馬咲希 dice1d4=2 (2)

    望月穂波 dice1d4=2 (2)

    日野森志歩 dice1d4=4 (4)

    ①緑谷 ②障子 ③常闇 ④峰田


    モモジャン

    花里みのり dice1d4=4 (4)

    桐谷遥 dice1d4=2 (2)

    桃井愛莉 dice1d4=2 (2)

    日野森雫 dice1d4=1 (1)

    ①切島 ②口田 ③爆豪 ④蛙吹


    ビビバス

    小豆沢こはね dice1d4=1 (1)

    白石杏 dice1d4=1 (1)

    東雲彰人 dice1d4=1 (1)

    青柳冬弥 dice1d4=4 (4)

    ①砂藤 ②上鳴 ③耳郎 ④飯田

  • 14125/11/04(火) 20:04:50

    ワンダショ

    天馬司 dice1d4=2 (2)

    鳳えむ dice1d4=4 (4)

    草薙寧々 dice1d4=4 (4)

    神代類 dice1d4=2 (2)

    ①八百万 ②葉隠 ③瀬呂 ④轟


    ニーゴ

    宵崎奏 dice1d4=1 (1)

    朝比奈まふゆ dice1d4=2 (2)

    東雲絵名 dice1d4=1 (1)

    暁山瑞希 dice1d4=1 (1)

    ①麗日 ②青山 ③芦戸 ④尾白

  • 15125/11/04(火) 20:12:47

    レオニ
    星乃一歌→常闇
    天馬咲希→障子
    望月穂波→峰田
    日野森志歩→緑谷

    モモジャン
    花里みのり→蛙吹
    桐谷遥→口田
    桃井愛莉→爆豪
    日野森雫→切島

    ビビバス
    小豆沢こはね→砂藤
    白石杏→上鳴
    東雲彰人→耳郎
    青柳冬弥→飯田

  • 16125/11/04(火) 20:14:16

    ワンダショ
    天馬司→葉隠
    鳳えむ→轟
    草薙寧々→八百万
    神代類→瀬呂

    ニーゴ
    宵崎奏→麗日
    朝比奈まふゆ→青山
    東雲絵名→芦戸
    暁山瑞希→尾白

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 20:21:56

    瑞希のポジが“普通”の尾白くんなのなんかこう…ちょっとくるものがある……

  • 18125/11/04(火) 20:25:20

    レオニ編始めようと思ったら最初のモノローグで常闇君の中二病につかまりました
    がんばります

  • 19二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 20:25:51

    >>16

    ネネロボがモモロボになるのかな

    語感が似てていいね

  • 20二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 20:28:15

    >>15

    良かったな峰田

    「キャラデザのせいで手が届かねェよ…!!」せずに済んだな

  • 21二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 20:58:05

    愛莉ちゃん枠爆豪なのおもろい

  • 22二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:00:19

    そうだ、年齢とか兄弟姉妹関係はどうなってるの?

  • 23125/11/04(火) 21:04:26

    幼い頃から仲の良い友がいた

    性格はバラバラだったが4人でいると気が楽しかった

    俺がバンドをやりたいと言った時も皆すぐに承知してくれた

    練習の帰りに見た流れ星はとても美しかった


    幼い実「バンド初めてだけど楽しかったな!」

    幼い出久「やりがいがあったね。」

    幼い踏影「今日は付き合ってくれて感謝する。皆が良かったらまたやりたい」

    幼い実「いいな!またやろう!明日も明後日も」

    幼い踏影「...ああ!」

    幼い目蔵「!流れ星だ」

    幼い出久「ジャングルジムの上から見よう!」


    幼い目蔵「きれいだな...」

    幼い出久「今日は流星群だからたくさん見られるみたいだよ。」

    幼い踏影「流星群ということは待っていたら沢山見られるのか...さぞ美しいだろうな」

    幼い実「目蔵?」

    幼い目蔵「これからもこんな風にみんなで一緒にいられたらいいなとおもってな」

    幼い踏影「同感」

    幼い実「俺も」

    幼い出久「僕も」


    俺たちはずっと友人だと思っていた

    ずっと共にいられると―そう思っていた


    スレ主の下手なエミュをお許しください


    >>20

    峰田には気合いでドラムをしてもらいます(*^^*)

  • 24二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 21:10:35

    おおー!プロセカもヒロアカも好きだから更新が楽しみ!応援してます!
    (あと峰田の一人称は「オイラ」です…!(小声))

  • 25125/11/04(火) 21:16:42

    >>24

    アッ

    すいません

  • 26125/11/04(火) 21:40:44

    スクランブル交差点
    踏影(今日買ったこのミクのCDもよかったな。音楽ショップには沢山のミクのCDが陳列されていた。やはりミクはすごいな、自由で、俺とは全然違う...。)

    宮益坂学園
    踏影「あっ、実」
    実「踏影…おはよ」
    踏影「おはよう」
    実「…」
    踏影「実、最近はどうなん―」
    実クラスメイト「峰田ー!おはよ!今日の課題できたか?」
    実「あっ、ごめん、友達が呼んでるから…」
    常闇「あ、ああ。…」


    ※プロセカでは宮益坂女学院でしたが男子が多いので共学化してもらいました

  • 27125/11/04(火) 21:41:44

    踏影クラスメイト「常闇ーおはよー」
    踏影「おはよう」
    踏影クラスメイト「なんかお前今日暗くないか?」
    踏影「そうだろうか」

    踏影「あっ」
    踏影「…おはよう、出久」
    出久「…。」

    踏影クラスメイト「なんで緑谷っていつもあんな感じなんだろうな。怖くない?」
    踏影「本当ならそんなことはないんだかな…」
    踏影クラスメイト「ん?なんか言った?」
    踏影「いや…気にするな。」

    踏影(今日も上手く話せなかった…。もう昔の様に仲良くすることは出来ないのだろうか…)


    書いてて黒デクみたいだなって思いました

  • 28125/11/04(火) 21:58:08

    先生「今日は皆さんに新しい生徒を紹介します。入ってきて。」
    ??「はい。」
    踏影(!!)
    目蔵「障子目蔵だ。ここでの高校生活を精一杯楽しみたいと思っている。よろしく。」
    踏影(目蔵!中学の頃から宮益坂の生徒だったが病で入院していたが…戻って来たのか!)

    踏影「目蔵!戻って来れたのか!とても嬉しいぞ!」
    目蔵「そう真面目な顔をされては照れてしまう…。」
    踏影「俺は本当の事を言っているだけだが。」
    目蔵「…ありがとう。」

    クラスメイト「常闇と障子って友達なのか?」
    目蔵「ああ。幼馴染でな。他のクラスにも幼馴染がいる。」
    常闇「B組の峰田とA組の緑谷だ。」
    目蔵「いつも4人で遊んでいたが俺が入院して離れてしまってな…。だから今同じ学校に戻ることができてとても嬉しい。」
    クラスメイト「そうなのか。障子、よかったな。」
    障子「今日からまた4人で遊びたいな。」

    踏影(皆で、か……)

