- 1ポチェモブ25/11/23(日) 12:01:16
プロローグ:あー、テステス。……聞こえるか?
俺だ。世界が誇る天才エージェント、スタンプ・ハウアー様だ。
今回の任務はスペクター壊滅。だが、ただのドンパチじゃなさそうだ。
集められたのはイカれた精鋭たち。待ち受ける敵は化け物揃い。
ネカピンは「死ぬ気でやれ」なんて言うが、俺に言わせりゃ「死ぬほど楽しめ」だろ?
弾丸の雨も、崩れるビルも、俺の「カミワザ」の前じゃ最高の演出だ。
さあ、ショータイムの幕開けだ。遅れるなよ?
募集開始時間:12:15から
枠数:参加者12枠+ボスキャラ8枠
URL:なし
画像:安価後or安価と同時 どちらでもOK
口調と人称:あり(犬は本山先生の時みたいにマイナーキャラは詳細を200文字くらいで書けよ)
備考:参加者は必要ならコードネーム「00〇〇(ダブルオー数字とかアルファベット)」も明記してほしいのん、例えばキー坊なら00N(Nada)とかッスね。フレーバーテキストみたいなもんなんで考えるのが面倒ならAI君にお任せなのん
規約違反系・チラムネ・無機物・装飾語変えただけはめちゃくちゃ禁止
ボスキャラは強けりゃ強いほどいいんで概念とか神レベルじゃなきゃなんでもいいですよ
参加者もボスも先着で行うから【エージェント】か【ボスキャラ】か安価時に明記しろ…鬼龍のように - 2ポチェモブ25/11/23(日) 12:15:10
- 3二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:15:12
フレッド(skibidi toilet)【エージェント】
一人称:俺 二人称:君
口調:常体で話す。口数は少ないが仲間思いであり、仲間が活躍した時にはサムズアップをして称賛する。
備考:コードネーム:00C(Camera) シネマカメラの様な頭部を持つ5mの人型ロボットで、黒いコートに赤いシャツを着て、グレーのズボンを履いた服装をしている。彼の武器は大型のプラズマキャノンと大型のチェーンソードであり、プラズマキャノンは頑丈な敵の装甲も破壊でき、チェーンソードは敵の肉を切り刻む事ができる。右腕にはエネルギーシールド生成装置を装備しており、敵のエネルギー弾や物理攻撃を容易に防ぐことが出来る。左腕には引力装置が取り付けられ、物体や敵を引き寄せることが出来る。又、背中には高出力のジェットパックが取り付けられ、その巨体に見合わない速度での飛行が可能となっている。 - 4二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:15:14
- 5二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:15:15
皇帝の利刃【ボスキャラ】
一人称:私 二人称:貴様 口調:高慢で尊大な言葉遣い - 6二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:15:16
真人【ボスキャラ】
一人称:俺
二人称:お前
口調:軽薄で悪辣 - 7二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:15:16
- 8二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:15:17
- 9二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:15:21
- 10二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:15:37
- 11二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:16:18
クーフィア(革命機ヴァルヴレイヴ)
【ボスキャラ】
一人称:僕
二人称:君/呼び捨て
口調等:幼い言動の無邪気な少年と言った感じ
備考:殺人を躊躇せずゲーム感覚で命のやり取りを楽しむ残虐な戦闘狂 罪悪感を持ち合わせていない上に攻撃への巻き込みを厭わないが撃墜された仲間のコックピットブロックを回収したりと理性はあるし潜入任務もできる 安否を心配したり裏切りにショックを受けたりと仲間意識自体もある 訓練を受けた軍人(特務機関のエージェント)なので生身でも戦闘可能 - 12二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:16:42
- 13二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:17:08
造反者の長(Hollow Knight)【ボスキャラ】
一人称:無し
口調:言葉を一切喋らず、鳴き声や咆哮を発する
備考:大柄のカマキリで、衝撃波や斬撃を飛ばしたり、突進して斬り付けてくる。彼自身は正気を失っており、娘を既に失っている。 - 14二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:17:56
- 15二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:19:01
- 16二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:19:33
- 17二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:19:48
超大型オトン(高校鉄拳伝タフ)
【ボスキャラ】
一人称:私
二人称:あなた
口調:冷静沈着
備考:いつでも進撃の巨人の超大型巨人になれる - 18二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:20:30
- 19二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:20:45
ショウマ/仮面ライダーガヴ(仮面ライダーガヴ)【エージェント】
一人称 オレ
二人称 〇〇さん
口調 純粋だが強か。人を守るということに対しては並々ならぬ使命がある - 20二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:20:57
- 21二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:22:01
- 22二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:22:42
- 23二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:25:00
おおっ!ちょうどエージェントとボスキャラの数が合っている!
- 24二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:26:10
休日にしては割と緩やかな安価だったっスね
- 25二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:26:29
- 26二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:26:36
- 27二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:26:56
フーッ良かったギリギリにロワの存在に気づいてなんとか安価間に合いましたね…ガチでね…
- 28二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:27:08
- 29二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:27:26
- 30二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:27:54
予告から三十分くらいしか経っていないんだ このロワを見逃した哀れなマネモブもいると思ったほうがいい!
- 31二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:28:21
なんやねんおまけって お前、の変換ミスなのん…
- 32二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:28:29
- 33二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:29:48
- 34二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:30:01
- 35二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:30:50
- 36二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:31:27
- 37二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:32:48
- 38二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:33:29
あ、コードネームは【777K】で行けたらお願いするのん…頑張れカイジさん、豪運で生き残るんだ!
- 39二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:33:55
- 40二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:35:25
エージェントが精鋭揃いだけどボスキャラもかなり強キャラが多くて犠牲者が結構出そうでリラックスできませんね
- 41二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:35:57
- 42二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:47:48
- 43二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:52:32
- 44二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 12:55:55
- 45ポチェモブ25/11/23(日) 12:56:27
- 46二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 13:00:16
- 47二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 13:03:38
- 48二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 16:31:13
- 49二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:06:57
- 50ポチェモブ25/11/23(日) 17:14:18
- 51ポチェモブ25/11/23(日) 17:17:49
【プロローグ:嵐の前の静けさと、一枚の領収書】
場所: ロンドン市内、MNMB本部ビル・司令官執務室
時刻: 10:00 AM
モダンなガラス張りのオフィスに、怒声が響き渡っていた。
「スタンプ! いい加減にしなさいッ!!」
司令官席でこめかみに青筋を立てているのはN(ネネカ・ピンク)だ。彼女の手には、くしゃくしゃになった一枚の紙――経費精算書が握りしめられている。
「なーにカリカリしてんだよ、ネカピン。カルシウム足りてないんじゃないか?」
対するスタンプ・ハウアーは、執務室のソファを占領し、なぜか車椅子に乗ってクルクルと回っていた。左足には大げさな包帯が巻かれている。
「『ネカピン』じゃないわ、**『N』**よ! ……それより何この領収書! 『任務遂行のための必要経費:マティーニ(ボトル5本)』? 『カジノでのチップ代(負け分)』? ……ふざけてるの!?」
ネネカが領収書を丸めてスタンプに投げつける。スタンプはそれを空中でヒョイと掴み取ると、ニヤリと笑った。
「ハハハ、本当にアホですねぇ……お前は。スパイの嗜みってのが分かってない」
「あ、アホですって!? 上司に向かって!」
「カジノでジュース飲んでたら怪しまれるだろ? これは『潜入工作費』だ。これでも世界最強の国から"信頼"されてるんだよ、俺は」
スタンプは車椅子を器用に操り、ネネカのデスクに近づく。
「それに、見てみろよこれ。車椅子って不便だけどさ、目線が低くなって子供になったみたいで面白いな。ネカピンのスカートのしわまでよく見えるぜ」
「っ……! 見るな!」
ネネカは慌ててスカートの裾を押さえ、スタンプを睨みつける。
「というか、医療班のレポートには『かすり傷』って書いてあるわよ! その包帯、ただのファッションでしょ! 早く立って仕事しなさい!」
「えー? 痛いなぁ、心が。……まあね、怪我したら仕事しなくていいだろ。公休ってやつだ」
スタンプは悪びれもせず、包帯を巻いた足をデスクの上に放り出した。
- 52ポチェモブ25/11/23(日) 17:20:33
「……はぁ」
ネネカは深いため息をつき、眼鏡の位置を直した。怒る気力も削がれたようだ。
「……で、次の任務の話よ。モンテネグロ行きの件」
「お断りだ。俺は今、重傷人なんだ。優しくしてくれよ」
「ターゲットはル・シッフル。彼が移動要塞とも呼べる武装列車を使って、大量の資金を輸送するという情報が入ったわ」
その言葉に、スタンプの耳がピクリと動く。
「……列車?」
「ええ。時速300kmで疾走する鋼鉄の監獄よ。……難攻不落だわ」
スタンプは一瞬で車椅子から立ち上がった。
足の包帯をビリビリと破り捨てる。
「安心してください、折れてませんよ」
「知ってたわよ!!」
スタンプは軽いステップで窓際に歩み寄ると、ロンドンの街を見下ろしながら髪をかき上げた。
「いい心がけだね、ネカピン。最初からそう言えばいいんだ」
「……あなためちゃくちゃね」
「俺をそんな自殺ミッションに放り込もうなんて……モチベーション上がっちゃうよね。
……で? ターゲットはどこのどいつだ? 派手にぶっ飛ばしてやるよ」
スタンプが振り返る。その瞳には、先ほどまでの怠惰な色はなく、鋭いハンターの光が宿っていた。
「俺は武術マスターにして特命捜査官、スタンプ・ハウアーだ。……アホなお前でも、俺の仕事ぶりは知ってるだろ?」
ネネカは呆れたように、しかし微かに口元を緩めて笑った。
「ええ、知ってるわよ。……悔しいけど、腕だけは『カミワザ』級だってね」
「ヤバッ、やっぱ天才っているんだな。俺のことだけど」
- 53ポチェモブ25/11/23(日) 17:23:28
- 54二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:24:32
スタンプあなた今の時点でもカッコよすぎる
本気で惚れちゃうかも - 55二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:25:11
原作の時点で意外といなかった二枚目キャラだったからね
こういう雰囲気には結構似合うのさ! - 56二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:28:32
なにっネカピンが可愛い!
