- 1二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 17:50:56
- 2二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 17:52:39
雲明「そして、僕らとの物理的な距離が広がったように感じます」
桜咲「前はグイグイ突っかかって来てたが…今は全然だな」
木曽路「誰に対しても近かったですもんねぇ」
雲明「2人は何か他に気がついた事はない?」
「「うーん…」」
木曽路「あ!はいはい!最近来夏さんの香りが変わった!」
桜咲「あぁ?」
雲明「木曽路…なんか気持ち悪いよそれ…」
木曽路「はぁ!?俺は真面目に言ってるんだぜ!?それにストーカー感なら雲明には負けるわ!」 - 3二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 17:56:12
木曽路「前はさ、お気に入りって公言してた柑橘系の香水の香りしてたけどさ」
木曽路「最近は少し特徴的と言うか…大人っぽい?香りなんだよ」
雲明「言われてみれば…自分の匂いをやけに気にするような仕草も増えていた」
桜咲「あー…そういやよ」
木曽路「先輩も何か?」
桜咲「俺達と距離があるって話だが…例外が1人いたぜ」
雲明「それは?」
桜咲「亀雄だ」 - 4二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:00:08
木曽路「亀雄が!?…でも確かにそんな気がする」
雲明「うん、来夏さんが以前よりも古道飼君を気にかけている」
桜咲「ボディタッチも多かった気がしたな」
木曽路「…も、もしかして…」
桜咲「あぁ…」
雲明「えぇ、あの2人は…」
木曽路「友達になったんだ!」
桜咲「共通の趣味ができたんだろうな」
雲明「生き別れの姉弟だったんです」
3人「「「は?」」」 - 5二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:04:15
雲明「2人とも…何を言ってるんだ」
桜咲「1番トンチキな事抜かしてんのはお前だ」
木曽路「そうそう!普通に仲良くなったんだよ」
雲明「仲良くって…僕らはそもそもチームメイトじゃないか」
桜咲「差別する訳じゃねぇが…ある程度違うもんだろ」
雲明「僕はみんな同じチームメイトで友達だと思っているよ」
木曽路「じゃあ俺達と空宮征は同じなの?」
雲明「………………………………………………うん」
2人「「即答しろよ」」 - 6二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:08:22
木曽路「練習や特訓の合間でよく2人でなんか話してるじゃん」
桜咲「確かに…舎弟扱いとは少し違った」
雲明「最近は2人でお昼も食べてるんですよね」
桜咲「昼か、これはかなり大きいな」
木曽路「だろー?」
桜咲「ハッ、だがな…俺もかなりデカい証拠を持ってんだぜ」
雲明「聞かせてください」
桜咲「あの2人はな…」
木曽路「…」
桜咲「2人きりでカフェにいたんだよ」 - 7二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:13:14
木曽路「2人きりで…!?」
雲明「僕らがよくいるあの?」
桜咲「いいや、駅前のお洒落なあのカフェだ」
雲明「テレビで取り上げられた事のあるあの…!?」
桜咲「その店で2人で談笑してやがった」
木曽路「つまりカフェ通いの趣味が合致したと…?」
桜咲「あぁ…だが、1つ気掛かりな事があってな」
雲明「それは?」
桜咲「2人の席なのにドリンクは1つだったんだ」 - 8二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:19:03
木曽路「…単に片方の注文が遅れたんじゃ?」
桜咲「さぁな、ずっと覗いてた訳じゃねぇからよ」
雲明「先輩も立派なストーカーですね」
桜咲「うるせぇ…さて、最後はお前の番だぞ」
木曽路「イかれ決闘マニアのサッカーモンスターを超えたモンスター、雲明が2人を姉弟と主張する理由とは!?」
雲明「ふふ…聞いて驚いてくださいね」
雲明「2人の必殺技は似ているんです!」 - 9二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:21:40
桜咲「…」
木曽路「…おぉ」
雲明「それに古道飼君は母親と似ていない…これはおそらく…」
桜咲「雲明、その…ちゃんと寝れてるか?」
木曽路「疲れてるんならさ!練習内容だけ教えといてくれれば休んでもいいんだぜ!」
雲明「…メニューの内容を5倍にします」
桜咲「言ってろ…まぁこの勝負、俺の勝ちだろう」
木曽路「勝ち負けとかだっけこれ」
雲明「いいえまだ他にも…」
