- 1ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:00:12
- 2二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:01:14
ナンジャモも可愛いよ…ハァハァ…
- 3ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:01:27
配信.者、でんきポケモン使い、一人称が「ボク」ということでナンジャモは比較されることが多いが、今までナンジャモは気にしたことがなかった。
ナンジャモ「なのにグルーシャ氏があんな言い方するからさぁ……」
〜数日前〜
ナンジャモ「やっほー、グルーシャ氏!あれ、なんか可愛いの着けてんね」
グルーシャ「ああ、これ?カナリィのぬいストラップ。最近見てるってリーグ運営の人と話してたら、一つ分けてくれた」
ナンジャモ「あぁ〜、最近ミアレで話題の……」
ナンジャモ「って!グルーシャ氏ボクの古参ファンじゃなかったの〜!?この浮気者っ」
グルーシャ「いや、ドンナモンジャTVしか見ないなんて一言も……」
グルーシャ「そっちこそ、一度見てみたらいいんじゃない?マンネリとは言わないけど、動画を新しくするヒントとかあるかもよ」 - 4ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:02:37
ナンジャモ「あー、その内ね。ていうかよくその人と比較されるけどさ、正直比べること自体あんま意味ないよね!同じ配信.者といっても」
グルーシャ「サムい」
ナンジャモ「はい?」
グルーシャ「あんたはジャンル違いとか言って住み分けできてるつもりだろうけど、見てる側はそういうことで斟酌しないからね?」
グルーシャ「対抗意識持てとは言わないけどさ、殿様商売しないためにも同業者の観察するのは悪いことじゃないと思うけど。そういうアンテナを伸ばすこと忘れてるよね最近……」
ナンジャモ「」
〜〜〜〜〜〜〜〜
ナンジャモ「古参ファンてこういう所がキツいんだよな〜」
ナンジャモ「まぁ、いっか。どうせヒマだったんだもん、ちょっくら見せてもらおうかな……」
カナリィ『◎△※=¥!!なんだよこれ!?絶対入力しただろぉ!?』
ナンジャモ「ぶあはははははは!!」
ナンジャモ「いいじゃんこれ!メチャクチャ面白いじゃん!ボクもへそダイナモできそう!!」 - 5ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:04:00
緩急をつけたゲーム攻略、思わず笑ってしまう毒舌を交えたトーク、さりげなく胸元やウエストをチラ見せするアングルの妙など、配信.者として勉強になることも多かった。
ナンジャモ「どうにかしてドンナモンジャTVにコラボ出演してくんないかなぁ?いやでもこういうタイプの配信.者ってコラボとか好きじゃないイメージ……」
ナンジャモ「!!ふっふっふっふ」ニヤッ
ロトロトロトロトロトロト……
ナンジャモ「リップ氏おひさ!実は……わぁお、お風呂中だった!?」
リップ(入浴中)「しもしも♪珍しいわねジャモちゃん、コラボのお誘い?」
ナンジャモ「コラボ以外にお願いしたいことがあってさ──」
〜〜〜〜〜〜〜〜 - 6ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:05:06
リップ「……そのカナリィちゃんにアポ取りするためだけにミアレまで?フットワーク軽いのね」
ナンジャモ「その段階はすっ飛ばすよ!ただの共演じゃ見られないリアクション引き出しちゃる」
ナンジャモ「NG出されたらボツにしてミアレ観光楽しめばいいしぃ〜」
リップ「勢い重視というか一瞬一瞬に全てを懸けるというか……ほら、お待ちどうさま!」
ナンジャモ(くろかみフォルム)「ふおおおお!これはお見事ですぞ!!まるで文学少女じゃん」
ナンジャモ「リップ氏ポケウッド行ってもやってけるんじゃない!?」
リップ「んもぉ、ちょっぴり褒めすぎよ♪……さて、今はミアレ行きの便人気だものね。なるはやで二人分取れるのかしら?」
ナンジャモ「外部研修ってことでリーグが取ってくれたりしないかなー……」
ナンジャモ「二人……二人?え、まさか?」
リップ「まさかも何も、リップも行くけど」 - 7ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:06:19
ナンジャモ「いや、いやいやいや!いいよそこまでしてもらわなくて!」
リップ「ミアレお初なんでしょ?一人じゃ物騒だわ」
ナンジャモ「一人じゃないよポケモン達がいるんだし……」
リップ「どの子を連れて行くつもり?」
ナンジャモ「どの、ってそりゃあ信頼できるパーティメンバーを」
リップ「はいこちらミアレシティのポケモン入管表でーす」
