- 1水島 着理25/11/12(水) 09:30:49
- 2水島 着理25/11/12(水) 09:33:33
- 3水島 着理25/11/12(水) 09:35:52
- 4水島 着理25/11/12(水) 09:49:35
〜翌日〜
相澤「……とまあ、先日の緑谷の一件があって…敵の動きを警戒し、例年使わせて頂いている合宿先を急遽キャンセル、行き先は当日まで明かさない運びとなった」
「「え〜!?」」
瀬呂「もう親に言っちゃってるよ…」
八百万「故にですわね…話が誰にどう伝わっているのか、学校が把握出来ませんもの」
峰田「合宿自体をキャンセルしねえの英断すぎんだろ!」
爆豪「…デクテメェ…骨折してでも殺しとけよ」
葉隠「ちょっと爆豪くん、緑谷くんがどんな状況だったか聞いてなかった!?そもそも公共の場で個性は原則禁止だし…」
爆豪「知るか、とりあえず骨が折れろ」
緑谷「かっちゃん……」
芦戸「あー…女子!集合!!」
葉隠「なになにどーしたの?」
芦戸「ヤオモモからお話があります!」
八百万「…こんなものを頂きましたの」
そう言って八百万さんが、I・エキスポの招待状を見せる
蛙吹「I・アイランド…聞いたことあるわ」
麗日「世界中の科学者たちが、個性の研究なんかを行うための人工島…だよね?」
八百万「はい。近々エキスポが開催されるようで… 父がスポンサー企業の株を持っていて、その招待状が届きましたの。ただ、招待状が2枚余っているので…」
芦戸「我々A組女子の中から、厳正な抽選(じゃんけん)によりヤオモモについていく者を決めるってワケ!」
…あっ…あの……
芦戸「ん?どしたん水島」
私……待ってます…雄英体育祭の優勝者として招待って…
耳郎「マジか!…じゃあ水島抜いた5人でじゃんけんね」
葉隠「じゃあ行くよー!恨みっこなしよ!」
「「「「「じゃんけん、ポン!」」」」」 - 5水島 着理25/11/12(水) 09:58:03
芦戸「やっちまったぁぁ!」
葉隠「じゃあお茶子ちゃんと耳郎ちゃんかぁ…」
蛙吹「ケロ…」
……あ…えっと……私の方…一人なら同伴者もいいって書いてあって…できれば…誰か一緒に来て欲しい…です…
芦戸「…!まだ終わってなかったぁ!」
蛙吹「なら、私と透ちゃん、それと三奈ちゃんでもう一度じゃんけんね。それでいいかしら、着理ちゃん」
はっ…はい…!
芦戸「勝つぞ〜!」
葉隠「もっかいいっくよ!」
「「「じゃんけん、ポン!」」」
芦戸「……や…」
葉隠「……わ…」
蛙吹「…ケロ…」
芦戸「やったぁぁぁあ!勝った勝ったぁぁ!!」
……あ…芦戸さん…よろしく…お願いします…
芦戸「こちらこそー!」
葉隠「くっそー…」
蛙吹「透ちゃん、私たちは一般参加の方で行きましょう」
オールマイト「私が来た!!」
麗日「…?オールマイト?」
オールマイト「ご歓談中に失礼するよ少女たち!少し水島少女をお借りしてもいいかな!?」
……私…ですか?私は…構いませんが…
オールマイト「オッケー!じゃあ少しこちらに来てくれ!」
芦戸「…水島……なんだろ…?」 - 6水島 着理25/11/12(水) 09:59:03
(一旦中断するので10まで埋めます…!)
- 7水島 着理25/11/12(水) 10:00:30
7、
- 8水島 着理25/11/12(水) 10:02:02
8、
- 9水島 着理25/11/12(水) 10:03:07
9、
- 10水島 着理25/11/12(水) 10:04:25
10
- 11二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 16:40:40
芦戸ちゃん劇場版に参戦か
- 12水島 着理25/11/12(水) 17:51:07
…オールマイト…わ……私になんの御用で…
オールマイト「水島少女は、私たちの秘密を知ってしまった……ちゃんと共有をしておくべきだと、そう思ってね」
緑谷「…………」
…緑谷…さん……ご…ごめんなさい…私…私……
緑谷「ううん、謝らないで!こっちこそごめんね?巻き込んじゃって…」
…い…いえ…いいんです……私が勝手に考えて…たどり着いた結果ですし…
オールマイト「少年。秘密を知る者が増えた、と言うことは…それだけ露呈するリスクも大きくなると言うことだ。水島少女に限って、バラすなんてマネはしないだろうがね」
緑谷「わかってます…皆を巻き込まないためにも…」
オールマイトが、ちらっと私の方を見る
だ…誰にも言いません…!
