小説の書き方を教えてくれよ

食いしん坊の化身。かき氷ならまだしも、食えぬ雪に興味はないのか、一頭身の彼は首の代わりに胴体を横に振り、屋台を探していた。しかしチリ―はそんなカービィの様子に慣れているのか、今度は精密な氷の彫像を眺める。ダイナブレイドを模したそれは宝石でできているかのように美しい。だが宝石も食べられない。カービィは食べ物を探し走り回る。

「たこ焼きは！？イカ焼きは！？焼きそばはー！？」

祭と言えば屋台、食べ物。プププランドに来たばかりの彼がその認識を持つことはおかしくない。だが雪でできた体で、何度も雪まつりを経験しているであろうチリ―にとってはおかしく映るのか、少し笑いを漏らしながら言う。

「カービィ、雪まつりに食べ物はないよ！」

刹那、空気が凍り付く。

「チリー、寒いポヨ……眠いポヨ……」

「お祭りで遭難するなー！！」

しんしんと降る雪がまるで吹雪に見えるほど、げっそりと横たわるカービィ。さきほどまでの元気は幻想と共に消え失せたのだろうか、ピンクの肌を青く染まっている。見る人が見れば、本当に遭難していると思うだろう。周囲が雪まつりの光景であることに目をつむれば。

22１25/11/08(土) 22:25:53

>>20

ちなみにワシの手元にあるのは

・星のカービィプププヒーロー

・BLEACH