私は元カイザーPMCの工作員 5

  • 1二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 20:40:52
  • 2二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 20:43:12

    (元)カイザー工作員

    名前(偽名)∶観門 マリオン
    身長∶143cm
    髪型∶黒髪・目隠れ

    スペック
    戦闘 40
    知力 31
    コミュ力  99
    事務 68
    冷静さ 28
    倫理観 60
    器用さ 47
    政治力 14
    諜報能力 99
    隠蔽技術 20
    神秘 38

  • 3二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 20:44:16

    マリオンの過去まとめ

    出生83 親が会社の重役クラス
    親からの愛情 93 ゲロ甘
    兄弟姉妹 姉が一人(現在消息不明)

    5歳の頃親の会社が経営破綻、カイザーに引き取られることに
    家族との記憶はおぼろげ、ほぼないに等しい

  • 4二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 20:44:53

    建て乙です!
    おお、ついに職業?に(元)が付いた

  • 5二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 20:45:59

    縦乙

  • 6二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 20:48:13

    -これまでのあらすじ-

    アビドスへの潜入のためカイザー理事の指示の下生徒に偽装改造された観門マリオン(偽名)。
    しかし潜入して早々先生に絆され、忠誠と恋心の狭間で葛藤した末、彼女は恋心を選ぶことに。

    カイザーに囚われたホシノを救うため対策委員会の面々と軍事基地へと突入したマリオン。
    その工作員としての能力を活かし基地内で武器庫爆破、通信傍受などのサポートを行い、無事ホシノの確保まで行き着かせたものの、カイザー理事が直接駆る機動戦車ゴリアテの前に、未曾有の危機に立たされる事になる────‼

  • 7二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:00:16

    理事『はははははは‼他愛もない、所詮は裏切り者、この程度の力量が関の山か‼』


    「うっ‼」


    ゴリアテの肩から放たれたミサイルが横腹近くで炸裂し、頭を酷く操縦席の壁にぶつける。

    流石に重戦車、ミサイルはともかく重機関砲程度なら直撃をもらってもびくともしていない。

    だが内部の私まではそうはいかないのが現状だ。

    ミサイルや重機関砲の衝撃で揺さぶられ、身体に凄まじい打撃でも喰らったようなダメージが来る。


    「こ、のォッ‼」


    咳き込みつつ反撃の砲弾を叩き込むが、砲塔が向くよりも早く黒いゴリアテはその巨体に見合わぬ機動力で横へと飛び退き、ステップを刻むように撹乱してくる。


    理事『同じ最新鋭技術の塊といえど、こちらは戦闘用途貴‼貴様のような潜入工作用の貧弱な代物ではない‼』


    理事の勝ち誇ったような声と共に、雨あられとばかりに重機関砲の弾幕が降り注ぎ、鋼の巨象を打ちのめす。

  • 8二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:02:41

    耐えてくれー!

  • 9二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:14:46

    (このままでは……死ぬ、か)

    重戦車は耐えられてもこのまま行くと私がミンチになりかねない。
    フッと脳裏に過った最悪の未来は、しかしてそれ程の恐怖と絶望を感じられなかった。
    当然だ。ここでこの基地の指揮官たる理事を怒らせ、引き留め続ければそれだけ先生達が逃げる時間を稼げるというもの。

    何より、私は裏切り者なのだ。
    このアビドスに来る前から、いくつもの企業に潜り、いくつもの計画を破綻させ、何百人もの人生を狂わせてきた。
    これは、その代償をつける時が来ただけに過ぎない。

    ぬる、と生暖かい何かがこめかみを伝う感覚。
    指先で拭くと、赤い液体がついていた。

    (……身体の芯まで、機械ではなくなったらしい)

    つき、と心の底が痛んだ気がした。
    だがこれでいい。これがきっと、私のあるべき結末なのだ。

  • 10二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:17:32

    馬鹿野郎!諦めんなよ!

  • 11二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:21:57

    理事『そろそろお別れの時間とさせてもらおうか。さらばだ、何者でもないカイザーの裏切り者よ‼』


    ゴリアテの主砲の奥より煌々と光が灯し出される。

    全てを灼き払う極光。流石に重戦車の装甲はこれに耐えきれない。そして同時に、避けることも不可能。


    (詰みか)


    目を閉じる。

    思えばこの数日は私には過ぎたものだった。

    ホシノ、シロコ、ノノミ、アヤネ、セリカ。

    そして先生。私には、皆の姿が、眩しくて、美しくて。


    「……良い思い出でした」


    dice1d10=1 (1)

    1-3.盾

    4-6.空

    7-9.爆

    10.全部

  • 12二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:25:01

    ここでホシノが真っ先に来るのは、なんからしいな

  • 13二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:28:51

    刹那。巨兵の頭より打ち放たれた白い光が、私の視界全てを埋め尽くし。


    理事『─────な』

    『ば、馬鹿、な……高出力のビーム砲だぞ……』

    『戦車を纏めて5台貫ける熱量なのだぞ‼』

    『なのに‼なのに何故‼』

    『何故────たかが盾1枚に防がれるゥ!?!?』


    されどそれは、私の身を灰にすることなく。


    ???「……んー、まあおじさんから一言言うとするなら」


    たった1枚の、頼りなくみえた盾を携えた一人の少女の前に、一片たりとも戦車を焦がすことはなかった。


    ホシノ「気合いと根性、かな?」

  • 14二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:31:38

    きた!盾きた!メイン盾きた!これで勝つる!