- 57ポチェモブ25/11/23(日) 17:28:55
第1任務:『ジャワティー・ロワイヤル』
〜疾走する装甲列車編〜
【プロローグ:鋼鉄の蛇】
モンテネグロ、険しい山岳地帯。
暗雲立ち込める空の下、一本のレールの上を、黒塗りの巨大な列車が轟音と共に疾走していた。
『ジャワティー・エクスプレス』。
全車両が装甲化され、屋根には自動機銃、内部にはスペクターの精鋭部隊。
そして、ル・シッフルを守る二体の化け物が潜んでいる。
「お、おい…! 嘘だろ、こんなの……!」
列車の屋根の上。強風に煽られながら、伊藤カイジが鉄の手すりにしがみついていた。
「落ちたら即死……いや、ミンチだっ!」
「ヘイ、ビビってる場合じゃないわよ?」
その横で、バズがナイフをジャグリングしながら不敵に笑う。
「揺れる足場、最高じゃん。ナイフ禁止なんて言われてないしね」
「……」
さらにその後方。巨大な質量が屋根にへばりついていた。
フレッドだ。5mの巨体を持つ彼は、ジェットパックで強引に着地し、左腕の引力装置(マグネット)で車体に固定している。
彼は無言でカイジに「👍(サムズアップ)」を送った。
(カイジ:「全然大丈夫じゃねぇよ!!」)
「シュリフト"N"……時間厳守でいきましょう」
先頭車両方向を見据える老紳士、ロバート・アキュトロン。彼の目は既に標的を捉えている。
そして、先頭で風を受けるスタンプ・ハウアー。
「さあ、切符拝見の時間だ。……もっとも、俺たちは無賃乗車だけどな」
- 58二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:31:03
今回の面子は安定感があってリラックスできますね
- 59ポチェモブ25/11/23(日) 17:32:36
【第1任務:参加メンバー(4名)】
今回の「装甲列車強襲作戦」に選抜されたのは以下の4名です。
* フレッド (00C / Skibidi Toilet) - 列車破壊・足場確保担当
* 伊藤カイジ (00777K/ TRIPLE SEVEN K) - 潜入・運枠(?)
* バズ (00KI / knife 禁止なんて iわれてないでしょ?) - 近接格闘・ナイフ投擲
* ロバート・アキュトロン (00N / BLEACH) - 高速移動・精密射撃
Nからの通信:
「スタンプ、聞こえる?
作戦はシンプルよ。列車の最後尾から侵入し、先頭車両にいるル・シッフルを確保すること。
ただし気をつけて。車内には**『無邪気な殺戮者(クーフィア)』と『鎌を持つ捕食者(造反者の長)』**がいるわ。
トンネルに入るまでの時間は20分。……急いで!」
(こんな感じでスタンプは固定で一つの任務ごとに参加者はランダムで4名、ボスキャラは2名で回すのん。)
- 60二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:38:41
つまりエージェント勢揃いは難しいということか?
- 61ポチェモブ25/11/23(日) 17:40:41
- 62二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:43:25
- 63二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:44:54
- 64ポチェモブ25/11/23(日) 17:45:12
スタンプ・ハウアーの報告ログ:No.011
送信 者: 00XX(ダブルオー・ダブルクロス)(スタンプ・ハウアー)
場所: モンテネグロ山岳鉄道・装甲列車『ジャワティー・エクスプレス』屋根の上
状況: チケット紛失、および強風によるヘアスタイル崩壊
最悪だ。せっかくセットした髪が台無しだぜ。
この列車、モンテネグロの山奥をジェットコースターみたいに爆走してやがる。
おまけに「歓迎委員会」のお出ましだ。
ハッチから出てくる兵士たちはいいとして、中から楽しそうな笑い声と銃弾が天井を突き破って飛んでくるのはルール違 反じゃないか?
俺のチームは……デカブツ(フレッド)が風除けになってくれてるのが唯一の救いだ。
カイジ君はさっきから「死ぬぅぅ!」って叫んでるが、安心しろ。死ぬ前に蜂の巣になる確率の方が高い。
さあ、トンネルが見えてきた。頭を下げろ! 首が飛びたくなかったらな!
あざーっす
昔は『〇〇』が含まれていますって出たのになぁ
- 65二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:47:20
ほう……今回の状況説明は報告ログか
- 66ポチェモブ25/11/23(日) 17:48:20
あっ…こんな事に時間食ってたらちょっと用事が出来たから中断するでやんす、また22:30くらいに本格再開したいですね…本気でね。
- 67ポチェモブ25/11/23(日) 22:36:39
1ターン目:第1任務(疾走する装甲列車編)
『ジャワティー・エクスプレス:屋根の上の狂宴』
【Part 1:風速80メートルの攻防】
ゴオオオオオッ!!
耳をつんざく風切り音。装甲列車の屋根の上は、立っているだけで体力を奪われる極限環境だ。
「ひぃぃぃ! 無理無理! 離したら死ぬぅ!」
伊藤カイジ(00777K)は、車両の通風孔にしがみつき、半泣きで叫んでいた。
その横を、スペクターの強化兵士が磁力ブーツで歩き、アサルトライフルを向ける。
「ネズミが。死 ね!」
ズドン!!