柳生「おうお前ら、いつまでこんなとこで駄弁ってんだ」 - 10二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:24:59
雲明「あ、一文字変えたら規約違反な“やぎゅう”先輩」
柳生「おう喧嘩か?受けて立つぞ」
桜咲「もう黙ってろ雲明…忍原と古道飼の事でな」
木曽路「そうそう!あの2人がですね…」
柳生「あぁ、あの2人はな…つk」
木曽路「友達になったんですよ!」
桜咲「カフェ友になったみてぇだ」
雲明「生き別れの姉弟だったんです!!」
柳生「…あ?」 - 11二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:28:49
柳生「あー…お前ら全員女性経験ゼロか?」
桜咲「なんだ今度はそっちが喧嘩ふっかけるのか?」
木曽路「何でそこで女性経験の話に?」
雲明「はぁ…これだから二章の野球辞めてくるやつ先輩は…」
柳生「よし全員に天空サンダー撃ちこんでやるから表出ろ」
ゾロゾロ…
柳生「…ん?おぉ丁度いいな、あれ見ろお前ら」
3人「「「ん?」」」
来夏「じゃあ今日もいつものとこ行こっか!」
亀雄「は、はい!」 - 12二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:35:23
雲明「あの2人…」
柳生「バレないように尾行するぞ、現場を見りゃお前らも分かるだろ」
木曽路「えぇ…ストーカーが増えた…」
桜咲「1番目立つのはお前だろ」
雲明「そうですよ目立つやつ先輩」
柳生「マジで天空サンダー撃ちこまれたくなきゃ黙ってろ」
コソコソ… - 13二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:38:45
雲明「…ここは、海公園?」
木曽路「ベンチに座って2人でコンビニで買った物食べてますね」
柳生「練習の後だ、小腹くらい空くだろ」
桜咲「…2人きりでか?」
来夏「あ、ほっぺにご飯つぶ付いてるよ」
亀雄「えっ!ど、どこ…」
来夏「ほらここ!ふふ…」
3人「「「…」」」
柳生「あの仲の良さを見りゃ分かるだろ?」
馬鹿共「「「?」」」
柳生「お前ら…」 - 14二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:41:32
来夏「ねぇねぇ、ちょっと屈んでよ」
亀雄「へ?」
来夏「いいからいいから」
柳生「お、こりゃあ…」
チュッ
ストーカー達「「「「!」」」」 - 15二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:45:14
亀雄「は、はわわ…」
来夏「もー何回もしてるんだからさ、そろそろ慣れなよ」
亀雄「ふ…不意打ちだったから…」
柳生「はっ大胆だな来夏の奴…お前ら、これで流石に…」
雲明「うぐぐ…目にゴミが…」
桜咲「クッソ!カモメにフン落されちまった!」
木曽路「うわっ野良猫がケンカしてる!」
柳生「お前らァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベンチの2人「「!?」」 - 16二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:48:57
来夏「あれ!?みんなどうしてここに!?」
亀雄「あわわ…み、見られ…」
「「「?」」」
柳生「あぁー大丈夫だ、見てもないし気付いても無いぞこの馬鹿共は」
来夏「えぇと…?」
柳生「邪魔したな、2人で楽しんでてくれ…お前ら行くぞ」
ゾロゾロ… - 17二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:51:00
雲明「…結局なんだったんです?」
木曽路「なー」
柳生「はぁ…俺ん家行くぞ、そこで話してやる」
雲明「屋上で焼いて薬盛って地下室へ…?」
柳生「桜咲手伝え、剛の一線に天空サンダーをチェインしてコイツに撃ち込むからよ」
桜咲「おう」
木曽路「俺もノマシュで加えてくださいよ」
雲明「ヒエェ」 - 18二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:53:51
柳生「…」
2週間程前、亀雄が俺に相談に来た
「来夏に想いを伝えたい、でもどうせ無理だろうからせめて断られてもダメージの少ない方法は無いだろうか」
ってな
その時俺は
本気で亀雄を叱った - 19二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:55:59
そんな腑抜けた告白を受ける来夏の気持ちは考えたのか…と
失敗した時の嫌な気持ちを無くす事は出来ねぇし
それは嫌な気持ちを代わりに来夏へ負わせるようなもんだ
お前の来夏への気持ちはそんなものなのか?