ナンジャモ「えー……ハラバリー、ダメ。タイカイデン、ダメ。レントラーもダメ!?」
ナンジャモ「ムウマージ、マルマイン、エレキブル……」
ナンジャモ「ボクのスタメン全滅じゃーーーん!!」
リップ「そーゆーワケだから。リップのご厚意に甘えときなさい♡」 - 8ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:07:38
〜数日後 ミアレシティ〜
ナンジャモ「パルデアの外からおはこんハロチャオ〜〜〜!!」
ナンジャモ「突然清楚な黒髪美少女が現れて、画面の前の皆の者はドギモ抜かれてるな〜?」
ナンジャモ「何を隠そうこのナンジャモ、お忍びでミアレシティにやって来たのだーーー!!」
ナンジャモ「……っと、初っ端はこれでいいか」
リップ(ブルネットのすがた)「上陸早々撮影?配信.者もハードね」
ナンジャモ「記念すべき初カロスだからさ、貴重な記録残さなきゃ!」
リップ「それにしてもミアレ駅も様変わりしたものね。色々綺麗になっちゃって、皆もきっと驚くわ」
ナンジャモ「皆って?」
リップ「ジムリーダーの皆に決まってるじゃない」 - 9ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:08:54
ナンジャモ「……は、何?まさかボク以外の皆ミアレに来たことあるっての?」
リップ「そうよ。ライムちゃんはコンサート、コルサちゃんはミアレ美術館に、グルーシャちゃんは選手時代にスノボの試合で」
リップ「カエデちゃんとハイダイちゃんは料理修行の一環でね。特にハイダイちゃん、カロスにはみず使いの料理人がいるから張り切ってたそうよ」
リップ「アオキちゃんはオモダカちゃんとクエーサー社を訪問に。案の定相手方と話したのは殆どオモダカちゃんなんだって」
ナンジャモ「……なんだよーーー!!ボクのことミアレの空気も知らないお上りさんだってバカにしてたのかあ!?!?」
リップ「そう僻まないの。誰にだって初めてはあるんだから、それを迎えられてよかったじゃない」
ナンジャモ「くすん……って、こんなことでヘコたれていられるかー!待っとれよカナリィ!」
ナンジャモ「……とは言ったものの、ホイホイ訪ねて会ってくれる訳もないよねー」
リップ「それについてはリップにアテがあるの。ホテルにチェックインしに行きましょ」
〜〜〜〜〜〜〜〜 - 10ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:10:07
ナンジャモ「はい、早くもボクはミアレでの拠点にやってきたのだ!それがこの……」
ホ テ ル Z
ナンジャモ「おお……これは……何とまあ……!」
リップ「路地裏の穴場ホテルよ?こういう隠れ家を探すのが旅行の醍醐味よね」
ナンジャモ「このホテルの中にカナリィに通ずる手掛かりがあるのか!?早速行ってみよーーー!!」
※ZAロワイヤル♾️開始直後の時期です
カランカラン
タウニー「お待ちしておりました、シャモ様にチューリ様。静かな安らぎをお楽しみいただけるホテルZへようこそ!」
ナンジャモ(シャモ)「わぁ〜、とっても素敵なホテル!よろしくお願いしますねっ(裏声)」
リップ(チューリ)「確かに良い雰囲気のロビーだわ。手入れもきっちり行き届いているようだし」 - 11ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:11:37
タウニー「えへへっ、そうなんですよ。あ、もしかして宣伝動画見てくれてたりする!?」
デウロ「タウニー、久々のお客さんだからってはしゃぎすぎだよお」
ピュール「せっかくの静かな雰囲気自分から壊してどうするんですか」
リップ「ふぅん。……ねぇ、貴方達がMZ団なの?」
デウロ「えっ!知ってくれてるんですか?」
ナンジャモ「ここに来てからニュースとかも見てたんですけど、なんかプリズムタワーの大事件を解決するのに活躍した少年少女がいるって」
タウニー「え〜?て、照れちゃうな。一番の功労者である切札はミアレ中を駆け回ってて不在なんだけど……」
タウニー「あ、もしかして何か困ってます!?何でも言って!MZ団がどうにかしてみせます!」
デウロ「タウニー?安請け合いはご法度だよ?」 - 12ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:12:51
リップ「ですって。言うだけ言ってみたら?」
ナンジャモ「は、はい。実はボk、私……カナリィさんにお会いしたくて」
ピュール「!!何ですって?」ガタッ
ナンジャモ「ひゃっ」
デウロ「ちょっと!ピュールもストッパーになってもらわなきゃ困るよ!」
ピュール「充分弁えていますよ。とりあえず、経緯をお教えいただいても?」
ナンジャモ「はい。ボ、私、カナリィさんのゲーム配信を見てすっかりハマってしまって。いわゆるカナ友デビューしたんです」
