- 1ポチェモブ25/11/28(金) 23:49:58
安価で参加者を募ってバトロワ・プロンプトで戦わせてみたいのが…俺なんだ!
主催者としてお勧めする舞台はコレ!タフの印象的なマップがごちゃまぜになったモンキー・ワールドじゃい!
しかしこの戦いには絶対守らなければならない条件がある
バトロワに参加するのは「今まで安価が取れなかったキャラ・安価に出さなかったキャラ」でなくてはならない。
というルールは撤回された、なるべく新しい面子がいいが規約違反でなければなんでもありだ
エミュに拘りがなければ出典は問わない
名前 (作品名) みたいな感じで安価を狙え…鬼龍の様に。
ああURLか、あんた使い方がわからないからいらない。
装飾語を付けたから別人というのも禁止ですよニィ~
さぁ腕に自信のある新参者は19:45の募集に参加しろ
バトロワを生き抜いて見せろ
急げっ 乗り遅れるな 生き残りの座を掴むんだ
"バトロワ・ラッシュ"だ
あ…あっしは主催者だから…一枠貰うでやんす
募集開始時間:24:00から
枠数:20枠+ワシの特別参加枠1
URL:なし
画像:安価と同時(シュミロワ感覚で2~3枚あれば十分ですよ)
口調と人称:無し、ただし無機物とかを送るなら大っぴらに口調と人称を設定しろよ、物言わぬ強いだけの馬鹿はワシが好きじゃないからな。
今回は規約違反以外は何でもありとするけどね、無機物とか兵器系は一枠だけでそれ以外は除外させてもらうの。
勿論装飾語を変えただけの同キャラと社会のルールは無視する
あっ…超高速なのは一ターンに死人が2〜4名出るからでヤンス - 2ポチェモブ25/11/29(土) 00:00:05
- 3二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:00:07
超コッヴ(ウルトラマンガイア)
- 4二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:00:08
- 5二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:00:09
- 6二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:00:11
- 7二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:00:11
- 8二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:00:13
- 9二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:00:16
- 10二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:00:26
- 11二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:01:08
- 12二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:01:11
- 13二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:01:13
- 14二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:01:14
- 15二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:01:25
- 16二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:01:27
- 17二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:01:35
- 18二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:02:14
- 19二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:02:14
- 20二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:02:17
- 21二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:02:24
- 22二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:02:26
- 23二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:02:51
- 24二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:03:24
- 25二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:03:50
- 26二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:04:36
- 27二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:05:37
おおっ
- 28ポチェモブ25/11/29(土) 00:07:31
超コッヴ(ウルトラマンガイア)
山田浅ェ門佐切(地獄楽)
冷たい谷の踊り子(ダークソウル3)
溶ける愛(Lobotomy Corpotation)
核砲弾を発射する2S7ピオン
獅子堂イズミ(ブルーアーカイブ)
暴走状態の仮面ライダービルドハザードフォーム(仮面ライダービルド)
Gabriel(ULTRAKILL)
ジガルデ(ポケモンシリーズ)
カニバリズムに目覚めた七度ユキノ(ブルーアーカイブ)
メリナ(エルデンリング)
黒崎一護(BLEACH)
チョコラータ(ジョジョの奇妙な冒険)
リン・ヤオ(鋼の錬金術師)
テッカニン (ポケットモンスター)
祭礼の蛇代行体となった坂井悠二(灼眼のシャナ)
足利茶々丸(装甲悪鬼村正)
クローン夢主mk2(アルビノオッドアイ美少女チート能力持ち)
ソマーズ聖(ワンピース)
オッペンハイマー
轟 洋介(HiGH&LOW・TheWORST)【主催特別参加枠】
抜けはないかぁ?口調は兵器しかやらんから堪忍やでぇ - 29二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:08:36
- 30二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:08:46
夢主系のキャラを見るたびに思うけど()内に特徴書かれると原作名みたいに見えるんだよね
- 31二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:11:43
うん
- 32ポチェモブ25/11/29(土) 00:11:44
- 33二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:11:50
- 34ポチェモブ25/11/29(土) 00:13:01
1ターン目
【イベント1:交流】