  • 29125/11/05(水) 06:26:13

    おはようございます
    今次を書いてるので夜投稿しようと思います

  • 30二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 13:29:18

    保守

  • 31125/11/05(水) 19:21:48

    出久「目蔵君!?」
    実「目蔵!?戻って来たのか?」
    目蔵「ああ。今日からここの生徒なんだ。」
    実「よかった…!」
    目蔵「皆で昼ご飯をたべないか?」
    実「…あ…でもオイラ行かないと…えっと…その…」
    出久「次移動教室だからいくね。」
    目蔵「あっ」
    実「…友達と食べる約束してるから…。…体に気をつけてね。」
    目蔵「言ってしまった…2人ともどうしたのだろうか…」
    踏影「……もう高校生だ、忙しいのではないか?昔とは違う事も沢山あるからな…。」


    デクは幼馴染呼び捨ての方がしっくりきますかね…?
    かっちゃんみたいな名前にした方がいいのか...?
    ご意見貰えると嬉しいです

  • 32二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 19:24:00

    デクならあだ名呼びが一番それっぽいけど…
    あだ名じゃないなら下の名前+君がそれっぽい

  • 33125/11/05(水) 20:16:57

    放課後

    常闇「部活が決まってよかったな。」

    目蔵「ありがとう。!カツ丼屋があるぞ。昔皆で食べたな」

    踏影「カツ丼?」

    目蔵「小学生の頃に踏影がミクの曲が好きだからバンドをやってみようという事になって」

    踏影「あぁ、そんな事もあったな。実がドラムを習得した故、皆で出久の家に楽器を持って行って…」

    目蔵「驚くほどバラバラだったな。」

    踏影「出久は『完璧に出来るまでやる!』と言って聞かなかったな。」

    目蔵「疲れきっていたところに出久の母さんがカツ丼をくれて……2人だけだと、少し寂しいな」

    踏影「……。…、そうだな…」



    峰田の好きな物が分からなかったのでデクに変更してます

    少し駆け足で進んでます。すいません


    >>32

    ありがとうございます!

  • 34125/11/05(水) 20:18:09

    神山通り

    踏影(やはり目蔵は皆で一緒に居たいと思っている)
    (どうにかしてあげたいが…俺では何も……)


    踏影「スマホが輝いている…?」
    ミク『こんばんは。なんだか浮かない顔してるね。悩み事?』
    踏影「!?ホログラムの……ミク?」
    ミク『うん。ミクだよ。よろしくね、踏影』
    踏影「!今、俺の名前を…!」
    ミク『ふふ。ごめん、びっくりさせちゃったね。今日はあいさつに来たんだ。早くこっちに来て欲しくて。』
    踏影「こっち、とは?」
    ミク『うん。よかったら誰か誘って来てよ。例えば―大切な友達とかね。』
    『それじゃ、セカイで待ってるよ。』


    踏影「…消えた」
    「もう何も映らないな。どうして急にあんな映像が…」
    「ミクや皆とバンドが出来たら楽しいだろうな…」

  • 35125/11/05(水) 21:26:34

    目蔵「出久、おはよう」
    出久「……」

    実「あ…」
    目蔵「実、おはよ」
    実クラスメイト「峰田!おはよー!」
    実「あ…おはよう。今日の課題出来たか?」
    目蔵「行ってしまった…」

  • 36125/11/05(水) 21:27:52

    放課後 中庭

    目蔵「2人とも俺のことを避けているようだ…」
    踏影「……」
    目蔵「俺が入院している間になにかあったのか…?
    踏影「…!!」

    目蔵「…タイミングが悪かっただけかもしれないな。また声をかけてみよう。」
    目蔵「それより、踏影はまだミクの曲をよく聞いているのか?」
    踏影「あ、ああ。聞いている。」
    踏影(何かあったと勘づいているが何も聞かないでくれている…)(申し訳ないな…何も悪くないのに)
    目蔵「そうなのか。最近のオススメはあるか?」
    踏影「大体このプレイリストに―『Untitled(アンタイトル)』?こんな曲入れただろうか…?」

    踏影「!!」
    目蔵「!眩しい!」


    やっと5分の1くらいです

  • 37二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 05:48:13

    保守

  • 38125/11/06(木) 06:24:11

    ???

    踏影「こここは…学校?」
    目蔵「どこの学校だろうか?俺達は宮益坂の中庭にいたはずだ。」
    踏影「それに、なぜ無人なんだ?」


    昨日から保守ありがとうございます!

  • 39二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 13:07:01

    保守

  • 40125/11/06(木) 21:11:53

    今日は忙しくて無理そうなので明日投稿しようと思います

  • 41二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 06:26:24

    保守

  • 42二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 12:34:30

    ( •ω•。)و ok!

  • 43二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 21:02:34

    目蔵「何か聞こえないか?ギターと…誰かの歌声だろうか…?」
    踏影「この声…もしやミクでは?とにかく、行ってみよう。」

    目蔵「歌はあっちから…」

    実「うわっ!」
    出久「!!」
    踏影「実と、出久!?」
    出久「踏影君…目蔵君…。なんで2人がここにいるの?」
    踏影「俺たちも分からなくてな…」
    出久「そう。…今からバイト行かないといけないのに…。」
    実「その…オイラは、突然ここに来て、そしたら出久に会って…」
    実「それで、とりあえず歌の方に行ってみようと…」
    目蔵「俺達もそう思っていたんだ、一緒に行ってみよう。」


    保守ありがとうございます!

  • 44二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 21:32:39

    実「この教室か?」
    ??「やっと来てくれたんだね。待ちくたびれたよ。」
    踏影「え…」
    ミク「いらっしゃい。4人とも」
    目蔵「ミク…!?」
    出久「どういうこと?」
    実「ミクがいる…?これって映像、だよな?」
    ミク「じゃあ握手してみる?はい」
    踏影「え……手…?」
    ミク「やっと会えたね、踏影」
    踏影「触れる…!ミクが、本当にいる…!」
    出久「僕聞きたいことがあるんだけど、ここはどこ?」
    ミク「ここはセカイだよ。」

  • 45二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 21:33:40

    踏影「セカイ…?」
    ミク「このセカイは君達の想いで出来た場所なんだ。」
    実「想いで…?」
    ミク「そう。想いはあらゆるものを形に出来る。だからこんなセカイにもなるし、歌にもなる。」
    ミク「4人に見覚えがあるものもあるんじゃないかな。」
    出久「…え?これ、僕のベース?今背負ってるのに…どうして?」
    踏影「俺のギターも…家に置いてあるはずなのに何故…」
    目蔵「キーボードとドラムもあるぞ。今からバンドの練習を始めるところみたいだな。」
    目蔵「…バンドか。また皆でやってみたいな。」
    ミク「いいよ。演奏したかったら好きに使って。」
    目蔵「演奏していいのか?やらないか?みんな」
    実「え?オ、オイラはちょっと…友達と帰る約束してるしな…」
    出久「僕もバイトあるから。だいたい、みんなが知っててすぐ合わせられる曲なんて無いんじゃない?」

  • 46二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 21:44:32

    目蔵「だが、昔みんなで演奏した曲ならきっと弾ける」
    出久「……」
    実「あの曲は…確かに覚えてるけどよ…」
    目蔵「じゃあその曲をやってみないか?そんなに難しくないしな。それに―ミクが歌っていた曲だ」
    ミク「私が歌ってた曲?へぇ、聴いてみたいな。」
    目蔵「ミクも聴きたいと言っていることだし、踏影は?やってみないか?」
    踏影「…俺は…やってみたい。皆であの曲を奏でたい」
    目蔵「実と出久もどうだ?」
    出久「僕は帰る。それで、どうやって帰ればいいの?ミクは知ってる?」
    ミク「うん。でも…4人の演奏を聴かせてくれたら教えるっていうのはどう?聞いてみたいんだよね、君達の演奏。」
    出久「…はぁ、本当に1曲だけだよ。」
    実「…久しぶりだから上手く叩けないかもしれないけど…」
    目蔵「!ありがとう、皆!」
    踏影(なんだか、信じられないな。また皆で演奏するなんてな。それに、ミクの前で。)
    ミク「それじゃあ、聴かせてよ、4人の音。」

  • 47二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 06:33:13

    午後からまた投稿します!