銃声よりも早く、兵士の首にナイフが突き刺さった。
「ヘイ、狙いが甘いわね?」
バズ(00KI)だ。強風を計算に入れたナイフ投擲。
「ナイフ投げ禁止なんて言われてないし、風で曲がるのも計算済みよ!」
バズは身軽に跳躍し、死体からナイフを回収しつつ、次の兵士の喉元を掻っ切る。
「……👍」
後方でフレッド(00C)がサムズアップ。
彼の5mの巨体は、ジェットパックの推進力と左腕のマグネットパワーで、まるで「動く壁」のように列車に張り付いている。
フレッドの背中が風除けとなり、カイジはかろうじて吹き飛ばされずに済んでいた。
いいや、普通の小説式になっている
- 68ポチェモブ25/11/23(日) 22:39:26
【Part 2:無邪気な殺意(クーフィア)】
「あははは! ねぇ、上で足音がするよ! 誰か来たのかな!?」
装甲列車の内部、豪華な客車。
一人の少年が、天井に向かってマシンガンを乱射していた。
第1の用心棒、クーフィア(革命機ヴァルヴレイヴ)だ。
ダダダダダッ!!
「うわああっ!?」
カイジの足元の鉄板が蜂の巣になり、下からの銃撃が襲う。
「中から撃ってきやがった! 頭おかしいんじゃねぇか!?」
「……楽しんでいるようですね。不愉快です」
先頭を行く老紳士、ロバート・アキュトロン(00N)が眼鏡の位置を直す。
「皆さん、下がっていてください」
ロバートが瞬歩(高速移動)で銃撃の穴を避け、天井のハッチを蹴り破る。
「失礼しますよ」
「わぁ! おじいちゃんが落ちてきた!」
クーフィアが無邪気に笑い、銃口を向ける。
「遊ぼうよ! 殺し合いごっこ!」
「……仕事ですので」
ロバートの二丁拳銃が火を吹く。
神の歩み(完聖体)による超高速戦闘が、狭い車内で展開される。
- 69二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:40:01
>>風速80メートルの攻防
◇この木造家屋が倒壊する強さの風速は……?
- 70ポチェモブ25/11/23(日) 22:41:18
【Part 3:鎌の舞う屋根(造反者の長)】
一方、屋根の上。
「……グルルルル……」
後方車両から、異様な殺気を纏った影が迫っていた。
長い手足、鋭利な鎌を持つ昆虫型の戦士。
第2の用心棒、造反者の長(Hollow Knight)だ。
「な、なんだあの化け物は!?」
カイジが絶叫する。
造反者の長は、風など意に介さず、恐るべき跳躍力で車両を飛び移り、一気に間合いを詰めてきた。
カマキリのような鎌が、バズの首を狙う。
「ワオッ! ちょっとデカすぎない!?」
バズがバックステップで回避するが、鎌の衝撃波(ウィンドカッター)が頬を切り裂く。
「チッ、洒落になんない威力!」
そこへ、フレッドが立ちはだかる。
「……!」
フレッドは右腕のエネルギーシールドを展開し、造反者の長の鎌を受け止める。
ギャィィィン!!
火花が散る。5mの巨体を持つフレッドと、怪力無双の造反者の長。
パワーとパワーの激突が、列車の装甲を軋ませる。
- 71二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:41:41
カイジは多分本来こういう荒事の任務には派遣されず裏方仕事オンリーのはずなのにこの場に駆り出されてるあたり人員不足の悲哀を感じますね
- 72ポチェモブ25/11/23(日) 22:43:54
【Part 4:トンネルへのカウントダウン】
「おい! 前を見ろ! トンネルだ!!」
スタンプが叫ぶ。
前方に迫る漆黒の穴。山岳トンネルだ。
「屋根にいたらミンチになるぞ! 中に入れ!」
「フレッド! 窓を割れ!」
スタンプの指示に、フレッドがプラズマキャノンを構える。
ズドォォン!!
装甲車の側面が吹き飛び、侵入口が開く。
「入れ入れぇ!!」
カイジが転がり込む。バズも続く。
だが、造反者の長は執拗に追ってくる。
「グルァァァッ!!」
奴は屋根から離れようとせず、フレッドの足に鎌を突き立てた。
「……!!」
フレッドは無言のまま、引力装置で造反者の長を強引に引き剥がし、自分諸共トンネルの入り口のコンクリート壁に激突させようとする。
(道連れ覚悟か!?)
「馬鹿野郎! 死ぬ気か!」
スタンプがフレッドのコートの裾を掴み、引力装置を逆噴射させて車内へ引きずり込む。
間一髪。
ゴウッ!!
列車はトンネルへ突入。屋根に残っていたスペクターの兵士たちは、トンネルの壁に激突して消し飛んだ。
- 73二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:44:04
クーフィアにはロバート、造反者の長にはフレッドとしっかり戦える奴らが対処しているのは好感が持てる バズがナイフ投げで援護してやねぇ…カイジさんは逃げ回ってラッキーで美味しいとこ持っていくのもウマいで!
- 74二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:46:14
やるなスタンプ…任務を遂行する事を優先しつつ仲間のエージェントの命を助けている
- 75ポチェモブ25/11/23(日) 22:48:44
幕間の車内:暗闇の静寂
トンネル内の轟音が響く薄暗い貨物車両。
スタンプ
「……生きてるか? 全員」
伊藤カイジ
「はぁ……はぁ……。心臓が……口から出るかと……」
(カイジはへたり込み、震える手でポケットのタバコを探すが、箱は潰れている)
バズ
「へっ、スリル満点。……でも、あのカマキリ野郎、まだ屋根に張り付いてたわよ。トンネル抜けたらまた来るわ」
フレッド
「……(ズボンが少し破れているが、スタンプに👍)」
スタンプ
「……礼はいい。デカブツの修理費はネカピンにつけておくさ。
さて、前方の車両ではロバート爺さんが運動会の真っ最中だ。加勢に行くぞ」
(初期案ではル・シッフルとポーカー対決する任務だったからそっちならもっと見せ場があったかもしれない…それだけだ。)
- 76ポチェモブ25/11/23(日) 22:50:06
経過報告
(第1任務・前半戦終了)
イベントログ:
* バズ、強風下でのナイフ投擲で兵士を排除。
* クーフィア、車内から無差別に銃撃。ロバートが単身突入し交戦中。
* 造反者の長、屋根に出現。フレッドとパワー対決を展開。
* スタンプの機転とフレッドの強引な突破で、トンネル突入直前に全員車内へ侵入成功。
* カイジ、精神的ダメージ大(死亡フラグ建築中?)。
参加者リスト(生存者12名 / 死亡者0名):
(まだ全員生存だが、フレッドとバズが軽傷)
死亡者リスト:
なし - 77二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:51:32
- 78ポチェモブ25/11/23(日) 22:51:52
- 79二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:53:16
- 80二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:54:50
- 81二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:55:57
今回の地点に頭脳戦が出来そうなスポットがあれば良かったのになぁ…
- 82ポチェモブ25/11/23(日) 22:58:14
【Part 1:不死の少年と老兵の決断】
先頭車両に近い一等客車。
そこは既に原型を留めていなかった。
ロバート・アキュトロン(00N)は、肩で息をしながら愛用の拳銃を構えていた。彼の白スーツは朱に染まり、片眼鏡にはヒビが入っている。
「あははは! おじいちゃん強いね! でも、僕には効かないよ!」
対するクーフィア(革命機ヴァルヴレイヴ)は、全身に銃弾を浴びながらも、傷口から発光する粒子を放ち、瞬く間に再生していく。
「次は何して遊ぶ? 腕をもぐ? それとも目玉をくり抜く?」
ロバートは冷静に分析していた。
(……物理的な損傷では止まらない。再生能力が異常だ。このままでは、スタンプたちが来る前に全滅する)
彼は覚悟を決める。自身の能力『神の毒見(ザ・デス・ディーリング)』の出力を限界まで上げる。
「……遊びは終わりです、少年」
ロバートの背中から、光の翼(完聖体)が出現する。
- 83二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:59:58
な…なんや…
ロバートの背中から光の翼が生えていく… - 84ポチェモブ25/11/23(日) 23:00:17
「神の歩み(グリマニエル)!」
音速を超えた移動。ロバートは一瞬でクーフィアの懐に潜り込み、ゼロ距離で銃口を少年の胸板、そして頭部に押し当てる。
「え……?」クーフィアの動きが止まる。
「君のその再生能力、細胞ごと消滅させればどうなりますか?」
「待って、痛いのやだ……!」
「……仕事ですので」
カッッッ!!!
