【おねショタSS】オベイ「キスって知ってるかいボク?」ショタ「…………うん」

  • 1【全四レス予定】25/11/08(土) 23:12:11

    「そうか!キミは……大人、なんだな」

    「……えへへへ」

    『大人』とは、もしかしたら子供にとってはかけられて最も嬉しい褒め言葉かもしれない。少なくとも少年にとってはそうだったらしい。破顔一笑、しかしその緩んだ顔を見られぬように下を向いて照れ笑いを浮かべた。

    「なら、してみてくれないか?私に、さ」

    「へへへ……へっ?」

    言葉の意味が一瞬理解できなかったという風の硬直。その隙を突いてオベイがくるりと少年を自分の方へと向かせる。向きなおらされた頃にはようやく飲み込めたようで、その双眸が自らの唇に向いてることを彼女は実感していた。彼が生唾を飲む音まで聞こえてきたが、本音を言えばオベイ自身もそうしたかった。

    今、自分が浮かべるべき表情はどんなものだろうか。声音同様に余裕のある笑みか、悪戯っぽい蠱惑的な微笑か、ただ真剣に見つめるだけか。いっそ、心のままに恥ずかしそうに頬を赤らめるべきか。

    踏ん切りのつかない彼女が現実に浮かべていたのは、笑んでるような無表情のような、見るものが見ればあまりにぎこちなくて思わず笑ってしまいそうなものだった。

    が、少年にそこまでの鋭さはなかったらしい。心中の逡巡や緊張吸い込んだ空気で吹きはらそうとするかのように一度深く息を吸うだけ吸って息を吐き出すことを暫く忘れ、限界を迎えてようやく吐き出す。それから決意も新たにオベイの碧眼を見つめ……たかと思えば、目線を外しては一瞬見つめ直しまた外すというのを繰り返し始める。

    「あの……ええと……ほ、本当にいい、の?」

    初々しさは好ましいけれど、彼の心境がこちらにも伝染して表情が崩れてしまいそうだ。自分のおぼこさがバレてしまいそうだと、オベイが一抹の不安を抱きながら永劫のような刹那のような間待っていたその時がついに来た。

    「もちろん」

    オベイは背筋を一筋、緊張の汗が伝う感触を覚えながらしかし、それを面に出さずに頷いた。

  • 2【全四レス予定】25/11/08(土) 23:13:13

    ゆっくりと少年の唇が近づいてくる。彼の両目はこちらを見ることなく固く瞑っていた。当然、彼にそのような意図があるわけないと分かってはいる。だが、それでもオベイは焦らされてるような感じがして堪ったものではなかった。背筋を伝う汗の感覚が二、三。首筋を伝って、大胆に開け放たれている胸の谷間へと消えていった汗が一筋。ついに耐えきれず、オベイも目を瞑ってしまった。まあ、少年と違って軽くではあるのだが。

    触れ合ったのは一瞬。それ以上は自分の心臓が保たないと少年は危機感を働かせたらしい。彼が唇を離し、そろそろと目を開けた頃には、とっくに彼女の両目は開かれていたおかげで、

    (オトナって……すごい。ボクと違ってこういうことにもドキドキしないし)

    知らず歳上の面目を保てていたが、当然当人には知る由もない。オベイの脳裏にあったのは、唇が荒れているようだし私物(当然、新しく買ったものでは意味がない)のリップを後であげようという思いと、

    「むぅ……!?」

    その、手入れの行き届いた自らの唇を傷つけてしまいそうな感触をもっと味わいたいという思いのみだった。

    「ぷはっ……ちょっ、オベ……ううむっ……!」

    (……あと一回だけ……いや、やはりもう一度くらい……ああ、だけど……)

    キス一つに胸中穏やかならぬ。そんな先程までの自分が嘘かのように何度と無く長めのキスをしては、人間のしかも子供である彼に息継ぎする猶予を与えるために少しの間離し、また息もできぬほどに自分の唇で塞ぐというのを繰り返しに繰り返す。