  • 48二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 14:49:43

    保守

  • 49二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 20:12:15

    目蔵「それじゃあ演奏しよう。…どうやって始めればよかっただろうか…?」
    出久「…。実君、カウントとってくれる?」
    実「お、おう。それじゃあ、ワン、ツー!スリー、フォー」

    踏影(4人で一緒に演奏するのはあの時以来だな。あの時は皆バラバラだったが、頑張って形にして…楽しかった)
    目蔵(!楽しい!皆の音が一緒になっている。もしバンドを始めたら皆でまた前みたいに…)
    出久「ストップ」
    踏影「?」
    出久「踏影君、目蔵君、テンポが遅いよ。もっと実君の音聴いて。」
    踏影「す、すまない…」
    出久「こうなるから嫌だって言ったのに…」
    目蔵「だ、だが、今のはすごく良くなかったか?上手くはないが最初は音が揃っていた」
    出久「僕は中途半端な演奏ならしたくない。知ってるでしょ?」
    実「い、出久、落ち着こうぜ。もう1回頭からやってみよう。な?」

  • 50二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 20:13:15

    ミク「じゃあせっかくだし私も一緒に演奏していい?」
    踏影「ミ、ミクもか?」
    ミク「ダメだった?」
    踏影「ダメなんてそんな…寧ろ…いいのか?」
    ミク「みんなが演奏してるのを見たらやりたくなったんだ。一緒に弾かせてよ」
    出久「…好きにして。早く終わらせたいから。」
    実「じゃあ、もう1回―ワン、ツー、スリー、フォー」

    出久(!!)
    実(あ…ミク、合わせてくれてる…。それに…)
    目蔵(まるで『ついてきて』と言ってくれているようだ)
    踏影(…。やはりミクは…)

  • 51二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 20:15:21

    ミク「一緒に弾かせてくれてありがとう。大切な曲だって伝わってきたよ。」
    出久「…」
    踏影(出久も、実も、この曲を覚えていてくれたのか)
    踏影(出久も実も本当は…と…少しくらい思ってもいいのだろうか…)
    出久「もういいよね、早く帰り方教えてよ」
    目蔵「…待ってくれないか!」
    出久「まだ何かあるの?」
    目蔵「出久、実、踏影、4人で バンドをやってみないか?」
    踏影「…!」
    実「…バンド?」
    出久「本気なの?」
    目蔵「さっきの演奏は楽しかったしな。出久は楽しくなかったか?」
    出久「僕はあんなの…」
    目蔵「ミクは大切な曲だと分かったと言ってくれただろう?だから2人も弾いていて楽しかったのではないかと思ってな」
    実「……」
    出久「…僕はいい。やらないよ」
    踏影「出久…」
    実「…ごめん、オイラも…」
    目蔵「実…」
    踏影(そんな簡単に行くわけがないか…)


    保守ありがとうございます!
    今日のアニメもよかったですね

  • 52二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 04:21:25

    続きも楽しみ

  • 53二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 12:46:17

    保守

  • 54二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 16:27:58

    今読み終わった
    続きを心待ちにしています!

  • 55二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 18:32:55

    出久「もう帰らせてよ」

    ミク「一緒に弾かせてもらえたし、今日はおしまいにしようか。」

    ミク「みんなここに来る時曲を再生したでしょ?『Untitled』って曲。『Untitled』はセカイと現実を繋ぐ入り口。だから再生するとここに来られて、止めれば戻れるよ。」

    出久「あの音のしない変な曲が入り口?…まぁ帰れるならなんでもいいけど。…じゃあね」

    実「オイラも…帰るぜ」


    目蔵「あ…。やはり皆で一緒にいるのは無理なのだろうか…?」

    踏影「…」

    ミク「諦めるの?あの2人とも一緒に居たいんじゃないの?」

    目蔵「…そうだな。諦めたらバラバラのままだ。まだどうすればいいか分からないが…俺は絶対に諦めない。」

    ミク「うん、その調子。バンドがしたくなったらまた来てよ。」




    >>52

    >>54

    ありがとうございます!嬉しいです!

    保守ありがとうございます!

  • 56二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 18:33:57

    踏影「…ミク、少しいいか?」
    ミク「何?」
    踏影「ミクはどうしてここにいるんだ?」
    ミク「…歌はね、人の想いでできてるの。」
    踏影「歌?」
    ミク「うん。セカイが想いでできてるように、歌も想いでできてる。だから、踏影達が本当の想いを見つけられたら、その想いも歌になるんだ。私がここに居るのは、みんなが自分達の歌―本当の想いを見つけられるように、手伝うためなんだよ。」
    踏影「本当の…想い…」
    ミク「見つけられるといいね、踏影達の本当の想い」

  • 57二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 21:41:35

    踏影の部屋

    踏影(指に、ギターを弾いた感覚が残っている…ミクに会って…ミクと共に曲を奏でて…夢ではないのだな…。それに、目蔵と、実と、出久と共に演奏したのか…。楽しかったな。
    久々に皆で何かをしたが、全然変わっていなかった。もし目蔵が言ったように皆でバンドをやることができたら…)
    踏影「あの頃みたいに戻れるのだろうか…」

  • 58二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 21:56:02

    翌日
    宮益坂学園

    実「あ…い、出久」
    出久「…実君」
    出久「昨日の事、覚えてる?」
    実「も、もちろん。…あんな不思議なことがあるなんて…びっくりしたな」
    出久「うん。訳が分からないよね」
    実「そうだな。」
    出久「…実君、まだドラムたたけたんだね。」
    実「え? ま、まあな。半年くらい叩いてなかったから結構下手になっちまったけどな…」
    出久「……」
    出久「あの勝手に入ってた『Untitled』って曲、実君のスマホにも入ってたんだよね?」
    実「あ、ああ。知らないうちに。出久のにも…だよな」
    出久「うん。」
    出久「あのミク、「僕達」の想いが集まった場所って言ってた。よく分からないけど、もし本当なら…」
    出久「実君にもあるの?踏影君達と同じ、想い」
    実「え…?」
    実クラスメイト「峰田ー、昼飯買いに行こうぜ!」
    実「あ…!」
    実「…ごめん、オイラ行くな」

    出久「…」


    今日はこれで終わりにします

  • 59二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 07:31:06

    ほしゅ

  • 60二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 16:21:45

    保守

  • 61二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 20:41:04

    実クラスメイトA「なんか緑谷こっち睨んでない?峰田、なんか言われなかったか?大丈夫?」
    実クラスメイトB「やっぱ緑谷って友達なれなさそう。危ない場所に出入りしてる噂もあるんだろ?」
    実「あ、危なくはないと思うぜ…。ライブハウスでバイトしてるだけで…」
    実クラスメイトA「ふーん。峰田って、緑谷と仲良いのか?」
    実「それは…」

    ???『誰にでもいい顔して、誰の味方なんだ?』

    実「…たまたま聞いたんだ」
    実クラスメイトB「でもライブハウスって危ないって聞くしちょっと怖いよな。」
    実(出久はそんなやつじゃ…)

    出久「…かっこ悪いな、実君」
    ???「出久!」
    出久「え?えーくん?」
    出久「なんでえーくんが1年の廊下にいるの?また騒がれちゃうよ…。」
    生徒達「あっ見て!切島先輩だよ!すごい!やっぱイケメン!」
    鋭児郎「今日は友達に会いに来たんだ」
    鋭児郎「…ん?出久、なんかあったか?元気ねぇぞ?」
    出久「…別に、何もないよ。じゃあね。」

    鋭児郎「出久…」


    カットするか迷った切島君のシーンがあります
    プロセカでは緑谷のキャラと切島のキャラは姉妹(姉は切島)なのですが、苗字が面倒な事になるので従兄弟くらいと考えてください
    今後も兄弟キャラ出てくるのでよろしくお願いします

    保守ありがとうございます!