オールマイト「助かるよ、水島少女……さ!二人とも、今日が前期最終日だろう?終業式に遅刻してしまうぞ!」
緑谷「え?ああほんとだ!水島さん、急ごう!」
は…はいっ…!
前期最終日、起こるイベントを3つ募集 - 13二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 18:03:20
心操と相澤先生の特訓している場面にでくわす
- 14二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 18:20:03
終業式終わるまでの間水分補給できる暇がなくて水場へ向かう途中脱水症状で体勢を崩す
近くにいた轟がベンチまで運ばせ、膝枕と右手で頭を冷やしてくれる
看病してたところを峰田と上鳴に見られて轟に逆ギレ - 15二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 18:39:16
- 16水島 着理25/11/12(水) 18:52:23
- 17二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 18:53:42
- 18二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 19:00:44
Okっす
- 19水島 着理25/11/12(水) 19:30:47
根津「やあ!皆大好き小型哺乳類の校長さ!皆、前期の授業はどうだったかな?更なる成長を遂げた者、大きな壁に阻まれた者、成長の糧を探している者…皆様々だろう。夏休み中も、ゆっくり休むのは大事だが、後期に向け一段と成長できるよう、努めてくれると嬉しいのさ!」
……一段と成長できるように…か……
根津「あぁそうそう、皆に言うべきことがまだあったね。それは──」
上鳴(…なんか…長くね?)
尾白(しかも大半が…結構どうでもいい…!)
………あぅ…
緑谷「…水島さん、大丈夫…?」
は…はぃ…だ…大丈夫……です…
─────
ブラドキング『えー…以上で前期の終業式を終わります。今日はこの後下校となります。3年生から退場してください』
…や…やっと…終わった……暑かったから…かな…なんか…フラフラ…す──
…島…水島」
……んぁ……
轟「目覚めたか?」
ひあああああっ!?と…とととと轟さん!?
轟「急に倒れたからな、看病してた。大丈夫か?」
は…はいいっ!だ…大丈夫ですっ…!あ…ありがとうございます…
轟「…顔赤いぞ。熱中症だろうな…まだ寝とけ」
…ひ…ひうぅ……
峰田「あ゙ーーーっ!轟ィ!」
上鳴「何してんだテメェ!!」
轟「…峰田、上鳴…水島が倒れたから看病を──」
峰田「んなこた知ってんだよ!それだよそれ!膝枕!」
上鳴「いくらイケメンだからって平然とそういうことしていいと思ってんのか!」
轟「そうか、悪ぃ」
あ…あの…轟さん…!私もう大丈夫ですので…!ありがとうございました…!
轟「そうか、水分補給はちゃんとしろよ」
は…はいっ…!! - 20水島 着理25/11/12(水) 19:50:36
……水……ん?
廊下の陰に誰かがいる。そっと覗き込むと…障子さんだ、マスクを外している
その口元には…凄惨な傷跡があった
…障子さん…!?
障子「…!水島か…すまない、迂闊だったな」
障子さんが慌ててマスクを付け直す
………あの…障子さん…その傷って……
障子「…水島も知っているだろう……異形差別。都会なんかではもう滅多に見ないだろうが…俺の生まれ育った村では、そんな風習が残っていた。俺の両親にこの腕はなかった。人に触れようものなら村総出で「血祓い」だ」
……………
マスクに触れながら、過去を話す障子さんから…ほんの微かに悲しみを感じた
………そっと、マスクに触れる
障子「…水島?」
…私なんかじゃ…こんなことしかできませんが……せめて、少しでも……その痛みを…傷を…私に…私たちに……預けてください…過去も…傷も……きっと大丈夫…です……私なんかと違って…障子さんは…立派ですから
障子「………いや、それだけで十分だ」
そう言って障子さんは去って行く
……しょ…障子…さん…
障子「…?」
わ…私は……その個性…かっこいいと…思い…ます…!!
