- 1◆4r58dOV12o25/11/22(土) 22:19:40
- 2◆4r58dOV12o25/11/22(土) 22:20:55
10分後
ワイ「ぐぼあっ!!」ドサッ
ツルギ「きひひ・・・以前よりも無駄な動きが減ってきたな。これからも精進することだな。ハスミ、ワイの治療をしてあげて。私は任務に行ってくる。」
ハスミ「分かりました。気をつけてくださいね。」
ワイ「うっ、いてて・・・」
ハスミ「大丈夫ですか?まったく、あなたも何度も何度もよく挑みますね。」
ワイ「くそっ!俺は・・・俺は・・・俺はいつになったらツルギ先輩に想いを伝えられるようになるんだっ!?」 - 3◆4r58dOV12o25/11/22(土) 22:22:35
ハスミ「やっぱり理解が出来ませんね。」
ワイ「何がっすか?」チリョウサレー
ハスミ「あなたがツルギに惚れているのは知っていますが、それなら告白したり、アプローチしたりせずに、なぜツルギに戦いを挑み続けるのですか?」
ワイ「ふっ、わかってないですねハスミ先輩。」
ハスミ「どういうことですか?」
ワイ「いいですか?男っていうのは惚れた女を自分で守りたいんですよ。ツルギ先輩にもしものことがあった時にしっかり守ってあげられる、そんな男に俺はなりたいんですよ。」
ハスミ「(そのツルギのもしもの時というのはあまり想像出来ませんが・・・)」
ワイ「ツルギ先輩を守るためには俺がツルギ先輩より強くならなきゃいけない。ツルギに先輩に勝ったその時、俺は自分の想いを伝えるんです。分かりましたか、ハスミ先輩?」
ハスミ「あなたがアホだということはよく分かりました。」
ワイ「なんでですか!?」 - 4◆4r58dOV12o25/11/22(土) 22:24:04
───1週間後
ワイ「よし!今日こそツルギ先輩に勝って想いを伝えるぞ!」
ワイ「ツルギ先輩!勝負し・・・」
先生「おはよう、みんな。」
ハスミ「おはようございます、先生。」
ツルギ「あっ、///お、おはようございます、せ、先生///」
ワイ「・・・(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)」
先生「あっ、ワイもおはよう。」
ワイ「・・・おはようございます。」ニラミツケー
先生「え、えっと・・・私なにか嫌われちゃうようなことしちゃったかな?」
ワイ「・・・いえ、別に・・・先生にはよくお世話になってますし・・・むしろ、尊敬してるぐらいです・・・」
先生「そ、それならよかったけど・・・」
ワイ「でも・・・」
先生「でも?」
ワイ「あんたには負けないっすよ!先生!」ダッ(その場から立ち去る)
先生「ハスミ、私はワイとなんの勝負をしてるの。」
ハスミ「放っておいて構いませんよ。」 - 5◆4r58dOV12o25/11/22(土) 22:26:54
とりあえずこの辺まで思いついた
- 6二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 23:12:36
おお
- 7二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 23:33:03
コハルからは尊敬はされてるけどバカって思われてそう
- 8二次元好きの匿名さん25/11/22(土) 23:38:41
ツルギを守りたい>ツルギに好かれたいなのかな?