  • 62二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 20:54:55

    宮益坂学園 1年C組

    目蔵「昨日は凄かったな。信じられないが、夢ではなかったんだな。」
    目蔵「ほら、踏影見てくれ、俺のスマホにも『Untitled』が入っていたんだ。これは出久と実のスマホにも入っているのだろうか?」
    踏影「おそらく」
    目蔵「不思議だが、繋がっているようで、嬉しいな」
    目蔵「そういえばミクは俺たちに同じ想いがあると言っていたが…出久や実にも同じ想いがあるのかもな…それならまた……だが、バンドは断られてしまったし違うのかもな……。だが…やはり一緒にバンドをやれたらいいな。」
    踏影「…」
    踏影「…目蔵、2人ですバンドをやってみないか?」
    目蔵「!いいのか?」
    踏影「俺だけでは全然人数は足りないが…」
    目蔵「いいんだ、すごく嬉しい!」
    目蔵「それに、いつかは実と出久もやってくれるかもしれないしな」
    踏影「…そうだな。やれるだけやってみよう。」
    踏影(また皆で一緒にというのは難しいかもしれない。だが目蔵の想いにはこたえたい。目蔵が諦めないなら、俺も共に努力したい。俺は、今自分に出来ることをしよう。)

  • 63二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 21:25:12

    >>61

    従姉妹の話も面白くなりそう

  • 64二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 07:01:01

    保守

  • 65二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 12:29:05

    早めで申し訳ない、ほしゅ

  • 66二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 20:05:02

    ♪― (セカイに行く音)
    教室のセカイ

    踏影「本当にまた来られた…!」

    ミク「踏影、目蔵、2人ともまた来てくれたんだね。」
    踏影「ミク! 急に来たが大丈夫だったか?」
    ミク「うん。…実と出久は?」
    踏影「それは…」
    目蔵「今は一緒に来られないがきっといつか一緒に来れると思う。」
    ミク「そっか、楽しみにしてるね」
    目蔵「それで、今日はミクに伝えたい事があって来たんだ。」
    ミク「何?」
    目蔵「俺達、バンドを始めんたんだ。」

  • 67二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 20:21:17

    ルカ「バンドメンバーはこれで全員?ミクから4人って聞いていたけれど…」
    踏影「…それは…今は…」
    ルカ「なんだか複雑な事情があるみたいね?」
    目蔵「本当はあと2人幼馴染がいるんだ。昔はすごく仲がよかったんだが、俺が入院して戻ってきたら出久と実はあまり話してくれなくて…」
    ルカ「そうなのね。2人に何かあったのかしら?」
    目蔵「…話せないから分からないんだ…」
    踏影「……」

    ミク「―大事な友達だから上手く話せないのかもね。」
    踏影「…ミク…」
    ミク「でも、2人にとって出久と実は大切な友達なんでしょ?それでいいんじゃないかな。」
    ルカ「そうね。その気持ちが2人にあるなら、きっと一緒にいられる日が来るんじゃないかしら。」
    目蔵「2人にそう言ってもらうと、なんだかそんな気がしてくるな。」
    ミク「それならよかった。」
    目蔵「皆でバンドをやれるように、練習を頑張ろう、踏影」
    踏影「…そうだな、頑張ろう」

  • 68二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 20:43:39

    目蔵「…ダメだ。難しい…。ルカ、全然出来なくて申し訳ない…」
    ルカ「ピアノとは鍵盤のタッチが違うもの。少しずつ頑張りましょう。焦らないで、まずはゆっくりやってみて」
    目蔵「ありがとう、ルカ。出久は楽器が上手いから、合わせられるように、もっと上手くならないとな。」
    ルカ「ええ、頑張って。目蔵ならきっとできるわ。」

    踏影(目蔵が楽しそうで、よかった。…ここに出久と実がいてくれたら、きっともっと…いや、落ち込んでばかりではダメだ。俺も頑張ろう)

    ミク(2人とも、頑張ってるな)

  • 69二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 20:51:49

    宮益坂

    目蔵「練習、楽しかったな。まさかルカまでいるとは思わなかった」
    踏影「俺もだ。だが、2人のおかげでよく練習できた。」
    目蔵「そうだな。それじゃあ、また明日も練習しよう。」
    踏影「ああ、また。」

    踏影(目蔵といると、昔に戻ったようで楽しいな。…しかし、俺たちのことをどう言えばいいのだろうか…)

  • 70二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 21:01:29

    踏影『出久、昼食を共に取らないか?今日は実も時間があるそうだから3人で…』
    踏影(中学2年の時―出久と実とクラスが別れて、休み時間の度に出久達のクラスに行っていたが…)
    出久『…僕に話しかけないで』
    踏影『え…』
    出久『これから昼はベースの練習したいから、一人でたべるね』
    踏影『い、出久?』

    踏影(出久は急に俺達から距離を置いだして…どんどん離れていった…理由を聞いても、一人で居たいからとしか言ってくれなかった)
    踏影(それに、実は―)

    踏影「!実!」
    踏影「DVDショップからでてきたが…それは……。」
    実「…あー、これは…その…▢▢とか〇〇とか」
    踏影「…もう言わなくていいぞ…」
    踏影「相変わらず…いや、もういい。…今日、またミクのところに行ってきたんだ。『Untitled』を再生したら本当に行けてな。」
    踏影「それで、目蔵と共にバンドを始めたんだ。」
    実「目蔵と?」
    踏影「ああ。それで…実もよかったら…やらないか?」

  • 71二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 21:26:43

    サブキャラ枠はどうなるんだろう(楽しみにしています!)

  • 72二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 06:13:23

    保守

  • 73二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 13:04:55

    歩sy

  • 74二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 21:02:47

    実「…オイラは…いや、大丈夫…」
    踏影「…やはりそうか…」
    実「ご、ごめんな。…オイラもう帰らねぇと」
    踏影「…そうか。またな、実」


    反応と保守ありがとうございます!

