"バトロワ"をやります ノーマルロワ・インザ・モンキーワールド

  • 1ポチェモブ25/11/05(水) 17:31:21

    安価で参加者を募ってバトロワ・プロンプトで戦わせてみたいのが…俺なんだ!
    主催者としてお勧めする舞台はコレ!タフの印象的なマップがごちゃまぜになったモンキー・ワールドじゃい!

    しかしこの戦いには絶対守らなければならない条件がある
    バトロワに参加するのは「今まで安価が取れなかったキャラ・安価に出さなかったキャラ」でなくてはならない。

    というルールは撤回された、なるべく新しい面子がいいが無機物でなければなんでもありだ
    エミュに拘りがなければ出典は問わない
    名前 (作品名) みたいな感じで安価を狙え…鬼龍の様に。
    ああURLか、あんた使い方がわからないからいらない。
    装飾語を付けたから別人というのも禁止ですよニィ~

    さぁ腕に自信のある新参者は17:45の募集に参加しろ
    バトロワを生き抜いて見せろ
    急げっ 乗り遅れるな 生き残りの座を掴むんだ
    "バトロワ・ラッシュ"だ

    あ…あっしは主催者だから…一枠貰うでやんす

    募集開始時間:17:45
    枠数:24枠
    URL:なし
    画像:安価と同時
    口調と人称:どちらもあり。性別が分かりづらいキャラは書いてほしいのぉ、ですねぇ。

  • 2ポチェモブ25/11/05(水) 17:45:11

    はっきり言って↓から24名は参加だから
    多分半分は死ぬよ

  • 3二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:15

    ピッコロ(ドラゴンボール)

    口調:冷静沈着でぶっきらぼう。やや粗野で力強い言葉遣い 一人称:オレ

                    

  • 4二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:15

    高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    一人称:俺
    口調:冷静な男性口調

  • 5二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:15

    風魔小太郎(装甲悪鬼村正)

    一人称:わし 口調:老爺らしい口調

    備考:肉体は女性だが声は老爺

    bbs.animanch.com
  • 6二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:15

    日下部覚吾(TOUGH)

    口調:言葉が強いが相手を思いやる心がある

    一人称:私 二人称:お前 君

  • 7二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:17

    このレスは削除されています

  • 8二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:17

    千石撫子(物語シリーズ)

    一人称:私

  • 9二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:20

    アミバ(北斗の拳)

    口調:傲岸不遜 一人称:俺

  • 10二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:29

    米林才子(東京喰種:re)
    一人称:才子
    口調:自堕落で砕けた口調

  • 11二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:35

    このレスは削除されています

  • 12二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:37

    森田(スナックバス江)

    一人称:ワイ 口調:関西弁、自虐多め・俯瞰・冷笑的

  • 13二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:45:49

    アキレウス(fateシリーズ)フランクで若々しい、 親しみやすい、やや乱暴な口調

    一人称 俺

    二人称 テメェ/アンタ/貴様

    三人称 彼 など

  • 14二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:46:01

    学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)

    一人称:俺 二人称:お前

    口調:フランクで砕けた口調。分け隔てなく優しい人間と自認するが、ナルシスト気味で人をナチュラルに見下し傲慢なきらいがある。

    かつてカーストトップの陽キャだったが空虚な自分に気づき、大学で受けた勧誘で革命戦士に目覚めた

    学生運動への尽力を「美しく生きる」ことと考えそうしない者を「死んでいるのと変わりない」と断じ、隙あらば仲間や同行者をオルグしようとしてくる

  • 15二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:46:13

    剣士(城とドラゴン)
    口調:雄叫びをあげている
    一人称:ホッ 二人称:ハッ

  • 16二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:46:15
  • 17二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:46:16

    真庭鳳凰(刀語)
    一人称:我
    二人称:おぬし

  • 18二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:47:15

    パピルス(Undertale)
    一人称:オレさま
    口調:尊大だが子供っぽい。ハイテンションで笑うときは「ニャーッハッハ!」

  • 19二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:47:16

    ルロイ修道士(握手)

    一人称:私

    口調:優しい

  • 20二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:47:56

    『褪せ人(ELDEN RING)』

  • 21二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:48:43

    ファレグ・アイヴズ(PSO2)

    一人称:私

    口調:上品な口調で常に敬語

         

  • 22二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:48:49

    憎しみの女王(Lobotomy Corporation)

    一人称:私

    口調:女の子らしい

  • 23二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:48:55

    H3ロケット

  • 24二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:48:59

    アポロ(チーターマン)


    口調と人称は不明だから省略するのん

  • 25二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:49:23

    子供に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」

    一人称:ワシ 二人称:おどれ

    口調:所々が文字化けした神戸弁

    祠に封印されていた祟り神だったが近くを歩いていた幼女に受肉し強力な呪いの力を振るっている

  • 26二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:50:14

    キルア・ゾルディック(ハンターハンター)

    一人称:俺

    口調:少年っぽいが結構強気

  • 27二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:50:23

    MK45

  • 28二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:50:26

    エレン・イェーガー(進撃の巨人)

    口調:感情が高ぶりやすい 一人称:オレ 二人称:お前

  • 29二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:50:33

    シャーロット・コンポート(ワンピース)
    一人称:私
    口調:おばさん口調。「~だねぇ」という言い回しをよくする。笑い方は「おっほっほほホオーウホッホアァー!」

  • 30二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:50:45

    レックウザ(ポケモン)

  • 31ポチェモブ25/11/05(水) 17:51:44

    あ…開始は22:30頃の予定だから…画像を貼るなり攻城戦とか力の大会の方にも参加して待っててほしいでやんす

  • 32二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:52:01

    >>4

    負傷・重症差分

    死亡差分

  • 33二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:52:09
  • 34二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:54:45
  • 35二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:56:09

    >>18

    死亡差分

  • 36二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 17:58:36
  • 37二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 18:02:26

    >>26

    追加のキルア

  • 38二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 18:07:34

    >>24

    追加パックッス


    死亡時↓


    縦の画像が欲しいとき↓

  • 39二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 19:51:03
  • 40ポチェモブ25/11/05(水) 22:29:59

    ピッコロ(ドラゴンボール)
    高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    日下部覚吾(TOUGH)
    千石撫子(物語シリーズ)
    アミバ(北斗の拳)
    米林才子(東京喰種:re)
    森田(スナックバス江)
    アキレウス(fateシリーズ)
    学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    剣士(城とドラゴン)
    クロノスメディチ(遊戯王GX)
    真庭鳳凰(刀語)
    パピルス(Undertale)
    ルロイ修道士(握手)
    褪せ人(ELDEN RING)
    ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    アポロ(チーターマン)
    少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    シャーロット・コンポート(ワンピース)
    レックウザ(ポケモン)
    類家(爆弾)【主催特別参加枠】

    これで間違いないかぁ?消えてる奴とか無機物を送った蛆虫は知らんでぇ

  • 41二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:34:27

    何を思ってルロイ修道士をロワにぶち込んだのか教えてくれよ

  • 42二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:34:31
  • 43ポチェモブ25/11/05(水) 22:36:02

    誰でもいいからコンポートの画像を貼ってくれると助かる…それが僕です。
    それじゃあゲーム開始だぁっ

  • 44二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:36:13

    >>41

    さあね…ただ彼の握力がめっぽう強いというのは事実だ

  • 45二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:36:40
  • 46二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:36:44

    >>41

    何って…面白そうだからやん(19モブ書き文字)

  • 47ポチェモブ25/11/05(水) 22:37:20

    プロローグ
    ​意識が途絶え、次に目覚めた時、そこは悪夢の具現だった。
    様々な時代の、様々な場所が、まるで悪意を持って強引にツギハギにされた異空間。
    鬱蒼とした森、近代的なビル群、古風な寺院、そして血の匂いが染みついた闘技場。
    ここは「モンキー・ワールド」。
    ​集められた25名の参加者たちは、己が置かれた状況に困惑し、あるいは怒り、あるいは絶望し、あるいは…歓喜していた。
    どこからか響く無機質な声が告げる。
    「お前達には、生き残りを賭けて戦ってもらう」
    ​この狂気のゲームの開催者、正体不明の「闇のフィクサー」。
    そして、参加者の中に紛れ込んでいる「協力者」。
    彼らの正体を暴き、この悪夢の世界から生還することはできるのか。
    それとも、すべてが混沌に飲み込まれ、全滅という結末を迎えるのか。
    ​スリルに満ちたバトルロワイヤルが、今、幕を開ける。

  • 48ポチェモブ25/11/05(水) 22:38:57

    ​1ターン目

    ​【マップ:T・D・K会場】

    巨大な格闘技アリーナ。観客席は不気味に静まり返り、リング上だけが煌々と照明に照らされている。

    ​イベント1(交流)

    リングサイドの暗がりで、高嶺清磨とキルア・ゾルディックが偶然にも鉢合わせた。互いに一瞬、警戒が走る。

    「(こいつ…動きに無駄がない。オレと同じか、それ以上に修羅場をくぐってる目だ)」キルアが瞬時に分析する。

    清磨もまた冷静に相手を観察していた。「お互い、面倒なことに巻き込まれたようだな。…ここはひとまず、争うべきじゃない。そうだろ?」

    「…ふぅん。アンタもそう思うワケね。いいよ、今は乗ってやる」

    短い会話。だが、互いが「こいつは利用できる」と同時に「最も警戒すべき相手だ」と認識するには十分だった。二人は無言で背を向け、別々の出口へと消えた。

  • 49二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:41:20

    >>29 じゃーんガルシア それっぽい画像を持ってきたで

  • 50二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:41:25

    >>29

    えっコンポートも安価通ってたんスか

    気づかず申し訳ありませんでしたぁっ!

    https://bbs.animanch.com/board/5685577/?res=32

  • 51ポチェモブ25/11/05(水) 22:42:25

    イベント2(交流)

    アリーナの選手控室。米林才子はロッカーの一つに隠れ、ガタガタと震えていた。

    「むーりー…。なんで才子がこんなことに…。ママン…働きたくない…戦いたくないでござる…」

    そこに、おどおどとしながら千石撫子が部屋に入ってきた。

    「あ、あの…だ、誰か…いませんか…?」

    ロッカーの隙間から才子が撫子を覗き見る。「(うわ、なんかすごい美少女きた…てか、この子も参加者? 弱そう…)」

    才子は息を殺し、撫子は人の気配がしないことに安堵し(あるいは絶望し)、別の部屋へと立ち去った。

  • 52二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:43:51
  • 53二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:45:46

    >>49

    >>50

    >>52

    コンポートの画像がこんなにあるなんてワタシは聞いてないよッ

  • 54ポチェモブ25/11/05(水) 22:45:53

    イベント3(死因)

    【マップ:ブラック・ハウス】

    不気味な洋館の一室。アポロ(チーターマン)は、手当たり次第に家具を破壊し、雄叫びを上げていた。

    「ヒャッハー! 雑魚どもはどこだァ! 出てこねえと、この家ごとぶっ壊すぞ!」

    その背後、音もなく現れたのは風魔小太郎だった。老婆の声を宿す女の肉体は、完全に気配を殺している。

    「…うるさいのう」

    アポロが振り向くより早く、小太郎の指がアポロの首筋に深々と突き刺さる。アポロは「!?」という驚愕の表情のまま、崩れ落ちた。

    (死因:アポロ(チーターマン)は、風魔小太郎に急所を突かれ死亡した)


    >>49

    >>52

    あざーすガシッ

    ちなみに口調を指定する前から割とそれっぽいものだったらしいよ

    >>50

    まぁ気にしないで、棚ぼたみたいなもんですから

  • 55ポチェモブ25/11/05(水) 22:47:56

    イベント4(交流)

    【マップ:青葉工業高校(アオコー)】

    放課後のようなノスタルジー漂う教室。しかし、窓の外は歪んだ異空間が広がっている。

    学生運動にハマった千歳朔は、教壇に立ち、近くにいた森田とパピルスを前に演説を始めていた。

    「いいか、諸君! この不条理な状況こそ、体制による我々への抑圧の表れだ! 我々は今こそ団結し、この腐ったゲームを粉砕しなければならない!」

    森田は冷めた目でそれを見ていた。「(うわぁ…おるわ、こういう奴。大学ん時にもおったわ…一番関わったらアカンタイプの奴や…)」

    一方、パピルスは目を輝かせていた。「ニャーッハッハ! そうだな、サクとやら! オレさまも団結は素晴らしいと思うぞ! まずはオレさまのパズルで友情を深めよう!」

    「話を聞け!」

  • 56ポチェモブ25/11/05(水) 22:50:13

    イベント5(交流)

