[CP・閲覧注意]僕の可愛い障子さん

  • 1125/11/19(水) 11:16:00
  • 2125/11/19(水) 11:18:52

    障子さんは宿題をする時、いつも複製の腕で何かを触っている。自分の髪とか、結ちゃんとか。何かを触っているのがクセみたいだ。本人は気づいてないみたいだけど。
    障子さんは頭がいいけど、たまに分からないところがあって眉を顰める時がある。そういう時は目を複製して外を見て、考え事をしてる。冷静な障子さんも可愛いけど、悩んでる障子さんも好きだ。

  • 3二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 11:45:39

    10超えないと落ちやすいから10まで埋めるよ~

  • 4二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 11:47:43

    ちょっと興味あるので保守手伝います

  • 5二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 11:48:42

    埋め

  • 6二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 11:51:32

    埋め

  • 7125/11/19(水) 11:53:24

    障子さんが他の女の子と喋ってるのは気にならない。女子同士でしか話せないこともあるだろうし、僕もそのことで色々言うつもりはない。でも男子は別だ。障子さんが僕以外の男子ー最近なら緑谷くんとか瀬呂くんーと話してる時、僕はどうしようもない気持ちに心を乱される。障子さんが憎いような、でもやっぱり愛おしい気持ちになるんだ。多分、これが”嫉妬”なんだろうな。
    いつか母さんが言ってた。好きな子が他の人と喋ってても嫉妬しちゃダメだよって。カッコ悪いし、本当に好きならその子の好きにさせるべきだって。でも僕はそうはできそうにない。僕、カッコ悪い男になっちゃった。




    みんなありがと〜
    スレ落ちのルールは知ってたけど更新するの忘れてたよ(涙)

  • 8二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 11:53:55

    昨夜は大規模障害もあったからしゃーない

  • 9二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 11:56:24

    埋め9

  • 10二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 11:58:58

    10

  • 11125/11/19(水) 12:01:10

    障子さんはよく瀬呂くんと喋ってる。なんでって、席が近いから。障子さんの後ろの席は、耳郎さんを挟んで瀬呂くんだ。休み時間は障子さんが複製の目と耳と口を瀬呂くんの席まで伸ばして話してる。直接席に行くのが面倒な時はそうしてるみたい。話してることは大したことじゃない。ニュースに出たヒーローの話とか、課題のこととか、天気のこととか。本当に大したことじゃないんだ。なのになんでだろう、何故かイライラしてしまう。障子さんにもだけど、瀬呂くんに。なんで、なんで瀬呂くんが障子さんと話してるんだ。両思いでもないのに、ただのクラスメイトなのに。なんで、僕を差し置いて。



    >>8

    あれやばかった…あにまんにアクセスできなくて家のwifi1回リセットしちゃった

  • 12二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 14:49:28

    嫉妬マン口田くんかわ

  • 13二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 16:56:24

    かわいい

  • 14125/11/19(水) 19:48:21

    「…甲司、どうしたんだ?」
    障子さんの髪を梳きながら考え事をしていると、不意に声をかけられた。
    「あっ、ええと…なんでもないよ。」
    「そうか?なんだか悩んでいるように見えるが…」
    「ほんとだよ、なんでもないんだ。」
    「…そうか、ならいいんだ。」
    (ねえ、障子さん。僕たち、恋人だよね?両思いだよね?だったら僕だけを見ててよ。僕だけを思ってて。)
    (じゃないと僕、おかしくなりそうだよ。)

  • 15125/11/19(水) 22:52:36

    ああ、今日もだ。今日も障子さんが瀬呂くんと喋ってる。何をそんなに喋ることがあるの?好きでもないくせにどうしてそんなくだらないことで盛り上がれるの?僕と喋った方が、一緒にいた方が絶対に楽しいのに。
    なんで、なんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

    「障子さん」
    「あ…口田か。どうしたんだ?」
    「ちょっと聞きたいことがあるんだけど…瀬呂くん、いいかな?」
    「え、あ…俺は別にいいけど…」
    「瀬呂、ありがとう。また話そう」

    またなんてないよ、障子さん。君はずっと僕と一緒にいるんだ。



    「…」

  • 16二次元好きの匿名さん25/11/19(水) 22:59:41

    雲行きがー!

  • 17125/11/19(水) 23:05:31

    口田のやつ、多分俺に嫉妬してる。俺が、障子とよく話すから。
    障子は話してて気持ちのいい奴だ。変に媚びたりしないし、自分の考えをはっきり伝える。だから俺は隠し事をすることなく障子と話ができる。
    障子と口田が付き合ってるのは知ってる。お似合い、だと思う。障子は他人のことを気遣うくせに自分のことに気を向けないところがある。他人を思いやれる優しい口田となら上手くいく、と思う。
    でも、なんだろう。胸がザワザワする。俺が障子と話してる時、いつもどこかから視線を感じる。さりげなく探ってみるけど、ぱっと見では視線の出所は分からない。でもさっきので分かってしまった。あの刺すような鋭い視線は、口田のだ。俺と障子が楽しそうに話してるのが口田は気に入らないんだ。
    口田と話してる障子は楽しそう、以外の感情が顔に出ている。恋慕、っていうのかな。口田を信頼しきって、愛する顔。そんな顔できるんだって最初は思ったけど、今はもう慣れた。
    でも、障子が心配だ。相手を愛しく思う障子のその気持ちが、いつかドス黒い何かに飲み込まれるんじゃないか、って。…嫉妬とか、執着とかに。

  • 18125/11/19(水) 23:13:35

    「ねえ、障子さん。」
    「?なんだ甲司?」
    「障子さんって、瀬呂くんといつも何を話してるの?」
    「…ふふ、甲司も嫉妬するんだな。大したことはないぞ。好きなヒーローの話とか…ありふれた話題だ。」
    「嫉妬なんかしてないよ。ただ…ちょっとだけ気になる、っていうか…」
    「…私は他の皆を信頼してるし、仲間だとも思っている。でも私が恋慕うのはお前だけだぞ、甲司。」
    「…っ、分かってるってば…」
    「顔が真っ赤だな…りんごみたいだ。…今日は一緒に寝ようか?」
    「なっ、な!?」
    「変なことはしないぞ、寝るだけだ。さてはお前…」
    「ちっ、違うってばぁ!」
    「あはははっ、悪い悪い…」


    可愛い、可愛いなぁ。障子さんてば本当に可愛い。僕を揶揄えてると思ってる。笑ってる。いつもは静かに笑うのに、僕が作った顔が面白かったのか声を上げて笑ってる。可愛い、可愛い。
    誰にも渡したくない…こんなに可愛い、僕の障子さん。僕だけの障子さん。
    …渡さない、絶対に渡さないんだから…特に、彼には…


    …決めた。

  • 19125/11/19(水) 23:18:27

    障子が口田と付き合ってるのは知ってる。でも時々思うんだ。もし、障子の隣に居るのが俺だったら、って。
    障子なら、きっと俺の冗談を呆れながら笑ってくれる。何言ってるんだお前は、って笑ってくれる。荷物を持つときは…そうだな、自分で持つって言って聞かなそう。自分で買ったものだから、って。だから俺が半分無理やり取り上げるんだ。女子に荷物は持たせらんないって言って。そしたら…顔を赤くしてくれるかな。恥ずかしくて、俯くのかな。
    …って何考えてんだ俺は。しっかりしろ。障子は口田と付き合ってるんだぞ。何、人の彼女と付き合う妄想を…

    「瀬呂くん。今、時間ある?」
    「ふぇっ!?こ、口田?」
    「うん、僕だよ〜」
    「…結ちゃんは?」
    「ちょっとだけなら平気だよ。ね、いい?」
    「…いい、けど。」

  • 20125/11/19(水) 23:25:04

    「…で、なんだよ話って。」
    「そんな難しいことじゃないよ。簡単なこと。…障子さんに、近づかないで。」
    「…やっぱり?」
    「気づいてたんだ。」
    「そりゃまぁ、四六時中視線向けられたら誰だって気づくからな。」
    「そっかぁ、そうだよね。で?」
    「で、って?」
    「返事だよ。僕のお願いの。」
    「ここは大人しくYESって言ったほうがいいんだろうけど…嫌だね。」
    「…なんで。」

  • 21125/11/19(水) 23:31:17

    「俺、誰かにこうしろって決められるの嫌いなんだわ。誰と一緒に居るかは俺が決めるし、誰と話すかも俺が決める。全部、俺が決めること。お前じゃない。」
    「…」
    「…お前さ、今こう思ってるだろ。”僕の障子さんに近づくな”って。」
    「…なんで?」
    「なんでもいいじゃねぇか。…お前、自分の今の状態をなんていうか知ってるか?」
    「…なんて言うの?」
    「教えてやんよ…お前のそれは依存だ、って。執着って言った方がいいかな。お前はそのままの障子が好きなんじゃない。自分の言うことをよく聞く障子が好きなんだ。」
    「…へぇ…」
    「正直さ、障子が可哀想だわ。ただただ好きになっただけなのに、望んでもない感情押し付けられてさ。しかも本人はそれに気づいてないし。お前からしたら、好き放題できるわな。」
    「…」
    「…お前のそれは愛じゃない、ただの支配だ。それでもお前が本当に障子を好きなんならさ、障子の好きにさせてやれよ。いいじゃねぇかよ他の奴らと喋ってても。何が不満なんだよ?」
    「…」

  • 22125/11/19(水) 23:39:01

    「俺さっき言ったよな?他人にあれこれ決められるの嫌いだって。それは障子も一緒だぜ?障子は一人の人間だ、お前の可愛いペットじゃねぇんだ。」
    「…」
    「…お前がちゃんと障子を愛してるはずなら、障子に決めさせてやれよ。俺らはアドバイスとかできるかもしれないけど…決めるのは、障子だから。」
    「…」
    「…お前の個性さ、すごいじゃん。動物に色々伝えられんだろ?俺結構好きだぜ?でもさ、それ使うのは動物だけでいいと思うんだよ…少なくともさ、お前の個性、障子に使うべきじゃな」
    「…さいな…」
    「あ?」
    「…ほんっとうに、うるさいね。瀬呂くんって。聞いてるだけで吐き気がしてきたよ。」
    「…そーかい、お気に召すようなこと言えなくて悪かったな。じゃ、俺は戻らせてもらうわ。ここ寒いからさ。うーさっぶ…」
    「行けないよ。」
    「は?」
    「君はどこにも行けないよ。だってほら、もう…」
    「…は?なにいって…あれ?なんか、きもちわる…っ…」

  • 23二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 08:13:56

    おっと……

  • 24125/11/20(木) 09:01:50

    上鳴「ヤオモモ〜!!宿題教えてぇ〜!!」
    芦戸「俺も!今日のアレなんなんだよ意味不明だろ!?」
    八百万「確かに今日のは少し骨がありますね。いいですよ、今から皆でやりましょう!」
    上鳴「うぁ〜ヤオモモまじ神〜」
    切島「なになに、勉強会すんの?俺もいいか?」
    八百万「(人が増えた…)もちろんです!!」
    芦戸「ヤオモモめっちゃ張り切ってんじゃん…ふはっ」
    上鳴「目がキラキラしてる…」
    口田「だれかっ!!誰か相澤先生呼んで来て!!」
    切島「うぉっ口田!?どうしたよそんなに焦って…」
    口田「っ、瀬呂くんが…」


    「瀬呂くんの様子が変なんだ!」

  • 25125/11/20(木) 09:13:25

    相澤「…」
    上鳴「先生!おかえり!」
    切島「せんせ、瀬呂は…」
    相澤「落ち着け。瀬呂は病院で治療を受けている。まだ目は覚めてないが、容体は安定している。命に別状はないそうだ。」
    緑谷「でも…まだ…」
    相澤「…蛇毒にやられたそうだ。茂みの中に潜んでる可能性がある。俺たちが許可を出すまで茂みには近づかないように。もし蛇を見かけたらすぐに知らせろ。いいな?」
    ハーイ
    相澤「…口田、話がある。いいか?」
    口田「はい…」

  • 26125/11/20(木) 09:28:06

    上鳴「…っ…」
    峰田「上鳴大丈夫だって、瀬呂だよ?そのうちさ、ケロッとして戻ってくんだよアイツ…病院のご飯不味かったとか言ってさぁ…」
    上鳴「だって…だぁって…うぅっ…」
    爆豪「ベソベソすんじゃねぇよ、あのしょうゆ顔がそんな簡単に死ぬかアホ。」
    上鳴「でもっ、蛇毒だって…毒、強いやつなんでしょ?」
    八百万「蛇毒は治療薬を投与したら効かなくなるから…大丈夫、ですよ。」
    障子「…」

  • 27125/11/20(木) 13:25:10

    相澤「…ここならいいか。で、口田。このあたりでお前は瀬呂と話していたんだな。」
    口田「はい、そうです。」
    相澤「蛇に気づいたのはいつだ?」
    口田「瀬呂くんの様子がおかしくなった時です。瀬呂くんの足元に何か動いてるものが見えて…それをよく見たら蛇でした。」
    相澤「そうか…」
    口田「…個性、使おうとしたんです。離れろって。でも僕が気づいた時はもう…」
    相澤「噛まれていた、か…口田、もう言っていいぞ。あとはこっちで調べておく。」
    口田「わかりました、失礼します。」


    相澤(…この辺りの動植物は毒性がないか寮を建てる時に調べたはずだ。まさか、見落としていたところがあったのか?…今は瀬呂の容体が第一だ、ご両親に連絡しないと…)

  • 28125/11/20(木) 13:31:12

    …個性伸ばし訓練、きつかったけど頑張ってよかった。おかげで毒を持った動物のコントロールもできるようになったんだもん。説得するの大変だったけど、納得してくれてよかった。あの蛇、救急車にこっそり乗せたけど…大丈夫かな。ちゃんと街まで行けたかな。捕まってないといいけど。
    障子さん、泣きそうだ。そりゃそうだ、クラスメイトが死にそうなんだから。まあ瀬呂くんには死なれたら困るんだけどね。質問攻めされるのは僕なんだから。瀬呂くんの治療は医学の発展に任せるとしよう。僕は障子さんの隣にいなきゃ。

  • 29125/11/20(木) 13:40:00

    「障子さん、大丈夫?」
    「こう…口田か。ああ、私は平気だ…」
    「…僕にはそうは見えないよ。部屋、来る?」
    「…いいのか?」
    「障子さんならいつだって。」
    「…ありがとう…」

    「…皆の前では顔に出さないようにしていたんだが、まだ…気持ちの整理がつかないんだ。…さっきまで、元気だったのに…」
    「そっか…」
    「…甲司は瀬呂と一緒にいたんだろ?その、様子とかは…あっ、すまない違うんだ、忘れてっ」
    「ううん、大丈夫だよ。…急だったんだ、瀬呂くんが倒れたの。何もできなかった。僕が一番近くにいたのに…僕の個性で、なんとかなったかもしれないのに…」
    「…そう、か…でも、甲司が知らせに来てくれたから瀬呂は治療を早く受けられたんだ。だから…ありがとう、だな。」

  • 30二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 13:44:33

    口田くんの個性ってよく考えたらかなり危険だよな
    毒とかウイルスや細菌もちの生き物に命令させれば、生物災害も引き起こせるし

  • 31二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 19:45:39

    ほしゅ

  • 32二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 04:45:14

    保守

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