ナンジャモ「といっても、せいぜいファン歴一ヶ月のにわかカナ友なんですけど」
ピュール「にわかだなんて。ファンの価値は長さではなく愛の深さで決まるものですよ」 - 13ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:14:13
ナンジャモ「えへへ。それで……いてもたってもいられず、ミアレに来てしまった次第で。是非とも生でカナリィさんと対面したいんです!」
タウニー「いや、執念とフットワークすごっ」
ピュール「ふぅむ……カナリィさんに会うために海を超える行動力と、敬称を忘れない丁寧さに応えてあげたくはあるのですが」
ピュール「それだけで特別扱いしては、カナリィさんの評判にも関わることでしょうし」
ナンジャモ「で、ですよね。だけどわt、ボク、どうしても諦めきれなくて……!」
デウロ「一人称まで真似してるんだもんねえ」
ピュール「…………」
ピュール「……僕達、組織としては零細もいいところですが、無駄に顔だけは広いんですよね」
タウニー「!なるほど、ミアレで活動してるグループと交渉して、トップランカー繋がりで口利きしてもらおうってことか!」
デウロ「誰も彼も一筋縄じゃいかない人達だからね。それだけで一生懸命さは伝わるんじゃないかな?」
ピュール「例えば最初は……」 dice1d3=2 (2)
1.ジャスティスの会
2.サビ組
3.MSBC
- 14二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:14:46
初手反社!!!!!
- 15二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:16:58
なんでぇ!?
- 16ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:23:19
リップ「ああ……あの人達」
デウロ「ピュール鬼でしょ!オニゴーリでしょ!観光客相手に誰を紹介してんのさ!?」
ピュール「影響力の大きさは否定できないじゃないですか。カナリィさんとは面識もある訳ですし」
ナンジャモ「あ、あのぉ〜?横から聞いてるだけでもなんかヤバめの匂いプンプンするのですがー?」
リップ「……しもしも?パルデアリーグのリップでーす。直接お話しするのは初めてかしら」
タウニー「確かにちょっと怖いけど、ミアレを愛してる人達には違いないし!お金借りたらすんごい暴利だったけど」
デウロ「それは!タウニーのせいでもあるの!サビ組は「立ち退き」も「ゴミ掃除」も「抗争」もありの超絶アウトローなんです!!」
ナンジャモ「ひ、ひええええええ……!(ヤバいて!配信の種類変わるってそれ!)」
リップ「はい……はーい、それじゃ明日の朝に。シクヨロ〜」ピッ
リップ「教えてくれてアリガト。お話はついたから」
ナンジャモ&デウロ「「え??」」 - 17ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:28:26
タウニー「もしかして、サビ組のこと知ってたんですか!?」
リップ「んー、まぁ、タマタマ?とだけ言っとくわ」
ナンジャモ「え?え?……え?」
ピュール「確かにあの手の組織同士で、地方を越えた繋がりはあってもおかしくないですね」
デウロ「綺麗だけどとんでもないお客さん来ちゃったかも……お知り合いかどうかはともかく、気をつけてくださいね!?」
リップ「ふふっ。大丈夫よ」
ナンジャモ(いや一緒にいるボクはちっとも大丈夫ではありませんが!?)
〜チェックインして一時間後 夜〜
デウロ「お客様にディナー持っていきまあす」
ピュール「……本当にあれをお客様に出すとは」
タウニー「えー?ホテルの名物料理食べたいって言ってたし」 - 18二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:31:08
出るのか?出すのか?女性相手に?あの炭水化物の暴力を?
- 19ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:34:26
ピュール「写真付きでどんなものか教えて差し上げればいいのに。…………」
ピュール(あのお二人、パルデアからの旅行者と宿泊簿には書いてありましたが……不思議な雰囲気でしたね)
〜201号室〜
ナンジャモ「皆の者!飯が食いたいかーーー!!」
ナンジャモ「ということでね、ホテルZにあるという名物料理!それを攻略しに参るぞ!こいつだぁ!!」
ド ン !!
リップ「まぁ……」
ナンジャモ「いいねぇ、いいねぇ!ヤラセなしでこんなバズり抜群のメニューとは!このカレーの山、登頂させてもらいましょー!いただきます!」
リップ「い、いただきます」
ナンジャモ dice1d3=3 (3)
リップ dice1d3=3 (3)
1.リザードン級に美味い!!
2.夕食に出たら普通に嬉しい
3.分 け て 食 え !!
- 20二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:35:26
残当!!
- 21二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:36:05
動き盛りのティーンならまだしも立派な大人にはツライ!
- 22ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:41:41
ナンジャモ「うおっ…!カロリー爆弾ちゃんかよっ…!」
リップ「……キハダちゃんなら絶賛しそうな料理ね」
ナンジャモ「えー、最初に言っておくとね。味はウマイです、とっても。レストランで出しても恥ずかしくないレベルだと思います」
ナンジャモ「でもさあ!休めねぇの!美食を味わうにも体力っていると思うけど、それがずーーーっと消費されんの!」
リップ「クロワッサンってシンプルな見た目に見えて、バターふんだんに使ってるからだいぶ濃厚なのよね。そこにカレーで畳み掛けるのは……っ」
ナンジャモ「これについての結論はね、本当シンプルにこれだと思います」
ナンジャモ&リップ「「分 け て 食 え !!」」 - 23二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:46:43
よ、よくも美容とは対極の位置にあるカレーを…!
- 24ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:51:57
〜完食してしばらく〜
ナンジャモ「……まぁ、そういう訳でね。総合的にはすごく泊まり心地のいいホテルですわ、ここ。明日ヤバめのお兄さんがたに会うことを忘れかけるくらいに」
『ふ〜んふんふふ〜〜〜ん♡』サァァァァ
ナンジャモ「ナシつけたお姉様は優雅にシャワー浴びてますわ。もう突入したろうかな?久々にドンナモンジャ裏TVの更新ができそ」
ブ ツ ン ッ !!
ナンジャモ「…………はれ?」
ナンジャモ「え?え、暗っ。え?点かない。点かないよ?」
ナンジャモ「……これ、あれだ。完全に停電だ。やっぱ古いホテルだからガタ来てんのかな?」
リップ「ジャモちゃーん、そっちも暗い?」カラッ
ナンジャモ「そうみたい。すっぽんぽんのリップ氏には都合いいかもだけど」 - 25二次元好きの匿名さん25/11/04(火) 22:53:37
- 26ドンナモンジャTV25/11/04(火) 22:56:41
ナンジャモ「古いホテルだしこーゆーこともあるんでない?」
リップ「でも、消えかけにもならずにいきなり全部落ちるなんて変よ。復旧はまだ……」
ボ ム ン ッ ♡
「でち!?」トテテテテテテテテ……
リップ「きゃっ!ジャモちゃん今お尻タッチした?」
ナンジャモ「ボクはエロオヤジか!ていうか今聞こえたよね?何か小さいヤツの足音」
リップ「モチのロンよ。……」
ナンジャモ「…………」
ナンジャモ「そこだあーーーっ!!」 - 27ドンナモンジャTV25/11/04(火) 23:02:17
ガ シ ッ !!
デデンネ「ちぇぇ!!」
ナンジャモ「ミアレででんきといえばコイツか!盗電被害がよくあるって聞いたことある!」
リップ「そのまま押さえてて!」
ナンジャモ「言われなくとも……!大人しくしなよ、この電気泥棒っ」
デデンネ「でぢーーーっ!!」ビリリリリリリリリリ!!
ナンジャモ「あばばばばば!生意気な……でんきのエキスパートがこれぐらいの電流でへばるもんか!」
リップ「サーナイトちゃん、"さいみんじゅつ"!」ミョワワワワワワ
デデンネ「!……ち……て……zzz」
ナンジャモ「ナイス、リップ氏!モンスターボール!」シュパン!
コン……コン……コン……カチッ⭐︎
ナンジャモはデデンネを捕まえた!! - 28ドンナモンジャTV25/11/04(火) 23:13:53
パ チ ッ
ナンジャモ「やーれやれ、手間かけさせてくれちゃって。電気も元に戻ったみたい」
リップ「ナイスガッツだったわジャモちゃん。ミアレで初めてのメンバー加入じゃない!」
ナンジャモ「え?あー、そっか!ゲットしたんだもんね。これからは勝手に盗み食いするなよー?」
デデンネ(inモンボ)「ち?」
ナンジャモ「リップ氏の手持ちに頼りっきりって訳にもいかないし……」
「すみませーーーん。ご無事でしたか?」コンコン
ナンジャモ「うん!……じゃなかった、はぁい。大丈夫で〜す」
リップ「ちょっと着替えてくるわね」スタスタ
ナンジャモ「原因はデデンネだったみたいで、ボクがゲットさせていただきました!」ガチャ
ピュール「それは、よかったです。……」
ピュール「……あの dice1d2=」
1.何かお困りごとがあればいつでも。
2.……もしかしてナンジャモさんですか?