障子「………ありがとう、水島」 - 21水島 着理25/11/12(水) 20:01:39
……なんか…クラスメイトの秘密を知りすぎてる気がする……私なんかが…なんで……
心操「…あっ」
へ?
声をした方を向くと、心操さんが何かに絡まって倒れ伏していた
…し…心操さん…!?
相澤「こんなとこで何してんだ?水島」
あ…相澤先生…!あの…心操さんのアレは……
相澤「………」
心操「別に隠さなくてもいいのでは?先生」
相澤「皆がいる時にいちいち説明し直すのも合理的じゃないが……おまえのことだ。多分察しはついてるだろう」
……まぁ…大方は……し…心操さん…ヒーロー科編入…するんですか…?
相澤「勘が鋭くて助かるよ。その通り、まだ「予定」ではあるがな」
心操「それで、俺の個性じゃ直接戦闘できないから…イレイザーに特訓してもらってるんだ」
…な…なるほど……捕縛布…確かに理に適ってる……わ…私も特訓…お手伝いしましょうか…?
相澤「あくまで「編入予定」って言ったろ。編入すると決まってからじゃ遅いから訓練してるだけだ。おまえが時間割くことじゃない」
…そ…そうですか……
相澤「いちいちクラスの連中が騒ぐのも合理性に欠ける。このことは内密に頼むぞ」
…えっ…あっ…はいっ…!
…また…秘密が増えてしまった…… - 22水島 着理25/11/12(水) 20:24:58
〜その夜〜
芦戸「水島〜!お待たせ!正装とヒーローコスチューム…でいいんだよね?」
はい…レセプションパーティもあるみたいなので……コスチュームは…芦戸さんの分も申請出しておきました…!
芦戸「さっすが水島!じゃ…行こっか!I・アイランド!!」
飛行機内で芦戸さんとする会話、2つ - 23二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 20:26:41
出すのが酸と粘液の違いこそあれど透けやすくなりそうなのでその対策案
- 24二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 20:32:20
友達の秘密を知った時どうするか尋ねる
無論自分や他同級生のひみつは伏せておく - 25水島 着理25/11/12(水) 21:13:44
芦戸「誰もいないねー!」
I・アイランド行きのこの便は…私たちだけみたいですね…
芦戸「あれ?ヤオモモたちは?」
…プライベートジェットがある…と…
芦戸「すっご!…んー、じゃあ…正真正銘二人っきりだね!」
…は…はい…そう…ですね……
芦戸「ん?水島ー!緊張してんの?私たちもう姉妹みたいなもんじゃん!」
……姉妹………
芦戸「…?水島?どうしたの?」
…いえ、なんでもありません
芦戸「んー…せっかくだし眠くなるまでなんか話しとこ!恋バナしよ恋バナ!」
こっ…!?
芦戸「…あー…水島そういうの苦手?ごめんね?」
……苦手…というか……恋愛とか…よくわからなくて……
芦戸「…んーじゃ、別の話しよっか!…個性の話とか!」
…個性…?
芦戸「水島って個性使うとよく服透けてるよね?」
透けっ……確かにそうですけど…!
芦戸「私の酸も扱い気をつけないと服溶けるからさぁ…?プロになる前になんとかしないとなーって…」
…確…かに……耐酸性の服とか…耐水性のコスチュームとか…必要かも…
芦戸「I・アイランドっていろんなサポートアイテムあるんだよね!そういうのもあるかも!いいねー楽しみ!!」
…そう…ですね…! - 26水島 着理25/11/12(水) 21:24:52
芦戸「水島!なんか話題ある?」
……話題…というか…聞きたいこと…なんですけど…
芦戸「うん、なになに?」
《轟「俺には、清算するものがまだある。血も過去も…拾いに戻らなくちゃいけねえ」》
《緑谷「皆を巻き込まないためにも…」》
《障子「人に触れようものなら村総出で「血祓い」だ」》
……友達の…重大な秘密を知った時……芦戸さんなら…どうしますか…?
