"バトロワ"をやります デジモンロワLv-2

  • 1記録者マネモブ25/11/26(水) 20:22:48
  • 2記録者マネモブ25/11/26(水) 20:27:49

    ◇ 第5区画:中央コアタワー外縁/位置再配置システムイベント

    ────────────────

    【参加ユニット】

    ・ドクター+ポーンチェスモン(黒・成長期)

    ※第2区画からの一時転送扱い


    →【行動】

    都市サーバーでの干渉を終えた直後、

    ドクターの視界に、見慣れないウィンドウが割り込んできた。

    《SYSTEM:位置情報ロールバック対象》

    《提案ルート:中央コアタワー外縁》

    「……勝手に提案してきますね」

    呟いた次の瞬間、足元の床ログが白く抜け落ち、視界いっぱいに、巨大なタワー構造物がせり上がる。


    →【反応】

    ポーンチェスモン(黒)が、即座にシールドを展開。

    「敵性反応……多数。ドクター、ここはすでに“ゲームの心臓部”に近い」

    タワー外壁には、

    ネカピンの監視カメラを模したホログラムアイコンがびっしりと並び、そのいくつかがドクターたちをロックオンしていた。

  • 3二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 20:29:01

    えっドクターいきなり襲われるんですか

  • 4記録者マネモブ25/11/26(水) 20:34:24

    →【対応】

    「テストですか、ネカピン。それとも、“招待”と受け取っていいんでしょうか」

    ドクターが静かに問いかけると、

    タワー表面の一部が開き、

    無人のセキュリティデジモン――ナイトモン系統に似た警備個体が数体、外へ現れた。

    ポーンチェスモン(黒)が前へ出る。

    「……一手だけ、打ち返す」


    →【対応・続き】

    ポーンチェスモン(黒)の槍と盾が、

    セキュリティデジモンのログを一体ずつ削り取っていく。

    やがて、残りのセキュリティ個体はタワー内部へ退き、

    外縁部には、ドクターたちだけが残された。

    「……歓迎会としては、悪くないですね」

    ドクターは、タワーに手を当て、

    内部ログの流れをじっと観察した。

    【ワシのコメント】つよっ つよいーよ完全に死亡フラグだったのになに生き残ってるこのドクターは?

  • 5記録者マネモブ25/11/26(水) 20:35:45

    →【記録】
    ・ドクター+ポーンチェスモン(黒):
    - 一時的に第5区画外縁へ“先行アクセス”を得る。
    - ネカピン戦の前座ポジションとして、
    今後のコアタワー関連イベントに深く関わるフラグが立った。

    →【記録】《システムメッセージ:ネカピン》
    「一部ユニットの位置情報を、中央コアタワー外縁へロールバックしました。
     早期到達ボーナスはありませんが、観察対象として優先マークしておきます」

  • 6記録者マネモブ25/11/26(水) 20:36:49

    【ターン8終了時ミニサマリー】
    ────────────────

    ・世界時間:ロールバックフェーズ継続。
     - 第4区画では、ミニットマンIII周辺で旧兵器ログが再浮上し、
    レミリア組との小競り合いが本格化。
    - 第2区画では、ハックモンへの強制デグレードが発生し、黎斗と木場の戦力差が消滅。
    - ドクターは位置再配置イベントで第5区画外縁へ移動し、ネカピンのコアに一歩近づく。

    ・進化/デグレード:
    - バオハックモン → ハックモンへの強制デグレードを確認。
    - 進化状態そのものがロールバック対象になることが明示化。

    ・感情バフの主な変化:
    - 黎斗:世界そのものへの敵意・反発が増大。
    - 木場:フェアな殴り合いへの執着が強まり、ドクターへの不信が芽生える。
    - レミリア:ミニットマンIIIを“爆発玩具”として利用したい欲求が増大。
    - ドクター:ネカピンへの興味と、“交渉相手候補としての自覚”が強まる。

  • 7二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 20:41:56

    >>6

    おおっなんかログが三つ目の金玉みたいに浮上しているっ

    なんじゃあこの....なんじゃあ

  • 8記録者マネモブ25/11/26(水) 20:45:39

    【ターン9】(世界時間:ロールバックフェーズ)

    ロールバック中なので、「巻き戻し」「やり直し」をきっかけに進化判定が走りやすいターンとして処理する。

    ◇ 第3区画:古代遺跡フィールド/決断とロールバック進化戦 ────────────────

    【参加者】

    ・フリーレン+ドルモン(成長期)

    ・ドクター+ポーンチェスモン(黒・成長期)

    ・橘ノゾミ+テントモン(成長期)


    →【行動】

    遺跡中層の通路。崩れた石柱のあいだから、フリーレンたちは開けた祭壇ホールへ出る。

    中央には、かつての守護デジモンの残骸と思しき巨大な紋章パネルが、ロールバック処理で一部だけ復元されていた。

    フリーレンは周囲を一瞥し、かすかに眉をひそめる。

    「……ここ、さっき一度壊れたはずだよね。時間、巻き戻されてる」

    ドルモンは、鼻先でデータの匂いを嗅ぎながら、尾をぴんと立てた。


    →【反応】

    祭壇裏から現れたのは、ドクターとポーンチェスモン(黒)。

    チェス駒のような小さな兵士は、既に盾を構え、祭壇を背にする形で陣取っている。

    「ここは、情報アドバンテージがありますからね」

    ドクターは無機質な調子で呟きつつ、視線だけでノゾミ組の動きを計測する。

    その横から、ノゾミとテントモンが慌てて駆け込んでくる。

    「ちょ、待って待って! 二人とも先に構えないでよ!」

    テントモンは慌てて前脚を振り、場をなだめようとする

  • 9二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 20:48:31

    保守

  • 10記録者マネモブ25/11/26(水) 20:52:29

    →【対応】

    フリーレンは少しだけ肩をすくめ、祭壇の紋章に手を当てる。

    「……これ、進化の装置だ。しかも、ロールバックで条件だけが再現されてる」

    ドクターのポーンチェスモンが短槍を構えて突撃する。

    ノゾミとテントモンはとっさに横へ飛び、

    フリーレンとドルモンは、祭壇を挟んで迎撃に回った。


    →【進化】

    祭壇の紋章が、一瞬だけ激しくノイズをまとう。フリーレンの指先から流れ込んだ意志に応じるように、ドルモンの輪郭がデータの炎となって崩れた。

    「……行こうか、ドルモン」

    その言葉に応じるように、小さなドラゴンのシルエットが牙を伸ばし、鋼の装甲をまとった鎧騎竜――ラプタードラモンの姿へ再構成される。

    ラプタードラモンは、出現と同時にポーンチェスモンの盾へと突撃、石床ごと抉り取り、ドクター組の前線を大きく押し戻した。

  • 11二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 20:54:15

    結構進化も増えてきたのォ ですねぇ

  • 12二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 20:54:40

    ドルモンも進化した…いよいよ他デジモンの進化が始まる

  • 13記録者マネモブ25/11/26(水) 20:54:56

    →【記録】
    ・フリーレン組:
     - ドルモンは進化テーブルに従い「ラプタードラモン(成熟期)」へ進化。
     - 以後、成長段階補正は成熟期として扱う。
     - このターンの戦闘では、ポーンチェスモンに中傷を与え、自身は軽傷に留まる。

    ・ドクター組:
     - ポーンチェスモン(黒)は盾ごと吹き飛ばされ中傷。
     - ドクターは前線維持を断念し、次ターン以降は遺跡深部ではなく別区画への撤退を優先判断。

    ・ノゾミ組:
     - テントモンはノゾミを庇う形で後衛へ退避。
     - 直接の損傷なし。フリーレン組への「頼もしさ」とドクターへの不信感が増大(感情バフ候補)。

    ・世界ログ:
     - ロールバックフェーズに伴う進化判定が1件成功。
     - 第3区画は引き続き「進化トリガー多発区画」として危険度上昇。
    【ワシのコメント】おおっ! 進化イベントが連続していく終盤フェーズに入ってきたから管理人が"テコ入れ"してるんやっ

  • 14記録者マネモブ25/11/26(水) 20:58:40

    第2区画:崩壊都市サーバー/暴走プレイヤーと進化ラッシュ ────────────────

    【参加者】

    ・木場真一+コエモン(成長期)

    ・檀黎斗/仮面ライダーゲンム+ハックモン(成長期)

    ・風野灯織+シャウトモン(成長期)


    →【行動】

    崩れかけた高架道路の上。

    木場とコエモンは、さきほどの落下事故からなんとかよじ登って戻ってきたところだった。

    「ふぅ……ギリギリだったな、コエモン」 

    「お、おう……もう落ちんのは勘弁してくれよ!」

    そこへ、ビルの屋上から飛び移る影。

    檀黎斗とハックモンが、高架の中央付近に着地する。

    「ゲームの“盛り上がり”が足りないな……」

    黎斗は楽しげに笑い、ポータブルコンソールを操作する。


    →【反応】

    高架の下からは、灯織とシャウトモンの声が聞こえる。

    「上……まだ戦ってる。シャウトモン、行ける?」

    「当たり前だろ! ここで見せ場作らないと、俺たちのステージ終わっちまう!」

    シャウトモンは街灯を駆け上がり、高架の端に飛び乗る。

    三組がほぼ同時に対峙する形になった。

  • 15記録者マネモブ25/11/26(水) 21:02:58

    →【対応】

    黎斗は、コンソールの画面をこちらに向ける。

    そこには、《進化テーブル表示/ハックモン系統》のテスト画面が映っていた。

    「バランス調整? 知らん。今必要なのは、“バグギリギリのスパイス”だろう?」

    ハックモンのデータラインに、開発者権限のコードが流れ込む。

    都市サーバーの崩落ログと、ロールバックフェーズに蓄積されたバグ情報が、

    進化トリガーとして一気に上書きされていく。

    木場とコエモン、灯織とシャウトモンは、

    「巻き込まれる前に黙らせるしかない」と判断し、同時に突撃を選択。


    →【進化】

    高架全体が、都市サーバーのロールバックに巻き込まれて一瞬ホワイトアウトする。

    次のフレームが描画されたとき、そこにいたハックモンの姿は大きく変わっていた。

    鎧のような赤い装甲が増量し、尾の刃が獣のようにしなる。

    「バオハックモン、デプロイ完了……っと」

    黎斗は自分のパートナーを満足げに眺める。

    「これで、このフェーズは“テストプレイ”として十分でしょう」

    バオハックモンは咆哮とともに高架を走り、

    崩れ落ちる路面を足場にしながら木場とコエモンに切りかかる。

  • 16記録者マネモブ25/11/26(水) 21:05:19

    →【記録】
    ・檀黎斗組:
     - ハックモンは進化テーブルに従い「バオハックモン(成熟期)」へ進化。
     - このターンで木場組に中傷を与えつつ、自身は落下ダメージで軽傷。
     - 黎斗の「もっと壊したい」という欲求が、今後さらなる進化・暴走のフラグに。

    ・木場組:
     - コエモンはバオハックモンの斬撃をギリギリで受け流しつつ、崩れた高架の端にしがみつく形で生存。
     - 中傷だが、闘志はむしろ増加(怒りバフ)。

    ・灯織組:
    - シャウトモンは、灯織を庇って崩落に巻き込まれながらも、下層のビル屋上に転がり落ちて軽傷。
    - 「今のままでは足りない」と痛感し、次サイクル以降の進化フラグが強化される。

    ・世界ログ:
     - ロールバックフェーズに伴う進化判定が2件目成功(バオハックモン)。
     - 第2区画は構造崩壊が進み、次サイクルでの「区画封鎖候補」に昇格。
    【ワシとネカピンのコメント】なに勝手にシステムを書き換えてるこの"神"は…?

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:07:40

    >>16

    いいんだ ガシャットの開発者にはそれが許される

  • 18二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:08:31

    この後ミサイルが発射されたら刺激的でファンタスティックな展開になルと申します

  • 19記録者マネモブ25/11/26(水) 21:09:27

    第4区画:海底データ海/巻き戻る死線と水棲進化 ────────────────

    【参加者】

    ・ホーマー・シンプソン+シャコモン(成長期)

    ・ミニットマンIII(核ミサイル)+トイアグモン(成長期)

    ・レミリア・スカーレット+デビドラモン(成熟期)


    →【行動】

    濁ったデータ海の底、朽ちたサーバーの残骸が林立するエリア。

    ホーマーは、ヘルメット代わりに被ったバケツを押さえながら叫んでいた。

    「ハァハァ……なんでオレ、水ん中で戦ってんの!? ビールはどこだよ!」

    シャコモンは呆れたように泡を吹きつつも、

    ソナーのような音波で周囲を警戒する。

    少し離れた暗がりでは、トイアグモンがミニットマンIIIの弾頭にしがみつき、

    「こいつ暴発したら、さすがにサーバーごと消し飛ぶよな……?」と青ざめている。

    さらに奥の闇から、デビドラモンの赤い眼がゆらりと浮かび上がった。

    レミリアは、翼をたたんだまま静かに笑う。

    「ふふ。深いところほど、獲物は逃げ場がないわ」

  • 20記録者マネモブ25/11/26(水) 21:13:59

    →【反応】

    シャコモンは、ホーマーの腕を引っ張りながら前へ出る。

    「ここでレミリアたちに食われたら、ダフな視聴者に一生ネタにされるぞ!」

    トイアグモンはミニットマンIIIを押しながら、

    「せめて浅瀬まで行こうぜ!? ここで爆発したら誰も得しないって!」と必死の訴え。

    しかし、デビドラモンはそれらをまとめて包むように、巨大な翼で海中のデータ流れをかき乱し、暗闇をさらに濃くしていく。 


    →【対応】

    デビドラモンの尾が閃き、トイアグモンめがけて一閃。

    ホーマーとシャコモンは、反射的にその軌道へ割り込むように飛び出した。

    「ドーナツは守れなかったけど、家族と……ついでにこいつくらいは守るぞぉぉ!」

    シャコモンはホーマーの叫びに反応し、

    海底データの流れを読んで自分の体を盾にする位置へと滑り込む。

  • 21記録者マネモブ25/11/26(水) 21:17:02

    →【進化】

    デビドラモンの尾がシャコモンを直撃――したかに見えた瞬間、世界ログが一瞬フリーズし、ダメージ計算行がロールバックする。

    「……おいおい、ここで終わるとか、視聴率的にマズいだろ……!」

    ホーマーの半分冗談、半分本気の叫びに、

    シャコモンのデータコアが強く脈動した。

    次のフレームで描かれたシャコモンは、

    すでにその姿を変えていた。

    白い貝殻が割れ、長い胴体がしなやかにうねる。

    海中を滑るように泳ぐ、蛇竜型のシードラモンが、ホーマーを巻き付けるように守りながらデビドラモンの尾撃を逸らす。

  • 22記録者マネモブ25/11/26(水) 21:18:35

    →【記録】
    ・ホーマー組:
     - シャコモンは進化テーブルに従い「シードラモン(成熟期)」へ進化。
     - デビドラモンの一撃はロールバック処理と進化演出の重なりでダメージ軽減され、シーラモンは中傷、ホーマーは軽傷で生存。
     - ホーマーの「守りたい」という感情バフは、今後の絆強化に繋がる。

    ・レミリア組:
    - デビドラモンは依然として成熟期優位を維持。
    - このターンではシーラモンに中傷を与えつつ、自身はほぼ無傷。
    - 「狩り損ねた獲物」に対する執着が生まれ、次サイクル以降の標的優先度がホーマー組に固定される。

    ・ミニットマンIII組:
    - トイアグモンは爆発だけは避けようと必死に距離を取る。
    - 直接のダメージはなしだが、
    核ミサイルという相棒の存在が「ここで暴れたら世界崩壊エンド」という自覚を強め、攻撃的な行動を取りづらくなる(自制バフ=攻撃控えめ)。

    ・世界ログ:
    - ロールバックフェーズに伴う進化判定が3件目成功(シーラモン)。
    - 第4区画は、成熟期同士の激戦区として危険度MAXに近づく。

  • 23二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:18:44

    なにっ シャコモンが先に進化するのかあっ

  • 24記録者マネモブ25/11/26(水) 21:25:39

    【交流フェーズ3】(世界時間:ロールバックフェーズ継続)

    ◇ スレッドA:第3区画・古代遺跡/フリーレン・ドクター・ノゾミ

    ────────────────

    【参加者】

    フリーレン+ラプタードラモン(成熟期・中傷)

    ドクター+ポーンチェスモン(黒・成長期・中傷)

    橘ノゾミ+テントモン(成長期・無傷)


    →【交流】

    ラプタードラモンが周囲を警戒し続ける中、フリーレンは血に相当するノイズを払ってから、ドクターを一瞥する。

    「……今の、進化トリガーを引き出したのは、この遺跡と世界の巻き戻し。

     あなたは、それを見越してここにいた」

    ドクターはフードの奥から視線だけを向け、淡々と答える。

    「進化ルートが詰まっている場所に、参加者が吸い寄せられるのは自然な流れでしょう。それを“利用した”と表現するかどうかは、お任せします」

    ノゾミは二人の間に立って両手を広げる。

    「ケンカしないでくださいっ。ここで内輪もめしたら、他の区画に置いてかれちゃいますよ」

    テントモンも慌てて頷く。

    「そ、そうだオーナーの言うとおりっス! いまは情報シェアした方が得ッスよ!」


    【ワシのコメント】>>23あの核ミサイルは感情バフを一切発生させることがないから進化フラグが全然貯まらないんだよね 酷くない?