場所:青葉工業高校(アオコー)
荒廃した校舎、割れた窓ガラス。その廊下で、二人の不良(ヤンキー)の魂を持つ男たちが対峙していた。
「青葉工業……ここもまた、骨のありそうな連中がいそうな場所だ」
黒崎一護は背負った巨大な斬魄刀の重みを感じながら、鋭い視線を向ける。
その視線の先には、学ランのポケットに手を突っ込み、不敵に笑う轟 洋介がいた。
「へえ、デカい包丁だな。だが、喧嘩ってのは武器のデカさじゃ決まらねえぞ」
轟の全身から立ち昇る闘争心。霊圧とは違うが、確かな強者のオーラを一護は感じ取っていた。
「別に喧嘩売りに来たわけじゃねえよ。ただ、邪魔するなら退かすだけだ」
「上等だ。俺は負けるつもりはねえからな……行くぞ」
一触即発の空気ながらも、二人の間には男同士の奇妙な信頼、あるいは「似たもの同士」の共鳴が生まれていた。拳を交える前の、静かな品定めの時間。それは嵐の前の静けさだった。
- 35ポチェモブ25/11/29(土) 00:14:26
【イベント2:死因】
場所:ドラゴン・クリフ特設リング
「ええい、汚らわしい鉄屑が! わタイの前に立ちふさがるとは何事かえ!」
断崖絶壁に設置されたリングの上で、天竜人の如き尊大さで喚き散らすソマーズ聖。
だが、その傲慢さが通じる相手ではなかった。対面に鎮座するのは、冷徹な殺戮兵器、核砲弾を発射する2S7ピオンだ。
「……ターゲット確認。座標固定」
「聞いておるのかえ!? わタイは選ばれた存在、貴様のような無機物が……」
「ヤーの射程内に入ったのが運の尽きだ。お前、うるさい」
203mmカノン砲が唸りを上げ、無慈悲な照準がソマーズ聖の眉間に合わせられる。
「ひっ……ま、待て! 金か!? 地位か!? 何でもやるえ!」
「ヤーに交渉は無効だ。消えろ」
轟音と共に発射された砲弾は、核弾頭ではなかったが、生身の人間を蒸発させるには十分すぎる運動エネルギーを持っていた。
ソマーズ聖の身体は、悲鳴を上げる間もなく赤い霧となって四散した。
(加害者)核砲弾を発射する2S7ピオンが(被害者)ソマーズ聖を至近距離からの砲撃で粉砕し死亡
- 36二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:15:14
口調で笑ってしまう
- 37ポチェモブ25/11/29(土) 00:15:37
【イベント3:交流】
場所:雨の木なコーヒー
静かなジャズが流れる喫茶店の廃墟。外は小雨が降っている。
カウンター席で、獅子堂イズミはチョコバーガーを頬張っていた。
「んー、やっぱこれだよね。この独特な甘じょっぱさ、究極のジャンクフードって感じ」
その隣に、東方の国の装束を纏った男、リン・ヤオがドカリと座る。
「おいおい、嬢ちゃん。そんな色物食って美味いのか? ……いや、俺も腹減って死にそうだ。一つくれよ」
「え、食べる? 結構チャレンジャーだね、アンタ。はい、どーぞ」
イズミが差し出したチョコバーガーを、リンは躊躇なく大口を開けて放り込んだ。
「……! おおっ、意外といけるじゃねーか! カロリーの味がするぜ!」
「でしょ? わかってるじゃん。アタシら、気が合いそうだね」
「王になるにゃあ、好き嫌いしてちゃ生き残れねーからな」
異世界の食いしん坊同士、奇妙な友情が芽生えた瞬間だった。彼らは皿に残ったポテトをシェアし、つかの間の平和を貪った。
- 38二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:15:44
笑ってしまう ソマーズが頭に金魚鉢をつけてるタイプの天竜人みたいな喋り方になってるなんて
- 39ポチェモブ25/11/29(土) 00:16:53
【イベント4:死因】
場所:夜の遊園地の巨大観覧車頂上
「私は……死神。世界の破壊者となってしまった」
観覧車のゴンドラの中で、オッペンハイマーは眼下に広がる戦場の光を見つめ、自身の業(カルマ)に震えていた。
その狭い密室に、ぬらりと入り込むピンク色の粘液があった。溶ける愛だ。
「アイ……シテ……」
「な、なんだ君は。放射能の影響か……? いや、生物災害か?」
「トケあッテ……ヒトツに……」
スライム状の肉体がオッペンハイマーの足元から這い上がり、彼を優しく、そして逃れられない力で包み込んでいく。
「や、やめろ! この連鎖反応は止めなければ……うわあああ!」
物理学の父の悲鳴は、粘液の中に吸い込まれて消えた。彼は愛という名の消化液に取り込まれ、その知識ごとドロドロに融解してしまった。
(加害者)溶ける愛が(被害者)オッペンハイマーを愛の抱擁で取り込み消化・死亡
- 40二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:17:32
うえーっこ…怖いよーっ
- 41二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:17:32
- 42ポチェモブ25/11/29(土) 00:17:57
【イベント5:交流】
場所:豪雨が降り注ぐタンカー甲板
激しい雨が叩きつける甲板。荒波に揺れる足場の上で、二人の女性が海を見つめていた。
「……貴女も、死と隣り合わせに生きているのですね」
山田浅ェ門佐切が静かに問う。その手には刀が握られているが、今は鞘に納められている。
「私は種火。黄金樹を焼くための存在……」
メリナはフードの下から、揺らぐことのない瞳で佐切を見返した。
「私の役目は、死を与えること。罪人の首を斬り、彼らを彼岸へ送ること……迷いは毒になります」
「迷い……。私は母を知りません。けれど、貴女の剣には迷い以上の信念を感じます」
「……そうですか。貴女の言葉、不思議と心が落ち着きます」
処刑人と巫女。異なる世界で「死」を背負う二人は、冷たい雨の中で互いの宿命を共有し、静かな共感を得ていた。
- 43二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:19:23
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:20:24
よく見たらメリメリ微妙に設定がごっちゃになってたんだよね…
- 45ポチェモブ25/11/29(土) 00:21:06
【イベント6:死因】
場所:T・D・K会場
「あはは! 見てよこのステータス! 全属性耐性に即死魔法、無限MP!」
クローン夢主mk2は、チート能力全開で会場の中央に立ち、勝ち誇っていた。
「私の『設定』に勝てるわけないじゃん? 雑魚はすっこんでてよねー!」
だが、その慢心こそが死を招く。彼女の背後に、理性を失った黒い影が迫っていた。
「ヤベーイ!!」
**仮面ライダービルド(暴走ハザード)**だ。思考も理性もなく、ただ破壊本能のみで動く戦闘マシーン。
「え? ちょ、私のオートバリアが……きゃああああ!?」
ビルドは夢主の「魔法発動」よりも速く、純粋な物理的暴力で距離を詰めた。
「ウアアアアアッ!!」
漆黒の拳が、チート設定ごと彼女の顔面を粉砕する。
「痛い! 設定と違う! なんで効くの!? ギャアアアッ!」
防御無視スキルの有無など関係ない。圧倒的な質量と速度の連打が、彼女を肉塊へと変えていく。
最後に残ったのは、無惨に散らばった最強設定ノートの切れ端だけだった。
(加害者)暴走状態の仮面ライダービルドハザードフォームが(被害者)クローン夢主mk2をオーバーフローによる高速連打で撲殺
(よかったのぉ夢主、ゼッツと同じライダーに殺されるなんて刺激的でファンタスティックだろ)
