- 1スレ主◆6fSpQJ.bhOh425/11/24(月) 20:18:11
- 2スレ主◆6fSpQJ.bhOh425/11/24(月) 20:19:41
「もしアルヴにスティルの内なる紅が伝染してしまったら」という概念から作ったSSを書いていくスレの3スレ目です
概念の発生源スレ
ようやく理解したわ…愛を|あにまん掲示板だからあなたのことを愛してあげるdice1d5=@5 (5)@1.エアグルーヴ2.ドゥラメンテ3.スティルインラブ4.アルヴトレ5.スティルトレbbs.animanch.com1スレ目
ようやく理解したわ…愛を【SS】|あにまん掲示板ようやく理解できたの…『愛』をだから、私があなたを愛してあげるbbs.animanch.com2スレ目
ようやく理解したわ…愛を【SS】2スレ目|あにまん掲示板ようやく理解できたの…『愛』をだから、私があなたを愛してあげるbbs.animanch.com - 3スレ主◆6fSpQJ.bhOh425/11/24(月) 20:21:15
あにまんのサーバーが不安定になってしまったことで保守できなくなり2スレ目は落ちてしまいました。
何かとタイミングが悪い…
「ようやく理解したわ…愛を」リンクまとめ | Writening元ネタスレ# タイトル:ようやく理解したわ…愛を リンク :https://bbs.animanch.com/board/5541290/ SSスレ# 1スレ目 タイトル:ようやく理解したわ…愛を【SS】 リンク :https://bbs.animanch.com/board/…writening.net前スレでも報告しましたがWriteningでリンク集を作ったので、万一次スレを立てられずにスレが終わったとしてもここから次スレのリンクを参照できるようにしています。
次スレの予定についてもメモしておくのでご参照ください。
- 4スレ主◆6fSpQJ.bhOh425/11/24(月) 20:23:29
前スレまでのあらすじ
本能の力を失いレースを走る意義を見失いかけていたスティルは引退を視野に入れていたものの、紅の力を宿したアルヴがトレーナーの心を惹きつけている事実を目の当たりし、引き下がれないとアルヴが出走する金鯱賞へ自分も出ることを決意する。
一方アルヴも徐々に紅の力の影響が強くなりつつあり、トレーナーへの執着心が抑えられなくなってきていた。 - 5スレ主◆6fSpQJ.bhOh425/11/24(月) 20:24:40
ということでこのスレは金鯱賞からです。
今書いているので少々お待ちを。
(今日中に出す追い込みをかけるため先に立てました) - 6二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 20:52:39
保守
- 7二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 20:58:39
たておつです
- 8二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 21:07:31
- 9二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 21:12:35
- 10スティル◆6fSpQJ.bhOh425/11/24(月) 22:04:53
ワアアア…
地下通路ので口から、外の観客席からの声が響いてくる。
ついに始まる、始まってしまう、金鯱賞が。
「…行かないの?」
「あ、アルヴさん。」
後ろを振り返るとアルヴさんがこちらを見ていた。
「やっぱりあなた、無理してないかしら。
本当に今日、出てきてよかったの?」
そう言うアルヴさんの目からは、疑念半分、心配半分といった感情が読み取れた。
…アルヴさんの指摘をきっぱり否定は、できない。
1月の模擬レース、アルヴさんの凄まじい走りにトレーナーさんが目を奪われているのを見てしまった。その時思ってしまったのだ。「トレーナーさんのあの目は私だけのものでなければ」「このままレースを辞めるわけにはいかない」と。
ただそれだけで、他に何の目標もなく選んだのだ。
けれどそんなことをアルヴさんにも、誰にも明かすわけにはいかない。
だから、だから今日は、
「ご心配ありがとうございます。
けれど…私は、確固たる意志をもって、今日ここにいます。
あなたの”ライバル”として。
…それとも、私がいたらアルヴさんは不安ですか?」
今日は、その迷いも、弱音もすべて飲み込んで「競争者」でなければ。
お腹にグッと力を入れアルヴさんの目を見つめ返し、挑発的に言い放つ。 - 11スティル◆6fSpQJ.bhOh425/11/24(月) 22:08:50
「…それだけのことが言えるなら、覚悟はできているのね。
じゃあ、あとはレースの結果で確かめましょう。
…先に行くわね。」
そう言ってアルヴさんは出口から差し込む光の向こうへと進んでいった。
私も続き、その先へ歩を進めた。
……
「ようやく来たか!Triple Tiara Queen!