- 29ドンナモンジャTV25/11/04(火) 23:15:32
ミスった!
dice1d3=1 (1)
1.何かお困りごとがあればいつでも。
2.……もしかしてナンジャモさんですか?
3.失礼します。
- 30ドンナモンジャTV25/11/04(火) 23:20:30
ピュール「何かお困りごとがあればいつでも。おやすみなさい」
ナンジャモ「はぁい、おやすみなさ〜い」ガチャ
ピュール「…………」
ピュール(いや、まさかあり得ないですよね。あのお客様が変装したナンジャモさんだなんて。パルデアから来たのと、カナリィさんと同じ職業だから連想しちゃってるだけだ)
ピュール(せっかく泊まりに来てくれた人を詮索するのはやめよう……)
ナンジャモ「さーてと、ふかふかのベッドで寝て明日に備えるとしますか!リップ氏は他の人いる部屋で寝れんの?」
リップ「んふふ。リップはホテルに泊まる時、一人で寝たことなんてないわよ♪」
ナンジャモ「おほっ、さりげないマルマイン発言ですなぁ」
こうしてミアレを訪れたナンジャモとリップは、サビ組事務所への訪問を明日に控え、床についたのだった。 〜明日に続く〜 - 31二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 00:05:31
キハダ「べくしっ!」
ミモザ「やだぁ、ちゃんと手で押さえてね?」 - 32ドンナモンジャTV25/11/05(水) 07:30:52
〜翌朝〜
ナンジャモ「おはおはハロチャオ〜!爽やかな空気の朝ミアレからお送りするぞ!」
ナンジャモ「……まぁ向かってるのはヤバい人らの事務所なんだけどね。足が重すぎて"ヘビーボンバー"いい威力出せそうっす!」
リップ「見えてきたわよ!あれがサビ組事務所」
ド ォ ォ ォ ン … !!
ナンジャモ「やっばぁ〜。これ何?フリ◯メイ◯ンの要塞か何か?」
リップ「景観ということについては正直微妙よね」
したっぱ達「「…………」」
ナンジャモ「んじゃも、一旦切りま〜す。また再開できることを祈って……」ピッ
したっぱ男「ふわぁ〜〜〜あ、あ!?朝っぱらからなんだてめぇら!」
リップ「おはようございまーす。昨日代表の方とお会いするアポ取ってるんだけど」
したっぱ女「えーと、間違いねぇな。……どうぞ、お入りください」
したっぱ大路を歩く二人。
したっぱ達「「「「「…………」」」」」 - 33ドンナモンジャTV25/11/05(水) 08:11:30
ナンジャモ(スジの人垣がすんごくこっちを見てくるよう)
リップ「〜〜〜♪」スタスタ
ナンジャモ(それをランウェイの如く優雅に歩くリップ氏!)
ジプソ「ボス、お客様が来られました」
カラスバ「おう。……ミアレまで御足労やな、綺麗どころのジムリーダーお二人さんにここまで来てもろて」
ナンジャモ(身元は知ってんのね……というか意外とちっちゃいな)
カラスバ「見られて困るモンもないし、よかったら配信してもええよ?殺風景やから視聴者さんが嬉しがるか知らんけどな」
ナンジャモ「あ、いや、遠慮しときまーす……」
カラスバ「そか。ほな早速本題に入ろかな。お姉さんカナリィに会いたいんやて?」
ナンジャモ「は、はい。いわばサプライズという形で電撃訪問したくてですな」
カラスバ「それでオレみたいなモンに口添えを頼もうてか。配信.者の執念てよう分からんわ」 - 34ドンナモンジャTV25/11/05(水) 08:16:39
カラスバ「しかしこっちはお人好しでも慈善団体でもないねん。何かをしてもらいたい時は、対価を払う。ミアレでもパルデアでも、カタギでも有名人でもそこは変わらん」
カラスバ「……ちょっとばかしお仕事にご協力いただけんかな?」
ナンジャモ(うわ来たぁ)
カラスバ「おい、今人手足らんところあるか?」
ジプソ「今はこのような具合で」スッ
カラスバ「ふむ……」
カラスバ「よし、決めたわ」 dice1d3=3 (3)
1.お風呂で働いてもらおか。
2.葉っぱ売るのを手伝ってもろて。
3.漁船に乗ってくれへん?
