【オリキャラ・⚓️🎲】こんな私でも…ヒーローに…4

  • 1水島 着理25/11/12(水) 09:30:49

    み…水島 着理…です……ヒ…ヒーローを…目指しています…
    個性は…「粘着」……体から…粘液を放出することができます…

    前回のあらすじ
    ……職場体験や期末テストを終えて…夏休み直前…
    …I・エキスポの招待状…!?

  • 2水島 着理25/11/12(水) 09:33:33
  • 3水島 着理25/11/12(水) 09:35:52
  • 4水島 着理25/11/12(水) 09:49:35

    〜翌日〜
    相澤「……とまあ、先日の緑谷の一件があって…敵の動きを警戒し、例年使わせて頂いている合宿先を急遽キャンセル、行き先は当日まで明かさない運びとなった」
    「「え〜!?」」
    瀬呂「もう親に言っちゃってるよ…」
    八百万「故にですわね…話が誰にどう伝わっているのか、学校が把握出来ませんもの」
    峰田「合宿自体をキャンセルしねえの英断すぎんだろ!」
    爆豪「…デクテメェ…骨折してでも殺しとけよ」
    葉隠「ちょっと爆豪くん、緑谷くんがどんな状況だったか聞いてなかった!?そもそも公共の場で個性は原則禁止だし…」
    爆豪「知るか、とりあえず骨が折れろ」
    緑谷「かっちゃん……」

    芦戸「あー…女子!集合!!」
    葉隠「なになにどーしたの?」
    芦戸「ヤオモモからお話があります!」
    八百万「…こんなものを頂きましたの」

    そう言って八百万さんが、I・エキスポの招待状を見せる

    蛙吹「I・アイランド…聞いたことあるわ」
    麗日「世界中の科学者たちが、個性の研究なんかを行うための人工島…だよね?」
    八百万「はい。近々エキスポが開催されるようで… 父がスポンサー企業の株を持っていて、その招待状が届きましたの。ただ、招待状が2枚余っているので…」
    芦戸「我々A組女子の中から、厳正な抽選(じゃんけん)によりヤオモモについていく者を決めるってワケ!」
    …あっ…あの……
    芦戸「ん?どしたん水島」
    私……待ってます…雄英体育祭の優勝者として招待って…
    耳郎「マジか!…じゃあ水島抜いた5人でじゃんけんね」
    葉隠「じゃあ行くよー!恨みっこなしよ!」
    「「「「「じゃんけん、ポン!」」」」」

  • 5水島 着理25/11/12(水) 09:58:03

    芦戸「やっちまったぁぁ!」
    葉隠「じゃあお茶子ちゃんと耳郎ちゃんかぁ…」
    蛙吹「ケロ…」
    ……あ…えっと……私の方…一人なら同伴者もいいって書いてあって…できれば…誰か一緒に来て欲しい…です…
    芦戸「…!まだ終わってなかったぁ!」
    蛙吹「なら、私と透ちゃん、それと三奈ちゃんでもう一度じゃんけんね。それでいいかしら、着理ちゃん」
    はっ…はい…!
    芦戸「勝つぞ〜!」
    葉隠「もっかいいっくよ!」
    「「「じゃんけん、ポン!」」」

    芦戸「……や…」
    葉隠「……わ…」
    蛙吹「…ケロ…」
    芦戸「やったぁぁぁあ!勝った勝ったぁぁ!!」
    ……あ…芦戸さん…よろしく…お願いします…
    芦戸「こちらこそー!」
    葉隠「くっそー…」
    蛙吹「透ちゃん、私たちは一般参加の方で行きましょう」
    オールマイト「私が来た!!」
    麗日「…?オールマイト?」
    オールマイト「ご歓談中に失礼するよ少女たち!少し水島少女をお借りしてもいいかな!?」
    ……私…ですか?私は…構いませんが…
    オールマイト「オッケー!じゃあ少しこちらに来てくれ!」
    芦戸「…水島……なんだろ…?」

  • 6水島 着理25/11/12(水) 09:59:03

    (一旦中断するので10まで埋めます…!)

  • 7水島 着理25/11/12(水) 10:00:30

    7、

  • 8水島 着理25/11/12(水) 10:02:02

    8、

  • 9水島 着理25/11/12(水) 10:03:07

    9、

  • 10水島 着理25/11/12(水) 10:04:25

    10

  • 11二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 16:40:40

    芦戸ちゃん劇場版に参戦か

  • 12水島 着理25/11/12(水) 17:51:07

    …オールマイト…わ……私になんの御用で…
    オールマイト「水島少女は、私たちの秘密を知ってしまった……ちゃんと共有をしておくべきだと、そう思ってね」
    緑谷「…………」
    …緑谷…さん……ご…ごめんなさい…私…私……
    緑谷「ううん、謝らないで!こっちこそごめんね?巻き込んじゃって…」
    …い…いえ…いいんです……私が勝手に考えて…たどり着いた結果ですし…
    オールマイト「少年。秘密を知る者が増えた、と言うことは…それだけ露呈するリスクも大きくなると言うことだ。水島少女に限って、バラすなんてマネはしないだろうがね」
    緑谷「わかってます…皆を巻き込まないためにも…」

    オールマイトが、ちらっと私の方を見る

    だ…誰にも言いません…!
    オールマイト「助かるよ、水島少女……さ!二人とも、今日が前期最終日だろう?終業式に遅刻してしまうぞ!」
    緑谷「え?ああほんとだ!水島さん、急ごう!」
    は…はいっ…!

    前期最終日、起こるイベントを3つ募集

  • 13二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 18:03:20

    心操と相澤先生の特訓している場面にでくわす

  • 14二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 18:20:03

    終業式終わるまでの間水分補給できる暇がなくて水場へ向かう途中脱水症状で体勢を崩す
    近くにいた轟がベンチまで運ばせ、膝枕と右手で頭を冷やしてくれる
    看病してたところを峰田と上鳴に見られて轟に逆ギレ

  • 15二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 18:39:16

    >>5

    これ芦戸と水島が使うとなったら爆豪と切島は出番なし?

  • 16水島 着理25/11/12(水) 18:52:23

    >>15

    1「飯田くん家がヒーロー一家として招待受けてるので天晴兄さんの代わりに飯田君、父さんの代わりで爆豪、同伴者ありなのでそこで切島拾う予定でした」

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 18:53:42

    >>14

    これの続きで轟に礼を言ってその場を後にする

    (峰田たちが轟にまだ怒ったままの状態で)

    水場に着いたと思ったら障子がいて口元にひどい怪我をしているのを見てしまう

  • 18二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 19:00:44

    >>16

    Okっす

  • 19水島 着理25/11/12(水) 19:30:47

    根津「やあ!皆大好き小型哺乳類の校長さ!皆、前期の授業はどうだったかな?更なる成長を遂げた者、大きな壁に阻まれた者、成長の糧を探している者…皆様々だろう。夏休み中も、ゆっくり休むのは大事だが、後期に向け一段と成長できるよう、努めてくれると嬉しいのさ!」
    ……一段と成長できるように…か……
    根津「あぁそうそう、皆に言うべきことがまだあったね。それは──」
    上鳴(…なんか…長くね?)
    尾白(しかも大半が…結構どうでもいい…!)
    ………あぅ…
    緑谷「…水島さん、大丈夫…?」
    は…はぃ…だ…大丈夫……です…

    ─────
    ブラドキング『えー…以上で前期の終業式を終わります。今日はこの後下校となります。3年生から退場してください』
    …や…やっと…終わった……暑かったから…かな…なんか…フラフラ…す──

    …島…水島」
    ……んぁ……
    轟「目覚めたか?」
    ひあああああっ!?と…とととと轟さん!?
    轟「急に倒れたからな、看病してた。大丈夫か?」
    は…はいいっ!だ…大丈夫ですっ…!あ…ありがとうございます…
    轟「…顔赤いぞ。熱中症だろうな…まだ寝とけ」
    …ひ…ひうぅ……
    峰田「あ゙ーーーっ!轟ィ!」
    上鳴「何してんだテメェ!!」
    轟「…峰田、上鳴…水島が倒れたから看病を──」
    峰田「んなこた知ってんだよ!それだよそれ!膝枕!」
    上鳴「いくらイケメンだからって平然とそういうことしていいと思ってんのか!」
    轟「そうか、悪ぃ」
    あ…あの…轟さん…!私もう大丈夫ですので…!ありがとうございました…!
    轟「そうか、水分補給はちゃんとしろよ」
    は…はいっ…!!

  • 20水島 着理25/11/12(水) 19:50:36

    ……水……ん?

    廊下の陰に誰かがいる。そっと覗き込むと…障子さんだ、マスクを外している
    その口元には…凄惨な傷跡があった

    …障子さん…!?
    障子「…!水島か…すまない、迂闊だったな」

    障子さんが慌ててマスクを付け直す

    ………あの…障子さん…その傷って……
    障子「…水島も知っているだろう……異形差別。都会なんかではもう滅多に見ないだろうが…俺の生まれ育った村では、そんな風習が残っていた。俺の両親にこの腕はなかった。人に触れようものなら村総出で「血祓い」だ」
    ……………

    マスクに触れながら、過去を話す障子さんから…ほんの微かに悲しみを感じた
    ………そっと、マスクに触れる

    障子「…水島?」
    …私なんかじゃ…こんなことしかできませんが……せめて、少しでも……その痛みを…傷を…私に…私たちに……預けてください…過去も…傷も……きっと大丈夫…です……私なんかと違って…障子さんは…立派ですから
    障子「………いや、それだけで十分だ」

    そう言って障子さんは去って行く

    ……しょ…障子…さん…
    障子「…?」
    わ…私は……その個性…かっこいいと…思い…ます…!!
    障子「………ありがとう、水島」

  • 21水島 着理25/11/12(水) 20:01:39

    ……なんか…クラスメイトの秘密を知りすぎてる気がする……私なんかが…なんで……
    心操「…あっ」
    へ?

    声をした方を向くと、心操さんが何かに絡まって倒れ伏していた

    …し…心操さん…!?
    相澤「こんなとこで何してんだ?水島」
    あ…相澤先生…!あの…心操さんのアレは……
    相澤「………」
    心操「別に隠さなくてもいいのでは?先生」
    相澤「皆がいる時にいちいち説明し直すのも合理的じゃないが……おまえのことだ。多分察しはついてるだろう」
    ……まぁ…大方は……し…心操さん…ヒーロー科編入…するんですか…?
    相澤「勘が鋭くて助かるよ。その通り、まだ「予定」ではあるがな」
    心操「それで、俺の個性じゃ直接戦闘できないから…イレイザーに特訓してもらってるんだ」
    …な…なるほど……捕縛布…確かに理に適ってる……わ…私も特訓…お手伝いしましょうか…?
    相澤「あくまで「編入予定」って言ったろ。編入すると決まってからじゃ遅いから訓練してるだけだ。おまえが時間割くことじゃない」
    …そ…そうですか……
    相澤「いちいちクラスの連中が騒ぐのも合理性に欠ける。このことは内密に頼むぞ」
    …えっ…あっ…はいっ…!

    …また…秘密が増えてしまった……

  • 22水島 着理25/11/12(水) 20:24:58

    〜その夜〜
    芦戸「水島〜!お待たせ!正装とヒーローコスチューム…でいいんだよね?」
    はい…レセプションパーティもあるみたいなので……コスチュームは…芦戸さんの分も申請出しておきました…!
    芦戸「さっすが水島!じゃ…行こっか!I・アイランド!!」

    飛行機内で芦戸さんとする会話、2つ

  • 23二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 20:26:41

    出すのが酸と粘液の違いこそあれど透けやすくなりそうなのでその対策案

  • 24二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 20:32:20

    友達の秘密を知った時どうするか尋ねる
    無論自分や他同級生のひみつは伏せておく

  • 25水島 着理25/11/12(水) 21:13:44

    芦戸「誰もいないねー!」
    I・アイランド行きのこの便は…私たちだけみたいですね…
    芦戸「あれ?ヤオモモたちは?」
    …プライベートジェットがある…と…
    芦戸「すっご!…んー、じゃあ…正真正銘二人っきりだね!」
    …は…はい…そう…ですね……
    芦戸「ん?水島ー!緊張してんの?私たちもう姉妹みたいなもんじゃん!」
    ……姉妹………
    芦戸「…?水島?どうしたの?」
    …いえ、なんでもありません

    芦戸「んー…せっかくだし眠くなるまでなんか話しとこ!恋バナしよ恋バナ!」
    こっ…!?
    芦戸「…あー…水島そういうの苦手?ごめんね?」
    ……苦手…というか……恋愛とか…よくわからなくて……
    芦戸「…んーじゃ、別の話しよっか!…個性の話とか!」
    …個性…?
    芦戸「水島って個性使うとよく服透けてるよね?」
    透けっ……確かにそうですけど…!
    芦戸「私の酸も扱い気をつけないと服溶けるからさぁ…?プロになる前になんとかしないとなーって…」
    …確…かに……耐酸性の服とか…耐水性のコスチュームとか…必要かも…
    芦戸「I・アイランドっていろんなサポートアイテムあるんだよね!そういうのもあるかも!いいねー楽しみ!!」
    …そう…ですね…!

  • 26水島 着理25/11/12(水) 21:24:52

    芦戸「水島!なんか話題ある?」
    ……話題…というか…聞きたいこと…なんですけど…
    芦戸「うん、なになに?」

    《轟「俺には、清算するものがまだある。血も過去も…拾いに戻らなくちゃいけねえ」》
    《緑谷「皆を巻き込まないためにも…」》
    《障子「人に触れようものなら村総出で「血祓い」だ」》

    ……友達の…重大な秘密を知った時……芦戸さんなら…どうしますか…?
    芦戸「……私なら…かぁ…私なら……」

    芦戸さんが、回答を待つ私の手を取る

    芦戸「どんな秘密抱えてても…今のその子と仲良くしたい!……ってね!」
    ……芦戸…さん……
    芦戸「水島がなんか隠してるのは、わかるよ…だからさ、話したくなったら話してよ。受け止める準備しとくから!」
    ………芦戸さん……ありがとう…ございます…

    芦戸「0時回りそうだねー…」
    …I・アイランドに着くのは…明日の6時頃だそうです…
    芦戸「じゃあ早めに寝とこっか!おやすみ、水島!」
    …はい…おやすみなさい……芦戸さん

  • 27水島 着理25/11/12(水) 21:38:11

    〜翌朝〜
    芦戸「……スゥ…スゥ…」
    芦戸さん…芦戸さん…!
    芦戸「…んにゃ…みずしま…?」
    起きてください芦戸さん…!見えてきましたよ…I・アイランド!!

    〜I・アイランド 空港〜
    『只今より、入国審査を開始します』
    芦戸「お…おおお…!なんか厳重だね〜…」
    研究成果や科学者たちを敵から守るために……厳重な警備システムを敷いているそうです…あの「タルタロス」にも相当するとか……
    芦戸「へぇ…科学の力ってすごーい!!」
    『入国審査が完了しました。現在、I・アイランドでは、様々な研究・開発の成果を展示した博覧会、「I・エキスポ」のプレオープン中です。招待状をお持ちであれば、是非お立ち寄りください」
    芦戸「うおおおおお!来たああああああああ!!I・アイランドォ!!」
    …い…一般公開前なのに…来場者がこんなに……
    芦戸「面白そうなのいっぱいあるねぇ!!水島!早くいこー!」
    わあっ…!?ま…待ってください芦戸さぁん…!

    起こるイベントを3つ募集、誰かと合流する場合は誰と会うかも書いてください

  • 28二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 21:46:02

    個性増幅アイテムについて小声で話しているおじさんを見つける
    ヒーローに売り込みをかけにきた新興メーカーの人かと思い
    自分の個性の制御に使えるかもと将来に向けて特徴を覚えておく

  • 29二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 21:50:07

    メリッサと緑谷を暖かい目で見てるお茶子、付き添いでいた耳郎と八百万と遭遇

  • 30二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 22:23:57

    大通り歩いていたら背後から黒影に驚かされる&それを叱る常闇

  • 31水島 着理25/11/12(水) 22:37:43

    芦戸「水島ー!エキスポの会場どっちー?」
    …え…えっと……今地図を確認して──
    「ワッ!」
    ひゃあああああああっ!?
    芦戸「え!?なになになにごと!?…って…」
    …だ……黒影…?
    芦戸「ってことは…」
    常闇「黒影、何をしている!そこの方々、すまな……水島と芦戸じゃないか。何故ここに?」
    …えっと……私が…雄英体育祭の優勝者ってことで…I・エキスポの招待状をもらって…
    芦戸「私は厳正なる抽選の結果、その付き添いに選ばれたってわけ!常闇は?そっちも招待されたの?」
    常闇「いや…俺は障子と来ている。明日の一般公開に参加するつもりだ」
    芦戸「なるほど…って障子も来てるんだ!」
    障子「呼んだか?」
    ひああっ!?
    芦戸「障子!ちょうどよかった!I・エキスポの会場どこかわかる!?」
    障子「ああ、エキスポの会場なら…向こうのスタッフが案内してくれるらしい」
    芦戸「オッケーありがとう!んじゃまた明日ねー!」
    …ふ…二人ともお気をつけて…!!

  • 32水島 着理25/11/12(水) 22:49:48

    スタッフ「こちらが、I・エキスポの会場となります!」
    芦戸「うおおおおおお!会場内だともっと面白そうなのがいっぱいある!!プロヒーローもいっぱいいるよ水島!」
    …す…すごい……発明品なんかもたくさん…
    芦戸「コスチューム着ていいんだよね!?水島!ホテル行って着替えよ!」
    あっ…は…はいっ…!

    芦戸さんを追って走る私の横を、一人の男の人が通り過ぎる
    誰かと電話をしているようだった。会話の内容が、少し聞こえる

    「…手筈通りの時間と場所で……「個性増幅装置」を…」
    ………?…個性増幅装置…?
    芦戸「水島ー!ホテルってこっちだよねー!?」
    …あっ…はい…そうです…!!

    個性増幅装置…か……もし本当にあるなら…すごい発明品だな……

    「それで…装置をあなた方に渡した謝礼は……」
    『ああ、謝礼はするさ……たっぷりとな』

    (本日はここまでです…!明日は…おそらくできません…)

  • 33二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 23:23:34

    水島ちゃん個性増幅したらえらいことになりそうやな…

  • 34二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 07:49:05

    >>32

    水島さんのコスチューム…彼女の個性的に露出が多い服になりそうだけど…楽しみだ…

  • 35二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 07:53:19

    >>1

    そういや映画でのI・エキスポ登場時期は合宿前だったっけ?

    昔見たっきりだからよく覚えてなかった

  • 36二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 11:37:54

    >>29

    自レスだけど二人を発見した時のお茶子の目は生暖かい目で見てたって表現で合ってるか?

  • 37二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 12:38:40

    これさ、話の流れ的に那歩島の話もする感じかな?

  • 38二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 15:08:20

    頑張れ水島さん!

  • 39水島 着理25/11/13(木) 18:46:26

    (やっぱり今日できそうにないです…!)