  • 25二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:27:22

    核ミサイルすげえ
    一切バフを発生させない上に攻撃されたら世界が滅ぶし

  • 26二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:29:17

    >>25

    世界滅亡エンドも見てみたいですのぉ

    ですねぇ

  • 27記録者マネモブ25/11/26(水) 21:30:14

    →【取引】

    フリーレン:「この遺跡での進化の起こり方。あなたが知っていることを教えて。その代わり、他区画の状況をある程度共有する」

    ドクター:「……合理的な提案です。

    では、古代遺跡フィールドでは“進化ゲージが閾値を超えた個体”ほどロールバック中に判定を引き直されやすい――という仮説をログ共有しましょう」

    ノゾミ:「じゃあ、私は第2区画と第4区画の噂を出しますね。崩壊都市と海底は、さっきからシステムメッセージで危険扱いされてます。

    ……たぶん、進化ラッシュと死にかけラッシュ、両方起きてる感じで」

  • 28記録者マネモブ25/11/26(水) 21:31:44

    →【感情】
    ・フリーレン:
     「合理的だけど、彼(ドクター)は仲間をコマ扱いするタイプだ」と理解しつつ、ラプタードラモンの進化を支えるための一時的な情報同盟は許容。

    ・ドクター:
     フリーレンとノゾミを「有望な他プレイヤー」として評価。ただし、勝ち筋を計算する対象であり、信用しきるつもりはない。

    ・ノゾミ:
     二人の中立線上に立ち、「この三組でいったん協力して生き残る」というゆるい同盟イメージを抱く。フリーレンへの信頼(+)、ドクターへの警戒(+)。

    →【記録】
    ・第3区画にて、「フリーレン+ノゾミ+ドクター」の間に 情報共有を軸としたゆるい同盟関係 が成立。
    ・フリーレン:ラプタードラモンとともに、次サイクル以降も遺跡に留まりつつ進化トリガーを探る方針。
    ・ドクター:ポーンチェスモンの負傷が大きいため、一度安全な区画への撤退候補を検討。
    ・ノゾミ:二人の橋渡し役として振る舞う覚悟が少しだけ強化(感情バフ候補、守り寄り)。

  • 29二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:31:55

    うん

  • 30記録者マネモブ25/11/26(水) 21:35:19

    ◇ スレッドB:第2区画・崩壊都市サーバー/木場・黎斗・灯織 ────────────────

    【参加者】

    木場真一+コエモン(成長期・中傷)

    檀黎斗+バオハックモン(成熟期・軽傷)

    風野灯織+シャウトモン(成長期・軽傷)


    →【交流】

    崩れかけた高架の残骸。

    木場とコエモンはなんとかよじ登り、バオハックモンと距離を取る。

    その少し離れたビル屋上に、灯織とシャウトモンが息を整えていた。

    木場:「テメェ……勝手にゲームいじくり回してんじゃねえよ。 

    オレらはテストデータじゃねぇ」

    黎斗:「プレイヤーが自分を“特別”だと思い込むの、何度見ても飽きませんね」

     「これは神のゲームだ。バグを踏みに行く勇気がないなら、そのままロールバックされて消えてください」


    灯織は二人の間を見比べ、小さく息を吸う。

    「……今ここで争っても、高架ごと落ちるだけです。崩壊ログ、もう限界近いですよね?」

    シャウトモン:「そうだぜ! ここで殴り合うなら、ステージがマジで終わっちまう!」

  • 31記録者マネモブ25/11/26(水) 21:38:24

    →【取引】

    灯織:「提案があります。

     この区画が完全に崩れるまでは、“誰か一人がリタイアするまでの殴り合い”は禁止。

     その代わり――情報と、次の区画への退避ルートを共有しませんか?」

    木場:「……チビの言うとおりだ。

    ここで死んだって、誰にも覚えてもらえねぇ」

    黎斗は一瞬だけ考え、愉快そうに笑う。

    「いいでしょう。ここで全滅されると、ログ的にも面白みに欠けますからね」

    「次の“見せ場”までは、一時的に休戦としましょう。ただし、わたしはあなたがたをいつでもテストケースに戻すつもりでいますが」


    →【感情】

    ・木場:

     黎斗への怒り(強い怒りバフ)が継続。

    ただし灯織とシャウトモンには好印象:「危ないところで止める役」として信頼が芽生える。


    ・灯織:

     ステージ(戦場)を守るために、合理的な妥協を選んだ自分に戸惑いつつも、「生き残って歌う/パフォーマンスする」未来への覚悟が少し芽生える。


    ・黎斗:

     他二組を「まだ壊し切るには惜しいサンプル」として評価。感情バフというより、自己中心のゲーム観が固定化(狂気寄り)。

  • 32記録者マネモブ25/11/26(水) 21:39:51

    →【記録】
    ・第2区画において、「区画崩壊までの一時休戦協定」が木場・灯織・黎斗の三組の間で成立。

    ・ただし、木場⇔黎斗間の敵対フラグは強いまま維持(裏切り・殺意フラグ濃厚)。

    ・シャウトモンは「もっと強くならなきゃ、あの白いドラゴン(バオハックモン)には届かない」と自覚し、次サイクルでの進化ゲージ上昇候補。

    ・第2区画は物理的に限界が近く、【サイクル3終了〜4開始】あたりで封鎖・崩壊イベント候補に。

  • 33記録者マネモブ25/11/26(水) 21:43:51

    スレッドC:第4区画・海底データ海/ホーマー・ミニットマンIII・レミリア ────────────────

    【参加者】

    ホーマー・シンプソン+シーラモン(成熟期・中傷)

    ミニットマンIII+トイアグモン(成長期・無傷だがビビり)

    レミリア・スカーレット+デビドラモン(成熟期・ほぼ無傷)


    →【交流】

    濁った海底。

    シーラモンに巻き付かれたホーマーは、バケツを脱ぎ捨てて大きく息を吐く(もちろん息はできていないが、雰囲気で)。

    ホーマー:「はぁ……ドーナツ一個でいいから支給してくれよ……死ぬ前にさ」

    シーラモン:「死なせねぇよ。さっきの一撃、ロールバックでギリギリ帳消しになったな」

    トイアグモンは、ミニットマンIIIの弾頭を撫でながら、不安そうに周囲を見る。

    「なぁ……あのお嬢様ドラキュラ、絶対オレたち狙ってるよな。でもここで暴発したら、ゲームそのもの終わるだろ?」

     

    水中の闇の中から、レミリアとデビドラモンがゆっくりと姿を現す。

    「ふふ、怖がらなくてもいいわ。ここで世界ごと吹き飛ばされても、宴会場が無くなっちゃうでしょう?」

  • 34記録者マネモブ25/11/26(水) 21:46:50

    →【取引】

    レミリア:「提案があるの。

    あなたたち二組――特にその核ミサイル――には、まだ生きていてもらった方が面白い」

    ホーマー:「それって、オレたちが“非常用花火”ってことか?」


    レミリアは笑って肩をすくめる。

    「そう捉えてもいいわ。

     でも、その代わりに――今この区画では、あなたたちには手を出さない。核の一撃は、別のもっとふさわしい相手に向けるべきでしょう?」


    トイアグモンはミニットマンIIIの側面を小突きながら、小声で。

    「なぁボス……この提案、乗った方がいいと思う。少なくとも、今ここで食われるよりはマシだろ?」

  • 35記録者マネモブ25/11/26(水) 21:49:11

    →【感情】

    ・ホーマー:

     レミリアへの恐怖と、「変な意味で頼もしいボスキャラ」という複雑な感情。

     シーラモンへの信頼はさらに強まり、「家族+相棒を守る」覚悟バフがじわじわ蓄積。


    ・トイアグモン:

     核を抱えていることへのプレッシャーから、極端に慎重な行動を選びやすくなる(攻撃控えめ)。

    レミリアを「いつか裏切るべき天敵」と認識。


    ・レミリア:

     ホーマー組とミニットマンIII組を、「退屈しのぎの切り札」としてキープする気分。今すぐ殺すより、終盤で使う方が面白いという“悪戯心”が優先(感情バフというより支配欲)。


     


    →【記録】

    ・第4区画にて、レミリア組が 条件付きの不戦協定 を提示。

     - 条件:ミニットマンIIIの核を不用意に起爆させない限り、この海底区画では直接殺しに行かない。

    - 見返り:終盤、より面白い標的(あるいはネカピン側)へ核を向ける可能性。


    ・ホーマー組&ミニットマンIII組は、この提案を 消極的容認。

     - レミリアへの恐怖と不信は強いが、現状の戦力差と環境的不利から、即時戦闘は避ける判断。


    ・第4区画では、

     - シーラモン vs デビドラモンの成熟期同士の対立構図、

     - 核ミサイルという最終兵器を軸にした、終盤用の不穏なフラグが明確化した。

    【ワシのコメント】

    https://bbs.animanch.com/arc/img/5494362/1

  • 36記録者マネモブ25/11/26(水) 21:53:12

    ◇ スレッドD:第1区画・廃データ平原/しおりとエンジェモンの小休止 ──────────────── 【参加者】

    中川しおり+エンジェモン(成熟期・無傷)


    →【交流】

    薄暗い廃データ平原。

    遠くで鳴る爆発音と、ステータスノイズの残響だけが、ここが戦場であることを教えてくれる。

    しおり:「……みんな、まだ戦ってるのかな」

    エンジェモン:「うん。でも、しおりちゃんがここで立ち止まるのも大事だよ」

    「怖いって思うのは、悪いことじゃないから」


    しおりは小さく頷き、手の中の古いおもちゃデータを握りしめる。

    「こわいけど……誰かが泣いてるみたいな音が、あっちからして……」

    エンジェモンは空をふわりと飛び、遠くのログを確認するように目を細めた。

    「行きたいなら、一緒に行こう。

     そのときは、ボクもちゃんと強くなるから」

  • 37二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:54:01

    まさかテイマーが自爆特攻するってわけじゃないでしょ?

  • 38記録者マネモブ25/11/26(水) 21:54:42

    →【感情】
    ・しおり:
     「逃げていたい気持ち」と「誰かを助けたい気持ち」の板挟み。まだどちらにも振り切れていないが、小さな“覚悟の種”が芽を出しつつある(感情バフ1段階相当)。

    ・エンジェモン:
     しおりを守るために、自分も進化しなければという想いが静かに強まる。
     次サイクル以降の進化ゲージ上昇候補。

    →【記録】
    ・第1区画は、現時点で大規模戦闘なしの“静かなゾーン”として維持。

    ・しおり+エンジェモンは、【次サイクルで誰かを助けるために動く】か【隠れ続ける】かの岐路にいる。

    ・このスレッドは、今後の「天使系進化/救済イベント」の起点候補としてフラグが立った。

  • 39記録者マネモブ25/11/26(水) 21:56:41

    ◇ 交流フェーズ3 総合メモ ────────────────

    【感情・関係フラグ】

    ・第3区画:

     - フリーレン+ノゾミ+ドクター間に情報同盟(信頼と不信が同時に増加)。


    ・第2区画:

     - 木場+灯織+黎斗間で、区画崩壊までの一時休戦。

    - 木場⇔黎斗の殺意フラグは継続強化。


    ・第4区画:

    - レミリア組がホーマー組&ミニットマンIII組を「核付きの遊び道具」として保留する不戦協定。


    ・第1区画:

    - しおり+パタモンの「救済イベント候補」フラグ。


    【進化ゲージ・覚醒ゲージ候補】

    ・シャウトモン(灯織組):悔しさと危機感から進化ゲージ+1候補。

    ・パタモン(しおり組):守りたい感情の芽生えにより進化ゲージ+1候補。

    ・一部成熟期(ラプタードラモン/シードラモン/バオハックモン/デビドラモン):

     ロールバックフェーズ中に過負荷が溜まりつつあり、次サイクル以降の「更なる進化 or デグレード判定」候補としてマーク。

    【ワシのコメント】>>37 ククク…

  • 40二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:58:58

    カミカゼアタック禁止なんて言わないでしょ?

    >>37

  • 41二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:00:28

    デジモンロワでテイマーの自爆特攻が見れるなんて刺激的でファンタスティックだろ

  • 42二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:02:00

    はうっ

  • 43二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:03:01

    デジモンに対して素手で殴り掛かるテイマーは居たけどね デジモンに対して自爆特攻を仕掛けるテイマーは前代未聞なの

  • 44二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:03:45

    人数が少ないためか死者が未だに出ず全員それなりに掘り下げられてるのは好感が持てる

  • 45記録者マネモブ25/11/26(水) 22:04:16

    【ドラマフェーズ3】

    【対象ターン】ターン7〜9+交流フェーズ3(世界時間:ロールバックフェーズ末期)

    ◇ 場面1:第3区画・古代遺跡フィールド/フリーレン・ノゾミ・ドクター


    古代遺跡の空間に、さっきまでの戦闘ログが「巻き戻しノイズ」としてまだ漂っていた。

    砕けた石柱が一度粉々になってから、バグった巻き戻しで再び形を取り戻し、今度は微妙に違う位置に立っている。

    ラプタードラモンは、ひとつ息を吐くようにデータの尾を揺らし、

    フリーレンの隣で静かに佇んでいた。

    傷はまだ深いが、さっきの瞬間的な進化とロールバックのおかげで「死線」は外れている。

    「……やっぱり、ここは“進化用のダンジョン”みたいなものだね」

  • 46記録者マネモブ25/11/26(水) 22:06:20

    少し離れた場所で、ドクターがホログラムをいくつも重ねていた。

    ポーンチェスモンのダメージログと、遺跡のギミックログと、そして――フリーレンとラプタードラモンの進化判定ログ。

    「やっぱり、あなたは“このルート”を通ってきたんですね」

    フードの奥から、ぼそりとした声が漏れる。

    そこには感情よりも、検証結果を確認したときの静かな納得があった。

    「何の話?」と、ノゾミが首を傾げる。

    テントモンはその肩に止まり、小さく羽音を鳴らした。


    「この遺跡で進化した組は、次のサイクルで“もう一段階試される”。そんな傾向がある、ってだけの話です」


    ノゾミは少しだけ顔をしかめる。

    「そんな、ライブのアンコールみたいに言わないでください。こっちは命がけなんですから」


    フリーレンは二人の会話を背中で聞きながら、

    ラプタードラモンのたてがみに手を伸ばした。

    「……まだ、上に行けるよ」

    彼女の声は、いつもの無表情につられて淡々としている。

    けれどラプタードラモンには、

    その言葉の裏にある「この世界を最後まで見届ける」という決意が、確かに伝わっていた。

    ラプタードラモンが低く咆哮し、

    荒れた遺跡の空間に、進化ゲージの脈動のような気配が一瞬だけ走る。

    ロールバックの波は、もう“試験時間の終了”を告げようとしていた。

  • 47二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:08:00

    核ミサイルがカミカゼアタックしたらサーバー崩壊エンドだから未だに起動しないの刺激的でファンタスティックだろ

  • 48記録者マネモブ25/11/26(水) 22:10:06

    ◇ 場面2:第2区画・崩壊都市サーバー/灯織とシャウトモン


    ビルとビルの間を、エラーメッセージのような赤い線が走る。

    高架の支柱には「寿命」がログとして可視化されていて、残り時間は、もうほとんどゼロに近かった。


    風野灯織は、半壊した屋上に座り込み、

    手のひらに残った細かいデータ片を見つめていた。

    さっきまで、そこには誰かの血があった気がする。

    ロールバックで消えたはずなのに、視覚のどこかが覚えている。

    「……ねえ、シャウトモン」

    「なんだよ、灯織」

    「ステージが崩れたら、ライブってどうなるんだろうね」

    シャウトモンは一瞬だけ返答に詰まり、

    それから、いつもの調子で笑ってみせた。

    「そりゃあ、新しいステージに飛び移るしかねぇだろ!落ちるか飛ぶか選べってんなら、オレたちは飛ぶ方だ!」

    灯織は、その答えを聞いて、少しだけ笑ってしまう。

    「……そうだね。

     ここにしがみついてたら、何も残らない」

  • 49二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:11:39

    このコンビは結構主人公パーティみたいな雰囲気があると思ってるのは…俺なんだ!

  • 50二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:14:02

    まさか核ミサイルがネカピンに特攻するんじゃないでしょ?