ロバートは自身の生命力ごと霊圧を爆発させた。
極大の閃光が車両を包み込む。
クーフィアの悲鳴と、車両の爆発音が渓谷に木霊する。
一等客車は内側から粉砕され、燃え盛る残骸となって谷底へ落ちていった。
ロバート・アキュトロン、そしてクーフィア。
両者の反応が、モニターから消失した。
- 85二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:00:46
> 神の毒見(ザ・デス・ディーリング)
(アスキンのコメント)
えっ
- 86二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:01:41
(スタンプのコメント)
ロバートの霊圧が消えた…!? - 87二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:02:11
ロバートが相打ちに持っていった…いよいよ頼れる戦力がフレッドのみになる
- 88二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:02:12
>>生命力ごと霊圧を爆発させた
えっ?
- 89二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:03:04
1対1交換かぁ
その博打をやるのは至難の業だ - 90二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:04:03
ロバートが真っ当にかっけぇよ
- 91二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:05:06
ちゃんと自分の命を捨てる選択肢があるあたり老獪のエージェントの雰囲気がありますね…ガチでね
- 92二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:05:08
- 93ポチェモブ25/11/23(日) 23:05:16
【Part 2:連結器の攻防とカマキリの最期】
「ロバート爺さん!!」
後方車両から駆けつけたスタンプが叫ぶ。だが、目の前の車両は既にない。
レールが見えるだけだ。
「くそっ……! あいつ、相打ちしやがった!」
「ひぃぃぃ! 前も後ろも地獄だぁ!」
伊藤カイジ(00G)がへたり込む。
背後から、造反者の長がドアを切り裂いて侵入してきたのだ。
「グルァァァッ!!」
鎌がカイジの首を狙う。
「させないっての!」
バズ(00KI)がナイフを投げるが、造反者の長はそれを空中で弾き、バズに向かって突進する。
「しまっ……!」
鎌がバズの脇腹を掠める。鮮血が舞う。
- 94ポチェモブ25/11/23(日) 23:07:28
- 95二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:07:47
カイジさん守られてばっかりやないケーっ!窮地に追い込まれないと圧倒的閃きを使えないのは不安を感じますね オラーっ早く覚醒カイジにならんかいっ
- 96二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:09:20
フレッドあなたカッコよすぎる
本気で惚れちゃうかも - 97二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:09:24
ふーッよかった…
ありがとうございました - 98ポチェモブ25/11/23(日) 23:12:23
【Part 3:ル・シッフルの誤算と決着】
先頭の機関車。
ル・シッフルは震える手でコンソールを操作していた。
「ええい、用心棒どもは何をしている! 切り離せ! 私だけでも逃げるんだ!」
だが、操作盤にエラーが表示される。
『ERROR: 連結器破損』
「な、なんだと!?」
「残念だったな。さっきの爆発で連結器がイカれちまったみたいだ」
運転席のドアを蹴破り、スタンプが入ってくる。
後ろには、負傷したバズと、青ざめたカイジ。そして巨大なフレッド(頭がつかえて入れないので窓から覗いている)。
「ま… 待て! 金ならある! 交渉しよう!」
ル・シッフルがアタッシュケースを差し出す。
(あっ…ちなみに>>93のカイジのコードネームはミスでヤンス、手動で変えてたけどAIくんに任せたら00G(Gambler)になったんだよね。)
- 99二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:13:17
- 100二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:15:32
ル・シッフルも驚いたと思うよ
自分だけ逃げようとしたら切り離せなくて後ろからスタンプとギャンブラーと性転換したナイフ使いとカメラ頭のデカいロボットが現れたんだからね - 101ポチェモブ25/11/23(日) 23:18:20
「こ、これにはスペクターの裏帳簿が……」
「……交渉?」
スタンプはアタッシュケースを受け取ると、中身を確認もせずに窓から投げ捨てた。
「ああっ!? 私の金が!!」
「交渉決裂だ。俺たちは仲間を一人失ったんだ。……金で買える命じゃねえ」
スタンプの瞳は笑っていなかった。
「フレッド、こいつをどう思う?」
窓の外のフレッドが、親指を下に向ける(サムズダウン)。
「……👍(じゃない)」
「だそうだ。……カイジ君、君の出番だ。運試しの時間だぜ」
スタンプがカイジに拳銃を一丁渡す。
「えっ、俺!? 無理無理無理! 人なんて撃てねぇよ!」
「撃たなきゃお前が撃たれるぞ。こいつは隠し銃を持ってる」
ル・シッフルが袖から小型拳銃を取り出そうとした瞬間。
「うわああああっ!!」
パニックになったカイジが、目をつぶってトリガーを引いた。
バン!
弾丸は奇跡的(あるいは強運)に、ル・シッフルの眉間を撃ち抜いた。
「……あ」
ル・シッフルが崩れ落ちる。
列車は自動ブレーキがかかり、鉄橋の中央で静かに停止した。
(偶然だと思うけど映画でも全く同じ死に方してるんだよね)
- 102二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:20:51
おーつカイジにもちゃんと見せ場が用意されてるやん
- 103二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:21:20
見せ場…?いや見せ場かなこれ…
- 104ポチェモブ25/11/23(日) 23:22:21
エピローグ:鉄橋の上の別れ
風だけが吹く鉄橋の上。
スタンプたちは列車を降り、吹き飛ばされた一等客車の痕跡を見つめていた。
スタンプ
「……爺さん。きっちり仕事しすぎだろ。……最後に一杯、奢りたかったぜ」
バズ
「……あたしのナイフより速かったわね、あの爺さん。……悔しいけど、完敗よ」
(バズは脇腹を押さえながら、敬礼のように手を掲げる)
伊藤カイジ
「俺……殺した……? 俺が……」
(震える手を見つめるカイジ。彼の中で何かが壊れ、何かが覚醒しつつある)
フレッド
「……(沈痛な面持ちで、谷底に向かってサムズアップ)」
Nからの通信
「……ロバート・アキュトロンの信号ロストを確認。
……残念だわ。でも、感傷に浸る時間はない。
ル・シッフルの持っていたデータから、次の目的地が判明した。
ドミニク・グリーンが待つ、大型輸送機よ。
一度帰還しなさい。……次の地獄が待っているわ」
- 105二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:23:26
タフカテ…すげぇ
多分この世で現在唯一コンコードの二次創作作ってるコミュニティだし - 106二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:24:29
ムフフ…覚醒カイジへのフラグが立ったのん おそらく司令塔および頭脳戦で活躍すると思われるが…はーっそれはそうと第二陣が誰なのか楽しみやのぅ
- 107ポチェモブ25/11/23(日) 23:26:24
スタンプ・ハウアーの報告ログ:No.013
送信 者: 00XX(スタンプ・ハウアー)
場所: 高度10,000m・成層圏(ドミニク・グリーン所有の輸送機内)
状況: エコノミークラス以下の待遇
席が一つ空いた。爺さん(ロバート)の席だ。
あいつは片道切符の列車を、文字通り「終点」まで導いてくれた。
感傷に浸ってる暇はねえ。次のステージは空の上だ。
ドミニク・グリーンの野郎、「環境に優しい空中会議」とか抜かして、俺たちをこの輸送機に招待しやがった。
機内食は期待できそうにないな。
同乗者は、腹ペコライダーに、パワードスーツのメイド、敬虔な神父、そして計算が苦手なハッカーだ。
……シートベルト着用サインが消えたら、地獄への急降下が始まる。
エチケット袋の用意はいいか? - 108二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:28:18
- 109二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:29:27
おーっかわいい子がいっぱいおってハッピーハッピーやんケ
- 110二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:29:38
順当に強いメンツでリラックスできますね 相当な大ボスでなければ犠牲なしだと思われるが…
- 111ポチェモブ25/11/23(日) 23:30:18
第2任務:『タフカテの報酬』
〜墜落寸前の輸送機&空中戦編〜
【第2任務:参加メンバー(4名)】
第1任務のメンバーは休息(待機)。新たに以下の4名が選抜された。
* 飛鳥馬トキ (004 / ブルーアーカイブ) - 飛行可能なパワードスーツ「アビ・エシュフ」装備。空中戦の要。
* ショウマ (00Gv / 仮面ライダーガヴ) - グミやチョコで変身。高い防御力と汎用性。
* リカルド (00P / TOUGH) - 驚異的な身体能力を持つ神父。肉弾戦担当。
* 黒崎コユキ (00W / ブルーアーカイブ) - ハッキング担当。電子戦とトラブルメーカー枠。
お、おい熹一!ワシがその情報を入力してなくてもちゃんとパワードスーツを出してくれたって言ったらどないする?