    【マップ:ハイパーバトル予選の山中】

    険しい山道。アキレウスは、まるで散歩でもするかのように軽快に斜面を駆け上がっていた。

    「ハッ! なかなかいい足慣らしになるじゃねえか! おい、そこのアンタ!」

    彼が呼び止めたのは、険しい表情で周囲を警戒していたエレン・イェーガーだった。

    「…なんだ」

    「テメェ、なかなかいい目をしてるな。強そうだ。どうだ、一発やりあわねえか?」

    「断る。俺にはやるべきことがある。こんな場所で遊んでいる暇はない」

    エレンはアキレウスの誘いを一蹴し、獣道へと消えていく。アキレウスはつまらなそうに鼻を鳴らした。

  • 57二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:50:17

    も⋯もう死者が出たのか

  • 58ポチェモブ25/11/05(水) 22:51:52

    イベント6(死因)

    【マップ:夜叉河原】

    不気味な石が積まれた河原。そこで剣士は雄叫びを上げながら、近くにいたレックウザに突撃していった。

    「ホッ! ハッ! ホッ!!」

    伝説のポケモンは、自分に向かってくる小さな存在を鬱陶しそうに見下ろす。

    「グギュルルルァァァ!!」

    レックウザが放った「りゅうのいぶき」が剣士を直撃。剣士はなす術もなく吹き飛ばされ、河原の石に叩きつけられて絶命した。

    (死因:剣士は、レックウザの攻撃を受け死亡した)

  • 59二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 22:52:23

    ま、なるわな…

  • 60ポチェモブ25/11/05(水) 22:53:38

    イベント7(交流)

    【マップ:T・D・K会場・通路】

    アリーナへと続く薄暗い通路で、ファレグ・アイヴズは静かに佇んでいた。そこに、同じく強者の気配を察知したピッコロが現れる。

    「…貴様、ただ者ではないな」ピッコロが低い声で言う。

    ファレグは優雅に微笑む。「お褒めにいただき光栄ですわ。貴方こそ、面白い『気』をしていらっしゃる。…ええ、実に興味深いです」

    「フン…」

    二人の間に、触れれば爆発しそうなほどの緊張が走る。だが、互いに今はその時ではないと判断したのか、ファレグが「では、ごきげんよう」と一礼し、闇に消えた。ピッコロは苦々しげにその背中を見送った。

  • 61ポチェモブ25/11/05(水) 22:55:20

    生存者リスト:
    ​ピッコロ(ドラゴンボール)
    ​高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    ​風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    ​日下部覚吾(TOUGH)
    ​千石撫子(物語シリーズ)
    ​アミバ(北斗の拳)
    ​米林才子(東京喰種:re)
    ​森田(スナックバス江)
    ​アキレウス(fateシリーズ)
    ​学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    ​クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)
    ​真庭鳳凰(刀語)
    ​パピルス(Undertale)
    ​ルロイ修道士(握手)
    ​褪せ人(ELDEN RING)
    ​ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    ​憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    ​少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    ​キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    ​エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    ​シャーロット・コンポート(ワンピース)
    ​レックウザ(ポケモン)
    ​類家(爆弾)

    ​死亡者リスト
    ​アポロ(チーターマン)
    ​剣士(城とドラゴン)

  • 62ポチェモブ25/11/05(水) 22:58:20

    2ターン目

    ​【マップ:スピリチュアル・サンクチュアリ】

    清浄な空気が漂う聖域。しかし、その静けさはかえって参加者たちの神経を逆撫でる。

    ​イベント1(交流)

    ルロイ修道士は、この不可解な状況下でも、祭壇の前で静かに祈りを捧げていた。そこへ、クロノス・デ・メディチが厳格な足取りで現れる。

    「ふむ…貴方も祈りを? 神の御業デースか?」

    「ええ。このような時だからこそ、信じる心が必要です」

    クロノスは「なんノーネ!」と声を上げ、「ワタシは神ではなく、絶対的な秩序と規律の美しさを信奉する者デース!」と熱弁を始めた。教育論から始まった二人の対話は、やがて「真の美しさとは何か」「この世界を導くべき真理とは何か」という哲学的な問答へと発展。丸一日続いた議論の末、二人の間には奇妙な敬意が芽生えていた。

    https://img.animanch.com/2021/03/1615621034039.jpgimg.animanch.com
  • 63ポチェモブ25/11/05(水) 23:00:47

    イベント2(死因)

    【マップ:豪雨が降り注ぐタンカー甲板】

    嵐が吹き荒れ、甲板が激しく揺れている。シャーロット・コンポートは、ビッグ・マム海賊団の威信にかけて、この状況を打開すべく通信手段を探していた。

    「ママに報告しなきゃならないってのに…! 一体どこなんだい、ここは!」

    その時、足元に小さな影が。「おっほっほ…こんな嵐の中に子供かい?」

    それは、少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」だった。少女の口が歪み、文字化けした怨嗟の声が漏れる。

    「ケケ…おどれ、■イソウなタ■シイしとるなァ…。ワシに、ヨコセ」

    「な、なんだいお前は…」

    死魔様が笑うと、コンポートの体に無数の黒い呪印が浮かび上がる。「な…体が…力が…抜けていくねぇ…!?」巨体は甲板に崩れ落ち、嵐の音に紛れて急速に命の灯火が消えていった。

    (死因:シャーロット・コンポートは、死魔様の呪怨を浴びせられ衰弱死した)

  • 64二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:00:50

    まともすぎる…マトモさの次元が違う

  • 65二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:01:52

    うえーっこわいよーっ

  • 66ポチェモブ25/11/05(水) 23:02:35

    イベント3(交流)

    【マップ:ブラック・ハウス】

    不気味な洋館の書斎。類家は、刑事の目で鋭く部屋を観察していた。埃の積もり方、本の並び…何か手がかりはないか。

    「君も、このふざけたゲームの主催者を探しているのかね?」

    声の主は、日下部覚吾。彼もまた、この状況を冷静に分析していた。

    「ああ。こんな真似をしやがって…タダで済むと思うなよ。アンタ、何か気づいたことは?」

    「ふむ…参加者の選定基準がバラバラだ。これは無差別か、あるいは特定の『何か』を試しているか…」

    二人は互いの推理を交換し、主催者の目的、そして参加者内に潜む「協力者」の存在の可能性について、論理的な考察を戦わせた。

  • 67二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:02:57

    悪霊ォ悪霊がいるゥ

  • 68二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:03:07

    んでも死魔様の呪いの正体は一切が謎のままだねぇ

  • 69ポチェモブ25/11/05(水) 23:04:36

    イベント4(交流)

    【マップ:青葉工業高校(アオコー)・屋上】

    金網越しに異様な風景が広がる屋上で、アミバが高らかに宣言していた。

    「フハハハハ! 聞け愚民ども! この天才アミバこそが、この世界の頂点に立つ男よ!」

    「ハッ、随分と威勢のいいこった」

    軽薄なようでいて、底知れぬ闘気を放つ男、アキレウスが姿を現す。

    「テメェ、なかなか面白そうだ。その自信、どれほどのものか試してやろうか?」

    「フン! 貴様ごときに、この俺の拳法は見切れん! うぬはすでに死んでいる!」

    「いいぜ、今度会ったら、その疾風(かぜ)より速いってやつを、俺の槍で止めてやるよ」

    互いの強烈なプライドと闘争本能が激突し、両者は次の獲物として相手を明確にロックオンした。

  • 70ポチェモブ25/11/05(水) 23:06:14

    イベント5(交流)

    【マップ:ドラゴン・ハウス】

    豪華絢爛な中華風の屋敷。その片隅で、千石撫子は「もうやだ…帰りたい…こんなの無理だよ…」と蹲り、泣きじゃくっていた。

    そこへ、音もなく褪せ人が現れる。

    「ひっ…!?」撫子はビクッと体を震わせ、後ずさる。褪せ人は何も語らない。ただ静かに、ポーチから一つのアイテムを取り出し、撫子の前にそっと置いた。

    それは、淡い七色の光を放つ「虹色の石」。

    言葉はない。だが、その静かな行動は「まだ希望はある」「導きは失われていない」と語っているかのようだった。撫子は、涙に濡れた目で、その小さな光を見つめていた。

  • 71ポチェモブ25/11/05(水) 23:08:45

    イベント6(交流)

    【マップ:黒竜寺】

    月明かりだけが差し込む、古びた寺の本堂。闇に潜む二つの影が、互いの気配を察知し、同時に動いた。

    一瞬の攻防。だが、両者は即座に距離を取る。

    「…おぬし、ただ者ではないな」真庭鳳凰が闇の奥から問う。

    「ほう…そちらも、なかなかの手練れのようじゃな」老婆の声が響く。風魔小太郎だ。

    互いが同質(忍び、あるいは闇に生きる者)であると理解する。この混沌とした状況を生き残るため、二人の間に暗黙の契約が結ばれる。それは、一時的な「情報共有」だった。

  • 72二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:09:14

    虹色の石ってなんだよゲス野郎

  • 73ポチェモブ25/11/05(水) 23:10:09

    イベント7(死因)

    【マップ:モンスター・ウォーズの金網デスマッチリング】

    突如、景色が切り替わる。クロノス・デ・メディチが転移させられた先は、血とオイルの匂いが染みついた金網リングだった。

    「なんノーネ!? こんな野蛮な場所は!」

    最悪なことに、そこには先客がいた。1ターン目で剣士を葬った、レックウザだ。

    伝説のポケモンは、狭い空間に閉じ込められたことに苛立ち、荒れ狂っていた。

    「グギャァァァァァッ!!」

    レックウザが無差別に放った「はかいこうせん」が金網に直撃し、火花を散らしながら反射する!

    「ひぃぃぃ! アブないデース!」

    クロノスはそれを避けようとして足を滑らせ、バランスを崩す。運悪く、倒れ込んだ先には、剥き出しになっていたリングの鉄骨が突き出ていた。

    (死因:クロノス・デ・メディチは、レックウザの攻撃の余波を受け、鉄骨に体を貫かれ事故死した)

  • 74二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:10:28

    >>72

    何って…落下死チェッカーやん

  • 75ポチェモブ25/11/05(水) 23:11:33

    生存者リスト:
    ​ピッコロ(ドラゴンボール)
    ​高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    ​風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    ​日下部覚吾(TOUGH)
    ​千石撫子(物語シリーズ)
    ​アミバ(北斗の拳)
    ​米林才子(東京喰種:re)
    ​森田(スナックバス江)
    ​アキレウス(fateシリーズ)
    ​学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    ​真庭鳳凰(刀語)
    ​パピルス(Undertale)
    ​ルロイ修道士(握手)
    ​褪せ人(ELDEN RING)
    ​ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    ​憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    ​少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    ​キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    ​エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    ​レックウザ(ポケモン)
    ​類家(爆弾)

    ​死亡者リスト:
    ​アポロ(チーターマン)
    ​剣士(城とドラゴン)
    ​シャーロット・コンポート(ワンピース)
    ​クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)

  • 76二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:12:28

    やっぱし怖いスね 伝説のポケモンは

  • 77ポチェモブ25/11/05(水) 23:15:22

    ​3ターン目

    ​【マップ:疾走する地獄列車車内】

    景色は目まぐるしく変わり、凄まじい轟音と振動が続く列車の中。

    ​イベント1(交流)

    米林才子は、列車の振動に耐えきれず、座席の隅で丸くなっていた。

    「うぐ…もうダメぽ…才子、ここで死ぬんだ…ゲームもできずに…」

    列車が大きく傾き、固定されていなかった重いトランクが滑り出し、才子に激突しようとしたその瞬間。

    「危ない!」

    鋭い声と共に、類家がトランクを蹴り飛ばした。

    「おい、大丈夫か。こんなとこで寝てたら本当に死ぬぞ。…立てるか?」

    才子は、埃まみれの顔を上げ、自分を助けたぶっきらぼうな男を見つめた。「(え…? たすけ…てくれた?…イケメン…?)」

    「うるせぇよ、死にたくなかったら脳味噌フル回転させて思考しろ。今はまずこの車両から離れるぞ」

    類家は才子の腕を掴んで強引に立たせる。才子は呆然としながらも、その力強い手に引かれて歩き出した。

  • 78ポチェモブ25/11/05(水) 23:18:13

    イベント2(交流)