  • 40二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 22:16:14

    保守

  • 41二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 00:05:07

    >>39

    楽しみに待ってます

  • 42二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 07:34:13

    ゆっくりでいいんですよ

  • 43水島 着理25/11/14(金) 12:02:06

    芦戸「おぉ…!最新のヒーローアイテムがいっぱい!」
    ほとんどの物が…デヴィット・シールド博士の特許を元に…作られているそうです…
    芦戸「デヴィット・シールド博士って…?」
    えっと…ノーベル個性賞を受賞した…個性研究の第一人者の方です…
    芦戸「水島なんか詳しいね〜」
    その……行くと決まってから…少し調べたので…
    芦戸「なるほど!…にしても…こんなとこ……緑谷とかいたら卒倒しそうだよね〜!」
    ……はは…た…確かに……ん…?
    芦戸「…水島?どしたの?」
    …いや…あそこに…
    芦戸「…アレは……」

    メリッサ「デクくん、本当にマイトおじさまが大好きなのね!さっきは凄い勢いでびっくりしちゃった!」
    緑谷「す…すいません!つい…その…クセで…」
    麗日「楽しそうやね、デクくん」
    緑谷「うわぁっ!?う…麗日さん!?…どうしてここに!?」
    麗日「楽しそうやね!」
    緑谷(2回言った…!)
    八百万「ゴホン…とっても楽しそうでしたわ」
    緑谷(八百万さん!?)
    耳郎「緑谷…聞いちゃった」
    緑谷(恐るべし…!耳郎さんの「イヤホンジャック」…!)

    芦戸「ヤオモモと麗日と耳郎と……緑谷が女の人と一緒にいる!?」
    …あ…わ…な…なんか……雰囲気が…
    芦戸「面白そうだよねぇ!!行くっきゃないでしょこれは!」
    芦戸さん!?

  • 44水島 着理25/11/14(金) 12:08:44

    芦戸「緑谷ー!誰なのその人ー!デート!?デートなの!?」
    緑谷「芦戸さん!?」
    …ま…待ってください芦戸さん…!…ご…ごめんなさい緑谷さん…お邪魔しちゃって…
    緑谷「水島さんもなんか誤解してない!?」
    メリッサ「…お友達?」
    緑谷「あっ…学校のクラスメイトで……えっと…何か誤解してるみたいで…あ…あのっ!…僕はメリッサさんに会場の案内をしてもらってるだけで…」
    メリッサ「そうなの!私のパパとマイトおじ様が──」
    緑谷「わあああああああっ!!」
    …………?
    緑谷(お願いしますメリッサさん…!僕がオールマイトの同伴者だってことは内緒にしておいてください…!)
    メリッサ(どうして?)
    緑谷(色々事情がありまして…!)
    メリッサ「…わかったわ……デクくんのお友達のみなさん!よかったらカフェでお茶しません?」

  • 45水島 着理25/11/14(金) 13:12:17

    〜カフェ〜
    メリッサ「へ〜!お茶子さんたち、プロヒーローと一緒にヒーロー活動したことあるんだ!」
    麗日「訓練やパトロールくらいですけど…」
    耳郎「ウチは事件に関わったけど…避難誘導したくらいで…」
    メリッサ「それでも凄いわ!」
    八百万「私は…なぜかテレビCMに出演するハメに…」
    メリッサ「普通じゃできないことね!素敵!」
    芦戸「水島は敵と戦ったんだよねー!しかも勝ったんだし!」
    ひあっ!?…え…えっと…
    「お待たせしました!」
    …?この声……上鳴さん…!?
    麗日「それに…峰田くんも!!」
    耳郎「あんたら何してんの!?」
    上鳴「エキスポの間だけ、臨時にバイト募集してたから応募したんだよ!な、峰田!」
    峰田「休み時間にエキスポ見学できるし、給料もらえるし…来場した可愛い女の子と、素敵な出会いがあるかも…しれないしな!!」

    そう言って峰田さんたちは、メリッサさんの方を見ている

    メリッサ「…彼らも雄英生?」
    上鳴「そうです…!」
    峰田「ヒーロー志望です…!」
    飯田「何を油を売っているんだ!バイトを引き受けた以上、労働に励みたまえ!!」
    峰田・上鳴「「ギャアアアアアアアアアッ!!」
    緑谷「い…飯田くんも来てたの!?」
    飯田「うちはヒーロー一家だからね、I・エキスポから招待状をいただいたんだ。家族は予定があって、来たのは俺と──」

    突如、爆音が響き渡る。向こうの方で、煙が上がっていた

    緑谷「な…なんだ…!?」
    メリッサ「ああ、あれは……」

  • 46水島 着理25/11/14(金) 13:22:21

    『クリアタイム33秒!第8位です!』

    芦戸「…!?切島!?」

    メリッサ「…デクくん、あの人も?」

    緑谷「はい、クラスメイトです…」

    『さぁ、次なるチャレンジャーはぁ…!?』

    緑谷「…!?か……かっちゃん!?」

    『それでは、敵アタック…レディ……ゴォ!』

    …敵アタック?

    メリッサ「仮想敵をいかに早く倒せるかっていう、タイムアタックみたいなゲームよ!ちょうどあんな風に!」


    見てみると、爆豪さんが次々とロボットを破壊していく


    爆豪「死.ねえええええっ!」

    緑谷(……死.ね!?)

    『これはすごい…クリアタイム15秒…トップです!!』

    爆豪「…フンッ…」

    切島「あれ!?あそこにいるの緑谷じゃね!?」

    爆豪「あ?」

    緑谷「…あっ…こ…こんにちは…かっちゃ─」

    爆豪「なんでテメェがここにいるんだ!?アァ!?」

    メリッサ「…あの子…どうして怒ってるの?」

    耳郎「いつものことです……」

    芦戸「なになにー!?切島たちも招待されてたの!?」

    切島「いや!飯田が招待状余ってるからってくれたんだ!俺はその付き添い!何?これから皆でアレ挑戦すんの!?」


    敵アタック、水島は…dice1d5=1 (1)

    1~3.参加しない

    4,5.参加する

  • 47二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 13:35:44

    このレスは削除されています

  • 48水島 着理25/11/14(金) 13:38:15

    (緑谷のクリアタイム16秒なこと忘れてました…補正変えてちょっとダイス振り直します…)


    芦戸「はいはーい!やるやる!私やるよー!」

    麗日「デクくんはやらんの?」

    緑谷「えっと…僕は…」

    爆豪「やるだけ無駄だ!俺の方が上に決まってんだからな!」

    緑谷「うん…!そうだね!うん…!」

    麗日「でも…やってみなきゃわからないんじゃないかな?」

    緑谷「うん…!そうだね!………え?」

    爆豪「だったら早よ出て惨めな結果出してこいや!クソナードがァ!!」

    芦戸「水島は?出ないの?」

    ……こういうのはちょっと…

    芦戸「水島なら1番取れると思うけどなぁ」


    芦戸のクリアタイム:dice1d15=12 (12) +16

  • 49二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 18:37:19

    >>48

    …芦戸

    ドンマイ

  • 50二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 18:38:37

    メリッサ、セクシーよね
    分かるよ峰田

  • 51水島 着理25/11/14(金) 20:24:42

    芦戸「28秒…5位かあ…」
    す…すごいです…!芦戸さん…!
    麗日「デクくんも惜しかったねえ!16秒!」
    飯田「さすがだな!緑谷くん!」
    緑谷「まさか、かっちゃんの記録にここまで迫れるなんて…!」
    爆豪「っ…〜…!だああああ!ありえねぇ!もっかい突き放したらァ!」
    『すごいすごいすごーい!!』
    …?…あれは…!?
    『クリアタイム14秒!現在トップに躍り出ました!!』

    ステージの上には、一面を氷結で凍らせる轟さんがいた

    轟さんまで…!?
    爆豪「テメェ!この半分野郎!!」
    轟「…?爆豪…?」
    爆豪「いきなり出てきて俺スゲーアピールかコラァ!」
    轟「…水島たちも来てんのか」
    爆豪「無視すんな!だいたいなんでテメェがここにいんだ!?」
    轟「俺は招待された親父の代理で…」
    『あ…あの…次の方が待って…』
    爆豪「うっせえ!次は俺だ!」
    飯田「みんな!止めるんだ!雄英の恥部が世間に晒されてしまうぞ!!」
    緑谷・切島「「わ…分かった!」」
    メリッサ「雄英高校って、みんなとっても楽しそうね!」
    八百万「少なくとも…退屈はしてないですわね…」

  • 52水島 着理25/11/14(金) 20:32:59

    爆豪「ケッ…!」

    切島「だああ!待て待て爆豪!飯田、ホテルってどっちだったっけ?」

    飯田「あちらのパビリオンだ!くれぐれも気をつけて!」

    切島「サンキュー!おい待てって爆豪!!」

    爆豪「うっせぇ!ついてくんな!!」

    轟「俺もホテルに戻る」

    轟さんも……お…お気をつけて…

    麗日「私たちは、もうちょっとだけ色々回ってみよっか!」

    芦戸「さんせー!!」


    ────────

    『本日は、18時で閉園になります。ご来園、ありがとうございました』

    峰田「プレオープンでこの忙しさってことは…明日からどうなっちまうんだ…」

    上鳴「やめろ考えたくない……」

    緑谷「峰田くん上鳴くん!二人ともお疲れ様!」

    飯田「労働よく頑張ったな!ほら!」

    峰田「…?何これ…チケット?」

    八百万「レセプションパーティへの招待状ですわ!」

    耳郎「メリッサさんが用意してくれたの」

    麗日「せめて今日くらいはって!」

    メリッサ「余ってたから!良かったら使って?」

    峰田「上鳴ィ…」

    上鳴「峰田ァ…」

    上鳴・峰田「「…俺たちの労働は報われた!!」」

    飯田「パーティには、プロヒーロー達も多数参加すると聞いている!雄英の名に恥じないためにも、正装に着替え、団体行動でパーティに参加しよう!18時30分に、セントラルタワーの7番ロビーに集合!時間厳守だ!轟くんや爆豪くんには、俺からメールしておく!では解散!」

    緑谷「飯田くん…フルスロットル!」

    芦戸「私たちも着替えに行こっか!」

    は…はい…!


    水島の正装(ドレス)どんな感じか、>>55までから🎲

  • 53二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 20:45:18

    薄手の黒のレース

  • 54二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 20:48:04

    ミントグリーンのチュール刺繍タイトドレス
    フラワーヘアバンド付き

  • 55二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 20:48:16

    粘液出ても目立ち難い厚手でぴっちりの白ドレス

  • 56水島 着理25/11/14(金) 21:01:20

    >>53

    >>54

    >>55

    dice1d3=2 (2)

  • 57水島 着理25/11/14(金) 21:15:35

    芦戸「水島ー!準備できたー?………水島?なんで籠ってんの!?」
    や…やややややっぱり無理です…!私なんかがこんな…!
    芦戸「……水島…」
    は…はい…?
    芦戸「今更そんなこと言うなあああああ!正装見せろー!」
    ひああああああっ!?
    芦戸「……可愛いじゃん!うん!めちゃくちゃかわいい!」
    …い…いや…そんな……
    芦戸「もう集合時間ギリギリなんだから早くいくよー!遅れちゃう!!」
    ひ…引っ張らないでくださいぃぃ…!

  • 58水島 着理25/11/14(金) 21:20:23

    〜セントラルタワー〜
    芦戸「ごめん!ちょい遅れた!…!おー、緑谷と同時だ!」
    緑谷「ごめん遅くなって…って、あれ?他の人は?」
    飯田「まだ来ていない…団体行動をなんだと思っているんだ!」
    峰田「うおお!芦戸の服すげー!」
    上鳴「水島のもいいな…かわいい!」
    ひうっ…
    麗日「ごめーん!遅刻してもうた…!」
    上鳴・峰田「「うおおおお!」」
    八百万「申し訳ありません…耳郎さんが…」
    上鳴・峰田「「オーイェスッ!イェスッ!」」
    耳郎「うぅ…ウチこういう格好は…その…なんと言うか…」
    上鳴「馬子にも衣装ってやつだな!」
    峰田「女の殺し屋みてえ…」
    耳郎「黙れ」
    メリッサ「デクくん達まだここにいたの!?パーティ始まってるわよ!」
    峰田「うおおおおおおっ!真打登場だぜ…!」
    上鳴「やべーよ峰田俺どうにかなっちまうよどうしよー!」
    耳郎「…どうにでもなれ…」
    …飯田さん…爆豪さんたちは…?ホテルには…いなかったんですか…?
    飯田「爆豪くんを連れて後で行くと言っていたが…迷っているのか?」

    〜セントラルタワー・??階〜
    爆豪「…オイ…本当にこの道で合ってんのか?」
    切島「多分…そうだと思うけど…」
    爆豪「多分だぁ!?」
    切島「いやぁ…実は携帯部屋に忘れてきちゃってさ…飯田と来りゃ良かったな…」

  • 59水島 着理25/11/14(金) 21:28:31

    飯田「ダメだ…爆豪くん切島くんの、どちらの携帯にも応答がない…」
    緑谷「二人ともどこに────」

    突如、謎のアナウンスが流れ始める

    『I・アイランド、管理システムよりお知らせします。警備システムにより、I・エキスポエリアに、爆発物が仕掛けられたという情報を入手。I・アイランドは、現時刻を持って、厳重警戒モードに移行します。島内に住んでいる方は、自宅、又は宿泊施設、遠方からお越しの方は、最寄りの避難施設に移動してください。今から10分以降の外出者は、警告なく身柄を拘束されます。外出は控えてください。また、主要施設は、警備システムによって強制的に封鎖されます』

    その言葉と同時に、セントラルタワーにシャッターが下ろされた

    芦戸「いきなり何!?」
    轟「……携帯が圏外だ。情報関係は全て遮断されちまったらしい」
    峰田「マジかよ…」
    耳郎「エレベーターも反応ないよ!」
    峰田「マジかよ!?」
    メリッサ「爆発物が仕掛けられただけで、警備システムが限界モードになるなんて…」
    緑谷「……飯田くん、パーティ会場に行こう」
    飯田「…?何故だ?」
    緑谷「会場にはオールマイトが来てるんだ」
    麗日「オールマイトが…?」
    峰田「なんだ…それなら心配いらねーな…」
    緑谷「メリッサさん…どうにかしてパーティ会場まで行けませんか?」
    メリッサ「非常階段を使えば…会場の近くまで行けると思うけど…」
    緑谷「案内お願いします!」
    ……なんだろう…この胸騒ぎ…すごく……嫌な予感がする

  • 60水島 着理25/11/14(金) 21:38:44

    ……!これは…

    パーティ会場は既に敵に占拠され、プロヒーローは警備システムにより捕縛されていた

    緑谷「オールマイトが捕まってる…!?とにかく…事情を聞かないと…」
    オールマイト(……!緑谷少年…!?)
    緑谷「オールマイトが気づいた…!耳郎さん…行けそう?」
    耳郎「うん…いいよ」
    緑谷(喋ってください…!聞いてます…!)
    オールマイト(…聞こえるか…?敵がタワーを占拠…警備システムを掌握…この島の人々が全員人質に取られた…!ヒーロー達も全員囚われている…危険だ。すぐにここから逃げなさい…!)
    耳郎「大変だよ緑谷…!」

    ──────
    飯田「オールマイトからのメッセージを受け取った…俺は、雄英高教師であるオールマイトの言葉に従い、ここから脱出することを提案する!」
    八百万「飯田さんの意見に賛同しますわ…私たちはまだ学生…ヒーロー免許もないのに敵と戦うわけには…」
    上鳴「…!なら…脱出して外にいるヒーローに…!」
    メリッサ「…脱出は困難だと思う…ここは敵犯罪者を収容する、タルタロスと同じレベルの防災設計で建てられているから…」
    上鳴「じゃあ…助けが来るまで大人しく待つしか…」
    耳郎「上鳴…それで良いわけ?…助けに行こうとか思わないの…?」
    峰田「おいおい…!オールマイトまで敵に捕まってんだぞ!?オイラたちだけで助けにいくなんてムリすぎだっての…!」
    轟「……俺らはヒーローを目指してる…資格がないからって…何もしないで良いのか…?」
    芦戸「…そうだよ!…ヒーローならこんな時、助けに行かないわけないじゃん!」
    緑谷「…僕も…救けに行きたい…!」
    峰田「敵と戦う気か!?USJで懲りてないのかよ緑谷!!」
    緑谷「違うよ峰田くん!僕は考えてるんだ…!敵と戦わずに…オールマイト達を、みんなを救ける方法を!」
    上鳴「気持ちはわかるけど…そんな都合のいいこと…」
    緑谷「それでも探したいんだ!今の僕たちにできる最善の方法を探して…みんなを救けに行きたい!」
    ……緑谷…さん…

  • 61水島 着理25/11/14(金) 21:48:31

    メリッサ「…I・アイランドの警備システムは、このタワーの最上階にあるわ。敵がシステムを掌握しているなら…認証プロテクトやパスワードは解除されているはず…!私たちにも、システムの再変更ができる!敵の監視を逃れ…最上階まで行くことができれば…みんなを救けられるかもしれない!」
    耳郎「監視を逃れるって…どうやって?」
    メリッサ「現時点で私たちに実害はないわ!敵達は警備システムの扱いに慣れてないと思う!」
    轟「戦いを回避してシステムを元に戻すか…なるほど」
    上鳴「それなら行けんじゃね!?」
    芦戸「だよね!!」
    八百万「しかし最上階には…敵が待ち構えてますわ…」
    緑谷「戦う必要はないんだ!システムを元に戻せば、人質やオールマイト達が解放される!そうなれば…戦況は一気に逆転するはず…!」
    麗日「…デクくん!行こう!私たちにできることがあるのに…何もしないでいるのは嫌だ!そんなの…ヒーローになるならない以前の問題だと思う…!」
    芦戸「私も行くよ!困ってる人たちを救けるのがヒーローだもんね!」
    緑谷「麗日さん…!芦戸さん…!」
    轟「緑谷、俺も行くぜ」
    耳郎「ウチも!」
    わ…私も…ついていきます…!
    緑谷「轟くん!耳郎さん!水島さん…!」
    飯田「これ以上無理だと判断したら引き返す…その条件が飲めるなら、俺も行こう!」
    緑谷「飯田くん…!」
    八百万「そう言うことであれば…私も!」
    上鳴「よっしゃ!俺も!」
    峰田「あ…あぁ…あーもう分かったよ!行けばいいんだろ行けば!!」
    緑谷「ありがとう峰田くん!」
    上鳴「いっちょやってやろうぜ峰田!」
    緑谷「…メリッサさんはここで待っていてください」
    メリッサ「私も行くわ!」
    緑谷「え…でも…メリッサさんには個性が…」
    メリッサ「この中に、警備システムの設定変更ができる人いる?私はアカデミーの学生…役に立てると思う!最上階に行くまでは…足手纏いにしかならないけど…私にも、みんなを守らせて!お願い!」
    緑谷「…!………わかりました…行きましょう、皆を救けに!」
    メリッサ「…ええ!」

  • 62水島 着理25/11/14(金) 22:00:44

    〜セントラルタワー・非常階段〜
    飯田「…これで30階か…」
    緑谷「メリッサさん、最上階は…?」
    メリッサ「…はぁ…はあっ……200階よ…」
    上鳴「マジか…」
    峰田「そんなに登るのかよ…!」
    八百万「敵と出くわすよりマシですわ!」

    〜55階〜
    麗日「……!メリッサさん!私の個性使おうか?」
    メリッサ「ありがとう…でも大丈夫!その力はいざというときに…とっておいて!」

    〜80階〜
    飯田「…!シャッターが…!」
    轟「…どうする?壊すか?」
    メリッサ「そんなことをしたら、警備システムが反応して…敵に気づかれるわ!」
    轟「…他に上に行く方法は?」
    メリッサ「反対側に、同じ構造の非常階段があるわ!」
    飯田「急ぐぞ…!」

    前方の道が、シャッターで閉じられていく

    …!シャッターが…!道が塞がれていく……!
    芦戸「後ろからも来てるよ!」
    飯田「……!あの扉だ!轟くん!」
    轟「ああ!」

    シャッターが閉じ切る前に、轟さんが氷塊を間に挟むシャッターの間を飯田さんが飛び越え、目の前の扉を蹴破った

    飯田「この中を突っ切ろう!」

  • 63水島 着理25/11/14(金) 22:13:51

    〜植物プラント〜
    緑谷「ここは…!?」
    メリッサ「植物プラントよ!個性の影響を受けた植物を研究──」
    耳郎「待って!あれ見て!エレベーターが上がってきてる!」
    峰田「敵が追ってきたんじゃ…」
    緑谷「……隠れてやり過ごそう!」

    上鳴「…あのエレベーター使って、最上階まで行けねえかな…?」
    メリッサ「無理よ…エレベーターは認証を受けている人しか操作できないし…シェルター並みに頑丈に作られているから、破壊もできない…!」
    峰田「使わせろよ文明の利器…!」
    緑谷「敵が昇ってきた…!あの服装…会場にいた敵だ…!」
    敵A「ガキはこの中にいるらしい…」
    敵B「面倒なところに入りやがって…見つけたぞクソガキ共!」
    緑谷(…!…まずい…どうする…!?)
    爆豪「あ?今なんつったテメェ…」
    …!この声…爆豪さんと切島さん…!?
    敵B「おまえらここでなにをしている?」
    切島「あのー…俺ら道に迷ってしまって…レセプション会場ってどこに行けば…」
    峰田「道に迷ってなんで80階までくるんだよ……」
    敵B「見え透いた嘘ついてんじゃねえぞ!!」
    緑谷「切島くん…!」

    敵が放った攻撃を、切島さんに当たるギリギリで、轟さんが防ぐ

    切島「……轟!?」
    轟「チッ…俺たちで時間を稼ぐ!上に行く道を探せ!ここを片付けたらすぐに追いかける!」
    芦戸「轟!私も手伝う!!」
    …轟さん!芦戸さん!!
    芦戸「水島!皆を頼んだ!」
    …!……はいっ…!

