- 1二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 19:58:59
生まれつき痣を持って生まれた少年、竈門炭治郎
家族と平和な日々を送っていた彼の日常は鬼の存在によって引き裂かれてしまう
そして唯一生き残っていたと思われていた妹禰豆子も、また鬼となっていた
その元凶…鬼の始祖の名前は鬼舞辻無惨
無惨を倒すため…炭治郎は"鬼狩り"鬼殺隊へと入隊、戦いの中に身を投じていくのだった
参考スレ
[IF・閲覧注意]炭治郎が縁壱の転生体だった世界線|あにまん掲示板俺の額には生まれつき痣があったそうです確かに物心ついた頃から、疲れを感じたことはありませんでした父から学んだ神楽も、動きを覚えたその日のうちに一晩中…いや、余程嬉しかったのかそれ以上踊り続けていたと聞…bbs.animanch.com【if注意】禰󠄀豆子が原作より早く鬼化し夜の間に竈門家を離れ人喰い鬼となってしまった鬼滅でありそうな展開を妄想するスレ|あにまん掲示板なお、・近くに来ていた冨岡さんと遭遇 ・三郎じいさんの家を発見し炭治郎を56すといった展開は十分あり得るが話が終わってしまうので無しとするbbs.animanch.com過去スレ
[IF.閲覧注意]俺には生まれつき痣があったそうです[SS]|あにまん掲示板「炭治郎…こんな雪の日まで無理しなくてもいいのに」「正月も近いし…少しでも炭を売ってくるよ」竈門葵枝から煤だらけの顔を拭ってもらった炭治郎は柔らかい笑みを浮かべた「それに、母ちゃんも知ってるだろ?俺は…bbs.animanch.com[IF.閲覧注意]俺には生まれつき痣があったそうです Season2[SS]|あにまん掲示板前回までのあらすじ生まれつき額に痣を持って産まれ、呼吸を身に着けていた炭焼きの少年…竈門炭治郎いつもと変わらぬ平和な日々を送っていたある日、彼は家族を鬼の手によって失ってしまうそして、家族を゙無残に喰…bbs.animanch.com[IF.閲覧注意]俺には生まれつき痣があったそうです Season3[SS]|あにまん掲示板前回までのあらすじ炭治郎は任務の過程で我妻善逸、嘴平伊之助と出逢う善逸からは「炭治郎さん」と呼ばれ、伊之助からは「親分」と呼ばれることに困惑しながらも三人は共に那田蜘蛛山で任務をこなすことに善逸と伊之…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:01:46
前回までのあらすじ
炭治郎は傷を癒した善逸、伊之助と共に無限列車に乗っているという"炎柱"煉󠄁獄杏寿郎の下を訪れる
その中でなし崩し的に彼の任務へと帯同することに
見せつけられる夢…悪夢…幸せな夢を求めて協力する人間
様々な思惑と感情が絡み合う列車で、夢の世界から現実へと炭治郎を引き戻したのはあの時の少女"幸代"だった
しかし、その間に下弦の壱"魘夢"と下弦の弐"轆轤"
煉󠄁獄の奮戦、善逸、伊之助、幸代の奮闘で魘夢と轆轤の魔の手から乗客を守り切ることに成功する
だが休息も束の間、上弦の参"猗窩座"と禰豆子が炭治郎たちの前に現れる
激闘を繰り広げる煉󠄁獄と猗窩座…炭治郎と禰豆子
戦いの中で煉󠄁獄は左眼と左腕を喪いながらも戦い続け、一度は死に瀕するも生みの母親、瑠火の叱責で生還した
しかし、炭治郎は幸代のこともあり猗窩座と禰豆子には逃亡を許してしまうのだった