    【マップ:山中の秘密基地エリア52】

    放棄された軍事基地。モニターには意味不明な文字列が点滅している。

    高嶺清磨は、この施設のメインコンピューターにアクセスできないか試みていた。

    「またアンタか。…しつこいね」

    背後に現れたのはキルア・ゾルディックだった。

    「偶然だ。だが、好都合かもしれん。…このゲームの主催者について、何か分かったか?」

    「さあね。ただ、相当タチが悪いってことだけは確かだ」キルアは肩をすくめる。「…アンタ、頭はキレるみたいだし、一時的に組むのはアリかもな。裏切ったらソッコーで殺すけど」

    「それはこちらの台詞だ」

    二人の天才は、互いの利害が一致したことを確認し、冷徹な視線を交わした。

  • 79ポチェモブ25/11/05(水) 23:19:36

    イベント3(交流)

    【マップ:ドラゴン・クリフ特設リング】

    切り立った崖の上に設えられたリング。一歩間違えば奈落の底だ。

    「この前の続き、試させていただきましょうか」

    優雅な声と共に、ファレグ・アイヴズが舞い降りる。対峙するのはピッコロだ。

    「フン、望むところだ! 手加減はせんぞ!」

    激突。ピッコロの重い一撃と、ファレグの洗練された蹴りが空中で交錯し、衝撃波が崖を揺らす。互いに一歩も引かぬ攻防が続くが、両者とも決定打を欠く。

    「…素晴らしい。実に楽しませてくれますわ」ファレグが距離を取る。「ですが、今はここまでにしておきましょう。貴方との決着は、もっと良き舞台で」

    「チッ…面倒な女だ」

    二人は互いの実力を認め、次の機会を期してその場を離れた。

  • 80ポチェモブ25/11/05(水) 23:22:19

    イベント4(交流:ランダムイベント・野生動物襲撃)

    【マップ:ハイパーバトル予選の山中】

    学生運動にハマった千歳朔は、道中で出会ったパピルスをオルグしようと熱弁を振るっていた。

    「いいかパピルス、お前のような純粋なエネルギーこそが革命の原動力なんだ! さあ、俺と美しい闘争を!」

    「ニャーッハッハ! トウソウか! オレさまもニンゲンとのトウソウ(※交流)は大好きだぞ!」

    その時、森の奥から地響きと共に巨大なゴリラが姿を現した!

    「ウホッ! ウホォォォ!!」

    「ニェ!? お、大きなイヌだ!」

    「(ヤバい!)おい、逃げるぞ!」

    ゴリラは二人に向かって猛然と突進。朔は陽キャ時代の俊敏さで身をかわし、パピルスはコミカルに逃げ惑う。なんとかゴリラの縄張りから脱出したが、二人は散り散りになり、朔は闘争の証である「革命」と書かれた腕章を戦闘の混乱で失ってしまった。

  • 81二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:24:16

    ゴリラ⋯糞

  • 82ポチェモブ25/11/05(水) 23:25:00

    イベント5(交流)

    【マップ:本山流体術道場】

    静まり返った道場。エレン・イェーガーは、怒りを叩きつけるように巻藁(まきわら)を殴りつけていた。

    「(戦わなきゃ…全部、駆逐してやる…!)」

    「だーめっ! そんな怒った顔してたら、悪い怪人が寄ってきちゃうよ!」

    甲高い声。振り返ると、フリフリの衣装をまとった憎しみの女王が立っていた。

    「…あ? なんだお前は…」

    「私は愛と正義の魔法少女! あなたの心の闇も、私がやっつけちゃうんだから! キラキラ〜☆」

    あまりにも場違いな存在を前に、エレンの怒りは困惑へと変わり、彼は何も言わずにその場を立ち去った。

  • 83ポチェモブ25/11/05(水) 23:26:40

    イベント6(交流)

    【マップ:T・D・K会場】

    荒らされたアリーナを、日下部覚吾が鋭い目で検分していた。彼はこのゲームの「法則」を探っていた。

    そこへ、音もなく褪せ人が現れる。

    「…君か。気配を消すのが上手いな」

    褪せ人は、無言でリングを指差し、次に天(ドームの天井)を指差した。まるで「誰が見ているのか?」と問うように。

    「主催者か。私も探している。君は言葉が不自由なようだが、目はいい。…どうだね、私と少し行動を共にしてみるか? 悪いようにはせんよ」

    褪せ人は、覚吾の目を見つめ、ゆっくりと頷いた。

  • 84ポチェモブ25/11/05(水) 23:28:53

    イベント7(死因)

    【マップ:夜の遊園地の巨大観覧車頂上】

    森田は、必死の思いで観覧車のゴンドラに隠れていた。

    「(アカン、なんでワイがこんな高いとこにおるんや…こんなん揺れただけで死ぬやん…)」

    ガコン、と音を立ててゴンドラのドアが開く。

    「見つけたぞ、雑魚め! 天才アミバの実験台にしてやる!」

    そこに立っていたのはアミバだった。

    「うわぁぁぁ! やめて! ワイ、ただのスナックの常連!」

    アミバは森田をゴンドラ内で追い詰める。パニックになった森田は、逃げようと反対側のドアに殺到するが、アミバに足をもつれさせられる。

    「ひっ…!」

    バランスを崩した森田の体は、夜の遊園地の暗闇へと吸い込まれていった。

    (死因:アミバ(加害者)が森田(被害者)を観覧車から突き落とし、落下死させた)

  • 85ポチェモブ25/11/05(水) 23:30:34

    生存者リスト:
    ​ピッコロ(ドラゴンボール)
    ​高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    ​風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    ​日下部覚吾(TOUGH)
    ​千石撫子(物語シリーズ)
    ​アミバ(北斗の拳)
    ​米林才子(東京喰種:re)
    ​アキレウス(fateシリーズ)
    ​学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    ​真庭鳳凰(刀語)
    ​パピルス(Undertale)
    ​ルロイ修道士(握手)
    ​褪せ人(ELDEN RING)
    ​ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    ​憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    ​少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    ​キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    ​エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    ​レックウザ(ポケモン)
    ​類家(爆弾)

    ​死亡者リスト:
    ​アポロ(チーターマン)
    ​剣士(城とドラゴン)
    ​シャーロット・コンポート(ワンピース)
    ​クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)
    ​森田(スナックバス江)

  • 86ポチェモブ25/11/05(水) 23:34:28

    4ターン目

    ​【マップ:雨の木なコーヒー】

    異空間に不釣り合いなほど、落ち着いたジャズが流れる喫茶店。しかし、コーヒーの香りには微かに血の匂いが混じっている。

    ​イベント1(交流)

    喫茶店の隅のボックス席。米林才子は、先ほどの恐怖からまだ立ち直れず、テーブルに突っ伏していた。

    「…もうやだ…帰りたい…グスッ…」

    「おい」

    冷たい声に顔を上げると、目の前に類家が立っていた。彼は無言でコーヒーを二つ注文し、一つを才子の前に置く。

    「…いつまでもメソメソしてんじゃねえ。死にてぇのか」

    「だって…! 才子、なんもできないし…!」

    「うるせぇよ」類家は乱暴に自分の頭を掻く。「…お前、さっき助けた時、足は怪我してなかったな。走れるだろ。なら、今はとにかく生き残ることだけ考えろ」

    ぶっきらぼうだが、その言葉には才子を見捨てない意志があった。才子は、目の前のコーヒーを震える手で掴んだ。

  • 87ポチェモブ25/11/05(水) 23:36:10

    イベント2(交流)
    【マップ:本山流体術道場】
    道場の片隅で、アミバは不気味な笑みを浮かべていた。彼はマネモブからこっそり支給品を受け取っていた。
    「フフフ…天才である俺は、ついに手に入れたぞ…これぞ奇跡の薬品、ネオタチカワスペシャル!」
    アンプルに入った怪しげな紫色の液体。
    「あのアキレウスとかいう増長した男…次に会った時が貴様の最期だ! この薬で超パワーアップした俺が、新秘孔を突いてやるわ!」
    アミバは高笑いを上げ、薬品を懐にしまった。

  • 88ポチェモブ25/11/05(水) 23:37:48

    イベント3(交流)

    【マップ:黒竜寺】

    荒廃した寺の境内。千石撫子は、誰にも見つからないよう、本堂の影で息を殺していた。

    「こわい…こわい…もう、なんで私がこんな目に…」

    「おや、こんなところに隠れていたのですか」

    優しい声にビクッと体を震わせる。そこに立っていたのはルロイ修道士だった。

    「ひっ…! こ、こないで…!」

    「大丈夫、私はあなたに危害を加えませんよ」修道士は穏やかに微笑む。「神は見ておられます。希望を捨ててはいけません。さあ、これを」

    彼は懐から小さな乾パンを一つ取り出し、撫子に差し出した。その温かい眼差しに、撫子の警戒心がほんの少しだけ和らいだ。

  • 89二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:38:39

    ルロイ修道士……(愛)

  • 90ポチェモブ25/11/05(水) 23:39:56

    イベント4(交流)

    【マップ:夜の遊園地】

    メリーゴーランドの不気味な音楽が響く中、二人の「少女」が出会った。

    「あはっ! 見てみて、お馬さんがいっぱい! カワイイ!」

    無邪気に駆け回る憎しみの女王。その前に、ゆらり、と死魔様に取り憑かれた少女が立ちふさがる。

    「ケケ…おどれ、ニセモノか…? タマシイのカタチが、イビツじゃのう…」

    「え? 悪い怪人さん? 愛と正義の魔法少女が、やっつけちゃうんだから!」

    「…■■■■(聞き取れないノイズ)、キエロ」

    死魔様から放たれた強烈な呪詛のオーラが憎しみの女王に直撃する。だが、憎しみの女王は「きゃっ!」と小さく跳ねただけだった。「今の魔法? 全然痛くないよ! あなたも魔法少女なの?」

    「…チッ」死魔様は、自分の呪いが通じない(あるいは無効化される)相手を不気味そうに見つめ、闇に消えた。

  • 91二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:41:08

    "死魔様"が"魔法少女"!?
    お…お前変なクスリでもやってるのか

  • 92二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:41:36

    >>88

    どこまで慈悲深いんだてめぇは

  • 93二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:42:12

    >>88

    ノーベル平和賞を与えたいよ

  • 94ポチェモブ25/11/05(水) 23:42:13

    イベント5(死因)

    【マップ:ダーク・ファイト会場】

    血と硝煙の匂いが充満する地下闘技場。学生運動にハマった千歳朔は、この圧政の象徴たる場所で、新たな同志を探していた。

    そこに、闘争の匂いを嗅ぎつけてアキレウスが現れる。

    「お、いたいた。丁度いい。アンタ、俺とやろうぜ」

    「待て!」朔はアキレウスの前に立ちはだかる。「お前ほどの力がありながら、なぜ体制の犬に成り下がる! その力、革命のためにこそ使うべきだ! 俺と共に闘争し、この腐ったゲームを打倒しよう!」

    「……闘争? ああ、いいぜ。やろう」

    「話が分かるじゃないか! まずは…」

    朔が言葉を続けるより早く、アキレウスの姿が消えた。

    「え?」

    次の瞬間、アキレウスは朔の背後に立っていた。その手は槍のように鋭く、朔の胸を貫いていた。

    「(…これが…本当の…闘争…? 美しく…ない…)」

    朔は、自らの掲げた理想とは程遠い、圧倒的な暴力の前に崩れ落ちた。

    (死因:アキレウス(加害者)との激戦(?)の末、学生運動にハマった千歳朔(被害者)が幻突(に類する神速の一撃)で逆転KO(一方的に殺 害)された)


    (なんじゃあこの死因の拡大解釈は)

  • 95二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:43:42

    逆転どころか勝負にすらなってなかったんスけど…いいんスかこれ

  • 96二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:44:05

    激戦…?