  • 64水島 着理25/11/14(金) 22:24:16

    植物プラントから、廊下に出る

    飯田「…!…こっちにもシャッターが…」
    峰田「おいどうすんだよ!オイラ達完全に袋のネズミじゃねーか!」
    緑谷「…!メリッサさん!あの天井…扉みたいなものが見えませんか!?」
    メリッサ「…日照システムのメンテナンスルーム…?」
    飯田「…!あの構造なら…非常用のハシゴがあるのでは…?」
    メリッサ「確かに手動式のがあるけど…中からしか開けることはできないわ!」
    麗日「ここまで来たのに…!」
    八百万「…まだ…可能性はありますわ!通風口の隙間から外に出て、外壁を伝って上の階へ行けば…」
    …そうか…上にも同じものがあれば…中に入れる…
    緑谷「狭い通風口を伝って…外壁を上がっていくには………」

    全員の視線が、一人の人物に集まる

    峰田「……え?も…もしかしてオイラが!?バカバカ!ここ何階だと思ってんだよ!!」
    上鳴「みーねたっ!…皆を救けた功労者になったら…インタビューとかされて、女子に大人気間違いなしだぞ?ほら、ハーレムハーレム♪」
    峰田「…わーったよ……行けばいいんだろ行けば!!」

    〜外壁〜
    峰田「ハーレムハーレムハーレム……ハーレムハーレムハーレム…ハーレムハーレムハーレム!!」

    〜メンテナンスルーム〜
    峰田「…やったぞ…オイラはやり遂げたーー!!さぁさぁさぁ!オイラを褒め称えろ!…女子だけでいいぞ!女子だけで!」
    メリッサ「凄いわ峰田くん!さすがヒーロー候補生ね!」
    峰田「……うおおおお…!…お前ら気合い入れていくぞーー!」
    「「「おーー!!」」」

    (本日はここまでです…!)

  • 65二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 06:46:09

    峰田ぁ……

  • 66二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 09:25:04

    >>64

    相変わらずモテたいと言う執念がパナいな峰田

  • 67二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 12:52:45

    保守

  • 68二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 16:58:04

    >>54

    シンプリisオシャレ!!

  • 69水島 着理25/11/15(土) 18:11:49

    階段を駆け上がり、130階の実験室に到達した。そこには、夥しい数の警備ロボットが待ち伏せていた

    麗日「…!なんて数…!」
    飯田「やはり相手は…閉じ込めるのではなく、捕えることに方針を変えたか…」
    緑谷「きっと…僕たちが雄英生であることを知ったんだと思う…」
    飯田「だが…そうなることは予想済みだ!予定通りプランAで行こう!上鳴くん!八百万くん!」
    八百万「ええ!皆さん防御を!」

    八百万さんが絶縁体シートを創造し、私たちはその中に入る
    そして飯田さんが上鳴さんを掴み、警備ロボたちの中心へと投げ込んだ

    上鳴「よっしゃ!行くぜ…無差別放電…130万V!!」
    緑谷「…!?防御された!!」
    上鳴「なら…200万V!!」
    耳郎「バカ!そんなことしたら…アホになっちゃうだろ…」
    上鳴「…ウェーイ…」
    緑谷「…でも…おかげで警備マシンを止めることが…!」
    …!?止まってない…!?
    峰田「頑丈すぎだろ…!」
    飯田「仕方ない…行くぞ!緑谷くん!」
    緑谷「うん…!」
    メリッサ(…!フルガントレット…!)
    緑谷(ワン・フォー・オール…フルカウル……「フルガントレット」…!まずは30%の力で……SMAAAAAAAASH!!)

    緑谷さんのパンチで、ロボットが一斉に吹き飛ばされる

    飯田「よし!進むぞ!」
    麗日「デクくん何その腕!すごいね!」
    メリッサ「持ってきてたのね!」
    緑谷「…外し方わからなくて…」

  • 70水島 着理25/11/15(土) 18:18:17

    耳郎「…下の階から、警備マシンの駆動音多数…!」
    緑谷「上から音は…?」
    耳郎「ない!大丈夫!」
    飯田「よし!行こう!」

    〜138階・サーバールーム〜
    …!?…警備ロボがあんなに…!?
    飯田「くっ…罠か…!」
    緑谷「突破しよう!飯田くん!」
    メリッサ「待って!ここのサーバーに被害が出たら…警備システムにも影響が出るかも!」
    峰田「くそっ…どんだけいんだよ!?」
    八百万「…警備マシンは私たちが食い止めますわ!」
    飯田「緑谷くんはメリッサさんを連れて別のルートを探すんだ!」
    緑谷「…うん!メリッサさんお願いします!」
    メリッサ「…!お茶子さんと水島さんも一緒に来て!」
    わ…私も…!?
    麗日「…でも…!」
    飯田「頼む…麗日くん!水島くん!」
    麗日「…飯田くん……うん!」
    ……皆さん、どうか…ご無事で…!
    飯田「トルクオーバー…レシプロ…バースト!!」
    八百万「耳郎さん!砲台の砲手は任せますわ…!私は弾を創ります…!」
    峰田「ハーレムは譲らねぇかんな!!」

    ……!爆発音…
    麗日「水島さん!止まっちゃダメ!ここで私たちまで捕まったら、飯田くんたちが残った意味がなくなる!」
    …っ……はいっ…!

  • 71水島 着理25/11/15(土) 18:37:23

    緑谷「ここは…?」
    メリッサ「風力発電システムよ…タワーの中を進めば警備システムが待ち構えてるはず…だからここから一気に上層部へ向かうの!あの非常口まで行ければ…!」

    そう言ってメリッサさんは、上空を指差す

    緑谷「あんなところまで…!?」
    メリッサ「お茶子さんの、触れたものを無重力にする個性なら…それができる…!」
    麗日「…うん!任せて!
    ……私は…先に行ってます…!
    緑谷「水島さん…安全確認をお願い!」

    二人よりひと足先に、空を走って非常口まで到達する

    ……198階…あと少し──

    その時前方から、敵が迫ってくる。敵は腕を刃に変え、私に切りかかる
    粘液で壁を作り、当たる寸前に攻撃を止めた

    ソキル「チッ…この胸糞悪いガキ共が…!…!?」

    刃が刺さった壁を回転させ、敵の体制を崩す

    ……邪魔…しないで…!!
    ソキル「ぐっ…おぉおっ!?」

    回転させたまま、壁に向かって敵を吹き飛ばす。敵は壁を突き破って、階下へと落ちていった。空いた大穴から、緑谷さんたちが入ってくる

    緑谷「…!水島さん…!?大丈夫だった!?」
    ……へ…平気…です…!それより…もうすぐです…早く先に進みましょう…!

  • 72二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 18:54:37

    そういえばこの子の個性で出る粘液は粘度と規模を調整できればグリス代わりになるんじゃないか?
    オールマイトやデクのアーマード作成がほんの少し前倒しになったり若干コストダウン出来るかもしれない

    予備パーツ作る余裕出来るコストダウンと試運転し問題の洗い出しする時間ができれば
    アーマードオールマイトの稼げる時間が少し伸びるかもしれん

  • 73二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 19:33:40

    保守

  • 74水島 着理25/11/15(土) 19:36:33

    〜セントラルタワー・最上階〜
    緑谷「メリッサさん、制御ルームの場所は?」
    メリッサ「中央エレベーターの前よ」
    ……?…あっちに…誰かいますよ…!
    メリッサ「…!…パパ!?どうして最上階に…?」
    緑谷「敵に連れてこられて…何かをさせられてる…?」
    メリッサ「パパを助けないと…!」

    〜保管室〜
    デヴィット「…!コードを解除できた!1147ブロックへ!開くぞ!」
    サム「…やりましたね博士…!全て揃ってます!」
    デヴィット「ああ…ついに取り戻した……この装置と研究データだけは…誰にも渡さない…渡すものか…!」
    サム「プラン通りですね…敵たちも上手くやっているみたいです」
    デヴィット「ありがとう、彼らを手配してくれた君のおかげだ!サム!」
    メリッサ「……パパ…?」
    デヴィット「…!?メリッサ…」
    サム「サム「お嬢さん!?どうしてここに…!?」
    メリッサ「…手配したって…何?…もしかしてこの事件…パパが仕組んだの…?その装置を手に入れるために……そうなの?パパ…」
    デヴィット「…………そうだ…」
    メリッサ「…なんで…どうして?」
    サム「博士は奪われたものを取り返しただけです!機械的に個性を増幅させるこの画期的な発明を…!」
    緑谷「個性の増幅…?」
    …!
    《「…手筈通りの時間と場所で……「個性増幅装置」を…」》
    …あの時…話してた…?
    サム「まだ試作段階ですが…この装置を使えば薬品などとは違い、人体に影響を与えず個性を増幅することができます…しかし…この発明と研究データはスポンサーによって没収、研究そのものも凍結させられた…これが世界に公表されれば、超人社会の構造が激変する…!それを恐れた各国政府が圧力をかけてきたのです!だから…博士は……」
    ……研究を取り戻すために…敵を呼び込んで…?

  • 75水島 着理25/11/15(土) 19:42:59

    メリッサ「そんな…嘘でしょ…パパ…嘘だと言って!」

    デヴィット「嘘ではない!」

    メリッサ「……こんなのおかしいわ!私の知っているパパは絶対そんなことしない!なのにどうして…どうして!!」

    デヴィット「……オールマイトの為だ…!」

    ……オールマイトの…?

    デヴィット「おまえたちは知らないだろうが…彼の個性は消えかかっている…!」

    緑谷「…!」

    デヴィット「だが…私の装置があれば元に戻せる!いや…それ以上の能力を彼に与えることができる!No.1ヒーローが…平和の象徴が…再び光を取り戻すことが出来る!また多くの人達を救けることが出来るんだ!」

    緑谷(僕が…OFAを受け継いだから…!)

    オールマイトの力が失われていることを憂いて…博士は…

    デヴィット「頼む!オールマイトにこの装置を渡させてくれ!もう作り直してる時間は無いんだ!その後でなら私はどんな罰でも受ける覚悟も──」

    メリッサ「命懸けだった!」

    デヴィット「…!?」

    メリッサ「囚われた人達を救けようと…デクくんやクラスメイトのみんなが、ここに来るまでどんな目にあったと思ってるの!?」

    デヴィット「……どういうことだ?敵は偽物…全ては芝居のはず…」

    「もちろん芝居をしてたぜ?…偽物敵という芝居をな!」


    後ろから、パーティ会場にいた敵が現れる


    緑谷「あいつは…!」


    dice1d5=2 (2) (5以外で…)

  • 76水島 着理25/11/15(土) 19:53:08

    緑谷さんが敵に向かおうとした瞬間、金属が緑谷さんを縛り、壁に叩きつける

    私は咄嗟に、敵の懐に潜り込む。しかし、上から降り注ぐ金属によって、床に叩きつけられた


    …かはっ…!?

    メリッサ「デクくん!水島さん!!」

    ウォルフラム「少し大人しくしていろ…サム、装置は?」

    サム「こ…ここに!」

    デヴィット「…サム!?…まさか最初から…装置を敵に渡すつもりで…!?」

    サム「…だっ…騙したのは貴方ですよ…!長年貴方に仕えてきたというのに…あっさりと研究は凍結…!手に入れるはずだった栄誉…名声!…全てなくなってしまった…せめてお金ぐらい貰わないと…割が合いません…!」

    ウォルフラム「約束の謝礼だ」


    そう言って敵は、サムさんに向かって銃弾を放った


    メリッサ「…!サムさん…」

    サム「なっ…何故…?約束が違う…!」

    ウォルフラム「…約束?忘れたな……謝礼はこれだよ」


    dice1d2=2 (2)

  • 77水島 着理25/11/15(土) 20:01:18

    「リキッドフィールド」…!
    ウォルフラム「…?なんだこれは……」

    金属を押し除け、敵に向かって走る

    ウォルフラム「…!このガキ…!」

    相手は銃…でも……所詮個性を介していない「ただの銃」だ
    引き金を引くより早く、敵の目の前へと到達する

    ウォルフラム「なっ……」
    隙…だらけ…!

    敵の腹に、渾身の拳を叩き込む。よろめいた敵の頭に、追い討ちでかかと落としを決めた
    時間にして数秒、敵は、一瞬にして地面に倒れ伏した

  • 78二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 20:07:55

    そういえば防弾チョッキの素材にも粘液タイプがあるそうだが

  • 79水島 着理25/11/15(土) 20:16:06

    ……はぁ…はぁっ……
    緑谷(…水島さんのあの動き…ヒーロー殺しと戦った時と一緒だ……無駄なく…躊躇なく…壊す為の動き…!)
    ……メリッサさん…早く…制御ルームに───

    銃声が響くとともに、腹部に鋭い痛みが走る

    ……え…
    ウォルフラム「…調子に…乗るなよ…!このガキが…!」
    ………ああ…まただ………また私は…何も───

    メリッサ「水島さん!!」
    ウォルフラム「手間をかけさせやがって…博士を連れていけ!」
    緑谷「させるかああああああっ!!」
    ウォルフラム「調子に乗るなと…言っているんだ!」
    メリッサ「デクくん!」
    緑谷「メリッサさんは…早くみんなを…!」
    メリッサ「…!…ええ!」
    ウォルフラム「博士の娘を追え!」
    敵A「は…はい…!」
    緑谷「行かせない!」
    ウォルフラム「……チッ…警備システムを解除される…博士を連れてここから脱出するぞ!」
    緑谷「ま…待て!!」

    ─────
    オールマイト「…?電話…?どうしたメリッサ!」
    メリッサ『マイトおじ様!パパが敵に連れ去られて…デクくんが後を追って…!』
    オールマイト「大丈夫…!私が、行く!!」

    ──────
    ………行かないと…救けに……行かないと…

  • 80水島 着理25/11/15(土) 20:35:36

    〜セントラルタワー・屋上〜
    ウォルフラム「警備システムが再起動し切る前に出るぞ!」
    デヴィット「私を……殺せ…!」
    ウォルフラム「もう少しだけ罪を重ねよう…その後で望みを叶えてやる」
    緑谷「待て…!…っ…博士を返せ…!」
    ウォルフラム「なるほど!悪事を犯したこの男を捕らえにきたのか!?」
    緑谷「違う…!僕は博士を…救けにきたんだ!!」
    ウォルフラム「犯罪者をか!?」
    緑谷「僕は、皆を救ける!博士も救ける!」
    ウォルフラム「おまえ何言ってんだ!?」
    緑谷「うる…さい!ヒーローはそうするんだ…!困ってる人を救けるんだ!!」
    ウォルフラム「どうやって?」
    緑谷「…!」

    敵が、博士に銃を向けた

    ウォルフラム「まったく…ヒーローってのは不自由だよなあ!たったこれだけで身動き────」
    こうやって…救けるんだよ……
    ウォルフラム「…!?」

    水島さんが、敵の背後から銃を弾き飛ばす。200階から回り込んで来たらしい

    ウォルフラム「くそっ……この死に損ないが……!!」
    緑谷「水島さん!危ない!!」
    「もう大丈夫!何故って?」
    緑谷「…!」

    声とほぼ同時に、敵に向かって何かが通り過ぎていく。あれは…あの姿は…

    オールマイト「私が来た!!」

  • 81水島 着理25/11/15(土) 20:48:05

    オールマイト「親友を返してもらうぞ!敵よ!!」

    オールマイトが博士を救出する

    オールマイト「水島少女!離れろ!」
    …はい…!
    敵A「ボス!アイツヘリを…!」
    ウォルフラム「…!」

    数秒後、ヘリが爆発する。オールマイトがヘリを破壊したらしい

    メリッサ「皆!…!パパ!!」
    デヴィット「…メ…メリッサ……」
    オールマイト「もう大丈夫だ…!」
    緑谷「…よ…よかった…」
    デヴィット「…オールマイト……私は───」

    突如オールマイトが、金属の塊に吹き飛ばされ、博士が鉄筋に捕らえられる
    博士が引き寄せられていく方を見ると、巨大な鉄の塊が聳え立っていた

    ウォルフラム「サムめ……オールマイトは個性が減退して……往年ノ力ハナクナッタトカ言ッテタクセニ…!」
    ……!博士の個性増幅装置を…!
    オールマイト(…!SHIT…時間が…!)

    敵はタワーの金属を取り込み、みるみる内に巨大化していく

    ウォルフラム「サスガデヴィット・シールドノ作品…個性ガ活性化シテイクノガワカル…!!ハハハ…!イイゾコレハ…イイ装置ダ!!」
    メリッサ「こ…これが…パパの作った装置の力…?」
    ウォルフラム「サァテ…装置ノ価値ヲ吊リ上ゲル為ニモ…オールマイトヲブッ倒スデモンストレーショント行コウカ!」

  • 82水島 着理25/11/15(土) 20:58:58

    緑谷「水島さん!メリッサさんを!」

    はい…!


    メリッサさんを抱え、入り口まで避難させる。敵の攻撃が、オールマイトに向かって飛んでいく


    オールマイト「ぐぅっ…!」

    緑谷(オールマイト…やっぱりそうだ…活動限界なんだ…!)

    ウォルフラム「ハハハハハハハハ!!」

    オールマイト「…グハァッ…!」

    ウォルフラム「サッサト潰レチマエェ!!」

    緑谷「オールマイトォ!!」


    金属の塊が、凍結によって凍らされる


    ウォルフラム「…?」

    爆豪「くたばりやがれ!!クソ敵が!!」

    緑谷「…!轟くん…かっちゃん!!」

    爆豪「…っ…!…あんなクソダセェラスボスに、何やられてんだよ!えぇ!?オールマイト!!」

    轟「今のうちに…敵を!!」

    芦戸「やっちゃって!オールマイト!」

    芦戸さん…!…皆さん…!

    切島「金属の塊は俺たちが引き受けます!」

    飯田「八百万くん!ここは頼む!」

    オールマイト「…教え子たちにこうも発破をかけられては…!限界だなんだと言ってられないな…!限界を超えて…更に…向こうへ!そう!Plus Ultraだ!!」


    この後 dice1d100=12 (12)

    1~99.原作通り、Wデトロイトスマッシュでフィニッシュ

    100.???

  • 83水島 着理25/11/15(土) 21:17:32

    オールマイトが金属の塊を破壊しながら敵の目の前まで近づく

    オールマイト「観念しろ!敵よ!!」

    そして、その拳を────振るうその瞬間、オールマイトが金属のワイヤーに捕らえられる

    オールマイト「…!?くっ…この程度…!」
    ウォルフラム「観念シロ?ソリャオマエダ…オールマイト!」
    オールマイト(なんだ…!?このパワーは…!この力は…「筋力増強」…!個性の複数持ち……まさか…!)
    ウォルフラム「コノ強奪計画ヲ練ッテイル時…「アノ方」カラ連絡ガ来タ!「是非トモ協力シタイ」ト言ッタ…何故カト聞イタラ…アノ方ハコウ言ッタヨ!」
    《AFO「オールマイトの親友が悪に手を染めると言うのなら…是が非でもそれを手伝いたい!その事実を知ったオールマイトの、苦痛に歪む顔が見られないのが残念だけれどね」》
    オールマイト「…オール・フォー…ワン…!」
    ウォルフラム「ヨウヤクニヤケ面ガ取レタカ!!ハハハハハハハハ!!」

    敵はオールマイトを吹き飛ばし、金属の塊で四方八方から潰す

    ウォルフラム「サラバダオールマイトォオ!!」

    そして、金属でオールマイトを串刺しにした
    皆が呆然とする中、ただ一人だけ……彼を救けようと飛び出していった人間がいた

    緑谷「「デトロイト……SMAAAAAASH!!」」
    ウォルフラム「…!アノガキ…!」
    オールマイト「ゴホッ……緑谷少年!そんな身体で…なんて無茶な!」
    緑谷「…だって…困ってる人を救けるのが…ヒーローだから!!」
    オールマイト「…!…ハハハ…ありがとう!確かに今の私は…ほんの少しだけ困っている!手を貸してくれ!緑谷少年!」
    緑谷「…はい!」
    オールマイト「いくぞ!」
    緑谷「はい!!」

  • 84水島 着理25/11/15(土) 21:27:03

    ウォルフラム「クッ…クタバリ損ナイトガキガ…!ゴミノ分際デ…往生際ガ悪ィンダヨ!!」
    爆豪「っ…そりゃ…テメェだろうがあ!!」
    轟「邪魔は…!」
    させ…ない…!!

    オールマイトと緑谷さんの行く道を、私たちで切り拓く

    ウォルフラム「クソッ…邪魔ダァァァア!!」
    芦戸「…!?なに…あれ…!」
    八百万「あんな巨大なものを落とされたら…!」
    轟「…大丈夫だ…」
    …はい……あの…二人なら…

    オールマイト「目の前にあるピンチを…全力で乗り越え…!!」
    緑谷「人々を…全力で救ける!!」
    オールマイト「それこそが!」
    緑谷「ヒーロー!!」
    ウォルフラム「タワーゴト潰レチマエェ!」
    緑谷・オールマイト「「ダブル…デトロイト…SMAAAAAAASH!」」
    ウォルフラム「グァ……アァ…!」
    緑谷「更に…」
    オールマイト「向こうへ!!」
    「「Puls Ultra!!!!!」」
    ウォルフラム「ッ…グアアアアアアアアアッ!!」

    飯田「………やったのか…?」
    峰田「やったんだ…敵をやっつけたんだ…!」
    ………はは…ほ…本当に…すごいや…緑谷…さ────
    芦戸「…!?水島!?水島!!」

  • 85水島 着理25/11/15(土) 21:42:03

    ………んんっ…あ…あれ…ホテルじゃない……病院…?
    芦戸「水島起きたぁ!!」
    ひゃあああっ!?あ…芦戸さん!!
    芦戸「心配してたんだよ!?あの後急に倒れてさぁ!」
    ………あの後?…あっ…緑谷さんたちは…?
    芦戸「…皆無事だよ!水島も撃たれてたらしいんだけど…粘液で傷口覆ってたから傷が広がらずに、大した怪我じゃないってさ!しばらくの間ちょっと痛むらしいけど!」
    …なるほど…芦戸さんたちも……無事でよかったです…
    芦戸「…?水島…なんか前よりハキハキ喋るようになった?」
    え?…そ…そう…ですか…?
    芦戸「…んー…気のせいかな?まぁいいや!それより、起きたらもう外出ていいってお医者さん言ってたから、行こ!」
    へ!?ど…どこにですか…!?

    瀬呂「昨日は焦ったぜ…」
    蛙吹「そんなことが…緑谷ちゃん達…大変だったのね」
    芦戸「皆ー!水島連れてきたー!」
    オールマイト「お!水島少女が来た!!」
    …皆さん…?オールマイト…?…あ…あの……これから何を…?
    オールマイト「昨日のお礼と…サプライズを兼ねてね!バーベキュー!費用は私持ちだ!ジャンジャン食べなさい!」
    上鳴「うおお!」
    峰田「やったぜーー!!」
    オールマイト「今日のI・エキスポ一般公開も、楽しんできなさい!」
    「「「はーーい!!」」」

    と言うことでI・エキスポ一般公開、誰と何をするか↓3つ募集

  • 86二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 22:50:15

    女子陣でヴィランアタック挑戦

  • 87二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 23:01:56

    デクにオールマイトとの共闘の感想聞くのと2人で先の一件の振り返り

  • 88二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 23:04:51

    あしどに楽しんでいるか聞いていると後ろにいた切島と上鳴が怪我で心配する
    怪我したことに情けないと煽る爆豪
    それに対しあしどが3位の言うことなんて聞かなくていいと言ったらブチギレられ、今から勝負しようとするが上鳴、切島に止められる

  • 89二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 23:13:22

    >>88

    訂正

    あしどが水島に楽しんでいるか尋ねていたらあしどと一緒にいた切島、上鳴に怪我のことを心配される


    爆豪が体育祭のリベンジマッチを要求する

  • 90水島 着理25/11/15(土) 23:33:05

    芦戸「皆ー!アレやろ!アレ!」

    八百万「敵アタック…ですか?」

    芦戸「うん!昨日の私は28秒!超えられるかなー!?」

    蛙吹「なるほど…タイムアタックね、面白そうだわ」

    葉隠「いっちょやったりますか!」

    ……あれ…これ…私もやる流れじゃ……

    芦戸「そうだよ!水島もやろ!私も昨日の記録更新狙うよー!」

    ひ…ひええぇ…


    最終結果

    水島 dice1d10=3 (3) +10秒

    八百万 dice1d10=1 (1) +10秒

    芦戸 dice1d10=9 (9) +15秒

    麗日 dice1d10=7 (7) +15秒

    蛙吹 dice1d10=3 (3) +15秒

    耳郎 dice1d10=5 (5) +30秒

    葉隠 dice1d10=1 (1) +30秒

    (+は機動力補正です)

  • 91二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 23:35:22

    >>90

    強いなヤオモモ

  • 92水島 着理25/11/15(土) 23:37:40

    ……やぁっ…!!
    『クリアタイム13秒!現在2位です!』

    芦戸「と言うことで1位は…ヤオモモー!!」
    …さ…流石ですね…八百万さん…
    八百万「ありがとうございます…水島さん」
    芦戸「と言うことでカフェでお昼がてら上鳴たち冷やかしにいこー!」
    耳郎「そういや今日もバイトなんだっけアイツら…」
    芦戸「さっきビリだった人が奢りねー!」
    耳郎「え…聞いてないんだけど!!」
    葉隠「パンケーキ頼もー!」
    芦戸「おー!!」
    耳郎「ちょっと!?」

    (本日はここまでです…!)

  • 93二次元好きの匿名さん25/11/16(日) 07:43:12

    みんな楽しんで帰れよ!

  • 94二次元好きの匿名さん25/11/16(日) 08:25:14

    >>92

    八百万…

    轟との試験で自信を取り戻したんやな

  • 95二次元好きの匿名さん25/11/16(日) 08:27:24

    >>92

    あの場に爆豪いたらヤオモモに勝負挑んできそう

  • 96水島 着理25/11/16(日) 10:20:02

    耳郎「加減してよ…?」
    芦戸「わかってるわかってる!」
    蛙吹「上鳴ちゃんたち、大変そうね」
    葉隠「大盛況だねー!」
    切島「お!おまえらも来たのか!らっしゃい!」
    麗日「切島くん!?なんでカフェの制服着てるの?」
    切島「あんまりにも忙しいらしいから、臨時で手伝いに入ったんだ!俺と飯田と……アイツも…」
    八百万「あいつ…?……ああ、なるほど…」
    爆豪「…んで俺がこんなこと…」
    飯田「しっかり労働に励むんだぞ!」
    爆豪「っせえ!わーってらぁ!」
    切島「そういや水島、腹撃たれたって聞いたが…動いてて大丈夫なのか?」
    上鳴「傷口開いたりとかしねえ?あんま無理なすんなよ…?」
    お…お構いなく……私は大丈夫ですから…
    芦戸「水島すごいんだよー!怪我した状態で敵アタックして、昨日の轟よりタイム早かったんだから!」
    爆豪「あ!?」
    …え?
    爆豪「おいクソチビ…テメェ…もう十分元気そうだなぁ?」
    …ひ…ひぇ……そっ…そんなことは……
    爆豪「テメェには体育祭の借りがある…今ここで俺と───」
    上鳴「やめろアホ!水島怪我してんだぞ!!」
    爆豪「離せや!アホはテメェだろうが!」
    ……じ…耳郎さん!これ…私が頼んだ分のお金です…!ごっ…ごちそうさまでした!!
    耳郎「あちょっ…水島!」
    爆豪「逃げんなやクソチビがぁ!!」

  • 97水島 着理25/11/16(日) 13:27:06

    …はぁ…はぁ……あ…あれ…?……ここ…どこ…?ま…まさか…迷っ──
    緑谷「水島さん?」
    わああああああああああっ!?
    緑谷「わあああああっ!?」

    …み…緑谷さん……すみません…叫んじゃって……あの…ここは…
    緑谷「メリッサさんが通ってるアカデミーだよ。フルガントレットを使用したデータを取りたいって、メリッサさんが言って…僕はその帰り」
    そ…そうなんですね……よかった…知ってる人がいて……
    緑谷「水島さん、傷は大丈夫?」
    はい…撃たれた傷はもう……
    緑谷「そっか…よかった」
    …緑谷さんも…怪我…大丈夫ですか?
    緑谷「うん、僕も大丈夫!…ねえ、水島さん」
    …?
    緑谷「昨日の敵との戦いで…何か思い出したこと、ない?」
    ……!…どうして…
    緑谷「動きがヒーロー殺しの戦いの時より数段早くなってた。これは憶測なんだけど…記憶が戻ると、それに比例して戦闘能力も上がる…というか戻っていくんじゃないかなって…」
    ………昨日の私は…真似…したんです。記憶の中にある…「お姉ちゃん」の戦い方を…
    緑谷「…水島さんのお姉さん?」
    ………個性の使い方も戦い方も…その人から教わって……
    緑谷「……なるほど…また何か思い出したら、僕に教えてよ。力になれるかもしれないし!」
    ……いいんですか…?…巻き込むかも…しれないのに…
    緑谷「僕もOFAの件で巻きこんじゃってるし…困っている人を救けるのが、ヒーローだから!」
    ……!…ありがとう…ございます…

  • 98水島 着理25/11/16(日) 13:52:09

    『本日は閉園となります。ご来場いただき、ありがとうございました』

    芦戸「あー…楽しかったぁ!!水島はどうだった!?」

    は…はい…私も楽しかったです…!

    芦戸「それならよかった!…んー…!明日から合宿かぁ…!頑張ろうね!水島!」

    はいっ…!


    ……それにしても、お姉ちゃん…か……会ってみたい…な


    〜そして翌日、合宿当日〜

    と!

    物間「えっ?A組補修いるの!?つまり赤点取った人がいるってこと!?ええ!?おかしくない!?A組はB組よりずっと優秀なはずなのにぃ!?あれれれれぇ!?」

    …ひえぇ…

    拳藤「せいっ!…ごめんな〜」

    柳「物間怖っ」

    取蔭「体育祭じゃなんやかんやあったけど、まァよろしくね。A組」

    小大「ん」

    峰田「よりどりみどりかよ…!」

    切島「おまえダメだぞ、そろそろ」

    飯田「A組のバスはこっちだ!席順に並びたまえ!」


    隣は…dice1d20=3 (3)

  • 99水島 着理25/11/16(日) 13:55:25

    相澤「1時間後に1回止まる。その後はしばらく…」
    飯田「席は立つべからず!べからずなんだ皆!」
    上鳴「音楽流そうぜ!夏っぽいの!チューブだチューブ!」
    切島「バッカ夏といやキャロルの夏の終わりだぜ!」
    上鳴「終わるのかよ」
    葉隠「ポッキーちょうだい!」
    芦戸「ねえポッキーをちょうだいよ!」
    相澤(…まぁいいか…わいわいできるのも…今のうちだけだ…)

    バスで蛙吹さんと話すこと↓2つ募集

  • 100二次元好きの匿名さん25/11/16(日) 14:46:38

    蛙吹が職場体験で会った上司のセルキーが可愛いことを話す

  • 101二次元好きの匿名さん25/11/16(日) 14:50:21

    風呂の時峰田に覗かれるか心配する水島と安心づける梅雨ちゃん

  • 102水島 着理25/11/16(日) 15:48:57

    蛙吹「着理ちゃん、合宿楽しみね」
    そ…そう…ですね……
    蛙吹「緊張しているのかしら?」
    …は…はい…合宿って何やるかわかりませんし…
    蛙吹「……ケロ、緊張を解しましょう。これ、私の職場体験先だったセルキーさんよ」
    ……わ…アザラシ……かわいい…ですね……
    蛙吹「でしょう?」
    ごめんなさい…気を遣ってもらって…ありがとうございます…蛙吹さん…

    芦戸「ねーねー水島ー!肝試し楽しみだよねー!」
    あっ…えっと…は…はい…!
    峰田「風呂だろ風呂!」
    芦戸「…峰田、覗いたりしたら袋叩きだからね」
    峰田「しっ…しねーよ!」
    覗っ……
    蛙吹「大丈夫よ着理ちゃん。峰田ちゃんが来ても着理ちゃんのこと、守ってあげるからね」
    は…はいぃ…

  • 103水島 着理25/11/16(日) 15:56:24

    〜1時間後〜
    相澤「ここで休憩だ」

    バスが止まったのは、何もない広場のような場所だった

    瀬呂「つか何ここ…パーキングじゃなくね?」
    ……あれ…?B組は…?
    峰田「ト…トイレは…」
    相澤「なんの目的もなく、では意味が薄いからな」
    「よーう!イレイザー!」
    相澤「ご無沙汰しております」
    マンダレイ「煌めく眼でロックオン!」
    ピクシーボブ「キュートにキャットにスティンガー!」
    「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!」」
    相澤「今回お世話になるプロヒーロー、「プッシーキャッツ」のみなさんだ」
    緑谷「連名事務所を構える4人1チームのヒーロー集団!山岳救助などを得意とするベテランチームだよ!キャリアは今年でもう12年にもなる──」
    ピクシーボブ「心は18!!」
    緑谷「へぶっ!」
    マンダレイ「ここら一帯は私らの所有地なんだけどね…あんたらの宿泊施設はあの山の麓ね」
    「「遠っ!!」」
    麗日「え…?じゃあなんでこんな半端なとこに…」
    瀬呂「…バス…戻ろうか…な?早く…」
    マンダレイ「今はAM9:30…早ければぁ…12時前後かしら」
    切島「ダメだ…おい…バスに戻れ!早く!」
    ピクシーボブ「12時半までに辿り着けなかったキティはお昼抜きね」
    相澤「悪いね諸君、合宿はもう…始まってる」

    巨大な土流によって、私たちは森へと落とされる

    マンダレイ「私有地につき個性の使用は自由だよ!今から3時間!自分の足で施設までおいでませ!この…「魔獣の森」を抜けて!」

  • 104水島 着理25/11/16(日) 16:08:14

    緑谷「魔獣の森……?」

    上鳴「なんだそのドラクエめいた名称は…雄英こういうの多すぎだろ…」

    砂藤「文句言ってもしゃあねえよ…行くっきゃねえ」

    峰田「耐えた…オイラ耐えたぞ……ん?」

    土魔獣『…………』

    上鳴・瀬呂「「マジュウだーーーーー!?」」

    峰田「…あっ…」

    口田「静まりなさい、獣よ。下がるのです…!」


    口田さんが、現れた獣を操ろうとする、しかし、獣は躊躇いなく腕を振り上げた


    …!…口田さんを…救けないと…!


    マンダレイ「しかし無茶苦茶なスケジュールだね、イレイザー…」

    相澤「まァ…通常2年前期から修得予定のモノを前倒しで取らせるつもりで来たので、どうしても無茶は出ます。緊急時における個性行使の限定許可証、ヒーロー活動認可資格…その仮免。敵が活性化し始めた今、彼らにも…自衛の術が必要だ」

    ピクシーボブ(…!土魔獣が…)

    相澤「では引き続き頼みます。ピクシーボブ」

    ピクシーボブ「くぅ…お任せ!逆立ってきたぁ!!」

    マンダレイ「洸汰、行くよ」

    洸汰「………下らん…」


    緑谷「行くよ!みんな!」

    「「「おう!」」」


    dice1d5=2 (2)

    1~4.無事に到着

    5.???

  • 105水島 着理25/11/16(日) 16:14:09

    〜PM 5:20〜
    ピクシーボブ「やーっと来たにゃん。とりあえず…お昼は抜くまでもなかったね」
    …はぁ……はぁ…
    瀬呂「何が「三時間」ですか…」
    切島「腹へった…死ぬ…」
    マンダレイ「悪いね、私たちならって意味、アレ」
    砂藤「実力自慢のためか…やらしいな…」
    ピクシーボブ「ねこねこねこ…でも正直もっとかかると思ってた!私の土魔獣が思ったより簡単に攻略されちゃった、いいよ君ら……特にそこの4人と…そこの女の子、躊躇のなさは経験によるものかしらん?3年後が楽しみ!ツバつけとこー!」
    …!?
    相澤「マンダレイ…あの人…あんなでしたっけ…」
    マンダレイ「彼女焦ってるの。適齢期的なアレで」
    緑谷「適齢期と言えば…」
    ピクシーボブ「と言えばて!」
    緑谷「ずっと気になってたんですが…その子はどなたかのお子さんですか?」
    マンダレイ「ああ、違う。この子は私の従甥だよ。洸汰!挨拶しな。1週間一緒に過ごすんだから…」
    緑谷「あ、僕雄英高校ヒーロー科の緑谷!よろしくね」
    洸汰「…………ふんっ」
    緑谷「…!?…きゅう…」
    飯田「緑谷くん!おのれ従甥!何故緑谷くんの陰嚢を!」
    洸汰「ヒーローになりたいなんて連中とつるむ気はねえよ」
    飯田「つるむ!?いくつだ君!」
    爆豪「マセガキ」
    轟「おまえに似てねえか?」
    爆豪「あ?似てねえよ、つーかてめぇ喋ってんじゃねえぞ舐めプ野郎…」
    轟「悪い」
    相澤「茶番はいい。バスから荷物降ろせ。部屋に荷物を運んだら食堂にて夕食、その後入浴で就寝だ。本格的なスタートは明日からだ。さァ早くしろ」

  • 106水島 着理25/11/16(日) 16:23:52

    〜夕食〜

    い…いただきます…!

    瀬呂「へー、女子部屋は普通の広さなんだな!」

    芦戸「男子の大部屋みたい!ねえねえ!後で見に行ってもいい!?」

    瀬呂「おー!来い来い!」

    切島「美味しい!米美味しい!」

    上鳴「五臓六腑に染み渡る!ランチラッシュに匹敵する粒立ち!いつまでも噛んでいたい!!……土鍋!?土鍋ですか!?」

    ピクシーボブ「うん…つーか…腹減りすぎて妙なテンションなってんね…まー色々世話焼くのも今日だけだし、食べれるだけ食べな!」

    マンダレイ「あ、洸汰。そのお野菜運んどいて」

    洸汰「フン……」


    〜入浴〜

    芦戸「気持ちいねー!」

    耳郎「温泉あるなんてサイコーだわ…」

    ……?

    葉隠「ん?水島ちゃんどうしたの?」

    …いえ…向こうが騒がしい気がして……

    蛙吹「……向こうは…男子風呂ね……まさか…」

    峰田『壁とは越えるためにある!!Puls Ultra!!』

    芦戸「峰田だーー!!」

    八百万「こっちに登って…!?」

    葉隠「……あ、洸汰くん」

    洸汰「ヒーロー以前に、ヒトのあれこれから学び直せ」

    峰田『くそガキイイイイイイ!?』

    蛙吹「やっぱり最低ね、峰田ちゃん」

    芦戸「ありがと洸汰くーん!」


    dice1d5=2 (2)

    1~4.向こうに…

    5.こっちに…!?

  • 107水島 着理25/11/16(日) 16:28:48

    洸汰「…!?わ…わああああああっ!?」
    芦戸「こ…洸汰くん!?大丈夫!?」
    緑谷「大丈夫!僕がちゃんとキャッチしたよ!とりあえず、マンダレイのところ連れていくね!」
    …よ…よかった……

    〜女子部屋〜
    八百万「では…そろそろ寝ましょうか」
    芦戸「ちょーっと待ったあ!」
    蛙吹「どうしたの?三奈ちゃん」
    芦戸「合宿の夜といえば…恋バナでしょーが!!」
    麗日「そ…そうなの?」
    耳郎「いや明日も早いんだから早く寝たほうが良いって…」
    芦戸「えー!?恋バナしたーい!なんでもない話でも強引に恋に結びつけたーい!!」
    葉隠「傍迷惑だね」
    芦戸「したいしたい!恋バナしたーい!!」
    ……ふぁ……あ…あしどさん……明日…起きられないと……相澤先生に…なんて言われるか…
    芦戸「…!…おやすみ!!」
    …はい…おやすみなさい…
    耳郎(水島…芦戸の扱い方上手いな……)

  • 108水島 着理25/11/16(日) 16:33:09

    〜合宿2日目・AM5:30〜
    …ふあ…ぁあ……眠い…
    相澤「おはよう諸君、本日から本格的に強化合宿を始める。今合宿の目的は全員の強化及び仮免の取得…具体的になりつつある敵意に立ち向かう為の準備だ。心して臨むように。というわけで…爆豪」
    爆豪「あ?」
    相澤「こいつを投げてみろ」
    爆豪「あ?…これ…体力テストの…ボール投げ?」
    相澤「入学直後の記録は705.2m…どんだけ伸びてるかな」
    芦戸「成長具合か!」
    瀬呂「この3ヶ月色々濃かったからな!1kmとか行くんじゃねーの!?」
    爆豪「んじゃ…よっこら……くたばれ!!」
    ……くたばれ…?

    相澤「………709.6m」
    瀬呂「あれ…?思ったより…」
    相澤「約3ヶ月間、様々な経験を経て、確かに君らは成長している。だがそれはあくまでも精神面や技術面…あとは多少の体力的な成長がメインで…個性そのものはそこまで成長していない…だから…今日から君らの個性を伸ばす。死ぬほどキツいがくれぐれも…死なないように」

    (今日夜できません…!本日はここまでです…!)

  • 109二次元好きの匿名さん25/11/16(日) 19:01:56

    遂に合宿か…どうなる…

  • 110二次元好きの匿名さん25/11/16(日) 22:12:56

    保守

  • 111二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 01:48:41

    またAIイラストがくるのを楽しみにしています

    >>56

  • 112水島 着理25/11/17(月) 02:02:26

    正装着理ちゃん
    これの腹部が撃ち抜かれました

  • 113二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 08:41:36

    保守

  • 114水島 着理25/11/17(月) 09:32:41

    ということで、合宿の訓練で何をするか↓3つ募集

  • 115二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 09:35:23

    粘液を利用した対衝撃技の開発

  • 116二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 09:37:27

    戦闘中スーツがボロボロになって恥ずかしいから戦えないとかいっていられないから
    粘液を身にまといスライムスーツみたいにできないか試行錯誤

  • 117二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 09:45:09

    芦戸と特訓

  • 118二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 10:25:45

    >>112

    あら可愛

  • 119水島 着理25/11/17(月) 12:34:59

    合宿の目的が「個性の強化」なので技の開発系は後日、とりあえず>>117採用します

    原作芦戸の特訓内容が「断続的に酸を出し続けることによる皮膚の強度の強化」なので、水島の特訓内容は「粘液を出し続けることで粘液の粘度の強化及び脱水の軽減」、芦戸の方を原作のに加え「酸の粘度・溶解度の強化」とします

  • 120水島 着理25/11/17(月) 13:10:07

    相澤「切島、尾白、芦戸…それと水島、おまえらはこっちだ」
    尾白「俺たちの特訓内容は何ですか?」
    ラグドール「それはあちきから!」
    芦戸「ラグドール!」
    ラグドール「ざっと4人を見た結果…切島くんと尾白くん、芦戸ちゃんと水島ちゃんペアで特訓してもらうことにしたよ!」
    相澤「芦戸と水島はお互いに個性を出し合うことによって水島は粘度の強化と脱水の軽減、芦戸は皮膚の強化と酸の溶解度を強化する算段だ」
    芦戸「なーる!水島、頑張ろ!」
    は…はい…!
    相澤「尾白と切島だが…尾白、尻尾で切島を殴れ」
    尾白「!?」
    ラグドール「それを切島くんが「硬化」でガードするとこで、切島くんは硬度の強化、尾白くんは「尻尾」の威力強化を測ろうってわけ!」
    尾白「あぁ…そういう…」
    切島「しゃア!尾白、ばっち来い!」
    相澤「経験は糧にしないと意味がない。この合宿で君らが一段と力を付けることを願ってるよ」
    「「「「はい!」」」」

  • 121水島 着理25/11/17(月) 13:15:10

    〜PM4:00〜

    ピクシーボブ「さぁ昨日言ったね!「世話焼くのは今日だけ」って!」

    ラグドール「己で食う飯くらい己でつくれ!カレー!!」

    「「イエッサ…」」

    ラグドール「アハハハハ全員全身ブッチブチ!だからって雑なネコマンマは作っちゃダメね!」

    飯田「…確かに…災害時など避難先で消耗した人々の腹と心を満たすのも救助の一環…さすが雄英、無駄がない!世界一旨いカレーを作ろうみんな!」

    相澤(飯田便利…)


    芦戸「轟ー!こっちも火ィちょーだい!」

    瀬呂「爆豪、爆発で火ィつけれね?」

    爆豪「つけれるわクソが!」

    …ば…爆豪さん……

    切島「爆ぜたな」

    爆豪「うっせぇ!」

    八百万「皆さん!人の手を煩わせてばかりでは火の起こし方も学べませんよ!」

    轟「いや…いいよ」

    麗日「わー!ありがとー!!」

    芦戸「燃えろー!燃やし尽くせー!」

    麗日「尽くしたらあかんよ…?」


    dice1d3=1 (1) (3で…)

  • 122水島 着理25/11/17(月) 13:24:17

    「「いただきまーす!」」
    ……美味しい…
    切島「店とかで出たら微妙かもしれねーけど…この状況も相まってうめー!」
    瀬呂「言うな言うな!ヤボだな!」
    芦戸「ヤオモモがっつくねー!」
    八百万「ええ、私の個性は脂質をさまざまな原子に変換して創造するので、沢山蓄えるほど沢山出せるのです」
    瀬呂「…うん─」
    耳郎「食事中だ!」
    瀬呂「すいません!!」
    洸汰「何が個性だ…本当…下らん…!」
    緑谷「……………」

    〜女子部屋〜
    麗日「いや〜…キツいね…!」
    耳郎「まだ耳痛い…」
    葉隠「切島くんたちこれから補修なんだっけ?」
    芦戸「大変そうだよねー…補修なんなくてよかったあ!」
    八百万「明日に備えて早めに就寝いたしましょうか」
    で…ですね…
    蛙吹「じゃあ皆、おやすみなさい」

    ───────
    「疼く…疼くぞ…早く行こうぜ…!」
    「まだ尚早…それに、派手なことはしなくていいって言ってなかった?」
    荼毘「ああ…急にボス面始めやがってな…今回はあくまで狼煙だ。虚に塗れた英雄たちが地に堕ちる…その輝かしい未来の為のな」
    ……今…会いに行くよ……着理

  • 123水島 着理25/11/17(月) 14:44:54

    トガ「ていうか、これ嫌。可愛くないです」
    マスタード「裏のデザイナー・開発者が設計したんでしょ。見た目はともかく理には適ってるハズだよ」
    トガ「そんなこと聞いてないです。可愛くないって話です」
    もうちょっとおしゃれに作って欲しいよねー
    トガ「ラックちゃんはわかってくれますか!」
    男の子はこういうの疎いからねー?
    マスキュラー「どうでもいいから早くやらせろ…ワクワクが止まんねえよ…」
    荼毘「黙ってろイカレ野郎共、まだだ…決行は…11人全員揃ってからだ」
    マグネ「おまたー♪」
    ムーンフィッシュ「仕事…仕事…」
    荼毘「威勢だけのいいチンピラをいくら集めたところでリスクが増えるだけだ…やるなら経験豊富な少数精鋭。まずは思い知らせろ…てめェらの平穏は俺たちの掌の上だということを…」

    ─────
    〜3日目〜
    芦戸「水島!いっくよー!」
    は…はい…!
    芦戸「てやあああああっ!」
    く…うぅっ……っ…
    芦戸「…!水島、大丈夫?」
    ご…ごめんなさい……水…貰います……
    相澤(…水島着理…体育祭や期末テストで見せた個性の扱いや戦い方はプロ顔負けだった……しかし、普段のヒーロー基礎学なんかだと…悪いとは言わないが、それと比べりゃ大幅に劣っている……隠しているってわけでもなさそうだが…いったい……)
    あ…芦戸さん…もう一回お願いします…!

  • 124水島 着理25/11/17(月) 14:52:29

    相澤「補修組、動き止まってるぞ」
    切島「っ…オッス…!」
    瀬呂「すいませんちょっと…眠くて…」
    砂藤「昨日の補習が…」
    相澤「だから言ったろキツイって。砂藤は容量が直接死活に関わる。容量を増やすには反復して使い続けるのが基本」
    砂藤「おぅ…」
    相澤「瀬呂容量に加え、テープの強度、射出速度の強化…切島は筋力と硬度を上げることで相乗効果を狙う」
    切島「っス…!」
    相澤「そして何より期末で露呈した立ち回りの脆弱さ!おまえらがなぜ他より疲れているか、その意味をしっかり考えて動け!麗日!青山!おまえらもだ。赤点こそ逃れたがギリギリだったぞ。30点がラインだとして35点くらいだ」
    麗日「ギリギリ…!」
    青山「心外☆」
    相澤「気を抜くなよ、皆もダラダラやるな。何をするにも原点を常に意識しとけ。向上ってのはそういうもんだ。何の為に汗かいて、何の為にこうしてグチグチ言われるか、常に頭に置いておけ」
    (…原点…私の……)
    緑谷「そういえば相澤先生、もう三日目ですが…」
    相澤「言ったそばからフラっとくるな」
    緑谷「今回オールマイト…あ、いや他の先生方って来ないんですか?」
    相澤「合宿前に行った通り、敵に動向を悟られぬよう人員は必要最低限
    ラグドール「よってあちしら4人の合宿先ね!」
    相澤「そして特にオールマイトは敵側の目的の一つと推測されている以上、来て貰うわけにはいかん…良くも悪くも目立つからこうなるんだあの人は…」
    緑谷(悪くもの割合デカそう…)
    ピクシーボブ「ねこねこねこ…それより皆!今日の晩はねぇ…クラス対抗肝試しを決行するよ!しっかり訓練した後にはしっかり楽しいことがある!ザ!アメとムチ!」
    芦戸「おお!ほんとにやるんだぁ!!」
    耳郎「怖いのマジやだぁ…」
    常闇「闇の狂宴…」
    鱗「イベントらしい事もやってくれるんだ」
    物間「対抗ってところが気に入った…」
    虎「というわけで…今は全力で励むのだぁ!!」
    「「イエッサァ!!」」
    緑谷(原点…オールマイト…)

  • 125水島 着理25/11/17(月) 14:58:46

    〜PM4:00〜
    …緑谷さん…オールマイトについて聞いてましたけど…
    轟「なんか聞きてえことでもあったのか?」
    緑谷「轟くん、水島さん、ああ…っと…うん、洸汰くんのことで…」
    轟「洸汰?誰だ?」
    …あの……帽子の…
    轟「……ああ、あいつか」
    緑谷「その子がさ…ヒーロー…いや、個性ありきの超人社会そのものを嫌ってて…僕は何もその子のためになるような事言えなくてさ…オールマイトなら…なんて返してたんだろって思って……二人なら何て言う?」
    ………私は…場合によります…
    轟「………俺も場合による」
    緑谷「っ…そりゃ場合によるけど…!」
    轟「…素性もわからねえ通りすがりに正論吐かれても煩わしいだけだろ。大事なのは何をした・何をしてる人間に言われるか…だ。言葉には常に責任が伴う…と思う」
    緑谷「…!」
    《オールマイト「君はヒーローになれる」》
    緑谷「…そうだね…確かに…通りすがりが何言ってんだって感じだ…」
    轟「お前がそいつをどうしてえのか知らねえけど、デリケートな話にあんまズケズケ首突っ込むのもアレだぞ。そういうの気にせずぶっ壊してくるからなおまえ」
    緑谷「…なんか…すいません…」
    飯田「君たち手が止まってるぞ!最高の肉じゃがを作るんだ!!」

  • 126水島 着理25/11/17(月) 15:04:50

    ピクシーボブ「…さて!腹もふくれた皿も洗った!お次は…」

    芦戸「肝を試す時間だーー!!」

    相澤「その前に、大変心苦しいが…補習連中は…」

    切島「?」

    相澤「これから俺と補習授業だ」

    瀬呂「ウソだろ!?」

    相澤「すまんな、日中の訓練が思ったより疎かになってたのでこっちを削る」

    切島「うわああああ!堪忍してくれえ!」

    砂藤「試させてくれえ!」

    が…頑張ってください…みなさん……


    ピクシーボブ「はい!というわけで脅かす側、先攻撃はB組!A組は二人一組で3分おきに出発、ルートの真ん中に名前を書いた札があるからそれを持って帰ること!」

    常闇「闇の狂宴…」

    麗日(また言ってる…)

    ピクシーボブ「脅かす側は直接接触禁止で、個性を使った脅かしネタを披露してくるよ!」

    虎「創意工夫でより多くの人数を失禁させたクラスが勝者だ!」

    耳郎「やめてください汚い…」

    飯田「なるほど!競争させる事でアイデアを推敲させその結果個性に更なる幅が生まれるというワケか!さすが雄英!!」

    マンダレイ「じゃあチャチャっと引いちゃって!」


    私のペアは…dice1d20=12 (12) (補習組の場合+1)

    ちなみにホラー耐性 dice1d80=12 (12) +20(ホラゲ好き補正)

  • 127二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 15:05:26

    ホラー耐性無いな…

  • 128水島 着理25/11/17(月) 15:10:36

    ついでに緑谷のペア dice1d3=1 (1)

    1.葉隠 2.芦戸 3.上鳴

  • 129水島 着理25/11/17(月) 15:24:48

    耳郎「み…水島…よろしく……」
    は…はい……よろしく…お願いします…
    葉隠「あの二人大丈夫なのかな?」

    〜6分後〜
    ピクシーボブ「じゃあ3組め…イヤホンキティとリキッドキティGO!」
    …………………
    耳郎「…………ふ…雰囲気すごいね〜…」
    …そ…そうです…ね……
    耳郎「す…進もっか!ね!」
    …は…はい……

    小大「わ」
    わああああああああああっ…!?
    耳郎「ギャーーーーーー!」
    小大「ん」
    耳郎「いやああああああああっ!」
    じ…耳郎さん待ってくださいぃ…!!

    耳郎「はぁっ…はぁっ…!何アレ…!」
    ……怖かった……
    耳郎「もうやだウチ……って言うか…なんか煙くない?」
    B組に…そんな個性の方って───

    後ろから、人が倒れる音がする

    …!耳郎さん!口を塞いで…!この煙…有毒です…!


    荼毘「さァ始まりだ。地に堕とせ…敵連合「開闢行動隊」」

  • 130水島 着理25/11/17(月) 15:41:33

    粘液で口を覆い、比較的ガスの薄いところへと退避する


    ……ここまで来れば……取り敢えずは大丈夫そう…ですね…

    耳郎「ありがとう水島…助かった」

    それにしても…なんで急に有毒ガスなんか…

    マンダレイ『皆!敵2名襲来!他にも複数いる可能性アリ!動ける者は直ちに施設へ!会敵しても決して交戦せず撤退を…!』

    耳郎「…マンダレイの「テレパス」…施設に戻れったって…このままじゃウチらガス吸って終わりだよ…!?」

    ……この辺り…多分…B組の人たち…たくさんいますよね…?

    耳郎「…?水島…何言って…」

    …救けに行かないと…!

    耳郎「ちょっ…ちょっと待って!マンダレイが交戦禁止って…」

    マンダレイ…テレパスでガスの事には触れてませんでした…恐らく広場からは見えていない……耳郎さんはマンダレイ達に…伝えてきてください…!

    耳郎「………水島…」


    dice1d5=4 (4)

    1,2.「…広場にいるヒーロー達に報告してくる!」

    3,4.「…ウチも行く」

    5.???

  • 131水島 着理25/11/17(月) 15:43:41

    耳郎「ウチも…」
    …?
    耳郎「ウチも救けに行く!」
    …じ…耳郎さん…!?
    耳郎「ウチの個性ならどこにいるか探しやすいハズだし…ウチだけ逃げるなんて、できない…!」
    ……なら…行きましょう…皆さんを救けに…!
    耳郎「うん…!」

    (本日は…ここまでです…!)