- 46二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:21:57
なんや哀愁漂う描写やのォ
- 47二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:22:55
(理性のない殺戮兵器化が)怖いです
- 48ポチェモブ25/11/29(土) 00:23:14
- 49二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:24:10
(口調指定とかが無い以上は)ま、なるわな…
- 50二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:24:18
仮にもワンピースというメジャーを超えたメジャーコンテンツのキャラがマイナー扱いなんてこ…こんなの納得できない
- 51ポチェモブ25/11/29(土) 00:24:31
2ターン目
【イベント1:死因】
場所:ハイパーバトル予選の山中
岩肌が露出した荒涼とした山岳地帯に、怪獣の咆哮が轟く。
「ギュオオオオオッ!!」
宇宙戦闘獣超コッヴが、その巨体で周囲の樹木を踏み砕きながら暴れまわっていた。だが、その頭上から冷徹な光が降り注ぐ。
「嘆かわしい。知性なき獣が、神の御使いの前に立つか」
Gabrielが、六枚の光の翼を広げ、空中に浮遊していた。彼の手には聖なる剣が握られている。
「悔い改めよ。貴様の存在そのものが、この世界の美観を損ねている」
超コッヴが口から光弾を放つが、Gabrielは超高速の機動でそれを回避し、一瞬で懐へと潜り込む。
「消え失せろ、不浄なる者よ!」
閃光一閃。神聖な刃が怪獣の分厚い皮膚をバターのように切り裂いた。
巨獣は断末魔を上げる間もなく、聖なる光に焼かれ、両断されて崩れ落ちた。Gabrielは血振るいもせず、冷たく見下ろした。
(加害者)Gabrielが(被害者)超コッヴを神聖な斬撃で両断し浄化・殺 害
- 52ポチェモブ25/11/29(土) 00:26:02
【イベント2:交流】
場所:スピリチュアル・サンクチュアリ
静謐な空気が流れる神殿の遺跡。そこで二つの強大な「意思」が交錯していた。
「……秩序が乱れている。この空間は、歪だ」
伝説のポケモン、ジガルデが低い唸り声をあげる。その複眼は世界の綻びを見つめていた。
「ククク、そう警戒するな。この混沌こそが、新たな理(ことわり)を産む苗床となるのだ」
**坂井悠二(祭礼の蛇)**が、余裕の笑みを浮かべて歩み寄る。
「我は監視者。脅威となるならば、貴様も排除対象だ」
「余の導きに従うならば、悪いようにはせんよ。矮小なシステムの一部ではなく、より高次の存在へ至る道もある」
「我々は一つであり、全。甘言には乗らぬ」
互いに底知れぬ力を秘めた超越者同士。戦闘には至らなかったが、張り詰めた緊張感が空間を支配していた。彼らは互いを「無視できない特異点」として認識した。
- 53ポチェモブ25/11/29(土) 00:27:21
【イベント3:死因】
場所:ブラック・ハウス
薄暗い洋館の一室。チョコラータは恍惚とした表情でビデオカメラを構えていた。
「ヨシヨシヨシ……君が絶望に顔を歪める瞬間、実に唆るぞぉ!」
彼の視線の先には、少女が立っていた。しかし、彼女は怯えていなかった。
「ふふ、撮影ですか? これから食事の時間だというのに、行儀が悪いですね」
七度ユキノが、うっとりとした目でチョコラータを見つめる。その瞳には、食欲という名の狂気が宿っていた。
「な、何だその目は? 私のカビで腐らせて……ぐあッ!?」
チョコラータがスタンドを発現させようとした刹那、ユキノの動きは常人の動体視力を超えていた。
「いただきます」
「ひっ、あ、あがぁあああ!!」
彼女はチョコラータの喉元に食らいつき、生きたまま肉を食いちぎった。
「ん……少しアクが強いですね。でも、悪人の肉はスパイスが効いていて嫌いではありません」
カメラが床に落ち、断末魔と咀嚼音だけが響き渡った。狩る側だと思っていた男は、最悪の捕食者の餌食となったのだ。
(加害者)カニバリズムに目覚めた七度ユキノが(被害者)チョコラータを生きたまま捕食し死亡
- 54二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:28:20
- 55ポチェモブ25/11/29(土) 00:28:34
【イベント4:交流】
場所:夜叉河原
不気味な川原に、羽音が響き渡る。
「シャカシャカ! シャカシャカ!」
テッカニンが目にも留まらぬ速度で空中を飛び回っていた。その残像を目で追いながら、足利茶々丸がケラケラと笑う。
「あはは! 速い速い! キミ、面白いねえ!」
茶々丸は装甲悪鬼のセンサーですら捉えきれないその速度に、純粋な好奇心を抱いていた。
「ねえ、ボクと鬼ごっこしようよ。捕まえたら分解して中身見てあげるからさ!」
「シャカッ!(殺気を感じて急旋回)」
テッカニンは本能的に危険を察知し、茶々丸の周囲を旋回して威嚇する。
「逃げないでよぉ。神様が死んだ世界で、キミみたいな変な生き物は貴重なんだからさ」
無邪気な殺意と、本能的な回避行動。奇妙な追いかけっこが川原で繰り広げられた。
- 56ポチェモブ25/11/29(土) 00:29:39
【イベント5:交流】
場所:ビル屋上ヘリポート
強風が吹き荒れるビルの屋上。
「ウアアアアアッ!!」
暴走する**仮面ライダービルド(ハザード)**が、目の前の男に襲い掛かる。漆黒の拳が風を切る。
ガギィン!!
その拳を、巨大な斬月が受け止めた。
「落ち着け! テメェ、何訳わかんねェこと叫んでやがる!」
黒崎一護が、ビルドの重い一撃を耐えながら叫ぶ。
「オレ……ハ……コワ……ス……!」
「壊すだぁ? 誰をだよ。ここには敵も味方もいねえかもしれねえが、手当たり次第ってのは気に入らねえ!」
一護は力任せにビルドを押し返す。
「正気に戻れねえなら、俺がひっぱたいてでも止めてやる。かかってきな!」
理性を失ったヒーローと、護るために戦う死神代行。拳と刃が火花を散らすが、そこには一護なりの「救済」の意思があった。
- 57ポチェモブ25/11/29(土) 00:30:44
【イベント6:死因】
場所:モンスター・ウォーズの金網デスマッチリング
「悪いが、俺は負けるつもりはねぇ……!」
轟 洋介は血を吐きながらも立ち上がった。全身創痍だが、その眼光は死んでいない。
だが、対戦相手が悪すぎた。
ゆらりと立ち尽くすのは、冷たい谷の踊り子。
「……(不気味な吐息)」
彼女は言葉を発しない。ただ、優雅に、そして致命的な舞を踊るように双剣を振るう。
「くっ、速え……!」
轟が渾身の拳を放つが、踊り子の身体は幻のように揺らぎ、拳は空を切る。
次の瞬間、冷気と共に曲刀が轟の胴体を薙いだ。
「がっ……は……」
不良の頂点を目指した男の身体が、凍てつく刃によって切り裂かれる。
「……」
踊り子は倒れゆく轟に一瞥もくれず、次の獲物を求めてリングを去っていった。人間と異形の格差は、あまりにも残酷だった。
(加害者)冷たい谷の踊り子が(被害者)轟 洋介を冷気の剣舞で斬り刻み死亡
- 58ポチェモブ25/11/29(土) 00:32:47
- 59二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:32:59
おおっ 踊り子の描写が割と正確にされとる!