好かれるようになるには先生は腕っぷしが強くないのに好かれてるから同じようにすればいいしな
- 9二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 00:13:55
これで普通に勉強できて補習授業部行きになるの見届けてほしいな
コハルから「ワイ先輩って勉強できたの!?」って言われて欲しい
なんなら頭いい部類で学年二位とかだとかなりいい - 10二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 03:25:37
どんな戦い方するんだろう
スレ主的にはなんか考えてる? - 11二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 03:29:18
じゃあお人形さん片付けるね
- 12◆4r58dOV12o25/11/23(日) 10:44:25
ワイ「・・・、98、99、100。よし、今日のトレーニング終わり。」
ワイ「うーむ、ツルギ先輩の動きになんとかついていけるようにはなったが、勝てるビジョンはなかなか見えないな・・・ここは思い切って誰かに相談してみるのもアリかな・・・」 - 13二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 10:45:29
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- 14◆4r58dOV12o25/11/23(日) 10:47:08
ワイ「というわけでどうすればツルギ先輩に勝てると思う?」
イチカ「いやなんで私に聞くんすか?」
ワイ「いやー、イチカ以外にも聞いてみたんだよ?でも、マシロちゃんには「私より強いワイ先輩に言えるアドバイスなんてありませんよ。戦い方だって全然違いますし。」って言われたし、任務中に部隊のモブちゃん達には「不良集団を単身で壊滅させて、無傷で戻ってきた人にそんなこと言われても、何も言えませんよ。」って言われて、もうお前ぐらいなんだよ。イチカだってかなり腕が立つじゃん?」
イチカ「そんな方法があるなら、私が知りたいぐらいっすよ。」 - 15◆4r58dOV12o25/11/23(日) 10:49:22
イチカ「にしても、ワイもよくやるっすね。」
ワイ「ツルギ先輩に何度も挑むこと?」
イチカ「それもそうっすけど、私が一番驚いてるのはワイの戦闘スタイルっすよ。ツルギ先輩と同じ二丁ショットガンでの近接戦闘。ツルギ先輩の間合いで戦おうとする人なんてキヴォトス中探し回っても何人いることやら。」
ワイ「同じ土俵で戦って勝たないと、本当に俺がツルギ先輩より強いとは言えないからな。」
イチカ「ワイってやっぱりアホっすよね」
ワイ「・・・こないだハスミ先輩にも同じこと言われたよ。」 - 16◆4r58dOV12o25/11/23(日) 10:52:32
イチカ「まあ、一つ言えるとしたら、経験じゃないすか?」
ワイ「経験?」
イチカ「自分より強い人との戦闘経験っすよ。強い人と戦うことで強い人特有の動きとか自分が持ってない技術とか盗むことができるんじゃないすか?」
ワイ「なるほど、確かに俺はツルギ先輩としか戦ったことなかったし、体を鍛えたり、射撃訓練だけじゃそういったことは学べないしな。」
イチカ「まあ、その肝心なツルギ先輩並みに強い人なんて・・・」
ワイ「そんな都合のいい人なんて・・・」
イチカ「・・・」
ワイ「・・・」
ワイ・イチカ「「とりあえず1人いたな。」」 - 17二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 10:56:08
このレスは削除されています
- 18◆4r58dOV12o25/11/23(日) 10:59:26
ワイ「あの、」
ネル「あ?」
ワイ「美甘ネルさんですよね?」
ネル「お前は・・・確か虚妄のサンクトゥムの時にいた剣先んとこのやつか?あたしになんか用か?」
ワイ「俺と戦ってください!」
ネル「なんだって?」
ワイ「俺、強くなりたいんです!だから、あなたと戦いにきました!」
ネル「あたしと戦うためだけに、わざわざミレニアムに来たってのか?」
ワイ「はい!」
ネル「ハッ!おもしれぇなお前。ミレニアムのやつでさえ、あたしの顔を見たら逃げだすのに、わざわざ面と向かって喧嘩売りにくる奴がいるなんてな!」
ネル「いいぜ、やってやるよ。最近ぬるい任務ばっかでちょうど退屈してたんだよ。」
ワイ「本当ですか!」
ネル「ただし、がっかりさせんなよ!」
ワイ「もちろんですよ!ネルさんこそ手加減なんていらないですよ!」
ネル「言うじゃねぇか!」 - 19◆4r58dOV12o25/11/23(日) 11:03:42
ワイ「はぁ、はぁ・・・」
ネル「いいじゃねぇかワイ!あの時も思ってたが、けっこう根性あるな!」
ワイ「(改めて見ても、やっぱりすごいなこの人。ツルギ先輩にも食ってかかる精神力とそれに見合うだけの動き。スピードだけならツルギ先輩以上かもしれない。)」
ネル「どうした!?もうへばったか!?」
ワイ「まだまだ!」
ネル「そうこなくちゃ!」 - 20◆4r58dOV12o25/11/23(日) 11:05:43
ワイ「モウウゴケナイ」ドサッ
ネル「まだまだ粗いところはあるが、結構楽しかったぜ、ワイ。」
ワイ「アリガトウゴザイマス」
ネル「あ、あとこれ。」スッ
ワイ「これは?」
ネル「あたしのモモトークだ。また相手してやるから、いつでも連絡してきな。」
ワイ「はい。よろしくお願いします。」
ネル「んで、動けそうか?」
ワイ「まだしばらくは無理そうです・・・」
ネル「たくっ、しゃーねーなあ。」 - 21◆4r58dOV12o25/11/23(日) 11:08:16
ネル「おいアカネ。」
アカネ「おかえりなさい、部長。その肩に担いでいる人は?」
ネル「あたしと戦いたいってわざわざ喧嘩売りにきたやつだよ。治療してやってくれ。」
ワイ「どうも。」
アカネ「確かあなたは虚妄のサンクトゥム攻略戦の時に一緒に戦ったトリニティの正義実現委員会の方ですよね?大丈夫ですか?」
ワイ「なんとか。」チリョウサレー
カリン「部長に喧嘩を売るなんてすごい度胸だな。」
アスナ「ただいまー!ってあれ、この子誰?ボロボロだけど、もしかしてリーダーにいじめられたの?大丈夫?」
ネル「いじめてねえよ!あたしをなんだと思ってんだ!」 - 22二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 19:05:25
ホシュ
- 23二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 19:55:03
面白そう
ワイくんの今後に期待 - 24◆4r58dOV12o25/11/23(日) 23:57:07
最初は単なる憧れだった
一年生の頃、不良生徒に絡まれているところをツルギ先輩に助けられて、俺はその姿に憧れた
カッコいいなって思った
俺もこの人みたいになりたいと思った
そこからはとんとん拍子だった
正義実現委員会に所属して、わざわざ使えもしない二丁ショットガンを買って、ツルギ先輩の背中を必死に追いかけた
ツルギ先輩もそんな俺のことを気にかけてくれて、任務に連れていってくれたり、稽古をつけてくれたりした
今考えたら弟みたいに思われてたのかもしれないけど、その時の俺はそれでよかった - 25◆4r58dOV12o25/11/23(日) 23:59:34
ツルギ先輩への憧れはいつしか恋心に変わっていた
いつからそうなったかは俺自身もわからない
髪や肌、瞳が綺麗だなと思った時なのか
恋愛小説が好きで、青春や恋愛に人一倍憧れていることを知った時なのか
意外とおっp・・・ゲフンゲフンゲフン
まあツルギ先輩と関わって、ツルギ先輩のいろんな一面を知って、いつのまにかそうなってた
いつしかツルギ先輩は「歩く戦略兵器」だなんて呼ばれるようになって、恐れられていたが、俺はそんなこと気にしなかった
そんなツルギ先輩の隣を歩いていたいと思ってた
でも、この時の俺はまだツルギ先輩を超えたいとは思っていなかった - 26◆4r58dOV12o25/11/24(月) 00:02:06
───エデン条約調印式当日