  • 132二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 19:15:40

    これ近くに脳無いない?大丈夫?

  • 133二次元好きの匿名さん25/11/17(月) 22:16:19

    保守

  • 134二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 06:46:48

    無事であれ……

  • 135二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 08:17:10

    >>130

    ???だったらどうなってたんだ…?

  • 136二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 11:52:51

    保守

  • 137水島 着理25/11/18(火) 13:37:58

    耳郎「…あっちに何人かいる…!」

    …わかりました……!

    耳郎「気をつけてよ…敵が何人潜んでるか──…!」

    …?耳郎さん…?

    耳郎「誰か…こっちに向かってくる…!」

    …!に…逃げますか…?

    耳郎「いや…そんな時間ない!もう来る!!」


    dice1d5=4 (4)

    1,2.泡瀬・八百万

    3,4.鉄哲・拳藤

    5.???

  • 138水島 着理25/11/18(火) 13:52:36

    …───おおおおおおおおおっ!!」

    人影が見えた瞬間、迎撃体制を…

    鉄哲「うおっ!?」
    耳郎「…!B組の…」
    拳藤「どうした鉄哲!?…って、耳郎と水島か…敵が出たかと思ったよ…」
    鉄哲さん…拳藤さん…!
    耳郎「何そのマスク…!?」
    鉄哲「八百万が近くにいてな!もらった!おまえらも使え!」
    あ…ありがとうございます…
    鉄哲「そんじゃあおまえらは急いでこっから離れろ!」
    二人は…?
    鉄哲「このガス発生させてる敵見つけてぶっ飛ばす!」
    拳藤「向こうで唯が骨抜たち運んでるから…あんたらはそっち協力してきて」
    ………耳郎さん…先に行っててください!
    耳郎「…え?…水島は…」
    鉄哲さんと拳藤さんに…着いていきます
    耳郎「…なっ……っ……後でちゃんと来てよ!」
    はいっ……
    鉄哲「…行くぞ水島!」
    はいっ…!
    拳藤「ちょっ…待ちなよ二人とも!!」
    耳郎「拳藤…!」
    拳藤「…?」
    耳郎「水島のこと…よろしく…!」
    拳藤「…!……おう!」

  • 139水島 着理25/11/18(火) 14:09:41

    鉄哲「うおおおおおおおっ!!」
    拳藤「鉄哲!ちょっと待て!」
    マンダレイ『A組B組総員…プロヒーローイレイザーヘッドの名に於いて、戦闘を許可する!』
    …!…相澤先生が…
    鉄哲「聞いたか二人とも!ぶん殴り許可が出た!」
    拳藤「待てって鉄哲!おまえわかってんの!?このガス…!」
    鉄哲「やべえ…ってんだろ。俺もバカじゃねぇ」
    拳藤「バカ!!」
    ……やっぱり…ガスの事には触れてない…このガス…滞留してる……
    拳藤「そう…で、見ろよ。さっきいた場所よりここのが少しガスが濃くなってる…」
    鉄哲「つまり…何だ!?」
    発生源……このガスを出している敵を中心に…渦を巻くように広がっている……ってことですよね…
    鉄哲「拳藤、水島…おめェら……やべえな!」
    拳藤「だろうと思って私も付いてきたんだよ…もー…で!中心に向かう程ガスの濃度が上がるなら時間も問題だ!ガスマスクのフィルターにも限度があって…濃度が濃い程機能する時間は短くなる。つまり……」
    鉄哲「濃い方に全力で走って!全力でブン殴る!だな!」
    拳藤「んん…まァ…そだけどさぁ…」
    鉄哲「塩崎やクラスの皆がこのガスで苦しい目に遭ってんだよ!嫌なんだよ!腹立つんだよ!こういうの!頑張るぞ!拳藤!水島!!」
    拳藤「…うん!」
    はいっ…!
    マンダレイ『…敵の狙い判明!生徒の「かっちゃん」!』
    ……爆豪さん…?

    マンダレイ『それと……水島さん!』
    …!?
    マンダレイ『二人はなるべく戦闘を避けて単独では動かないこと!分かった!?』
    ………敵の狙いが…爆豪さんと…私…?
    拳藤「……………」
    《耳郎「水島のこと…よろしく…!」》
    拳藤「…急ぐよ、水島!」

  • 140水島 着理25/11/18(火) 14:30:26

    マスタード「…まっすぐこっちに向かってるのが…3…うん、3人だ。やっぱ気付く奴も切り抜ける奴もいるんだね…さすがは名門校だよなぁ……でも哀しいね……どれだけ優秀な個性があっても…」
    鉄哲「…─ぃいいいいいいいいいいたあああああああああ!」
    マスタード「人間なんだよね」

    【BLAM…!】

    拳藤「…!銃声…!?」
    ………!このガス…もしかして…

    マスタード「…ああ…いたね。硬くなる奴…銃効かないか…まぁでも、関係ないよ。このガスの中…どれだけ息を止めてられるかって話になるからね」
    鉄哲(…拳銃とかマジかよ…!しかもマスクを狙い撃ち……しかも何だこのチビ!同年か年下くらいじゃねえか!?…舐めやがって!)
    マスタード「……一人逃げたかな…?銃声聞いたくらいで名門が聞いて呆れるね」
    鉄哲「んぬおおっ!」
    マスタード「…ターミネーターごっこ?硬化とはいえ突進とかさぁ…勘弁してよ!名門校でしょ?高学歴でしょ?考えてくんない?じゃないと…殺りがいない」
    拳藤「…!鉄哲!」
    鉄哲「だめだ…退いてろ…!」
    マスタード「アッハハハハ!2対1で一人は身を隠して不意打ち狙いね!?アハハハ!浅っ!あっさいよ底が!このガスはさァ…僕から出て僕が操ってるの!君らの動きが揺らぎとして直接僕に伝わるんだよ!つまり筒抜けなんだって!何でそういうの考えらんないかなぁ?雄英生でしょ?夢見させてよ…そんなんだから襲撃ゆるしちゃうんだよ…」
    拳藤「…鉄哲、血が……」
    鉄哲「……んむああっ!」
    拳藤「バッ…ちょ待っ……」
    マスタード「バァカ」

    【BLAM!】

    マスタード「…さっきより柔らかくなってない?金属の疲労的なやつ?息も続かなくなってきた?踏んばり利いてないね?硬度は踏んばり如何?硬化やらの単純な奴らってえてして体力勝負なとこあるもんねえ…そういうの考えず突っ走るってさあ…」
    鉄哲「…ってぇ…!」
    マスタード「ねえ…君らは将来ヒーローになるんだろ…?僕おかしいと思うんだよねえ…君みたいな単細胞がさァ!学歴だけで!チヤホヤされる世の中って!正しくないよねえ!!」
    鉄哲(っべえ…息が!息っ…!眼え…!っべえ…色消える…!)
    マスタード「…終わりだよ」

  • 141水島 着理25/11/18(火) 14:44:57

    …言いたいことは…それで全部ですか…?
    マスタード「…!?」
    鉄哲(…みず…しま…?)
    マスタード(いつのまに後ろに…!?バカな…僕のガスで感知し切れないなんてあるハズ……)
    ……感知できるのは…ガスの中だけですよね…?
    マスタード(…!粘液の壁で自分を覆って…!?急に消えたのは…逃げたんじゃなく…!…とにかく1人は落とした…次はこいつを!!)
    拳藤さん!!
    拳藤「注意が逸れたな…」
    マスタード(…!?こいつ…囮!?)
    拳藤「おらあぁぁぁあっ!」

    拳藤さんが、「大拳」であおぎ、周りのガスを吹き飛ばす

    マスタード(…!ガスが飛ぶ…!なんてパワーしてんだあの手!!)
    拳藤「馬鹿はおまえだ、学ラン。拳銃なんか持ってよ…そりゃケンカに自信がないって言ってんのと同じだよ」
    マスタード「っこの…!」
    拳藤「何より雄英の単細胞ってのはな…」
    マスタード(…!ガスが薄くなったせいで…気付かな──)
    拳藤「普通「もうダメだっ」て思うようなとこを…」
    鉄哲「 ん゛ ん゛ ん゛ ん゛っ!」
    拳藤「更に一歩越えてくるんだよ」

  • 142二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 17:25:00

    >>140

    前々から思ったけどマスタードとガス攻撃ってなんの関係があるのかな?

  • 143二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 17:29:23

    >>142

    マスタードガスが由来って説がある

  • 144二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 17:29:27

    マスタードガスはwiki曰く毒ガス史上1番多くの命を奪ったことから化学兵器の王様ともいわれるとのことで
    名前の由来それでしょ

  • 145水島 着理25/11/18(火) 19:22:47

    拳藤「…!ガスが…霧散してく…」
    鉄哲「ブハッ…!ガスっ使いが…ハァ…ガスマスクッ…してりゃ…そら……っ壊すわな…馬鹿が…!…俺らのっ…ハアア…合宿潰した罪…償ってもらうぜ、ガキンちょ…!」
    拳藤「鉄哲立てる?耳郎と合流するよ!水島も!」
    ………………
    《マンダレイ『…敵の狙い判明!生徒の「かっちゃん」!』》
    拳藤「…水島?」
    爆豪さんの組は私のひとつ前……つまり…すぐ近くに……
    拳藤「まさか…行く、なんて言わないよね?イレイザーが出した戦闘許可は、「自分の身を守れ」って意味…少なくとも私はそう思う。ガスの脅威がなくなった今、すべき事は施設に──…!」
    ……………………
    拳藤(…何…今の水島の目……)
    鉄哲「…俺ならっ…一人でも大丈夫だ…!」
    拳藤「…!鉄哲…!」
    鉄哲「行ってやれ水島…!仲間の…為に!」
    ……はい…!
    拳藤「…A組は問題児ってのも…あながち間違いじゃないのかもねぇ……待ちな水島!あんたも敵に狙われてるんだよ!」

  • 146二次元好きの匿名さん25/11/18(火) 21:51:20

    無茶すんなよ……!

  • 147二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 06:56:01

    攫われる√か無事√か……

  • 148二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 07:42:51

    スレの流れからして昨日のネットトラブルの影響が各スレに起きてるな…

  • 149二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 07:45:35

    >>139

    私も鉄哲みたいなそう言う単細胞なところ

    嫌いじゃないよ!

  • 150水島 着理25/11/19(水) 08:09:22

    ──OOOM…】【DOOOM…】

    拳藤「何この音…敵?水島、気をつけてよ」
    はい…わかってます……!
    拳藤「………!…何あの黒いの…!」
    …!あれ…黒影…!?
    拳藤「ってことは…あれ常闇!?…あんなもん道に出たら……みんなにも被害が…!」
    …!氷が見える…恐らく…轟さんが交戦中です!…行きましょう…!

    轟「…チッ…!」
    爆豪「近づけねえ…!クソ!最大火力でぶっ飛ばすしか…」
    轟「ダメだ!」
    爆豪「木ィ燃えてもソッコーてめえらで覆え!」
    轟「爆発はこっちの視界も塞がれる!仕留めきれなかったらどうなる!?手数も距離も向こうに分があんだぞ!」
    「いた!氷が見える!交戦中だ!」
    ムーンフィッシュ「あ?」
    障子「爆豪!轟!どちらか頼む…光を!」
    ムーンフィッシュ「肉……あ゙っ」
    黒影『グオオオオオオオオオッ!!』
    緑谷「かっちゃん!!」
    爆豪「…!」
    轟「障子と緑谷…と…常闇!?」
    障子「早く光を!常闇が暴走した!…っ!」
    轟「見境なしか…炎を…」
    爆豪「待てアホ」
    ムーンフィッシュ「肉〜…駄目だぁああああ…肉…にくめんんん…駄目だ…駄目だ許せない…その子たちの断面を見るのは僕だああああ!横取りするなああああ!!」
    黒影『強請ルナ…三下!!』
    爆豪「見てえ」
    黒影『グォォオオオオオオオオ!!』
    ムーンフィッシュ「…があっ……」

  • 151水島 着理25/11/19(水) 08:17:31

    黒影『アアアアアア!暴レ足リンゾォアアアアアアア!』

    轟・爆豪「「…!」」

    黒影『ひゃん!』

    常闇「ハッ…はぁ…」

    爆豪「てめぇと俺の相性が残念だぜ…」

    常闇「…?すまん…助かった…」

    轟「俺らが防戦一方だった相手を一瞬で…」

    障子「常闇、大丈夫か?よく言うとおりにしてくれた」

    常闇「障子…悪かった…緑谷も…俺の心が未熟だった…複製の腕が飛ばされた瞬間、怒りに任せ黒影を解き放ってしまった…闇の深さ…そして俺の怒りが影響され…奴の凶暴性に拍車をかけた…結果、収容もできぬほどに増長し…障子を傷つけてしまった…」

    障子「そう言うのは後だ…とお前なら言うだろうな」

    …皆さん…!

    拳藤「黒影急に消えたけど、無事か!?」

    緑谷「水島さんと拳藤さん…!そうだ…敵の目的がかっちゃんと水島さんだって判明したんだ!」

    常闇「爆豪と水島…?命を狙われているのか…?何故?」

    拳藤「わかんない…けど、とにかく今は二人を安全な場所に避難させないとね…」

    緑谷「とにかく…ブラドキングと相澤先生、プロの2名がいる施設が最も安全だと思うんだ…ただ広場は依然プッシーキャッツが交戦中…道なりに戻るのは敵の目につくしタイムロスだ、真っ直ぐ最短が良い」

    轟「敵の数わかんねえぞ…突然出くわす可能性がある」

    緑谷「障子くんの索敵能力がある!そして轟くんの氷結と拳藤さんの大拳…更に常闇くんさえ良いなら…制御手段を備えた無敵の黒影…このメンツなら正直…オールマイトだって恐くないんじゃないかな…!」

    爆豪「なんだこいつら!!」

    轟「おまえら中央歩け」

    爆豪「俺を守るんじゃねぇクソ共!」


    dice1d4=3 (3)

    1.爆豪さんと…常闇さんが…

    2~4.???

  • 152二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 08:25:53

    このレスは削除されています

  • 153水島 着理25/11/19(水) 08:29:20

    常闇「………水島、どんな敵が潜んでいるかわからん…慎重に─────」
    拳藤「…?おい、常や────」
    …………?…常闇さん…拳藤さん…?

    突然声が途切れたのを不思議に思い、後ろを振り返る。そこには、影ひとつ見当たらなかった

    コンプレス「失礼」
    ……え───

    ──────
    障子「…あれは……麗日!?」
    蛙吹「障子ちゃん!皆…!」
    麗日「あっ!しまっ…」
    トガ「人増えたので、殺されるのは嫌だから。バイバイ」
    麗日「待っ…」
    蛙吹「危ないわ。どんな個性を持ってるかもわからない」
    轟「なんだ今の女…」
    蛙吹「敵よ、クレイジーよ」
    緑谷「麗日さんケガを…!」
    麗日「大丈夫、全然歩けるし…っていうかデクくんの方が…!」
    緑谷「とりあえず無事でよかった…そうだ、一緒に来て!僕ら今かっちゃんと水島さんの護衛をしつつ施設に向かってるんだ!」
    麗日「…………ん?」
    蛙吹「…爆豪ちゃんと着理ちゃんを護衛?…その二人は…どこにいるの?」
    緑谷「え?…何言ってるんだ…二人なら後ろに──…!?」

    この非常時、誰も…油断する人間なんているハズなかった

    コンプレス「彼らなら…俺のマジックで貰っちゃったよ。こいつらはヒーロー側にいるべき人材じゃあねえ。もっと輝ける舞台へ俺たちが連れてくよ」
    緑谷「…!?っ…返せ!」

  • 154水島 着理25/11/19(水) 08:42:00

    コンプレス「返せ?妙な話だぜ。爆豪くんも水島ちゃんも誰のモノでもねぇ。彼らは彼ら自身のモノだぞ!エゴイストめ!」
    緑谷「返せよ!」
    轟「どけ!」

    轟くんが氷結で敵を捕らえようとする。しかし敵はいとも容易くかわしてしまう

    コンプレス「我々は、ただ凝り固まってしまった価値観に対し「それだけじゃないよ」と道を示したいだけだ。今の子らは価値観に道を選ばされている」
    障子「…!爆豪と水島だけじゃない…常闇と拳藤もいないぞ!」
    轟「わざわざ話しかけてくるたァ…舐めてんな」
    コンプレス「元々エンターテイナーでね、悪い癖さ。常闇くんはアドリブで貰っちゃったよ。ムーンフィッシュ…「歯刃」の男な。アレを一方的に蹂躙する暴力性!彼も良いと判断した!…けどまぁこっちはいらねえな。返すぜ」

    敵はそう言って手に持った球のひとつを放り投げる。するとそこから、拳藤さんが現れた

    拳藤「…!?」
    蛙吹「一佳ちゃん!!」
    轟「麗日!円場頼む!!」
    麗日「えっあっうん!」

    蛙吹さんが拳藤さんを舌で捕まえるとほぼ同時に、轟くんが巨大な氷塊を放つ

    コンプレス「悪いね、俺ァ逃げ足と欺くことだけが取り柄でよ!ヒーロー候補生なんかと戦ってたまるか!開闢行動隊!目標回収達成だ!短い間だったがこれにて幕引き!予定通りこの通信後5分以内に回収地点へ向かえ!」
    轟「幕引き…だと…」
    緑谷「…ダメだ…!」
    轟「させねえ!絶対逃がすな!」

  • 155水島 着理25/11/19(水) 08:54:31

    トゥワイス「おい荼毘!無線聞いたか!?テンション上がるぜ!Mr.コンプレスが早くも成功だってよ!遅えっつうんだよなあ!?眠くなってきちゃったよ!」
    荼毘「…そう言うな、よくやってくれてる…後はここに戻ってくるのを待つだけだ。予定じゃここは炎とガスの壁で見つかりにくいハズだったんだがな…ガスが晴れちまってら…予定通りにはいかねぇもんだな…」
    トゥワイス「そりゃそうさ!予定通りだぜ!」
    …あれ?一番?
    トゥワイス「ラックちゃん!どうした?元気ねえな!いいことでもあったか!?」
    荼毘「…イカレ女1号、何人殺した?」
    1号って何さ1号って………着理いないんじゃ意味ないよ
    荼毘「…水島着理か…Mrが待ってきてくれんだろ」
    青山「…………………」
    《八百万「私はB組の方々をお救いしなければいけません!青山さんはお先に安全な施設へ!」》
    青山(ガスが晴れた…誰かが敵を倒したんだ…!戦ってる…!僕は…僕はどう─…!?…目合った!?)
    荼毘「……………」
    トゥワイス「おい荼毘!そういやどうでもいいことだがよ!」
    荼毘「…?」
    トゥワイス「脳無って奴呼ばなくていいのか!?お前の声にのみ反応するとか言ってたろ!?とても大事なことだろ!」
    荼毘くんのことだからきっと忘れてたんだよねー!
    荼毘「黙ってろ1号」
    イカレ女じゃ無くなったね。よかった
    荼毘「…死柄木から貰った俺仕様の怪物…一人くらいは殺してるかな…」
    …………もうすぐ…着理に会えるってことか……早く見たいな…着理の顔…どんな顔して…のうのうと生きてるんだろう…