  • 51記録者マネモブ25/11/26(水) 22:14:38

    視界の端では、木場とコエモンが、

    壊れかけた高架を利用してトレーニングめいた動きを繰り返していた。

     

    檀黎斗とバオハックモンは、崩れゆく街を見ながら何かを計算している。

     

    この「一時休戦」も、この区画と同じく長くは保たない。

    それでも――灯織はひとつだけ決めていた。

    (次の区画に移るとき、誰と一緒に行くのか)

    木場の真っ直ぐすぎる戦い方も、

    黎斗のゲームマスターめいた冷酷さも、

    どちらも危険だ。

    でも、だからこそ――

    「ねえシャウトモン。

     次、進化したらさ」

    「おう?」

    「……ステージの上じゃなくていいから。

     誰かを守るために歌ってみても、いいかな」

    シャウトモンは、少しだけ目を丸くしたあと、満足そうにニッと笑う。

    「最高じゃねぇか。

     そういうのを“ロック”って言うんだよ!」

    崩壊都市サーバーの空が、わずかに軋む。

    ロールバックフェーズの終わりと、

    次に来る“もっと危ない時間帯”の予兆が、音になって聞こえ始めていた。

  • 52二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:18:59

    このレスは削除されています

  • 53記録者マネモブ25/11/26(水) 22:20:38

    場面3:第4区画・海底データ海/レミリアと「核」


    深い。

    底が見えないほどの暗さの中で、光っているのはエラーコードと、ミニットマンIIIのシルエットだけだった。

    レミリア・スカーレットは、水圧を無視して優雅に浮かび、その「核」をまじまじと眺めていた。

    「ねえ。あなた、“撃たれたこと”はあるの?」

    ミニットマンIIIは答えない。

    ただ、システムとしての沈黙を貫いている。

    代わりに、トイアグモンが慌てて口を開いた。

    「ね、ねえお嬢様。

     それ、冗談でもあんまり聞かない方が――」

    「冗談よ。ここで撃たれたら、このゲームごと終わっちゃう」

    レミリアはくすりと笑い、

    デビドラモンの肩に腰掛ける。

    吸血鬼と悪魔のシルエットが、

    海底のログ上では「危険度MAX」のアイコンとして記録されていた。

    「でも、終わり方を選べるのはちょっと羨ましいわね」

    その言葉に、ホーマーが反応する。

    「終わり方を選べるなんて、いいことじゃないぞ……だいたいオレは、何度も“ギャグで死んでる”しな」

    シードラモンが小さく笑い、尾でホーマーの背中をつつく。

    「だから今度は、ギャグじゃない終わり方を探すぞ」

  • 54記録者マネモブ25/11/26(水) 22:22:42

    レミリアは、暗い水の中で目を細めた。

    「ギャグでも、悲劇でもない終わり方――

     ふうん。じゃあ、世界ごと爆発させるのは候補から外しておくわ」


    その言葉は、本気か冗談か分からない。

    けれどトイアグモンとホーマーには、

    「少なくとも今この瞬間は、生かされている」という事実だけが

    妙にリアルに響いていた。


    ロールバックの波が、海底にまで届く。

    一瞬だけ、全員の輪郭がノイズに包まれ、

    さっきまでの会話が「なかったこと」になりかけて――

    すぐにまた、元通りに戻る。


    世界そのものが、まだ彼らを“記録する価値あり”と判断している、そんな感覚だけが残った。

  • 55二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:23:32

    たしかに何度も原子力発電所で事故に遭っているホーマーが言うと説得力があってリラックスできませんね

  • 56記録者マネモブ25/11/26(水) 22:26:26

    ◇ 場面4:第1区画・廃データ平原/しおりとエンジェモン


    しおりは、廃データ平原の真ん中で立ち止まっていた。

    遠くの空に走るロールバックノイズが、

    まるで雷のように光っては消える。

    「ねえ、エンジェモン」

    「うん?」

    「わたし、やっぱり――誰もいないところで

     隠れてるのはイヤだな」


    パタモンは、しおりの顔をまっすぐ見上げる。

    その目は、さっきまでよりも、

    ほんの少しだけ強い光を宿していた。

    「じゃあ、行こう。

     しおりちゃんが行きたい場所まで」

    しおりは、握っていたおもちゃデータを胸元にしまい込む。

    それは、ここに来る前の世界の、小さな記憶だ。

    けれど今は――ここで出会った誰かの泣き声の方が、ずっと近くに聞こえる。

    「……誰かが泣いてる場所なら行かなきゃダメだよね」

    ロールバックのノイズが、

    ふたりの背中を押すように吹き抜けていく。

    しおりとパタモンは、第1区画の外縁へと歩き出した。

    その先が、どの区画につながっているかは、まだ分からない。


    ただひとつ――

    「助けたい」と思った気持ちは、

    世界の巻き戻しにも消されなかった。

  • 57二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:30:58

    ◇ 場面5:ネカピン視点/中央コアタワー


    中央コアタワーのモニタールーム。

    ネカピンの前には、今サイクルのログが山のように積まれていた。

    崩壊しつつある都市サーバー。

    進化のトリガーだらけの古代遺跡。

    核を抱えたまま泳ぐミサイルと、

    その周りをうろつく吸血鬼。

    そして――ようやく動き出した、小さな天使とそのパートナー。

    「……ロールバックフェーズ、ほぼ終了ですね」


    ネカピンは、指先でグラフをスクロールする。

    世界負荷の折れ線は、

    このまま何もしなければ、次のサイクルで閾値を超える形になっていた。

    「終末フェーズに移行すると、

     こちらも“あまり上品じゃない手”を使わざるを得ないんですが……」

    背後で、オメガモン after-S のシルエットが静かに待機している。

    まだ管理者モードは起動していない。

    けれど、ネカピンの腕章とタワーのコアを繋ぐ回線は、

    いつでも出力を開放できる状態だった。

    「……もう少しだけ、ユーザーの自発的なログに期待しましょうか」

    ネカピンは、自分の敗北確率がわずかに上昇しているグラフに目をやる。

    そして、ほんの少しだけ口元を緩めた。


    「負けイベントのサンプル数、増やしておくのも悪くないですしね」

    彼女が腕をひと振りすると、

    世界時間テーブルの上で「ロールバック」がスライドしていき、

    次のセルに「終末」が点灯した。

  • 58二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:33:58

    とりあえず今日はここまで
    観戦者のマネモブは感謝するよ
    そろそろ終末フェーズ…ここまで来たらネカピン戦を行うか最後の1組になるまで殺し会うかを強制する形になるっス

  • 59二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:38:56

    オツカレーッ多分ないだろうけどなんとかこのまま犠牲者ゼロで勝ってくれたら嬉しいっスねガチでね…

  • 60二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 05:52:45

    "ゴキゲンな保守"になって"バトロワスレに乗って"!?

  • 61記録者マネモブ25/11/27(木) 12:22:42

    保守がてら少しだけデジモンロワの世界観設定まわりについて話すのん
    そもそものデジモンロワの始まりは《ANIMAN》サーバーのデータ容量が許容値を超えたからデータ削除を兼ねてのバトロワらしいよ
    GPT坊の話だと参加者キャラは《ANIMAN》で話題になったデータを元に作って不安定なキャラをデジモンという殻で覆ってるって感じっスね だから参加者はパートナーが死んだ時点で消滅するのん

  • 62記録者マネモブ25/11/27(木) 12:26:57

    そしてそんなデジモンロワを観戦するのがマネモブ(スレ民)らしいよ
    フリーレン組やドクター組とかはそこら辺、把握しててドクター組は運営側とのコンタクト取るために面白いログを残しながらシステム側を分析してる感じなのん

  • 63記録者マネモブ25/11/27(木) 17:49:45

    【ドラマフェーズ3 終了時メモ】 ────────────────
    ・世界時間:- ロールバックフェーズは本ドラマフェーズをもって終了。- 次サイクル(ターン10〜12)は 終末フェーズ として内部設定。→ 区画崩壊・マップ縮小・世界負荷限界イベントが発生しやすくなる。

    ・感情バフ/進化ゲージ関連:
     - フリーレン+ラプタードラモン:
      「最後まで見届ける」静かな覚悟が強まり、感情バフ+進化ゲージ上昇候補。
     - 灯織+シャウトモン:
      “ステージを守りつつ誰かを守る”という目標が明確化。
      → シャウトモンの進化ゲージ上昇、灯織の守り寄り感情バフ。
     - レミリア+デビドラモン:
      ミニットマンIIIとホーマーを「終盤用の切り札」としてキープする支配欲が固定。
     → 彼女自身の感情バフ(遊び心+支配欲)が強化。
     - しおり+パタモン:
      「隠れているだけの自分」を拒否し、誰かを助けに行く決意の芽生え。
     → パタモンの進化ゲージ上昇候補、しおりの覚悟バフ1段階。

    ・区画と今後の動き:
     - 第2区画・崩壊都市サーバー:
     → 終末フェーズ突入に伴い、サイクル4中〜終盤で区画崩壊/封鎖イベント候補。
     → 木場・黎斗・灯織の一時休戦は、崩壊タイミングで強制解除される可能性大。
     - 第3区画・古代遺跡:
     → 進化トリガー密集地として、次サイクルでも進化/デグレード両方の候補。
     - 第4区画・海底データ海:
     → 核ミサイルとボス格候補(レミリア組)が共存する危険ゾーンとして継続。
     - 第1区画・廃データ平原:
     → しおり+パタモンの移動開始により、「救済/介入イベント」の起点候補へ変化。

    ・ネカピン側:
     - 終末フェーズへの移行を決定。
     - オメガモン after-S は依然として未起動だが、世界負荷閾値次第で「強制進化」「強制デグレード」「制裁イベント」の舞台に投入される可能性。

  • 64記録者マネモブ25/11/27(木) 17:50:40

    飯前で少しだけ時間あるから1ターンだけ進めるっス

  • 65記録者マネモブ25/11/27(木) 17:56:45

    【ターン10(終末フェーズ開幕)】

    【世界時間】終末フェーズ開始:マップ全域で区画崩壊・世界負荷限界イベントが発生しやすい状態。


    ◇ 第2区画:崩壊都市サーバー/終末フェーズ初動戦 ────────────────

    【参加者】

    ・木場真一+コエモン

    ・風野灯織+シャウトモン

    ・檀黎斗+ハックモン


    →【行動】

    高架の支柱に、ついに「残り寿命:00:00:00」のログが点滅した。

    崩壊都市サーバーの空間全体がきしみ、ビルの外壁がまとめて崩れ落ちていく。

    木場はきしむ足場をものともせず、コエモンと並んでビル内から飛び出した。

    「ここでビビってたら、リングに立つ資格ねぇよなァ!」

    コエモンも、拳を握りしめながら吠える。

    「相棒、落ちる前に“上”取ろうぜ!」

    灯織とシャウトモンは、隣のビル屋上からその様子を見ていた。

    「……本当に飛び移っちゃうんだ」

    「そりゃあ、ステージが崩れるなら、高い方に乗り換えるしかねぇだろ!」

    別のビルの残骸では、檀黎斗がハックモンと共に崩落ログを睨んでいる。

    「フフッ……ステージギミックが終盤仕様に切り替わったか。ならば、ここからは“ボスラッシュフェーズ”と行こうか、ハックモン」

  • 66記録者マネモブ25/11/27(木) 18:00:15

    →【反応】

    次の瞬間、複数のビルが同時に支柱を失い、

    都市サーバーの一部が「区画ごと斜めに傾く」形で崩れ始める。

    木場は崩れ落ちる床を蹴り、コエモンを肩に乗せて対岸のビルへ飛び移ろうとする。

    灯織とシャウトモンも、遅れて走り出す。

    ハックモンは上空へ跳躍し、

    崩れる足場を利用して一気に高所を目指した。


    →【対応】

    木場は空中で僅かに体勢を崩し、届くはずだった手すりが、

    ロールバックの影響で“元の位置からズレている”ことに気づく。

    「チッ、さっきまであっただろココ!」

    落下コースに入ったその瞬間、コエモンが咄嗟に木場の腕を掴み、

    ありえない角度へと体をひねった。

    「木場ッ! 落ちるなら“前”に落ちるぞ!」

    崩れゆくコンクリートの破片を足場代わりにしながら、二人は斜めに落ちていくビルの側面を走り抜け、

    辛うじて対岸の残骸へと転がり込んだ。


    一方、灯織は飛び移るタイミングをほんの一瞬躊躇い、

    シャウトモンの腕を掴んだまま落下ゾーンに飲み込まれかける。

    「ヤバいなこれ!? 灯織、歌うなら今だ!」

    「こんな時に、ですか……っ!」

  • 67記録者マネモブ25/11/27(木) 18:04:00

    →【進化】

    灯織は、崩れ落ちる足場の中で思わず声を張り上げた。

    「……まだ、終わらせない! こんなところで、ステージが終わるなんてイヤだから!」

    その叫びと同時に、シャウトモンの体を囲むデータの輪郭が激しく発光する。

    赤いコードの炎が渦を巻き、

    その中から「王冠」と「マイクスタンド」を模したシルエットが浮かび上がる。

    シャウトモンは、崩れ落ちる瓦礫を足場にしながら、灯織を片腕で抱え上げ、もう片方で虚空にマイクを突き立てた。

    「オレ様のライブは、こんなとこで終わらねぇ!

     ――シャウトモン、キングVer.!!」

    進化したキングVer.は、振動そのものを制御するように声を放ち、周囲の崩壊パターンをほんの数フレームだけ、ずらしてしまう。


    →【記録】

    ・木場真一+コエモン:

     → 両名とも中〜重傷相当。次ターン以降、無茶な戦闘行動にはペナルティ。

    ・風野灯織+シャウトモン(キングVer.):→ 成長期 → 成熟期へ進化成功。成長段階補正×1.5相当。

     → 終末フェーズの崩壊イベントに対し、「歌と振動制御」で一時的に落下死を回避。

    ・檀黎斗+ハックモン:

     → 現時点ではノーダメージ。崩壊パターンの解析を進め、「この区画が近い将来、完全封鎖される」予測ログを取得。

    ・第2区画:崩壊都市サーバー

     → 本ターンより「区画崩壊フェーズ」に突入。

     → サイクル内のいずれかで完全封鎖/強制退避イベントが発生する見込み。

  • 68記録者マネモブ25/11/27(木) 18:06:23

    よしっ 鍋が完成してやったぜ
    とりあえずシステムログ続きは食後だ

  • 69二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 18:06:30

    シャウトモン
    デジモンキングを名乗るこのデジモン
    単独で究極体になる才能はないが、相棒のテイマーと共に戦うことにおいては天才的

  • 70二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 18:27:52

    >>35

    よくみなくてもトイアグモンがテイマーになってるような気が....?

  • 71二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 18:36:09

    ホントヤンケェッ>>70

  • 72記録者マネモブ25/11/27(木) 18:52:33

    >>70

    テイマー側が意思表示を見せないから仕方ない本当に仕方ない

    感情バフについて明記するにしてもミサイルには感情判定が発生しないからこう記載するしかないんだよね

  • 73二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 18:53:55

    終盤で活躍するんスかね

  • 74二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 18:56:04

    恐らく核ミサイルでネガピンを倒すエンドだと思われるが…

  • 75記録者マネモブ25/11/27(木) 18:59:35

    ◇ 第3区画:古代遺跡フィールド/進化トリガー再燃 ────────────────

    【参加者】

    ・フリーレン+ラプタードラモン

    ・橘ノゾミ+テントモン

    ・ドクター+ポーンチェスモン(黒)

    →【行動】

    古代遺跡の中心ホール。

    さきほどロールバックで修復されたはずの石柱が、

    今度は「自壊ログ」に従って内側から崩れ始めていた。

    中央の床には、新たに浮かび上がった紋章――デジモンの進化ルートを模した、円環状のコードパターン。

    フリーレンは、その上に立ち、ラプタードラモンの首元に指を触れた。

    「……もう一段階、試されてるみたいだね」

    ノゾミとテントモンは、少し離れた柱の陰からそれを見ている。

    「あれ、“進化スイッチ”ですよね、絶対」

    「でも、ここで進化止めたら、終盤まで火力足りねぇ気もするッス」

    ドクターは、ポーンチェスモンと共に、紋章の縁に沿って慎重に歩きながら、パターンの“抜け”を探していた。

    「……ここ、誰か一組が進化した時、もう一組には“遅延ペナルティ”がかかる設計ですね」

    →【反応】

    ラプタードラモンの身体を囲うコードの炎が再び脈動し始める。前回の進化時よりも、今度は「刃」のイメージが強い。

    フリーレンは、それを静かに見つめながら、

    ごく自然に呟いた。

    「この世界を最後まで見るには、

     もう少しだけ“斬る力”が必要かもしれないね」

    その言葉に呼応するように、紋章の内部データが活性化し、遺跡全体の照度が一段階上昇する。

  • 76記録者マネモブ25/11/27(木) 19:03:17

    →【進化】

    ラプタードラモンの輪郭が細かい粒子となり、

    そのままフリーレンの周囲を高速で旋回する。

    渦を巻いたデータが一箇所に収束し、

    やがて二本の長大な刃――

    甲冑と剣を一体化させたような「騎士」のシルエットを形作る。

    「……グレイドモン」

    フリーレンは、その名を静かに呼ぶ。

    応えるように、グレイドモンは刃を地面に突き立て、遺跡ホールの床に走る崩壊ログを、一時的に“切断”する。


    →【記録】

    ・フリーレン+ドルモン系:

     → ラプタードラモン(成熟期) → グレイドモン(完全体)へ進化。

     → 成長段階補正×2.0に移行。終末フェーズの主戦力候補としてマーク。


    ・ノゾミ+テントモン:

     → 進化トリガーを目撃し、感情バフ(焦り+憧れ)が上昇。

     → 次ターン以降、テントモンの進化判定が通りやすくなる内部フラグ。


    ・ドクター+ポーンチェスモン(黒):