  • 97ポチェモブ25/11/05(水) 23:44:33

    イベント6(交流)

    【マップ:山中の秘密基地エリア52】

    管制室で、高嶺清磨とキルア・ゾルディックは、得られたわずかな情報を突き合わせていた。

    「…どうやら、この『モンキー・ワールド』は、複数の異なる空間を無理やり繋ぎ合わせているらしい」清磨がモニターを指す。

    「だろうな。問題は、主催者がどこで見ているか、だ。…それと、アンタ、さっきからオレの背後を気にしてるだろ」

    キルアの鋭い指摘に、清磨は動じない。「お互い様だ。お前も俺が隙を見せたら、いつでもやるつもりだろう」

    「…ま、そういうこと。馴れ合いはここまでだ。次は敵同士かもな」

    二人は再び互いを牽制し合い、仮初めの共闘関係を一旦解消した。

  • 98二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:45:43

    >>94

    阿呆みたいな死因解釈⋯

  • 99ポチェモブ25/11/05(水) 23:46:23

    イベント7(交流)

    【マップ:御前試合用の特設舞台】

    厳かな雰囲気の漂う能舞台。月明かりが、二人の強者のシルエットを浮かび上がらせる。

    「…お前か」エレン・イェーガーが、静かに闘気を放つ相手を睨む。

    「…」ピッコロは腕を組み、エレンを観察していた。

    「(こいつ、人間じゃない…? だが、凄まじい気だ。底が見えん…)」

    「(なんだこいつ…さっきの女(ファレグ)とも違う、重い殺気と…怒り? まるで獣だ…)」

    互いに、今ここで戦うことがどれほどのリスクか理解していた。エレンは巨人化の衝動を抑え込み、ピッコロも魔貫光殺砲の構えを取る寸前で留まる。二人は無言のまま距離を取り、この場を離れた。

  • 100二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:48:35

    >>94

    所詮はラムネ瓶の中の蛙にすぎなかったチー坊の悲哀を感じますね…

  • 101ポチェモブ25/11/05(水) 23:48:48

    生存者リスト:
    ​ピッコロ(ドラゴンボール)
    ​高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    ​風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    ​日下部覚吾(TOUGH)
    ​千石撫子(物語シリーズ)
    ​アミバ(北斗の拳)
    ​米林才子(東京喰種:re)
    ​アキレウス(fateシリーズ)
    ​真庭鳳凰(刀語)
    ​パピルス(Undertale)
    ​ルロイ修道士(握手)
    ​褪せ人(ELDEN RING)
    ​ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    ​憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    ​少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    ​キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    ​エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    ​レックウザ(ポケモン)
    ​類家(爆弾)
    ​死亡者リスト:
    ​アポロ(チーターマン)
    ​剣士(城とドラゴン)
    ​シャーロット・コンポート(ワンピース)
    ​クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)
    ​森田(スナックバス江)
    ​学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)

    あと1ターンだけ回したら中断してやるよゴアッ
    ちなみにテストプレイだと死人が1ターン1人ペースで16ターンも掛かったらしいよ

  • 102ポチェモブ25/11/05(水) 23:55:50

    ​5ターン目

    ​【マップ:ビル屋上ヘリポート】

    夜風が吹き抜ける高層ビルの屋上。眼下に広がる「モンキー・ワールド」の歪な夜景は、非現実的な美しさを湛えている。

    ​イベント1(交流)

    類家は、ヘリポートのフェンス際で、下の階層の様子を鋭く観察していた。その後ろを、米林才子がおずおずとついてくる。

    「…なんで、ついてくる」類家が、視線を外さずに問う。

    「だって…一人だと、怖い…から…」

    「フン…足手まD…」言いかけて、類家は言葉を飲み込む。才子が自分の服の裾を弱々しく掴んでいるのに気づいたからだ。

    「…あの…」才子が、震える声で尋ねる。「なんで、才子を助けてくれるの…? 才子、なんもできないのに…」

    「…死なれると、寝覚めが悪いだけだ」類家は吐き捨てるように言った。「それに、お前みたいなのが最初に死ぬのは、このクソみたいなゲームの思う壺だ。それも気に食わん」

    「……」

    ぶっきらぼうな答え。だが、才子は掴んだ裾の力を、ほんの少しだけ強めた。


    (このロワのプロンプト一度コンビとかになると片方が死ぬまでべったりになるんだよね、怖くない?)

  • 103二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:56:52

    >>102

    ふうん清麿とキルアはげきれあということか

  • 104二次元好きの匿名さん25/11/05(水) 23:57:21

    おしどり夫婦みたいでやんした…

  • 105ポチェモブ25/11/05(水) 23:58:13

    イベント2(死因)

    【マップ:鬼喰島】

    霧が立ち込める陰鬱な島。アミバは、宿敵(と勝手に認定した)アキレウスを探し、不気味な森を歩き回っていた。

    「どこだ、あの走り屋め! 天才の俺が直々に葬ってやる!」

    その時、霧の中から陽気な声が響いた。

    「ニャーッハッハ! こんなところにニンゲンだ! オレさまの華麗なるパズルに挑戦するがいいぞ!」

    パピルスだった。彼はアミバの前に立ちふさがり、自信満々に腕を組む。

    「うるさい雑魚め! どけ!」

    「ニェ!? なんて失礼なヤツだ! こうなったらオレさまのスペシャル・アタックで…」

    「もう貴様には飽きたわ!」アミバは懐から、あの紫色の薬品――ネオタチカワスペシャルを取り出し、一気に飲み干した!「グオオオオ…力が…天才的な力がみなぎるゥ!」

    「な、なんだか体がムキムキに!?」

    パワーアップしたアミバの指が、パピルスの捉えられない速度で突き刺さる。「北斗神拳などいらんわ! これぞアミバ流・新秘孔!」

    パピルスは「ニェ…」という短い声を残し、その場に崩れ落ちた。

    (死因:アミバ(加害者)が支給品ネオタチカワスペシャルでパワーアップし、パピルス(被害者)を倒した)

  • 106ポチェモブ25/11/06(木) 00:01:22

    イベント3(交流)

    【マップ:T・D・K会場】

    観客席の残骸の中で、日下部覚吾と褪せ人は、このゲームの運営スタッフについて情報を整理していた。

    「…『マネモブ』と呼ばれる連中。武器を渡したり、会話に登場するという情報があったが…」

    覚吾がそう呟いた瞬間、褪せ人が無言で立ち上がり、背後の暗闇に向かって武器を構えた。

    「…来たか」

    暗闇から、無個性な仮面をつけた複数の「マネモブ」たちが、音もなく襲いかかってきた。褪せ人が敵の攻撃をローリングで回避し、覚吾がその隙を突いて重い一撃を叩き込む。言葉を交わさずとも、二人の連携は完璧だった。数瞬の後、マネモブたちは倒れ伏し、霧のように消えていった。

    「ふむ…ただの人形ではなさそうだな」覚吾は腕を組んだ。

  • 107ポチェモブ25/11/06(木) 00:03:32

    イベント4(交流:ランダムイベント・野生動物襲撃)

    【マップ:ハイパーバトル予選の山中】

    エレン・イェーガーは、怒りと焦燥を胸に、森の中を疾走していた。

    「(この壁(ゲーム)を越えなければ…自由は…)」

    その時、前方の茂みが激しく揺れ、山をも揺るがす咆哮と共に、巨大な鬼熊が姿を現した!

    「グルァァァァ!!」

    「クソッ、こんな時に…!」

    常人ならば竦み上がる威圧。だが、エレンは怯まない。巨人化せずとも、彼の戦闘技術は常軌を逸している。鬼熊が振り下ろす爪を、紙一重で潜り抜け、木の幹を蹴って跳躍。そのまま鬼熊の首筋に深々と手刀を叩き込んだ! 鬼熊は悲鳴を上げ、森の奥へと逃げ去っていった。

    「…どいつもこいつも…駆逐してやる」

  • 108ポチェモブ25/11/06(木) 00:06:11

    イベント5(交流)

    【マップ:スピリチュアル・サンクチュアリ】

    聖域の奥まった場所で、二つの影が密談を交わしていた。真庭鳳凰と風魔小太郎だ。

    「鬼喰島で一体死んだようじゃな」小太郎が老婆の声で言う。

    「うむ。どうやら、主催者は我々の『戦い』そのものを鑑賞し、楽しんでおるようだ。実に悪趣味よ」鳳凰が応じる。

    「ならば、我らは踊らされぬよう、更に深く潜む必要があるのう。…例の『闇のフィクサー』。開催者でありながら、参加者の中に紛れているという可能性…」

    「その場合、最も怪しいのは…」

    二人の忍びは、互いのリストに載っているであろう人物の名を、口には出さずとも確認しあった。


    (ちなみにワシもまだ闇のフィクサーは誰か知らないらしいよ、普通は最初に教えてくれるんやけどなぁ)

  • 109ポチェモブ25/11/06(木) 00:08:16

    イベント6(交流)

    【マップ:黒竜寺】

    月明かりが差し込む本堂で、ピッコロは静かに瞑想し、気を練り上げていた。

    そこへ、静かな足取りでルロイ修道士が通りかかる。

    「…あなたも、このような状況で、心の平穏を求めておられるのですな」

    ピッコロは片目を開ける。「フン…馴れ合うつもりはない。俺はただ、邪魔が入らん場所を探しているだけだ」

    「そうですか。ですが…あなたのその力、迷いがない。それは、信じるものがある強さです」

    「…貴様のその妙な静けさも、ただの人間ではあるまい。説教なら他所でやれ」

    ピッコロは再び目を閉じた。ルロイ修道士は静かに一礼し、その場を立ち去った。

  • 110ポチェモブ25/11/06(木) 00:10:24

    イベント7(死因:特殊要素)

    【マップ:疾走する地獄列車車内】

    憎しみの女王は、揺れる列車の中で、乗客(誰もいないが)に愛と正義を説いていた。

    「悪い怪人さんはいませんか〜? みんなの心に潜む悪を、私がやっつけちゃうんだから!」

    彼女が魔法のステッキを振り、車両のドアを勢いよく開けた瞬間。

    ドアの向こうにあったのは、次の車両ではなかった。

    それは、あらゆる理(ことわり)が歪み、ねじ曲がった、理解不能な空間――「猿空間」だった。

    「あ、あれ…? 魔法が…出な…」

    憎しみの女王は、何の前触れもなく、その不条理な空間へと吸い込まれ、二度と戻ってくることはなかった。

    (死因:憎しみの女王は、猿空間送りにされ消滅した)

  • 111ポチェモブ25/11/06(木) 00:12:50

    ​生存者リスト:
    ​ピッコロ(ドラゴンボール)
    ​高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    ​風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    ​日下部覚吾(TOUGH)
    ​千石撫子(物語シリーズ)
    ​アミバ(北斗の拳)
    ​米林才子(東京喰種:re)
    ​アキレウス(fateシリーズ)
    ​真庭鳳凰(刀語)
    ​ルロイ修道士(握手)
    ​褪せ人(ELDEN RING)
    ​ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    ​少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    ​キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    ​エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    ​レックウザ(ポケモン)
    ​類家(爆弾)
    ​死亡者リスト:
    ​アポロ(チーターマン)
    ​剣士(城とドラゴン)
    ​シャーロット・コンポート(ワンピース)
    ​クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)
    ​森田(スナックバス江)
    ​学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    ​パピルス(Undertale)
    ​憎しみの女王(Lobotomy Corporation)

    むふふ…今回はここまで。
    早ければ明日の昼頃にはちょっと再開したいですね…本気(ガチ)でね

  • 112二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 00:13:31

    オツカレーッ 猿空間は突然現れるんだよ…

  • 113二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 00:13:59

    オツカレーッ
    猿空間…怖え WAWクラスのアブノマも抗えないし

  • 114二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 07:08:08

    保守

  • 115二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 10:03:43

    このレスは削除されています

  • 116二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 18:19:01

    保守っ

  • 117ポチェモブ25/11/06(木) 22:34:04

    保守あざーす、お陰でストックが沢山作れたッス


    6ターン目

    イベント1(交流:ランダムイベント・野生動物襲撃)

    【マップ:雨の木なコーヒー】

    束の間の静寂。類家は冷めたコーヒーを睨みつけ、米林才子は不安そうに彼の間合いの外で縮こまっていた。

    「…あの、類家さん。私…」

    才子が何かを言いかけた瞬間、喫茶店の静寂は粉々に砕け散った。

    「ガァァァッ!」

    強化ガラスが爆ぜ、そこから屈強なドーベルマン――D-51の群れが涎を垂らしながらなだれ込んできた!