  • 75二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 21:36:19

    神山通り

    実「…はぁ…オイラ、いつまでこんな……」

    実「星…今日はあんまり見えねぇな…」
    実(隣にみんながいないから…かな…)


    踏影の部屋
    踏影「…実」

    踏影(5限は数学なのに教科書を忘れてしまった…。そうだ、実に貸してもらおう。)

    踏影(…?)
    実『…』
    踏影(実が一人で昼食をとっている…?大抵クラスの友人と一緒だったと思うが…)

    かつてのクラスメイトA『なあ、今日カラオケ行こうぜ、いつものメンバーで』
    かつてのクラスメイトB『いつものって…あいつは呼ばないんだよな?』
    かつてのクラスメイトA『当たり前じゃん。いても楽しくないし。』
    実『…』

  • 76二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 21:37:37

    実『…踏影?』
    踏影『数学の教科書を借りようと思ったのだが…実、大丈夫か?…友達と何かあったのか?』
    実『…そ、そんなことないぜ!今日はちょっと一人で食べたい気分で…!』
    踏影『本当か?もし何かあれば相談にのるぞ。』
    実『大丈夫だって。心配かけてごめんな、なんでもないから』
    踏影『…実がそう言うなら…』

    実『…でも、誰かに傷ついて欲しくないって思うのは、ダメなことなのかな…』
    踏影『え?』
    実『いや、ごめん、考え事しててさ。ほら、数学の教科書、チャイム鳴っちゃうぞ、そろそろ』
    踏影『だが、実…』
    実『オイラは大丈夫だから、心配するなって』

    踏影(それから、大丈夫かと尋ねても実は逃げるように離れて行って…あれは、やはり…)
    踏影「…」
    踏影「あの時俺が何か出来れば、こんな事には…」

  • 77二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 23:12:35

    このレスは削除されています

  • 78125/11/12(水) 23:13:58

    >>22

    見直してたら気づきました

    今更ですが

    兄弟は前説明してますが、年齢はプロセカ側に揃えようかなと思ってます

    まだ居るかわからないですが質問くださった方すいません

  • 79二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 07:43:34

    保守

    >>78

    把握しました

  • 80二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 14:27:17

    >>78

    22です

    なるほどわざわざ前の質問にお答えくださってありがとうございます

    年齢揃うなら爆豪、切島、葉隠、瀬呂、麗日、青山、芦戸が二年生でそれ以外の子が一年生ってことか…

  • 81二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 18:58:37

    楽器店

    目蔵「今日は俺の買い物に付き合ってくれてありがとう、踏影」
    踏影「構わない。買いたいもの…そういう事か」
    目蔵「ああ。せっかくバンドを始めることだし、自分で選んだ楽器を使いたくてな。」
    踏影「どれにするのか決まっているのか?」
    目蔵「店の人に聞いてみて決めようと思っていたんだ。店員さんは…」
    目蔵「出久!?」

    出久「目蔵君…?踏影君も…」
    踏影「出久…」
    目蔵「久しぶりだな、セカイであった時以来だ。今日は買い物をしているのか?」
    出久「そうだけど…2人は?」
    目蔵「俺も買い物だ。シンセサイザーを買いに来たんだ。」
    出久「シンセ?」
    目蔵「そうだ。俺達、バンドを始めるんだ。しかも、セカイに居たミク達が練習を手伝ってくれているんだ。」
    出久「…本気で言ってるの…?それに、ミクが練習を手伝ってくれるって…あんなよく分からない場所でよくやる気になるね。」

  • 82二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 19:15:11

    目蔵「出久は今もベースを弾いているのだろう?バンドには入っているのか?」
    出久「…その手には乗らないから。僕は誰かとバンドを組む気はない。」
    目蔵「まだ何も言っていないが…」
    出久「…バンドには入ってないけど、たまにバイト先のライブハウスで臨時のベーシストで参加したりはしてる。」
    出久「…僕は、一人でいいんだ。」
    踏影「出久…」

    目蔵「だが俺は出久とも実とも4人でバンドをやりたい、もっと一緒にいたんだ。」
    出久「…」

  • 83二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 19:16:32

    出久「…中学の頃、1度バンドに入ったんだ。軽音部の先輩に誘われて。」
    出久「でもそのバンドは慣れ合ってばっかりだった。1曲も真剣に練習出来なくて、ケンカになったんだ。
    結局、僕が追い出されて終わり。」
    目蔵「出久…」
    出久「だから、僕は誰かと一緒にバンドをやるとしても、本気でやりたい。」
    踏影「出久…」
    出久「…この曲、来週までに合わせられる?」
    目蔵「これは…楽譜か?」
    出久「それ一緒に弾けたら、考えるよ。」
    目蔵「…っ!もちろんだ、合わせる!なぁ、踏影」
    踏影「あ、ああ。」
    出久「…じゃあ僕はバイトに行くね」

    目蔵「…踏影、絶対に弾けるようになろう。」
    踏影「…そうだな。感謝する、目蔵。俺ではきっと諦めていた。」
    目蔵「そうとなれば、まずはシンセを買うぞ…!」
    踏影「そうだな!」


    22の方まだみてくれてた!ありがとうございます
    保守ありがとうございます!

  • 84二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 23:35:09

    朝早いので保守

  • 85二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 07:34:25

    保守

  • 86二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 12:55:53

    神谷通り

    出久「みんなで一緒に…」
    出久「僕、またみんなと一緒に居て…いいのかな⋯」

    ☆彡

    出久「…!今の、流れ星…?」

    幼い目蔵『!今のは流れ星?見逃してしまった…』
    幼い実『流れ星はすぐ消えちゃうんだぜ。だからじーっと見ないと。』
    幼い目蔵『見つからないな…』
    幼い踏影『きっとまた見つかるだろう。皆で探そう。』

    出久「…」
    出久「あ…なんだ…あれ、飛行機か…」
    出久「だよね、ここじゃ見えないか…」


    インフルの影響で暇になったので昼間から投稿します
    スレ主は無事ですが皆さんもお気をつけて

  • 87125/11/14(金) 12:56:58

    昨日くらいから名前が消えてました...
    気をつけます

  • 88二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 15:17:46

    >>86

    そうでしたか

    体調にもお気をつけてください


    応援してます!

  • 89125/11/14(金) 15:45:26

    教室のセカイ

    ミク「…踏影と目蔵、そろそろ来るかな」
    ルカ「フフ、やる気いっぱいね、ミク」
    ミク「ルカ…!そこで見てたの?」
    ルカ「ええ。踏影達を待って、ソワソワしてる時からずっとね。」
    ミク「…こっそり見てないで、声掛けてくれればいいのに…」
    ルカ「早くあの子達が本当の想いを見つけられるといいわね」
    ミク「…うん。きっと4人も、向き合えてないだけだと思うから。ここで本当の想いに向き合ってもらえたらいいな」
    ルカ「そうね。…あら?この足音…2人して慌ててるみたい」

  • 90125/11/14(金) 17:49:58

    目蔵「…ここに居たのか!ミク、ルカ、俺達、出久とバンドを組むためにこの曲を弾けるようになりたいんだ、手伝ってくれないか?」
    踏影「急にすまない、出久とバンドができるかもしれないんだ…!もっと練習を見てもらいたいのだが…いいか?」
    ミク「…ふふっ、一緒にやれそうなんだね。もちろん、手伝うに決まってるでしょ?」

  • 91125/11/14(金) 18:00:08

    目蔵「…!もうこんな時間か。」
    踏影「練習に夢中で気がつかなかったな」
    目蔵「このセカイはずっと夕暮れなんだな。時間が過ぎた事が分からなかった」
    ミク「うん。この景色も、4人の想いでできてるからまだちょっと寂しい景色なんだ」

    目蔵「それにしても、難しい曲だな…出久が選んだ曲という感じだ…」
    ルカ「そうね。でもきっと、2人と真剣にバンドをやりたいからこの曲を選んだんじゃないかしら?」
    目蔵「そうだな。俺もそう思う。弾いていると上手くなっていく気がするしな」