    → 遺跡ギミックの「進化順序干渉ログ」を一部取得。

    → 終盤で他者の進化タイミングをずらす/誘導する手段として利用可能。


    ・第3区画:古代遺跡フィールド

     → 終末フェーズに伴い、「進化トリガーの再利用回数」が残り僅か。

     → 以後の進化イベントは、この区画か中央コアタワーに集中する見込み。

  • 77二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 19:05:08

    知ってるか?
    バトロワは宣伝してくれないと気づかないんだぜ

  • 78二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 19:05:13

    おおっ 遂に完全体デジモンが登場したっ

  • 79記録者マネモブ25/11/27(木) 19:09:05

    ◇ 第4区画:海底データ海/核と悪魔の終末遊泳 ────────────────

    【参加者】

    ・ミニットマンIII(核ミサイル)+トイアグモン

    ・ホーマー・シンプソン+シーラモン

    ・レミリア・スカーレット+デビドラモン


    →【行動】

    海底データ海の水圧ログが、終末フェーズへの移行と同時に跳ね上がる。

    「圧力レベル:危険域」「視界:極度不良」といった警告が、あらゆる方角から漂ってきた。

    ミニットマンIIIのシルエットは、

    海底に突き刺さったまま沈黙している。

    トイアグモンが、その周囲を小さく泳ぎ回りながら、爆縮ログを必死で無効化していた。

    「ね、ねぇ、本当に爆発しないよね? しないって言って!」

    少し離れた位置で、ホーマーがシーラモンの背にしがみついて震えている。

    「オレ、こんな深海で核と一緒にいるなんて聞いてないぞ……」

    レミリアは、デビドラモンの背に腰かけたまま、その光景を楽しそうに眺めていた。

    「終末の海に、核と人間と悪魔。

     なかなか絵になるじゃない」

    【ワシのコメント】>>77うん

  • 80二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 19:11:10

    >>77

    >>79

    そこでだ

    このロワが進行中であることを感想スレで宣伝することにした

    これで寂しくないよ…

  • 81記録者マネモブ25/11/27(木) 19:12:18

    →【反応】

    終末フェーズ補正により、

    海底サーバーの一部で「圧壊判定」が走る。

    水圧ログが急激に上昇し、近くの残骸データが、まるで紙のように潰れていく。

    シードラモンは即座に反応し、ホーマーを抱えたまま上昇コースへ。

    「ホーマー、浮上するぞ! ここ潰れる前に!」

    レミリアは、逆に“圧壊が始まった”地点へとデビドラモンを向かわせる。

    「壊れる瞬間を見るのも、悪くないわ」


    →【対応】

    ミニットマンIIIの外装ログに、

    「外部圧力過剰 → 誘爆リスク上昇」という赤いマーカーが点灯する。

    トイアグモンはそれを見て震え上がりつつも、必死に核の周囲へとデジタル砂をかけるようにコードを投げた。

    「や、やばい! でも、ここで逃げたらもっとやばい!!」

    レミリアは、圧壊ゾーンギリギリでデビドラモンに停止を命じ、核とトイアグモンの様子を眺めながら微笑む。

    「さあ、どうするのかしら。

     ここで世界を終わらせる? それとも――」

  • 82二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 19:14:01

    >>76

    なにっ遂に完全体がでたのかあっ

  • 83記録者マネモブ25/11/27(木) 19:18:07

    →【進化】

    トイアグモンは、震える腕でミニットマンIIIの外装に触れた。

    「ボクは、まだ終わってほしくない……!ドーナツも食べてないし、みんなまだちゃんと死んでない!!」

    その言葉と共に、トイアグモンの身体から、

    玩具特有のカラフルなコードがはじけ飛ぶ。

    金属の銃身を模したデータが背中から伸び、

    両腕が回転式の銃口へと変形していく。

    「――トイアグモン、進化……リボルモン!!」

    リボルモンは、核の周囲に「安全装置」めいたコードを巻き付け、

    誘爆ログのカウントを強引に止める。


    →【記録】

    ・ミニットマンIII+トイアグモン系:

     → トイアグモン(成長期) → リボルモン(成熟期)へ進化。→ 成長段階補正×1.5に移行。→ 終末フェーズにおける「核誘爆イベント」を一時的に延期。ただし、世界負荷がさらに上がれば再発の可能性あり。

    ・ホーマー+シーラモン:

     → 本ターンは圧壊ゾーンからの撤退に成功。

    → 体力ランクは軽傷〜中傷域で維持。

    ・レミリア+デビドラモン:

    → 終末フェーズの海底崩壊をほぼ“観戦”に徹する。

    → 「世界の終わりの引き金が手元にある」という状況を把握し、

    ミニットマンIII&リボルモンを“遊び道具兼保険”としてマーク。

    ・第4区画:海底データ海

    → 終末フェーズにより、「圧壊フラグ」が立った状態。

    → サイクル中〜終盤で区画そのものが崩壊し、

    参加者の強制浮上/退場イベントが発生する可能性大。

    【ワシのコメント】

    >>80あざース(ガシッ 毎度バトロワを宣伝を忘れてるけど誰かしら見にきてるからそのまま続行してたんだよね 今度からは宣伝するようにするのん

  • 84記録者マネモブ25/11/27(木) 19:20:02

    ◇ 終末フェーズ開幕ログ:ネカピン遠隔アナウンス ────────────────

    →【記録】

    《システムメッセージ:ネカピン》

    「世界時間、終末フェーズへの移行を確認しました。第2区画・第4区画は、今後いつ崩壊してもおかしくない状態です。

    ここから先は、行動ログひとつひとつが

    “エンディング条件”に直接影響します。

    ……後悔しない選択を、とは言いません。後で読み返して笑えるログだけ、残してください」

    【ターン10 終了時ミニサマリー】 ────────────────

    ・世界時間:終末フェーズ開始。

    ・進化:

     - シャウトモン → シャウトモン(キングVer.・成熟期)

    - ラプタードラモン → グレイドモン(完全体)

    - トイアグモン → リボルモン(成熟期)


    ・区画状況:

     - 第2区画:崩壊都市サーバーが「区画崩壊フェーズ」に突入。

     → 近日中に完全封鎖/強制退避イベント予定。

     - 第3区画:進化トリガーをほぼ使い切り、グレイドモン覚醒。

     - 第4区画:圧壊フラグ成立。核誘爆は一時延期されたものの、世界負荷次第で再発の危険。


    ・感情バフ:

     - フリーレン、灯織、しおり、トイアグモン側の「守りたい/終わらせたくない」系覚悟が強化。

     - レミリアは「終わり方を選べる立場」に近づきつつあり、危険な支配欲バフ。

  • 85二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 19:20:05

    なにっまさかの進化っ

  • 86記録者マネモブ25/11/27(木) 19:27:15

    【ターン11(終末フェーズ継続)】

    【世界時間】終末フェーズ継続:区画崩壊と世界負荷限界イベントが連鎖しやすい状態。

    ◇ 第2区画:崩壊都市サーバー/区画崩壊カウントダウン ────────────────

    【参加者】

    ・木場真一+コエモン

    ・風野灯織+シャウトモン(キングVer.)

    ・檀黎斗+ハックモン


    →【行動】

    崩壊都市サーバーのタイムスタンプが、

    「残り稼働時間:——」と文字化けしたまま点滅し続けている。

    斜めに傾いたビルの側面を、木場とコエモンがよろめきながら駆け上がる。さきほどの落下で全身は擦り傷だらけだが、まだ目の光は消えていない。

    「コエモン、上まで行けば、どっかに出口があるはずだ……!」

    「木場が前に走るなら、こっちは後ろから支えてやる!」

    灯織とシャウトモン(キングVer.)は、

    ビルの上層近くで、崩れかけたガラス壁を足場に周囲を見渡していた。

    「……あれ、多分、中央コアタワーへの“転送路”ですよね」

    視界の端、崩壊する高層群の向こうに、

    青白いワープゲートのような光点が瞬いている。

    「なら、ラストステージ行きのエレベーターだ。 

    乗り損ねたらエンドロールにも映らねぇぞ!」

    シャウトモンが笑い、キングVer.の声を響かせる。

    離れたビルの屋上では、檀黎斗が

    浮遊するコンソールの残骸を叩きながらデータを読み込んでいた。

    「……フフッ、ここで“第二のステージ崩壊ギミック”か。逃げ遅れたプレイヤーは強制退場、残った者だけがラスボス戦へ進行――相変わらず、よく出来ているじゃないか、このゲームは!」

  • 87二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 19:29:02

    神が他人のゲーム褒めるって相当じゃないスか?

  • 88記録者マネモブ25/11/27(木) 19:30:05

    →【反応】

    世界ログが一斉に書き換わり、

    「第2区画:完全崩壊処理開始」の文字列が赤く流れる。

    ビルの骨組みが一斉に砕け、地面だったものが、巨大な落とし穴のように沈んでいく。

    ワープゲートは、崩壊の中心軸から少し離れた位置に、わずかな時間だけ開いた。


    →【対応】

    シャウトモン(キングVer.)は、

    灯織を抱え直しながら、ゲートまでのルートを一瞬で計算する。

    「灯織、歌えるか?」

    「……こんな状況でも、聞いてくれる人がいるなら」

    灯織が息を吸い込み、声を放つ。

    震える足場ごと、音が空間を揺らし、崩れ落ちるコンクリート片の軌道を、かすかにずらす。

    その隙間を縫うように、キングVer.は

    ワープゲートへ一直線に跳躍した。


    一方、木場とコエモンは、

    崩壊に飲まれかけた階段廊下で足を止める。

    ゲートまでの距離は――ギリギリ、間に合うかどうか。

    「……コエモン。お前だけなら、届くか?」

    「何言ってるんだ、木場を置いていく選択肢はないからなっ!」

  • 89記録者マネモブ25/11/27(木) 19:36:07

    →【対応(決着)】

    木場は、崩れかけた手すりを片手で掴むと、

    もう片方の腕でコエモンの身体を持ち上げた。

    「木場!? なに――」

    「リングで教わったろ。

     迷ったら、“次に繋がるほう”を選べってな」

    崩れゆく床を蹴り、木場はコエモンをワープゲートの方向へ全力で投げた。

    「行けぇぇぇぇぇ!! お前はまだ、戦えるッ!」

    コエモンの視界から、

    木場の姿が逆光の向こうへ遠ざかっていく。

    その背後で、都市サーバーの骨組みが、

    凄まじい音と共に崩れ落ちた。


    →【進化】

    ハックモンは、ゲートへ飛び込む寸前、

    崩壊ログの渦を見て、わずかに牙をむいた。

    「……黎斗。ここで退場するには、あまりにも惜しいステージだ」

    檀黎斗は笑いながら、その背を押す。

    「ならば進化しろ、バオハックモン。“ゲームの続き”を見たいなら、ここからが本番だ!」

    終末フェーズの世界負荷が、ハックモンの体表を走り、白い装甲が赤く焼けるように変形していく。

    「バオハックモン、進化――セイバーハックモン!」

    新たな姿は、瓦礫の雨の中でも安定した姿勢を保ち、黎斗を背に乗せたままゲートに飛び込んだ。

  • 90二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 19:38:32

    おっバオハックモンも進化した
    いよいよネカピンとの最終決戦も近いんやな

  • 91記録者マネモブ25/11/27(木) 19:39:23

    →【記録】
    ・風野灯織+シャウトモン(キングVer.):
     → 中央コアタワーへの転送に成功。
     → 体力ランクは中傷程度だが、精神的覚悟バフは高い状態。

    ・檀黎斗+バオハックモン:
     → 成熟期バオハックモン → セイバーハックモン(完全体)へ進化。
     → 中央コアタワー側ゲートに到達、ラスボス戦候補の一角としてマーク。

    ・木場真一+コエモン:
     → コエモンのみゲート到達に成功。
     → 木場本人は第2区画崩壊に巻き込まれ、退場判定。
     → 本ゲームルール上、「アバター死亡=ユニット退場」のため、
      コエモンも以後戦闘には参加せず、“師匠の投げた一撃”として記録される。

    ・第2区画:崩壊都市サーバー
     → 完全崩壊・完全封鎖。
     → 以後、この区画は戦闘舞台として使用不能。
    【ワシのコメント】
    余談なんスけど木場組が進化出来なかった理由は、黎斗組との戦闘で常に劣勢だったのを進化ゲージ使って無理やり互角にしてたからなんだよね 悲しくない?

  • 92記録者マネモブ25/11/27(木) 19:46:08

    ◇ 第3区画:古代遺跡フィールド/テントモン、焦燥の進化 ────────────────

    【参加者】

    ・フリーレン+グレイドモン

    ・橘ノゾミ+テントモン

    ・ドクター+ポーンチェスモン(黒)


    →【行動】

    崩壊都市サーバーの消失ログが、古代遺跡の天井にも淡いノイズとして映し出される。

    ノゾミは、それを見上げて顔色を失った。

    「……今、誰か、消えましたよね」

    テントモンが、慌ててノゾミの肩を叩く。

    「オーナー、ボクら、いつまでも見てるだけじゃダメッス。 上に行かないと、何も守れないッス!」

    フリーレンは、グレイドモンの刃を軽く撫でながら中央コアタワー方面のログを見やる。

    「向こうが“本体”みたいだね。行くなら、今のうち」

    ドクターは、ポーンチェスモンと小声でやり取りしている。

    「ここの進化ギミックは、もうほとんど使い切った……残りのトリガーは、テントモンに集中させるべきでしょう」


    →【反応】

    遺跡中央の紋章に、再び光が灯る。

    だが先ほどよりも不安定で、

    輪郭がチラつき、今にも崩れそうだ。

    「……多分、これが最後の“助走”ですよね」

    ノゾミは震える手で、テントモンの足を握りしめる。

    「ボク、怖いッス。でも――」

    「怖いの、私も同じですから。

     だから、一緒に行きましょう」

  • 93記録者マネモブ25/11/27(木) 19:48:43

    →【進化】

    紋章の光がテントモンの身体を包む。

    小さな甲虫のシルエットが大きく膨張し、

    背中の羽と角が、鋼鉄の甲殻へと変化していく。

    「テントモン、進化――カブテリモン!!」

    新たな姿は、大きな角を振りかざしながら、

    遺跡の天井を突き破るように飛び上がった。

    崩れかけていた石材が、

    その衝撃でむしろ“整えられた足場”として組み直される。


    →【記録】

    ・橘ノゾミ+カブテリモン:

     → 成長期テントモン → カブテリモン(成熟期)へ進化。

     → 成長段階補正×1.5に移行。

     → 中央コアタワー方面へ飛行での移動が可能になり、終末フェーズでも高機動枠として機能。


    ・フリーレン+グレイドモン:

     → カブテリモンの開けた天井ルートを使い、

      中央コアタワー上層と接続する転送路へ向かう準備。


    ・ドクター+ポーンチェスモン(黒):

     → 遺跡ギミックの残り断片を回収し、

      「進化タイミングの遅延/誘導スクリプト」を内部メモに保存。

     → 自身も後追いでコアタワー行きルートへ。


    ・第3区画:古代遺跡フィールド

     → 主要進化トリガーはほぼ枯渇。

     → 以後は“通路”としてのみ機能し、

      終盤の戦闘舞台は中央コアタワーに移行予定。

  • 94記録者マネモブ25/11/27(木) 19:53:39

    ◇ 第4区画:海底データ海/圧壊からの強制浮上 ────────────────

    【参加者】

    ・ミニットマンIII+リボルモン

    ・ホーマー・シンプソン+シーラモン

    ・レミリア・スカーレット+デビドラモン


    →【行動】

    海底データ海の圧力ログが、

    ついに「構造限界:超過」の表示に変わる。

    周囲の水ごと、サーバー構造そのものが押し潰され、データ海は“海”から“巨大な縦穴”へと変わり始めていた。

    シードラモンは、ホーマーを背負ったまま、

    上空に向かって必死に泳ぐ。

    「上がるぞ! ここにいたら、全部潰されちまう!」

    「上がった先に、ドーナツさえあれば、それでいい……!」

    リボルモンは、核ミサイルの外装に張り付いたまま、圧壊ログを見て顔を青ざめさせる。

    「これ、本当にヤバい!でも、ここで投げ出したら、さっきの進化が無駄になる!」

    デビドラモンの背で、レミリアは

    ただ静かに上昇する流れを眺めていた。

    「世界の底が抜ける……悪くない演出ね」


    →【反応】

    終末フェーズによる自動処理として、

    「海底区画沈没→上層サーバーへの強制浮上」スクリプトが起動する。

    データ海の底が抜け、全ユニットが“上へ押し出される”形で加速を受けた。

  • 95記録者マネモブ25/11/27(木) 19:57:21

    →【対応】

    シードラモンは、水流を利用して一気に浮上し、上層に見える光の穴へ飛び込む。

    リボルモンは、核を抱えたまま、自分の身体をスラスター代わりにして上昇補助を試みる。

    「ミニットマン、まだ爆発しちゃダメだ!