- 60ポチェモブ25/11/29(土) 00:34:01
⚪︎3ターン目
【イベント1:交流】
場所:鬼喰島
不気味な霧に包まれた孤島。獅子堂イズミは、探索中に奇妙な物体に遭遇した。
地面に広がるピンク色の不定形生物、溶ける愛だ。
「ん……? なにあれ。イチゴシェイクこぼしたみたいになってるけど」
イズミは警戒しつつも、持ち前の食い意地……ではなく好奇心で近づく。
「愛シテ……トケ……テ……」
「うわ、喋った。しかもなんか粘着質でめんどくさそう」
イズミは露骨に嫌そうな顔をし、手持のハンバーガーの包み紙を丸めてポイッと投げつけた。
「アタシ、ベタベタすんの嫌いなんだよね。近寄らないでくれる? 撃つよ?」
溶ける愛は悲しげに蠢いたが、イズミのドライな対応にそれ以上踏み込めなかった。愛の押し売りも、ギャルには通じないようだ。
- 61ポチェモブ25/11/29(土) 00:35:12
【イベント2:死因】
場所:御前試合用の特設舞台
静寂に包まれた能舞台のような空間。
「貴方の火は……黄金樹を焼くためのものではない。世界の理を書き換える、異質なもの」
メリナが短剣を構え、目の前の少年に告げる。
**坂井悠二(祭礼の蛇)**は、舞台の中央で優雅に佇んでいた。
「ほう、余の本質を見抜くか。だが、その程度の火種で余を止められると思ったか?」
「……誰かが、王となるために。私は道を作ります」
メリナが疾走し、黄金の流星となって斬りかかる。だが、悠二は指先一つ動かさない。
「自在法『大命詩篇』――展開」
空間そのものが歪み、メリナの身体が不可視の力によって空中に縫い留められる。
「なっ……動きが……」
「矮小な者よ。貴様の役目はここで終わりだ。新たな理の礎となるがよい」
悠二が手をかざすと、黒い炎がメリナを包み込んだ。悲鳴すら上げる間もなく、彼女の存在は「なかったこと」のように消滅させられた。
(加害者)坂井悠二(祭礼の蛇)が(被害者)メリナを自在法による存在の分解・消滅で殺 害
- 62ポチェモブ25/11/29(土) 00:36:18
【イベント3:交流】
場所:日本格闘大会『闘神』会場
熱気が残る格闘技会場。リングサイドで、黒崎一護とリン・ヤオが並んで座り込んでいた。
「へえ、お前のその剣、魂を斬るのか。便利だな」
リンが一護の斬月を興味深そうに眺める。
「便利って……まあ、守るためには必要だからな。お前こそ、さっきの動き人間じゃねえだろ」
「あはは、俺の中には強欲なヤツがいてね。使えるもんは何でも使う。それが俺の流儀さ」
一護はリンの飄々とした態度の裏にある、底知れない覚悟を感じ取っていた。
「腹減ったな……この会場、売店とか残ってねーかな」
「お前、さっきも食ってたろ……まあいい、何か見つけたら分けてやるよ」
「サンキュ! お前いい奴だな!」
背負うものは違えど、二人の青年の間には確かな信頼関係が芽生えつつあった。
- 63二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:36:23
メリナがあーーー!!!
うあああああああ!!!
ああああああああ!!! - 64二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:37:07
なにっもうグリードと融合してる
- 65ポチェモブ25/11/29(土) 00:37:20
【イベント4:死因】
場所:疾走する地獄列車車内
ガタンゴトンと揺れる薄暗い車内。山田浅ェ門佐切は刀に手をかけ、神経を研ぎ澄ませていた。
「……何かが来ます。速い……!」
視界の端を何かが過ぎ去る。風圧だけが頬を撫でる。
「シャカシャカ!」
テッカニンだ。加速特性により、その速度は既に音速を超えようとしていた。
「そこですか!」
佐切が神速の居合を放つ。だが、刃が空を斬った時には、テッカニンは既に彼女の背後に回っていた。
「バケモノ……!」
「シャカッ!!」
すれ違いざまの燕返し(つばめがえし)。目に見えない連撃が佐切の身体を切り刻む。
「無念……迷いは……捨てたはずなのに……」
佐切はその場に崩れ落ちた。剣技の達人といえど、生物としての限界速度を超えた虫の王には届かなかった。
(加害者)テッカニンが(被害者)山田浅ェ門佐切を「かそく」で回避不可能な速度からの燕返しで斬殺
- 66ポチェモブ25/11/29(土) 00:38:35
【イベント5:死因】
場所:山中の秘密基地エリア52
機械油の匂いが漂う格納庫。
「あはは! ここ、ボク好みのオモチャがいっぱいあるねえ!」
足利茶々丸が蜘蛛のような機械の脚で壁を這い回り、無邪気に笑う。
だが、その頭上に断罪の光が降り注ぐ。
「不浄な機械人形よ。神の庭をこれ以上汚すな」
Gabrielが、無慈悲な眼差しで見下ろしていた。
「おやおや、天使様? 神様がいない世界で、誰に祈ってるのさ?」
茶々丸が挑発的にワイヤーを射出するが、Gabrielはそれを手で払いのけることなく、光の波動だけで蒸発させた。
「神は不在ではない。私がここに在る」
「えっ、ちょ、冗談きつ――」