    目蔵「そういえば、このセカイにこんなものがあるのに気づいていたか?」
    踏影「これは…星図?」
    目蔵「それに、黒板にも書いてあるだろう?なんだかこれから星を見に行くところのようだな」
    踏影「星か…見に行きたいな」
    ミク「それなら、屋上に行かない?」
    踏影「だが…まだ夕方だぞ?」
    ミク「言ったでしょ、ここは想いで出来た場所だって」

  • 92125/11/14(金) 18:17:42

    屋上

    目蔵「…!こんなに綺麗な星空は初めてかもしれないな」
    踏影「…本当に綺麗だ…だが、なぜだ?先程まで夕方だっただろう」
    ルカ「このセカイはあなたたちの想いから生まれたものだから、あなたたちの想いによって姿を変えるのよ」
    踏影「俺達の想いで…」

    踏影「目蔵、昔、星を見たよな、4人で」
    目蔵「そうだな。4人でジャングルジムに登って流れ星を見たな。確か…しし座流星群」
    踏影「出久が頑張って説明してくれたな。」
    目蔵「実は星の名前を全然覚えられなかったな」
    踏影「何度説明しても実が覚えないから、出久が珍しくむくれていたな」
    目蔵「懐かしいな…」

    踏影「…もうすぐ、出久との約束の日だな」
    目蔵「出久とバンドが出来るように最高の演奏をしよう。」
    踏影「…今度は、4人で星を見よう」
    目蔵「そうだな。」

    踏影(目蔵と居ると、4人でいた頃に戻れるような気がしてくる。出久と一緒に居たい。次のセッション、最高の演奏が出来るように頑張ろう。)

  • 93125/11/14(金) 20:56:54

    数日後 スクランブル交差点

    目蔵「出久、今日はよろしく」
    出久「…分かってると思うけど、失敗したら、バンドの話はなしだからね。」
    踏影「もちろんだ」
    出久「…じゃあ、スタジオに行こう」

    実(あそこにいるのは…出久達か?)
    実(3人でどこにいくんだ?仲直り出来たのか?)
    実「…」

    実のクラスメイトA「おーい、峰田。どうした?」
    実「いや、なんでもねぇよ。今行く!」
    実(出久がまた踏影たちと仲良くなれたならよかった。みんなが仲良くできるなら、オイラはそれで…)
    実(それで…いいはずなのに…)
    実(どうしてこんなに寂しいんだ…)

  • 94125/11/14(金) 21:48:44

    レッスンスタジオ

    出久「それじゃ、始めよう。」
    踏影「よろしく頼む。」
    目蔵「準備が出来た、出久、踏影、やろう」

    ♪〜

    出久(…2人とも、ちゃんとついて来てる。かなり練習したんだろうな。)
    踏影(…大丈夫、きっと行ける。ミク達との練習で完璧に演奏出来るようになった。)
    目蔵(音もピッタリだ。これなら出久とまた一緒に…!)


    話数的には半分を切りました!残りも頑張ります
    今日はここまでにします

  • 95二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 06:21:36

    保守

  • 96125/11/15(土) 11:00:49

    目蔵(…。なんだか…気分が…)
    目蔵(…いや、もう少しで終わる、あと少し…)

    バタツ

    出久「…!目蔵君!?」
    踏影「目蔵!?大丈夫か?具合が悪いのか?」
    目蔵「…少し、熱くなりすぎてしまった…」
    出久「…!救急車呼ばないと…!」
    目蔵「ただの風邪だと思うから大丈夫だ。少し休んでいていいか?」

  • 97125/11/15(土) 11:07:27

    踏影「…一緒に練習していたのに、気づくことが出来なかった、すまない」
    出久「…最初に無理させるようなことを言った僕が悪い…」
    目蔵「俺が勝手に頑張りすぎたのが悪いんだ。それに、今日はそれくらい楽しかった。」
    踏影「…目蔵…そうだな、今日は共に演奏ができて、よかった」

    出久「…」
    踏影「俺は、出久に嫌わたと思って、こんな風に共に何かをすることは出来ないと思っていた…」
    出久「別に、嫌いになった訳じゃ…」
    目蔵「出久、俺が入院していた間に何があったんだ?」
    出久「…」

  • 98125/11/15(土) 11:25:00

    出久「みんなとクラスが離れてすぐの時、クラスメイトに『一緒に帰ろう』とか『一緒に昼ごはん食べよう』とか、よくそんな風に誘われてたんだ」
    出久「僕はクラスメイトのことが嫌いだった訳じゃないけど、一緒に行動する必要はないと思って、そういうの全部断ったんだ」
    出久「でもそれが原因で、クラスメイトから避けられるようになった。」
    踏影「…」

  • 99125/11/15(土) 11:34:12

    出久「それ自体は別によかったんだ。放って置いてくれた方が楽だし。でも…」

    出久のクラスメイトA『たまに別のクラスから緑谷に会いに来てるやついるよな、常闇だっけ?よく緑谷と付き合ってられるよな』
    出久のクラスメイトB『小学校からの幼馴染らしいけど…なんか緑谷と同類って感じするよな』
    出久クラスメイトA『確かに、それ分かる。ぶっきらぼうっていうか、周りのことどうでもいいっていうか』
    出久クラスメイトB『クールぶってるとこが嫌だよな。自分はお前らとは違うから馴れ合わないぞ、みたいな…』
    出久『…!』

    出久「影で、みんなのことまで悪く言われたから思わず言い返して…そしたら余計に色々言われて…」
    出久「僕は別にいい、でも、僕のせいで踏影君たちまで悪く言われるのは、嫌だったんだ」

  • 100125/11/15(土) 11:35:44

    目蔵「それで、一人でいようと思ったのか?」
    出久「…うん」
    踏影「相談してくれたら…!」
    出久「言ったら踏影君は心配して、様子見に来てくれる、そしたらもっと酷くなる、だから一人でいようと思ったんだ」

    目蔵「出久も変わっていなかったんだな。踏影たちのことが大切だから、我慢していたのだろう?」
    出久「…」
    踏影「出久…。俺は、誰に何と言われようとも、出久と友達でいたい。」
    出久「…」


    出久「…やっぱり、こうなるよね」
    踏影「…?」
    出久「本当に、踏影君たちの事を考えてるなら、セッションなんてしなければよかったんだ」
    出久「弱いな…僕」

    出久「でも、僕はちゃんと警告したから―もう、知らないからね」


    保守ありがとうございます!

  • 101125/11/15(土) 15:39:30

    踏影・目蔵「…!」
    目蔵「出久、それは…」
    出久「…一緒にバンド、やらせてくれない?」
    踏影「もちろんだ…!やろう、出久」
    出久「うん…!」
    目蔵「やったな、踏影。出久とバンドができる!」
    踏影「ああ!」
    目蔵「もしかしたら実も話したら戻ってきてくれるかもしれないな…!」
    踏影「…」

    目蔵「もう一度話してみよう、それで、今度こそ4人で一緒に…あっ…」
    踏影「急に立ち上がると危ないぞ、もう少し休んでいるといい」
    出久「…目蔵君はまず体調を治そう。実君のことはその後考えよう、いい?」
    目蔵「はい…」

  • 102125/11/15(土) 15:54:44

    1週間後 宮益坂学園

    実(最近、目蔵見ねぇな…どうしたんだ?もしかして、また病気が…)
    実「あ…ふ、踏影…」
    踏影「実?どうしたんだ?ここは俺のクラスの前だが…」
    実「あ…その、最近実いないけど…どうしたんだ?」
    踏影「風邪が長引いているらしくてな。昨日お見舞いに行ってきたが、熱は下がったみたいだぞ。」
    実「そうか…よかった」
    踏影「そういえば、久しぶりに透さんともあったぞ。早く元気になるようにと自作のミュージカルを作っていた」
    実「お前透さんに会ったのかよ!ずるいぞ、お前だけあの美少女に会って…」
    実「あっ…」
    踏影「…久しぶりに昔のように話せたな」
    実「…」


    ※葉隠さんの元のキャラは障子君の元のキャラの兄です
    こちらも従兄弟のような感じで思っていてください

  • 103125/11/15(土) 19:05:17

    かつてのクラスメイトA『なぁ峰田聞いてくれよ、この前部活の先輩が…』
    実『そんなことがあったのか。無理しすぎんなよ。』

    かつてのクラスメイトB『…って言われて…あいつなんであんなこと…』
    実『それはひどいな…』

    かつてのクラスメイトC『…峰田、話聞いてもらってもいいか?』
    実『いいぜ、どうしたんだ?』

    かつてのクラスメイトC『お前さ、昨日の放課後、俺の悪口言ってたよな』
    実『は…?オイラは後輩の相談を受けてただけだぜ…』
    かつてのクラスメイトC『峰田ってさ、誰の味方なの?』
    実『味方って…』
    かつてのクラスメイトC『みんな言ってる、峰田は色んな人の愚痴聞いて、いい顔してるって』
    実『いい顔してるって、そんなつもりじゃ…嫌なこと1人で抱えると苦しくなっちゃうだろ?だから話を聞けたらなって思っただけで…』

    かつてのクラスメイトC『…そういうのさ、八方美人って言うんだぜ。』
    かつてのクラスメイトC『そうやって誰にでもいい顔しとけば、嫌われないで済むって思ってるんだろ?』
    実『そんな訳じゃ…』

  • 104125/11/15(土) 20:34:06

    踏影『あ…実』
    実『踏影…』
    踏影『実、本当に大丈夫なのか?言いたくないなら言わなくてもいいが、苦しいことがあれば言ってくれ、友達だろ?』
    実『踏影…ありがとな。』

    かつてのクラスメイトB『峰田が廊下で友達と話してるの見たんだけどさ、あいつ俺達にいじめられてるみたいな態度とってるぜ』
    かつてのクラスメイトC『俺達はあいつが人の悪口聞いてヘラヘラしてるから怒ってるだけなんだけどな』
    かつてのクラスメイトA『被害者ヅラするなって感じだよな。その友達も、何も知らない癖に峰田の味方してさ…』
    かつてのクラスメイトB『確か、常闇だっけ?峰田いつも常闇と喋ってるみたいだぞ』

    実『…!』

  • 105125/11/15(土) 21:59:07

    明日は忙しいので投稿できそうにないです
    すいません

  • 106二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 23:26:07

    >>105

    大丈夫ですよ

    その間は自分達が保守しておきます

    何の用事があるのかはわかりませんが頑張ってください

  • 107二次元好きの匿名さん25/11/16(日) 08:45:21

    保守

  • 108二次元好きの匿名さん25/11/16(日) 17:41:47

    保守

  • 109二次元好きの匿名さん25/11/16(日) 23:20:38

    保守

  • 110二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 07:02:46

    保守

  • 111二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 15:39:00

    保守
    続き待ってる

  • 112125/11/17(月) 21:16:20

    踏影『実、今日一緒に帰らないか?』
    実『…ごめん、踏影。しばらく話しかけないでくれ…』
    踏影『…は?それはどういう…』
    実『…クラスのやつとはもう仲直り出来たんだ。だからオイラのことはもう気にするな』
    踏影『実…?』
    実『じゃあな』

    踏影『あっ…』

  • 113125/11/17(月) 21:19:14

    踏影「そう…だったのか…。やはり、あの時…」
    実「踏影、あの時助けようとしてくれてありがとな…」

    実「でも、オイラ…怖いんだ…。クラスで無視されるのも…、笑われるのも…無視されるのも…」
    実「もうあんな思い絶対にしたくないんだよ…!」
    踏影「…」
    実「だから、クラスメイトに『また誰にでもいい顔してる』って思われたくねぇから…誰とも付き合わずに、クラスの友達とだけ付き合って行こうって…決めたんだ…」
    踏影「そんな…!」
    踏影「実はいい顔をしている訳ではない!皆に優しい事を俺達は知っている、だから…」
    実「…ごめん、踏影」

    実のクラスメイトA「峰田、どこだ?パン売り切れそうだったからたくさん買ってきたんだ!みんなで分けようぜ!」

    実「…ごめん、行くな」
    踏影「実…」
    実「もう…わかんなくなっちまったんだ。友達って、なんなのか」


    保守ありがとうございます!

  • 114二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 22:56:16

    >>113

    こちらこそ更新してくださりありがとうございます

  • 115二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 08:00:07

    ほしゅ

  • 116二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 13:54:18

    保守

  • 117二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 20:09:58

    保守

  • 118125/11/18(火) 21:56:37

    放課後 宮益坂学園 中庭

    目蔵「今日から3人で連絡できるな」
    出久「そうだね。それで、最初はどこでライブするの?」
    目蔵「ライブ?」

    出久「…もしかして2人とも、何も考えずにただ練習しようって言ってたの?」
    目蔵「そ、そんなことはないぞ。ま、まずは学園祭でライブをしたりするものいいかもしれないな」
    出久「…それでもいいけど、やるからには本気でやろう」
    踏影「そうだな。」

  • 119二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 06:35:22

    保守

  • 120二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 14:19:55

    保守

  • 121125/11/19(水) 18:39:58

    踏影「そうだ、出久のことをミク達に報告しにいかないか?」
    目蔵「そうだな。練習のお礼も言わなくては」
    出久「そっか、練習はあのセカイってとこでミク達とやってたんだっけ」
    目蔵「そうだ。ミクとルカが色々と教えてくれたんだ」

    目蔵「…実も一緒に来られたらよかったのにな」
    出久「それは…無理だと思う。」
    踏影「…」
    出久「実君、中学の時のこと引きずってるし」
    目蔵「中学?出久、実に何があったか知っているのか?」
    出久「詳しくは知らない、けど…クラスで孤立してたのは知ってる」

    目蔵「こ、孤立?実は友達がたくさん居たと思うが、どうして…」
    出久「…分からない。僕が何回聞いても、気にしないでって言うだけだった…」
    踏影「…出久は実と話していたのか?」
    出久「少しだけだけどね。落ち込んでるように見えたし。結局、何があったのかは分からなかったけど…。踏影君にもそんな感じだったんじゃない?」
    踏影「…」
    出久「とにかく、もう孤立したくないから、クラスメイトといつも一緒にいようとしてるんじゃないかな」

    出久「…昔の実君はそうじゃなかった。優しかったけど、自分の考えもちゃんと持ってて、間違ってることはちゃんと間違ってるって言えた」
    出久「…でも、今の実君は違う。クラスメイトの顔色ばっかり伺って、自分のことはどこかに置いてきてる。」