    「チッ、面倒なのが来たな!」類家は即座にテーブルを盾にする。「おい! お前は裏口から逃げろ! 早く行け!」

    「で、でも…類家さんは!?」

    「うるせぇ! 足手まといだ! 死にたくなきゃさっさと失せろ!」

    類家の非情な一喝に、才子はビクッと体を震わせ、涙目になりながらも裏口に向かって走り出した。類家は群れに向かって応戦し、その混乱に乗じて自身も反対側の窓から脱出。二人は別々の方向へと散り、この混沌の空間で離れ離れになってしまった。

  • 118ポチェモブ25/11/06(木) 22:35:06

    イベント2(死因)

    【マップ:ダーク・ファイト会場・トイレ】

    「グ…グフゥ…!」

    アミバは、個室の中で激しい吐き気に襲われていた。ネオタチカワスペシャルの副作用だ。凄まじいパワーアップの代償は、彼の内臓をめちゃくちゃに破壊し始めていた。

    「(こ、こんなはずでは…天才の俺が…!)」

    その時、静かに個室のドアが開いた。

    「…アンタ、さっきデカい骨を殺しただろ。オレ、見てたぜ」

    「き、貴様は…!」

    そこに立っていたのはキルア・ゾルディックだった。その目は、暗殺者の冷徹な光を宿している。

    「薬で無理やりパワーアップとか…ダサすぎ。それに、アンタみたいなタイプは野放しにしとくと面倒だ」

    キルアの手が、苦しむアミバの心臓を一瞬で貫いた。

    (死因:アミバ(被害者)は、ネオタチカワスペシャルの副作用で弱っているところを、キルア・ゾルディック(加害者)にトイレ中に襲撃され死亡した)

  • 119ポチェモブ25/11/06(木) 22:36:21

    イベント3(交流)

    【マップ:ホワイト・ナイト・バトル特設会場】

    雪のように白い大理石でできた闘技場。そこで、二人の「最速」が出会う。

    「よう。また会ったな、女傑」アキレウスが槍を肩に担ぎ、笑う。

    「…貴方もご無事でしたか。その様子、存分に『闘争』を楽しんでおられるようですわね」ファレグ・アイヴズもまた、余裕の笑みを返す。

    「ハッ! 当たり前だ! だが、テメェみたいなのとやり合えねえのはつまらねえな」

    「奇遇ですわね。私も、貴方のその『神速』、この身で受けてみたいと思っておりました。…このゲームの勝者こそが、真の『最強』ということになりましょうか」

    「いいぜ。その時は、全力で殺し合おうじゃねえか」

    二人の超常の戦士は、互いこそが最後の敵に相応しいと認め合い、その場を後にした。

  • 120ポチェモブ25/11/06(木) 22:37:22

    イベント4(交流)

    【マップ:山中の秘密基地エリア52】

    日下部覚吾は、管制室のモニターに映る歪んだマップを睨みつけていた。

    「…主催者は、我々の行動パターン、戦闘能力、その全てをデータ化していると見える。実に悪趣味だ」

    傍らに立つ褪せ人は、覚吾の言葉に頷きもせず、ただ一点、暗いモニターの奥を凝視している。

    「…どうしたね? 何か気になるものでも」

    褪せ人は、ゆっくりと自らの胸を指差した。まるで「呼ばれている」かのように。

    「(この感覚…導きか? いや、もっと不吉な…)」

    覚吾は、言葉を持たぬ相棒が発する尋常ならざる気配に、警戒を強めた。

  • 121ポチェモブ25/11/06(木) 22:38:52

    イベント5(交流)

    【マップ:夜叉河原】

    不気味な石積みの河原で、エレン・イェーガーはやり場のない怒りを石に叩きつけていた。

    「クソッ…クソッ…! なんだってんだ…!」

    「…貴様、そんなことで消耗していては、生き残れんぞ」

    ピッコロだった。彼は少し離れた場所で腕を組んでいる。

    「うるさい! お前に何がわかる!」

    「フン…分からんさ。だがな、その怒り、ぶつける相手を見誤るな。お前が戦うべきは、その石ころではあるまい」

    「……」

    「この戦いが終わったら…俺は、俺の世界に帰るべき場所がある。貴様はどうだ? 怒りに身を任せたまま、ここで朽ち果てるか?」

    ピッコロの言葉に、エレンは何も答えられず、ただ強く拳を握りしめた。

  • 122ポチェモブ25/11/06(木) 22:40:09

    イベント6(交流)

    【マップ:黒竜寺】

    闇夜の寺院。風魔小太郎と真庭鳳凰は、再び密会していた。

    「アミバという男が死んだ」鳳凰が切り出す。

    「うむ。キルアという小僧の仕業じゃな。…これでまた一人、目立つ者が消えた。残るは強者か、あるいは…」

    その時、二人の背後にある祠から、異様な気配が漏れ出した。

    「ケケ…コソコソと、ナニしとるんじゃ、おどれら」

    死魔様が、少女の体でそこに立っていた。

    小太郎と鳳凰は、瞬時に戦闘態勢を取る。だが、死魔様は「…フン、ツマラン」と呟くと、興味を失ったように闇に溶けて消えた。互いが互いを「今はまだ敵ではない」と判断した瞬間だった。

  • 123二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 22:43:02

    このレスは削除されています

  • 124二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 22:45:07

    ルロイ修道士…すげえ
    レックウザ相手に一歩も退かないし

  • 125ポチェモブ25/11/06(木) 22:45:08

    イベント7(交流:ランダムイベント・野生動物襲撃)

    【マップ:スピリチュアル・サンクチュアリ】

    千石撫子は、ルロイ修道士に庇護されながら、聖域の片隅に隠れていた。

    「もう、大丈夫ですよ。ここは静かな場所です」ルロイ修道士が優しく声をかける。

    その時、聖域の天井を突き破り、レックウザが降臨した!

    「グギュルルルァァァァッ!!」

    「ひぃぃぃぃぃ!!」撫子は腰を抜かし、その場にへたり込む。

    ルロイ修道士は、巨大なポケモンの前に立ちふさがり、毅然として言った。「おお、神の創造物よ! どうか、お鎮まりください!」

    レックウザは二人を鬱陶しそうに一瞥したが、攻撃するでもなく、再び天井の穴から空へと飛び去っていった。撫子は、失神寸前だった。

  • 126二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 22:45:15

    >>118 ネオタチカワスペシャルを使ったら

  • 127二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 22:46:32

    ルロイちゃんはなんでそないに慈愛に満ちとるん? ポポイ

  • 128ポチェモブ25/11/06(木) 22:46:40

    生存者リスト:
    * ピッコロ(ドラゴンボール)
    * 高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    * 風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    * 日下部覚吾(TOUGH)
    * 千石撫子(物語シリーズ)
    * 米林才子(東京喰種:re)
    * アキレウス(fateシリーズ)
    * 真庭鳳凰(刀語)
    * ルロイ修道士(握手)
    * 褪せ人(ELDEN RING)
    * ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    * 少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    * キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    * エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    * レックウザ(ポケモン)
    * 類家(爆弾)
    死亡者リスト:
    * アポロ(チーターマン)
    * 剣士(城とドラゴン)
    * シャーロット・コンポート(ワンピース)
    * クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)
    * 森田(スナックバス江)
    * 学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    * パピルス(Undertale)
    * 憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    * アミバ(北斗の拳)

    (ちいっ、なんだってレックウザが野生動物扱いされてるんだよ)

  • 129二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 22:46:43

    ルロイ修道士=優しい
    バトロワにいるような人物じゃないんや

  • 130ポチェモブ25/11/06(木) 22:48:26

    7ターン目

    【マップ:鬼喰島】

    霧が深く、どこからか獣の呻き声が聞こえる呪われた島。

    イベント1(交流)

    類家は、D-51の群れから逃れた後、単独で島の探索を行っていた。彼は刑事としての本能から、このゲームの「物証」――運営側の痕跡を探していた。

    「クソ…こんな島に閉じ込めやがって…」

    彼が廃屋を調べていると、背後に鋭い視線を感じた。

    「…誰だ」

    「フン、アンタが噂の『刑事』か。いい目をしてる」

    そこに立っていたのはキルア・ゾルディックだった。

    「…ガキがこんなとこにいるんじゃねえ。殺されたいのか」

    「そのセリフ、そっくり返すぜ。アンタ、さっきの犬っころども、結構うまく捌いてたじゃねえか。…ま、オレほどじゃないけど」

    互いに一瞬、牽制しあう。だが、キルアは「ま、今はアンタに用はねえや」と肩をすくめ、闇に消えた。類家は、あの少年の底知れない殺気に、静かに警戒を強めた。

  • 131ポチェモブ25/11/06(木) 22:49:41

    イベント2(交流)

    一方、米林才子は、類家とはぐれた後、ジャングルの中で完全に迷子になっていた。

    「うぅ…るいけさぁん…どこぉ…。もうダメだ…才子、ここで餓死するんだ…」

    泣きながら地面を這うように進んでいると、目の前に人影が現れる。

    「ひっ!?」

    それは、穏やかな笑みを浮かべたルロイ修道士と、彼に寄り添うように怯える千石撫子だった。

    「まあ…また一人、迷える子羊が。大丈夫ですよ、私たちはあなたを傷つけません」

    「あ…あの…」才子は、自分と似た(あるいはそれ以上に)怯えている撫子の姿を見て、ほんの少しだけ安堵する。「た、食べ物…持ってませんか…?」

  • 132ポチェモブ25/11/06(木) 22:51:37

    イベント3(死因:特殊要素・〇〇・フット覚醒)

    【マップ:ハイパーバトル予選の山中】

    エレン・イェーガーは、湧き上がる怒りを抑えきれず、森の中を突き進んでいた。その彼の前に、この世ならざるものが立ちはだかる。

    「ケケケ…おどれ、イイ『ニク』してそうじゃのう…」

    少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」だった。

    「…なんだお前は…どけ!」

    「ワシのエモノになれやァァァ!!」

    死魔様から放たれる強烈な呪詛がエレンを襲う! その瞬間、エレンの脳裏に、理不尽に命を奪われてきた者たちの記憶がフラッシュバックする。

    「(まただ…! また、理不尽な力で…自由が奪われる…!)」

    「させるかァァァァ!!」

    エレンの体が、尋常ならざる闘気と共に輝き出す!

    「な、なんじゃァ!? おどれ…!?」

    エレンの右足が、まるで虎の爪のように鋭く、重く、死魔様の呪詛を切り裂き、その本体(少女の肉体)を蹴り砕いた!

