ここだけ新デジタルワールド研究報告会2冊目

  • 1二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 09:03:44

    データ生命体、デジモンたちの暮らす世界、デジタルワールド
    余多の人間世界に並行し無数に存在するその中に、この度新たに観測されたその世界は酷く原始的な構造をしていた
    この世界にデジモンたちは産まれたばかりで、今だに言語や文字すら未発達。究極体は影も形もない。
    そして特徴的な要素としては、なんとこの世界のデジモンは成熟期を迎えるとデジタマを単為生殖によって産卵し、その数を増やしていくのだ
    あなたはこの興味深い原始的な世界を観測し、調査を進める調査員か
    はたまた別世界から降り立ったデジモンか、犯罪に利用しようと暗躍する犯罪者か、それともこの世界に生まれ落ちたデジモンか
    文明を発展させるのか、新たな進化を齎すのか、破壊と蹂躙をまき散らすか
    この世界の行く末は、今だ誰もわからない・・・
    ルール
    ・過度なエログロ禁止
    ・チート、確定ロール禁止
    ・他作版権キャラ及び本家デジモンの人間キャラ禁止(オマージュはOK)
    ・オリデジ禁止

  • 2二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 09:09:40

    現在の勢力図

    猿人デジモンの集落
    竜人デジモン
    蛮族
    マングローブの両生類デジモン
    サバンナのライアモンのプライド
    食虫植物デジモンの潜む森

    監視者アンティラモン
    監視者2 ヴァジラモン
    野良ハンターの集団
    観測者 ハッカーチーム

  • 3二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 09:10:45
    デジタルモンスター研究報告会 - ハーメルンコンピューターネットワーク上の世界「デジタルワールド」に突如出現したデジタル生命体、デジタルモンスター…略してデジモン。 それを発見した我々は、デジモンの研究を…syosetu.org

    このスレの設定はタマリリスさんの『デジタルモンスター研究報告会』の設定からインスパイアされており、またご本人様の認可を受けてスレ立てしております

  • 4二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 09:15:12

    善報告書でのあらすじ
    はじめて観測された原始デジタルワールド
    世界を見守る監視者、一攫千金を狙う犯罪ハンター、ハッカーチームなどが密に潜伏するなか、バブンガモンの率いた猿人デジモンの集落に、かつてそりが合わず分化した蛮族が襲撃を仕掛ける
    後継者であるシャーマモンは捕らえられ、多くの猿人デジモンは奴隷にされ、酒作りを強要されていた
    そうした、今はなきバブンガモンの墓を破壊され侮辱する様を見せつけられた猿人デジモンたちは、ついに反撃に出る

  • 5蛮族25/12/01(月) 09:20:38

    オーガモンたち蛮族は樹上でゲリラ戦を行い奴隷を解放していくハヌモンたちに手を焼いていたが、漁夫の利を狙い蛮族に加勢したピピスモン達こうもりデジモンを新たに配下につけ、襲撃させることにした

  • 6二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 09:21:44
  • 7ピピスモン25/12/01(月) 09:26:37

    「ギャキキー!」

    (ピピスモンやピコデビモン達は、グルルモンと異なり暴力を受けて恐怖で従わされているのではない)

    (長い物に巻かれる。勝ち馬に乗る。強い暴力を持つ強き者と徒党を組むことを生存戦略としたのだ)

    (強い暴力が生むのは恐怖だけではない。他の「奪う側の者」からの強い憧れの灯火となる。害意は害意を引き付け、惹きつけるのである)

    「キキキーー!」

    (飛行能力と吸血能力を持つコウモリ型デジモン達は、樹上で有利に立ち回っていたハヌモン一派へ攻撃を仕掛けた)

    「キュエエエーーーン!!」

    (ピピスモンが発した強力な怪音波が、樹上の猿人デジモン達の鼓膜と肺を強く揺さぶり、強い吐き気を催させる。その影響は樹上でバランスを取るための三半規管にまで達した)

  • 8二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 09:28:36

    一方、また別方面で活躍していたのは、ガワッパモン達カメモン族だ
    彼らはハヌモンと強力して水路をせき止め、水飲み場を滝つぼに固定した
    それにより水を飲みにやったきた蛮族たちを水中に引きずり込むことで溺れさせた

    結果蛮族たちは思わぬ水不足に困ることになった

  • 9二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 09:31:17

    >>7

    ぎゃxy!?


    超音波を受けた猿人たちは平衡感覚を失い次々と落下していく

    中には落ちた衝撃で即死したものもいた

    蛮族たちは落ちた猿人たちを囲んで痛めつけ、再び奴隷にしていった


    成熟期ゆえに多少の耐性があったハヌモンは、歯がみしながら一時撤退した

  • 10蛮族25/12/01(月) 09:41:44

    「ぎゃっはははははは!!!」
    オーガモンはかつての親の亡骸から毛皮を剥ぎ取り、敷物のように扱うさまをシャーマモンに見せつけていた

    「…・・・!!」
    「ぎゃあああ~~はっはっはっはっは!!!」
    これまでは知恵を尊んできたシャーマモンであったが、手足を折られ縛られ、亡き親を侮辱されても何もできない自身の非力を今だけは呪った
    そして涙を流すしかできないシャーマモンの様は、オーガモンにとって実に酒が美味くなる肴であった

  • 11ピピスモン25/12/01(月) 09:50:53

    (成長期蛮族達とピコデビモン達は、仕留めた猿人デジモンの骸を食い漁った)

    (酒を飲んで楽しくなった蛮族デジモンは、猿人デジモンの骨でドクロを叩いた。すると、心地のいい音が響いた)

    (ピコデビモン達は楽しくなり、各々思い思いに声を発した)

    (猿人デジモン達はピコデビモンの声に合わせてドクロを叩き、リズムを刻んだ)

    (まさしく饗宴。酒が進む。肉が美味い!原始的な音楽の形であった)

  • 12竜人集落25/12/01(月) 10:01:38

    >>11

    >>10

    【異変に気づいたのはフレイドラモンだった。また物々交換をしに行った彼はそこで猿人達の集落が占拠されていることに気づく。

    そこでフレイドラモンは狼煙を炊き上げて竜人集落へと増援を要請した】

    「……GURURURU」

    【それによるストライクドラモンの指示の元、バオハックモンにサイクロモン二体、モノクロモン、エクスブイモン、エビドラモン、グラウモンが猿人集落へと向かうことになる。

    猿人がモノづくりを得意としていく一方で彼らは圧倒的な戦闘方面へとスキルツリーを伸ばしたのだ!】

  • 13ハヌモン25/12/01(月) 10:02:02

    ハヌモンたち逃げ延びた猿人デジモンたちは屈辱の極みだった
    村は破壊され、同胞は殺され奴隷にされ貶められているのに打つ手がない

    「きき!!いく!!」「どらどら!!」「たすけ!もらう!!」
    すると、一体のコエモンが竜人の集落へ助けを求めることを提案した

    しかし、彼らの村は遠く正確な位置も解らない、モノクロモンのような足もない、武器の少ない彼らにはあまりにも危険が大きすぎた

    「きき!!いく!!いく!!」
    しかし、他に打開策もないハヌモンは、断腸の思い出息子であるコエモンを送り出した

  • 14コエモン25/12/01(月) 10:03:55

    「きき!?おーいおーい!!」

    >>12

    そこへ偶然やってきたフレイドラモンと幸運にも遭遇できた!!

    コエモンは歓喜し彼らに助けを求めた

  • 15フレイドラモン25/12/01(月) 10:05:23

    >>14

    「だいじょかぶ?」

    【大丈夫か?と聞きながらモノクロモンに背負わせた荷物から薬草を取り出して渡す。

    丁度狼煙を炊いた所であり、戦士団が今向かっていることを教える】

  • 16フレイドラモン25/12/01(月) 10:06:24

    【メタ:返信が結構遅れます…すみません…】

  • 17コエモン25/12/01(月) 10:08:03

    「きいーー!!こわい!!こわいやつらきた!!おさおさ!!おさおさ!!はか、はか……」

    コエモンは涙を流しながら、蛮族によって仲間たちが殺され奴隷にされたこと、シャーマモンが捕らえられたこと、大切なバブンガモンの墓を破壊し侮辱されたことを、たどたどしい言語ながら語った

  • 18クアトルモン25/12/01(月) 10:29:42

    (竜人デジモン達が猿人の集落を侵略者から救うべく、増援を送った頃…)

    (ストライクドラモンの集落のそばの海から、何者かが顔を出していた。タツノオトシゴに似た姿のデジモン、シーホモンである)

    (シーホモンはかつてストライクドラモン一派に討たれたシードラモンの子孫であった。かつてこの地で栄えていたベタモンやオタマモン達は、竜人型デジモンに倒され、デジタマを奪われたのだ)

    (忘れるものか…あの惨劇を。あの屈辱を!シーホモンや逃げ延びた両生類型デジモン達は長い間ずっと海中に潜伏し、かつての侵略者への復讐の機会を待ち、監視していたのだ)

    (サイクロモンやグラウモンが集落を離れ、護りが手薄になったタイミングを見計らい、シーホモンは大きなラッパの音を鳴らした)

    (このラッパ「プリズムレインボー」は、闘争心や戦闘意欲を失わせる心地よい響きがあった。1/f揺らぎの安らぎが集落の竜人型デジモンの心を和ませた)

    (しかしそれは、終末を告げるラッパでもあった)

    ザパァ!!!

    (海中から現れる、計8体のシードラモン、エアドラモン達。そしてそれらを束ねるクアトルモン)

    (幻獣型デジモンのクアトルモンは、心穏やかな気質であり、普段は自ら戦いを仕掛けるようなことはしない。だが、かつて仲間を襲い、奪った相手への復讐となれば話は別だ。呪い殺すかのような復讐心がそこにあった)

    (護りが手薄になり、ラッパの癒しで一時的に闘争心が和らいだ竜人型の集落に、氷弾と竜巻が襲いかかる!)

  • 19デーモン25/12/01(月) 10:48:04

    『外デジタルワールドから観測している』

    くっくっく……これは素晴らしい
    この原初の世界に今や闘争が溢れつつある、なんてピュアで混じり気のない「怒り」の感情

    くくく……いかんなあ…なんて美味しそうなんだ……!!!

  • 20竜人戦士団25/12/01(月) 11:04:05

    >>17

    「ガアアァァ!」

    「GURURURU…」

    「ユルザン!」

    【竜人系デジモン達はそれを聞いて憤慨し、蛮族どもを倒すと宣言した

    一番激怒したストライクドラモンが直ぐにでも攻め込もうとする】

    【集落が襲撃されているなど、夢にも思わない】


    >>18

    【突如として攻撃に晒された竜人たちはすぐさま武器を持つ。

    ストライクドラモン、バオハックモン、サイクロモン二体、モノクロモン、エクスブイモン、エビドラモン、グラウモンがいないが残存するディノヒューモンやサイクロモン一体、エクスブイモンの片割れ、ガニモン、ギギモンなどが文明という武器を持って応戦する】

  • 21オファニモンFD25/12/01(月) 11:06:31

    外デジタルワールドから観測している

    「嗚呼……醜い醜いミニクイミニクイみにくい!!あんなにキレイだった原始デジタルワールドに、悪の芽が芽生えるなんて……。嫌いキライ汚い悍ましい……!摘まなくては……悪の芽生えは一つ残らず根絶しなくては気が済まない……アアァ……!」

  • 22ハヌモン25/12/01(月) 11:14:12

    >>20

    コエモンは竜人たちを隠れ家へと案内した

    中に控えていたハヌモンやガワッパモンリーダー格は竜人たちを快く迎え入れ安堵した


    「たすけ、ありがとう、ありがとう、なかま……けど、われわれ、なにも、おかえし、ない、ぜんぶ、とられた、こわされた……おさおさも……!!」

    ハヌモンは悲しさと悔しさを滲ませていた

  • 23アンティラモン25/12/01(月) 11:22:45

    【アンティラモンは見ていた。聴いていた】
    【体内の"気"を自在に操るアンティラモンは、それらを感覚の強化に使用していた】
    【わかりやすく言うのならつまるところ、視力と聴覚の強化だ】
    【山の上から、かつてバブンガモンが築いた集落が蛮族勢力によって蹂躙されるさまを見ていた】
    【そこから離れた、竜人の集落が海の勢力の襲撃を受けたのを聴いていた】
    【戦いが連鎖する。戦いが戦いを呼ぶ。発展しつつあるとは言えまだまだ原始的なこの世界で、和平によって諍いが収まることはないのだろう】
    ああ……
    これを……観測し続けろというのですか……ケルビモン様……

  • 24オーガモン25/12/01(月) 11:30:01

    オーガモンはイラついていた
    中々猿人デジモンたちをせん滅できない
    空を飛べるピピスモン一派を率いれたがそれでも決定打にはならず、取り残しは多くいる
    水場はなぜか溺れるやつが大勢出てうかつにつかえない
    何より最近は気持ちのよくなる水も少なくなってきた

    こんな時はまたあいつをいたぶって楽しもう、オーガモンは残忍な笑みを浮かべた

  • 25オーガモン25/12/01(月) 11:38:14

    宴の席
    オーガモンはシャーマモンを縛り上げ、中央へと投げ捨てた
    その様を見て蛮族たちはゲラゲラと笑う。みなすっかり酒に酔っていた
    シャーマモンはろくに食事もとらされておらず、すっかり弱ってしまっている

    そこへ、オーガモンはバブンガモンの毛皮と甲殻と骨を乱雑に放りつけた

    「げっががががががが!!」
    腹が減ってるんじゃないのか?食えよ

    「ぎゃはははははは!!!」「ぐげっ!」「ぐげっ!」「ぐげっ!」「ぐげっ!」「ぐげっ!」
    あざ笑い、言葉にもなっていない鳴き声で蛮族たちははやし立てた。彼らの一族は弱者をいたぶる愉悦にも心の底から酔っていた

    「げげががががが!!」
    オーガモンは残虐な笑みを浮かべてバブンガモンの遺骸をシャーマモンに押し付けた
    シャーマモンは涙を流し続け………

  • 26ヴァジラモン25/12/01(月) 11:44:09

    やれやれ
    やりにくいったらありゃしない
    圧倒的な力
    つまるところ完全体とかでてこないと見ててつまらないが
    それでも待たなきゃいけないのが監視者ってもんよ
    主も俺の我慢弱さを改善するためにこの任務を選んだな

  • 27竜人戦士団25/12/01(月) 11:44:52

    >>22

    「……」

    「ウム……」

    【ストライクドラモンがディノヒューモンへと目配せをする。そしてモノクロモンへと背負わせた荷物から鉄の武器を取り出して並べる】

    「いしょに、戦え」

    「ワレワレ、友であル」

    【最早これは猿人達だけの問題ではない。いずれ奴ら蛮族は竜人をも標的にするに違いない。

    その前に潰すのだ】

  • 28アンティラモン25/12/01(月) 11:46:23

    >>25

    【──においがした】

    【ただひとりの友のにおいが】

    【──声が聞こえた】

    【ただひとりの友を侮辱する嗤い声が】

    あ、ああ──

    【駄目やめろと脳が警鐘を鳴らす。せめぎ合う。ケルビモンの遣いとしてのアンティラモンと、バブンガモンの友であったアンティラモンが】


    アンティラモンは──

    dice1d2=1 (1)

    1.耐えた

    2.耐えられなかった

  • 29アンティラモン25/12/01(月) 11:48:54

    >>28

    【──耐えた】

    【自らを強く抱きしめ、深呼吸を繰り返す。ケルビモンの忠実なる監視者たれと言い聞かせる】

    【何度か呼吸を繰り返し、アンティラモンはやっと落ち着いた】

    ……観測を続けます

    【アンティラモンはそう小さく呟き、乱れた"気"を整え始めた】

  • 30ヴァジラモン25/12/01(月) 11:53:22

    >>25

    あらら

    こいつは

    (デーヴァの同僚から教えてもらった“気”の概念を利用して覗く)

    見てて良い気はしないけどあいつが介入しない以上静観意外選択肢はなし

    さてと追い込まれた者の意地見せてもらうとするか

    (地元から持ってきた酒をあおりながら観戦する)

  • 31オーガモン25/12/01(月) 11:53:26

    >>25

    「ぎゃ~~~はっははははは!!!」

    「「「ぎゃははははははあは!!!」」

    オーガモンたち蛮族は最高の気分に酔っていた。なんて惨めなんて弱いなんて情けない!!!腹を抱えて笑い続けていた


    「……ぎっ、ぎぎ…!」

    シャーマモンはただただ惨めだった。なぜ自分はこんなに弱い、なぜ自分には何もできない

    磨き積み上げた知性は、なんの役にも立っていない

    ちから、力さえあれば……!!


    「ぐ……うおおおおおおおおおお!!!!!」


    「……ああん?」



    ・・・・それはおそらく、この世界において、初めて観測された暗黒進化であった

  • 32ハヌモン25/12/01(月) 11:56:40

    >>27

    「ありがとう、ありがとう!!ともよ!!」


    ハヌモンはストライクドラモンから受け取った鉄の武器を仲間たちに配った


    そして、ともに襲撃を仕掛けようとしたその時、

    >>31

    蛮族に制圧された広場から、轟音が響き渡った

  • 33アンティラモン25/12/01(月) 11:58:06

    >>31

    ────!!

    【進化を観測】

    【同時に、自身にとても近い気配を】

    暗黒……進化……

    【この種を……アンティラモンは知っている】

  • 34デーモン25/12/01(月) 11:58:48

    >>31

    ……ははっ

    はっはっはっはっはっは!!!

    (デーモンは玉座に腰かけながら異世界の怒りの徒へ拍手を送った)


    ハッピーバースデイ!!存分にその怒りを振るいたまえ!!憤怒の子よ!!はっはっはっはっは!!!

  • 35竜人戦士団25/12/01(月) 11:59:22

    >>32

    【その音に驚愕し、バオハックモンが様子を見に駆ける】

    「ガアアッ!」

    【きっと囚われていた者達が戦い始めたに違いない。竜人の戦士たちは武器を握り締めて加勢するべく向かう】

  • 36ヴァジラモン25/12/01(月) 12:02:26

    >>31

    ゾワッ

    (悪寒をヴァジラモンは感じ取った)

    おっとこいつはかなりやばいな

    だがこれを越えれば完全体へ一歩近づく

    超えてみせろオーガモン

    (オーガモンを応援する)

  • 37蛮族25/12/01(月) 12:04:33

    「ヴオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

    「ぎゃあ!?」「ぎゅげ!?」「うびゅ!?」

    シャーマモンの進化した姿、ウェンディモンの振るう剛腕は成長期の蛮族たちを紙のように引き裂いた

    「ごがああああああ!!!」「がおおおおん!!」「あおおおおおおおん!!」
    それを見たフーガモンがこん棒をたたきつけ、ファングモンたちが噛みつく

    「浮腫るるるる・・・」「「「!!!?」」」」
    だが、ウェンディモンは止められなかった

    「うぎ!?」「きき!?」「おさおさ…?」
    武器を持ち、駆けつけたハヌモンたちは、それがシャーマモンだと本能的にわかった
    しかし、だれもそれ以上は動けなかった
    蛮族を蹂躙するウェンディモンの迫力と恐怖

    「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
    そして、なにより、滝のような涙を流し続けただ蛮族を殺すウェンディモンに、言葉を失った

  • 38アンティラモン25/12/01(月) 12:09:20

    >>37

    【観測する】

    【このデジタルワールドに於いて恐らく初めての暗黒進化を遂げたシャーマモン……現ウェンディモンは、圧倒的な力をもってして蛮族勢力を蹂躙する】

    【知性は無意味だと】

    【力には圧倒的な力で対抗するしかないのだと示すように】

    【それが答えだなんてあんまりだ】

    【慟哭が聴こえる】

    【強化した聴覚は零れ落ちる涙が弾ける音すら拾い上げていた】

    …………ごめんなさい……ごめんなさい……

    ……観測を……続けます……

  • 39竜人戦士団25/12/01(月) 12:10:16

    >>37

    「………」

    「オサ……?」

    【ストライクドラモンが冷や汗を流しながらウェンディモンを見つめる。そして決心がついたのかそのまま走り……"蛮族"へと攻撃した】

    「…!」

    「ゴアアアアッ!」

    【アレは進化しただけだ。アレは仲間だ。そう認識したのだ。ストライクドラモンの考えはすぐに他の竜人へと行き渡ってそれぞれが蛮族への追撃を仕掛ける】

  • 40蛮族25/12/01(月) 12:12:39

    「ヴォルルルアアアアアア!!!」
    その蹂躙に待ったをかけるべく、ついにグルルモンが動いた

    「がおおおおおおおお!!!!」
    『カオスファイアー』、ガジモン時代に備わったマヒガスを生成する機関を発展させた火焔放射
    その牙と爪に加えてこの武器であらゆる敵を葬ってきた技に、オーガモンはほくそ笑む

    「ぼヴぁああああああああああああああああああああああああ!!!!」
    しかし、ウェンディモンは炎をまるで気にすることなくツッコミ

    「がぁ!?うっげ……!!?」
    〈ボキン!!!〉

    「……は??」
    グルルモンのアゴに手を突っ込み、口から容易く引き裂いてしまった
    長らく傍らに置いてきた手下がアッサリ殺された様に、オーガモンは呆気にとられた

  • 41ヴァジラモン25/12/01(月) 12:12:42

    >>37

    (こちらも観測する)

    やれやれ

    こりゃ流石に看過できるわけないよな

    (本部から司令が下る)

    (司令にはあの暗黒進化したデジモンを始末せよとの司令であった)

    (無論ヴァジラモンは無視した)

    させるようにさせておけ

    (それがヴァジラモンのこの戦いでの観測結果であった)

  • 42ストライクドラモン25/12/01(月) 12:18:02

    >>40

    オオオオォォオオッ!

    【そんなオーガモンへと襲い掛かるストライクドラモン。自ら炎を纏って突貫してきている】

  • 43蛮族25/12/01(月) 12:19:20

    ばかな、こんなバカなことがあるものか!?
    あいつは今にも死にそうだったはずだ!?なのになぜ俺の手下がこんなに殺されているんだ!!?
    オーガモンは混乱の極みにいた

    「……は!?」
    そしてふと気が付くと、辺りを武器を持った猿人、竜人デジモンに囲まれていることを気が付いた
    手下たちは蜂の子をつついたような混乱に乗じて次々と狩られていく

    ばかな!?ばかなばかなばかなばかなばかなばかな!!?こんなばかなことが!!?