  • 15二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:42:29

    「あ、な、な……なん、で」


    ホシノ「マリオンちゃん、バレバレの嘘だったよ?」

    「明らかにドンパチやってる気配で、すごい爆発が何度も起きててさ〜」


    理事『貴様、何をごちゃごちゃと─────ぐお!?』


    赤く焼けた砲身をもたげていたゴリアテの背後をドローンの爆撃とミニガンの斉射が襲う。


    ノノミ「もしかしたら逃げるに逃げられない状態じゃないかなと思って来ちゃいました〜♫」

    シロコ「置いて行くわけにはいかない」

    セリカ「黙ってるなんて水くさいじゃないの‼」

    アヤネ「そうですよ‼私達、仲間じゃないですか‼」


    仲間。

    仲間、か。


    「こんな、私を……こんな私、でも、仲間と。そう、言ってくれるのですか、皆さん」


    対策委員会『そんなの当たり前(よ/です/ですよ)‼‼』


    先生『……マリオン』


    dice1d10=1 (1)

    1-10.皆と一緒に、帰ろう‼

  • 16二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:44:07

    確定ダイスでよかったw

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:44:36

    これは熱い

  • 18二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:55:19

    ああ。

    今、分かった。

    何の意味も意義もない、歯車のようだった私の全ては。

    ────この瞬間の為に、在ったのだ。


    「……ええ、そうですね。先生」

    「帰りましょう、皆で、アビドスへ‼」


    戦闘

    dice1d100=33 (33)

    1ほど楽勝 100ほど苦戦


    勝確BGM

    dice1d10=10 (10)

    1-4.GGF

    5-8 .NRG FielD

    9.U n w e l c o m e s c h o o l(いつもの)

  • 19二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:55:53

    おいぃぃぃぃぃぃぃwwww

  • 20二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:01:08

    間違って10Dにしちゃったけど最大値なのでぇ


    Unwelcome School


    ノノミ「ありったけ撃ち込みますね〜♫」

    セリカ「今までの分‼利子つけて返してやるわ‼」

    シロコ「ん、ただし鉛玉で」


    理事『こいつら、ちょこまかとっ‼ええい、このぉ‼』


    皆が参加してから、明らかに趨勢がこちらへ傾いた。

    思えば機動戦車は人間相手に使うには余りに大きすぎる。

    戦車相手ならともかく、動きが大回りすぎて小回りで負けるのだ。


    ホシノ「マリオンちゃ〜ん、支援砲撃お願いね〜」


    「了解です」


    理事『おまっ、ちょっ、タ、タイム────‼』


    「嫌です」


    重戦車の砲撃が、ゴリアテの頭部を無慈悲に粉砕した。

  • 21二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:04:07

    親の声より聴いた勝確ギャグBGMw

  • 22二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:04:32

    理事

    dice1d10=8 (8)

    1-3.這々の体で逃げ出す

    4-6.+アビドスの面々に囲まれてオヤジ狩り

    7-9.++マリオン二度目の辞表提出(物理)

    10.カッコつけて車で来たアル社長、理事を撥ねる

  • 23二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:05:34

    二度目の辞表提出(物理)ww

  • 24二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:26:17

    理事「ぐっ、はぁっ‼ば、馬鹿なっ……こんな、こんなことが……‼」


    何度も重戦車の砲撃を受け、崩折れるように倒れ込む機動戦車から転がり落ちるように理事が這々の体で脱出する。

    その声音に冷静さもプライドを保つ余裕はなく、現実をまるで受け入れられないというような様子だった。

    そんな彼を取り囲むのは───散々彼が搾取し、弱者と侮った少女達。


    理事「ま、待ちたまえ‼私に暴力を振るったとて、何も君達にメリットは─────‼」

    セリカ「やっちゃえ皆―ッ‼」

    対策委員会『おぉーっ‼』

    理事「グワーッ‼アバーッ!?グワーッ!?」


    説得も虚しく、大の大人が少女達に蟻のように群がられてボコボコにされていく。諸行無常を感じさせる光景だ。


    アヤネ「マリオンさん‼とりあえず一発ぶん殴りましょう‼」


    拳を使うのも嫌なのか、理事を蹴っていたアヤネが私に振り返った。ただしその手には野球ボール大の石。アンタが一番怖い。


    先生『……マリオン』


    先生が私の肩に手を置く。

    分かっている、流石に彼女達ほど私は頭に血は昇っていない。

    ただ一言文句を言って、それで終わり────。

  • 25二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:26:32

    このレスは削除されています

  • 26二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:27:23

    「二度と私達の前に面ァ見せんな、【修正済】すンぞこの【禁止用語】ッッッ‼」

    理事「グエエ―ッッッ!?!!?」

    のつもりだったのだが、気づいたら理事の身体が宙に舞う勢いでアッパーカットをかます私がいた。

    『うわあ……』

    お願い引かないで、私だってこんなつもりじゃなかったんです。
    ちょっと今までの労働環境とか扱われ方を思い返したらちょっと殺意が湧いただけなんです。

    先生『……うん』

    ちょっと針の筵な空気を、先生が手を打ち鳴らして高らかに宣言した。

    『それじゃあ、皆───帰ろうか』

    生徒『はいっ‼‼』

    それがアビドス高校とカイザーの長きに渡る因縁に、ひとまずの楔が打ち込まれた瞬間だった。

  • 27二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:28:28

    全員無事帰還。
    めでたいな

  • 28二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:28:31

    という所で本日はここまで。
    アビドス2章までは今日でほぼ網羅したかなとは
    それでは皆さん、お疲れ様でした

  • 29二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:31:31

    お疲れ様でしたー!
    あとはマリオンの今後の処遇についてかな?

  • 30二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 06:38:40

    朝ほー

  • 31二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 12:31:23

    昼保守

スレッドは12/1 22:31頃に落ちます

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