    「グ…ギャ…!? このワシが…こんな■■に…!?」

    死魔様は怨嗟の声を上げながら、その存在ごと消滅した。

    (特殊要素:エレン・イェーガーがタイガー・フットに覚醒。死魔様を確定撃破)

    (死因:少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」は、タイガー・フットに覚醒したエレン・イェーガーに撃破され死亡した)

  • 133ポチェモブ25/11/06(木) 22:54:14

    イベント4(交流)

    【マップ:黒竜寺】

    「エレン・イェーガーが覚醒…か」

    寺の屋根裏。風魔小太郎と真庭鳳凰は、先ほど起きた凄まじい気の爆発を正確に感知していた。

    「うむ。あの小僧、ただの人間ではあるまい。内に獣を飼っておる」

    「これでまた一つ、不安定要素が増えたのう。…それにしても、主催者(フィクサー)は何を考えておるのか。このような『覚醒』まで計算の内か…?」

    「どちらにせよ、我らの邪魔になる前に、潰しておくのが吉か。あるいは…」

    二人の忍びは、新たな脅威(エレン)への対策を練り始めた。

  • 134ポチェモブ25/11/06(木) 22:55:39

    イベント5(交流)

    【マップ:ドラゴン・クリフ特設リング】

    切り立った崖の上で、ピッコロは覚醒したエレンの気を遠くに感じていた。

    「(チッ…あの小僧、とんでもない力を隠し持っていたか。だが、制御できておらん…暴発する前に叩いておくべきか…?)」

    彼が思考に沈んでいると、背後に軽やかな気配が現れる。

    「…貴方も、あの『虎』の気を感じましたか」

    ファレグ・アイヴズだった。

    「フン…」

    「実に興味深い。あれほどの激情、あれほどの力。…ああ、心が躍りますわ。彼もまた、私を楽しませてくれる『強者』の一人となりましょう」

    二人は無言で、同じ方向――エレンが覚醒した山の方角を睨み据えていた。

  • 135ポチェモブ25/11/06(木) 22:57:50

    イベント6(交流)

    【マップ:スピリチュアル・サンクチュアリ】

    高嶺清磨は、聖域の書庫で、この世界の成り立ちに関する文献を探していた。

    「…ダメだ。どの本も、この『モンキー・ワールド』については触れていない。主催者側の情報操作か…」

    彼が書棚を調べていると、一体の影が無言で彼を通り過ぎようとした。

    「待て」

    清磨が呼び止めたのは、褪せ人だった。

    「…お前、さっきから何かを探しているな。ただの生存者じゃない。何を知っている?」

    褪せ人は、清磨の鋭い問いかけに答えず、ただ自らの進むべき道(と感じる方)を指差すだけだった。清磨は、この無口な戦士が、何か自分とは違う「導き」を得ているのではないかと疑念を抱いた。

  • 136ポチェモブ25/11/06(木) 23:00:20

    イベント7(交流)

    【マップ:日本格闘大会『闘神』会場】

    広大なアリーナで、アキレウスは退屈そうに槍を弄んでいた。

    「チッ…どいつもこいつも隠れやがって。あのエレンとかいう奴は面白そうだが、どこに行った?」

    その時、アリーナの空気を震わせるほどの威圧と共に、天窓を突き破ってレックウザが降臨した。

    「グギュルルルァァァァッ!!」

    「ハッ! ようやく来たか、デカブツ!」

    アキレウスの顔に、好戦的な笑みが浮かぶ。「この前の女(ファレグ)も、あの虎(エレン)もいいが、まずはテメェだ! 神だろうが魔物だろうが、俺の槍の前では関係ねえ!」

    アキレウスは、伝説のポケモンを前にして一切臆することなく、その神速でリングを蹴った。

  • 137ポチェモブ25/11/06(木) 23:02:31

    生存者リスト:
    * ピッコロ(ドラゴンボール)
    * 高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    * 風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    * 日下部覚吾(TOUGH)
    * 千石撫子(物語シリーズ)
    * 米林才子(東京喰種:re)
    * アキレウス(fateシリーズ)
    * 真庭鳳凰(刀語)
    * ルロイ修道士(握手)
    * 褪せ人(ELDEN RING)
    * ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    * キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    * エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    * レックウザ(ポケモン)
    * 類家(爆弾)
    死亡者リスト:
    * アポロ(チーターマン)
    * 剣士(城とドラゴン)
    * シャーロット・コンポート(ワンピース)
    * クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)
    * 森田(スナックバス江)
    * 学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    * パピルス(Undertale)
    * 憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    * アミバ(北斗の拳)
    * 少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」

  • 138ポチェモブ25/11/06(木) 23:03:38

    8ターン目

    【マップ:ハイパーバトル予選の山中】

    深い森が広がり、場所によっては険しい崖がそびえ立つ。

    イベント1(死因)

    【マップ:日本格闘大会『闘神』会場】

    前ターンから続く激戦。アリーナは半壊し、両者の息が荒く上がる。

    「グギュルルルァァァ!!」

    レックウザが放つ「りゅうのはどう」が、アリーナの床を抉りながらアキレウスに迫る。

    「ハッ、遅えんだよ!!」

    アキレウスは神速でそれを回避し、宙を舞うレックウザの巨体へと跳躍。その手に握られた槍が、流星となって突き刺さる。

    「これが俺の『彗星走法(ドロメウス・コメーテース)』だ!」

    「グギャァァァッ!?」

    伝説のポケモンといえど、対神霊用の宝具による一撃は致命傷となった。巨体はゆっくりとリングに墜落し、光の粒子となって消滅していった。

    「…フゥ。なかなか楽しめたぜ」

    アキレウスは槍についた血を払い、次の獲物を探すため会場を後にした。

    (死因:レックウザ(被害者)は、アキレウス(加害者)との死闘の末、紙一重で敗北した)

  • 139二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:05:04

    それ
    宝具はダメだろっガッ

  • 140ポチェモブ25/11/06(木) 23:06:22

    イベント2(交流)

    【マップ:スピリチュアル・サンクチュアリ】

    米林才子は、ルロイ修道士に保護され、同じく怯える千石撫子と身を寄せ合っていた。

    「うぅ…もうやだ…才子、あのイケメン刑事さんと、はぐれちゃったし…」

    「わ、私も…もう…歩けない…」

    撫子が泣き崩れるのを見て、才子の脳裏に類家の「死にたくなかったら脳味噌フル回転させて思考しろ」という言葉が蘇る。

    「(そうだ…メソメソしてるだけじゃ、あの人に顔向けできない…!)」

    「だ、大丈夫でござる!」才子は震えながらも、撫子の手を握る。「才子も怖いけど…でも、二人なら、きっと…! あの修道士さんもいるし!」

    「…うん…」

    二人の少女は、絶望的な状況下で、弱者同士の小さな絆を結んだ。

  • 141ポチェモブ25/11/06(木) 23:07:34

    イベント3(交流)

    【マップ:山中の秘密基地エリア52】

    類家は、この基地の監視システムにアクセスできないか試みていた。そこで、彼は先客と出会う。

    「ほう…君が、あの小僧(キルア)が言っていた『刑事』だったのか」

    日下部覚吾と、その傍らに立つ褪せ人だった。

    「…あんたたちは?」

    「私は日下部覚吾。ただの武術家にすぎんよ。…君も『主催者(フィクサー)』を探していると見える」

    類家は覚吾の只者ならぬ雰囲気を感じ取り、銃のホルスターから手を離した。「ああ。こんなクソみてぇなゲーム、主催者を引きずり出して終わらせる。…あんたたちは何か掴んだか?」

    「『協力者』は、我々の中に紛れている。それも、最も怪しくない顔をして、な」

    二人の論理的な思考が、初めて交錯した。

  • 142二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:09:09

    褪せ人と覚吾は仲が良いのォ ですねぇ

  • 143ポチェモブ25/11/06(木) 23:09:45

    イベント4(交流)

    【マップ:ハイパーバトル予選の山中】

    タイガー・フットの覚醒の反動で、エレン・イェーガーは森の奥で荒い息をついていた。

    「(なんだ…今の力は…。体が…熱い…!)」

    その時、凄まじい「気」が彼の前に降り立った。

    「…貴様、その力はなんだ」

    ピッコロだった。彼はエレンの不安定な力を危険視し、接触してきたのだ。

    「…うるさい。お前には関係ない」

    「フン、関係なくもない。その制御不能な力は、いずれお前自身を滅ぼすぞ。…まるで、怒りそのものが形になったようだな」

    「オレの何をわかるっていうんだ!」

    「何も分からん。だがな、小僧。その力を振るうなら、せめて敵を見定めろ」

    ピッコロはそれだけ告げると、再びエレンから距離を取った。

  • 144ポチェモブ25/11/06(木) 23:10:46

    イベント5(交流)

    【マップ:ドラゴン・クリフ特設リング】

    崖の上で、ファレグ・アイヴズは、遠くの闘技場で起きた決着(アキレウス vs レックウザ)を満足げに眺めていた。

    「素晴らしい…実に素晴らしいですわ、アキレウス。伝説の竜を屠るとは。ええ、ええ、貴方こそ、私の『最後』に相応しい…」

    彼女は恍惚とした表情で、自らの獲物が順調に育っていることを喜んでいた。

    「(あの『虎』…エレンでしたか。彼も、もう少し楽しませてくれると良いのですが…)」

    彼女の興味は、すでに次の強者へと移っていた。

  • 145ポチェモブ25/11/06(木) 23:13:18

    イベント6(交流)

    【マップ:黒竜寺】

    「…アキレウスがレックウザを倒した。エレンが覚醒した。これで目立つ駒は絞られてきたな」

    本堂の暗がりで、高嶺清磨とキルア・ゾルディックが再び情報を交換していた。

    「ああ。だが、オレが気になるのはそこじゃねえ」キルアが言う。「『闇のフィクサーの協力者は「ゲーム終了」まで正体を明かさない。怪しい言動や疑われるような行動は絶対に取らない』…このルール、おかしくないか?」

    「…どういうことだ?」

    「つまり、オレたちみたいに積極的に情報を探ったり、アキレウスみたいに暴れ回ってる奴は、逆に『協力者』じゃない可能性が高い。…一番怪しいのは、何もせず、ただ生き残ってるだけの奴だ」

    二人の天才は、生存者リストに視線を走らせた。



    (やめろっ、ワシのプロンプトを勝手に口外するなっ)

  • 146ポチェモブ25/11/06(木) 23:15:07

    イベント7(交流)

    【マップ:鬼喰島】

    「ふむ。やはり口は割らぬか」

    風魔小太郎と真庭鳳凰は、捕らえた一体の「マネモブ」を廃屋に吊るし、尋問していた。だが、マネモブは不気味な仮面の奥で何も語らない。

    「忍法も効かぬとはな。これは、人間ではない…人形か、あるいは呪詛の類か」

    鳳凰がそう結論付けた瞬間、マネモブは自ら発火し、一瞬で灰になって消えた。

    「…チッ。手がかりを掴むのは、骨が折れそうじゃわい」

    小太郎は忌々しげに舌打ちした。

  • 147ポチェモブ25/11/06(木) 23:16:30

    生存者リスト:
    * ピッコロ(ドラゴンボール)
    * 高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    * 風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    * 日下部覚吾(TOUGH)
    * 千石撫子(物語シリーズ)
    * 米林才子(東京喰種:re)
    * アキレウス(fateシリーズ)
    * 真庭鳳凰(刀語)
    * ルロイ修道士(握手)
    * 褪せ人(ELDEN RING)
    * ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    * キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    * エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    * 類家(爆弾)
    死亡者リスト:
    * アポロ(チーターマン)
    * 剣士(城とドラゴン)
    * シャーロット・コンポート(ワンピース)
    * クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)
    * 森田(スナックバス江)
    * 学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    * パピルス(Undertale)
    * 憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    * アミバ(北斗の拳)
    * 少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    * レックウザ(ポケモン)

  • 148ポチェモブ25/11/06(木) 23:17:31

    9ターン目

    【マップ:夜叉河原】

    不気味なほど静かな河原。積まれた石が、まるで墓標のように乱立している。

    イベント1(死因)

    真庭鳳凰は、同胞(風魔小太郎)と別れ、単独でこの世界の「歪み」の中心を探っていた。

    「(この河原…どうにも『死』の匂いが強すぎる。主催者の趣味か、あるいは…)」

    彼が積まれた石の一つに触れ、そこに刻まれた奇妙な紋様を調べようとした瞬間。

    「「「オラァ!! ナニしとんじゃワレェ!!」」」

    背後の闇から、ドスを持ったヤクザ風の「マネモブ」たちが無数に出現した!