- 112二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:33:02
- 113ポチェモブ25/11/23(日) 23:37:43
『スカイフォール・エア:高度1万メートルの密室』
【Part 1:偽りのフライト】
ドミニク・グリーンが所有する超大型輸送機『タフ・カーテ』。
表向きは砂漠の緑化資材を運ぶための機体だが、内部は広大なラウンジと、サーバー冷却用の極寒区画に分かれている。
「……ニヘヘ! パスワードなんてちょちょいのちょいです!」
サーバー室のダクトの中、黒崎コユキ(00W)が端末を操作していた。
「えっと、これをこうして……あ、あれ? アラートが鳴っちゃいました! ……ま、いっか!」
一方、ラウンジ。
ウェイターに変装したスタンプが、マティーニを運んでいる。
客席には、リカルド(00P)が聖書を読み、ショウマ(00Gv)がテーブルの上のフルーツを皮ごと食べていた。
「ん〜! 甘くて美味しい! この世界のお菓子も最高だね!」
「……主よ、迷える子羊(ショウマ)に正しい食事作法をお与えください」とリカルド。
そして、ドミニク・グリーンの背後に控える「メイド」に変装した飛鳥馬トキ(004)。
「……紅茶のおかわりはいかがですか? ドミニク様」
「ああ、頼むよ。……ふふ、君たち、演技が下手すぎるね」
ドミニクが指を鳴らす。
機内の照明が赤く染まり、ラウンジの壁が回転して武装兵士たちが現れる。
「スペクターの空へようこそ。……ここから降りられるのは、死体だけだ」
- 114二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:40:20
うーんグラニュートは人間界の文化なんて知らないから仕方ない本当に仕方ない
- 115ポチェモブ25/11/23(日) 23:40:48
【Part 2:牙の氏族と魔界の王】
「さあ、紹介しよう。私の新しいボディガードたちだ」
ドミニクの背後から、二つの異形が現れた。
一人は、狼のような毛皮を纏い、獰猛な牙を剥く巨漢。
第1の用心棒、ウッドワス(Fate/Grand Order)。
「……人間風情が。牙の氏族(われら)の縄張りに土足で踏み込むとはな」
もう一人は、深紅の肌と角を持つ、圧倒的な威圧感を放つ魔人。
第2の用心棒、ダーブラ(ドラゴンボール)。
「フン……退屈しのぎにもならん雑魚ばかりだな。……まとめて石にしてやろう」
「ヤバッ、ファンタジー映画の撮影現場かよ」
スタンプがトレイを投げ捨て、ワルサーを抜く。
「全員かかれ! 墜落する前に片付けるぞ!」
- 116二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:42:30
さっきの奴らとは別ベクトルで厄介な奴らだーよ
- 117二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:43:11
ウッドワスとダーブラが相手とかそんなんアリ?ダーブラの石化が怖すぎルと申します
- 118ポチェモブ25/11/23(日) 23:45:26
【Part 3:機内大乱闘】
「ガァァァッ!!」
ウッドワスが獣のような速度で突進する。
狙いは祈りを捧げていたリカルドだ。
「神の意志だ……!」
リカルドは服を弾けさせ、鍛え上げられた肉体でウッドワスの爪を受け止める。
ガギィッ!!
「ほう、人間にしては硬い。だが!」
ウッドワスが剛腕を振るうと、機体の壁が紙のように裂け、気圧差で突風が吹き荒れる。
「うわあああ! お菓子が飛んでくー!」
ショウマが吹き飛ばされそうになるが、体を弾力のあるポッピングミフォームに変えて耐える。
「グラニュートじゃないけど、悪い奴なら倒す!」
ショウマはガヴガブレイドを生成し、ダーブラに切りかかる。
「虫ケラが」
ダーブラは片手で剣を受け止め、口から石化の唾を吐き出した。
- 119ポチェモブ25/11/23(日) 23:48:40
「うわっ!?」
ショウマは瞬時に装甲(ザクザクチップス)を展開して盾にする。
パキパキパキ……。
チョコの盾が一瞬で石に変わる。
「あっぶな! 食べられなくなっちゃう!」
「コユキ! ハッキングはどうなった!?」スタンプが叫ぶ。
「い、今やってますぅ! でも揺れすぎてキーが打てません! あわわわ!」
コユキは無重力状態になった機内で、宙に浮きながらキーボードを叩く。
「……ピースピース」
トキがメイド服を脱ぎ捨てると、その下にはパワードスーツのインナーを着込んでいた。
「アビ・エシュフ、展開」
空間転送により、巨大な武装ユニットがトキの背中に装着される。
「対象、魔人および獣人。殲滅モードへ移行」
- 120二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:50:20
- 121二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:52:57
- 122ポチェモブ25/11/23(日) 23:54:47
【Part 4:翼の消失、そしてスカイダイビング】
「目障りだ!」
ダーブラがエネルギー弾を放つ。
それはトキを狙ったものだったが、彼女が回避したため、後ろにあったコックピットへの隔壁に直撃した。
ドカァァァァン!!
爆発と共にコックピットが消滅。パイロットごと操縦系統が吹き飛ぶ。
「あ」とダーブラ。「まあいい、飛べば済むことだ」
機体は制御を失い、垂直落下(ノーズダイブ)を始める。
「きゃあああ! 落ちる落ちる落ちるぅぅ!」コユキが絶叫する。
「パラシュートがありません!」リカルドが叫ぶ。
「あるさ! ……私専用のものが一つだけな!」
ドミニク・グリーンは、自分専用の脱出ポッドに逃げ込んでいた。
「さらばだ! 君たちは鉄屑と共に地面とキスしたまえ!」
ポッドが射出される。
「逃がすかよ!」
スタンプが機体の外へ飛び出す。
「全員、機外へ脱出だ! 空中で戦うぞ!」
「正気か!?」ウッドワスが吠える。
「……面白い」ダーブラが空を飛びスタンプ達を追う。
高度8000メートル。
燃え盛る輸送機の残骸と共に、8つの影が大空へと投げ出された。
地面激突まで、あと3分。
- 123二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:56:38
>>「あ」とダーブラ。
ここでちょっと和んだのは…俺なんだ!
- 124二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:57:50
どうして閉所でエネルギー弾を撃つような真似をしたの?
- 125ポチェモブ25/11/23(日) 23:58:37
- 126二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:59:30
スタンプは脱出ポッドに掴まってるしトキはなんかアビ・エシュフに飛行機能が付いてるしショウマはふわまろを使えば飛べるからいいんだよ 問題は…リカルドとコユキがどうやって空中戦をするかだ
- 127二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:00:00
ちいっまさかの空中戦かよ(ヒュン カッカッ
トキが頼みの綱かと思いきや…それぞれ頑張ろうとしてるのには好感が持てる - 128ポチェモブ25/11/24(月) 00:00:15
経過報告
⚪︎ターン目(第2任務・前半戦終了)
イベントログ:
* 輸送機内での乱戦。ダーブラの攻撃によりコックピット消滅、機体墜落開始。
* ショウマ、石化攻撃をチョコ装甲で防ぐファインプレー。
* トキ、アビ・エシュフ展開。空中戦の準備完了。
* ドミニク、専用ポッドで脱出。
* 全員、パラシュートなしで高度8000mへダイブ。空中戦へ移行。
参加者リスト(生存者11名 / 死亡者1名):
(Mission 2メンバーは全員生存中だが、状況は極めて危険)
死亡者リスト:
* ロバート・アキュトロン(Mission 1にて死亡)
(キリもいいし第2任務が終わったら中断するのん) - 129ポチェモブ25/11/24(月) 00:03:34
- 130二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:04:24
なんか…いちいち言い回しがカッコよくない?
