- 1二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 00:39:21
- 2二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 00:40:09
ステンノ「まぁ…勇者さま♡」
- 3二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 00:40:35
- 4二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 00:41:03
えっちな設定だなおい
- 5122/05/10(火) 01:46:27
いつかの時代どこかの聖杯戦争でさぁ
ステンノさまとアサシンを召喚した純ぼくな青年が戦いの渦中に巻き込まれていって、全然戦力にならないサーヴァントで逃げるのに精いっぱいだしステンノさまは相変わらず無茶振りしてくるしで散々なんだけどさあ
期待には応えようとしつつ、とにかく勝つのでも放棄するのでもなくステンノさまを守るために逃げ続ける青年と過ごすうちに、ステンノさまの方もまあ彼がせめて惨死しない程度にはかんばってあげようかしらなんて思い始めてさあ
そうやってして無害ムーブして完全に他の連中のアウトオブ眼中になったらステンノさまが敵男性マスターを美声でハメ殺しにして勝利したりもあってさあ
エウリュアレやメドゥーサに向ける姉妹愛や、多くの神や人間がするような異性愛ともまた違った、一緒にいてなんとなくおもしろいって親愛をステンノさまが彼女のマスターの純ぼくな青年に感じ始めたところで襲われてほしい
本当はずっと我慢してたし抑えてもきてた
令呪なんて理性を塵にするような誘惑も不誠実だって堪えてきた
でも、ふと気を抜いている時に優しくされて、無防備に(偉そうに)ベッドに投げ出した肢体を見て、何か壊れてはいけないラインを叩き割ってしまった
服を脱ぐのも忘れて覆いかぶさり、怯える彼女の表情を知ることなく口を重ねた
引き裂くように薄布同然のドレスを脱がせて乙女の裸体を余すことなく暴いてしまった
必死に胸板や腕を押そうとする彼女の細腕を、両腕一気に片手で掴み上げた
涙を溜めて何かを口にするその声の、中身はよく分からなかった
そもそも自分がおかしくなったのは彼女の美声のせいだった
気持ち悪くて下着ごとズボンを脱いでから、ようやくとっくに達していたことに気がついた
触れないまま下着のなかでぶちまけたせいで全体がドロドロだった
もう何も考えられなかった
名前すらわからないくらい心をかき乱す彼女がとにかく欲しかった - 6122/05/10(火) 01:46:59
翌朝、マスターが目を覚ますとベッドに裸の自分とそれに寄り添う裸のステンノさまがいてさぁ
混乱してる青年が何かを言うのを遮って、「もともと仮初の命、かりそめのからだ。なら、貴方の妻(モノ)にしてしまいましょう」なって口にしてさあ
でもその目に光はなくてそれまであったはずの高飛車な愛らしさもなくて、そう言う台本を無理矢理読まされているような感覚があってさあ
「今日は何を致しましょうか、サーヴァントとして勤めますか?それとも妻として愛の奉仕に努めましょうか?それとも、何もかも捨てて、逃げて…」
そんな砕け散ったガラスを無理矢理破片だけ集めて繋ぎ合わせたような歪な主従が見たいんだ
子どものように抱き上げられていた
ただ、むごたらしく突き入れられて貫かれて蹂躙されていた
神核にヒビが入る、エウリュアレと共に守り通した、メドゥーサが怪物になってまで守り通したものが音を立てて崩れていく
「いや、いや…」彼の耳元で口にする
痛い、苦しい、死にたくはないけれど、死ぬよりイヤ
「いや……いやっ」だったら、そう言えばいいのに
苦悶の声で泣き叫んで、あるいはこの声が彼を煽るのなら、彼を彼でなくしてしまうのなら、もう何も言わなければいいのに
「……いや、いや」どうして
私は彼の耳元で魅惑の美声をささやき続けるのだろう
- 7二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 01:57:59
- 8122/05/10(火) 02:13:52
- 9二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 02:23:47
あいつ
- 10二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 02:37:45
ステンノとエウリュアレを侍らせエッチな事するのは全ギリシャ英雄の夢なのでしょうがない
- 11二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 03:20:28
誇れ、お前はシコい
- 12二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 03:26:19
…俺ステンノ様の良さ分かった気がする!
- 13二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 03:27:17
- 14二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 03:30:36
いいですねぇ!
- 15二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 03:49:54
続キ求ム
- 16二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 04:08:38
壁頭突きスレと聞いて
- 17二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 06:43:00
エウリュアレには手を伸ばして捕らえたくなる、ステンノは一歩踏み出して所有したくなると
- 18二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 10:08:10
ステンノエウリュアレは『いい女・かわいい女・かよわい女』のバランスがいいよねってなる
- 19二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 10:23:40
正直な話三姉妹だとゴルゴーンさんが好き
- 20二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 10:26:20
エウリュアレは手が届いてもすぐどっか行ってしまいそうな雰囲気あるから離したくないけど、するりと離れるしこっちも心から縛り付け続けられなくて離すんだろうな…
でもやっぱり届かせたくなる - 21二次元好きの匿名さん22/05/10(火) 20:22:13
あの日以来、彼女はそれまでがウソのように従順になった
僕を困らせたきまぐれはピタリとやんだ
こちらを向いて花のようにくすくすと笑っていた彼女は、いま僕の背後を黙ってついてくる人形のようになってしまった
謝罪も懺悔も、口でできることは(それにどれほどの価値が無かったかは承知の上で、)とうにし尽くした
彼女はそれを黙って聞いていた
ただ、「物(つま)に謝ることはありません」とだけ口にした
それが、かえって責められているようで痛かった
僕たちが自滅した裏で、何組かの主従が戦いのうちに散っていったらしい。あとに残っているのは、弓引きと槍持ちのようだった
───どのようにして生き残るか、彼女を生かし続けるか
そればかり考える僕の周囲に、また夜がやってきた
「貴方さま、今夜はいかが致しましょうか。サーヴァントとして戦場へ行きましょうか?それとも貴方さまの妻として夜伽に耽りましょうか?それとも──、」
うつろな瞳で彼女は問うてくる。毎夜、毎夜、毎夜
敵の弓引きが女の子なのは知っていた
僕たちに女性の戦士に出来ることがないのは分かっていた
───願わくば、相打ってくれますように
「承知いたしました、貴方さま」
元々彼女は霊体化することを好んでは居なかったが、あの日以来一度もその身を空に溶かしたことはなかった
人がするように布団で眠っていた
ドレスが光にほどけて、裸身は部屋の月あかりを浴びている
夜は、何かをするには短いが、何もしないでいるには長すぎた
あの夜が嘘のように優しくされながら、かつて純粋だった女神はうわのそらだった
あの夜、偶像の処女神としては死んだようなもので、メドゥーサのことも思えば2度身を滅ぼしたのと同じことで
それならば、束の間の生でさえ殺(おか)されてしまった残り滓のような時間くらいは、人のモノになってみるのも一興かと思ってみたというのに
どれほどされても対して気持ち良くはない(彼は違うようだけれど)、愛でられても壊されても大して変わらない
そっと彼の耳元に口を寄せた
あの夜の彼が目覚めるように