  • 122二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 23:19:32

    実……

  • 123二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 08:07:17

    ほしゅ

  • 124二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 16:53:20

    保守

  • 125125/11/20(木) 21:32:25

    出久「そういうの見ると…ちょっとモヤモヤするんだよね」

    踏影「…」


    踏影「実は、先日実と少し話したんだ」


    (>>102 からの会話)


    目蔵「実…そうだったのか…」

    出久「…そんなの、逃げてるだけだ…!僕達からも、他の友達からも。根本的な解決になってないよ…!」

    踏影「実はきっと…怖いんだ。それに実は、同じ事をしたらまた嫌な思いを周りにさせてしまうと思っているとだと思う」

    出久「でも…それで2人を傷つけて…!」

    出久「…ごめん。でも納得いかないんだ。僕だって、実君の事言える立場ではないけどね」

    踏影「出久…」

    目蔵「実は昔から周りの事をよく見ていたからな。俺達が悩んでいるのを言わなくても気づいたり…」

    目蔵「気を配れるから、辛くなっているんだろうな…」

  • 126125/11/20(木) 21:41:20

    目蔵「…実の事をバンドに誘うのはもうやめようと思う。」
    踏影「!?」
    出久「目蔵君…それ、本気で言ってるの?」
    目蔵「そうだ。それが、俺の実への思いやりだと思う。…自分で言うなという話だが…」

    目蔵「実が、苦しくない方がいいと思ったんだ。本気は、実を一人にはさせないと言いたいが…」
    目蔵「苦しい時に側に居なかった俺が言うのは違うと思ってな」
    出久「…」
    踏影「すまない…俺はそんなつもりではなく、解決出来たらと思って…」
    目蔵「大丈夫だ、踏影、分かっている。」

    目蔵「実がせっかく今のクラスメイトと仲良くできているなら、そこに突然幼馴染を理由に俺達が割って入るのはいけないなと思ったんだ。…実の気持ちを大事にしてあげたいんだ。」

    目蔵「俺達は練習をしよう!ミクたちのことろに行こう」
    出久「…」

  • 127125/11/20(木) 21:55:29

    教室のセカイ

    ルカ「…踏影、どうかしたの?ギターの音が迷ってるように聞こえる。それに、歌も」
    踏影「…話を聞いてもらってもいいか?」
    ルカ「ええ」

    踏影「大事にしたい友がいるんだ。だが、一方の気持ちを優先すると、もう一方の気持ちには答えられないんだ…」
    踏影「俺にはどうすればいいのか分からないんだ…」

    ルカ「踏影は、どうしたい?」
    踏影「俺は…どちらも大切にしたい。だが…」
    ルカ「音には正解がないのよ。ある音をいい音と思うかはその人次第。踏影達にとって一番素敵な音は、どんな音なのかしら」
    踏影「俺達にとって…一番の…」


    保守ありがとうございます
    いよいよ話も終盤ですね

  • 128二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 06:55:35

    保守

  • 129二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 15:02:12

    ほしゅ

  • 130125/11/21(金) 18:04:10

    翌日 宮益坂学園 校門

    目蔵「2人とも、おはよう」
    出久「おはよう…って目蔵君、大丈夫?顔色悪いし、クマまで出来てるし…」
    目蔵「そうか…?すまない、大丈夫だ。昨日家で考え事をしていたからかもしれない」
    踏影「考え事?」

    目蔵「…バンドに誘うのはもうやめると実に言いに行こうと思ってな」
    出久「別に言う必要はないんじゃない?」
    目蔵「実は言わないと俺達のことをずっと気にしてしまうと思うんだ」
    出久「目蔵君…」
    目蔵「今から実のところに行って話してくる」

    踏影「…」

  • 131125/11/21(金) 22:01:25

    昼休み

    目蔵「実、お昼時にすまない。少しいいか?」
    実「目蔵…」
    実「…ごめん…オイラ昼ごはん食べる約束があって…」
    目蔵「少しだけだ。これで最後にする」
    実「え…?」


    宮益坂学園 中庭

    目蔵「…何度もバンドに誘って、すまなかった。俺はまたみんなで何か出来たらと思って誘っていたのだが…」
    目蔵「それはよく考えると、実の事を考えれていなかった。自分勝手な事をして、すまない」
    実「そんなこと…!」
    目蔵「踏影から聞いたんだ。中学の頃の事も、全部」
    目蔵「俺が実の立場だったらすごく辛いだろうと思った。だから、実には今の友達を大切にして欲しいと思ったんだ。」
    実「目蔵…」

    目蔵「話を聞いてくれてありがとう。急に申し訳ない」
    目蔵「じゃあ、また」

    実「…」

  • 132二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 05:11:04

    保守

  • 133125/11/22(土) 09:52:26

    踏影「目蔵は君大丈夫だろうか…」
    出久「僕達も一緒に行った方がよかったかも…」
    出久「あっ、戻ってきた」

    目蔵「すまない。待たせたな。」
    踏影「どうだったんだ?話せたか?」
    目蔵「ああ。ちゃんと話してきた。」

    目蔵「…あ…なんで俺は泣いているんだ?すまない…なぜか涙が止まらない…」
    出久「…本当に、これでよかったの?」
    目蔵「実のことが大切だから、これでいいんだ。一緒にはいられないがクラスは近いから実が元気にしているのは側で見られるしな」
    踏影「目蔵…」
    目蔵「俺達も昼ご飯を食べよう、時間が無くなってしまう」

    出久「…」

  • 134二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 14:58:17

    ほしゅ

  • 135125/11/22(土) 15:24:32

    数日後 宮益坂学園 中庭

    出久「目蔵君、あれからずっと元気ないね」
    踏影「そうだな…本当に、これでよかったのだろうか?」
    出久「いいわけないよ。こんなの、絶対に間違ってる。」

  • 136二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 22:41:23

    保守

  • 137二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 06:45:50

    (´;ω;`)

  • 138125/11/23(日) 10:04:54

    数日後 宮益坂学園 校門

    出久「今日は練習なしだっけ?」
    目蔵「そうだ。俺も部活があるし踏影もバイトがあるのだろう?」
    踏影「ああ。急がなくては行けないから俺は先に行く。2人とも、また明日会おう」

    目蔵「俺も部活に行かなくては。出久は今日用事はないのか?」
    出久「僕もちょっと用事があるんだ。」
    目蔵「そうなのか。じゃあ俺は部活に行ってくる。また明日」
    出久「うん、また明日」

    出久「…」

  • 139125/11/23(日) 10:13:06

    廊下

    実「それじゃ、先生にプリント出してくる」
    実のクラスメイト「ありがと。教室で待っとく」

    出久「実君」
    実「!出久…」
    実「オ、オイラ、職員室行かないと―」
    出久「いつまでそうやって目を逸らしてるつもり?」
    実「っ…」

    出久「友達と色々あったって事は聞いたよ。あの頃から実君、少し変だったしね。」

    出久「それをどうにもしなかったし、クラスメイトを遠ざけてた僕が言うのはおかしいのは分かってる。」
    出久「でも、実君は本当にこれでいいの?」
    出久「目蔵君はこれでいいって言ったかもしれないけど、本当はそう思ってないよ…!」

    出久「…実君は、目蔵君達の気持ちはどうでもいいの?」
    実「そんな…」
    出久「じゃあ実君は何がしたいの?」

  • 140二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 18:17:31

    押忍

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