- 131二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:05:19
リカルド、1分半でKOを求められるのは美味いやろ
- 132二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:06:17
はい 日本のラーメンはおいしいです
- 133ポチェモブ25/11/24(月) 00:08:56
『スカイフォール・エア:重力の墓標』
【Part 1:獣と聖職者(リカルドの献身)】
「ガァァァッ!! 逃がさんぞ、人間!!」
空中で瓦礫を蹴り、驚異的な跳躍で降下してくるウッドワス(FGO)。
彼の爪は、落下姿勢を制御できずにくるくると回っている黒崎コユキに向けられた。
「ひぃぃぃ! 来ないでぇぇ! 計算できませんんん!」
「……主よ、迷える子羊をお守りください」
リカルド(00P)が空中で体をひねり、ウッドワスの軌道上に割り込む。
「ぬぅっ! また貴様か!」
「この命、御心(みこころ)のままに……!」
リカルドはウッドワスの巨体に組み付くと、背後から羽交い締めにした。
「離せ! 貴様も落ちるぞ!」
「……最初からそのつもりです。貴方のような怪物を、地上に降ろすわけにはいかない」
- 134二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:10:09
(相打ち)その技はやめろーっ!
- 135二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:12:34
聖なる者っていつも自己犠牲を選ぶなぁ!
ボクなんてそれで終わるのは悲しいから生き延びて欲しいで! - 136ポチェモブ25/11/24(月) 00:13:12
リカルドはウッドワスを抱えたまま、落下する輸送機の**巨大なジェットエンジン(爆発寸前)**へと狙いを定めた。
「貴様の罪、地獄の業火で浄化しましょう」
「や、やめろォォッ!!」
「アーメン」
ドォォォォォン!!!
リカルドとウッドワスは、回転するタービンの中に突っ込み、爆発するエンジンと共に火の玉となって荒野へ墜落していった。
モニターから、二つの生体反応が消滅した。
(そういえばリカルドの00PってなんだよAI野郎)
リカルドのコードネーム『00P』の「P」は、**Priest(プリースト/聖職者・神父)**の頭文字です。
神に仕える身でありながら、その拳と銃剣(バヨネット)で悪を浄化する彼にふさわしいコードネームでした。
空中で散った彼の「献身(Devotion)」は、まさに聖職者のそれだったと言えるでしょう。(Gemini書き文字)
- 137二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:14:46
リカルドがあーーー!!!
うああああああああ!!!
あああああああああ!!! - 138二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:15:22
有料版のせいか…粋な演出が湧いて出てくる
- 139二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:15:30
厄介なウッドワスと慣れない空中戦で相打ちにして神父が散っていった 神父らしい最期だったのん…
- 140ポチェモブ25/11/24(月) 00:18:58
- 141ポチェモブ25/11/24(月) 00:20:33
- 142二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:22:11
見事な連携だぜスタンプ
俺が映画鑑賞中なら歓声をあげちゃうね - 143二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:22:44
(ビッグシスターのコメント)
見事やな…ニコッ - 144二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:24:04
このレスは削除されています
- 145二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:24:56
チョコで唾を防いでグミで妨害…ショウマ君のファインプレーが光るんだ 皆の力を合わせた勝利なんだ
- 146ポチェモブ25/11/24(月) 00:25:46
- 147二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:26:45
スタンプが毎回敵の司令塔相手に絡む時がカッコいいんだよね
も…もう惚れるしかない… - 148ポチェモブ25/11/24(月) 00:30:22
「く、来るな! 金ならやる! 水利権もやる!」
「あいにくだが、俺は喉が渇いてないんだ」
スタンプはドミニクのベルトを解除ボタンを押す。
「シートベルト着用サインは消えたぜ。……降りな」
「いやだあああぁぁぁ!!」
スタンプのパンチが炸裂し、ドミニクはポッドから放り出された。
パラシュートのない彼は、手足をバタつかせながら、遥か下の砂漠へと吸い込まれていった。
「トキ、ショウマ、コユキ! 掴まれ!」
スタンプがポッドの操縦桿を握る。
仲間たちが次々とポッドにしがみつく。
「パラシュート展開!」
バッッッ!!
オレンジ色の傘が開き、猛烈なGと共に降下速度が緩む。
- 149二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:32:44
- 150ポチェモブ25/11/24(月) 00:34:23
エピローグ:砂塵の中の祈り
砂漠に着陸したポッド。
スタンプたちは砂まみれになりながら外へ出る。
遠くで、輸送機の残骸と、リカルドが墜落したエンジンの黒煙が上がっていた。
スタンプ
「……神父さんよ。あんたの説教、もう少し聞いておけばよかったな」
(スタンプは胸元で十字を切る真似をする。不器用だが、敬意は本物だ)
ショウマ
「……リカルドさん、守ってくれたんだね。……俺、もっと強くなるよ。誰も死なせないくらい」
(拳を握りしめるショウマ)
飛鳥馬トキ
「……高エネルギー反応消失。リカルド・アキュトロン(※前の犠牲者)に続き、リカルド神父もロスト。
……計算外です。私たちの損耗率が高すぎる」
黒崎コユキ
「うぅ……ぐすっ……。怖かった……でも、リカルドさんが……うわぁぁぁん!」
そこへ、Nからの通信が入る。
「……聞こえる、スタンプ?
ドミニクの端末から、次の座標を特定したわ。
ニューヨーク。……じゃなくて、その前の中継地点よ。
かつてラウル・シルヴァが根城にしていた、廃墟と化した高層ビルよ。
そこに最後のデータがある。
……急いで。悲しんでいる時間はないわ」
- 151二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:35:52
奇しくもショウマも最初は飛行機からの落下から始まってましたね…
- 152二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:36:04
リカルド・アキュトロンって誰だよ!?
- 153ポチェモブ25/11/24(月) 00:37:07
第2任務:リザルト
【用心棒撃破】
* ウッドワス:リカルドの特攻により、ジェットエンジンごと爆散(死亡)。
* ダーブラ:ショウマのグミ拘束&スタンプの目眩まし連携から、トキの最大出力レーザーで消滅(死亡)。
* ドミニク・グリーン:ポッドを乗っ取られ、上空8000mから放り出されて転落死。
【参加者ロスト】
* 死亡者:1名
* リカルド (00P)
* 死因:ウッドワスを抱えたままジェットエンジンへ突入し爆死。
* 貢献:コユキを守り、最強の獣人を道連れにしてチームを救った。
【生存者:10名】
* スタンプ・ハウアー
* 黒崎コユキ(精神的ダメージ大)
* ショウマ
* 飛鳥馬トキ
* (他待機メンバー6名)
むふふ…今日はここまで。
最初のテストの時は良くも悪くも味方が盤石で死人が一切出なかったから今回は緊張感があってリラックス出来ますね
また明日も夕方に少しと夜に本格再開したいですね…本気でね。 - 154二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:38:44
オツカレーッ
いい緊張感で面白いし何よりスタンプの言い回しが洋画っぽくて面白いですね…ガチでね
ポチェモブもしかして洋画大好きなタイプ? - 155二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:39:04
オツカレーッ!
ダーブラの相手をしながらウッドワスの相手もすると考えたら神父の道連れは最適解だった気がしますね… - 156二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:39:25
オツカレーッ
明日の初めはゼンゼ、エーミール、スネジンカ、寿々村の四人が任務に加わりそうやのォ - 157二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:44:05
残ってる4体のボスが不穏を超えた不穏 第三陣目が魔法や銃火器を扱えるのが安心な反面…超大型とかに勝てるのかと不安に駆られる!