メグリメグレセカイノハテヘ~ダイチトウミトソラノムコウ~(ピッ)
ワイ「ん、ん〜もう朝か。」
今日はエデン条約調印式の日
ゲヘナとトリニティ間で和平を結ぶとかなんとか言ってたが、そう上手くいくのかと俺は思ってた
俺自身、ゲヘナが憎いだとか思ったことはなかったが、全員が全員そうなわけではない
実際、ハスミ先輩はゲヘナをあまりよく思ってはいない
まあナギサ様が決めたことだし、俺が何か言ったところでどうにもならないし、というか正直どうでもよかった
俺にとって重要なのはその後だった
ワイ「今日俺はツルギ先輩に告白する!」
そうツルギ先輩に告白するのだ
今日の俺の任務は警備隊の指揮
ツルギ先輩から任された重要な任務だ
その任務をしっかりこなして調停式を無事に終わらせて、ツルギ先輩に俺の想いを伝える
・・・・・・・・・そのつもりだった - 27◆4r58dOV12o25/11/24(月) 00:04:41
ワイ「ガハッ・・・ゲホッゲホ」
突然鳴り響いた轟音
辺り一面は火の海と化し、瓦礫の山ができ、多くの生徒が倒れていた
ワイ「い、いったい、何が・・・」
あまりに突然な出来事に俺は困惑していた
ツルギ「大丈夫か?ワイ。」
ワイ「ツ、ツルギ先輩!よかった無事で・・・」
背後からしたツルギ先輩の声に反応して振り向いたが、それと同時に驚愕した
ワイ「ツ、ツルギ先輩・・・その傷・・・」
ツルギ「これくらいなら問題ない。」
ワイ「でも、その傷、も、もしかして・・・」
多くの部員が気を失っているなか、俺がなんとか意識を保てている理由はすぐにわかった
ツルギ先輩が俺を庇ってくれたからだ
俺を庇ったばかりに必要以上に傷を負った
その事実が俺の心を締めつけた
ワイ「ご、ごめんなさい・・・」
ツルギ「ワイ、」
ワイ「お、俺のせいで・・・」
ツルギ「ワイ!」
ワイ「!?」
ツルギ「ワイを庇う選択をしたのは他でもない私だ。ワイが責任を感じる必要はない。」
ワイ「で、でも・・・」
ツルギ「それに私は正義実現委員会の委員長で、ワイの先輩だ。だから私がワイを庇うことは当然のことだ。」
ワイ「ツルギ先輩・・・」
ここで俺はまたツルギ先輩の強さを実感した - 28◆4r58dOV12o25/11/24(月) 00:06:18
その後、ハスミ先輩、シスターフッドのヒナタさん、先生と合流して、先生を逃すため、ゲヘナの風紀委員長に先生を託し、アリウスの連中とユスティナ聖徒会とかいうわけわからんやつらと戦った
先生のことはライバル視しているが、先生が死ぬと多くの人が悲しむし、俺もあんな優しい人を死なせたくはなかった
それに心のどこかではあの人ならどうにかしてくれると信じていたのかもしれない
そして、しばらく戦ったのち、俺は意識を失った - 29二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:07:14
ツルギの本命は先生なのか、
- 30◆4r58dOV12o25/11/24(月) 00:07:41
俺が目を覚ましたのは事件が解決した後だった
幸いにも俺に後遺症はなく、先生もツルギ先輩もハスミ先輩も他の部員のみんなも無事だったようで、安心した
事件の詳細は後から聞いたが、先生が中心となって解決したらしい
やっぱりあの人はすごいと思った
・・・まあツルギ先輩を譲る気はないけど - 31◆4r58dOV12o25/11/24(月) 00:10:06
あの事件のせいでツルギ先輩に告白できなかったが、事件解決後も俺は告白できずにいた
あの時のことが脳裏にこびりついてしまっていたのだ
あの時ツルギ先輩は言った
私は委員長だから、先輩だから、俺を守るのは当然のことだと
じゃあそのツルギ先輩は誰が守ってくれるんだ
ただ守られていただけの俺に
ツルギ先輩を守ることができない俺に
ツルギ先輩の隣を歩く資格はあるのか
また同じようなことが起きて、ツルギ先輩が傷ついてる時に、また、ただ見ていることしかできないのは絶対に嫌だった
だから俺は決意した
ワイ「ツルギ先輩・・・」
ツルギ「どうした?ワイ。」
ワイ「俺と・・・勝負してください!」
ツルギ先輩より強くなって俺がツルギ先輩を守ると