アンタとずっと戦いたかったんだ!」
「ひゃ。…タップダンスシチー、さん。」
コースに出ると、ひときわ存在感を放つ陽気な方に話しかけられた。
今日の最有力候補、タップダンスシチーさんだ。
急に話しかけられたので少し驚いてしまった。
「ん?ふぅん?ん~?」
「な、何か…?」
会うやいなや、タップさんは私のほうをじっと見つめてきた。
その視線が少しむず痒く、身じろぎしてしまう。
数秒そうして、タップさんは再び口を開いた。 - 12二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 22:11:42
このレスは削除されています
- 13スティル◆6fSpQJ.bhOh425/11/24(月) 22:14:17
「アンタ、Triple Tiaraのときと雰囲気違わないか?」
「え…」
「前見たアンタはもっと、そう、”Monster”って感じだった気がするぜ?調子悪いのか?」
「それは、その。」
「なんだよ~アンタが出てくるって言うから楽しみしてたってのに…。」
説明に困り口ごもっていると、タップさんは私が本調子でないと思ったのか、少し不機嫌そうな表情を浮かべる。よほどかつての__本能の力を持った”ワタシ”との対戦を期待していたのでしょう。少し申し訳なさが湧いてきてしまう。
「__なら、私がその期待を塗り替えてあげましょうか?」
「Huh?」
「アルヴさん?」
横から割って入ってきたのはアルヴさんだった。そのままタップさんの前に立ち、彼女と相対する。
「アルヴ!スティルをぶち破ったエリ女は覚えてるぜ。
アンタがアタシを楽しませてくれるってことか?」
「そうね、楽しませてあげるわ。”あなたの敗北”という結果を叩き付けてね。」
「HaHaHa!いいな、そのギラギラした目!
骨のあるレース、見せてくれよ。」
「ええ、言うまでもなく。」 - 14スティル◆6fSpQJ.bhOh425/11/24(月) 22:15:44
ざわざわ…
レース前の唐突な煽り合いにそれを見ていた他の出走者や観客たちがざわつく。耳を立てて声を拾えば、その多くはアルヴさんとタップさんの勝負を期待する声だった。
…私は途中から蚊帳の外だった。
あの2人の間に割って入っていけるのか?そんな不安が一瞬湧いてくる。
(…違う!やるんだ。どうあっても。)
トレーナーさんの目に私の走りをもう一度焼き付ける。ただそれだけのために。
その決意を刻むように力を込めて歩き出し、私はゲートへと進んだ。 - 15スレ主◆6fSpQJ.bhOh425/11/24(月) 22:19:10
- 16二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 22:23:56
レースがどうなるのか楽しみっす
- 17二次元好きの匿名さん25/11/25(火) 05:22:12
続き楽しみ
- 18二次元好きの匿名さん25/11/25(火) 10:32:05
アルヴの紅をタップも見ることになるのか
- 19二次元好きの匿名さん25/11/25(火) 19:44:05
そういやアルヴさんは史実通りに大阪杯も出るつもりなのかな
レーススケジュールの都合で金鯱賞と順番入れ替わってるけど - 20二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 00:45:24
タップの言う”Monster”って感じがそっくりそのままアルヴさんに移った時の反応や如何に?
- 21スレ主◆6fSpQJ.bhOh425/11/26(水) 07:46:06
おはようございますの保守
- 22二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 12:29:02
保守
- 23二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:20:15
HOSY
- 24二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 02:02:26
よるほ
- 25二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 10:19:11
なにかあったかな
- 26スレ主◆6fSpQJ.bhOh425/11/27(木) 12:55:05
- 27二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 19:56:11
この時期は申請とか忙しないですよね
- 28二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 00:48:05
保守
- 29二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 09:24:51
保守