    「……はっ!?」「ヴルルルルル…」
    そして、全身を地に染めたウェンディモンと目が合った

    「ひ、ひいいいいいいいいいいいいい!!!!?」
    オーガモンは逃げだした、生まれて初めて心の底から恐怖に支配された
    ようやく、自分にこん棒が振り下ろされる番になって、その恐怖を知ったのだ

  • 44蛮族25/12/01(月) 12:21:12

    >>42

    「ぎやあああああああ!!?」


    そして、思わぬところから突っ込んできたストライクドラモンの攻撃をまともに受けてしまった

    炎にもんどりうつオーガモンに


    「が!?や、やめ、て」「ヴォオオオオオアアアアアアアアアア!!!」

    こん棒が振り下ろされたのだ

  • 45ストライクドラモン25/12/01(月) 12:22:49

    >>44

    ……フシュルルル

    【荒く鼻息を洩らしながらウェンディモンの方を見る】

  • 46ウェンディモン25/12/01(月) 12:25:07

    「ヴぉおおおあああああああ!!ヴぉおおおあああああああああ!!!ああああああああああああ!!!」

    「おさおさ」「おさおさ…」「おさおさ…」
    ウェンデモンはオーガモンを殴り続けた、何度も何度も、全身がぐちゃぐちゃになっても腕を振り下ろし続けた
    猿人たちは、ただ見守るしかできなかった

    「ヴぉおおおおおおおおおおおお!!!」
    大粒の涙を流しながら、ウェンディモンは殴り続けていた

  • 47ストライクドラモン25/12/01(月) 12:27:14

    >>46

    オ……オイ?

    【ストライクドラモンが近くで呼び掛ける。

    あのシャーマモンのはずだ……はずなんだ】

  • 48アンティラモン25/12/01(月) 12:29:11

    >>46

    ──こんにちは〜

    【悲壮感漂う空気をぶち壊すかのように──アンティラモンは現れた】

    【大きな手をひらひらと振って、なんでもないかのように】

    全速力で走ってきました。ちょっと疲れましたよ

  • 49猿人集落25/12/01(月) 12:33:02

    >>48

    「ヴぉ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ」


    「きき?「だれ?」「だれ」「すてきなひと…」「すてきなひとだ」

    最近生まれた子供たちは知る由もないが、古くからこの村に生きる猿人たちはすぐにわかった


    「ヴぉ、あ、あ…」

    おさの、かつてのおさの、たいせつなひとだった


    「ヴぉ。…す、てきな、ひ……と?」

  • 50ストライクドラモン25/12/01(月) 12:33:39

    >>48

    …………?

    【誰なんだ】

    【いやどこかで見たような……?】

    【竜人達は全員困惑しているようだ】

  • 51猿人集落25/12/01(月) 12:35:21

    「……おさおさ!!」

    「きき!?」「おい!!」「おい!!」
    そこへ、一体のコエモンが飛び出した。他の猿人たちは必死に止めようとするが、彼は一心不乱に駆けだした!!

    「おさおさ!!すてきなもの!!すてきなもの!!!」
    「ヴォ!!……ぁあ?」

    コエモンは一枚の板を掲げていた
    「ヴぉ。あ、ああ…!」
    それは、バブンガモンの宝物だった、アンティラモンの絵。

    「ヴぉ…あ、ああ…!!あんてぃ…ら、も、ん……!!」

  • 52ヴァジラモン25/12/01(月) 12:36:40

    >>46

    (>>48を見て動き出す)

    介入したってことは俺も動くか

    (酒瓶を元のデジタルワールドに送り返しアンティラモンに少し遅れて合流する)

    やれやれ司令をそのままにはできんからな

  • 53アンティラモン25/12/01(月) 12:37:19

    >>49

    【また過ちを犯そうとしていた】

    【申し訳ありません。ケルビモン様。心の中で何度も謝った】

    【でも】

    【なんだか、そう】

    【放っておけなかったのだ。……泣いている子供を】

    遅くなってすみません

    種の生死を決めるような争いにはさすがに介入できませんので


    >>51

    【ゆったりとした足取りでウェンディモンに近づく】

    ああ、その絵、残っていたんですね

    嬉しいです。ありがとう

    【大きくて長い腕を広げ、そして……】

    【……抱き締めた】

  • 54猿人集落25/12/01(月) 12:40:27

    >>53

    「ヴぉ…あ、ああ、あああ!!あんてぃらもん!!アンティラモン!!!」


    それは、彼がバブンガモンの最後の命を経て産まれたからか、……それとも別の理由でか

    ウェンディモンは、聞いたこともないはずの、アンティラモンの名を叫んでいた


    「あああああああ!!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!!アンティラモン!!ごめんなさい!!!ああああ~~~~!!!」

  • 55竜人戦士団25/12/01(月) 12:42:08

    >>51

    「「「「「…!」」」」」

    【その絵の人物か!竜人達は合点が行った】

  • 56アンティラモン25/12/01(月) 12:44:07

    >>54

    【母性というものをアンティラモンは知らない】

    【幼年期の頃から三大天使の元で、ケルビモンの部下となるべく育てられたアンティラモンはそんなもの知りようがない】

    【だが、胸の中に広がるこの温かな何かは……きっとそれに限りなく近いものだっただろう】

    謝るのはこちらの方です

    友の亡骸が侮辱に使われた時──私はすぐにでも駆けつけるべきだった

    【長い腕で、まるで赤子をあやすように大きな背を撫でる】

    よく、頑張りましたね

    よく、戦いましたね

    悦びましょう

    祝福しましょう

    あなたという戦士を、あなたの戦いを

  • 57猿人集落25/12/01(月) 12:46:08

    >>56


    「ヴぉ…あ、ああ……」


    その時、ウェンディモンの身体がボロボロと崩れ始めた


    「おさおさ!?」「おさおさああ!!!」


    蛮族たちに痛めつけられ、食事もなく、シャーマモンの時点で既に衰弱しきっていた

    そこへ、此度の暗黒進化……彼は、命全てを燃やして、力をふるっていたのだ


    「おさおさ!!」「おさおさ!!しぬいやだ!!」「おさおさーー!!」



    「ヴぉ、あ、あ、あり、が、とう……お、かあさ…ん」

  • 58ストライクドラモン25/12/01(月) 12:47:36

    >>57

    …………

    【静かに目を閉じた。

    友の最後の子、その最後がこうなるとは……】

    またな

    【やるせない気持ちと共にそう呟いた】

  • 59アンティラモン25/12/01(月) 12:49:03

    >>57

    ……おやすみなさい、ウェンディモン

    【アンティラモンは最後まで、崩れ行く体を抱きしめ続けた】

    【友の遺児を心から慈しみ……心から愛した】

  • 60シーホモン25/12/01(月) 12:51:30

    >>20

    (海の中から、巨大な影が浮かび上がった)


    ウオオォォオオン!!!


    (それは、成熟期の中でも最大級の体長を持つクジラ型デジモン、ホエーモンであった)


    ウオオオオオォゥゥ!!


    (ホエーモンの必殺技「タイダルウェイブ」。巨体から放つエネルギーによって、20m級の大津波を起こしたのである)


    (凄まじい勢いの高波が陸地を襲う。大地は剥がされ、木々はなぎ倒される。土石流が集落を襲い、建築物は次々と押し流されていく)


    (間髪入れずに、5体のエアドラモンが必殺技を放つ)


    ギャアアウウウウ!!!


    (5体のエアドラモンが放った必殺技「スピニングニードル」は重なり、真空刃を纏った巨大な竜巻となって地上を襲った)


    (津波によってなぎ倒された木々や土砂が竜巻によって巻き上げられ、まるで砲弾のような勢いで降り注いだ)


    (津波を耐えた建築物やデジモン達でさえ、圧倒的な竜巻の破壊力によって空中へ放り上げられ、瓦礫のつぶてを受けた)

  • 61猿人集落25/12/01(月) 12:52:01

    「おさおさーー!!」「おさおさーーー!!!」

    ウェンディモンの身体はチリのように崩れ落ちた
    「か…ぞく、を…お、ねが…ぃ」
    そう微笑みながらウェンディモンは消滅した

    そして、そのあとには、一つのデジタマが残された

    猿人たちは、再び経験した長の死に、再びむせび泣いた

  • 62シーホモン25/12/01(月) 12:53:55

    >>60

    ギュオオオォーーーン!!!


    (泣きっ面に蜂と言わんばかりに、3体のシードラモンがアイスアローを放つ。竜巻に巻き込まれたアイスアローは、集落へ降り注ぎ、次々と文明の痕跡を凍らせていった)


    (それは、攻撃というより災害であった)


    ゼェ……ゼェ……


    (必殺技を放つには凄まじいエネルギー消耗を伴う。シードラモン、エアドラモン、ホエーモンは極度の疲労に襲われた)


    ザパァ……


    (エアドラモン、シードラモン、ホエーモン、クアトルモンは、シーホモンに率いられて、海中へ帰っていった……。)


    (海のデジモン達の狙いは明白だった。彼らの攻撃目的は、個々の竜人型デジモンの各個撃破ではない。生活基盤と文明の破壊であった)


    (生き残った竜人型デジモンはそれなりにいた。しかし、建築物や交易路、食糧備蓄や幼年期育児室など、彼らが築いてきた文明がことごとくダメージを受けた)


    (恐ろしいことに、この攻撃は連日続いた。海のデジモン達は、大津波と竜巻と氷弾のコンボを数日に渡って繰り返し続けたのである)


    (海のデジモン達の攻撃は、これまでにデジタルワールドで行われてきた「バトル」とは全く異なる形のものであった)

  • 63アンティラモン25/12/01(月) 12:54:58

    >>61

    …………無茶を言う……

    【小さな目から涙を溢れさせ、その大きな手で遺されたデジタマを優しく撫でる】

    困りましたね……私は……

    ただ、泣く子をあやしにきただけなのに……

    【その目には慈しみが浮かんでいた】

  • 64オーガモン25/12/01(月) 12:56:22

    「ひぃ…ひぃ…!」
    オーガモンは全身をぐちゃぐちゃにされながらも、かろうじて生きていた
    上部な頭骨、そして幾度となくよいタンパク質にありついていたがゆえに、頭一つ抜けた頑丈さゆえであった


    「ひい…ひいい!!!」
    オーガモンはもはや戦意はない、あるのは恐怖と行きたいという強い生存本能だけであった
    全身を引きずりながら、オーガモンは逃げようと必死だった

  • 65竜人戦士団25/12/01(月) 13:01:58

    >>60

    >>62

    「「ガァアアア~!?」」

    【あまりの破壊力に流石に鍛えられたもの達と言えども逃げるしかない。そしてガニモンやエクスブイモンに死傷者が出る】

    【だが…連日というのがダメだった

    ギギモンが泣き叫ぶ。

    この集落にはグラウモンはいない。つまりギギモン系列において卵を産む者がいない。それなのにある程度の数がいる。まるで産む存在がいるかのように】

    「………」

    【壊滅した集落に一体のデジモンが静かに歩いてきた】

    「……アトミックブラスタァァァアッ!!!!」

    【彼は竜人の中で最強に至った。しかしその代償は大きく、彼は食欲を押さえられなくなった。周辺の全てを食らい付くす前に彼は旅に出た。そして今日──戻ってきたのだ!】

    >>64

    「ガア……!」

    【ストライクドラモンが足で押さえつけようとする】

    「……」

    【さっさとデジタマを出せと言わんばかりに踏み込んだ】

  • 66オーガモン25/12/01(月) 13:07:48

    「……お、が、ぎゃ!?」

    >>65

    いやだ、しにたくない!?しにたくない!?