    激しさの割に舌までは入れなかったのは彼女がフレンチでないからではない。ドラマや映画のラブシーンなどマジマジと見る趣味が彼女になく、流し見していたためにそういう発想にならなかったから。彼女の話し相手に過激な恋愛話をするような手合いはいなかったのだ。

    「はははっ。うーん、満足満足」

    「けほっ、けほっ……はぁ、はぁ……あうっ!?」

    一度枷が外れた影響だろう。日本向けの仮面を付け直す余裕まで彼女には生まれていた。オベイは未だ息も絶え絶えな少年を抱きしめる。今度は自分の胸に彼の頭が埋まらないように注意して。

  • 3【全四レス予定】25/11/08(土) 23:14:14

    それは勿論、彼に自分の胸の感触を堪能されることが恥ずかしいからではない。彼はそういう下世話な感性をあるがまま是認しようとせず、なんとか耐えようとして、どうしても耐えきれない。そしてそのことを密やかに、オベイユアマスターという最も隠したい相手にバレてしまう程度には密やかに恥じるような可愛げのある子供だから、悪い気がしない。むしろ揶揄い、その反応を楽しむためにあえてそういう事をしてさえいた。無意識的な事故を何度も起こすほど彼女の腋は甘くない。

    「これでキミが大人だってことは分かったわけだけれど……」

    ただ、耳元で囁きたかっただけなのだ。オベイの声に首筋をぞくりとさせている少年に構わず続ける。

    「…………もっと、『オトナ』になってしまわないかい?二人で、ね」

    蛇が林檎を食べてしまえと唆すような、甘くて危ういいざない。それがどのような意味を持つのかは、少年は知らない。こうして誘惑しているオベイユアマスター自身もなんとなく、されど実行はできてしまう程度にしか知らない世界の話なのだから仕方ない。

    「ぼ、ぼくは……じゃなくて……」

    「うん?」

    それでもそれに抗い難いものがある事は彼もなんとはなしに感じ取っていた。何より、きっとここで断ってしまったら一生後悔してしまうだろうことも。当然、肉欲や損得のような実利とかの話ではない。遠く離れる愛する人が、心の上でもより遠くに行ってしまうような不安。そういった類の話として。

    だが同時にそこへ危険な香りをも感じ取っていた。だからすぐには首を縦にも横にも触れなかったし、オベイは彼が心を決める事を待った。少年の本能的な部分が感じていたこととは裏腹に、彼女は彼がNOと言おうが常に心では隣に寄り添うつもりであったから。

  • 4二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:15:07

    マサイの戦士騙されない
    最後にTOUGH要素を盛り込むつもりなのはニオイでわかる

  • 5【全四レス予定】25/11/08(土) 23:15:16

    「わ、私———」















    ———はキャプテン・マッスルこの釣りスレを見てる君は選ばれし者5000万ドルを掴むチャンスを与えられた強き者



    単刀直入に言おう日本にいるある青年をぶちのめしてほしい名は龍星隻眼のファイターで"突然変異の心臓"を持つ青年だもちろんめちゃくちゃ強い



    しかもこの戦いには絶対守らなければならない条件がある龍星を倒すには徒手空拳でなければならない銃や刃物などの武器は使用禁止なぜなら万が一にも"心臓"を傷つけてはならないからだ何よりも"心臓"が大事なんだぶっちゃけこのガキの命なんてどうでもいいんだ"心臓"さえ生きていればなぁ



    さぁ腕に自信のある者は今すぐ日本へ行け龍星を失神KOさせろ急げっ乗り遅れるな5000万ドルを掴むんだ"ドラゴン・ラッシュ"だ

  • 6二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:15:41

    ま、なるわな…

  • 7二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:16:21

    >>4が1枚上手でしたね…マジでね

  • 8二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:16:32

    (スレ発見時ワシのコメント)
    どうせキャプマスなんだろうな伝タフ
    (今のワシのコメント)
    リラックスできますね

  • 9まんまと釣られたのが俺なんだよ25/11/08(土) 23:19:13
  • 10二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:20:25