- 158二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 02:04:56
- 159二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 11:00:23
保守っ
- 160二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 12:42:08
- 161ポチェモブ25/11/24(月) 17:02:59
保守あざーっすガシッ
1任務だけ始めようね。
スタンプ・ハウアーの報告ログ:No.015
送信 者: 00XX(スタンプ・ハウアー)
場所: ニューヨーク市某所・廃ビル『ワシメッチャ・タフヤシ・タワー』
状況: 解体予定のビルで肝試し
おいおい、マジかよ。
次の舞台は、かつて俺が仮住まいにしていたオンボロビルだ。
今は廃墟になってるが、まさかスペクターの隠れ家になってるとはな。灯台下暗しってやつだ。
今回のチームは……さらに個性的だ。
髪の毛で戦う魔法使い、重火器を持った少女、そして「そうか、そうか」と人を精神的に追い詰める学生。
指揮を執るのは、剣術使いのお嬢様だ。
待ち受けるのは、人の魂を弄ぶツギハギ野郎と、ビルよりデカい巨人だと?
……冗談キツイぜ。エレベーターは動かない。階段で地獄の一丁目まで競争だ。
- 162ポチェモブ25/11/24(月) 17:04:33
- 163二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:05:26
ふうん精神攻撃で巨人に勝つということか
- 164ポチェモブ25/11/24(月) 17:06:47
『タワー・オブ・テラー:魂の実験場』
【Part 1:歪むロビー】
廃ビル『ワシメッチャ・タフヤシ・タワー』の1階ロビー。
スタンプたちが突入すると、そこは既に異界と化していた。
壁や床が肉のように脈打ち、そこかしこに小さな奇妙な生物(改造人間)が這い回っている。
「……気持ち悪いですね。生理的に受け付けませんわ」
此花寿々花(00K)が眉をひそめながら、愛刀『孫六兼元』の鯉口を切る。
「総員、警戒を。敵は物理法則を無視してきます」
「……あうぅ、怖い……お姉ちゃん、どこ……?」
スネジンカ(00S)が震える手でアサルトライフルを構える。
「大丈夫だ、僕がついているよ。……君は蝶のように儚いね」
エーミール(00B)が静かに呟く。その目は敵の配置を冷徹に観察している。「……敵の数は多いが、動きが単調だ。そうか、そうか、知能がないんだな」
「面倒だ。……まとめて片付けるか」
ゼンゼ(00H)が髪を解く。
彼女の長い髪がドリルのように硬質化し、襲いかかる改造人間たちを次々と貫いていく。
「私の髪は岩をも砕く。君達の肉なんて豆腐のようなものさ」
- 165二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:07:18
閉所で真人戦はリラックスできませんね
- 166ポチェモブ25/11/24(月) 17:10:55
- 167ポチェモブ25/11/24(月) 17:12:29
- 168二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:15:39
ところてスターバックさん 髪って無為転変の効果対象に入るの?
- 169二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:17:19
- 170ポチェモブ25/11/24(月) 17:17:32
【Part 3:巨人の足音(超大型オトン)】
その時、ビル全体が激しく揺れた。
ズシン……ズシン……。
地震ではない。何かが歩いている振動だ。
「……なんだ? この揺れは」スタンプが天井を見上げる。
ビルの外、窓ガラス越しに巨大な「目」が現れた。
ビルの50階層にも届こうかという超巨人が、外から中を覗き込んでいたのだ。
第2の用心棒、超大型オトン(宮沢静虎)。
「ワシは……悪を許さん……!!」
オトンが巨大な拳を振りかぶる。
「灘神影流……!!」
ドガァァァァン!!!
ビルの側面が粉砕される。
「うわあああっ!?」
床が抜け、天井が落ちてくる。
「ビルごと壊す気かよ!?」
「そうか、そうか、つまり彼はこのビルを解体したいんだな」
エーミールが冷静に瓦礫を避ける。
「寿々花さん、ここにいては全滅だ。上に登るしかない」
「ええ……! 八幡力(はちまんりき)!」
寿々花が自身と味方の身体能力を強化する。
「走りますよ! 崩れる前に最上階へ!」
- 171二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:18:43
超大型オトンこわっこえーよ
- 172二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:20:55
シュールなエーミールに笑ってしまう
- 173ポチェモブ25/11/24(月) 17:21:45
- 174二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:23:53
さあここからが今回のエージェント達の腕の見せ所や
圧倒的な火力や明確な特攻が無い中でどうやってオトンと真人を討伐できるか……? - 175ポチェモブ25/11/24(月) 17:24:46
- 176ポチェモブ25/11/24(月) 17:27:34
経過報告
イベントログ:
* 真人、物理無効の特性で攻撃を無力化するも、寿々花の迅移とスネジンカの水攻めで足止め。
* 超大型オトン、外からビルを物理的に破壊開始。災害レベルの被害。
* 寿々花、リーダーとして的確な指揮とバフ(八幡力)でチームを牽引。
* ゼンゼ、髪魔法で防御と救助を担当。
* エーミール、異常な状況でも動じず、冷静に分析(ある意味一番怖い)。
参加者リスト(生存者10名 / 死亡者0名):
(Mission 3メンバー全員生存中だが、足場が消滅しつつある)
死亡者リスト:
* ロバート・アキュトロン
* リカルド
(最初のスタンプが昔住んでた設定って何?って思うでしょ。
元ネタのスカイフォールだとボンドが昔住んでた郊外の家で籠城戦をするって内容をAI君が適当に改変しただけよね) - 177ポチェモブ25/11/24(月) 17:29:36
- 178ポチェモブ25/11/24(月) 17:35:37
『タフヤシ・タワー:崩壊のレクイエム』
【Part 1:領域展開と精神攻撃】
最上階ペントハウス。
床が大きく傾き、家具が滑り落ちていく中、真人(呪術廻戦)が口を歪めて笑った。
「もう飽きたよ。……ここで終わりにしよう」
真人の口の中に、無数の手が現れる。
「領域展開『自閉円頓裹(じへいえんどんか)』」
「させない!」
此花寿々花(00K)が叫ぶ。「迅移(じんい)!」
彼女は体感時間を加速させ、領域が完成するコンマ数秒の間に真人の懐へ飛び込む。
しかし、真人はそれすら予期していた。
「速いけど、直線的だね」
真人の腕が棘のように変化し、寿々花の腹部を貫こうとする。
「そうか、そうか。君はそういう奴だったんだな」
その時、エーミール(00B)の声が響いた。
彼は滑り落ちるソファに優雅に座り、冷徹な目で真人を見つめていた。
「魂の形を変えられると誇示しているが……君自身の魂は、空っぽで歪な形をしている。まるで、誰も愛してくれなかった子供のようだね」
「……あ?」
真人の動きが一瞬止まる。図星をつかれたのか、純粋な殺意がエーミールに向く。
「僕を見下すなよ……人間!!」
棘の軌道が変わり、無防備なエーミールへ向かう。
- 179二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:38:04
な…なんやこのエーミールの煽りスキルの高さはギュンギュン
- 180ポチェモブ25/11/24(月) 17:39:54
【Part 2:写シ、そして散華】
「エーミールさん!!」
スネジンカ(00S)が叫ぶ。
だが、間に合う距離ではない。
エーミールの体が貫かれる――誰もがそう思った瞬間。
ドスッ!!