    その生存本能によって、オーガモンの腹からデジタマが転げ落ちた


    「がが!?……はっ」


    そして、その視線の先には、パラサウモン、バクモン、ゴツモン、キウイモン、今まで自分が暴力で屈服させ、支配してきた奴隷デジモンたちであった

    それらが全員、血走った眼でオーガモンを見ていた


    「あ、が、ひっひい!?たっすけ、たすけ…ぎゃあああああああああああああ!!!!?」


    オーガモンはこの日、ようやく全てを奪われる側に回ったのだ

  • 67二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 13:08:38

    このレスは削除されています

  • 68アンティラモン25/12/01(月) 13:13:27

    >>66

    教訓ですね

    力で全てを制しようとするものはああして手痛いしっぺ返しをくらうのです

    かといって全く身を守る力がないのも困り物で……

    まあ、バランスですね

    【うんうん、と頷いている】

  • 69ストライクドラモン25/12/01(月) 13:14:32

    >>66

    【デジタマを拾い上げた後にオーガモンの頭を掴んで猿人達の所へと持っていく】

    悪因…因果……!

    >>67

    【メタ:あの……エミュスレで他の人の操作するキャラを勝手に操作するのはダメでは?】

  • 70猿人集落25/12/01(月) 13:17:59

    その後、長を失った蛮族デジモンは散り散りに逃げて行った
    猿人たちは憤慨したが、追う余力がないのも事実であった
    そして、住居の再建に注力することにした
    以外な活躍をしてくれたのが、蛮族に以前から捕らえられこの度の戦いで解放された元奴隷デジモンたちだった
    彼らは奴隷から解放してくれた恩義に報いようと、猿人デジモンたちに協力的であった
    パラサウモンは持久力に優れ荷運びに役立ち、ゴツモンやバクモンは力仕事を手伝った

    なかでもキウイモンには変わった活躍をした、彼は植物と鳥類の中間型デジモンで水と光合成によってエネルギーをせいせいする。そして、余った分は卵型の果実として産卵する性質を持っていたのだ
    卵を食べるなんて!?っと猿人たちは最初は渋っていたが、現地で共生していたゴツモンに教えて貰い、恐る恐るたべてみると素晴らしく美味しく栄養満点であった。
    こうして図らずも新たな労働力と栄養源を得た猿人デジモンたちの復興は、はるかにスムーズに進んでいた

  • 71二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 13:19:03

    >>69

    (あ、私は別に大丈夫ですよ。ほほ海竜デジモンには投げっぱなしになってたので、むしろ助かりました)

  • 72ストライクドラモン25/12/01(月) 13:20:55

    >>71

    【メタ:えっ そもそもエミュしている人別人なんですか?いや違うくてね…ガニモンとかの方です】

  • 73シーホモン25/12/01(月) 13:21:38

    >>69

    (メタ:ガニモンのくだりは不要でしたね。消しておきます)

  • 74アンティラモン25/12/01(月) 13:23:18

    >>70

    【アンティラモンは、すぐに集落を離れることはしなかった】

    【食べ物は丁重に断りつつ、彼らのやることを奪いすぎないよう少しだけ復興を手伝った】

    【無論、いつまでもここに腰を据えるつもりはなかった】

    【せめて──せめてあの、ウェンディモンが遺したデジタマが孵るまでは近くで見守ろう】

    【ウェンディモンが最後に遺した言葉が、アンティラモンをそうさせていた】

  • 75ストライクドラモン25/12/01(月) 13:23:45

    >>73

    【メタ:お願いします。そもそもそれ確定ロールになってしまうんで…。一度許すと荒らしが「一撃でこの世界を滅ぼした!」とかやり始めるんですよね

    私は見た】

  • 76二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 13:28:29

    メタ
    ちゃんと反応先に安価ハッテホシイ…

  • 77シーホモン25/12/01(月) 13:29:29

    メタ:改めて、要らんところを消したバージョン

    (津波と竜巻によって最も深いダメージを受けるのは、文明ではなく「地面」であろうことは容易に予想がついた)

    (津波によってぬかるみ、竜巻によって掻き回された地面は、重量級・大型のデジモン達にとって不安定な足場となった)

    (海のデジモン達の攻撃を放置していたら、やがて地面は底なし沼となってしまうであろう)

    (それは竜人型デジモン達に限らず、周囲の森に住む小さな命たちにとっても大きな脅威であった)

  • 78ストライクドラモン25/12/01(月) 13:33:24

    >>70>>74

    …………

    【ストライクドラモンはあのオーガモンが最後に産んだ卵を持っている】

    ……

    【これはどうするべきか聞いてきた】

  • 79猿人集落25/12/01(月) 13:34:18

    やがて、ウェンディモンの残したデジタマが孵った

    やがてその子は順当に成長していき、成長期へと差し掛かった

    >>74

    その子は、ウェンディモンの残した力への渇望、そして、母への憧れ、親への後悔が大きく反映されて生まれた子であった


    「おかあさん!ぼくきょうはきのうよりたくさんものをおぼえられました!えらい?」

    獣人デジモン、アンゴラモンである

    >>72

    >>75(確定ロール→他者のキャラを許可なく動かさない、にした方が分かりやすいですかね?)

  • 80ストライクドラモン25/12/01(月) 13:37:01

    >>79

    【メタ:確定ロール(他者のキャラを許可なく動かさない等)にしましょう

    それ以外にも確定ロールはありますから】

  • 81アンティラモン25/12/01(月) 13:37:30

    >>78

    ……え?私に意見を求めてます?

    ああ、いえ……すみませんが、そこまでは……

    【少し困ったように】

    判断はあなたに任せます

    私にそれを決める権限はありませんので


    >>79

    (いつの間にかお母さんになってしまいました)

    (困りましたね……卵が孵ったら離れるつもりでいたのに……)

    ええ、偉いですよ

    あなたがどんなデジモンに育つのか……どんな実をつけるのか……とても楽しみです

  • 82猿人集落25/12/01(月) 13:42:17

    「えへへ!うれしい!」
    アンゴラモンは恵まれた体格と、そして高い知性を持っていた
    猿人たちは最初は自分たちと大きく違う進化をした長の子に戸惑ったが、すぐにうちとけ可愛がった

    そして、猿人たちの中にも、戦う力を身につけるべきだという考えが産まれた
    また同じことがあった時、竜人に頼ってばかりではいけない
    猿人たちは竜人にもらった武器を手に、戦いの訓練を始めた

  • 83アンティラモン25/12/01(月) 13:45:53

    【メタ:すみません、一旦落ちます】

  • 84ベジーモン25/12/01(月) 13:55:14

    「…」

    (森でひっそりと生き延びていた首無しベジーモン)

    (もしも草食デジモンがこれを見つけたら、ベジーモンの生きた骸は高い栄養素を持つ餌としてその目に映るだろう)

    (鞭で反撃することすらできないのだから)

  • 85二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 13:57:11

    マングローブ林では大きな変化が起きていた
    大いに繁栄した両生類デジモン、そのエモノは主に昆虫型デジモンである
    彼らは長い舌や超音波、発電器官を用いて効率よくエモノを捕食していた

    そして、それに対抗するために、昆虫型デジモンも大きく進化を遂げていた

    ヤンマモン、スナイモン、フライモン、大型で凶暴な昆虫型成熟期の登場である
    彼らはその体格と優れた武器で両生類デジモンを逆に捕食していった
    そして、巨体を維持するにはそれだけのカロリーがいる
    肉食昆虫デジモンは積極的に狩りを繰り返し、結果爬虫類デジモンは今や被食者へと転落したのだった

  • 86ヴァジラモン25/12/01(月) 13:58:46

    (村から少し離れた小高い丘の上)
    やれやれ
    間接的に司令は達成されたがこのまま見ているわけにもいくまい
    だが俺はあえてここで別地域を見に行ってくるか
    特にあの竜人型のデジモンがどこにいくか気になるしな
    (と言うわけで竜人族デジモンの集落に向かう)

  • 87二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 14:02:38

    >>84

    「ぷう?」

    そこへ通りがかったのは、植物と鳥類両方の性質を持つポームモンである

    彼らもまた光合成によってエネルギーを生成できるが、食事でも栄養を摂取できる利点を持つがゆえに、森林にて大いに繁栄した種であった


    ポームモンはほのかに甘い香りを漂わせるそれに、何気なくかじりついた

  • 88竜人系デジモンの集落25/12/01(月) 14:07:08

    >>77

    >>86

    【最早壊滅的状況と言って良いだろう。帰還したストライクドラモン達も唖然としている。

    そんな中、エアドラモンを狙ってアトミックブラスターが放たれる】

  • 89ベジーモン25/12/01(月) 14:09:40

    >>87

    ベジーモンの体には、すさまじいエネルギーが蓄えられていた

    たくさんの小型デジモンを溶かして得たエネルギーが、ほとんど消耗されずにそのまま蓄えられていたのだ


    完食すれば、何体もの成長期を同時に捕食するのと同等の莫大なエネルギーを摂取できるだろう


    鞭は反射的にしなるが、ポームモンに叩きつけられる様子はない

    狙いを定めるための目も脳もないのだから

  • 90シーホモン25/12/01(月) 14:15:53

    >>88

    これまでのデジタルワールドでの戦いで見られてきたものとは次元が一つ異なる威力の熱線が、荒れ狂う竜巻と大津波を貫いて真っ直ぐに飛んだ


    「ギャ!?」


    油断していたエアドラモンの一体は、熱線にみぞおちを貫かれ、煙を吐きながら墜落した


    凄まじい勢いの大竜巻に減衰されてもなお、大型の成熟期を一撃で仕留める高威力の熱線。


    それは海のデジモン達の危機感を一気に駆り立てた。

    戦いのステージが変わったことを本能的に察した瞬間であった

  • 91メガログラウモン25/12/01(月) 14:19:24

    >>90

    【彼は竜人の中で最強に至った。しかしその代償は大きく、彼は食欲を押さえられなくなった。周辺の全てを食らい付くす前に彼は旅に出た。そして今日──戻ってきたのだ!】

    GAAAAAAAA!!!!

    【大気を震わせる咆哮を上げる。それと同時に他の竜人デジモン達は避難していった】

    【あるのは平和に過ごしたいという願い。敵対者を殲滅することで得られる平穏】

  • 92二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 14:22:31

    >>89

    ポームモンは夢中になってその栄養満点の植物をすすり続けた

    身体がメキメキと膨れる感覚にも酔いしれ、気が付けばその身体は大きく発達していた


    鳥竜デジモン、ゲイルモンへと至ったのだ


    (うまい、うまい、もっとくいたい!!)