    >>9

    怒らないでくださいね

    ウマカテじゃなくてタフカテに立てられている時点で疑うべきじゃないですか

  • 11二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:21:05

    >>10

    わ…わかりました

    今からウマカテに立ててきます…

  • 12二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:21:10
  • 13二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:21:24

    二、三ヶ月ぶり(ウマオンリーで言うと半年近くぶり)に創作意欲が湧いた理由が見え見えの釣りスレやりたかったからってそんなんあり?情けなさすぎるんとちゃう



    オベイさん×ショタ | Writening「HAHAHA!いやぁ、なかなかExcitingだったねJapanese Boy?まるでニンジャだ」 そう言って金髪に碧眼、そして長身。如何にもひと昔か、そろそろふた昔前に片足を突っ込んでいそうなステレオタイプのアメリカ…writening.net

    全文使うと流石に釣り発覚が遅くなりすぎるから前半端折ったんスけどせっかくなんでキャプマス・カット版置いとくのん

    >>4

    マサイの戦士騙されてる 原型なくて分かりにくいけどウドちゃん語録使ってるからタフ要素だけなら初っ端から現れている(負け惜しみ書き文字)

  • 14二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:22:14

    タフカテの時点でキャプマスとかの釣りなんだろうなって予想着いちゃうから面白くないんだよね悲しくない?

  • 15二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:24:55

    せめてショタの口調俺にしてこっちにすべきだったっスね…しゃあけど書く原動力の一つが露骨に格好つけてる感を出さないために一人称を私にする賢しいショタを思いついたからだし…しかし…ウム…

  • 16二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:29:42

    マネモブが増えすぎたキャプマス釣りスレを予見できるようになって既に半世紀が過ぎていたキャプマス釣りスレは釣りスレたり得なくなり、マネモブそこでネタを産み、育て、そして受けずに死んでいった伝タフ外伝悲哀を感じる男

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:32:48

    犬はショタがオベイのオッペイでオトナにされる続きを書いてリベンジしろよ
    もちろんメチャクチャ非キャプマス語録で

  • 18二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:36:05

    >>16

    何…?初代ガンダム1話の語り…?

  • 19二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:36:37

    連投規制…糞 釣りに限らないけど連投中にツッコミが入ってなんとも言えない気まずさが生まれるんや

    それはそうとキャプマス釣りに未だに引っかかる身としては手垢のついた手法ヤンケシバクヤンケな人が多いっぽいことにリラックスできませんね どこまで単純なんだてめぇは

  • 20二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:39:07

    >>18

    そうっスねおそらくこの後渾身の釣りスレが見抜かれてショック受けたマネモブがマネモブ公国を名乗って地球に独立戦争仕掛けて一週間のうちに総人口の半数を荼毘らさせると思われるが…

  • 21二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:41:31

    予測可能ネタって苦いでしょ けど予測通りだとほっとするわよね コーヒーだけに

  • 22二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:45:52

    なんでもいいから犬はオベイユアマスターがショタを押し倒して逆ボボパンしたあとショタが反撃(ショタにイかされる展開は書いてもショタに主導権握られて完全逆転される展開は絶対にいれるな)して最終的に朝までボボパンしまくる話を書けよ

  • 23二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:58:11

    (ワシは未だに引っかかるのにほぼみんなキャプマス落ちを察していて動揺しております)ウルウル


  • 24二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 00:15:58

    キス中の描写関係ないけど聞いていますどう書けばエロいのか分からないと喘ぎ声の次くらいに何をどう書いてもなんか…違くない?となりがちだと

  • 25二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 02:33:21

    余裕ぶってるがその実恥ずかしがってるおねとそういう機微に気付けないくらい幼いショタの組み合わせは麻薬ですね もう興奮しちゃってここのところ毎日です

    という素直な感想を書き込みにくくなるからその技(キャプマス)はやめろーっ素直にウマカテで書くべきだったと思われるが…

  • 26二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 08:50:22

    なんだあっ…この…なんだあっ

  • 27二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 09:00:51

    >>14

    一昔前は割とすぐにカテチやないケーっとツッコミ入りまくってたと思うんスけどふうんみんな慣れちゃったということか

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています