- 1風霊の舞姫25/11/20(木) 23:36:07
【一読推奨】
・復帰や新規、匿名での参加等、気軽にどうぞ
・キャラも匿名も強さや節度等は注意して守りましょう
・何事も、確定ロールは控えてください。
【只今の時系列】
・米軍突入後
【追加されたルール】
・泳者は他泳者の情報
──“名前” “得点” “ルール追加回数” “滞留結界(コロニー)”──を参照できる。
・泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。
・泳者は身代わりとして新規泳者を結界外から招き、100点を消費することで死滅回游から離脱できる
・泳者は結界を自由に出入りすることができる。
次スレは>>190の方がお願いします
無理な場合は避難所へ伝えてください
- 2風霊の舞姫25/11/20(木) 23:37:47
- 3風霊の舞姫25/11/20(木) 23:39:11
- 4二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 23:46:25
【シャンシャン、音が鳴る。光と音のパレードが映る。これは夢現か】
- 5二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 23:50:45
いたいのはこわい
さみしいのはつらい
くらいのはきらい
だからゆめをみるの - 6ざわさん25/11/20(木) 23:55:16
「オイ、避けんな能力無しのクセに!!」
【避けるに決まってる、と脇腹を押さえながら、丹澤は避けに徹する。たった数分の間で生傷が増え、肌を引き裂いた女の刃には血が滴る。恐れを成して一歩下がれば、相手は三歩踏み込んでやってくる。完全に手慣れた相手だと知り、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべ、重心をずらして左へ避けた。】
「チッ、こういうのがムカつくんだよ…!無駄に逃げることだけ長けたお前みたいな奴がさぁ……!」
【息が上がると同時に、苛立ちのボルテージも高められていく。必死に酸素を吸い込み、腕に刻まれた切創をちらりと一瞥しながら、深呼吸。】
(……だれか、だれでもいい。気づいてくれさえすれば……) - 7二次元好きの匿名さん25/11/20(木) 23:57:01
きがついたらひとりだった
かわいそうだった
こわいのがきた
いたかった
あかくなって、くらくなった - 8二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 00:01:59
しった
ここにはじぶんのようなこがいると
かなしい、かわいそうなこがいると
こわいのはいやだ
いたいのはいやだ - 9二次元好きの匿名さん25/11/21(金) 00:03:44
たから
よぶの
いたいの いやだよね
こわいの いやだよね
そんなのは いやだよね?
───だから、救ってあげるね - 10風鎌鼬25/11/21(金) 00:05:19
「……?」
【夢と夢の合間。何かが聞こえたような気がした】
【そうしてまた、次の夢へと】 - 11剣崎司郎と広瀬琴葉25/11/21(金) 01:36:36
「やっと…」「ようやく…」
「「外だぁーーーーーーーッ!!」」
【地下に閉じ込められて随分な時間が過ぎて、ようやく見えた地上の光。外は昼間のようだ
閉鎖空間で協力して外に出た2人の間には奇妙な友情(?)が芽生えていた。既に仲は深まっていただろうというツッコミは野暮だ。こういう時はノリだよ】
「あっ!ねえねえ女の敵!」
「はいはい女の敵だがどうかしたか?」
【すっかり広瀬の女の敵呼びに慣れた剣崎は、広瀬の指がさす方向へ目を向ける】
「めっちゃデカい犬!!」
「…ここから入れる保険ってあるか?」
「ないと思うよ?」
【困難の先にはまた困難。出口の先には犬のような呪霊が一体。流石に疲れていた剣崎は非常に嫌そうであった
…まあ弱い呪霊であったので苦労することはなかったのだが。それはまた別の話】 - 12風霊の舞姫25/11/21(金) 01:37:21
(前スレ200より)
力をつけたですか…それであれば嬉しい限りではありますが。
【彼女の言葉を受けてどこか余裕そうに微笑んで。いや、実際に余裕があり『風ノ声』に頼る必要のない程に動きの読める剣捌きを受け返し続けて】
──ですが、実際は私が強くなったのではなく。貴女が弱くなった、の方が正しそうですね。
【一切の躊躇も容赦もなく、相手の弱みを踏み越えながら、動きの隙に風の刃を切り込ませる】 - 13物語の紡ぎ手25/11/21(金) 01:43:17
づっ……!?
(弱く、なった……?どう、いう…いや、分かっている。分かってはいる、が……)
【既に無防備で剥き出しになった彼女の精神に、そのきっぱりとした宣言がよく通る。】
ぷつん
【風の刃をいくつも受けたからか。後ろ髪を留めていた髪留め──生前贈られた物に似た、紅色のヘアゴムが、切れる音がした。】
- 14物語の紡ぎ手25/11/21(金) 21:44:23
……続ける、ぞ
【様々な箇所に切り傷を見せながらも、顔だけはまっすぐ向こうを見つめて。】
『英雄式神譚・猿蟹』
【どうにかして主導権を持とうと、苦し紛れに先手を取る。物量攻めを試みるが、やはり出力の低下が響いているようで。投擲される柿もどきの量も勢いも並だ。】 - 15二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 12:34:36
- 16二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 15:13:47
このレスは削除されています
- 17物語の紡ぎ手25/11/22(土) 15:35:23
- 18二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 16:16:30
このレスは削除されています
- 19風霊の舞姫25/11/22(土) 16:17:49
- 20くろぼし25/11/22(土) 18:31:58
……ほう、現代では“ふぁっしょんしょー”なる物が存在しているのか。書物の変わりようも、近頃凄まじいものだ。京の都にも旅芸人にも、この様な厚く頑丈で、かつ色彩豊かな物は見られまい。
【振るった刀を傍らに、廃れた建物─もとい、コンビニエンスストアに立ち入る人影がある。その人間は慣れない皮にあしらわれた硬い靴で進みながら、腐敗や氷の塊を一瞥しては興味のある物に視線を移す。中でも興味を示したのは、拉た雑誌棚が残るスペースに取り残された、ファッション誌やコミック誌だった。】
にしても、此れは何と読むのだろう?
………あ、あー……?
【眉を顰めながら、アルファベットの羅列を睨みつける。受肉体の知識を読み取れば造作もないことだが、まずは自分の力で読む意思が大事。尚、十五分格闘しても読めることはなかったが。】 - 21物語の紡ぎ手25/11/22(土) 20:25:00
- 22風霊の舞姫25/11/22(土) 23:56:50
- 23物語の紡ぎ手25/11/23(日) 00:18:18
- 24風霊の舞姫25/11/23(日) 00:40:15
- 25物語の紡ぎ手25/11/23(日) 01:00:27
ッ……、
止める、わけが、なかろう……
【だって、だって。まだだ。まだ何一つ、傷ひとつさえ。そんな状態で、この舞が終わってしまったら──きっと私は、失望されてしまう。貴方に焦がれて、追い掛けて来たのに。受肉して以来、引き分けは何度かあったものの……一度も勝てた試しがない。慣れない小さな肉体?いいや、意地を張らずに完全受肉すれば良いだけの話だろう。怪我や精神の状態?それも含めて実力というもの。】
──ぁ
【無策に、無謀に。勝てなくても良い。ただ、ただ一つでも戦跡を。その執心だけで、武器も呪術も用いずに飛び掛かる。そこに理性というものはなく。飛び掛かったところで、漸く気付いた。既に冷め切った彼女の眼と、そこに写る、なんとも弱々しい私の姿に。】
- 26風霊の舞姫25/11/23(日) 01:43:39
- 27物語の紡ぎ手25/11/23(日) 01:55:45
- 28風霊の舞姫25/11/23(日) 02:10:00
- 29物語の紡ぎ手25/11/23(日) 02:21:23
……あぁ
一度……終止符が打たれたと、しても……その物語の、ありのままの姿で、残らなくとも……
形を変え、書き手を変え、読み手を変え……そうして続いていくのが物語……そうだろう…
【器の知識から、「二次創作」という概念があることを知った。1つの物語は、この世に生まれ落ちた時点で、もう鼓動を止めることはない。例え歴史から忘却されようと、此の世の何処かで、誰かの記憶の中で。輝きを失わないのが、物語だ。】
【何処かの誰かは、「忘れられたとしても、形を変えて残り続ける」と考えた。また別の誰かは、「それを記憶し物語にすれば、忘れられることはない」と考えた。一瞬でも物語として存在したならば、それが真に消えることはないのだと、そう思っていた。──だが。】
ここまで真っ向から敗北を喫すると、この考えも……間違っていた、のかもしれないな……
【自暴自棄、自嘲気味に。終わりあるものこそ美徳とする彼女に、捩じ伏せられた。勝てなかった。思い知らされた。】