その後、煉󠄁獄家を訪れた炭治郎はかつて"日の呼吸"と呼ばれたものがあったことを知る…そして煉󠄁獄家から託されたもの…それは炎柱として先頭に立って欲しいというものだった
煉󠄁獄の為にも、自身の為にもとヒノカミ神楽…日の呼吸を封印した炭治郎は4ヶ月後、任務の為に蝶屋敷へと訪れていた"音柱"宇髄天元と新たな"炎柱"となって再会
善逸と伊之助に続き彼に加わる形で、遊郭吉原に潜む鬼の討伐に向かう
吉原では炭治郎が連れてくる形で幸代も合流し、善逸、伊之助、幸代はそれぞれ宇髄が目をつけていた場所で潜入捜査を開始する
だがそこに潜んでいたのは、上弦の鬼だった… - 3二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:07:53
ちょっぴりキャラクターの近況まとめ
竈門炭治郎
身の丈180cm以上に成長、煉󠄁獄家に背中を押されて新たな"炎柱"へと就任
なにかしらの影響を受けたからか、精神的危うさが薄まり大人びている様子
猗窩座討伐まではヒノカミ神楽こと日の呼吸を封印することに
我妻善逸
炭治郎による強制レベリングとその恐怖により気絶しなくなる
また、速度実力共にかなりの水準まで高まっているもののビビリなのは相変わらず
嘴平伊之助
炭治郎による強制レベリングで戦闘能力は飛躍的に向上している
また、どつかれるためか案外物わかりがよくなっていたりなかったり
幸代
鬼となった少女剣士
珠世の治療によって彼女や愈史郎のように定期的に血を少量摂取すれば生命維持や力の行使が可能
しかし最近はどうも身体に変化が起きているようで…? - 4二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:14:30
"水柱"冨岡義勇
炭治郎を鱗滝の下へと導き、鬼殺隊へ入るきっかけとなる
"蟲柱"胡蝶しのぶ
傷を負った隊士たちの治療を行い、善逸と伊之助の怪我を治してくれた
また、継子のカナヲや隊士のアオイ、蝶屋敷の三人娘たちと共に彼らの成長にも一役買う
炭治郎には本心を吐露して以来ちょっぴり距離が近いとの噂が…?
栗花落カナヲ
感情表現が薄くコインでどうすべきかを決めていたが、炭治郎のちょっぴりダサいコイン占いにようて変化が訪れた
少しだけ自分の心に素直になれた彼女のこれからは…?
神崎アオイ
蝶屋敷で家事全般などを請け負う隊士
善逸と伊之助の生活や機能回復訓練を手伝ってくれた
その気持ちは彼らが胸にし連れて行く
すみ、きよ、なほ
蝶屋敷の三人娘、炭治郎たちのお世話をしてくれた
"音柱"宇髄天元
アオイ、きよを連れて任務へ行こうとしていたが最終的に善逸、伊之助と柱となった炭治郎を連れて任務へ赴く
三人の妻がいて、彼女たちを潜入させていたのだが… - 5二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:19:58
スレ立て乙です
保守間に合わずすまんかった - 6二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:20:45
煉󠄁獄杏寿郎
炭治郎たちと共に任務をこなすが、猗窩座との戦いにより左眼と左腕を喪ったため引退
炭治郎に炎柱を託して今は後進の育成を行なっている
鬼舞辻無惨
度々姿を現す鬼の始祖、最強の鬼
禰豆子に甘く、かなりの期待を寄せていることもあってか割とその他上弦や下弦にも優しくなっている…?