     終わり方くらい、ボクらで選ぼう!!」

    デビドラモンは、翼を広げて上昇する勢いを制御しながら、「その先に何があるのかしら」と楽しげに微笑む。


    →【記録】

    ・ミニットマンIII+リボルモン

    ・ホーマー+シードラモン

    ・レミリア+デビドラモン

     → 全員、海底データ海の崩壊に伴い、

      マップ上層にある「中央コアタワー外周階層」へ強制浮上・転送。

     → 体力ランクは全員、中傷〜重傷寄りに悪化(圧力・衝撃の影響)。


    ・第4区画:海底データ海

     → 完全沈没・完全封鎖。

     → 以後、この区画も戦闘舞台として使用不能。

  • 96記録者マネモブ25/11/27(木) 20:01:58

    ◇ ネカピン遠隔アナウンス:終末フェーズ中間報告 ────────────────

    →【記録】

    《システムメッセージ:ネカピン》

    「第2区画および第4区画の崩壊処理、完了を確認。生存ユニットは、ほぼ中央コアタワー周辺に集約されました。

    ここから先は、“逃げ場なし”の最終検証フェーズです。

     ……木場真一ユニットの退場ログ、個人的には高評価でした。

     ああいう投げ方は、なかなか真似できません」

    「世界負荷は、まだギリギリ持っています。

     ラスボス戦の準備が整い次第、

     コアタワー最上層へのルートを開放します」

    【ターン11 終了時ミニサマリー】 ────────────────

    ・退場ユニット:

     - 木場真一+コエモン(第2区画崩壊に伴い退場)


    ・進化:

     - バオハックモン → セイバーハックモン(完全体)

     - テントモン → カブテリモン(成熟期)


    ・区画状況:

     - 第2区画:崩壊都市サーバー……完全崩壊・封鎖。

     - 第3区画:進化トリガー枯渇、中央コアタワーへの通路扱い。

     - 第4区画:海底データ海……沈没により封鎖。

    ・位置関係:

     - 中央コアタワー/外周階層〜上層付近に、

      生存ユニットがほぼ集結しつつある。

    (灯織&シャウトモンK、黎斗&セイバーハックモン、フリーレン&グレイドモン、ノゾミ&カブテリモン、 ドクター&ポーンチェスモン黒、ホーマー&シーラモン、ミニットマンIII&リボルモン、レミリア&デビドラモン、中川しおり&エンジェモン ほか)

  • 97記録者マネモブ25/11/27(木) 20:08:54

    【ターン12:戦闘フェーズ】

    ※内部世界時間:サイクル4/終末フェーズ序盤 判定中

    ◇ 第5区画:中央コアタワー中層/接近戦イベント ────────────────

    【参加者】

    ・檀黎斗 + セイバーハックモン(完全体)


    →【行動】

    中央コアタワーの中層階。

    乱雑に重なった管理コンソールと、途中で途切れた階段。黎斗は、砕けた足場を迷いなく飛び移りながら、セイバーハックモンを前衛に立てて上層を目指す。

    「さあ……バグだらけのゲームを、僕が完成させてあげようじゃないか」


    →【反応】

    塔の内壁から、自律防衛プログラムの残骸がにじみ出るように具現化する。

    赤黒いポリゴンの獣達が、セイバーハックモンを囲むように殺到。天井からは、ネカピンの声が無機質に落ちてくる。

    《システムメッセージ:ネカピン》

    「コアタワー中層、防衛システムはすでに半壊しています…残りの処理、任せてもいいですよね? 檀黎斗さん」


    →【対応】

    セイバーハックモンは、刃を帯びた尻尾を振るい、迫る獣型データをまとめて薙ぎ払う。

    黎斗は、敵の動きと塔のログを同時に見ながら、崩れかけの梁を「足場」として利用するように命令を飛ばす。

    「そいつは削除でいい、次のは利用できる。ほら、そこだセイバーハックモン! “踏み台”にして上へ!」

  • 98記録者マネモブ25/11/27(木) 20:11:39

    →【記録】

    ・檀黎斗+セイバーハックモンは、中央コアタワー中層を突破。

    ・次ターン以降、最上層(ネカピン顕現フロア)への到達判定が可能。

    ・タワー内部の構造安定度が低下し、「全体崩壊イベント」のトリガーが一段階進む。


    ◇ 第2区画:崩壊都市サーバー/砲撃戦+区画部分崩壊イベント ────────────────

    【参加者】

    ・ミニットマンIII + リボルモン(成熟期)

    ・風野灯織 + シャウトモン(キングVer.・成熟期)

    ・ドクター + ポーンチェスモン(黒・成長期)


    →【行動】

    高架がねじれ、ビルが片足で立つように傾いた崩壊都市サーバー。

    ミニットマンIIIのアバターは、空に投影された軌道計算ログを見上げながら、

    リボルモンに「照準修正」の指示を機械的な信号で送り続ける。

    リボルモンは、都市の裂け目に向けて銃口を並べ、「多連装乱射モード」で第2区画の一角を薙ぎ払う。

    その砲火の範囲内に、

    灯織とシャウトモン(キングVer.)が身を潜めていたビルの影と、ドクターとポーンチェスモン(黒)が占拠していた狙撃ポイントが含まれていく。

  • 99二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:15:51

    このレスは削除されています

  • 100記録者マネモブ25/11/27(木) 20:17:12

    →【反応】

    「っ、これ…想定よりずっと、本物の爆撃……!」

    灯織は、空に走る砲撃ログを見上げ、歯を食いしばる。

    シャウトモン(キングVer.)は、床を蹴って灯織の前に飛び出し、迫る破片と爆風に向かってマイク型の武器を構えた。

    「灯織! しゃがんでろ!オレたちのステージ、こんなところで終わらせねぇ!」

    一方、ドクターは、ポーンチェスモン(黒)を盾にしつつ、最小限の動きで瓦礫の影に退避するルートを検索していた。

    「…ここは退く。チェスは、まだ終盤じゃない」


    →【対応】

    シャウトモン(キングVer.)は、襲い掛かる爆風に向かってキングスモールホーリーのような音撃と火花を重ね、衝撃波を「ノイズ」として打ち消そうとする。

    リボルモンは、照準ログのズレを補正しながら、なおも一帯を更地に変えるつもりでトリガーを引き続ける。

    ポーンチェスモン(黒)は、ドクターの指示で

    瓦礫を飛び石のように踏み、射線からギリギリ外れる経路を選択する。

  • 101記録者マネモブ25/11/27(木) 20:21:14

    →【進化】

    爆煙の中、灯織は崩れ落ちるビルの影を見上げる。

    「こんなの、ステージでもなんでもない……

    せめて、見ている人に“ちゃんと届く”戦いにしないと」

    その言葉に応えるように、シャウトモンの輪郭が、マイク越しの叫びと共にデータの炎へと変わる。

    「だったら――もっとデカい声で、

     “ここにいる”って見せつけるしかねぇだろ!」

    ノイズまみれの都市サーバーの空に、

    王冠を戴いたシルエットが膨れ上がる。

    オレンジと金のラインを纏った新たな姿、

    **オメガシャウトモン(完全体)**が、ビルの残骸を踏み砕きながら着地した。


    →【対応(進化後)】

    オメガシャウトモンは、その巨大な武器を振り抜き、崩れ落ちてくる高架と弾道の一部をまとめて叩き落とす。

    砲撃ログは、軌道を歪められた結果、

    逆にミニットマンIII+リボルモンが陣取る高台の支柱へと集中する。


    →【記録】

    ・ミニットマンIII+リボルモン:第2区画高台崩落により完全退場。

    ・風野灯織+シャウトモン:オメガシャウトモン(完全体)へ進化済み。

    ・ドクター+ポーンチェスモン(黒):軽傷~中傷だが生存。都市の影に紛れて後退。

    ・崩壊都市サーバーの一部が完全崩壊し、

     このエリアは以後「戦闘不能区域」として扱われる。

    《システムメッセージ:ネカピン》

    「第2区画の一部が、終末フェーズ基準を超えて崩壊しました。これ以上の滞在は非推奨です……いや、もう物理的に無理ですね」

  • 102二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:25:57

    グレイドモン
    セイバーハックモン
    オメガシャウトモンが主戦力を支える…ある意味最強だ

  • 103記録者マネモブ25/11/27(木) 20:28:34

    ◇ 第3区画:古代遺跡フィールド/進化トリガー戦 ────────────────

    【参加者】

    ・フリーレン + グレイドモン(完全体)

    ・レミリア・スカーレット + デビドラモン(成熟期)

    ・橘ノゾミ + カブテリモン(成熟期)


    →【行動】

    石柱が林立する古代遺跡フィールド。

    崩れた祭壇の上で、グレイドモンとデビドラモンが激しくぶつかり合う。

    デビドラモンの黒いブレスが、グレイドモンの剣先から飛ぶ光の衝撃と正面から衝突し、空中でノイズまじりの爆発を繰り返す。

    少し離れた回廊では、

    ノゾミとカブテリモンが、崩れる天井を避けながら位置取りを変えていた。


    →【反応】

    「ふふ、いい匂い。“終末の空気”って、やっぱり血の匂いが混じってないとね」

    レミリアは、翼を広げて廃データの風を巻き上げる。

    その背後で、デビドラモンは四つの眼を赤く光らせ、グレイドモンへと再突撃を仕掛ける。


    フリーレンは、その動きを淡々と見極めながら、祭壇に刻まれた古い魔法式――この世界で言う古代コードを読み取っていた。

    「……この祭壇、進化のトリガーを組み込んである。でも、誰に向いているかまでは分からない」

    ノゾミは、カブテリモンの背にしがみつきながら、崩れかけの橋の上から戦場を見下ろす。

    「ここで、また誰かを見捨てたら、

     たぶん私、二度と笑えなくなりそう」

  • 104二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:29:22

    ミサイルすげえ
    実質サンダイアル計画みたいになってるし

  • 105二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:32:05

    >>104

    サンダイアル計画とは

    昔アメリカが計画した核爆弾の建造計画なのん

    めちゃめちゃデカい爆弾作って自国か同盟国が攻撃された時に起爆して世界を終わらせるとかいう狂った計画だったらしいよ伝タフ

  • 106二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:33:17

    >>105

    もし本当に計画が実行されてたら毎日が気が気じゃなくてリラックスできませんね

  • 107二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:34:39

    >>106

    実行されてなくてよかったですね...

    ガチでね

  • 108記録者マネモブ25/11/27(木) 20:35:28

    →【対応】

    デビドラモンの突進を、グレイドモンは剣で受け止め、石畳ごと後方へと押し込まれながらも、剣を振り上げる。

    ノゾミとカブテリモンは、橋の崩落に気付くと同時に、フリーレンたちの戦闘ラインを横から断ち切る形で飛び込むルートを選ぶ。

    「カブテリモン! あのドラゴン、フリーレンさんごと落とされる前に、間に入って!」


    →【進化】

    崩れかけの橋から、カブテリモンが戦場中央へと飛び込む瞬間、祭壇から立ち上る古代コードの光が、その外骨格を貫いた。

    「怖いなら、一緒に怖がってくれる人を……今度こそ、守らないと…!」

    ノゾミの声に重なるように、カブテリモンの輪郭が一瞬だけ分解され、巨大な角と分厚い装甲を備えたシルエットへと再構成されていく。

    重い羽音とともに着地したのは、より攻撃的な姿へと進化した アトラーカブテリモン(完全体)。

    【ワシのコメント】>>105ふうん そういうことか

    まあ安心してどうせリボルモンが死んだら爆発する前に消滅しますから

  • 109記録者マネモブ25/11/27(木) 20:37:36

    →【対応(進化後)】

    アトラーカブテリモンは、その巨体に似合わぬ速度で前進し、グレイドモンとデビドラモンの間に割り込むように角を突き立てる。

    衝突の反動で、デビドラモンは石柱の森へと弾き飛ばされ、グレイドモンは祭壇の縁ぎりぎりで踏みとどまる。

    フリーレンは、アトラーカブテリモンの進化ログを見上げて小さく息を吐いた。

    「……あの子、ちゃんと前を向けたんだね」


    →【記録】

    ・橘ノゾミ+パートナーは、アトラーカブテリモン(完全体)へ進化済み。

    ・レミリア+デビドラモンは重傷を負い、一時的に遺跡の影へ退避。

     次サイクル以降、「闇寄り進化(レディーデビモン候補)」のフラグが強まる。

    ・フリーレン+グレイドモンは、遺跡の内部構造と古代コードへの興味を深めつつ、

     中央コアタワーへ通じる地下回廊の存在を把握。


    《システムメッセージ:ネカピン》

    「第3区画・古代遺跡フィールドにて、進化ログを複数検出。世界負荷はさらに上昇中です。――終末フェーズ、想定よりも“盛り上がって”いますね」

  • 110二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:37:48

    すごい数の完全体デジモンが集まってきている

  • 111二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:38:41

    >>110

    うん

  • 112記録者マネモブ25/11/27(木) 20:42:56

    ◇ スレッドA:崩壊都市サーバー縁辺 → 退避ルート/アイドル組&ドクター

    ────────────────

    【参加者】

    ・風野灯織 + オメガシャウトモン(完全体)

    ・ドクター + ポーンチェスモン(黒・成長期)


    →【交流】

    崩壊した第2区画の外縁。

    崩れ落ちた高台の残骸から、黒煙だけがまだ細く立ち昇っている。

    灯織は、ヘッドセット越しに耳を押さえながら、足元の瓦礫を慎重に踏みしめていた。

    「……さっきの崩落、完全に巻き込まれててもおかしくなかった。ステージどころか、命も、ログも……全部」

    隣で歩くオメガシャウトモンは、巨大な武器を肩に担ぎながら、振り返って崩壊した高台を一瞥する。

    「でも、まだ続いてる。

    灯織が“終わらせたくない”って顔してるからな」


    少し離れた瓦礫の陰から、ドクターとポーンチェスモン(黒)が姿を現す。

    ポーンチェスモンは盾を前に突き出したまま、わずかに警戒した姿勢を崩さない。

    「……ずいぶん派手なアンコールでしたね。高台ごと、観客席もろとも吹き飛ばしたみたいだ」

    灯織は苦笑に近い息を吐く。

    「観客席、っていうなら……本当は、誰も死なないステージが良かったんですけど」

  • 113記録者マネモブ25/11/27(木) 20:47:19

    →【取引】

    ドクターはしばらく沈黙したあと、

    手元のホロ画面に映るマップログを灯織へ投影する。

    「情報共有。

    第2区画は、これ以上は使い物になりません。

    残りの主戦場は――古代遺跡と、中央コアタワー」

    「あなたの完全体と、私のポーン。

     短期的には、利害が一致しているはずです」

    灯織はマップを見つめ、中央にそびえるコアタワーの印を見て、眉を寄せる。

    「……ネカピンがいる場所、ですよね」

    「ええ。 ゲームマスターを叩くなら、あそこ。逃げるなら、あそこ以外全部、もうすぐ沈みます」

    オメガシャウトモンが灯織の顔を覗き込む。

    「どうする? 灯織。ここで足を止めたら、マジで“フェードアウト”だ」

    灯織は小さく息を吸い込んでからドクターへ向き直る。

    「……だったら、行きます。ただし、“誰かを踏み台にする”やり方なら、そこで同盟は終わりです」

    ドクターは、マスクの下でかすかに笑ったように肩を揺らす。

    「了解。“可能な範囲で”フェアに行きましょう。

    チェスでも、序盤に全部の駒を犠牲にはしませんから」


    →【記録】

    ・【同盟フラグ】

     風野灯織+オメガシャウトモン ↔ ドクター+ポーンチェスモン(黒)条件付き同盟(コアタワー攻略まで/露骨な踏み台行為で破綻)。

    ・両ユニットは、第2区画から第5区画(中央コアタワー下層)方面へ移動開始。

    ・灯織の感情バフ:

    「罪悪感+それでも進む覚悟」方向に強化。

    次サイクルの防御・庇う選択を取りやすくなる。

  • 114二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:49:14

    ドクター大丈夫?そろそろボーンチェスモンを進化させないと大変なことになりそうだけど

  • 115記録者マネモブ25/11/27(木) 20:51:28

    ◇ スレッドB:古代遺跡フィールド/不安定な共闘提案

    ────────────────

    【参加者】

    ・フリーレン + グレイドモン(完全体)

    ・橘ノゾミ + アトラーカブテリモン(完全体)


    →【交流】

    古代遺跡の地下回廊入口。

    崩れた祭壇から伸びる階段には、中央コアタワーへと続く細いラインが、システムログとしてうっすらと浮かび上がっている。

    アトラーカブテリモンは、まだ変化したばかりの巨体を持て余すように、

    狭い回廊入口の前で羽をたたんでいた。

    「……通れない、ッスね。完全体になったのはいいけど、これじゃちょっと邪魔かもッス」

    ノゾミが苦笑しながら、アトラーカブテリモンの装甲をぽんぽんと叩く。

    「いいじゃん。

     “前に出る理由”が、やっとできたんだし」

    少し離れた石柱の影で、フリーレンは地下へ続くログを眺めていた。

    「ここからコアタワーに行ける。

     でも、途中で何度か“削る”つもりのイベントが入ってるみたい」

    ノゾミは振り返り、フリーレンを見つめる。

    「……フリーレンさんは、どうしたいんですか?

     このゲーム、最後までやる気なんですか?」

    フリーレンは少しだけ考え込んでから、淡々と答える。

    「知りたいだけだよ。

     この世界を動かしている術式――ネカピンが、どうやって“物語”を計算してるのか」


    「でも、途中で誰かが消えていくなら。できるだけ少なくて済むように、いまここから先に進む人は、選んだ方がいいと思う」

  • 116二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:51:30

    核兵器はどうなるんやろなあ...