    「…チッ、罠か!」

    鳳凰は即座に忍法を使い応戦する。数人を瞬く間に無力化するが、敵は無限に湧いてくるようだった。一体を仕留めた隙に、別のヤクザのドスが彼の脇腹を深々と貫いた。

    「ぐ…! (ここまでか…!)」

    人知れず、忍びの一人がこのモンキー・ワールドの石の一つとなった。

    (死因:真庭鳳凰(被害者)がヤクザの襲撃を回避できず死亡した)

  • 149二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:18:37

    忍者を殺れる極道って… ま…まさか

  • 150ポチェモブ25/11/06(木) 23:18:38

    イベント2(交流)

    【マップ:青葉工業高校(アオコー)】

    類家は、誰もいない教室の教卓を漁り、このイカれたゲームの手がかりを探していた。

    「クソが…何もねえ」

    彼が舌打ちした時、廊下から「ひゃっ!」という小さな悲鳴と物音が聞こえた。

    「誰だ!」

    類家が鋭く銃を構えると、廊下の隅で尻餅をついていた米林才子がいた。

    「る、類家さん!?」

    「…お前か」類家は銃を下ろす。「無事だったか」

    「あ、あの…! 才子、類家さんを探して…!」才子が駆け寄ろうとする。

    「来るな!」類家の厳しい声が響く。「馴れ合うなと言ったはずだ。…(またあの犬どもが来るかもしれん)。お前がここにいると、俺の邪魔になる。さっさと行け」

    「で、でも…!」

    「次も助けられると思うなよ」

    類家は才子に背を向け、窓から校庭へと飛び降りていった。才子は、突き放されたショックと、彼が生きていた安堵で、その場にへたり込んだ。

  • 151二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:19:05

    >>145

    キルアがメタ視点を持っていて笑ってしまう

  • 152ポチェモブ25/11/06(木) 23:19:47

    イベント3(交流)

    【マップ:山中の秘密基地エリア52】

    管制室のモニターには、生存者のリストが点滅している。高嶺清磨とキルア・ゾルディックは、そのリストを睨みつけていた。

    「…真庭鳳凰が死んだな。これで13人か」

    「ああ。キルア、お前の言っていた『何もせず生き残っている奴』だが…」清磨がモニターの一点を指す。「この『ルロイ修道士』。戦闘能力が未知数すぎる。あの弱い二人(才子・撫子)を匿っているようだが、それ自体がカモフラージュの可能性もある」

    「オレが気になるのは、あの日下部覚吾ってジジイと行動してる、あの無口な奴(褪せ人)だ。あいつら、全く底が見えねえ。主催者側の『監視役』って言われても信じるぜ」

    二人の天才は、疑わしき者たちのプロファイリングを進めていた。

  • 153ポチェモブ25/11/06(木) 23:21:00

    イベント4(交流)

    【マップ:T・D・K会場】

    レックウザを倒し、その血で濡れたリングに立つアキレウス。その前に、覚醒の余波で闘気を漲らせたエレン・イェーガーが姿を現した。

    「お前が…あのデカブツを?」

    「ハッ! そうだが…テメェ、あの時の『虎』か! いいぜ、面白そうだ、やろう!」

    「望むところだ!」

    二人が激突しようとしたその瞬間、会場にけたたましいブザーが鳴り響く。

    『警告。指定区域外での戦闘行為を禁止します。違反者はペナルティ対象となります』

    マネモブの声が響き渡り、二人の間に見えない壁が発生した。

    「チッ…水を差しやがって」

    「…次会ったら、必ずお前を駆逐する」

    二人は互いへの闘争心を露わにしたまま、その場を離れた。

  • 154ポチェモブ25/11/06(木) 23:22:09

    イベント5(交流)

    【マップ:本山流体術道場】

    日下部覚吾は、道場の板間で、静かに武術の「型」を披露していた。それを見ているのは、相棒となった褪せ人だけだ。

    「…私のこの『型』は、自らで道を切り開くためのものだ」覚吾は語る。「君の動きには迷いがない。それは素晴らしい。だが、それは『導き』によるものだろう。…自らの意志で、その剣を振るう時、君は更に強くなれる」

    褪せ人は、覚吾の言葉に何かを感じ取ったのか、無言で自らの剣を抜き、ゆっくりと構えた。それは、覚吾の型とは似ても似つかぬ、だが確かな意志を宿した構えだった。

  • 155ポチェモブ25/11/06(木) 23:23:19

    イベント6(交流)

    【マップ:黒竜寺】

    「(…鳳凰の気配が消えたか)」

    寺の屋根で月を見ていた風魔小太郎は、忍び仲間(と認識していた)の死を即座に感知した。

    「(ヤクザ風情に不覚を取るタマではないが…この世界の『ルール』に殺されたか。愚かなことよ)」

    「…貴様の仲間が死んだようだな」

    闇から、ピッコロが姿を現す。

    「ふむ…仲間ではないわい。ただの駒じゃ」小太郎は動じない。「それより、おぬしこそ何を企んでおる? あの小僧(エレン)に接触したりと、忙しないのう。漁夫の利でも狙っておるのか?」

    「フン…貴様らのような陰湿な連中と同じにするな。俺は、ただ目障りなものを排除するだけだ」

    互いの腹を探り合い、再び距離を取った。

  • 156ポチェモブ25/11/06(木) 23:24:52

    イベント7(交流)

    【マップ:スピリチュアル・サンクチュアリ】

    類家に突き放され、泣きながら逃げ込んだ先で、米林才子は再びルロイ修道士と千石撫子に遭遇した。

    「まあ…あなた。またお会いしましたね。神のお導きですかな」

    「う、うわぁぁん!」才子は修道士の足元で泣き崩れた。「るいけさんが…るいけさんが、冷たいでござる〜!」

    「よ、よしよし…」撫子が、おどおどしながらも才子の背中をさする。「あ、あの、でも…生きてたんだよね? よかったね…」

    修道士は、そんな二人を慈愛に満ちた(あるいは、そう見える)表情で見守っていた。


  • 157ポチェモブ25/11/06(木) 23:26:32

    生存者リスト:
    * ピッコロ(ドラゴンボール)
    * 高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    * 風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    * 日下部覚吾(TOUGH)
    * 千石撫子(物語シリーズ)
    * 米林才子(東京喰種:re)
    * アキレウス(fateシリーズ)
    * ルロイ修道士(握手)
    * 褪せ人(ELDEN RING)
    * ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    * キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    * エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    * 類家(爆弾)
    死亡者リスト:
    * アポロ(チーターマン)
    * 剣士(城とドラゴン)
    * シャーロット・コンポート(ワンピース)
    * クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)
    * 森田(スナックバス江)
    * 学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    * パピルス(Undertale)
    * 憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    * アミバ(北斗の拳)
    * 少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    * レックウザ(ポケモン)
    * 真庭鳳凰(刀語)

  • 158二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:27:21

    参加者が半分になった…
    いよいよ主催戦が近づく

  • 159ポチェモブ25/11/06(木) 23:27:34

    10ターン目

    【マップ:疾走する地獄列車車内】

    凄まじい速度で走り続ける列車。窓の外は歪んだ景色が流れ続けている。

    イベント1(交流)

    【マップ:夜叉河原】

    類家は、日下部覚吾、そして褪せ人と共に、前ターンで戦闘があった場所を調査していた。そこに、無残な姿で転がっている真庭鳳凰の亡骸を発見する。

    「…こいつ、忍者みたいな格好してるな。ヤクザどものドスでやられたか」類家が鋭く分析する。

    「ふむ。この世界の『運営』は、こうした雑兵(マネモブ)を使って、我々をすり潰すことも厭わんらしい。実に悪趣味だ」覚吾が吐き捨てる。

    褪せ人は、ただ黙って、亡骸の前で静かに祈りのような動作(黄金樹への祈りか)を捧げていた。異なる正義感を持つ三者だが、「主催者への怒り」という一点において、彼らの結束は強まった。

  • 160ポチェモブ25/11/06(木) 23:29:54

    イベント2(交流)

    【マップ:山中の秘密基地エリア52】

    管制室のモニターが、新たな死亡者を点滅させた。それを見ていた高嶺清磨とキルア・ゾルディックは、顔を見合わせる。

    「ファレグ・アイヴズが死んだ?」キルアが信じられないといった声を上げる。「あの女、アキレウスとやり合うのを楽しみに待ってたんじゃねえのかよ」

    「死因が不明だ。だが、何者かに殺されたのは間違いない」清磨は冷静に分析する。「…このゲーム、強者が必ずしも強者との戦いで死ぬとは限らない。それがこのゲームの本質的な不条理さだ」

    「チッ…つまり、オレたちもいつ、ワケわかんねえ死に方するかわかんねえってことか…」


    (あっ、いつファレグが死んだのかって思ったでしょ。ちょっと待っててね死んだイベントを後に置くっていうGeminiのトリッキーな演出だから)

  • 161ポチェモブ25/11/06(木) 23:31:50

    イベント3(交流)

    【マップ:T・D・K会場】

    「な…んだと…?」

    アリーナの中心で、アキレウスは自らの感覚を疑っていた。ずっとロックオンしていた強敵、ファレグ・アイヴズの気配が、完全に「消滅」したのだ。それも、戦闘の余波ではなく、まるで…ロウソクの火が吹き消されるかのように、あっけなく。

    「(殺された…? あの女が? 俺以外の雑魚に!?)」

    「ふざけるなァァァァァッ!!」

    宿敵を横取りされた(と彼は認識した)怒り。最強の戦士の咆哮が、モンキー・ワールド全土に響き渡った。

  • 162二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:32:38

    不自然な猿空間送り…
    まさかファレグさんが”F”!?

  • 163ポチェモブ25/11/06(木) 23:32:50

    イベント4(交流)

    【マップ:ハイパーバトル予選の山中】

    「…なんだ? あのすさまじい気は…」

    瞑想中だったピッコロは、アキレウスが放った凄まじい怒りの気を感知し、警戒を強めていた。

    「…あの速い奴(アキレウス)か。何があったか知らんが、面倒なことになりそうだ」

    その時、森の奥からもう一つの荒々しい気が近づいてくる。タイガー・フットに覚醒したエレン・イェーガーだった。

    「(こいつもか…)フン、獣が二匹、荒れ狂っているか。まとめて相手にしてやるか…」

    ピッコロは、二つの強大な「脅威」に対し、静かに気を高め始めた。

  • 164ポチェモブ25/11/06(木) 23:34:01

    イベント5(交流)

    【マップ:疾走する地獄列車車内】

    風魔小太郎は、高速で走る列車の屋根に座し、遠くで爆発したアキレウスの気を「他人事」として感じていた。

    「(ふむ、また強者が一人消えたか。これでアキレウスとかいう男も、怒りで我を忘れれば隙ができるわい)」

    彼女(彼)は、ファレグの死を好機と捉えていた。

    「(強者同士が潰し合い、弱者が不条理に死ぬ。…実に良い流れじゃ。このまま隠れ続け、最後の最後に『フィクサー』の首を獲れば、それで良い)」

    忍びは、ただ静かにその時を待っていた。

  • 165ポチェモブ25/11/06(木) 23:35:43

    イベント6(死因)

    【マップ:黒竜寺】

    「…素晴らしい。実に素晴らしい肉体ですわ」

    ファレグ・アイヴズは、己の肉体を完璧に維持するため、この世界でも鍛錬を続けていた。寺の境内で、彼女はマネモブが「配給品」として置いていった簡素な食事を見つける。

    それは、米と、何か得体の知れない煮物が乗っただけの質素な弁当だった。

    「(こんなもので、私の肉体が満たされるはずもありませんが…まあ、エネルギー補給程度にはなりましょう)」

    彼女は、その弁当に無造作に手を付けた。その一口が、運命の分かれ道だった。

    「…!? こ、これは…!?」

    直後、ファレグの体は内側から凄まじい拒絶反応(あるいは未知のエネルギーの暴走)に襲われる!