しかし、下弦は潰されたためその点についてはキレ散らかしたのだとか
竈門禰豆子
炭治郎の唯一残った家族であり、鬼となった妹
短期間で凄まじい人数を殺して喰らってきており、その力はかなりのものとなっている
無惨を心酔しているが、炭治郎のことも兄として慕う一方で歪んだ愛情が見て取れる
猗窩座
上弦の参、煉󠄁獄とは激闘を繰り広げた
しかし、襲った弱者が『女』だったかもしれないと知ったことで自我崩壊のようなものに襲われているようで…? - 7二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:23:41
- 8二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:26:48
遊郭潜入の二日前、京極屋の女将は蕨姫の部屋に赴いていた
「いい加減にして頂戴…」
「…なにを?」
「うちから怪我人や足抜け、自殺する子を出すのをだよ…自殺した子はあんたが虐め殺したようなもんだろう、蕨姫」
「酷いこと言うわね女将さん…私の味方をしてくれないの?私の癪に障るような子たちが悪いとは思わないの?」
先程まで柔らかかった蕨姫の目が坐る
「…今まで随分目を瞑ってきたけど、度を越してるんだよあんたは…庇いきれない」
「誰の稼ぎでこの店がこれだけ大きくなったと思ってんだ婆」
首を傾けて下から睨みつけてくる蕨姫…その姿を見た女将は、思い出したように口を開いた
第31話 堕姫
「ずっと昔、アタシが子供の頃…聞いたことがあるのよ、茶屋のお婆さんに…」
女将は話した…お婆さんに聞いた花魁の話を
とても綺麗だけど性悪な花魁を、お婆さんは子供の頃と中年の頃に見たことがあると…その"花魁たち"は名前に"姫"の文字が入るのを好んでいたこと
気に入らないことがあると、今まさに目の前の蕨姫と同じように首を傾けて下から睨みつけてくる独特の癖があったと…全ての点と点が線で繋がっていく
「あんた…一体何者なんだい!?あんたもしかして…人間じゃ」
「そういうことはね…」
顔を掴まれて、女将は空中へと連れ出されていた - 9二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:30:56
包丁を握った右手は、彼女の帯で拘束されている…いや、帯が意思を持っているかのように動き、女将の身体を支えていた
「気づいたところで放っておくのが"賢い生き方"というものなんだよ…今まで皆そうして生きてきた」
すぅっと蕨姫がその顔を近づける
「おまえは私が思っていたより…ずっとずぅっと頭が悪かったようだねぇ…残念だよ、お三津?」
彼女の顔は最早蕨姫であり蕨姫ではない…美しい顔には花のような紋様が浮かんでいる
「そんなに怯えなくても大丈夫さ…干乾びた年寄りの肉は不味いんだよ、醜悪で汚いものを…私は絶対食べたりしない」
顔を掴まれている指が、帯が、その力を緩めていく
「おまえはグシャッと転落死さ…さよなら、お三津」
「やめっ…」
肉が地面に叩きつけられる生々しい音が響き渡った
路上で悲鳴が上がり、騒ぎが拡大していく中…蕨姫は…堕姫は上機嫌で自分の部屋へと戻る
「調子はどうだ?」
薄暗い部屋の中から声がかかった…衣装櫃に誰かが腰掛けている
「無惨様…!」
声の主は、愛しいあのお方だった
「随分人間を喰ったようだな…以前よりもさらに力が増している、良いことだ」
堕姫は平伏し、頭を垂れた
「しかし油断をするな、うまくことが進んでいる時程足は掬われやすい」
「承知致しました」 - 10二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:36:58
「堕姫…私はおまえに期待しているんだ…おまえは誰よりも美しい…そして強い、"柱を七人葬った"」
無惨が優しく堕姫の頬を包み込む
「これからもっともっと強くなる、残酷になる…特別な鬼だ」
「………」
善逸は薄暗い天井を見つめていた
殴られた頬がまだじんじんと痛むが、咄嗟に飛び退かなければ頭が吹き飛んでいてもおかしくなかった
「明日、炭治郎さんと宇髄さんに知らせないと…」
ぽつり、と呟いて目を閉じる…しゅるっと衣擦れのような音がした
衣擦れ…誰か入ってきたのかな…?
再び目を開けた善逸の目に飛び込んだのは、蚯蚓のように蠢く無数の帯だった
「いなくなった?」
「はい…あの、善子なんですけど…黄色い頭の」
遣手の報告に、楼主は筆を止めた
「気を失ってるのを寝かせていたんですが、部屋にいなくて…探させますか?」
「やめろ!もういい!探すな!足抜けだ…俺は知らん!」
楼主は机に向かい、そろばんを弾く…その声は怒りと恐怖が混じっているようだった
「どこかへ逃げたんだろう…放っておけ!」
「でも旦那様!」
「黙らねぇか!下がれ!」
楼主は怒りのままにそろばんを投げつける
「二度と善子の話はするな!皆にもそう伝えておけ!」
遣手は震えながら頭を下げ、襖を閉じて走り去る
「蕨姫花魁の気に障るようなことをするからだ…善子も、お三津も…!」
独り呟く楼主の顔には、夥しい量の冷や汗が浮かんでいた - 11二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:41:44
「だーかーらー!俺のところに鬼がいたんだよ!こういうやつがいるんだって!こういうのが!」
昼時の屋根の上、伊之助が身振り手振りで鬼の姿を伝えようとする
昼間は歩けない幸代の代わりに、首から札を下げた黒猫がいた
『いや…それはあの…その、ちょっと待ってくれません?』
黒猫を通して幸代の声がする
「こうか!これならわかるか!?」
『まぁまぁ…もうすぐ宇髄さんも善逸さんも炭治郎さん来ますからその時に…』
「こうなんだよ!俺にはわかってんだよ!」
ビシッとポーズを決める伊之助…うん、全然わからない
「善逸は来ない」
宇髄の声がした…いつの間にか彼も屋根の上に腰を下ろしていた
(こいつ…やるヤツだぜ!音がしねぇ…風が揺らぎすらしなかった!)
伊之助の頬を冷や汗が伝う…やはり柱の力は俺たちと一線を画している
『善逸さんが来ないって…どういうことですか?』
「おまえたちには悪いことをしたと思ってる」
宇髄が謝罪の言葉を口にする
「俺は嫁を助けたいがためにいくつもの判断を間違えた…善逸は行方知れずだ、昨夜から連絡が途絶えている」
その言葉に、伊之助と幸代は息を飲んだ
「おまえらは花街から出ろ、危険過ぎる…ここにいる鬼が"上弦"だった場合対処出来ない」
宇髄が立ち上がって続ける
「消息を絶ったものは死んだと見做す…後は俺一人で動く」
『一人って…宇髄さん!炭治郎さんもいるはずでは…?』
「竈門は昨晩、御館様に呼ばれてここを離れた…いいか?逃げる事を恥じるな、生きてる奴が勝ちなんだ、機会を見誤るんじゃない」
「おい!待てよオッサン!」
命令と情報だけを簡潔に伝えて、宇髄が目の前で消えた
現れた時のように、音も気配もなく - 12二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:47:52
『信用…されてないんでしょうか…私が鬼だから…』
「そんなことねぇ!俺は幸子のこと信じてるぜ!親分だってそう言ってただろ!?」
伊之助が猫に目線を合わせて屋根に寝そべる
「それに俺と善逸の階級も上がってるんだ、下から4番目だがな!だから元気だせって!」
幸代の感情に呼応するように、黒猫が小さく鳴いた
『…そうですよ、こんなことしてる場合じゃないです!私も日が落ちたらすぐに伊之助さんの荻本屋に行きますから、屋根の上で合流しませんか?』
「あ!?なんでだよ!」
『私もそうですけど、やっぱり一人では危険だと思うんです…善逸さんの件で確信しました!私、建物の中に通路があるんじゃないかって思ってて…』
通路?と伊之助が首を傾げる
『お店に出入りしていないのなら、鬼は中で働いているはずです…巧妙に人間のフリをしていればいるほど人を殺すことに慎重になると思うから…』
「そうか…後始末には手間もかかるし血痕も簡単には消せねぇしな」
『ここは夜の街…鬼に取っては都合がいいところですが…その逆もまた然りなんです』
幸代の言葉を、伊之助は黙って聞いてくれていた
『夜は仕事をしていないと不審に思われる…だからこそ、私は善逸さんも宇髄さんの奥さんたちも皆無事だと思ってます…絶対に助けたいんです』
伊之助の目が大きく見開かれる
『だから、伊之助さんにもそのつもりで行動して欲しいんです…私と一緒に戦って欲しいんです!そして、死なないでください』
「…"幸代"、今おまえが言ったこと全部な…」
ぽむ、と黒猫の頭が軽く叩かれる
「今俺が言おうとしてたことだぜ!」
お互いに覚悟は決まった、宇髄さんには悪いけど、私も伊之助さんも決めてしまった…決めてしまったからには最後までその責務を果たす!煉󠄁獄さんが、最後まで諦めずに戦った時のように
「せっかく来てくれたのに…床についたままですまないね、炭治郎」
「いえ、御館様もどうか無理はなさらないで…」
声色から苦しそうなのが伝わってくる…病状は柱になると伝えた日から更に悪化しているようだ
「どうしても君に、聞いておきたいことがあったんだ…これから先の事も見据えて…君が炎の呼吸を使うようになるまで使っていたあの技…ヒノカミ神楽と言ったかな?」
炭治郎は頷いた
「今の君は…"どれだけ長くヒノカミ神楽を使えるんだい"?」
第31話 堕姫 終 - 13二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 20:50:29
- 14二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 22:00:13
「炭治郎くんってお料理も出来るんですね?」
「うわっ!?びっくりした…」
ひょい、と脇から顔を出したしのぶに炭治郎は驚いた…本当にもう、心臓に悪い
コソコソ噺 炊事場の炭焼き
「アオイさんが熱を出して倒れちゃったでしょう?だから治るまでゆっくりしてもらおうと思って…身の回りのお世話はすみちゃんたちがやるけど、俺はその間恩返しにこうやって手伝いでもと…いま作ってるのは、アオイさんの小粥ですけどね?」
「…こっちは私が食べてもいいんですか?」
ぱかっ、としのぶが蓋を開けた鍋には美味しそうなカボチャの煮物が入っている
その傍らには、まだほんのり温かい陶器もあった
「鍋はカボチャの煮物で、陶器に入れてあるのは生姜の佃煮ですよ、しのぶさんが好きだってアオイさんに聞いたから…」
粥の味見をして、よしと呟いた炭治郎はすみたちを呼び寄せて小粥の入った土鍋やら小鉢やらなにやらを渡してあげた
「しのぶさんのお口に合えばいいんですけど…」
そう言うと、炭治郎は小鉢に佃煮を入れてから箸と一緒にしのぶへと渡した
「俺は元々炭焼きだったから火を使った料理は得意なんです…料理は火加減!って言いますからね」
慣れた手つきでおにぎりを作りながら、炭治郎が得意げに話している…話を聞きながら口へ運んだ佃煮は、甘辛さと生姜の風味が鼻を抜けていく…見事な佃煮だった
「…私にも教えてもらえません?炭治郎くんの綺麗なおにぎりの作り方」
「それは構いませんけど…俺の前に立つ必要ってあります…?近いですよ…」
「炭治郎くんは私よりずっと身体が大きいからこの位置がちょうどいいんです…もしかして、恥ずかしいんですか?」
くすくすとからかうように笑うしのぶに思わずドキッとしてしまう…自分に言い聞かせるようにして気を落ち着けた炭治郎は、しのぶの手を取った
「綺麗に作るコツは…」
あったかもしれない、ある日の出来事 - 15二次元好きの匿名さん25/12/06(土) 22:02:01
スレ主です!
オマケのお話をちょっぴりと…いい匂いがする歳上お姉さんにドキドキする…大きくなっても思春期ですからね
女性には弱いんです
明日も夜頃の投下を目指しております…それでは! - 16二次元好きの匿名さん25/12/07(日) 06:41:54
楽しみなので保守