お前は「負けてもいいや」と思いながら試合に出た事はあるのか?ってな - 20二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:57:06
それから数日後、来夏がチームメイトの女子達に
「亀雄が漢を見せてくれた、嬉しすぎてすぐにOKしちゃった」
なんて言いふらしてたのを見かけた
まず俺に亀雄が告白成功しましたって伝えにくるのが先だろってな - 21二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 18:59:42
恋のキューピットを気取る訳じゃないが
先輩として亀雄の背中を押してやれてよかった
あとはあの2人の世界だ、俺は見守るだけでいい
桜咲「何してんだよ、お前ん家行くんだろ?」
木曽路「置いて行きますよー」
雲明「早くしてくださいギュッセンパイヤー」
…この馬鹿共にもちゃんと教えてやらねぇとな
これ以上俺達がこっちから何かしてやる必要は無いってな
柳生「天空サンダー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
雲明「オアーーッ!!!」
終わり - 22二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 19:09:14
規約違反先輩…
- 23二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 19:23:12
苦労人先輩⋯
- 24二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 19:25:14
おまけ(閲覧注意要素強め)
桜咲「……そういう事だったのか」
雲明「あの2人が…」
木曽路「亀雄やるじゃーん!」
柳生「逆によく気が付けないもんだなお前ら…」
木曽路「それじゃあ俺達は、あの2人の邪魔にならない行動をしないとだな!」
雲明「そうだね」
桜咲「まぁこれで色々と納得できたが…」
柳生「まだなんかあるのか?」
桜咲「結局、忍原の動きがぎこちなくなった理由は分からないな」 - 25二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 19:27:53
柳生「動きがぎこちない?」
木曽路「ドリブルの歩幅が狭くなってんだってさ」
桜咲「ぐるぐるシュートを全然撃たないしな」
雲明「まるで脚を大きく動かすのを避けているようなんです」
柳生「歩幅…シュートを撃たない……脚の動きを避ける………」
柳生「…………まさか!?」
桜咲「なんだ、理由でも分かるのか」
柳生「告白成功は2週間くらい前だぞ!?早すぎるだろ!!」
雲明「何がです?」
木曽路「?」
柳生「これは流石に注意を…いや俺じゃ踏み込みすぎか…?だが先生に報告したら問題に……」
3人「「「?」」」 - 26二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 19:30:03
来夏「…本当びっくりしたよね、みんなすぐ帰ってくれてよかった」
亀雄「ですね…あ、そろそろ日が落ちそうです」
来夏「うん、人が少なくなってきて丁度いいかな」
亀雄「えぇと…き、今日もするんですか…?」
来夏「そりゃそうじゃん、亀雄だって分かってたでしょ」
亀雄「あうぅ…」
来夏「お互いの家には親が居るし、そういうトコはまだ入れないからね」 - 27二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 19:31:15
来夏「自信持ちなって!亀雄はちゃんと私を満足させられてるから」
亀雄「来夏さんが気持ちよくなってくれるなら、僕も嬉しいです」
来夏「ちゃんと亀雄自身が気持ちよくなるのも忘れちゃ駄目だよ?」
来夏「あ、でも激し過ぎるのはNGね!亀雄のは大き過ぎて声ガマンできなくなっちゃうから」
亀雄「は、はい!」
来夏「ふふ、じゃあ行こっか」
来夏「多目的トイレ♡」
終わり - 28二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 21:06:42
来夏さん!?
- 29二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 21:28:26
柳生先輩以外3人ともクソボケかよ…四川堂先輩が最後の希望か…
- 30二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 22:06:21
桜咲先輩と雲明はクソボケ感すごいからな…
- 31二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 22:45:59
ク ソ ボ ケ
- 32二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 02:08:26
何故だろうか、おまけ見てもCあたりまで行くきっかけが何となく
亀雄君主導じゃなくて多分来夏ちゃん側が主導した結果に見えるのは…w - 33二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 07:53:37
- 34二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 09:36:39
- 35二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 10:15:12
多分来夏さんから誘ったんだろうな…
- 36二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 14:02:29
このレスは削除されています
- 37二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 14:03:36
- 38二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:22:38
亀雄の奥手感はなんだろうか…