Gabrielの剣が閃光となり、茶々丸の装甲ごと胴体を両断した。
「ギャアアアアッ! 痛い痛い痛い! 壊れちゃうよぉ!」
「塵に還れ」
追撃の聖なる雷が直撃し、茶々丸は爆散。スクラップとなって四散した。
(加害者)Gabrielが(被害者)足利茶々丸を聖なる雷と斬撃で破壊・殺 害
- 67ポチェモブ25/11/29(土) 00:39:50
【イベント6:交流】
場所:T・D・K会場
廃墟と化したドーム会場。その中心で、核砲弾を発射する2S7ピオンが砲身を冷却していた。
「……システム正常。弾薬残弾、確認」
そこに、地面が隆起し、巨大な緑色の影が現れる。ジガルデだ。
「秩序を乱す兵器よ。貴様の力、使いようによっては世界の守護にもなり得るが……」
「あ? 誰だお前。ヤーに説教たれるつもりか?」
「我は監視者。貴様の破壊衝動が、均衡を崩さぬよう見定めている」
「フン。ヤーは撃ちたい時に撃つ。だが、邪魔しないなら放っておいてやる」
ピオンは砲塔をジガルデに向けつつも、発砲はしなかった。
ジガルデもまた、ピオンを即時の排除対象とは見なさなかった。破壊と秩序、相反する二つの巨頭が、互いに不可侵条約を結んだ瞬間だった。
- 68二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:40:00
なんでバトロワで虫ポケモンはそないに強いん(ペシッポポイ
- 69ポチェモブ25/11/29(土) 00:40:57
- 70ポチェモブ25/11/29(土) 00:43:00
⚪︎4ターン目
【イベント1:死因】
場所:雪の降る不知火御殿中庭
しんしんと雪が降り積もる静寂の庭園。
その白銀の世界を、冷たい谷の踊り子が音もなく滑るように歩いていた。彼女の周囲だけ、雪が凍りつき、異界の冷気が漂っている。
だが、その静寂を切り裂くように、天から光が降り注ぐ。
「不浄なる魂よ。神の庭をこれ以上徘徊することは許されん」
Gabrielが舞い降りる。その背の翼は、雪明かりを反射して神々しく、そして冷酷に輝いていた。
踊り子は言葉を発せず、ゆらりと双剣を構える。炎と闇の刃が揺らめく。
「……(不気味な吐息)」
「言葉を持たぬ傀儡か。ならば、慈悲をもって消し去ろう」
踊り子が舞うような連撃を繰り出すが、Gabrielはそれを上回る速度で空を駆ける。
「遅い。そして、脆い」
光の剣が踊り子の兜を、鎧を、そしてその空虚な肉体を貫いた。
聖なる光が内部から溢れ出し、踊り子はガラス細工のように砕け散る。雪の上に残ったのは、冷たい鎧の破片だけだった。
(加害者)Gabrielが(被害者)冷たい谷の踊り子を聖なる光の刺突で浄化・破壊
- 71ポチェモブ25/11/29(土) 00:44:02
【イベント2:交流】
場所:本山流体術道場
ボロボロになった道場の床に座り込み、黒崎一護は大きく息を吐いていた。
「はぁ……次から次へと、わけわかんねー奴ばっかだな、ここは」
「ん、お疲れー。これ食べる?」
その隣で、獅子堂イズミが平然とチョコバーガーを差し出す。彼女のメンタルは、ある意味この戦場で最強かもしれない。
「……お前、よくこんな状況で飯食えるな」
「腹が減っては戦はできぬ、でしょ? アタシ、空腹だと力出ないし」
「違げえねえ。……もらうよ」
一護は包み紙を受け取り、かぶりつく。甘じょっぱい味が、疲弊した霊体に染み渡る。
「うめェな、これ」
「でしょ? チョコと肉のハーモニー、わかってるじゃん」
戦士と美食家(?)。道場の静けさの中、二人はつかの間の休息を共有した。
- 72二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:44:52
モンキーワールドロワの定石だ
海外作品のキャラが大暴れしてたりする… - 73二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:44:56
な、なんや…
チャンイチがバトロワのオアシスと化してる - 74ポチェモブ25/11/29(土) 00:45:21
【イベント3:死因】
場所:ハイパーバトル予選の山中
「シャカシャカ! シャカシャカ!」
テッカニンが山肌を縫うように超高速で飛翔していた。その速度は既に不可視の領域。誰にも捉えられないはずだった。
しかし、大地の化身には「死角」など存在しない。
「秩序を乱す羽音……耳障りだ」
ジガルデが地面にどっしりと構える。空を見上げることはない。大地の脈動ですべてを感じ取っているからだ。
「グランドフォース――サウザンアロー」
ジガルデの背中から無数の緑色の矢が放たれる。それらは物理法則を無視して空中のテッカニンを追尾し、逃げ場を塞ぐ。
「シャカッ!?」
「地に伏せよ」
無数の矢がテッカニンの羽を貫き、地面へと縫い止める。
自慢の速度を封じられた虫の王は、そのままジガルデの巨大な足(接地部分)によって踏み潰された。
(加害者)ジガルデが(被害者)テッカニンをサウザンアローで撃ち落とし圧殺
ところでスターバックさん、ジガルデって喋る作品あるの?