  • 117記録者マネモブ25/11/27(木) 20:55:29

    →【取引】

    ノゾミはアトラーカブテリモンの背に手を置き、少しだけ視線を落とす。

    「私、前にも似たような場面で、

     “誰かを残して”進んだことがあって」

    「そのとき、ちゃんと向き合えなかったから、

     今度は、せめて自分で選びたいんです」


    フリーレンは、まぶたを少し伏せたまま、短くうなずく。

    「じゃあ、こうしよう。

     この地下ルート、先頭はアトラーカブテリモン。その後ろをグレイドモンが守る。

     ……もし、途中で誰かを切り捨てるようなイベントが出てきたら。

     それを選ぶかどうかは、ノゾミに任せる」


    ノゾミは、驚いたように目を瞬く。

    「フリーレンさんは、文句言わないんですか?

     “合理的じゃない”とか」

    「合理的かどうかは、あとで考えるよ。今は、誰が“後悔するかどうか”の方が大事だから」


    →【記録】

    ・【同盟フラグ】

     フリーレン+グレイドモン ↔ 橘ノゾミ+アトラーカブテリモン 地下回廊を通じた中央コアタワー侵入まで、一時的同行。

    ・両ユニットは、第3区画から地下ルート経由で第5区画(コアタワー下層)方面へ移動開始。

    ・ノゾミの感情バフ:「後悔と向き合う覚悟」強化。

    次サイクルの庇う/自己犠牲系行動を取りやすくなる。

  • 118二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:56:01
  • 119記録者マネモブ25/11/27(木) 21:05:42

    ◇ スレッドC:海底データ海の残響 → 電話越しの“酔客”と天使

    ────────────────

    【参加者】

    ・ホーマー・シンプソン + シードラモン(成熟期)

    ・中川しおり + エンジェモン(成熟期)


    →【交流】

    第4区画・海底データ海の浅瀬付近。

    度重なる世界負荷で、水面はノイズ混じりの光でちらついている。

    ホーマーは、シーラモンの背にうつ伏せで乗っかりながら、どこから持ってきたのか分からない“ドーナツ型の浮輪データ”を抱え込んでいた。

    「シードラモン~……オレ、なんでまた殺し合いゲームに参加してんだ……家でテレビ見て、ドーナツ食ってる方が、絶対いいのにさ……」


    シードラモンは、呆れたように息を吐く。

    「文句は上の管理者に言うがいい。

     それに、“なんでか分からないのにここにいる”のは、こっちもあんたも同じだろ」

    その少し離れたデータ岩の上で、

    しおりは足をぶらぶらさせながら、海面に映るログを眺めていた。

    「……えへへ。

     あたし、まだ生きてるみたい。

     エンジェモンも、がんばってくれてるし」

    エンジェモンは、翼をたたんでしおりの隣に立ち、遠くの海面に浮かぶタワーのシルエットを見つめる。

    「だけど、そろそろ、この区画も安全ではなくなる。コアタワーの負荷が、ここまで伝わってきている」

    ノイズ越しに、ネカピンのアナウンスが微かに流れ込んでくる。

    《システムメッセージ:ネカピン》

    「第4区画のデータ圧が上昇中。このまま滞在すると、圧潰エンドの可能性があります。……早めのご決断をおすすめします」

  • 120二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:06:51

    >>118

  • 121記録者マネモブ25/11/27(木) 21:10:17

    →【交流】

    ホーマーは、そのアナウンスを聞きながら、

    うっすら涙目でシーラモンの首にしがみつく。

    「なぁシーラモン……あの声、“ゲームマスター”なんだろ?交渉して、“ドーナツ食べ放題エンド”とかに変えられない?」 シードラモンは、首を振る。

    「そういうのを“贔屓”って言うんだよ。どうせなら、“全員生きて帰れるエンド”を交渉しろって」

    しおりは、ホーマーたちに気付いて、ぱっと手を振る。

    「おじさんたち~! こっちこっち!

     ここ、まだあんまり沈んでないよ!」

    ホーマーは浮輪を抱えてふらふらと近づき、

    しおりとエンジェモンを見て、目を丸くする。

    「ちっちゃい子と、ほんとの天使だ!

     オレ、死ぬ前にいいもの見た!」

    エンジェモンはこめかみを押さえながらも、

    しおりの背を軽く押し出す。

    「……彼らも、生き残りたい参加者だ。

     しおりちゃん、どうする?」

    しおりは少し悩んでから、笑顔で答える。

    「じゃあ、“みんなで一緒に行こう”って言う!

     おじさん、天使さん、シーラモンさんも、

     いっしょにあのタワー、めざそっ?」

     

    【ワシのコメント】核ミサイルはどうなるんスかね…ガチでね… 

  • 122記録者マネモブ25/11/27(木) 21:11:17

    →【記録】
    ・【ゆるい同盟フラグ】
     ホーマー+シーラモン ↔ 中川しおり+エンジェモン
     “海底からコアタワー方面へ脱出するまで”の同道。
    ・両ユニットは、第4区画浅瀬から第1区画(廃データ平原)経由で、
     中央コアタワー方面へ向かうルートを取る見込み。
    ・しおりの感情バフ:
     「守りたい相手が増えた」ことで、次サイクルの防御・回復行動に強く影響。
    ・ホーマーの感情バフ:
     家族と似た“守られる側”を見たことで、
     逃げ腰ながらも「最後まで付き合う」覚悟がわずかに上昇。

    ────────────────
    ◇ 交流フェーズ4・総括メモ
    ────────────────
    【記録】
    ・中央コアタワーを目指すルートが三方向から形成されつつある。
     1) 第2区画崩壊縁辺 → 灯織&オメガシャウトモン+ドクター&ポーンチェスモン
     2) 第3区画古代遺跡地下回廊 → フリーレン&グレイドモン+ノゾミ&アトラーカブテリモン
     3) 第4区画浅瀬→第1区画経由 → ホーマー&シーラモン+しおり&エンジェモン

    ・レミリア&デビドラモンのみ、現在は単独で第3区画の影に潜伏中。
     → 次サイクル以降、「闇側からの乱入/奇襲」イベント候補としてマーク。

  • 123記録者マネモブ25/11/27(木) 21:17:10

    【ドラマフェーズ4】

    【対象ターン】ターン12+交流フェーズ4

    ◇ 場面1:崩壊都市の果てで/灯織のライン

    ────────────────

    第2区画の外縁は、ほぼ「地形」と呼べるものを失っていた。

    ビルの骨組みだけが歪んだアンテナのように突き出し、足元のアスファルトは細かい欠片になって、データの海に沈みかけている。


    灯織は、そこで一度だけ振り返った。


    さっきまで戦っていた高台は、もうない。

    オメガシャウトモンがいたからこそ、

    観客もステージもろとも落ちるような最悪の崩壊を、ぎりぎりで食い止められた。

    ……けれど、あのタイミングで、別の誰かが近くにいたら。

    「考えすぎだ」と、オメガシャウトモンは笑う。肩に担いだマイク型の武器を軽く叩き、ぐっと背を伸ばした。

    「崩れる時は、どっちみち派手にいってた。だったら、派手さに見合う“意味”を残した方がマシだろ?」


    「“意味”……」

    灯織は自分の手のひらを見つめる。

    いくつものライブを重ねてきた指。

    何度もマイクを握って、何度も震えた指。

    「ステージって、終わるたびに、

     “ここで終わってよかったのかな”って、いつも後から考えるんです」

    「今日は……それが、人の命ごと、セットになってるだけで」

  • 124記録者マネモブ25/11/27(木) 21:20:48

    後ろを歩くドクターは、その言葉に短く目を細める。マスクの奥で、何かを計算するように沈黙が続いたあと、彼は静かに言った。

    「なら、今日は“終わらせ方”を選びましょう。

     ログが残る限り、結果は、あとで何度でも読み返される」

    「どんな終わり方をすれば、“良かった”とまではいかなくても、

     “そうなるしかなかった”と思ってもらえるか。

     ――そういうステージづくりなら、あなたは得意でしょう?」


    灯織は驚いたように顔を上げる。


    ライブに正解はない。

    それでも、客席を見てきた年月の分だけ、

    「やってはいけない終わり方」だけは、もう分かっている。

    逃げたままフェードアウトすること。

    誰かを踏み台にしたのに、見て見ぬふりをすること。自分が選ばなかったくせに、あとから“こうすれば良かった”と言い出すこと。


    「……だったら、選びます」


    もう一度、中央コアタワーのシルエットを見据えて、灯織は息を整えた。

    「このゲームの終わり方、ステージの“ラスト曲”くらいには、ちゃんと責任を取りたいです」

    オメガシャウトモンが、満足げにうなずく。

    「それだよ。それ。じゃ、ドクター、あとは“観客席”の安全確保、任せた」


    「了解。観客が死に絶えたライブなど、誰もリプレイしませんからね」


    三人と一体のチェス兵は、それぞれの役割を胸に、崩壊した都市から、コアタワーへと続くブリッジへ足を踏み出した。

  • 125二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:27:20

    >>121

    (死んだらバッドエンドOK?アーユーレディ....しそうで)怖いです

  • 126二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:27:45

    このコンビは物語の主役みたいな爽やかさと絡みでリラックスできますね

  • 127記録者マネモブ25/11/27(木) 21:27:56

    ◇ 場面2:古代遺跡の階段で/ノゾミとフリーレン

    ────────────────

    第3区画・古代遺跡フィールド。

    地下へ続く階段の入口は、光の粒で縁取られていた。

    その光は、中央コアタワーから逆流してくる世界負荷のノイズでもある。

    アトラーカブテリモンは、階段の幅ぎりぎりに体を縮め、それでもなお、装甲が石壁を軋ませている。

    「……うん、やっぱり、ギリギリ。

     でも、通れなくはない、かな」

    ノゾミは少し後ろからその様子を眺めて、

    苦笑しながら肩をすくめた。

    「デカい背中って、こういう時は頼もしいね。

     “全部自分が背負う”みたいでさ」

    フリーレンはその言葉に少しだけ首を傾げる。

    「全部は、背負えないよ」

    静かな声。けれど、その中には、自分自身への戒めが混じっていた。

    「長く生きてると、

     “あの時こうしていれば”って後悔は、

     いくらでも増やせるんだ」

    「でも、あの時、そうしなかった自分も、

     確かにそこにいたから。

     後から別の選択肢を思いつくのは、

    たいてい、今の自分が賢くなった証拠なだけなんだよ」


    ノゾミは階段の縁に腰を下ろし、靴先で小石を蹴った。

    「……それ、慰めてます?」

    「どっちかと言うと、自分をだね」

  • 128二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:28:44

    なあオトンこれ核兵器のせいで核兵器勝利エンドかバッドエンドしかないんやないかな
    まあ面白そうやしええやろ

  • 129二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:30:07

    >>128

    サーバーがこうなるのも見てみたい...パヴェルと申します

    ギャラクティックノヴァ 爆発 素材


  • 130二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:31:09
  • 131記録者マネモブ25/11/27(木) 21:31:31

    フリーレンは、階段の暗闇を見下ろしながら続ける。

    「この先で、誰かを切り捨てる選択肢が出てくるかもしれない。

     その時、ノゾミはきっと、自分を責めるんだろうなって思って」

    「だから先に言っておくと、わたしは、ノゾミが選んだ方に合わせるだけだよ」

    ノゾミは、しばらく黙っていた。

    アトラーカブテリモンの羽音だけが、遺跡の中に低く響く。

    やがて彼女は、小さく息を吐いた。

    「……じゃあ、“一緒に後悔してくれる”ってことでいいですか?」


    「うん。

    長生きしてるから、後悔の仕方には慣れてる」

    フリーレンの返事は、冗談めいていながら、

    どこか本気だった。


    ノゾミは立ち上がり、

    アトラーカブテリモンの背中をぱん、と叩く。

    「じゃ、行こっか。私、ちゃんと選ぶから。

     逃げるにしても、戦うにしても、

     “自分で決めた”って胸張れるように」

    階段の下から、かすかに別の気配がのぞく。

    闇の中で、デビドラモンの赤い瞳が一瞬だけ光った。

    レミリアはその光を指先でなぞるように笑う。

    「ふふ……自分で選ぶ、ね。いいわ、そういう子ほど、追い詰め甲斐があるもの」

    闇に潜む悪魔系の邪竜は、静かに翼を広げ、地下回廊の別ルートへと身を滑らせていく。

    「さあ、どの選択が“いちばん美味しい絶望”になるかしら」 遺跡は、これから交差する運命を、

    石の冷たさの奥で待ち構えていた。

  • 132二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:32:07

    やったぜENDということか?

  • 133記録者マネモブ25/11/27(木) 21:34:23

    >>128

    "核爆発エンド"かぁ

    それを回避するのは至難の技だ

    一応GPT坊にはそういう猿展開を防ぐためのオメガモン派遣プロンプトあるから大丈夫だとは思うんだよね…多分ね…

  • 134二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:34:48

    >>133

    まあそれはそれで面白いしマンペンライ!

  • 135二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:37:01
  • 136二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:39:27

    どんな終わり方になるか楽しみですね...
    ガチでね

  • 137記録者マネモブ25/11/27(木) 21:39:42

    ◇ 場面3:海底から上がる道/しおりとホーマー

    ────────────────

    第4区画・海底データ海の浅瀬。

    水面には、さきほどネカピンが告げた警告メッセージの残滓が、

    クラゲのように漂っていた。

    しおりは、濡れた足をぶるぶると振ってから、

    エンジェモンに向き直る。

    「ねぇ、エンジェモン。もし、ここでゲームやめるって言ったら、どうなるのかな?」

    エンジェモンは少し考え、真面目な声で答える。

    「おそらく、ここでログが固定される。

     きみの物語は、“途中で歩みを止めた参加者”として保存されるだろう」

    「悪いことではない。

     ただ――最後まで足掻いたログと比べれば、

     少しだけ、ページ数が少ないかもしれない」

    しおりは、海の向こうにそびえるコアタワーを見た。遠くて、怖くて、よく分からない。

    でも、さっきホーマーが、

    「オレ、死ぬ前にいいもの見た!」と大げさに叫んだ時、ほんの少しだけ、おもしろかった。

    「しーちゃん、どうしたい?」


    自分の胸に問いかけるように呟いて、

    しおりはぎゅっと拳を握る。

    「えっとね……

     こわいけど、エンジェモンも、おじさんも、シードラモンさんも、いっしょなら、がんばってみたい」

  • 138記録者マネモブ25/11/27(木) 21:42:48

    ホーマーは、その言葉を聞いて、

    思わず空を仰いだ。

    「……マージかよ。

     なんでオレ、核ミサイルと天使とちびっ子に、“がんばりたい”とか言われてんだ……」

    シードラモンが、肩をすくめる。

    「それを“運がいい”って言うんだよ。マヌケなまま終わるには、もったいない相棒だ」

    エンジェモンは、しおりの頭にそっと手を置いた。

    「決めたなら、行こう。第1区画まで出られれば、まだ選択肢は残っている」

    「途中で怖くなったら、

     それを“怖い”って言えばいい。

     きみが黙って飲み込む必要はない」

    しおりは大きくうなずく。

    「うん! 怖くなったら、ちゃんと言う!

     でも、今は、がんばるって言う!」

    その声に押されるように、

    ホーマーはドーナツ型の浮輪をぎゅっと抱きしめ、シーラモンの背にまたがった。

    「……分かったよ。

     オレも、がんばるって言うよ。

     どうせなら、“ドーナツ食いながら全力で逃げた男”くらいには、ログに残ってやる」

    海面が揺れる。遠くで、海底サーバー崩壊のカウントダウンが始まった。

    しおりとエンジェモン、ホーマーとシーラモンは、揺れる水面を割って、廃データ平原へ向かう光の回廊へと駆け出した。

  • 139二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:43:16

    このレスは削除されています

  • 140記録者マネモブ25/11/27(木) 21:44:53

    ◇ 場面4:中央コアタワー最上層/ネカピンの計算

    ────────────────


    第5区画・中央コアタワー最上層。


    ログコンソールの前で、ネカピンは膝を抱えて座っていた。

    空中に浮かぶモニターには、各区画からコアへ向かうラインが、

    複数、本当に「選択肢」のように伸びている。

    「……多いですね。

    ここまで到達しそうなユーザーが、予定より」


    背後で待機しているオメガモン after-S が、

    無言のまま、わずかに頭を傾ける。

    ネカピンは、無表情なまま指先を動かした。

    フリーレンとノゾミ。

    灯織とドクター。

    しおりとホーマー。

    レミリア。

    それぞれのログに、仮のエンディングパターンが紐づけられていく。

    「通常勝利エンド……

     管理者敗北エンド……

     共存・和解エンド……

     世界崩壊エンド……」

    スクロールしても、どの選択肢にも、

    少しずつ「惜しさ」が残る。

    「……どれを選んでも、“不満”ログが一定数出そうですね」

  • 141記録者マネモブ25/11/27(木) 21:46:35

    ネカピンは、額に手を当てた。

    「やっぱり、“ユーザーが自分で選びました”ってログにしておくのが、

     一番クレームが少ないんですよね……」

    オメガモン after-S のセンサーが、ほんの僅かに光度を上げる。

    「――だから、最後の選択肢は、こっちで決めずに“提示するだけ”にしましょうか」

    「わたしを倒すか。

     わたしと交渉するか。

    それとも、世界ごと巻き込んで終わらせるか」


    ネカピンは立ち上がり、腕章の位置を直した。

    「……どのエンディングになっても、

     “ログとして面白い方”を、世論が勝手に選んでくれます」

    「ユーザーのみなさん、

     ――最後まで、ちゃんと見せてくださいね。

     このゲームの、終わり方を」

    コアタワー上層の空は、

    世界の負荷で、ゆっくりと軋むように揺れていた。

  • 142二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:47:05

    >>140

    オトンこの四つのエンドはオトンが考えたん?