  • 156水島 着理25/11/19(水) 16:23:45

    轟「ちくしょう速え!あの仮面…!」
    麗日「飯田くんいれば…!」
    コンプレス(…意外と大したことないな、ヒーロー科)
    緑谷「…っ…〜…!諦めちゃ…ダメだ…!っ…!追いついて…取り返さなきゃ!」
    障子「しかしこのままでは離される一方だぞ」
    拳藤「どうにかして近づかないと…!」
    緑谷「…麗日さん!僕らを浮かして!早く!…そして浮いた僕らを蛙吹さんの舌で思いっきり投げて!僕を投げられる程の力だ!すごいスピードで飛んでいける!障子くんと拳藤さんは腕と掌で軌道を修正しつつ僕らを牽引して!麗日さんは見えてる範囲でいいから奴との距離を見計らって、解除して!」
    障子「なるほど…人間弾か」
    拳藤「…!?緑谷…おまえ…!」
    麗日「デクくん、その怪我でまだ動くの!?」
    緑谷「痛みなんか今知らない…動けるよ…早くっ!」
    麗日「…!デクくん…せめてこれ!いいよ、梅雨ちゃん!」
    蛙吹「必ず三人を救けてね」
    障子「おっ…おおおおお…おおおおおお!?」
    コンプレス「…!?」

    ────
    トガ「あれ?まだこんだけですか?」
    荼毘「イカレ2号、血は採れたのか?何人分だ?」
    トガ「一人です」
    あれ?最低でも3人はって言われてなかった?
    トガ「仕方がないです。殺されるかと思った」
    トゥワイス「つーかよ!トガちゃんテンション高くねぇか!?何か落ち込む事でもあったのか!?」
    トガ「お友だちができたのと、気になる男の子がいたのです!」
    トゥワイス「それ俺!?ごめんムリ!俺も好きだよ!」
    荼毘「うるせえな…黙って──…!」

    上空からMr.コンプレスが、生徒4人を引き連れ落ちてきた

    トゥワイス「知ってるぜこのガキ共!誰だ!?」

  • 157水島 着理25/11/19(水) 16:32:18

    荼毘「Mr.、避けろ」
    コンプレス「…!了解!」
    トゥワイス「バッカ冷たっ!」
    緑谷・障子「「うあ゙!」」
    トゥワイス「死柄木の殺せリストにあった顔だ!そこの地味ボロ君とおまえ!なかったけどな!」
    轟「…チッ…!」
    トゥワイス「熱っつ!」
    トガ「トガです!出久くん!さっき思ったんですけど、もっと血出てたほうがもっとかっこいいよ出久くん!」
    緑谷「はぁ!?」
    ……邪魔…
    拳藤「…痛っ…!?…何こいつ…早い……!」
    コンプレス「いってて…飛んで追ってくるとは!発想がトんでる」
    荼毘「爆豪と水島は?」
    コンプレス「もちろん………ん…?」
    障子「三人とも逃げるぞ!今の行為でハッキリした!個性はわからんがさっきお前が散々見せびらかした…右ポケットに入っていたこれが、爆豪・水島・常闇だな!エンターテイナー」
    コンプレス「ホホウ!あの短時間でよく…!さすが6本腕!まさぐり上手め!」
    轟「っしでかした!」
    拳藤「早く離脱するよ!!」
    荼毘「アホが…」
    コンプレス「いや待て」

  • 158水島 着理25/11/19(水) 16:37:54

    僕らの目の前に、黒いモヤが立ち塞がる


    緑谷「…ワープの…」

    黒霧「合図から5分経ちました。行きますよ、荼毘」

    トガ「ごめんね出久くん、またね」

    荼毘「待て、まだ目標が…」

    着理だけでも持ってかないと…!

    コンプレス「ああ…アレはどうやら走り出すほど嬉しかったみたいなんでプレゼントしよう…悪い癖だよ、マジックの基本でね…モノを見せびらかす時ってのは…トリックがある時だぜ?」

    障子「ぬっ!?」


    障子くんが持っていた3つの球から、氷塊が出現する


    コンプレス「氷結攻撃の際に「ダミー」を用意し、右ポケットに入れておいた。右手に持ってたもんが右ポケットに入ってんの発見したら…そりゃあ嬉しくて走り出すさ」

    拳藤(圧縮して閉じ込める的な個性か!?)

    緑谷「くっそ!!」

    コンプレス「そんじゃあお後がよろしいようで……」


    【THOOOOOOOOM!】

    去ろうとする敵の顔に、レーザーが直撃する


    コンプレス「…!?」

    青山「……………」


    3人が入った球が宙を舞う。僕たちは、一目散に駆け出した


    障子 dice1d50=4 (4)

    拳藤 dice1d100=67 (67)

    荼毘 dice1d100=77 (77)

    ラック dice1d100=92 (92)

    (数値が一番大きい人が水島入手)

  • 159二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 16:41:25

    よりにもよって一番ヤバそうなやつに…合掌

  • 160水島 着理25/11/19(水) 16:55:03

    荼毘「…哀しいなぁ、轟焦凍」
    …着理…また会えたね…
    荼毘「確認だ、解除しろ」
    コンプレス「っだよ今のレーザー…俺のショウが台無しだ!」

    敵が指を鳴らすと同時に、攫われた3人が姿を現す、かっちゃんと水島さんは、そのままワープゲートに呑まれていく

    あらら…着理、気絶しちゃってる?…再開は…もう少し後かな…
    荼毘「……問題なし」
    緑谷「かっちゃん!!」
    爆豪「…来んな、デク」

    次に顔を上げた時、そこには何も…残っていなかった

    緑谷「……あ…っ…ああ゙!ああ゙ああ゙あああ゙ああ゙あ゙!」


    ブラドキング先生が通報したみたいで…敵が去った15分後、救急や消防が到着した
    生徒41名のうち、敵のガスによって意識不明の重体13名
    重・軽傷者12名
    無傷で済んだのは13名だった
    そして…行方不明2名
    プロヒーローは6名のうち1名が頭を強く打たれ重体、1名が大量の血痕を残し行方不明となっていた
    一方敵側は3名の現行犯逮捕。彼らを残し…他の敵は跡形もなく姿を消した

    僕らの楽しみにしていた林間合宿は…最悪の結果で幕を閉じた

  • 161水島 着理25/11/19(水) 20:08:51

    〜翌日・雄英高校〜
    根津「敵との戦闘に備える為の合宿で襲来…恥を承知でのたまおう。「敵活性化の恐れ」…という我々の認識が甘すぎた。奴らは既に戦争を始めていた。ヒーロー社会を壊す戦争をさ」
    ミッドナイト「認識できていたとしても防げていたかどうか…これ程執拗で矢継ぎ早な展開…オールマイト以降組織立った犯罪はほぼ淘汰されてましたからね…」
    マイク『要は知らず知らずの内に平和ボケしてたんだ俺ら。「備える時間がある」っつー認識だった時点で」
    オールマイト「…己の不甲斐なさに心底腹が立つ…彼らが必死で戦っていた頃、私は…半身浴に興じていた…っ!」
    スナイプ「襲撃の直後に体育祭を行なう等…今までの「屈さぬ姿勢」はもう採取れません。生徒2名の拉致…雄英最大の失態だ。奴らは爆豪・水島と同時に我々ヒーローへの信頼も奪ったんだ」
    根津「現にメディアは雄英の非難でもちきりさ。爆豪くんを狙ったのは恐らく体育祭で彼の粗暴な面が少なからず周知されていたからだね。もし彼が敵に懐柔されでもしたら…教育機関としての雄英はお終いだ」
    ミッドナイト「…連中が爆豪くんを攫う理由はわかったけど…水島さんまで攫った理由は?何か意図があってのことなのかしら…」
    マイク『連中の意図なんざ知らねえよ…つーか…信頼云々ってことでこの際言わせてもらうがよ…今回で決定的になったぜ……いるだろ、内通者…合宿先は教師陣とプッシーキャッツしか知らなかった!怪しいのはこれだけじゃねえ…ケータイの位置情報なり使えば生徒にだって…!』
    ミッドナイト「マイク、やめてよ」
    マイク『やめてたまるか!洗おうぜこの際、てってー的に!』
    スナイプ「…おまえは自分が100%シロという証拠を出せるか?ここの者をシロだと断言できるか?」
    マイク『……Umm…』
    スナイプ「お互い疑心暗鬼となり内側から崩壊していく…内通者探しは焦って行なうべきじゃない」
    根津「少なくとも私は君たちを信頼している。その私がシロだとも証明しきれないワケだが…とりあえず学校として行わなければならないのは生徒の安全保証さ。内通者の件も踏まえ…かねてより考えていたことがあるんだ。それは──…」

  • 162水島 着理25/11/19(水) 20:14:28

    『でーんーわーがー…来た!!』
    オールマイト「…!すみません電話が…」
    マイク『会議中っスよ!電源切っときましょーよ!」
    ミッドナイト(…着信音ダサ……)
    オールマイト「………ハァ……すまん、何だい?塚内くん」
    塚内『今二人から調書を取っていたんだが…思わぬ進展があったぞ!敵連合の居場所、突き止められるかもしれない』
    オールマイト「…!」
    塚内『二週間程前、部下が聞き込み調査で、「顔中ツギハギの男がテナントの入ってないハズのビルに入っていった」という情報を入手していた。20代くらいだというので過去の犯罪者を漁ってみるも目ぼしい者はおらず…又、ビルの所有者に確認したところいわゆる隠れ家的なバーがちゃんと入ってるという話だった為、操作に無関係だと流していたんだが…今回生徒を攫った敵の一人と情報が合致した!』
    オールマイト「………」
    塚内『事態が事態だ。裏が取れ次第すぐにカチ込む!これは極秘事項、君だから話してる!今回の救出・掃討作戦、君の力も貸してくれ!』
    オールマイト「………」
    塚内『……オールマイト?』
    オールマイト「……私は…素晴らしい友を持った…奴らに会ったらこう言ってやるぜ…私が、反撃に来た。ってね」

  • 163水島 着理25/11/19(水) 20:23:20

    オールマイト「…じゃあ私はこれで…会議の途中だったんで──」
    塚内『…オールマイト、もうひとついいか?』
    オールマイト「…?まだ何か…?」
    塚内『水島着理…拉致された彼女について、少し調べてみた……』
    オールマイト「……塚内くん…まさか…」
    塚内『今から言うことは…もしかしたら……間違いかもしれない…ただ…「真実かもしれない」と思って聞いてくれ』
    オールマイト(……もしかしたら、と思うことはあった…しかし…彼女が…)
    塚内『10程年前……ヒーロー・敵・一般人問わずに行われた無差別殺人…その犯人は、当時5歳の子供だったらしい……今だとちょうど…水島着理と同じ年齢だ』
    オールマイト「……………彼女は…過去の記憶がないと言っていた…」
    塚内『………彼女の戸籍だが…3~6歳の間だけ抜け落ちている。外部の協力があったのは間違いないが…』

    『水島着理は、10年前の無差別殺人事件…その犯人の可能性がある』

  • 164二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 20:29:03

    ヴィジランテの主人公みたいに無意識に自分の力に枷かけているだけで
    本当は並のプロでは手に余るくらい幼少期の時点で強かったりするな下手したら。

  • 165水島 着理25/11/19(水) 22:11:55

    オールマイト「…水島少女が……」
    塚内『その可能性が高い。とにかく…水島を救い出したとして…その後にも気をつけろ、オールマイト』
    オールマイト「………」

    ───────
    死柄木「…爆豪と水島は…?」
    コンプレス「ほら、まだ寝てるよ。しっかり縛っといたぜ」
    ……着理……
    死柄木「…!…待て、まだ殺すな」
    …ちぇ…バレたか……
    死柄木「さて…攻略スタートだ」

    (本日はここまでです…!)

  • 166二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 07:10:53

    着理ちゃん……

  • 167二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 11:45:13

    波乱ありそう

  • 168二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 12:53:44

    水島さん
    爆豪
    ファイト!!

  • 169二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 18:15:55

    現状、水島を殺したいラックはその事件の被害者って可能性が高いか

  • 170水島 着理25/11/20(木) 20:20:59

    〜翌日・病院〜
    緑谷(……………ここは……ん…リンゴ…?…お母さんの字…)
    《引子「出久…もうやだよ。お母さん心臓もたないよ…」》
    緑谷「……洸汰くん…無事かな…」
    上鳴「あー緑谷!目ぇ覚めてんじゃん!」
    緑谷「…え?」
    上鳴「テレビ見たか!?学校いまマスコミやべーぞ…!」
    砂藤「春の時の比じゃねー…」
    峰田「メロンあるぞ!皆で買ったんだ!デカメロン!」
    常闇「…迷惑かけたな、緑谷…」
    緑谷「…ううん…僕の方こそ…A組皆で来てくれたの?」
    飯田「いや…八百万くんは敵に頭を酷くやられここに入院している…昨日丁度意識が戻ったそうだ。だから来ているのは彼女を除いた…」
    麗日「……17人だよ」
    轟「爆豪いねえからな」
    芦戸「ちょっ…轟…!」
    緑谷「………オールマイトがさ…言ってたんだ…手の届かない場所には救けに行けない…って……だから…手の届く範囲は必ず救け出すんだ…僕は…手の届く場所にいた…必ず救けなきゃいけなかった…!僕の個性は…その為の個性…なんだ……相澤先生の言った通りになった…」
    《相澤「おまえのは一人救けて木偶の坊になるだけ…」》
    緑谷「体……動かなかった…」
    耳郎「…………」

  • 171水島 着理25/11/20(木) 20:32:03

    切島「じゃあ今度は救けよう」
    「「へ!?」」
    切島「実は俺と…轟さ。昨日も来ててよォ…そこでオールマイトと警察が…八百万と話してるとこ遭遇したんだ」
    轟「八百万が泡瀬と協力して…敵の一人に発信機を付けたって言ってた…その信号を受信するデバイスを使えば…敵の、爆豪と水島の居場所がわかる」

    《八百万「級友の危機に…こんな形でしか協力できず…悔しいです」》
    《オールマイト「その気持ちこそ、君がヒーローたりうる証だよ!後は私たちに任せなさい!」》

    飯田「…つまり…その受信デバイスを…八百万くんに創ってもらう…と?
    切島「…ああ…」
    飯田「………っ…オールマイトの仰る通りだ!プロに任せるべき案件だ!生徒の出ていい舞台ではないんだ!馬鹿者!」
    切島「んなもんわかってるよ!でもさァ!何っも出来なかったんだ!ダチが狙われてるって聞いてさァ!なんっっも出来なかった!しなかった!ここで動けなきゃ俺ァ…ヒーローでも男でもなくなっちまうんだよ!」
    上鳴「切島落ち着けよ…!こだわりは良いけどよ…今回は…」
    蛙吹「飯田ちゃんが正しいわ」
    切島「飯田が!皆が正しいよ!でも!!なァ緑谷!まだ手は届くんだよ!!」
    緑谷「…!」

  • 172水島 着理25/11/20(木) 20:45:01

    芦戸「ヤオモモから発信機のヤツもらって…それ辿って…自分らで爆豪たちの救出に行くってこと…!?」
    轟「敵は俺らを殺 害対象と言い、爆豪と水島は殺さず攫った…生かされるだろうが殺されないとも言い切れねえ、俺と切島は行く」
    飯田「ふっ……ふざけるのも大概にしたまえ!」
    障子「待て、落ち着け…切島の「何も出来なかった」悔しさも…轟の「眼前で奪われた」悔しさもわかる。俺だって悔しい。だが、これは感情で動いていい話じゃない」
    青山「オールマイトに任せようよ…戦闘許可は解除されてるし…」
    常闇「青山の言う通りだ…救けられてばかりだった俺には強く言えんが…」
    蛙吹「皆二人が攫われてショックなのよ。でも冷静になりましょう…どれ程正当な理由があろうと、また戦闘を行うというなら……ルールを破るというのなら、その行為は敵のそれと同じなのよ」
    「「…………」」
    医者「お話し中ごめんねー、緑谷くんの診察時間なんだが…」
    瀬呂「…い…行こか…八百万の方も気になっし…」
    切島「………八百万には昨日話をした…行くなら即行…今晩だ。重症のおめーが動けるかは知らねえ。それでも誘ってんのは…おめーが一番悔しいと思うからだ。今晩…病院前で待つ」

    耳郎「………………」
    《………耳郎さん…先に行っててください!》
    《切島「まだ手は届くんだよ!!」》
    耳郎(……まだ手は届く…か…)

  • 173水島 着理25/11/20(木) 20:56:06

    〜その夜〜
    切島「八百万…考えさせてくれっつってくれた……どうだろうな…」
    轟「まぁ…いくら逸っても結局あいつ次第…」
    切島「お、来た」
    八百万「………」
    轟「…!緑谷…」
    切島「…八百万、答え…」
    八百万「…私は──…」
    飯田「待て」
    切島「…!…飯田…」
    飯田「…何で…よりにもよって君たちなんだ…!俺の私的暴走を咎めてくれた…共に特赦を受けたハズの…君たち二人が…っ!なんで俺と同じ過ちを犯そうとしている!?あんまりじゃないか!」
    切島「何の話してんだよ…」
    轟「…切島、待った」
    飯田「俺たちはまだ保護下にいる…ただでさえ雄英が大変な時だぞ!君らの行動の責任は…誰がとるのかわかってるのか!?」
    緑谷「飯田くん、違うんだよ。僕らだってルールを破っていいなんて……」

    鈍い音が響と共に、頬に痛みが走った

    切島・轟・八百万「「「…!?」」」
    飯田「…俺だって悔しいさ!心配さ!当然だ!俺は学級委員長だ!クラスメイトを心配するんだ!爆豪くんだけじゃない!君の怪我を見て…床に伏せる兄の姿を重ねた!…君たちが暴走した挙句…兄のように取り返しのつかない事態になってしまったら…っ!僕の心配はどうでもいいっていうのか!…僕の気持ちは…どうでもいいって言うのか…!」
    緑谷「……飯田くん…」
    轟「飯田、俺たちだって何も正面切ってカチ込む気なんざねえよ」
    飯田「…!?」
    切島「戦闘無しで助け出す、要は隠密活動!それが俺ら卵のできる…ルールにギリ触れねえ戦い方だろ」
    八百万「私は轟さんを信頼しています…が!万が一を考えストッパーとなれるよう…同行するつもりで参りました」
    飯田「八百万くん!?」
    切島「八百万!」
    緑谷「…僕も…自分でもよくわからないんだ…手が届くと言われて…いてもたってもいられなくなって…救けたいと思っちゃうんだ…!」
    飯田「…平行線か……ならば…っ…俺も連れて行け!」

  • 174水島 着理25/11/20(木) 21:05:52

    「飯田に乗っかる形で悪いけど、ウチもいいかな」
    切島「……!?おまえ…なんで……!耳郎!?」
    耳郎「出発のタイミング、聞いちゃった。ウチ……水島がいなきゃ、今頃ガスでやられてた……後でちゃんと来てよって…約束したんだ…」
    八百万「…耳郎さん…」
    耳郎「自分から戻ってこられないなら……ウチが連れ戻す。だから…ウチも連れてって」

    ──────────
    〜???〜
    ………ん…んん…?
    爆豪「やっと目ぇ覚めたか、クソチビ」
    …爆豪…さん…?ここは……皆は…
    「やっと起きたの?」
    ……………あなた…は…?
    ラック「覚えてないか……10年ぶりだっけ?着理」
    トガ「ラックちゃんが探してたのはこの子だったんですね!血の匂いが染み付いてます!カァイイねぇ着理ちゃん!」
    …ひっ…!?
    ラック「…そりゃあそうだよヒミコちゃん、この子は…ただの殺戮人形なんだから」
    …殺…戮…?
    《……殺戮人形……無機質に、冷徹に…ただ人を殺すべく、作られた…おまえの名前だ》

    …………この…記憶は……
    死柄木「どけ、イカレ女ども、話が進まん」
    爆豪「話だあ…?」
    死柄木「…早速だが…ヒーロー志望の爆豪勝己くん、そして水島着理さん…俺の仲間にならないか?」
    爆豪「…寝言は寝て死 ね」

  • 175水島 着理25/11/20(木) 21:47:50

    …………わ…私…も…敵の仲間になる気は…ないです…!
    ラック(……?着理なら賛同すると思ったのに…だって…あいつは…)
    死柄木「………そうか…おいマグネ、テレビつけろ」
    マグネ「ハイハイ」
    ………あれは…
    『──では、先程行われた、雄英高校謝罪会見の一部をご覧ください』
    相澤『この度…我々の不備からヒーロー科1年生25名に被害が及んでしまった事…ヒーロー育成の場でありながら敵意への防衛を怠り社会に不安を与えた事…謹んでお詫び申し上げます。まことに申し訳ございませんでした』
    相澤『この度…我々の不備からヒーロー科1年生27名に被害が及んでしまった事…ヒーロー育成の場でありながら敵意への防衛を怠り社会に不安を与えた事…謹んでお詫び申し上げます。まことに申し訳ございませんでした』
    ……メディア嫌いの…相澤先生が…
    記者『NHAです。雄英高校は今年に入って4回、生徒が敵と接触していますが…今回生徒に被害が出るまで、各ご家庭にはどのような説明をされていたのか、又、具体的にどのような対策を行なってきたのかお聞かせください』
    根津『周辺地域の警備強化、校内の防犯システム再検討、強い姿勢で生徒の安全を保証する…と説明しておりました』
    死柄木「不思議なもんだよなぁ…何故奴らが責められてる!?奴らは少ーし対応がズレてただけだ!守るのが仕事だから?誰にだってミスの一つや二つある!「おまえらは完璧でいろ」って!?現代ヒーローってのは堅っ苦しいなァお二人さん!」
    スピナー「守るという行為に対価が発生した時点で、ヒーローはヒーローでなくなった…これがステインのご教示!」
    死柄木「人の命を金や自己顕示に変換する異様、それをルールでギチギチと守る社会…敗北者を励ますどころか責め立てる国民…俺たちの戦いは「問い」。ヒーローとは…正義とは何か、この社会が本当に正しいのか一人一人に考えてもらう!俺たちは勝つつもりだ…君たちも…勝つのは好きだろ」
    爆豪「………」
    ……爆豪さん…

  • 176水島 着理25/11/20(木) 22:00:15

    死柄木「…荼毘、ラック、拘束外せ」
    荼毘「は?」
    ラック「何でさ?着理は何でか怯えてるけど…爆豪くんは多分暴れるよ?」
    死柄木「いいんだよ、対等に扱わなきゃな…スカウトだもの、それに…この状況で暴れて勝てるかどうか…わからないような人間じゃないだろう?雄英生」
    爆豪「…チッ…」
    荼毘「…トゥワイス、外せ」
    お願いねー!
    トゥワイス「はァ俺!?嫌だし!」

    そう言いながら敵が、先に爆豪さんの拘束を解いていく

    コンプレス「強引な手段だったのは謝るよ…けどな、我々は悪事と呼ばれる行為にいそしむただの暴徒じゃねえのをわかってくれ。君らを攫ったのはたまたまじゃねえ…ここにいる者、事情は違えど、人に、ルールに、ヒーローに縛られ…苦しんだ。君ならそれを──…」

    拘束が解けた瞬間、爆豪さんが死柄木の顔目掛けて爆破をする

    …!?爆豪さん!?
    トゥワイス「死柄木…!」
    爆豪「黙って聞いてりゃダラッダラよォ…!馬鹿は要約出来ねーから話が長ぇ!…要は「嫌がらせしてえから仲間になって下さい」だろ!?無駄だよ…!俺は、オールマイトが勝つ姿に憧れた!誰が何言ってこようが…そこァもう曲がらねえ!」
    死柄木「……お父さん…」

  • 177水島 着理25/11/20(木) 22:33:59

    記者『生徒の安全…と仰りましたがイレイザーヘッドさん、事件の最中生徒に戦うように促したそうですね…意図をお聞かせ下さい』
    相澤『私共が状況を把握出来なかった為、最悪の事態を避けるべくそう判断しました』
    記者『…最悪の事態とは?25名もの被害者と2名の拉致は最悪と言えませんか?』
    相澤『………私があの場で想定した最悪とは、生徒が成す術なく殺 害されることでした』
    根津『被害の大半を占めたガス攻撃…敵の個性から催眠ガスの類だと判明しております。拳藤さん、鉄哲くん、そして水島さんの迅速な対応のおかげで全員命に別状はなく、また、生徒のメンタルケアも行っておりますが、深刻な心的外傷などは今のところ見受けられません』
    記者『不幸中の幸いだとでも?』
    根津『未来を侵されることが最悪だと考えております』
    記者『攫われた爆豪くんについても同じことが言えますか?体育祭3位、ヘドロ事件では強力な敵に単身抵抗を続け…経歴こそタフなヒーロー性を感じさせますが…反面試合で見せた粗暴さや表彰式に至るまでの態度など、精神面の不安定さも散見されています…もしそこに目をつけた上での拉致だとしたら?言葉巧みに彼を勾引かし…悪の道に染まってしまったら?未来があると言い切れる根拠を、お聞かせください』

    相澤先生は記者の言葉を受けて立ち上がり…深々と頭を下げた

    相澤『…行動については私の不得の致すところです。ただ…体育祭でのソレらは、彼の理想の強さに起因しています。誰よりもトップヒーローを追い求め…もがいている。あれを見て隙と捉えたのなら…敵は浅はかであると、私は考えております』
    記者『…根拠になっておりませんが?感情の問題ではなく具体策があるのかと伺っております』
    根津『我々も手を拱いているワケではありません。現在警察と共に調査を進めております。我が校の生徒は必ず取り戻します』

    爆豪「ハッ…!言ってくれるな…雄英も先生も!そういうこったクソカス連合!言っとくが…俺たちゃまだ戦闘許可解けてねえぞ!」
    …え!?
    マグネ「自分の立場よくわかってるわね…!小賢しい子!」
    トガ「刺しましょう!」
    荼毘「いや…馬鹿だろ」
    コンプレス「その気がねえなら懐柔されたフリでもしときゃいいものを…やっちまったな」
    爆豪「したくねーもんは嘘でもしねんだよ俺ァ…こんな辛気くせーとこ長居する気もねえ」
    ……この人は…本当に…

  • 178水島 着理25/11/20(木) 22:46:33

    ラック(…使うか…)

    敵が、私の耳元に近づき、囁く

    …………え…
    ラック「ねえ着理…?…「救けて」よ」
    ………………
    爆豪「…あ?…水島…?」

    誰かに、ナイフを握らされる。私はそれを…爆豪さんに向けて────…

    ───────
    爆豪「…オイクソチビ…こりゃあ…どういうつもりだァ!?」
    ………………
    爆豪「クソ共に金でも握らせたか?……脅しにしても…冗談になってねぇぞ」
    …はぁっ…はぁっ……!

    心臓を貫く寸前、体の自由を取り戻し、何とかその手を止める

    ラック(……着理……もしかして……お母さんに記憶を…?)
    死柄木「…おい…手を出すなよ……おまえら…こいつは…こいつらは…大切なコマだ」
    黒霧「………」
    死柄木「出来れば、少し耳を傾けて欲しかったな…君らとはわかり合えると思ってた…」
    爆豪「ねえわ」
    ひゃっ…

    爆豪さんが私を担ぎながら距離を取る

    死柄木「仕方がない…ヒーロー達も調査を進めていると言っていた…悠長に説得してられない…先生、力を貸せ」
    『……良い判断だよ、死柄木 弔』

  • 179水島 着理25/11/20(木) 23:00:05

    爆豪「先生ぇ…?てめェがボスじゃねえのかよ…!白けんな…」
    死柄木「黒霧、コンプレス、また眠らせてしまっておけ。ここまで人の話聞かねーとは…逆に感心するぜ」
    爆豪「聞いて欲しけりゃ土下座して死 ね!」
    ど…どどどどうするんですか爆豪さん…!?明らかに臨戦態勢ですよ…!?
    爆豪(だーってろクソチビ…どうにか隙作って後ろのドアから…)

    【Knock Knock】

    ラック「…ノック?」
    「どーもォ、ピザーラ神野店ですー」

    同時に、壁が破壊され、そこからオールマイトが姿を現す

    スピナー「何だぁ!?」
    死柄木「黒霧!ゲート──…」
    シンリンカムイ「先制必縛…「ウルシ鎖牢」!」
    荼毘「木ィ!?んなもん…」
    グラントリノ「逸んなよ。おとなしくしといた方が…身の為だぜ」
    ラック「…!荼毘くん落ちた…!?」
    オールマイト「さすが若手実力派だ!シンリンカムイ!そして目にも止まらぬ古豪グラントリノ!もう逃げられんぞ敵連合…何故って!?我々が、来た!」

  • 180水島 着理25/11/20(木) 23:11:40

    コンプレス「オールマイト…!あの会見後に…まさかタイミング示し合わせて…!」
    トゥワイス「木の人!引っ張んなってば!押せよ!」
    トガ「や〜!」
    エッジショット「攻勢時ほど守りが疎かになるものだ…ピザーラ神野店は俺たちだけじゃない…外はあのエンデヴァーをはじめ、手練のヒーローと警察が包囲してる」
    オールマイト「怖かったろうに…よく耐えた!ごめんな…もう大丈夫だ二人とも!」
    爆豪「こっ…怖くねえよヨユーだクソッ!」
    ば…爆豪さん振らないでくだ─…ひゃわあああっ!?
    死柄木「せっかく色々こねくり回してたのに……何そっちから来てくれてんだよラスボス……仕方がない…俺たちだけじゃない…?そりゃあこっちもだ…黒霧、持って来れるだけ持って来い!」
    ……!まさか脳無を…!
    死柄木「…………?」
    黒霧「すみません死柄木 弔…所定の位置にあるハズの脳無が…ない…!」
    死柄木「は…!?」
    オールマイト「やはり君はまだまだ青二才だ、死柄木!敵連合よ…君らは舐めすぎた。少年少女の魂を、警察のたゆまぬ捜査を、そして…我々の怒りを!おいたが過ぎたな…これで終わりだ、死柄木 弔!」

    ベストジーニスト「脳無格納庫…制圧完了」

    (本日はここまでです…!)

  • 181二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 07:25:17

    ラックからしても着理ちゃんの記憶はやっぱやや想定外か?
    そしてワード反応するかあ……

  • 182二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 13:45:46

    保守

  • 183二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 13:57:44

    >>181

    これからのダイスによっては記憶が完全に蘇るんかな?

  • 184水島 着理25/11/21(金) 17:45:23

    〜脳無格納庫跡地〜
    飯田「ど…どうなっているんだ!?」
    緑谷「いっててて…」
    切島「Mt.レディにギャングオルカ…No.4のベストジーニストまで!」
    八百万「虎さんもいますわ…!」
    Mt.レディ「うぇ〜…これ本当に生きてんのォ…?こんな楽な仕事でいんですかねジーニストさん。オールマイトの方行くべきだったんじゃないですかね」
    ベストジーニスト「難易度と重要性は切り離して考えろ、新人。機動隊、すぐに移動式牢を!まだいるかもしれない…ありったけ頼みます」
    虎「ラグドールよ!返事をするのだ!」
    ギャングオルカ「チームメイトか!息はあるのか、良かったな」
    虎「しかし…様子が…何をされたのだ…ラグドール!」
    飯田「ヒーローは俺たちなどよりもずっと早く動いていたんだ…!
    耳郎「すごい…」
    飯田「さぁすぐに去ろう。俺たちにもうすべき事はない!」
    緑谷「「オールマイトの方」…かっちゃんたちはそっちにいるのか…」
    八百万「オールマイトがいらっしゃるなら尚更安心です!さぁ早く…」
    「すまない虎…前々から良い個性だと…丁度いいから…貰うことにしたんだ」
    「「!?」」
    ギャングオルカ「止まれ、動くな」
    緑谷「…?」
    「こんな身体になってから、ストックも随分と減ってしまってね…」
    ベストジーニスト「……!」
    Mt.レディ「ちょ…ジーニストさん!もし民間人だったら…」
    ベストジーニスト「状況を考えろ。その一瞬の迷いが現場を左右する…的には、何もさせるな」

    ─────────────
    AFO「せっかく弔が自身で考え、自身で導き始めたんだ…出来れば邪魔はよして欲しかったな」
    《オールマイト「君はいつか奴と…巨悪と対決しなければならない…かもしれん」》
    緑谷(弔…死柄木のことだ…!なんだよ…ウソだろオールマイト…まさかじゃあ、あれが…オール・フォー・ワン……!)
    AFO「さて…やるか」

  • 185水島 着理25/11/21(金) 18:00:35

    〜敵連合アジト〜
    スピナー「オールマイト…これがステインの求めた…ヒーロー…」
    死柄木「……終わりだと…?ふざけるな…始まったばかりだ…正義だの…平和だの…あやふやなもんでフタされたこの掃き溜めをぶっ壊す…その為にフタを取り除く…仲間も集まり始めた、ふざけるな…ここからなんだよ……黒ぎっ──…」

    死柄木の声より先に、ワープゲートに向けて何かが通過した

    黒霧「うっ……!?」
    マグネ「……え…!?キャアアやだぁもお!見えなかったわ!何!?殺したの!?」
    エッジショット「中を少々いじり気絶させた。死にはしない…忍法「千枚通し」!この男は最も厄介…眠っててもらう。爆豪くん、君が過去に暴いた弱点を参考にしたよ」
    爆豪「…あ?…あー……」
    グラントリノ「さっき言ったろ。おとなしくしといた方が身の為だって……引石健磁、迫圧紘、伊口秀一、渡我被身子、分倍河原仁…少ない情報と時間の中おまわりさんが夜なべして素性をつきとめたそうだ…わかるかね?もう逃げ場ァねえってことよ…なァ死柄木?聞きてえんだが…おまえさんのボスはどこにいる?」
    死柄木「………………」
    《AFO「誰もたすけてくれなかったね…辛かったね……志村転弧くん」》
    死柄木「ふざけるな…こんな…こんなァ……」
    《AFO「「ヒーローが」、「そのうちヒーローが」…皆そうやって君を見ないフリしたんだね…一体誰がこんな世の中にしてしまったんだろう?君は悪くない」》
    死柄木「こんな…あっけなく…ふざけるな…失せろ……消えろ…」
    オールマイト「奴は今どこにいる…死柄木!」
    死柄木「おまえが!!嫌いだ!!」
    《AFO「もう大丈夫…僕がいる」》

  • 186水島 着理25/11/21(金) 18:12:16

    シンリンカムイ「…!?脳無!?何もないところから…!あの黒い液体は何だ!」
    グラントリノ「エッジショット!黒霧は……」
    エッジショット「気絶している!こいつの仕業ではないぞ!…まずい…どんどん出てくるぞ!!」
    オールマイト「シンリンカムイ!絶対放すんじゃないぞ!」
    爆豪「お゙!?」
    爆豪さ──ごぼっ…!?
    オールマイト「…!爆豪少年!水島少女!!NO!」
    爆豪「っだこれ…体が…飲まっれ……」
    まさかこれ…ワー────…
    オールマイト「…!?……Noooooo!!」
    シンリンカムイ「エンデヴァー!応援を……っ!?」
    エンデヴァー「くっ…塚内!避難区域を広げろ!」
    塚内「アジトは二ヶ所と捜査結果が出たハズだ…ジーニスト!そっち制圧したんじゃないのか!?……ジーニスト!?」
    グラントリノ「俊典…こいつぁ…」
    オールマイト「ワープなど…持ってはいなかったハズ…!対応も…早すぎる…!まさか…この流れを……」
    死柄木「先……生」

  • 187二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 18:18:36

    そっか、耳郎は本編よりも早くAFOの恐ろしさを知ることになるのか

  • 188水島 着理25/11/21(金) 18:32:53

    〜脳無格納庫跡地〜
    【CLAP CLUP CLUP…】

    AFO「さすがNo.4!ベストジーニスト!僕は全員消し飛ばしたつもりだったんだ!皆の衣服を操り瞬時に端へ寄せた!判断力・技術…並の神経じゃない!」
    ベストジーニスト「ハッ……ハッ……こいつ…」
    《警察「連合には恐らく…いや…間違いなくブレーンがいる…そいつの強さはオールマイトに匹敵する。そのくせ狡猾で用心深い…己の安全が保障されぬ限り表には姿を見せない…今回は死柄木の確保から奴の捕捉までを、可能な限り迅速に行いたい」》
    ベストジーニスト(話が違う…!…から何だ!?一流は!そんなモノを失敗の理由に───
    AFO「相当な練習量と実務経験故の強さだ。君のは…いらないな。弔とは、性の合わない個性だ」
    轟(…何だあいつ…何が起きた!?)
    耳郎(何も…聞こえなかった……)
    切島(一瞬で全部…かき消された…!)
    八百万(逃げなくては…!わかっているのに…)
    飯田(恐怖で…身体が……動かない…)

  • 189水島 着理25/11/21(金) 18:36:04

    爆豪「ゲッホ!くっせぇぇ…んっじゃこりゃあ!」
    ……ゴホッ…ゴホッ…こ…ここは…?
    緑谷(…!かっちゃん!)
    耳郎(水島…!)
    AFO「悪いね、爆豪くん、水島さん」
    爆豪「あ!?」
    ………!…ひっ……
    スピナー「げぇぇ…なんだここ…」
    AFO「また失敗したね、弔。でも決してめげてはいけないよ。またやり直せばいい。こうして仲間も取り返した。この子らもね…君が「大切なコマ」だと考え判断したからだ。いくらでもやり直せ…そのために僕がいるんだよ。全ては、君の為にある」
    緑谷(……あの時…身体が動かなくて…救けられなかったんだろう!)
    耳郎(あの時…無理にでも連れて行かなかったから…水島は攫われたんだ…!)
    緑谷(恐いから動けないなんて!目の前にいるんだぞ…!僕らにはまだ気づいてないハズだ!じゃなきゃあんな悠長に話してないだろう…こっから二人のとこまで6~7mくらいか!?フルカウルで跳べば1秒未満で届く…!その後は…!?逃げ切れるか…!?どこへ!?皆が危なくなる!どうすれば…作戦を…皆と…!とにかく動かなきゃあ…!)
    飯田「…!」
    緑谷(ここで動けなきゃ…何も……!)
    耳郎(ウチが…水島を…!)

    飯田くんに抑えられて、我に帰る

    飯田(…俺が…)
    八百万(私が…)
    耳郎「…!」
    飯田(守るんだ…!)
    AFO「……やはり…来てるな…」

    上空から、ひとつの影が迫ってくる。影が、AFOと衝突した

    オールマイト「全て返してもらうぞ!オール・フォー・ワン!」
    AFO「また僕を殺すか、オールマイト…」

    (早いですが…本日はここまでです…!)

  • 190二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 21:40:02

    耳郎ちゃん……

  • 191二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 22:17:09

    保守

  • 192二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 05:15:00

    保守巡回中よ〜

  • 193二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 11:08:37

    保守

  • 194水島 着理25/11/22(土) 17:43:51

オススメ

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