- 75二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:46:36
- 76ポチェモブ25/11/29(土) 00:46:53
【イベント4:交流】
場所:ダーク・ファイト会場
薄暗い地下闘技場。**坂井悠二(祭礼の蛇)**は、足元にまとわりつくピンク色の液体に眉をひそめていた。
「愛シテ……トケ……テ……」
溶ける愛が、悠二の「銀」の鎧を溶かそうと必死に這い上がってくる。
「……愛、か。人の世の感情を物質化したものか? 興味深いが……」
悠二は指先で軽く空間を弾く。
「余に触れるには、格が足りんよ」
不可視の障壁が展開され、溶ける愛は弾き飛ばされる。
「グチュ……」
悲しげに蠢くスライムを見て、悠二は冷笑する。
「新たな理の世界になれば、貴様のような存在もあるいは……いや、混沌すぎるな」
彼は一瞥して去っていった。圧倒的な力の差が、逆に平和的な別れをもたらした。
- 77二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:46:58
- 78二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:48:17
- 79ポチェモブ25/11/29(土) 00:48:21
【イベント5:死因】
場所:鬼喰島
「ふふ、見つけました。活きのいいお肉……」
七度ユキノが、森の中で黒い影を見つける。カニバリズムに目覚めた彼女の目には、その暴走するエネルギー体が極上の珍味に見えていた。
相手は仮面ライダービルド(ハザード)。
「いただきま――」
ユキノが飛びかかろうとした瞬間、ビルドの複眼が不気味に発光する。
「ウアアアアアッ!!」
「えっ……速――」
食欲に目が眩んだユキノは、ハザードフォームの「反応速度」を見誤った。
彼女がナイフを突き立てるよりも早く、漆黒の拳が彼女の腹部を貫通する勢いで叩き込まれる。
「ガハッ……!?」
「ヤベーイ!!」
理性を失ったビルドは止まらない。吹き飛んだユキノに対し、瞬瞬必生の高速移動で追撃。
最後はオーバーフロー状態のキックが直撃し、彼女の身体は霧散した。捕食者が被食者に転落した瞬間だった。
(加害者)仮面ライダービルド(ハザード・暴走)が(被害者)七度ユキノ(カニバリズム)をオーバーフローモードの猛攻で撃破・殺 害
- 80ポチェモブ25/11/29(土) 00:49:29
【イベント6:交流】
場所:夜の遊園地の巨大観覧車頂上
観覧車のゴンドラ……ではなく、その屋根の上に二つの影があった。
「おいおい、すっげえ見晴らしだな! 高い所は嫌いじゃねーぜ」
リン・ヤオが身軽に鉄骨の上に立つ。
その横には、巨大な自走砲、核砲弾を発射する2S7ピオンが鎮座している(どうやって登ったのかは謎だ)。
「……お前、落ちても知らんぞ」
「へへっ、俺はしぶといんだよ。それよりさ、お前のそのデカい筒、すっげー威力なんだろ? 俺を王にするために貸してくんね?」
リンは臆することなく兵器に話しかける。
「ヤーは誰の下にもつかん。だが……お前、ヤーの砲撃を見てもビビらんのは評価してやる」
「だろ? 使えるもんは何でも使う。それが俺のやり方さ」
無機質な殺戮兵器と、強欲な皇子。目的は違えど、その「図太さ」において二人は奇妙なシンパシーを感じていた。
- 81二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:49:47
- 82二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:50:00
> 瞬瞬必生の
◇この存在しない四字熟語は…?
- 83ポチェモブ25/11/29(土) 00:50:32
- 84ポチェモブ25/11/29(土) 00:52:06
⚪︎5ターン目
【イベント1:死因】
場所:スピリチュアル・サンクチュアリ
神聖な静寂を汚すように、ズルズルという音が響く。
「愛シテ……」
溶ける愛が、神殿の柱に粘液を垂らしながら這い進む。その愛は純粋だが、この場においては冒涜でしかなかった。
「穢らわしい」
Gabrielの声が、氷のように響く。
「神聖なる場所に、そのような不浄な存在……見るに堪えん」
Gabrielが剣を掲げると、天井のない遺跡の上空から、極太の光の柱が降り注ぐ。
「愛? 愚かな。貴様のような不定形な欲望になど、慈悲は与えん」
「トケ……ギャア……!?」
光に包まれた瞬間、溶ける愛の粘液が沸騰し、蒸発していく。愛を叫ぶ声も、物理的な浄化の光の前では無力だった。
数秒後、そこには乾いた石畳だけが残されていた。
(加害者)Gabrielが(被害者)溶ける愛を極大の聖なる光で完全蒸発させ浄化・殺 害
- 85ポチェモブ25/11/29(土) 00:53:13
- 86二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:53:30
ガブリエルつよっつえーよ
- 87ポチェモブ25/11/29(土) 00:54:18
【イベント3:死因】
場所:ビル屋上ヘリポート
「ウアアアアアッ!!」
暴走する**仮面ライダービルド(ハザード)**の拳が、黒崎一護の頬をかすめ、後方の給水塔を粉砕する。
「くっ……! 言葉が通じねえなら、止めるしかねえか!」
一護は卍解状態の天鎖斬月を構える。幾度となく拳を交わし、相手の中に眠る「正義の味方」としての悲鳴を感じ取っていたからだ。これ以上、破壊兵器として暴れさせるわけにはいかない。
「オレ……ハ……!」
「ああ、わかってる。お前は誰も傷つけたくねえんだろ!?」
一護の霊圧が爆発的に膨れ上がる。黒い月牙が刀身に纏わりつく。
「月牙天衝ぉぉぉッ!!」
「!!」
漆黒の斬撃が、ビルドのハザードトリガーごと、その装甲を切り裂いた。
変身が解除され、爆炎の中に沈んでいく影を見届け、一護は静かに刀を納めた。
「……悪りィな。ゆっくり休めよ」
(加害者)黒崎一護が(被害者)仮面ライダービルドハザードフォームを介錯(月牙天衝)し死亡
- 88ポチェモブ25/11/29(土) 00:55:33
- 89二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:56:06
望まない形で兵器となってしまった悲哀を感じますね
- 90二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 00:56:27