- 35ドンナモンジャTV25/11/05(水) 08:29:52
ナンジャモ「マッ……ギョギョ漁船ん!?」
リップ「あら、ミアレをクルージングだなんてシャレオツね♪」
カラスバ「デッカい獲物がたくさんおるからな。オレも事務所で大漁を祈願しとるで」
カラスバ「獲れるだけ獲るまで……いつまでも乗っててええからなあ?」ニヤリ
ナンジャモ(ああああああ嫌だあああ!!漁船でボロボロになるところ配信したらスナップならぬスナッフフィルムになっちゃうよーーー!!)
ジプソ「滞在期間も限られることでしょうし、早速参りましょう。ご案内します」
カラスバ「がんばりや」フリフリ
〜セゾン運河〜
ナンジャモ「あ……あれ?漁船て、あれのこと?」
セゾン運河の船着場にある二艘のボート。
ナンジャモ「冬目前の冷たい海じゃないの?」
リップ「いやいや、ミアレはカロスの内陸でしょう」 - 36二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 08:36:09
言い回しが怖いから勘違いしちゃうよなぁ
- 37二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 10:03:00
- 38二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 10:56:42
じゃあなんだ?釣り(フィッシング)配信か?
- 39ドンナモンジャTV25/11/05(水) 18:09:41
したっぱ男「ん?おお、来たか!こっちだこっち!」
したっぱ女「あんたはそっちのボートに乗ってね。お姉さんはこっち」
ナンジャモ「あのう、漁船といっても何を獲ればいいんですか?」
したっぱ男「見りゃ分かんだろ。あれだ」
コイキング「ピョイーーーン」バシャ
ナンジャモ「運河に棲んでるコイキング?」
したっぱ男「アイツはな。でも本当はここじゃない所に住んでた奴もいる。ピジョンに捕まってもがく内にここに落ちるんだよ」
したっぱ女「別のシマに棲んでた奴がいたら、お互いいいことないからね。捕まえて元のシマに逃してやるのさ」
ナンジャモ(あれ?お仕事はそんなに真っ黒じゃないっぽいぞ)
したっぱ男「ささ、ボサっとしてねぇで早く乗れ。船出の時間だ!」 - 40ドンナモンジャTV25/11/05(水) 18:17:22
バシャバシャシャ! バシャッ! ベチンッ!!
ナンジャモ「ぶえ!痛っ……生臭っ!!」
したっぱ男「おい、ちゃんとボール投げろや!イトマルの糸で押さえてんのいつまでも保たねぇぞ」
ナンジャモ「んなこと言っても足場狭っ……ぎゃっ!尻モチ痛ったぁ〜〜〜」
したっぱ男「平たいところでしかバトルできねぇならミアレでやってけねぇぞ。あっちの船見ろ、どんどん数稼いでるだろ!」
ナンジャモ「あっちはポケモンのサイコパワー借りられんじゃーん……」
デデンネ「ちぁ〜〜〜」ファァ
ナンジャモ「キミも手伝ってよ〜。でんきタイプなんだからコイキングと相性抜群じゃん!」
デデンネ「ち?……ちっ」フンッ
ナンジャモ「も〜〜〜……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!
ナンジャモ「……ん?」
したっぱ男「な、なんだぁ?下に何か……」 - 41ドンナモンジャTV25/11/05(水) 18:38:48
ザバァァァァァァァァァ!!
ギャラドス「グオオオオオオオオオオオ!!」
したっぱ男「だぁーーーっ!?で、出たぁはぁーーー!!」
ナンジャモ「うおお……この運河でここまで鍛えられることがあるんだ」
したっぱ「突っ込んでくるぞ!逃げろ逃げろぉ!」
ビシャア!!
ナンジャモ「ひゃっ!危っ、ぶねーーー……(変装メイク落ちそうで)」
リップ「シャモちゃん!そっち大丈夫ーーー!?」
ナンジャモ「リッ……チューリさん!どうにか助け呼んでくれるーーー?」
デデンネ「ちぇ!ちぇい!」ピョンインピョイン
ナンジャモ「んん?」
したっぱ男「な、何か伝えようとしてんのか?」 - 42ドンナモンジャTV25/11/05(水) 18:51:41
デデンネ「ちゃっ、ちゃーーー!」ピョンピョンピョンピョン
ナンジャモ「……もしかして、高く跳びたいの?」
デデンネ「ちゅっ」コクコク
ナンジャモ「よぉし!チューリさん!」
リップ「しっかり捕まってて!エルレイドちゃん、"サイコカッター"!」
ズバンッ! ザァァァァァァァァァァ!!