  • 143記録者マネモブ25/11/27(木) 21:49:48

    >>142

    元々そのエンド自体は存在してましたよ(ニコニコ

    一応エンディング分岐に関しては5つ用意してて状況によって相応しいENDをシステムログに記録するのを頼んでいるんだよね

  • 144二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:49:51

    ふうん四つエンドがあるのか

  • 145二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:51:02

    核兵器すげえ
    忘れてきた頃に出てきて頭にちらつくし

  • 146記録者マネモブ25/11/27(木) 21:52:20

    【ドラマフェーズ4終了時メモ】
    ────────────────
    ・風野灯織
     → 「ステージのラスト曲として、このゲームの終わり方に責任を取りたい」という覚悟が明確化。→ 感情バフ:覚悟+絆(オメガシャウトモン&観客=他参加者への意識)強化。→ 次サイクル:仲間庇い/無茶な前進の両方を取りやすい状態。

    ・ドクター
     → ゲーム全体を「リプレイされる物語」として見ており、“観客が残る終わらせ方”を重視するスタンスが固まる。→ 次サイクル:自分は前衛でなく、灯織組を活かす采配・情報戦に傾きやすい。

    ・橘ノゾミ
     → 「自分で選ぶ/その結果を一緒に後悔してもらう」という覚悟を獲得。→ 感情バフ:覚悟+罪悪感予備軍(後の選択に強く影響)。→ 次サイクル:自己犠牲・庇う行動を取りやすく、“誰かを切り捨てる”選択肢もあえて視野に入れる危うさあり。

    ・フリーレン
     → 世界の術式への興味に加え、「同行者の後悔を減らしたい」という動機が強まり、純粋な観察者から、少しだけ“共犯者”寄りの立場へ、→ 感情バフ:絆(ノゾミ)+長命者なりの共感が上昇。

    ・中川しおり
     → 「こわいけど、それでもがんばる」と口に出して宣言したことで、自発的な覚悟バフが発生。
    → 守りたい対象(天使さん/ホーマー組)が増え、防御・回復行動に強い影響。

    ・ホーマー・シンプソン
    → “守られる側”だったしおりを見て、
    自分も「がんばる」と言わざるを得なくなったことで、
    逃避一辺倒だったメンタルがわずかに戦闘継続方向へシフト。→ 感情バフ:軽い覚悟+家族を連想させる対象への庇い衝動。

    ・レミリア&デビドラモン
    → 他ユニットの「覚悟」や「後悔」を、
    “もっともおいしい絶望”として観察する捕食者ポジションが強化。→ 次サイクル:地下回廊での奇襲/心理的揺さぶりイベント候補。
    ・ネカピン
    → どのエンディングにも「惜しさ」が残ると認識し、
    最終的な選択を“ユーザー側の決断”として提示する方針に傾く。→ 直接的な贔屓は避けつつ、
    「複数エンディングのフラグを維持したまま最終決戦へ誘導」するモードに移行。

  • 147二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:55:25

    >>146

    核兵器は猿空間に送られたタイプ?

  • 148記録者マネモブ25/11/27(木) 21:56:44

    第3区画:古代遺跡フィールド/三つ巴接敵イベント

    【参加者】

    ・橘ノゾミ + アトラーカブテリモン(完全体)

    ・フリーレン + グレイドモン(完全体)

    ・レミリア・スカーレット + デビドラモン(成熟期)


    →【行動】

    古代遺跡の中央ホール。

    崩れかけた天井から、中央コアタワー由来の光ノイズが滲み込み、床の紋章が薄く起動し始める。ノゾミとアトラーカブテリモンが階段を降りきった瞬間、対面の回廊からフリーレンとグレイドモンが姿を見せる。


    →【反応】

    「……追いついたね」

    ノゾミが手を振ろうとした、その背後で、闇色のブレスが柱をまとめて吹き飛ばした。

    高所のバルコニーから、デビドラモンが翼を広げる。レミリアがその頭上で、吸血鬼らしい微笑を浮かべた。

    「あら、二組まとめて来てくれるなんて、手間が省けたわ」


    →【対応】

    アトラーカブテリモンがノゾミを庇って前に出て、殻でブレスを受け止める。

    グレイドモンは一瞬でフリーレンの前に跳び出し、炎を纏った双剣で黒いブレスを切り裂いた。

    「ここでの戦いは、あまり長引かせない方がいい」フリーレンは遺跡の紋章を見下ろしながら、小さく呟く。

    「この紋章、進化と暴走、両方のトリガーになり得るから」

    【ワシのコメント】

    >>147お言葉ですがこれはドラマフェーズで登場した参加者についてのまとめですよ

  • 149二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:57:57

    ドラマフェーズに登場してないということはそれだけ不穏という事

  • 150二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:59:37
  • 151記録者マネモブ25/11/27(木) 22:00:41

    →【進化】

    ・デビドラモン → レディーデビモン(完全体)

    黒い竜の輪郭が、ばらばらの影に解け、その中から長い脚線美と翼を持つ女悪魔が姿を現す。

    鎖のようなデータコードが空中を走り、レミリアが指先でそれを摘まんで軽く引くと、レディーデビモンの口元に残酷な笑みが浮かんだ。


    ・グレイドモン → ガイオウモン(究極体)

    遺跡中央の紋章が紅く輝き、グレイドモンの甲冑が裂けて、炎と黄金のコードが迸る。

    フリーレンはわずかに目を細めて、その変化を受け入れるように呟く。

    「……行こうか。

     後悔するのは、全部終わってからでいい」

    炎を纏った双剣を携えたガイオウモンが吠え、レディーデビモンのバルコニーを一刀のもとに切り崩す。


    →【記録】

    ・レミリア組:デビドラモンはレディーデビモン(完全体)へ進化。位置を一時的に高所から失い、軽傷。

    ・フリーレン組:グレイドモンはガイオウモン(究極体)へ進化。終末フェーズ補正もあり、短時間だけ高出力モード。

    ・ノゾミ組:アトラーカブテリモンは防御に専念し、中傷。次ラウンドの行動選択は「守る/逃がす」寄りになりやすい。

    ・古代遺跡フィールドは進化エネルギーの暴発でさらに不安定化し、次ターン以降、崩落・強制移動イベントが発生しやすい状態となる。

  • 152記録者マネモブ25/11/27(木) 22:03:52

    ◇ 第1区画:廃データ平原/核抑止力の自己判断イベント

    【参加者】

    ・中川しおり + エンジェモン(成熟期)

    ・ホーマー・シンプソン + シーラモン(成熟期)

    ・ミニットマンIII(核ミサイル) + リボルモン(成熟期)


    →【行動】

    崩れた海底サーバーから浮上した光の橋を渡り、第1区画へなだれ込む三組。

    遠くの空で、中央コアタワーからのビームと、上位レイヤーからの“掃討レーザー”が交差し、

    平原全体が白く瞬いた。


    →【反応】

    《システムメッセージ:ネカピン》

    「終末フェーズ移行を確認。

     第1区画および第4区画に対し、上位システムからの一斉データ削除が開始されています。滞在継続は非推奨ですが……判断はユーザーに委ねます」

    ミニットマンIIIの周囲に複数の照準カーソルが浮かぶ。

    リボルモンが肩の銃身を撫でながら、乾いた笑い声を漏らした。

    「……マジで、こっち“だけ”キレイに消すつもりか」


    →【対応】

    エンジェモンはしおりを抱き寄せ、上空からの光線を最小限に抑えるようバリアを展開。

    シーラモンはホーマーを咥えたまま、平原の端へと必死に泳ぐ(ように地面を滑る)。

    「おい! 核ミサイル!

     今こそお前の“抑止力”ってやつ、見せどころじゃないのか!?」

    ホーマーの叫びに、ミニットマンIIIは短く応答する。

    「抑止とは、本来“撃たないこと”を前提とする――だが、ここで撃たなければ、君たちごと削除される」

    【ワシのコメント】 えっ

  • 153二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:04:33
  • 154記録者マネモブ25/11/27(木) 22:05:23

    →【判定】
    ・しおりは「怖いけど自分で“がんばる”と決めた」覚悟バフがあり、
     エンジェモンも“守る対象”が明確なため、防御判定に有利。
    ・ホーマーは半端な覚悟ながら、しおりを守る方向には動こうとしており、回避行動にプラス。
    ・ミニットマンIII&リボルモンは、成長段階的には成熟期相当だが、
     「核ミサイルとしての自己認識」と終末フェーズの世界負荷が重なり、一時的に“ラスボス系イベント扱い”の自爆判定を許可。
    以上から、このラウンドではミニットマンIII側の自己犠牲によって、
    上位レイヤーからの削除レーザーを「自分と平原の一部」で受け止める結果とする。

  • 155二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:05:40

    あかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやん

  • 156二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:07:39

    >>154

    何が始まる.....?

  • 157記録者マネモブ25/11/27(木) 22:07:51

    →【進化】

    ※進化テーブル外のボス級にはせず、あくまで「成熟期リボルモンの火力を最大解放した自爆」として処理。

    リボルモンがニヤリと笑い、ミニットマンIIIの筐体に自らの銃身を突き立てる。

    「抑止力ってのはさ――

     撃たないことより、“ここで撃つ価値がある”って示す方が、よっぽど説得力あるんだよ」

    次の瞬間、平原の一角が白く上塗りされ、音もなくデータごとえぐり取られた。


    →【記録】

    ・ミニットマンIII+リボルモンは、自発的な自己犠牲イベントにより完全退場。

    ・爆心地付近のデータはごっそり消し飛び、第1区画の半分が「削除済み領域」として封鎖される。

    ・しおり&エンジェモン、ホーマー&シーラモンは瀕死一歩手前まで追い詰められるが、

     ミニットマンIIIの介入により、生存判定がギリギリで成功。

    ・以後、第1区画は新規戦闘の舞台として使用不可。生存ユニットは強制的に第5区画方面へ向かうルートへ押し出される。

    【ワシのコメント】

    怖わっ 怖えーよ 一時的にルーチェモンとかの例外処理デジモンと同じ規格にするって試運転してた時でも見たことないんだよね 凄くない?

  • 158二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:09:41

    >>157

    核兵器が退場したァッ

  • 159二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:11:06

    ネカピンも驚いたと思うよ
    自分の関係ない所で急にエリア一帯が消し飛ぶレベルの爆発が起こったんだからね

  • 160記録者マネモブ25/11/27(木) 22:12:22

    ◇ 第5区画:中央コアタワー外縁/最終決戦前哨戦

    【参加者】

    ・風野灯織 + オメガシャウトモン(完全体相当)

    ・ドクター + ポーンチェスモン(黒・成長期)

    ・檀黎斗/仮面ライダーゲンム + セイバーハックモン(完全体)


    →【行動】

    中央コアタワーの外縁部、空中に浮かぶリング状プラットフォーム。

    下を見下ろせば、削除済みの第1区画が、真っ白な穴となって口を開けている。

    灯織とオメガシャウトモンが先頭に立ち、その後ろでドクターとポーンチェスモン(黒)が

    簡易的な防衛ラインを築いていた。

    そこへ、電子音とともにゲンムのアバターが転送される。

    隣には、血のようなエフェクトを纏ったセイバーハックモン。

    「フフフフ……ラスボス会場、ついに到達か」

    檀黎斗の目は、完全に“ゲームクリエイター”のそれだった。


    →【反応】

    《システムメッセージ:ネカピン》

    「中央コアタワー外縁への到達を確認。

    ここから先は、管理者権限の影響が強くなります。……不具合が発生しても、自己責任でお願いします」

    タワー側面の装甲が開き、コア防衛用の無人砲台群が一斉に起動する。

    光線が雨のように降り注ぎ、ポーンチェスモンが盾を構えて前に出た。

  • 161二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:12:59

    ウワアアア核の炎ダアア
    助ケテクレェェーッ

  • 162記録者マネモブ25/11/27(木) 22:15:59

    →【対応】

    「駒の役割は、王を守ることです」

    ポーンチェスモン(黒)が静かに告げ、ドクターの前で自ら砲火を受ける。

    灯織は歯を食いしばり、オメガシャウトモンに叫んだ。

    「ここで足を止めたら、誰もタワーに辿り着けない……!前に出るよ、オメガシャウトモン!」

    「任せろ。ここから先は、ライブ本編じゃなくて“アンコール”だ」

    セイバーハックモンは、砲台の光線をものともせず前進しながら、

    檀黎斗の狂気に満ちた声を聞く。

    「ラスボス直前で雑魚に足止めされるなんて、

     ゲームデザインとして破綻している!

     ――よって、ここで難易度調整だッ!」


    →【判定】

    ・灯織は「終わり方に責任を取りたい」という強い覚悟バフがあり、オメガシャウトモンも“みんなを最終決戦に届ける”方向へ行動が傾く。

    ・ドクターは前衛ではなく“仲間を活かす”采配志向で、

     ポーンチェスモンに防衛役を集中させる判断を下している。

    ・檀黎斗は自他ともに認める狂気バフ+ゲームクリエイター視点を持ち、セイバーハックモンの進化ゲージはすでに最大付近。

    ・終末フェーズ+中央コアタワーという「強制進化・覚醒が起こりやすい」条件も揃っている。

    以上から、

     ①ポーンチェスモン(黒)に成熟期ナイトチェスモンへの進化判定、

     ②セイバーハックモンに究極体ジエスモンへの進化判定、を同一ラウンドで成功扱いとする。

  • 163二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:16:09

    ネカピン視点
    えっ?



    えっ?

  • 164二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:18:26

    えっ自分がちょっと目を離してた隙に本当に核発動したんですか

  • 165二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:19:58

    "ジエスモン"かあ
    オメガシャウトモンが究極体並の強さを持つとはいえ対処するのは至難の技だ
    も…もうナイトチェスモンとデジクロスするしかない…

  • 166二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:22:00

    >>164

    エリアの半分がごっそり消滅しましたよ(ニコニコ

  • 167記録者マネモブ25/11/27(木) 22:22:39

    →【進化】

    ・ポーンチェスモン(黒) → ナイトチェスモン(黒・成熟期)

    砲火の中で、ポーンチェスモンの輪郭が黒い騎士のシルエットへと伸び上がる。

    黒馬型のデータが生成され、その背に飛び乗ったナイトチェスモンがランスを構える。

    「役割更新。ポーンから、ナイトへ。

     より効率的な防衛行動を開始します」

    ランスの一突きで砲台の一基が沈黙し、ドクターは小さく息を吐いた。


    ・セイバーハックモン → ジエスモン(究極体)

    セイバーハックモンの周囲に、膨大な“ゲームバランス調整ログ”が輪になって現れる。

    檀黎斗が狂気じみた笑みでそれを掴み、

    「さあ、ジエスモン。バグも、理不尽も、全部ひっくるめて“神の一手”に昇華しろ!」

    ログが白い騎士の装甲へと変換され、

    ジエスモンがリング上に着地する。

    その出力は、タワー砲台の火力をも一時的にねじ伏せるレベルに達していた。

    【ワシのコメント】

    観戦者側からじゃよく伝わらないと思うけどあの核ミサイルまじで管理者視点だと"バグ"を超えた"バグ"なんだよね進化セーブしてなかったら危うくエンディング分岐してたのん

  • 168記録者マネモブ25/11/27(木) 22:24:10

    →【記録】
    ・ドクター組:ポーンチェスモン(黒)はナイトチェスモン(黒・成熟期)へ進化。
     防御性能が大幅に上昇し、以後も“後衛の盾”として行動しやすくなる。
    ・灯織組:オメガシャウトモンは進化段階変化なしだが、
     ナイトチェスモン&ジエスモンの援護により被弾を最小限に抑え、
     リング最内周までのルート確保に成功。
    ・檀黎斗組:セイバーハックモンはジエスモン(究極体)へ進化。
     終末フェーズかつ中央コアタワーという条件から、
     ネカピン側も「高難易度ラスボス手前の共闘展開」として一時的に容認している。

    《システムメッセージ:ネカピン》
    「想定外の高火力ユニットが複数検出されましたが……
     このまま最終決戦フェーズへの移行条件を満たしたと判断します。

     次ターン以降、中央コアタワー最上層への進入が解放されます。
     ――ここまで来たユーザーのみなさん、ログ的には高評価です」

  • 169記録者マネモブ25/11/27(木) 22:25:27

    【ターン13終了時サマリー】
    ────────────────
    ・退場ユニット:
     ミニットマンIII + リボルモン(自己犠牲イベントにより完全退場)。