一護…見事やな
- 91ポチェモブ25/11/29(土) 00:56:41
【イベント5:死因】
場所:核砲弾を発射する2S7ピオン
「ターゲット確認。障害物なし。……発射スル」
核砲弾を発射する2S7ピオンが、遠距離から坂井悠二をロックオンしていた。
203mm砲が火を吹く。物理的な破壊力としては最強クラスの一撃。
だが、その砲弾は悠二に届く寸前で「花びら」に変わって散った。
「……は?」
ピオンのAIが理解不能のエラーを吐き出す。
「無粋な鉄屑だ。余の歩む道に、爆音は相応しくない」
**坂井悠二(祭礼の蛇)**が、いつの間にかピオンの砲塔の上に立っていた。
「自在法『五月雨』」
悠二が指を鳴らすと、巨大な自走砲の装甲が、飴細工のように捻じ曲がり、分解されていく。
「システム……損ッ……エラ……」
「原子レベルで組み直してやろう。塵としてな」
最強の火力を誇った兵器は、一瞬にして鉄の砂へと還元され、風にさらわれて消滅した。
(加害者)坂井悠二(祭礼の蛇)が(被害者)核砲弾を発射する2S7ピオンを自在法で原子分解し消滅
- 92ポチェモブ25/11/29(土) 00:57:57
- 93ポチェモブ25/11/29(土) 00:59:02
- 94ポチェモブ25/11/29(土) 01:00:54
⚠️ EMERGENCY ALERT ⚠️
参加者が残り6名となりました。
これより、「ゲーム終了」フェーズへ移行します。
空が割れ、血のような赤色に染まっていく。
戦場に響き渡る不協和音。
生き残った6名の前に、ついにこの狂った遊戯の主催者――**「闇のフィクサー」**がその正体を現します。
【闇のフィクサー(主催者)】
坂井悠二(祭礼の蛇)
「ククク……よくぞ生き残った、愛しき贄たちよ。余の『大命』のための素晴らしいデータが取れたぞ」
【協力者(裏切り者)】
リン・ヤオ
「悪いな、みんな。俺は『強欲』なんだ。不老不死の手がかりと王の座……こっち側についた方が手に入りやすいんでね」
最終決戦の準備は整いました。
残る生存者(獅子堂イズミ、Gabriel、ジガルデ、黒崎一護) vs 闇のフィクサー(坂井悠二)&協力者(リン・ヤオ)。
- 95二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 01:02:49
メリメリといいリンといい微妙に設定が捉えきれてませんね…
- 96二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 01:03:59
闇のフィクサーはまあそうだろうなと思ってたんや
しゃあけど…あうっお前が協力者なのかあっ - 97ポチェモブ25/11/29(土) 01:04:51
第一幕:仮面の崩落、あるいは裏切りの晩餐
舞台は**「雪の降る不知火御殿中庭」**。
空は先刻までの赤黒い不穏な色から一転し、色を失ったような灰色の雲に覆われていた。しんしんと降り積もる雪は、死者たちの灰のようにも見える。
生き残った4名――黒崎一護、獅子堂イズミ、Gabriel、ジガルデ――は、中庭の中央に集結していた。彼らの視線の先には、御殿の縁側に優雅に座る一人の少年がいる。
「……やっと揃ったか。待ちくたびれたぞ」
坂井悠二。その背後には、黒い炎のような影が揺らめき、巨大な蛇の幻影を形作っている。その圧倒的な「存在の力」の奔流に、空間そのものが軋みを上げていた。
「お前が……このふざけた殺し合いの主催者(フィクサー)かよ」
黒崎一護が天鎖斬月を突きつける。その隣には、道中で意気投合したリン・ヤオが立っていた。
「リン、気をつけろ。あいつの気配、ただの人間じゃねえ。……リン?」
一護が呼びかけた瞬間だった。
ドスッという鈍い音が、静寂を破った。
「……え?」
一護の背後で、獅子堂イズミが呆然と自分の腹部を見下ろしていた。そこには、リン・ヤオの鋭い手刀が深々と突き刺さっていた。
「ガ、はっ……嘘、でしょ……チョコバーガー、まだ……」
イズミの口から鮮血が溢れ、彼女の手から愛用の銃と食べかけの包み紙が雪の上に落ちる。
- 98二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 01:06:19
犬は協力者のカミングアウトを聞き逃すなよ
- 99ポチェモブ25/11/29(土) 01:06:50
「わりぃな、嬢ちゃん。そして一護」
リンは無表情のままイズミを蹴り飛ばし、悠二の隣へと跳躍した。その皮膚は、炭素結合による『最強の盾』で黒く輝いている。
「俺は『強欲』なんだよ。この世界の全てを手に入れるには、王(フィクサー)の側につくのが一番手っ取り早い」
「貴様……!」
Gabrielが激昂し、光の剣を構える。
「友を裏切るか、下劣な人間め!」
「ククク、良い余興だ」
坂井悠二がゆっくりと立ち上がる。その瞳には、万物を冷徹に見下ろす創造神の光が宿っていた。
「余は『祭礼の蛇』。新たな理(ことわり)を紡ぐ創造神だ。貴様らのあがき、死に様、そして絶望……その全てが、新世界創造のためのエネルギーとなる」
「ふざけんなッ!!」
一護の霊圧が爆発する。裏切りの衝撃は、瞬時に激しい怒りへと変換された。
「仲間を……イズミを傷つけたこと、後悔させてやる!!」
「秩序は乱された。排除する」
ジガルデの身体が緑色の光に包まれ、大地が怒号のように震え始める。
神を名乗る少年と、強欲な皇子。
対するは、死神、天使、秩序の守護者。
最後の戦いが、今始まる。
- 100二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 01:07:31
ま…またイズミは生還できないのか…
- 101ポチェモブ25/11/29(土) 01:08:26
第二幕:神殺しの荒野
「さあ、始めようか。余の『大命』のための生贄たちよ!」
悠二が手をかざすと、中庭の雪が黒い炎へと変わり、襲いかかる。
1. 獅子堂イズミの最期
「ゲホッ……アタシを、ナメないでよね……!」
致命傷を負ったはずのイズミが、震える手で愛用のマシンガンを構えた。彼女の頭上のヘイローが激しく明滅する。
「死にかけでも、アタシは美食研究会の……!」
ダダダダダッ!!
銃弾の雨がリンに降り注ぐ。だが、リンは『最強の盾』を展開し、弾丸をすべて弾き返しながら疾走した。
「悪くない根性だ。だが、足りない」
一瞬で距離を詰めたリン。その手は鋭利な刃と化している。
「王になるための礎になってくれ」
ザシュッ!!
リンの手刀が、イズミの心臓を一突きにした。
「……ハンバーガー、もっと食べたかった、な……」
イズミの身体がぐらりと揺れ、雪の中に倒れ込む。その瞳から光が消え、ヘイローが粉々に砕け散った。
(死亡:獅子堂イズミ —— リン・ヤオによる心臓刺突)
- 102ポチェモブ25/11/29(土) 01:09:39
2. Gabrielの猛攻と散華
「不浄なる者よ、神の怒りを知れ!」
Gabrielが音速を超えて悠二に肉薄する。聖なる光の斬撃が、悠二の首を狙う。
だが、悠二は動かない。
「自在法『カント』」
不可視の障壁が展開され、Gabrielの聖剣を受け止める。
「なっ、私の剣を止めるだと!?」
「天使とやら。貴様の信じる神と、ここに在る創造神……どちらが上か、教えてやろう」
悠二が指を鳴らすと、空間から無数の『銀の炎』が噴出した。それは物理的な熱量ではなく、存在そのものを分解する力。
「ぐああああッ!? こ、この私が……敗北など……!!」
「貴様の正義は、余の理の前では無力だ」
Gabrielの鎧が、翼が、そして肉体が、銀色の粒子となって分解されていく。
「機械のような断罪者が、人に挑むなどおこがましい」
悠二の冷徹な一言と共に、Gabrielは光の塵となって消滅した。
(死亡:Gabriel —— 坂井悠二の自在法による存在分解)
- 103ポチェモブ25/11/29(土) 01:11:23
第三幕:崩壊する世界、そして決着
残る生存者は二人。黒崎一護とジガルデ。
敵は未だ無傷の坂井悠二と、リン・ヤオ。
「一護ォ! 来いよ、本気でやり合おうぜ!」
リンが笑う。その笑顔は、かつてラーメンを分け合った友のものと同じだった。
「リン……てめえは俺が止める。それが俺の責任だ!」
一護は卍解・天鎖斬月を構え、リンと激突する。超高速の剣戟と体術が火花を散らす。
一方、ジガルデは悠二と対峙していた。
「秩序の監視者よ。余の力、防ぎきれるか?」
「我は星の怒り。システムを脅かすバグは消去する」
ジガルデの身体が変形する。地面から無数の細胞が集まり、巨人のような**『パーフェクトフォルム』**へと進化を遂げた。
「コアパニッシャー!」
胸部から放たれた『Z』の軌跡を描くビームが、悠二の黒い炎を切り裂き、その本体へと迫る。
「ほう、やるな。だが――」
悠二は『祭礼の蛇』の巨体を実体化させ、ジガルデのビームを噛み砕くように受け止めた。
「余は世界の理そのものだ!」
- 104ポチェモブ25/11/29(土) 01:13:00
3. リン・ヤオの退場
「月牙……天衝ぉぉぉッ!!」
一護の放った漆黒の斬撃が、リンの『最強の盾』に亀裂を入れる。
「ぐっ……ははっ、すげえ威力だ……!」
リンは血を吐きながらも笑っていた。
「なあ一護。俺は強欲だ。死に場所だって、最高にカッコいい場所じゃなきゃ満足できねえ」
「何言ってんだ!」
「あいつ(悠二)の隙……俺が作る。だから、お前が決めろ」
「!?」
リンは一護に背を向け、悠二に向かって全力で駆け出した。
「おい神様! 俺の欲望は、お前の席を奪うことだぁぁッ!!」
リンは全ての防御を捨て、悠二の懐へと特攻する。
「愚か者が」
悠二が振り返りざまに放った黒炎が、リンの身体を貫いた。
だが、リンはその状態で悠二の腕を掴み、動きを止めた。
「……捕まえたぜ。一護、今だッ!!」
「リンッ!!!」
(死亡:リン・ヤオ —— 坂井悠二への特攻と黒炎による焼死)
- 105ポチェモブ25/11/29(土) 01:14:28
- 106ポチェモブ25/11/29(土) 01:15:57
決着:黒崎一護 vs 坂井悠二
「……理解できんな。なぜそこまでして戦う? 余が作る新世界は、誰もが望む楽園だぞ」
悠二が問う。
一護は刀を構え直す。イズミの、Gabrielの、ジガルデの、そしてリンの想いを乗せて。
「楽園かどうかは知らねえ。けどな、誰かの犠牲の上に成り立つ世界なんて、俺は御免だ!」
「……そうか。ならば、余を越えてみせよ!」
悠二が残った力を振り絞り、世界を塗り替える『大命詩篇』を展開する。
一護は、自身の全ての霊圧を刀に込める。
「最後の……月牙天衝!!」
一護の姿が漆黒の闇そのものへと変わる。無月。
悠二の放つ創造の光と、一護の放つ虚無の闇。
二つの力が衝突し、不知火御殿、いや、バトルロワイヤルの会場そのものが白光に包まれた。
「……見事だ」
光の中で、悠二が微笑んだように見えた。
「予測不能の結末……これこそが、人の持つ可能性か」
ズバァァァァァァァッ!!
空間ごと両断された坂井悠二の身体が、光の粒子となって霧散していく。
創造神は敗れ、その野望は雪と共に溶けて消えた。
(死亡:坂井悠二 —— 黒崎一護の「無月」による完全消滅)
- 107ポチェモブ25/11/29(土) 01:19:06
エピローグ:ただ、雪は降り続く
光が収まると、そこには静寂だけが戻っていた。
御殿は消滅し、ただ広い雪原が広がっている。
黒崎一護は、変身が解け、大の字になって雪の上に倒れ込んでいた。
全身の骨が悲鳴を上げている。霊力は空っぽだ。
「……終わった、のか」
空を見上げると、灰色の雲の切れ間から、微かに朝日が差し込んでいた。
理不尽なゲームは終わった。
仲間も、敵も、誰もいなくなった。
「……クソッ、腹減ったな」
一護はふと、ポケットの中に何か固いものがあるのに気づいた。
取り出してみると、それは泥と雪にまみれた、潰れたチョコバーガーだった。
イズミが持っていたものか、それともリンがふざけて入れたのか。
一護はそれを一口かじり、苦笑する。
「……不味くはねえな」
彼はゆっくりと立ち上がる。
生還者は一人。だが、その背中には、散っていった者たちの魂が確かに息づいていた。
黒崎一護は、朝日が照らす雪原を、自身の帰るべき場所へと向かって歩き出した。
【GAME SET】
- 108ポチェモブ25/11/29(土) 01:22:20
- 109二次元好きの匿名さん25/11/29(土) 01:28:19
オツカレーッ
一護がちゃんと主人公やっててカッコよすぎルと申します
最後の月牙天衝したらまた死神の力が消えるっ えっするやろうけどどないする?まあ(また霊力集めて力取り戻せば)ええやろ