ナンジャモ「ぬおおおお上がってる上がってる!川下りならぬ川登りだぁ!」
したっぱ男「奴の顔が目の前に!」
デデンネ「ちゃいーーーっ!!」ピューーーン
ギャラドス「!……ぶあああああああ!!」
バクッ! ゴクンッ………… - 43ドンナモンジャTV25/11/05(水) 19:02:53
したっぱ男「うおおおい!?お前のデデンネ食われちまったぞ!」
ナンジャモ「…………」
ギャラドス「…………う゛!?」
ギャラドス「ぐ……ぐぎゃ……」ビリ…ビリビリ…
ギャラドス「ぐげごおおおおおおおおおお!?」バリバリバリバリバリバリバリバリバリィ!!
したっぱ男「え、え……?やった……?」
デデンネ「ちっ!」シュタッ
ナンジャモ「なんだよぉ、キミもやればできるんじゃ〜ん♪」
デデンネ「ちぇら」ドヤッ
ナンジャモ「おっと、そうだ。漁船のお仕事中だったね」シュパン!
ギャラドスを捕まえた! - 44二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 19:34:57
あの、もしかしてこのデデンネお強い?
- 45ドンナモンジャTV25/11/05(水) 19:54:19
〜〜〜〜〜〜〜〜
したっぱ女「いや〜、大漁大漁!あんなデカいのが出てきた時はどうなるかと思ったけどね」
したっぱ男「小っこいくせしてタマが太ぇじゃねぇかお前!サビ組入るか?」
デデンネ「ちぃ〜?」
ナンジャモ(ところでボクらスジの人達と副業してリーグに怒られないよね?ね?)
リップ(いざという時は一緒にクビ切られましょ♪)
カラスバ「おう、ご苦労さんやな。えらくデカいモンが出た言うから来たけど、余計なお世話やったんか」
したっぱ達「「カラスバ様!お勤めご苦労様です!」」
カラスバ「おう。あー、座ったままでええ。特にそっちのお姉さんはな」
カラスバ「ここまで頑張ってもろたんや。仕事頼んだ側としては、スジ通さん訳にはいかんよな」
カラスバ「オレもやれることは全部やらしてもらうで」 - 46ドンナモンジャTV25/11/05(水) 20:21:03
ナンジャモ「やったあ!ありがとうございますカラスバさん!」
カラスバ「といってもサビ組の一存で御対面までお膳立てできるゆう訳ではないけどな。力になりそうな知り合いには全部声かけたるさかい、MZ団の子ら経由でまた連絡する」
カラスバ「もしダメやってもパルデアリーグ総出のお礼参りは勘弁してな。なんちゃって」
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グリーズ「はい、お待ちどお。ひのこローストにもえつきロースト、それからクロワッサン二つね」
リップ「はぁ〜、イイ香り♡やっぱりクロワッサンはシンプルなドリンクとの相性がグンバツよね」
ナンジャモ「ほんとほんと!ミアレの街並みを見ながら飲むコーヒーの苦みが沁みますなぁ〜〜〜」
グリーズ「あんだけ砂糖とモーモーミルク入れといて?ふふっ」
ナンジャモ「むむー、うるさいなぁ」 - 47ドンナモンジャTV25/11/05(水) 21:30:23
リップ「それでジャモちゃん、カナリィちゃんに会いたい会いたい言ってるけど、具体的には何するの?」
ナンジャモ「はむはむ、んぐっ。……カナリィの配信はゲーム実況がメインなんだけど、一番のお気に入りは『ラッキーのタマゴ』っていう落ちものパズルなんだよね」
リップ「うん」
ナンジャモ「それで話は変わるけど、リップ氏がレベルひと桁のポケモン一匹連れただけのトレーナーと戦うことになったら、どうする?」
リップ「……ハンデつけるわね。ジムリーダーという仕事やってる以上は当然の配慮だと思うけど」
ナンジャモ「そう!そんでそういう気配りは、一見なんでもありの配信.者にもあんのよ。ファンの子とゲーム対決、なんてなれば知らず知らずのうちに手を抜く訳だ」
ナンジャモ「その子が手を抜いたら勝てないような腕をしていたら?」
リップ「まぁ……」
ナンジャモ「そーう!突然現れたファンにゲームで追い込まれれば、あのカナリィが本気で牙を剥く!その歴史的瞬間を、エレキトリカル⭐︎ストリーマーが作り出すのだーーー!!」 - 48ドンナモンジャTV25/11/05(水) 21:36:08
ナンジャモ「突然現れた謎の素人が凄腕ゲーマー!?さらにその正体がパルデアの超人気ストリーマー!?」
ナンジャモ「二段構えで大バズりを狙ってく訳よお!!」
リップ「そういえばジャモちゃん機内やホテルのベッドではずーっとゲームしてたけど、もしかして」
ナンジャモ「ラッキーのタマゴはボクも得意なんだけどね、さらに最終調整を重ねてたんだよ!」
ナンジャモ「さ、て、と〜?待ち侘びているいい報せはいつ届くのかな」
ロトロトロトロトロトロトロトロト……