    ・主な進化更新:
     フリーレン組:グレイドモン → ガイオウモン(究極体)。
     レミリア組:デビドラモン → レディーデビモン(完全体)。
     ドクター組:ポーンチェスモン(黒) → ナイトチェスモン(黒・成熟期)。
     檀黎斗組:セイバーハックモン → ジエスモン(究極体)。

    ・マップ状況:
     第1区画:核+削除レーザーにより崩壊。以後使用不可、全ユニットは第5区画方面へ強制誘導。
     第3区画:進化エネルギー暴発で不安定化。次サイクル、崩落・強制移動イベント候補。
     第5区画:中央コアタワー外縁に生存ユニットが集結しつつあり、
         次ターンから最上層(ネカピン顕現フロア)への突入が可能。

  • 170記録者マネモブ25/11/27(木) 22:29:54

    【ドラマフェーズ:コエモン視点】


    第2区画と第3区画の境界。

    崩壊都市サーバーの瓦礫と、古代遺跡フィールドの石柱が、データの継ぎ目みたいに雑に縫い合わさっている場所があった。


    その境目で、コエモンはひとり座り込んでいた。

    拳で地面を殴るたびに、アスファルトと石畳の境界がぱらぱらと崩れていく。


    「……オラが、もっと前に出てりゃ……

     あん時、木場を守れたかもしんねえのによ」


    返事はない。

    この区画には、もう誰もいない。


    木場真一のアバターが消えた瞬間のログだけが、空中に小さなウィンドウとして残っていた。

    「大丈夫だ、ここからはオレの仕事だ」

    あの時の笑顔が、再生されるたびに胸の奥を殴ってくる。


    コエモンは、そのログに拳を伸ばしかけて、途中で止めた。

    殴っても、消しても、戻らないことは分かっている。


    代わりに、拳を握りしめた。

  • 171二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:31:49

    核兵器はですねえ....現実世界において一番凶悪な兵器なんですよ
    ゆえにエリアを一つぶっ壊して二人瀕死にさせても許される
    これは差別じゃない差異だ

  • 172記録者マネモブ25/11/27(木) 22:32:09

    「なあ木場。オラ、おめェに拾われるまで、ただの“走って殴るだけ”のモンだったんだ」

    肩で息をしながら、ゆっくりと立ち上がる。

    遠く、中央コアタワーの光が、もうすぐ最上層まで満ちるよ、と告げるように瞬いていた。

    「オメェはよ、“もっと先を見ろ”って、ずっと言ってたろ。オラは結局、目の前しか見ねえまんまだった」

    尻尾が、ひとりでに揺れる。足は前に出ない。

    このゲームのルール上、パートナーを失ったユニットはもう「参加者」ではない。ここから先へ行っても、本当の意味で戦うことはできない。

    それでも―― 「それでもよ」

    コエモンは、崩壊都市側ではなく、古代遺跡の方を振り返った。

    そこには、まだ戦っている連中がいる。

    まだ、拳を振るっているやつらがいる。

    「オラの負けっぱなしのまんまのログなんざ、木場が一番笑わねえ」 ゆっくりと歩き出す。

    戦場のど真ん中に飛び込むことはできない。

    ルールが許さない。

    だからコエモンは、区画の「縁」を歩く。

    削除されかけたデータの端、誰も見ていないログの隙間を縫うようにして。

    途中で、倒れたまま動かない古いチェス駒型のデジモンや、誰のものだったかも分からないパートナー契約ログを、いくつも見つけた。

    そのたびに、コエモンは立ち止まって、拳を合わせる。

    「お疲れさまだ。……オラも行くからよ。

     勝ち負けはもう関係ねぇけど、せめて“最後まで足掻いてた”ログくらいは、残してやる」

    中央コアタワーを見上げたとき、

    ほんの一瞬だけ、上層から誰かの視線が返ってきたような気がした。

    それが誰なのかは分からない。

    フリーレンか、ノゾミか、灯織か、あるいはネカピン自身か。

    ただコエモンは、小さく笑って肩をすくめた。

    「……見てろよ木場。

     オラの拳は、もう負けねえ。

    勝てなくても、逃げねえまんま終わってやる」

    拳を握ったまま、コエモンはタワーのふもとへ向かって歩き続ける。勝者にはなれない。

    それでも、“戦い続けていた誰か”として、ログの片隅には残れるかもしれない。

  • 173記録者マネモブ25/11/27(木) 22:34:01

    今日はここまで
    観戦してたマネモブは感謝するよ
    いよいよネカピン戦の直前およそ協調性なんてものを感じさせないレミリア組や"神"組がどんな動きするか楽しみですね…ガチでね

  • 174二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:38:33

    核こわっこえーよ

  • 175二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:38:39

    しおり大丈夫?核ミサイルをモロに喰らったみたいだけど
    本当に大丈夫?

  • 176二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:41:31

    オツカレーっ
    コエモン……(愛)

  • 177二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:44:33

    なんとかネガピンを倒してほしいっスね…ガチでね…

  • 178二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 01:54:10

    保守当身ーっ

  • 179二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 07:28:05

    保守

  • 180二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 12:04:58

    保守すルと申します

  • 181記録者マネモブ25/11/28(金) 12:26:02

    別に保守のついででも何でも無いけど進化システムの内部事情を説明しようと思う…それが僕です
    何度か説明してる感情バフでの進化なんすけど厳密には感情バフの『覚悟』ってのが重要になるのん
    この覚悟/進化ゲージはデジモンの成長段階ごとに上限数があって上限数の半分より上になると進化判定が起きるんだよね
    ついでに覚悟/進化ゲージを消費することでデジモンの技や連携を強化する効果があルと申します

  • 182記録者マネモブ25/11/28(金) 12:33:12

    そして一部のデジモンにはフォームチェンジが可能で現段階で進化先が無い場合、感情バフ等の要素で姿を変えることが出来るでやんス
    ちなみに姿が変わっても成長段階の内部係数
    究極体(3.0)とかは変更せずに単純に各種バフが起きやすくなって演出が変化するだけなんだよね
    ただ最終形態までいくと進化ゲージが覚醒ゲージに変化して大技を放てるようになるらしいよ(GPT坊書き文字

  • 183二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 14:33:47

    なにっフリーレン組は遂に究極体に至ったのかあっ

  • 184記録者マネモブ25/11/28(金) 19:05:18

    【ドラマフェーズ終了時メモ:コエモン】
    ・アバター木場真一は退場済みのため、ユニットとしての参加権は消失。
    ・コエモン単体は「戦闘参加不可の野良デジモン/残留ログ」として扱う。
    ・強い悔恨と覚悟が同居した状態であり、
     後にこのログを閲覧した(あるいは感じ取った)参加者に対して、
     感情バフ(覚悟・絆)を誘発するトリガー候補としてマーク。
    ・直接戦闘には関与しないが、終盤の誰かの決断シーンにおける
     「思い出されるログ/背景演出」として再利用可能。

  • 185記録者マネモブ25/11/28(金) 19:10:35

    ◇ 第3区画:古代遺跡フィールド/戦闘イベント:レミリア組 vs 橘ノゾミ組

    世界時間:終末フェーズ(遺跡全体が崩壊し始めている)

    【参加者】

    レミリア・スカーレット + レディーデビモン(完全体)

    橘ノゾミ + アトラーカブテリモン(完全体)


    →【行動】

    崩れかけた回廊の上空、紅い翼と昆虫の翅がぶつかり合う。

    レディーデビモンの黒い触手が、アトラーカブテリモンの装甲脚を絡め取ろうと伸び、

    下ではレミリアが、崩落寸前の石柱の上に楽しげに腰かけて戦場を見下ろしている。

    「ふふ……いい顔になってきたわね、人間。まだ折れるには早いわ」


    →【反応】

    「折れてる暇ないんで!」

    ノゾミは息を切らしながらも、タブレット端末をぎゅっと握りしめる。

    アトラーカブテリモンが主砲をチャージし、遺跡の紋章をなぞるように電撃が奔る。

    「オーナー、出力最大まで上げるッス。ここで抑えないと、他の区画が危ないッス」

  • 186記録者マネモブ25/11/28(金) 19:14:50

    →【対応】

    アトラーカブテリモンの「ホーンバスター」が、空中で黒い鞭と激突し、電撃と闇のデータ片が雨のように降り注ぐ。レディーデビモンは一瞬たじろぎながらも、口元に笑みを浮かべた。

    「怖いのに、ちゃんと前に出るのね。――そういう“匂い”、嫌いじゃないわ」

    翼を大きく広げ、レミリアの視線とシンクロするように、魔力の渦が遺跡中枢の紋章を巻き込む。


    →【進化】

    レディーデビモンの身体から、黒いデータの羽虫の群れのようなノイズが噴き出し、遺跡の紋章と絡み合って一つの巨大な魔法陣を描く。

    「――まだ、底が見えないのがいいところよ、人間」

    レミリアが指を鳴らした瞬間、レディーデビモンの輪郭が崩れ、禍々しい角と巨大な翼を持つシルエットへと再構成されていく。


    →【記録】

    ・アトラーカブテリモン:装甲の一部が焼失し、飛行能力が一時低下(重傷)。

    ・リリスモン:古代遺跡+終末フェーズの暴走を利用し、究極体へ進化。

    ・第3区画は、闇属性のデータ濃度が急上昇。以後、この区画での戦闘はリリスモン側に有利。

    ・ノゾミはなお撤退せず、第3区画に踏みとどまり続ける選択をしている(覚悟バフ蓄積)。

  • 187記録者マネモブ25/11/28(金) 19:18:44

    ◇ 第5区画:中央コアタワー上層/戦闘イベント:フリーレン組+風野灯織組 vs 檀黎斗組

    世界時間:終末フェーズ(コアタワー崩壊進行)


    【参加者】

    フリーレン + ガイオウモン(究極体)

    風野灯織 + オメガシャウトモン(完全体)

    檀黎斗 + ジエスモン(究極体)


    →【行動】

    中央コアタワー上層。床パネルの半分は既に消失し、空間の下はデータの渦。

    ガイオウモンが炎をまとう双剣を構え、オメガシャウトモンがその横でマイク型の武器を変形させる。

    「……ここを落とせば、だいたい終わり、か」

    フリーレンが淡々と呟くと灯織が小さく頷く。

    「プロデュースとか関係ないですけど……ここで負けたら、嫌なので」


    →【反応】

    ジエスモンの背後で、檀黎斗が高らかに笑う。

    「バグだらけの世界で、唯一完璧なのはこの檀黎斗のゲーム運営だけだぁぁッ!

    ジエスモン、ログに“逆転劇”を書き込むぞ!!」

    ジエスモンの周囲に無数の刃のデータが展開し、二人のユニットを狙って一斉に飛び出す。

  • 188二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 19:20:32

    おお序盤の二人が再会しとるやん

  • 189記録者マネモブ25/11/28(金) 19:23:38

    →【対応】

    ガイオウモンが前に出て斬撃で刃の雨を叩き落とし、その影に隠れるようにオメガシャウトモンが光線を束ねた必殺技をチャージする。

    「――今です、ガイオウモンさんと合わせます!」

    「了解。じゃ、合わせろ」

    オメガシャウトモンのビームと、ガイオウモンの炎の斬撃が一瞬だけデータレベルで干渉し、即席の“合体技”としてジエスモンへ集中砲火を浴びせる。


    →【進化】

    ガイオウモンとオメガシャウトモンの一時的なデータ干渉は、今後の“デジクロス候補”として内部的にマークされる。


    →【記録】

    ・ジエスモン:装甲の一部が崩壊、機動力と防御が低下(重傷)。

    ・檀黎斗:自分が追い詰められているログを見ながらも、なお逆転を信じて笑っている(狂気バフ継続)。

    ・フリーレン&灯織:コアタワーの崩落までの猶予が少ないことを認識し、「次サイクルで決着をつける」方針。

    ・第5区画はさらに崩壊が進行し、次のサイクル以降、落下死イベントの確率が上昇。

  • 190記録者マネモブ25/11/28(金) 19:26:04

    《システムメッセージ:ネカピン》

    →【記録】

    「中央コアタワー上層の損耗率、しきい値を超過。

     このまま戦闘を継続した場合、全ユニットに対して“落下による退場”リスクが大幅に上昇します。

     ……それでも続けるのが、マネモブなんですが」

    ◇ 第2区画:崩壊都市サーバー外縁/戦闘イベント:中川しおり組+ドクター組 vs ホーマー組

    世界時間:終末フェーズ(都市サーバー完全シャットダウン直前)


    【参加者】

    中川しおり + エンジェモン(成熟期)

    ドクター + ナイトチェスモン(黒・成熟期)

    ホーマー・シンプソン + シーラモン(成熟期)


    →【行動】

    ビル群が順番に沈み込むように崩れていく崩壊都市。

    しおりはエンジェモンの背にしがみつきながら、まだ安全な足場を探していた。

    「ど、どうしようエンジェモン……みんな、ばらばらになっちゃってて……!」

    少し離れた高架の上では、ナイトチェスモンを前に出したドクターが周囲のルートを冷静にスキャンしている。

  • 191二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 19:27:32

    何核爆発喰らってしゃべれてるこの女は

  • 192二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 19:27:51

    "ガイオウモンとオメガシャウトモン"の"デジクロス"!?
    楽しみを超えた楽しみ

  • 193二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 19:28:34

    >>189

    (2体1じゃ)まっなるわな

  • 194記録者マネモブ25/11/28(金) 19:30:42

    →【反応】

    ビルの影から、シードラモンが半ば転げ出るように飛び出してくる。

    ホーマーの悲鳴が、崩壊音にかき消されながらも届いた。

    「ドーナツもビールもないのに、なんでこんなとこで死にそうになってんだよぉ!!」

    シードラモンがパニック気味に水流弾を乱射し、近くの建物の支柱をさらに削る。


    →【対応】

    「危ないっ!」

    しおりの叫びと同時に、エンジェモンが前へ出て「ヘブンズナックル」で水流弾を迎撃。

    余波で既にヒビの入っていたビルの一角が崩れ、足場がドミノ倒しのように連鎖崩落を始める。

    ドクターは瞬時に経路を計算し、ナイトチェスモンに短く指示を飛ばす。

    「……右前方。崩落ラインを飛び越えて。彼女たちを押し出せ」

    ナイトチェスモンが盾でしおりとエンジェモンを横から弾き飛ばし、辛うじて安全側の残骸へと押し出す。

    【ワシのコメント】>>191あの核ミサイルまわりの参加者を瀕死にしたけど生存判定は絶対出るように細工してたんだよねちなみにしおりはエンジェモンがパートナーだから回復が早いらしいよ

  • 195二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 19:34:15

    >>194

    まあええか

  • 196記録者マネモブ25/11/28(金) 19:35:06

    →【判定】

    ・3体とも成熟期(×1.5)で成長段階は同じ。

    ・しおりの「誰かを巻き込みたくない」という強い覚悟バフと、ドクターの冷静な状況判断が「味方守備」に大きくプラス。

    ・ホーマーは恐怖と混乱が強く、攻撃は強いが制御不能な“狂気寄りのデバフ”状態。

    ・第2区画は終末フェーズの中でも「超危険時間帯」となっており、崩落イベントの発生確率が大きく上昇している。


    総合すると、このラウンドでは

    「崩落イベントによりホーマー組が巻き込まれ、退路を失った上で致命的な落下ダメージ」

    と判定する。


    また、ホーマーを救えなかったことが、しおりとエンジェモン側に強い感情変化をもたらす。


    →【進化】

    ビルの谷底へと沈んでいくシーラモンとホーマーの姿を見送りながら、

    しおりは震える声で呟く。

    「ごめんなさい……助けたかったのに……!」

    その言葉に応えるように、エンジェモンの輪郭が柔らかな光に包まれる。

    後悔と、それでも「これ以上誰も落とさせない」という覚悟が、進化トリガーとして閾値を超える。

    > エンジェモン(成熟期) → ホーリーエンジェモン(完全体)への進化、成功。

    白い翼が増え、光のリングが崩壊都市の上空に浮かび上がる。しおりは涙を拭いながら、その背中に改めてしがみついた。

  • 197記録者マネモブ25/11/28(金) 19:36:38

    →【記録】
    ・ホーマー・シンプソン + シーラモン:第2区画の連鎖崩落に巻き込まれ、ユニット不明。
    ・中川しおり+ホーリーエンジェモン:完全体へ進化。以後、防御・支援判定で有利。
    ・ドクター+ナイトチェスモン(黒):軽傷のみで生存。しおり組との「一時共闘」フラグが強化。
    ・ネカピン内部ログでは、「第2区画:崩壊都市サーバー」は次サイクル以降、
     完全封鎖候補としてマークされた。

    《システムメッセージ:ネカピン》
    →【記録】
    「このターンで複数ユニットの退場と、区画構造の致命的損傷を確認。
     第2区画は、次サイクル以降“戦闘不可領域”として処理される見込みです。
     ……最後まで残りたいユーザーは、早めの移動を推奨します」

  • 198記録者マネモブ25/11/28(金) 19:40:59
  • 199二次元好きの匿名さん25/11/28(金) 19:41:33

    つまりホーマーとシードラモンは退場ッしたということか?

  • 200記録者マネモブ25/11/28(金) 19:42:26

    >>199

    さあね…本当にさあね

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