肉を貫く音が響いた。
だが、血を流して立っていたのはエーミールではない。
瞬時にその前に割って入った、此花寿々花だった。
「写シ(うつし)……成功、ですわ……」
寿々花は口から血を流しながらも、真人の棘を自らの体で受け止め、逃げられないように筋肉を硬直させていた。
「魂の形を変える攻撃……『写シ』で肩代わりしました。……これなら、貴方は逃げられない」
「なっ、離せ! この女、魂ごと僕を取り込む気か!?」
真人が暴れるが、寿々花の刀が真人の腕を縫い付けている。
「ゼンゼさん! 今です!!」
寿々花が叫ぶ。
「……無茶をする子だね。でも、無駄にはしない」
ゼンゼ(00H)の髪が荒れ狂う。
数千本の髪の毛が槍となり、固定された真人へと殺到する。
「貫きなさい!」
真人の全身が髪の槍によって蜂の巣にされ、さらにエーミールの冷徹な視線(精神的追撃)に晒されながら、その肉体と魂が霧散していく。
「僕は……僕はァァッ!!」
真人は再生することなく、呪いの残滓となって消滅した。
- 181二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:41:23
安っぽい挑発に乗る辺りとことん人間の負の側面っスね
- 182二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:41:43
真人…ぶ…無様…
- 183二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:42:08
直近のGANTZロワで犠牲者を出してた真人を手早く片付けるとは…見事やなニコッ
- 184ポチェモブ25/11/24(月) 17:42:47
【Part 3:巨人の一撃とシルヴァの最期】
「うおぉぉぉぉん!!」
外で見ていた超大型オトン(宮沢静虎)が、仲間の敗北に激昂する。
「悪は……滅殺する!!」
オトンが渾身の力で、傾いたビルにタックルを仕掛ける。
メキメキメキッ!!!
タフヤシ・タワーの鉄骨が悲鳴を上げ、ついに限界を迎える。
ビルが真っ二つに折れ、上層階が滑り落ち始めた。
「崩れるぞ! 脱出しろ!」
スタンプが叫ぶ。
しかしその前にラウル・シルヴァが立ち塞がる
「私の家に立ち入った罪、死で償ってもらおうか!」
シルヴァが両手からサブマシンガンを乱射する。
彼はかつてトップエージェントだった男。傾いた足場でも体幹はブレず、正確無比な射撃がスタンプたちを襲う。
「うわぁぁん! 怖いですぅ!」
スネジンカ(00S)が瓦礫の陰に隠れて頭を抱える。
「立て、スネジンカ! 泣いてても弾は止まらねえぞ!」
スタンプ(00XX)が前に出て、落ちてきたテーブルを盾にして銃撃を防ぐ。
- 185二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:44:20
しゃあけど寿々花が犠牲になったわっ
- 186ポチェモブ25/11/24(月) 17:45:24
「スタンプ、君は優秀だ。だが、守るものが多すぎる!」
シルヴァが隠し持っていた小型爆弾を投げる。
ドカン!!
爆風でスタンプが吹き飛ばされ、スネジンカの隠れていた柱が崩れる。
「ひっ……!」
スネジンカの目の前に、ナイフを構えたシルヴァが迫る。
「まずは一番弱い駒から消えろ!」
「……スネジンカに触るなァッ!!」
スタンプが体勢を崩しながらも、床を滑ってシルヴァの足元にタックルを仕掛ける。
「ぐっ!?」
シルヴァがバランスを崩すが、すぐにスタンプの顔面を蹴り上げる。
「邪魔だ!」
スタンプが口から血を吐く。「へっ、いい蹴りだ……だが、お前の目は節穴か?」
「何?」
シルヴァが気づいた時、彼の目の前には、涙目で震えながらも、巨大なグレネードランチャーを構えたスネジンカがいた。
「お、お姉ちゃんを探すんだ……! ここで死ぬわけには……いかないっ!!」
スネジンカがトリガーを引く。
「いっけぇぇぇぇぇ!!」
- 187ポチェモブ25/11/24(月) 17:49:15
ズドンッ!!
至近距離からの榴弾が、シルヴァの足元の床に着弾する。
「馬鹿な、巻き添え覚悟か!?」
爆発が床を粉砕する。
シルヴァは爆風で宙に浮く。スタンプはその衝撃を利用して跳躍し、空中のシルヴァを捕まえた。
「連携攻撃(チームプレイ)ってやつを教えてやるよ、元エリートさん!」
スタンプは空中でシルヴァの腕を極め、自身の体重を乗せて、崩壊して剥き出しになった鉄骨へと叩きつけた。
「カミワザ・ドロップ!!」
ガシャァァァン!!
「がはっ……!!」
シルヴァの背骨が砕ける音が響く。
スタンプは着地し、呼吸を整えるスネジンカの頭をポンと撫でた。
「ナイスだ、お嬢ちゃん。……いい度胸だったぜ」
「えへへ……怖かったです……」
「……く、くそぉぉぉ……!」
シルヴァは血を吐きながら、崩れ落ちる床の端へと這っていく。
「ママ(組織)は……私を……!」
ズズズッ……
ビルがさらに傾き、シルヴァの体が空中に投げ出される。
「チェックメイトだ、シルヴァ」
スタンプは冷たく見下ろす。
「マ……マァァァァァァッ!!!」
ラウル・シルヴァは崩壊するビルの瓦礫と共に、奈落の底へと落ちていった。
- 188二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:51:09
シルヴァも倒したし撤退開始だGOーッ!オトンみたいな化け物とわざわざ戦う必要ないやろっ なっ
- 189二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:51:30
シルヴァを処理したのはいいが…進撃のオトンが残ってるのは大丈夫か?
- 190ポチェモブ25/11/24(月) 17:54:55
- 191二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:56:32
- 192ポチェモブ25/11/24(月) 17:57:58
- 193二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:59:31
オトンかわいそ…
- 194ポチェモブ25/11/24(月) 18:00:55
エピローグ:瓦礫の塔
隣のビルの屋上。
スタンプたちは、粉塵が舞う崩壊現場を見つめていた。
そこにはもう、凛とした女剣士の姿はない。
スネジンカ
「うぅ……お姉ちゃん……嘘だ……」
(その場に泣き崩れる)
ゼンゼ
「……馬鹿な子。でも、見事な采配だった」
(乱れた髪を直そうともせず、崩壊跡を見つめる)
エーミール
「そうか、そうか……。彼女は、蝶のように舞って、散ったんだな」
(感情の読めない顔だが、その手は強く握りしめられている)
スタンプ
「……へっ。俺たちにバフをかけて逝くなんて、最後まで世話焼きなリーダーだぜ」
Nからの通信
「……此花寿々花の信号、消失を確認。
……彼女の犠牲で、スペクターの重要データは守られたわ。
スタンプ、泣いている暇はないわよ。
そのデータが示す場所……最終決戦の地は……」
「わかってるよ。ニューヨークだろ?」
スタンプは涙を見せずにニヤリと笑う。
「エンパイア・ステート・ビル。……あそこで待ってるブロフェルドの野郎に、たっぷりとお礼参りをしてやる」
- 195ポチェモブ25/11/24(月) 18:03:15
第3任務:リザルト
【用心棒撃破】
* 真人:寿々花の捨て身の拘束(写シ)とゼンゼの全方位攻撃により消滅(死亡)。
* 超大型オトン:自らの破壊衝動でビルを倒壊させ、その瓦礫の下敷きとなり活動停止(死亡)。
* ラウル・シルヴァ:スタンプとスネジンカの連携プレイによって敗北、転落死(死亡)
【参加者ロスト】
* 死亡者:1名
* 此花寿々花 (00K)
* 死因:真人の「無為転変」を身代わりとなって受け、肉体崩壊。最期は仲間の脱出を支援してビルと共に崩落。
* 貢献:チームリーダーとしてエーミールを守り、真人撃破の決定打を作り、全員を脱出させたMVP。
【生存者:9名】
* スタンプ・ハウアー
* ゼンゼ
* スネジンカ(精神的ダメージ大)
* エーミール
* (他待機メンバー5名)
むふっ、キリもいいしここで中断しようね。
続きは2スレ目でやるからこっちは埋めていいですよ - 196二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:11:00
- 197二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:11:04
オツカレーッ
ラストミッションは残り全員で突入していきそうでリラックスできますね - 198二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:23:37
埋め
- 199二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:25:38
オツカレーッ個人的に真人を完璧な連携で倒したとこが一番良かったっスね…ガチでね…
犠牲者が出たのは……(哀)… - 200二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:26:57
あうっ1ミッションごとに1名ずつ犠牲者が出てるのかあっ