芦戸「……私なら…かぁ…私なら……」
芦戸さんが、回答を待つ私の手を取る
芦戸「どんな秘密抱えてても…今のその子と仲良くしたい!……ってね!」
……芦戸…さん……
芦戸「水島がなんか隠してるのは、わかるよ…だからさ、話したくなったら話してよ。受け止める準備しとくから!」
………芦戸さん……ありがとう…ございます…
芦戸「0時回りそうだねー…」
…I・アイランドに着くのは…明日の6時頃だそうです…
芦戸「じゃあ早めに寝とこっか!おやすみ、水島!」
…はい…おやすみなさい……芦戸さん - 27水島 着理25/11/12(水) 21:38:11
〜翌朝〜
芦戸「……スゥ…スゥ…」
芦戸さん…芦戸さん…!
芦戸「…んにゃ…みずしま…?」
起きてください芦戸さん…!見えてきましたよ…I・アイランド!!
〜I・アイランド 空港〜
『只今より、入国審査を開始します』
芦戸「お…おおお…!なんか厳重だね〜…」
研究成果や科学者たちを敵から守るために……厳重な警備システムを敷いているそうです…あの「タルタロス」にも相当するとか……
芦戸「へぇ…科学の力ってすごーい!!」
『入国審査が完了しました。現在、I・アイランドでは、様々な研究・開発の成果を展示した博覧会、「I・エキスポ」のプレオープン中です。招待状をお持ちであれば、是非お立ち寄りください」
芦戸「うおおおおお!来たああああああああ!!I・アイランドォ!!」
…い…一般公開前なのに…来場者がこんなに……
芦戸「面白そうなのいっぱいあるねぇ!!水島!早くいこー!」
わあっ…!?ま…待ってください芦戸さぁん…!
起こるイベントを3つ募集、誰かと合流する場合は誰と会うかも書いてください - 28二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 21:46:02
個性増幅アイテムについて小声で話しているおじさんを見つける
ヒーローに売り込みをかけにきた新興メーカーの人かと思い
自分の個性の制御に使えるかもと将来に向けて特徴を覚えておく - 29二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 21:50:07
メリッサと緑谷を暖かい目で見てるお茶子、付き添いでいた耳郎と八百万と遭遇
- 30二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 22:23:57
大通り歩いていたら背後から黒影に驚かされる&それを叱る常闇
- 31水島 着理25/11/12(水) 22:37:43
芦戸「水島ー!エキスポの会場どっちー?」
…え…えっと……今地図を確認して──
「ワッ!」
ひゃあああああああっ!?
芦戸「え!?なになになにごと!?…って…」
…だ……黒影…?
芦戸「ってことは…」
常闇「黒影、何をしている!そこの方々、すまな……水島と芦戸じゃないか。何故ここに?」
…えっと……私が…雄英体育祭の優勝者ってことで…I・エキスポの招待状をもらって…
芦戸「私は厳正なる抽選の結果、その付き添いに選ばれたってわけ!常闇は?そっちも招待されたの?」
常闇「いや…俺は障子と来ている。明日の一般公開に参加するつもりだ」
芦戸「なるほど…って障子も来てるんだ!」
障子「呼んだか?」
ひああっ!?
芦戸「障子!ちょうどよかった!I・エキスポの会場どこかわかる!?」
障子「ああ、エキスポの会場なら…向こうのスタッフが案内してくれるらしい」
芦戸「オッケーありがとう!んじゃまた明日ねー!」
…ふ…二人ともお気をつけて…!! - 32水島 着理25/11/12(水) 22:49:48
スタッフ「こちらが、I・エキスポの会場となります!」
芦戸「うおおおおおお!会場内だともっと面白そうなのがいっぱいある!!プロヒーローもいっぱいいるよ水島!」
…す…すごい……発明品なんかもたくさん…
芦戸「コスチューム着ていいんだよね!?水島!ホテル行って着替えよ!」
あっ…は…はいっ…!
芦戸さんを追って走る私の横を、一人の男の人が通り過ぎる
誰かと電話をしているようだった。会話の内容が、少し聞こえる
「…手筈通りの時間と場所で……「個性増幅装置」を…」
………?…個性増幅装置…?
芦戸「水島ー!ホテルってこっちだよねー!?」
…あっ…はい…そうです…!!
個性増幅装置…か……もし本当にあるなら…すごい発明品だな……
「それで…装置をあなた方に渡した謝礼は……」
『ああ、謝礼はするさ……たっぷりとな』
(本日はここまでです…!明日は…おそらくできません…) - 33二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 23:23:34
水島ちゃん個性増幅したらえらいことになりそうやな…