    以降、ゲイルモンはエモノに植物デジモンを選択した

  • 93ピピスモン25/12/01(月) 14:25:55

    >>82

    「ピ…ピ…キキ…」


    (勝ち馬に乗るつもりだったピピスモンだったが、仕えていたオーガモンは仕留められてしまった。あの日、怯えたピピスモンは、ピコデビモン達と共に空を飛んで逃げた)


    「ギギギ…」


    (臆病な小悪党のピピスモンは、パラサウモンやアンティラモンのいる猿人集落に挑む度胸も実力もない)


    「キィ…!」


    (しかし、ただ一つだけ。たった一つだけ、ピピスモンには猿人集落に残ったとあるモノへ執着が残っていた…)


    (オーガモンのデジタマである。かつて心から憧れた主の残したタマゴをかっさらう隙を見計らっていた。ピコデビモン達が仕える主を育てるために…)

  • 94シーホモン25/12/01(月) 14:30:43

    >>91

    「ギギィィーー!」


    竜人型の突然変異、もしくは特異点ともいえるそのデジモンに対して、海のデジモン達は反撃を試みた


    ホエーモンは大津波によって足元への攻撃を行う


    シードラモン達は、氷の槍を次々と飛ばす


    シーホモンのラッパが持つ不思議な波長が、それらの威力を増幅させる

  • 95二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 14:31:49

    【サバンナにて……】
    「「「ガオオオーーッ!」」」
    【賢きライアモンの子であるガオモン三体は見事なレオモンへと進化した。
    タスクモンと渡り合えるようになり、サバンナの平原へと足を伸ばせるようになった】

  • 96ゲイルモン25/12/01(月) 14:32:08

    植物デジモンもまた、デジタルワールドにて成功した種と言えるだろう
    なにせ基本的な代謝は光合成によってすませられ、さらに場所が悪くなれば自分で移動できる
    さらにおまけにその気に慣れば捕食行為によってもエネルギーを確保できるなど、代謝効率が段違いだ

    そして、それに目を付けたゲイルモンも、豊富な栄養を手に入れることが出来た
    発達した翼は広範囲を移動できるようになり、緑色の体色は森に紛れる保護色となる
    こうして、ゲイルモンは次々と植物デジモンを捕食していった

    そして、やがてその身体はポームモン時代の名残か、大量に摂取した植物型デジモンのデータの影響か、植物の面影を大いに繁栄させていった

    飛行能力はそのままに、よりがっしりとした巨体、そして、植物由来のエネルギー効率を開花させたその名は

    完全体、トロピアモン

  • 97猿人集落25/12/01(月) 14:36:04

    >>93

    猿人たちは、蛮族、とくにオーガモンの残したデジタマの扱いにほとほと困っていた

    デジタマ、それも今生の間際に産まれた卵は親の性質を大きく反映させることは、二代の長の子より想像がついた

    またあのような凶悪な個体が産まれてはたまらないと、猿人たちはその卵を奥深くの蔵へ放置することにした

    しばらくは見張りも立てていたが、復興作業の方が優先され、またあのような卵に触れたがるものもいないため、猿人たちはその蔵に近寄らなくなった

    (動かしてもOKです!)

  • 98メガログラウモン25/12/01(月) 14:39:26

    >>94

    【2基のバーニアで高速飛行し、ホエーモンの大津波を避けながら最初に殺そうと狙いを定める】

    グガァアアアアッ!!!!!

    【氷の槍をアサルトバランサーを伸ばして叩き壊しながらホエーモンに両胸の砲門からアトミックブラスターを撃った】

  • 99ヴァジラモン25/12/01(月) 14:45:11

    >>98

    ほう

    これはすごい

    (遠くから戦闘の様子を覗いている)

    ついに完全体か

    これはうかうかしていられませんね

    (かなり興奮している)

  • 100ピピスモン25/12/01(月) 14:46:52

    >>97

    「キキィィーー!」

    警備がなくなったその隙を狙い、ピピスモンはオーガモンのデジタマをかっさらった!

    そしてピコデビモン達のいる根城の最奥へそれを安置した。


    ピピスモンはあの日散り散りになった蛮族成長期を、根城に集めた。生まれてくる蛮族の王の配下とするために。


    そうして、主の落し子の確保に成功すると…

    ピピスモンは静かに眠り、そのまま二度と目を覚まさなかった。


    バブンガモンが集落を興した時からつけ狙っていたピピスモンは、その日天寿を全うし、事切れたのであった

  • 101ホエーモン25/12/01(月) 14:54:11

    >>98

    「ゴオゥゥーーーー!!」


    超高温の熱線がホエーモンの体を貫いた。

    貫通した部位から血が噴き出す。


    「ンンンーーーー……!」


    だが、成熟期の中でも最大級の巨躯を誇るホエーモンは、世代が一つ上のデジモンの超火力で貫かれてもなお致命傷には至らなかった。


    「ン゛ン゛ン゛ーーー…」


    しかし分が悪いと判断したようであり、ホエーモンは海中へ撤退していった。


    「ボォウ〜〜〜!!!」


    海中から顔を出していたシーホモン、シードラモンもまた海中へ去っていった。

    シーホモンにとって、この場の白兵戦での勝敗はそれほど重要ではないのだろう。


    「ギ、ギャウ!」


    空を飛んでいるエアドラモンは、ワンテンポ遅れて撤退をし始める。


    海に潜ろうと向かう4体のエアドラモン達。

  • 102メガログラウモン25/12/01(月) 14:57:50

    >>101

    …………

    【怒りがおさまらないメガログラウモンはエアドラモンへと狙いをつける】

    GAAAAAAAA!!!

    【バーニアを最大まで出力を上げて加速してペンデュラムブレイドで万物を切り裂く技であるダブルエッジを放った】

  • 103二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 14:58:53

    【設定集作りましたのでここでまとめませんか?テレグラフでは無理ですがテレグラフ経由して編集できるサイトに繋げています】

    ここだけ新デジタルワールド研究報告会 設定集共通パスワード『DEZIMONN』

    貼る場合はこのURLを貼ってください

    『https://x.gd/MgWpv』


    フィールド集


    勢力図



    この世界の歴史
    x.gd
  • 104エアドラモン25/12/01(月) 15:09:26

    >>102

    「ギ、ギャウ!?」


    4体のエアドラモンは散り散りに逃走した。


    そのうちの1体は、着水の直前に回り込んでいたメガログラウモンの刃によって切り裂かれ、出血とともに水面にぷかぁと浮いた。


    とりあえず今この場で、海のデジモン達を一時撤退させることには成功した。

    ホエーモンは傷が治癒するまでは再浮上してこないだろう。


    しかし、度重なる津波と竜巻によって、瓦礫の山とぬかるんだ沼と化した土地の傷跡は、とても深かった。

  • 105猿人集落25/12/01(月) 15:12:24

    >>103

    (ありがとうございます!)

    (あと、スレ立ての時、次スレは>>190でお願いしますとかも追加するべきでしたね)


    やがて戦闘訓練の成果が表れ、古参デジモンのなかに進化するものが現れた

    新たに増えたハヌモンから、ジャングルモジャモン、セピックモンなどが現れたのだ


    「おかあさん、そういえば、せんせー(ハヌモン)が、ばんぞくのたまごがなくなったっていってました!たまごはしんだらきえるんですか!?」

  • 106ストライクドラモン25/12/01(月) 15:14:08

    >>104

    【そこからストライクドラモンの判断は早かった】

    ……捨てる

    【この場所を捨てて他の場所へと移った方が早いと判断したのだ】

    【メガログラウモンはエアドラモンの死体に喰らいついてそのまま骨さえも喰らう】

    【そして片腕から光を放ち、7つのデジタマを海へと落とした】



    【竜人の集落は海から離れた場所へと移動する……】

  • 107二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 15:20:52

    >>85

    マングローブ林で発生した昆虫型成熟期たちは次々と両生類デジモンを捕食し、子に与えることで大いに数を増やした

    しかし、重度なる捕食によって数を減らした両生類デジモンの多くは、住居を変え、または水中に適応する進化を遂げるなどで地上から離れて行った


    餌に困ったフライモンなどは、ついにマングローブから離れ、新天地を目指し飛び立った

  • 108シーホモン25/12/01(月) 15:26:37

    >>106

    それからしばらく、シーホモンは集落跡地の様子を見に来ていた。

    竜人型デジモン達の意思決定や判断を知る由もない彼らは、いずれ竜人型デジモン達はこの地にまた戻ってくるであろうと考えているのだ。

    そして再びメガログラウモンが訪れることに備えて戦力の補充を進めるのであった。


    尚、シーホモンは後日、物珍しい形の七つのデジタマを見つけたが…

    特にそれを食べたり、孵化を妨げるようなことはしなかった。


    何者が残したタマゴであるか、シーホモンは知らない。

  • 109竜人集落25/12/01(月) 15:29:27

    【竜人達が次の集落へと選んだのは気高い山脈の麓、この山脈はデジゾイトが山のように埋まっている鉱山だった。
    復讐のためにまず彼らは新たな集落を作り始めた。
    サイクロモンやモノクロモンが岩を運び、バオハックモンが樹木を切り倒す】
    「グオオオ!」
    【メガログラウモンは再度旅に出た。各地に竜人のデジタマを残して勢力を広げているのだ。リスタートが始まった】

  • 110竜人集落25/12/01(月) 15:34:37

    【建築作業を行なっていたエクスブイモンはとあるデジモンを見つける。それはワームモンだ。
    布を食べるワームモンを捕まえてとっちめようとするが糸を出せる事に気付いたストライクドラモンがそれを止めて家畜化することとなった】

  • 111猿人集落25/12/01(月) 15:39:56

    新たに進化した成熟期たち、ジャングルモジャモンは単純なパワーに優れ、セピックモンは知性に特化した進化を経た
    セピックモンは木の身や薬草をすりつぶし、より傷を癒す効果をもつ「薬」を作り出した
    知識欲の旺盛なアンゴラモンもよくそれを手伝っている

    そしてある時、気持ちの良くなる水を試しに火であぶったところ、なんと味が薄くなってしまった
    これには猿人たちはもったいないことをしたとがっかりしたが、偶然上についたつゆを舐めてみたものが、ものすごく気持ちの良い状態になったのだ
    こうして、気持ちのよくなる水を火にかけ、その天上に付いたつゆを集めた、ものすごく気持ちの良くなる水「蒸留酒」が産まれたのだ
    しかし、あまり数が作れないので、竜人デジモンとの交易でもとても貴重品として扱われた

    「おかあさん、どうしてぼくはきもちのよくなるみずをのんだらだめなんですか!?」

  • 112竜人集落25/12/01(月) 15:43:49

    【ワームモンを用いての糸の量産を始めていたストライクドラモン達だったが困ったことが起きた】
    「……!」
    「ギチギチ…」
    【ワームモンから進化して戦士を名乗り出る存在が現れたのだ
    最初は対等では無かったものの、スティングモンと呼ばれる戦闘に向いた存在になったのも事実】
    ……マア良し!
    【ストライクドラモンは許可するしか無かった】

  • 113アンティラモン25/12/01(月) 15:44:52

    >>105

    ああ、いえ、死んで消えたわけではないですよ

    警備も手薄になっていましたし、恐らく何かの拍子に転がり落ちでもしたか……或いは何者かが盗み出したのでは?

    【どうもこのアンゴラモン相手だと毒気を抜かれて余計なことを話してしまう】

    【良くない傾向だ】


    >>111

    あなたが飲むにはまだ早いからですよ

    そのお水は確かに飲めばいい気分になるかもしれませんが、毒にも薬にもなり得るもの。己を制御できないのであればそのお水を飲む資格はありません

    きもちのよくなるお水を欲して暴走したオーガモンはどうなりましたか?

    【……本当に良くない傾向だ】

  • 114ヴァジラモン25/12/01(月) 15:48:45

    さてどうしたものか

    dice1d3=3 (3)

    (1そのまま竜人族を追いかける

    2心機一転 マングローブの森の方へ行く

    3猿人集落を観察しに行く)

  • 115二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 15:51:36

    【何やらドローンが飛んでいる】

  • 116アンゴラモン25/12/01(月) 15:52:02

    >>113

    「そうか!わかりましたおかあさん!!またきろくをみてべんきょうします!!」

    猿人の集落ではあの事件以来、起こった出来事を絵にして残すという風習が産まれたのだ

    餌の場所、薬や気持ちの良くなる水の作り方、そして外の友、脅威が起きたときのこと

    ハヌモンが主体となり、こうして猿人の集落には、「記録」「歴史」の文化が産まれたのだ


    一方共にくらすガワッパモンたちも水路の拡張によって住処を広げていた

    やがて、残りのカメモンたちはそれぞれ水中での生活に特化したモリシェルモン、反対に陸に完全に適応したトータモンへと進化し、それぞれが新たに子を産み、勢力図を広げていた


    こうして、カメの一族は半ば猿人たちから独立しつつ、友好的な関係を続けていた

  • 117アンティラモン25/12/01(月) 15:53:13

    【定期報告だ】
    【鉱物系デジモンすら住んでいない洞窟で、アンティラモンは主へ定期報告を行う】
    【体内データから疑似デジコアが浮き出ると、薄ピンクの光を放つ】
    【アンティラモンはケルビモンに見聞きしたものを偽りなく報告した】
    【……今己が置かれている状況気づいても】
    【今度こそ何かしらの罰則を受けるだろうと踏んでいたが】
    『アンティラモン。私はあなたを責めません。世界を監視する者として、その世界に住まう存在を慈しむのは決して誤りではないのです。私も三大天使の一柱として、デジタルワールドのすべての生の営みを愛しています』
    ケルビモン様……
    『して──いつ、任務に戻るのですか?』
    ────
    【当然の問いかけだった】
    【あの集落に腰を据えることは許されない。分かっていたことだ。本当はデジタマが孵ったのを見届けたら出ていくはずだったのに、ズルズルここまで残ってしまった】
    ……すぐに、戻れます……
    『分かりました。では次の定期報告で』
    『あなたが心配していたヴァジラモンの件はこちらで可能な限り調査しておきましょう。もし敵対するようであれば──私の雷を使っても構いません』
    はっ
    【光は消えて、定期報告が終了する】
    【いよいよあの集落を離れなければならない】

  • 118二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 15:55:20

    (かつて竜人型デジモンの集落だった跡地)

    (津波の被害によって塩害が続き、木々は枯れていた)

    (この沼地に、新たなデジモンはやってくるのだろうか…?)

  • 119アンティラモン25/12/01(月) 15:55:49

    >>116

    【定期報告を終えて、アンティラモンはハヌモン達にここを離れることを伝えた】

    【そして──アンゴラモンともきちんと話をしなければならない】

    アンゴラモン、少し……大切な話があります

  • 120サバンナにて25/12/01(月) 15:56:46

    【レオモンの一族はさらに数を増やしていた。
    ライアモンから始まった一族は次第にレオモン一族という形で固まっていったのだ】



    (誰でも動かしてもらって大丈夫です。フリー素材的な感じです)

  • 121アンゴラモン25/12/01(月) 15:56:49

    「おかあさん!きょうはせんせーにきろくをつけるしごとをおしえてもらったよ!!」


    「おかあさん!ぐつぐつ(セピックモン)にくすりのつくりかたをほめてもらったよ!」


    「おかあさん、カメカメ(ガワッパモン)にさかなをつかまえるほうほうをおそわったよ!!」

    >>119

    「……おかあさん?どうしたの?」

  • 122アンティラモン25/12/01(月) 16:00:44

    >>121

    【無邪気に報告する姿を見ていると心が痛む】

    【だが、ずっとここにはいられない】

    【ここにい続けたらきっと、越えてはならない一線を越えてしまう】

    ……アンゴラモン

    私には与えられた使命があります

    それを成す為、この集落を出なければなりません

    ……お別れです

    短い間でしたが楽しかったですよ

  • 123二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 16:03:24

    熱気立ち上がる火山帯
    ところかしこからマグマが噴き出す過酷な環境では、見られる生物も滅多にない
    そう、あくまでも滅多に、生命の息吹は確かにあるのだ

    立ち上る煙、それはよく見るとデジモンだ
    モクモン、この世界では初めて発見された、純粋なエレメント系デジモンである
    彼らがどのような進化を遂げるか、研究を続ける
    (こちらの火山帯も自由に着手して大丈夫です!!)

  • 124アンゴラモン25/12/01(月) 16:06:21

    >>122

    「あ、……え?」

    「おわかれ?おわかれ?もう…あえないの?」

    アンゴラモンの眼からは、ぽろぽろと涙がこぼれた


    「ぼくね、おじいちゃんのね、きろくをみたの。おかあさんは、おじいちゃんから、いっかいいなくなるをして、また、あったんだって、あったの……ぼくも、また、あってくれる?」

  • 125アンティラモン25/12/01(月) 16:12:29

    >>124

    ……約束はできません

    私は本来、一箇所に留まりすぎてはいけないのです。この世界を観測するのが私の役目。もっと広い世界をこの目で見なければならない

    ……そんなに泣かないで

    あなたは私がいなくても大丈夫

    【アンティラモンはその長い腕で、アンゴラモンの恵体を包み込む】

    あなたの生誕に祝福を

    あなたの生命に祝福を

    あなたの心に祝福を

    あなたの勇気に祝福を

    【アンティラモンは理解する】

    【そうか。これがきっと……自身も欲していた"愛情"だったのだ】

    ……私は

    あなたを愛してます

    約束はできませんが、運命の巡り合わせがあったのなら……また会いましょう

    【目を合わせてそう告げた】

  • 126アンゴラモン25/12/01(月) 16:13:24

    「おかあさん、ちょっとね、まってね、ちょっとだけ、まってね!」

    アンゴラモンは、あわててはしっていき、ばたばたと音を立てながら、一枚の板を抱えて戻ってきた

    「これね、せんせーにね、おしえてもらったの。ぼくとおかあさんと、おじいちゃんと、おとうさんのね、えなんだ。きろくをね、みてね、かいたの。ぼくね、おじいちゃんとおとうさんとは、あったことないんだけどね、これがね……あるとね、おじいちゃんとね、おとうさんが、いてくれるきが…するの」

    「これね、ぼくのたからものなんだ。ぼくね、えをかくがすきなの。」

    「これをね、おかあさんにあげたらね、ぼくはおかあさんをわすれないだし、おかあさんは……ぼくを、わすれない、してくれる?」
    アンゴラモンは、涙を流しながらなんとかそう言って、アンティラモンに木の板を差し出した

    「おかあさん、もらう、してくれる?」

  • 127ヴァジラモン25/12/01(月) 16:15:40

    おっとこの雰囲気じゃましちゃ悪いよな
    (回れ右して帰る)
    さてと今度は砂漠に行くか
    (砂漠とは反対側の火山地帯の方向へ向かう)
    確かこっちだったはず
    (それは貴方の世界線での話です)

  • 128アンティラモン25/12/01(月) 16:17:05

    >>126

    ……ありがとう

    【アンティラモンはそれを受け取り、大切そうに抱え込んだ】

    とっても素敵な宝物ですね

    大切にします

    ……大丈夫。忘れません。私の大切な友のことも、友が遺した子のことも……愛する我が子のことも。決して

  • 129二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 16:20:03

    【密かにXというウイルスが流行っているらしい】
    【感染力は低いが、感染すれば死に至る程重い症状】

  • 130アンゴラモン25/12/01(月) 16:21:26

    「おかあさん、だいすきだよ、おかあさん、あいしてるだよ、おかあさん」

    「ぼくね、おとうさんや、おじいちゃんや、おかあさんに、はずかしい、じゃない、おさに、なるからね!ちゃんと、なるからね!」

    「おかあさんみたいな、すてき!になる!からね!!ぼく、だいじょうぶだよ!」

    そして、アンゴラモンの身体に変化が訪れた
    精神的な成長、それもまたデジモンへ進化をうながすのだ

    「さようなら、僕たちの、大切な、おかあさん」

  • 131アンティラモン25/12/01(月) 16:24:11

    >>130

    ……ええ、さようなら。愛しい子

    【進化を見届けて、どこか安堵のような気持ちを抱えて、アンティラモンは集落を去った】

    【木の板は大切に抱え込み、決してなくならぬよう体内データの中に埋め込んだ】

    【アンティラモンはそのまま、風のように走り去った】


    【メタ:またしばらく落ちます】

  • 132ヴァジラモン25/12/01(月) 16:25:47

    おかしい
    火山地帯だ
    (ようやく間違いに気づく)
    砂漠はどっちだー
    (大きな声で叫ぶとモクモンが寄ってくる)
    やれやれ子守りは趣味じゃない上に職務範囲外なんだがな
    (と言いつつ食料を集めようとする)

  • 133トロピアモン25/12/01(月) 16:36:04

    ジャングル地帯へ居を移したトロピアモンはまさに頂点であった
    光合成、そして体から放つ甘い香りにつられてやってきた昆虫型や動物デジモンを次々に捕食していった
    トロピアモンは動く必要はなく、ただいるだけで腹は満たされていく
    しかし、やがてその地域にデジモンがいなくなれば光合成だけでは完全体の莫大な代謝を維持できなくなってしまう
    その時は背の羽で飛び立ちまた住居を移し、またそこにとどまる
    そうして、熱帯雨林のデジモンは、次々とトロピアモンに食いつくされていった

  • 134二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 16:38:31

    【またもや何者かの手によってサブカル文化のデータが詰まったメモリ結晶が投下される】

  • 135猿人集落25/12/01(月) 16:41:32

    >>134

    散策していたコエモンが、なにやらきらきらするものを拾った

    この個体はキラキラする石や木の身など、なんとなくきれいだと思うものを集めるのが趣味だった

    上機嫌にコエモンは頭髪にくくりつけて、また散策を始めた

  • 136二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 16:42:39

    >>135

    【それはコエモンの構成データにアニメのデータやら萌えやらロボやらのサブカル文化データを入れていく…】

  • 137バオハックモン25/12/01(月) 16:45:37

    【今度はバオハックモン含めた三体の竜人デジモン達が猿人の集落へと向かう。
    今回の目的は金属製の道具と自分達の集落の位置を教える為である】

  • 138猿人集落25/12/01(月) 16:49:33

    >>137

    「こんにちは、お久しぶりです、ドラドラのみなさん。ぼくはアンゴラモン。あらたなおさおさです」

    進化したことでジンバ―アンゴラモンは更なる言語能力を身に着けていた。彼は今や立派に長の後を引き継ぎ、猿人たちから一目置かれるリーダーとなった。


    「みなさんにちょうど、お見せしたいものがあります。ものすごく気持ちよくなる水です。とても、きもちよくなってしまうので、ちょっとづつ、飲んでください」

  • 139バオハックモン25/12/01(月) 16:53:35

    >>138

    こんちは!

    【バオハックモンが挨拶し、後ろのエクスブイモンやフレイドラモンもお辞儀する。

    フレイドラモンに関してはしみじみとあのデジタマが……と感動している】

    …!

    「「「……!!」」」

    【竜人達に電流走る】

    水!交換!金属機器!

  • 140二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 17:04:33

    それまで海は海竜デジモンの天下であり魚型デジモンは被食者でしかなかったが、やがて強力な魚型デジモンも姿を現し始めた
    触手と毒性のスミでエモノをとらえるゲソモンやオクタモン、高度な光学迷彩能力をもつマンタレイモン、矢のような遊泳速度を誇るトビウモンなど、海竜型に対して反旗を翻そうとしていた

  • 141ジンバーアンゴラモン25/12/01(月) 17:09:45

    >>139

    「ありがとう、これは、まだたくさん作れないので、すこしづつの交換になります。それと、ドラドラのみなさんにお願いがあります」


    「ドラドラのみなさんは、飛ぶ、をしながら、運ぶ、ができるひと、が、いますね。それで、僕たちの仲間を、いっしょに、連れて行ってほしいです」


    「僕たちは、ドラドラのみなさん、のような、戦いの力、を、身につけないと、いけません。代わりに、僕たちの、薬や、道具、や。気持ちの良くなる水の作り方、が、わかるもの、いっしょにいきます。そうしたら、そちらでも、気持ちの良くなる水、が、つくれるようになります」

  • 142二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 17:14:18

    【メガログラウモンから作り出されたデジタマはすぐさま孵って補食を繰り返し、すぐさま成長期から成熟期フックモンとルカモンへと進化する。
    彼らは海岸線にて水竜達を殲滅するべく戦力を整えることとなる】

  • 143バオハックモン25/12/01(月) 17:15:32

    >>141

    フヘヘへ…ん?

    【より美味い酒が呑めることにニヤついていると頼まれごとらしい】

    なんだ?

    ………わかった!

    連れていく奴選んでこい!

  • 144ジンバーアンゴラモン25/12/01(月) 17:20:44

    >>143

    「ありがとう、ございます。では、仲間を、つれてきます」


    こうして、まとめ役としてセピックモン、他にはコエモン、ゴブリモン、カメ族からカメモンの4体が彼らの集落へと出向くことになった。

    その中のコエモンは、キラキラ好きの個体であった。

    ジンバ―アンゴラモンは御礼にと、三人にさらにとても気持ちの良くなる水(蒸留酒)を振舞った

  • 145二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 17:25:35

    このレスは削除されています

  • 146バオハックモン25/12/01(月) 17:27:00

    >>144

    【バオハックモン達はちびッと味わった後に身震いしながらニヤつく

    どんな肴が合うか考えているらしい】

    「自己紹介よろー」

    【好きなこととか教えてよと同行する者達にいう】


    【ラプタードラモンを呼んでいる間の時間潰しだ】

  • 147遠征猿人25/12/01(月) 17:28:24

    >>145

    「わし、くすりつくるとくいね。しょくぶつも育てるできるよ~。きもちよくなる水もわしつくったね~」

    「きらきらすき~」

    「たたかうおぼえたい!」

    「カメ、カメゾク、ダイヒョー、カメ」

  • 148オクタモン25/12/01(月) 17:30:48

    >>142

    オクタモンは他の魚型よりも高い知性を持ち合わせていた

    彼は海岸線奪還をもくろむ水生竜人一派に共闘を持ちかけた

  • 149バオハックモン25/12/01(月) 17:31:55

    >>147

    【バオハックモンはそれを良く聞いて覚えた】

    おぼえた!

    【それと同時刻あたりでラプタードラゴンとスティングモン二体が着地する】

    行くぞ〜

    【そう言って足の速いバオハックモン以外は乗るように指示される】

  • 150滅鯨水竜村25/12/01(月) 17:33:13

    >>148

    【断る理由がない

    フックモンは快くその提案を受け入れた】

    共にあいつらを滅ぼすぞ!

  • 151トロピアモン25/12/01(月) 17:36:10

    >>133

    やがて、トロピアモンはわざわざ飛ぶのすらおっくうになってきた

    そうして、どうにか代謝を抑える方法を模索し、やがて尾を根のように地面に刺し、栄養を吸い取るという方法を身に着けた

    これによりさらに代謝を抑えてエネルギーを蓄えることが可能になったが、それはつまり、デジモンも、植物も、大地も、全てを食いつくしてしまうことに他ならない


    青々と葉を茂らせるトロピアモンはもはや、干害の化身と化しつつあった

  • 152ヴァジラモン25/12/01(月) 17:38:01

    やれやれやっとか
    (ある程度の戦力を整える
    そこにはモクモンであったサンモンが3体 プチメラモンが2体になっていた)
    やれやれこれである程度は自活できるはず
    (と言った矢先にゴーレモンが襲いかかる)
    (無論狙いはヴァジラモンではない 幼年期デジモンの方である)
    やれやれ幼年期一つ守れぬようではデーヴァの名が泣くぞ
    (無論成熟期のゴーレモンが完全体のヴァジラモンに勝てる道理はない
    あっけなく肉となってサンモンやプチメラモンの餌となるのであった)

  • 153二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 17:39:36

    >>151

    「「「「「グギャアアァァアアアアアアア!!!」」」」」

    一斉に突撃していくのはジオグレイモン。

    トロピアモンの暴虐に耐えかねて滅ぼさんと襲いかかったのだ

  • 154遠征猿人25/12/01(月) 17:41:35

    >>149

    「ほっほ~~」「きゃあ~~」「はやい~~~!?」「カメ~~~!?」


    竜人の村へ着いた遠征組はそれぞれ仕事に就いた

    セピックモンはコエモンとともに周辺の植物を調べ、酒の原料になる木の実を見つけ、彼らに酒の作り方を伝授した

    ゴブリモンは竜人の戦闘訓練に参加し、毎日へとへとになりながらも力を付けて行った。カメモンはともかく目につくものは何でも覚えようとしていた

    そして、コエモンは最近「きろく」の作業に熱心であり、彼らにその文化を伝え、また「絵でものを伝える」、つまり文字のさきがけを与えた

  • 155アンティラモン25/12/01(月) 17:44:46

    【猿人デジモン達の集落を去り、アンティラモンは旅を続けていた】

    【途中、飛び立つトロピアモン(>>133)や、彼の食べ荒らした後を発見したり】

    【水竜達を撲滅せんとするデジモン達(>>150)を目にした】

    【ジンバーアンゴラモンや、彼の祖先が築いた集落は好きだ。だが、集落を出たのは良いことだったと思う。任務の為だけじゃない。広い世界を見るのは、その進化の過程を目にするのは、とてもわくわくすることだった】


    あ……雪だ……

    【歩いた末に、アンティラモンは氷雪地帯に辿り着いた】

    雪の降る場所もあったんですね。ということは……

    【見渡すと案の定。ヒヤリモンやユキミボタモン、ユキダルモンといった氷雪地帯に生息するデジモンが見受けられた】

    【ヒヤリモン達はユキダルモンが産み落とした個体なのだろうか。ユキダルモンはアンティラモンを視界に確認すると、2体を守るように前に出る】

    【いつかゴツモンにしたように……手を振って敵対の意思がないことを示す】

    【ユキダルモンは少しの間警戒していたが、こちらに攻撃してくることはなく、そのまま見送ってくれた】

    【アンティラモンの旅はつづく】


    (※氷雪地帯は好きに掘り下げて大丈夫です!)

  • 156オクタモン25/12/01(月) 17:45:08

    >>150

    オクタモンは提案した

    かつて、海竜との戦争で深手を負ったホエーモン

    やつを仕留めることが出来れば、その莫大な肉で我々はさらに力を付け、そしてより強い子を産めると

    そのために協力して奴を仕留める計画を企てた

  • 157ヴァジラモン25/12/01(月) 17:46:11

    >>151

    (ヴァジラモンがこのことを知ったのはサンモンやプチメラモンの餌を与え終えた後であった)

    イグドラシル「こっちから伝令 今熱帯雨林がやばい トロピアモン止めてーな」

    ヴァジラモン こっちは子育て中です

    イグドラシル「事情が変わった 子育てを許可する代わりにトロピアモン倒してーな」

    ヴァジラモン 了解です

    イグドラシル「地図送るでー」

    よーしみんな集まってー

    この星がやばいのでトロピアモンを狩りましょう

    幼年期のみんな「わーい」

    んじゃ行くか

    (熱帯雨林に向けて幼年期達を連れて向かう)

  • 158二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 17:49:24

    (メタ:正直気に入らない勢力を外から来たつよつよデジモンが速攻ぶっ倒しに行きますみたいなのちょっとどうかと思います…)

  • 159トロピアモン25/12/01(月) 17:49:27

    >>153

    「ぐぐ?」

    まどろんでいたトロピアモンは、面倒くさそうにジオグレイモンの群れを見た

    そして、おこぼれをくれてやる代わりに体に住まわせてやっている掃除やをさしむけた


    猛毒をまき散らす、ドクグモンの群れである

    ドクグモンたちは俊敏な動きでジオグレイモンへと殺到する

  • 160ストライクドラモン25/12/01(月) 17:49:52

    >>154

    【鉱山の近くに集落を移したためか日夜共に鍛冶の音が響き渡る

    バオハックモンはゴブリモンを可愛がり、自分の技術を叩き込もうとしている。

    酒の作り方を教わった途端、竜人達……主にブイモン系列の者達がアレンジを沢山し始めた

    カメモンの姿に感心したディノヒューモンは鍛冶を教える

    そしてコエモンの絵を規格化してみんなに習わせようと考えるストライクドラモン】

  • 161滅鯨水竜村25/12/01(月) 17:51:48

    >>156

    【フックモン達は言う。

    地上に引きずり出せばこっちのものだと

    海面ではダメだ

    海底に引きずり込まれる】

  • 162ヴァジラモン25/12/01(月) 17:52:20

    >>158

    (それもそうですね)


    >>157

    (まあ他人がどうにかしてくれると思ったうえ

    決定打になったのはプチメラモン達の体調不良であった)

    こいつらは火山地帯でないと生きていけないのか

    (そう悟ると回れ右して火山地帯へとトンボ帰りしていく)

  • 163遠征猿人25/12/01(月) 17:54:50

    >>160

    ゴブリモンは鍛冶という分野で意外な才能を見せた

    竜人よりも器用な手で細かい装飾や奇抜なデザインを次々考え付いていった

    やがて、自分の為の鎧、ブーツ、ハンマーを制作し、やがて自身もまたそれに相応しい体躯を手に入れた

    グロットモンへの進化だ

  • 164二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 17:54:52

    >>159

    「ゴワァァァァ!!」

    ジオグレイモン達は並んで炎を吐き、ドクグモンらを焼き殺そうとする

    とにかく邪魔をするなとジオグレイモン達は突進する

  • 165オクタモン25/12/01(月) 17:57:14

    >>161

    作戦はこうだ

    やつは浅瀬までは進めない

    やつをサンゴ礁の海壇まで誘い込んで座礁させる

    あとは俺の毒液やお前たちの攻撃で弱らせ、じっくり仕留めるのだ!

  • 166トロピアモン25/12/01(月) 18:01:09

    >>164

    ドクグモンの多くは焼き払われてしまった

    生き残った者もいるが、あれではあいつらすべては倒せないだろう


    ああ、めんどうくさいと、トロピアモンは自ら仕留めることにした


    『トロピカルヴェノム』

    吸い込んだものは内部からドロドロに溶け腐る猛毒ガスである

    たとえ溶けていても問題ない

    ここにあるものはすべて自分の腹に収まるのだ

  • 167竜人集落25/12/01(月) 18:02:00

    >>163

    【ゴブリモンを可愛がっていたバオハックモンは喜び、自分自身も追い付かれないように進化することを決意する

    そのためにとあるタイミングで3日間深い洞窟へと潜っていった。


    そして3日後、バオハックモンは二足歩行になっていた。戦士たちのエース、セイバーハックモンである】



    >>165

    【なる程とフックモンは頷く】

    「良いだろう!お前達の作戦にかける!」

    【ホゲーモンが邪魔なのは事実だからな】

  • 168二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 18:04:05

    >>166

    「ギギャアアア!」

    「……!」

    【ジオグレイモンたちは続々と倒れ伏せていく

    数体の逃げたジオグレイモン以外は絶命したらしい】

  • 169オクタモン25/12/01(月) 18:07:50

    そして作戦決行の日
    オクタモンはまず傷を癒しているホエーモンにちょっかいを出した
    傷を癒すために食事が必要な彼のエサ取りを徹底的に邪魔をした

    やがてしびれを切らして自身に襲い掛かってくるよう仕向けたのだ

  • 170二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 18:09:13

    >>167

    あるとき、一体のペンモンがフックモンに聞いた

    「誰が悪者なの、どうして憎んでいるの?」


    このペンモンは、あの戦いの直後に生まれた個体だ

    それ故に、何者と何者がどんな理由で敵対関係なのかを知らないのである

  • 171トロピアモン25/12/01(月) 18:12:29

    >>168

    「…ふん」

    トロピアモンは鼻を鳴らし、絶命したジオグレイモンやついでにドクグモンを捕食した

    ずるずると溶けた体液をすすり、やがてまた尾を地面に突き刺し栄養を吸い上げて行った

    ぼちぼち土地の変え時か…ああめんどくさい

    トロピアモンは独り言ちた


    トロピアモンは半植物である

    排泄はせず、ただエネルギーを体内にため込むのみ

    デジタマすら一度も生んだことはない

    その莫大にため込んだエネルギーは、どこへゆくのだろうか…

  • 172滅鯨水竜村25/12/01(月) 18:16:18

    >>169

    【とあるデジモンから採取した火薬などで爆弾を作り上げて待機している】

    >>170

    …………さあな

    ただ親父殿の敵だから殺すだけだ

    【ペンモンにデジアップルを渡した】

  • 173オクタモン25/12/01(月) 18:22:27

    オクタモンは次にホエーモンヘスミを吹きかけた
    身体をしびれさせる毒のスミだが、ホエーモンの巨体では嫌がらせ程度の効果にしかならない

    やがて、しびれを切らしたホエーモンは、オクタモンに誘導され、サンゴ礁にまで誘い込まれた

    【今だ!やれ!!】
    オクタモンはフックモンたちにスミを海面から飛ばして合図した

  • 174滅鯨水竜村25/12/01(月) 18:25:48

    >>173

    【複数のフックモンたちがキャノンで捕鯨砲を撃って地面に固定を繰り返す。絶対に逃がさない

    さらに数多の爆弾が投下されてホエーモンのすぐ近くで爆発した】

    「しねぇ!!」

  • 175二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 18:31:10

    ホエーモンは、動きが鈍かった
    あのとき津波を起こしたようなパワフルさが感じられない
    その巨体を動かすのもやっとのようだ

    その理由は、加齢のせいであった
    大きな力を得るには代償が伴う。その肉体をここまで巨大化させるまでには相当な年月がかかったのだろう、バブンガモンの倍以上に高齢であったのだ

    「ブオオォォ…」

    ホエーモンは反撃らしい反撃をしなかった
    頭部の穴から水流を放とうとしたが、その勢いは弱く、フックモンまで届くことはなかった

    爆弾のダメージだけでなく、座礁したことによる自重による圧迫と、体温調節の不全、そして脱水症状がホエーモンを襲った
    サンゴ礁に追い込んだ時点で、この老いた鯨の死はすでに決まっていたのだ

  • 176遠征猿人25/12/01(月) 18:31:20

    コエモンはきらきらしたものが好きだ
    仕事の合間に山へ赴き、キラキラした石を集めていた
    石を掘るために大きな大きなこん棒を借りた
    本当に扱えるのか?っとグロットモンには心配されたが、頑張って振り回したたくさん石を掘り出した

    掘って、掘って、掘って、掘って……
    やがて、コエモンの体躯がこん棒に相応しい大きさとなり、ついには自ら「キラキラ」がだせるようになった

    「きゃは☆」
    キンカクモンの出現である
    彼女の拾ったキラキラしたものは、彼女の中に気づいたら吸収されてなくなっていた
    ちょっと残念だけど…ま、いいか!

  • 177オクタモン25/12/01(月) 18:34:58

    >>175

    弱り切ったホエーモンにオクタモンは容赦なく剣を突き立て、肉を切り分けた

    油がたっぷり乗った肉は最高に美味であり、フックモンたちのぶんもついでにどんどん切裂いていった


    その膨大な肉とデータがなくなるまで、フックモンたちと心行くまでサンゴ礁の晩餐を楽しんだ

  • 178滅鯨水竜村25/12/01(月) 18:36:32

    >>175

    【抵抗できないと分かると今まで数を増やしていたルカモン達が殺到して身体中に噛みついていく】

    >>177

    晩餐だぁ!

    【そうリーダー各のフックモンが宣言し、他のフックモン達も大きなナイフでホエーモンを切っていく】

  • 179オクタモン25/12/01(月) 18:42:08

    大量の肉が手に入ったことで、オクタモンとフックモンの一族は更なる力を手に入れた
    オクタモンの子らもまたオクタモンへ成長し、そしてオクタモンはさらに身体を肥大化させた
    見上げるような巨体、ダゴモンへ至ったのだ

    【この調子だ、海竜の血族は栄養満点だ。ひとつひとつ、喰らい、力を付けていくのだ】
    進化したことでさらに知性は強化され、テレパシー能力を得たダゴモンは、フックモンの血族に呼び掛けた

  • 180二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 18:43:45

    ホエーモンの肉塊はあまりにもデカかった。
    全長20メートル、体重100トン。

    捕食者たちは栄養価の高い部分を優先的に食べ、残りの多くは腐肉食が可能なデジモン達が漁ることになるだろう
    一種の生態系が出来上がるほどと言っても過言ではない

  • 181ヴァジラモン25/12/01(月) 18:44:22

    >>162

    (火山地帯に帰ってきてから特訓が始まった)

    サンモン達は立派なコロナモンに進化しプチメラモン達はそれぞれキャンドモンとファスコモンに進化した

    (それを見てヴァジラモンは立派になったと喜んだ)

    (それはそれとしてヴァジラモンが直々に教える特訓はまだまだ続くのであった)

  • 182ダゴモン25/12/01(月) 18:46:32

    【力もそうだが、私はもっと知恵をつけたい、この世界で知恵あるものの居場所をおしえてくれ】


    >>180

    ホエーモンの肉塊を血族に分け与えながら、ダゴモンはフックモンに頼んだ

  • 183滅鯨水竜村25/12/01(月) 18:50:38

    >>179

    【フックモンの血族はより海戦能力を高めるためにシャークモンやアノマロカリモンなどに進化してリーダー格がキャプテンフックモンになった】

    同士ダゴモンよ

    それは素晴らしいな……しかし

    >>182

    …………その願いを叶えるにはまだ、まだ足らぬ

    勝率が

    こちらの本家は水竜の襲撃で住みかを変えた

    ゆえにしばらくの間、また住みかを変えるのは不可能に近い。より勝率が上がったら教える

    すまぬな

  • 184ダゴモン25/12/01(月) 18:55:19

    >>183

    【・・・・わかった、無理強いはしない。これからも協力し、やつら水竜の血族をせん滅するのだ】


    ひとまず、ダゴモンはそう結論づけた

    それから、ダゴモンの血族はキャプテンフックモンの旅団と強力し、水竜デジモンを一体一体屠ってゆくために動き出した

  • 185二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 19:00:25

    かつて竜人型デジモンが住んでいた沼地には、ベタモンやオタマモンなどが住み着いていた。
    大きな貝殻を持つシェルモンの姿も数体見える。

    オタマモンはときどき地面から、武器や縄などの埋蔵物を掘り出すことがあった。
    知能は高くなかったが、その自然ではありえない造形の見事さに感動し、美しさを感じる心を持っていた

  • 186遠征猿人25/12/01(月) 19:07:09

    山岳部での生活はカメモンにとってよい刺激だった
    彼はトータモンから生まれた子であり、陸での生活に特化した個体であるが、険しい山岳部では竜人たちのようにはいかない
    機動力、そして持前の甲殻、そして手先の器用さも失えない
    ドウにかできないものかと試行錯誤をくりかえし、ついに理想の形へと至った
    ケンタルモンへの進化である。鉱物に恵まれた山岳地帯であったことが功を奏した

  • 187滅鯨水竜村25/12/01(月) 19:07:56

    >>184

    ああ、助かる

    …協力して行こう!同士よ!

  • 188ストライクドラモン25/12/01(月) 19:09:59

    >>176

    >>186

    ……

    【あまりの変貌っぷりにここまで進化できるのか…と唖然としているストライクドラモン】

  • 189アンティラモン25/12/01(月) 19:10:17

    >>182

    >>184

    完全体が増えてきましたね……

    【氷雪地帯を見て回ってから、アンティラモンは海岸線付近まで戻ってきていた】

    【これから先、どこへ行こうか考えていたところだった】

    【シャークモン、アノマロカリモン、キャプテンフックモン、そしてダゴモン】

    【バブンガモンが成熟期の段階で寿命を迎えていた頃を考えると随分と……そう、"進化"した】

    【彼らはきっと、"次の世代"だ】

    【世界の発展に伴いデジモンも進化し続ける】

    ……もしかしたら

    ……究極体もいずれ生まれるかもしれませんね

    【アンティラモンはひとり呟いた】

  • 190ストライクドラモン25/12/01(月) 19:15:37
  • 191二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 19:16:05

    このレスは削除されています

  • 192ジンバーアンゴラモン25/12/01(月) 19:18:44

    >>190

    (連続投稿できないのしゃらくさいな…)


    おかあさん、げんきでしょうか?

    僕はいま、村をもっと良い場所に出来るよう、がんばっています

    おかあさんのように、すてき、なれるかは、わかりませんが、むらのみんなが、楽しく笑ってくれるのが、僕は嬉しいです、だから頑張れます

    次に合える日、たのしみにしています


    ジンバ―アンゴラモンは、そう木に文字を掘っていた

    後の日記である

  • 193ヴァジラモン25/12/01(月) 19:18:52

    >>181

    (それとは別に自らの知識を教えることも忘れなかった)

    (特に勝てぬ相手とは自らの命を守ること

    自らを捨ててでも相手と戦うべき時があると言うことを重点的に教えた)

    (さらに1週間が経ち教鞭をとったデジモン達は成熟期へと進化した)

    コロナモン3体はファイラモンへと進化し世界を知るために傭兵なるものを始めた

    ファスコモンはポキュパモンへと進化し密林へと向かっていった

    キャンドモンはメラモンへと進化し火山地帯で自ら自己研鑽中か

    立派になったな

    (そんな時イグドラシルから呼び出しをもらう)

    (ヴァジラモンは呼び出しに従いこことは別の世界に向かった)

    (ファイラモン以外は好きにしていいですよ)

    (ここでヴァジラモンの物語は一旦終わりにしてファイラモン編にします)

  • 194二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 19:21:34

    【メモリ結晶の成功例が出たのをいいことに更に投下される】
    【今度は複数のメモリ結晶だ】

  • 195野良ハンター25/12/01(月) 19:23:10

    「「「か~~みさま!!か~~~みさま!!!」」」

    わかったわかった!!全員ちゃんとなでてやるから!!
    順番な順番!!
    『ピポポ…』(神様というより保母さんではないのか?)

  • 196二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 19:26:37

    【熱帯雨林にカブテリモンの群れが飛び回っている】

  • 197ポキュパモン25/12/01(月) 19:28:35

    >>194

    (メモリ結晶の一つを拾う)

    (どうやら悪魔のデータのようだ)

    (小腹の空いたポキュパモンは腹の中に入れる)

    (そのまま道なき道を進む)

  • 198デーモン25/12/01(月) 19:29:22

    は~~~つまらん、お涙頂戴のハッピーエンドなんぞ

    何処の世界の差し金だ?あのうさぎめ…

    (デーモンは乱雑に遠見の水晶を置いた)

    ……しかし、この世界も随分完全体が増えたな

    そろそろ・・・干渉しても面白いか
    (世界になお散らばる憤怒のタネに、デーモンは舌なめずりした)

  • 199二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 19:34:27

    【ドローンが飛び回っているが大体は野良のデジモンによって破壊されている】

  • 200二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 19:55:58

    見守り給え

オススメ

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