ナンジャモ「来たあ!!」 - 49ドンナモンジャTV25/11/05(水) 21:40:56
- 50二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 21:50:13
ジャスティスの会
- 51二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 21:57:07
MSBCでユカリトーナメント∞に巻き込まれる展開が見たい
- 52二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:10:55
MSBCで。
面白くなりそうだし - 53ドンナモンジャTV25/11/05(水) 22:18:24
〜グランドホテル シュールリッシュ〜
き ら び や か 〜
ナンジャモ「どっひぇぇぇ……!こんな高級ホテルお話の中にしか出てこないと思ってたぞ」
リップ「MSBC(ミアレ・ソシアル・バトル・クラブ)ねぇ。面白い人達がたくさんでいい街ねミアレって♪」
ナンジャモ「よーーーし!そんじゃも、早速突にゅ」
ホテルマン「お待ちを」
ホテルマン「当ホテルへの入館には専用パスあるいはユカリ様のご紹介が必須となっておりまして」
ナンジャモ「あー……まぁ、こんなお高いホテルなやらそういうのもあるよねー。リップ氏、どう」
リップ「これでいい?」
ホテルマン「拝見いたします。……」
ホテルマン「ようこそお越しくださいました。お連れ様もこちらへどうぞ」
リップ「アリガト♪」
ナンジャモ「すげぇ〜」 - 54二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:19:53
さすリプ
- 55ドンナモンジャTV25/11/05(水) 22:24:35
明日の次回予告!
カナリィとの対面を叶えるためMSBC代表のユカリに会うナンジャモ。
ユカリが提示してきた条件、それはバトルゾーンに突入し、その様子を配信するというものだった。
自分のテリトリーだと意気軒昂のナンジャモだが、ユカリの提案が一筋縄でいく筈もなく……!?
今日も更新にだいぶ間がありましたが、お察しの通りのホスト規制です()
万が一の時は建て直してでも最後まで書かせていただきます。 - 56二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:28:19
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- 57ドンナモンジャTV25/11/06(木) 07:50:56
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ハルジオ「ようこそおいでくださいましたナンジャモ様、リップ様。こちらがMSBC代表の」
ユカリ「お初にお目にかかれて光栄です、ユカリですわ!あぁ、わたくしの輝きは地方を越えて実力者の方々を引き寄せてしまいますのね」
ナンジャモ(こっちのことはもう知らせてあるんだね)
リップ(隠してた方が逆にドーメンな感じじゃない?)
ユカリ「しかしパルデアといえば思い出しますわ。クェーサー社との会合に来たという、くたびれた男性のことを」
ハルジオ「仕事で来た筈なのにミアレ中のレストラン巡りに興じていたサラリーマンの方ですね」
ナンジャモ「アオキ氏じゃん」
ユカリ「一戦交えたいとユカリゾーンを展開したというのに、どうやってぬるっと抜け出されたのかしら……あの時はプロトタイプでしたから、完成した今では決して逃さない筈ですけども」
ユカリ「それでは本題に入りましょうか。カナリィ様とお会いするのはわたくしですら容易ではないのですけれど」 - 58ドンナモンジャTV25/11/06(木) 08:09:25
ユカリ「そこはミアレを高みへ導くわたくしの手腕の見せ所です。お二人の御対面に最高の舞台を整えて差し上げますわ!」
ナンジャモ「わーい!心底ありがとうござ」
ユカリ「と、申しましても……タダより高いものはない、という俗語がございますわよね。世界有数の資産を持つわたくしも、対価のないものの遣り取りはできませんの」
ナンジャモ(出たよ)
ハルジオ「あの、ユカリ様。あまりに無茶で過激な要求をされると、パルデアポケモンリーグと悶着が起こりかなませんので……」
ユカリ「まぁ。そうなればあちらのチャンピオン様もここまで戦いに来てくださるかしら?うふふふふ……♪」
ユカリ「話を戻しますと、ミアレで毎晩出現するバトルゾーンについてはご存知ですわよね?」
ユカリ「ナンジャモ様が配信.者だと仰るなら、そこでバトルに興じる様を動画に収めてくださらないかしら」
ナンジャモ「配信てこと?なんだボクの十八番じゃん!!」