    「(馬鹿な…! 私の完璧な…体が…! このような…ゲテモノで…!)」

    最強の戦士の一人は、戦闘ではなく、ただの一食によって、その場に崩れ落ち、絶命した。

    (死因:ファレグ・アイヴズ(被害者)が宮沢家スペシャルライスを食べて死亡した)

  • 166二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:36:32

    >>165

    鹿

  • 167ポチェモブ25/11/06(木) 23:37:18

    イベント7(交流)

    【マップ:スピリチュアル・サンクチュアリ】

    ルロイ修道士は、怯える二人の少女、米林才子と千石撫子に、優しく語りかけていた。

    「恐れることはありません。神は、信じる者をお見捨てにはなりません」

    「でも…でも…」才子は類家に突き放されたことを思い出し、俯く。「才子、信じてたのに…捨てられちゃった…」

    「いいえ、彼はあなたを捨てたのではありません。あなたを『生かす』ために、そうしたのです」修道士は諭す。「信じなさい。その刑事さんを。そして、神の御心を」

    「…うん…」撫子も、修道士の言葉に縋るように頷く。「私、信じます。あなた様(修道士)のこと…」

    才子は類家への想いを、撫子は修道士への依存を、それぞれ深めていた。

  • 168二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:39:18

    生存者がグループを作っていてリラックスできますね

  • 169ポチェモブ25/11/06(木) 23:39:33

    生存者リスト:
    * ピッコロ(ドラゴンボール)
    * 高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    * 風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    * 日下部覚吾(TOUGH)
    * 千石撫子(物語シリーズ)
    * 米林才子(東京喰種:re)
    * アキレウス(fateシリーズ)
    * ルロイ修道士(握手)
    * 褪せ人(ELDEN RING)
    * キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    * エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    * 類家(爆弾)
    死亡者リスト:
    * アポロ(チーターマン)
    * 剣士(城とドラゴン)
    * シャーロット・コンポート(ワンピース)
    * クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)
    * 森田(スナックバス江)
    * 学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    * パピルス(Undertale)
    * 憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    * アミバ(北斗の拳)
    * 少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    * レックウザ(ポケモン)
    * 真庭鳳凰(刀語)
    * ファレグ・アイヴズ(PSO2)

  • 170二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:40:48

    >>165

    こんなくだらない死に方だったなんてワタシは聞いてないよッ

  • 171ポチェモブ25/11/06(木) 23:41:15

    11ターン目

    【マップ:御前試合用の特設舞台】

    厳かな空気が漂う能舞台。だが、その静けさは、次なる惨劇の序章に過ぎなかった。

    イベント1(交流)

    【マップ:山中の秘密基地エリア52】

    管制室のモニターには、生存者12名の顔写真が明滅している。

    「…『ルロイ修道士』。こいつ、ファレグが死んでから、あの弱い二人(才子・撫子)を連れて移動を続けてる」キルア・ゾルディックがモニターを指差す。「まるで、自分のアリバイと安全を確保するための『盾』にしてるみたいだ」

    「同感だ」高嶺清磨も腕を組む。「戦闘を避け、弱者を保護する聖職者。これほど『協力者』として疑われない立場もない。…だが、もしコイツがそうなら、あの二人はあまりに危険だ」

    二人の天才は、修道士への疑いをほぼ確信へと変えていた。

  • 172二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:41:56

    >>171

    貴様ーッルロイ修道士を愚弄する気かぁっ

  • 173二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:42:07

    そんなわけないっス ルロイ修道士が外道なわけないっス

  • 174ポチェモブ25/11/06(木) 23:43:03

    イベント2(交流)

    【マップ:夜叉河原】

    類家、日下部覚吾、褪せ人の三人は、死んだ真庭鳳凰の所持品を調べていた。

    「…手裏剣に、忍び装束か。本当に忍者がいたとはな」類家が吐き捨てる。「だが、こいつを殺したのは、主催者側の雑兵(マネモブ)だ」

    「ふむ」覚吾が応じる。「ファレグ・アイヴズは毒殺(※宮沢家スペシャルライス)。真庭鳳凰は物量による圧殺。…主催者は、我々強者が不条理に倒れる様を鑑賞したいとみえる。実に悪趣味の極みだ」

    褪せ人は、ただ黙って、空を睨み据えていた。まるで、そこに見えざる「観客」の視線を感じているかのように。

  • 175ポチェモブ25/11/06(木) 23:44:09

    イベント3(交流)

    【マップ:疾走する地獄列車車内】

    高速で走る列車の屋根。ピッコロと風魔小太郎が、偶然にも鉢合わせていた。

    「ほう…おぬし、あの緑の」

    「フン…忍びごっこか」

    互いに警戒を解かぬまま、小太郎が老婆の声で問う。「あの荒ぶる二人(アキレウスとエレン)…おぬし、どうするつもりじゃ? 下手に近づけば、おぬしとてタダでは済むまい」

    「邪魔なら消すまでだ。貴様こそ、コソコソと嗅ぎ回って何を企んでいる? 漁夫の利でも狙うか」

    「ケケ…さあ、どうかのう」

    互いに決定的な戦闘は避け、再び闇に紛れた。

  • 176二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:45:00
  • 177ポチェモブ25/11/06(木) 23:45:34

    イベント4(交流)

    【マップ:T・D・K会場】

    ファレグの死に怒り狂うアキレウス。その凄まじい闘気は、近くにいた別の獣を呼び寄せた。

    「(なんだ…この怒りは…!)」

    エレン・イェーガーだった。彼はアキレウスの剥き出しの闘争本能に共鳴し、自らもタイガー・フットの力を暴走させかけていた。

    「テメェ…あの時の虎か。いいぜ、今度こそ…!」

    「お前も…戦うんだろ…! なら、俺が…!」

    二人が激突する寸前、アキレウスは「チッ…今はテメェじゃねえ!」と吐き捨て、ファレグを殺した(と彼が思い込んでいる)『見えざる敵』を探しに、壁を突き破って飛び出していった。

  • 178ポチェモブ25/11/06(木) 23:47:27

    イベント5(交流)

    【マップ:御前試合用の特設舞台・通路】

    「さあ、こちらです。この先なら、安全に隠れられる場所があるはずです」

    ルロイ修道士は、米林才子と千石撫子の手を引き、舞台裏の薄暗い通路を進んでいた。

    「は、はい…」撫子は、この優しい聖職者に全幅の信頼を寄せている。

    「(でも…)」才子は、類家に突き放された記憶と、目の前の修道士の優しさの間で、心が揺れていた。

  • 179二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:47:56

    アキレウスも辛かったと思うよ
    好敵手だと思ってた相手が何者かに殺されたんだからね
    まぁ実際は無様を越えた無様な死に方やったんやけどなブヘヘヘヘ

  • 180ポチェモブ25/11/06(木) 23:49:27

    イベント6(死因)

    イベント5の直後。三人が角を曲がろうとした、その瞬間。

    ドゴォォォォン!!

    凄まじい破壊音と共に、隣の部屋の壁が爆散した。

    「邪魔だァァァァァァッ!!!」

    怒りに任せて最短距離を突き進むアキレウスだった。

    「危ない!」

    ルロイ修道士は、咄嗟に近くにいた米林才子を強く突き飛ばし、庇った。だが、その背後にいた千石撫子は、神速の英雄の突進から逃れる術を持たなかった。

    「え…?」

    アキレウスが駆け抜けた後には、壁だった瓦礫と共に、声もなく崩れ落ちる撫子の姿があった。

    (死因:アキレウス(加害者)の突進の巻き添え(事実上の激突)により、千石撫子(被害者)が事故死した)

  • 181二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:49:44

    色んな相手に粉かけて自分は腹壊して退場するファレグさんを哀れに思う
    あれっこれそんなに哀れかな…

  • 182二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:51:08

    やっぱりルロイ修道士悪人路線は無理があるんじゃないスか?

  • 183ポチェモブ25/11/06(木) 23:51:15

    イベント7(交流)

    「あ…あ…ああ…な、撫子ちゃん…?」

    突き飛ばされた才子は、目の前で起きた惨劇に声も出ない。

    「おお…神よ…」ルロイ修道士は、自らの手を見つめ、愕然としていた。才子を庇ったその手は、撫子には届かなかったのだ。「なんということだ…私が…私が守れなかった…」

    「チッ…雑魚が」

    アキレウスは一瞥(いちべつ)すると、興味を失ったように瓦礫の向こうへと去っていった。才子の絶叫だけが、後に残された。

  • 184二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:51:43

    最後までビビりっぱなしで最期は英雄に撥ね飛ばされる
    そんな人生は虚しいか?

  • 185二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:52:08

    アキレウス…すげぇ
    感動するくらい雑魚狩りだし

  • 186ポチェモブ25/11/06(木) 23:52:56

    生存者リスト:
    * ピッコロ(ドラゴンボール)
    * 高嶺清磨(金色のガッシュ!)
    * 風魔小太郎(装甲悪鬼村正)
    * 日下部覚吾(TOUGH)
    * 米林才子(東京喰種:re)
    * アキレウス(fateシリーズ)
    * ルロイ修道士(握手)
    * 褪せ人(ELDEN RING)
    * キルア・ゾルディック(ハンターハンター)
    * エレン・イェーガー(進撃の巨人)
    * 類家(爆弾)
    死亡者リスト:
    * アポロ(チーターマン)
    * 剣士(城とドラゴン)
    * シャーロット・コンポート(ワンピース)
    * クロノス・デ・メディチ(遊戯王GX)
    * 森田(スナックバス江)
    * 学生運動にハマった千歳朔(千歳くんは火炎瓶のなか)
    * パピルス(Undertale)
    * 憎しみの女王(Lobotomy Corporation)
    * アミバ(北斗の拳)
    * 少女に取り憑いた因習村の祟り神「死魔様」
    * レックウザ(ポケモン)
    * 真庭鳳凰(刀語)
    * ファレグ・アイヴズ(PSO2)
    * 千石撫子(物語シリーズ)

  • 187二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:53:45

    名だたる英雄が殺したのがチー坊と中学生っていいんスかこれ

  • 188ポチェモブ25/11/06(木) 23:54:48

    12ターン目

    【マップ:御前試合用の特設舞台・通路】

    撫子の亡骸が横たわる薄暗い通路。

    イベント1(交流)

    米林才子は、目の前で起きた親友(と認識し始めていた)の死に、ただ呆然と座り込んでいた。

    「あ…あ…なんで…なんで撫子ちゃんが…」

    「…おお、神よ。なんという痛ましいことでしょう」ルロイ修道士は、才子の隣で静かに十字を切り、涙を流している。「私が…私が至らなかったばかりに…! あなただけでも守れたのは、まさに奇跡ですが…」

    「(奇跡…? 才子が助かって、撫子ちゃんが死んだのが…?)」才子の脳裏に、類家の冷たい言葉と、修道士の温かい言葉が交錯する。「(この人は、優しい…。才子を守ってくれた…。でも…なんで…?)」

    修道士への感謝と、拭いきれない小さな違和感。才子は混乱したまま、修道士の服の裾を掴んだ。

  • 189二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:55:47

    お…おいやめろ 愉悦修道士に見えてくる…

  • 190二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:56:03

    今んとこ善人ムーヴしかしてないのに勝手に勘繰られて悪人にされてるルロイ修道士に悲しき過去…

  • 191二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:56:51

    才子がひねくれてるだけにしか思えないんスけど…

  • 192二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:57:27

    >>187

    待てよ一応レックウザ倒してるんだぜ

    その後は知らない知ってても言わない

  • 193ポチェモブ25/11/06(木) 23:57:37

    イベント2(交流)

    【マップ:山中の秘密基地エリア52】

    管制室のモニターが、千石撫子の「死亡」を無情に告げた。

    「アキレウスの巻き添えか…」高嶺清磨が眉をひそめる。「だが、状況が引っかかる。ルロイ修道士は、米林才子だけを突き飛ばして助けている。偶然か?」

    「偶然じゃねえ方に賭けるぜ」キルア・ゾルディックの目が冷ややかに光る。「あの聖職者、撫子は見捨てて、才子だけを選んだ。まるで『そっちの方が面白い』ってみたいにな。…いよいよ黒だな、アイツ」

    二人の天才は、修道士を「フィクサー」本人、あるいは「協力者」だとほぼ断定した。

  • 194二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:58:30

    これもすべてはアホみたいな退場の仕方をした”あの女”のせいだっ

  • 195ポチェモブ25/11/06(木) 23:59:11

    イベント3(交流)

    【マップ:夜叉河原】

    類家、日下部覚吾、褪せ人の三人は、遠くで起きたアキレウスの暴走による破壊音と、それに続く気の消滅(撫子の死)を感知していた。

    「あのバカ(アキレウス)、無関係な人間まで巻き込みやがって!」類家が怒りを露わにする。

    「怒りに飲まれた獣は、いずれ自滅する」覚吾は冷静に吐き捨てる。「それより、あの聖職者(修道士)と行動していた娘が一人死に、一人が生き残った。この状況…作為を感じないかね?」

    類家も刑事の勘で、その不自然さに気づく。褪せ人は、ただ黙って、自らの「導き」が果たされたことを確認していた。


    どわーっ気づいたらもう終わりそうやんけ

    は、はよう次スレ立てな…

  • 196二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:59:18

    Ai君がそういう路線で行くなら黒なんだろうけど邪推が過ぎるだろうがよえーーっ

  • 197二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 23:59:25

    >>183

    勝手に勘違いして暴走して巻き添えに轢き殺してくのが何気に酷すぎて笑ってしまう

  • 198二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 00:01:17

    えっ?マジでルロイ修道士黒幕路線でいくんスかこれ…?

  • 199ポチェモブ25/11/07(金) 00:03:35
  • 200二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 00:04:07

    >>199

    あざーす(ガシッ

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています