"バトロワ"をやります 西部劇風PVE マネモビアン・セブン 完結編

  • 1ポチェモブ25/11/13(木) 23:52:58
  • 2二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 23:57:11

    >>1

    えっ そうなんですか

    今回はそうならないといいですね…本気でね

  • 3二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 23:57:58

    >>1

    えっそうなんですか

    めちゃくちゃハードなロワじゃねーかよえーーっ!

  • 4ポチェモブ25/11/14(金) 00:00:34

    ターン 7:決戦前夜

    【フェーズ1:行動フェーズ】

    垣根帝督と麻倉葉王という、強力な戦力二名の裏切り。

    その事実は、アニー・マーンに残された14名の用心棒たちに、絶望的な疲労感と猜疑心をもたらした。

    仲間とは何か、信じるとは何か。

    誰もが答えを出せないまま、キャンディとの最終決戦が刻一刻と迫っていることだけを、肌で感じていた。

    イベント 1:墓前の約束(カルマ値:ジュドー +5%, フリージア +5%)

    【場所:墓地】

    増えすぎた墓標の前で、ジュドーがナズナの墓石を磨いていた。

    「……ナズナ。オレ、今度こそ……守ってみせるよ」

    「ジュドー様……」

    そっとフリージアが隣に立つ。

    「わたくしも、ミヨ様やクィレル様に顔向けできるよう、最後まで戦い抜きますわ。……わたくしたちの正義が、彼らの犠牲の上にあることを忘れずに」

    「……ああ。そうだな」

    二人は、亡き仲間たちの前で、改めて町を守ることを誓った。

  • 5ポチェモブ25/11/14(金) 00:02:02

    イベント 2:リーダーたちの決意(カルマ値:ローラン +5%, 東方不敗 +5%)

    【場所:保安官事務所】

    地図を囲み、ローランと東方不敗マスター・アジアが、厳しい表情で防衛策を練っていた。

    「裏切り者が二人……しかも、あの二人だ。厄介すぎるぜ」

    「フン! 弟子(垣根)も師(葉王)も、まとめてワシが叩き直してくれるわ! ローラン、最後の戦、おぬしが思う存分指揮を執れ。ワシが先陣(アタマ)を切り開いてやる」

    「……はは、頼りにしてるぜ、師匠」

    二人のリーダーの間には、これまでにない強固な信頼関係が築かれていた。

  • 6ポチェモブ25/11/14(金) 00:03:27

    イベント 3:腐れ縁の悪態(カルマ値:ホル・ホース -5%, ラキア・アマルガ -5%)

    【場所:酒場(跡地)】

    「だる……。マジで終わりそうだな、この町」

    ラキア・アマルガが、瓦礫の上で空を見上げている。

    「ケッ。裏切った連中の方が賢かったかもな。どうせ死ぬなら、金(カネ)持ってる側で死にてえもんだ」

    ホル・ホースが、最後のウイスキーを煽る。

    「……ま、ローランの大将が死んだら、俺らは即ズラかるぜ」

    「……同感だ。付き合うのは、ここまでだろ」

    二人の間には、もはや町を守る気概は欠片も残っていなかった。

  • 7二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 00:04:28

    やばっ ラキアがルートストマックの方の個体に見える

  • 8ポチェモブ25/11/14(金) 00:06:12

    イベント 4:歴史の観測者(カルマ値:変動なし)

    【場所:時計塔】

    ウォズが、時計塔の頂上で書(本)をめくっていた。

    「……ついに、この時が。14名の用心棒。うち2名は裏切りの兆候。7対7の構図が、見えてきましたな」

    「キャンディ側の戦力分析が出ました」

    アナイクスが、冷静に告げる。

    「垣根帝督の『未元物質』と麻倉葉王の『霊力』。どちらも規格外のエネルギー反応です。……我々の勝率は、極めて低いと試算されます」

    「……しかし、歴史とは常に、予測を超えるものです」

    二人は、来るべき決戦を静かに見据えていた。

  • 9ポチェモブ25/11/14(金) 00:07:41

    イベント 5:教会に集う聖母たち(カルマ値:ラーヴァ・ティアマト +5%, 絶望の騎士 +5%)

    【場所:教会】

    不安に怯える町の子供たちが、二人の女性に寄り添っていた。

    「……ダイジョウブ。わたし、ココ。……ニンゲンノコ、ゼッタイ、マモル」

    ラーヴァ・ティアマトが、子供たちを抱きしめる。

    「……哀しい夜は、もう終わりにしましょう。……必ず、朝は来ますから」

    絶望の騎士が、優しく子供たちの頭を撫でる。その姿は、この絶望の町における、最後の光景のようだった。

  • 10ポチェモブ25/11/14(金) 00:09:00

    イベント 6:築かれる砦(カルマ値:宮沢静虎 +5%, 脹相 +5%)

    【場所:アニー・マーン大通り】

    町の住人たちが、最後の抵抗のためにバリケードを築いている。

    「皆さん、慌てずに! 敵の突撃ルートはここです! もっと高く積み上げなさい!」

    宮沢静虎が、その卓越した戦術眼で的確に指示を出す。

    その隣で、脹相が黙々と、誰よりも重い土嚢を運び、積み上げていた。

    (……この町が、俺の弟たち(・・・)の安住の地になるのなら……俺は、ここで戦う)

    彼は、静かに決意を固めていた。

  • 11ポチェモブ25/11/14(金) 00:10:09

    イベント 7:荒野のプロ(カルマ値:マウンテン・ティム +5%, 真庭鳳凰 +5%)

    【場所:近くの荒野】

    マウンテン・ティムと真庭鳳凰が、キャンディの屋敷方面の最終偵察を行っていた。

    「……フム。敵の動きが慌ただしい。今夜……いや、明日にも総攻撃を仕掛けてくる気配だ」

    「ああ。……奴らの数が多い。だが、動きに統率がねえ。……叩くなら、頭(キャンディ)だけだ」

    二人はプロフェッショナルとして、必要な情報だけを冷静に交換し、町へと引き返した。

  • 12ポチェモブ25/11/14(金) 00:13:21

    【ミッション参加者 選出】

    決戦の準備が進む、その日の夕暮れ。

    アニー・マーンに、一人の少女の悲鳴が響き渡った。

    「いやああああああっ!」

    用心棒たちが駆けつけると、そこにはネカ・ピンの家の扉が開け放たれ、中が荒らされている光景だけが残っていた。

    町の住人が震えながら証言する。

    「……キャンディの手下が、森の方へ……ネカ・ピンを……!」

    キャンディは、決戦の前に、アニー・マーンの「心」を奪い去ったのだ。

    彼女を処刑し、町の戦意を完全にへし折るつもりだ。

    ネカ・ピン奪還のため、最後のミッションに7人の用心棒が選出された。

    * ローラン

    * ラーヴァ・ティアマト

    * 宮沢静虎

    * ジュドー

    * 真庭鳳凰

    * ホル・ホース

    * ラキア・アマルガ

    彼らが、燃え盛る森へと、最後の希望を賭けて飛び込む。


    むふふ…今日はここまで。

    明日は結末まで出してから再開してやりますよククク…

  • 13二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 00:15:53

    オツカレーッ
    最後のミッションなのに逃げそうな二人が混じっていてリラックスできませんね

  • 14二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 00:16:00

    クソゴミ・ドベツインズが消えた今カルマ値ワーストの二人がいるのはリラックスできませんね……

  • 15二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 00:18:57

    もしかしてマスターアジアがカルマ値100の聖人の成ったタイプ?

  • 16二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 09:26:02

    保守すルと申します

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 15:22:50

    保守ッ

  • 18ポチェモブ25/11/14(金) 18:09:00

    保守感謝しますグッ
    それじゃあラストまで進めるのんゴロンヤメロオオオ

    ​📜 現在の状況
    ​参加者リスト(生存:14名)
    ラーヴァ・ティアマト (カルマ値: 85%)
    ローラン (カルマ値: 75%)
    東方不敗マスター・アジア (カルマ値: 100%)
    ウォズ (カルマ値: 65%)
    ホル・ホース (カルマ値: 30%)
    ジュドー (カルマ値: 60%)
    絶望の騎士 (カルマ値: 90%)
    アナイクス (カルマ値: 55%)
    宮沢静虎 (カルマ値: 95%)
    脹相 (カルマ値: 60%)
    ラキア・アマルガ (カルマ値: 35%)
    フリージア (カルマ値: 80%)
    真庭鳳凰 (カルマ値: 70%)
    マウンテン・ティム (カルマ値: 80%)
    ​死亡・離脱者リスト(7名)
    ​武田観柳(ターン1)
    ​桜井ミヨ(ターン2)
    ​ナズナ(ターン3)
    ​クィレル(ターン4)
    ​ブラック・ジャック(ターン5)
    ​垣根帝督(ターン6:キャンディ側に寝返り)
    ​麻倉葉王(ターン6:キャンディ側に寝返り)

  • 19ポチェモブ25/11/14(金) 18:10:05

    【フェーズ2:ミッションフェーズ】

    ミッション:攫われたネカ・ピンを奪い返せ

    アニー・マーンの近くの森が、紅蓮の炎に包まれていた。

    キャンディの手先どもが、ネカ・ピンを捕らえ、森ごと焼き殺そうとしているのだ。

    「ネカ・ピン!」

    ローランの叫びが、燃え盛る木々の轟音にかき消される。

    火の粉が降り注ぎ、熱風が容赦なく体力を奪う中、7人の用心棒が炎の海へと飛び込んだ。

  • 20ポチェモブ25/11/14(金) 18:11:10

    出来事 1(カルマ値:宮沢静虎 +5%)

    「いけません! このままでは火に巻かれる!」

    炎の壁が行く手を阻む。宮沢静虎は、自ら燃え盛る大木を蹴り倒し、強引に活路を開いた。

    「皆さん、私の後に続いてください! 炎の中心は風の流れが違う!」

    彼は卓越した状況判断力で、燃え盛る森の中で最も安全なルートを瞬時に見抜き、一行を導いた。

    https://bbs.animanch.com/arc/img/525658/1

    出来事 2(カルマ値:ホル・ホース -5%)

    「冗談じゃねえ! 熱(アチ)い! 熱すぎるぜ!」

    炎の勢いに、ホル・ホースが完全に怖気づいていた。

    「こんなの聞いてねえぞ! 死ぬのはごめんだ! ……おめーら、先に行ってくれ。俺はここで援護(・・・)してるぜ!」

    彼はそう言うと、炎の中心部へ向かおうとせず、比較的安全な森の入り口付近で立ち止まってしまった。

  • 21ポチェモブ25/11/14(金) 18:12:18

    出来事 3(カルマ値:ラーヴァ・ティアマト +5%)

    「……ニンゲンノコ……ネカ・ピン……!」

    森の奥、火刑台のように組まれた木材に縛り付けられているネカ・ピンを発見した。

    「……ヤケド……スル……!」

    ラーヴァ・ティアマトは、自らの体が焼けるのも構わず、燃え盛る炎の中に飛び込み、ネカ・ピンを庇うように立ちはだかった。その姿は、まるで神話の聖母だった。

    出来事 4(カルマ値:ジュドー +5%)

    「ネカ・ピン! 今助けるぞ!」

    ジュドーが、ネカ・ピンを縛るロープをナイフで切り裂こうとする。だが、周囲をギャングたちが取り囲んでいた。

    「させるかよ!」

    「……オレは、もう誰も死なせねえ!」

    ジュドーはナズナの墓前での誓いを胸に、鬼神の如き形相で投げナイフを放ち、ネカ・ピンに近づく敵を次々と退けた。

  • 22ポチェモブ25/11/14(金) 18:17:09

    出来事 5(カルマ値:ラキア・アマルガ -5%)

    「だる……。マジでありえねえ。なんで俺がこんな……」

    一方、ラキア・アマルガもまた、炎の勢いを前に戦闘を放棄していた。

    「……あー、もういい。帰るわ」

    彼はホル・ホースとは別の方向へ、戦線から離脱しようと背を向けた。

    「おい、ラキア! どこへ行く!」(ローラン)

    「……うるせえ。死ぬのは、お前らだけで十分だろ」

    出来事 6(カルマ値:真庭鳳凰 +5%)

    「フム。火遁の術か。……だが、付け焼き刃よ」

    ギャングのリーダー格が、火炎瓶を次々と投げつけ、退路を断とうとする。

    真庭鳳凰は、燃え盛る木々を足場に、煙の中を自在に飛び回る。

    「……獣の道は、炎では塞げん」

    リーダーの背後を取った鳳凰は、音もなくその首筋に手刀を叩き込み、火の手を止めた。

  • 23ポチェモブ25/11/14(金) 18:19:39

    出来事 7(カルマ値:ローラン +5%)

    「チッ! あの二人(ホル・ホースとラキア)は放っておけ! ネカ・ピンを連れて脱出するぞ!」

    ローランは、自らの上着を脱ぎ、ネカ・ピンの頭にかぶせた。

    「いくぞ! 宮沢先生! 道を!」

    「承知!」

    ローランはネカ・ピンを背負い、炎の中を突き進む。その背中には、リーダーとしての覚悟が満ち溢れていた。

    出来事 8(カルマ値:ホル・ホース -5%)

    森の入り口で傍観していたホル・ホース。そこへ、炎から逃げてきたギャングの残党が数人現れた。

    「……! おい! おめー、用心棒だな!」

    「……チッ!」

    ホル・ホースは「皇帝(エンペラー)」を抜くが、多勢に無勢だった。

    「……やれやれ。No.2のポリシーも、ツイてねえとこうなるか」

    彼は戦うことを選ばず、銃を捨て、両手を上げた。

    「降参だ! 降参! 俺はキャンディ様に寝返る! 金(カネ)をくれるんだろ!?」

  • 24ポチェモブ25/11/14(金) 18:21:36

    出来事 9(カルマ値:ラーヴァ・ティアマト +5%)

    脱出の直前、燃え盛る木々がネカ・ピンを背負うローランの上に崩れ落ちてきた。

    「危ない!」

    それを、ラーヴァ・ティアマトが自らの巨体で受け止めた。

    「……グ……! ……イケ……! ニンゲンノコ……!」

    凄まじい熱量がティアマトの背中を焼くが、彼女は歯を食いしばり、仲間たちのための盾となった。

  • 25ポチェモブ25/11/14(金) 18:23:07

    【ミッション終了:退場者決定】

    用心棒たちは、ネカ・ピンを無事に救出し、燃え盛る森から脱出した。

    だが、そこには二人の男の姿がなかった。

    「……ホル・ホースの野郎……」(ローラン)

    「……ラキアもだ。……あの二人、逃げやがったか」(ジュドー)

    その時、森の出口で彼らを待ち受けていた、キャンディの別動隊(ギャング)の前に、二つの影が引きずり出された。

    ホル・ホースとラキア・アマルガだ。

    「だる……。最悪だ……」

    ラキアは、戦意を喪失し、炎の中で座り込んでいたところを捕らえられた。

    「ま、待ってくれ! 俺は寝返ると言ったはずだ!」

    ホル・ホースは必死に命乞いをしている。

    ギャングのリーダーは、キャンディから預かっていた電信を読み上げた。

    「『しくじった部下も、敵前逃亡した裏切り者も、私には必要ない』……キャンディ様より」

    「「……え?」」

    ギャングたちの銃口が、無慈悲にも二人に向けられる。

    「よせ! おめーら! 俺はまだ……!」

    ホル・ホースの叫びは、乾いた銃声の斉射によってかき消された。

    「……だる……。最後まで……面倒くせえ……人生、だったな……」

    ラキア・アマルガは、そう呟くと、自嘲するように笑い、銃弾を受け入れた。

    ホル・ホース、ラキア・アマルガ、死亡。

    彼らは自らの弱さと怠惰の果てに、敵の手によって無残に処刑された。

  • 26ポチェモブ25/11/14(金) 18:25:33

    📜 現在の状況
    参加者リスト(生存:12名)
    ラーヴァ・ティアマト (カルマ値: 95%)
    ローラン (カルマ値: 80%)
    東方不敗マスター・アジア (カルマ値: 100%)
    ウォズ (カルマ値: 65%)
    ジュドー (カルマ値: 65%)
    絶望の騎士 (カルマ値: 90%)
    アナイクス (カルマ値: 55%)
    宮沢静虎 (カルマ値: 100%)
    脹相 (カルマ値: 60%)
    フリージア (カルマ値: 80%)
    真庭鳳凰 (カルマ値: 75%)
    マウンテン・ティム (カルマ値: 80%)
    死亡・離脱者リスト(9名)
    * 武田観柳(ターン1)
    * 桜井ミヨ(ターン2)
    * ナズナ(ターン3)
    * クィレル(ターン4)
    * ブラック・ジャック(ターン5)
    * 垣根帝督(ターン6:キャンディ側に寝返り)
    * 麻倉葉王(ターン6:キャンディ側に寝返り)
    * ホル・ホース(ターン7:ミッション中、敵に処刑される)
    * ラキア・アマルガ(ターン7:ミッション中、敵に処刑される)

  • 27ポチェモブ25/11/14(金) 18:27:08

    ⚜️ ファイナルフェーズ ⚜️

    【陣営選定:悪魔の誘惑と女神の涙】

    夜が明けた。

    アニー・マーンの広場に、生き残った12名の用心棒たちが集結する。

    誰もが疲弊し、仲間を失った悲しみを胸に抱き、そして互いへの疑心暗鬼に満ちていた。

    そこへ、ネカ・ピンが震える足で歩み寄り、深く頭を下げた。

    「皆さん……! 本当に、ありがとうございます……! 私たちのために、こんなに多くの仲間が犠牲になり……。ですが、どうか、どうか最後にもう一度だけ、私たちに力を貸してください!」

    彼女の瞳からは、涙が溢れていた。

    「この町を……父さんと母さんが愛したこの町を、守り抜きたいんです……! お願いします!」

    その、魂からの叫びが響き渡った瞬間。

    荒野の彼方から、馬に乗った一人の使者が現れ、拡声器を通して、あの男の慇懃無礼な声が響き渡った。

    「──やぁ、ネズミの諸君。感動的な演説だ。だが、手遅れだよ」

    カルヴィン・J・キャンディの声だ。

    「君たち『生き残り』には、最後のチャンスをやろう。あのちっぽけな町に残って、ネカ・ピンと共に犬死にするか? それとも……」

    声は、悪魔のように甘く響く。

    「私の元へ来い。私こそが、この荒野の新たな『王』だ。垣根帝督と麻倉葉王も、既に私の『力』の前にひれ伏した。私につけば、君たちが望む全てを与えよう。……金か? 女か? あるいは、失った仲間さえ蘇らせるような『力』か?」

    邪悪な誘惑と、涙の説得。

    二つの声が、12人の心を揺さぶる。

  • 28ポチェモブ25/11/14(金) 18:30:03

    沈黙の中、最初に動いたのはアナイクスだった。

    「……ネカ・ピンさん」

    「アナイクスさん……!」

    「私の分析によれば、この町がキャンディ氏に勝利する確率は3.4%。これ以上の戦闘は、非合理的な選択です。……私は、より『可能性』のある側……キャンディ氏の側で、この結末を観測させていただきます」

    「そんな! 合理性だけじゃないはずです! 私たち、一緒に戦って……!」

    ネカ・ピンの叫びも虚しく、アナイクスは冷ややかに広場を後にした。

    「……俺も、行く」

    次に立ち上がったのは、脹相だった。

    「脹相! お前まで!」(ローラン)

    「……キャンディは、俺に提案した。『屋敷にある医療技術で、俺の弟たちを救えるかもしれない』と。……ネカ・ピン、お前たちの気持ちはわかる。だが……俺は、お兄ちゃんだ。……弟たちを救うためなら、この町を裏切る」

    ティアマトが「……カナシイ」と低く唸るが、脹相は振り返らず、アナイクスの後を追った。

  • 29ポチェモブ25/11/14(金) 18:31:19

    「歴史の分岐点です」

    ウォズが、芝居がかったように天を仰ぐ。

    「私の持つこの書によれば……本来、この町はここで滅びる運命。キャンディこそが、この土地の新たな『王』となるのです。ネカ・ピン君、君の涙は美しい。だが、歴史の必然には逆らえない! さらばです!」

    「てめえの歴史なんざ知るか!」

    ローランの悪態を背に、ウォズもまた去っていく。

    「……フム。我も、これにて失礼仕る」

    真庭鳳凰が続く。

    「鳳凰殿!? あなたほどの義の人が、なぜ!」(静虎)

    「……義ではない。我が忍びの掟は、より強きに仕えること。垣根帝督、麻倉葉王……彼らの『力』は、この町を凌駕している。弱き者に付き、共に滅びるは、我が本意ではない」

    獣は、より強い獣の群れへと加わった。

  • 30ポチェモブ25/11/14(金) 18:34:22

    ついに、残るはジュドー一人。彼は、ナズナの墓がある丘の方角を見つめ、苦悶に顔を歪ませていた。

    「ジュドーさん……! あなたは……!」

    ネカ・ピンが、祈るように彼を見つめる。

    その時、キャンディの声が再び響いた。

    「ジュドー君。君は、ナズナという娘を護れなかったね? ……私があの時使った、あの狙撃銃……あの『力』が欲しくないかね? 私につけば、あの力をくれてやろう。お前が憎む、あらゆる理不尽から、仲間を守れる『力』だ」

    「ジュドー! 目を覚ませ! そいつは悪魔のささやきだ!」

    ローランが叫ぶ。

    「……うるさい……」

    ジュドーが、頭を抱えてうずくまる。

    「……うるさい! オレは……オレは……!」

    「──もう、誰も失いたくねえんだよッ!」

    ジュドーは顔を上げ、その目は絶望と渇望に濁っていた。

    彼は、ネカ・ピンの制止を振り切り、キャンディの元へと走り去っていった。

  • 31ポチェモブ25/11/14(金) 18:36:20

    広場に残されたのは、7人の用心棒。

    5人もの仲間が、敵の元へと走ったのだ。

    ネカ・ピンは、その場に崩れ落ち、嗚咽を漏らした。

    「ああ……そんな……。もう、終わりだわ……」

    その時。

    「顔を上げんか、ネカ・ピン殿!」

    東方不敗マスター・アジアの雷鳴のような一喝が響いた。

    「フン! 愚か者どもが! 金か! 力か! 保身か! どいつもこいつも、ちっちぇえ奴らよ! よかろう! この町と、ネカ・ピン殿の涙は! このワシ、東方不敗マスター・アジアが、命に代えても守ってみせるわ!」

    「……その通りです」

    宮沢静虎が、ネカ・ピンに優しく手を差し伸べる。

    「去る者は追いません。我ら『義』ある者が、ここに残った。……それだけで、十分ではありませんか」

  • 32ポチェモブ25/11/14(金) 18:37:31

    「……哀しい選択ですが……私たちは、私たちの守るべきもののために、剣を振るうだけです」

    絶望の騎士が、静かに剣を握りしめる。

    「ええ! 裏切り者には、必ずや天罰が下りますわ! 私たちこそが、真の正義です!」

    フリージアが、涙を拭い、凛として胸を張る。

    「……やれやれ。随分と数が減った」

    「だが、プロ(・・)ってのは、一度受けた仕事(ヤマ)は最後までやり遂げるもんだ。……契約(ロープ)は、まだ切れちゃいねえ」

    マウンテン・ティムが、ロープを肩に担ぎ直す。

    「……ニンゲンノコ……マモル」

    ラーヴァ・ティアマトが、ネカ・ピンの前に立ち、盾となることを誓う。

  • 33ポチェモブ25/11/14(金) 18:39:35

    最後に、ローランが、ネカ・ピンの肩を叩いた。

    「……見ての通りだ、町長」

    彼は、タバコに火をつけ、ニヤリと笑う。

    「残ったのは、とんでもねえ『本物』ばかりだぜ。……やろうぜ、最後の馬鹿騒ぎを」

    ネカ・ピンは、その7人の頼もしい背中を見上げ、涙を拭い、強く頷いた。

    地平線の彼方から、砂埃が巻き上がる。

    キャンディの全軍勢が、そして、かつての仲間たち『マグニフィコ・セブン』が、アニー・マーンを潰すために押し寄せてきた。

  • 34ポチェモブ25/11/14(金) 18:41:45

    【最終決戦 陣営】
    ⚜️ マネモビアン・セブン (アニー・マーン防衛側) ⚜️
    * ローラン
    * ラーヴァ・ティアマト
    * 東方不敗マスター・アジア
    * 絶望の騎士
    * 宮沢静虎
    * フリージア
    * マウンテン・ティム
    VS
    🔥 マグニフィコ・セブン (キャンディ侵攻側) 🔥
    * 垣根帝督(裏切り)
    * 麻倉葉王(裏切り)
    * アナイクス(裏切り)
    * 脹相(裏切り)
    * ウォズ(裏切り)
    * 真庭鳳凰(裏切り)
    * ジュドー(裏切り)

    ボス:カルヴィン・J・キャンディ & ギャング団
    町の存亡を賭けた、最後の戦いが今、始まる

    (一旦中断して夜12時過ぎくらいに戻って再開してやるよゴアッ)

  • 35二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 18:53:19

    戦闘力かなり高い面子が裏切っててリラックスできませんね

  • 36二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 21:02:53

    えっジュドー裏切ったんですか

  • 37ポチェモブ25/11/15(土) 00:23:00

    ファイナルフェーズ:アニー・マーンの最後の戦い 🔥

    ​【防衛戦:5つの攻防】

    ​地平線を埋め尽くす、数百のギャング団。

    その中央に、悠然と馬を駆るカルヴィン・J・キャンディ。

    そして、その両脇を固めるのは、かつての仲間たち──『マグニフィコ・セブン』。

    ​「撃てェ! 撃ち尽くせェ! あの町にあるもの全て、灰にしてしまえ!」

    垣根帝督の高笑いを合図に、ギャング団が津波となってアニー・マーンに押し寄せた。

  • 38ポチェモブ25/11/15(土) 00:24:49

    防衛 1/5:大通りの激突

    ​「第一波、来るぞ! 迎え撃て!」

    ローランの叫びが、町の入り口に築かれたバリケードに響く。

    ギャング団が、銃を乱射しながら大通りになだれ込んできた。

    「撃て! 撃て!」

    町の住人たちも、恐怖に震えながら、猟銃の引き金を引く。

    「甘い!」

    ギャングの先頭集団が、バリケードを乗り越えようとした瞬間。

    「……そこまでだ」

    マウンテン・ティムが張り巡らせていたロープの罠(トリップワイヤー)が作動。敵は折り重なるように転倒する。

    「今です!」

    宮沢静虎が、バリケードから飛び出し、転倒した敵を恐るべき速さの掌打で無力化していく。

  • 39ポチェモブ25/11/15(土) 00:27:09

    防衛 2/5:側面の奇襲

    ​「ローラン! 敵の一部が酒場(跡地)の方へ回り込んだぞ!」(ティム)

    「わかってる! 師匠!」

    「フン! 鼠輩(そはい)どもが!」

    側面から侵入しようとしたギャング団の前に、東方不敗マスター・アジアが立ちはだかる。

    「この町に、裏口などないわ!」

    東方不敗は、酒場の残骸である壁の破片を掴むと、それを円盤投げのようにギャング団の中央に叩きつけた。轟音と共に数人が吹き飛ぶ。

    「ごきげんよう!」

    屋根の上からは、フリージアがレイピアを構え、侵入しようとする敵の頭上へ正確にシャンデリアの残骸を落とし、道を塞いだ。

  • 40ポチェモブ25/11/15(土) 00:29:11

    防衛 3/5:突破と盾

    ​「うわあああ!」

    ギャングの物量に押され、ついにバリケードの一部が突破された。

    「ひぃ! 助けて!」

    猟銃を構えていた町の住人が、ギャングの凶刃にさらされる。

    「……させません!」

    その間に割り込んだのは、絶望の騎士だった。彼女は自らの剣で刃を受け止め、住人を背後へ突き飛ばす。

    「……ニンゲンノコ……!」

    同時に、ラーヴァ・ティアマトが、その巨体でギャングの集団に突撃。子供たちに銃を向けていた男たちを、まるで玩具のように薙ぎ払った。

  • 41ポチェモブ25/11/15(土) 00:30:22

    防衛 4/5:紅蓮の炎

    ​「ハハハ! 燃えちまえ!」

    ギャングたちが、火炎瓶を次々と町へ投げ込み始めた。雑貨屋や民家に火の手が上がる。

    「くそっ! 消火を!」(ローラン)

    「……!」

    マウンテン・ティムは、次の火炎瓶を投げようとした男の腕を、50ヤード先からロープで正確に縛り上げ、引き倒す。

    「火元を断ちます!」

    宮沢静虎は、燃え盛る民家から子供を抱きかかえて脱出すると、近くの井戸水を汲み上げ、驚異的な速度で初期消火を行った。

  • 42ポチェモブ25/11/15(土) 00:32:56

    防衛 5/5:雑魚の掃討

    ​「この馬鹿者どもが! まだ終わらんぞ!」

    東方不敗の気迫が、戦場全体を圧する。

    「全員、畳み掛けるぞ!」

    ローランの指揮の下、マネモビアン・セブンの7人が、残存するギャング団へと突撃する。

    ティムのロープが敵を縛り、静虎の掌打が敵を沈め、フリージアの剣が敵を舞う。

    絶望の騎士とティアマトが住民を守り、東方不敗とローランが敵陣を切り裂く。

    数で勝っていたはずのギャング団は、伝説の7人の前に、ついに恐慌状態に陥り、撤退を始めた。

  • 43ポチェモブ25/11/15(土) 00:34:17

    【最終決戦:七対七の宿命】

    ​「……やれやれ。雑魚どもは片付いたか」

    ローランが、血に濡れた剣を振るう。

    だが、本当の戦いはこれからだった。

    ​大通りの向こう側。

    キャンディの馬車の前に、7つの影が立ちはだかる。

    ​『マグニフィコ・セブン(壮麗なる7人)』。

    ​「……ちっちぇえな。ずいぶん数が減ったじゃないか、ローラン、東方不敗」

    麻倉葉王が、冷ややかに笑う。

    「アァ? まだ生きてたのかよ。さっさと死んどきゃ楽だったのによぉ!」

    垣根帝督が、純白の翼を広げる。

    ​「ジュドー……! お前……!」

    ローランの叫びに、ジュドーは目を伏せたまま、投げナイフを構えた。

    ​「分析通り、雑魚は一掃されましたね。ここからは、本番です」(アナイクス)

    「……弟たちのために。……お前らを、殺す」(脹相)

    「歴史の通り、ここであなた方は滅びるのです」(ウォズ)

    「……強者の宴、始めようぞ」(真庭鳳凰)

    ​アニー・マーンの埃っぽい大通りで、7対7の宿命が対峙する。

    町の命運を賭けた、最後の決闘が始まる。

  • 44ポチェモブ25/11/15(土) 00:35:43

    🔥 ファイナルフェーズ:最終決戦 🔥

    【攻防 1:開戦】

    「行くぞ!」

    ローランの叫びと、垣根帝督の「死 ねやァ!」という咆哮が、同時に響き渡った。

    ローランは、かつての仲間たちの姿に一瞬ためらうが、すぐに目を据える。

    「歴史は、あんたの思い通りにはさせねえ!」

    彼は、歴史の書(ほん)を掲げるウォズへと斬りかかった。

    【攻防 2:師弟対決・序】

    「葉王! 垣根! この馬鹿弟子どもが!」

    東方不敗マスター・アジアが、二人の裏切り者、麻倉葉王と垣根帝督の前に同時に立ちはだかる。

    「いけません、師匠。あの二人は危険すぎる」

    その隣に、宮沢静虎が並び立った。

    「静虎殿! フン、よかろう! 二人でまとめて叩き直してくれるわ!」

    「……ちっちぇえな。ジジイが二人、死に急ぎに来たか」(葉王)

    「まとめて消し炭にしてやるよォ!」(垣根)

    荒野の空気を震わせ、四人の超絶的な戦いの火蓋が切られた。

  • 45ポチェモブ25/11/15(土) 00:38:17

    【攻防 3:忍びと荒野】

    「……フム。おぬしが相手か。ロープ使い」

    真庭鳳凰が、獣のような低い姿勢でマウンテン・ティムと対峙する。

    「……ああ。プロの仕事(ヤマ)を見せてやる」

    ティムがロープを放つが、鳳凰は煙のように消え、ティムの背後に出現する。

    「……忍法『忍び足』。おぬしの動きは、遅すぎるぞ」

    鳳凰の超人的な体術に、ティムは防戦一方となり、苦戦を強いられる。

    【攻防 4:聖母と兄】

    「……ティアマト。弟たちのためだ。……死 ね」

    脹相が、必殺の「穿血」の構えを取る。

    「……!」

    ラーヴァ・ティアマトは、答えない。ただ、背後の子供たちを守るように、脹相の前に立ちはだかる。

    血を重んじる男と、命を育む母。二人の異質な存在が、互いの信念を賭けて激突する。

  • 46ポチェモブ25/11/15(土) 00:39:49

    【攻防 5:騎士と分析官】

    「あなたの戦闘パターンは、分析済みです。勝率はこちらが100%」

    アナイクスが、冷静にフリージアの動きを予測し、複数の銃口を向ける。

    「ごきげんよう! わたくしの心(ハート)は、あなたの分析(データ)では測れませんことよ!」

    フリージアは、予測の斜め上を行く華麗なステップで銃弾を回避し、アナイクスに肉薄する。

    【攻防 6:贖罪の剣】

    「……その力は、正義のためではなかったのですか!」

    絶望の騎士の悲痛な声が響く。彼女の剣が、ジュドーのナイフと激しく火花を散らす。

    「うるさい! オレは力を求めた! もう誰も失わない……そのために!」

    「その力が、ナズナ様の死を招いた男から得た力でも、ですか!」

    「……っ!」

    ジュドーの手が、一瞬鈍った。

  • 47二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 00:40:25

    ジュドーと脹相はまだワンチャン説得できそうなんだよね

  • 48ポチェモブ25/11/15(土) 00:41:09

    【攻防 7:ロープの罠】

    「……終わりだ、ロープ使い」

    真庭鳳凰が、ティムを追い詰め、とどめの一撃を放とうと跳躍した。

    だが、その着地点の砂が、不自然に盛り上がった。

    「!」

    砂の中から、マウンテン・ティムが張り巡らせていたロープの罠(わな)が跳ね上がり、鳳凰の全身を拘束する。

    「……馬鹿な! いつ……!」

    「プロの仕事(ヤマ)は、準備が9割だ。……あんたが俺を追い詰めてる間、ずっと、な」

    ティムがロープを引く。

    真庭鳳凰、戦闘不能。

    【攻防 8:歴史の終焉】

    「鳳凰がやられた!? 歴史が変わる!」

    ウォズが動揺した隙を見逃さず、ローランの剣が、彼の掲げる歴史の書(ほん)を両断した。

    「……! 我が……歴史が……!」

    「あんたの歴史に、俺たちの明日は載ってねえ! 俺たちが、今ここで作るんだよ!」

    ローランの蹴りが、ウォズの鳩尾(みぞおち)に叩き込まれた。

    ウォズ、戦闘不能。

  • 49ポチェモブ25/11/15(土) 00:42:35

    【攻防 9:分析の限界】

    「ありえない……勝率3.4%が……!」

    仲間が次々と倒れ、アナイクスの予測が完全に崩壊する。

    その動揺を、フリージアは見逃さなかった。

    「わたくしたちの『心』が、あなたの計算(データ)を超えたのです!」

    フリージアのレイピアが、アナイクスの最後の銃を弾き飛ばし、その喉元に突きつけられる。

    「……投降、なさい」

    「……承知、しました」

    アナイクス、投降(戦闘不能)。

    【攻防 10:お兄ちゃん】

    「なぜだ……なぜ倒れない!」

    脹相の「穿血」を何度も受け、ティアマトはボロボロになりながらも、決して倒れない。

    「……わたし……ママ、だから……」

    その言葉に、脹相の手が止まった。

    「……ママ……?」

    (……弟たち……。俺は……何を……)

    脹相が動揺した隙を、ティアマトは見逃さなかった。彼女の渾身の一撃が、脹相を打ちのめした。

    脹相、戦闘不能。

  • 50ポチェモブ25/11/15(土) 00:44:48

    【攻防 11:達人の一撃】

    「アァ! このジジイがしつけえんだよ!」

    垣根帝督の「未元物質」の翼が、宮沢静虎を襲う。だが、静虎は柳のようにそれを受け流す。

    「あなたの力は、あまりにも荒すぎる。……それ故に、隙が生まれる」

    静虎の体が消えたかと思うと、その掌打は垣根の防御をすり抜け、彼の核(コア)を正確に打ち抜いていた。

    「……が……!? テメェ……」

    垣根帝督、戦闘不能。


    【攻防 12:師の拳】

    「ちっちぇえな。ジジイが二人とも、もうボロボロじゃないか」

    麻倉葉王が、垣根を倒した静虎と、激戦で深手を負った東方不敗を同時に葬ろうと、最大級の霊力を放つ。

    「葉王! 貴様には『王』の器はない!」

    東方不敗が、最後の力を振り絞り、その巨大な霊力の奔流に正面から突撃する。

    「ぬううううううん!」

    凄まじい爆発が起こり、砂埃が晴れると、そこには片腕を失いながらも仁王立ちする東方不敗と、その圧倒的な気迫と拳に打ち倒された葉王の姿があった。

    麻倉葉王、戦闘不能。

  • 51ポチェモブ25/11/15(土) 00:47:19

    【攻防 13:最後の敵】

    『マグニフィコ・セブン』は全滅した。残るは、戦意を失い、立ち尽くすジュドーただ一人。

    「……終わった、か」

    ローランが剣を下げた、その時。

    「……やれやれ。全く役立たずのクズばかりだ」

    カルヴィン・J・キャンディが、馬車から降りてきた。その手には、あのマスケット狙撃銃が握られている。

    【攻防 14:贖罪の凶弾】

    「ジュドー君、最後の仕事をしてくれたまえ。……そこの、お嬢さん(フリージア)からだ」

    キャンディが、銃口をフリージアに向ける。

    ジュドーが、ローランたちとキャンディの間で、苦悶の表情を浮かべる。

    「……オレは……オレは……!」

    キャンディが、引き金を引いた。

    乾いた銃声。

    「危ない!」

    ジュドーが、フリージアを突き飛ばし、その身に銃弾を受けた。

  • 52二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 00:47:49

    >>50

    真っ先に裏切ったくせしてよわっよえーよ

  • 53二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 00:48:26

    裏切者たちが弱すぎて笑ってしまう

  • 54ポチェモブ25/11/15(土) 00:49:15

    【攻防 15:友よ、安らかに】

    「ジュドー!」

    ローランが叫ぶ。

    ジュドーは、胸から血を流しながら、ゆっくりとローランの方を振り返った。

    「……ローラン……。ナズナに……謝っといて……くれ……。オレは……馬鹿、だった……」

    彼は、満足したように、微かに笑った。

    「……これで……やっと……アイツのそばに……」

    ジュドー、死亡。

    その手から、愛用のナイフが、カラン、と音を立てて砂の上に滑り落ちた。

  • 55ポチェモブ25/11/15(土) 00:53:09

    【攻防 16:達人の怒り】

    「……ジュドー殿……。あなたもまた、守ろうとしたのだな」

    宮沢静虎が、静かな、だが底知れぬ怒りと共にキャンディに向かう。

    「おや、まだ動けるのかね、ジジイ。しつこい男は嫌われるよ」

    キャンディが再び狙撃銃を放つ。静虎はそれを紙一重で回避し、キャンディに肉薄する。

    【攻防 17:師の最期】

    「キャンディ! 貴様だけは!」

    静虎の猛攻をキャンディが必死でさばいている、その背後から。

    「この外道がァァァ!」

    葉王との戦いで満身創痍の東方不敗が、最後の力を振り絞り、襲いかかった。

    「!」

    キャンディが、振り返りざまに隠し持っていたナイフを突き出す。

    深手を負っていた東方不敗は、それを避けきれない。ナイフは、その心臓を深々と貫いた。

    「……が……はっ……」

    「師匠!」

    ローランが駆け寄る。

    「……ローラン……。最後……まで……見事だったぞ……。……この町を……頼……」

    東方不敗マスター・アジア、死亡。

  • 56二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 00:55:47

    (キャンディのコメント)

  • 57二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 00:57:15

    >>56

    これに関してはウム…

  • 58ポチェモブ25/11/15(土) 00:58:06

    【攻防 18:包囲網】

    「この外道がァァァ!」

    師を失った怒りで、宮沢静虎の攻撃がさらに激しさを増す。

    「チィッ!」

    キャンディが後退した瞬間、その両腕にロープが巻き付いた。

    「……!」

    マウンテン・ティムだ。

    「……哀しみの連鎖は、ここで断ち切ります!」

    絶望の騎士の剣が、キャンディの足を貫いた。

    「……ニンゲンノコ……イジメル!」

    ラーヴァ・ティアマトが、キャンディの胴体に組み付き、動きを完全に封じ込めた。

  • 59二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 00:58:32

    >>56

    裏切り者の戦績が0キルはさすがにびっくりしましたよ

  • 60ポチェモブ25/11/15(土) 01:01:31

    【攻防 19:最後の連携】

    「ぐ……ああああ! この、虫けらどもがァ!」

    キャンディが暴れるが、ティム、絶望の騎士、ティアマト、そして静虎の連携に、身動き一つ取れない。

    「ローラン! 今だ!」

    静虎が叫ぶ。

    ローランは、東方不敗の亡骸に一礼すると、ジュドーが落とした形見のナイフを拾い上げた。


    >>59

    (ワシはちゃんと最終決戦では死人が出てもおかしくない戦いにしろよとGeminiに言ったんやけどなぁ…)

  • 61ポチェモブ25/11/15(土) 01:06:11

    【攻防 20:夜明けのナイフ】

    ローランは、拘束されたキャンディを睨みつける。

    その目には、失った全ての仲間たちの顔が浮かんでいた。

    (……ジュドー。

    ナズナ。

    クィレル。

    観柳。

    ミヨ。

    ……師匠。

    ……お前らの痛み、確かに預かった)

    ローランは突撃しない。

    彼は、そのナイフを、東方不敗から教わったかもしれない精密さで、構えた。

    「これで、終いだァァァ!」

    放たれたナイフは、美しい回転を描きながら、拘束され、驚愕に目を見開くキャンディの眉間、その一点に、寸分の狂いもなく突き刺さった。

    「……が……ぁ……? ……こ、の……わたしが……こん、な……」

    カルヴィン・J・キャンディ、死亡。

    夜が明け、アニー・マーンに、血塗られた朝日が昇った。

  • 62二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 01:07:59

    なあオトン……これ強引な裏切り展開で元からクソゴミだった垣根とハオはまだしもさらに5人減らす必要あったんかな……

  • 63ポチェモブ25/11/15(土) 01:11:15

    悪の親玉キャンディと、『マグニフィコ・セブン』は全滅した。

    『マネモビアン・セブン』は、勝利したのだ。

    しかし、生き残った用心棒(マネモビアン・セブン)の数は……

    * ローラン

    * ラーヴァ・ティアマト

    * 絶望の騎士

    * フリージア

    * マウンテン・ティム

    * 宮沢静虎

    生存者は6名。

    これは、あまりにも多くの犠牲の上に成り立った、苦い勝利。

  • 64二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 01:15:40

    >>63

    セブンじゃないヤンケ

    シバクヤンケ

  • 65ポチェモブ25/11/15(土) 01:16:49

    生き残った6人の用心棒たちは、キャンディの死体と、倒れた仲間たち──東方不敗、そしてジュドーの亡骸を静かに見つめていた。

    ネカ・ピンが、涙を流しながら彼らに駆け寄る。

    「……ありがとう……ございます……。皆さんのおかげで……町は……」

    ローランは、タバコの最後の一本を取り出し、火をつけた。

    「……ああ。守り切ったぜ。……高い代償だったがな」

    彼は、東方不敗の亡骸に自らの上着をかけ、ジュドーの亡骸の横に、突き刺さっていたナイフとは別の、ジュドー自身のナイフをそっと置いた。

    静虎は、二人の勇者のために静かに目を閉じ、ティアマトは、生き残った子供たちを静かに抱きしめた。

    絶望の騎士とフリージアも、その傍らで静かに祈りを捧げる。

    マウンテン・ティムは、キャンディの屋敷から押収した金塊の袋を、ネカ・ピンの前に置いた。

    「……(ヤマ)は、終わりだ」

    アニー・マーンの復興が始まった。

    だが、伝説の『マネモビアン・セブン』の名を継いだ彼らのうち、7人全員が揃うことは、もう二度となかった。

    彼らの戦いは、荒野の吟遊詩人によって歌われることもなく、ただ、アニー・マーンの町の歴史に、静かに刻まれるだけである。

  • 66二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 01:19:37

    >>65

    最大値が6人だから7人揃うもクソもないやないケーっ!

  • 67ポチェモブ25/11/15(土) 01:22:47

    >>62

    そもそもハオと垣根のダブル離脱がイレギュラーなんだよね

    順当に行ってたらラキアとホル・ホースの2人も裏切って残りはカルマ値の低い順に…ってなるはずだったのん

    元々7vs7の構図を目指してたからなヌッ


    これが幽玄の後日談、本当はちゃんとレスしたかったけど長すぎるから纏めたのん…

    生還者と裏切り者の後日談 | Writeningエピローグ:荒野に散る者、荒野を行く者 ​🔥 マグニフィコ・セブンの末路 ​アニー・マーンの戦いで生き残った『マグニフィコ・セブン』の残党6名は、マネモビアン・セブンによって町の牢屋に拘束された。 彼…writening.net
  • 68ポチェモブ25/11/15(土) 01:26:45

    エピローグ:夜明けの別れ、そして永遠の鎮魂歌

    ​アニー・マーンの町に、新しい朝の光が降り注ぐ。

    戦火の傷跡はまだ深く、瓦礫の山があちこちに残るが、人々の目には確かな希望が宿っていた。

    町の広場には、ネカ・ピンと多くの住民たちが集まっている。

    彼らの視線の先には、町の外へと続く荒野の道が広がっていた。

    ​生き残った『マネモビアン・セブン』のうち、ローラン、宮沢静虎、ラーヴァ・ティアマト、フリージアの四人は、この町に残ることを決意していた。

    そして、マウンテン・ティムと絶望の騎士は、それぞれの使命を胸に、この町を去ろうとしていた。

    ​ティムが、いつものように肩にロープを担ぎ、荒野の馬にまたがる。

    「……んじゃあな、リーダー」

    ティムが、ローランに目を向けた。

    ローランは、口にくわえたタバコを指で弾き、空を見上げる。

    「おう。またどこかで『ヤマ』が被ったら、頼むぜ。……その時は、美味い酒でも奢ってやる」

    「ハッ。高いぞ」

    ティムは、短く笑うと、馬を走らせた。その背中は、すぐに地平線の彼方へと消えていく。

  • 69二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 01:28:22

    >>67

    幾ら力失ってるとはいえハオと垣根相手に多勢に無勢だいっけえできる盗賊ども強すぎないスか?

  • 70ポチェモブ25/11/15(土) 01:29:32

    次に、絶望の騎士が、馬にまたがる。

    「ネカ・ピン様、そして皆様……どうか、ご無事で」

    「絶望の騎士様……本当に、行かれてしまうのですか……」

    ネカ・ピンの目に、涙が滲む。

    絶望の騎士は、静かに頷いた。

    「……はい。この町は救われましたが、まだ、この荒野には多くの哀しみがあります。私は、その哀しみの全てを拾いに行かなければなりません」

    彼女は、ローランたちの方を振り返った。

    「……どうか、皆様も、ご自身の道をお進みください。そして、この町が、永遠に希望に満たた場所でありますように」

    「ええ、必ず! あなたの剣が、希望となることを祈りますわ!」

    フリージアが、涙を堪えながら答える。

    絶望の騎士は、かすかに微笑むと、ティムを追うように馬を進めた。その黒いマントが、朝日に輝きながら、遠ざかっていく。

    ​ネカ・ピンは、去りゆく二人の後ろ姿を、いつまでも見送っていた。

  • 71ポチェモブ25/11/15(土) 01:32:20

    そして、町に残ったローランたちに、深々と頭を下げる。
    「……ローラン様、静虎様、ティアマト様、フリージア様……。本当に、ありがとうございます。この町は、あなた方のおかげで……」
    「気にするな、ネカ・ピン。これが、俺たちの『仕事(ヤマ)』だ」
    ローランは、いつものように飄々とした口調で答える。
    ​ローランは、ネカ・ピンの言葉に頷きつつ、静かに町の外へと続く丘へと目を向けた。
    そこには、新しく建てられたばかりの、六つの墓標が並んでいる。
    武田観柳、桜井ミヨ、ナズナ、クィレル。
    そして、東方不敗マスター・アジア。
    そして、ジュドー。
    ​ジュドーの墓標には、彼が愛用していた投げナイフが、一本突き立てられている。
    その隣に、名も知らぬ誰かがそっと供えたのか、荒野に咲く一輪の小さな花が添えられていた。
    ローランは、静虎とフリージア、ティアマトと共に、その墓標を見つめる。
    そこには、無数のドラマと、失われた命の重さが刻まれていた。
    ​乾いた風が吹き抜け、散っていった勇者たちの魂を運び去っていく。
    そして、まるで彼らの鎮魂歌のように、どこからかギターの優しいメロディが聞こえてくる……。

  • 72ポチェモブ25/11/15(土) 01:37:34

    ​(EAGLES - Desperado が流れ始める)

    Eagles - Desperado (Official Audio)

    ​Desperado, why don't you come to your senses?

    (ならず者よ、なぜ正気に戻らない?)

    You've been out ridin' fences for so long now

    (もうずいぶん長いこと柵の上を乗り回している)

    Oh, you're a hard one

    (ああ、お前は本当にタフな男だ)

    I know that you've got your reasons

    (お前にはお前の理由があるんだろう)

    These things that are pleasin' you

    (お前を喜ばせるそれらのものが)

    Can hurt you somehow

    (いつかお前自身を傷つけるかもしれないんだ)

    ​(去りゆくティムと絶望の騎士の背中)

  • 73ポチェモブ25/11/15(土) 01:39:28

    ​Don't you draw the queen of diamonds, boy?

    (ダイヤのクイーンを引くんじゃないぞ)

    She'll beat you if she's able

    (彼女は手ごわい、打ち負かされるぞ)

    You know the queen of hearts is always your best bet

    (ハートのクイーンこそが、お前の切り札だと知っているだろう)

    Now, it seems to me some fine things

    (今、お前のテーブルには)

    Have been laid upon your table

    (素晴らしいものが並べられているというのに)

    But you only want the ones that you can't get

    (お前は手に入らないものばかりを欲しがる)

    ​(町に残り、復興を見つめるローランと静虎)

  • 74ポチェモブ25/11/15(土) 01:40:49

    Desperado, oh, you ain't gettin' no younger

    (ならず者よ、お前ももう若くない)

    Your pain and your hunger, they're drivin' you home

    (その痛みと渇望が、お前を故郷へ駆り立てる)

    And freedom, oh, freedom, well that's just some people talkin'

    (自由、ああ自由か、それはただの戯言だ)

    Your prison is walkin' through this world all alone

    (お前の牢獄とは、この世界をたった一人で歩くことそのものだ)


    ​(ラーヴァ・ティアマトが子供たちを抱きしめ、フリージアがネカ・ピンの手を握る)

  • 75ポチェモブ25/11/15(土) 01:42:29

    Don't your feet get cold in the wintertime?

    (冬の寒さに、足が凍えることはないか?)

    The sky won't snow and the sun won't shine

    (空は雪を降らせず、太陽も輝かない)

    It's hard to tell the nighttime from the day

    (夜と昼の区別もつかなくなっていく)

    And you're losin' all your highs and lows

    (お前は全ての感情を失っていく)

    Ain't it funny how the feelin' goes away?

    (感情が消えていくなんて、滑稽じゃないか?)

    ​(丘の上の六つの墓標。ジュドーの墓に供えられた花が、風に揺れている)

  • 76ポチェモブ25/11/15(土) 01:45:30

    Desperado, why don't you come to your senses?

    (ならず者よ、なぜ正気に戻らない?)

    Come down from your fences, open the gate

    (その柵から降りて、門を開けるんだ)

    It may be rainin', but there's a rainbow above you

    (今は雨が降っているかもしれないが、お前の上には虹がかかっている)

    You better let somebody love you

    (誰かに愛されることを受け入れるんだ)

    (You better let somebody love you)

    (誰かに愛されることを)

    Before it's too late

    (手遅れになる、その前に)


    ​(EAGLES - Desperado がフェードアウトしていく)


    去りゆくティムと絶望の騎士の背中。

    町に残るローランたちの決意。

    そして、荒野に眠る、全てのデスペラードたちへ。

    ​アニー・マーンの町は、これから、きっと美しく生まれ変わるだろう。

    だが、この戦いを決して忘れはしない。

    彼らが、命を賭して守り抜いた、この荒野の小さな希望を。

    ​【マグニフィセント・セブンロワ:完】

  • 77ポチェモブ25/11/15(土) 01:48:27

    これにてマネモビアン・セブンロワを終了いたします

    サービス過多だと言ったんですよGeminiPRO先生
    映画っぽいエンディングにしろって言ったらデスペラードをフルかつ和訳もつけてくれた時は驚きましたよ

  • 78二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 01:50:39

    オツカレーッ カルマ値高めのキャラ達まで裏切った時は驚きましたね⋯

  • 79二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 01:50:44

    えっこれポチェモブがエンディングまで指定したんじゃないんスか
    まいったなぁ本気でバトロワ用のためにGemini Proに入りたくなってきちゃった

  • 80二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 01:56:30

    感想お疲れさまーっすガシッ
    カルヴァンの画像にワンバトルアフターアナザーのディカプリオも混ざってて少し笑ったのが……俺なんだ!(まだ上映してるとこあるかもだけど元革命家の方はディカプリオ史上でも屈指の役立たずなんだよね)

  • 81二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 02:20:51

    本当にハオと垣根が無様すぎて笑ってしまう

  • 82二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 08:10:55

    地味にフリージア3回目の生存で笑ってしまう
    試行回数が少ないとはいえ見事やな…(ニコッ

  • 83二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 09:40:42

    >>81

    まだその二人はまだ一貫してるから良いんだよ

    問題は…保身で一気に向こうについて何の活躍もなく死んだジュドー以外の情けなさ過ぎる数合わせの裏切り者共だ

  • 84二次元好きの匿名さん25/11/15(土) 09:53:57

    >>83

    まぁジュドーと後日談で処分されたクズコンビ以外は良い感じに生き延びてはいるからまぁええやろ

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